と要求しても良いですが、そうでもなく勝手に自分が良かれと思ってやったことに感謝を求めるなんて自分勝手も甚だしいことです。
言い方は悪いですが、それは彼という存在を利用した自己満足です。そんなもの遅かれ早かれ感謝されなくなって当然でしょう。
尽くすことは決して「褒められた」行為ではないと僕は思います。
■本当の愛情は尽くしている「ように見える」だけ
こういうことをいうと、「世の中には本当に恋人に尽くし続けている人がいるじゃないか!あの人はきっと毎回相手が感謝しているから続いているんじゃないのか!」と、反論したくなるかもしれません。
しかし、世の中に確かに存在している「尽くし続ける女性」たちは、周りから見てそう見えるだけで、本人は相手に尽くそうだなんて微塵も思っちゃいないんですね。
ただ、そうしたくてそうしているんです。あるいは半自動的にしていると言っても過言ではありません。
これは非常に極端な例ですが、あのマザーテレサが「人からの見返りが欲しくて」あんなに「尽くして」いたのだと思いますか?
もしマザーテレサがそのモチベーションでやっていたらここまで偉大な女性として語り継がれなかったでしょう。