cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1939/2211)
トム・クルーズにリンジー・ローハン、どちらも俳優という共通点があるとはいえ、あまりに意外過ぎる2人の急接近が報じられている。現在2人はどちらもロンドンに居て、そこで急速に距離を縮めているのだという。ある情報筋は「OK!」誌にリンジーのトムへの気持ちについて次のように語っている。「リンジーは年上の男性と付き合うことで得られる安心感や知的素養を切望しているのです。だからロンドンで過去の想い人(トム)に偶然会えたことを信じられない幸運だと思っています。もうぞっこんですよ」。リンジーはトムとの恋愛で巻き込まれるといわれる怪しいビジネスの問題も、全て受け入れる気でいるという。完全にぞっこん状態のリンジーは、トムを“生きている中で最もセクシーな男性”と思っているんだとか。また恋愛関係だけではなく、リンジーはトムが彼女の停滞しているキャリアを取り戻す助けになってくれるとも思っているのだそうだ。トムの方も彼がリンジーといればリラックスし、より楽しみを見つけられると考えているという。離婚歴は多いが俳優としてのキャリアは絶好調の一流俳優トム・クルーズと、舞台など新たな活躍の場を広げてはいるものの、パーティー好き・トラブルメーカーといったイメージを払拭出来ないできるリンジー・ローハンでは、あまりに意外な組み合わせだと思う人は多いだろう。衝撃的な今回の報道だが、ただの遊びなのか真剣な交際に発展していくのか、続報が待たれる。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日10月30日(木)、現在開催中の第27回東京国際映画祭にて、クロージング作品『寄生獣』のワールドプレミアが行われ、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督、さらに主題歌「パレード」を書き下ろしたロックバンド「BUMP OF CHICKEN」のメンバーが舞台挨拶に登壇した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷さん)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲさん)と共に、彼らを敵と見なすパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌も手がけ、山崎監督とは旧知の仲の「BUMP OF CHICKEN」。映画の舞台挨拶に登壇するのは初めてとあって、ボーカルの藤原基央は「手汗がすごいです…」と打ち明け、会場を笑いに包んだ。そんな彼らだが、主題歌のオファーを受けた時のことを「原作は僕たちが10代の頃から語り合った作品だったし、監督の大ファンだったので、主題歌のオファーをいただいた時はビックリしましたけど、すごく嬉しかったです」とふり返ると、「でも、時間足りるのかな…と思いました」と切羽詰まった状況だったことを告白。山崎監督は、その時のことを「いろいろと政治的なやりとりを超えてBUMPにお願いしたかったので、交渉事などがあって本当にギリギリな状況になってしまったんです。しかもいろいろなプロジェクトを抱えているところだったのに、無理やり友達枠でやっていただいて。本当にすみません」と明かしつつ、「でも、あの時間でよくここまでカッコいい曲を書いていただいたなと思います」と感謝。「すごい状況の中で、それでもがむしゃらに走っている新一の姿が浮かぶ曲。疾走感が半端なくて、『パート1』から『パート2』への橋渡しという意味でもすごくいい仕事をしてくれたと思います。何よりカッコよくて、頼んで良かったなと思いました」と手放しで褒めちぎり、その苦労をねぎらっていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』のカラフルで幻想的な、独特な世界観でファンを虜にするティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』。その初の映像となるインターナショナル・トレーナーがついに解禁。また、本日10月31日(金)は第27回東京国際映画祭にて、ティム・バートン自身が本作のスペシャル・プレゼンテーションをファンに向けて行うという。内気で口下手なマーガレット・キーン(エイミー・アダムス)が描く、どこか悲しそうな大きな瞳の子どもたちの絵は、1960年代に世界中で大ブームを巻き起こした。ただし、それは、夫であるウォルター(クリストフ・ヴァルツ)の絵としてだ。「これから、僕たちはひとつ」というこの愛の言葉から事件は始まった。富と名声を手にし、夢のような生活を捨ててまでマーガレットは真実を公表しようと決意する。なぜマーガレットは夫の言いなりになったのか、なぜ彼女は全てを捨てる覚悟を決めたのか。アート界を揺るがした実話を基にした、ウソのような本当のお話が幕を開ける…。自身も“ビッグ・アイズ”シリーズのコレクターであるバートン監督がメガホンを取り、60年代ポップ・アート界を震撼させた秘密をスクリーンに描き出す本作。アート界に衝撃を巻き起こした夫婦を演じるのは、『アメリカン・ハッスル』でアカデミー賞「主演女優賞」ノミネートのエイミー・アダムス、『ジャンゴ繋がれざる者』でアカデミー賞「助演男優賞」受賞のクリストフ・ヴァルツという、世界が認める実力を持つ2人。届いた予告編は、エイミー演じるマーガレットの「“ビッグ・アイズ”を描いたのは、私なの」という衝撃の告白から始まる。その後、まるで自分が描いたかのように公言する夫に募る疑念、真実の公表を決意する彼女のひとり戦う姿が映し出され、バートン監督が操るカラフルな色彩と美しい街並み、女性たちの60年代ファッション、そして、まるで全てを見通しているような瞳の“ビッグ・アイズ”の絵が至るところに登場する。東京国際映画祭で行われるスペシャル・プレゼンテーションでは、特別映像の上映とともにバートン監督が登壇。直々に、この驚きと興奮の実話について語ってくれるという。『ビッグ・アイズ』は2015年1月よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日先月30日、第1子となる娘・ワイアット・イザベルちゃんが誕生したばかりのミラ・クニスとアシュトン・カッチャーだが、2人の交際が始まったばかりの頃にアシュトンが浮気していたのでは?という疑惑がもちあがっている。ミラとアシュトンは2012年4月頃から一緒にいるのを目撃されるようになり、7月に交際を公にしたが、その1か月ほど前に、バーで出会ったスウェーデン人のメイクアップ・アーティストの女性をハリウッドの自宅に連れ帰っていたことが明らかになった。ゴシップ雑誌「Star」では、バーで2人を目撃した人物の証言を掲載。友人たちと店に来ていたアシュトンの方から彼女に合図して、自分たちの席に呼んだという。その際に、「クリス」と本名で自己紹介したそうだ。アシュトンの家には友人たちも一緒に向かったが、1人また1人と帰宅し、最後に残ったのがこの女性だった。現在21歳のこの女性はイギリスの「The Sun」紙上で、アシュトンの家でしばらく会話を楽しんだ後、「彼は私の手をとって、2階に連れて行ったの」と語り、その後に親密な時間を過ごしたと明かした。彼女は、当時『スティーブ・ジョブズ』の役作りで髪を伸ばし、ひげもたくわえていたアシュトンとベッドの上で抱き合っている写真も同紙に提供している。「彼はミラのことも、ほかの誰のことも話さなかったわ」と彼女は語っている。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月31日アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後初となる1年3か月振り、10度目の来日が決まったブラッド・ピットが、主演と製作総指揮を兼ねた戦争アクション大作『フューリー』。本作でブラッド演じるリーダー、ウォーダディーのチームに配属された新人兵士を演じているのが、ハリウッド期待の若手ローガン・ラーマンだ。このほど、ローガンが名実共に師匠と仰ぐブラッドとともに熱演を見せた劇中ビジュアルが解禁。彼の鮮烈な演技が、戦争の悲惨さを浮き彫りにさせていることが分かった。1945年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線――。副操縦手を失った戦車“フューリー”のチームに、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置されてくる。もともとは事務担当のタイピストで、前線での戦闘経験は全くないノーマン。彼は、自分がこれから対峙せねばならない戦況すら理解できぬまま、戦車長のウォーダディー(ブラッド・ピット)、冷静沈着なバイブル(シャイア・ラブーフ)、切れ者のゴルド(マイケル・ペーニャ)、ムードメーカーのクーンアス(ジョン・バーンサル)という部隊の一員となる。“新人”として与えられた最初の仕事は、自分がこれから身を置くこととなる持ち場の掃除。戦車内で命を落とした前任者の副操縦手が座っていた血痕をぬぐう作業に、思わず嘔吐してしまうノーマン。軍の手違いで戦車部隊に配置されたと疑問を抱く彼は、混乱を抱えたまま戦場へと向かうことに…。全米で10月17日(現地時間)に公開された『フューリー』は、初登場No.1の大ヒットスタートを記録。製作総指揮を務め渾身で本作に臨んだブラッドにとって、昨年賞レースを席巻した『それでも夜は明ける』に続く、本年度アカデミー賞の有力作品といわれている。そんな本作でローガンが演じたのは、軍事訓練をほとんど受けていない“戦争未経験”の新兵ノーマン・エリソン。彼は劇場で映画を観る観客に最も近い存在となり、観客は彼の視点を通して、ブラッド演じるウォーダディーの姿や過酷で凄惨な戦争の現実などを追体験していく。自身も海兵隊員だったデヴィッド・エアー監督の脚本は、彼が軍人として生き残るために、避けきれない多くの死に直面させ、否が応でも成長せざるを得ない状況へと追い込んでいく。しかも成長を遂げているのは、物語の中のノーマンだけではない。複雑なキャラクターを演じることに惹かれたというローガンも同様で、「俳優で僕の年齢だと平面的な役なら沢山あるが、ノーマンはとても複雑で、いろいろ考えるだけでもストレスがたまるタイプの役柄で、とてもチャレンジングだった。素晴らしいキャラクターとストーリーに、ブラッド・ピットを始めとする尊敬する大勢の人と一緒に働くチャンスでもあった」と明かしている。また、撮影では何度もリハーサルを行い、題材のことや人間関係、それぞれの人物が意図すること、シーンへのアプローチ法の話し合いが設けられるなど、キャスト同士と監督との間で徹底した議論が交わされていたという。「特にこの作品では人物が中心となるから、登場人物について話し合うことが重要だった」とも語るローガン。当時は、劇中のノーマン同様、ろくに訓練も受けていない青年たちがいきなり前線に立たされるのは珍しいことではなかった。特に大戦末期は米軍も人員不足が深刻だったため、3~4週間程度の戦闘訓練でいきなり戦地に送り込まれた兵士も数多くいたという。本作では、史実に忠実な作品作りをするため、製作陣・キャストと退役軍人との座談会も開催。実際に1945年の春に21歳で戦車の副操縦手として任務につき、ノーマンと似た状況下にいたレイ・スチュアートにも話を聞いている。レイは「隊員が4人おり、新入りは私ひとり。車長に試されている感じがした。最善は尽くしたよ」と当時をふり返る。戦車が撃破されたら、次の戦車へと乗り込まなければならない。その移動は怖くないのかと尋ねられると、彼は「行くしかない。外へ出て乗り込むのみ」と肩をすくめた。こうした当時の戦車部隊隊員たちの体験談が、本作ではスクリーンに蘇る。「100%やりきったからこそ、特別な思いだ」と10月15日(現地時間)に行われたワシントン・プレミアでの発言からも、ローガンが過酷で困難な役作りに挑み、見事に達成できたことに対する自信が伺える。彼が本作で挑んだ新境地を、劇中ビジュアルからも確かめてみて。『フューリー』は11月28日(金)より TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日『八日目の蝉』の成島出が監督を務め、宮部みゆきのミステリー巨編を2部作で完全映画化する『ソロモンの偽証』。これまで佐々木蔵之介、永作博美、尾野真千子、黒木華ら“大人”キャストのみが明かされていたが、ついに主演の藤野涼子(役柄同名)を始めとする、中学生キャスト12人が発表に!さらに、前篇、後篇それぞれのタイトルと公開日も決定した。クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。その死は、校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者がひとり、またひとりと増えていく。何が嘘で、何が本当なのか?保身しか考えない教師たちに見切りをつけた、ひとりの女子生徒、藤野涼子によって、ついに“校内裁判”が開廷されることに――。校内裁判を行う中学生たちを演じるのは、1万人にも及ぶ候補者の中からオーディションで選ばれた33人。佐々木さん、永作さんら日本を代表する豪華俳優陣と真っ白な新鋭たちとのぶつかり合いは、スクリーンに想像を絶する化学反応を巻き起こす。その中で主人公・藤野涼子役を演じる新人は、役名をそのまま芸名に、つまり“藤野涼子”という名の女優として本作で映画デビュー。役名でのデビューは、故・三國連太郎(木下恵介監督『善魔』の役名 より)を始めとする、往来の映画俳優たちを想起させ、早くも期待を高めている。2000年生まれの藤野さんは、自殺した(?)柏木卓也の死体の第一発見者であり、学校内裁判の提案者となる主人公に。本格的な演技は初挑戦でありながら、初主演を務めている。 また、他校生だが、柏木卓也の友人として裁判に参加する神原和彦役には、板垣瑞生。『闇金ウシジマくん Part2』で映画デビューし、12月13日公開の『アオハライド』では東出昌大演じる馬渕洸の中学生時代を熱演する。物語の鍵を握る三宅樹理役には、「E-girls」のメンバー・石井杏奈、 彼女をいじめる問題児、大出俊次役には『渇き。』のボク役で注目を集めた清水尋也、樹理と友達の浅井松子役に映画初出演の富田望生。さらに柏木卓也の死体の第一発見者、野田健一役には是枝裕和監督作『奇跡』で主演を務めた「まえだまえだ」の前田航基、そして、不登校の状態が続いていた矢先、裏庭で死体となって発見される柏木卓也を、NHK大河ドラマ「平清盛」で平資盛の幼少期を熱演し、『おおかみこどもの雨と雪』では声の出演を務めた望月歩が抜擢されている。そのほかクラスメイトには、西村成忠(井上康夫役)、西畑澪花(倉田まり子役)、若林時英(向坂行夫役)、加藤幹夫(橋田祐太郎役)、 石川新太(井口充役)ら、映画初出演者を含む、まさに等身大の新鋭たちが勢ぞろい。もう大人たちに任せておけない――前代未聞の校内裁判の行方が、ますます楽しみになってきた。『ソロモンの偽証』<前篇・事件>は2015年3月7日(土)より、<後篇・裁判>は2015年4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日舞台「里見八犬伝」の初日を前に10月30日(木)、ゲネプロの様子が公開され、初舞台にして主演を務める山崎賢人を始め、村井良大、馬場良馬、荒井敦史、高杉真宙、玉城裕規、丸山敦史、石垣佑磨、松田賢二、白石美帆、演出の深作健太が報道陣の取材に応じた。2012年の初演に続く公演となる本作。滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」をベースに新解釈を加え、運命で繋がった八犬士たちの苦悩や葛藤、戦いを描き出す。深作監督にとっては、薬師丸ひろ子、真田広之らをキャストに迎えて映画『里見八犬伝』を監督した父である故・深作欣二監督に続き、親子2代で同じ原作に取り組むことに。初日を前に「魅力的なキャストが集まりました。結束力がすごいです。(キャスト陣に)思い切り化けてもらいたいです」と手応えと期待を口にする。今回、初舞台にして座長を務める山崎さんも、やや緊張した面持ちながら「手応えはあります」と語り「チームワークは素晴らしいです。初めてなので、みなさんに助けていただきながら頑張りたいと思います」と意気込みを語る。激しい殺陣も披露することになるが、こちらも初経験。「一から始めて、最初は全然できなかったんですが稽古をつけていただき、殺陣って奥深いなと思いました。“人を斬る”ということですからね」と難しさを噛みしめつつも、「ブッた斬ってやってます!成長した姿を見せられたら」と気合い十分だった。石垣さんは、八犬士が持つ「孝」「義」「忠」「悌」「仁」「智」「礼」「信」の“玉”の存在に触れ「人間の大事なものを表している。見た人が『自分はどういう玉を持っているのか?』と思てもらえたらこちらの勝ちかな?と思ってます」と言葉に力を込める。怨霊の玉梓とヒロインの伏姫の2役を演じる白石さんは「(原作の刊行から)200年を経て、2014年のいまの時代に新しい解釈を加えて、パワーアップして、エネルギーが充満してます。勢い、殺陣の迫力がすごくて毎回、涙を抑えながら見ています!」と八犬士の躍動に太鼓判を押しつつ、「ブッた斬る!」と連呼する男たちを見やり「私は感動の物語をブッ壊す役目でもあるので…」と不敵な笑みを浮かべていた。「里見八犬伝」は新国立劇場 中劇場にて10月31日(金)より上演開始。11月22日(土)、23日(日)は大阪シアターBRAVA!にて上演。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日人気ドラマ「glee/グリー」の意地悪教師“スー先生”の役で有名な女優ジェーン・リンチが、配偶者で心理学博士のララ・エンブリーとの離婚を発表したのは去年の6月のことだった。ジェーンは離婚を発表した時に「お互いのことを思いやっている」との声明を出し、友好的な別れであることを明言していた。離婚も成立し晴れて自由の身かと思いきや、お金の問題がまだ残っているのだという。離婚における資産分配は同性婚も異性婚と変わらず、一家の稼ぎ手がもう一方に資産の半分を渡すのがルールであるようだ。二人の場合は人気俳優であるジェーンが主な稼ぎ手であるのは疑いようもないだろう。「TMZ」が報じたところによると、ララはなんと120万ドル(約1.2億円)を2年間に渡りジェーンから受け取るのだという。しかもそれだけではなく、分配には、複数の銀行預金口座の資産の半分、401K(年金制度のこと)の半分、「glee」で得た全ての出演料の半分、税の払い戻しの半分、LAヨットクラブのメンバーシップが含まれるようだ。有名人の離婚が金銭を巡って泥沼化するのは古今東西よくある話だ。ジェーンの場合はドラマ「glee/グリー」で一躍有名になり、多額のお金を稼いだことも裏目に出てしまったのかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日現在、開催中の第27回東京国際映画祭(以下、TIFF)。今年は庵野秀明監督の特集上映が組まれたり、オープニング作品をディズニーの『ベイマックス』が抜擢されたりと、例年以上の盛り上がりを見せる今年のTIFF。いよいよ明日(31日)は最終日となり、各賞の受賞結果が発表されるが、中でも注目を集めているのは「コンペティション部門」だ。毎年、熾烈を極めるこの「コンペティション部門」。2011年に最高賞となる「東京サクラグランプリ」(※現在の名称は「東京グランプリ」)に輝いたフランス映画『最強のふたり』は、その後、社会現象ともいえる大ブームを巻き起こすなど、この先の映画界を占う重要な部門となっている。今年、同部門で最も注目を集めているのは、唯一日本からの出品作となった『紙の月』。ベストセラー作家・角田光代の同名小説を原作に、『桐島、部活やめるってよ』を大ヒットさせた吉田大八が監督を務める本作。先日、行われた会見でグランプリへの自信について聞かれた、主演の宮沢りえは「あるといえばある」と語り、報道陣を沸かせており、さらに共演の池松壮亮も「あそこまで役に身を投げれる女優さんは、りえさんしか知らない」と、その体当たりの演技を絶賛しており期待感は十分だ。しかし、同会見で「世界という広い舞台で、この映画がどういう位置づけで見てもらえるのか」と語った吉田監督の言葉のとおり、世界はとにかく広い。今年の「コンペティション部門」さらに「最優秀女優賞」まで含めて見渡した時、宮沢さんのライバルは誰なのか?長年、TIFFの作品選定に携わり、今年の各出品作品を選んだ張本人となるプログラミング・ディレクター矢田部吉彦氏に聞いてみると、まさに世界の“広さ”を感じさせる答えが返ってきた。――「宮沢りえさんの強敵は“おばあちゃん”ですね」と。その“おばあちゃん”の正体は、イランを代表する名女優ファテメ・モタメダリア。日本では無名の彼女だが…演技を計る上で、有名・無名を論じるのは無価値。矢田部氏によると、「アゼルバイジャン共和国の『ナバット』という作品で、『紙の月』とはまた違ったタイプの作品です。村が戦争に巻き込まれて村人たちが去ったあと、ひとり取り残されたおばあちゃんのお話なんです。彼女が淡々と生きていく中で抱える“孤独”が、じわじわと胸に迫ってくるんです」。『紙の月』で平凡な日常から逃げ出すように、世の闇へと堕ちていく女性を演じた宮沢さんと、戦乱という非日常の中でどうしようもなく孤独を抱えながら生きていく女性を演じたファテメ。果たして、今年はどの作品が栄冠に輝くのだろうか?第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『紙の月』は11月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日10月30日(木)、第27回東京国際映画祭にてクロージング作品『寄生獣』の完成報告会見が行われ、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が登壇した。原作は、人間に寄生し、支配と捕食を行うパラサイトとの共生と戦いを描いた、累計1200万部の売上を誇る岩明均の大人気コミック。パラサイトの襲撃を受けながら、脳だけは乗っ取りから免れた高校生・新一(染谷さん)と、新一の右腕に寄生したパラサイトのミギー(声:阿部サダヲ)が、さまざまなパラサイトたちと遭遇し、戦う姿を描く。「VFXの仕事を始めた時から、いつかVFXを担当したいと思っていた作品で、まさか監督を務めることになるとは」と、長年にわたる念願が叶った喜びを語り、感無量の面持ちを浮かべた山崎監督。一度はハリウッドが映画化権を獲得した経緯などをふり返り、「アメリカに嫁に行ったものと思っていたものが戻ってくることになって、だったら自分のところに嫁に来てほしいと思った」と、本作への熱い想いと執念を感じさせた。だがその一方で、劇中でパラサイトの寄生によって“顔が割れる”ことになる深津さんにオファーをするのは「怒られるんじゃないかと思って、言いづらかった」と告白。これに対し、深津さんは、顔が割れた自分の映像を観た時のことを「抵抗はありませんでした。気持ち悪かったですが、欲が出てしまって、『もっと割れろ』と思ってしまいました」と述懐し、笑いを巻き起こした。さらに、右手を乗っ取ったミギーがCGで描かれるため、ミギーとのやりとりをパントマイムのように演じた染谷さんは「阿部さんがアクション・キャプチャーで魅力的なミギーを作ってくれたので、ミギーが自分を魅力的に見せてくれるし、僕もミギーを魅力的に見せられるようにと思って演じました」と語り、「長い道のりだったけど、(完成した映画で)ミギーに出会えて涙が出そうでした」と喜びを語った。そして、「あっという間に終わってしまって、早く完結編を見せろと思いました」と、完結編への期待ものぞかせ、「ミギーが右手にいるのは世界で自分だけなので自慢なんですけど、ちょっと顔も割れたいです…」と茶目っ気たっぷりに語り会場を沸かせていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』『おとなのけんか』など、大作からアート系作品まで手掛け、数々の賞に輝く鬼才ロマン・ポランスキー監督の最新作『毛皮のヴィーナス』。本作に主演するフランスを代表するカメレオン役者、マチュー・アマルリック(49才)を始め、いま欧米でも40オーバーの実力派オジサマ俳優たちが続々と席巻中だ。年齢を重ね、世の荒波にもまれながら酸いも甘いも噛み分ける男たちは、いまや“渋メン”、“熟男”、あるいは20代の女性からは“倍以上男子”なる言葉でもてはやされ、雑誌やテレビでは数多くの特集が組まれている。熱い視線を浴びる、そんなアラフォー世代の“渋メン”に注目してみた。まず、11月14日公開『6才のボクが、大人になるまで。』でイーサン・ホーク(43才)は、18年におよぶ恋愛映画『ビフォア』シリーズのリチャード・リンクレイター監督と再タッグ。今回は12年間、同じキャストで1つの家族を演じ、イーサンは主人公の少年の母親とは離婚したものの、子どもたちの成長を温かく見守る父親を好演している。また、12月13日より全米に先駆けて公開となる『ホビット 決戦のゆくえ』で主役を務める個性派英国俳優マーティン・フリーマンも、今年43才。「Sherlock/シャーロック」のジョン・ワトソン役で一躍人気者になった彼が演じるビルボ・バギンズも、シリーズ最終章となる本作でいよいよ見納めとなる。そして、フランスが誇る渋メンといえば、マチュー・アマルリックだ。現在開催中の第27回東京国際映画祭コンペティション作品『来るべき日々』にも出演。さらに12月公開の『毛皮のヴィーナス』では、オーディションへ遅れて現れた無名の女優ワンダ(エマニュエル・セニエ)に翻弄されていく演出家トマ役を演じている。物語が目まぐるしく展開しながら、この2人の圧巻の掛け合いで妖しくもセンセーショナルな世界が繰り広げられる本作は、観客を徐々に巻き込んでいく全く新しいタイプの誘惑サスペンスだ。ポランスキー監督から本作出演のオファーを受けたときのことを、マチューは「夢?それ以上だよ!」と高揚しながらふり返っている。「ロマンは、僕が最初に刺激を受け、映画の世界 に入りたいと思わせてくれた人物のひとりなんだ。幸運にも、ちょうどアルノー・デプレシャン監督の新作に出演したところだったから、幾分、記憶力の訓練をしていた。おかげで意外と早く台本を覚えられたんだ」。一方、ポランスキー監督は、マチューについて「彼は素晴らしい俳優だ。天賦の才があり、知的で、ちょうどいい年齢でもある。この役を成功させるために必要な全てが揃っている!」とその齢と渋さを評価。「これほど繊細に、彼のような演技ができる俳優は、ほとんどいなかっただろう」と絶賛し、主演俳優と監督の相思相愛ぶりを伺わせている。さらに、デプレシャン監督と組んだ『ジミーとジョルジュ 心の欠片(かけら)を探して』も、日本公開が2015年1月に決定。こちらも、“渋メン”の演技派ベニチオ・デル・トロ(47才)が心に傷を負う男ジミーを、マチューが彼を診ることになる精神分析医ジョルジュを演じ、大人の演技合戦を繰り広げている。そんなマチューを始めとする、作品ごとに様々な顔を見せる “渋メン”の男たちに注目してみて。『毛皮のヴィーナス』は12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:毛皮のヴィーナス
2014年10月30日『ジャンゴ繋がれざる者』『Ray/レイ』のケリー・ワシントンが、大物政治家やセレブ、そしてホワイトハウスまでも顧客に持つ凄腕フィクサー(危機管理コンサルタント)を演じる、全米で話題沸騰のTVドラマシリーズ「スキャンダル」。知的でエレガント、しかも超仕事ができる主人公オリヴィア・ポープを演じるケリーが、現代のファッション・アイコンとしても注目を集めている本作から、シーズン1の見どころを4分間にギュギュッと凝縮したダイジェスト映像が到着した。本作は、実在の人物をモデルに「グレイズ・アナトミー」のプロデューサー、ションダ・ライムズが製作総指揮を務めた大人気TVシリーズ。ヒロインのオリヴィア・ポープは、大物政治家、セレブなどの著名人や、世界的大企業、そしてホワイトハウスまでも顧客にする、ワシントンDCでは知らない人がいない超大物“女性フィクサー”。そんな彼女が、ひと癖もふた癖もある仲間たちと共に、顧客が抱える“明るみになってはならない”あらゆる難問を解決していく。ダイジェスト映像は、どこかで見たような大統領のスキャンダル封じから始まり、幾重にも重なる事件やワケありな人間関係、そしてオリヴィア自身と大統領が抱える、この物語最大のスキャンダルをも暴露。まるでジェットコースターのような予想を超える展開とスリルが散りばめられている。知らない間に引き込まれる、現実と交錯するかのような小気味よいテンポのストーリーと驚きの連続に、全米では年間ドラマ視聴率ランキング2位を記録。シーズンが進むたびに視聴者数もうなぎのぼりとなり、ケリーの出産後となる、待望のシーズン4の放送も今秋に控えている。ケリーは、あのミシェル・オバマ大統領夫人もファンを公言するほど、いま最も話題を集める女優のひとり。米ピープル誌の2013年度「世界で最も美しい女性」では2位に、同「ベストドレッサー」にも選出され、タイム誌の2014年版「世界で最も影響力のある100人」にはビヨンセらと共に選ばれており、本作でエミー賞にもノミネート。彼女が劇中で使用した「プラダ(PRADA)」のバッグは、“オリヴィア・バッグ”と称され、「アルマーニ(ARMANI)」のジャケットや、「エスカーダ(ESCADA)」のトレンチ、「モバード(Movado)」の腕時計など、彼女が劇中で身につけたアイテムは放送のたびに大反響に。ケリー自らがアドバイザーを務めたオリジナルのアパレルライン「オリヴィアルック」も登場したほどだ。美しくもタフで、知的でエレガント。女性が憧れるすべてを兼ね備えた彼女は、まさに全米を代表するファッション・アイコン。彼女を一気にスターダムにのし上げた「スキャンダル」に、あなたもハマってしまうはず。「スキャンダル」シーズン1&2DVDは12月3日(水)より順次レンタル&発売開始(※オンデマンド同日配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日ファスナーのトップメーカーである「YKK」がブランディングメッセージを伝えるショートアニメ「FASTENING DAYS」を製作、本日10月30日(木)より公式サイトなどで公開されることになった。アニメーション製作を手掛けたのは、現在YouTube上で300万回以上の再生回数を誇る「フミコの告白」の若手アニメーター・石田祐康監督と、新進気鋭のアニメーションスタジオ、スタジオコロリド。本作のエンディングテーマを担当するのは、日本を代表するテクノポップユニットの「Perfume」だ。Fasten=「“つなぐ”ことの大切さ」を伝えるべく、製作された本作。近未来を舞台に、正義感が強いヨージと器用でやさしいケイという2人の小さなヒーローが、ファスナーという小さなアイテムでさまざまなものを“つなぐ”ことで、まわりの人々を笑顔にし、気持ちをつないでいくハートフル・アクションとなっている。「さあ、つなぎにいこう!」――。パーカーにマントとマスクというおそろいのアイテムに身を包んだヨージとケイは、ケイが発明した“Fastening Machine(FM) ”を装着し、幼い頃に両親を亡くした2人の後見人であるアンナの心配をよそに、今日も「つなぐ」ことで人々を幸せにするため、街に出る。だが、ある日、学芸会の案内を知らされていなかったアンナが急いで学校に向かうも、自身が乗るハイテク車椅子が突然、暴走し始めて…。2人は、アンナと気持ちを“つなぐ”ことができるのか!?「YKK」といえば、創業以来80年にわたり、ファスニング事業でグローバルな事業経営を行う企業。本作で主人公たちが使用するアイテムのファスナーは、実際に「YKK」が取り揃えているもので、ベーシックタイプから伸張性、水密型、蓄光型ファスナーを駆使しているという。今回のショートアニメで監督を務めたのは、第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門「優秀賞」など数々の賞を受賞した「フミコの告白」や、劇場デビュー作「陽なたのアオシグレ」、「ノイタミナ」10周年記念作「ポレットのイス」などで、思春期特有のみずみずしさを表現してきた若手NO.1アニメ作家の石田祐康。また、「ハヤテのごとく!」綾崎ハヤテ役で知られる声優・白石涼子が、ケイ役の声を務めている。エンディングテーマを担当した「Perfume」の「Hurly Burly」は、“小さなつながりが、大きな可能性につながる”という本作のテーマにシンクロして、石田監督の持ち味である疾走感あふれる映像を後押し。石田監督も、「Perfume」も世界から注目されるアーティストだけに、本作は英語、スペイン語、フランス語、中国語の4か国語での公開が決定している。今回は公開に向けて、石田監督と「Perfume」のあ~ちゃんからコメントが到着している。■石田祐康監督いつのまにかその名前と存在を知っていて、気づいてみれば自分が身につけている衣服のファスナーには大抵「YKK」の文字が刻印されていました。それ程に自分にとっても、そして他の多くの人にとっても広く親しまれている、あの”締め心地”を実現しているブランドのアニメーションを作れるとなればワクワクせざるを得ません。どうぞ気軽に観て楽しんで下さい!■「Perfume」あ~ちゃん“ファスナーとファスナーが繋がり合わさってひとつになるように、ひとりでは成し得なことも人と人とが繋がれば海をも越えられる”。この内容を聞いて、ファスナーひとつとっても日本は繊細に緻密に、そして心まで届く、あたたかいモノを作ってるんだなぁと感動しました。私たち「Perfume」のライブでは、10秒で次の衣装に早替えするシーンも数多くあり、これまでのワールドツアーも、これから行くアメリカのツアーも、使わせていただいているファスナーはすべて「YKK」さんです。なめらかで引っかかりがなく、頑丈なので、ダンスの振りの最中のわずかな時間でも早替えができ、特に緊張してしまう海外の公演でもトラブルなく終えられるのは「YKK」さんのおかげですヽ(´o`;じゃけん、「Perfume」の衣装の早替えの早さは、「YKK」さんのファスナーにあるといっても過言ではない!!!ほんまです!!(笑)日本だけじゃなく、世界のたくさんの人に届いたらいいなぁと思っています(*´ー`)ショートアニメ「FASTENING DAYS」は10月30日(木)より「YKK」公式サイト 、公式YouTubeチャンネルにて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日「LEXUS」が、『愛を読むひと』『イングロリアス・バスターズ』などで知られるインディペンデント系映画会社ザ・ワインスタイン・カンパニー(以下:ワインスタイン社)と協同し、将来有望なクリエイターを支援する「LEXUS SHORT FILMS」シリーズ第2弾として新作ショートフィルム2本を制作。このほど、その本編映像が公開された。この「LEXUS SHORT FILMS」は、従来の“高級”とは異なる価値として“Progressive Luxury”を追求するという「LEXUS」のブランドビジョンのもと、グローバルなスケールでそのプレミアム・ブランドとしてのイメージ強化・確立に向けた様々な取り組みの一環として行われている活動だ。このプロジェクトでは、ハリウッドを代表する著名な監督がメンター(監修)としてサポート。これらの支援のもと、「LEXUS」の掲げるテーマである“Life is Amazing”をそれぞれの感性で読み解き、表現していくというものだ。今回のシリーズ第2弾では、新進気鋭の2組の若手監督(監督:ジョン・ゴールドマン/監督:大川五月と脚本:落合賢)を起用。ゴールドマン監督は、寡黙で想像力豊かなマーケットの警備員・ランダルを主人公に、平凡な日常に突如起きた不思議な奇跡を描いた『Market Hours』を。大川監督と落合氏(脚本)の日本の2人は、少女コミックをイメージしたという、ヒロインの切なくも愛らしいプロポーズ大作戦で巻き起こる心情を描いた『Operation Barn Owl』を制作。この2作品は、今年5月に東京で行われた米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」(以下:SSFF & ASIA)の初日に本シリーズのプレミア試写会が開催され、さらに6月にはニューヨーク、7月にはロサンゼルスでも試写会が開催された。「LEXUS SHORT FILMS」公式サイトでは、この各国の映画祭への出展状況などに加え、制作時のメイキング映像なども公開されている。さらに、東京・青山にある「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」では、「LEXUS SHORT FILMS」を始め、動画配信アプリ「UULA」、ネスレ日本株式会社と共に、選りすぐった上質な作品をキュレーションし、上映するショートフィルムシアターを開設。11月5日(水)~12月1日(月)の期間中、大川監督の『Operation Barn Owl』を始め6作品が上映される。さらに、11月7日(金)には「SSFF & ASIA」代表の別所哲也や広瀬アリスを招き、ショートフィルムの現在、そして未来の形をテーマにトークセッションも行われる予定だ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日俳優ダニエル・ラドクリフといえば『ハリー・ポッター』シリーズの“ハリー”のイメージが強いという人も多いだろう。そんなダニエルには、実はラップという隠された音楽の才能があったようだ。今月28日(現地時間)ダニエルはテレビ番組「ザ・トゥナイト・ショー」にて、「Blackalicious」の「Alphabet Aerobics」というラップの曲を披露した。ダニエルはその前に番組の中で、音楽の中でもとりわけラップが好きであることを司会者に語っていた。「初めはエミネムにハマったんだ。『Real Slim Shady』の歌詞を全て習得することにとりつかれていたよ」「イギリスにはPlan Bという男(歌手)がいるんだ。複雑で難解な速い歌を覚えることに執着していた。もう病気だよ」と話し、かねてからラップに対し特別な思い入れがあったことを明らかにした。「Alphabet Aerobics」はAからZまでのアルファベットに従って歌詞が進んでいくユニークな構成のラップ曲で、ダニエルは最初は緊張気味にラップを始めた。司会者ジミー・ファロンが「僕の知る中で最も速くてやりづらい曲だよ」とも言った曲であるが、アルファベットが進むにつれて少しずつ調子を上げ、熟達したラップスキルを大いに見せつけていた。大歓声の中で歌詞を間違えることなく歌い切ったダニエルは、意外な才能を披露することに見事成功したようだ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日アクション映画界のリビングレジェンド総出演のドル箱シリーズの最新作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で、新たな若手メンバーとして抜擢されたのがアメリカ人俳優のケラン・ラッツ。映画『トワイライト』シリーズ出演をきっかけにブレイクした、グッドルッキングな肉体系アラサー・アクターだ。シリーズ第3弾となる今回は、座長のシルベスター・スタローンを筆頭にアーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ジェット・リーらお馴染みのメンバーに加え、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラスと“濃すぎる”肉体派が集結。そんな中、ケランは若手で結成された“新生エクスペンダブルズ”のメンバーとして、世代交代劇を盛り上げるスパイスとして登場する。「まさに“So Cool”。子どもの頃から観ていたアクションスターが一つの作品のために集まって、撮影現場では冗談を言い合っているんだから。僕のようなアクション映画好きにはたまらない日々だったし、だからこそ撮影が終わった時は心底寂しかったね」と歴史的瞬間をふり返る。憧れの眼差しでスターたちを見つめていたケランだが、そんな彼こそスタローン直々に太鼓判を押された逸材でもある。実はケランには、第1作目の『エクスペンダブルズ』製作時点でオーディションに合格していたものの、『トワイライト』シリーズの撮影の兼ね合いもあって、泣く泣く辞退したという過去がある。そしてその存在が忘れられることなく、第3弾となる今作で白羽の矢が立った。しかし『トワイライト』シリーズで全米の女性たちのハートを握りつぶさんばかりに鷲掴みにした今こそが、まさにベストタイミングだったといえるだろう。現在29歳で独身、という部分も女性たちを萌えさせる要因。「好奇心旺盛で冒険好きな、まさに僕のような性格を持つ女性がパートナーだったら最高だね。僕は人生を本当の意味で楽しめる女性が大好きさ」と理想の女性像を教えてくれたケランだが、同時に“公人”であるが故の寂しさも漏らす。「僕の仕事は人の目に触れる職業だから、僕自身の事を普通に見てくれる人がとても少ない。女性と巡り合っても、映画の中で僕が演じた役柄を通して僕の事を見てしまう。僕の事を写真に撮って、SNSに挙げるだけで終わるのではなく、ひとりの男として向き合ってもらいたいね」と溜息まじり。14歳でモデルとしてのキャリアをスタートさせ、18歳の頃から俳優業へとシフト。ハリウッドに夢を託して頂きを目指す人々が星の数ほどいる中で、ケランの軌跡はある意味、典型的だ。勝者と敗者の間には一体何があるのか?「決意・熱意・恐れない・自分を信じる」が信条というケランは「『お金が欲しい、有名になりたい』という思いだけでは、長続きはしないし、女性のお尻を追いかけて、毎晩のようにパーティーをするなんて論外。数えきれないほどの人々がハリウッドを目指すけれど、去って行く人も多い。この世界は煌びやかに見える一方で、異常なほどに厳しい世界だから」と笑顔の後ろにあるストイックな素顔を覗かせる。若かりし頃は、大学への進学とともにフットボールへの興味も湧いたそうだが「仕事を得るチャンスが来たら、すべてを投げ捨ててでも挑む覚悟を持たなければいけない。僕自身、大学やフットボールへの道をすべて諦めて、俳優業に励んでいる。だからこそ選択肢は“Aプラン”しかないと思っているし、一つの役を何千万人という人たちが狙っているわけだから、常に準備万端でいなければならない」と自らの仕事哲学を明かす。来年の3月で30歳という区切りを迎える。「俳優業というのは、ジェットコースターのように、まるで先の分からない旅。でもそんな旅を死ぬまで続けることが出来たら、これ以上ハッピーなことはないだろうね。『エクスペンダブルズ』の先輩方を見習って、自分自身のプロデュースも出来るようになりたいな」と、ケランは新たな目標に向かって目を輝かせている。映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は11月1日(土)より全国にて公開。(text&photo:Hayato Ishii)■関連作品:エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 2014年11月1日より全国にて公開(C) EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
2014年10月30日近年、医学的にも効果が高いと認められてきた、認知症・アルツハイマー病患者への音楽療法。本年度サンダンス国際映画祭ドキュメンタリー部門で「観客賞」を受賞し、全米でも多くの関心を集めた認知症の音楽療法に迫るドキュメンタリー『パーソナル・ソング』の予告編が到着した。かつてIT業界で働いていたソーシャルワーカー、ダン・コーエンは、あるとき、「患者がiPodで、自分の好きな歌(パーソナル・ソング)を聴けば、音楽の記憶とともに何かを思い出すのではないか」ということを思いつく。実験を始めてすぐ、その効果は現れた。長年認知症を患い、見舞いに来た娘の名前も思い出せずふさぎ込んでいる94歳の黒人男性・ヘンリー。だが、昔好きだったキャブ・キャロウェイの音楽を聴いた途端、突然スイッチが入ったように音楽に合わせ、陽気に歌い出したのだ…。現在、全米で500万人、日本でも高齢者の4人に1人、約400万人以上いるとされ、今後も爆発的に増え続けるといわれているアルツハイマー病を始めとする認知症患者たち。新薬の開発が続々と進められているが、いまだ特効薬と呼ばれるものはなく、先進国の間では深刻な社会問題となっている。本作は、ソーシャルワーカー、ダン・コーエンがiPodとヘッドホンを使い、認知症患者に思い入れのある曲を聴かせて、失われた記憶を呼び戻すという実験を3年に渡って追ったドキュメンタリー。制作時に、本編の一部映像をインターネットでアップしたところ、その驚きの映像が反響を呼び、1週間で700万回再生数を突破、CNNでも取り上げられるほど話題となった。米・映画批評サイト「RottenTomatoes」でも観客満足度が驚異の93%を記録。本作への関心の高さを伺わせている。予告編映像では、音楽を聴いた患者たちが、音楽の素晴らしさや仕事のこと、家族のことを次々に語り出すなど、饒舌になり、笑顔になり、手足を動かしたり、踊り出したり、1曲の音楽が持つ力を次々と映し出していく。「ある音楽を聴いた途端、自然と涙が溢れた経験はないか」と、「Don’t Worry, Be Happy」で知られるボブ・マクファーリンも映像の中で語りかける。1,000ドルの薬より、1曲の音楽を――。認知症に光を当てる、奇跡の瞬間をこの予告編から目撃してみて。『パーソナル・ソング』は12月よりシアターイメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日東京・銀座に10月30日(木)にオープンした商業施設「キラリト ギンザ(KIRARITO GINZA)」のオープニングセレモニーに、女優の佐々木希が出席した。銀座一丁目近辺にオープンする同施設は、地下1階から地上12階の全52店舗で構成され、物販、飲食、サービスの専門店がテナントしている。名称の「KIRARITO GINZA」には“銀座でいちばん、幸せな場所”との願いが込められているそうだ。店名にちなんで“キラリと輝く晴れの瞬間”を聞かれた佐々木さんは「美味しいものを食べている時」と恥ずかしそうに即答しながら「食べるのが好きなので、友達にも『食べている時の顔が一番幸せそう』って言われますね」とニッコリ。さらに最近キラリと輝いた瞬間も“食事系”で「この間、初めて金目鯛のシャブシャブを食べて幸せになりました。毎日お鍋でもいいくらい好きなので、本当に美味しかった」と食欲の秋を満喫しているようだった。また、そんなキラリとした瞬間をどう祝いたいか?との質問には「友達と皆で集まってのホームパーティもいい。お店の個室を予約して皆でワイワイするのも、いい思い出になるはず」と、美味しい食事を想像するように話していた。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日ルーク・エヴァンスを主演に、これまで描かれることのなかったドラキュラの英雄伝説に迫るアクション・エンターテイメント『ドラキュラZERO』が、いよいよ10月31日(金)より全国公開となる。世にあふれる、膨大な数のドラキュラ物語。その“起源”といわれる実在した男ヴラド・ドラキュラの、一国の君主として、また夫として、父としての人物像にも迫った本作では、ヴラド(ルーク・エヴァンス)と妻・ミレナ(サラ・ガドン)との夫婦関係も気になるところ。奇しくも、初の外国人ヒロインが好評のNHK朝ドラ「マッサン」では、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が夫のマッサン(玉山鉄二)のウイスキーづくりを助けるべく、自身の頭と腕を使い奮闘する姿が描かれている真っ最中。日本には“内助の功”という言葉があるが、夫の成功は妻が影日向になって支えてこそ実現する…という。実は最近の大ヒット作品の共通項ともなっている、“内助の功”に注目した。「マッサン」でスコットランド人のエリーが当初は戸惑っていた、日本ならではの“内助の功”。一方、大河ドラマ「軍師官兵衛」では、黒田官兵衛(岡田准一)の息子・長政(松坂桃季)に対し、糸姫(高畑充希)が戦国の世を生きる妻らしく、時には叱り、時には励まし、自信を与えさせようとする姿が描かれている。また先日、「東京ドラマアウォード2014」でグランプリほか3冠を獲得した「半沢直樹」では、仕事が忙しい半沢(堺雅人)に対し、いつもツンツンしている妻の花(上戸彩)が、バイトのお金で鞄を買ってプレゼントする健気な姿などが人気を博していた。では、15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を治め、人々から敬愛されていた君主のドラキュラ夫妻はどうだろうか。エヴァンス演じるヴラドは、横暴なオスマン帝国の侵略から国や家族を守るため、手に入れた強大な力により苦悩することになるが、 “普通”の人間ではなくなってしまった夫を、妻・ミレナは理解し、支えようとする。そんな良妻を演じたサラ・ガドンは、「ミレナはこの映画のモラルの基準となる存在ね。信条にも考えにも揺るぎがないの。彼女の主義が試されるたびに、俎上に乗り、戦うのよ」と語り、役柄の“内助の功”ぶりを分析する。また、監督のゲイリー・ショアは「ヴラドが暗黒面に走ろうとするとき、ミレナは、自身の純粋な美徳と価値観を最後まで押し通し、決して道徳的に退廃はしないんだ」と言う。いかなるピンチであっても、時には自身の意思を貫き、夫を正しい方向に導くことが、支えることへの第一歩といえる。本作で描かれる“ドラキュラ”は、世界中の人がイメージする“クリーチャー”ではなく、家臣や民、そして家族のために命がけで戦う戦士であり、君主であり、闘士で指導者である1人の人間。サラが「戦地に向かう兵士やその妻を考えれば、それは現代の家族にも通じることだということがわかるはず」と語る通り、プレッシャーや責任、葛藤などを抱えた夫とともに妻も苦悩する姿には、リアルな重みを感じずにはいられない。だが、その一方で、「ヴァンパイア映画に出てくる女性は、大抵、禁断の愛や支配欲が絡むことが多いけど、ルークと私の関係はピュアで美しい愛に包まれているの。2人のロマンスはかなり現代的よ!」とも言うように、美男美女の2人の甘いラブロマンスにも期待したいところだ。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドラキュラZERO 2014年10月31日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年10月30日アカデミー賞11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が贈る、アクション・アドベンチャー超大作『ホビット』シリーズが遂に完結。このたび、絆で結ばれた仲間たちの冒険物語にピリオドを打つシリーズ集大成『ホビット 決戦のゆくえ』の、主要キャラクターのビジュアルが一挙に発表された。本作の主人公、ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は平凡で臆病なホビット族。そんなホビットの思いがけなく始まった冒険の最終章は、彼と仲間の魔法使いと13人のドワーフとの冒険を描く。前作でドワーフの故郷や財宝奪還と引き換えに解き放ってしまった、国を滅ぼす力を持つ邪竜“スマウグ”。ビルボは、奪われた王国を取り戻すため、仲間との衝突を繰り返しながらも力を合わせる。しかし、一方では太古からの強大な悪・冥王サウロンが大軍を従えて蘇ろうとしており、彼らにさらなる試練が降り掛かろうとしていた。世界を二分するような壮大な決戦に打ち勝つため、ビルボは自らを犠牲にしてでも仲間を守るための決断をする…。解禁された最新ビジュアルは、マーティン演じるビルボ・バギンズを筆頭に、幅広い世代から注目を集めるオーランド・ブルームによるエルフの王子レゴラス、『ドラキュラZERO』が公開間近のルーク・エヴァンズによる谷の王バルドほか、サー・イアン・マッケラン演じる灰色の魔法使いガンダルフ、リチャード・アーミティッジのドワーフ指導者トーリン・オーケンシールド、エヴァンジェリン・リリーによるエルフ族のタウリエル、リー・ペイス扮する闇の森に住むエルフ王スランドゥイル、そして、オスカー女優ケイト・ブランシェット演じる美しいエルフのガラドリエルと、決戦に向かう8人のキャラクターの“決意の表情”がズラリと揃った。2001年公開の『ロード・オブ・ザ・リング』から始まったジャクソン監督によるこの旅路は、全てが規格外だ。世界興行収入はシリーズ累計約48億越え。先日も『ホビット』シリーズの製作費には約799億円という史上最高額の巨額が投じられたことが明らかになり、世界を震撼させたばかり。また、世界中がシリーズ完結編を待ちきれない様子で、本作予告編のYouTubeでの視聴回数はなんと約1,730万回!監督によれば、45分間連続の戦闘シーンもあるとのことで、すでに本編が公開される前から伝説を叩き出している。ジャクソン監督は、「正直言って、撮影が終わった時が一番心を揺さぶられる瞬間だったよ。この映画を完成させることは、ちょっと変わった感じで興奮させられるものがあった。なぜならそこには、少なくとも3本の映画に繋がる可能性があるからだ。僕自身は、本作にとても興奮しているし、とても満足している。この作品を世の中に出すことを誇りに感じている」とコメントし、実際に伝説が生まれる瞬間を確信している様子。この物語の完結が名残惜しくも、壮絶なラストを予感させる登場人物たちの表情には、本編への期待がいっそう高まる。『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて3D/2D/IMAX3D同時公開(一部劇場にてHFR3Dも公開)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日第二次世界大戦、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝の半生が『杉原千畝 スギハラ チウネ』として映画化されることが決定。2005年に放送された終戦60年ドラマスペシャルで反町隆史を主演に迎え、幾度となく映像化されてきたが、今回の映画化にあたって千畝を、「白い巨塔」「ルーズヴェルト・ゲーム」など、社会派ドラマなどで強い輝きを放つ実力派俳優・唐沢寿明が演じることが明らかになった。第二次世界大戦、リトアニア領事として日本政府に背き、ユダヤ難民にビザを発給し続け6,000人の命を救ったといわれる外交官、杉原千畝(すぎはら ちうね)。混乱の世界情勢下においてインテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として危険な諜報戦に身を投じ、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた千畝の「信念」を描く。主人公・杉原千畝を唐沢さんが演じるほか、天真爛漫な千畝の妻・幸子(ゆきこ)には、小雪が好演。共演に濱田岳、塚本高史、滝藤賢一、小日向文世、さらにポーランド本国で絶大な人気をもつ俳優・ボリス・スジック、アグニシュカ・グロコウスカが脇を固める。千畝を演じることになった唐沢さんは「杉原千畝は外務省からの了承のない中でユダヤ人にビザを出し続けた方ですが、今回の映画はそれに加えていままであまり知られていなかった事実も描かれています。“正義の人”で、まさに僕がやるべき役じゃないでしょうか(笑)」とコメント。また、「この映画の中には、激動の時代を生き抜く過酷さや、ある種の感動、そして愛など、いろいろな要素が詰まっています。だからこそ、若い世代からお年寄りまで観て頂きたい。戦争を知らない世代にもエンターテインメントを通して、戦争とはどういうものなのか、人種差別とはどういうものなのかをこれからも忘れないように観て頂ければ嬉しいです」と想いを語った。小雪さんは「幸子は外交的でその場の空気を楽しめる方。短歌やダンスといった楽しみをたくさん持っているとても社交的な方なので、千畝が窮地にあるときでも、こういう人とだったら気兼ねなく一緒にいられるんじゃないかなと思わせる女性です」と千畝を懸命に支える妻・幸子を分析。「杉原千畝を知らない方や若い世代にも伝えていかなければならない。私たちが演じることで作品にエネルギーを吹き込み、(幸子の)人生のエッセンスをうまく表現できたらと思います」と意気込みを語った。世界を舞台にした本作にふさわしい、国際的なスタッフ・キャストを束ねるのは、『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』のUSユニット監督を務めたチェリン・グラック。『ブラックレイン』や『トランスフォーマー』など、ハリウッド大作での長い助監督時代で培った豊かな経験値とあふれる才能をフルに生かし、圧倒的なスケール感で描く。戦後70年経ったいまでも色褪せない千畝の壮絶な半生を忠実に再現すべく、ソビエトやナチスドイツなど大国の侵略に翻弄された歴史を持つポーランドにて、オールロケを敢行。唐沢さん、小雪さんを始めとしたキャスト陣含め、日本人、ポーランド人、そしてハリウッドの混成ムービーチームが、現在ポーランド全土で撮影中だ。『杉原千畝 スギハラ チウネ』は2015年、秋公開予定。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日日本でも高い人気を誇るオーウェン・ウィルソンが、東京国際映画祭で主演映画『シーズ・ファニー・ザット・ウェイ』の上映に合わせて緊急初来日を果たし、10月29日(水)、ピーター・ボグダノビッチ監督と共に上映後の観客とのQ&Aに臨んだ。75歳のボグダノビッチ監督の13年ぶりの長編フィクションとなる本作は、ニューヨークを舞台にしたコメディ。妻を主演女優に起用した舞台を控える演出家が、一晩を共にしたコールガールが実は女優の卵で、偶然、彼の舞台のオーディションを受けに来ることから巻き起こるドタバタ劇を描き出す。ボグダノビッチ監督は、本作の着想が自身の経験から来ていると明かす。オーウェン演じる演出家は、あちこちでコールガールと一夜を共にするたびに彼女たちに大金を授け、コールガールをやめて新たな人生を切り拓くように説得するという男だが、「1978年にシンガポールで映画を撮ったんですが、それはシンガポールで娼館を開こうとするアメリカ人の話で、その時何人かのコールガールと話をしたんです。彼女たちはタイの故郷に帰りたがっていて、私は彼女たちに少しのお金を渡し『故郷に帰りなさい』と言いました。その時のことがアイディアの元になっています」と驚きのエピソードを明かす。ここで、到着が遅れていたオーウェンが登場!ガッシリと肩を抱き合うオーウェンとボグダノビッチ監督の姿に拍手が沸き起った。意外にもオーウェンはこれが初来日となるが、「こうしてここに来られて嬉しいです」と挨拶し、「いま、ここに入る前にピーターがどうやってこの話の着想を得たのかを僕も聞いてたんだけど、クレイジーだね」と笑みを浮かべていた。名匠・ボグダノビッチ監督の現場について、オーウェンは「ニューヨークを舞台にした映画で、ニューヨークできちんと撮影ができたというのは素晴らしいことだったね。ピーターとの仕事は喜びに満ちた楽しいものだったよ。僕らは共通の友人であるウェス・アンダーソン監督を通じて友人になったんだけど、今回の仕事を通じて絆がより深まったと思う。映画を撮っている時期に『いま、誰と仕事をしているの?』と聞かれることは多いけど、『ピーター・ボグダノビッチの現場にいるんだ』と答えられる今回ほど誇らしかったことはないね」と嬉しそうに語った。“映画の魔法”に満ちており、映画ファンを魅了するボグダノビッチ作品だが「映画の中の魔法はどうやって生み出しているのか?」という問いに、監督は「I don’t know.(分かりません)」と答え、「良くなるといいなと願いうばかりです。ひとつハッキリしているのは良い俳優を揃えるということ。今回はオーウェン・ウィルソンが最良の選択肢でした。彼らのベストな演技を引き出す必要がありますが、それは関係性から生まれるものです。協同での作業が必要ですが、今回はそれがとてもうまくいったと思います。私はオーウェンのファンでしたから、彼が『YES』と言ってくれた瞬間に成功すると確信しました」と全幅の信頼を口にしていた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)より開催中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日アン・ハサウェイから握手を断られた記者が、その理由を「エボラ熱感染を恐れたから」とツイートしたが、アンの代理人がこれを否定した。アンは先週、最新出演作であるクリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』のロサンゼルス・プレミアに出席したが、その際に受けた取材でアルゼンチンの記者、アレクシス・プイグから握手を求められた際に断った。この記者はその後、Twitter上で「アン・ハサウェイは握手してくれなかった。エボラ熱を恐れたからだ。私は第三世界の記者だから…クリストファー・ノーラン、マシュー・マコノヒーとジェシカ・チャステインのインタビューは素晴らしかった(そして彼らは握手を拒まなかった)。どうだい、アン!」とツイートした。一方、アンの代理人はイギリスの「Daily Mail」紙上で「馬鹿げています。アンは誰とも握手していません。なぜなら、彼女自身が風邪を引いていて誰にもうつしたくなかったからです」と反論している。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月30日“SNS不倫”を描くドラマ「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」で注目集めた、CS放送女性向けエンターテインメントチャンネル「女性チャンネル♪LaLa TV」から、“LaLa ドラ”の第3弾として、女性たちから大きな支持を得た“逆”結婚指南書「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」。この度、NHK連続ドラマ「マッサン」に出演する相武紗季を始め、井上和香らが主演キャストとして出演することが明らかとなった。原作は、作詞家・ラジオパーソナリティ・コラムニストとしてマルチに活躍するジェーン・スー氏により2013年に出版され現在、発行部数35,000部を突破する結婚“できない”&“しない”女性たちに向けたベストセラー。今回のドラマ化では、前代未聞となる101本のドラマをおよそ1年間にわたり2シーズンに分けて製作・放送する。先日発表された市川実和子、「たんぽぽ」川村エミコ、小島聖、酒井若菜、鈴木砂羽、谷村美月、平山あや、渡辺真起子に加え、今回新たに発表されたのは、相武さん、井上さんほか、ドラマや舞台で活躍する大和田美帆、映画『想いのこし』「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の木南晴夏、『クロユリ団地』『抱きしめたい』に出演した佐藤めぐみ。1stシーズンは全13人の女優によって、映画系ver.、コメディタッチver.、感動ver.、ホラー系ver.…と様々なスタイルでストーリーを展開していく。今回出演が決定した女優陣からは、「脚本を読んでいても、どんな完成になるのか想像がつきません。それがとても気持ちよく、想像できないものを作るワクワク感でいっぱいです」(相武さん)、「私がいままで彼に対して、やってしまったことが多かったので、とても共感できる作品でした」(井上さん)、「初めて台本を読んだとき、爆笑しながら『分かる分かる!』と呟いた私が、実際プロポーズされたことがあるというのは誠に奇跡なのだと思います」(大和田さん)、「結婚できない理由になるほどと感心しつつ、三役それぞれの女性をそのままに演じたいと思います」(木南さん)、「結婚って自分の人生にとって何なのか。今年三十路なので、等身大の気持ちを表現したいです」(佐藤さん)。また、新たなスタッフに映画『俺はまだ本気出してないだけ』やドラマ「アオイホノウ」(テレビ東京系)、舞台やバラエティなどでこれまでに数多くの話題作を世に生み出してきた売れっ子クリエイター福田雄一を始め、映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』やCMなど独特の世界観で注目を集める御法川修、劇作家・小説家・俳優としてデス電所代表も務める竹内佑、映画『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』やドラマ「タイムスパイラル」を手がけた藤井清美らが参加する。「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」1stシーズンは11月4日(火)よりスタート/毎週火曜24:00~ほかCS放送・女性チャンネル♪LaLa TVにて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日3D人形アニメーション『くるみ割り人形』のワールドプレミアが10月29日(水)、開催中の東京国際映画祭にて行われ、有村架純、松坂桃李、藤井隆、板野友美、安蘭けい、市村正親という豪華ボイスキャスト陣と増田セバスチャン監督が一堂に会した。35年前に実写人形アニメーションとして公開された同作に、新たなアニメーションパートを加えつつ3D映画化。お気に入りのくるみ割り人形をネズミの大群に奪われた少女・クララのめくるめく冒険を色鮮やかに描き出す。有村さんは完成した映画を観て「3Dなので迫力があって、観ている自分も引き込まれて、世界観に入り込めました。感激しながら観てました」と感想を口にする。松坂さんは「人形たちの動きがこんなにかわいく、愛おしく、温かいということを実感しました。一つ一つの動きにスタッフの愛が詰まってました。人形たちに魅了されて下さい」と呼びかける。市村さんは「クララの頑張りに勇気づけられます。かわいそうに思えてくるんですが、頑張っている姿をどこかで見たことがあるなと思ったら、世の中で働いているお父さんたちと重なりました」と語り、幅広い年齢層が楽しめる作品だと訴えた。クララは、くるみ割り人形を大切な存在として命を懸けて守ろうとするが、キャスト陣にそれぞれ大切なものを尋ねると、有村さんも松坂さんも「縁や出会い」と語る。「ご縁や出会いは本当に大切。今日、ここでこうしてみなさんとご一緒できていることも嬉しいです」と有村さんが言えば、松坂さんは「人や作品との縁。自分は一人では生きてはいけないので」と語る。市村さんは「自分を生み落してくれた親」と両親への感謝の思いを口にし、「いまは自分が親になって、家庭が一番大切な存在」と幸せそうな笑みを浮かべて語っていた。また、物語にちなんでいままでの人生における“冒険”は?という問いに、市村さんや安蘭さんら先輩が仕事の経験を冒険として語ったのに対し、松坂さんは「高校の時に男友達と2人でメイド喫茶に意を決して行ったのが冒険です(笑)」と告白。「“ちょっと背伸びしたいお年頃”というコーヒー味の飲み物を頼んだ」とのことだが、ちょうどその店で「ツンデレの妹」なるキャンペーンを展開中だったそうで「コーヒー豆が詰まったのをドンッと置かれまして…」と苦笑交じりに大冒険を語り、会場は爆笑に包まれた。第27回東京国際映画祭は開催中。『くるみ割り人形』は11月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日歌手で俳優の吉川晃司が、10月29日(水)に行われたトヨタの新型車「ESQUIRE(エスクァイア)」の記者発表会に登壇。デビュー30周年を迎えても、「まだまだ(目標には)到達してない、ここから」「濃くて、飽きない30年だった」とこれまでをふり返りつつ、男の生き様を語った。この日、トヨタが発表したのは従来のファミリー層に向けたコンパクトキャブワゴンとは一線を画す新カテゴリとなる“新上級コンパクトキャブワゴン”の「ESQUIRE」。日本再生の時代の“いま”に呼応するカタチで生み出されたものだ。トヨタ自動車の製品企画本部・チーフエンジニアの水澗英紀氏は「経済危機や震災を乗り越え、日本がもう一度、上を向いて動きだしつつあると感じています。消費行動においても、クオリティ・ライフスタイルへのこだわりを重視する傾向が強まっています。自分の身の丈に満足することなく良いものを目指したい、そんな潮流が生まれつつあるように感じています」と現在の時代性を考慮したコンセプトであると語った。さらにこの日は、そんな上昇志向な男たちに向けた「ESQUIRE」の新CM「なぜだ」篇・「ここからだ」篇の2種類のCM本編が公開されたが、そこにはDCコミックスが誇る不動のヒーロー「バットマン」の姿が。今年で75周年を迎えたバットマンが、「日本も、私も、ここからだ」と更なる成長に想いを馳せる姿が描かれていた。この日登壇した吉川さんは、このバットマンの起用と「ESQUIRE」を重ねたようで、「生まれながらに超能力を持っているヒーローなんて面白くない。(何の超能力も持たない)バットマンは、傷ついた物がカサブタとなってできたヒーローの形だと思う。“闘ってる”って感じがしますよね」と語る。一方で吉川さん自身、18歳のデビュー以来、ソロ活動やギタリスト・布袋寅泰とのユニット「COMPLEX」、さらに近年では映画『るろうに剣心』での俳優業など幅広い活躍を見せつつ芸能界で闘ってきた一人の男。デビューから30周年を迎えた感想を聞かれると「いろいろ寄り道したり、遠回りしたり、たまにケモノ道に首ツッコんでみたり、飽きない30年だったと思います。濃い30年でした」とふり返った。さらに、長い芸能活動の中で価値観が変わった瞬間は?という質問には「やっぱり東北の大地震ですね。あの時に、自分がこれまで使っていたモノサシは全部使えないんだなと感じました。あそこで一つ腹を据えなきゃしょうがねぇな、という強い思いを持った気がします。自粛が“萎縮”になっているんじゃないかなと思い、間違っているかもしれないけど、動かないといけないと決断しました」。その決断の結果が、10万人のファンが詰めかけた東京ドームでの「COMPLEX」再結成だった。「ここでオレたちが動かなきゃ」、そんな思いが胸を突いたという。これを通して、男の生き様・闘いにおいての心構えついて聞かれると、「人間て、亡くなる時に一つの作品になるんだと思う。それまではずっと抗っていられる。棺桶に入る直前にどんな言葉を口にするのか?それまで闘っていられたらいいなと思います」と持論を明かしていた。トヨタ「ESQUIRE」の新CM「なぜだ」篇は10月30日(木)、「ここからだ」篇は11月8日(土)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日映画『美女と野獣』の公開記念トークイベントが10月29日(水)に東京都内で行われ、“美女と野獣”に扮したお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史と妻でタレントの木下優樹菜が出席した。先日、1年5か月ぶりにテレビ番組の生放送で芸能界復帰を果たした元「モーニング娘。」でタレントの矢口真里の話題になると、藤本さんは「もうバラエティー番組にどんどん出て、芸人にいじってもらって笑いに変えてほしい」と“不倫ネタ”としての転換をアドバイス。一方の木下さんは「夫婦は色々あるからねぇ。大変だと思うので、静かに見ていようと思う」と意味深に語り、藤本さんを「え?何?何?」と不安にさせていた。映画『クライング・フリーマン』『サイレントヒル』で知られるフランス人監督クリストフ・ガンズが古典的ファンタジーを実写映画化。野獣の城に囚われた美少女・ベル(レア・セドゥ)が野獣との交流の中で、恐ろしい野獣の姿の下に隠されたもうひとつの姿に気づいていく――。芸能界一の“美女と野獣”夫婦として、この日起用された2人にとって、イベントでの夫婦共演は映画『アイアンマン3』PR以来約1年半ぶり2度目。映画は永遠の愛をテーマにしているが、藤本さんは「キスを求めるのはオレの方ばかり」と結婚4年目にして夫婦間の不満を爆発させ「見た目と中身が逆。僕が美女で優樹菜が野獣ですよ」と訴えていた。すると木下さんは「(藤本さんは)弱すぎるところがあって、デカいお笑いネタ系の仕事が入ると、3日前くらいからお腹を壊す。最初の頃は『守ってあげたい』と思っていたけれど、最近は面倒くさい」とバッサリ。さらに「ドレスを着ているのに、さっきの登壇時には手を出して支えてくれなかった。結婚会見の時はエスコートしてくれたのに」とやぶへび状態に。藤本さんは「毎日ギュっと抱きしめているやん!」と絶叫するも、最後は2人して「倦怠期は来たことがない」と声を合わせるように語り、お姫様抱っこで“夫婦漫才”を終わらせた。映画『美女と野獣』は、11月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2014年10月29日“究極の刺激”と評された前作『シン・シティ』から9年――。「バットマン」シリーズ、「300」の原作者フランク・ミラーの伝説的グラフィック・ノベルから最も人気の高いエピソード2話と、新たに書き下ろした2話で構成された続編『シン・シティ復讐の女神』。このほど、世界の歌姫レディー・ガガもちらりと登場する本予告映像と、ジェシカ・アルバ扮する復讐に燃えるストリッパーを始め豪華キャストたちの場面写真が一挙に到着した。闇に抱かれた街で男たちの荒んだ心に光を差す、ひとりの女神・ナンシー(ジェシカ・アルバ)は場末のストリップバーのダンサー。愛するハーティガン刑事(ブルース・ウィリス)を死に追いやったロアーク上院議員(パワーズ・ブース)に復讐を誓う彼女のことを、心優しき野獣・マーヴ(ミッキー・ローク)は見守っていた。そんな中、傲慢なギャンブラー・ジョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)がロアークと勝負をするものの、ロアークの非道さにことごとく踏みつぶされる。街を腐敗させた彼に対する増悪、稀代な悪女・エヴァ(エヴァ・グリーン)の台頭もあり、アウトサイダー=“ならず者”たちの怒りが頂点に達する…。今回到着した映像には、アウトサイダーたちが心をひとつにし、ロアークへの復讐に挑むまでが描かれている。冒頭から観る者を釘付けにするのは、前作に劣らぬしなやかさでストリップダンス・パフォーマンスを完成させた、ジェシカ演じるナンシーの姿。文字通り、街の女神が最愛の人を亡くしたことで復讐を胸に刻むシーンから始っている。お馴染みのキャラに加え、ミラー書き下ろしの新キャラクターとして、極悪なロアークにギャンブルで勝負を挑む若者ジョニーを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットが登場し、エヴァ・グリーン演じる魔性の女の愛に溺れる私立探偵・ドワイトも前作のクライヴ・オーエンではなく『メン・イン・ブラック3』のジョシュ・ブローリンとなるなど、新旧キャストが混じった見応えのある映像となった。なお、ドワイト役がブローリンに変更となった理由は、劇中内で明かされるという。また、鮮烈な色彩に疾走感溢れたアクションシーンなど、「エアロスミス」のスティーヴン・タイラーが歌う「SkinCity」のリズムに合わせて本編の魅力が凝縮されている。実は本作、世界の歌姫ガガがウエイトレス姿で出演を果たしており、どっぷりと本作の世界観に染まっている様子も伺える。9年前の前作からタッグを組む『スパイキッズ』シリーズのロバート・ロドリゲス監督とフランク・ミラーの黄金コンビが描き出す、スタイリッシュな娯楽アクション。まずは“怒りのボルテージが最高潮”な予告編をご覧あれ。『シン・シティ復讐の女神』は2015年1月よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日少年漫画誌「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて2012年連載開始直後から話題となった人気コミックスを映画化した『暗殺教室』。「Hey!Say!JUMP」の山田涼介を主演に描かれる本作。先日からキャストやビジュアルが解禁され注目を集めているが、この度、原作には登場しない映画オリジナルキャストとして若手注目女優・葵わかなが主人公の幼馴染みとして登場することが明らかになった。進学校「椚ヶ丘中学校」の落ちこぼれクラス3年E組に、地球を破壊することを宣言する謎のタコ型超生物が担任として現れ、その生物(通称・殺せんせー)の暗殺任務を秘密裏に託された生徒たちの死闘を描いたもの。3年E組の生徒たちには、山田さんを始め、菅田将暉、山本舞香、竹富聖花、優希美青、上原実矩を始めとするフレッシュな俳優陣。その俳優陣の仲間入りを果たすのが『陽だまりの彼女』や2015年2月に公開を迎える新垣結衣主演の『くちびるに歌を』に出演する葵わかな。葵さんが演じる斎藤綾香は、椚ヶ丘中学校3年B組の生徒で、山田さん扮する潮田渚の幼馴染み。落ちこぼれクラスE組になった渚を心配するもなかなか話しかけられずに気まずくなってしまうが、E組で活き活きと過ごす渚の姿を見守っている。葵さんは今回の出演について「『暗殺教室』の映画に出させていただけてとても嬉しく思っています。 私が演じさせていただく斎藤綾香は渚の幼なじみという役なのですが、出てくるキャラクターの中で数少ない3年E組以外のクラスの生徒です。渚役の山田さんを始めとする3年E組の生徒のみなさんには優しくしていただいて、すごく仲がよくて楽しそうで羨ましいな、なんて思ったりしながら撮影をしていました。私が感じたこんな気持ちをみなさんも感じながら楽しんでいただけるのではないかなと思っています」と撮影現場の様子を明かした。「海猿」「MOZU」シリーズで知られる羽住英一郎監督が手がける本作には、3年E組の生徒たちのほかに、防衛省から派遣され、E組の副担任として生徒たちの暗殺技術面をサポートする烏間先生役に俳優、椎名桔平。外国語教師・ビッチ先生役として女優、知英(ジヨン)が出演することが発表されている。実写映画『暗殺教室』は2015年3月21日(土・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日紀元前1,300年のエジプトを舞台に、人類史上最大の“モーゼの奇跡”をクリスチャン・ベイル主演で描くスペクタル・アドベンチャー超大作『エクソダス:神と王』。『グラディエーター』でアカデミー賞「作品賞」を受賞したリドリー・スコット監督が「過去最大の予算を投じた」と語る渾身作の本予告映像が解禁となった。栄華を誇るエジプト王家で、養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)。彼は、兄弟同然に育てられたエジプト王・ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻し、400年もの間虐げられている40万ものヘブライの民を救うため、たったひとりで“約束の地”を求める旅路に就く…。先日、米・ロサンゼルスにてマスコミ関係者向けにフッテージ上映会が開催され、30分間にも及ぶ本編の一部が初お披露目となった本作。そして、前回公開された予告映像からさらにスケールアップした本予告映像が、日本にも到着した。ベイルやジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、シガーニー・ウィーバーといった実力派の豪華キャストが織りなすエモーショナルなドラマだけでなく、最新の視覚効果と3D技術を駆使して完全映像化を実現。エキストラは延べ15,000人、1シーンで使用したカメラは最大17台。さらに猛威を振るう“10の災い”のシーンでは、多数の生きた本物の動物が使われており、かつてないほどの壮大なスケールとリアリティが追求されている。特に、上映会では、科学的根拠に基づいて映像化されたという蛙の大量発生、真っ赤な血に染まるナイル川、紅海の圧巻の海割れなど、語りつがれてきた“モーゼの奇跡”の数々に多くのメディアが度肝を抜き、全米各誌もこぞって絶賛。また、上映会に登壇した主演のベイルは、「モーゼのストーリーをどこまで描くか選ばなければならなかった。脚本を執筆したスティーヴ・ザイリアンは、本作を革命の話として捉え、彼の解釈による(革命家としての)エクソダスのストーリーとなった。だからこそ、このタイトルは“モーゼ”ではなく“エクソダス”なんだ。モーゼはとてつもない重荷を背負い、運命に抗いながら懸命に頑張る。本作では、あまりに大きなプレッシャーをかけられた男が、前へ進もうとする話にすべきだと思った」と、アツくコメント。『ザ・ファイター』『アメリカン・ハッスル』など、そのなりきりぶりで知られ、『ダークナイト』3部作ではバットマンをリアルなひとりの男として体現した演技派のベイルが、どのようなモーゼ像を演じているのか、注目を集めている。今回解禁された映像は、まだほんの一部。リドリー・スコットが描く最大規模の“奇跡”から、今後も目が離せない。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日