WOWOWとテレビ東京が共同で製作を手がける連続ドラマ、『ダブルチート 偽りの警官』のSeason2が放送されている。テレビ東京で放送されていたSeason1では“詐欺師の顔をもつ警察官”の活躍が描かれたが、Season2は巨大詐欺組織を内部から喰らう詐欺師・田胡のドラマが描かれる。ふたりの主人公が同じ世界観の中で活躍し、ひとつのクライマックスに突き進んでいくシリーズはいかにして生まれたのか?WOWOWの堤口敬太プロデューサーと小髙史織プロデューサーに話を聞いた。これまでWOWOWはTBSや東海テレビと共同で作品を手がけてきたが、今回タッグを組むのは個性的な番組が多いことで知られるテレビ東京。他にはない番組を作り続けている、という点でWOWOWと相性の良い組み合わせではないだろうか。「これまでもテレ東さんの“攻めた作品”には刺激をもらってきました」と堤口氏は笑顔を見せる。「こんなテーマで作品ができるのか!という驚きがいつもあります。我々は“地上波のスポンサーのついている枠ではできない作品”という意味で尖った作品を作っていますけど、テレ東さんは“地上波ならではの尖った作品”が多くて、同じ社会的なテーマを扱っても我々とは違った角度から作品ができているんです」それぞれのフィールドで“尖った”作品を作り続けてきたWOWOWとテレビ東京。両者ががっぷり四つに組んだのが『ダブルチート 偽りの警官』だ。何より驚いたのが、シーズンによって主人公が異なること。このアイデアは、脚本を追求する中で生まれたという。「Season1の脚本作りを進める中で、WOWOWで放送するSeason2はテレ東系で放送していたものとは少しテイストの違う作品にすることで、観ている方によりのめり込んでもらえるんじゃないかと思ったんです。そこで脚本の田康弘さんのアイデアで、主人公を変えて、表と裏ではないですけど、Season1は警察官が主人公で警察サイドの物語を、Season2では詐欺師を主人公に詐欺にまつわるサイドの物語を描くことになりました」(堤口氏)根底に大きなドラマを描きつつも“1話完結”型だったSeason1とは異なる壮大なドラマを描くSeason2は、重厚なドラマ、細部までこだわったプロットなど“WOWOWドラマらしい”魅力にあふれている。「WOWOWのドラマは作品ごとに見た目やジャンルが違っても、根底には同じこだわりと志がある」と小髙氏は語る。「本作はWOWOWの連続ドラマの中では正統派のジャンルだと思いますが、サスペンスや社会派ではない作品もたくさんあって、その多様性がWOWOWのドラマの魅力だと思っています。とは言え、本作のようなシリアスな作品であっても、同時期に放送している『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』のようなコメディであっても、“リッチに作る”という点では共通していると思うんです。有料放送でしかできないものを作るという意識のもと、ジャンルや作品ごとにこだわりはそれぞれだと思いますが、普通は見落としがちなディテールにも気を配って作る。ある方に言っていただいたのですが“高級車のようなリッチさ”を目指すことが有料チャンネルとしては大事なのかなと思います。どこの局でもできるものを私たちがたくさんやってもしょうがないので、WOWOWだからできるものを、時間とお金をかけて幅広いジャンルでしっかりと作っていきたい。それこそが意識している部分です」放送中のSeason2では、謎めいた詐欺師・田胡(市原隼人)が詐欺会社に入り込み、自身のテクニックを駆使して周囲の詐欺師たちの信頼を獲得していく。彼がターゲットにしているのは、政界・財界にまで人脈を広げている謎のサロン“ドミナートル”の主催者・海藤(陣内孝則)。田胡が海藤に近づく目的は?新たな回が放送されるたびに衝撃の展開が描かれ、最後の最後まで予測のつかない状況だ。「ドラマって最終回のひとつ前の回までの盛り上がりが最高潮で、最終回は“思ったほどではなかったな”ってことがあると思うんですよ(笑)。でも、本作は“ダブルチート”ですから、どのエピソードでもお客さんを裏切って、ダマして、物語にのめりこんでもらいたいですし、最終回の最後の最後まで新たな展開が待っています。“どの回も面白かったし、最終回もすごかったね”と言ってもらえるものに脚本陣や監督が仕上げてくださいました!」(堤口氏)『WOWOW×テレビ東京 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season2』WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて毎週土曜 22:00~ 放送・配信(c)WOWOWテレビ東京
2024年07月26日シンガー・ソングライターの山崎まさよし(52)、俳優の酒井大成(26)が24日、都内で行われた25日にスタートのMBSドラマフィル枠の新ドラマ『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』(毎週木曜深1:29~、TVK毎週木曜深1:00~ほか)の制作発表に参加した。今年2月まで放送された『王様戦隊キングオージャー』でギラ・ハスティー/クワガタオージャー役を好演。その後、初の主演作(山崎とW主演)となる。役どころについて問われると「元球児の雑誌の編集者で、ピュアで真っすぐな性格なんですけど、過去に劣等感だったり、悔しさ、葛藤っていうのを抱えながら、三ツ矢先生と出会い、成長していく」と説明。役はオーディションで勝ち取ったそう。「ありがたいことに合格させていただいた。石田くん自身もプロ野球を目指していた。僕もサッカーをやっていた身として、重なる部分があった。共感しながら役作りをできることに対して、ワクワク感がすごくあった、というのを思い出しました」と口にした。山崎の印象もトーク。山崎から「変なこと言うなよ」と笑顔でけん制されると、酒井も「大丈夫ですよ」とにっこり。「大々先輩でレジェンド。最初は、めちゃくちゃ緊張しました。現場で日々ご一緒させていただいて、いろんな一面を見ました。優しい山崎さん、おちゃめな山崎さんだったり。具体的には、ずっとダジャレを言っていたイメージです(笑)。それも現場の空気を明るくさせるための1つの手段。意思のある山崎さんも見られました。頼もしい存在で、着いていこうと思いました。将来、こういう年の取り方をしたいと心から思いました」と明かした。一方の山崎は「こういった映像の現場は監督に身を預けるぐらいしか方法がないんです。その中で、彼が『あした、頑張りましょうね!』とか『走りましょうね!』とか言ってくれ、そういうのに励まされたのかもしれない。彼の足を引っ張ったらアカンなと思っていました」と酒井について語っていた。2020年から2022年まで「マンガよもんが」(ぶんか社)で連載され、今年1月に単行本化された松本あやか原作の人気漫画『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』の実写化。物語は、大人の色気をまとった50代のイケオジ有名料理研究家・三ツ矢歩(山崎まさよし)と、元球児で、ピュアでまっすぐな雑誌編集者・石田友也(酒井大成)が“美味しいごはん”と“丁寧な生活”によって心を通わせていくヒューマングルメラブストーリーとなっている。
2024年07月24日俳優の杉咲花が主演を務め、カンテレ・フジテレビ系で4月クールに放送された連続ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』が、放送批評懇談会「ギャラクシー賞」6月度月間賞を受賞した。同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画(原作・子鹿ゆずる/漫画・大槻閑人)を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビが患者を全力で救い、自身も再生していく姿を描いた。「終盤の川内ミヤビ(杉咲)と三瓶友治(若葉竜也)のクローズアップが多用されたナチュラルで深みのある対話シーンは、杉咲花と若葉竜也でしか成立しなかったと思うが、そこに持って行った脚本、演出やスタッフの力量と志の高さも高く評価されるべきだろう。連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いたと言っても過言ではない」と評された。派手な演出やBGMはなく、登場人物たちがまるで視聴者と同じ世界を生きているように感じさせる世界が、回を重ねるごとに話題に。最終話では、低体温症を表現するために、杉咲が体を氷で冷やした。また、三瓶を見ながら涙を浮かべて手紙を書くシーンでは、ミヤビの感情を一切の台詞なしで表現する杉咲の演技が多くの視聴者の心を揺さぶった。全キャスト・スタッフが細部までリアリティーを追求し、登場人物たちがまるで視聴者と同じ世界を生きているように感じさせる世界を作り上げた。最終回を終えて感動はさらに高まり、第1話から見返す視聴者も続出。Netflixでは放送終了後9日間にわたり「国内テレビ番組ランキング」トップ10に入り続けた。Netflixのほか、FOD、8月1日からはAmazonPrimeVideo内「カンテレドーガCHANNEL」でも配信がスタートする。■米田孝プロデューサーコメントギャラクシー賞6月度月間賞をはじめ、多くの評価をいただきありがとうございます。エンターテインメントを取り巻く環境が大きく変化する時代に、民放連続ドラマの可能性を極限まで追求しようと全てのキャスト、スタッフが心血を注いだことがこのような評価につながったのなら幸いです。主演の杉咲花さんは、「指折りの傑作を作りたい」と意気込み、この作品にまさに全身全霊を注いでくれました。そして、若くして偉大なこの座長が、まだ誰も見たことのない景色を私たちに見せてくれました。この思いが、多くの視聴者の方々の心に届いたとすれば、こんなにうれしいことはありません。
2024年07月24日ドラマ&映画【推しの子】の公式SNS(X、Instagram、TikTok)で本日(24日)午後6時より、7日間連続でキャラクターPVが一人ずつ順次解禁される。初日は、事前の予告通り主演の櫻井海音が演じるアクアのキャラクターPVが公開された。本作には、アイ役で齋藤飛鳥、ルビー役で齊藤なぎさ、有馬かな役で原菜乃華、黒川あかね役で茅島みずき、MEMちょ(めむちょ)役であのの出演が発表されており、既報は6人。7日目に解禁となるのは誰のPVなのか?ドラマシリーズは11月28日午後9時より、動画配信サービス「Prime Video」にて世界独占配信開始、その続きを描いた映画は12月20日より全国公開。
2024年07月24日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 高松啓二のおススメ】1996年公開の『ツイスター』はCGで巨大竜巻を再現したディザスタームービーだった。本作はオリジナルストーリーとなる。気象関連に勤めるケイトは、学生時代に竜巻研究のため友人を犠牲にしてしまい、トラウマをかかえていた。そこへ友人のハビからオクラホマでの竜巻を抑える応援を頼まれるが……。『ツイスター』との違いは竜巻そのものよりも被害や人間ドラマがメインとなっている。特にケイトは、風を読み竜巻の発生を予測できる能力はあり気丈にふるまっているが、どこか無理している感がある。ちょっと応援したくなる彼女のキャラクターが映画の牽引力となっている。ライバルとなる軽薄な竜巻チェイサーのタイラーとのロマンスはあるものの、ベタベタしないのがいい。雑なところもあるが、ほどよいサマームービーになっている。ちなみに竜巻破壊装置“ドロシー”は、『オズの魔法使い』の主人公の少女の名前が由来。竜巻からオズの国に飛ばされるからで『ツイスター』にも登場している。<作品情報>『ツイスターズ』8月1日(木) 公開公式サイト: UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.
2024年07月24日シンガー・ソングライターの山崎まさよし(52)、俳優の酒井大成(26)が24日、都内で行われた25日にスタートのMBSドラマフィル枠の新ドラマ『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』(毎週木曜深1:29~、TVK毎週木曜深1:00~ほか)の制作発表に参加した。山崎は、『奇跡の人』(1998年)以来、26年ぶりの地上波“連続”ドラマ主演となる。オファーを振り返ると「料理研究家で同性愛者」と役柄を説明しながら「僕、結構前から犯罪者とか変な役が多かった。こういう時代に、こういうお話いただいて、なんとなくやってみて面白いかなという感じで、お受けいたしました。で、実際、やってよかったです」と語った。また、相手役となる酒井とは26歳差。改めて年齢差を振られると、膝から崩れ落ちながらも「よっしゃ、来い!」と元気を入れ直して笑いを誘っていた。また、福耳の「八月の夢」ミュージックビデオで共演したゴールデンレトリーバーのゼウスの子どものライズが三ツ矢の飼い犬のフリト役で登場することも明らかになった。運命的な対面で山崎は「芝居がうまい。穏やかだし」とし、酒井も「大体、1テイクでOKだった。ゼウスから血を受け継いでいるんですかね」と驚いていた。この日の会見にも登壇し、山崎と酒井とわちゃわちゃしていた。2020年から2022年まで「マンガよもんが」(ぶんか社)で連載され、今年1月に単行本化された松本あやか原作の人気漫画『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』の実写化。物語は、大人の色気をまとった50代のイケオジ有名料理研究家・三ツ矢歩(山崎)と、元球児で、ピュアでまっすぐな雑誌編集者・石田友也(酒井)が“美味しいごはん”と“丁寧な生活”によって心を通わせていくヒューマングルメラブストーリーとなっている。
2024年07月24日日本テレビは22日、ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが急逝した一連の問題について、社内特別調査チームによる調査報告書をふまえた『日本テレビドラマ制作における指針』を公表し、「原作を尊重」することなどを指針に盛り込んだ。同局は、5月31日に公表された「セクシー田中さん」調査報告書をふまえ、「ドラマ制作プロセス改善推進チーム」を組成した。指針では「日本テレビは、ドラマ制作にあたり、原作者・脚本家をはじめとするクリエイター、キャスト、スタッフ等、ドラマに携わるすべての関係者を尊重し、安全・安心な制作プロセスと体制の構築に努めてまいります」として「ドラマ制作」「SNS」「人材育成」などの柱からなる体制構築策を公表。ドラマ制作の適正なプロセスについては「特に、漫画や小説などを原作として映像化する際には、原作を尊重し、その世界観をより深く理解するよう努めます。その上で、原作者と対面またはオンラインで直接会話するなどして、丁寧に時間をかけてコミュニケーションを取るよう努め、ドラマ制作にあたっての方向性や具体的な表現手法に関する相互理解を深めます。そのために、原則として、放送の 1 年前には原作側・ドラマ制作側で、ドラマ化の企画について基本的な合意が形成できるように努めます」などとした。加えて、関係者間でドラマ化にあたっての「相談書」の提案、「原作許諾契約書」、「脚本契約書の早期締結」を行うなどして適正な制作プロセスの構築を目指すとした。誹謗中傷対策については「SNS の適切な運用と対策を行います」として「SNS 等、ソーシャルメディアの利用に関する注意点を定めた『日本テレビソーシャルメディアポリシー』の要点を社外含むドラマ関係者に周知徹底し、社内外から相談可能な窓口を設置します。また、トラブルに即時に対応するために、コンプライアンス推進室を中心にした『SNS 危機対応チーム』を組成します」と、新たな組織によって体制を強化していく姿勢を示した。昨年10月クールに放送されたドラマ『セクシー田中さん』は、ドラマ終盤の脚本を芦原さん自身が執筆した。これに対する反響などを受け、今年1月26日、芦原さんは自身のXに「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」経緯を長文で投稿。文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の原作への思いとともに、ドラマ制作前に「必ず漫画に忠実に」などの条件を確認するも、「当初の条件は守られず」と説明し、「最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、『セクシー田中さん』の漫画とドラマを愛してくださった読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします」と結んでいた。28日には同投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記した。同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなった。29日に死去が報じられた。
2024年07月22日松下奈緒(39)、木村文乃(36)、比嘉愛未(38)、高橋メアリージュン(36)、小雪(47)が22日、東京・六本木ヒルズアリーナでテレビ朝日系木曜ドラマ『スカイキャッスル』(25日スタート後9:00)制作発表記者会見に登場した。30度を超える気温の中で野外ステージでの会見となり、予定していなかったまさかの“途中休憩”で会見が一時中断することとなった。テレビ朝日前の屋外ステージ・六本木ヒルズアリーナで行われた同イベントには、一般の観覧客も大勢集まった。リムジンから5人がエレガントな衣装で登場すると、観覧客から悲鳴にも似た歓声が響く。そのまま5人は観客の歓声に応じながらブルーカーペットを通り、ステージへ上がった。イベント中盤、MCから「ちょっと暑すぎますので、一度休憩を挟ませていただきます」と、化粧直しと水分補給のため中座すると伝えられ「猛暑のため急きょ2部制に分けます」と説明が。松下も聞いていなかった様子で「本当に?」と驚きの声を上げつつも、ほかのキャストとともに「みなさんもお水飲んでください」と会場に集まった人への気遣いも見せていた。ドラマは、『六本木クラス』(2022年)の制作陣が韓国のスタジオ「SLL」と再タッグを組んだ日韓共同プロジェクト。優雅なたたずまいとは裏腹に、燃えたぎる野心、そして誰にも言えない“秘密”を抱えた美しきセレブ妻たちが夫の出世、子どもの受験でも頂点を極めようと戦うドロ沼マウントバトル・ミステリーとなっている。
2024年07月22日俳優・杉野遥亮が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『マウンテンドクター』(毎週月曜後10:00)の第3話(22日放送)を前に、岡崎紗絵がコメントを寄せた。同作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・歩(杉野)が、さまざまな思いを抱えた患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を壮大なスケール感で描く。岡崎は、麻酔科医の典子役。医療ドラマは何度も経験しているが、麻酔科医役は初めてで「私も知らなかったのですが、麻酔科医は本当に広い視野が必要なお仕事です。手術中は、呼吸数や体温など全身状態を把握する必要があり、モニターをずっと監視して、手術をコントロールしている。すごい技術だなと思いました」と語る。そんな麻酔科医を演じるため、「指導していただいている先生に、どういう経緯で麻酔科医になられたのかお話を聞いたり、手技を細かく教えてもらったり、日々勉強して撮影に臨んでいます」という。典子のキャラクターについて「麻酔科のお仕事だけでも激務なのに、MMTで山岳診療も兼務するとなるとすごく大変で…最初は本当にやる気がないんです(笑)。でも、第2話で、山荘でオペをしなければ遭難者が死んでしまうかもしれないという緊迫した場面を迎え、各科の垣根を越えて命を救おうとする、そういった状況が典子のターニングポイントになったのかなと思っています」と説明。さらに「MMTメンバーと接するときは、あっけらかんとした快活な女性として振る舞っていますが、今後、母親との間に抱えた問題や内に秘めた思いが描かれていきます」と思わぬ展開が待っていることを示唆。そして「医療ドラマではありますが、登場人物たちの人間味が細かく描かれています。それぞれの気持ちがどう動いていくのか、その変化にも注目して楽しんでもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せた。第3話では、江森(大森南朋)に1年前に起きた落石による遭難事故で患者を殺したという疑惑の目が向けられるなか、歩は江森が救える命をあきらめるはずがないと、事故のことを独自に調べ始める。一方、麻酔科医として働く典子のある秘密も浮かび上がる…。
2024年07月22日俳優の松下奈緒が主演し、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が競演するテレビ朝日系木曜ドラマ『スカイキャッスル』(25日スタート毎週木曜後9:00)が、Prime Videoをはじめ、世界140以上の国と地域でグローバル放送・配信されることが決定した。日本での放送終了後から世界中で順次放送・配信される予定で、原作ドラマを生んだ韓国へも“逆輸入”される。原作は、韓国のケーブルテレビ局「JTBC」で2018~19年に放送された『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』。『六本木クラス』(2022年)の制作陣が韓国のスタジオ「SLL」と再タッグを組んだ日韓共同プロジェクトとなる。優雅なたたずまいとは裏腹に、燃えたぎる野心、そして誰にも言えない“秘密”を抱えた美しきセレブ妻たちが夫の出世、子どもの受験でも頂点を極めようと戦うドロ沼マウントバトル・ミステリー。韓国をはじめ世界中での放送・配信決定を受け、主演の松下は「世界中の方に見ていただけると思うと、とても身が引き締まる思いです。日本版の『スカイキャッスル』を知っていただき、世界中のみなさんにご覧いただけましたら、うれしいです」と、襟を正す。また、初回放送に向け「いよいよ放送が開始になります。私自身もドキドキの初回放送を楽しみにしています。みなさまにもぜひバチバチ、ドロドロの世界観を楽しみにご覧いただけたら、うれしいです」と呼びかけた。
2024年07月22日俳優の濱正悟、兵頭功海が、9月17日スタートのTBSドラマストリーム『毒恋~毒もすぎれば恋となる~』(毎週火曜後11:56)でW主演を務めることが発表された。エリート弁護士×天才詐欺師が秘密の相棒を組み、かつてないサスペンス&ボーイズラブコメディーを繰り広げる。ドラマの原作は、牧野圭祐氏が書き下ろす同名小説。天才弁護士・志波令真は、大学在籍中に司法試験を最高得点でクリアし、大手法律事務所の最年少共同パートナーとなる。数多の大手クライアントの法律顧問として重宝されている。ある日、志波はバーで謎の天才詐欺師・ハルトと出会う。有能な仕事のパートナーを探していた志波に「相棒になってあげてもいいよ」と誘うハルト。他人になりすますハルトの才能を買い、志波はハルトを自宅で“飼う”ことに。絶対秘密のパートナーとの共同生活が始まる。甘え上手でどんな危険な目に遭おうと飼い主のために尽くすハルトに、恋愛初心者の志波は次第に“毒”され、ついに“恋”に落ちる…。<志波令真役・濱正悟>今回、初の弁護士役で同性を好きになるラブストーリー作品ということで、俳優としてまた新たな挑戦になります。私が演じる志波は、仕事は完璧にこなすエリート弁護士ですが、私生活では素直に本心を言えない不器用な性格です。自分の本当の気持ちを押し隠してしまうところは理解できますし、合理主義な部分は自分との共通点かもしれません。そんな志波は、序盤では鉄壁に心を閉ざしていますが、そこからハルトによってどのように心を開かれていくのか、どう行動していくのか、心境の変化を楽しみにしていただきたいですし、天才詐欺師・ハルトの変身具合もこのドラマの見どころだと思います。私もとても楽しみです。TBSドラマで主演をさせていただけることは、うれしさと同時により責任が伴ってくるので、相棒(予定)の兵頭と共に一生懸命向き合いたいと思っています。ビジュアルもお芝居も、影響し合う2人に注目していただきたいです。<ハルト役・兵頭功海>日曜劇場『下剋上球児』にてTBSさんのドラマに初めて出演させていただき、ご縁あって、金曜ドラマ『9ボーダー』にも出演させていただき、今回、TBSさんで主演を務めさせていただけることが、繋がっている感じがして、とてもうれしかったです。原作も読ませていただいていて、物語として面白いなと思っていたので、お話をいただいた際は、自分がこの作品に参加できるんだとワクワクしました。そして、最近は「恋愛ものをやりたい」と思っていたのですが、初めて主演を務める恋愛作品が、個人的に縁のある濱くんと、ということでとてもうれしかったです。2人でいい作品にしたいなという気持ちになりました。濱くんは上京してきて最初の頃に出会った先輩で長い付き合いがあります。とても信頼できる人と恋愛作品ができること、そしてバディが組めることがとても楽しみです。クールで、恋愛慣れしていない志波をハルトが振り回し、それによって変化する表情。志波の表情が視聴者の方の気持ちだと思って、濱くん演じる志波の良い顔を引き出すために、僕もハルトになりきって、思いっきり恋したいと思います。<原作・牧野圭祐>このたびのドラマ化、心からうれしく思っています。このコメントを書いている時点では撮影は始まっておらず、脚本を拝読しただけですが、ドラマならではの描き方やキャラクターの魅力が随所に散りばめられていて、原作・ドラマでまた違った楽しみ方ができると感じています。「冷酷で人嫌いのエリート弁護士」と「人なつっこいワンコ系詐欺師」という正反対の男たちを、濱さんと兵頭さんがどのように演じられるのか、どのように「毒」されて、「恋」となってしまうのか? おふたりの化学反応を想像しながら、放送を楽しみに待ちたいと思います!<プロデューサー・三浦和佳奈>“毒”と“恋”、“弁護士”と“詐欺師”、なんとも危険で面白そうな要素が掛け合わされた原作をドラマ化できることにとてもワクワクしています。冷酷で人嫌いのエリート弁護士・志波と人たらしのワンコ系詐欺師・ハルト、仕事も性格もなにもかもが正反対で凸凹な2人が出会い、どんな相乗効果をもたらすのか?恋愛初心者の志波が、ハルトに次第に“毒”されて、遂に“恋”に落ちてしまうのか?最高の相棒は、最高の恋人になれるのか!?志波とハルトの恋愛模様、そして、仕事上の最高の相棒としての活躍も楽しんでいただければと思います!
2024年07月22日気になる話題の映像作品をおすすめするコラム【テレビっ子の窓】第16回。日本の作品から韓国の作品まで日々チェックしている、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・エッセイストのかわむらあみりがお届けします。Netflixシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン1~3:独占配信中【テレビっ子の窓】vol.16もうすぐ夏休みになるかたも多いかもしれませんね。外出するのもいいけれど、涼しい部屋の中でじっくりドラマを観たり、映画館で映画鑑賞したりするのも有意義なもの。そこで今回は、続々とラインナップされる多彩な韓国作品の中で、ハラハラさせるサスペンスからホラーまで、最新の韓国ドラマ&映画をご紹介します!幸せな生活が一変するミステリー映画『スリープ』『スリープ』シネマート新宿ほか全国公開中。 © 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.配給:クロックワークス出産を控え、幸せな結婚生活を送るヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)。ある夜、隣で眠る夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟くと、呼応するように家を覆い尽くす不穏な気配が…。翌朝、下の階に越してきた住人から「騒音が我慢できない」と相談をされるもまったく身に覚えがなく、少しの違和感を抱きながらも夜を迎えたその日から、眠りにつく度にヒョンスは人が変わってしまったかのように奇行を繰り返して…。『スリープ』シネマート新宿ほか全国公開中。 © 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.配給:クロックワークス現在、日本でも絶賛公開中の韓国映画『スリープ』は、巨匠ポン・ジュノ監督も太鼓判を押す、第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出された新鋭ユ・ジェソン監督の長編監督デビュー作。実力派俳優イ・ソンギュンの遺作のひとつでもある今作は、ヒョンスの異常行動や、得体の知れない“それ”に恐怖を感じて怯えるスジンの変化など、恐怖の中にユーモアもあるストーリーには息をのむばかりです!!人類と怪物が戦うサバイバルスリラー『Sweet Home -俺と世界の絶望-』Netflixシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン1~3:独占配信中家族を失い、引きこもりとなった高校生のチャ・ヒョンス(ソン・ガン)は、独りで古びた高層住宅に引っ越しをしました。生きる気力を持てないヒョンスは、住人たちが謎の感染により次々とモンスターに変身し、生死をかけた戦いに否応なく巻き込まれることに。怪物と人間のはざまで揺れる世界で、過酷な選択をせまられて欲望がぶつかり合うなか、最後の死闘が始まって…。Netflixシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン1~3:独占配信中ソン・ガン主演によるサバイバルスリラー『Sweet Home -俺と世界の絶望-』のシーズン1と2が反響を呼び、完結編となるシーズン3が7月19日から配信中。超人的な力を発揮する特殊感染者となり、ついに怪物に支配されたヒョンス役のソン・ガン、同時期に半怪物と化した人間としてイ・ジヌク、オ・ジョンセらのほか、現在入隊中の人気上昇中の俳優イ・ドヒョンらの死闘に注目です。暗闇で生きる男たちを描く韓国ノワール『このろくでもない世界で』『このろくでもない世界で』7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ継父のDVに怯える18歳のヨンギュ(ホン・サビン)は、義理の妹ハヤン(キム・ヒョンソ)を守るために暴力沙汰を起こして高校を停学になった上、示談金を求められることに。行き止まりの現実に苦しむ彼は、いつの日か、貧困差が無く平等だといわれるオランダに移住することが夢。しかし、その願いもむなしくバイト先をクビになったヨンギュは、地元の犯罪組織のリーダー、チゴン(ソン・ジュンギ)の門戸を叩くことに…。『このろくでもない世界で』7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ自らも生活苦を味わった下積み時代にオリジナル脚本を執筆したという、キム・チャンフン監督による長編デビュー作『このろくでもない世界で』。第76回カンヌ国際映画祭に正式出品され、ハヤン役のキム・ヒョンソは百想芸術大賞の映画部門新人演技賞に輝くなど話題に。脚本に惚れ込んでノーギャラで出演したソン・ジュンギの凄みのある演技や、絶望の果てにふたりが選んだ結末を見届けませんか。交通犯罪を追うアクションコメディ『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』 ディズニープラス スターにて全話独占配信中。 © 2024 Astory Co., Ltd. & KT Studiogenie Co., Ltd. All Rights reserved.ナムガン警察署では、殺人事件よりさらに多くの被害者を出している交通犯罪を取り締まる部署、通称「TCI(Traffic Crime Investigation)」と呼ばれる交通犯罪捜査チームを新設するも、その地味さからほかのチームにまったく相手にされていない始末。しかし、そんなチームに超エリートでルックスはいいのに社会性ゼロで運転もできない、変わり者の捜査官チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)が加わり、彼らの運命は変わり始めて…。『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』 ディズニープラス スターにて全話独占配信中。 © 2024 Astory Co., Ltd. & KT Studiogenie Co., Ltd. All Rights reserved.『私の解放日誌』(2022年)のイ・ミンギ主演による、韓国で初めて交通犯罪に着目した痛快アクションコメディ『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』(2024年)。悪役が多い『イカゲーム』(2021年)のホ・ソンテがチーム長のチョン・チェマン役を演じ、クセが強いけれど冷静で頭脳明晰なヨンホが、暗い過去を背負いながらもTCIのメンバーたちと無法者たちを検挙していくことで、次第に変化していく様子も見どころです。今回は、ミステリー作から痛快アクションコメディまで、最新の韓国ドラマと映画をご紹介しました。時に映画館でゆったりと、時におうちでじっくりと、注目の作品を楽しんでくださいね。文・かわむらあみり文・かわむらあみり
2024年07月21日連続ドラマW「ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の新キャラクターが明らかになった。本作は、映画の続編で、ドラマシリーズ版第1弾。金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負った囚人狩りが本格化。映画から引き続き、山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、玉木宏、舘ひろしらメインキャラクター全員が続投する。今回新たに発表されたのは、杉元一行、鶴見中尉ら第七師団、土方一派との三つ巴の刺青争奪戦を繰り広げていく中で、それぞれの前に立ちはだかるクセ者揃いの新キャラクターたち。レタラへの異常なまでの狩猟の執着を見せ、杉元(山崎賢人)らの前に立ちはだかる、“悪夢の熊撃ち”の異名をとる二瓶鉄造役で藤本隆宏。杉元と運命的に出会う辺見和雄役で萩原聖人。杉元一行と思わぬ形で遭遇し、極限の状況下で相対する、賭場を牛耳るヤクザの親分・若山輝一郎役で渋川清彦。数々のイカサマ賭博で利益をもたらしてきた凄腕壺振りの仲沢達弥役で木村知貴。剥製作りに情熱を持ち、海外からも注文が舞い込むほどの人気を博す「江渡貝剥製所」を構える天才的な剥製職人・江渡貝弥作役で古川雄輝。人の皮を用いた服を作成しており、それを称賛する鶴見に思わぬことを依頼される。精巧な偽札を作っている贋作師・熊岸長庵役で徳井優。杉元たちのある作戦に協力する、変装の名手にして多くの詐欺を働いている鈴川聖弘役で山路和弘が出演する。そして、新キャラクタービジュアルと最新の予告編映像も到着。映像は、刺青人皮の争奪戦の火蓋が切って落とされ、アシリパ(山田杏奈)を盾にする谷垣に対して怒り狂う杉元の姿で幕を開け、不敵に笑う鶴見、刀を入念に確認する土方の姿も。キロランケ(池内博之)、インカラマツ(高橋メアリージュン)、家永カノ(桜井ユキ)、奥山夏太郎(塩野瑛久)ら様々なキャラクターが入り乱れ、スリリングな展開を予感させる。さらに銃を構え、杉元に選択を迫る土方の緊張感溢れる初の対峙シーンも観られ、三つ巴の戦いの行く末も読めない。連続ドラマW「ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」は10月6日(日)22時~WOWOWにて独占放送・配信(全9話)。※レタラの「ラ」は小文字が正式表記※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※インカラマッの「ラ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)
2024年07月21日元乃木坂46で俳優の山下美月(24)が、現在放送中の読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(毎週日曜後10:30)に出演している。5月11、12日に東京ドームでの卒業コンサートを開催し、グループを離れてから初のドラマ出演となる山下に、本作に挑む思いを聞いた。――本作で山下さんは『週刊文苑』の記者・森燈子を演じていますが、最初にオファーが来た時はどんな感想を持ちましたか?【山下】今までは感情を大きく表現する役柄が多かったので、今回のように自分が大きく感情を出すのではなく、主演の成田(凌)さんの横で物語を進めていくというポジションは、自分としても挑戦でした。お芝居では、感情を出す方がやりやすいと思っていたのですが、今回はそれとは真逆のキャラクターで、これを乗り越えたらまたひとつ成長できるんじゃないかな、と思っています。、卒業してから初めての作品でそんな役をいただけてうれしかったです。――第1話冒頭から山下さん演じる森のナレーションで始まり、重要な役割を担っていることが分かります。【山下】正直、この役を演じることにはすごく不安もありました。グループを卒業してから初めてのドラマ出演でいろんな方が楽しみにしてくださっていた分、プレッシャーもあって。第1話がちょうど終わったばかりで、「大丈夫かな?」という不安な気持ちはまだ拭えないですが、撮影は順調に進んでいるので、このまま頑張っていきたいです。――森は原作には登場しないドラマオリジナルのキャラクターですが、どんなことを意識して役作りされましたか?【山下】事件の解決に迫る記者という役で、この作品に森というオリジナルキャラクターがなぜ必要だったのかというのを自分なりに解釈して、事件の謎や、現在の時間軸を整理して、点になっていた謎を線にする役割を意識しました。物語の横幅を広げるよりも、奥行きを出すキャラクターだと思っているので、そこを自分のせりふで視聴者の皆さんにお届けできるように意識したいです――演技で苦戦したところは?【山下】今まで演じてきた役と違ったローのテンションで、少し低めの出力でのお芝居には少し苦戦しました。あと、私は現代の時間軸にしかいないので、過去パートの雰囲気をつかむことに少し不安もありました。――山下さんの新たな一面を見ることができそうですね。【山下】森のような1歩引いたポジションというのは今まであまりなかったと思いますし、生真面目で冷静で熱心というところは、普段の私とは違う一面なんじゃないかなと思います。ファンの方からも「今までと違う姿が見られた」と言っていただいて、まだ序盤ではありますが、そう言っていただけたのはすごくうれしかったです。――山下さんの周りから何か反響はありましたか?【山下】母が原作漫画を好きで、私のドラマ出演が発表された後に、母から「この作品すごい好きだったから出てほしいって前から思ってたのよ」と言われて、それがすごくうれしかったです。一視聴者として見てくれている母のためにも、まだまだ撮影を頑張りたいです!――初回を見たお母さんからはどんな感想が届きましたか?【山下】すごく面白かったと言ってくれました!普段、母は私に辛口なんですけど(笑)、そう言ってくれたのでちょっとホッとしました。――撮影もかなり進んできたそうですが、共演者の皆さんと現場の雰囲気はいかがですか?【山下】私は主演の成田凌さん、それから黒木メイサさんとご一緒することが多く、2人ともクールなイメージだったのですが、現場でお会いするとすごくフランクで優しく声をかけてくださいました。成田さんは座長として、いつもスタッフさんにもすごく気配りをされていらっしゃる印象です。はつらつとしているというよりかは、ずっとスローペースで話していらっしゃるんですが、毎日いろんなシーンを撮る中で、成田さんのそのペースに普段から助けられています。――放送はまだ序盤ですが、このあと中盤から後半に向かってどんなところを楽しみにして見てもらいたいですか?【山下】クライムサスペンスではありますが、1人1人の登場人物に感情移入ができる部分がたくさんあって、人間のつながりの話でもあるなと思っていて。殺人事件が起きていく中でも、その裏にある誰かの愛情だったりあたたかさみたいなのを感じていただけたら、より素敵に見ていただけるんじゃないかなと思います。■日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一氏、漫画・伊藤翔太氏)。13人の子どもの白骨死体が、一軒の人気のない屋敷から見つかった通称・灰川邸事件から、物語は動き出す。刑事・冴木仁(成田)は、事件の真相を追う。かつてこの屋敷に住んでいたという謎の美女・蓮水花音(吉川愛)は、屋敷の持ち主で事件の容疑者・灰川十三(小日向文世)を“父”と呼び、「灰川は犯人ではない」と主張する。謎多き灰川邸事件発生から7年。1人の少女の失踪事件をきっかけに灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる。過去と現在、2つの事件の真相が毎回衝撃の展開とともにひも解かれるスリリングなヒューマンサスペンスドラマとなっている。山下が演じる森は、灰川邸事件から7年後の2024年に起きた1人の少女が失踪した事件を追う『週刊文苑』の記者。取材の中で少女失踪事件と灰川邸事件のつながりに気づき、過去の事件の真相を暴こうとするドラマオリジナルのキャラクター。
2024年07月21日Penthouse(ペントハウス)の新曲「花束のような人生を君に」が、2024年7月17日(水)に配信リリース。Penthouseの新曲「花束のような人生を君に」R&B/ソウル、ジャズ、ファンク、ゴスペルといった様々な音楽ジャンルの要素を取り入れつつ、オリジナリティ溢れるサウンドを紡ぎ出しているPenthouse。“かてぃん”こと角野隼斗の卓越した表現力と強固なリズム隊が生み出すグルーヴに、浪岡真太郎と大島真帆によるソウルフルな男女ヴォーカルを乗せた、唯一無二の世界観で注目を集める6人組のツインヴォーカルバンドだ。関西テレビドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」主題歌に新曲の「花束のような人生を君に」は、関西テレビドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」の主題歌となる楽曲。家族崩壊を描いたドラマの内容とは対照的に、”愛で満ちた世界は君がくれた奇跡”と親子愛を歌い上げた、王道的なバラードに仕上がっている。7月18日(木)より関西ローカルで放送開始する「そんな家族なら捨てちゃえば?」は、累計発行部数100万部を突破している同名の人気漫画を原作にしたテレビドラマ。家庭内で虐げられている篠谷令太郎を主人公に、複雑に絡み合う家族関係と、止められない家族崩壊の連鎖を描いた家族ミステリーだ。楽曲情報Penthouse 新曲「花束のような人生を君に」※関西テレビドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」主題歌。配信リリース日:2024年7月17日(水)
2024年07月20日浮気に走りやすい女性には、共通点があるようです。今回は、浮気しやすい女性の特徴を紹介します。テレビドラマの影響恋愛ドラマに夢中になる女性もいます。特に浮気をメインにした物語は、引き込む力が強いと言えるでしょう。ドラマに描かれるような刺激を、日常でも経験したいと思う女性は浮気しやすいかもしれません。悲劇の主人公に憧れる自分の不運を悲劇的に捉えがちな女性は、浮気しやすい傾向にあるかもしれません。こうした女性は、他人からの注目や悲劇の中心になることを望んでいるのかもしれません。他者の恋人に目を向ける他人のものに興味がある人は、浮気しやすいかもしれません。恋愛面でも他人のパートナーに、魅力的を感じてしまうのでしょう。妻が嘘を…「出産予定日から逆算すると妻が妊娠したのは、私の海外出張中でした。『エコー写真を見せられたときから嘘を…?』と浮気に気づいたのですが、混乱して目も合わせられなくなり、問い詰めることができませんでした」(30代/男性)パートナーが秘密を抱えている場合、2人の関係を見つめ直す機会かもしれません。(愛カツ編集部)
2024年07月20日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「애인(エイン)」の意味は?思いを寄せ合う大切な相手!恋愛において欠かせない、思いを寄せ合う相手のことです。「彼氏」「彼女」と呼ぶこともありますね!さて、この「애인(エイン)」とはいったい何のことでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「恋人」でした!恋愛ドラマや、日常生活での恋愛において欠かせないのが「애인(エイン)」の存在ですよね!韓国では、「애인(エイン)」と過ごす時間をとても大切にする人が多く、なんでもない日にもサプライズをしたり、頻繁に記念日を設定してお祝いしたりと、お互いへの愛情表現がストレートなのが魅力です!「작품(チャクプム)」の意味は?ドラマや映画など人が作ったもののこと!人間によって作られたもののことで、美術館やギャラリー、映画や音楽など、人々の心を動かし、感動を与えてくれます!さて、この「작품(チャクプム)」とはいったい何のことでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「作品」でした!芸術作品から、私たちの生活に身近な映画やドラマ、子どもたちが作る制作物など、地球上では日々さまざまな作品が生まれていますよね!中でも、社会問題や政治情勢を映し出す作品も多い韓国の映画やドラマは、国境を越え世界中の人々に勇気や感動をもたらしてくれます!「악역(アギョク)」の意味は?主人公の平穏な生活を脅かす存在!映画やドラマ、アニメの世界で欠かせない、主人公の平穏な生活を脅かす存在のことです!さて、この「악역(アギョク)」とはいったい何のことでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「悪役」でした!映画やドラマの世界で、「악역(アギョク)」の存在は欠かせません!日本でも大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院クラス」でユ・ジェミョが演じた「チャン・デヒ」や、世界中で大ヒットしたドラマ「星から来たあなた」の「イ・ジェギョン」など、「악역(アギョク)」の存在は物語を大いに盛り上げ、強いインパクトを残してくれますよね!あたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。
2024年07月20日1990~2020年代の間で10年ごとに区切って、テレビドラマを彩る魅力的な“大人の男”キャラを考察。実はトレンドや社会情勢などの時代背景によって、視聴者から求められる男性キャラクターは大きく変わってくることに注目。またそれを演じる俳優たちがなぜレジェンドとなるのかをドラマ考察を得意とするライターの木俣冬さんに分析していただきました。【’90s】輝かしいテレビスターの時代。’90sを代表する大人の男『古畑任三郎』の古畑任三郎(田村正和)一家団欒の中心にテレビがあり、家族みんなでテレビドラマを見ていた’90年代。「ドラマを彩る俳優たちは“圧倒的スター”で、一般人とは一線を画していました」と木俣冬さん。「特に’80~’90年代にかけて活躍したのは田村正和さん。ホームドラマが人気を博していたこの時代に、『パパはニュースキャスター』(’87年)や『カミさんの悪口』(’93年)などで父親役や夫役として圧倒的信頼を獲得。なおかつチャーミングな一面も目立っていました。そんな田村さんの当たり役となったのが、’94年からフジテレビで放送が始まった『古畑任三郎』シリーズ。脚本家の三谷幸喜さんが作り上げた、ダンディでコミカルな古畑任三郎のキャラクター像は、当時50代に入った田村さんが演じると、斬新かつ洒脱で、老若男女問わず人気に。“正統派の二枚目でありながら、喜劇もできる俳優”として名を馳せました」田村さんといえば、大正から昭和の時代にかけて一世を風靡した名優・阪東妻三郎さんを父に持つ。「まさに俳優界のサラブレッド。キラキラなスターオーラを放ち、俳優としての技術も高く、全てを兼ね備えた“圧倒的スター”だといえます。’90年代はのちに阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が起きたり、’99年に地球は滅亡するという予言がもてはやされるようになるなど、不穏なムードが漂っていくのですが、田村さんはその直前、日本がまだ元気だった時代の、最後のスターかも。そしてテレビドラマ界も、新しく面白いことをやっていこうという活気に溢れていました」“庶民とは違う世界の特別な人”という認識の背景にはこんな理由も。「当時は、インターネットやSNSでプライベートを明かす時代ではなく、芸能界で活躍している人たちの私生活は謎に包まれていました。それもまた、特別感となっていたと思いますが、田村さんもミステリアスな魅力が光る人でした」’90s 大人の男の条件一般人とは一線を画す“圧倒的スター”。正統派の二枚目でありながら喜劇もできる実力派で、ミステリアスな一面も。【’00s】“愛され有能キャラ”の台頭。’00sを代表する大人の男『TRICK』の上田次郎(阿部 寛)“社会人になっても実家で親と同居する未婚者”という意味の“パラサイトシングル”という言葉が広まった’00年代は、インドア系の男性が増え始めた時代でもある。インターネット掲示板の書き込みをきっかけに『電車男』(’05年)が制作され、大ヒットに。「ドラマの主人公は頭がよくて仕事ができるのに、人には言えないコンプレックスを持っているなど、これまでにはなかったオタク系キャラクターが新鮮に映りました。ただカッコいいだけではなく、情けない部分、恥ずかしい一面を晒すことが愛される理由になっていた時代です。例えば、『TRICK』シリーズ(’00年~)の上田次郎は、有能な物理学者でありながら、臆病者でトリックに騙されやすく、オカルトに弱いという人物。それをあえて、ファッションモデル出身の阿部寛さんが演じるから面白かった。阿部さんはその後、『結婚できない男』シリーズ(’06年~)でも、高級マンションでおしゃれな一人暮らしをする建築家で、偏屈な独身男・桑野信介を演じて絶賛されました。また、福山雅治さんがドラマ『ガリレオ』シリーズ(’07年~)で演じた物理学者、湯川学も頭脳明晰、容姿端麗でモテるのに“変人ガリレオ”と呼ばれるほどの変わり者でした」’00年代が、’90年代の主人公のキャラクターと大きく異なる理由は、21世紀に入りインターネットがより普及したことにもあるよう。「ネットカルチャーが浸透し始め、漫画やアニメの人気が高まったり、ある分野のカルチャーに詳しい“オタク”が増え、モテの対象はヒーローよりも頭脳明晰な人になってきたのかもしれません。また、バブル崩壊後の名残を地味に引きずっていた’90年代後半を経て、ますます経済状況が悪くなっていった’00年代は、給料のいい専門職や、知識豊富な堅実派といった国民の憧れをドラマの主人公に具現化した作品が多かったともいえるのではないでしょうか」’ 00s 大人の男の条件いわゆる二枚目俳優が、容姿のカッコよさだけじゃない、情けない部分を見せたりできるのが、愛される理由。【’10s】勧善懲悪な正義漢がブームに。’10sを代表する大人の男『半沢直樹』の半沢直樹(堺 雅人)竹野内豊さんや西島秀俊さんなどのいわゆる“演技派”と肩を並べている堺雅人さん。代表作は『リーガル・ハイ』シリーズ(’12年~)や、もちろん『半沢直樹』シリーズ(’13年~)は外せない。視聴率を取るのが難しい“経済ドラマ”にもかかわらず、銀行員の主人公・半沢直樹のお決まりのセリフは、’13年の新語・流行語大賞にも選ばれ、社会現象を巻き起こしたほどのヒット作となった。「みなさんご存じの『倍返しだ!』を聞くと、アツいキャラクターにも取れるのですが、’00年代の主人公たちに比べるとさらに知的な人物像に描かれています。そもそも堺さんは、早稲田大学で文学を学び、共著で若山牧水にまつわる新書を出版するなど、文学青年の一面を持つ人。役作りのために並々ならぬ力を注いだエピソードをトーク番組で語るなど、もともと備わった才能やコツコツ積み重ねてきた実力が『リーガル・ハイ』や『半沢直樹』で発揮されたのでしょう。堅実なお芝居ができる俳優の代表といえます」この時代に“堅実さ”や“実直さ”がウケた背景には、’11年に発生した東日本大震災も関係している、と木俣さん。「謹慎ムードが漂い、経済が危ぶまれる中で日本社会はどうあるべきかを考えるような風潮になったことが、きっかけになっているでしょう。弱き者という立場の半沢直樹が、理屈を早口でまくし立てて次々に劣勢な状況をひっくり返していく様や、勧善懲悪の姿は、視聴者に爽快感を与えたはず。そして堺さんならではの説得力が、俳優としての信頼に繋がっていったのでしょう。’00年代同様、半沢直樹は国民の理想の人物であったかもしれません」一方で、そんな社会的風潮に疲れてきた視聴者が求める対象として、のちに中村倫也さん、松下洸平さんのような“ささやき声”を持つ“癒し系俳優”が活躍する時代へと繋がる、とも分析される。’10s 大人の男の条件実力を積み重ね、本来の才能とともに発揮。“堅実”な姿勢で説得力があり、国民が抱く理想像のような人であること。【’20s】“完璧じゃない”人柄に注目。’20sを代表する大人の男『光る君へ』の藤原道長(柄本 佑)不穏さが漂っていた時代から一転、’20年代に入ると、それまでの絶対的正義や堅実さは守りながらも、新たな魅力に注目が集まるようになってきたという。「何を考えているかわからないような雰囲気を持つ人。脇役で光るような、ちょっとふわっとしたお芝居ができる俳優にスポットが当たるように。例えば、柄本佑さんや長谷川博己さんなど。長谷川さんが主演を務めた『麒麟がくる』(’20年)の明智光秀や、『アンチヒーロー』(’24年)の明墨正樹はとても風変わりな人物でしたが、圧倒的な魅力を拡散する絶対的主人公。放送中の大河ドラマ『光る君へ』で藤原道長を演じて抜群の存在感を示している柄本さんも、ファン層を拡大しています。柄本さんは、高校在学中に映画『美しい夏キリシマ』(’03年)でデビューして、その後も多くの映画やテレビドラマに出続けている売れっ子ですが、ちょっとクセのある脇役を演じることも多かった人。そんな彼の個性的な魅力が一般的に光り始めたのは、『知らなくていいコト』(’20年)で主人公の真壁ケイト(吉高由里子)を全方向から守る尾高由一郎を演じたあたりから。個性派でありながら包容力があって、取り乱さずに、常に落ち着いている役の印象は本人ともリンクするのでしょう。これは、ハラスメント問題からむやみに怒ってはいけないとか、コンプライアンスを意識したこの時代の生き方や考え方にも、ちょうどマッチしているのかもしれません」どこかミステリアスな部分や、そこから滲み出る独特の色気は、年齢を重ねるごとに増しているようにも。「芸能一家のお家柄だということも含め、一周して、’90年代の田村正和さんに通じるところもあります。安藤サクラさんと結婚され、脈々と俳優一家の血筋を守っていく感じにも安定感があっていい。そして一見地味そうに見えても、絶対に埋没しない“華”がある。これは、今回取り上げた4人の共通点でもあります」’20s 大人の男の条件個性派でありながら包容力があって、常に落ち着いている人。ミステリアスな部分から放たれる独特な色気を持つ。きまた・ふゆライター。テレビドラマや映画のノベライズを数多く手掛ける。代表作は『コンフィデンスマンJP』(上・下・運勢編/扶桑社)、『どうする家康』(NHK出版)など。また、著書に『ネットと朝ドラ』(blueprint)などがある。Webメディア「CINEMAS+」で2015年から毎日朝ドラレビューを掲載している。※『anan』2024年7月24日号より。イラスト・タテノカズヒロ取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年07月19日「デューン」の前日譚ドラマ「Dune: Prophecy(原題)」の予告編が公開された。原作は、「デューン」の著者であるフランク・ハーバートの息子ブライアン・ハーバートとSF作家のケヴィン・J・アンダースンが共著した「Sisterhood of Dune」。そのタイトルに合わせ、本作のタイトルも以前は「Dune: The Sisterhood」として制作が進められていたが、最終的に「Dune: Prophecy」となった。メインキャストはエミリー・ワトソン(『奇跡の海』)、オリヴィア・ウィリアムズ(『ゴーストライター』)、マーク・ストロング(『シャザム!』シリーズ)、トラヴィス・フィメル(「ヴァイキング ~海の覇者たち~」)ら。本作は映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の時代より1万年前が舞台。ヴァリア(エミリー)&トゥーラ(オリヴィア)・ハルコンネン姉妹が創設したベネ・ゲセリットが描かれている。予告編では、初期のベネ・ゲセリットの様子や、宇宙での権力をめぐる陰謀や策略が展開。「私たち女性組織が影響力を増すほど、敵も増える」「犠牲は払わねばならない」などのセリフから不穏な雰囲気が漂う。映画・ドラマファンからは「本編の成功が約束された予告編だ」「素晴らしいキャスト。この作品は間違いなく良いものになる」と期待の声が寄せられている。「Dune: Prophecy」はMaxで11月配信予定。Photo by Pascal Le Segretain/Getty ImagesPhoto by Vittorio Zunino Celotto/Getty ImagesPhoto by Ian Gavan/Getty ImagesPhoto by Frazer Harrison/Getty Images(賀来比呂美)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2024年07月19日Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『ビリオン×スクール』(毎週金曜後9:00)は、財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”である主人公・加賀美零が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディー。クセの強い主人公のキャラクターを山田がコミカルに演じている。定番に見える学園ドラマだが「令和らしさ」も盛り込まれているという同作について、ポップカルチャー研究者の柿谷浩一氏(早稲田大学招聘研究員)に解説してもらった。■「斬新な“S教師”×コミカル」見事な調和を見せる山田涼介の演技愛くるしいキュートな言動、ユーモアの瞬発力にも長けた山田涼介。そんな役者力を発揮した今作。大企業のCEOという素性を隠し、問題クラスの担任教師となる加賀美。スーツをビシッと決め、手をポケットに入れ、座るときはスラリとした脚を組む。アイドルの威光をたっぷり滲ませた、端麗な立ち振る舞いが冴えわたる。相手を「お前」呼びする、上から目線の“ドS”ぶりもサマになっている。設定的にはキザやナルシストになるところだが、不思議と彼には変な“尖り”がない。トレードマークの相手へ向ける指差しもなぜか憎めない。身勝手で傲慢だけど、妙にスマートな心地よさをまとう斬新な“S”な教師。それを〈存在から清廉で上品なオーラを強烈に放つ〉持ち前の個性で好演して見事だ。そんなスタイリッシュな彼が、随所でみせるコミカルなギャップも見所。自分のカリスマ性を表現して、頭を手でカポっと掴みかかる仕草。満点合格と言って、頭上で大きな丸を両手で作る。折々のポーズが超絶にダサく、でも愛嬌たっぷりで、やみつきの笑いを誘う。他にもガッツポーズや高笑いをした両腕開き、相手を煽る指立て…どの身ぶりも本気でやって全力感にあふれる。恥や外聞もなく、声を張って身体全体を使った真剣な素のボケ具合。それが「無邪気な少年」のようで愛おしく、同時に子どものまま大きくなった「お坊ちゃん」感も醸してうまい。単に笑えるのでなく、バカバカしい一面も許して見守りたくなる“愛されキャラ”がしっかり感じられて魅力的だ。この大人げないボケに、秘書兼ボディーガード/副担任の一花(木南晴夏)がツッコミを入れる。そのコントさながらの光景もじつに愉快。毎度、加賀美の奇抜な言動にクスりともせず、すまし顔で冷ややかな指摘をなげる。それに彼がムキになる。周囲を置き去りにヒートアップする「素のボケ⇔冷静なツッコミ⇔意地のはり」。この応酬が痴話喧嘩っぽくて仲むつまじく、ほっこりする。彼女が「両頬をムニっ」と掴んだり、「頭をグリグリ」したり、直にじゃれ合うのもいい。彼の暴走発言を制止するときも、彼女は手で口を無理やり塞ぐ。その話せなくなってモニョモニョする姿も可愛くおかしい。いつも偉ぶる主を、目下の使いが暴れ馬をなだめ、飼いならすような逆転ぶり。そして彼女に反抗したり怒ったりすることなく「かないません」感満載の従順な姿が、何とも滑稽。質感のよい“S”ぶり×コント顔負けのコミカルさが、うまくブレンドされた仕上がりだ。■『GTO』『ごくせん』とも異なる構成『GTO』や『ドラゴン桜』のように、主人公教師にパートナーを添わせた学園作品は珍しくない。でも今作は「学校で出逢い、次第に距離を深める教師仲」とは違った深みがある。加賀美と一花の関係性は、よりダイレクトで親密。長く加賀美家に仕える彼女は、幼少期から彼をみてきて長所も短所も熟知している。だからこそ、ツッコミも的を射たキレ味で、息の合ったテンポも生まれる。長い芸歴の漫才コンビを観るような、自然な味わいの掛け合いとムード。そのテイストがほっこりした笑いを作って飽きさせない。この長年の信頼と絆でつながる2人は、姉弟のようで、くされ縁の親友のよう。学園ドラマ鉄板の“パワフルに独り立ち”した教師像もいいが、どこか「2人で1つ」な感じを持ったバディ色の強いヒーロー劇も、そこに漂うアットホーム感ともども新鮮なものだ。ハードアクションでピンチの生徒を救うあたりは『ごくせん』にも似ているが、ワンクッションあるのが肝。秘書が問題解決のきっかけを与える。母をめぐる過去の記憶からヒントを引きだし、主人公に差し出す。誰かの存在、身近な人間の助けがあってヒーローたりうる。学園コメディーの基本形を継承しつつ、人生の理解者、脇での見守りと愛情の重要性を差し挟む構成は、じつに令和の現代らしくリアルだ。山田と木南は『セミオトコ』(2019年/テレビ朝日系)でも共演歴がある。蝉から人間に変身したセミオと、命の恩人の冴えないアラサー女子の1週間の儚く切ない日々。そこで抜群だったのが「繊細で温もりある人間愛」。ヒューマンな演技でも好相性な2人なだけに、見え隠れする「2人のドラマ」の展開にも期待が高まる。
2024年07月19日俳優の柳楽優弥が、10月期のTBS金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』(毎週金曜後10:00)で主演を務めることが決定した。柳楽は、今作で同局ドラマ初主演となる。自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰)と2人暮らしをしている兄・洸人(柳楽)。決まったルーティーンの中であれば問題なく生活できる美路人に合わせ、洸人は凪のように何も起こらない平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、2人のもとに、突如「ライオン」と名乗る小さな男の子が現れ、預からざるを得ない状況になってしまうところから物語は始まる。慣れないながらもライオンと3人で暮らしていくうち、ライオンが預けられた背景には“ある事件”が関わっていることがわかり、平穏な日々から嵐のような渦にのまれることになっていく。洸人と美路人の前に現れる謎の男の子・ライオンを演じるのは、5ヶ月にわたるオーディションで選ばれた佐藤大空(たすく)。5歳にして今作でドラマ出演本数5本目。名前かどうかも謎である「ライオン」を、無邪気に演じる。温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合い繰り広げられる今作は、完全オリジナルで描かれる。脚本は、火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』や『おっさんずラブ』シリーズを手掛けた徳尾浩司氏と、今作が連続ドラマデビュー作となる新人・一戸慶乃氏が共同で担当する。■柳楽優弥今回、出演するにあたって僕が惹かれたポイントは、ヒューマンドラマという点でした。その中でも兄弟の愛や家族愛が描かれていくというところにすごく惹かれましたし、それがオリジナル脚本で描かれるというので、とても貴重な作品に参加させていただけるなと感じました。僕が演じる洸人は、市役所で働いている安定志向で等身大なキャラクターです。個性的なキャラクターではないのですが、そこに弟がいて・・・ライオンが現れて環境が変わっていくことで安定志向な洸人がどのようにリアクションしていくのか、その関係性・トライアングルがどういった形で表現されていくのか、今からすごくワクワクしています。弟を演じる坂東さんとは今回初めての共演ではあるのですが、初めてお会いしたときから…好きです。僕のほうがキャリア的には先輩ですが、感じるバイブスみたいなものが似ている方なのかなと期待していますし、心強さも感じています。今までにも兄弟の絆を描いている有名な作品がありますが、僕たちならではの良い色が出せたらと思っています。心強い兄弟とここから冬まで『ライオンの隠れ家』の世界にどっぷりと浸かって、素敵な作品にしたいという気持ち一心で一生懸命撮影に挑みたいなと思っております。ぜひご覧ください。■坂東龍汰オリジナル脚本で男3人の物語と聞いて、すごくワクワクしました。僕が演じる美路人は、柳楽さん演じる洸人の弟で、自閉スペクトラム症の青年です。生活の中で、強いこだわりがあったり、ある分野にすごく知識があったりします。そういった役を演じるのは、自分にとってチャレンジングだと思っています。美路人は、お兄ちゃんとずっと平穏な暮らしをしていたのですが、そこにライオンが現れたことで、大変な事件に巻き込まれていくことになります。そこにはサスペンスな展開だけでなく、笑えるシーンやかわいらしいシーンもあるので、そこをどうチャーミングに演じていこうか、今台本と格闘しているところです。さらに、今回僕のお兄ちゃんを演じるのが柳楽さん。本当にずっと大尊敬していた先輩なので…実はすごく緊張しています(笑)。実際にお会いしたらすごく優しくて安心しました。兄弟の絆は、海外の映画や日本でも描かれてきていますが、僕自身すごく好きな題材です。今回はそこにサスペンスが重なってきますが、その中でも兄弟の絆や繋がりは丁寧に、柳楽さんと一緒に話し合いながら、表現していけたらと思っています。一生懸命皆さまにおもしろい作品を届けられるように、これから美路人という役を生きようと思いますので、楽しみに待っていただけたらなと思います。よろしくお願いします!■編成プロデュース・松本友香家族の話、兄弟の話を企画したいと思い、2年前にこの企画の準備を始めたのですが、そのときにちょうど30代に入り、自分の生きている環境が安定してきて、ちょっとやそっとのことじゃ動じなくなり「変わらないこと」に落ち着いてしまう現状に不安を覚えたのが、この企画の種になったのかもしれません。同じ場所にとどまることが、決して悪いことではないですが、挑戦できていない不安、閉塞感へのフラストレーションを抱えることは、普遍的な葛藤だと思い、そうした悩みを抱える主人公が大きな渦に巻き込まれたらどんな物語が生まれるだろうと想像しました。そんな種から始まった企画を脚本チームの徳尾さん一戸さんとオリジナルで作れること、皆でアイデアを出し合える信頼できるスタッフチームと作れること、そして柳楽さん坂東さんをはじめとする素晴らしいキャストチームとこのドラマを届けられることが、今からとても楽しみです。今ある環境、そばにいる人、大切なモノについて見つめ直せるような時間になれたら、そしてエンターテインメントとして楽しんでもらえるヒューマンとサスペンスのドラマになれたらと思います。放送が終わる12月までの約半年間、素敵なドラマを届けられるよう精一杯、取り組んでいきます!
2024年07月19日ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』が、米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞『第76回エミー賞』にて、ドラマ・シリーズ部門で作品賞・主演男優賞・主演女優賞・監督賞など、主要部門を含む最多25ノミネートを記録。史上最多11名の日本人が名を連ねた。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』をもとに、『トップガン マーヴェリック』の原案を手がけたジャスティン・マークスや、真田広之らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生した本作。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜を舞台とした戦国スペクタクルドラマだ。第76回エミー賞のノミネーションでは、本作で製作総指揮を務め、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を演じた真田広之が主演男優賞にノミネート。そして、その虎永の家臣となった英国人航海士・按針の通詞であり、虎永の元で戦乱の世を強く生き抜いた鞠子役アンナ・サワイも主演女優賞にノミネートされた。また、主演の3人にも引けを取らない存在感を発揮した野心家・樫木藪重役の浅野忠信、虎永の宿敵・石堂和成役の平岳大がそれぞれ助演男優賞にノミネート。その他、編集賞や、キャスティング賞、スタント賞等で日本人がノミネートを果たす結果となった。『第76回エミー賞』ドラマ・シリーズでノミネートされた日本人は以下の通り。【第76回エミー賞 ノミネート】主演男優賞:真田広之主演女優賞:アンナ・サワイ助演男優賞:浅野忠信/平岳大編集賞:Aika Miyakeキャスティング賞:川村恵サウンドミキシング賞:Takashi Akakuサウンドエディティング賞:Ayako Yamauchiスタントパフォーマンス賞:Hiroo Minami/Nobuyuki Obikaneピリオドコスチューム賞:Kenichi Tanaka■真田広之 コメント(プロデューサー/吉井虎永役)栄誉あるエミー賞に、『SHOGUN 将軍』にてノミネートされたことを大変嬉しく、光栄に思います。あらためて、作品に関わって下さった全ての方々に感謝いたします。そして『SHOGUN 将軍』を応援して下さった視聴者の皆様、本当にありがとうございました。これを励みに、より良いシーズン2を目指して参りたいと思います。<作品情報>『SHOGUN 将軍』「Disney+」にて独占配信中■出演:真田広之、コズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、浅野忠信、平岳大、西岡德馬、二階堂ふみ、阿部進之介 ほか公式サイト: 『SHOGUN 将軍』本予告(C)2024 Disney and its related entities
2024年07月18日俳優の高橋文哉(23)、井桁弘恵(27)が17日、都内で行われたテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』(19日スタート毎週金曜後11:15※一部地域を除く)の記者会見に登場した。『仮面ライダーゼロワン』(2019年・同局系)で共演していた2人が、本作では恋人を演じた感想を明かした。本作は、1000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム“グランドクロス”を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、かたやクラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という<最強と最弱>の2人が偶然に出会い、容姿がそっくりだったことからある日人生を交換することになるコメディー。主人公である伊集院翔と山田達人という1人2役を高橋が演じ、翔の彼女でレディース“紅”の現総長として君臨する綾小路直子を井桁が演じる。井桁は久々の共演だという高橋に「安心感がある」と信頼を寄せつつ、「彼女役ということでハグするシーンもあるんですけど、何の緊張もしない(笑)」と話す。「カメラのアングルチェックとかでその体制のままでいることもあるんですけど、こんなことあるんだってくらい何のドキドキもしないです」とぶっちゃけた。一方の高橋も「前回の共演も恋人役だったんですけど、その時もなかったですし、今回はより(ドキドキが)無い(笑)。ハグした状態で止まっているときはお互いの肩にあごを乗せて遊んでるくらいです」と仲の良さを明かしていた。会見には関水渚(26)、菅生新樹(24)、森香澄(29)も登場した。
2024年07月17日毎夏恒例の日本テレビ系『24時間テレビ47』(8月31日、9月1日)内「スペシャルドラマ」では、萩本欽一と4年前に他界した妻・澄子さんの夫婦を描くことがわかった。16日、都内の同局で行われた制作発表会見で発表された。今年のスペシャルドラマでは、24時間テレビ初代総合司会を務めた萩本と妻・澄子さんの夫婦の物語を描く。コメディアンとして、これまで公に私生活を語ることがなかった萩本の知られざる一面に迫る。萩本にとって、澄子さんはどんな存在だったのか、澄子さんは萩本をどう思っていたのかを映し出す。同局の貴重なアーカイブ映像、今も意欲的に舞台に立つ萩本を追いかけ続けるドキュメンタリー映像を織り交ぜながら“新しいドラマ”を届ける。キャストなどの詳細は、今後発表される。『24時間テレビ47』は、8月31日から9月1日にかけて、東京・両国国技館で開催する。1978年にスタートした同番組は、第1回から昨年の第46回まで、変わることなく使われてきた「愛は地球を救う」という番組テーマを「愛は地球を救うのか?」に変更。約半世紀の間、続いてきた番組タイトルの意味、チャリティーの本質を見つめ直す“決意”をテーマに込めた。羽鳥慎一アナウンサー、水卜麻美アナウンサー、上田晋也(くりぃむしちゅー)が総合司会を務め、24人の出演者がそれぞれの企画を担う「24人でつなぐ24時間テレビ」となる。第1弾出演者として、相葉雅紀、池崎慧(サンシャイン池崎)、岩田剛典(EXIE/三代目 J SOUL BROTHERS)、有働由美子、笑点メンバー、長嶋一茂、ヒロミ、松平健、やす子が発表されている。
2024年07月17日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの木村慧人が主演を務める、TBSドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』(毎週火曜後11:56)の第6話が、16日に放送された。以下、ネタバレを含みます。大学進学のために地方から上京した片桐京介は、“さっちゃん”と遠距離恋愛中。だが、ひょんなことがキッカケで知り合ったアパートの隣人の人妻と肉体関係を持ってしまう。インモラルな展開の連続で、2人の女性にそれぞれに都合のいい対応をする京介に全く共感できないが、それが逆にクセになる…背徳的三角関係ラブストーリーだ。本当の愛がわからない男・京介が選ぶのは地元の彼女か、都会の人妻か。不倫で始まる、破滅的な恋の行方とは?第6話は、京介(木村慧人)に別れを告げられた早智(中山ひなの)は、その場から逃げるように病室を飛び出した。その話を聞いた美鈴(樋口日奈)から京介は責め立てられ、何も言い返せずにいた。そのまま地元へと戻った早智は大学で気丈に振る舞うものの、様子がおかしいと気づき寄り添ってくれた伊勢埼(田中偉登)に全てを打ち明ける。一方、退院した京介は紫乃(石川恋)に早智とのことを聞かれるがまま話していた。その後、部屋で早智が忘れていったカーディガンを見つけた京介は、一旦は送ろうと思うが決断することができずにいて…。そんなある日、大学から帰宅しようとする早智の前に京介が…。その姿を見た早智は思わず駆け出し…というストーリーだった。自らの浮気を告白し「僕はさっちゃんを裏切った」と別れを告げる京介。一方で早智は「ほかの人とセックスしてもいいよ」と衝撃的なセリフとともに関係の修復を迫る。「僕はきっと誰も愛せない」という京介に対し、「だったら私が愛する気持ちを教えてあげる」と優しく抱きしめた。ラストは、ホテルの部屋に入り、妖艶なライトに照らされる2人のベッドシーンが描かれた。視聴者からは「さっちゃんが覚醒」「さっちゃんと京介くんの関係がこじれていくの見てて辛すぎる」「京介のあきらめたような眼差しに胸がギュッてなる」「京介が手慣れすぎなんよw」「ホテルの廊下の雰囲気がリアルだな~」「来週も荒れそうな予感」などの声が寄せられている。
2024年07月17日俳優の豊川悦司と中村倫也が刑事役でコンビを組むドラマ『No Activity』シーズン2(全6話)に、高橋克典、清水尋也が出演することが発表された。同ドラマは、Prime Videoで9月13日より独占配信開始となる。お笑いコンビ・シソンヌのじろうが脚本を手がける、1話約30分の同ドラマは、全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊あそぶ(中村)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディドラマ。主人公の時田とコンビの椎名に加え、警視庁無線連絡室から彼らに指示を出す里美美里(木村佳乃)、大平阿漓羅(清野菜名)が、シーズン1より続投。シーズン2から加わる高橋は、組を“会社”、組長を”CEO”と呼ばせて組員たちを困らせている暴力団「折原組」の組長・折原忠人役。清水は、折原に憧れて“入社”した“社員”で、逃亡する折原のお供をすることになった青年・蓮役を演じる。シーズン2は、勝手に張り込み場所を抜け出しただけでなく、最重要容疑者のヤクザ親分・折原の逃走を手伝ってしまう時田と椎名は、ミスを取り返そうとしてさらにミスを重ねて、捜査本部は大混乱に…。2人は麻薬取引を阻止し、折原たちを逮捕することができるのか!?一方、麻薬の取引を巡り逃亡を余儀なくされた折原と蓮は、一時的にかくまってもらうため、折原の恩師である神(読み:じん/大鷹明良)の家を訪ねるのだが、蓮と神の思わぬつながりが明らかになったことで3人が奇妙な立場になってしまう。高橋は「楽しみだったんですよ。台本が面白いんで、基本コントみたいな台本なんですよね、シソンヌじろうさんの台本なので。どこまでボケていいんだろうとか、どこまでリアクションしていいんだろうとか、シーズン1が非常に面白かったので、この世界感を崩さずにどう参加できるかなといろいろ考えて楽しみにしています」と、じろう氏の脚本を絶賛。清水は、初共演となる高橋氏について「同じ画の中で芝居させていただけるだけでも本当にありがたい経験なんですけど、こんな若手に寄り添って下さって、本当にやりやすくて、本当に助かっています」と感謝の気持ちでいっぱいだという。視聴者に向けては、「おもろい脚本、おもろい演出。芝居はいかに。楽しんでいただけたら幸いです」(高橋)、「頭が大変なことになっておりますが、髪の毛ではなく、我々の芝居を焼き付けていただければと思います」(清水)とコメントを寄せている。
2024年07月17日楢島さち氏の同名BL漫画(リブレ「月刊マガジンビーボーイ」連載中)を、奥野壮と豊田裕大のダブル主演で実写ドラマ化した『コスメティック・プレイラバー』(全8話)が、8月5日深夜よりフジテレビで放送開始&FODにて独占先行配信開始となる。本作は、仕事熱心なメンズ美容部員の間宮棗(まみや・なつめ)と、生意気クールな後輩の佐橋斗真(さはし・とうま)、正反対の性格で初めは悪印象だった2人が、仕事でペアを組むうちに互いを認め支え合い、成長しながら甘い恋に落ちていく王道のラブストーリー。『仮面ライダージオウ』で最後の平成ライダーに抜てきされ、ドラマ『下剋上球児』や今夏のフジテレビ金9ドラマ『ビリオン×スクール』にも出演する奥野が“受け”の先輩・棗。「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして活動し、映画『銀河鉄道の父』や舞台『ハムレット』などの話題作にも出演する豊田が、“攻め”の後輩・佐橋を演じる。そのほか、カリスマメイクアップアーティスト役に曽野舜太(M!LK)、2人の間に割って入ってくるミステリアスな佐橋の兄役に『仮面ライダージオウ』で奥野と共演した押田岳、棗や佐橋の後輩役に『オオカミちゃんには騙されない』の米村知希、棗が美容部員を目指すきかっけとなった憧れの元美容部員役に『仮面ライダー電王』の中村優一らが出演する。監督は、ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法』の進藤丈広、脚本は『うる星やつら』(2022年版)やドラマ『不幸くんはキスするしかない!』の金杉弘子が務める。主演の2人が出演するメッセージ動画では、「僕が演じる仕事熱心で何事にも一生懸命、だけど少しおせっかいな所もある先輩美容部員の間宮棗と」(奥野)、「僕が演じる何でもそつなく出来てしまうからこそ、仕事にあまり本気になれない後輩美容部員の佐橋斗真がぶつかりながらも美容部員として成長し、次第にお互いになくてはならない存在になっていく物語です」(豊田)と、リレー式に役柄とストーリーを紹介。さらに、「正反対の2人がひかれてあっていく様子はもちろん、男性美容部員やメイクアップアーティストのお仕事ドラマとしても見どころ満載です!」と奥野がアピール。最後は、「ドラマ『コスメティック・プレイラバー』をぜひ、お楽しみに~」と、手を振って締めくくっている。あわせて、攻めの佐橋が受けの棗へ顎クイする第2弾キービジュアルも解禁。不敵な笑みを浮かべる佐橋と戸惑いの表情を見せる棗。原作キャラクターの「W王子」の設定を裏切らない再現度の高さだ。■放送・配信情報フジテレビ:毎週月曜深2:55~3:55※2話ずつ放送、放送終了後、Tverにて1週間見逃し配信FOD:毎週月曜2話ずつ独占先行配信※放送・配信の時間は予定のため、予告なく変更する場合あり。
2024年07月16日俳優の高橋ひかる(※高=はしごだか)主演のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』(毎週土曜後11:30)が、TVerでの配信がスタートし、出演者がコメントを寄せた。ドラマで艶やか女装姿を披露した木村慧人(FANTASTICS)は、「メイクも自分の人生を変えた一部」と明かした。◆「男性がメイクをしていいのか」これまでの価値観が変わるドラマ主人公・柚原美紅(高橋)の人生を変えるメイク男子・高倉イヴ役で出演した木村。ジェンダーレスモデルの井手上漠がメイク監修を手掛けたことも、放送前より話題になっていた。木村は、「メイクによって違う顔になれるし、新しい自分を切り開いているなと思います。グループで活動をするときも、ヘアを下ろす、分ける、上げることでもパフォーマンスの見え方が変わってくるので、メイクやヘアセットはすごく大事だなと思いますね」と言う。また、「イヴくんを演じていて、すごく勉強になるんです。『男性がメイクをしていいのか』と悩んでしまうこともあると思うんですけど、このドラマを観ることによって価値観が変わりますし、多くの人にメイクの魅力を感じていただけると思います」とアピールした。本作は、ヨシカズ氏の人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化。自尊心が低めで周りに気を遣ってばかりの主人公は、メイク男子との運命的な出会いから、メイクの力で前向きになる。しかし、キレイになった主人公に対し、優しかった彼氏がモラハラ男へと変貌。そんな彼氏へ立ち向かい、自分の人生を取り戻すラブストーリー。第1話では、メイクで颯爽と歩くイヴの姿が眩しく映り、思わず「赤い口紅、とってもお似合いです!」と声をかける美紅。純粋に褒めてくれた美紅に好感を抱いたイヴは、メイクをしてあげると申し出て、真っ赤なリップを塗ってあげる。生まれて初めて自分のことをきれいだと思えた美紅だが、同棲中のエリート弁護士の彼氏・結城悠久=通称・ハル(西垣匠)の反応は予想外なものだった。◆グループに入る前は人見知り、佐藤大樹くんたちと出会って「性格が真逆になった」(木村慧人)【高橋ひかる、木村慧人、西垣匠、高野洸のコメント全文】――ご自身が演じる役柄について教えてください。【高橋ひかる】私が演じる柚原美紅は、自己主張を得意としない子です。6年間付き合っている彼氏のハルくん(結城悠久)とのやりとりを見ていると、パートナーとの関係性だけではなく、人と人との関係性も改めて考えさせられるな、と思います。おくゆかしさがある美紅ですが、(高倉)イヴとの出会いによって、メイクとも出会い、日々が彩られてどんどん前向きになっていきます。【木村慧人】僕が演じる高倉イヴは美容とメイクが大好きで、メイクによって男装だったり女装だったりファッションを変えていて、周りにどう見られてもいいから「なりたい自分になる」という強い意志を持っている人物です。ある日美紅さんと出会い、メイクの力によって美紅さんを前向きにしていきます。【西垣匠】僕が演じる結城悠久は、6年間美紅と付き合っている彼氏で、弁護士をしています。すごく優しくて頭も良くて完璧な彼氏ではあったんですが……。ナチュラルなところが好きだった美紅が、イヴと出会ったことでどんどん変わってしまう。それをなんとか引き止めようと、あの手この手を使っていきます。【高野洸】僕が演じる鬼武柊真は、若手弁護士で、エリートとして人生を歩んできた人物です。この3人とも関わっていきますが、終盤になるまで謎が付きまとっていて、みんなをさまざまなことに巻き込んでいきます。――「メイクによって美紅の人生が変わる」ことにかけて、皆さんが出会ったことで「人生が変わった」というものを教えてください。【高橋ひかる】アイライナーとの出会いがすごく大きいと思っています。私は下がり眉で、昔から「不安げな顔」と言われることがありました。でも、目の印象が変わるアイライナーと出会ったことで、強い自分になれた気がしたんです。もともとメイクは、新しい自分に出会わせてくれる大好きなツールだったので、『顔に泥を塗る』のお話をいただいてすごくうれしかったですし、共感する部分も多くありました。この作品を通じて、そうした思いも届けていきたいです。【木村慧人】現在所属しているFANTASTICSに出会ったことですね。FANTASTICSに入る前は人見知りで、自分でボケることもツッコむこともなかったんですけど、このグループに入り、リーダーの佐藤大樹くんたちと出会ったことで、自ら率先してふざけたり、笑いに鈍欲になったりして、性格が真逆になりました。【西垣匠】お芝居と出会ったことで、人生が変わったような気がします。もともと、この業界に入ることは考えておらず、テレビ局、広告代理店、映画配給会社に就職しようと思っていたところ、お芝居と出会いました。なかなか経験できないことをさせていただいているので、この人生ですごく良かったなと思います。【高野洸】僕はゲームボーイを手にしたとき、人が変わったようにゲーマーになりました。【木村慧人】ゲーム好きはそこから始まったんですね(笑)。【高野洸】「なるべくしてゲーマーになったんじゃないか」と思うくらいゲームが大好きです。最初にやったのが『コロコロカービィ』というゲームで、世界観、グラフィック、音楽……すべてに引き込まれました。【高橋ひかる】(笑)。◆撮影で奇抜なメイクも…「自信が持てる」というのはすごく分かる気がする(西垣匠)――メイクがキーワードの本作。皆さんにとってメイクの魅力とは?【高橋ひかる】身近なアイテムで「なりたい自分になれる」というのが一番大きいなと思っています。日頃、自分ではないものになれるなんて、そう簡単にできることではないと思いますし、メイクを使うことによって、 ファッションも連動して楽しめるのもいいなと思います。【木村慧人】メイクも自分の人生を変えた一部です。メイク企画で雑誌に呼んでいただくことがあるんですが、メイクによって違う顔になれるし、新しい自分を切り開いているなと思います。グループで活動をするときも、ヘアを下ろす、分ける、上げることでもパフォーマンスの見え方が変わってくるので、メイクやヘアセットはすごく大事だなと思いますね。【西垣匠】ドラマや雑誌の撮影で奇抜なメイクをさせていただくことがありますが、「人格が変わる」と言うと少し大げさかもしれないですけど、「自信が持てる」というのはすごく分かる気がします。メイクが持つ力ってすごく大きいんだろうなと思いますね。【高野洸】メイクをしてもらっても、以前までは自分に馴染まず「早く落としたいな」「ベタベタするな」と思っていました。でも、コロナ禍で人と会わなかった時期に、鏡で見た自分がちょっとだらしないなと思ったんです。当時、初めて「早くメイクをしてもらいたいな」と思いましたし、日頃からきれいにすること、人前に出ること、自分を変えることって大切だったんだと気づきました。――これから本作をTVerで楽しむ方に向けてアピールをお願いします。【高橋ひかる】美紅がイヴくんと出会うことによってどう変わるのか?ハルくんとの関係性はどう変わるのか?人ってそう簡単には変われないから壁にぶつかるんだけど、その壁をどう打ち破るのか?このように見どころが盛りだくさんですし、第2話からも激しい展開が続きますので、楽しみにしていただけたらと思います。【木村慧人】イヴくんを演じていて、すごく勉強になるんです。「男性がメイクをしていいのか」と悩んでしまうこともあると思うんですけど、このドラマを観ることによって価値観が変わりますし、多くの人にメイクの魅力を感じていただけると思います。見逃し配信では、キャラクターに寄り添って何度でも楽しめると思います。【西垣匠】衝撃的な第1話だったと思いますが、僕(ハル)はずっとこんな感じで行かせていただきます(笑)。 最終話まで見ていただくと、少しはハルくんの気持ちが理解できるかなと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。【高野洸】個性あるキャラクターたちがたくさん出てきます。みんなの正しさ、考え方、失敗……そういったものがくっきり現れて見える作品だと思いますし、そこが見どころだと思います。
2024年07月16日電車に乗る時に、気を付けたいのが『忘れ物』。荷物を置いて降りてしまったら、しばらく回収できないどころか、手元に戻ってこない可能性もあります。ほとんどの人が普段から気を付けていますが、焦っていたり疲れていたりする時に、忘れ物をしてしまうことはあるでしょう。電車で忘れ物をした夫婦しをはら(@hakatano_shiwo)さんが、電車に乗っていた時のこと。同じ車両にいた夫婦が「この駅で降りないとヤバい!」と、慌てて降りていくのを見かけました。夫婦は無事に停車駅で降りることができたようですが…焦りからか、座席に荷物を忘れていたとか!※写真はイメージそばにいた若い男性が先に気付いたようで、車内に「あっ!」という、大きな声が響いたといいます。その声を聞いた、しをはらさんは反射的に立ち上がりました。そして荷物をつかみ、閉まりかけたドアの隙間から、なんと荷物をホームにシュート!間一髪で、夫婦に荷物をパスできたといいます。※写真はイメージ荷物を受け取った夫婦は、ドアの向こうでお辞儀していたとか。そんな『一瞬』を過ごした、しをはらさん。電車が発車した後に、先ほど「あっ!」と声を上げた男性と目が合ったそうです。そして…。お兄さんと無言で「やりましたね…」みたいな感じで頷き合って、エールを交換したの、最高でした。まるで、世界の危機を救ったヒーロー同士のように、無言でお互いの『連携プレー』を称え合ったのでした!電車が駅に到着し、再び発車するまでの短時間に詰め込まれた、ドラマのような展開に、X上が湧き上がっています。・こんなふうに咄嗟に身体を動かせる人に、素直に憧れる。・私も、酔っぱらったサラリーマンがホームに置き去りにしたビジネスバッグを、車内に投げ入れたことがあります。我ながらファインプレーだと思った。・これはすごい。かっこよすぎるでしょ。・誰か漫画かドラマにしてくれ。なお、しをはらさんは、この出来事を振り返り「ギリギリだったので荷物をホームにそっと置くことができなかったのが心残り」だと話しています。ただ、荷物はナイロン製の袋で、飲みかけのペットボトルと財布、布製の何かが入っており、壊れそうなものはない様子だったとか。荷物を忘れた夫婦は、瞬時に行動したしをはらさんに感謝をしていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年07月16日18年に放送されたシーズン1から6年、ファン待望の続編が放送中の二宮和也(41)主演の『ブラックペアン シーズン2』。初回は世帯平均視聴率11.8%と、前クールの話題作『アンチヒーロー』(11.5%)を上回るスタートをきり、第2話で11.9%と微増をはたしている。「二宮さんは今回、前シーズンの主人公・渡海征司郎と瓜二つの天才外科医・天城雪彦を演じています。キャラを演じ分ける必要があるため、二宮さんのこまやかな演技力が改めて評価されています」(スポーツ紙記者)嵐のメンバーとして活躍するいっぽう、03年に『青の炎』で映画単独主演をはたして以降、数々のドラマや映画で存在感を放ってきた二宮。23年10月にSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を退所してからも、多くのオファーが寄せられているという。今回本誌は、二宮が主演を務めた連続ドラマについてアンケートを実施。「好きな作品」と「その理由」について調査した。再放送されるたびに話題を呼ぶ作品も多いなか、もっとも支持を集めたのはどの作品だったのか。第3位は、『ブラックペアン』。現在シーズン2が放送中だが、前作は二宮にとって日曜劇場初主演作。天才的な技術をもった外科医・渡海征司郎を演じた。ダークヒーロー・渡海のキャラクターに引き込まれたという人が多く、好きな理由に関しては、《役に引き込まれたし、毎週とても楽しみだった作品》《ミステリアスな主人公と勧善懲悪ではない筋立て》《クールな医者の役がピッタリだったから》《お医者さん役は初めて見たので、どうかな?と思ったけど、天才医者役を素敵に演じていたと思いました》といった支持の声が寄せられた。第2位には、『流星の絆』がランクイン。二宮演じる主人公・有明功一と、弟・泰輔(錦戸亮)、妹・静奈(戸田恵梨香)が、両親を殺した真犯人を突き止める復讐劇だ。シリアスなミステリーであると同時に、劇中にはパロディの場面も多数描かれ、見ごたえのあるドラマだったという声が多くあった。《三人兄妹が支えあってるところや、大どんでん返しで意外性もあって面白かった》《最後まで犯人が誰かわからなかった》《ミステリーだが、ほどよい脱力感もあり、真面目なシーンと面白いシーンとでの演技が秀逸だったから》《兄妹の親密さ、切なさが印象にあり、心打たれました。彼(二宮)の自然な演技が光っていました》《コミカルでいながらサスペンスで笑いながらもゾクゾクしたから》そして1位に選ばれたのは、『フリーター、家を買う。』。大学を卒業して就職後、環境に馴染めずに会社を辞めてしまった主人公・武誠治を演じた。フリーター生活を送りながら、父親(竹中直人)との衝突、母親(浅野温子)の病気など家族の問題を抱えた誠治が少しずつ着実に成長していく姿が感動を呼んだ。最終回は19.2%と、高い世帯視聴率を記録している。無気力な若者がたくましくなっていく姿が印象に残っているという声が多く、《何気ない日常生活の中での家庭の問題を提起されていた》《お母さんにハンドクリームを塗ってあげるシーンがよかった。フリーター役だったが、だんだんしっかりして家を買うまで成長する過程が泣けた》《みんなと成長していく姿にも共感できた良い作品だった》《無気力な若者が周囲の環境の変化によって自分の考え方を変えていくという中身がいい》《どこの家にでもある父親の厳しさ。母親の暖かさ、ご近所トラブル等良いドラマでした》《やる気のないフリーターのリアルな演技が素晴らしく、引き寄せられた》などの理由から支持された。好調なスタートを切った『ブラックペアン シーズン2』は、これらの代表作に肩を並べることができるだろうか。
2024年07月16日