打算的な恋愛の少々極端な例を挙げるなら、たとえば彼がお金持ちだから付き合っているとか、彼は優しくて鈍感だからわたしが浮気しても気づかないだろうからキープとして交際し続けておくとか、そういう恋愛のことですよね。
打算的な恋愛が「いいもの」と世間では見なされないとわかっていても、でも打算的な恋愛をしてしまって、でも心のどこかで「そんな恋愛って、どこかしら良くないのだろうな」と思っている人は、そう思う必要なんてまったくないので、引き続き打算的な恋愛を楽しみましょう!というお話です。
■■「打算のない愛=とても素晴らしい愛」とは限らない
そもそも誰だって、愛に打算があることくらい分かっているはずです。たとえば、彼と交際する前、彼にあざといことをして彼の気を引き、付き合うことができたら、自分のことをマジメで浮気しない人として彼にアピールする・・・・・・みたいなことをする人っていますよね。
これって良くないことではないはずです。誰だって、相手に愛されようと思えば計算が働くのだから(三歳児でも働くのだから)、愛に打算があっても全然OK、というか、そもそも愛は打算を含んでいるという事実が存在しているだけのこと。