離婚のリスクが最も少ない結婚年齢は「25才から34才」まで?
若すぎても不安だし、かといって年を取りすぎても……。
そんな風に悩んでしまいがちなのは、結婚のタイミング。女性なら誰もが一度は意識してしまう重大事です。
実際、いつ結婚するのがいちばんいいの?そんな疑問に応えるべく、『Vox』から結婚適齢期にまつわる科学的なデータに基づく分析をご紹介します。
■早すぎる結婚にはやはりリスクがある!
ユタ大学教授(家族・消費者研究および社会学者)のニコラス・ウルフィンガー氏は、離婚に関する研究のために、国勢調査(NSFG)のデータを分析しました。
昔から、「早すぎる結婚は、離婚に繋がりやすい」といわれてきましたが、この分析によると、やはり10代の結婚にはリスクがあるようです。
10代はまだ成長期の段階で大人へと変化していく過程であるため、別れにも比較的順応しやすく、離婚に結びつきやすいことがわかったのです。
また教育レベルが低いと早く結婚してしまう傾向にあり、こちらも離婚に関連しているようです。
その一方で、35歳を過ぎて結婚しても、離婚の可能性が高くなるという分析結果も出ました。
ウルフィンガー氏によると、30歳をとっくに過ぎても独身のままでいたという経験が、なんらかのかたちで結婚を持続させにくくしているというのです。