明日2月17日(土)放送の「ETV特集」では、「Reborn~再生を描く~」と題し、日本を代表するアボリジニの伝統楽器ディジュリドゥの奏者で画家のGOMAのドキュメンタリーを放送。今回の語りを務めるのは、NHKでの仕事が17年ぶりだという俳優・窪塚洋介が担当する。8年前、交通事故で脳を損傷し、高次脳機能障害をおったGOMAさん。そして事故から2日後、全く造詣のなかった絵の才能が開花し、以来描かずにはいられない衝動に駆られ、脳裏に浮かび上がるイメージを点描画で表現してきた。自分の身にいったい何が起こったのか――。彼は去年、アメリカを旅しサヴァン症候群の研究者や同じ障害を負い音楽や数学の才能に目覚めた人物を訪ね、これからどう生きていけばいいのか人生を見つめた。そして再生をテーマに、手塚治虫の代表作「火の鳥」の新たな表現に挑んだ。今回GOMAさんは、最新の録音技術と演奏に生連動したCG技術を駆使し、これまでにないディジュリドゥの神秘的な音と映像のステージを実現させる。ナレーションを担当した窪塚さんは、「ご縁のある“GOMAくん”のドキュメンタリーということで、快諾させて頂きました。収録しながら拝見させてもらいましたが、とても興味深く、また感動できる仕上がりで、ナレーションで参加させてもらえたこと、本当に光栄に思います」とコメント。なお、窪塚さん自身が出演しないナレーションのみの仕事としては今回が初となった。ETV特集「Reborn~再生を描く~」は2月17日(土)23時~Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月16日2016年の舞台と同様、松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化した『娼年』。このほど、松坂さん演じる“娼夫”リョウに客として出会い、欲望を解放していく女性たちの場面写真が公開された。劇中には、女性専用コールクラブ「Le Club Passion」のオーナー・御堂静香(真飛聖)がリョウに、「女性の欲望はあまりにも広くて、予測不能で圧倒されてしまう」と語るシーンがあるが、まさに年代もタイプも違う女性たちがそれぞれの欲望や想いを抱える客として登場。そんな女性たちと、彼女たちを受け入れるリョウとの人間ドラマが繰り広げられていく。今回公開された場面写真にはその女性たち、白崎恵役の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY - リミット・オブ・スリーピング ビューティ』の桜井ユキ、近年舞台で活躍するイツキ役の馬渕英里何、舞台・ドラマなど出演多数の主婦役の荻野友里に、映画『最低。』で主演を務めた紀子役の佐々木心音、映画『向こうの家』が控えるヒロミ役の大谷麻衣、老女役のベテラン女優・江波杏子の姿が。また、本作では、こうした彼女たちとリョウの物語が展開するたびに東京の主要な都市が映し出されていくのも特徴的。その意図について三浦監督は、風景を描くことはできなかった舞台と比べ、映画ではそれが実現できることから「作品にリアリティを与える意味でも、東京のいろいろな街を切り取りたかった思いがありました。その効果も相まって、最終的には、現実と非現実がちょうど良いバランスで混在している作品になったと思っています」と語っている。新宿、表参道、池袋、渋谷、鶯谷、そして熱海と、街に溶け込みながら待ち合わせに向かうリョウと女性たち。そのときの彼らの心情にも思いを馳せながら風景も楽しんみて。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日知英演じる地味なOLと、竹中直人演じる女好きワンマン社長の“心”と“身体”が入れ替わってしまったことで起きる騒動を描く『レオン』。この度、山崎育三郎演じるプレイボーイ税理士・日下のクセが強すぎる特別映像が公開された。脇を固める俳優陣も濃すぎるキャラクターたちを熱演している本作。中でも注目なのが、山崎さん演じる会社中の女性社員をたぶらかす“チャラいプレイボーイ税理士”の日下。竹中さん演じる玲男が経営する朝比奈フーズの税理士で、玲音をもてあそび、朝比奈フーズを乗っ取ろうと企むいけ好かない男だ。到着した映像では、そんな日下のテーマ曲ラヴェルの「ボレロ」が鳴り響く中、リズミカルなステップで登場!入れ替わった状態の玲音が働くキャバクラに来る場面では、カバンを預ける仕草や、「ちょっと、君だよ君」と玲音を呼び止める仕草、口説く仕草…そのクセの強さに思わず二度見したくなるシーンとなっている。さらに玲音と相対する場面では、バラを武器に優雅にクルクル回る戦闘方法も披露。山崎さんは、「自分にしか出せない色を出したいという気持ちがあったので、体のキレやしなやかな動きなど、ミュージカルの要素を少し取り入れました」と演技についてコメントしている。なお、本編にはまだまだ魅力的で挑発的な日下が登場するようだ。『レオン』は2月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月16日三浦大知の全国ツアー「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR」のファイナル公演が2月15日(木)日本武道館にて開催され、「Folder」時代の盟友・満島ひかりがアンコールにサプライズ登場、三浦さんと18年ぶりにステージ上でライブ共演を果たした。本ツアーは、デビュー20周年の2017年9月から12月まで開催された三浦さん自身最長・最大となる21会場・26公演に、1月31日の大阪城ホールと2月14日、15日の日本武道館2DAYSが追加公演として開催された全国ツアー。ツアーファイナルとなった15日は、まさに“いま”の三浦大知が“ベスト”といえるライブパフォーマンスで全21曲を披露し、会場に訪れた約1万人のファンを熱狂させた。さらに、多くのアーティストがゲストとして駆け付けた。KREVAとは「Your Love feat.KREVA」を、千晴とは三浦さんが参加した楽曲「NAMIDA feat.三浦大知」を披露。「KREVAさんと千晴さんを僕に繋いでくれた人」という三浦さんの紹介で登場した宇多丸(from RHYMESTER)とは「No Limit featuring 宇多丸 (from RHYMESTER)」をパフォーマンス。そして、「ずっと夢だった」と三浦さんが語る“宇多丸、KREVA、千晴、三浦大知”の4人が同時にステージに立つ瞬間が訪れ、KREVAの「全速力」を4人で披露した。その直後には、2月14日(水)に発売されたばかりの「絢香&三浦大知」名義のコラボシングル「ハートアップ」を披露。先ほどまでの男4人が醸し出す雰囲気とは打って変わって、しっとりと静謐な空気のなか、絢香さんと共に美しいハーモニーを重ねて観衆を大いに沸かせた。かと思えば、「Unlock」では世界中で活躍する超絶技巧ダンサー・菅原小春と、即興ともいえるダンスバトルで、会場内の空気を一変させるパフォーマンスで観客の目を釘付けにした。満島ひかり「大知が7歳のときからの大ファン」さらに、アンコールでのサプライズとなったのは、1997年にデビューした小中学生男女7人組のダンスボーカルグループ「Folder」で共に活動した盟友・満島さんとの共演!昨年9月に行われた「MTV VMAJ 2017 -THE LIVE-」において、三浦さんは4年連続で「BEST R&B VIDEO賞」を受賞しており、満島さんはボーカリストとして参加した「MONDO GROSSO」で「BEST DANCE VIDEO賞」を受賞したことで同じステージに立ちはしたものの、共演は果たしていなかった。しかし、今回は18年ぶりに2人が同じステージ上でライブ共演!満島さんは「大知が7歳のときからの大ファン、満島ひかりです!」という自己紹介で登場し、三浦さんと共にFolderの「NOW AND FOREVER」を披露。女優として、そしてアーティストとして第一線で活躍する2人の“エンターテイナー”の18年ぶりの共演に、ファンも大歓声で応え、会場中の誰もが感極まる夢のようなコラボレーションとなった。なお、三浦さんは3月7日(水)には自身初となるベストアルバム「BEST」をリリースする。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日2月16日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、『ハリー・ポッター』のワーナー・ブラザースが贈るピーター・パン誕生の秘密を描いた夢と魔法がいっぱいの感動ファンタジー『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』を地上波初放送する。本作は、まだ見ぬ母を待ち続けネバーランドにやってきた少年・ピーターを主人公に、原作やアニメなどでお馴染みのフック船長や、ティンカーベル、タイガー・リリーなど人気のキャラクターのほか、海賊・黒ひげも登場。人気キャラクターが勢ぞろいして、ピーターパンが自らの出生の秘密を知るまだ見ぬ母に巡り合うための冒険を繰り広げるという物語。主人公のピーター・パン役を務めるのは公開当時その美少年ぶりが大きな話題となったリーヴァイ・ミラー、ネバーランドを支配する冷酷極まる“黒ひげ”には『LOGAN/ローガン』や『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマン、若き日のフック船長には『トロン:レガシー』や『オン・ザ・ロード』のギャレット・ヘドランドといったキャストが名を連ね、『プライドと偏見』『つぐない』『アンナ・カレーニナ』のジョー・ライトがメガホンを取った。ピーターは生後まもなく母のメアリー(アマンダ・サイフリッド)に捨てられ孤児院で育つ。第二次大戦が激化するなか、孤児たちが夜のあいだにつぎつぎ姿を消していることに気が付いたピーターは、真相を探るが、ピーターの行動に気が付いた院長の手引きで、ある夜、海賊が孤児院に襲来。ピーターも捕まってしまう。空を飛ぶ不思議な海賊船による摩訶不思議な旅を経てピーターがたどり着いたのは、黒ひげが支配するネバーランドだった。そこでは世界中から集められた孤児たちが妖精の粉が宿る鉱石“ピクサム”を探すために働かされていた。到着早々トラブルに巻き込まれたピーターは処刑を言い渡されてしまい、谷底に突き落とされてもうだめだと思った瞬間、なぜかピーターの体が宙に浮く…という物語。魔法のような映像美、そしてドキドキが満載の冒険物語をテレビで堪能できる金曜ロードSHOW!『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』は2月16日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月16日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、2月23日(金)発売の「JUNON」4月号に登場することが決定。彼らが「JUNON」に登場するのは、なんと16年ぶり。“おかえりなさい企画”として、12ページの大ボリュームで見せる。昨年9月に「新しい地図」を立ち上げ、「AbemaTV」に登場したり、SNSを始めたりと、新たな船出に乗り出している稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人。3人が出演するオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』が公開を控えており、こちらも話題だ。「JUNON」では今回、60分のインタビューをほぼノーカットで掲載!草なぎさんは、特集の中で「JUNON」に載っていた20歳の頃をふり返り、「いま思えば、生意気だったし、トンがってたし、どうしようもないな、と思うんだけど、初々しさというか。最近、この歳になるとどこか“あの頃のことを忘れたくないな”って思ったりするんですよね」としみじみ。「去年に“新しい地図”を立ち上げて、いろんな新しいことに挑戦して、いまこうやってまた縁がつながってJUNONさんにも出してもらって、あの頃の気持ちの若さのままに、突き進んでる感じなのかな、いま」と語っている。巻頭には、来月公開の映画『曇天に笑う』にて長男・曇天火役で主演を務める福士蒼汰が登場。“笑顔”のイメージが強い福士さん。「いつも笑っているかもしれません(笑)笑い上戸(?)だと思います」と自身について語り、「まわりの人たちは笑わないような、ちょっとした話でもひとりで笑ってるし、自分が話してるのに自分で笑っちゃうし」と、とにかく笑っていると笑顔でコメント。また同号には“卒業論”をテーマに、「超特急」が登場!「卒業お悩み相談室」企画では、「親友と別々の大学に行くことになりました。友情を長続きさせるには?」という相談に、カイが「友情って長続きさせようと思わなくても、ただ相手を思う気持ちがあれば自然と続くものなんじゃないかな」「“長続きさせなきゃ”って意識しちゃう時点で、その友情は本物なのか考えてみたほうがいい」と真面目に回答。ほかにも“卒業”に関する悩みにメンバーが答えている。さらに、「劇団☆新感線」の舞台「髑髏城の七人」への出演も話題となった人気実力派声優の宮野真守や、竹内涼真、中川大志、三浦大知。そして、映画『ちはやふる -結び-』から野村周平×新田真剣佑、放送中のTVアニメ「学園ベビーシッターズ」より声優の西山宏太朗×梅原裕一郎などなど、盛りだくさんな内容となっている。「JUNON」4月号は2月23日(金)発売。(cinemacafe.net)
2018年02月16日昨年秋にザ・ウィークエンドとの破局後すぐにジャスティン・ビーバーと復縁したセレーナ・ゴメス。もちろん、バレンタインデーは甘いひとときを過ごしたようす。バレンタインデー当日は、まずは友人らと教会を訪れた2人。その後、「モンタージュ ビバリー・ヒルズ」でディナーを楽しみ、キスしている姿が目撃された。関係者は「People」誌に、「2人はロマンティックなバレンタインデーを過ごしたようです。(それまで)何日間か会えなかったこともあり、とてもうれしそうでしたよ」と語っている。先日、セレーナは今年1月にメンタルヘルスの治療のため、ニューヨークのリハビリ施設に2週間入所していたことが明らかになった。ジャスティンはセレーナがリハビリに100パーセント協力的で、セレーナが退所後に最初に会ったのがジャスティンだったという。「いままでは、いつもセレーナがジャスティンの心身の健康を気にかけていました。たとえば、教会を紹介するとかね。だからこそ、いまはジャスティンがセレーナの健康を気遣う番なんです」。どちらも「大人になった」と評判の2人。今度は長続きしそうだと周りの見る目も変わってきているようだ。(Hiromi Kaku)
2018年02月16日女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルとした活躍するモデルのemmaが、自身初となるカレンダー「emma Calendar2018.4-2019.3」を3月26日(月)に発売することが決定。また発売に先駆け、表紙と収録カット(1月&8月)、さらにPR動画が到着した。「ViVi」では専属モデルとして若い女性たちを中心に“おしゃれ番長”と呼ばれるemmaさんは、モデル業だけでなく、2017年3月からはTBSで放送中の「A-Studio」で9代目アシスタントMCとしても出演中。また「タウンワーク」のCMにも抜擢され、活躍の場を広げている。昨年5月には、自身が全編オールプロデュースした初のビジュアルスタイルブックも発売され話題になった。そして今回発売が決定したカレンダーは、「emma×80’s」をテーマに、emmaさん本人が企画プロデュースして作り上げたこだわりの1冊。“レトロカワイイ”をコンセプトに、海外の80年代レトロカルチャーシーンからインスパイアされたカラフルでポップでガーリーな世界観や、クールでラグジュアリーなエッジの効いたものまで、月ごとで季節を意識しつつ、それぞれの月で全く異なる表情&スタイリングで魅せる本人こだわりのビジュアルは必見だ。また、キュートな肌見せスタイリングの表紙をはじめ、クールに着物を着こなしている1月、夏らしいスタイリングとジューシーなフルーツをコラージュした8月のビジュアルが到着。emmaさんは、「このカレンダーと共に素敵な1年にしてほしいという想いから初めてカレンダーを作りました。デジタルに慣れつつあるこの時代ですが、アナログな紙のカレンダーを見ることで、1日1日毎日の時間を大切に思ってくれたら嬉しいです。カレンダーを手に取ってくれた方の1年に寄り添えたらと思います」とコメントし、「1ページ1ページにこだわり、プロデュースしたカレンダーなので発売まで是非楽しみにしていてください!」と呼びかけた。なお、発売日の前日3月25日(日)には、渋谷 HMV&BOOKS SHIBUYAにてカレンダー発売記念イベントを実施。加えて、4月7日(土)には大阪でもイベント開催を予定している。「emma Calendar2018.4-2019.3」は3月26日(月)発売。(cinemacafe.net)
2018年02月16日二階堂ふみ、吉沢亮ら人気と実力を兼ね備えた若手俳優たちが結集し、『GO』から『ピンクとグレー』まで、若者たちの感情やゆらぎ、ひずみを浮き彫りにする青春映画を多く生み出してきた行定勲監督と組んだ最新作『リバーズ・エッジ』。このたび、現地時間2月15日(木)に開幕した第68回ベルリン国際映画祭において、本作がパノラマ部門のオープニングを飾り、二階堂さん、吉沢さん、行定監督がレッドカーペットを闊歩した。岡崎京子の最高傑作ともいわれる同名漫画を映画化した本作は、映画の公開に合わせて、「SWITCH」「装苑」「GLOW」「NUMERO」など、様々なカルチャー誌や女性誌のみならず、その文学的な表現やテーマの奥深さなどから「文學界」「文藝春秋」などの文学誌でも特集が組まれるほど。さらには、原作者の岡崎氏と長い親交を続けている小沢健二が、映画主題歌として初めて書き下ろした「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」も大きな話題となっている。そんな本作が、世界三大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭で、世界中から良質の作品を集めたパノラマ部門のオープニング作品に選出。邦画が選出されるのは、2007年の山田洋次監督『武士の一分』以来の11年ぶりの快挙で、二階堂さん、吉沢さん、行定監督、小川真司プロデューサーがレッド―カーペットに登場し、その後行われた公式上映で観客と共に映画を鑑賞、上映後にはQ&A(質疑応答)に参加した。二階堂ふみ「魂のぶつかり合いを感じていただけたら」映画祭のメイン会場となるBerlinale Palast(ベルリナーレ・パレスト)のレッドカーペットに登場した二階堂さんは「UNDER COVER(アンダーカバー)」の斬新なカットのドレス、吉沢さんはオールブラックでシックにまとめたタキシード姿。レッドカーペットを歩いた感想を聞かれた二階堂さんは、「ベルリンに来ることが出来たということを実感していて、とても感動しております」と笑顔で、ドレスについても「日本の映画なので、日本のブランドを着たいなと思いました。『UNDER COVER』というブランドで、色がグリーンで青春らしさを出せたらいいな」とコメント。「若い世代と、いままで色んな映画を作り続けてこられた世代の方、みんなで作った映画なので、魂のぶつかり合いのようなものを感じていただけたら」と期待を込めた。吉沢さんは「楽しいです。僕は、映画祭自体というものが初めてで、街全体の活気もすごくて、楽しい経験をしているな、と思っています」と、初めての映画祭への参加に興奮を抑えきれない様子。また、行定監督は「僕は5回目のベルリンですが、レッドカーペットを歩いたのは初めてです。すごく注目していただけているなと。ベルリンの人たちの反応(はすごく大事)。ここから世界にその反応が拡がっていくんで、すごく楽しみにしてます」とベルリンの人々がどのような感想を抱くのか待ちきれない様子だった。公式上映が行われたのは、メイン会場の近隣にあるCinemaxx(シネマックス)。映画は、21時の回、21時15分の回、21時30分の回と異例の3スクリーンで上映され、595名、278名、300名を収容する会場は全て満席という盛況ぶり。上映前に登壇した行定監督は「皆さんこんばんは」とまずはドイツ語で挨拶。続けて、「ベルリンに呼んでいただいたのは、今回で5回目ですが、まさかのオープニング作品に選ばれるとは思ってもいませんでした。本当に感謝しております」と映画祭に感謝の意をコメント。本作について、「舞台は1994年の東京です。翌年の1995年の日本では大きな地震が神戸で起こり、東京ではオウム真理教という宗教団体が『地下鉄サリン事件』というテロ事件を起こし、この時期は日本の変革の時期でした。ある意味、この変革の時期、新しいカオスともいっていい時期の前夜に少年少女がどんなことを考え、どんなことをしていたかをこの映画は語っています」と説明した。吉沢亮、役作りは「どう現場で生きるかを考えていた」その後、満員の観客と一緒に映画を鑑賞した二階堂さんと吉沢さん。上映終了後には、会場が大きな拍手と歓声に包まれる中、観客席から舞台上に登壇。鑑賞した観客から素晴らしい演技を見せた2人がどのような役作りをしたかを尋ねられると、「いかに演じるかということではなく、テクニカルなことでもなくて、どういう風にその場所で勘が生きるかということが、今回の作品では重要なプロセスだったと思います」、「現場に入ってからは、先ほど二階堂さんがおっしゃった通り、どう現場で生きるかということを考えていました」とそれぞれ答え、現場の空気感で役作りをしたことを明かした。続けて、映画の舞台が94年と設定されていることで、監督と役者の間で世代間のギャップを観客から問われると、監督は「僕にとって90年代というのは非常につまらない青春時代でした。でも、彼らからすると『よかったんじゃないか』とか、特に二階堂からは『80年代とか90年代って面白そうだよね』って言うんですね。もうすでに、ここにギャップがありますよね」と返答。「でも、その20数年後のいまを生きている彼らと一緒に映画を作るってことは、もしかしたら、自分の青春時代を振り返るには一番いい相手だったと思いました」と話すと、二階堂さんは「私たちも青春時代に別の大きな地震を体験したりしています。90年代に起こった出来事のことは、鮮明には覚えていなくとも、体で覚えていたり、匂いや感覚がしみ込んでいるものがあります」と同意し、吉沢さんも「ファッションや話題は異なりますが、根本的な部分はいまの人たちと90年代の人たちの間で違いはないと思っています。この作品は90年代の若い高校生の話ですけど、はけ口というモノが90年代といまで変わっただけだと思ってます」と、ともに1994年生まれの2人は回答。吉沢さんは、「90年代はドラッグやセックス、暴力だったのが、現代ではSNSになったりして、はけ口の幅が拡がったりとか方向性が変わっただけ。根本にあるものはなんら変わっていないと思いながら、僕はこの映画作りに参加していました」と続け、観客の質問に丁寧に回答していた。観客からは、そんな二階堂さんや吉沢さんらの熱演に対し、「役者の感情表現が信じられないぐらい思慮深くて、とても演技力が高いと思いました」「正直、様々な感情が沸き起こりました。映画の登場人物たちは少年少女でありながら、実はとても大人びていることに衝撃を覚えました」といった感想も聞かれた。世界で初上映され、改めて観客の反応に手ごたえを感じた様子の3人。パノラマ部門に出品された本作は観客賞、国際批評家連盟賞などの受賞対象とされており、発表は2月24日(現地時間)を予定している。『リバーズ・エッジ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日『メイズ・ランナー』の原作者で小説家のジェームズ・ダシュナーがエージェントから解雇されたと「The New York Times」紙が報じた。解雇の原因となったのは「セクハラ問題」だ。先日、児童文学作家協会から追放された「13の理由」の著書ジェイ・アッシャーと同様、司書向けのウェブマガジン「School Library Journal」でダシュナーの名前もセクハラ加害者として挙げられていた。「The New York Times」紙の記事が出た直後、ダシュナーはSNSに「ぼくからきみへのメッセージ…」と題した手紙を掲載。それによれば、ダシュナーはここ数日、過去の行いをふり返り自分を省みたという。「もしかすると、ぼくはセクハラ問題の一部に加担してしまったのではないか」と。その結果、「私は、やってしまったと思う」と認めた。しかし、「決して誰かを意図的に傷付けようと思ったことはない」とセクハラをしている意識はなかったことを綴っている。自分の行いによって影響を受けた人たちには「深く謝罪します」とし、告発や非難を深刻に受け止めると反省を示した。ダシュナーは今後、カウンセリングに通うことも明かしている。昨年10月にハリウッドの重鎮ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題が明るみに出てから、この問題は収まるどころか映画・音楽業界を越えての告発が始まっている。(Hiromi Kaku)
2018年02月16日「クリスピー・クリーム・ドーナツ」では、フランス生まれの世界的人気キャラクター「バーバパパ」とのコラボレーション商品「バーバパパ プロモーション」を3月1日(木)より発売。今回コラボ展開される商品は「バーバパパ ストロベリー」「バーバズー キャラメル」「バーバママ カスタード」「バーバララ メロン」の4種。さらにイースターに合わせ、3月15日(木)~4月17日(火)の間は「バーバパパ ストロベリー」「バーバズー キャラメル」それぞれにうさぎ耳のピックがついてイースターバージョンに変身するほか、イースターマジックでポップに変身した「チョコ カスタード エッグ」、お花模様がかわいい「ピンク フラワー」も登場。さらに「おすすめ!ダズン」(12個入り)、「おすすめ!ダズン ハーフ」(6個入り)、「おすすめ!ボックス」(3個入り)と、パーティーにもピッタリのお得なセット商品も登場する。また、期間限定でアトレ川崎店&ルクア大阪店にて「バーバパパ」とのコラボショップもオープン。■「バーバパパ プロモーション」販売期間:3月1日(木)~4月17日(火)予定価格:「バーバパパ ストロベリー」250円、「バーバズー キャラメル」250円、「バーバママ カスタード」270円、「バーバララ メロン」、270円販売期間:3月15日(木)~4月17日(火)予定価格:「チョコ カスタード エッグ」210円、「ピンク フラワー」210円※価格は全て税込※一部店舗、イベント・催事店舗では販売なし※なくなり次第終了(cinemacafe.net)
2018年02月16日川口春奈主演で描く「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」が、2月28日(水)よりAmazonプライム・ビデオにて配信スタート。この度、この配信に先駆け予告映像が到着し、あわせて本作の主題歌には、「スピッツ」の名曲「スターゲイザー」が起用されることが決定した。日本のパンケーキブームの火付け役となった「エッグスンシングス」。本作は、「エッグスンシングス」日本進出の裏に隠された、ひとりの女子大生が苦悩や挫折を味わいながら、家族や仲間たちに支えられ、夢を叶えるまでの軌跡を描く、実話に基づいた爽やかなサクセスストーリー。女子大生・澤野夏海を川口さんが演じるほか、彼女に想いを寄せる幼なじみ役の横浜流星のほか、吉川愛、織田梨沙、薬丸翔、中村アン、吉沢悠、マイコ、時任三郎、財前直見らが出演している。夏海が「初めてやりたいこと見つけたー!」と海に向かって叫ぶシーンからスタートする予告編では、前任のオーナーに日本出店を断られ、ライバル出現…と様々な困難が襲い掛かる中、「エッグスンシングス」を継ぐために奮闘する姿が描かれる。また幼なじみの涼介(横浜さん)が、「このパンケーキを待っている人がきっといっぱいいる。行って来いよ!」と後押しするなど、友人や家族の応援に励まされる場面、夏海がハワイの街を駆け抜け、海へ入るシーンも収められている。Prime Original「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」は2月28日(水)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始。※月~金曜日 毎日配信(1話 約15分/全25話)(cinemacafe.net)
2018年02月16日NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務める朝の情報番組「あさイチ」に、大河ドラマ「西郷どん」への出演、そしてスペシャルドラマ「荒神(こうじん)」では主演を務める女優の内田有紀が出演した。番組では2月17日(土)にBSプレミアムでオンエアされるスペシャルドラマ「荒神(こうじん)」の撮影の裏側を垣間見られるメイキング映像が流された。同作は関ヶ原の戦いから100年後の太平の世に突然怪物が出現、村人を殺し村を焼き尽くす怪物と人間たちの死闘を最新のVFXを駆使して描くエンターテインメント時代劇。内田さんは怪物のサイズ感がわかるように緑の棒を持った助監督を相手に演技する俳優陣の姿などが映し出されたメイキング映像を見ながら「怪物のイメージは役者の想像力に任されているので、出来上がりを見て“(怪物が)こんなに大きいの?”と思ったり」と撮影を振り返り、「時代劇に怪物がいることを落とし込むのが大変で、お手本があまりなく、監督や時代考証の人に詳しく聞いて頑張った」とその苦労を語った。これに対し「メイキング映像流れてるけどめちゃくちゃ面白い。CGにせずこのまま流してほしいわ…シュールの極み」「裏側の話がたのしすぎる」「本編よりメイキングが面白いんじゃないか。」など、普段見られないメイキング映像に興奮気味の視聴者からの熱いツイートが続々寄せられる。また内田さんは大河ドラマ「西郷どん」に祇園の芸妓・おゆう役として出演が決定。藩士たちが行きかう茶屋で大久保一蔵(利通)と出会い恋に落ち、戊辰戦争の大きな切り札となった「錦の御旗」を縫うことになるという役どころで「いろんな役を演じることで人生が豊かになるから頑張りたい」と、撮影への意欲をコメント。続けて内田さんと25年にわたり交流があるという女優の加賀まりこがVTR出演。「今、いい仕事をしている彼女を見ると、とても嬉しい」と話す加賀さんが、内田さんと自らの関係性を「まあ、お母さんよね」と表現すると、映像を見ていた内田さんは「大先輩で大女優だが同じ目線で励まして寄り添ってくれる、肉親のような方」と目に涙を浮かべ感激。これには「涙と一語一語丁寧な話し方、純粋さが感じられ好感」「今日のあさイチを見て内田有紀さんのファンになりました」と、内田さんの人柄に共感したというコメントが続々SNS上に投稿されていた。(笠緒)
2018年02月16日ヒュー・ジャックマンを主演に迎えたミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このたび、世界中で大ヒットを飛ばしている本作の注目楽曲の一部を堪能できる特別映像がお披露目された。本作で音楽を手がけているのは、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の2年連続W受賞という快挙へ王手をかけているベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビ。本作のサウンドトラックは、UKアルバム・チャートで5週連続1位を獲得、世界73か国のiTunesで1位を獲得している。本作起用後にアカデミー賞、そしてトニー賞を受賞したコンビ主人公P.T.バーナムのドラマティックなサクセスストーリーを彩るのは、全9曲のミュージカル・ナンバー。多くのソングライターにサンプルを依頼した結果、オスカー受賞の『ラ・ラ・ランド』より何年も前、トニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」よりもずっと前、当時新人だったベンジ・パセックとジャスティン・ポールの楽曲に本作の製作チームがほれ込んだ。「ベンジとジャスティンは、ロックとポップ、現代のブロードウェイ・サウンドを組み合わせるというめったにない才能を見せた。映画の核心をつき、感情的な高ぶる気持ちと、沈んだ感情をとらえている」と絶賛を贈るのは、『ドリームガールズ』などでオスカーノミネート経験を持つプロデューサー、ローレンス・マーク。一方、「ミュージカル・ナンバーを完成させるにはほぼ3年かかった。歌を削ったし、新しい歌を付け足した」とパセックは苦労を明かす。曲が出来上がり、配役が決定すると、パセックとポールは、ブロードウェイの舞台公演のようなリハーサルを始めた。「キャストは1度に3時間歌い続け、最高のパフォーマンスの中でもベストなものを手にすること、それにスクリーンにあふれるよう見事なエネルギーを伝えることを目標としていた」とパセックの言葉を裏付けるように、熱のこもったリハーサルシーンが到着した映像でも映し出される。目指したのはバーナムの精神「生きた音楽」日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化でも監督に起用されている期待の新鋭マイケル・グレイシーは、「僕がこの映画で最も誇りに感じていることの1つは音楽だ。頭に残る音楽なんだ。もし彼らがやった仕事じゃなかったら、この映画はなかったね」と、本作には彼らの音楽が必要不可欠であったことを明かす。また、「バーナムは時代の寵児だ。生きた音楽でないとね」と、パセックはバーナムの精神が音楽にも反映されていることにも触れる。そのバーナムを演じたヒューは、そんなパセックとポールが作り出した音楽について、「素晴らしいミュージカルとは、素晴らしい音楽のことだ。登場人物たちが先へ進み、成長していると感じるからこそ、人はそれぞれ曲に感情移入できる。この映画は人生について、もっと楽しい気持ちにさせる上で、完璧な作品だ」と絶賛する。この映像だけでも、才能溢れる音楽チームの楽曲にワクワクせずにはいられない。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日2011年から交際を始め、2015年に結婚したジェニファー・アニストンとジャスティン・セローが昨年末に別れていたことを「Associated Press」に発表した。別れは「お互いが愛情を持って決めたこと」と語っている。2人は2018年の始まりをメキシコのカボ・サン・ルーカスでジェイソン・ベイトマン夫妻らと過ごしていたが、そのときすでに別れを決意していたということか…。2人は「本来ならプライベートにしておきたいことだった」が、ゴシップとして違った形で伝わってしまうのを避けるため、自分たちの言葉で別れを発表することにしたという。「どんな記事であっても私たちが直接語ったものでないならば、それは誰かが作ったフィクションにすぎない」とジェニファーたちは強く主張している。2月11日、ジェニファーは49歳の誕生日を迎え、マリブで「フレンズ」の共演者のコートニー・コックスら女友だちに祝ってもらっていたが、その頃ジャスティンはニューヨークで愛犬を散歩させていた。ジェニファーとジャスティンは「2人の親友が、カップルとしては別々の道を行くことを決めました。しかし、私たちは大切な友情をこれからも続けていくのを楽しみにしています」と今後についてコメントしている。(Hiromi Kaku)
2018年02月16日河本ほむら原作、尚村透作画のコミックを、浜辺美波主演で実写化したドラマ「賭ケグルイ」。この度、本作に登場する三戸なつめの渾身の“顔芸”を激写した場面写真が、いち早くシネマカフェに到着した。本作は、“ギャンブルの強さ”で生徒の階級が決まる名門校私立百花王学園を舞台に、ギャンブル狂の転校生・蛇喰夢子(浜辺さん)らが、究極の心理バトルを繰り広げる様子を描いていく学園ドラマ。主演の浜辺さんをはじめ、高杉真宙、森川葵らの“顔芸”演技バトルが話題となっている本作だが、今回はモデルで歌手の三戸さんが演じる黄泉月るなの百面相写真が到着!私立百花王学園を支配する生徒会役員のひとりである黄泉月は、着ぐるみのようなパーカーを着用し子どものような外見でありながら、冷酷な一面をあわせもつキャラクター。自身のInstagramでは、「JKだよ!(いろんな意味でキャー!)」と発言も。今回到着したのは、来週放送の第6話(MBS:2月18日、TBS:2月20日 深夜放送)の場面写真。黄泉月の特徴であるお菓子を食べ、ゲームをしながら登場し、ミケ落ちした芽亜里(森川さん)に生徒会から届いた“人生計画表”について「にゃはっ」とかわいく説明しながらも、芽亜里にキツい一言を言い放つのだ。ドラマ折り返しとなる第6話では、そんな彼女の“顔芸”にも注目だ。「賭ケグルイ」は毎週日曜日深夜0時50分~MBSにて、毎週火曜日深夜1時28分~TBSにて放送、Netflixにて独占配信中。(cinemacafe.net)
2018年02月16日「天才っているんだな」――。二階堂ふみは、吉沢亮と映画『オオカミ少女と黒王子』で初めて共演した際、そう思ったという。「この人が女の子でなくてよかった」とも。それは、この世代の先頭集団を走る実力派女優の偽らざる本音だった。吉沢亮の“二階堂ふみ評”も、この『オオカミ少女――』のときから変わらない。「メチャメチャお芝居がうまい」というのは、もはやデフォルト。その上で「ただうまいだけでなく、気がついたら、相手を役としてその場にいさせてくれるんです」とただ、自分の役になり切るだけでなく、共演者をも作品の世界観に引きずり込んでしまう強烈な“引力”を持っていると語る。そんなふうに互いを尊敬と憧れをもって見つめる2人が、再び相まみえたのが、岡崎京子の代表作であり、彼らが生まれた1994年に刊行された名作漫画を映画化した『リバーズ・エッジ』である。終わりなき日常を生きる高校生たちの心の揺らぎや葛藤を描いた本作に、彼らは文字通り、全てを脱ぎ捨てて挑んだ。いまを生きる若い俳優たちにこの作品は何を残したのか?学校で、自宅で、川べりで、彼らは何を紡いだのか?二階堂さんが、岡崎さんの原作漫画と出会ったのはおよそ6年前、もうすぐ17歳になろうという時期のこと。「自分が日常で感じていた感情が、作品の中にそのままあった」とその衝撃を語る。運命と言うべきか、約半年後に、原作の映像化権を持つプロデューサーから、同作の映画化の企画の存在を知らされる。それから数年を経て、正式に映画化プロジェクトが動き出した。二階堂さんにとっては、単なる主演作を超えた、ただならぬ思いの込められたプロジェクトである。この原作の何がそこまで特別だったのか?当時、自らが抱えていた感情をこうふり返る。二階堂:日常で感じていた“つまらなさ”みたいなものが、そのまま(漫画の中に)あったんです。当時、私は既に仕事をしていて、映画やドラマの現場に行くと、そこは非日常でした。一方で、普通に都立の高校に通っていて、朝から夕方まで学校にいる間が、ものすごくつまんなくて「何か起こんないかな…」と思ったり、どこかで生きることをないがしろにしていたような気がしています。それは、この年齢の若者たち特有としか言いようがない、繊細さと鈍感な部分が共存しているような感覚だった。自身が演じる主人公の女子高生・ハルナをはじめとする登場人物たちと自らを重ね合わせた。二階堂:大人になるにしたがってどんどん傷つくことに慣れて鈍くなったり、かさぶたができて、肌が強化されて傷つかなくなったりすると思うのですが、多感で何かを発見したり、自分の感情に気づく歳でもあるので、傷つきやすくて繊細で…だけど、何も感じないところもあって。そのときは、そこまで“生きる”ということに真剣じゃなかったというか。ハルナが感じる「わからない」という気持ちと近いのかな?といまならわかります。ハルナと奇妙な友情を育んでいくゲイの男子生徒・山田を演じた吉沢さん。オファーを受けて、原作を手にし「絵のインパクト。独特のタッチによる“まがまがしさ”を感じて、これを実写映画でどう映し出すのか?と興味がわいた」と語る。登場人物たちが抱えるいらだちや葛藤に関しては、10代半ばの頃の自身を含め、多くの若者が持っているものとして、理解することができたという。吉沢:彼らが持っているよくわからないエネルギー。それによって彼らは暴力やセックス、ドラッグに走ってしまうんだけど、その元になる彼らが抱えているエネルギーそのものは、世代を問わずみんな、それこそいまの若い子たちも持っているものなんじゃないかなと思います。彼らはそういう(=セックスや暴力)形でそれを出すけど、いまはそれがSNSとかに形が変わっただけなのかなと。とはいえ暴力はいまでもあるし、SNS上にも暴力はある。結局、手段が増えたりしただけで、根本的にみんなが持っているものなんじゃないかなというのが、最初に原作を読んだ時の印象でした。だからこそこの作品は、いまの子たちにも刺さると思う。では、2人はそういった、モヤモヤした感情や葛藤とどのように付き合い、どうやって“大人”になっていったのだろうか?吉沢:やっぱり、あの頃の方が気持ち悪いことを考えてたなって思います(苦笑)。ネガティブなことだったり、性のことだったり…。いろんなことを考えて、想像がいろんなところに膨らんでましたね。でも、仕事をしたり、いろんな経験をするようになって、よくわかんないですが、その頃と比べると、いつのまにか心の高ぶりが減っていったような気がします。二階堂:気がついたら、そうじゃなくなっていた感じですね。15、16、17歳の頃って、正直であることが正義だったりしたけど、それがだんだん、相手のためにうそがつけるようになったり、思ってないことを言えるようになったりして…。そうやって自分を守らないといけない瞬間があって、いつのまにか、そういう感情がなくなっていることに気づきました。だからこそ、(今回、高校生のハルナを演じる際に)22歳でできるのだろうか?という焦りはありました。ほんの数年の間に私も変化したので、そのとき(※6年前に原作と出会った当時)、感じていた「わからない」という感情を表現できるのか不安もありました。出来ることならば、原作と出会ったリアルな16~17歳の時期にハルナを演じたかった?二階堂:と思ってたんですけど、撮影が終わってから「この歳でやってよかったな」って思いました。ちょっと距離を置くことで、(当時を)ふり返ることもできたし、その当時だったら、わからずにやっていたことをある程度、頭で理解して演じることができたので。いまでよかったと思います。吉沢さんも、少し年齢を重ねた上で高校生を演じたことを肯定的に受け止める。吉沢:(彼らの感情は)理解できる部分ではあったので。それをいま、感じられるかと言うと難しいかもしれないけど、いろんなことを客観的に見ることができたので、この歳でやれてよかったと思います。それぞれハルナと山田を演じる上で、特別にキャラクターを作りこむでも、口調や佇まいを過剰に意識するでもなく、その世界に“生きる”ことを大事にした。吉沢:役としてはすごく難しかったです。山田という人間の芯の部分、周りから見える山田と彼が抱えているもののギャップ、彼が周りをどう見ているのか?考えたらキリがないくらいで、ずっと考えていたけど、結局、正解がわからないまま終わった感じですね。ただ、変に声や表情を作ったりということは、一切やらないようにしました。山田は、そうすると安くなる気がしたんです。入る前から、いやクランクインした後も山田像についてずっと考えてはいたんですが、そういう内面を意識した状態で、でも現場ではただ、そこにいて、ただセリフを話したという感じです。持っている何かを外に出すというものでもなく、山田に関して、形として何か作ったというのはないですね。二階堂:行定(勲)監督からも、あまり(具体的な指示は)なかったです。最初の本読みの段階で「僕は彼らの世代から遠く離れてしまって、全くわからないところにいるから、逆に聞かせてほしい」とおっしゃっていて。演出するというよりも聞いてくださる感じで「こうやって」「ああして」というのは一切なかったです。私もあまり「(セリフを)こう言おう」というのは考えなかったですし、みんな、自分がどう映るのか?とかテクニカルな部分ではなく、自分はここでどう生きるのか?『リバーズ・エッジ』という作品がどういうものなのか?というところに重きを置いていた気がします。映画の中で印象的なのが、行定監督らしさともいうべき生々しさを感じさせる、随所に挿入されている、メインキャラクターたちがまるで取材のようにインタビューを受ける映像。登場人物たちの心情、内面が浮き彫りになっていくが、これらのやり取りは半ばアドリブだったそうで、演じる側にも様々な刺激、示唆を与えたようだ。二階堂:ハルナが話しているのか?私が話しているのか?それともハルナを演じているからこういう言葉が出てくるのか?わからなくなる感じがあって…。でもあのシーンがあったから、自分とハルナというキャラクターが共存するというか、ずっと体の中にいるような感覚がありました。あのシーンの撮影はいつやるのかも知らされずに急に決まって、ある程度の台本はありましたが、他は何を聞かれるかわからない状態でした。和気あいあいとした現場だったけど、カメラの前に立った時、最終的に突き放されるような、孤独になるような現場だったし、それはそれぞれのキャラクターに必要なことでもあったのかなって感じます。吉沢:(決められたセリフとアドリブの)両方ありつつ、監督が現場で聞いてくることに答えるという形で。撮る前に監督に言われたのが「山田とそれを演じている吉沢亮の中間のようなものが見たい」ということ。90年代を舞台にした『リバーズ・エッジ』という作品を演じている、いまの若者の声を入れたいと。僕としては、そうは言っても「山田でいないと!」という変なプライドもあって、でも監督が聞いてくることは、深い部分をえぐらないと(答えが)出てこないようなことばかりで、気づいたら吉沢亮になっちゃって(苦笑)。「山田くんは強い人ですか?弱い人ですか?」と聞かれて「弱い人です」と答えたけど、山田が自分で自分を弱いとは思っているはずはなくて、それは山田を俯瞰で見ている吉沢亮の言葉だよな…と後悔したり。二階堂さん、吉沢さんに加え、ハルナの恋人の観音崎を演じた上杉柊平、山田とハルナとある秘密を共有するモデルの吉川こずえ役のSUMIRE、ハルナの親友だが、裏の顔を持つルミ役の土居志央梨、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵など、現場は同世代のキャストが揃った。劇中の緊張感のある関係性とは打って変わって、撮影以外では賑やかに、それこそ青春を謳歌するかのようにワイワイと楽しんだという。二階堂:全員近かったですね。しょっちゅう、みんなでごはんに行ったり、飲みに行ったりして。吉沢:(山田を激しくいじめる観音崎役の)上杉くんとか、メッチャ仲良かったし(笑)。二階堂:私と吉沢くんの2人きりだとあんまり話さなかったんですが(笑)、柊平くん、スーちゃん、土居ちゃんが一緒になると一気にワチャワチャしてました。吉沢:「青春だなぁ…」って思ったのが、一度、夜のかなり遅い時間に撮影が終わったときに、みんなで花火をしよう!ってなって…。二階堂:あぁ(笑)。吉沢:でも、バケツとかも用意してないからできなくて。結局、みんなで朝日を見ながらカップラーメンを食べて、帰ったという(笑)。二階堂:みんなで「壊れかけのRadio」を歌いながら帰ったのは覚えてます(笑)。花火は全部、吉沢くんに託して…。吉沢:まだ開けてないですよ(笑)。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2018年02月16日4月6日(金)に2週間限定全国公開される、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛のファンサイト「新しい地図」が製作するオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』の一編、『光へ、航る』の撮影現場が2月中旬に公開された。本作は、お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光が脚本と監督を務め、尾野真千子、草なぎ剛が夫婦役を務めるヒューマンストーリー。■太田監督「日本映画史上に残るシーンが撮れた」この日は、青天のもと、埼玉県内で撮影が行われ、公園で尾野さんと子役がキャッチボールをするシーンや、夫婦のクライマックスシーンが撮影された。太田監督と言えば、1991年にオムニバス映画『バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ』の一編を監督して以来、実に27年ぶりにメガホンをとることとなったが「素晴らしい天気に恵まれ、初日から日本映画史上に残るシーンがとれた。全米が泣くと思います」と冗談を交えて自画自賛。尾野さんも「朝イチから笑顔あふれる現場で、作品の出来上がりが楽しみになりました」と笑顔を見せると、草なぎさんも「本当に楽しかったですし、尾野真千子さんという可愛い女性と、とても素敵なシーンが撮れました。さすが太田監督と思える演出でした」と絶賛する。非常に注目度の高い本作だが、太田監督は「いつもは(相方の)田中(裕二)としかやっていないのですが、あいつは演技ができない。尾野さんはさすがで、打てば響くのがすごい」と脱帽すると「剛くんは、すごく昔から知っているし、本当に一緒にできて光栄です」と真顔で語る。■太田監督と草なぎ剛の絆そんな太田監督の言葉に草なぎさんは「僕は太田さんの記事をいまでも机に入れているんですよ」と切り出す。その発言に太田監督は「彼が謹慎中、すごくバッシングを受けていて、そのことに異議を唱えるコラムを書いたのですが、いまでもその記事を持ってくれているらしいんですよ」と二人の絆の深さを表すエピソードを披露すると「僕は映画監督が夢なので、剛くんが作品に出てくれて本当に嬉しい」と満面の笑みを浮かべていた。監督としての評価を聞かれた草なぎさんは「歌を書いてもらったり、本を書かれたりと芸術的なセンスがすごくある方だとは思っていましたが、リハーサルや撮影でお会いすると、普段のバラエティとは違って監督の顔なんです。これまで出会った監督さんのなかで、一番下手くそな絵コンテを見せてくれるなど、予想できない部分は多々ありますが、すごく良い映画ができる予感があります」と期待を述べると、尾野さんも「普通の映画監督とは違った世界観を持っている方」と語っていた。また太田監督は「(草なぎさんにとって)新しいスタートとなる重要な作品に声をかけていただいて嬉しかった」と笑顔を見せると「脚本はブラックユーモアも織り交ぜながら伝えたいメッセージを込めました」と作品コンセプトを説明。草なぎさんも「起承転結がしっかりしていて、オムニバスではなくても成立している。『クソ野郎と美しき世界』というタイトルですが、クソ野郎な部分と、美しい部分がしっかり描かれていて、とても演じがいがあります」と意欲を見せていた。■稲垣&香取に負けないように頑張りたい!撮影はまだ始まったばかりだが、太田監督は「ちょっと撮っただけですが、演出するまでもなく、剛くんの表情がとても大人になっていて格好いい」と絶賛すると、尾野さんに対しても「子どもとのシーンはすごく上手にリードするのですが、剛くんとのシーンになると、少女の顔になるんです。こちらも演出の必要がないですね」と賞賛を贈る。期待を煽るような太田監督のコメントに、草なぎさんは「(稲垣)吾郎さんや(香取)慎吾ちゃんの作品もきっと素敵なものになりそうなので、いい意味で刺激し合いながら、負けないように頑張りたいですね」と気を引き締めると「『3人で映画をやれたらいいよね』と話していたので、それぞれの現場で頑張って、エピソード4で3人集まれるのが楽しみ」と、まだ全貌が明らかになっていない、エピソード4の『新しい詩』への期待に胸を膨らませていた。「映画を撮るのが夢」と語っていた太田監督は「この映画は注目度が高く、良いか悪いかは別にして評価される対象になるだろうから『あんな奴に撮らせない』と言われないような作品にしたいです」と強い視線で抱負を述べた。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日4月に公開されるシリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』に、「ANZEN漫才」と関根勤がゲスト声優として出演することが決定。この決定を受けてしんちゃんは、「関根さんは、オラの映画は2回目の出演なんだよね!ありがとござます~♪いま一番のりにのっているANZEN漫才のお2人と一緒に共演できるなんて、夢のようですな~。皆さんの活躍にいまからワクワクですな~。みれば~」と喜びのコメントを寄せた。今作で「ANZEN漫才」みやぞんが演じるのは、悪の組織・ブラックパンダラーメンの刺客“ミヤ・ゾン”。拳法家のミヤ・ゾンは、ギター拳法というカンフースタイルを繰り出しながらオリジナルソングを熱唱し、カスカベ防衛隊の行く手を阻むというキャラクターだ。さらに相方・あらぽんは、ヤミツキ成分が増したブラックパンダラーメンを食べるとどれほど凶暴性が増すのか実験台にさせられた客を演じる。アニメ声優初挑戦となる2人。みやぞんさんは「僕らの中で、芸能界に入ったときの目標の一つに、こうしてアニメの中で僕らが描かれるっていうのがあったので、それが叶ったんだなと。恵まれてるんです、我々本当に。有り難いと思っております。しんちゃんと共演するって!実感わかないですけども。実感わかないながらに言わせてもらうと、ホントの意味で実感わかないです」と喜び、あらぽんさんも「僕らは小学校の頃から見ていたので、『しんちゃん』と軽々しく言ってますけど、芸歴ではしんちゃんの方が上なので、僕はもう『クレヨンさん』と呼びたいです。だから、芸能界のルールとして挨拶は『クレヨンさん、おはようございます!』って言うべきで、先輩と共演できる、それくらいの気持ちではあります」とコメントしている。さらに、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』以来、17年ぶり2度目の出演となった関根さんが演じるのは、しんちゃんたちカスカベ防衛隊に伝説のカンフー“ぷにぷに拳”を教える師匠役。関根さんは、「師匠の役は年齢が高めなので、大滝秀治さん、あるいは拳法ですから、千葉真一さん、藤岡弘、さんもどうか、でも“ぷにぷに拳”なので、飄々とした柔らかい感じで、『酔拳』のときのジャッキーの師匠をイメージしたりと、色々役作りのイメージをしました」と話し、「ANZEN漫才」については「いまANZEN漫才は勢いがありますからね。キャラクターになっても溶け込めると思います、そもそも2人ともアニメみたいな顔してますから。みやぞんはみやぞんのまま、本当に自由人なので好きなようにやってほしいですね」とコメント。またオファー時に家族にも伝えたと言う関根さん。「それはもう喜んでくれました。娘の麻里も喜んでくれて、孫も『観に行く観に行く』と言ってますから、完成したら家族で観にいきたいと思います」と語っている。なお、本日16日(金)放送の「クレヨンしんちゃん」に「ANZEN漫才」が登場し、みやぞんさんが即興曲「しんちゃんに捧げる歌」を披露するほか、データ放送企画「東西南北サンバDEオーレ!」の息ぴったりなサンバにも注目だ。さらに、来週23日(金)のレギュラー放送には関根さんが参加する。『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』は4月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月16日NHK総合では、人気俳優・神木隆之介を主演に迎えたドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」を、4月21日(土)より放送することを発表。本作で神木さんは初の弁護士役に挑戦する。ストーリー新人弁護士・田口章太郎(神木隆之介)は青葉第一中学の校長室にいた。今春から導入された「スクールロイヤー制度」で、弁護士事務所のボス・高城(南果歩)から派遣されたのだ。対面しているのは、娘が体罰を受けたと学校に抗議してきた保護者である。「学校を訴える!」と言って聞かない保護者に対し、田口は「あなたの行為は『威力業務妨害』にあたる」と言い切り、見事に追い返す。校長の倉守(小堺一機)は事なきを得たと上機嫌だが、教務主任の三浦(田辺誠一)は田口のやり方に反発する。「学校には学校のルールがある」と主張する三浦は、生徒からも保護者からも信頼の厚い、教師の手本のような人物である。それから数日後、体罰問題は思わぬ事態へと発展する。田口の態度に腹を立てた保護者が1枚の文書を送りつけてきたのだ。そこには担任教師・望月(岸井ゆきの)が体罰を行った事実を認める文言と署名があった。保護者に呼び出された望月があろうことか、言われるがままに署名してしまったのだ。スクールロイヤー・田口章太郎はこの問題をどのように解決に導くのか?答えのない学校問題と格闘する日々が始まっていた――。ドラマは、新人弁護士が法律を武器に学校問題と格闘するなかで、教師や生徒と体当たりで向き合い、傷つきながら成長していく学園ヒューマンドラマ。神木さんが演じるのは、“スクールロイヤー(学校弁護士)制度”により中学校に派遣された新人弁護士・田口章太郎。神木さんは「教育現場というところがどれだけ大変だったか、今回この作品を通して知りました」と話し、「弁護士役は初めてですが、一生懸命頑張るとともに、皆さんに学校や教育現場などの実態、そして倫理的な観点からも見られる作品になっているので、楽しんで見て頂きたいと思っています」と意気込みとメッセージを寄せている。主演の神木さんのほかにも、弁護士事務所のボス役の南果歩、青葉第一中学の教務主任役に田辺誠一、校長役に小堺一機。さらに岸井ゆきの、濱田マリ、菅原大吉らが出演する。「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」は4月21日(土)より毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送(連続6回)。(cinemacafe.net)
2018年02月15日第72回毎日映画コンクールの表彰式が2月15日(木)、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催された。■男優主演賞は『あゝ、荒野』の菅田将暉「まさかこんなに大きな賞をいただくとは本当に、想定外でした。この映画に関わった皆さん、そして観てくださった皆さん、ありがとうございます。この映画を撮影しているときは、こんなたくさんのフラッシュを浴びるなんて、思っていませんでしたし、年間で何百本も映画が公開されるなかで、選んでいただいたと思うと、身に余る光栄です。本当にすごくうれしいです。こういう場に立たせてもらったので、ちゃんとこれからも映画を通して、これからの未来や可能性…、いろんなものを僕自身、作っていければ、それが恩返しになるのかなと」。「岸(善幸)監督とご一緒するのは2度目ですが、初めてお会いしたときから何か運命的なものを感じていて、僕が取材などで勝手に『ロミオとジュリエットみたい』なんて言っていたら、それを聞きつけた岸監督がメールをくれるたびに『ジュリエットより』って書いてきて(笑)。あれはちょっと気持ち悪いので、やめてほしいですね(笑)」。■長澤まさみが『散歩する侵略者』で女優主演賞「この度は、名誉ある賞をいただき、大変光栄に思っております。ありがとうございます。この役を私に演じさせてみようと思ってくださった黒沢(清)監督、スタッフの皆さんに感謝しております。まだまだ、こういった賞に見合う器だとは到底思えていないので、受賞をきっかけに、次に進んで日々精進していこうと思います。昔に比べれば、より自由に演じることに向き合えるようになったのかなと…。いまの状況はとてもありがたいですし、期待に応えていけるように、頑張っていこうと思います。本日はありがとうございました」。■スポニチグランプリ新人賞に『散歩する侵略者』の高杉真宙「今回、こうした賞をいただき、うれしく思います。いま、すごく緊張していて、ここに立っていいのかなという気がしますね。『散歩する侵略者』では得体のしれない宇宙人を演じましたが、宇宙人って誰も見たことがないので(笑)、何が正解なのか模索しながら、不安な部分もありました。けれど、こうやって賞をいただくと、自分なりの宇宙人が演じられたのかと安心しています。もっともっと前に進んでいきたいなという気持ちなので、サボらずにいろんな演技をして、またここに立てればと強く思っています。目標は『また仕事したい』と思ってもらえる俳優になることです。それはすごく難しいことだと思うんですけど、自分が求められているものを120%出し切る仕事ができれば」。第72回毎日映画コンクール 選考結果作品部門日本映画大賞『花筐/HANAGATAMI』大林宣彦監督日本映画優秀賞『あゝ、荒野』岸善幸監督外国映画ベストワン賞『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督監督賞・脚本賞監督賞富田克也『バンコクナイツ』脚本賞石井裕也『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』俳優部門男優主演賞菅田将暉『あゝ、荒野』女優主演賞長澤まさみ『散歩する侵略者』男優助演賞役所広司『三度目の殺人』女優助演賞田中麗奈『幼な子われらに生まれ』スポニチグランプリ新人賞高杉真宙『散歩する侵略者』、伊東蒼『島々清しゃ』田中絹代賞水野久美スタッフ部門撮影賞鎌苅洋一『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』美術賞竹内公一『花筐/HANAGATAMI』音楽賞Soi48(宇都木景一、高木紳介)、Young-G他『バンコクナイツ』録音賞加藤大和、高須賀健吾『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞『三里塚のイカロス』代島治彦監督アニメーション部門アニメーション映画賞『こんぷれっくす×コンプレックス』ふくだみゆき監督大藤信郎賞『夜明け告げるルーのうた』湯浅政明監督TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞日本映画部門『忍びの国』中村義洋監督外国映画部門『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督特別賞佐藤忠男(映画評論家)(text:cinemacafe.net)
2018年02月15日「Dlife」で放送中の若手俳優3人が旅する模様を放送するオリジナル旅番組「男子旅」。明日2月16日(金)放送回では、磯村勇斗、庄野崎謙、山口大地の“伊豆の旅”を放送する。今回旅をするのは、連続テレビ小説「ひよっこ」に出演し、今後も『恋は雨上がりのように』『ういらぶ。』と出演作の公開が控える磯村さん。連続テレビ小説「梅ちゃん先生」や「ミス・パイロット」の庄野崎さん。舞台「戦国BASARA」「真・三國無双」に出演する山口さんの3人。まず3人は朝市でお腹を満たすと、熱川バナナワニ園へ。そして、パワースポットのお湯かけ弁財天では縁結びの木に願いを書いた絵馬を結び、夜は宿で朝市などで買った魚の干物を3人で料理し食べながら、それぞれの結婚観を語り合うシーンも。さらに次の日はイチゴ狩りへ行き、その後自転車競技大会も行われる施設で3人乗りの自転車を体験。旅の最後には、修禅寺 奥の院を目指す…という盛りだくさんな内容。中でも今回注目なのは、彼らの少年のような表情!そんな彼らの表情も確認できるイチゴ狩りのシーンから場面写真が到着。桃の香りの苺「桃薫(トウクン)」を食べさせてもらえることになった3人。数が少なく、今日全員が食べられるか分からない中、まず庄野崎さんが発見。続けて磯村さんも発見し、「え!?桃!?なんで!?」とその味にテンションが上がる。そして最後の山口さんは、「もう3分の1来ちゃったから、食べられない可能性あるからね!?」と心配しながらも、なんとか1つ発見。あまりの嬉しさと苺の美味しさに、「桃のいいところと苺のいいところ、どっちも持ち合わせてる!コクのある酸味と、食感と甘い香り、同時に来る!」と、本人曰く「リアルに美味しいから出てきた言葉」で食レポ。また、浴衣姿の3人を写した写真も到着している。「男子旅~伊豆~」は2月16日(金)23時55分~Dlifeにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月15日人気4人組ヴォーカルグループ「GReeeeN」が、桜井日奈子と吉沢亮がW主演する映画『ママレード・ボーイ』の主題歌を担当することが決定。主題歌は本作のために書き下ろした「恋」。4月11日(水)にリリースの「GReeeeN」のニューアルバムに収録されるという。心にまっすぐ響く歌声と、誰もが一度は経験したことのある切ない歌詞が共感を呼び、『アントキノイノチ』の主題歌に「恋文~ラブレター~」が起用されたほか、『ストロボ・エッジ』では「愛唄」が「whiteeeen」によってカバー。彼らの楽曲は若い世代を中心に幅広い世代に支持され、もはや恋愛映画になくてはならない存在だ。本作もまた、世代を超えて愛される大人気少女コミックの実写化。そんな本作の主題歌を担当する「GReeeeN」は、「ママレード・ボーイの主人公たちも、永遠に愛を紡いでいくことを願いながら『恋』をしています。どんなときも『恋』をし続けられたら、僕らはきっと幸せなはず。この曲を聴いていただいた皆さんも2人出会えたキセキに感謝して、そばにいる大切な人に、これからも気持ちを伝え続けようって思っていただけたら嬉しいです!」とコメント。また廣木隆一監督も、「ピアノのイントロから映画全体を包み込むような曲に仕上がって、未来を感じさせる歌詞が物語にまた違う広がりを作ってくれました」と楽曲の印象を明かし、「幅広い年齢層に愛される原作に相応しいエンディングになったと思っています」と自信を見せている。ファンに愛されるアニメ版の主題歌「笑顔に会いたい」有名であるがため、今回映画の主題歌を“誰にお願いするか?”は、大変な問題だったとふり返る松橋真三プロデューサーは「しかし、おわかりの通り、『笑顔に会いたい』はわくわくする物語のオープニングにふさわしい曲であり、映画のエンディングに流れる主題歌にはまったく別の曲が必要でした。物語のクライマックスには、全てを包み込む大きな愛の歌が必要であり、まして、桜井日奈子さん、吉沢亮さんというフレッシュなキャストに演じてもらうこともあり、なおさらビッグネームにお願いしないとファンは納得しないだろうと思いました。無理を承知で、GReeeeNにお願いしました」と主題歌オファーの経緯を明かしている。『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月15日「クリミナル・マインド」で長年に渡ってホッチ役を演じたトーマス・ギブソンが、1993年に結婚したクリスティーナ・パーカーと正式に離婚した。「People」誌によると、トーマスは2014年に離婚を申請し、4年経った今年、やっとお互いが合意に達し裁判所にも離婚を認められたという。2人には18歳と15歳の息子、13歳の娘の計3人の子どもがおり、今後トーマスは養育費として月32万円(3,000ドル)と学費、課外活動費用をクリスティーナに払うことになる。また、トーマスは2週間ごとにクリスティーナ&子どもたちが住むテキサス州のサン・アントニオの家で子どもたちと過ごすことができるそうだ。トーマスは2014年に離婚を申請していたものの、公に知れ渡ったのは2016年のこと。離婚に向けて手続きしているのを隠していた理由として、当時彼は「離婚とは子どもたちにとって非常につらいこと。マスコミの目がないとしてもね」と語り、「僕も親の離婚を経験している。クリスティーナと結婚したとき、絶対に結婚生活を台無しにしてはダメだと思ったんだけど…」と心情を明かしていた。また、同年、トーマスは出演していた「クリミナル・マインド」の撮影現場で意見の相違から脚本家を殴ってしまい、解雇された。以降、目立った俳優活動はしていないが、子どもたちとの関係は良好のようで、SNSに仲睦まじい写真をたびたび掲載している。(Hiromi Kaku)■関連作品:クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 [海外TVドラマ](C) ABC Studios and CBS Studios, Inc.
2018年02月15日『レ・ミゼラブル』で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンと、2年連続ゴールデン・グローブ賞&アカデミー賞W受賞へ王手をかけている音楽チームが贈る『グレイテスト・ショーマン』。このほど、本作で改めてその魅力を再確認する、ヒューとザック・エフロンの歌声響く特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムをヒューが演じる本作。このたび到着した映像で歌われる「The Other Side」は、バーナムが上流階級相手のショーで成功しているフィリップ・カーライルを自分のショーに参加させようと説得する場面の曲。そのフィリップを演じているのが、ザックだ。ヒュー&ザックにミュージカル風の対決をさせるという意図のもとに作られた本楽曲は「ペースが速くてエネルギッシュ、それでいて共感できるものにしたかった」と、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞にノミネートされているジャスティン・ポールが想いを明かす。ハードなダンスは“テイク30”!ヒューも「20年若かったらよかったのに」とはいえ、「ザックとのシーンは難しかったよ。小道具のグラスを用いたり、帽子を翻したりスワップ(交換)したり、踊ったりいろんなことが起こる(笑)。20年若いときの足だったらよかったのにと、時々、思ったよ」と、この曲のダンスはヒュー泣かせの難易度だった様子。ザックもまた、「僕がいままでやった中でも最もハードなダンスで、テイク30になったとき、ヒューは僕の目をみて『これで決めるぞ』と決意の表情をした。自分を向上させようとするヒューを見ていると、自分も150%の努力をして応えてしまう。ああいう感じは大好きだ」と語り、このダンスに苦戦しつつも、ヒューとお互いに高めあったことをふり返っている。ハードなダンスに備えて9週間リハーサルを共にしたというヒューとザック。撮影終了後にも一緒にミュージカルを鑑賞したり、アメフトを観戦したりする姿をSNSにアップするほど仲良しになり、来日記者会見でもヒューは「ザックが(次の)ウルヴァリンさ」と冗談を飛ばしていた2人の息の合ったシーンに期待が高まる。「アコースティック・ギターの雰囲気があり、ウエスタン酒場での撃ち合い場面の感じになった」とポールが説明する「The Other Side」で、フィリップはどのようにしてバーナムに説得されるのか?2人の息の合ったパフォーマンスはもちろん、ドラマの行方にも注目していて。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月15日フジテレビでは、アガサ・クリスティが1926年に発表した人気長編推理小説「アクロイド殺し」を、三谷幸喜脚本で日本で初めて映像化することが決定。野村萬斎を主演に迎えるほか、大泉洋、向井理、吉田羊、松岡茉優ら豪華キャスト共演で「黒井戸殺し」のタイトルで4月に放送される。「原作:アガサ・クリスティ×脚本:三谷幸喜」のコラボは、2015年にフジテレビ開局55周年特別企画として2夜連続で放送した「オリエント急行殺人事件」で初コラボが実現。続く今作は、クリスティの6作目の長編小説であり、エルキュール・ポアロシリーズの3作目にあたる「アクロイド殺し」が原作。事件が起きた人間関係を知るポアロの隣人による手記を読んでいく形で進んでいく本作は、その結末におけるトリックの斬新さによって、当時世界中に衝撃を与え、そのトリックを巡って「フェア・アンフェア論争」が引き起こされ、長らく映像化不可能とされてきた作品だ。「黒井戸殺し」のタイトルで映像化される今回は、「オリエント急行殺人事件」同様、萬斎さん演じる名探偵・勝呂武尊が主人公。そして医師・柴平祐を、舞台「ベッジ・パードン」で萬斎さんと同じ舞台には立っているものの、テレビドラマでの共演は今回が初めてとなる大泉さんが演じ、勝呂の良き相棒としてコンビを組み、事件の謎に立ち向かっていく。「オリエント急行殺人事件」以来、ドラマ出演は約3年3か月ぶりとなる萬斎さんは、「再び勝呂武尊を演じることができて、とてもうれしくもあり、やりがいもありました。前回の『オリエント急行殺人事件』のときより、人間味の増した勝呂になったのではないかと思います」とコメント。テレビドラマ初共演となる大泉さんについては、「いつもにこやかに明るく撮影現場を盛り上げてくれました。撮影の中で、洋くんと一緒にあぜ道を自転車で走るシーンがあり、偶然、勝呂が自転車から転げ落ちるシーンの倒れ方がチャップリンみたいになったところが、とてもおもしろかったです」と撮影中のエピソードも明かし、「10人の容疑者に対して、全員のアリバイを整理し、見破っていく駆け引きも見どころとなっています。複雑に絡み合ったアリバイを見事に解いていく勝呂武尊をぜひお楽しみに」と見どころを語っている。一方、とにかく台本が面白かったと話す大泉さんは、「三谷さん脚本による個性豊かなキャラクターたちがとにかく魅力的」と言い、萬斎さんについては「どんな役をやっても強力な印象を残すお芝居が大好きだったのでとてもうれしかったです。撮影中は、ずっと聞いてるとドンドン勝呂のキャラのとりこになり、最高に楽しい毎日でした。そんな勝呂と柴との掛け合いも見どころの一つだと思います」と話している。またこの2人に加え、物語を彩る個性豊かな登場人物たちを演じる俳優陣も決定。三谷作品初参加となる余貴美子、草刈民代、向井理、佐藤二朗、和田正人。三谷映画や舞台には出演しているものの、三谷ドラマには今回初出演となる寺脇康文。さらに、浅野和之、秋元才加、吉田羊、松岡茉優、藤井隆、今井朋彦、斉藤由貴、遠藤憲一が出演。彼らが代わる代わる事件の容疑者として浮上していく。夫を毒殺した疑惑のあった唐津佐奈子が死亡するところからはじまる本作。彼女を演じる吉田さんは、「故人ではありますが、語り手たちによる在りし日の私から、その人生を想像していただけるとうれしいです。大泉さんを想定した三谷さんの『当て書き』がこれまた楽しい!」とコメント。かねてより三谷作品に参加したかったという草刈さんは、「私演じます“満つる”さん、ちょっと変わった人です。このような役柄は演じたことがありません!でも、楽しかった~」と述べ、松岡さんも「野村萬斎さん演じる奇妙な探偵・勝呂に振り回されるのは大変心地よい時間でした」と参加した感想を語っている。そして“謎の男”役で出演する和田さんは、自身の役について「極めて重要な容疑者の一人です。明らかに怪しいです。疑われても仕方ない。誰が見てもそんな印象です。ストーリーを追っていく中で、加害者なのか?被害者なのか?と、そんなところにある種の面白みを感じる人物です」と説明しており、多くの登場人物の中でも特に気になるキャラクターだ。また脚本を手掛けた三谷さんは、「あの名作『アクロイド殺し』のドラマ化に関われるのは、クリスティファンの脚本家にとっては最高の喜びです。ミステリーの女王に敬意を表し、設定を日本に移した以外は、極力原作に忠実に脚色してみました」とコメントを寄せている。「黒井戸殺し」は4月、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月15日林遣都、柳俊太郎、前野朋哉が共演し、古泉智浩の人気漫画を実写化した『チェリーボーイズ』。この度、本作でヒロインを演じる池田エライザの様々な表情を写した新場面写真が、いち早くシネマカフェに到着した。モデルとして活躍し、『一礼して、キス』「ぼくは麻理のなか」「伊藤くん A to E」など女優としても近年注目を集める池田さんが今回演じるのは、林さん演じる国森信一(通称:クンニ)、柳さん演じる吉村達也(通称:ビーチク)、前野さん演じる高杉誠(通称:カウパー)、童貞3人組の脱童貞大作戦のターゲットにされるヒロイン・釈笛子。そして今回、男たちを虜にしてしまう様々な表情を見せる彼女の姿を、場面写真で少し公開。暑い日差しのなか瓶ビールを飲み干そうとする爽やかな横顔や、瓶ビールを咥え涼し気な表情を見せる釈笛子の姿。さらに、捨て猫を愛おしそうに抱き寄せるシーンや、なんと機関銃を手に激情に駆られた表情も写し出されている。『チェリーボーイズ』は2月17日(土)よりシネ・リーブル池袋、渋谷TOEIほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月15日2月15日(木)今夜放送の日本テレビ系情報バラエティー「あのニュースで得する人損する人」に俳優の高橋一生と斎藤工がゲスト出演。映画『blank13』を共に作り上げた2人が公開クッキング企画に挑戦。スタジオ大絶賛の料理の腕前に注目。「フットボールアワー」の後藤輝基と羽鳥慎一がMCを務め、日々飛び込んでくる“旬なニュース”を「得か損か」というシンプルな視点、そして適度なアカデミックさで楽しく学んでいく本番組。今回高橋さんと斎藤さんは初のスタジオ公開30分クッキング企画「ウル得マンは一体何品の白菜料理を作れるのか?」にウル得マンのお手伝いとして参加。テーマとなる食材は高橋さんと斎藤さんのリクエストで「白菜」が選ばれ、野菜が高騰しているいま、白菜一玉を無駄なく使い切るレシピが続々登場する今回の企画にスタジオでは驚きの声が上がる。高橋さんは週2~3回は自炊するそうで「作り慣れているので、作っているときは無心になれる」とその料理の腕前を披露。斎藤さんも「頼んだオニオングラタンスープがあまりに美味しくて、どうやって味を再現するか…」と料理に対してもストイックに取り組む姿を見せると、その“イケメンすぎる”料理の腕前にスタジオも大絶賛。また今夜は、プライベートでも斎藤さんと仲良しだという「トレンディエンジェル」斎藤が、家庭でできるアイロンがけの技を紹介するほか、スマホのパノラマ機能を使って簡単に撮れる“心霊写真”を実践する。高橋さんと斎藤さんが共演している映画『blank13』はシネマート新宿にて公開中、2月24日(土)より全国にて順次公開する。斎藤さんにとって出演作というだけでなく長編初監督作ともなる同作。主演に高橋さんを迎え、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗ら個性派キャストが集結している。「あのニュースで得する人損する人」は2月15日(木)19:00~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月15日カニエ・ウェストがバレンタインデーに“インスタ復帰”を果たした。アカウントを復活せたのだ。現在カニエがフォローしているのはただ1人、愛妻のキム・カーダシアンだ。記念すべき初投稿は、キムへのメッセージとみられる「HAPPY VALENTINES DAY BABE」と書かれたカードの写真だった。カニエがそのカードの写真以降、2枚目から50枚以上に渡って現在まで投稿し続けているのは、どういうわけかセレブカップルたちの写真だ。それも、ショーン・ペン&マドンナ、ジョニー・デップ&ウィノナ・ライダー、ブルース・ウィリス&デミ・ムーア、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーなど、大半がとっくにお別れ済みのカップルばかり。デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻やマシュー・ブロデリック&サラ・ジェシカ・パーカー夫妻など、現在も円満なカップルの写真もあることはあるが、どれも十年以上前の古いものでいまの洗練された姿とは程遠い過去が写し出されている。直近の投稿は、カニエの義理の母に当たるクリス・ジェンナーと義理の父ですでに亡くなっているロバート・カーダシアンの笑顔のツーショット。続いて「Kimye」(キムとカニエの名前を合わせた造語)とキャプションを付けた2人がアイスを食べている写真、盛装したカニエがセクシーなドレス姿のキムを愛おしそうに見つめる写真。カニエがセレブカップルの写真ばかりを載せた理由は、全く謎に包まれたままだ。(Hiromi Kaku)
2018年02月15日人気子ども番組「おかあさんといっしょ」の初の映画化が決定。『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』として、9月7日(金)より公開されることが明らかに。あわせて、特報映像が到着した。2~4歳児を対象にした教育的エンターテインメント番組として、現在まで半世紀以上続く超長寿番組「おかあさんといっしょ」。TVだけでなく、コンサートやアリーナイベントも全国各地で開催され、2013年から2016年にはライブビューイングとして映画館でも上映された。そして今回公開されることが決定した映画は、実写、アニメ、歌、体操、踊り、ゲームと盛りだくさんの体験型ファミリー映画。ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんが通常のテレビ放送とは異なり、スタジオを飛び出して様々な場所へ冒険に出かけるほか、番組お馴染みの人形劇「ガラピコぷ~」が初のオリジナルアニメ化され、スケールアップした世界での大冒険が描かれるという。なお、1990年に「おかあさんといっしょ」内で放送されていた人形劇「にこにこ、ぷん」が劇場アニメ『海だ!船だ!にこにこ、ぷん』として公開されているものの、お兄さんお姉さんによる歌や体操のパートと、アニメパートで構成される1本の映画としては、本作が初の映画化となる。『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』は9月7日(金)より全国のイオンシネマほかにて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月15日