2017年7月26日 11:40
「与える」とは「受け取っている」こと/オトナ女子のための『実践的☆出会い道』第五十回目
を受け入れてもらっているということなのです。つまり、自分がなにか「してあげる」というのは、いわば、自分のわがまま(な行為)。「相手のため」と思うからといって、それが真に相手のためになっているとは限らないということです。
実際のところは、「相手のため」と思える相手がいるからこそ、「なにかをしてあげたい」と思える行動をとろうというエネルギーが沸いているわけで、その時点で、「すでにもらっている」ということに気づくのが大事です。
「与えてる」=「もらっている」
つまり、私たちは相手のためになにかの行動を行うと、その見返りを欲しいとついつい、思ってしまうものですが、実は「行っている」時点ですでに受け取っているのです。そう考えると、「与える」ということは、イコール、「もらっている」ことなのです。
なので、相手に何も求めずに、「与えること」ができる人というのは、特に立派だというわけではなく(そういう次元の話ではなく)、いわば「自分流」「自分のやり方」「自分色」を拡散しているともいえるわけですね。
一方、受け取ってくれる人とは、「その人を受け止めてくれる人」、すなわち、「合う相手」ということです。