肉食系の次は“野獣系”? ドラマ「ブスと野獣」に見る“理論派男子”の恋愛攻略法
たとえば、2人がなんとか約束をとりつけたダブルデートが大所帯の合コンに発展してしまったときのこと。颯佑と梓がほかの男女から言い寄られるのを見た健太は「恋愛は結局、顔なんだ」と落ち込み、ひたすらネガティブモードになってしまいます。
一方、場を盛り上げようとした幸恵は、流れで颯佑に告白。周囲に笑われる彼女の姿を見て、健太は冗談でも告白する勇気のない自分をかえりみます。
普通に恋愛できる人からすれば、玉砕しても明るく振る舞う幸恵の姿は、ピエロのように滑稽で悲しく見えるかもしれません。でも、躊躇して一歩も踏み出せずにいる颯佑の心には、大きく響くものがありました。
コンプレックスが強く、理屈っぽい言動で自分を守ろうとする颯佑のような男子にとって、自分の容姿さえ笑いに変える野獣女の強さは魅力として映るのです。
●野獣女と理論派男子は好相性!?
また、根は優しいのにコンプレックスからひねくれてしまい、相手の弱点を見つけては責めてしまう“理論派男子”の颯佑。
ドラマタイトルの“ブス”とは、容姿だけでなく性格のことも表しています。相手を論破できたときにのみ偏った優越感を感じるので、同じように理論的な思考を持つ女子とは反発し合う傾向があります。