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現在、東京ディズニーシーのマーメイドラグーン内にある「マーメイドラグーンシアター」が全面リニューアル中だが、このほどディズニー映画『リトル・マーメイド』の世界を舞台にした新しいミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」が、2015年4月24日(金)にスタートすることがわかった。投資総額、約40億円(予定)という新ショーだ。この新しいミュージカルショーでは、ディズニー映画『リトル・マーメイド』に登場するトリトン王が、アリエル、フランダー、セバスチャンなどのお馴染みのキャラクターたちと開催する音楽コンサートをテーマに、歌や音楽、ダイナミックなパフォーマンスで映画さながらの美しい海底の世界を表現するという。また、ステージや照明など、これまでの舞台装置が一新されるほか、客席の周囲には映像を映し出すスクリーンも新たに登場予定。この“客席の周囲には映像を映し出すスクリーン”が、目玉のポイントになりそうだ!今年の4月まで「マーメイドラグーンシアター」で公演していたアリエルと海の仲間たちが繰り広げる勇気と友情のミュージカル「アンダー・ザ・シー」と同様に、「キング・トリトンのコンサート」でも、アリエルは美しい音楽とともに会場の空間を360度自由に泳ぎ回り、ゲストの近くまでやって来て、躍動感あふれる新感覚のミュージカル・ショーを展開する予定だという。海底の世界「マーメイドラグーンシアター」で繰り広げられる美しい歌や音楽、ダイナミックなパフォーマンスあふれる新しいエンターテイメントになる「キング・トリトンのコンサート」。4月24日(金)の本公演スタートまで、待ちきれない!■新ミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」公演時間:約14分公演場所:マーメイドラグーンシアター総投資額:約40億円(予定)※写真はすべてイメージです。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日R指定のオリジナルコメディとして史上No.1ヒットを記録し、日本でも40億円を超える大ヒットとなった『テッド』を手がけたセス・マクファーレン監督の最新作『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』。『テッド』でファンタジー映画の常識を打ち破ったセスが次に選んだのは、歴史上、最高レベルにイカれていたに違いない西部開拓時代の“生き抜き方”。そんな本作で、若手トップ女優のアマンダ・セイフライドと、オスカー女優のシャーリーズ・セロンという2人の美人女優が、なんとセス演じるオタクな羊飼いを巡ってバトルを繰り広げている(?)ことが分かった。本作の舞台は、無法者や悪党ばかりが台頭していたであろう西部時代の田舎町。地味で冴えない羊飼い・アルバートの“西部劇らしからぬ”生きざまを、セスらしいブラックユーモアたっぷりの斬新な視点で描き出していく。アルバートのキュートな元カノを演じているのは、『テッド2』への出演も決まっているアマンダ・セイフライド。そして、新たに恋に落ちるセクシーなガンマンを演じているのは、新生『マッドマックス』で衝撃的なスキンヘッド姿を披露している、シャーリーズ・セロンだ。アマンダが演じるルイーズは、ダメ男のアルバートに愛想をつかして別れを告げ、さっさと町の金持ちのフォイ(ニール・パトリック・ハリス)にくら替え。傷心のアルバートのもとに突然現れたのが、シャーリーズ演じるミステリアスな美人ガンマン、アナ。アルバートはある出来事をきっかけに、アナと急接近することに。イイ雰囲気の2人が祭りの日に出かけると、ルイーズとフォイのカップルにばったり遭遇。事情を知るアナはアルバートとラブラブなふりをしてルイーズたちを挑発。2人のオンナたちは激しい火花を散らし始め、また、アルバートはつい勢いでフォイに決闘を申し込んでしまう…。オスカー女優であるシャーリーズは、その演技力の素晴らしさが知られている一方、女優として新しいジャンルに挑戦したいと考えていたという。「ずっと前からコメディには興味を持ってたんだけど、観客が私に対してそうじゃないイメージを根強く持ってるでしょ。実は私が興味あるのは、変なコメディなの」と明かしている。「そういうのって、滅多にないじゃない?この映画の脚本と演出をセスがやるとなれば、それは私にとっては強烈な“スラム・ダンク”みたいなものだったわ。だからもう、すぐ、お願いやらせて!ってラブ・コールを送ったの」と、意外ともいえる出演の経緯を語った。また、アマンダもこの役にキャスティングされたときには驚いたという。自身が演じた役柄について、「ルイーズはアルバートがあまりにもニブいので、剣もほろろに捨てるわがままな若いおねえちゃんなのね。フォイはとてもカリスマ性があるし、根性も座ってるんだけど、アルバートはほんとにタマなしでね…これ、あくまで比喩よ(笑)」。「フォイは自信たっぷりで、セックス・アピールもあるから彼女はなびくんだけど。だって、彼の口ひげはかなりセクシーですもの」と、アマンダは笑いながらルイーズの心変わりを説明する。2人はソリが合わない役どころとなるが、それはあくまでも役の上での話。スクリーン上で繰り広げられる、どぎついセリフの応酬にシャーリーズは思わず「引いた」そうで、「ついつい、監督のセスの方を向いて、『こんなこと言えないわ!だって、相手がアマンダなんだもの!』と言ってたくらいよ。彼女のドレスを見て、『なにそれ、ダサいわね』なんて言うのはムリよ!だって見てよ彼女!まるでお人形さんみたいじゃないの!!」というエピソードも。ちょっぴり見てみたい、でも見るのが怖い、そんなお姉さん女優VSキュート女優の対決。そのバトルの行方は果たして…?『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』は10月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日柴咲コウ、新垣結衣に、有村架純、長澤まさみ、満島ひかり、戸田恵梨香、さらには常盤貴子と、いまをときめく美人女優ばかりと共演する、何とも贅沢な(?)男がいる。それは、北海道のローカルスターから、いまやすっかり引く手あまたの人気個性派俳優となった大泉洋だ。2014年は、劇団ひとり原作・監督、柴咲さん共演の『青天の霹靂』に主演、そしてこの秋は、北海道を舞台にした染谷将太共演の『ぶどうのなみだ』、新垣さん共演で、幽霊役となる『トワイライト ささらさや』と主演作が連続公開。いま分かっているだけでも、来年には2本の主演映画が公開となり、さらには先日、来年3月30日スタート(予定)のNHK朝の連続テレビ小説「まれ」でヒロイン・土屋太鳳の両親役を常磐さんと演じることが発表され、話題を呼んだばかり。なぜ、ここまで大泉さんがウケるのか?なぜ、芸人顔負けのユーモアセンスを持つキャラクターとは裏腹に(!?)、ヒューマンドラマにも引っ張りだこなのか、その魅力に迫った。1973年生まれ、北海道江別市出身の大泉さんは、北海学園大学在学中に演劇研究会のメンバー(森崎博之、安田顕、戸次重幸、音尾琢真)と演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。「TEAM NACS」や、札幌市を拠点にする「劇団イナダ組」の舞台に参加していたところを、“ミスター”こと鈴井貴之氏の目にとまり、出演した北海道テレビ放送の深夜番組「水曜どうでしょう」でブレイク。北海道では押しも押されぬ人気者となり、やがて「水どう」は全国的にも人気を博すようになった。2005年、TVドラマ「救命病棟24時」第3シーズンで全国区デビュー。以後、「ハケンの品格」(’07)や大河ドラマ「龍馬伝」(’10)などに出演、09年には「赤鼻のセンセイ」で連続ドラマ初主演を果たした。映画には、鈴井氏が監督を務めた『river』(’03)、『銀のエンゼル』(’04)、内田けんじ監督の『アフタースクール』(’08)や、シリーズ化された『探偵はBARにいる』(’11/’13)、三島有紀子監督の『しあわせのパン』(’12)、三谷幸喜監督の『清洲会議』(’13)などに出演してきたほか、『千と千尋の神隠し』(’01)などのジブリ作品や『ブレイブストーリー』(’06)などでは味のある声とキャラクターで声優をこなしている。エッセイも執筆し、最近では東芝の新型家電のCMで優香と夫婦役でイメージキャラクターを務めるなど、その活躍の場は実に幅広い大泉さん。北海道が舞台となった『思い出のマーニー』では、「TEAM NACS」のメンバーが揃って声優として参加し、「僕らが生まれ育ち、現在も活動している“北海道”を舞台にしてくれているのがとても嬉しい」と、全国ブレイクを果たしてもなお、北海道にこだわり続ける郷土愛を語っていた。10月4日(土)北海道先行公開の新作『ぶどうのなみだ』は、三島監督の前作『しあわせのパン』に続く“北海道企画”の第2弾だ。同じく引っ張りだこの若手実力派・染谷さんと、演技初挑戦で映画初出演となったシンガーソングライターの安藤裕子と共演。企画は「TEAM NACS」を擁するプロダクション、クリエイティブオフィスキューの鈴井亜由美が務め、四季折々の北の大地を映し出すべくオール北海道ロケを敢行した。同作では、大きな“喪失”を抱え、父の遺した土地で一途に理想のワインづくりに励むアオという、イメージとはまた違う役柄に。安藤さん扮する謎の美女・エリカに振り回されつつも、惹かれていく男を好演している。一方、11月8日(土)より公開の深川栄洋監督作『トワイライト ささらさや』では、新垣さんと初共演で夫婦役になるも、突然の事故で亡くなってしまう夫・ユウタロウ役。「妻とまだ幼い子を遺して逝けない」と、様々な人に乗り移りながら妻を助けていく幽霊、という難役に挑んでいる。舞台で培った演技力やカンのよさで、ひとクセもふたクセもあるキャラクターや繊細な心情を秘めた人物を演じられる器用さを持つ大泉さんは、“不器用に生きる男”を演じさせたらピカイチらしい。しかも、大泉さんが相手役で共演する女優陣は、いずれも日本を代表する錚々たる美女ばかり。意外な“モテ”俳優でもあるのだ。2015年には、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人監督による時代劇『駆込み女と駆出し男』で、戸田さん、満島さんと共演。大泉さんが演じるのは、江戸時代、駆け込み女たちの人生のリセットをお手伝いする医者見習いの主人公・中村信次郎で、戸田さんと満島さんは、そんな大泉さんのもとに“駆け込む”女性たちを演じるという。また、現代日本で起きたゾンビパニックを描く人気コミックの実写映画化『アイアムアヒーロー』の主演にも抜擢。サエない非モテ男子の漫画家アシスタント役で、共演の有村さんが“ZQN(ゾキュン/作中でのゾンビの名称)”に噛まれてしまう女子高生に、2人が出会う“ヤブ”な看護師には長澤さんが扮している。監督は『GANTZ』シリーズの佐藤信介。大泉さんが、かつてない極限の世界でいかに等身大ヒーローになれるかが鍵となる。さらに、「あまちゃん」「ごちそうさん」、そしてついにフィナーレを迎える「花子とアン」と高視聴率をキープし、国民的ブレイク俳優を次々生み出している“朝ドラ”にも、ついに進出を果たす大泉さん。2015年は、老若男女から支持される“お茶の間の顔”になっているかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日真夜中に博物館の展示物たちが動き出し、人知れずアドベンチャーを繰り広げていた大ヒットシリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』。このほど、主演のベン・スティラーや、先日亡くなったロビン・ウィリアムズなど、お馴染みのメンバーが勢揃いしたポスタービジュアル第1弾が解禁。エッシャーのだまし絵の世界に入り込んだような謎に満ちたストーリー展開とともに、新キャラクターの存在も明らかになった。今回、博物館の仲間たちを襲うのは、シリーズ史上最大の危機!展示物たちに生命を吹き込んでいたエジプトの石版〈タブレット〉に異変が起こり、マジックの力が消えてしまうという。物語の舞台は、現代のニューヨークから1930年のエジプト遺跡、さらにロンドンへ。博物館の展示物たちを動かしていた魔力は、なぜ消えかかっているのか?ロンドンの街中でのチェイス、トリケラトプスとの死闘など、過去と現在、そして世界各地を股にかけながら、シリーズ最大の謎がついに暴かれる。そして、夜明けのミュージアムには、せつなく、決して忘れられない瞬間が訪れ…。今回解禁となったポスタービジュアルには、有名なマウリッツ・エッシャーのだまし絵の中に迷い込んだ、ミュージアムの夜警ラリー、セオドア・ルーズベルト大統領、アクメンラー、いたずら好きの猿・デクスター、そしてあの犬猿の仲のオクタヴィウスとジェダイアなど、お馴染みの仲間たちが描かれている。さらに、新しいメンバーの女性警備員や騎士に加えて、なんと鎧兜を着用した日本の“サムライ”の姿も。彼もまた“動き出す”展示物なのか?新たな謎も添えられている。何より気になるのは「ついに閉館!?」という文字。奇跡によって出会い、冒険のたびに絆を深めた仲間たちは、魔法の力が消え、動けなくなるという危機に直面してしまうのだろうか。主人公のラリーに扮するのは、もちろんベン・スティラー。また、謎のカギを握るアクメンラーの父役で、名優ベン・キングスレーが登場。そして、先日、世界中から惜しまれつつこの世を去ったロビン・ウィリアムズが最後に演じた、愛すべき“テディ”・ルーズベルトの姿もその目に焼きつけておきたいところだ。石版の秘密に迫る史上最大級の謎解きアドベンチャーでありながら、抱腹絶倒のユーモア、そして友情と家族愛と、あらゆるジャンルが楽しめる“ミュージアム・ムービー”の最終章は、2015年春、さらなる興奮と感動を呼びそうだ。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は2015年3月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日尾田栄一郎の人気コミック「ONE PIECE」。日本のみならず世界でも人気を博している本作だが、現在放送中のアニメでは麦わらの一味がドレスローザを舞台に王下七武海・ドンキフォーテ・ドフラミンゴとその海賊団であるドンキフォーテファミリー、さらには海軍大将にも挑んでいる。その白熱のドレスローザ編にルフィ、エースと幼いころを一緒に過ごし、義兄弟の杯まで交わした“サボ”が、成長した姿としては始めてテレビアニメシリーズに登場することが明らかになった。今回はその正体を明かさず、「謎の男」としてルフィが参戦している大会に現れる。2年の修業を経て、シャボンディ諸島に再集結を果たした麦わらの一味。彼らは魚人島を経て、遂に最後の海、「新世界」へとたどり着く。麦わらの一味はパンクハザード島で偶然再会したトラファルガー・ローの提案で、四皇を倒すための「海賊同盟」を結ぶことに。まずは四皇とつながる王下七武海・ドフラミンゴを引きずり出す餌としてシーザーを確保し、ドフラミンゴが治めるドレスローザに侵入。ローの指示により行動を開始するが、ルフィはエースの“メラメラの実”が賞品で出される大会にルーシーという名で急遽参戦し、予選を突破する。一方のローはドフラミンゴの罠にかかり、とらわれの身に。その頃、一味は途中で出会ったおもちゃの兵隊から、この国の「闇」を知る。ドフラミンゴの卑劣なやり方に怒りを覚えた一味は小人族と共に自由を取り戻す戦いに参戦することに。コロシアムに出場中のルフィもロー救出のため、試合会場を離れようとするが、そんなルフィの前に死んだと思っていたあの男が突如現れる…。8月30日のアニメ放送15周年特別作品 『ワンピース“3D2Y” エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い』のラストカットでエースと白ひげの墓前に立っている姿が放送されたことでファンの間では話題沸騰となっていた。この超重要人物の声優を務めるのは、「機動戦士ガンダム」アムロ・レイ役、「聖闘士星矢」星矢役、「美少女戦士セーラームーンシリーズ」タキシード仮面/地場衛役を務めるなど、数々の作品に出演してきた大ベテランの古谷徹。原作者の尾田栄一郎から「サボには古谷さんしかいない」と太鼓判を押された古谷さんは「非常に人気のあるカッコいいキャラクターを演じられる事になり、とってもうれしい思いでいっぱいでした。それと共に大きな責任を感じました。世界に誇れる作品を支えるクルーの一員として、多くのファンのみなさんの期待に応えるよう、声優生命を賭けて全力で演じるつもりです」と意気込みを語った。死亡したと思われていたサボの出現によってますます盛り上がりをみせる「ワンピース」。当面はルフィが変装した「ルーシー」として登場するので、今後、明かされるサボの全容に注目していきたい。アニメ「ワンピース」は毎週日曜午前9時30分よりフジテレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日韓国の鬼才キム・ギドクが製作と脚本を担当し、K-POPグループ「MBLAQ」のイ・ジュンが映画初主演を果たした『俳優は俳優だ』。11月15日(土)の日本公開を控え、このたび、イ・ジュンが挑戦したベッドシーンを始めとするファン必見の場面写真が、シネマカフェにて解禁となった。泣かず飛ばずの無名俳優だったオ・ヨン(イ・ジュン)は、とある映画の出演をきっかけに、一夜にしてスターダムを駆け上がる。これまで無縁だった名声と権力に快感を得たヨン。無名時代の苦労は忘れ、傲慢な態度を取るようになった。華やかな世界で好き勝手に振る舞い、ついには手荒な手段もいとわない芸能関係者とも関わるように。しかし、公私共に誠実さを失ったヨンの評判は急落。そこで初めて自分の危機的状況に気づくが――。『嘆きのピエタ』でヴェネチア国際映画祭「金獅子賞」に輝いたキム・ギドクが、『映画は映画だ』、『プンサンケ』、そして10月4日(土)より公開となる『レッド・ファミリー』に続き、製作と脚本を務めた本作。そして主演は、「MBLAQ」のイ・ジュン。韓国のスター、RAIN(ピ)が自らプロデュースをした人気K-POPグループのメンバーだ。普段の本人は、ちょっとおとぼけキャラでありながら、ステージの上では抜群にキレのいいダンスを見せ、セクシーな瞳で女性を熱狂させている。イ・ジュンは、2009年『ニンジャ・アサシン』で主演のRAIN(ピ)の子ども時代を演じ、ハリウッドデビューも果たしているが、映画の主演を務めるのは本作が初めて。大胆なベッドシーンに挑戦して大きな話題となっただけでなく、“ただのアイドル俳優ではない”ことを証明するかのごとく、韓国のインディペンデント映画を対象にした第1回野の花映画賞で「新人俳優賞」受賞という快挙を達成。次回作のオファーも殺到している。このたび公開された場面写真には、イ・ジュン演じるオ・ヨンが、一躍トップスターとなって記者に囲まれているカットから、魅惑的な女性たちに囲まれるカット、裸のままベッドで眠っているセクシーカットまで、芸能界の実態と人間の欲望が表現されたものばかり。どん底からトップへと上りつめ、そして再び転落していく男の映画のような現実。ひとりの俳優の成功と挫折を通じて、人間の欲望を赤裸々に映し出したリアル・サスペンスドラマに挑んだイ・ジュンの姿を、こちらからチェックしてみて。『俳優は俳優だ』は11月15日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月25日9月19日より開幕した韓国・仁川で行われているアジア大会2014。その開会式にチャン・ドンゴンらとともに登場し、大きな歓声を集めていたのが、いまや韓国のみならずアジアNo.1との呼び声も高い若手俳優キム・スヒョンだ。その彼が初主演した映画『シークレット・ミッション』がいよいよ10月11日(土)より劇場公開となるが、これに先立ち、劇中から厳選したキム・スヒョンの場面写真がシネマカフェにて一挙解禁。ビシッときめたスーツ姿で鋭い視線を投げかける姿や、上下緑色のジャージ姿など、女性ファン必見のビジュアルが公開されることになった。北朝鮮のエリートスパイとして南に潜入し、田舎町で“バカ”になりすますよう命じられたリュファン(キム・スヒョン)。彼は2年もの間、住民たちを観察しながら、作戦実行命令が下されるその時をひたすら待っていた。ある日、同志のヘラン(パク・ギウン)がロックミュージシャンになる任務を背負い、さらにヘジン(イ・ヒョヌ)も普通の高校生に扮し、彼と同じ町に派遣される。やがて、北に動きがあり、3人にようやく作戦実行の命が下った。しかし、その内容は、彼らが望んでいた結末とは程遠いものだった――。韓国では2013年、公開から1日半という歴代最速で観客動員100万人突破を成し遂げ、結果的に600万人超えの大ヒットを記録した本作。キム・スヒョンは北朝鮮の最精鋭のエリートスパイであり、町内一のバカ男・ドングとして韓国の貧困街に潜入する主人公・リュファンを演じている。今年キム・スヒョンは、映画『10人の泥棒たち』で共演し、14年ぶりのドラマ出演となった『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンを相手役に、“宇宙人”役で主演したドラマ「星から来たあなた」が高視聴率を記録し、各賞を総ナメ。先日発表された「ソウルドラマアワード2014」のインターネット投票では韓流ドラマ「男優演技者賞」1位に輝き、インターネット投票とは別の専門家を対象にした投票でも最高得点を獲得。また、「ネチズン人気賞」のインターネット投票でも1位を獲得しており、「星から来たあなた」は同「最優秀作品賞」と「主題歌賞」にも選出、このほどアメリカ・ABCでのリメイクも決定したばかりだ。さらに、中国でも同ドラマで人気に火が付き、中国だけで35本もの広告を契約しているキム・スヒョン。日本では7月から主演ドラマ「太陽を抱く月」の放送がスタート、現在公開中の『怪しい彼女』にもカメオ出演を果たしており、ドラマと映画で、韓国のみならずアジアで大旋風を巻き起こしているといえる。公開されたビジュアルには、上下緑色のジャージでヘジン役のイ・ヒョヌと笑顔を見せる姿や、祖国に残した母の写真を見つめる姿、子どもと追いかけっこ(?)するシーンの一方で、髪を切り黒スーツに着替え、アクションを披露する姿も見受けられる。本作の公開を前に、まずはこちらのビジュアルから、変幻自在な彼の姿をチェックして。『シークレット・ミッション』は10月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月24日90年代ストリートカルチャー&ファションを牽引した累計250万部超え、井上三太による伝説的コミックの映画化を鬼才・園子温が映画化した『TOKYO TRIBE』。連続ドラマ「花子とアン」で話題の鈴木亮平とラッパーのYOUNG DAISがW主演を務める本作から2人の思い出の“銭湯シーン”のメイキング写真が解禁となった。「ブクロ WU-RONZ」「ムサシノ SARU」「シンヂュクHANDS」といった“トライブ” (族)たちがひしめき合う、近未来の“トーキョー”。トライブ間の暴動や乱闘は日常茶飯事だが、互いの力関係は拮抗し、絶妙なバランスの上に保たれていた。しかし、ある事件をきっかけに、その均衡はもろくも崩れ去り、「ブクロWU-RONZ」のヘッド・メラと「ムサシノSARU」の中心人物・海、この2人とトーキョー中のトライブを巻き込んだ、激しく壮絶な一大バトルが始まることに――。園監督、過去最高の成績でスタートを切り、最速で1.5億を超える勢いで全国大ヒット公開中の本作。すでに、鑑賞した観客からは、「世界初バトル・ラップ・ミュージカル。クソ面白いです。マジオススメ」「ラップと戦闘シーン見たさに2回目のTOKYO TRIBE」「ヤバイほんと面白い。中毒性ヤバイ!」など大絶賛のコメントとともにリピーターが続出している。今回解禁されたビジュアルには、メラを演じる鈴木さんと共に、銭湯の湯船につかりながら熱い演出をする園監督の姿が!終盤の大事なエピソードが描かれるこの銭湯シーンには、実は、園監督本人もカメオ出演しているとのこと。鈴木さん、YOUNG DAISの入浴シーンはもちろん、園監督がどこに登場するか、風呂場の片隅まで要チェックだ。『TOKYO TRIBE』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年09月24日山下智久が9月24日(水)、都内で行われた主演作『近キョリ恋愛』の公開記念イベントに出席。ファンと一緒に「壁ドン」「頭ポンポン」、さらに教卓の下でのキスシーンなど劇中映像を鑑賞し、「これ、何すか!?」「どう?ってどういうことですか」と思わず赤面した。みきもと凜の人気少女コミックを原作に、山下さん演じる美形ツンデレ教師・櫻井ハルカとクールな天才女子高生・枢木ゆにが繰り広げる恋愛模様を描いたラブストーリー。イベントには山下さんに加えて、ゆにを演じる小松菜奈、共演する小瀧望(ジャニーズWEST)、山本美月が登壇した。キャスト陣が立つハート型のステージは、普段ならありえないほどの“近キョリ”とあって駆けつけた女性ファンの多くは、失神寸前(!?)だった。山下さんにとっては、初の純愛映画挑戦。自身が演じる“胸キュン”シーンには赤面だったが、「少女漫画が原作なので、日常ではありえないセリフや行動ばかり。でも演じているうちに、上から目線も意外と気持ちがいいなと。いつもは優男(やさお)ですから」と手応え十分。一方、ヒロインを演じる小松さんは「ずっとテレビで見ていた方なので、本当に存在するんだって(笑)。現場では落ち着いていて、スタッフさんや共演者のみなさんに対しても優しかった」と初共演した山下さんの印象をふり返った。これには山下さんも「今度、焼き肉おごるから」と上機嫌。小松さんについては「これが(『渇き。』に続いて)2作目の映画とは思えない存在感で、今後すごい女優さんになるはず」と太鼓判を押していた。小瀧さんは、元ヤンキーでいまはパティシエを目指す同級生という役どころで「ヤンキーとパティシエですから、ギャップがあり過ぎて悩みました」。さらに「初日は緊張で、セリフが飛んでしまって…」と初々しい表情を見せると、ファンからは黄色い悲鳴が。また、ゆにの親友役を務めた山本さんは「ゆにが無表情な分、自分はいろんな表情を出そうと思った」と役作りを語っていた。『近キョリ恋愛』は10月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月24日ミランダ・カーやソフィア・コッポラなど数々の著名人や一流ファッション誌のメイクを手がけるNYを拠点とするファッション&メイクアップ・アーティスト、ローズ・スウィフトが開発したメイクアップブランド「RMS Beauty(アールエムスビューティー)」が、この秋日本に初上陸。11月15日(土)より、コスメキッチン一部店舗にて独占販売をスタートする。「RMS Beauty」最大の特徴は、プロダクトに配合される天然成分の多くを非加熱で作ったローコスメブランドであることだ。原料がオーガニックであることはもちろん、加工工程においても、原料の過熱を最小限にとどめ、ビタミンなどの肌によい成分を破壊することなく配合し、コスメティックでありながら、スキンケア効果を考え、肌本来の持つ美しさを追及しているというから、美容だけでなく健康にも意識の高い女性たちにとってアップカミングなコスメティックブランドだ。開発者であるローズ・スウィフトは自分自身、以前は化学製品のコスメティックを使い続けていたが、短期的には美しく仕上がるものの長期的にみると健康が損なわれていることに気づき、長い間使い続けられる良質な成分が必要であると考え、自らが製品開発に携わる「RMS Beauty」を設立した。そのため毎日使う人の健康を考え、有毒な化学物質から身を守ることをモットーに、ほぼすべてのプロダクトに非加熱のココナッツオイルを使用するなど、「肌に潤いを与え、輝かせる、体に本当に良いもの」をコンセプトに、徹底した製品づくりを行っており、ヘルスコンシャスな女性たちから支持されている。たとえば、マスカラにはミネラル色素とオーガニック植物ワックス(ミツロウ・カルナウバロウ)を配合し、まつ毛をいたわり、活力を与えながらボリュームや存在感をアップさせる。ハイライターとしても使用できるミネラルクリームシャドゥのアイポリッシュは、これ1つで目元の美容クリームと保湿クリームの二役を兼ねたスグレモノ。そのほか、オーガニック由来のオイル、ワックス、バターを配合し高い保湿力を持ったリップなど、いずれもこれまでにない革新的な内容で、つい乗り換えたくなってしまうこと必至だ。(text:Miwa Ogata)
2014年09月24日沢尻エリカを主演に、木村佳乃やシシド・カフカ、夏木マリら“新悪女”が参戦することで話題のドラマ「ファーストクラス」。この度、前作から強烈なキャラクターとして注目を集めていた菜々緒、板谷由夏、佐々木希ら「FIRST CLASS」編集部員が衝撃カムバックを果たすことが明らかとなった。憧れだったファッション雑誌「FIRST CLASS」の編集部で働き始め、数々の嫌がらせや“マウンティング”に合いながら編集長まで上り詰め、最後は雑誌の廃刊危機を救った吉成ちなみ(沢尻エリカ)。続編となる本作では、その半年後にファッションブランドという新たなステージで、新進気鋭のデザイナーとして働くちなみを中心に描かれる。そして今回発表されたのが、「FIRST CLASS」編集部員の帰還。毎回厳しい言葉をウィスパーボイスで浴びせながらも、ちなみを成長させてきた大沢留美編集長(板谷由夏)を始め、副編集長・八巻小夏(三浦理恵子)、驚異的な破壊力とぶれないで悪女ぶりを存分にアピールした川島レミ絵(菜々緒)、元トップモデルでちなみの親友・MIINA(佐々木希)、そしてレミ絵とともに毒舌漫才を披露した叩き上げエディターの木村白雪(田畑智子)など“沢尻悪女イレブン”に負けじと「FIRST CLASS」編集部員もその強烈なキャラは健在だ。板谷さん演じる“ファッション雑誌業界の女帝”大沢留美は、新たな闘いに挑むちなみをを見守りつつも、相変わらず厳しい言葉を浴びせる一方で、今回ちなみの最大の敵となるクリエーティブディレクター・廣木リカ(木村佳乃)と何やら過去に因縁をも感じさせ、毎度のことながら一筋縄ではいかない様子だ。姉・ナミ絵(シシド・カフカ)の手先である、菜々緒さん演じる川島レミ絵は、ちなみに対して罠をしかけて楽しみ、その悪女キャラは数段パワーアップ。佐々木さん演じるMIINAは、モデルを引退し本名の鈴木喜子としてエディターへ転向。田畑さん演じる木村白雪は、ちなみのよき理解者だが話が進むにつれて関係は複雑になっていく。そしてちなみにつぶされた過去を根に持つ三浦さん演じる八巻小夏…と、それぞれがなにやら不穏な動きを見せる編集部員たち。そして今回注目したいのは、菜々緒さん演じるレミ絵とシシドさん演じる猟奇的なデザイナーの超強烈な姉・ナミ絵の姉妹コラボ!あのレミ絵ですら頭が上がらないというナミ絵とともに、想像を超える悪事を企てるのだとか。白雪との名コンビにも劣らない“川島シスターズ”の大暴走も見逃せない。本作の世界観へと誘うナレーションを務めるのは、前作で詢香社を買収したファスベンダー&マッカートニージャパンの社長であるリエコ・マッカートニーを演じ、全編のナレーションも担ったLiLiCoが引き続き登板。さらに、レミ絵の多忙な一日に密着した仕事ぶりをフェイクドキュメンタリー「I AM REMIE~敏腕編集者レミ絵の多忙な1日~」が、ドラマ「ファーストクラス」のスタートに先駆けて10月1日(水)深夜にフジテレビで放送されることに。先日行われた東京ガールズコレクションのモデルオーディションで、雑誌「FIRST CLASS」の未来の“センターモデル”をスカウトするなど悪女ながらもその仕事ぶりは見事なレミ絵の日常に迫る。新たな悪女たちと「FIRST CLASS」編集部の復帰で、どんな泥沼の闘いが繰り広げられるのか…背筋が震えるほどのあの緊張感の再来に胸が躍る。「ファーストクラス」は10月15日(水)22時~フジテレビにて放送。レミ絵のスピンオフ・フェイクドキュメンタリー&前作「ファースト・クラス」は10月1日(水)より4日間深夜に一挙放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月24日2013年に17年ぶりにドラマ化されるや、日本のみならずアジアやアメリカなどにもファンを拡大させているドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」。先日、フジテレビ(関東ローカル)にて先行放送された、そのシーズン2第1話のスペシャルドラマ「イタズラなKiss2~Love in OKINAWA」もDVD化され、好評発売中だ。そこで今回、夏休みに「お台場新大陸」のイベント限定で公開され、会場から悲鳴に近い大歓声が巻き起こっていた“キス寸止め&壁ドン”の本編映像の一部が、WEBにて初公開されることになった。本作は、前作で “元祖・ツンデレ男子”の直樹(古川雄輝)と、無事結婚した琴子(未来穂香)の新婚生活を描くシーズン2 。ほぼ1話に1回はラブシーンやキスシーンが盛り込まれ、新たなイケメンキャストたちも加わって、さらに胸キュン度がパワーアップ!中国のSNS・weiboのフォロワー数は120万人以上(2014年9月時点)と絶大な人気を誇り、本作のブームの火付け役となった直樹役の古川さん、原作に最も近い“リアル琴子”として視聴者に愛された未来さん始め、シーズン1からのお馴染みキャラ、“金ちゃん”こと池沢金之助役を、映画『ライブ!』『ホットロード』『ストロボ・エッジ』など話題作への出演が続いている若手注目株・山田裕貴が続投。また、医学部に進んだ琴子と直樹の周囲には新キャストが集結。直樹を一方的にライバル視するガリ勉キャラ、船津誠一に、第20回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞した竹内寿。そして、琴子に想いを寄せるようになる看護学科の学生、鴨狩啓太に、「D‐BOYS」「D☆DATE」で活躍する堀井新太。一見美女と見まがう桔梗 幹には、第22回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でフォトジェニック賞と理想の恋人賞をW受賞した鈴木身来。さらに、NHK朝ドラ「ごちそうさん」で“美中年”として強いインパクトを残した、「仮面ライダーW」やミュージカル「テニスの王子様」で知られる君沢ユウキも、軽すぎる医師・西垣役で13話から登場する。現在発売中のハネムーン編となるシーズン2第1話の先行スペシャルドラマのDVDには、40分に及ぶ特典映像やメイキングフォトブックレット、オーディオコメンタリーなど豪華特典が満載だが、11月からの本放送を待ちきれないファンは、こちらの胸キュン必至映像もぜひチェックしておいて。「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」は、11 月24 日(月)よりフジテレビにて放送スタート(予定)。「イタズラなKiss2~Love in OKINAWA」DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2014年09月24日映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の大ヒットを記念し、主演の佐藤健と大友啓史監督が9月23日(祝・火)に「伝説の御礼編」と銘打って都内劇場を回ったが、最後の新宿ピカデリーでの舞台挨拶ではサプライズで福山雅治からのメッセージも届き、会場は盛り上がりを見せた。幕末の動乱の世で“人斬り抜刀斎”と怖れられ、維新後は「不殺」を胸に新たな時代を生きる緋村剣心を描いた人気コミック原作の劇場版第3弾にして完結編。剣心の後を継いだ人斬り・志々雄との真の決着が描かれる。映画公開前に佐藤さんがキャンペーンで各地を回った際にも共演陣からサプライズでメッセージが届けられることはあったが、この日は、剣心の師匠・比古清十郎を演じた福山さんからの手紙が到着し、司会者が代読した。福山さんは、映画のヒットを祝福すると共に師匠と弟子という二度とないであろう関係性での共演が実現したことへの感慨や感傷、大河ドラマ「龍馬伝」に続いての仕事となった大友監督への感謝や労いの思いなどを長文にしたためた。比古と剣心のシーンで福山さんが佐藤さんの目を負傷させてしまったことがあったそうで、福山さんは手紙の中で改めて謝罪すると共に、佐藤さんの温かい対応への感謝、さらに、そのために佐藤さんの目が真っ赤に充血しているカットを大友監督が本編でも使用していることへの驚きも綴っている。佐藤さんは「まさかこんな長文のメッセージを…」と事務所の先輩でもある福山さんに感謝。目を負傷したということについても「僕らはケガをして当たり前のことをしていた」と語り、その上で、福山さんが細やかな気遣いを見せてくれたことを明かし「逆にこちらが温かいメールをいただいたんです」と恐縮気味に語る。大友監督は充血した眼の剣心のカットを迷わず本編でも使用したことについて「よかったんですよ!」とニヤリ。「撮影は不思議なもの。ネガティブなこともポジティブに取り込んで、面白さに繋げていける(笑)」と目を輝かせ、“鬼監督”の一面を垣間見せる。現時点で、『るろうに剣心』に関わる仕事はこの日の舞台挨拶が最後ということで、佐藤さんは「最後ですね、寂しいです」と正直な思いを吐露。改めて「個人的な話ですが、これまでの他の作品と比べても特別な作品になりました。一生のうちに出会えるか、出会えないかという作品。観客のみなさんにとってもそういう作品になってほしい。日本映画の歴史の中でも重要な意味を持つ映画になることを願っています」と最後まで力強く語り、会場は温かい拍手に包まれた。『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』はともに公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2014年09月24日武井咲と綾野剛がW主演を務めるフジテレビ連続ドラマ「すべてがFになる」。本作に子どもから大人までを魅了するアイドルグループ「ももいろクローバー」の元メンバー早見あかりが出演することが明らかになった。本作は、理系頭脳をもつ、“リケジョ”の女子大生・西之園萌絵(武井咲)と工学部建築学科の准教授・犀川創平(綾野剛)の師弟コンビが、天才的頭脳の持ち主の仕組んだ、解の見えない密室殺人と猟奇犯罪方程式に挑むサイエンスミステリードラマ。早見さんが演じるのは“人類のうちで最も神に近い”と言われる天才プログラマー・真賀田四季。両親ともに著名な学者であったが、彼女が14歳のときに両親が殺害され、以降、15年間孤島にある真賀田研究所の地下に閉じこもり、一切人前に姿を現さずに過ごすミステリアスな人物を熱演する。およそ300人の中からオーディションを突破し、同ドラマを通して密室殺人の謎を解く鍵を握る重要な役を手に入れた早見さん。「女優としてやってみたい役であったので、決まったときは素直に嬉しかったです。ありのままの私を見てもらえたらと思い、作り込むことなどはせず、オーディションに挑みました」とコメント。最近では、映画『百瀬、こっちを向いて。』で主演に抜擢されるなど女優活動にも精力的に行っているが、今回は一人3役(14歳、28歳、妹)という難役にも挑戦。「幻のような存在であり、そこに彼女の魅力があると思います。人間であって人間でない。無機質な彼女をうまく演じることができたらいいなと思っています」と自身の役柄を分析する。さらに「新しい早見あかりをお見せ出来るよう、頑張ります!」と初のレギュラー出演ともあり気合い十分のようだ。ドラマ「すべてがFになる」は10月21日(火)よりフジテレビにて毎週火曜21時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月22日竹野内豊を主演に、お笑い芸人のバカリズムが脚本を手がけるドラマ「素敵な選TAXI」。このたび、第1話ゲストに安田顕と小西真奈美、第2話ゲストに仲村トオルが出演することが明らかになった。本作の主人公は、乗客を自身の望む過去まで連れていくことのできる不思議な乗り物「選TAXI」運転手の“枝分(えだわかれ)”。人生の選択に失敗して焦る乗客に飄々とした語り口で話しかけ、時にさりげなく、時にユニークなアドバイスを送る。過去に戻ることができる不思議なタクシー運転手と様々な乗客による、人生再生エンターテインメントだ。竹野内さんがタクシーの運転手として毎回、異なるゲストを迎える1話完結型の本作。第1話は、なかなか売れない俳優の村上がレストランで恋人にプロポーズをしようとするも、会って早々に些細なことで喧嘩。ついに怒りが爆発し店を飛び出した彼女を、慌ててタクシーに乗り込み追いかけるが見失ってしまい落胆する。しかし、そのタクシーは枝分が運転する過去に戻れるタクシー・選TAXI。「彼女がいたときの店に戻りましょうか?」と枝分に勧められ、藁にもすがる思いで村上は彼女がいる30分前のレストランに戻るのだが、そこには予測不可能な緊急事態が待ち受けていて…。売れない俳優の村上を演じるのは、ドラマ「ホタルノヒカリ」や「SPEC」に出演、大泉洋も所属する「TEAM NACS」のメンバーとして活躍する俳優の安田さん。「役者として有名になるから待ってろ」と恋人に告げるも8年経ったいまもドラマの端役止まりという役柄だ。その恋人・浦沢香を演じるのは多くのドラマに出演、映画『風邪』ではスパイ役として窪塚洋介と共演する小西真奈美。安田さんは本作の見どころについて「バカリズムさんの独自の世界観を他者が演じ、演出されたとき、どんなものになるのか。得体の知れぬワクワクを抱いてます。村上という、うだつの上がらない男に見どころがあるのかは分かりませんが、ヒーローではない、等身大の人間性に魅かれます」とコメントを寄せる。小西さんは「バカリズムさん独特の口語的台詞が満載で、私の演じる香は怒ってばかりなのに全く憎めないし、むしろクスリと笑えてホッコリ幸せな気持ちになる、不思議な魅力を持った作品です」と“脚本家”バカリズムさんを大絶賛。第2話では、平和な優陽町で町長の娘が誘拐され、犯人が選挙カーに乗って逃走するという大事件が起きるというスリル満点なストーリー。本作で登場するのは、「チームバチスタ」の白鳥役でおなじみの仲村トオル。海辺の田舎町・優陽町で民宿を営む男・平野役を好演する。平野は偶然出会った枝分に頼まれて、町の観光スポットまで選TAXIに乗って道案内をすることになるのだが、平野と誘拐事件の関係に注目だ。仲村さんは第2話の見どころについて「監督含め、この何年もの間、とある“変人官僚”の役で顔を合わせてきたスタッフの方々と、今回“民宿のオヤジ”というあまりにも違う役柄で現場の空気を吸っているのが、超個人的に面白いポイントなのですが、その自分で面白がってる感が、そのまま画面にも映っているかもしれないところが、このドラマの見どころでしょうか(笑)あのドラマをやっていなかったら、今回の話もなかったのかもしれない…まさに人生は選択の連続ですね」と語った。また、今回は主人公・枝分の行きつけで、バカリズムさん演じる迫田店長のカフェ「choice」のレギュラーメンバーのキャストも発表された。サバサバした性格でしっかり者の店員・宇佐見夏希役には、ドラマや映画、舞台での活動のみならず、科学番組のMCを務めるなど知的な一面も光る演技派女優・南沢奈央。同じく女性店員で夏希とは逆に天真らんまんな小悪魔系・関カンナ役には、現在公開中の園子温監督最新作『TOKYO TRIBE』でヒロインに抜擢されるなどいま最も注目の若手女優・清野菜名。明るくおしゃべりなカフェの常連客・標道雄役には、シリアスからコメディまで幅広い役をこなす実力派俳優・升毅が毎話出演する。毎回冒頭とラストに登場する竹野内さんやバカリズムさんと共に繰り広げられるクスっと笑えるカフェのシーンは見逃せないシーンとなりそうだ。ドラマ「素敵な選TAXI」は、10月14日(火)より関西テレビ・フジテレビ系にてよる10時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月19日ツアーに申し込んだり自分で計画を立てたり、どの国に行ってどんな場所を訪れるのか、旅に計画はつきもの。でも、しっかりきっちり計画を立てるのではなく、ふらっと旅に出たり、あるいは衝動的に旅をするのもいいなぁと。そんな旅をしてみたいと思わせてくれたのは、映画『バツイチは恋のはじまり』。パリ、コペンハーゲン、ナイロビ、モスクワ──しあわせな結婚を求めた結果、なぜか世界半周をすることになるイザベル(ダイアン・クルーガー)の恋する旅物語です。“1度目の結婚は必ず失敗する”という代々伝わる呪いのようなジンクスを信じているイザベルは、10年つきあった彼と結婚して離婚しないためにバツイチになることを思いつきます。けれど、その計画はあっけなくダメに…。そんなとき偶然出会ったのが、パリからコペンハーゲンへ向かう飛行機で隣り合わせた、お喋りでお調子者な旅行雑誌の編集者ジャン=イヴ(ダニー・ブーン)。彼を口説いて、結婚して、即離婚しようと当初の計画を変更したために、世界半周旅行に同行することになる…なさそうだけどありそうな展開をコメディ感たっぷりに描いていきます。2人の旅のスタート地点は、アフリカのケニア共和国の首都ナイロビ。ジャン=イヴを追いかけてきたイザベルは、彼の取材先のホテルで偶然を装って再会を果たします。そのホテルは「ナイロビ セレナ ホテル」。ジャン=イヴが取材中に「5つ星で、異国情緒あふれる静かなホテル」とメモしたように、たしかに素敵なホテル!のはずが、イザベルはホテルにうっとりすることもなく、彼を口説き落として結婚にこぎ着けようと必死。けれど、そう簡単に事は運ばず、次の取材先キリマンジャロへ!イザベルにとっては、まったく予想していなかったアフリカの旅ですが、見わたす限り広大な大地に圧倒され、そこに生きる野生動物も大接近!作られたテーマパークではない大自然のなかで過ごすことによってハプニングも生まれ、自然と会話も増えていきます。相手をより知りたいなら都会よりも大自然のなかを旅した方が効果的なのかもしれないですね。そのシーンの撮影地となったケニアには観光としてサファリパークツアーもあるようです。また、実際にケニアの大自然のなかで撮影をしているのはもちろん、映画のなかに登場するマサイ族も彼らの結婚式の儀式も本物というのは驚き!マサイ式で“偽装”結婚することができたイザベルは、適当な理由でジャン=イヴとさよならしてパリに戻りますが、旅は終わらず…。なんと、離婚手続きに1年かかってしまうことが判明し、彼女はあわててモスクワへ旅立ちます。事情を何も知らないジャン=イヴはイザベルを快く受け入れ、「ようこそ、モスクワへ」と、彼女を最初に案内するのは聖ワシリー寺院のある広場。カラフルな寺院は絵に描いたように美しい!その広場を後にした2人が途中で立ち寄るホットドッグスタンドは「Stardog!s」というチェーン展開のホットドッグスタンドなので、街歩きをして2人の真似をしてみるのもいい思い出になりそうです。その後、本音で語り合った2人が訪れるのはモスクワ郊外のスターシティにあるガガーリン宇宙センター。旅の予算に余裕があるなら、この映画にも登場する無重力体験ツアーに参加してみるのもいいかもしれません。そして、ラストシーンで登場するのは救世主キリスト大聖堂と大聖堂に続くパトリアールシィ橋。粉雪舞う夜にライトアップされた景色がなんともロマンティック!彼に嫌われるようなことをして離婚するつもりが、一緒に旅をしたからなのか、それとも運命の相手なのか、徐々にジャン=イヴに惹かれはじめているイザベル。旅をすると本当の自分が見えてくるのかも──というわけで、パリ、コペンハーゲン、ナイロビ、モスクワ、『バツイチは恋のはじまり』のどのロケ地を旅しますか?(text:Rie Shintani)■関連作品:バツイチは恋のはじまり 2014年9月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2012 SPLENDIDO QUAD CINEMA / TF1 FILMS PRODUCTION / SCOPE PICTURES / LES PRODUCTIONS DU CH’TIMI / CHAOCRP DISTRIBUTION / YEARDAWN
2014年09月18日2014年秋、話題作がひしめく中で、続けて公開される2作品に重要なキーパーソンとして出演している女優、レイチェル・マクアダムス。『ラブ・アクチュアリー』などのラブコメの巨匠、リチャード・カーティス監督の集大成ともいえる『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(9月27日公開)では、持ち前の親しみやすさでキュートな存在感を放つ一方、フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった『誰よりも狙われた男』(10月17日公開)では、スパイ小説の大家ル・カレの世界を映像に昇華させたアントン・コービン監督のもと、シリアスな演技を披露する。まったくタイプの異なる作品ながら、両監督がそろって絶賛するレイチェルの魅力に迫った。1978年、カナダ生まれのレイチェルは、幼いころから演技に携わり、早くから女優の道を志していた。テレビドラマなどに出演したのち、リンジー・ ローハン主演のティーン映画の金字塔『ミーン・ガールズ』(’04)で“意地悪な”学園の女王を演じて注目を集める。そして、同年、ライアン・ゴズリングと共演した『きみに読む物語』の大ヒットで世界的にブレイクを果たした。2005年には『ウエディング・クラッシャーズ』や『幸せのポートレート』に出演。さらに、ロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウ共演の『シャーロック・ホームズ』(’09)と、続く『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』(’11)ではアイリーン・アドラー役を軽やかに演じて印象を残した。作品ごとにまったく違った姿を見せる変幻自在の演技力で、名だたる巨匠監督たちにも愛されており、11年にはウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』、12年にはヴェネチア国際映画祭とトロント国際映画祭で上映されたテレンス・マリック監督の『トゥ・ザ・ワンダー』、そしてブライアン・デ・パルマ監督の『パッション』と相次いで出演してきた。今後は、ジェームズ・フランコと共演するヴィム・ベンダース監督の『Every Thing Will Be Fine』(原題)や、ブラッドリー・クーパーと共演するキャメロン・クロウ監督作が控えるなど、いまや、ハリウッドには欠かせない存在となっている。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』では、注目の新鋭・英国男子、ドーナル・グリーソン演じる主人公ティムの恋人で、後に妻となるメアリー役に。キュートで親しみやすい笑顔を振りまきながら、実直な演技でハートウォーミングな物語に華を添えている。カーティス監督は、そんなレイチェルを起用を、「以前から切望して、今回やっと叶った。『ミーン・ガールズ』での演技を観て、レイチェルならコメディを演じ切れるはずだという確信があったんだ」と明かす。「彼女はどの作品でも素晴らしい演技を見せてくれるし、癒しの力を持っている。彼女は非常に面白味のある女優だし、この映画でも見事に才能を発揮してくれたと思う。シーンのたった10秒で、私が望む通りの感情を表現してみせ、台本なんて必要ないんじゃないかと思うほどだったね。彼女はスタートした瞬間からすべてを表現しているから、初めて見る素晴らしい才能にちょっと圧倒されたよ」と絶賛した。一転、『誰よりも狙われた男』では、人権団体に所属する若い弁護士アナベル・リヒター役を演じたレイチェル。国際指名手配されている謎めいたチェチェン人イッサ・カルポフを助けるため尽力し、イッサと、フィリップ・シーモア扮するテロ対策のスパイチームを率いるバッハマン、そしてウィレム・デフォー演じるハンブルグの大手銀行家とを結ぶ重要な役どころを熱演する。ル・カレの原作小説を、スタイリッシュな映像感覚と繊細なストーリーテリングで、ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てたコービン監督は、「今回、レイチェルは普段演じているような役柄ではなく、よりシリアスで挑戦的な役を演じているが、とても素晴しかったよ」とふり返っている。「裕福な家庭に育ったアナベルを演じる彼女の姿はとても美しかった。彼女の父親は裁判官の設定だが、アナベルは彼女なりに反抗をするんだ。今回、レイチェルは本当によくやってくれたと思う。ウィレムとフィリップの役の間で、非常に美しいバランスをもたらしてくれた」と、実力派キャストが勢ぞろいした本作での健闘を称えた。まるで別人のような、この2作での彼女にぜひ注目してみて。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は9月27日(土)より全国にて公開。『誰よりも狙われた男』は10月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバウト・タイム愛おしい時間について 2014年9月27日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年09月18日レオナルド・ディカプリオが「国連平和大使」として、地球の気候変動問題を広める役目を担うことになった。国連の潘基文事務総長は、1998年に環境や野生動物の保護を支援する「レオナルド・ディカプリオ財団」を設立して活動を続けるレオについて、「世界有数のスター俳優であるだけではなく、長いスパンで環境問題に関わる」と任命の理由を語った。レオは今年2月に海洋保護のために300万ドル(約3億円)を寄付、その後も2年間で700万ドル(約7億円)の寄付する予定と宣言している。レオは今回の任命について、「我々が直面する重要な問題の1つ(気候変動問題)に取り組む事務総長のお手伝いをできるのは光栄なことです。人類の歴史上、重要なこの時期に発言をする道義的な責任を感じています。いまこそ行動のときです。今後の数年間で気候の危機にどう対応するかで、人類と地球の運命が決まります」と声明を発表した。国連の平和大使には、これまでにマイケル・ダグラス、ジョージ・クルーニー、エドワード・ノートンやシャーリーズ・セロンなどが任命されている。レオは23日(現地時間)に国連本部で開催される気候変動問題サミットで開幕演説をする予定。その2日前の21日に行なわれるクリントン財団のパーティでもレオの表彰を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)
2014年09月18日先日、熱血漢・市原隼人が主演する本格サスペンスドラマ「ハング」の配信が発表された定額制動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」(以下、dビデオ)。同作に続く、 “社会の闇と戦う男たち”を描くdビデオオリジナルドラマの第二弾作品として、要潤、山本美月、菜々緒ら豪華キャストを迎え、「週刊漫画ゴラク」で連載中の大人気コミック「今日からヒットマン」が実写ドラマ化されることになった。34歳のごく平凡なサラリーマン・稲葉十吉(要潤)は、ある闇組織の抗争に巻き込まれたことをきっかけに、伝説の凄腕ヒットマン「二丁」の名を継ぐことに。「二丁」に代わって標的を始末し、二丁の女・ちなつ(山本美月)を助け出さなければ、十吉の妻・美沙子(菜々緒)まで殺されてしまう。営業で培った機転と話術、即席で得た“殺し屋マニュアル”で、十吉は絶体絶命の大ピンチを乗り切ることができるのか?平凡なサラリーマンと凄腕ヒットマンという二重生活を、コミカルかつアクション満載で描く本作。同名の原作コミックは、「ミナミの帝王」「クロコーチ」「大川端探偵社」など、実写化された多くの人気作を抱える「週刊漫画ゴラク」で連載中。単行本は29巻累計で300万部を超える人気作となっている。本作では、「極悪がんぼ」や「闇金ウシジマくん」など、裏社会の実情と人間模様を描いたドラマが好評を博していることもあり、表社会の顔と裏社会の顔を持つ主人公に注目。サラリーマン生活を送りながら、「二丁」という伝説の凄腕ヒットマンの名を継ぎ、凶悪な闇組織に立ち向かう、という2つの顔を持つ主人公・十吉役には、真面目さとコミカルさを合わせ持つ要さんが抜擢され、持ち前の魅力たっぷりに演じている。また、山本さんは、「二丁」の女・ちなつ役に。“ドS”キャラの“セクシーな殺し屋の相棒“という、これまでのイメージを覆すような新境地となる役どころに体当たりで挑戦。さらに、主人公の妻・美沙子役を菜々緒が演じるなど、それぞれに個性豊かなキャストが集結した。しかも、「白線流し」「ナースのお仕事」「救命病棟24時」「女王の教室」など数々のヒットドラマを手掛けてきた岩本仁志監督がメガホンを取ることで、アクションあり、笑いあり。そして、山本さん、菜々緒さんの活躍でちょっぴりセクシーなアクションエンターテイメントに仕上がっている。dビデオオリジナルドラマ「今日からヒットマン」は10月1日(水)より配信開始。(※全4話)(text:cinemacafe.net)
2014年09月17日舌腫瘍を患い、昨年7月より休養していたギタリストの村治佳織が、9月16日(火)に開催された、自身がメインテーマを演奏している映画『ふしぎな岬の物語』のプレミア試写会に出席。久々の公の場で元気な姿を見せ、演奏も披露した。吉永小百合が主演とプロデューサーを兼任し、第38回モントリオール世界映画祭で「審査員特別賞グランプリ」を含む2冠を獲得した本作。村治さんは吉永さんのオファーを受け、メインテーマであり、映画の最後に流れる「望郷~ふしぎな岬の物語~」をクラシックギターで演奏している。舞台挨拶に登壇した吉永さんは、以前から親交の深い村治さんを「私にとっては妹分のような存在」と紹介。村治さんは「ステキなメロディに出合うことができました」と喜びを口にする。舌腫瘍で昨年7月から長期休養に入っていたが、吉永さんの「久しぶりに舞台に立ってくれました。ご病気を克服されて、引き受けてくださり嬉しいです」という言葉に「吉永さんやみなさんにパワーをいただいて、こうして戻ってくることが出来ました。私にとって、この映画は“希望の光”でした」と強い思いを口にする。吉永さんは映画とギターの良好な関係は「『禁じられた遊び』(’52/※ギタリストのナルシソ・イエペスが主題歌「愛のロマンス」を演奏)以来のものです」と語り、「佳織さんのギターで映画が終わるというのが夢だったんです!」とプロデューサー冥利に尽きるといった表情でコラボレーション実現の喜びを語った。村治さんは映画の上映前にクラシックギターで「望郷~ふしぎな岬の物語~」を奏で、その美しい音色に観客は酔いしれた。『ふしぎな岬の物語』は10月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふしぎな岬の物語 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会
2014年09月17日夏から秋へ季節の変わり目には、イメージチェンジをしたりと、ちょっと気分を変えてみたい気がするものだ。新しいファッションでお洒落をしたり、髪形を変えるだけでも、それが恋愛のスパイスになって、恋人との関係もフレッシュさを取り戻すことはよくある。といっても、なかなかそうもいかないのが熟年夫婦や長年連れ添った恋人同士といったマンネリカップルだ。今月、そんなマンネリカップルにぜひおすすめしたいのが、9月20日(土)シネスイッチ銀座ほか全国順次公開となる『ウィークエンドはパリで』。結婚30周年“真珠婚”を祝うため、ある週末にパリ旅行へやってきた夫婦がいつもと違う場所でお互いの絆を見つめ直す物語だ。本作は、『ノッティングヒルの恋人』や『恋とニュースのつくり方』などの数々の恋愛映画の名作を手がけてきたロジャー・ミッシェル監督の最新作。今回のテーマは、監督自身が関心を抱いてきた“長年連れ添った男女の悩み・喜び”を、リアルかつコミカルに描いている。実は、この映画の公開にちなんで、<ウィークエンドはギンザで>というテーマのもと、銀座和光を始めとしたコラボレーション企画がスタートする。映画の半券を持って銀座へ繰り出せば、サプライズな出来事に出会えるかも!?いまや東京・銀座のシンボルともいえる和光の時計塔だが、銀座・和光では、映画の半券提示とパールジュエリーの購入で時計塔での記念撮影がプレゼントされる。通常、時計塔での記念撮影はアニバーサリージュエリーを50万円以上購入の人だけに限られるという特別な場所。今回、半券1つ、パールジュエリー1つの購入で5人まで屋上へ案内される。大切は人へのプロポーズや結婚記念日、敬老の日の家族へのサプライズとして、マンネリ脱出に向けたメモリアルな瞬間を演出できるはず!銀座・和光でのキャンペーンは、映画公開日よりスタートとなる。屋上での撮影時間は11時~16時までとのこと。また屋上での撮影を希望の場合は事前に予約が必要だ。また銀座といえば、高級ブティックが軒を連ね、季節の変わり目には一斉に最新トレンドアイテムがストリートに溢れかえるというところも街の魅力。ふたりでウィンドウショッピングするだけでも楽しい。優雅なショッピングの合間のティータイムやお食事を楽しめるハイエンドなスポットとして知られるシャネル銀座ビルディングの屋上テラスでは、ファッションブランド「シャネル(CHANEL)」と「アラン・デュカス・エンタープライズ(Alain Ducasse Entreprise)」のコラボレーションによって誕生した「ベージュ アラン・デュカス 東京」がプロデュースする軽食とデザートのセット(4,000円)が楽しめる。映画の半券提示で食後のコーヒーが無料でサービスとなるのでぜひこの機会に活用してみたい。ディナーも思い切って、銀座でプランニングしたいところ。スペシャル感を演出するのにうってつけのお店が、銀座一丁目個室パーティーレストラン「The GARDEN」だ。ちょうど9月1日(月)から「世界で一つだけのオンリーワンバースデーサービス」をスタートしている。7日前までに予約をすれば、オンリーワンバースデーサービスの3つの特典を全て無料で受けることができる!3つの特典の内容は以下。 「世界で一つだけ」ゲストのお名前&お誕生月日入りワインフルボトルプレゼント、 「世界で一つだけ」The GARDEN特製 バースデーケーキプレゼント、そして 「世界で一つだけ」オリジナルメッセージボードで記念撮影後、オリジナルのフォトフレームに入れてプレゼント。ちょっと照れくさいと思いながらも、スペシャルなムードを楽しんでみてはいかが?長年慣れ親しんだパートナーとの関係は、どうしてもマンネリ化しやすいものだ。でも考え方を変えてみれば、二人の仲はマンネリ化できるほど相性がいいということでもある。劇中の老夫婦ニックとメグのように、お互いへのフレッシュな気持ちを蘇らせることや、年々深まりゆく互いへの想いを再確認するきっかけを探してみても良いのではないだろうか。『ウィークエンドはパリで』は、9月20日(土)シネスイッチ銀座ほか全国順次公開となる。(text:Miwa Ogata)■関連作品:ウィークエンドはパリで 2014年9月20日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2013 Free Range Films Limited/ The British Film Institute / Curzon Film Rights 2 and Channel Four
2014年09月16日全編空撮という、かつてない手法で台湾の“いま”を見つめたドキュメンタリー『天空からの招待状』(原題:看見台湾/英題:Beyond Beauty, TAIWAN FROM ABOVE)が、12月、日本公開されることが決定。そのナレーションを、『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』、TVドラマ「MOZU」やCMなどで多方面に活躍する西島秀俊が務めることが分かった。本作は、台湾の「國道新建工程局」職員として長年、航空写真を撮り続けてきた写真家、チー・ポーリンが、台湾ドキュメンタリー史上最高の製作費3億3,500万円を投入し、3年の月日を費やして台湾の“いま”を空撮。本国での公開時には、100万人以上を動員する3か月半超のロングランとなり、ドキュメンタリー映画ながら2013年の興収第3位にランクインする異例の大ヒットに。台湾のアカデミー賞ともいわれる金馬奨で「最優秀ドキュメンタリー賞」を受賞、「オリジナル作曲賞」にノミネートされた。製作総指揮を務めたのは、『悲情城市』などで知られる台湾の名匠、ホウ・シャオシェン。音楽は『セデック・バレ』のアジアの天才、リッキー・ホー。劇中の演唱を同じく『セデック・バレ』の主役を務めたリン・チンタイが担当し、全編にわたる空撮ドキュメンタリーを盛り上げている。カメラは、山・海・田園など美しい島の広大な自然を捉えながら、工場の煙突から噴き出る白煙や、工場排水が流れてしまっている河川、そして農作業や祭りを楽しむ、日常の人々の暮らしを空から追っていく。日本語吹き替えのナレーションを務めた西島さんは、このかつてないドキュメンタリーに「美しい音楽に壮大な映像、最後には考えさせられる本作、日本語版ナレーションを担当させて頂いて嬉しく思っています。台湾の公開時には社会現象にもなったそうで、地上からは見られない台湾を、一緒に劇場で感じて頂ければと思います」とコメント。西島さんも圧倒された文字どおりの『天空からの招待状』を、まずはこちらから受け取ってみて。『天空からの招待状』は12月中旬よりシネマート六本木・新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月14日人気絶頂の中でハリウッドを去り、モナコ公妃となったグレース・ケリーの結婚後の“ある出来事”を追った、ニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。今年2014年は、ちょうどグレース・ケリーの生誕85周年に当たる年。世紀の結婚をし、オスカー女優からプリンセスへと華麗な転身を遂げたかに見えた彼女の結婚生活や、モナコ公妃としての日々はどんなものだったのか。1982年、52歳という若さでこの世を去った彼女の命日・9月14日に併せ、在りし日のグレース・ケリーの写真と新たな劇中ビジュアルの到着とともに、彼女の生涯をふり返ってみた。本作は、“世紀の結婚”から6年後の1962年、グレース・ケリーが挑んだモナコ公国最大の危機に関わる “一世一代の大芝居”にスポットを当てた物語。監督は『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のオリヴィエ・ダアン。同じくオスカー女優のニコールがグレース・ケリーに扮し、ティム・ロスが夫・レーニエ公を演じている。1929年11月12日、フィラデルフィアの裕福な家庭に4人兄弟の次女として生まれたグレース。父はオリンピックの金メダリストであったため、活発なグレースの兄姉に目をかけており、内向的で芸術に興味を持つグレースに対しては、評価も期待も一切してこなかったという。グレースの恋の相手が常にかなり年上の男性だったのは、こうした父親への思いがあったためだとも言われている。その後、両親の反対の中、単身NYに演技の勉強に出たのが17歳のとき。1951年に『14時間』でスクリーンデビューし、52年には大手スタジオのMGMと契約して『真昼の決闘』でゲイリー・クーパーと、翌年には『モガンボ』でクラーク・ゲーブルと共演を果たした。そして、24歳のとき、ヒッチコック監督にイングリット・バーグマンに続くミューズとして見いだされ、1954年『ダイヤルMを回せ!』の主演に抜擢、「グレースは私がずっと探していた通りの女性だ」とヒッチコックに言わしめ、『裏窓』『泥棒成金』に相次いで出演。55年には、ジョージ・シートン監督『喝采』のビング・クロスビーの妻役でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞した。6年間で11本の映画に出演したが、1956年、カンヌ映画祭で出会ったモナコのレーニエ公と結婚、女優を引退。式の模様は世界9か国で放映され、「世紀の結婚式」と呼ばれた。当時のモナコは、経済的困窮と後継者問題の解決が急務とされており、その中でグレースは、モナコの広告塔としての知名度と美貌、持参金、健康な体と最高の条件を兼ね備えていた妃とされていた。しかし、アメリカとヨーロッパ、一般人と王室、しきたりも風習も考え方もまったく違う環境に一人放り込まれたグレースは、本音を話せる友人もおらず、寂しい生活を送っていたという。また、モナコ人にとってもアメリカ人が突然公妃になったことをすぐには受け入れられず、またフランス語がほとんど話せず、口数が少ないグレースは「冷たい人物」と思われていたという。1957年、妊娠中のグレースがマスコミを前にお腹を隠すようにエルメスのバッグを抱えていたことをきっかけに、エルメスから正式に打診があり「ケリーバッグ」が誕生。そして、本作の舞台となる1962年、ヒッチコックから『マーニー』主演のオファーを受ける。愛する父を失っていただけでなく、何度も流産を繰り返しふさぐグレースを心配したレーニエ公は、この女優復帰に賛成。撮影のために家族全員でアメリカへ行く予定を立てるが、フランスがモナコに税制問題に関して、一種の宣戦布告を行い、その復帰は断念された。やがて、その国家の危機を乗り越えたものの、1982年9月13日、バカンスからの帰り道に自らハンドルを握った車で崖から転落。同乗していた愛娘ステファニー公女は一命をとりとめたが、グレースは危篤状態となり、翌14日に、生命維持装置が外された。まだ、52歳だった。グレース・ケリーが、いまも生きていれば85歳。神戸博「ポートピア’81」で来日した際には、濁った温泉、畳での就寝に難色を示した当時16歳のステファニー公女を、「日本には歴史ある文化があるのですから、体で独自の文化を理解するようにしなさい」と諭したとも言われている。日本庭園を愛し、「HANAE MORI」の顧客でもあるなど、親日家としても知られていた彼女の人生に、今日14日は思いを馳せてみて。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月14日窪塚洋介が9月13日(土)、出演作『TOKYO TRIBE』のヒット御礼トークショーに出席。劇中、「ブクロWU-RONZ」を裏で操る帝王ブッバの息子・ンコイ役を演じ、「また、池袋かよと思った」と、出演ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」を引き合いに、自身にツッコミを入れた。近未来のトーキョーを舞台に、「ブクロWU-RONZ」「ムサシノSARU」「シブヤSARU」「シンジュクHANDS」ら“トライブ(族)”と呼ばれるストリートギャングたちが仁義なき縄張り争いを繰り広げる本作。90年代カルチャーを代表する井上三太氏の伝説的コミックを「出演者がセリフをラップで奏でる」という大胆な演出で、鬼才・園子温監督が映画化した。窪塚さん演じるンコイは、三つ編みがトレードマークのサディスティックな男という役どころで、「この前の『サンブンノイチ』もそうだし、最近は社会不適合者の役ばかり。みんなにそういうイメージを持たれているとヒシヒシ感じる」と苦笑い。「真面目にひた向きに生きているつもり。そっち(まっとうな役)も待ってます」とアピールをしていた。トークショーにはブッバの妻・エレンディアを演じる叶美香が急きょ参加し、客席からは大歓声が!「少し精神を病んでいて、母でも妻でもない異空間を生きる女性なので演じるのが難しかった」のだとか。撮影中は現場に姉・恭子が立ち合い、園監督とともに美香の出演シーンを演出したと言い「監督が『好きなように演じて』と言うと、姉が『じゃあ、こうしたら』って…」。そんな様子に、窪塚さんは「エレンディアという女性は、恭子さんと美香さん、2人で1人なんだなと思った」と話していた。また、LINE上で「最近、元気がない」とこぼした園監督を元気づけようと、美香さんが8月に行われたレディ・ガガの来日公演に連れていったエピソードも披露され、「監督、結構ノッていました」と明かした。『TOKYO TRIBE』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年09月14日劇場ではNG、ネット上でもギリギリなのでは!?と思うほどの過激な予告編や、豪華キャストが目を惹く美麗な3種のチラシの登場と、すでに大反響を巻き起こしているラース・フォン・トリアー監督の最新作『ニンフォマニアック』 。このほど、本作をいち早く鑑賞した『愛のむきだし』『TOKYO TRIBE』の園子温監督を始め、作家のよしもとばなな、非モテ女子エッセイなどで知られる能町みね子、『愛の渦』の三浦大輔監督ら、さまざまな著名人からコメントが到着。いずれも共感と感嘆、そして若干の嫌悪さえ入り混じった感想を寄せており、またもや物議をかもしそうな第4弾のチラシビジュアルとともに解禁となった。ある冬の夕暮れ、年配の独身男・セリグマン(ステラン・スカルスガルド)は、裏通りで怪我を負って倒れている女性・ジョー(シャルロット・ゲンズブール)を見つけ、自分のアパートで介抱する。やがて回復したジョーは、自身の生い立ちについて赤裸々に語り始めた。それは、幼いころから“性”に強い関心を抱き、数えきれないほどのセックスを経験してきた、ひとりの女性の驚くべき数奇な物語だった――。先日行われたベネチア国際映画祭での上映も話題となった本作は、作品を発表するたびに賛否両論を巻き起こすラース・フォン・トリアーが贈る、女性のセクシュアリティの物語。監督のミューズであるシャルロット・ゲンズブールと、「ミュウミュウ(miu miu)」の広告モデルにも抜擢されたステイシー・マーティンが演じる、自らを色情狂と認める女性の半生を、『Vol.1』117分、『Vol.2』123分の2部構成に及ぶ大作で描き切っている。ほかにも、シャイア・ラブーフ、クリスチャン・スレイター、ジェイミー・ベル、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォーなど錚々たるキャストが出演。著名人たちもそのコメントで触れているように、これまでの暗く、気を滅入らすようなトリアー作品とは一線を画す衝撃作は、これまで以上の関心を引きつけることは間違いない。<著名人コメント>よしもとばなな(作家)笑ってはいけないはずの場面で何回も吹き出してしまった。ここまで来ると痛快です!彼の撮った映画の中で私はいちばん好き。園子温(映画監督)最近、映画が甘すぎて面白くないと思ってる俺にとって、これほどの好物はない。これぞ求めてた映画!これぞラース・フォン・トリアーの醍醐味!日本の女優はこれを見て猛反省して、今すぐ全裸になってFU◯Kシーンをしろ!桜木紫乃(作家)愛が嫉妬交じりの強い性欲にすぎないなら、性欲もまた、愛と嫉妬を煮詰めたかなしみに過ぎないのだろう。官能作品の役割は『赦し』。腹が立つほどの、傑作!樋口毅宏(作家)罪なき者のみラースに石を投げよ。人類はみなセックスの囚人だ。現代の「好色一代女」。そして「O嬢の物語」。あるいはバージョンアップした「エマニュエル夫人」。田口ランディ(作家)主人公・ジョーのオーガズムへのひたむきさは喜劇的であり、そこに愛というエゴが介在しないゆえに、清々しく美しい。悲劇とは愛の産物なのだとラース・フォン・トリアーは世間の恋愛ドラマをあざ笑っている。日常的価値観が転倒し、世界がぐるぐる回転する。驚天動地、トリアーの映画魔術に卒倒です。菊地成孔(音楽家・文筆家・音楽講師)安心して「大嫌い」と言える監督のひとりで、「了簡変えてコミカルになった」と聞いたので観たのですが、確かにコミカルではあったけど了簡はほとんど変わってなかったです(笑)。能町みね子(漫画家)どろどろで気持ちいい女の一代記。愛とか恋とか凡庸なものにふりまわされないでいたいと改めて思った。長塚圭史(劇作家・演出家・俳優)あまりに多くのショットが脳裏に刻まれてしまった。嫌だと言えば偽善になるが、頷けば狂気に陥ったのかと恐ろしい。それでも美しさを認めてしまうのはどうしたわけか。見てはいけないという理性を、肉体が拒絶する。雨宮まみ(ライター)「色情狂」という形をとって描かれる、「普通の」女の性欲の抑圧の物語。4時間かけてひとりの女の普遍的な人生を観たあと、悲鳴を押し殺さずにはいられない悪夢が待ち構えている。この悪夢こそがトリアーであり、現実である。三浦大輔(劇団ポツドール主宰・劇作家・映画監督)ただの「セックス好きな女」の話をこれでもかというくらい、まわりくどく、露悪的に描く執着心に、おっさんの哀愁を帯びた、しつこすぎる「前戯」を見た気分になった。『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)より、『Vol.2』は11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月13日過去に浅野温子、いしだ壱成、山本モナらが出演して2度、舞台化された小説「新宿ミッドナイトベイビー」が原作者の寺西一浩の手で、浜田ブリトニー、中島知子、内山麿我、作家の岩井志麻子らをキャストに迎えて映画化されることが決まった。世界有数のネオン街・新宿歌舞伎町を舞台に、様々な立場・性別の人々が入り乱れるミステリー。親に捨てられた赤ん坊の売買などを軸に物語は展開する。中島さん、内山さんらが出演した『東京 ~ここは、硝子の街~』が第38回モントリオール世界映画祭にて正式上映された寺西監督。9月13日(土)に行なわれた同作のジャパンプレミアの場でこの『新宿ミッドナイトベイビー』の製作とキャストが明らかにされたが、今後、オーディションなどでキャストを集め、原作小説や舞台とはまた違った作品として製作するつもりだという。寺西監督は2度の舞台化を経て「(この作品を)映像に残したいと思い、『東京』に続いて出演していただきたい方に声を掛けさせていただきました」と説明。「原作を書いたときはホストブームでしたが、その時々で起きていることや社会風刺を入れたい」と意欲を口にする。主演は『東京』に続き本作でも製作総指揮を務める大原英嗣。プロデューサーと初挑戦となる主演の二足のわらじとなる。ブリトニーさんは本作が銀幕デビュー作となるが「寺西監督に声をかけていただきました。占い師の役をやってしまいます!みなさんに迷惑を掛けないように頑張ります」と意気込む。エロと毒舌で人気の作家の岩井さんにとって歌舞伎町は“庭”とも言えるなじみ深い街だが「監督のご指名で出させていただきます。必然性があれば脱ぎます!」と宣言し、会場は静まり返った。中島さんは、この日になって突然、話を聞いて、出演することが決まったそうで、本人もまだ事情がよく分かってていないよう。役柄だけは「女性政治家」と決まっているそうで「本当に立候補したらよろしくお願いします!」と嘘とも本気ともつかない口調で語り、会場をわかせる。内山さんは、赤ん坊を取引するクラブの支配人を演じるとのことで「エグイ役になりそうですが頑張りたい」と語っていた。『新宿ミッドナイトベイビー』は2015年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2014年09月13日中島知子、元ダンサーで浜崎あゆみの元恋人の内山麿我、現役医大生でモデルで「NMB48」渡辺美優紀とのデートが報道された藤田富らこの1年ほどで芸能ニュースを賑わせた面々が9月13日(土)、映画『東京 ~ここは、硝子の街~』のジャパンプレミアで顔を揃えた。本作は寺西一浩監督の下、韓国人俳優JKを主演に迎え製作され、先日まで開催されていた第38回モントリオール世界映画祭に正式出品された。20年前の殺人事件の謎を軸に新宿2丁目に暮らすゲイの青年たちのドラマが展開する。会見には寺西監督にJKさん、中島さん、内山さん、藤田さん、製作総指揮の大原英嗣らが出席した。舞台挨拶は当初の予定よりも大幅に遅れてスタート。胸元を大きく開いたドレス姿で登場した中島さんは自身の役どころについて「男なんですが、好きになった男を追いかけて最後は女になってしまう複雑な役です(笑)」と説明。さらに「私も好きになったらとことん追いかけていくタイプです」とリップサービスで会場をわかせる。報道陣からこの言葉に対し「プライベートで結婚は?」と質問が飛ぶと「誰も聞きたくないと思うけど」と苦笑しつつも「いま、遠距離恋愛をしている人(恋人)がいて、何となく(結婚を)促してるんです、もう長いので。でもなかなかそういう空気にならなくて、どうしたら結婚に至るのかこちらが伺いたいです!」と質問した記者への逆質問を交え、あけすけに語る。一方で、一時期の不倫報道については「モジャモジャの方とですか?ないです。不倫はしたことがないですから、ご心配なく!」と改めて否定した。内山さんは主演のJKさんと肉体関係を持つことになる役柄で「濃厚なベッドシーンがあります!」とニヤリ。「JKさんのファンの方ごめんなさい!監督からは『濡れ場、うまいね』と言っていただき自信になりました」とふり返る。寺西監督は昨年の冬に撮影した本作がモントリオールで世界の人々の目に触れ、この日、日本の観客にも披露されることに感慨深げ。「こんな映画、いままでの日本にないと思います!」と自信と手応えを口にしていた。『東京 ~ここは、硝子の街~』は11月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月13日別冊マーガレット連載中で累計発行部数700万部突破の大ベストセラー少女コミックを、本田翼&東出昌大を主演に迎えて贈る『アオハライド』。このほど、劇場限定前売券の特典「アオハルノート」のビジュアルが解禁。原作・咲坂伊緒が劇中の衣装を再現し特別に描き下ろしたことが明らかになった。中学の頃、お互いに淡い想いを抱きつつ、離ればなれになってしまった双葉(本田翼)と洸(東出昌大)。2人は高2で再会するも、どこか変わってしまった洸に双葉は戸惑う。だが、そっけない言動に隠された洸のやさしさは昔のまま。双葉はふたたび、洸に惹かれていくのだが…。ノートの表紙には、原作でも記憶に新しい「長崎の修学旅行」シーンから本編の中で本田さん演じる双葉と東出さん演じる洸の着ている衣裳を忠実に再現したイラストが描かれている。「青春といえばノート!」ということで製作された“アオハルノート”は、本作の劇場限定前売券を購入した方の3万名にプレゼントされるとのこと。映画版オリジナルイラストということで、「アオハル」ファンの間ではすでに「可愛い!」「欲しい!」との声も上がっているのだとか。さらに本作の公開を記念して「non-no」「Seventeen」「別冊マーガレット」の3誌読者限定で<「アオハル」学園祭~ファンミーティング~>と題した参加者一体型のスペシャルイベントが東京・大阪・名古屋の3か所で開催されることが決定。「non-no」モデルである本田さんと、「Seventeen」モデルの新川優愛がゲストで登場し、写真撮影会やハイタッチ会などファン垂涎のイベントとなりそうだ。映画『アオハライド』は12月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年09月12日ジョニー・デップが真骨頂ともいえる特殊メイク(?)を使って、インチキ美術商を演じる最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。来年2015年2月に公開が決定し、このほど新キャラクターのアイコンが日本で初披露された。舞台はイギリスのオックスフォード。ゴヤの幻の名画が、何者かに盗まれ、英国諜報機関MI5は、なぜかあやしい美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)に捜査を依頼。ちょびヒゲがトレードマークのチャーリーは、最強の用心棒(ポール・ベタニー)と名画を捜すハメに。しかし、実はその名画には、世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことが発覚!富豪、マフィア、国際テロリストを巻き込んで、イギリス、ロシア、アメリカと世界中を駆け巡る争奪戦が始まった。果たして、幻の名画の行方は――?これまで、さまざまなキャラクターに扮してきたジョニー。両手がハサミ人造人間(『シザーハンズ』)、おとぼけ海賊船長(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)、おかしなお菓子の天才発明家(『チャーリーとチョコレート工場』)、不思議な国の不思議な帽子屋(『アリス・イン・ワンダーランド』)、復讐に燃える悪霊ハンター(『ローン・レンジャー』)など、個性的すぎてジョニー以外の俳優は考えられない役柄ばかり。そんなジョニーの“珍キャラクターリスト”に加わるのは、時代錯誤のちょびヒゲをたくわえた美術商(アート・ディーラー)だ。ちょびっとあやしく、超ナルシストで、うんちくセレブのチャーリー・モルデカイ。これまでのキャラクターにも劣らない最高に魅力的で、破天荒なおとぼけキャラを熱演しているという。さらに、ほかのキャストも超豪華。チャーリーのヒゲアレルギーの美人妻・ジョアンナ役には、『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトロウ。隙あればジョアンナに近づくMI5のワケあり刑事・マートランド役は、『8月の家族たち』のユアン・マクレガー。不死身の用心棒・ジョック役は、『トランスセンデンス』のポール・ベタニー。今回解禁されたビジュアルは、チャーリー・モルデカイのアイコンとなる、ちょびヒゲとサングラスのみだが、見れば見るほど、ジョニーの顔に見えてくるから不思議。この“ちょびヒゲ”が、来冬、新たな大旋風を巻き起こすことは間違いなしだ。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月12日小金井市の江戸東京たてもの園で9月11日(木)、「ジブリの立体建造物展」の動員10万人突破セレモニーが行われ、『思い出のマーニー』の米林宏昌監督と、米林監督が“モデル”とされるカオナシが揃い踏み。米林監督は「こういう機会は初めて」と照れていた。7月10日から江戸東京たてもの園で開催されている同展では、スタジオジブリの出発点である『風の谷のナウシカ』から、『思い出のマーニー』まで作品に登場する建造物の背景画や美術ボード、美術設定といった貴重な資料が展示されているほか、本展覧会のために制作された『千と千尋の神隠し』の“油屋”の立体建造物が来場者を出迎える。2002年に同園で開催された「千と千尋の神隠し展」を上回るペースで、動員10万人を突破し、セレモニーでは幸運にも10万人目の来場者となった竹内美晴さん(19歳)、佐々木春希さん(18歳)に米林監督直筆のイラスト色紙などがプレゼントされた。プライベートでも足を運んだという米林監督は、「いい展示ですよね。ラピュタやナウシカといった何度も観ている作品の背景原画に直接触れると、こういう世界観を作り出す宮崎(駿)さんの頭って、どんな構造しているんだろうと思う」と巨匠の発想力に改めて最敬礼だった。セレモニーには米林監督とカオナシに加えて、トトロも駆けつけ、来場者は大喜び。また、トトロは現在、墨田区の江戸東京博物館で開催される「思い出のマーニー×種田陽平展」に“出張”することも明らかになった。トトロが姿を現すのは、9月12日(金)から最終日の9月15日(月・祝)まで。「ジブリの立体建造物展」は12月14日(日)まで江戸東京たてもの園で開催中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:思い出のマーニー 2014年7月19日より全国東宝系にて公開(C) 2014 GNDHDDTK
2014年09月11日