2013年11月11日 16:56
お腹が冷たい人は要注意!汚腸を作る「隠れ冷え」とは?
冷え性の方には辛い季節がやってきました。冷えは万病の元と言われるように、身体が冷えると内臓の働きが弱まり、免疫力が落ちて病気になりやすくなります。冷えの自覚のある方は、冷え性対策をされていると思いますが、冷え症の自覚はないのに身体の内部が冷えている「隠れ冷え」は、汚腸を作る原因となってしまいます。そこで今回は、「隠れ冷え」と腸内環境についてお話ししたいと思います。
■1.隠れ冷えとは
身体の末端が温かく、冷え症の自覚のない方に多いのが「隠れ冷え」です。冷え症の自覚がないどころか、顏や手足がほてって暑い!という場合もあります。これは、身体の深部が冷えているため、脳は身体を冷やさないようにと血液循環を良くするのですが、手足や顏などの末梢血管は血液が詰まりやすく、沢山の血液が流れこむと滞ってしまいほてりを感じるために起こる現象です。決して暑がりなわけではなく、内臓の冷えからくるほてりですので、要注意です。
■2.汚腸の原因に
内臓の体温、特に腸の体温が下がると善玉菌の活動が妨げられ、悪玉菌が優位になって腸内環境が悪化します。悪玉菌が多くなれば、腸の働きも悪くなり便秘がちになってニキビの原因にもなりますし、余分なものを溜めこむ太りやすい身体になってしまいます。