初対面の人に「占い師なんです」と言うと、かなりの割合で手の平を差し出されます。占いといえば手相、みたいに思っている人は意外と多いようです。ということで、今回は手相占いについての基礎知識のようなお話をしていきたいと思います。
■1.手相って何を見ているの?
まずは自分の手の平を見てみましょう。縦に横に斜めに、いろいろな線があるはずです。それぞれの線には名前が付いています。生命線とか運命線とか、そういった名前を聞いたことがある人も多いのでは?その線の濃淡、長さや角度、形や向きを見るのが手相占いのベースなのですが、それだけではなく、手の厚さや色つや、甲や爪、や指までも総合的に見て占っています。手の相、つまり手に含まれる全ての要素が手相占いで見る対象なのです。
■2.手相で何が分かるの?
その人の生きてきた全てが手に含まれていると言われています。何歳のころに病気をした、とか何歳ぐらいに転機が訪れたとか、どういった気性や才能の持ち主なのか、様々なことが手に表れているのです。そして、その流れから今後どのようなことが起こるのか、どんな方向に進んでいくのか。人生の全体について様々な角度から占い、伝えていくことが可能です。