虫の知らせという言葉があります。「虫」というのは、「腹の虫」「癇(かん)の虫」というように人の体内に棲んでいる虫という意味で、それが突然うごめくと悪い知らせがあるという意味です。「悪い予感はよく当たる」、でもこれは基本的には予知・テレパシー現象なんかではなく、虫に例えられるようにあなたの潜在意識に棲んでいる不安・心配の虫が予想通りの現実に反応しただけなのです。
ところが、目に見えないはずの出来事を突然に予見するテレパシー夢という不思議な現象も、実際にあるのです。
■雨が降り続く夢
降り続く雨の中、濡れている人物が恋人や家族、あるいは親友なら、彼らの身辺変化や重篤な疾患を伝えていることがあります。彼らの濡れた体の一部が病んだ部分であることをあらわしています。全身びしょ濡れなら要注意です。彼らの身辺のネガティブな変化を伝えているので十分に注意をはらってください。
傘をさしているのに肩が異常に濡れた兄弟の夢を見た後、彼が重い肺炎にかかって入院したという事例もあります。
■雷が落ちる夢
実家のそばの大木に落雷、あるいは落雷と共に稲光が走る夢は、家族にまつわるトラブル、大樹に象徴される身近な人や遠くにいる家族の急な病気や、身辺変化を暗示することがあります。