ただ同情するだけではNG、女性が本当に幸せになるために必要なこと
こんにちは。
「新宿の母二代目、栗原達也(くりはらたつや)」です。
前回に続き、“しあわせになれる女性”についてお話しましょう。
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どんな女性が一番しあわせになれるのか? 前回は、「愛する人に愛されて、家族が健やかで円満、お金の苦労が少なく、未来の夢を描ける毎日」をしあわせとするならば、それを得るための手段は容姿ではなく、「足し算、引き算ができること」と「いい笑顔」だと言いました。
スタッフがもっと教えてほしいと言うので、今回は「思いやり」について考えてみたいと思います。
思いやりのある女性は、きっとしあわせになれるのだから。
「思いやり」って、よく使う言葉だけに、あまりじっくり考えることがないんじゃないかな。
「思いやり」の意味は、人の立場や気持ちに心を配ること、想像することなんだ。
人の心の中は見えない。
だから、「きっとこう感じているだろう」と想像して声をかけたり、相手に良かれと思うことをするということだね。
その想像が細やかで当たっていればいるほど「思いやりがある人だ」となり、想像がとんちんかんなものなら「お節介な人」「ありがた迷惑な人」ということになる。
だから、思いやりがある人間でいようとすることは、ふだんから好きな異性はもちろん、身近な人たちをよく見ていて、相手の立場や心情を理解し、想像力を働かせなくてはならない。
ただ、相手に同情するだけじゃダメなんだ。
周囲を含めて観察する目を持つこと。
本当の意味での賢さがキモなんです。
たとえば、男がなんとなくしんどいなと感じているときに「大丈夫? 何か私にできる?」などと声をかけてくれる女性がいたら、心が傾かないわけがない。
自分の様子をよく見てくれているということだから。
さらに、女性が、自分の周りの人間関係にも目を配っていると感じたとき、男は「なんて気の回る女だろう」と思う。
仲間の中での自分の立場をわきまえた態度を取ってくれたり、自分の家族にも気遣いを見せてくれたりしたら、「こいつとなら生きていける」「しあわせにしたい」と感じるものだ。