職人の世界は「この仕事、あんまり好きじゃないけど、先輩がうるさいから、まあ今日も我慢してケーキを焼くか」と思ってやっていたのでは100%失敗します。
その業界の上のほうに「その仕事が3度の飯よりも好き」というひとが多ければ多いほど、じぶんにウソのある仕事ぶりは効かない、脱落するよりほかない。
じぶんに正直に仕事をし、じぶんに正直に生きているひとは、たいてい、恋愛上手です。じぶんのことが好きだから、陰湿にじぶんにウソをつく必要がないから、おのずと恋愛上手になるのでしょう。
■摂食障害のこと
じぶんにウソをつき続けていると、ひとはどうなるのか?極端な例を挙げるなら、たとえば摂食障害になります。過食症とか拒食症のことです。
じぶんは心の奥底ではこんなことを考えているのに、それが現実社会ではうまく行動に出せない・・・・・・つまりじぶんにウソをついていることに対して、身体は極めて正直に反応するということで、摂食障害は男子よりも女子に多いとされています。
摂食障害の女子は、ある意味ではとてもじぶんに正直です(だからこその摂食障害なわけです)。
摂食障害になることもなく、ずっとじぶんにウソをつき続けている女子は、じぶんの気持ちに対して小細工が効くがゆえに、それなりに社会の荒波を乗り越えて、適当なタイミングで適当に結婚してゆきます。