2018年9月14日 21:00
「好き?」と聞けば聞くほど二人の愛情がチープになっていく理由
だって、「どうせまた『ちゃんと返してくれますか?』って聞いてくるのがウザいから」。
「じゃあもういいよ。そっちが自分を信じてくれないんだったら、こっちもそっちを頼りになんてしないよ」
人は、相手から不信感を向けられると、お返しにその相手に対しても不信感を抱くようにできています。「ちゃんと返してくれるか?」と根拠もなくお客様に不信感を向けてしまった金融機関の担当者は、お客様からお返しに「信用できない担当者」の評価を受けてしまう。こういう効果を生んでしまうのが、最大の怖さです。
■言葉遊びのようなものなら、いいけれど
もちろん「好き?」というのを、恋人間のたわむれ程度に、面白半分で聞く分には全く問題ないと思います。二人の間で「ねえ、私のこと好き?」「好きに決まってるだろこのやろ~(もみくちゃ)」みたいな“絡み”が出来上がっているんだったら、このやりとりになんの問題もないはず。
だけど、相手が何の不審な態度、不誠実な面を見せていないのに、ただ単に「私って付き合うといつも彼氏から愛されてるか不安になっちゃうタイプ」という自分本位な理由で「好き?」と聞くたびに、彼はあなたを「何の理由もないのに『好き』じゃなくなることがあるかもしれないヒト」