ん? 豚さん? 聞けば、智美さんはいわゆるイケメンには興味がなく、アニメ映画『紅の豚』の主人公、ポルコ・ロッソのようなおなかが出ている男性が好みなのだとか。
実在の人間で言えば、バンド『ゲスの極み乙女。』の休日課長が大好き、とのこと。蓼食う虫も好きずき、とはよく言ったものですね…。
社会人の女性が男性を評価するとき、顔かたちが整っていることよりも「人生を楽しんでいることがにじみ出ている雰囲気」が重要ですよね。
具体的には、自分に似合ったファッションをして、生き生きと立ち振る舞っている男性がモテるのです。職場のエース級社員が人気を集めるのは当然だと思います。
弘樹さんの場合は、アパレルショップやクラブという場が己を生かしやすいのでしょう。
自分を冷静に見つめて、その強みを伸び伸びと発揮できる場所を選ぶことが大切です。
この連載は女性向けなのに、つい男性向けのモテ論になってしまいました。話を戻しましょう。
一緒にいても楽しいことは一つもない!
実家暮らしのわがままなお坊ちゃんだけど根拠なき自信が魅力の「豚さん」にハマっている智美さんですが、1年前まではヒト科の男性と3年半も付き合っていました。
いわく、「平凡という言葉を擬人化したような人」。智美さん、面白いけれど口が悪いな…。