たとえば若くて性欲に支配されている男子が言う「好き」は、「したい」ということです。もう少し品の良い言い方をするのであれば、「性的な魅力に溢れている女子だから、ぜひお世話になりたい」と思っているということです。一般的に女子は、 35歳くらいを境に、男性ホルモンが優位になってくるので、この項をお読みのみなさんも、35歳くらいをすぎれば、男子に対して「性的な魅力に溢れている男子だから、ぜひお世話になりたい」という気持ちをじゅうぶんに込めて「好き」という言葉を使うようになるかもしれません。今回は、男子が言う好きと、女子の言う好きのちがいについて見ていこうと思います。
■■分量のちがい
若い頃、性欲に支配されていた男子も、歳を重ねてくると、愛と性欲とを、分けて考えることができるようになってきます。そうはならない男子だっていますが、健全に歳を重ねていけば、一般的にはそうなります。
分別がついた大人の男性が言う「好き」は、例えば深くて広い愛に支えられていたりします。だから、そこまで「あの行為」が好きではない若い女子と、大人の男性が恋に落ちてつきあうというのは、ある意味では非常に自然なことです。