テレビ朝日が贈る「ミュージックステーション」の年末恒例ビッグプログラム「ミュージックステーションスーパーライブ2016」。放送を間近に控えた本番組だが、この度当日アーティストたちが披露する楽曲が一部発表された。完全生放送で贈る今回のスーパーライブは、国民的人気を誇るアーティストから今年話題の顔まで、過去最多となる出演者45組がすでに決定している。そんな中から、今回は12組の披露楽曲が発表!まず注目は、「AKB48」のパフォーマンス。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからミニオン、セサミストリートの人気キャラクターエルモ、クッキーモンスター、スヌーピー&チャーリー・ブラウンら総勢9体のキャラクターたちが登場し、「AKB48」と一夜限りのコラボが実現!また楽曲中、マネキン人形のように静止する話題のパフォーマンス、マネキンチャレンジも披露される。さらに、過去4年連続で「紅白歌合戦」に出場していたゴールデンボンバーが、紅白落選への思いをテーマにした「女々しくて」を披露。スーパーライブでも4年連続で同曲をパフォーマンス!そのほか、DAIGOの「KSK」や映画『ちはやふる』の主題歌となった「Perfume」の「FLASH」など、今年話題となった楽曲も披露される。なお、本日から放送前日の22日(木)まで、注目の楽曲が毎日発表されるという。こちらも引き続き要チェックだ。<第1弾発表楽曲>aiko「もっと」絢香 「I belive」AKB48 「365日の紙飛行機」「LOVE TRIP」「ハイテンション」桑田佳祐 「君への手紙」「ヨシ子さん」欅坂46 「サイレントマジョリティー」ゴールデンボンバー 「女々しくて」コブクロ 「未来」DAIGO 「KSK」乃木坂46 「サヨナラの意味」Perfume 「FLASH」ポルノグラフィティ 「LiAR」ゆず 「見上げてごらん夜の星を~ぼくらのうた~」「ミュージックステーションスーパーライブ2016」は12月23日(金・祝)19時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月19日堺雅人が混沌の戦国時代を駆け抜けた真田信繁(幸村)を演じ、大泉洋、長澤まさみ、星野源ら豪華キャストが共演した2016年の大河ドラマ「真田丸」が12月18日(日)の第50話で最終回を迎えた。三谷幸喜が2004年放送の「新選組!」以来2度目となる大河ドラマの脚本を手がけたことも話題となった本作。史実をベースにしながらもユーモアあふれるシーンなどを織り交ぜながら、信濃の一領主だった真田家の次男として生まれた信繁の迷い、悩み、苦しみながら成長する姿と家族への愛が描かれた。最終回は、豊臣と徳川の決戦が始まり、圧倒的に不利な形成のなか信繁は大阪城を出て野戦を繰り広げる。信繁は茶々に家康を打ち損じたら千姫を和睦の使者として秀忠の元へ向かわせるよう告げる。一方、家康側は秀頼を出陣させないため幸村が寝返ったといううわさを流す。徳川軍が大混乱のなか怒涛の如く進撃する幸村。戦いは豊臣軍が有利に進むが、兵たちが秀頼が城に逃げ帰ったと誤解、隙を見て徳川軍が反撃に転じ、信繁は家康を追い詰めるも秀忠に撃たれ敗北するというストーリー。「TwitterJP」アカウントによれば18日夕方5時からの「#真田丸」または「真田」ツイートは37万件以上に上ったとのこと。放送終了後には「一年間、ありがとうございました。」など“真田丸ロス”に陥った視聴者の声がネットに続々と投稿されはじめた。秀頼や茶々、きり、毛利らのその後が描かれないラストに対しては「三谷さんは信繁が見ていないことは描かないと言ったから最後までそうだった」「それは左衛門佐様が見ていないから。最後まで貫いてたな、真田目線の大河ドラマ」「いかに生きたかが大事だから、最期は語らないんだね」などのあくまで“真田目線”で綴られた三谷脚本を評価するツイートが数多く投稿されていた。また、信繁が自決するシーンでは年齢を聞かれた藤井隆演じる佐助が「55でございます」と答え、自らより年上だったことを知った信繁が思わず固まってしまうという場面には「なぜここで笑わせにくる三谷」「ちょいちょいギャグ要素混ぜるのやめてください(もっとやれ)」「何か愛がありすぎて感動した」など、爆笑したという声が多数寄せられていた。そのほか「真田丸最終回のタイトルは『逃げるは恥だが役に立つ』しか考えられないなあ…」「逃げる姿はかなり恥だったけど戦況が変わった後は役に立つ」「ガッキーといちゃついとるから遅れるんじゃ!」など、今作で徳川秀忠を演じた星野さんが出演しているドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と、最終回での秀忠の行動をかけたツイートも多数見られた。そして何よりも「三谷幸喜さん、俳優の皆さん、制作に関わった全ての皆さん。ありがとうございました!」「よい1年を有難うございました」など、多くの視聴者が1年間にわたる“真田丸”の航海に感謝のねぎらいの言葉を送っていた。なお「真田丸」は総集編が12月30日(金)12時15分~NHK総合で放送される。改めて1年にわたる“真田丸”の歩みを振り返ってみてはいかが。(笠緒)
2016年12月19日『デッドプール』のライアン・レイノルズがハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに名前を刻むことになり、15日(現地時間)に行われたセレモニーで愛娘2人を初披露した。15日(現地時間)にハリウッドで行われたセレモニーにはライアンと妻のブレイク・ライヴリー、そして2歳になる長女・ジェームズと次女も出席した。私生活を大切にしている夫妻はいままでSNSに娘を抱っこしている写真をアップしたこともあったが、顔は見えないショット。公の場に連れてくることもなかった。現時点では3か月になる次女の名前も公表していない。翌日が2歳の誕生日だったジェームズは、恐竜やロケットのワッペンが付いたジャンパーに足元はコンバースというボーイッシュなスタイルで、マイクをおもちゃ代わりに大はしゃぎ。可愛らしい仕草で、主役のパパよりも注目を集めていた。ジェームズの誕生日である16日(現地時間)には家族でディズニーランドへ出かけてお祝い。小さな子でも楽しめるアトラクションを親子で楽しんでいたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月19日「アベンジャーズ」「アイアンマン」シリーズのマーベルが新たに贈るヒーロー『ドクター・ストレンジ』。傲慢な天才外科医でありヒーローでもあるというストレンジのキャラクターと、いまだかつてない映像革命が話題となり、全世界で注目を集めている本作は、主演ベネディクト・カンバーバッチの魅力もさることながら、ティルダ・スウィントンやキュイテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムスなど脇をかためる俳優陣の豪華さにも注目が集まる。その中でもひときわ輝いているのが、実力派俳優マッツ・ミケルセンだ。本作ではドクター・ストレンジの宿敵にして、ついに公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、主人公ジンの父親として物語のカギを握る存在に。この冬、話題の両作に出演するマッツに迫った。まず、“北欧の至宝”との異名を持つマッツが『ドクター・ストレンジ』で演じるのは、ストレンジの宿敵カエシリウス。カエシリウスは己の夢“不老不死のユートピア”を実現するために、ダークサイドに落ちた魔術士であり、まだヒーローとして覚醒していないストレンジの前に大きな壁として立ちはだかる。圧倒的な力の差でストレンジを追い詰めるその姿は、映画史に名を刻む新たなヴィラン(悪役)として記憶されるだろう。さらに、マッツ演じるこのキャラクター、カエシリウスを魅力的にしているのは、彼が不老不死を執拗に追い求める理由にある。彼の原動力となるのは、愛するものを失った“悲しみ”だ。この心の傷は時を追うごとに大きくなり、やがて彼自身をも侵食してゆく。その結果、彼の心はゆがみ、取りつかれたかのように“不老不死”を追い求めるようになってしまう。先に解禁された映像ではストレンジを徹底的に攻撃していく姿が描かれていたが、カエシリウスは決して根っからの悪ではないのだ。また、マッツはこの冬の最注目作の1つ『ローグ・ワン』では、ゲイレン・アーソというキャラクターを演じている。主人公ジン(フェリシティ・ジョーンズ)の父親であり、銀河を揺るがす破壊兵器“デス・スター”開発に関わる科学者だ。予告を見るかぎり、冒頭からマッツのセリフが入り、「ジン、何があってもお前を守る…」と幼いジンに語りかけるその表情は、とても悲し気。これは、未来ある子どもを育てる父親でありながら、あらゆるものを破壊しつくすデス・スターの設計に関わらなければいけないことへの懺悔なのか!?愛するものを再び取り戻そうと闇の力に手を染めるカエシリウスと、天才的な科学者としての才能をデス・スター開発に捧げるゲイレン・アーソ。ごく普通の人間が、決して逃れられない運命で図らずもダークサイドに囚われてしまう(?)という、この2つのキャラクターは、どこか似ているのかも…。この冬、そんな複雑なキャラクター2人を演じるマッツから、ますます目が離せなくなりそうだ。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日今年のカレンダーもいよいよ最後のページとなった12月、ハリウッドでは映画賞レースたけなわである。 「イマ旬!ハリレポ」では、ロサンゼルス在住・映画業界ン十年の筆者が、現地目線でアカデミー賞レースの様子を隔週レポートする。映画賞の最高峰であるアカデミー賞は今年でなんと89回目、世界の映画賞の中でも老舗中の老舗といったところ。受賞者に渡される黄金のオスカー像にちなんで愛称「オスカー」の名で親しまれているアカデミー賞は、映画関係者の多いハリウッドに住んでいる者にとっては感謝祭、あるいはクリスマス並みに心浮かれるフェスティバル的なニュアンスがある。街を運転していると「For Your Consideration」の巨大ビルボードが目についたり、1月に入るとアカデミー賞のオフィシャル・ポスターがあちらこちらに登場しはじめる。授賞式当日に向かって街の雰囲気が高揚していく様は、ハリウッド近郊に住んでいる生粋の映画ファンである筆者にとって毎年のことながら、たまらなくエキサイティングである。アカデミー賞授賞式は、現地時間2017年2月26日(日)開催予定で、まだ2か月以上先のこと。でも、先日12月11日(日)に授賞式があった放送映画批評家協会賞や、1月に入ると毎週末のように行われる有名映画賞は、その全てがオスカーの前哨戦といっても過言ではない。特につい先日ノミネーションが発表されたゴールデングローブ賞は、アカデミー賞の指針になると言われている注目の映画賞。だが日本では「ゴールデングローブ賞とはなんぞや!?」とおっしゃる方もまだ居ると思うので、サクッと説明させていただこうと思う。ゴールデングローブ賞というのは毎年1月に行われる賞で、ハリウッド外国人映画記者協会に所属する世界各国から集まった90名ほどの記者たちの投票で決められる映画&TV賞。アカデミー賞や米国映画俳優協会賞(通称:SAG賞)などと違い、投票者数が少なく外国人記者たちによる投票がゆえに、年によってはかなり妙な受賞作品が出るため「映画賞のはみだしっ子」とか、「酔っ払って見るのには最高の映画賞」などと、一部の関係者たちから軽んじられている面もあるが、アカデミー賞の行方を反映している映画賞としてとりあえず一般的には一目置かれている大賞だ。おまけに、2012年の第69回ゴールデングローブ賞より授賞式のテーマ曲がYOSHIKI作曲によるものが使用されているということで、日本人としてヒイキにしたくなる映画賞である(笑)。余談はさておき、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞の大きな相違点のひとつは、ゴールデングローブ賞では作品賞がドラマ部門とコメディー/ミュージカル部門というふたつのカテゴリーに別れているという点だ。このふたつのカテゴリーを合わせるとゴールデングローブ賞のノミネート作品は10本。アカデミー賞に直結してきそうな作品が出揃った感じだ。その中でもとくに有力視されているのが、「あのライアン・ゴスリングがミュージカルに主演!?」という意表をついた作品『ラ・ラ・ランド』、そしてマット・デイモン製作総指揮でベン・アフレックの弟ケイシーの演技が絶賛されているドラマ映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー(原題)/Manchester by the Sea』、そして相変わらずモソモソな喋り方だけど味のあるオヤジことジェフ・ブリッジェス主演「最後の追跡」、米タイム誌が今年のナンバーワン映画に選出しブラッド・ピットが製作総指揮であることも話題のシリアスなドラマ映画『ムーンライト』、この4本がとくに強力だ。だが、ここまで紹介して気がつくのは最も注目されているこれらの作品の日本公開がまだであるいう点だ。『ムーンライト』も『マンチェスター・バイ・ザ・シー』もこの原稿の執筆現時点で日本公開未定だし、本作とアカデミー作品賞を争うことになるだろうと言われている『ラ・ラ・ランド』の日本公開はアカデミー賞2日前の来年2月24日である。え~~!!…と嘆いていても仕方ないので、次回の「イマ旬!」ではアカデミー賞主演男優&女優賞候補となりそうな俳優たちにスポットライトをあてつつ、前出の作品も含めて彼ら主演のノミネーション有力作品を、まるで見た気分になるように(かつネタバレは避けつつ…)ガッツリ分析させていただこうと思う。(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2016年12月18日『沈黙-サイレンス-』のマーティン・スコセッシ監督も心酔する“MIZOGUCHI”こと溝口健二、そして溝口監督の弟子である増村保造という、2人の日本を代表する巨匠監督の作品42本を一挙に上映する映画祭「溝口健二&増村保造映画祭変貌する女たち」が、12月23日(祝・金)より開幕。田中絹代、京マチ子、若尾文子、香川京子ら日本を代表する女優たちがレトロモダンな衣装で魅せる“女性映画”特集となっている。溝口監督没後60年、増村監督没後30年にあたる2016年を締めくくる記念企画として開催される本映画祭。「変貌する女たち」のサブタイトルのとおり、女性が主人公の作品に特化した上映ラインナップ。文字どおり、伝説の豪華女優たちの主演作が42本も勢ぞろいし、映画祭ポスタービジュアルでも、田中絹代、京マチ子、若尾文子、香川京子という日本映画史に名を残す女優たちが競演、華やかで鮮やかな色合いに仕上がっている。世界中の監督たちに“MIZOGUCHI”として敬愛され、スコセッシ監督が4K復元を主導した『雨月物語』の溝口監督は“女性映画の巨匠”とも呼ばれるほど、女性たちの姿を描き続けていた。選ばれた14本の作品では、“世界の溝口”に演出された女優たちがまとう、美しい衣装にも注目だ。京都・祇園を舞台にした『祇園の姉妹』や『祇園囃子』では、若かりし山田五十鈴や若尾文子が華やかな芸者の衣装に身を包み、『お遊さま』では上品な着物姿の田中絹代が谷崎文学の世界観を優雅に体現。今回は、溝口監督による歴史絵巻ともいえる多くの作品も上映され、『近松物語』の香川京子、第28回アカデミー賞衣裳デザイン賞ノミネートを果たした『雨月物語』の京マチ子の妖しく美しい着物姿の「日本の美」にはうっとりとさせられそう。また、世紀の美女を描いた『楊貴妃』ではエキゾチックで絢爛豪華な衣装が楽しめ、遺作となった『赤線地帯』では京マチ子、若尾文子ら名女優たちの美の競演も必見。抜群のスタイルを活かす大胆で派手な娼婦の衣装や、木暮実千代の眼鏡美女が着こなす大胆柄の和装など、艶っぽいレトロモダンな魅力にあふれる。かたや、溝口監督の弟子にしてイタリアに留学経験もある増村監督は、谷崎潤一郎原作の『痴人の愛』など、よりエロティックでアクティブな現代女性もたくさん描き出している。『足にさわった女』の大きな女優帽とプリントミニワンピース、江戸川乱歩の世界を具現化した『盲獣』の真紅のニットワンピースとニットハイソックス、『くちづけ』の清楚なノースリーブワンピース、そして増村監督のミューズであり、いまなお「あやや」と呼ばれ、女子たちにも人気の若尾文子の健康的な魅力が炸裂する『青空娘』では、インディゴ染めのデニム風生地をカットしたノースリーブシャツなど、女優たちが着こなすファッションは必見。まさに年の瀬、正月にもふさわしい贅沢な作品群で、名画の中の女優たちのそれぞれの魅力を堪能しながら、時代性も映し出すファッションも楽しむことができそうだ。「溝口健二&増村保造映画祭変貌する女たち」(計42作品)は12月23日(祝・金)より角川シネマ新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日オスカー女優ナタリー・ポートマンの夫で振付師のバンジャマン・ミルピエの“挑戦”に密着した『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』と、音楽史に輝く偉人たちに愛された世界最高峰のオペラハウスに迫る『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』という、世界二大劇場を描くドキュメンタリーが共に12月23日(金・祝)より公開される。年の瀬は、目にも耳にも美しい優雅な映画を見て、気持ちよく新しい1年を迎えたいもの。そんな気分にピッタリな、厳かで豪華絢爛の世界二大歌劇場のドキュメンタリーには、オペラやクラシック・バレエ好きはもちろんのこと、ふだん「ちょっと敷居が高いな」と感じている人にもオススメの貴重映像が満載となっている。まず、『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』は、『ブラック・スワン』でも知られるバンジャマン・ミルピエが、バレエの殿堂パリ・オペラ座において新作を完成させるまでの40日間に密着する。ミルピエはニューヨーク・シティ・バレエ団でキャリアを積んだ後、2013年、錚々たる有力候補を押しのけ、史上最年少でオペラ座の芸術監督に大抜擢された。団内の階級制度を否定し、初めて黒人ハーフダンサーを主演に起用するなど、伝統ある名門に大胆な変化をもたらしていくが、ダンサーの怪我やストライキ、衣装の不具合など次々にトラブルが襲い掛かる。果たして、公演は無事に初日を迎えられるのか――?伝統と革新のせめぎ合いに挑んだミルピエが見出した、次世代スターダンサーたちの躍動的な演技は息をのむほどに美しい。また、ともに公演を創り上げる気鋭のクリエイターやスタッフたちの仕事ぶりも丹念に描かれ、開幕に向けた興奮と喜びを鼓舞していく1作となっている。さらに、『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』は、母国イタリアはもとより、世界中から称賛と羨望を集めるオペラハウスの歴史と、現在の活動の両方を同時に体感することができるアート・ドキュメンタリー。「シーズン初日」に向けて働く劇場スタッフ、アーティスト、劇場幹部などが臨場感たっぷりに紹介され、実際にオペラ公演を訪れたとしても知ることのできない貴重な“舞台裏”が満載。合間には、スカラ座の歴史的なエピソードが、俳優による再現ドラマと、実際のアーティストによる舞台映像、インタビューを使って語られ、240年に及び偉人たちと共に創り上げられてきた「伝説」が生まれる瞬間に、時空を超えて立ち会うことができる。劇場に縁のある芸術家たちには、ジュゼッペ・ヴェルディ、ジャコモ・プッチーニ、アルトゥーロ・トスカニーニ、マリア・カラス、ルキノ・ヴィスコンティ…と枚挙にいとまがないほどの豪華な顔ぶれ。なぜ、スカラ座はこれほどまでに人々を魅了し、世界最高峰のオペラハウスになりえたのか、本ドキュメンタリーはその秘密にも迫っていく。『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』は12月23日(金・祝)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日ナチスとスターリンに引き裂かれた国エストニアを舞台に、秘密警察に追われる元フェンシングのスター選手と子どもたちが希望を取り戻すまでを描く『こころに剣士を』。実話から生まれた本作から、主演を務めたマルト・アバンディのコメントとともに、子どもたちとフェンシングとの“出会い”のシーンをとらえた本編映像がシネマカフェに到着した。舞台となったエストニアは、第二次世界大戦中はドイツに、その末期からはソ連に占領され、2つの国に翻弄された人々は鬱屈した生活を強いられていた。父親がいなくなり、母親は働きに出て子どもたちは放っておかれ、誰もが下を向いてひっそりと暮らしている。そんな日常に、まっすぐに相手と向き合い、必要とあれば立ち向かっていくフェンシングというスポーツが、元フェンシング選手のエンデル・ネリスによってもたらされる。息の詰まる生活をしていた子どもたちはたちまちフェンシングに夢中になり、そこに希望が芽生え始める。さらに、秘密警察に追われるエンデル自身も、いつしか剣士のこころを取り戻していくが…。あるフェンシングの指導者の実話をもとにした本作。監督は、『ヤコブへの手紙』などで知られるフィンランドの名匠クラウス・ハロ。長編監督作全5本のうち、本作を含む4本がアカデミー賞外国語映画賞のフィンランド代表作品に選ばれている。2004年にはスウェーデンのアカデミー賞「イングマール・ベルイマン賞」を受賞。また、2016年の第73回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にもノミネートされた。そんな本作から届いた映像は、1人で壁に向かい、フェンシングの練習をするエンデル(マルト・アバンディ)に、地元の少女マルタが声をかける本編シーン。エンデルの人生も、子どもたちの人生も変わり始める“出会い”のシーン。「なにをやってるの?教えてください。バレエを習いたいけど教室がないの」とお願いするマルタの健気な様子が印象的だ。エンデルを演じたマルト・アバンディは、「この映画が大好きです。出演作だからではなく、客観的にみてもいい映画だと思います。誠実さがこの映画のいいところです。正直でまっすぐなのです。本作の強みである誠実さが、皆さんにも伝わるはずだと思います」と力強いコメントを寄せている。『こころに剣士を』は12月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日吉祥寺に2017年初春、映画を通して“出会える場”をコンセプトにした映画館&カフェ「ココロヲ・動かす・映画館○」がオープン。台湾の大ヒット映画『私の少女時代 -Our Times-』、東京国際映画祭の受賞作などを上映する予定だ。本劇場は、3階建ての建物に3スクリーンを有し、1階は一般的な映画館として約70席を完備。2階はカフェスタイルで飲食しながら映画やライブを楽しむことができる約70席、3階はVRシアターや映画に関連した展示やイベントを開催するスペースとなる。ラインナップは、運営する「ココロヲ・動かす・映画社○」の配給作品をはじめ、ロードショー作品も多数予定。配給作品では、現在公開中の台湾映画『私の少女時代 -Our Times-』、2015年の東京国際映画祭でグランプリ&最優秀女優賞を受賞したブラジル映画『ニーゼと光のアトリエ』。2017年には、「ダウントン・アビー」のジェシカ・ブラウン・フィンドレイや「SHERLOCK/シャーロック」のアンドリュー・スコット出演の英国映画『マイ ビューティフル ガーデン』、『十戒』『鳥』などに携わってきた夫婦のドキュメンタリー『Harold and Lillian: A Hollywood Love Story』(原題)、フランス映画『Courted』(原題)などの公開が決定。今年の東京国際映画祭で観客賞と最優秀男優賞を獲得し、話題を呼んだフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』の配給権も獲得している。設備は、10月に閉館した「広島シネツイン」の35mmフィルム用上映機器とDCPをもらい受けて使用。「広島シネツイン」で座り心地がいいと評判だった両肘かけつきシートを設置する。また、料金体系には課金制を導入。映画開始30分までは無料、1時間以内800円、以降は1,500円というシステムとなる。吉祥寺の“ホームタウン・シアター”となるべく注目を集めている新たな映画館は、Facebookで「いいね」を押した方に劇場情報やオープン後の事前予約サービスなどを行うという。部分的なプレオープンは1月末から2月に予定。「ココロヲ・動かす・映画館○」は2017年初春、吉祥寺駅近くにオープン。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日シリーズ最終作『バイオハザード:ザ・ファイナル』の世界最速公開を記念して「日曜洋画劇場」では“バイオハザードSpecial WEEK”を開催。12月18日(日)今夜はシリーズ第4弾の『バイオハザードIV アフターライフ』が放送される。カプコンのゲームソフトを原作に実写映画化、第1作が2002年に公開された『バイオハザード』シリーズ。主演のミラ・ジョヴォヴィッチ演じる記憶を失ったアンブレラ社の特殊部隊の隊員・アリスが、アンブレラ社の地下研究所で開発されていた生物兵器「T-ウイルス」によって怪物となった「アンデッド」と呼ばれるゾンビと死闘を繰り広げる物語が描かれ、これまでに5作が製作されてきた。今夜放送の『バイオハザードIV アフターライフ』はアンデッドが徘徊する死の街へと変貌を遂げた東京・渋谷にあるアンブレラ社の地下施設にアリスが潜入。アンブレラ社の“戦闘部隊”を次々と倒し、ウェスカー(ショーン・ロバーツ)のもとにたどり着くが、ウェスカーはアリスにT-ウイルスの効果を中和する血清を注入、アリスは元の人間へと戻っていき、逆にT-ウイルスによって強化されたウェスカーに追い詰められるが、飛行機が富士山に激突。なんとか生き延びたアリスは、感染がなく安全に暮らせるという夢の土地“アルカディア”があるというアラスカに向かうが、そこにいるはずのクレア(アリ・ラーター)たちの姿どころか人間の姿自体が見当たらない。生存者を探すアリスだが、無数に膨れ上がったアンデッドたちに襲われる…という物語。東京が舞台の1つとなっている本作では、渋谷のスクランブル交差点などおなじみの場所も登場。さらに「T-ウイルス」の“第一感染者”としてアーティスト・女優の中島美嘉が出演しているのも見どころだ。また翌週24日(土)には『バイオハザードV リトリビューション』が放送される。過去作の人気キャラクターが再結集し、さらにスケールアップしたアクションを繰り広げられる『リトリビューション』もお見逃しなく。シリーズ最新作にして最終作となる『バイオハザード:ザ・ファイナル』は12月23日(金・祝)より全国にて公開。「48時間で人類は滅びる」とレッドクイーンに告げられるアリス。彼女の前に絶望的な数のアンデッドが現れ地上を埋め尽くしていく。人類滅亡のカウントダウンが始まったのだ。アリスはすべての物語がはじまった地=ラクーンシティへ戻る。世界をアンデッド化してきた宿敵アンブレラ社との壮絶なラストバトル。人類の命運はアリスに託された…。そして、ついに明かされるアリスの秘密とは――モデル・女優のローラが女戦士コバルト役として出演していることも話題だ。日曜洋画劇場『バイオハザードIV アフターライフ』は12月18日(日)21:30~の放送。(笠緒)■関連作品:バイオハザードIV アフターライフ 2010年9月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2016年12月18日新潟市西蒲区役所と武蔵野美術大学基礎デザイン学科の学生たちが作り上げた短編映画『にしかん』が、WEBにて公開中。主演を女優初挑戦の人気モデル、るうこが務めている。ひとりぼっちの暴走族「ウルトラ」の総長は、ヒーローに憧れを抱きつつも、ダラダラとハタチになってしまった。自分の未来も、行く先もわからぬまま。そんな現実から逃げ出したくて、がむしゃらにバイクを走らせる。迷い着いたその先は、新潟県の西蒲(にしかん)区。金も燃料も底を尽き、自分の体力も限界。総長はフラッと倒れてしまう。そんなとき、農家のおじさん・かかおじに、幸いにも拾われる。このかかおじ、そして、にしかんとの出会いが、総長の運命を変えることに?一方、かかおじの娘・彩香。他人から田舎を馬鹿にされたことがきっかけで、にしかんから逃げ出してしまう。東京でおばと暮らし始めるが、心の底ではにしかんを好きな気持ちがまだ残っている。将来に不安を抱える彩香に、ある日、1通のメールが届いて…。同じ葛藤を抱えた2人が、見つけた大切なモノとは?東京と新潟を舞台に繰り広がる、笑って泣けちゃう青春ストーリーとなる本作は、西蒲区役所と武蔵野美術大学基礎デザイン学科の官学協働プロジェクト「きらり発見!西蒲区の魅力映像化事業」の一環として制作された短編映画。西蒲区の観光地を中心に自然や産業、そしてそこに住まう人々の魅力を映像を通じて広く発信するべく、本年8月にプロジェクトが発足。武蔵野美大の教授であり、国内外で活躍する映像作家・菱川勢一らの指導のもと、同校基礎デザイン学科の演習モーションデザインの受講学生たちが撮影や編集を、区役所職員らがエキストラやロケーションコーディネートを担当して完成した。本作の主演に起用されたのは、10~20代の女性から熱狂的な支持を集め、インスタグラムなどでも人気のモデル“るうこ”さん。地元・西蒲から逃げ出すように東京に出た女性の葛藤を、女優初挑戦ながら瑞々しい演技で表現。もう1人の主役である「アフロの総長」役には若手俳優の桑原良太、西蒲で農業を営む「かかおじ」役に西村武純。そのほか区役所の呼びかけに約10社の地元企業と20人の市民エキストラが参加し、東京と西蒲区を舞台にした青春群像劇を通じて、自分の未来や行く先にさまざまな不安を持つ若者たちの葛藤を描いていく。公開に先立って行われた武蔵野美大での試写会では、出演者・監督ら出演による舞台挨拶を実施。メガホンをとった椎屋知大監督は「西蒲区の良さが詰まった、大変見どころの多い作品になった。ぜひ楽しんでいってほしい」と挨拶。主演のるうこさんも「全身全霊で楽しめた。楽しんで観ていただけたら」と、感無量のコメントを寄せていた。短編映画「にしかん」は公式WEBサイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日織田裕二主演、“IQ246”の知能を持った貴族の末裔が難事件に立ち向かうドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」の最終回が12月18日(日)今夜オンエアされる。本作で織田さんが演じているのはやんごとなき貴族の流れを汲みながら時の権力とは無関係に、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔にして、現当主の法門寺沙羅駆。本作は沙羅駆が天才的頭脳を駆使して難事件を解決していく本格ミステリードラマである。織田さんのほか、沙羅駆の警護を担当する刑事・和藤奏子に土屋太鳳、法門寺家に代々仕える当代の執事・賢正にディーン・フジオカ、いつも沙羅駆に出し抜かれてしまう警視庁捜査一課の刑事・山田次郎に「Kバレエカンパニー」のプリンシパルでもある宮尾俊太郎、沙羅駆の妹の瞳に新川優愛、そして沙羅駆最大の敵、“IQ300”の「マリア・T」を中谷美紀が演じている。沙羅駆が関わっていた難事件の数々は、「マリア・T」が「13」という名を名乗って犯人たちを裏で操り犯罪に導いていたことがわかり、さらに「マリア・T」の正体が当初、法医学専門医監察医として沙羅駆たちの前に現れた森本朋美だったことがわかった。いったんは捕えられた「マリア・T」だが、事故に遭い搬送された賢正の父・賢丈(寺島進)の病院の電源をハッキング、賢丈ら患者の命を人質にする。ハッキング犯を捕まえた沙羅駆たちだが、混乱に乗じて「マリア・T」は逃亡。警察無線をジャック、声を変え沙羅駆とマリア・Tは共犯であり「沙羅駆も射殺しろ」と機動隊に命令。沙羅駆らは包囲されてしまう…というのが前回までの物語。機動隊から脱出を図る沙羅駆たちだが、沙羅駆をかばって奏子が撃たれてしまう。被弾した奏子の姿を前に激しく憤る沙羅駆だが、賢正は奏子の治療をすることが先決だと2人は奏子を連れ病院へ駆け込む。一方、御前会議あてに「マリア・T」から「日本中の電気の中枢をハッキングした」という脅迫状が届く。御前様や御前会議の幹部・黒木らは一刻も早く「マリア・T」の行方を突き止めるよう警視総監の棚田(篠井英介)を急き立てる…というのが最終回のストーリー。日本を巡る“IQ246”沙羅駆と“IQ300”「マリア・T」の勝負、最後に勝つのはどちらか…最後の最後まで目が離せない。「IQ246~華麗なる事件簿~」最終回は12月18日(日)21時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2016年12月18日菅田将暉が12月18日(日)、来年公開の主演映画『帝一の國』の原作者・古屋兎丸と共に幕張メッセで開催中の「ジャンプフェスタ」に登場。撮影現場の様子などについて、原作ファンの前で語った。原作は「ジャンプSQ.」にて6年にわたり連載された古屋さん原作による漫画で、どんな手を使ってでも生徒会長になりたい赤場帝一と個性的なライバルたちの激しい戦いを描き出す。菅田さんは「学生時代に友だちの家で『ライチ☆光クラブ』を読んで知って」以来の古屋さんの作品の大ファンで、ほぼすべての作品を読んでいるとのこと。今回の帝一役に関しても「演じられるのは自分しかいない!」とまで豪語していたそう。「それくらい、言っておかないと、帝一をやる身としてはダメかな…と(笑)」と笑いつつ「自分もよく(原作の帝一と同じく)7:3にするんで(笑)、これは俺じゃないかと」と自身との類似点を強調。また私服姿に関しても、独創的な帝一のセンスと自身のファッションが似ていると明かし、原作ファンの期待を煽る。現時点で、撮影開始から3日が過ぎて「舞台を1か月やっても声が枯れることはなかったのに、3日で枯れてます」と語るなど、相当な気合いを入れて臨んでいるよう。監督は、CMディレクターとして活躍し、映画『ジャッジ!』、『世界から猫が消えたなら』などでもメガホンを握った永井聡が務めているが、菅田さんは「画はメチャクチャカッコいいです!」と自信満々。既に配信中の特報映像では、ふんどし一丁の菅田さんの姿を拝むことができるが、菅田さんいわく「これは、あくまでも原作を知らない人に向けて作った、本編とは全く関係ないもの」とのこと。これから、原作にも出てくる、ふんどし姿で太鼓をたたく、重要シーンの撮影が控えていると明かし「12月ですが(苦笑)、命がけでやりたい!」と闘志を口にする。また、共演者には野村周平、間宮祥太朗、竹内涼真、志尊淳らが顔を揃えるが古屋さんは、元仮面ライダー&戦隊ヒーローたちが集ったことに触れ「“ヒーロータイム”感にうちの子どもがワクワクしてます」と興奮を明かす。野村さん、間宮さんは同じく古屋さん原作の映画『ライチ☆光クラブ』にも出演しているが、普段、自然体の演技が多い野村さんが、帝一のライバルとなる、卑劣でクセのある菊馬を演じることについて、菅田さんは「サイコー!周平は大好きです!あんなにかっこいい男はいないです。あいつにしかない、真っ直ぐさが出ると思う」と楽しそう。同世代の実力派が名を連ねることについても「周平も祥太朗も、学生の頃から知ってて、帝一のように戦ってきたので嬉しい。そこに竹内涼真くんのように初めて会う人もいて新鮮です」と撮影で一緒になるのが待ちきれない様子だった。菅田さんは、最後に改めてファンの前で「裸一貫で頑張ります!」と宣言。会場は期待を込めた拍手と歓声に包まれた。『帝一の國』は2017年4月29日(土・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日ニューヨークに暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。本作で、ヒロインのマギーを演じるグレタ・ガーウィグの、“愛さずにはいられなくなる”場面写真がシネマカフェに到着した。「夫を前妻にお返しします」という前代未聞のもつれまくった夫婦関係と、不思議な三角関係を描く本作。『50歳の恋愛白書』でも、年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラーがメガホンをとり、実力派俳優イーサン・ホークが前妻と“イマ妻”の間で揺れるダメ夫ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが彼の前妻ジョーゼットをコミカルに演じている。そして、アメリカの“インディペンデント映画の女王”として知られるグレタが演じるマギーは、自分の夫は前妻といたほうが幸せになれる、というまさかの決断を下すヒロイン。まず、自分には恋愛は向いていないと、結婚を飛ばしてシングルマザーになることを決めていたマギー。自分の意見をはっきりと持っており、それを簡単には曲げない。やがて、ジョンと結婚し、念願だった子どもも授かり、順風満帆…のはずだったが、結婚生活に不安を覚え始め、むしろジョンは元妻であるジョーゼットと一緒にいたほうが幸せなのでは?と思い始めるように。自分自身の幸せよりも、大切な人たちの幸せを願い、それを行動に移しながら本当の自分を探していくマギーの姿に、笑いながら共感し、彼女のようにたくましく、潔く生きていけたら…と思わずにはいられない。解禁された写真では、おどけた笑顔を見せるマギーと娘、音楽に合わせ1人で踊っているマギーと、自由に人生を楽しみながら子どもに愛情を注ぐ姿に思わずほっこり。イーサンやジュリアンにも負けないぐらいの存在感とインパクトを見せる、愛すべきマギーを演じるグレタから目が離せなくなりそうだ。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日数々の時代劇で主演を務めてきた杉良太郎が企画・原作・脚本・主演・主題歌の全てを手掛け、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の小林直己が適役を務めたdTVオリジナルドラマ「医師 問題無ノ介」の第2弾「医師 問題無ノ介2」が、12月20日(火)より「dTV」にて配信されることが決定した。2016年文化功労者に選出され、福祉や更生活動、娯楽などを通じて弱者に希望を与える活動を続けてきた杉さんが、現代社会に必要な“理想の男の姿”を明快に描出した本作。主人公“問題無ノ介”の生き様を通じて、不条理や不安社会を生きる現代人を元気にしてくれる時代劇ドラマだ。監督には、「水戸黄門」などの演出で知られる井上泰治を起用。時代劇に欠かせない“義理人情”と“勧善懲悪”を明瞭なストーリー展開で描き、時代劇ファンならずとも爽快感を味わえる作品に仕上げた。主人公の敵役には、前作第1弾に引き続き、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の小林さんがキャステイング。演じるのは、人を斬ることだけを生きがいにする闇の刺客。恐怖を感じるほどの殺気を放った演技で、本作の緊張感を一層引き立てている。本作の見どころのひとつとなっているのが、杉さんから直々に指導してもらったという殺陣のシーン。時代劇研究家の春日太一は、「杉さんと小林さんの殺気ある間合いが緊張感を生む一騎討ちになっています。杉さんの重厚感と余裕、そして小林さんが持つフィジカルの魅力が、互いに上手くぶつかり合っていて見応えがありました」と大絶賛。また、全5役を務めている杉さんは「いままで演じてきた『遠山の金さん』や『右門捕物帳』などの連続ドラマの主人公はみんなのヒーローですが、もう少し町民に近い存在で良い個性を持った主人公が“問題無ノ介”です」とキャラクターについて話し、「問題だらけの現代社会に『こんな人がいてくれたら』と想いを込めて作りました。争いをやめて、平和が訪れることを望む『問題無ノ介』の活躍にご期待ください」と作品に込めた想いを語った。dTVオリジナル「医師 問題無ノ介2」は12月20日(火)0時~dTVにて配信開始(全4話)。(cinemacafe.net)
2016年12月18日台湾の女優ヤオ・アイニンが日本映画初主演を務める『恋愛奇譚集』。この度、本作の予告編が到着した。台湾からの留学生・ユーウェン(ヤオ・アイニン)は、「感情は一瞬で変わるから、恋愛することは馬鹿馬鹿しい」と思っていた。思うように言葉が通じないもどかしさを抱えながら、ホームステイ先の古川酒造の3代目涼太(和田聰宏)や同じクラスの気になる男子・光孝(柳俊太郎)とその彼女・香織(遠藤新菜)たちと日々過ごしているユーウェン。ある日、彼女にしか見えていない赤いコートを着た謎の少女・ユリ(福田麻由子)と出会うことで、心の内を話せる友達ができ、笑顔を取り戻していく。「私たち2人は同じ国の人なのかも…」しかし、楽しい時間を共有していくと同時に、ユリと涼太そして東京から出戻ったワケあり娘・彩子(内田慈)との関係、そこに悲しい過去があることを知る。ユリが幽霊だとわかった異邦人のユーウェンは、ユリの心残りに唯一気づき、不思議な絆で繋がっている2人は、大切な日に秘密の作戦を決行する。果たして、ユリとユーウェン2人の想いは届くのだろうか?そして、彼女たちは誰かにとって忘れられない存在になれるのだろうか――。本作は、台湾からの留学生を主人公に、美しい自然や田園風景などが広がる福島県天栄村を舞台に繰り広げられる切ない恋愛映画。キャストには主演のヤオのほか、和田聰宏、内田慈、福田麻由子、柳俊太郎、遠藤新菜、前野朋哉、中島歩、山本浩司、水橋研二、康すおんらが脇を固める。このほど到着したのは、モデルとして雑誌「装苑」「Soup.」などにも登場し、台湾だけでなくアジアそして世界でも活躍が期待されているヤオが留学生ユーウェンを演じている予告編。映像では、言葉の壁に悩まされながら、好きな人に想いを伝えきれずにいる愛らしいユーウェンの姿や、彼女を主軸に関わりがある人々との心の交流や葛藤など心情の変化が描かれている。また、福島県の美しい景観や、映像中盤から流れる11月デビューしたばかりの「あいみょん」が歌う主題歌「漂白」が、物語をより一層彩る。『恋愛奇譚集』は2017年2月4日(土)より新宿シネマカリテ、フォーラム福島ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年12月18日堺雅人主演、大泉洋、草刈正雄、木村佳乃らが共演し、三谷幸喜が04年の『新選組!』以来2度目の脚本を手がけた2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」が12月18日(日)今夜の放送でついに最終回を迎える。混沌の戦国時代を「ひらめき」「知力」「体力」「統率力」そして「運」を持って駆け抜けた真田信繁(幸村)の人生を描いた55作目となる大河ドラマ。堺さんが主人公の真田信繁(幸村)を演じるほか、信繁の兄・真田信幸(信之)に大泉さん、信繁の幼なじみで生涯のパートナーとなるきりに長澤まさみ、大阪の陣で信繁が討ち取ろうとする徳川家康に内野聖陽、信繁が仕える豊臣家の嫡男・秀頼に中川大志、秀吉の側室・茶々に竹内結子、また、信繁と共に大阪の陣を戦う毛利勝永に岡本健一、後藤又兵衛に哀川翔、明石全登に小林顕作、長宗我部盛親に阿南健治といった面々が共演。これまでの物語で信繁の父・昌幸役で草刈さん、信繁の母・薫役で高畑淳子、信繁の姉・松役で木村さん、織田信長役で吉田鋼太郎といったキャストも登場している。また本作では三谷氏が『新選組!』以来となる大河脚本を手がけたことも話題となった。「真田丸」とは大阪冬の陣で信繁が築いた出城の名称だが、本作では信濃の一領主で大きな力を持たなかった真田家に生まれた信繁の歩んだ人生を航海に見立て、出城の名をタイトルに冠したという。2016年1月10日より放送開始した「真田丸」だが、今夜の最終回は時間を55分拡大しての放送となる。大阪夏の陣で豊臣と徳川の決戦が始まり、大坂城を出て野戦に持ち込む幸村だが圧倒的に不利な状況。死を覚悟する茶々に「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す幸村。勝永らの活躍により徳川軍を次々と倒す豊臣勢だが秀頼のもとに幸村が寝返ったといううわさが広がる…。幸村は家康ただ一人に狙いを定め単騎で突き進む…というストーリー。大河ドラマ「真田丸」最終回は、12月18日(日)20時~NHK総合にて、18時~BSプレミアムにて“55分拡大版”で放送。(笠緒)
2016年12月18日巨匠スティーブン・スピルバーグとディズニーが初めてタッグを組んだ映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。早くもデジタル配信とブルーレイ&DVDで登場する本作について、誰よりもこの物語に親しんできた特別な人物が語る、とっておきの裏話が明らかになった。本作は、夜な夜な子どもたちに素敵な夢を吹き込む、“やさしい巨人”BFG(マーク・ライランス)と孤独な少女ソフィー(ルビー・バーンヒル)の奇妙な友情を描き、スピルバーグ久々のファンタジー超大作としても大きな注目を集めた。原作は、「チャーリーとチョコレート工場」などで知られる児童文学界の巨匠、ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社刊)。ダールが手がけた名著は数あれど、映画化で監督を務めたスピルバーグも、作者のダール自身も、本作が一番のお気に入りだという。そしてもう1人、この物語をこよなく愛するのが、脚本家の顔も持つダールの実娘ルーシー・ダールだ。ルーシーいわく、父ダールは変わり者ながら遊び心にあふれ、「真夜中にアイスを食べさせながら物語を聞かせてくれた」という。もちろん、本作『BFG』も、そうして彼女が毎晩話してもらった物語の1つ。ダールはやさしい巨人の物語を語り終えた後、「BFGが部屋の外から夢を吹き込んでくれるように」と、子ども部屋の窓を少しだけ開けておいたという。今回届いた映像では、映画ファンも原作ファンも思わずワクワクするような、原作者ダールの遊び心をルーシーが楽しそうに明かしている。ルーシー自身が本作のキャラクターの中で一番好きだと語るのは、もちろんBFGだ。その理由は「彼は、明らかに父が生まれ変わったようなキャラクターだから」。ルーシーが語ってくれた幼少期のエピソード1つとってみても、BFGはダールの人間性や作家性が大きく反映されたキャラクターであることがうかがえる。ちなみに、BFGは身長7mの巨人という設定だが、ダール自身もかなりの長身で198cmもあったとか。世代を超えて、いまなお世界中に夢をふりまくダールは、娘ルーシーにとってもファンたちにとっても、BFGそのものといえそうだ。最後に、ルーシーから世界中のファンへのメッセージが。「私はこの映画をこれまでに5回見ました。見るたびに、それまで気づかなかったことが見えてきて、新たな感動を覚えます。この作品の世界に惹かれる人にはぜひ、何度も見ていただきたいです!」。寒い冬の1日、夢いっぱいの『BFG』の物語でじんわりと心を温めてみては?『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は12月21日(水)より先行デジタル配信開始。2017年1月18日(水)よりブルーレイ(デジタルコピー付き)&DVD発売。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日亀梨和也と土屋太鳳による「警察官と女子高生の年の差結婚」を描くピュアラブストーリー『PとJK』。このほど、新たな胸キュン場面写真が到着、併せて、原作でも人気の名シーンを完璧に再現した予告映像と、ポスタービジュアルが公式サイトにて解禁された。女子高生=“JK”で恋愛初心者のカコ(土屋太鳳)は、ある日、警察官=“Police”の功太(亀梨和也)と出会う。2人の恋は順調にスタートするかに思えたが、コウタはカコが実は女子高生だと知り、戸惑う…。職務上、女子高生とは軽々しく付き合うことはできない功太はいきなり「結婚しよう」と電撃プロポーズ!!驚いたカコだったが、うれしくて功太との結婚を決める。こうして、周囲には内緒の結婚生活が始まった。楽しくてラブラブな新婚生活を夢見るカコは、大人な功太にドキドキさせられっぱなし。しかし、そんなハッピーな2人を巻き込んだ大事件が発生…!果たして2人は、困難を乗り越え、本当の幸せをつかむことができるのか?このほど公式サイトにて解禁されたのは、原作ファンからの人気も高い、数々の名シーンを完璧に再現した胸キュン予告映像。劇中写真としても到着している、自分の制服を抱きしめるカコの可愛らしい姿を見た功太が、「中身がないのに抱き付いても仕方ないだろ!」と呼び寄せ、思いきりハグするシーンや、文化祭でカッパのコスプレをしたカコと功太がこっそりキスをするシーンなど、キュートなラブシーンが続々!その一方で、互いの立場と秘密の恋に悩みながら過ごす姿も描かれ、「私たち、結婚した意味あるの…?」と問いかけるカコの言葉が胸に突き刺さる、切ないシーンも。さらには、高杉真宙演じる不良高校生・大神がカコを抱きしめる見逃せない一瞬も含まれている!劇中曲であるブルーノ・マーズの名曲「マリー・ユー」に乗せ、恋愛の楽しさと苦しさを思い出させる、ポップでキュートな映像となっている。また、本ポスタービジュアルでは、功太とカコが仲良く寄り添い、敬礼する姿が描かれており、ラブラブな2人の新婚生活が伝わってくるかのよう。不器用でまっすぐな功太とカコは、果たして本当の幸せを掴むことができるのか…。究極の選択=“秘密の結婚”から始まるピュアラブストーリーに、ますます目が離せない。『PとJK』は2017年3月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日女優・モデルとして活動し、いま人気急上昇中の内田理央が、来年1月放送の小雪主演ドラマ「大貧乏」に出演することが決定。本作で内田さんは、自身初のヤンママ役に挑戦するという。小雪さんと伊藤淳史の凸凹コンビがお届けする新日9ドラマ「大貧乏」は、“お金”と“愛”をテーマにした完全オリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザーが、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇だ。暴れん坊な息子とお転婆盛りの娘を抱え、慌ただしい日々を送る小雪さん演じる主人公・七草ゆず子は、ただでさえ忙しいのに、勤めていた会社が倒産、しかもその倒産の裏には秘密があり、気付けばその秘密をあばく立場に巻き込まれ…さらに、願ってもいない新たな恋まで訪れてんやわんや!そんな状況に追い込まれながらも、愛しい子どもたちとの生活を守るため、悩みながらも前進していく逞しい“母”の姿を描くハートフルドラマとなっている。すでに、2人のほかにも成田凌、神山智洋(ジャニーズWEST)、滝藤賢一、奥田瑛二らの出演が発表されているが、今回また新たに内田さんの出演が決定。先日出演した「逃げるは恥だが役に立つ」では、“ポジティブモンスター”としてひと嵐巻き起こす役どころを演じ話題を集めたが、今回彼女が挑戦するのは若くして3人の子どもを持つヤンママ櫻沢まりえ(26歳)。ゆず子のママ友であり、唯一本音を話せる親友。しっかり者で本音をはっきりと言う性格、またヤンキー上がりのためか肝が据わっており、ゆず子と一回り離れているが、年の差は微塵も感じさせない。それぞれ長男を産んだときに同室だったことがきっかけで仲良くなり、以来何かあれば遠慮なく助け合い、お互いの2人目、3人目出産の際は獅子奮迅の働きを見せるなど、もはや戦友とも言える間柄だ。内田さんは今回の役柄について、「自分との共通点が少ない役だなと思いましたが、でも逆にそれが楽しそうでワクワクしました!」と語り、「髪型も茶髪だったり、服装もダボっとしていたり、しゃべり口調もたまにやんちゃ感が出ていたり、どんな風に演じたらいいんだろうと考えるのが楽しいです」とコメント。小雪さん演じるゆず子とは“親友”役ということだが、今回が小雪さんとの共演は初めて。「お会いする前はクールビューティーなイメージがありましたが、撮影初日にすごく緊張していた私に優しく話しかけて下さり、子どもたちとの接し方も慣れていらして、とても素敵な女性だなと感じました」と印象を語った。そして「子どもたちへの愛情がたくさん詰まった作品なので、私も日々撮影しながら改めて母へのありがたみを感じています。楽しんでご覧いただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。「大貧乏」は2017年1月8日より毎週日曜21時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2016年12月17日「進撃の巨人」リヴァイ役のような低音の鋭い声色から、「夏目友人帳」夏目貴志役のような透き通った好青年の声、はたまた「おそ松さん」松野チョロ松のようなコメディトーンから「デュラララ!!」シリーズ折原臨也役のようなミステリアスボイスまで…幅広い声色でさまざまな役を魅力的に演じる声優・神谷浩史。その声をTVアニメから聞かないクールは無いほどの超人気声優の彼が、日本SFアニメ史の始祖にして不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」新シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』に出演が決定。この度、本作出演への想いを明かしたオフィシャルインタビューが到着した。2013年4月~9月、全国にて放送され大ヒットを記録したTVアニメシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」。あれから3年――多くのヤマトファン待望の新シリーズが全七章で描かれる。モチーフとなるのは、1978年に公開され、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』。脚本は、『亡国のイージス』の原作や『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のストーリーを手掛けた福井晴敏が担当。壮絶なる物語が、新たな解釈と装いで現代に蘇る。そんな大作の始まりを告げる“第一章”となる本作。神谷さんは「非常に大きいタイトルですし、決まればいいなと思っていました。ただ、一つの役に対して一人にしかチャンスがない訳ですし、自分も複数いる候補者の中の一人という認識ではありました。そんなある日、マネージャーから電話が掛かってきて、神谷君で決まりましたという連絡を頂いて。なかなか年に何回も嬉しい連絡を頂けるということはないので、非常にこれはありがたいことだなと素直に思いましたね」と出演への喜びを明かす。神谷さんが演じるのは、旧作に登場しない完全オリジナルキャラクターのクラウス・キーマン。ガミラス帝国地球駐在武官であり、バレルの命を受け、ヤマトクルーの動向を調査する。身体能力に秀でており、パイロットとしての技量も一流。普段は無口だが、たまに口を開くと歯に衣着せぬ毒を吐くという。その名の通り、今後の物語の“キーマン”となる存在のようだが、「キーマンは福井版ヤマトというか、福井さんが係るヤマトを象徴するキャラクターになるのかもしれない」と感じたそう。「福井さんの意思がすごく色濃く反映されたキャラクターになるのではないかと思っているので、気合を入れて臨んでいきたいと思います」と意気込みを寄せる。前作『2199』から続投しているキャストが多い中、新たに加わった神谷さん。アフレコ現場の雰囲気を「ベテランの方たちが非常に多い現場」と感じたそうで、「ベテランの方がいて、小野大輔という中堅どころが主役を演じて、新人の子もいる、非常にバランスの取れた現場だなと思いました。やっぱりベテランの方々のお芝居はとても迫力があって、存在感があるんです。そこにどう絡んでいこうか、どういう風にお芝居でセリフを戦わせていこうか、緊張感もある中で、非常にやりがいを感じる現場でしたね。あと、個人的な感想としては『2199』を全話観ているので、『あっ、本物の人たちがいる』ってちょっと思いました(笑)。僕は『2199』は全く絡んでいないので、ある意味、一人のファンとしてアフレコを楽しんでいましたね」。主演の小野さんとは共演作も多く、ラジオ番組でも共にパーソナリティーを務める間柄だが、「第1話のストーリーに関しては、小野(大輔)君と別の仕事で一緒になる機会がたまたまあったので、第1話はどんな感じだったのか話を聞いたりして第2話の台本に臨めた」とエピソードを述懐。実は、神谷さんが登場するのは、第一章の第2話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」からで「どんな繋がりでここ(第2話)まで辿り着いているのかなっていうのが気になっていて。尚かつ、今回は『2199』の続編ということなので、『2199』を全部観た状態で第2話の台本には辿り着いているんですけど、その間にテレビシリーズの総集編と新作の劇場版があるんです。まだその時は新作の劇場版を観ていなかったので、一体何が起こったんだと(笑)。テレビシリーズを全部観たはずなのに話が繋がっていないということにちょっと驚きまして、これは参ったなと(笑)」。大作への途中参戦ならではの苦労もあったようだ。本作の台本を読んだ神谷さんが「ここから物語が始まるんだろうなという感じが猛烈に漂っていて」と印象を語るように、まさに壮大な物語が始まろうとしている、『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』。「ヤマトシリーズを観たことがないから…」と敬遠することなかれ。「(『ヤマト』の)主題歌の1番の歌詞だけでも知っていれば、前作『2199』のストーリーを知っていることになるんです。細かい部分や感じるものは違うかもしれないですけど、本質はあの歌1曲に集約されているので、それさえ分かっていれば今回の『2202』は観ることができます」という神谷さんの言葉を信じ、ぜひ劇場に足を運んでほしい。『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』第一章は、2017年2月25日(土)より、全国15館にて2週間限定劇場上映。(シリーズ全七章劇場上映決定)(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、衝撃を呼んだニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作『ネオン・デーモン』。本作で、純真な少女から売れっ子モデルへと変貌を遂げる主演のエル・ファニングをはじめ、次世代を担う最注目の美女たちの、“華麗で危険な”場面写真がシネマカフェにて解禁となった。本作は、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像で描いた衝撃のサスペンス。「アルマーニ(ARMANI)」「サンローラン(Saint-Laurent)」など、名だたるハイブランドがこぞって衣装協力したことでも話題を呼んでいる。その本作から、次世代を担うエル・ファニング、ジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リーの4人の最注目女優の場面写真が一挙に解禁。まずは、正真正銘の美少女ジェシーを演じるエル・ファニング。ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』や『マレフィセント』の可憐なオーロラ姫役で大きな注目を集めた彼女は、姉ダコタと出演した『I am Samアイ・アム・サム』で映画デビュー。本作の撮影中は17歳、田舎出身のモデルだった女の子が一躍トップへとかけ登っていく姿が、エル自身が女優としてのスターダムに上っていく姿ともリンクする。また、ジェシーのモデルへの夢を応援する謎めいたメイクアップアーティスト・ルビーを演じるのはジェナ・マローン。12歳のとき『冷たい一瞬を抱いて』で映画デビューし、『プライドと偏見』『エンジェル・ウォーズ』、さらに『ハンガー・ゲーム』シリーズなどに多数出演。今後、若年性アルツハイマーを患う女性役を演じ、ジョシュ・ハートネットと共演する『私の頭の中の消しゴム』のハリウッドリメイク版『A Moment to Remember』(原題)が待機するなど、大活躍の若手女優。さらに、売れっ子だが、実は全身整形を繰り返す偽りの美を纏ったモデル・ジジ役にはベラ・ヒースコート。無機質に見据える場面写真の姿とは裏腹に、そのキュートな私服やメイクの高いセンスの面でも注目を集めている。今年は『高慢と偏見とゾンビ』が公開、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編をはじめ数々の出演作品の公開が控える。そのジジのモデル友達で、エル演じる新人のジェシーに執拗なジェラシーを抱くサラを演じるのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』での活躍が記憶に新しいアビー・リー。「フェンディ(FENDI)」、「シャネル(CHANEL)」など、さまざまなブランドの広告を務める人気モデルの彼女は、劇中でも一流モデル出身の本領を発揮し、圧倒的な緊張感を醸し出している。まさにいま最も旬な美女たちが繰り広げる、壮絶な惨劇と過激なセクシーショットに、この冬一番の衝撃が走ることになりそうだ。『ネオン・デーモン』は2017年1月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日米倉涼子主演の大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。第4シリーズも来週12月22日(木)放送をもって、ついに最終回を迎えるのだが、そんなラストエピソードに華を添えるスペシャルなゲストとして、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が登場することが分かった。なお古坂さんの連続ドラマ出演は14年ぶりとなる。先日の放送では、局所進行膵がんであることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていたフリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)が、ついに倒れてしまう…という驚きの展開を迎えた。そんな中、古坂さんはフリーランス天才外科医・大門未知子(米倉涼子)と、「神原名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳)の前に突如出現し、“ある騒ぎ”を巻き起こすという。古坂さんは、「スタジオに行ったら、なんとピコ太郎人形をいつも置いてくれてたり、楽屋に泉ピン子さんが急に来てくれて『稼げるときに稼いでおきなさいよ!おめでとう!』って言ってくださったり、本当にキャストの方もスタッフの皆さんもPPAPを好きで楽しんでやってくれてたんだと実感して凄く感動しました!」とコメント。今回のキャスティングは、スタッフの熱望で実現したそうで、「『ドクターX』は時事ネタを取り入れることで視聴者に喜んでもらうことが多く、最後まで楽しんでいただくために、私自身もファンであるピコ太郎を産んだ古坂さんの出演をお願いしました」と内山聖子ゼネラルプロデューサーが経緯を説明している。さらに今回、古坂さんのギャラを請求しがてら(?)、ピコ太郎さんが本作の撮影現場を訪問!あの名曲「ペンパイナッポーアッポーペン」(PPAP)に乗せ、踊りながら登場したかと思うと、トレードマークであるヒョウ柄の風呂敷に包んだメロンと、古坂のギャラ=パイナップル1個+アップル3個の請求書を米倉さんと岸部さんに提出し、スタジオの笑いを誘っていた。「PPAP」は、本作第6話で西田敏行がペンとメロンを前にパロディーを披露したことでも話題にになっており、もちろんピコ太郎さんもそのシーンを見たそうで、「あれを見てもう、私、興奮で震えすぎて…ゆっくり震えました!」と独自の表現で喜びを表し。さらに、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と、2人に指南を申し出た。2人が大喜びする中、振り付けを事細かに指導し完璧にマスター!「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず、米倉さんが苦戦する一幕もあったが、最後には3人で見事に「PPAP」をやりきっていた。現場訪問を終えたピコ太郎さんは「この2人に『PPAP』をやっていただいただけでも、幸せ。すごく感動しました!!」と話し、「米倉さんは、いい女ですね~!芝居に入ったときの切り替え方、撮影合間の明るさ、細やかな気遣い…何もかもが素晴らしい女性でした。岸部さんは西田さんと並んで、私が本っ当に大好きな俳優さん。背が高くて、スタイルがよくて、優しくて、ますます大ファンになりました」と感動冷めやらぬ様子。一方、米倉さんは「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった!トータルで完コピできなかったのが、悔しいです(笑)」と漏らすも、「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」と得意げな表情でコメントした。「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終話は12月22日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月17日映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が12月17日(土)に公開を迎え、福士蒼汰、小松菜奈らが舞台挨拶に登壇。三木孝浩監督からのサプライズの手紙に小松さんがこらえきれず、涙を流した。七月隆文の150万部突破の同名小説を『アオハライド』など恋愛青春映画の名手・三木監督が映画化。美大生の高寿と、ある秘密を抱えた少女・愛美のたった30日間の切ない恋物語が展開する。この日は、福士さん、小松さん、三木監督に東出昌大、山田裕貴も登壇した。登壇陣はタイトルにちなんで「僕(私)は来年、△△と〇〇する」という来年の抱負を発表した。東出さんと小松さんは奇しくも「母と旅行する」と同じ抱負!東出さんが「そろそろ親孝行をしたい」と言うと、隣りの三木監督が、今年、妻の杏さんが双子を出産した東出さんに対し「父親になると、親のありがたみがわかるね」と語り、会場は祝福の拍手に包まれる。小松さんは、すでに母親と2人きりで旅行した経験があり、そこで普段以上に話をする機会があったそうで「いい時間だったのでまた行きたいです!違うところに行く計画練りたいと思います」と笑顔を見せた。福士さんは、来年の抱負として「料理下手とおさらばする!」と宣言。今回の撮影は1か月以上にわたり京都で行われ、その間、福士さんはウィークリーマンションで生活していたが「料理をしたんですけど、どうもうまくいかず…」と苦笑い。山田さんが「何作るの?」と尋ねると、福士さんは「何がいい?」と新婚カップルのような会話を展開し、会場は笑いに包まれる。東出さんは、福士さんが京都での撮影中に「豚のしょうが焼きを作った」と嬉しそうに話していたと明かしたが、福士さんは「そのときは、しょうが焼きの素のたれを使ったので、使わずに作れるようになりたい」と語り、目標として、東出さんのアドバイスに沿って「ハンバーグを作れるようにします!」と語った。本作の撮影前に、三木監督からは福士さんと小松さんに、役柄や作品についての思いを込めた手紙が送られたそうだが、この日も三木監督は2人にサプライズで手紙を用意!壇上で読み上げた。福士さんに関しては、主演として小松さんが演じやすいようにと現場での空気づくりにまで気を配る姿を絶賛!福士さん本人も希望しているという海外への進出についても太鼓判を押した。一方、小松さんに関しては、愛美という役の難しさについて、撮影前に「一番不安だった」と明かし、その難しい役に小松さんが悩みながらも体当たりで挑戦し、涙を流すシーンでは何度もやり直しながら本気の涙を流してくれたと称賛!そんな三木監督の言葉を聞きながら、小松さんはこらえきれず壇上で涙! すかさず、福士さんがすっとハンカチを手渡した。福士さんは、涙こそ流さなかったものの、感動のせいか、言葉をポツリポツリと研ぎらせつつ「嬉しいです。京都では役柄についての話は出来たけど、そういう監督の気持ちを聞けることは、あまりなかったので、初日のこういう場で聞けて嬉しい。本当に僕も、この作品が三木監督が監督で、菜奈ちゃんが愛美でよかったなって思います」と感謝を口にした。小松さんは、監督が手紙を読み終わっても、あふれる涙をどうにもできないようで「大丈夫じゃないです…ズルいです(笑)!いろいろ思い出してしまって…しゃべれません」と目元を何度もぬぐっていた。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくは明日、昨日のきみとデートする 2016年12月17日より全国東宝系にて公開(C) 2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
2016年12月17日本日12月17日(土)は、『バイオハザード』シリーズでヒロイン・アリス役を演じてきたミラ・ジョヴォヴィッチの41回目の誕生日。この度、シリーズ15年を通しても変わらない、そんな彼女の美しさを証明する比較写真がシネマカフェに到着した。日本発の大人気ゲームから生まれ、2002年公開されるや世界を熱狂させ、後のシリーズ化によって人気を拡張し続けた本シリーズ。そんなシリーズも、12月23日(金・祝)に日本で世界最速公開となる第6弾『バイオハザード:ザ・ファイナル』でついに完結を迎える。物語の発端となったのは、超巨大製薬企業アンブレラ社の地下研究施設「ハイブ」で密かに開発していた「T-ウィルス」の飛散。それによりシリーズを重ねるごとに世界がアンデッド化。シリーズ最終章となる本作では、美しきヒロイン・アリスと、世界をアンデッド化した元凶である宿敵アンブレラ社との最後の戦いをシリーズ最高のスケールで描き、これまで謎に包まれていた「アンブレラ社の陰謀」「T-ウィルスの開発」そして「アリスの誕生」の秘密がついに明かされるのだ。ゲーム版「バイオハザード」のファンだったポール・W・S・アンダーソン監督とミラの情熱の産物として誕生した、記念すべきシリーズ第1弾『バイオハザード』。「最初の映画の頃は、アリスはすごく純粋だったと思うわ。自分が誰だかもわかっていなかったし、いきなり身の周りで起こった悪夢の中で、一体自分がどういう立場にいるのかだってわかっていなかった」とミラが語る通り、記憶を失い、何もかも分からないまま、アリスはアンデットとの闘いを繰り広げた。今回の比較画像からも、美しさはそのままに、シリーズを重ねるごとに逞しさが加わり、“強い女性”としての成長ぶりが伺える。15年にわたってアリスを演じ続けてきたミラは、「アリスは多くの若い女性に、ありのままの自分でいること、自分の望みに向かって行動すること、自分自身を怖れないことを教えたと思うわ。それが、圧倒的に強いキャラクターを演じていて嬉しいことのひとつなの。みんなが、それぞれの人生の中でスーパーヒーローになるよう、強い女性になるよう、インスピレーションを与えられることがね」とコメント。さらに、「私がスクリーン上で演じていることは、ほかの女性たちが毎日、現実の生活の中でしていることと変わらない」と話し、「アリスというキャラクターは私にとって意味深いものであるけれど、学校なり家族なり恋人なり国のことで悩んだ人生の重要な時期に、この映画やアリスに助けられたというファンの話を聞くと、想像するだけで涙が出るわ。若い観客がそれぞれの人生で、ポジティブな成長を遂げることに、私が少しでも役割を果たせたと考えるだけですごく嬉しいの」とアリスを演じることができて本当に良かったと改めて語っている。『バイオハザード:ザ・ファイナル』は12月23日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月17日人気シリーズ第3弾『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』の初日舞台挨拶が12月17日(土)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。主人公たちがアニメと実写の世界を行ったり来たりしながら、世界のピンチを救う大冒険を繰り広げる本作。舞台挨拶には実写パートに出演する南出凌嘉(天野ケータ役)、浜辺美波(南海カナミ役)、山崎賢人(エンマ大王役)、斎藤工(ぬらりひょん役)、武井咲(木下紗枝役)、遠藤憲一(じんめん犬役)が勢ぞろい。ジバニャンの声を務める声優の小桜エツコ、製作総指揮、原案、脚本の日野晃博氏も駆けつけた。人気俳優が特殊メイクで妖怪を演じ、大きな話題を集める本作。特に“じんめん犬”を演じた遠藤さんは、公開前から大反響を呼んでおり、当の遠藤さんは「ケータ(を演じる南出くん)が、特殊メイクのときはべたべたと人懐っこかったのに、番宣で一緒になったときは、素顔だったからまったく寄りつかなかった(笑)」と苦笑い。そんなじんめん犬を演じる遠藤さんについて、斎藤さんは「鼻から春雨が出るくらい衝撃を受けました。遠藤さんのエネルギーを感じ、あこがれました」と尊敬の念。武井さんも「やっぱり、じんめん犬は衝撃的。パンチ力が忘れられない」とうなっていた。また、劇中には山崎さんと斉藤さんが、真剣ダンスを披露する場面があり、「友人に踊りを見せると、妖怪が踊っているみたいと言われるほど下手なので・・・」(山崎さん)、「いかに僕が踊れないかが、(まとめサイトに)まとめられているほど」(斎藤さん)とそろって苦手なダンスに悪戦苦闘した様子。それでも「カッコ良かったですよ」(南出くん)、「2人のシーンは、ツボった!」(遠藤さん)と共演陣には好評だった。『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 2016年12月17日より全国東宝系にて公開(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2016
2016年12月17日マーティン・スコセッシが28年の歳月をかけて、遠藤周作の原作の完全映画化を実現させた『沈黙-サイレンス-』。来年1月からの日本公開を前に、遠藤周作ゆかりの地・仁川にある関西学院大学で、重要な登場人物・キチジローを演じた窪塚洋介を迎えたスペシャルトークイベントが実施され、窪塚さんは完成したばかりの本作について熱く語った。12月16日(金)、関西学院大学で行われたトークイベントでは、遠藤周作研究者の同大学教授の細川正義氏と、遠藤周作学会会員・ノートルダム清心女子大学教授の山根道公氏が、遠藤周作と「沈黙」について対談。その後、スペシャルゲストとして、本作でキチジロー役を熱演し、ハリウッドデビューを果たした窪塚さんが颯爽と登壇した。窪塚さんはまず、本作の感想を「懐の深い作品」とコメント。「『答えはこれなんですよ』と押し付けることではなく、答えに自ら到達するための事実を積み重ねてくれている。本当にマーティン・スコセッシ監督という人が日本に敬意を持っていてくれているなと。撮影現場で1カット終わるたびに出てきてくれて、『よかったよ!』といったサインをくれる。京都から行った太秦の職人さんたちの末端にまで敬意を払ってくれていたし、時代考証やセリフも含めて凄く丁寧に繊細に作ってくれていたので嬉しかった」と、撮影現場での巨匠監督のあり方にも感銘を受けたことを明かす。監督自身もクリスチャンではあるが「本当に目線がフラットなんです。僕らに委ねてくれる感覚が重要で、僕が思う一番の醍醐味として、“1人1人の中に答えがある、それでいいよ”と背中を押してくれる作品だと伝えたいです」と、窪塚さんはその思いを代弁するかのように語り、「浅野(忠信)さんが演じた通辞とアンドリュー(・ガーフィールド)が演じたロドリゴ神父の問答が、まさにキリスト教対仏教の問答なのでとても面白い。どっちにも肩入れすることなく描いているのでその点でも偉大な監督だと感じました」と続けた。窪塚さんが演じたキチジローという役については、「醜くて、弱くて、ズルくて…負の権化のように言われるんですけど」と説明。原作では描かれていないキャラクターの“余白”の部分について、「“イノセント”さというキーワード」に辿りついたことを明かしながら、「イノセントだから弱い、強い、裏切ってしまう…子どものころの善悪の分からないまま成長したという役の捉え方をしました」と、その役作りに触れた。先日の来日記者会見でも、監督は窪塚さんに絶賛を贈っていたが、「28年間やりたいと思って描き続けてきた『沈黙』の自分のイメージしてきたキチジローではなく、本当のキチジローがそこにいた」と監督に言われたそうで、「とても嬉しかった」と真摯にコメント。「マーティンもキチジローにものすごく共感している部分があったと思いますし、みんながキチジローの中に自分をみてしまうのではないかなと思っています」と明かした。また、特に絡みの多かったアンドリューについて、「寝ても覚めてもその役でいるという俳優さんなんです。それによって、もう撮影の後半は追い詰められたロドリゴそのもので挨拶も出来ないし…。ただ完成した映画を観て、その凄さが画に出ていて、感極まりました!役に入り込み過ぎて傍若無人な振る舞いが目立つこともありましたけど、それも映画を観て許せました(笑)」と、“窪塚節”で絶賛。途中、山根教授から「どこまでロドリゴとキチジローとの関係を描いているのか?踏み絵を踏むところで大きなクライマックスですが、そのあとの本当の関係が深まっていくところはどこまで描かれているのですか?」との質問も出たが、窪塚さんは「いわゆるネタバレですね!(笑)」と返して会場を沸かせる場面も。最後に、窪塚さんは「日本の役者さんたちも力強くて格好良くて泣きました…素直に素晴らしくて、正直辞めてもいいかなという気持ちになってます。是非、劇場で観て“沈黙”してください!うそです(笑)」と本作への手応えを覗かせていた。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日現在フジテレビ系にて放送中のテレビアニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」。2月から始まる新章「宇宙サバイバル編」のオープニング曲を、氷川きよしが担当することが決定。初のアニソン挑戦に、氷川さんから喜びと興奮のコメントが到着した。2015年7月から放送がスタートした「ドラゴンボール超」。鳥山明が原作・ストーリー&キャラクター原案を手がける2017年2月からの新展開「宇宙サバイバル編」では、孫悟空に申し出により、全王様主催の宇宙対抗の武道大会「力の大会」が始まることに。だが、それは宇宙消滅の始まりだった。この武道大会の勝者、そして敗者には何が待ち受けるのか…?各宇宙の精鋭たちによる熾烈なチームバトルが、幕を開ける…!その新たなるオープニングを飾る曲が、氷川さんが歌う「限界突破×サバイバー」に決定。作詞・森雪之丞&作曲・岩崎貴文のコンビが贈るロックなアニソンについて、氷川さん本人からも「初めてアニソンに挑戦です!作詞は憧れの森雪之丞さんです」と喜びのコメントが到着。「子どものころから雪之丞さんの歌詞に励まされて、29年生きてきたのですごく嬉しい気持ちとともに、緊張しながら楽しく歌わせていただきました。雪之丞さんワールド全開なロックなアニソンに仕上がっていますので、ドラゴンボールファンの皆さんをはじめ、多くの方に僕の新しい歌を聞いていただければうれしいです。楽しみにしていてください!」と、期待を込めている。「ドラゴンボール超(スーパー)」は毎週日曜日、9時よりフジテレビほかにて放送中、「宇宙サバイバル編」は2017年2月5日(日)より放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、来たる2017年1月6日(金)~3月17日(金)の期間、「キャンパスデーパスポート」と「キャンパス2デーパスポート」の対象期間として、学生向けに通常料金より安く値段を設定したチケットでの入園が可能となる。特に「キャンパス2デーパスポート」は通常版の2デーパスポートと違い、連続した2日間、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを自由に行き来して楽しめるチケットだ。発売の種類は、東京ディズニーランドもしくは東京ディズニーシーに1日のみ入園可能な1デーパスポートである「キャンパスデーパスポート」と、連続した2日間、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを自由に行き来して楽しめるチケットの「キャンパス2 デーパスポート」の2種類。国内外の大学(大学院)、短大、各種専門学校、高等学校、中学校の生徒が対象で、ともに購入時と入園時にも本人の学生証を提示する必要がある(購入時のみマスト)が、通常料金が1デーパスポートで大人7,400円、中人6,400円のところ、大学生・大学院生・短大生・専門学生(18歳以上)が6,800円、高校生・中学生(12歳~17歳)が5,800円と、リーズナブルな価格帯に変更。学生にとって、強い味方となる。また、対象期間中1月6日(金)~3月17日(金)には、東京ディズニーシーでは、“Wish”(願い)をテーマに15周年を盛大にお祝いするアニバーサリーイベント「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”~グランドフィナーレ~」を、また東京ディズニーランドでは、期間限定のキャッスルプロジェクション「フローズン・フォーエバー」を新たに導入するスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」が楽しめる。入園制限時には利用が不可の場合があるものの、冬のスペシャルイベントの数々を、お得な「キャンパスデーパスポート」と「キャンパス2デーパスポート」で大満喫だ。※上記のメニューやグッズは、デザイン・価格の変更や、品切れとなる場合がございます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日映画『僕らのごはんは明日で待ってる』をイメージした特大オリジナル“うるキュン”クリスマスツリーの点灯式が12月16日(金)、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われ、主演を務める「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔、ヒロインを演じる新木優子が出席した。瀬尾まいこのロングセラー恋愛小説を映画化。無口な草食男子の高校生・葉山亮太(中島さん)と、同じクラスの女子生徒・上村小春(新木さん)はファーストフード店やファミレスで食事をしながら愛を育み、いつか白いごはんを食卓で一緒に囲む日を夢見るが、ある日突然、小春が別れを切り出す…。“食”が結びつけた7年越しの二人の恋の運命は?中島さんはサンタの帽子、新木さんはトナカイのカチューシャを身に着け、一足早いクリスマス気分。中島さんにとっては、この日が人生初めてのツリー点灯式だといい、「緊張しますが、しっかり点灯して、トークは転倒しないようにしたい」と“てんとう”をかぶせたダジャレを披露し、駆けつけた女性ファンの笑いを誘った。クリスマスの思い出を聞かれると、中島さんは「子どもの頃に頼んでいたのと違うおもちゃが届いてしまって…。そしたら、英語で書かれたおわびの手紙が届いて、『本当にサンタさんっているんだなあ』と不思議な気持ちになった」としみじみ。新木さんは「当時すごく流行っていて、全然手に入らなかった“たまごっち”を、サンタさんが届けてくれた」と幼少期の思い出を語った。ちなみに理想のクリスマスの過ごし方は、「普通に家族と過ごして、ごはんを食べたい」(中島さん)、「友だちと楽しくワイワイ過ごせたら。今年はカラオケに行く予定なので、覚えた“恋ダンス”を踊りたい」(新木さん)と話していた。『僕らのごはんは明日で待ってる』は2017年1月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日