【女子のピンク問題】「カレのことが好きな理由」を言えるうちは「まだ恋ではない」
取材をしているとよく「女子のピンク問題」にぶつかります。今回はこの「女子のピンク問題」から、お話を始めたいと思います。
■■女子のピンク問題
女子はピンクが好きだと決めつけないでほしい・・・・・・こういうことを、取材でお話を聞かせていただいている女子たちが言います。
今の世の中は、マーケティングの結果(つまり理由がほぼ100%論理的に言えることを重視している結果)、女子が好きなのはピンク色だという風潮があります。
もちろん、いろんな色のものを売っている世の中になっていますが、もっと昔は、「女子=ピンクが好き」という風潮が今以上に強かったように記憶しています。ペットボトル入りの水素水を発売するメーカーは「とりあえずパッケージに3色しか使えないのであれば、ピンクはマストで」と言っていたものです。
それに対して、「女子はピンクが好きだと決めつけないでほしい」と言っている先の女子の意見は、「わたしはもっと男性的なカラーが好き」というものですが、その奥にあるのは「いろんな好みを持つ女子がいることをわかってもらいたい」というものです。
もっと言えば、うまく言葉にできない「なんかもやもやした、理由が言えるようで言えない好きという気持ち」