2018年5月19日 21:00
素敵なあの子は「自分語り」より「聞き上手」より、「彼語り」がお上手なんです
自分のことを話すと気持ちがいいんだけど、だけど、その気持ちよさに浸りすぎてると、「こいつ自分の話しかしてないな」ととがめられてしまう。だから、あんまり自分から自分の話をするのは遠慮してしまうわけです。
「私って、ここの服が一番お気に入りで、いっぱい持ってるんだー。私がハマり始めたのは大学一年生の時なんだよ」なんて言おうものなら、必ずや「で?」と間髪入れずに突っ込まれて泣いてしまうのが目に見えているので、人はそうそうここまで露骨な自分語りをしないわけです。
さて、ここで満を持して登場するのが、「自分語られ」。自分以外の他の人から、「あなたってこういう人よね」と言われると、どうでしょう。自分から言うのではなく、好きな人から、「髪切った?」と言われたら。「デートのときはいつもとファッションの感じ違うね」と言われたら。
自分から言うのは(きっと気持ちがいいけれど)はばかられる自分に関する話題を、人から、しかも好きな人から指摘される「自分語られ」は、「自分語り」よりはるかに気持ちがいいのです。
■■「彼語り」から生まれるいろいろ
「私が聞いてあげるから、ほい喋れ」って言われても、さっき書いたように、「いや、俺のことなんていいよ(どうせ喋ったら『自分語り乙』ってなるんだろ)」