cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1950/2211)
フジテレビ系月9ドラマ「信長協奏曲」の記者会見が10月6日(月)都内スタジオで行われ、主演の小栗旬、共演の柴咲コウ、山田孝之、向井理が出席した。妻で女優の山田優との間に、待望の第一子を授かったことが今月1日明らかになったが、小栗さんは「本当に嬉しいですし、生まれてきてくれた我が子はめちゃくちゃ可愛いので、この子のためにも今後頑張っていかなければいけない」と姿勢を正しつつも、「現場でみんなから『顔が幸せそうになってきちゃったな』と言われて。やっている役は高校生からのスタートなので、そういう(幸せそうな)部分が出過ぎないように戦国時代を生き抜きたい」と照れくさそうに意気込んだ。漫画家・石井あゆみによる同名コミックのドラマ化で、TVアニメ、連続ドラマ、実写劇場版として展開するフジテレビ開局55周年記念の超大型プロジェクト時代劇。平凡な高校生のサブロー(小栗さん)が、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップし、自分とそっくりな織田信長に出会う。信長から天下統一を託されたサブローは、戦国時代の仲間たちとともに戦いへと身を投じていく。小栗さんといえば国民的人気アニメの実写映画化『ルパン三世』でタイトルロールを演じたばかり。漫画原作ものに立て続けに出演しているが「好きというか、『やらない?』ってオファーが来るんですよね。だからやる感じで」としながら、「でもルパンに関しては、キツいなと思いましたけどね」とぶっちゃけていた。一方、本格的共演となる柴咲さんが「何せ私は気が弱いものですから、初日に(小栗さんを)ひっぱたくシーンから始めたのがつらかったですが、いい試練を与えられた感じ」と弱いキャラを貫こうとすると、小栗さんはすかさず「あんなフルスイングのビンタは初めてで、凄い勢いでしたけどね」と、柴咲さんの気が強い一面を暴露していた。フジテレビ系月9ドラマ「信長協奏曲」は10月13日(月・祝)21時~スタート。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日全米のみならず、日本中をも震撼させた『サプライズ』の監督&脚本コンビが、「ダウントン・アビー」のイケメン英国俳優ダン・スティーブンスを主演に迎えて贈る『ザ・ゲスト』。先日行われた第39回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にも出品され話題を席巻した本作から、ついに衝撃の予告編映像と、劇中ビジュアルが解禁となった。ハロウィン間近、ある家族のもとに戦死した息子の戦友を名乗る、容姿端麗な“訪問者”デイヴィッド(ダン・スティーブンス)がやってくる。彼はあっという間に一家に溶け込み、彼らそれぞれが抱える問題を解決していくが、美しい顔をしたこの男には、想像を超えた“裏”の顔があった――。本作は、各国で反響を呼んだ『サプライズ』の監督アダム・ウィンガードと脚本サイモン・バレットのコンビが再び放つ“アンノウン”スリラー。9月17日(現地時間)にひと足早く公開された全米では、映画評論家による映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」で94%という高評価(10月5日現在)を獲得。ライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』でメガホンをとったニコラス・ウィンディング・レフンは、本作を「脚本、演技、音楽、どれも文句なしに素晴らしい」と大絶賛しており、主演を務めたダンとはプライベートでも親交の深いベネディクト・カンバーバッチも「彼の映画は最高だったよ!」とコメントするなど、熱狂者が続出。しかも、アダムとサイモンは、イ・ビョンホン、チェ・ミンシク共演の韓国映画『悪魔を見た』(キム・ジウン監督)のハリウッド・リメイク版で監督&脚本をそれぞれ務めることが発表されており、いまや映画界全体が一目置くクリエーター・コンビだ。また、本作でミステリアスな帰還兵・デイヴィッドを演じたダンは、NHKでも放映されていた英国貴族の愛憎ドラマ「ダウントン・アビー」や、大ヒットシリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』、リーアム・ニーソン主演のサスペンススリラー『A Walk Among the Tombstones』(原題/全米などで公開中)にも出演する英国男子。端正な顔立ちと透き通る青い目、そして鍛え上げられた筋肉美までも披露しながら、“裏”の顔を持つ魅惑的なキャラクターを見事に体現。到着した予告編も、彼が演じるデイヴィッドが優しい笑顔を浮かべながら、ある一家のもとにやってくるシーンから始まる。礼儀正しく、手先も器用なデイヴィッドは何かと頼りになり、家族は彼に信頼を寄せていくが、次第に周囲で奇妙な事件が起こりだし、少しずつ彼の“裏”の姿が明らかになっていくのだ。そして、予告編映像の後半では、スピード感たっぷりの前半部とはガラリと雰囲気が変わり、バッハの「G線上のアリア」が不協和音で流れ、一転して不穏な空気に。新たに到着した場面写真でも、デイヴィッドがバーで不良をボコボコしていたり、銃をぶっ放していたりと、ただごとではない様子。この訪問者=ゲストの“裏”にはいったいどんな顔があるのか!?まずはこちらの映像からその衝撃をご覧あれ。『ザ・ゲスト』は11月8日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日パリス・ヒルトン、ニコール・リッチー、ジェニファー・ロペス、キャメロン・ディアスなど数多くの海外セレブに愛用され、日本でも人気のNYのファッションライフスタイルブランド「トリー バーチ(TORY BURCH)」。ブランドのCEO兼デザイナーであるトリー・バーチが自身初となる本を出版する。世界各地を旅して得たインスピレーションを毎シーズンのコレクションに反映させているトリー・バーチ。トリーのデザインと言えばカラーオンカラーやプリント。10月に出版される「Tory Burch: In Color」(By Tory Burch, Edited by Nandini D’Souza Wolfe, Foreword by Anna Wintour Hardcover with jacket, $50)は、日々の生活や旅先などで彼女がこれまで見てきたくさんの色がデザインや世界感にいかに大きな影響を与えているかをまとめたものになっている。「この本は私が影響をうけたもの、経験の万華鏡のようなものです。私にインスピレーションを与えてくれる人々、場所、物、アイディアのストーリー、イメージを伝えています」とトリーが語るように、あのビビッドで独特な色使いのインスピレーションソースが詰まった一冊だ。内容は色ごとのチャプターで構成されており、それぞれの色の楽しみ方を始め、スタイルアイコン、お気に入りのアート作品や、インテリアデザイナー、そしてビジネスリーダーとしてのアドバイスなどを紹介している。 さらに彼女の両親、父・バディーや母・リーヴァや自身の生活について、またそれらが彼女のコレクションや会社、そして哲学にどんな影響を与えたのかを垣間見ることができる。この本の利益は経済的に女性起業家とその家族を支援し、ローンや指導、起業するにあたりの教育をサポートする「トリー バーチ ファウンデーション」に寄付されるという。 日本国内での販売店舗及び価格は未定となっているが、「トリー バーチ」のインスタグラム上にて、先行動画が公開されている。(text:Miwa Ogata)
2014年10月06日「フェンディ(FENDI)」から、アイコンともいえるクラフツマンシップによる最高級レザー“クオイオ ロマーノ”を香りで表現した、新しい香水の限定品「フェンディ ファン デイフェンディ レザーエッセンス オーデパルファム」(50ml、11,664円)が登場した。「フェンディ ファン デイ フェンディ レザーエッセンス オーデパルファム」は、「フェンディ」初のスペシャルなボトルで登場し、アイコンバッグ、ピーカブーのレザーの上にそっと置かれた広告ビジュアルは、フェンディの極上のレザーとその官能的な美しさ、最高のクラフツマンシップを讃えた個性的な新香水のエッセンスを伝えている。ボトルには、ゴールドのクオイオ ロマーノの型押しが施されたフェンディ フォーエバーバックルが添えられ、透明なガラスを通して見えるトパーズカラーのジュースがバックルのゴールドと栗色のキャップに美しく映える。LVMHフレグランス開発部のアーティスティックディレクター、フランソワ・ドゥマシーと調香師のデルフィーヌ・ルボー、ブノワ・ラプーザがコラボレーションし、クオイオ ロマーノのエレガンスを感じさせる香りは、洗練された香料をより高め、繊細さとセンシュアリティを表現。エレミエッセンスのスタイリッシュでスパイシーな香りから始まり、ハートノートでは、ゴージャスなレザーアコードが官能的な一方で、円熟したダマスクローズが女性らしさを開花させる。ベースノートでは、バニラアコードがベネズエラ産トンカビーン アブソリュートとミックスされ、ムスクによるオリエンタルノートを作りだす。「フェンディ ファン デイ フェンディ レザーエッセンス オーでパルファム」は、11月14日(金)より発売となる。(text:Miwa Ogata)
2014年10月06日世界で最も有名なギリシャ神話の英雄伝説を描く“肉食系”アクション大作『ヘラクレス』が、10月24日(金)より劇場公開されることに先駆け、主演を務めたハリウッド最高のアクションスター、“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが、実に12年ぶりに来日を果たすことが分かった。全能の神ゼウスと人間との間に生まれた“半神”であるヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)。超人的な怪力と人間の心を合わせ持つ、ギリシャ神話最強の英雄にして、地上最強の男は、我が子を殺してしまった罪にさいなまれ、その救いを求めて“12の試練”に挑戦する…。恐ろしい魔物たちとの壮絶な戦いの末、神話に名高い“12の難業”を成し遂げたヘラクレスの英雄伝説を、ドウェイン・ジョンソンを主演に迎えて、まったく新しい“肉食系”アクションへと昇華させた本作。世界最高峰のプロレス団体「WWE」で8度の王者に輝く元・人気プロレスラー“ザ・ロック”として知られたドウェインは、俳優に転身後、『ワイルド・スピード』シリーズを始めとする数々のアクション映画をメガヒットに導き、世界にその名を轟かせた。そして、アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した「2013年世界興行収入が高かった俳優」ランキングでは、なんと並み居るスターたちを抑えて堂々の第1位を獲得。いまや、名実共に“ハリウッド最強の男”No.1に君臨している。ドウェインの来日は、『スコーピオン・キング』(’02)のPRで来日して以来、実に12年5か月ぶりの3度目。ドウェイン自身が「この役を演じるために生まれてきた」と豪語し、8か月におよぶトレーニングで、“さらなる”肉体改造を成し遂げたというだけに、気合いも十分だ。また、本作の監督を務めたブレット・ラトナーは、ジャッキー・チェン&クリス・タッカーの『ラッシュアワー』シリーズや、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』で知られるヒットメーカー。ラトナー監督も『レッド・ドラゴン』のPR以来、11年9か月ぶりの来日となる。初タッグとなったドウェインについて、監督は「これまで僕の最愛の俳優はジャッキー・チェンだと思っていたが、今回新しい最愛のキャストに出会った。ドウェインだ。あれほど自分に厳しくトレーニングする人間は知らない。彼のプロ根性はすごいよ」と絶賛。2人は、ドウェイン史上最高の当たり役となる本作をひっさげて、10月19日(日)、20日(月)に来日し、プロモーションにあたるという。『ヘラクレス』は10月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日「AKB48」の姉妹グループとして2008年に結成した「SKE48」。結成当初より「『AKB48』のライバルになる」ことを目標に、名古屋を拠点に活躍してきた彼女たちは10月5日(日)に劇場デビュー6周年を迎え、その記念公演にて初の単独ドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of SKE48』(仮)の公開を発表した。第1期オーディションで秋元康総合プロデューサーに「ダイヤの原石を見つけた」と言わしめた、当時11歳の松井珠理奈。一方、歌もダンスも未経験、劇場公演では最後の列からのスタートとなった松井玲奈。対照的な両エースが「SKE48」を一大アイドルグループと押し上げ、自らも総選挙において珠理奈が4位、玲奈が5位を獲得するまでに至った。その波乱に満ちた6年間の道のりを赤裸々に描いていく――。“地域密着・地域貢献”を活動テーマとして掲げ、地元・名古屋のテレビやラジオに出演する傍ら、名古屋で開催されるイベントのイメージキャラクターなど務め、地域の安全・防犯の啓蒙行事などにも積極的に参加し、多くのファンを持つ「SKE48」。今回の映画化はファンからの熱烈なリクエストにより製作された。結成以来、撮り続けられてきた膨大な記録映像と今回新たに収録されるインタビューで構成された本作では、メンバー大量卒業の裏で起きた出来事や、“W松井”が明かす「SKE48の未来」など、舞台裏で撮られた秘蔵VTRの数々とあわせて、いままでテレビや特典映像では見られなかったリアルな姿が続々解禁される。ステージ上で団結力を見せつけたかと思えば、楽屋では意見をぶつけ合っての大ゲンカ…「SKE48」の素顔を垣間見れるファン必見の映画となりそうだ。『DOCUMENTARY of SKE48』(仮)は2015年、公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日人気男性アイドルグループ「JYJ」のユチョンが、10月3日午後(現地時間)、釜山国際映画祭の名物企画オープントークに登場。前夜からの待機組を含め、詰めかけた大勢のファンを前に俳優パク・ユチョンとしての胸の内を率直に語った。映画デビューとなった『ヘム(海霧)』で、若き船員・ドンシクを演じ、その演技が高く評価されているユチョン。3日午後に海雲台ビーチで行われた韓国映画記者協会によるオープントーク『俳優の誕生:パク・ユチョン』で、歌手が演技をすることについて聞かれると、「アイドル歌手が演技をしている、という先入観をどう撥ねのけるのか。プレッシャーはかなりありました。けれど、音楽にもとても役立っています」と回答。『ヘム』は、実際の事件を基に、密航者たちを乗せることになった漁船が陥る恐怖の1日を描いたスリラー作品で、今年のアカデミー賞外国語映画賞の韓国代表に選出されている。自分の演技で自信があるところはどこか、という質問には、複数のファンから「ベッドシーン!」と声があがり、「ベッドシーンもいいですね」と笑いつつ、「自信があるというわけではないですが、僕は手をつかって感情を表現をするのが好きですね」と語ると、「映画のベッドシーンでも手を使っていましたね」と進行役にツッコまれ、苦笑いする一幕も。ユチョン演じるドンシクは、密航者のホンメ(ハン・イェリ)と文字通り命がけで愛し合うこととなる。「僕も彼のように、我を忘れるほどの恋愛がしてみたいです。映画の中で、ホンメと結ばれたあと、彼女に靴を履かせてあげるシーンではあまりに切なくて、鳥肌が立ちました。泣き出したいほどだったけれど、必死に耐えていました」とロマンチストぶりを発揮した。さらに「共演してみたい女優は?」との質問には、「『恋愛の発見』のチョン・ユミさん。ラブストーリーを演じてみたい」と答えつつ、「でも僕はロマンスより、体を使った演技の方がおそらく向いているんじゃないかな、とも思います」と冷静に自身を分析。夜には、キム・ユンソク、ハン・イェリ、ムン・ソングンら共演者に加え、シム・ソンポ監督と共に舞台挨拶。そこでも「初めての映画で、素晴らしい共演者、監督に恵まれ光栄でした。僕のこれからの演技人生のベースとなる作品です」と、作品への愛を語った。年内は「JYJ」の活動に専念するが、近いうちにまた映画に出たいとし、脚本を選んでいる段階だというユチョン。「毎年、釜山に来られるといいですね」という言葉が現実になるのを期待したい。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月06日「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の岸本斉史が手がける大ヒットコミック「NARUTO―ナルト―」(作:岸本斉史)。連載15周年を迎える今年、11月10日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」50号で完結することが、10月6日(月)に「週刊少年ジャンプ」公式サイトで発表された。物語は、木ノ葉隠れの里の落ちこぼれ忍者・うずまきナルトを中心に、仲間たちとの絆や忍同士のバトル、それぞれの成長を描いたもの。コミックス累計発行部数は1億3千万部を突破している。1999年から始まった本作。岸本氏からのコメントは公式サイト上でも、Twitter上でも発表されておらず、その胸の内はまだ明らかとなっていないが、このヒット作の幕引きは大きな注目を集めそうだ。さらに今年は、2年ぶりとなる劇場版作品『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』が12月6日(土)より全国公開される。原作者である岸本氏がキャラクターデザインを務めるだけでなく、ストーリー総監修も兼任し、原作のその先のストーリーが描かれていくようだ。先日、すでに特報映像も解禁されており、大人になったナルトの姿も垣間見ることができる。さらに来年には「NARUTO‐ナルト‐展(仮)」の開催も決定しており、2014年、2015年と「NARUTO」が旋風が巻き起こしそうだ。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は12月6日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日三浦春馬が、釜山映画祭で熱狂的歓迎の洗礼を受けた。10月3日(現地時間)、韓国・釜山市で開催中の第19回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門で、行定勲監督の『真夜中の五分前』が上映され、三浦春馬、中国の女優リウ・シーシー、台湾の男優チャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン)、行定勲監督が舞台挨拶を行った。この日、会場となった5,000人収容の野外劇場は満席。司会者が「日本ではカッコいい男性をイケメンといいます。そして、イケメンと言えば三浦春馬さんです」と三浦さんを紹介すると、若い女性ファンが大絶叫!横断幕を持ったファンもおり、その人気の高さをうかがわせた。あまりの熱気に三浦さんはタジタジになりながらも、「釜山国際映画祭に招待されて、とても光栄に思っております。釜山は、とてもエネルギッシュで、元気をもらえる地です。この映画にはとても多くの時間を費やして、一所懸命役になれるよう注いだつもりです。改めて自分の相手に対する愛の形を、一緒に考えて頂けたら嬉しいです」と挨拶。本作は釜山映画祭の企画マーケットAPMを通じてアジア共同プロジェクトとして誕生した作品であり、行定監督は「ようやくここに戻ってこられました。この映画は上海で撮影されたものですが、日本を、国境を越えた撮影になりました。これは、人と人の愛の不確かさを描いた作品です。みなさんが見つめる愛がどういうものか考えるきっかけになれば嬉しいです」と語った。映画は上海を舞台に、日本人の時計技師・亮(三浦春馬)が、美しい双子の姉妹(リウ・シーシー/二役)と、2人に愛されてしまった男(チャン・シャオチュアン)と知り合うことから始まる、ミステリアスなラブストーリー。三浦さんは全編中国語で演技をしている。翌4日には、海雲台ビーチでオープントークを開催。こちらにも、大勢のファンが詰めかけた。トークでは、三浦さんが3か月間レッスンに励んだという中国語の演技をリウ・シーシーさんもチャン・シャオチュアンさんも絶賛。三浦さんは「中国語は僕もちゃんと話せるわけではなく、ジェスチャーを交えながら、単語、単語をつなぎ合わせてなんとか話しているだけ。笑いは所々にあったので、和やかな現場になったと思っています」と話した。『真夜中の五分前』は日本に先行して、10月23日(現地時間)に中国全土約4,000館での公開が決まっている。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月06日舞台となった北海道では先週末4日から先行公開され、今週11日からはいよいよ全国公開となる大泉洋主演の映画『ぶどうのなみだ』。大泉さんが自分史上「最もカッコいい」と自画自賛(?)している本作から、このほど、三島有紀子監督からアドバイスを受けながら、時に全力疾走も見せるメイキング映像がシネマカフェに到着した。北海道・空知。小さなワイナリーでワインをつくる兄のアオ(大泉洋)と、そのそばで小麦を育てている弟のロク(染谷将太)。アオはかつて家族の反対を押し切って上京、有名指揮者となったが、あることがきっかけで挫折。傷つき苦しみを抱えたまま、ひとまわり年の離れたロクが暮らす故郷へと戻ってきた。いまではアオは、“黒いダイヤ”と呼ばれる葡萄ピノ・ノワールの醸造に励んでいるが、なかなかワインは思うような味にならない。そんなある日、不思議な魅力を放つ女性・エリカ(安藤裕子)がキャンピングカーに乗って現れ、アオとロク、そして空知の人々の静かな生活に新しい風を吹き込んでいく…。大泉さんは本作で、三島監督による前作『しあわせのパン』以上に寡黙でストイックな役柄を演じており、このたび到着したメイキング映像の中でも、三島監督と熱心に相談し合ったり、葡萄と向き合う真剣な表情を垣間見ることができる。『しあわせのパン』と同様、北海道の大自然の中でオールロケということもあり、「今回も相変わらず、役者のタイミングよりも明かりとか自然が優先ということはよくありました。『大泉さん、いまです!この夕日のなかで苦悩してください!』みたいなことが多々ありました(笑)」と、大泉さんはふり返って語る。「役者としてのやりがいとかそういうことではなくて、もう戸惑うことばかりでしたね。『僕はいったい何をすればいいんですか?』っていう感じ(笑)」。とは言うものの、いざ撮影となれば真剣そのもの。クライマックスに程近い、あるシーンでは「『このなかで全力疾走してください!』と言われたときは、わけも分からず何百メートルの直線を何本か走った」という。「でも、どのシーンも実に美しい画なんですよ」。「物語のつじつまだったり、現実だったらこうだよねということではないんですよね、三島さんが描きたいのは。なんて言うか、印象派の絵画みたいなものなんです、きっと」と大泉さんは言う。「現実的なことを考えて細かく撮っていくのではなく、“ドン”と一枚の絵のなかで何を表現できるのかということなんだと思う。仕上がりを観てさらにそう思いました」と、監督の“画づくり”に信頼と確信を覗かせる大泉さん。映像では、そんな大泉さんの真摯な姿や、葡萄狩りを以前「幼稚園ぐらいのときにやってると思う」と話す染谷さんの素の笑顔や、差し入れをほおばるキュートな安藤さんの姿も収められており、物語同様、温かさの伝わるメイキングとなっている。『ぶどうのなみだ』は北海道にて先行公開中、10月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぶどうのなみだ 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014『ぶどうのなみだ』製作委員会
2014年10月06日先月30日(現地時間)に誕生したミラ・クニスとアシュトン・カッチャーの第1子となる女の子の名前が、アシュトン自身のSNSへの書き込みによって明らかになった。アシュトンは自身のFacebook公式アカウント上で「赤ちゃんの写真はここ。この中の1人です。ヘリコプターはわが家の上空を旋回するのをやめてくれないかな。赤ちゃんが眠ってるんでね!彼女はスーパーキュートだよ」と書き込み、自身が会長を務めるソーシャル・ニュース・サイト「A+」のリンクをシェアした。リンク先には人間と動物の赤ちゃんのクローズ・アップ写真が8枚アップされ、「ミラと僕は、ワイアット・イザベル・カッチャーを授かりました。君(ワイアット・イザベル)の人生が驚きと愛、笑い、健康、幸せと好奇心、そしてプライバシーに満ちたものになりますように。どの子が僕たちの娘か分かる?ていうか、そんなこと関係ある?赤ちゃんはみんな可愛いよ」と、パパラッチの猛追にあらかじめ釘を刺すようなウィットも効かせている。ミラとアシュトンは1998年から2006年までTVシリーズ「ザット’70sショー」で共演していたが、ミラは2002年から2011年までマコーレー・カルキンと交際、アシュトンは2005年にデミ・ムーアと結婚していた。2人は、アシュトンがデミと2011年に破局した後、2012年から交際が始まった。デミとは昨年11月に離婚が成立し、今年に入ってアシュトンとミラは婚約している。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月06日映画『蜩ノ記(ひぐらしのき)』が10月4日(土)に公開を迎え、主演の役所広司を始め、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、小泉堯史監督が舞台挨拶に登壇した。黒澤明監督の下で長年、助監督を務めた小泉監督が葉室麟の直木賞受賞小説を映画化。ある事件の罪で10年後の切腹とその間に藩の歴史を綴った「家譜」の編纂を命じられた戸田秋谷の元に若き藩士・檀野庄三郎が訪れる。藩からの“見張り役”として送り込まれた庄三郎だったが、徐々に秋谷の人柄に心酔し、その家族とも打ち解けていき…。初日を迎え、晴れ晴れとした表情の役所さん。念願の小泉組への参加となったが「ツイていたと思います。小泉組もそうですがその作品で秋谷という役に出合えたことに縁(えにし)を感じます」と嬉しそうに語る。岡田さんは、劇中の庄三郎と秋谷の関係そのままに役所さんに憧れ、現場でもその立ち居振る舞いに心酔したよう。「主役としての立ち方、そして人としての現場での在り方。黒澤組のスタッフさんたちが、役所さんを見ながら僕に『あれがいい。ああいう人を支えたくなるんだ。お前もああいうふうになれ』と言ってくださいました。その人柄を直に見ることが出来て幸せでした」とふり返る。堀北さんも「いい経験をさせていただきました」と充実した表情。「所作に舞とクリアしないといけないことも多かったですが、いい緊張感の中で臨めたと思います。撮影に入る前に監督とお話をさせていただき(演じた)薫についてたくさん伺い、参考となる本も渡されたのですが、ここまで監督の中にイメージがおありなら、少しでもそこに近づけるように努力しようと思いました」と語る。原田さんは黒澤作品への出演経験もあるが、今回、小泉監督の下に、すでに引退したスタッフも含め、黒澤組を支えた人たちが集結したことについて「懐かしい面々であり、共に戦ってきた仲間です」と嬉しそう。「セットでボーっとした時間を過ごすのが好きなんですが、思いのほか撮影が早く終わってしまって、もう少し長くそこにいたかったというのが本音です」と少しだけ寂しそうに語った。小泉監督は「スタッフはみんな、黒澤監督の教えを受けており、支えてくれるのでやりやすかったです。キャストにも恵まれ、その日、現場に行けば秋国や庄三郎に会えるというのが楽しみでした。そうした雰囲気が『フィルムに出る』と黒澤監督もよく仰ってました」とうなずく。この日は、黒澤組で長くスクリプター(記録係)を務めた野上照代さんが客席で映画を鑑賞したが、コメントを求められると「黒澤さんの声が聞こえます。『小泉、うまくなったな。100点満点やろう』と」と語り、小泉監督は「涙が出てきそうです」と感激。野上さんは撮影現場にも足を運んだそうで、岡田さんはその時の様子について「『頑張れよ!』と言われて帰っていかれて(笑)、カッコいいんです。素敵でした」と目を輝かせていた。『蜩ノ記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月05日こんな言葉を聞いたことがあるだろうか?「酒は百薬の長」――「酒は微酔にのみ、半酣をかぎりとすべし」。つまりは、適量で飲むことが健康維持に繋がるという意味なのだが、これを説いたのが江戸時代の儒学者・貝原益軒だ。今日は貝原氏が、1714年10月5日(正徳4年8月27日)に世を去ってから、ちょうど没後300年となる。この節目にあたり、日本酒「白鹿」ブランドを展開する辰馬本家酒造が、現代のライフスタイルにおける、日本酒がもたらす豊かさと美と健康に関する意識調査を全国の女性に実施した。今回の調査は、20~69歳の女性517人を対象に行われたもの。まず女性たちに聞いたのは、どんなお酒が“お酒=美”のイメージがあるのか?というもの。アルコール飲料の中で日本酒は、身体の健康イメージ(52.8%)、精神(こころ)の健康イメージ(49.9%)、美容イメージ(46.4%)で、第1位のワインに次いで第2位とかなりの好感度だ。また、日本酒に求めていることとしては、「気分転換・リフレッシュ効果」(38.9%)、「美肌促進効果」(41.0%)といったイメージで日本酒を飲用・活用している女性が多くいることも明らかとなった。また、日本酒に含まれるアミノ酸は、肌をしっとりとさせ、艶としなやかさを与える効果も期待できるそうで、今後やってみたい“日本酒を使った美容”としては、「日本酒湯」(34.6%)という興味深い結果も。一方、秋も深まり、ゆっくりとお酒を楽しみたいこの季節ならではの質問も聞いてみた。スピード化、合理化が急速に進む社会の中で、人々は、時や季節の経過を堪能する生活や、日本古来の風習を愉しむ生活を実践できているのか?“忙しい現代人”と揶揄されることもあるが、調査の結果によると、その数はわずか1割前後。その反動なのか、そんな生活を、取り入れていきたいと感じている人は、そのおよそ3倍だ。月見酒、お屠蘇(おとそ)、花見酒、雪見酒、桃花酒(とうかしゅ)などなど、お酒が用いられる季節ごとの風習も多い。これらで飲まれるのはすべからく日本酒ではないのだが、「四季とお酒」と聞くと、日本酒が注がれた杯の中で、桜や満月が浮かんでいるのはやはり趣きがある。“日本”の名前を冠したお酒だけあり、そんな思いは誰しもの心にあるようで、「古来からある風習を重んずる生活」「礼儀・作法をわきまえた大人の生活」「日本の風習・行事を取り入れた生活」「日本の縁起を取り入れた生活」「四季の移り変わりを愉しむ生活」「旬を体感する生活」といった、日本や日本人に根差した生活スタイルに最も合うお酒として女性たちが選んだ第1位はやはり日本酒だった。中秋の名月を見上げながら、露天風呂で日本酒湯に浸かり、日本酒で今宵一献…。現代のライフスタイルでは、忘れつつある季節の移ろいや風習だが、趣と美を兼ね備えた日本酒でこの秋、四季を感じてみてはいかがだろうか?(text:cinemacafe.net)
2014年10月05日アイドルグループ「でんぱ組.inc」(最上もが、夢眠ねむ、古川未鈴、成瀬瑛美、藤咲彩音、相沢梨紗)が10月4日(土)、東映本社にて一酸化炭素中毒事故で撮影が中断していた映画『白魔女学園2』の撮影再開報告お祓い付き記者会見を行った。事故が発生したのは、今年6月15日に行われた栃木県宇都宮市内にある洞窟でのロケ中。照明用発電機を作動させたことが原因の一酸化炭素中毒で、最上を除くメンバー5人とスタッフ5人が救急車で宇都宮市内の病院に緊急搬送された。最上は「待機場所が違かったので私だけ無事でしたが、その時はビックリしました」と間一髪で難を逃れていたことを明かし、搬送された5人のメンバーについては「事故後にも退院のお知らせを聞いていたし、逐一病院からの報告も受けていたので、安心してメンバーの事を見守っていました」と全員無事の復帰を喜んでいた。運ばれた側の相沢は「みなさんにご心配をかけてしまったけれど、その分元気な姿と笑顔を届けさせてもらえれば」と決意しながら、「(事故当時は)撮影が忙しくてメンバーもTwitterを更新できなかった時期で、ニュースを見て心配してくれたファンの方もいたように思う。ご連絡が遅れてしまったけれど、今はツアーをやったりして元気な姿を見てもらえている」と根強いファンたちの姿に感謝。10月16日のクランクアップに向けて「事故の後でも『でんぱ組.inc』は走り続けなければいけないので、今日まで頑張ってきました。この映画を通して大きくなれたらと思っています」と、グループを代表して意気込みを語っていた。映画『白魔女学園2』は2015年6月13日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月05日映画『蜩ノ記』に出演する役所広司と原田美枝子が、長年の映画界への貢献を称えられ、東京・日比谷の「合歓(ねむ)の広場」にその手形が飾られることになり、10月4日(土)、共演の岡田准一、堀北真希らに見守られながら舞台挨拶の場で手形作りを行なった。「合歓の広場」は東京・日比谷シャンテ内のある広場で、同館がオープンした1987年以来、映画界に名を残したスターの手形が飾られてきたほか、ゴジラのミニチュア像も設置されている。これまで73名がここに手形を残しており、役所さんにとって師匠にあたる仲代達矢の手形もあるが、日本人俳優として、同所に手形が飾られるのは、1992年6月の緒形拳以来、22年ぶり。また、同一作品出演の2名の俳優が同時に手形をとるのは、今回が初めてのこととなる。壇上で、観客が見守る中での手形作りに原田さんは「照れくさいですね」と語り、役所さんは「光栄です」と喜びを口にする。岡田さんは、本作の撮影、そして劇中の役柄を通じて“師”と仰ぎ、その背中を見つめてきた役所さんが日本映画界の殿堂とも言える合歓の広場にその名と手形を残すことに「僕も嬉しいです」と満面の笑み。堀北さんは劇中の“両親”を前に「歴史的瞬間に立ち会えて嬉しいです」と語る。岡田さんは「僕たちもいつか…」と改めて思いを口にするが、役所さんも「いつか(本作の)家族で並ぶ日が来ると良いですね」と語り、会場は期待を込めた温かい拍手に包まれた。手形を取り終えた役所さんは「横綱になったような気持ちです(笑)」と感想を口にし、原田さんと共に作ったばかりの手形を掲げて写真撮影に臨んだ。なお、こちらの完成した手形は今年11月に合歓の広場に飾られる予定だという。『蜩ノ記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月05日映画『太陽の坐る場所』が10月4日(土)に公開を迎え、水川あさみ、木村文乃、森カンナという女性キャスト3人と矢崎仁司監督が揃って都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。映画化もされた「ツナグ」などで知られるベストセラー作家・辻村深月の同名小説を映画化。高校時代は“女王”のような存在だったが、いまは地方局の女子アナとして充たされない日々を送る響子と、そんな彼女の影に隠れた高校時代を送るも、いまは女優として活躍する今日子という2人の“キョウコ”を中心に女たちのドラマが展開する。登壇するや、“女子会”のような雰囲気で楽しそうに話し、互いにツッコみ合う女優陣3人だが、撮影中に3人が顔を揃えるシーンはなく、メインキャストの水川さんと木村さんですら一緒のシーンはラストのみ。水川さんは「シーンの切り替わりですれ違ったり、あとは最初の本読みで顔を合わせただけ」と明かしつつ、2人の様々な思いが詰め込まれたラストについて「自然に、その場の空気や匂いの中であのシーンが出来たと思います」とふり返る。木村さんは共演シーンはわずかながらも、それ以外の時間でも水川さんの存在をしっかりと感じていたようで「普段から明るくて、本当に太陽みたいでした」と語り、“再会”のシーンでも「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と述懐する。森さんは、なかなか胸の中の思いを言葉に変換できないようで、そんな様子を水川さんらからイジられ、励まされつつ、作品について「観終わって『女って切ない生き物だな』と感じました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えたかもしれないし、(舞台となった)山梨って東京に近いようで遠くて、『(地元から)出た組』と『出なかった組』とあって…」と映画に登場するドロドロとした思いを抱えた女たちの思いを代弁する。「言葉にしにくいものがあるけど、観終わったら分かっていただけると思います」とうなずいた。矢崎監督は「普段は映画を作る時に、映画史の中から『超えるべき作品』を見つけるんだけど、今回はそれが見つからなかった」と明かし、「僕の中で最高傑作と言えるかもしれない。繰り返し観るに耐えうる作品を作ったつもり」と落ち着いた口調のながらも強い自信を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。『太陽の坐る場所』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月04日佐藤浩市と樋口可南子が第二の人生を歩む夫婦を演じた、映画『愛を積むひと』。北海道を舞台に大自然の中で撮影が行われている本作からこのほど第一弾となる特報映像が公開された。第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で豊かに過ごそうと、東京下町の工場をたたみ、北海道に移り住むことにした夫婦・篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)。以前に外国人が住んでいたという瀟洒な家を手に入れ、良子は野菜やガーデン作り、篤史は、良子の長年の憧れでもあった家の周りの石塀を作るなど、ささやかながらも豊かな生活を満喫していた。そんなある日、良子が倒れる。以前から患っていた心臓の病が悪化していたのだ。心配させまいと夫に病状を言わず退院し、明るくふるまう良子。そんな良子に、景気の良いときも悪いときも結婚以来、毎年贈り続けていた一粒の真珠を篤史は今年も誕生日にプレゼントする。笑顔で受け取る良子を見つめながら、夫婦2人の幸せなときが続くことを願う篤史。しかし、その願いは届かず突然、良子は最期の時を迎える。悲しみにくれる篤史のもとに、亡き妻から手紙が届のだが…。今回届いた映像には、佐藤さんと樋口さんが笑顔で歩くシーンが映し出される。「あっちゃん、ありがとう」と優しく語りかける良子が篤史と腕を組むシーンでは、夫婦の絆の深さを垣間見ることができる。北海道の美しく雄大な土地や、夫婦が暮らした家を空撮でダイナミックに映し出し、人生の豊かさや希望を感じさせる映像だ。1年という歳月をかけて、北海道の雄大な自然、豊かな四季とかけがえのない夫婦の愛、家族の絆を描く本作。エドワード・ムーニー・Jr.の「The Pearls of The Stone Man」を基に『釣りバカ日誌』シリーズ、『武士の献立』でメガホンをとった、巧みな人間ドラマの演出で定評のある松竹の社員監督・朝原雄三が映画化。主人公・篤史に佐藤さん、篤史の妻で病を抱えながらも、陽気でしっかり者の良子に樋口さんが演じるほか、篤史と良子の一人娘・聡子役に北川景子、更生を誓い、篤史の家の石塀作りを手伝う青年・徹役に野村周平、誰にも言えない秘密を抱える徹の恋人・紗英役に杉咲花、娘の将来を心配する紗英の母・美智子役に吉田羊。そして、頑固一徹な紗英の義父・熊二役には柄本明と豪華俳優陣が集結している。映画『愛を積むひと』は2015年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月04日話題の『進撃の巨人』や『寄生獣』、『るろうに剣心』など、近年の日本映画界では“実写化”がブームとなっているが、ハリウッドを始めとする海外作品でも、実写化作品の本数は年々増えてきている。そんな実写化隆盛の映画界において、どんな作品でも「どうやって映像化するのか?」「そもそも映像化できるのか?」といった声が沸くが、今回はそんな中でも特に困難と言われる最新の「ファンタジー(おとぎ話)」映画をピックアップしてご紹介したい。ファンタジーやおとぎ話といえば、夢や魔法といった、見たこともない美しい世界観が観る者の心を躍らせるが、そんな“美”という観点から見た時に期待したいのが、フランス発の映画『美女と野獣』(公開:11月1日)だ。タイトルからも分かるとおり原作となるのは、ディズニーでアニメ化もされた、フランスで生まれた世紀のラブ・ストーリー「美女と野獣」だ。主人公は、父の身代わりに、野獣の城に囚われの身となった美しい娘・ベル。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しなかった。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい瞳の存在に気づき始めるのだが…という誰もが知る愛の物語が実写化される。主人公・ベルを演じるのは、カンヌ国際映画祭で「パルム・ドール」に輝いた『アデル、ブルーは熱い色』で知られる、フランスの若手女優レア・セドゥ。野獣を演じるのは、『ブラック・スワン』『危険なメソッド』などで知られるフランスを代表するセクシー男優、ヴァンサン・カッセル。豪奢な城、陰鬱とした森、そして絢爛なドレス…その美しき世界観に早くも日本でも注目を集めている。ファンタジーと言えば最近、立て続けにヒットを飛ばしているディズニー作品は外せない。これまでに「不思議の国のアリス」(『アリス・イン・ワンダーランド』)や「眠れる森の美女」(『マレフィセント』)が実写化されてきたが、今後もこの流れは続いていくようで、2015年には「シンデレラ」を実写化した作品が日本で公開される。すでに海外で公開されている予告編映像では、物語のキーアイテムであり、女子なら一度は憧れたであろう“ガラスの靴”がお披露目されている。主人公のシンデレラ役には、ドロドロ系英国ドラマ「ダウントン・アビー」で一躍人気となったリリー・ジェームズ。さらに、継母役にはケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役をヘレナ・ボナム・カーターが演じている。『プラダを着た悪魔』を手掛けたアライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を担当し、『マイティ・ソー』でメガホンを取ったケネス・ブラナーが本作の監督を務めている。また、ディズニー・アニメとして人気の「ピーターパン」も実写化で話題を集めている。こちらの映画『Pan』(原題)は、ディズニーではなく、ワーナー・ブラザースが製作。物語は、「ピーター・パン」の前日譚となるようで、ネバーランドにたどり着いた孤児の少年が、海賊たちやインディアン部族たちを相手に活躍する姿が描かれる。ヒュー・ジャックマン(黒ひげ役)、ギャレット・ヘドランド(フック船長役)、ルーニー・マーラ(タイガー・リリー役)、アマンダ・セイフライド(詳細不明)とハリウッドで活躍する錚々たる顔ぶれで注目を集めており、2015年の7月より全米で公開される予定だ。最後に、前述の大作とはまた違った風合いとなりそうなソフィア・コッポラが監督オファーを受けているという『人魚姫』をご紹介。これまでご紹介した3作品は、多少ディテールに変更は見られるものの、世界観そのものは原作やディズニー・アニメ作品の流れを汲んで製作されるようだが、このコッポラ版『人魚姫』は、軽快なカリビアン・ミュージックに彩られたディズニー版『リトル・マーメイド』とは少し違ったものになりそうだ。原作はご存じ、ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作の悲劇のおとぎ話「人魚姫」。基本的なストーリーラインはディズニー版『リトル・マーメイド』と同じだが、大きく違うのは、浜で助けた王子様が人魚姫を愛さないということ、さらに「尾ひれを人間の足に変える飲み薬」を処方してくれた“海の魔女”が2つ目に渡す、「王子の流した血で人魚の姿に戻れる短剣」というアイテムが切なすぎる結果を生み、人魚姫は一方的な愛を抱えたまま死を選ぶという切なすぎる結末だ。果たして、どんな作品が出来上がるのか、今後さらに注目を集めそうだ。そのほかにも、『ピノキオ』や『ジャングル・ブック』などまだまだ、おとぎ話の実写化作品は今後も製作されていく予定。また先日、話題をさらった「テトリス」の実写化作品の詳細も気になるところ。海外の製作費の規模や、最新鋭のCG技術、実力を備えた豪華なキャストたち、これまで想像もしなかった物語がスクリーンで描かれる日は近いのかも?(text:cinemacafe.net)
2014年10月03日『危険なメソッド』『コズモポリス』の鬼才デヴィッド・クローネンバーグのもとに、ジュリアン・ムーア、ミア・ワシコウスカ、ジョン・キューザック、そしてロバート・パティンソンとハリウッドの個性派キャストが集結した最新作『MAPS TO THE STARS』(原題)。このほど、『マップ・トゥ・ザ・スターズ』という邦題で、12月に公開することが決定した。ハリウッドの典型的なセレブ家族のワイス家。父(ジョン・キューザック)は、テレビ番組も持つセレブ向けのセラピストで、ドラッグの問題を乗り越えた超有名子役の息子ベンジーと、ステージママの母クリスティーナと暮らしている。何不自由なく富と名声も手に入れたように見えるワイス家だが、実はこの一家には封印された秘密があった。ワイスのセラピーを受けている、落ち目の有名女優ハバナ(ジュリアン・ムーア)は、知人の紹介で顔にヤケドの跡がある少女アガサ(ミア・ワシコウスカ)を個人秘書として雇う。実はこのアガサは、ある問題を起こしてフロリダの施設に入れられたワイス家の長女だった。アガサがハリウッドに戻ってきたことにより、一家の封印された秘密が明らかに。やがて、一家や周囲の人々の歯車が狂い始める――。本作は、実際にハリウッドでリムジン運転手をしていた脚本家ブルース・ワーグナーの実体験に基づく物語。意外にも、キャリアの長いクローネンバーグ監督が、アメリカ・ハリウッドで撮影を実施したのは本作が初めてとなる。数年前からクローネンバーグ作品への出演を切望し、契約書にサインをしていたジュリアンは、敬遠されがちな“落ち目の女優役”を熱演。クローネンバーグ監督に「素晴らしいモンスターが誕生した!」と言わしめただけでなく、今年のカンヌ国際映画祭で「最優秀女優賞」に輝いた。また、ガス・ヴァン・サント、ジム・ジャームッシュ、パク・チャヌクなど世界の巨匠たちに愛されるミアは、顔にヤケドの跡があり、恐るべき内面を持つ少女を巧みに表現。ほかにも、名声にとり付かれた典型的な成り上がりを演じるジョン・キューザックや、『コズモポリス』で監督に惚れ込み、二つ返事で出演を快諾したロバートなど、文字どおりハリウッドの豪華キャストが濃厚な人間ドラマを練り上げる。鬼才クローネンバーグ監督が、腐敗したハリウッドの実態をえぐり出す物語。極上な“ハリウッド・ゴシック”の誕生に期待が高まる。『マップ・トゥ・ザ・スターズ』は12月より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月03日予告編映像や特別映像などをすでにチェックしたファンから、その“フワぷに”ボディのロボットに「触ってみたい!」という声が続出しているという、ディズニーアニメの最新作『ベイマックス』。このほど、ベイマックスが愛くるしい雰囲気そのままに、なんと300体も来日を果たしていることが明らかとなった。本作は、ひとりぼっちの天才少年ヒロ・ハマダと、人々の心とカラダを守るため、人を傷つけることを禁じられた優しすぎるケア・ロボット“ベイマックス”が、ヒロの兄の死の真相を探る冒険を描いた感動エンターテイメント。今回届いた写真には、“トウキョウ”のとある倉庫に続々と来日する、身長約2mの大きな “ベイマックス”の姿が!サンフランシスコと東京を融合して作られた架空都市“サンフランソウキョウ”で誕生した彼らは、今後、“トウキョウ”から日本各地の映画館を訪れ、その風船のように空気で膨らんだ“フワぷに”ボディで日本中をケアしていくという。ちなみに、これまでに分かっているベイマックスの特長をまとめてみると、名前:ベイマックス――心とカラダを守るケア・ロボット。目:日本の鈴からインスパイアされたつぶらな瞳は、瞬時に健康状態をスキャン。ボディ:風船みたいに丸くふくらむ柔らかボディ。ハグされると最高に気持ちいい。データ:傷ついた人の心とカラダを守ることをプログラムされている。機能:ペンギンみたいな“よちよち歩き”で早く走れないが、圧縮空気とカーボンファイバーの骨組みで意外と丈夫。性格:真面目、実直、誠実で優しいが…空気を読むタイプではなく、おとぼけな一面も。弱点:人を傷つけることを禁じられた、優しすぎるところ。この愛らしいベイマックスの顔のデザインは、監督のドン・ホールが日本を訪れた際に見つけた“鈴”にインスピレーションを受けたものだ。ドンは「東京に行ったとき、あるお寺で鈴に出くわした。2つの丸があって、その間に線があってね。どこかとても魅力的で、心が落ち着いたんだ。それがずっと心に残っていて、ロボットの顔になるべきだと感じたんだよ。このアイデアを元にキャラクターデザインが始まったんだ」と、ふり返る。さらに、キャラクターデザイナーは日本で目にした、とある“生活必需品”に強い衝撃を受けたという。「デザインがシンプルで魅力的で、でも、その中にはスゴいテクノロジーを隠している。そういうクオリティがベイマックスに欲しかったんです。だから、それはデザインの起因になっています」と話し、なんと日本の“炊飯器”もデザインにひと役買っていたことを明かしてくれた。こうして生み出されたベイマックスは、これから全国の劇場に順次設置され、実際にそのボディに触ることができるというから楽しみだ。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月03日世界の新しい映画の“才能”が集まるSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)映画祭2013でのワールドプレミア以降、世界中で30もの映画賞を受賞、50の映画賞にノミネートされ、世界の映画賞を総なめにした、映画『ショート・ターム』。このほど明日4日(土)から劇場にて上映される予告編がひと足先にシネマカフェに到着した。傷ついた子どもたちが暮らすケア施設「ショート・ターム」。そこで働くグレイス(ブリー・ラーソン)と同僚でボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr)。グレイスは様々な問題を抱える子どもたちと日々対峙しながらも、心優しいメイソンとともに笑顔を絶やさず働いていた。しかし、グレイスの笑顔の裏にはメイソンにも打ち明けられない深い闇があった。そんな日々の中、素行が悪く引き取り手がない女の子、ジェイデンが「ショート・ターム」にやってくる。彼女の境遇と自分を重ねるグレイス。「誰にも言えなかった――あなたに出会うまでは」助けを求めるジェイデンを救うため、グレイスは行動を起こす…。ティーンエイジャーをケアする短期保護施設ショート・タームで働くグレイスには(ブリー・ラーソン)と、同僚でボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr)。子どもが出来たことをきっかけに、2人の将来はささやかならがも幸せなものになるかと思われたのだが…。新人監督デスティン・クレットンが手がけた本作。実名レビュー評価サイト「Rotten Tomatoes」で満足度99%、2013年No.1の実績を記録。「心が震え、魂が突き動かされる」(スクリーン誌)、「誰かの人生を変えてしまう力を持つ、宝石のような映画」(ハリウッド・リポーター誌)と各誌からも大絶賛を受けてる。本作の主人公・グレイスを務めるのはジョセフ・ゴードン=レヴィットの初監督作『ドン・ジョン』でジョセフの妹役を好演したブリー・ラーソン。『ショート・ターム』ではロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞するなど世界中から注目を浴びている女優だ。彼女を支える同僚でボーイフレンドのメイソンには、海外の人気ドラマ「ニュースルーム」など映画やドラマ、舞台と幅広く活躍するジョン・ギャラガー・Jr。ひとりぼっちで生きるのではなく、大切な人と一緒に明日を生きる喜びに気づかせてくれる本作。まずはこちらの映像からあふれ出る温かな愛を感じてみて。『ショート・ターム』は11月15日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月03日今年3月、厚生労働省が11年ぶりに「睡眠指針」を見直したことがきっかけで、会社での「お昼寝制度」が話題になるなど、睡眠や疲労回復についての話題や情報が多く見受けられる。そこで最近にわかに注目を集め始めたのが、リカバリー(疲労回復)ウェアだ。休養・睡眠時専用の「リカバリー(疲労回復)ウェア」を開発・販売してきた株式会社ベネクスでは、これまでプロのアスリート専用に販売していた運動後の休養時専用ウェアを、一般のビジネスパーソン向けに改良した新商品を9月1日(月)から発売。百貨店やスポーツ専門店など全国約400店で順次販売されている。同社のリカバリーウェアは、日本代表選手らスポーツ関係者を中心に「着るだけで疲労回復や安眠を促す」と愛用され、1着1万円と高価ながら、2009年の発売以降20万着を突破するほどの売れ行きを記録した。秘密は、特許製法でウェアに練り込んだナノプラチナや鉱物が発する微弱な電磁波にある。これが、リラックス状態に働く副交感神経に作用し、筋肉の緊張をほぐし、血流を促し、疲労回復や安眠へと導くのだという。確かに、装着した瞬間からぽかぽかとした暖かさのようなものを感じる。べネクスをペットの犬に身につけさせると、うとうとと眠りこんでしまうという話もあるとか。今回の新商品は、これまで上下ウェアタイプだった製品を、現代のオフィスワーカーが抱える首・手首・腕のコリ、ふくらはぎのむくみの解消に特化した、部分的回復ウェアとして改良し、価格も手頃な税込3,888円と4,860円に設定した。伸縮性の高い生地を採用しているため、「ゆるフィット」感が特徴で、身体に適度な圧力をかけてむくみを解消するような着圧ウェアとは発想自体が異なり、着心地や感触もいい。頭からかぶり首回りを覆うタイプの「2WAY(ウェイ)コンフォート」は、パソコンの長時間使用などで溜まる首回りの疲労回復を促すアイテム。首の頸部は内臓や血管をコントロールする自律神経が集中しており、副交感神経に働きかけ首回りの筋肉をほぐすと、首コリなどに効果的だという。着用しながら椅子でゆったりとくつろぐと、睡眠を促してしまうそうなので、あくまで仕事の合間の休憩時間に、トライしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2014年10月03日今年も気づけば残りわずか!秋も深まれば、クリスマスのプランを考え始めてもいい頃合いとなる。東京・赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」2階にある、ミシュラン3つ星シェフ、ピエール・ガニェール氏がプロデュースするテイクアウトショップ「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」では、10月1日(水)からクリスマスシーズンに向けたホテルメイドケーキや特製ローストチキンなど全15品の予約受付をスタートした。前衛的でアーティスティックなスタイルのモダンフレンチで知られるフレンチの巨匠、ピエール・ガニェール氏が贈る今年のクリスマスケーキは2つ。マロンのムースにミルクチョコレートとヨーグルトを合わせ、中にしのばせたマロンコンフィの食感とアマレナチェリーの酸味がアクセントになった「ビュッシュ・ド・ノエル マロン」(6,480円)と、ピスタチオ風味のタルトの上に、マンダリンオレンジ&プラリネのムースとピスタチオ&フランボワーズのムースを赤いチョコレートのプレートでつなげてクリスマスリーフをモチーフにした「ピスターシュ マンダリン」(6,480円)が登場。どちらも洗練された色彩感覚を感じさせるアーティな逸品に仕上がり、大人たちの聖夜のひとときを盛り上げてくれる。ケーキのほかにも、鹿児島県産赤鶏さつまを使用し、まるごと焼き上げたホテル特製ローストチキン(4名用6,800円)や自然の牧草だけで育ったニュージーランド産牛ロースを使用したジューシーなローストビーフ(4名用8,200円)など、パーティーを盛り上げるスペシャルメニューも合わせてチェックしたい。いずれも販売は予約限定で、12月12日(金)までの予約受付となる。(text:Miwa Ogata)
2014年10月03日クロエ・グレース・モレッツ主演で贈る、この秋の“感涙”ドラマ『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。このほど、チェリストを目指していたヒロインを演じたクロエが、自らチェロを演奏するシーンを始め、本作を彩る珠玉の音楽にフォーカスした特別映像が到着した。ミア(クロエ・グレース・モレッツ)の将来の夢はチェロ奏者。目下、ジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中だ。そして、つき合い始めて1年になるロックミュージシャンのアダム(ジェイミー・ブラックリー)とは幸せな日々を送っていた。だが、ある雪の朝、突然の悲劇がミアを襲う。一家が乗った車が事故に遭い、ミアは一瞬にして家族を失い、自分もまた昏睡状態に陥ってしまう。しかし、ミアの目に映ったのは、ベッドに横たわる自分の姿と、幸せだったこれまでの人生、そして彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿だった…。本作はベートーベンの「チェロソナタ」で幕を開け、コダーイ・ゾルターン、バッハといったクラシックから、パンクロックの「バズコックス」、「ソニック・ユース」、ベック、ブロンディ、「イギー・ポップ」、「ザ・ダンディ・ウォーホルズ」など、さまざまな楽曲に乗せてストーリーが展開。「音楽は映画のキャストの一人よ」と、主人公のミアを演じたクロエも話すように、本作の音楽は物語をドラマティックに彩る重要なファクターだ。「R・J・カトラー監督は、劇中のサウンドデザインや曲の編成が本当に上手」とクロエは言う。実はカトラー監督は、メイン・キャスト一人ひとりに、それぞれの役柄が聴いているであろう楽曲が入ったMP3プレイヤーを渡していたそうだ。「好きな音楽がキャラクターの個性を決めるからね」とカトラー監督。クロエが受け取ったプレイヤーには、クラシックだけでなく、クラシックの楽器を採り入れた「ニルヴァーナ」の「アンプラグド」など、現代のナンバーも入っていたという。さらに、パンクミュージシャンとその熱狂的ファンという両親の影響も考えて、ミアの耳にも馴染んでいるはずの「クラッシュ」、「イギー・ポップ」、デヴィッド・ボウイ、エルビス・コステロ、「スマッシング・パンプキンズ」、「パール・ジャム」の楽曲や、ミアの地元で流れていると思われる太平洋岸北西部発祥の音楽も収録されていた。また、“チェロとアダムしか頭になかった”というほど、クロエ演じるミアと熱烈な恋に落ちるロック・ミュージシャン、アダムを演じたのは、英国俳優のジェイミー・ブラックリー。2人の出会いは、ある日の放課後、ミアが奏でるチェロの音色を耳にしたことから。学校のイケてるグループに属していたアダムが、内気なミアにすっかり魅入られてしまうという、“ひと目”惚れならぬ“ひと耳”惚れ。音楽のジャンルは違えど、アダムはチェロを弾くミアに強く惹かれていくのだ。そんなジェイミーは、ミアの家でパーティーが開かれる重要なシーンで、カメラの前で歌と演奏を初めて披露した。ミアはその日を“人生最高の日”として昏睡状態の中で思い出すのだが、アダムを演じたジェイミー自身もこのシーンを最高のシーンのひとつに数えている。クロエもまた「すごく象徴的な場面なの。ふたりの人生の糸がより合わされていくみたい」とふり返り、「歌もギターも演技も、全部上手な人はそういないわ」と、役柄同様にジェイミーの才能にはベタぼれといった様子だ。全世界34言語に翻訳されている原作を執筆したゲイル・フォアマンは、「ミアがチェロを弾き、アダムとミアが一緒に演奏する姿を目で、耳で味わうことができました。それは小説や頭の中で描いたものよりも百万倍も感動的だった。この映画の音楽は、きっと観客の心にも響くはず」と語り、音楽を通してカトラーが表現した情感に胸を打たれたという。クロエは、自身でもチェロを相当練習したらしく、カトラー監督から「あんなに努力する役者は初めてだよ」と太鼓判を押されている。そんなクロエが演じたミアにとって、生と死のはざまで過去の出来事を振り返るときも、アダムとの紆余曲折に思いをはせるときも、その時々の音楽が思い出の道しるべとなっている。まずはこちらの映像から、感涙必至の本作を彩る音楽に触れてみて。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は10月11日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月03日東京・吉祥寺で猫と暮らす漫画家・麻子。愛猫との日々、人との関わり合い、孤独、自由を描くドラマ「グーグーだって猫である」。大島弓子が自身と猫たちを題材にするコミックエッセイを原作に、犬童一心監督がオリジナル・ストーリーでその世界を描く。2008年に小泉今日子主演で映画『グーグーだって猫である』を手がけた犬童監督が、再び同じ原作を映像化しようと思ったきっかけは何だったのだろう。「今年はTVドラマをやろう、という気持ちがあったんですよ。自分で企画して、できるだけやりたいように作る。その題材のひとつだったんです。宮沢りえさんが小島麻子をやれば、前の映画とは違う『グーグーだって猫である』を作れる、という勘が働いたんですね。4つのストーリーラインを決めた段階で、どういうドラマにしたいかも添えて宮沢さんに打診したんです。そしたら、やってくれると返事が来た。となると、やっぱりできるだけ自由に撮れるところでやりたかったんです。できるだけ自由に大島さんのドラマを作れる場所は、というとWOWOWだったんですね」。宮沢さんは、近年は映像作品よりも舞台中心に活躍してきた。「宮沢さんが40歳になって、やっぱり違う魅力がすごく出てきてたから、それで小島麻子をやりたいというのもありました。宮沢さんは、今まで一緒に仕事をした俳優の中で、ある意味、いちばん普通の人です。ものすごいスターじゃないですか。だけど、現場にいるときには本当に普通にスタッフに接して、一緒にいる人です。それはたぶん、小さな頃から仕事をしてきて、この10年間は舞台をずっとやっていて、自信があるんじゃないのかな。キャリア30年以上の超ベテランなので。キャラクターの理解の幅が広いんですよ、すごく。こじんまりとまとめない。漫画に対して真剣である麻子と、馬鹿なこと言って笑ってる麻子、そのどちらも当たり前としてやる。人ってそういうものなんだ、と把握しているから、堂々とそれができる。小さくまとめて輪郭をはっきりさせていけば、分かりやすい。でも、まるで別人かのような異なる面を平気で演じていくと、逆にそのキャラクターが大きく見えてくる。それをよく分かっている人ですね。いま撮っているシーンの前後に合わせるようには演じない。前後を考えないでやっても大丈夫、とも言えるんです。自分が繋ぎとめられる自信があるのかもしれない。だから最終的には全然違和感がない。とらわれないところがあるんですよ、宮沢さんには。どっか行っちゃう子どもみたいな感じがある。僕はそういう小島麻子にしたかったこともあるから、撮っててすごく楽しかったですね」。猫との日常、さまざまな人との出会いに加えて、このドラマで印象深いのは仕事に打ち込む麻子の姿だ。「麻子は漫画を描いて描いて、描くしかない。この人は漫画を描く以外には、やることもできることもない、という迫力を持った人なんです。馬鹿みたいなことを言って笑ってたりするけど、根底には『描くしかない』という思いがある。大島さんもそうですよ。だから、迫力があるんです。希望を持つために、世界を肯定するために、がんばって漫画は描いてるけど、目の前で理想が実現するとは思ってない人というか。一種の諦観があるけど、理想と希望をちゃんと持とうとして頑張っている。自分は絶対にやめないという決心があるというか。それしかやることがない、これなら絶対ずっとやれる、というものに向かっていく迫力がちゃんとあるんです」。それは宮沢さんの仕事に対する姿勢とも重なってくる。「なぜ舞台に出続けているのかを尋ねたら、『舞台の上で自由になるため』と彼女は答えたんです。その空間で自分が自由でいられるためには、とにかくいっぱいやってみなければ、と思ったと言うんです。僕自身、同じように感じたことがあります。好きなように撮影できるようになるためには、撮り続けるしかない。自由にならないと、できないことがあるんです。今回の撮影期間では、自分の好きなものと必要なものだけを自然にどんどん撮れたと思います」。「ドラマでは、より原作のエピソードを使いたいと思って撮りました。たとえば、ホームレスから猫をもらうエピソード。これが重要なんです。何故かというと、麻子という人の孤独をいちばん理解できるのがこのホームレスだから。彼女も彼の孤独を人一倍感じてしまうわけです。それをちゃんと組み込みたかった。原作のモチーフを、できるだけ全4話の中に組み込むようにしました。映画だと2時間で1つのストーリーを語らなければいけないけど、ドラマでは1話ずつに振り分けられたので、僕としては、すごく原作に近く撮ったつもりです。原作はエッセイ漫画ですから、そのテイストをドラマの中に入れていくという感じでしょうか。孤独がシンクロする話や、グーグーとの15年8か月という年月、そばにいてくれたことへの感謝をちゃんとやりたかったんです」。最後に改めて、ドラマ「グーグーだって猫である」とはどういう作品か、尋ねてみた。「TVドラマなんですけど、やっぱり画と音の魅力で楽しめる映像作品っていうのかな。そういうものを作りたかったんです。ストーリーの面白さも大切だけど、画と音を楽しめる映像作品としてのTVドラマを作りたかったので、そういうふうに楽しんでもらえたらいいなと思いますね。あとはやっぱり、今の宮沢りえさんがどれだけ魅力的なのかということを映像で見てほしいです」。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月03日水川あさみと木村文乃が正反対の2人の“キョウコ”を演じる『太陽の坐る場所』が、舞台となった山梨の先行公開でヒットスタートを切り、10月4日(土)より全国でも公開となる。このほど、本作で、かつての高校時代の人気者から一転、現在では閉塞した日々を送るヒロイン・響子を演じた水川さんの、“転落”劇中ビジュアルが到着した。学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた高間響子。自分の立場も、好きな人も、友達すらも、欲しいものは何でも手に入ると信じていた完璧な高校時代。彼女の傍にはいつも、同じ名前を持つ同級生の鈴原今日子がいた。しかし、高校生活も終わりが近づいてきた日、ある出来事をきっかけに、その光と影が逆転。10年後、響子(水川さん)は過去の輝きを失い、地元局のアナウンサーとして満たされない毎日を過ごしていた。一方の今日子(木村さん)は、東京で誰もが憧れる人気女優として成功。そんな2人の元に、クラス会の知らせが届く――。2012年にヒットした『ツナグ』の原作者で、直木賞作家の辻村深月の同名ミステリー小説を、『ストロベリーショートケイクス』『スイートリトルライズ』の矢崎仁司監督が完全映画化した本作。ほぼ全編、山梨でロケを行い、山梨出身の「レミオロメン」の藤巻亮太が、ソロとして初の映画主題歌を書き下ろしている。そんな本作で、高校時代の女王の座から転落し、鬱々とした日々を送る響子役を演じているのが水川さん。劇中では、セーラー服姿でお天気レポートをし、ラジオのディスクジョッキーとして番組をそつなくこなしてはいるが、その表情はどこか浮かない。過去に囚われ、同級生たちからのシビアな言葉に暗く落ち込むシーンでは、全く違う雰囲気をまとい、“光と影”の2面性を見事に表現しているという。水川さんは、響子という役について「いろいろな側面がある女性。その時々の仮面をかぶって、取り繕っているようなイメージを受けました。だから、響子という女性のことをすぐに理解はできなかったんです」と明かし、常に複雑な心理状態を抱える響子は、なかなかの難役であったことを告白。しかし、「だからこそ挑戦したかったし、信頼を寄せている矢崎監督のもとで演じたい」との熱意で、この役に挑んだという。その水川さん演じる響子と、かつては地味だったものの、いまでは華やかな人気女優となった、木村さん演じる今日子を中心に進む、ひと筋縄ではいかないミステリー。なお、本作では、そんな2人の“キョウコ”にちなみ、有楽町スバル座限定で“キョウコ”さん割引を実施。免許証、学生証、保険証のいずれかを劇場窓口で提示すると、劇場料金が割引される。『太陽の坐る場所』は10月4日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開、山梨にて先行公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽の坐る場所 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「太陽の坐る場所」製作委員会
2014年10月03日アジア最大の映画の祭典、第19回釜山国際映画祭が10月2日(現地時間)、韓国・釜山市海雲台の“映画の殿堂”で開幕した。今年の開幕式の司会は、日本の渡辺謙と、釜山出身の人気女優ムン・ソリ。渡辺さんはステージに登場すると、興奮気味に「プサン、チェゴ(最高)!」と大声で叫び、5,000人の大観衆を沸かせた。また、渡辺謙夫人の南果歩さんも『さよなら歌舞伎町』の出演者として会場入りしており、ムン・ソリが「謙さんの奥様のルーツは釜山なんです」と紹介した。国際派の2人は英語と韓国語を織り交ぜながら、セレモニーを盛り上げていた。さらにゲストとして、歌手の夏川りみが韓国の古典楽器を伴奏に「さとうきび畑」を歌うなど、日韓の文化による連帯を強く印象づけた。開幕式には、『真夜中の五分前』の三浦春馬、行定勲監督、チャン・シャオチュアン、リウ・シーシー、『ザ・テノール真実の物語』の伊勢谷友介、ユ・ジテ、『私の男』の浅野忠信と二階堂ふみらが出席。また、チョン・ウソン、ユ・ジテ、アン・ソンギ、パク・ヘイル、オム・ジョンファ、チャ・イェリョン、キム・ヒエ、ク・ヘソン、キム・ナムギル、イ・ヒョヌ、キム・ジョンフン、クララら多くの韓国スターに加え、イタリアの監督兼女優アーシア・アルジェント、オーストラリアの女優テリーサ・パーマーらが華やかに登場した。中でも今年のレッドカーペットで一番の人気を集めていたのが、中国の女優タン・ウェイ。先日、韓国のキム・テヨン監督と結婚したばかりのタン・ウェイが主演作『黄金時代』のアン・ホイ監督と共に姿を現すと、悲鳴にも似た大歓声があがり、タン・ウェイもそれに笑顔でこたえていた。オープニング作品は台湾のニウ・チェンザー監督の『軍中楽園』。1960年代末、中国との最前線だった金門島にあった国民党軍の慰安所を舞台にした人間ドラマで、イーサン・ルアン、チェン・ジェンビン、ワン・チエン、アイビー・チェンが監督と共に登壇した。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで、釜山のリゾートエリアである海雲台地区を中心に開催される。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月03日講談社「Kiss」にて連載中の東村アキコによる同名コミックを、能年玲奈を主演に “美女装男子”菅田将輝、池脇千鶴、長谷川博己ら豪華キャストを迎えて実写映画化する『海月姫』。このほど、早くも話題騒然の本作の音楽を、作曲家、音楽プロデューサーとして活躍する“ヒャダイン”こと前山田健一が担当することが決定。ゲーム、アニメの音楽や「でんぱ組.inc」「AKB48」など著名アーティストへの楽曲提供で知られる彼が、初めて映画の劇中音楽に挑戦することが明らかとなった。「男を必要としない人生」をモットーとする “尼~ず”たちと、オタク道を極めたそれなりに楽しい日々を送っている“クラゲオタク”女子の月海(能年さん)。だが、そんなゆるい日常は、女装美男子・蔵之介(菅田さん)と童貞エリート・修(長谷川さん)の兄弟の出現によって、次第に揺るがされていく…。原作「海月姫」は、2008年の連載開始以来、現在までに累計発行部数300万部突破(1巻~14巻)、2010年にはフジテレビ“ノイタミナ”にてテレビアニメ化もされた大人気ベストセラー・コミックス。監督は『ひみつのアッコちゃん』の川村泰祐、衣装デザインはきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子、主題歌は「SEKAI NO OWARI」と、キャストのみならず、スタッフも最旬のクリエイターたちが集結している。本作のプロデューサーは、「CM、アニメ、ゲームと様々なジャンルに楽曲を提供する前山田さんの音楽は、どの曲もキャッチーで耳に残ります。前山田さんの生み出す音楽が映画『海月姫』に加われば、個性豊かなキャラクターたちの物語に、さらなる個性を加えてくれると思いました」との理由で、前山田さんに依頼。「ゲームやアニメの劇伴は経験済みですが、実写に音をつけるということが初めてだったのでとても光栄でした」と快諾した前山田さんは、「歌ものとは違い、楽曲が主役ではなく登場人物の心情に寄り添う役割なので“名脇役”になるよう徹底しました」とコメント。さらに撮影現場を訪れ、「何回『すげえ』と言ったことでしょうか…。屋内の巨大スタジオにアパート・天水館がまんま建造されていて、映画というエンタテインメントの底知れなさを感じました。天水館の空気を肌で感じ、香りを吸い込み、より一層映画の世界観と自分のチャンネルをシンクロさせることができたと思っています」とインスピレーションを受け、本作のために36曲を書き下ろした。また、既発のコミックスを全て読破、「自分もヲタ成分が強いほうなので、“尼~ず”は他人ごととは思えなかった」と言う前山田さん。「自分は地下鉄のラインカラーヲタなので、若干(池脇さん演じる鉄道オタの)ばんばさんと趣味がカブる部分があります」と告白し、「天水館にあった丸ノ内線の路線図に興奮したのは、きっと僕だけだと思います」と、自身のオタクぶりも披露してくれた。そんなふうにして完成した音楽を聞いたプロデューサーは、「『海月姫』愛に溢れる劇伴は、本当に面白く、印象的な楽曲ばかり。前山田さんにご参加頂き、『海月姫』はさらにパワーアップしました!!」と絶賛。「海の中」と「ほのかな恋心」をイメージしたという前山田さんによる音楽が、ますます楽しみになってきた。『海月姫』は12月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2014年10月03日先月30日(現地時間)、ミラ・クニスとアシュトン・カッチャーに第1子となる女の子が誕生した。名前など詳細はまだ明らかになっていないが、関係者が「Us Weekly」に語ったところによると、元気な赤ちゃんの誕生に、ミラとアシュトンは「とてもハッピー」だそうだ。ミラとアシュトンは1998年から2006年までTVシリーズ「ザット’70sショー」で共演、2012年春から交際が始まった。アシュトンは2011年秋に破局したデミ・ムーアとの離婚が昨年11月に成立、今年2月にミラとの婚約が明らかになった。ミラは以前に「W magazine」のインタビューで「結婚したいと思ったことはなかったけど、いまは違う。愛を見つけたのよ」と話していた。愛娘も誕生し、ゴールインする日もそう遠くはなさそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月03日日本映画界に大論争を巻き起こした、中島哲也監督の最新作にして『告白』以上の問題作となる『渇き。』が、ついにブルーレイ&DVD化されることが決定した。本作は、その激しい描写から映像化は不可能といわれた、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を、中島監督自身の読後感を基に脚色し、独自のポップな世界観を交えて映画化したものだ。主人公となるのは、元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和(役所広司)。そんな彼にある日、離婚した元妻(黒沢あすか)から連絡が入る。成績優秀、容姿端麗で学園のカリスマといわれた女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。自分のせいで全てを失った藤島は、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。だが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られる、“知らない加奈子像” に戸惑う藤島。娘の正体を知れば知るほど、藤島の激情は果てしない暴走を始めるのだった…。6月に全国公開されるや、その衝撃的な内容から各方面に賛否両論を巻き起こした本作。先日、米テキサス州オースティンで開催されたファンタスティック映画祭のFantastic Features部門(ファンタジー作品を主に上映する部門)において、見事「最優秀脚本賞」を受賞したことでも話題となった。『蜩ノ記』の公開も控える名優・役所広司に、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、國村隼、中谷美紀と、日本映画界を代表する豪華俳優陣がアクの強すぎる登場人物をそれぞれ熱演する中、オーディションで「その姿を見た瞬間、確信した!」と中島監督に大抜擢された小松さんが、イノセントな妖しさと危うさが同居する加奈子役を見事に演じ切っている。プレミアム・エディションの特典には、新鋭・山戸結希監督が、小松さんの素顔に迫ったスペシャル・メイキング、役所さんと中島監督が“藤島”の人物像や『渇き。』にかけた思いについて語った映像、原作者の深町さんのインタビューなど、1時間30分を超える貴重映像を収録。また、サントラには「でんぱ組.inc」の「でんでんぱっしょん」を始め、菅野よう子が本作のために作曲したスペシャル楽曲、 さらにエンディング曲のディーン・マーティンによる「Everybody Loves Somebody」など、20曲以上が収録される。本作は、釜山国際映画祭(10月2日~10月11日)のミッドナイト・パッション部門、中島作品としては初となるBFIロンドン映画祭(10月8日~10月19日)デア部門など、今後、そのほかの海外映画祭にも引き続き出品される予定だ。『渇き。』ブルーレイ&DVDは12月19日(金)より発売、11月19日 (水)よりTSUTAYAにてレンタル先行リリース。[期間限定]デジタルコピー付き※ダウンロード可能期間:12月19日~2015年6月30日まで■Blu-rayプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:5,800円(税抜)■DVDプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:4,800円(税抜)セル 発売・販売元:ギャガレンタル 発売元:ギャガ販売元:TSUTAYA(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年10月03日