それにしても、「東京」と聞いただけで親がものすごく心配してくるのは、家族揃って田舎者の証拠です(笑)
■4.自炊の無駄さに直面する
「ちゃんと自炊してたのはほんの最初だけ。一人分だけ作るためにあれこれ買い込むと高くつくわ、余った食材は腐らせるわ、料理にも不慣れだから時間かかるし不味いし、良いことなんてありませんよ。
今はもっぱらコンビニとファミレスです」(22歳/事務)
自炊をすれば女子力に磨きをかけることはできますが、一人暮らし用のキッチンで大きな鍋やフライパンをいちいち洗うのは面倒。
使いきれないうちに調味料の賞味期限が切れる。一人でさっさと済ませたい食事のために忙しい中時間を割くのは非効率。
「コンビニ弁当は体に良くない!」言われるまでもなく分かってます、そんなことは。
でも仕事から疲れて帰ってきて、冷蔵庫の野菜と向き合う気になれますか?
帰宅後すぐにテレビをつけ、出来合いのおかずを口に運びながら画面の中のイケメン俳優に笑いかけるのはもはや日常茶飯事です。
■おわりに
いろんな自由を手に入れたくて東京へ進出してきたものの、息苦しさや寂しさを常に抱えたままの生活。
恋しくなるのはやはり自分の生まれ育った街。