2019年1月31日 11:00
「好きな人には好かれず、好きになってくれた人を好きになれない」病の治し方
と描いている理想の姿(世の中に見られたい自分)と大きくかけ離れているから。そしてその現状を、見せたくないと思っているから。
つまり、プライドが高く見栄っ張りでありながら、その中身はコンプレックスの塊になっている、ということです。
そのコンプレックスの塊を抱えている自分は「私なんて人に好かれるはずがない」と信じてやまないので、人から好意を寄せられると「この人はわたしを騙そうとしているに違いない」といったような被害妄想を抱いてしまうわけです。
言い換えれば、その被害妄想を抱くことによって、「自分の隠したい部分を見られないように」バリアを張っている、ということでもあります。
本人は「好きでもない人ばかりに好かれるんです」と嘆きますが、その実際は「好きになる勇気が持てないだけ」なんです。
■理想の自分ではなく、現実の自分を受け入れること
こういった傾向の強い人は、年齢・容姿問わず割とどこにでもいます。僕の経験上、芸能界・美容業界など、人から見られている仕事をしている人ほど、その傾向が強く、「誰も本当の自分を愛してくれない」と塞ぎ込んでいるように思います。
しかし、「誰も本当の自分を愛してくれない」