運命の相手が夢に現れる?ロマンチックな夏至の夜の楽しみ方【恋する乙女の暦のたしなみ】第43回
暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?■夏至はターニングポイント!自然のリズムで新しい流れにのって
6月22日(月)は、二十四節気の「夏至」です。一年のうちで、昼がもっとも長くなることで知られていますね。太陽の勢力が頂点に達するこの日、北欧では夏至祭がおこなわれることで有名です。
日本では梅雨のシーズンなので、太陽のパワーを直接感じるのは難しいかもしれませんが、年に1度しかないこの日をぜひ意識してみてください。
それでは夏至を楽しく過ごす方法をご紹介しましょう。
■ハーブの力で運命の人と出会う!
夏至のパワーは前夜から徐々に高まり、大地に影響を与えています。昔から、夏至の前夜に摘んだハーブ(薬草)には、特別なパワーが宿っていると信じられてきました。
なかでも、セントジョンズワート(セイヨウオトギリソウ)を枕の下に敷いて眠ると、結婚相手が夢に現れると伝えられています。
セントジョンズワートを直接摘める環境にある人は少数派でしょうから、ここはハーブティーを代用しましょう。
セントジョンズワートは、月経時にあらわれる気分の落ち込みや、深い悲しみや絶望感をやわらげるハーブ。