ベビーカレンダーがお届けする新着記事一覧 (93/1287)
転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。すき間時間で勉強を始めたぼさ子さんは、苦戦しながらもひたすら試験の過去問題を解いて、着々と実力をつけていきました。 そして、いよいよ筆記試験の当日を迎えることに。筆記試験は終了後、回答を書き込んだ問題用紙と試験2日後に出た解答速報を照らし合わせながら採点を始めると、ギリギリ合格点を取れていました。 筆記試験のほか実技の試験もあるため、リサイクルショップでキーボードを購入し、練習を始めることに。20年以上もピアノに触っていなかったことから、ブランクを感じてしまったぼさ子さんでしたが、試験に向けて何度も練習を繰り返していました。 そして、筆記試験から2カ月後、いよいよ試験当日を迎えることになったのですが……? 実技試験の当日、ママは余裕な表情で… 家族に見送られ、試験会場へと向かったぼさ子さん。 (筆記試験より全然余裕~!楽勝~♪) そんなことを思いながら席に着くと、早速試験の説明が始まります。 (私は最初に造形の試験だ!!気が引き締まるわ) (いざ、対戦!!) 気合いを入れて立ち上がると、教室を後にするぼさ子さん。 その後、造形試験の教室前をウロウロ……。 (試験室、ここだった……) 会場は先ほど座っていた場所だったことに気付くと、何事もなかったかのようにスンとした表情で着席するのでした。 ◇◇◇ 造形の試験は別の会場だと思い、1回席を離れたぼさ子さんですが、すぐに戻ってきました。恐らく試験前でソワソワしていたのでしょう。試験では今まで練習してきた成果を存分に発揮してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぼさ子
2024年03月31日2歳の娘・ヒナタを育てるタケシとエリの夫婦。産後2年たち、2人目を望みつつも、レスが続いていました。その原因は、エリ。エリはどうしてもタケシの性的な目線や行為を受け入れられずにいたのです。さらに同じくレスだったはずのママ友たちは次々妊娠していき、悩みは大きくなるばかり。頻繁に誘ってくる夫にエリは嫌悪感を募らせ、夫は夫でそんなエリの態度に不満を溜めていきます。そんな中、夫がメンズエステに行っていたことが判明。エリはそれをきっかけに、離婚を切り出しました。 変わろうと思ったんだエリは夫にメンズエステ嬢からのメッセージカードを突きつけ、「性のことばかりで疲れちゃった」と離婚を切り出しました。夫はメンズエステに行ったことを素直に認め謝りましたが、エリは「夫婦生活はできない、でもそういうお店に行かれるのも嫌」と素直な気持ちを伝えます。そして「かわいそうだと思うのに体が受け付けない。きっと愛していない」と告げました。 そんなエリに、夫は「出産したら突然俺のことを嫌がって。俺ってなんだんだろうってずっと考えていた」と言います。その言葉にエリも「産んですぐ娘と二人きり。寄り添ってくれなくて不安だった」と反論。 エリさんは出産後、子どもを寝かしつけてホッとした途端に夫から体を求められて、「私ってなんなんだろう」と悲しい思いをしていたのです。 エリの言葉を聞き、夫は「気持ちを考えてなかった、ごめん」と謝罪。そして、「また好きになってくれるよう俺が頑張る」と言ってくれました。 実は、夫は産後クライシスについての本を買って、自分なりに変わろうと努力してくれていたのです。 それに対して、夫と話し合うのを避けていた自分に気づいたエリ。「もっと家事とか育児するし、エリを大切にする」と宣言してくれた夫の姿に、思わず涙してしまいました。 ◇◇◇ 最近、上機嫌で家事や育児に積極的に参加するようになった夫を、メンズエステに行ったからだと思っていたエリさん。自分の存在意義に悩み離婚を切り出しましたが、その結果、夫が自分を変えようと努力してくれていたことを知りました。エリさんとタケシさんに足りなかったのは、お互いの気持ちを理解しあう時間だったのでしょう。タケシさんがしっかり向き合おうとしてくれていて、よかったですね。 何かあったときにすれ違わないためにも、夫婦は日頃からお互いの思いを伝えあえる関係性でいたいものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年03月30日夫と息子の3人家族のきりぷちさん。育児中に起こった出来事をマンガで紹介します。夫婦で子育てをしていると、夫や妻に対してモヤモヤしてしまうこともありますよね。今回は、夫に子どもを預けた後に起こった出来事です。夫が子どもを連れて数時間の外出をした後……?帰宅してすぐに一服…※夫がが→夫が 帰宅後、夫は疲れた様子で座り込み、休憩タイムに入るようです。 そんな夫に「わかるわ~」と共感しつつも、出先から帰ってすぐゆっくりできて羨ましい! と感じるきりぷちさん。 どれだけ疲れていても毎日子どもと遊んで、晩ごはんの用意も、洗濯物もして……。夫が平日働いているのはわかりますが、きりぷちさんも子どもを寝かしつけた後に働いています。子どもとのせわしない日々がきりぷちさんの脳内を巡り、夫に対してモヤモヤ。 「いつもありがとうございます……」 すると、夫がきりぷちさんにお礼を言ったのです。心の声だと思っていたきりぷちさんの本音は、実はすべて声に出てしまっていたのでした。 子どもとのお出かけは、本当に疲れるもの。 とはいえ、お出かけから帰った後の家事育児は待ったなしです。そんな妻の心の声をしっかりと聞いた夫……。お互いへの感謝を忘れずに、育児をしていきたいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2024年03月30日長男がまだ生後2カ月のころ、私たち家族は夫の実家の隣に引っ越しをしました。慣れない育児に加えて引っ越しの片付けに追われ、私は心身ともにクタクタに。そんな中、夫側の親戚を10人以上招き、新居のお披露目会をすることになったのですが、このことをめぐり、夫の思いやりのない言動に私は怒りを覚えたのです。 約束を破った夫に私は…引っ越し当時、子育てが大変で、荷解きもなかなか終わらない状況でした。私はもう少し片付けが落ち着くまで、新居のお披露目会を延期してもらえないか夫にお願いしたのですが、ちょうど引っ越しをしたのが年末年始だったため、「新年のタイミングでおこないたい」という理由で断られたのです。 私はしぶしぶ了承し、夫と、当日は絶対に2人で協力して準備や片付けをすることを約束しました。しかし当日、夫は準備には協力してくれたのですが、宴会の途中から酔っぱらい、なんと最後には酔い潰れてしまったのです。そのせいで私は長男の面倒を見ながら、大人数の宴会の後片付けをすることに。 夫の家族の手助けはありましたが、すでに遅い時間だったこともあり、私が遠慮して途中で帰ってもらいました。そのため、最終的には私ひとりで掃除などをすることになり夫への失望と怒りでいっぱいになったのです。 翌日夫から謝罪され、昨日の不満と、「もう二度と同じことをしないでほしい」と伝えた私。夫も反省したようで、その後は今までよりも私と長男のことを考えて寄り添ってくれるようになったのでした。 当時の私は、夫が育児の大変さをわかってくれず、思いやりのない行動をすることが不満でした。しかしまだ長男が生後2カ月で、育児はほとんど私がしていたので、夫は乳児の世話をする大変さを理解できていなかったのだと思います。そのため、もっと積極的に夫に育児を任せればよかったと後悔したのでした。そうすれば夫は、乳児の世話をしながらの引っ越しや、新居のお披露目会の大変さを想定でき、私に寄り添ってくれたのではないかと思います。 著者:水沢 雫
2024年03月30日娘が7歳、息子が4歳くらいのとき。実家の母がわが家に遊びにきました。会話の流れから自分のコンプレックスについて話したのですが、思いがけない返答に涙してしまい……。 実母とコンプレックスの話になり…私は諸事情で結婚してからずっと専業主婦をしています。周りの友人やママ友の多くが働いていることもあり、家にいることがコンプレックスで……。収入のない自分に自信を失っていました。 私の母がわが家にきたとき、なぜかコンプレックスの話になり……。自分の気持ちを打ち明けました。すると母が私に、「世の中でいちばん大変な仕事ってなにか知ってる?」と聞きました。なんだろう?と考えている私に母がひと言、「子育てだよ」と。思いもよらない回答に、ハッとしました。 「あなたはひとりでしっかり2人の子どもを育てているのだから、もっと自信をもっていいんだよ」という言葉に、涙がポロポロでてきて……。心に刺さりました。 ◇ ◇ ◇ お母さまのおっしゃる通り、多岐にわたるスキルが必要とされる子育ては立派な仕事。ほかの人と比べることなく、自信を持って日々過ごしてほしいと思います! イラスト/森田家著者:ゆっきぃ
2024年03月30日夫の転勤で新しい土地に引っ越してきたダイくんママ。近所の公園で3人のママと仲良くなります。あおママとみどりママは常識的な良い人でしたが、家庭の事情を詮索し、頻繁に所在確認をしてくる黒ママに違和感を抱き、付き合い方に悩むようになりました。ある日、ダイくんママの家に健康飲料の訪問販売が毎週のように来るように。それを断ると販売員は、黒ママから紹介されたと言うのです。 勝手に住所や家族構成を漏らされ腹が立ったダイくんママは、黒ママの家へと向かい、直接「こういうことはもうしないで」と伝えます。黒ママは素直に謝罪し、そのままお茶を飲んで帰ることに。 家に入るとそこには、水晶玉やわら人形など呪いの道具が置いてありました。以前「嫌なことをされたら呪うの」と言っていたのが冗談ではなかったと知り、恐ろしくなるダイくんママ。 黒魔術と呪いについて饒舌に話す黒ママを見て、「関わったらいけない人だったのかもしれない……」と、ママ友関係を続けたことを後悔し始めます。早く帰りたい!でも… 「旦那さんって、お給料どれくらいなの?」 黒ママに夫の給料について聞かれたダイくんママ。本当は教えたくなかったダイくんママでしたが、呪いのことを気にして教えました。 「それじゃ貯金できないね。ダイくんママも働かなくて大丈夫?」 失礼なことをズケズケと言う黒ママに苛立つダイくんママ。「黒ママのところはどうなの? 旦那さんのお給料」と聞きますが、うまくかわされてしまいました。 人には聞くくせに自分のことは一切話さない黒ママ。話したかと思えば自慢話ばかり……。ダイくんママは、いよいよ黒ママとの付き合いがしんどいと感じ始めました。 しかし子ども同士が仲良しなことと、自分も呪われるかもしれないという恐怖がダイくんママを襲います。ダイくんママは夫の転勤を静かに願うのでした。 他の家庭の金銭事情を聞きたがる黒ママ。お互いが納得し合って話しているならいいのですが、お金のことは聞かれたくない人が多いのではないのでしょうか? 黒ママは好奇心で聞いているのかもしれませんが、ダイくんママは嫌な思いをしています。黒ママには人に質問する前に「相手を嫌な気持ちにさせないか」と一旦考えてみてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2024年03月30日生理になると、私は生理痛のつらさや気分の落ち込みなどでため息が多くなってしまいます。そんなとき、私が夫にお願いしていることとは……。 生理中は気分が沈んでしまいがち私の場合、生理1日目〜2日目は市販の鎮痛薬を飲んで過ごしています。ただ、たまに飲み忘れて外出してしまうことがあり、そういった際は「おなかが痛いな」と気持ちが沈んでしまいます。また、経血が出る感覚などが不愉快で、生理期間中はため息が増えてしまうことが多くありました。 夫は、そんな私の様子を心配してくれて「体調悪い?大丈夫?」とよく聞いてくれていたのですが……「生理のことを打ち明けても理解しづらいだろうな……」という思いがあり、「そのうち治るから大丈夫だよ」と無理やり笑顔を作っていた私。 しかし、夫に心配をかけてしまうことも増え、あるときから「このままでは余計に心配させるだけかも」と思うように。そして、「生理は恥ずかしいものではないのだし、ちゃんと生理時の症状を説明したほうがいいのではないか?」と考えるようになったのです。 生理中にお願いしていることそして、生理がきたタイミングで夫に自分の生理症状について伝えることに。「私は生理がきたら気分が沈みがちになって、1、2日はため息が増えてしまうの。ぼーっとしていることもあるけれど、次第に落ち着くから気にしないでほしいな」と。 夫は一生懸命理解しようとしてくれ、私としてはその気持ちがうれしかったです。私自身、夫に打ち明けたことで不思議と心が軽くなり、生理中は無理をしすぎることなく過ごせるようになりました。 もちろん、生理によるつらい気持ちが解消したわけではありません。でも、生理中は気分が沈みがちになるということを伝えておけば、無理に元気を装う必要はありませんし、家族としても、理由がわかっているので余計な心配をせずに済むはずです。 生理をオープンにしてからどうなった?今では、生理が始まり不調があると「今は血が足りていないんだから、仕方ないよね」と夫が言葉をかけてくれるように。「今は仕方ない」と言ってくれるだけでも、私としては気持ちが落ち着きます。 また、私の生理中は、普段は私が担当している娘のお風呂も夫に頼んでいます。出歩くことがしんどいときには、買い物を頼むこともあります。 最近は、夫が娘に「今日、お母さんは元気がない日だから、いつも以上にやさしくしてあげてね」と言っていることも。1歳の娘にはまだわからないかと思いますが、子どもにそう伝えてくれる気づかいがうれしく、とても微笑ましいなと思っています。 生理中に気持ちが沈んでしまうことを、以前は夫に隠していました。しかし、「余計な心配をかけてしまうのではないか」「生理は恥ずかしいことではないのだ」と思うようになり、自分のことを伝えるようになってから、生理期間を以前よりストレスなく過ごすことができています。 まだもう少し時間が必要ですが、今後娘が理解できるくらいの年齢になったら、「女の人には定期的に体調が悪くなる日がある」というかたちで生理のことを少しずつ伝えていこうと考えています。 著者/さみ作画/ののぱ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年03月30日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰っていたかすみ。怒って電話してきたすぐるに今までのつらかった思いを伝えますが、すぐるの態度は変わりません。かすみは離婚を言い渡し、着信拒否します。数日後、離婚届が届いたためすぐるはかすみの実家へ。すぐるが頭を下げて謝罪したことで気持ちが動いたかすみは、一緒に家に帰ったのですが……。家に帰るなり、いなかった間の家事をしろと言われたかすみ。それどころかすぐるは、離婚したらどうなるのか脅してきました。 かすみが反抗的な目ですぐるを見ていると……。 もう気持ちは揺るがない… すぐるに叩かれたかすみ。ボイスレコーダーを買っておいてよかったと、離婚に有利になる証拠をとれたことに少しホッとします。 しかし、叩かれるところを長女のあやみに見られてしまったことが気がかりでした。 両親には連絡し、次の日に迎えに来てくれることに。かすみは「もう絶対揺るがない」と離婚の決意を固め、義母にも来るように連絡します。 次の日、気持ちよく起きたすぐる。かすみは娘たちを一時保育に預け、話し合いのために準備するようすぐるに伝えます。 「すぐるの両親にも殴られたことを言ってある」と言うと、すぐるはたまたま手が当たっただけの事故だと主張。すぐるはかすみの言い分に腹を立てます。そんな中、家のインターホンが鳴るのでした。 離婚を決意したかすみ。どんな理由があったとしても、家族に手をあげてはいけませんよね。 「離婚に有利な証拠が手に入った」と前向きに考えるかすみですが、すぐるに叩かれてさぞつらかったことでしょう。叩かれた頬もですが、心も傷つけられたはず……。 かすみや娘たちが脅されることなく、安心して暮らせるようになることを願いたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月30日つっちさんは、2人の子どもを持つ主婦。2年生になったばかりの長女あるちゃんは、最近「リカちゃん」という新しいお友だちができたようです。ただつっちさんは、リカちゃんに、だんだんと不信感を抱くようになります。ある日、リカちゃんが約束もなく友だちのちかちゃんを連れて遊びに来ました。ちかちゃんは初めて来たお友だちの家だというのにやりたい放題。あまりの様子にさすがのつっちさんも厳しく注意します。そしてまたいつものように、遊びに来ていたリカちゃんにあるちゃんは集めている消しゴム見せ、トイレで離席。あるちゃんが戻るとリカちゃんは慌てた様子で今日はもう帰ると言い出します。その態度を不審に思い、引き出しを確認すると、買ったばかりの消しゴムがひとつなくなっていたのです。 友だちだと思っていたのに机の下を見ても消しゴムは落ちていなかったよう。もしかしてリカちゃんが消しゴムを盗んだのかと娘は疑い始めたのです。 帰ると言うリカちゃんをいつものように途中まで送って行く中、あるちゃんはリカちゃんのポケットが膨らんでいることに気づきました。違ったらどうしようと心配しつつも、思い切って消しゴムがなくなったことを切り出すあるちゃん。するとリカちゃんは、消しゴムなんて知らないとシラを切ります。ポケットに入っている物を見せてほしいと言うあるちゃんの言葉に急に焦り始めるリカちゃん。やはりポケットにはあるちゃんの消しゴムが入っていました……。 盗んでおきながら、「100個もあるんでしょ? 1個くらいいいと思ったー!」と、リカちゃんは笑いながら言います。リカちゃんの言動に傷ついて震えながらも、あるちゃんは笑って許したのでした……。 友だちを疑って真偽を確認するのはとても勇気のいる行動だったことでしょう。それなのに、リカちゃんはあるちゃんに軽く謝っただけ。リカちゃんは自分のしたことが、悪いことだと本当にわかっているのでしょうか。リカちゃんのひどい言動に傷つきながらも、ぐっとこらえて許してあげたあるちゃんを思うと胸が痛いですね。 「ちょっとぐらい……」「たくさんあるから……」なんてことは盗んでいもいい理由にはなりません。リカちゃんには自分のおこないをしっかりと反省してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つっち
2024年03月30日彼氏も趣味もなく、気軽に遊べる友だちもいない……。そんな日々から脱却するため、マッチングサイトに登録したアラサー女子・めーこさん。時にはデートをバックレられたり、個性的な男性たちと出会いながら、恋人探しに奮闘します。本作は著者・羊田めーこさんの実体験を描いたマンガです。 散歩に誘ってみた結果は?イケメンなうえ、某有名企業勤務で年収も高いハイスペ男子とお茶をするめーこさん。「自分には釣り合わないのでは?」と思いながらも、諦めなければチャンスはあると、デートを盛り上げるために頑張りますが……。 「君の仕事もそろそろAIにとられるよ」という失礼な発言はありながらも、甥っ子の写真を見せるハイスペ男子にめーこさんは好感を持ちます。そして、会話も弾んだことから、お茶のあとに散歩デートに誘ってみることに。 しかし、男性は用事があると言い、競歩のような速足で駅に向かい解散。その後、めーこさんは男性にメッセージを送ってみますが、翌日になっても返信がくることはありませんでした。 婚活の場で出会う男女は大概の場合、共通の知り合いなどがいないため、「この人はタイプじゃない」と思えばすぐに関係を切ることができてしまいます。婚活には、切り替えの速さが必要なのかもしれまんね。 羊田めーこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 羊田めーこ
2024年03月30日パパが転勤になり、生後2カ月の娘を連れて知らない土地へ引っ越したずんさん一家。田舎暮らしに不安でいっぱいだったずんさんが出会ったのは、子連れでずんさん宅をアポなし訪問する夫の上司の奥さん・かやこさんでした。さらにかやこさんの夫である上司は、夕食どきに電話をかけてきてパパと長時間話し込みます。それがずんさんの悩みの種となっていました。あるとき、家族水入らずのお出かけに上司家族も同行することになってしまいました。厚かましい上司家族に振り回されて、ずんさんにとっては散々な休日に……。 やっと家に帰れると思った夜9時、けーくんが自分の家に寄ってほしいとわがままを言い始めます。上司夫婦は乗り気、パパはだんまりを決めこみ、断れないずんさんは上司の家に立ち寄ることになってしまいました。上司宅で最悪の事態に…!? 落ちていた針でけがをしてしまったさーちゃん。そんな危険なものが落としていることに、かやこさんは気づいていなかった様子。けがをさせてしまったことへの謝罪もありませんでした。 この出来事を機に、“苦手”だった上司夫婦が“最悪”に変わったのでした。 上司夫婦が最悪なのはもとより、家の状態を見ても断らず、けがをさせられても何も責めないパパにも違和感を覚えてしまいますね。上司と部下という立場上言いにくいこともあるかと思いますが、家族を守るために、毅然とした態度をとってほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター ずん
2024年03月30日はる子さんは、夫と息子のはる君の3人家族。夫は仕事が忙しく、基本的にワンオペで育児をしています。育児をしない夫に対してはる子さんはモヤモヤ……。心が限界だと感じたはる子さんは「ひとりで出かけたい」と夫に話します。産後初めてのひとり時間を満喫したはる子さんですが、帰宅後の夫の冷たい態度に再び心が限界に……。 泣き出したはる子さんを、夫は寝室で休ませてくれます。はる子さんは横になりながら、これまで夫に対する違和感を口にしてこなかったと振り返りました。はる子さんは息子のお風呂タイムが気になり、寝室を出ます。そして、夫が忘れているタオルや着替えの準備をしていると……? 心がラクになる瞬間が… 「ひとりの時間がほしかったけど……」「はる君と離れたかったわけじゃない!」はる子さんの言葉を聞いて、夫は気持ちを整理したうえで話を聞かせてほしいと提案してくれました。はる子さんが苦手だったのは「不満を感じる根本原因」を考えること。ひとりになりたいという気持ちの奥には、「ワンオペでの孤独」や「さみしさ」といった原因が隠れていたことに気がついたのです。自己分析ができて、スッキリしたはる子さん。それからは大変な毎日も穏やかに過ごせるように。後日、夫が育児をしてこなかったことを謝ってきました。そして、はる子さんは2人で一緒に育児をしたいという気持ちを伝えます。 その後ーー、すべてが解決したわけではありませんが、少しずつはる子さんと夫は育児の大変さを共有できるようになりました。喧嘩をすることはあっても、夫と2人で育児に向き合い、はる君の成長を喜べる生活に幸せを感じるはる子さんなのでした。 お互いの気持ちを伝え合い、2人で育児をするようになったはる子さんと夫。今までとは違ったストレスを感じることもあるようですが、夫が育児の大変さをわかってくれるようになって救われているようです。相手の気持ちに寄り添うためにも共感力って大切ですよね。ときに衝突することがあっても、その都度2人で話し合いながら家族として成長していけるといいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター harumama
2024年03月30日バイト先で知り合った3歳年上の彼は、やさしくて気が利き、いつも周りから頼りにされている人でした。そんな彼とは、好きな野球チームが同じで、休日に一緒に野球観戦を楽しむうちに付き合うように。しかし、交際がスタートすると 、彼の別の顔を知ることになったのです。 物が捨てられないお付き合いを始めてから、彼に「物が捨てられずに何でも集めてしまう癖」があることに気がつきました。思い返せば、職場でもその癖が出ていたと思います。 テイクアウト用の賞味期限が過ぎた調味料や食材、お店で使わなくなったスプーンやフォークなどがあると、彼は「もったいないから」と自宅に持ち帰ることがあったのです。 他にも、職場でゴミとして処理するだろう半使用のビニール袋や、ポケットティッシュや紙ナプキンなど、「まだ使える」と彼が判断した物は、自宅へ持ち帰って使っているようでした。 上司にOKをもらって持ち帰っていましたし、彼のもったいない気持ちもわかるので、そのときの私はさほど気にしていませんでした。 自宅に招待されて驚愕そんな彼と付き合って半年が経ったころ、「鍋パーティーをしよう!」と彼の自宅に招待されました。彼の家へ行くのが初めてだったので、ドキドキしながら手土産のケーキを持参して向かうと……。玄関に入ってすぐ、驚愕の光景が飛び込んできました。 玄関には靴箱に入りきらなかった多くの靴が散乱し、廊下にはフリーマーケットで安く購入したという衣類が山積みになっていたのです。彼は「一応、片付けたんだよ」と言いますが、ほぼ足の踏み場がないほど……。かろうじてリビングだけは、物を片付けた形跡がありました。 これまで、なかなか彼が自宅に招待してくれなかったのは、これが理由だったのかとわかりました。物を大切にする彼の自宅は、捨てられない物で溢れかえっていてとんでもなかったです。 それから1年ほど交際を続け、彼の部屋に呼ばれるたびに片付けをしていた私。しかしある日、さすがにこれは要らないだろうと思い、使いかけの包装紙や期限切れの食品を勝手に処分してしまったことがきっかけで、彼と大喧嘩になりました。彼の了承もなく廃棄してしまった私も悪かったですが、いつも私ばかりが片付けをしていることや、いつまで経っても一向に整理整頓をする気のない彼に疲れてしまい、話し合いの末にお別れしました。 著者/匿名作画/あさうえさい ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター あさうえさい
2024年03月30日現在1歳8カ月の息子。今は落ち着いたのですが、1歳ごろまでは毎晩寝る前に激しく泣いていました。インターホンが鳴り玄関を開けると!?その日は特に泣き方が激しくて、夫と「今日はひどいね」と話しながらあやしていたところ、21時ころに急にインターホンが鳴りました。出てみると、まさかの警察官! あまりにも泣いているので虐待かと心配されたのでしょうか。どなたかが通報したということでした。 息子は警察官とパトカーを見てパッと泣き止みました。その後、息子の健康状態を見て警察の方もすぐに帰っていきました。警察の方曰く、通報があると必ず確認をしなければならないらしいです。◇◇◇ 就寝前の寝ぐずりや夜泣きに悩んでいるというママは多いのではないでしょうか? 寝ぐずりや夜泣きは一時的なもので、成長の証です。 原因がわからず困ったときは、昼間はしっかりと遊び体を疲れさせ、寝る前は静かに過ごしたり、絵本を読むなど寝る前の儀式を決め習慣づけてみるのもいいかもしれません。 そして、子どもを気にしてくれるご近所さんがいること、警察がすぐ動いてくれるのはとても心強いですが、突然警察が来たらびっくりしますよね。最近は、民間の相談窓口でも「泣き声で通報されないか」と心配する母親の相談が多くなっているようです。もし、通報されても虐待の心当たりがないのであれば、堂々としていれば大丈夫。 ママは大変だと思いますが、困ったときは相談するなど周りに頼って乗り越えられるといいですね。 作画/さくら著者:高木優子30代、7歳の娘と1歳の息子の母。公務員で育休中です。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月30日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられました。 ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは事故当時の詳しい状況を説明すると、泣きながら謝罪をしてきました。翌朝ユリはモネと話し合うため、家に向かいました。2人で話し合いを始めると、お互い長年思っていたことを言い合ったのでした。 そして、その話し合いの直後、夫に変化が現れて……!? 事故後、夫が初めて目を覚まして… ある朝、ヒナタが目を覚ますと、ユリはうれしそうにヒナタの名前を呼びました。 「ヒナタ……!!」 「あれ、俺……、なんでこんなところに……」 「覚えてない?事故にあったんだよ……。もう何日も目が覚めなくて、もしかしたら……って」 話している途中で感極まってしまったユリ。 とっさにうつむくと、思わず涙を流し、体を震わせてしまったのでした。 ◇◇◇ 事故に遭ってから、何日も目が覚めなかったヒナタ。ようやく目を覚ますことができて本当によかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年03月30日わが家の次男は絵本が好きで、よく図書館を利用します。図書館の子ども用スペースで過ごしていたある日、見知らぬ中年男性が声をかけてきたのです――。 絵本を読む次男3歳の次男は、絵本が大好きです。まだ字が読めないものの、何度も読んだことのある絵本は自分でページをめくりながら、自分の言葉でストーリーを展開していきます。 わが家はよく図書館も利用するのですが、先日次男が図書館の子ども用スペースで好きな絵本を自分なりに声に出して読んでいました。 他のお友だちも何人かおり、話し声も聞こえていました。すると、そこで突然びっくりすることが……。 近くの中年男性が…子ども用スペースの近くのソファに座った中年の男性から、「なぁおい」と声をかけられました。そして「やかましいだろ! 静かにさせろ! そんなこともわからんのか!」と怒鳴られてしまったのです。周りにいたお友だちも同じように怒鳴られていました。 こども用スペースについては「おはなしのへや」という愛称もあり、「おしゃべりOK」とされており、親子で絵本を読むことがOKとされています。心のなかで、「子ども用スペースでは話してもいいはずなのに……」と思いながらも、男性の勢いに圧倒され、私は「すみません……」と平謝り。次男もそこまで大きな声で読んでいるわけではなかったので、びっくりした様子でした。居心地がとても悪くなったので、その日は帰宅することにしました。 帰り際、近くにいた図書館員の女性からは、男性が去ったあとに「子ども用スペースでは話してもらっても大丈夫ですよ」と言われたものの、男性に説明してくれるわけではなく、少しモヤモヤが残りました……。また、次男を混乱させてしまったことも心苦しく感じました。 ただ、自分たちは控えめに話していたつもりでも周りの人から見ると大きな声に感じて、不快にさせてしまったのかもしれません。この時はモヤモヤしましたが、近くに人がいるときなどはもっと配慮しようと思います。 イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年03月30日みんさんは夫と息子ミーくんの3人家族。ミーくんは消化管アレルギーがあり、小麦や大豆、卵黄が食べられません。いよいよ「負荷試験(正式には「食物経口負荷試験(OFC)」)」を受けることになったミーくん。食物経口負荷試験は、アレルギーが確定しているかまたは疑われる⾷品を単回あるいはは複数回に分割して摂取させ、症状の有無を確認する検査です。ミーくんにうどんを食べさせたあとはひたすら待機する時間。みんさんと離れるとミーくんがギャン泣きするため、みんさんは昼食の時間も取れません。空腹と疲労で動けず、疲労困憊のみんさんなのでした……。 えっ!? 病院では大丈夫だったのに…ついに待機時間が終わり、うどん1gの負荷試験ではミーくんのアレルギー症状は見られず、私はホッとできたのですが……。 うどんの食物経口負荷試験を受けてから1カ月後、ミーくんは豆腐5gの負荷試験を受けることに。自宅から持参した豆腐とコーンを混ぜたものを食べさせようとしますが、今回もミーくんはギャン泣き。40分かけてようやく食べさせることができ、うどん1gに引き続き、豆腐もクリアします!そして、みんさんは自宅でも豆腐ハンバーグにチャレンジ……!しかし、豆腐ハンバーグを食べてから2時間後に、ミーくんが嘔吐してしまいました。すぐに病院へ電話するみんさんでしたが、日を置いて、半分くらいの量から週3回試すように指示されます。久しぶりにミーくんが嘔吐したことでみんさんは動揺しますが、その後はミーくんのアレルギー症状も見られませんでした。そして2週間後に病院を受診すると、医師から、1カ月ごとに1gずつ豆腐の量を増やし、5gまで自宅で試すよう指示されました。 豆腐5gの食物経口負荷試験はクリアしたものの、自宅で豆腐ハンバーグを食べて嘔吐してしまったミーくん。みんさんは、自宅で調理した際に多く与え過ぎてしまったのではないかと反省していましたね。高増先生曰く、消化管アレルギーで同時に3種(小麦、大豆、卵黄)ある子は少ないのだとか。そのため、みんさんのミーくんの食事に対する配慮は想像以上に大変なのものだったのではないでしょうか。 親も子もなかなかにつらい食物経口負荷試験ですが、医師や周りの人に頼りながら頑張っていってほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 >>次の話 監修者:医師 神奈川県立こども医療センターアレルギー科医長 高増哲也先生 著者:マンガ家・イラストレーター みん
2024年03月30日僕は都内の美容院で働く30歳の美容師です。小学生のときに両親が離婚し、高校生のときに母が病気で他界しました。家族は2歳下の妹だけです。母が他界してから生活は大変でしたが、今では夢だった美容師として働き、日々がとても充実しています。そんなとき、従兄弟から結婚式の招待状が届いて……? 従兄弟から結婚式の招待状が僕は30歳の美容師です。小学生のころに両親が離婚し、高校生のときに母が他界してからは、2歳下の妹の大学進学のため、高校卒業と同時に働き始めました。それと同時に夢だった美容師になるため、専門学校にも通い始めました。 その甲斐あって23歳で、晴れて都内の美容院に就職することができました。それからは、がむしゃらに毎日を過ごしています。一方の妹は、なんと一流大学に進学することができました。それだけではなく、優秀な成績を残し、卒業後は有名な商社に就職。僕も妹も充実した日々を過ごしていました。 そんなある日、従兄弟から結婚式の招待状が届きました。両親が離婚してからは付き合いがなかったため、記憶にあるのは両親が生きているときに仲よく遊んでいたこと。「あの従兄弟が結婚かー」と、僕は楽しい思い出に浸りながら、出席に丸をつけて返事を出しました。 妹は海外勤務中なのと、予定がすでにあったため、残念ながら欠席に。僕は従兄弟の結婚式を楽しみにしていました。 高卒の席はないと言う従兄弟従兄弟の結婚式当日。親族控室に入り、従兄弟に「久しぶり! 結婚おめでとう!」と声をかけました。はじめは、誰?といった反応だったので、10年ぶりだから無理もないと思って自分の名前を名乗りました。すると従兄弟は「お前、マジできたの?」と言うのです。「え?」と驚いていると、従兄弟は笑いながら「今日、お前の席用意してないから!」と言います。 あぜんとして言葉が出ない僕は必死に頭の中を整理します。「招待状送ってくれたよな?」と聞くと、「妹だけきてくれればよかったのに。うちの親戚はお前以外みんな大卒だよ? 高卒のお前に参加資格なんてないから!」と言われ、ひどく傷つきました。 その後、従兄弟は「せっかくきたんだからご祝儀だけは置いていけよ! 置いたらすぐ帰っていいからなー」などと言いながら、親族控室を出ていきました。招待状をくれたから式場にきたのに、まさか席が用意されていないだなんて……。 にわかに信じがたい状況に動揺しながらも、仕方なく僕は帰る準備を始めました。するとそのとき、先ほどの一部始終を見ていた人物が声をかけてきたのです。 新婦の妹から声をかけられ…ご祝儀を置いて会場を出ようとしたとき、ひとりの若い女性から声をかけられました。その女性は新婦の妹だと言います。どうやら、さっきの従兄弟と僕のやりとりを見ていたようです。 「せっかくきていただいたのにご祝儀だけ置いて帰るなんて……」とすごく心配してくれました。それでも招待した本人に帰れと言われた以上、僕にはどうしようもできません。すると、新婦の妹さんは「親族席ではないのですが、ひと席キャンセルが出たのでいかがでしょう?」と言うのです。僕は、当日キャンセルとなると料理も無駄になってしまうだろうと思い、正直なところ祝う気持ちはすっかり消え失せていたものの、出席することにしました。 こうして、新婦の妹さんに席を用意すると言われて案内された席は、高級感漂う身なりをした男性の隣でした。 披露宴が終わると親族控室に呼ばれて…?席についてあいさつをすると、隣の男性は「いやあ、うちの会社の常務が急に体調を崩してしまってね。ところで親族席はあちらなのにどうして君がここに?」と聞かれ、僕はこれまでの経緯を話しました。 それからほどなくして披露宴が始まり、僕は幸せそうな2人を黙って見守りました。2人の宴はとてもいいものでした。披露宴はつつがなく終了し、僕は帰ろうとしましたが、またしても新婦の妹さんが僕のところに。そして、なぜだか再び親族控室へと案内されました。 すると、部屋に入った途端、新婦が「新郎が失礼なことをしてしまって本当に申し訳ありません……!」と深々と頭を下げてきたのです。見ると、部屋は異様な空気に包まれていました。もちろん新郎である従兄弟もいるわけですが、新婦に注意されても不満げです。その間にも、僕の元には親族たちが順にお詫びや同情の言葉をかけにきてくれました。 このとき、新婦から「学歴で人を見下すなんて、そんなつまらない人とはやっていけないわ」と言われ、従兄弟は事の重大さにようやく気づいた様子。従兄弟は慌てて新婦に「ごめん」と謝ります。 しかしこのあと、さらなるピンチな状況が待ち受けていることを従兄弟は知らなかったのです。 実は隣に座っていた男性が…!?新婦に結婚をやめると宣言されてタジタジになる従兄弟。そのときでした。堂々と「失礼します!」と言いながら、先ほど僕の隣の席にいた男性が親族控室にやってきました。従兄弟は驚いた表情で「社長!? どうしてここに?」とポカンとしています。周りもざわざわとし始めました。なんと、僕の隣にいたあの男性は、従兄弟が勤める会社の社長だったよう。僕の話を聞いて「新郎と話がしたい」と親族に許可を取り、親族控室までやってきたそうです。 社長は「君については報告を受けている通りのようだな」と言います。どうやら、従兄弟は会社でも他の高卒社員たちに悪態をつき、日頃からばかにしていたとのこと。社長には前々からその報告が上がっていたと言います。 従兄弟は僕に向かって「誤解を解いてほしい」と訴えますが、そんなことをするわけがありません。自分がまいた種なのだから、こうなったのは自業自得です。社長は「社内調査をして君の処遇が決まったら連絡をする」と言って去っていきました。そのあと、僕もすぐに会場を出ました。 あとから聞いた話によると、今回の騒動が会社内にも広まり、いづらくなった従兄弟は社長からの処分を待たずして、自主退社したとのこと。それに加えて結婚も破綻し、現在はひとり寂しい生活を送っているようです。 一方の僕はというと、なんとあのとき席を用意してくれた新婦の妹から「私も美容師を目指しているの」と連絡がきて、それから美容師の先輩後輩として会ううちに、なんと交際に発展! いつか2人で美容室を開くのが今の僕たちの夢です! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月30日私は長女が年中のときに長女のことで悩んでいました。幼稚園で担任してくれている先生に相談をしたところ、驚きのお返事が返ってきたのです――。 長女のことで悩み相談私は長女が年中のときに4人目の妊娠、出産をしました。5歳という時期もありますが、3人の弟や妹ができ長女は不安定に。 年少のときには幼稚園に行く前に泣いたことなんてなかったのに、幼稚園に行きたくないと泣きじゃくり、靴を履かない、服を着ないといった行動もありました。次女への噛みつきや意地悪も頻繁に見られるようになり、どうしていいかわからず私は悩んでいました。 ハグをたくさんしてあげなければと思っていても、自分の感情がコントロールできず、夜に反省することばかり……。 幼稚園の担任の先生にお迎えのときに相談すると、幼稚園では変わらず楽しそうにやっているとのこと。とりあえず様子見ということになりました。先生からの驚きの手紙相談した次の日も長女が泣いて登園していました。その日帰宅すると長女が先生から「ママにお手紙もらったよ」と言いました。 手紙を見てみると、今日の幼稚園での長女の様子を教えてくれたあとに「お母さんは頑張っています。頼ってください! 幼稚園では私がいっぱいハグしたいと思います!」と書かれていました。 私の頑張りを認めてくれた言葉、私ができないと悩んでいることを一緒にやってくれようとしている言葉に私は涙が出てきました。若い先生なのですが一緒に解決してくれようという姿勢が何より素敵で、この先生が担任で本当によかったなと思っています。 心が折れそうなタイミングで相談をした私に、忙しい中手紙をくれた先生には感謝しきれません。余談ですが、小学生1年生になった今では年中の長女の行動はなんだったのだろうと思うぐらい、長女は落ち着いています。 イラスト/蓬田あんころぴぷぺ著者:松谷 えりな
2024年03月30日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、これまでに何度か「自分は精一杯の愛情を注いで子育てをしてきた」とワフウフさん姉妹に言ってきました。その発言を否定する気はありませんでしたが、あまりにも自分に都合良く記憶が書き換えられていることもしばしば……。見過ごせないときは否定しますが、ずっと聞かされているほうもラクではありません。ある日、姉・なーにゃんと一緒に占いへ出掛けたワフウフさん。そこで「あーちゃんの世話に追われるのは今年いっぱい」と言われ、あーちゃんの身に何かが起こる!? とドキッとしましたが、冷静に考えて自分の身に何か起こる可能性もあるということに気付きます。どちらも当たらないことを願うばかりです。 習い事を続けるのは難しそう… ダンスのレッスンを再開したあーちゃんでしたが、無断でレッスンを休んだと言いだしました。 先生からはレッスンに来たと連絡をもらっているのですが……。 どうやら、毎回持って行っているのかもわからないチケットで、出欠の確認をしているようです。 通院日のこの発言には、もはや驚かなくなってきました。 看護師さんと、注射が毎週だと初めて知ったような口ぶりで話す声が聞こえてきて……。 大事なことだとはわかっているようで、今日からの新ルールと言わんばかりに手帳に書き込んでいました。 あーちゃんは、これまでよりペースを落とし、年に一度の発表会には出ないという条件でダンスのレッスンを再開しました。しかし、病院の付き添いの際に「この前のレッスン、無断で休んじゃった」と言われてしまい、私は困惑してしまいます。なぜなら、先生からはちゃんとレッスンに来たという連絡をもらったから……。 どうやら、あーちゃんは手元のチケットが減っているかどうかで、レッスンの出欠確認をしている様子。でも、そもそも毎回そのチケットを持って行っている確証もありません。自己管理ができなくなってきて、もう習い事を続けるのは難しいのかもしれないと思い始めました。 そして、ずっと続けている毎週の注射も、「注射は毎週なんですか?」と初耳のように看護師さんと話し、「手帳に書いておかなくちゃね!」と、あたかも今日から始まった習慣のように言う始末。もうずっと通っているのに……。 --------------ダンスのレッスンを続けることになって、喜んでいたのもつかの間……。自分で行ったのを忘れてしまっているとなると、果たして、ワフウフさん姉妹が期待していた「良い刺激」にはなっているのでしょうか。かなり記憶も曖昧になってきているようで、日常生活も問題なく送れているのか気がかりですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年03月30日子どもに離乳食をあげているときに起きた義母とのトラブルです。文句ばかりの義母にイラッ!同居の義母は、私が離乳食を作って食べさせていると、「昔は大人の味噌汁や煮物を潰してご飯と混ぜて食べさせたもんだ!わざわざ子ども用に分けて作って食べさせたら、子どもは大きくならない!甘やかすものじゃないんだ!」と言ってきました。 私が目を離すと、義母は自分の食べていた味噌汁にご飯を混ぜて食べさせようとしたり、勝手なことをしてくるので、本当に目が離せませんでした。ましてや食の細い子で全然食べようとしないので、そんな孫の様子を見るたびに「ほら!こんな美味しくないご飯なんて赤ん坊でも食べれないわ!」と文句ばかり言ってきて、嫌な思い出です。◇◇◇ 1人目のときはムカつきながらも、義母の一言一句に翻弄されていました。しかし、2人目からはいちいち気にしていられないと割りきり、まだ与えてはいけないものをあげられると困るので、与えるには早すぎるものなどでなければ目を瞑るようにしています。 作画/まげよ著者:山田まり30代、中学生の長男・小学生4年の長女・小学生1年の次男がいるママです。
2024年03月30日最近ママ友になったAさんから、ある日突然プレゼントをいただきました。しかし、その中身を見た私はあ然とします。その理由は……。ど、どうして…?最近ママ友になったAさんからある日突然、「これ、いっぱいプレゼントで頂いたんだけど、食べきれなくてもったいないからぜひもらって!」と子どもへおやつを頂きました。気持ちはうれしかったのですが、パッケージの裏には添加物の表記だらけ……。私は以前Aさんに、子どもにあげる食べ物の栄養素にはこだわっていること伝えていたので、「ありがたいけど、正直困っちゃうなぁ」と思ってしまいました。しかし、好意をむげにすることもできないため、子どもにはあげずに自分でたべることに。せっかくくれたのに純粋に喜べず、なんだか申し訳ない気持ちになりました。 ところが後日、AさんのSNSを見ていると「おやつはやっぱり無添加が1番! 大変だけど安心の手作りがいいよね!」と投稿していたのです。自分の子どもの健康を考えるのは良いことだと思いますが、「人にあげるものは何でもいいってこと? というかもしかして、自分の子に食べさせたくないものは、人にあげて処分する考えなのかな?」と思ってとても苛立ちました。 後々他のママ友にAさんのことを聞いたら、自分がいらないものはよく人に譲っているらしく、Aさんから物をもらって困ったことがあるというママ友は多いようです。今回はおやつ程度だったので消費が簡単でよかったですが、そのあとはやんわりと遠慮して、受け取らないようにしています。 作画/赤身まぐろ著者:ここママ
2024年03月30日中学生のころまでロングヘアだった私。中学生当時、バレー部に所属しており、中学最後の大会を前に気合いを入れる意味合いもあって、バッサリ髪を切ることにしました。しかし、想像していたものと違う仕上がりになってしまって……。読者が経験した「イメージチェンジの失敗エピソード」を紹介します。 中学最後のバレーの大会を控え、気合いを入れたいと、私はロングだった髪を思い切ってバッサリ切ることを決めました。理想としていたのは、頭のかたちに添ったスッキリとしたシルエット。バレー選手のイメージにもあった、さわやかなショートカットにしたいと思っていたのです。 そのことを伝え、カットしてもらったのですが……実際の出来上がりは、まるでこけしのようで、ボブカットに近いかたちに……。イメージと違って衝撃的だったものの、当時の私は「やり直してほしい」とは言えませんでした。 結局、その髪型で大会に出ることに。また、ちょうど卒業アルバムの個人写真の撮影のタイミングでもあり、この髪型で写真を撮らないといけないことが嫌で嫌で仕方がなかったことを、今でも覚えています。 原案/おり さん作画/あさうえさい ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月30日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、心ない言葉をかける義母の心理についてマンガで解説します。義母がひどいことを言う理由はいったいなんでしょうか……。義母にひどいことを言われて傷付いたというママはあとを絶ちません。義母も同じ立場だった時期があるのだから、嫁の気持ちを察してくれそうなものだけど……。 どうして義母はひどいことを言うのでしょうか? 言ってしまう義母の心理について考えてみます。 義母がひどいことを言うのは止められる?そもそも、義母がひどいことを言うのは止められるのでしょうか? 残念ながら、止めるのは難しいと言わざるを得ません。なぜなら、義母はそれを正しいと思って言っているからです。たとえそれが意地悪な気持ちから出ていたとしても、「息子のためを思って」「孫のためを思って」など義母にはなんらかの自身の発言を肯定する理由があります。義母にとってはそれは“正論”なのです。良好な関係の嫁と姑であれば、遠回しにでも「傷付きました」と伝えることで改善される可能性はあります。しかし、伝えることが難しい関係だと、相手は嫁に自分の意見を言った正義感で満たされているので、悪く思っていたとしても「ちょっとキツく言い過ぎたかしら」程度であることが多いでしょう。 義母がひどいことを言いがちな理由義母はなぜそんなことをわざわざ言うのでしょうか?ママがひどいと感じることは大きくわけて4つに分けられます。 1.自分自身について悪く言われる「うちの味噌汁はだしからちゃんととるのよ」「もう少しきちんと掃除できないのかしら」「私は夫に対してそんな態度をとらなかったわ」など嫌味のように言われる。 2.親や友人について悪く言われる「そんなことも親御さんに習っていないの?」「これだから片親は……」「お友だちの質があまり良くないのね」など自分の周囲の人を責められる。 3.子どもについて悪く言われる「男の子がよかったのに……。次は男の子だといいわね」「誰に似たのかしら」「うちの息子はこんな騒がしくなかったのに……」など暗に子どもを非難される。 4.自分の側に立ってくれない夫の自分勝手さについて「あなたが我慢すればいいの」と言われる、育児で寝られていないなか「こんなことでへこたれてどうするの! 今だけだから頑張りなさい」と言われるなど義母の価値観を押し付けてくる。 義母にとって嫁は絶好の標的になりやすい多くの場合、年を取れば取るほど自分について言及されなくなります。自分についての指摘がなくなることは自分の間違いを正してくれる機会が減るとともに、自分の存在価値も薄れると感じる場合があります。自分も人の役に立ちたい、存在意義を見出したいという方は少なくありません。自分の経験をフルに伝えられる嫁という存在は、絶好の標的の1つなんです。義母にとって嫁にひと言言うことは、自分の経験を最大限に生かして状況をよくできるかもしれないことであると同時に、自尊心をくすぐることでもあるわけです。しかし、自分自身について言われるのは辛うじて我慢できたとしても、親や友人、ましてや子どもについてまで悪く言われるのは我慢ならないでしょう。悪気がなく冗談で言っている場合もありますが、嫁側からすれば、産後などで心身ともに疲れていると、冗談を冗談とも捉えられないことも多くあるに違いありません。義母にしてみれば自分も経験してきたことという自負があり、自分が大丈夫だったのだから大丈夫、自分だって耐えてきたのだから嫁も耐えて当然だという気持ちがあるので、ここで嫁・姑の感覚のズレができてしまっています。 義母にひどいことを言われたときにやってはいけないこと義母にとっては正しいと思っていることを言っているのであって、義母の理屈上では間違ったことは言っていません。理屈上正しいことがすべてではないのですが、“正論”の壁を壊そうとすると、さらに義母の正論で返される可能性があります。 よほどの信頼関係がないかぎり、正論に正論で返すと、うまくやっていた仲でさえ壊れてしまう場合があります。正論に正論で返すのは、グッと我慢です。相手の言い分は聞き流すようにしましょう。聞き流すのも痛みを伴いますが、受け止めるとさらに打撃を受ける可能性があります。また、夫に義母の悪口を言うのもNGです。男性は、解決策がない事案を非常に面倒に思う傾向にあります。多くの場合、面倒くさそうに流されるか、自分の親の悪口を言われたと思って機嫌を損ねてしまうかのどちらかです。理不尽な状況ではありますが、ここは流すスキルを身につけましょう。 もちろん、ここに書いたことがすべてではなく、夫との関係性、義母との関係性、義母の性格やご自身の性格により感じ方も変わりますし、対応も変わってきます。義母のつらい口撃に耐えられない場合は、自分の中で抱え込まず、友人や専門家に相談してストレスをためないようにしましょう。 作画/はたこ 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコ
2024年03月30日ねむさんは結婚後すぐに妊娠し、むたろうを出産しました。しかし2歳になるころ、むたろうは治療法も改善法もない難病だと判明。そして夫の風俗通いが発覚……。問い詰めても言い訳をし、反省する様子がない夫をねむさんは家から追い出し、不貞の証拠を着々と資料にまとめます。ねむさんは性依存症と診断された夫の給与の振り込み先を家族の口座に変更し、夫の荷物も整理して義実家へ送りつけました。離婚届を書いてもらい預かっておくことにしたねむさんですが、夫は再び一緒に住むために努力していると言います。しかし、久しぶりにむたろうに会っても反省の様子や親としての自覚がないとねむさんは感じて……。自分がおかしいのかな?と疑ってしまうくらい、夫の言動の理解に苦しむねむさん。何度かチャンスをあげても空振りが続きます。 薄っぺらい言葉… ねむさんは、10カ月休んでいたむたろうの集団療育に行くことにしました。しかし帰宅後、高熱を出したむたろう。むたろうの基礎疾患として、高熱になるのはとても危険。30分に1回の検温とつきっきりの看病が必要です。ねむさんひとりの手には負えないため、仕方なく夫を家に呼び戻します。 しかし、むたろうの容態が改善しないので、夫の運転で救急病院に行くことに。この車に別の女性を乗せていたと思うと、ねむさんは夫に対しての嫌な気持ちを思い出してしまいます。 むたろうは即入院となりましたが、5日後無事に退院。するとむたろうを連れて帰る途中、夫から突然「俺には生きている価値がありません」と連絡が入り、自ら命を絶たれても迷惑でしかないと腹立たしさを覚えます。 その後も、家族のためにまた一緒に住みたいと言い続ける夫ですが、夫の言動からは家族への愛情を感じられないねむさん。夫の不貞を調べたことにより、夫のしてきたことが細かく脳裏に焼き付いてしまい、日常生活で思い出して苦しむことも数多くありました。 ねむさんが苦しんでいるとも知らず、夫は「バレずに風俗へ行ける方法を考えている」などというカウンセリング内容をねむさんに送ってきたのです。 ◇ ◇ ◇ どこまでも呆れた夫の言動に、腹立たしさも通り越してしまいます。ここまでねむさんが考える時間を与え、問いかけを続けても、ねむさんやむたろうへの愛情をいまだにちゃんとたしかめられないのは、とても残念でなりません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月30日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうが、彼女みほの妊娠をきっかけに結婚。その後、第2子にも恵まれました。しかし、みほの身勝手な言動や育児に、いちごさん一家は困惑していました。そんななか、みほが咄嗟についたウソが原因で、両家を巻き込んだ離婚騒動に発展。さらには、みほの両親がりょうの実家に乗り込んでくる事態に……。話し合いを進めるていると、りょうの父が弁護士の友人・田中さんを連れて来たことで事態は一変し、みほの両親は逃げ帰ってしまったのでした。みほの両親が帰った後、みほはあらためて「私のせいで迷惑をかけちゃってごめんなさい」と謝罪。その言葉を聞いたりょうの両親は、今回の騒動の原因となったみほの行動に苦言を呈しました。しかし、「最初からただの夫婦ゲンカだとわかっていた」と言い、みほを驚かせます。そしてネタばらしを始めると言って、りょうの母が静かに話し始めました。アポ無しは想定外 田中さんが家にやってきたのは「仕込み」だと、りょうは気付いていたようでした。母は、みほがしていることがやりすぎだと気付かせる手段として、田中さんを紹介するつもりだったようです。 しかし、みほの両親がアポ無しで実家を訪ねてくるという想定外の事態が起こり、田中さんに対応をお願いしたそう。 結局、自分ひとりが空回りしていたと知り、みほはスッキリしない気持ちもありましたが、もう二度とバカなマネはしないとりょうに約束して、離婚騒動は無事に終結しました。 ただやさしくして言うことを聞かせるのではなく、わるいところはちゃんと注意してくれる義母の存在は、みほにとってとても大きいですね。何でも意地になっていたみほも、すこしずつ自分の行いを見つめ直せるようになってきているようで、安心しました。みほの両親にも、みほの幸せを祈って見守ってくれるようになってほしいですね。 >>次の話 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2024年03月30日パパのことを“トト”、ママのことを“カカ”と呼ぶ長男・フジくん(キーくん)と、次男・タカくんのパパであるキトさん。子育ては何年経っても初めての連続! 2人育児に奮闘し、時に戸惑いながらも、ツマ(ママ)と一緒に親バカ炸裂な毎日を送っています。そんなキトさんの日課は、フジくんの就寝前に絵本の読み聞かせをすること。いつもどおり、フジくん(キーくん)はお気に入りの絵本をたっぷり持って、お布団へ。 しかし、この日は絵本以外のものが気になったようで……? “今日のキーくん”ね! 「こえ! こえ!」と、キトさんのスマートフォンを差し出すフジくん。 さすがはデジタルネイティブの世代とあって、読み聞かせもスマホかと思いきや、フジくんが見たがっていたのは、画像フォルダに保存された自分の写真だったのです。 1日の締めくくりに、自分がどんなふうに過ごしたかを写真で振り返るフジくん、ほほ笑ましいですよね。 とはいえ、子どもと一緒に眠りにつくには、意外な落とし穴もあるようで……? ベッドが狭くなってきた… 次男・タカくんの誕生をきっかけに新しくベッドを購入し、「ついに大の字で眠れる……!」と思いきや、フジくんもママも、さらには愛猫までキトさんに密着……。 期待を見事に裏切られたキトさんは、思わず「狭い!」と叫ぶのでした。 広々と眠れることを期待してダブルベッドを購入したにもかかわらず、その広さを持て余すようにキトさんにくっ付く家族……。キトさんからすると、ちょっとした落とし穴かもしれませんが、とてもほほ笑ましい光景ですね。 とはいえ、ぐっすり眠ることは明日への活力! 窮屈な思いをせず、子どもと一緒に川の字に眠れるように、キトさんのように2つのベッドを隙間なく並べている家庭も多いはず。皆さんは家族みんなが心地よく眠るため、どんな工夫をしていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター キト
2024年03月30日私の夫は土日仕事で、休みは平日にとることが多い職種です。一方、私は土日祝日が休みの勤務形態。いわゆる週末ワンオペのため、土日祝日に家族そろってお出かけすることがほぼありません。未就園児のときはなんとも思わなかったこのあり方が、子どもが大きくなるにつれて家族の大きな問題になったのです。月曜日が嫌いな娘月曜日の登園は大荷物に加えて、3歳の双子の息子たちが行き渋ることが多く、イライラしがちな私。5歳の娘は幼稚園が大好きなこともあり、「行きたくない」なんてことはなく助かっていたのですが、「月曜日は幼稚園に行きたくない……」と、ある日娘がポロッと言ったのです。 何かあったのか聞いてみても、とにかく月曜日は嫌なのだそう。深く聞かずに様子をみていたら、翌週の日曜に涙を浮かべ「月曜日にみんなの話を聞くと寂しい気持ちになる」と打ち明けてくれました。 お出かけしていない……がコンプレックスに詳しく話を聞いてみると、「お友だちが週末にお出かけした話で盛り上がっているのがつらい」とのことでした。週末に家族そろってお出かけすることがない娘は、うらやましさと寂しさで月曜日が嫌いになっていったようです。 このとき初めて我慢させていたことに気づき、「お出かけできなくてごめんね」と娘を抱きしめました。私だけでもお出かけに連れて行ってあげれば……と思いつつ、下2人は手を離せば別方向に走り出す活発さ。3人の子どもを連れて行くのはかなりの試練であると躊躇していました。 週末ワンオペ、お出かけしてみたついに覚悟を決め、いざ! ワンオペでショッピングモールへ。「今日はママだけで3人を追いかけなくちゃいけないから、お約束を守ってほしい」と予め伝えると、想像以上にお利口さんに過ごしてくれたのです。 おもちゃやお菓子を持参し双子を飽きさせないことを重視することで、娘のしたいことができるように動くことができました。もちろん帰りはヘトヘトになりましたが、帰ってイライラしてしまっては、せっかくのおでかけも台無し! 夕食は手を抜くなどして、自分自身も疲れ過ぎないようすることも大切でした。 週末にちょっとお出かけするだけで、娘の月曜日嫌いは解消されていきました。「ママ、ありがとう」という娘の笑顔で、ワンオペ週末も乗り切れます! 歩いて行けるような距離でも、特別なおやつやお弁当を持って出かけるだけで、楽しい思い出となってくれているようです。 著者:梟 うた5歳の娘と双子の3歳息子のママ。双子の出産を機に、東京から地元九州に移住。保育園勤務をしながら子育て、ファッション、旅行、インテリア、お得情報などを執筆中。最近の趣味は、絵本探し。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月30日彼氏と浴衣で夏祭りデートをする約束をした私。彼のママが着付けをしてくれるとのことで、楽しみにしていました。しかし当日、突然生理がきてしまい……。 浴衣デートでウキウキのはずが…彼氏と2人で浴衣を着て夏祭りに行くことになり、彼ママが「着付けしてあげる」と言うのでお願いすることに。「彼ママにいい印象をもってもらえるよう頑張ろう!」と思っていました。 そして夏祭り当日、浴衣とキャミソールを持参して彼のお宅に行ったのですが、彼ママが「専用の肌襦袢をつけたほうがきれいに見えるよ」と、肌襦袢を貸してくれました。着付けが終わり2人でデートに出かけたのですが、お祭りを楽しんでいる最中、最悪のタイムングで生理がきてしまったのです。ナプキンは持っていませんし、コンビニも見つからず……。さらにトイレも混んでいてなかなか入れません。 肌襦袢を急いで洗濯!結局、彼にピンチを伝えて早めに帰ることにしました。そして、彼の家に着いて着替えをしたのですが、なんと下着だけでなく、彼ママに借りた肌襦袢にも血が付いていたのです。 彼ママは不在だったため、急いで洗濯機で洗濯することに。すぐに洗ったのでシミにはなりませんでしたが、生理の血が付いてしまったなんて彼ママに知られたら、いい印象どころか大失敗です。私は彼ママに合わせる顔もなく、そそくさと彼の家を出たのでした。 彼ママに借りた服に生理の血を付けてしまったという、最悪な思い出です。この失敗以降、常にナプキンを携帯して、急な生理にも対応できるようにしています。もう絶対に繰り返したくないトホホな体験でした。 著者/浜田理央作画/まっふ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月30日うちの夫は食事に強いこだわりがあり、手間暇かけた料理が食べたいからと言われて、結婚を機に専業主婦になりました。料理じょうずな義母に影響されて料理が楽しくなった私は、無農薬野菜を買いに直売所巡りをするほどに。夫も「無農薬野菜だと、味が全然違うからな~」と上機嫌です。しかしそんな生活も長くは続かず……。夫の結婚前の借金が発覚し、私は再び働きに出ることにしました。これって愛情不足!?働き始めてからも、できるだけ頑張って食事を作っていたのですが、これまで通りいかないことも多々あります。これまで丁寧に取っていただしも、便利な顆粒だしに頼るようになりました。 すると夫は「これ、だしの素だろ? 俺の舌はごまかせないぞ!」とケチをつけるようになったのです。 顆粒だしや市販のドレッシングを使うたびに、手抜きは愛情不足の証拠と主張し、「味に深みがない」「旨みが足りない」とブツブツ言うのです。 「母さんはできていた」夫の要求はどんどんエスカレート。私が高熱を出してダウンしているときでさえ「レトルト食品を食べると味覚がおかしくなる」と、なんの根拠もない文句を並べます。 食事への文句はもちろんのこと、いちいちグルメぶった発言をするのもカチンときます。夫に「母さんはどんなに忙しくても手を抜かなかった」と言われて、私の我慢は限界に……。 しかしあんなに忙しくしている義母が、本当にこれまで顆粒だしなどを使ってこなかったのでしょうか。疑問に思った私は、義母に聞いてみることにしました。 自称グルメな夫の真実数日後、義実家に遊びに行った私たちはおいしい義母の手料理をいただいていました。夫は「やっぱり母さんの料理は絶品だ! カツオと昆布の香りが鼻に抜けて最高〜」と大絶賛。その上、私が顆粒だしを使っていることへの批判をつらつらと話すのです。そこで義母があるものを机の上に出しました。それは、インスタント味噌汁! 「わが家は、ず~っとこれよ!」と笑って言いました。 義母に聞いたところによると、顆粒だしはもちろん、レトルトや冷凍食品もフル活用してきたそう。夫が世界一と言う義母の茶碗蒸しも、市販の麺つゆを使って作っていると言うから驚きです。便利なものは活用すべし!夫は「嘘だ!」と言って信じてくれませんでしたが、目の前でインスタント味噌汁を作ると、当然夫が感動していたお味噌汁と同じ味です。「何がグルメだ! 出直しておいで!」と義母に言われ、やっと静かになりました。 それ以降、夫は料理への文句を一切言いません。私は義母の時短レシピのとりこになり、週末になるたびに料理を習いに行っています。おかげで料理の腕も上がり、今は食べ過ぎて太らないように必死です。 最近は便利な調味料がたくさん売られ、あっという間にプロ顔負けの料理が作れるようになりました。忙しい毎日、いかに賢く家事をこなすかが、日々の充実に欠かすことができません。便利なものは活用し、時間を有効活用したいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月30日