まさかの結末に驚愕!? 「パワハラ発言」の真相と“爆モテ美女”の敗因【ラブ トランジット2考察】
そしてミヅキのラストは、復縁を狙うX・スンギと、新たな恋を始めたいたかあき。
スンギは終始「好き」ではなく、「愛してる」というフレーズでミヅキに気持ちを伝えるところに、愛情深いスンギらしさを感じました。
ミヅキは当初、6対4でスンギへの気持ちがあったけれど、最終的には5対5になり、その結果どちらのバスにも乗らないという選択をしました。でもこれは引き分けでどちらも選べない、ということではなく、スンギとたかあきの2人を比較すると相対評価で五分五分になるだけで、世の中の男性を含めた交際相手としての絶対評価ではどちらも抜きん出なかった、ということなのでしょう。どちらかを絶対に交際相手として選ばなくてはならないわけではないですから……。
自分に思いを寄せてくれている相手に別れを告げるのって、つらいこと。ミヅキの「後悔はしていない。でもすごいしんどい」という言葉のリアルさと重みがひしひしと伝わってきました。
■全てが復縁となったどんでん返しのラスト
途中思い悩んでいた、モデル・ゆづきは、X・セカイとのデートで弾けるような笑顔を見せ、ラストはセカイの新たな恋を激励し、満面の笑みで大きく手を振ってバスを見送る姿にグッときました。