cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1994/2207)
オークションハウスのクリスティーズ・サウス・ケンジントンが、毎年恒例のオークション「ポップ・カルチャー」を今月開催し、20世紀を代表する貴重な品々が出品されることになった。胸の部分が円錐型にデザインされたジャン=ポール・ゴルチエによるマドンナのコルセットから、ミック・ジャガーが着た「オジー・クラーク」のスパンコール・ジャンプスーツ、さらに白のドレスをまとい、おなじみのセクシーポーズで決めるマリリン・モンローの写真に至るまで、20世紀のエンタメ界を象徴する品々が今回のオークションで落札される予定だ。クリスティーズのケイトリン・グラハム氏は「今回我々がお届けするのは20世紀の各10年ごとを象徴する品々です」とアピールしている。今回、160ロットを集めた同オークションに出される品々は、それぞれおよそ800ポンド(約10万円)から4万5,000ポンド(約570万円)で値付けされている。グラハム氏は「近年では音楽界のスターの品ですと、かなり価格が急騰する傾向があります。しかも、音楽とファッションの歴史的品々となれば、美術館や博物館のみなさまも参入なさるので尚更です」と続けた。さらに、「ザ・ビートルズ」のプロモーション・ポスターやエルヴィス・プレスリーの「ロレックス」の時計、「ニルヴァーナ」が1991年に発表した「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」のPV内で叩き割ったギターなども出品予定だという。今月24日~28日(現地時間)まで同オークションハウス主催の展示会で、出品される品々がお披露目され、29日(現地時間)にオークションが開催される予定だ。■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.SMASH [海外TVドラマ]© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved. Artwork © 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年11月13日『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手がけ、アカデミー史上最多受賞を果たした巨匠ピーター・ジャクソン監督が放つ、新しい“指輪”物語「ホビットの冒険」を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作『ホビット』シリーズ。その第1作目となる『ホビット 思いがけない冒険』の予告編、さらに重要キャラクター総勢17名のビジュアルが解禁となった。舞台は、フロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にするまでの物語が3部にわたって描かれる。ファンタジー作品ならではの、個性豊かなキャラクターが魅力的な本作シリーズ。今回解禁されたキャラクタービジュアルでは、ビルボ・バギンズ、灰色のガンダルフ、ガラドリエル、ゴラムらに加え恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われた王国を取り戻すため立ち上がるトーリン・オーケンシールド率いる13人の個性豊かなドワーフたちが美しいタッチで描かれている。みな頼りがいのある戦士に見えるが、マーティン・フリーマン扮するビルボだけが、なんだか頼りなさそうに剣を構える姿は『ロード・オブ・ザ・リング』のフロドを彷彿とさせる仕上がりだ。さらに共に解禁となった予告編では、ドワーフ戦士たちのリーダー・トーリンが歌う「Misty Mountain(霧ふり山脈)」に乗せて雄大な中つ国の世界が映し出される。そこでは、ドワーフ王国を取り戻すために“思いがけない冒険”へと駆り出されたビルボが、オークやトロルといった怪物と激しい戦いを繰り広げる姿も!そして、ラストには「いとしいしと」を探し求めるゴラムの影が…。観る者すべての心を躍らせるこの壮大なファンタジーを、まずはこちらの予告編から体験してみて。『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月13日11月3(土)、ある1本のドキュメンタリー映画が公開され、20代~30代の女性を中心にスマッシュヒットを記録している。作家にして料理家・辰巳芳子の“食”を構想に4年、撮影に1年半をかけて追いかけた映画『天のしずく辰巳芳子“いのちのスープ”』だ。脳梗塞による障害で食べることを楽しむことができなくなった父親への愛が生み出したのは、海や山の恵みを体が最も吸収しやすい状態にした“天のしずく(=スープ)”だった。その一滴には、口にした幼児から老いた人たちまで、生きる喜びと、与えられた命を輝かせる奇跡が溶け込んでいた。この丹念に作られたスープを通して、日本の食卓と自然を優しく美しい映像で描き上げる。本作で監督・脚本を務めたのは、元NHKドキュメンタリー番組ディレクター/エグゼクティブ・プロデューサーの河邑厚徳(かわむらあつのり)。精神世界、アート、現代史などをテーマに国内外の賞を数多く受賞し、高い評価を受けてきた、知の冒険を続ける映像ジャーナリストだ。ナレーションを、本作がドキュメンタリー作品のナレーション初挑戦となった谷原章介が務め、、ゆったりと語り聞かせてくれる。ミニシアター作品でありながら、公開から2週間たった現在も有楽町の劇場には平日の昼間から多くの女性たちが詰めかけ連日、満員御礼となっている本作。さらに、丁寧に素材の味を活かしながら“美味しく作る”ことと“愛する”ことを繋げて見せた本作は、様々な女性向けカルチャー雑誌でも取り上げられた。そして先日、辰巳さんが2002年に執筆した料理本「あなたのために―いのちを支えるスープ―」(文化出版社刊)が、発売から10年の歳月を経たいま、ECサイト「AMAZON」ランキングで上位に急浮上、さらに書店でも異例の大ヒットを記録している。改めて、日本の“食”文化に注目が集まるいま、もう一度あなたの食べること、愛すること、そして生きることを見つめ直してみては?『天のしずく辰巳芳子“いのちのスープ”』は東京都写真美術館ホールほか全国にて公開中。■関連作品:天のしずく辰巳芳子“いのちのスープ” 2012年11月3日より東京都写真美術館ホールほか全国にて公開© 2012天のしずく製作委員会
2012年11月13日下着ブランド「ピーチ・ジョン」のカタログ2012冬号のカバーお披露目会が11月13日(火)、東京・神宮前の同社にて行われ、カバーを飾ったモデルの栗原類と大屋夏南が出席。“ネガティブすぎるイケメンモデル”としてTVに引っ張りだこの栗原さんはその称号に恥じぬネガティブ発言を連発し、会場を沸かせた。栗原さんと大屋さんは色違いのお揃いのパジャマ姿で登場。栗原さんは「普段、パジャマを着ること自体がないので変わった気分を味わわせていただいています」とボソボソとつぶやいた。カバーの撮影では女性用のインナーを着用しチラ見せしているが、この日も同じものをパジャマの中に着ており「女性の下着を着ている時点でアウトだとは思いますが…間違ったことには使っていません。着てみると温かいし、デザインもかわいいので寒いときに中に着るには最適だと思います」とまんざらでもない様子だった。大屋さんは下着選びのコツを尋ねると「デザインも大事ですが、肌に身に着けたときに体がキレイになるものを着けるように気をつけています」と明かす。またこれからの季節の防寒については「厚着が嫌いなので保温効果のあるインナーやタイツを取り入れたい」と語った。撮影時はもちろん、2人は下着姿でカメラの前に立ったわけだが栗原さんは「下着の撮影は初めてで女性と一緒というのも少ない機会だったので新しい経験になりました」と語りつつも「表紙に僕はもったいないです。関係者に謝りたい」と負のオーラむんむん。大屋さんの下着姿についても「撮影以外ではなるべく見ないようにしていました」と恥ずかしそうにふり返った。大屋さんも「男性と一緒は初めてで新鮮でした」と笑顔。栗原さんについては「本当にTVで見たまんまでビックリしました」と素のネガティブぶりに驚きつつも「カメラの前ではキリっとしてカッコよかったです」と明かした。だが「男性としては?」という問いには「もうちょっとポジティブに」と苦笑を浮かべていた。この日は、20名ものパジャマ姿の女性も登場しパジャマパーティの様相を呈したが、もうすぐクリスマスということで栗原さんがサンタの扮装でプレゼントを手渡した。帽子と白いヒゲを着けた栗原さんは「かわいい!」という声に「かわいくないです!息苦しい…。サンタさんの気持ちが分かりました」と苦しそう。“栗原サンタ”と呼びかけられるたびに「サンタじゃないです。サンタさんに失礼です」と語気を強めた。ちなみにプレゼントの中身はかわいらしい下着。栗原さんからプレゼントを受け取った大屋さんは「男性に下着をもらったのは初めてです」とニッコリ。栗原さんは「最初が僕ですみません…。男性からの下着のプレゼントはハレンチと言われそうですが」とモゴモゴと申し訳なさそうに語っていた。気になるクリスマスについては大屋さんは「パジャマ女子会をやりたい」と女性だけのクリスマス会を計画中。一方の栗原さんは予想通りというべきか「今年は仕事か、ネコと一緒に山下達郎さんの『クリスマス・イブ』かジョン・レノンの『Happy Xmas』を聴いて過ごそうかと。一人でも楽しいと思うので、一人で料理なども用意して時が過ぎるのを待ちたいです…」とネガティブ・クリスマスを主張し笑いを誘っていた。
2012年11月13日全米でも週末興成績No.1を記録した、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』。ショーン・コネリーが初代ボンドを演じた第1作から今年で生誕50周年を迎える同シリーズ最新作となる本作の公開を記念して、11月19日(月)~12月7日(金)の期間限定で、阪急メンズ東京にて「007 WEEK」が開催されることが決定した。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主人公とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回、世界を駆け巡るジェットセッターのライフスタイルをコンセプトとしたメンズファッションストア・阪急メンズ東京で展開されるのは、『007』シリーズに登場する世界各地の美しい景観や、逞しくかつ洗練された大人の男“ジェームズ・ボンド”に象徴される華麗な世界観からインスパイアされたスペシャルコラボレーションの品々。期間中は、いま最も世界が注目する女優であり、最新作『007スカイフォール』でボンドガール・セヴェリン役を演じたベレニス・マーロウの来日スペシャルイベントを始め、“ボンドカー”としておなじみのアストンマーティ、前作からボンドの衣装を制作している「トム フォード」のボンドスーツの展示を予定。さらに、時計ブランド「オメガ」の“スカイフォール”限定モデルや、ボンドが劇中で着用しているモデルの販売などもあるという。そして期間中には『007スカイフォール』カフェも登場するなど、誰でも気軽に『007』シリーズの世界をとことん堪能することができる。あと1か月もすれば、もうすぐクリスマス。今年の冬は、彼が“ジェームズ・ボンド”のような理想の大人の男になれる贈り物をしてみてはいかが?『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。「ウインター ダンディズム~007 WEEK~」期間:11月19日(月)~12月7日(金)※但し11月24日(土)21:00閉店/12月7日(金)は18:00閉店場所:阪急メンズ東京全館(東京・有楽町)公式サイト:■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月13日「江南スタイル」が世界的に大ヒットを記録したPSY(サイ)が、新曲でジャスティン・ビーバーとコラボするかもしれないとほのめかした。今月11日(現地時間)に行われた「MTVヨーロピアン・ミュージック・アワード 2012」(以下、EMAs)では最優秀ビデオ賞を受賞したサイだが、新曲はより英語の歌詞を増やし、大物アーティストをフィーチャリングに迎えると話している。ジャスティンと同じマネージャーのスクーター・ブラウンをマネージャーに持つサイは、ジャスティンとのコラボの可能性についてエンタメサイト「BANG SHOWBIZ」のインタビューに対し、「もう新曲のレコーディングは終わっているんだ。誰が参加したかはまだ言えないな。いまはまた違うアーティストとコラボ中なんだ。すごい相手だよ!」、「もっと英語の歌詞を増やすから、みんな意味が分かると思うよ。『江南スタイル』をパフォーマンスするときは楽しいんだけど、同時にみんなに悪いなって思ってたんだ。だってみんな喜んで聞いてくれるけど、歌詞の意味は分かってないからね。だから次はもっと英語を増やすよ」と答えている。また、独フランクフルトにて行われたEMAsで「江南スタイル」のパフォーマンスをしたサイは、ハイディ・クルムが同シングルのダンスを踊ってみせたことについて「ハイディは美人だよね。ダンスもとっても良かったよ」と話している。さらに同シングルの爆発的なヒットについては「僕は韓国ではもう12年もキャリアがあって、この曲と同じスタイルをずっとやってきたんだよ。そうしたら急にヒットしたんだ。驚きだよね!とにかく素晴らしいと思うよ」と胸の内を明かした。
2012年11月13日ペネロペ・クルスがスペインのブランド「ロエベ」の新たな顔に抜擢された。ペネロペは今回、同ブランドと3年契約を結び、来春の新作コレクションから初登場するという。ペネロペが出演する新広告は、マート・アトラスとマーカス・ピゴーの写真家コンビによって撮影される予定だ。同ブランドのクリエイティブ・ディレクター、スチュアート・ヴィヴァースはペネロペの起用について「ペネロペは最も有名なスペイン人女性です。我々にとっては、今回のペネロペの起用は自然の成り行きで、正しい選択だったと思います」とペネロペへの期待感を語った。ペネロペの前には、ジゼル・ブンチェンやケイト・モス、ステファニー・シーモアらが同ブランドの顔を務めている。最近、妹のモニカ・クルスと共に英ランジェリーブランドの「エージェント・プロヴォケイター」と提携し、同ブランドのディフュージョンラインとなる「ラジャン」を手がけたペネロペ。「私とモニカにとって、今回の挑戦はとってもエキサイティングなことだわ。私達ずっとエージェント・プロヴォケイターの大ファンだったから、今回の長期に渡るコラボをとっても楽しみにしているの。彼らとチームを組めるなんて信じられないくらいハッピーよ」と語っている。
2012年11月13日可笑しみと皮肉にまみれた“問題児家族”たちの姿を描く『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』が12月より公開される。今年6月に公開された『少年は残酷な弓を射る』で母親を崩壊させる悪魔的美少年を演じ、日本でも着実にファンを増やしつつある俳優エズラ・ミラー。その端正なルックスと抜群の演技力で一躍注目を浴び、ハリウッドでいま最も旬な若手俳優であるエズラの魅力が本作でも炸裂しているようだ。前夫との間に生まれた息子の結婚式に出席するため、現在の家族を連れて久々に実家へと戻ったリン。しかし、そこに待ち受けていたのは、ケンカ別れした前夫とその現妻や、ぞんざいな態度の母親、そしてうわさ話が好きな親戚たちの嫌味だった。久々に一堂が会しながら、お互いが抱える悩みや問題を全く受け入れようとしない、わがままで身勝手な親戚たち。やがてそれはさまざまな不満やストレスとなり、結婚式当日に大騒動を巻き起こす引き金となるのだった…。エズラが世界にその名が轟くようになったのは、やはり今年1番の問題作と言われた『少年は残酷な弓を射る』だろう。同作を引っ提げて参戦した、カンヌ国際映画祭では“映画界の新星”に贈られる「ショパール・トロフィー」賞を獲得するなど、若干19歳にしてすでにスターたちの仲間入りを果たしている。そんなエズラが本作で演じるのは、またまた誰の手にも負えないスーパー問題児!『少年は残酷な弓を射る』では危険な美少年であったが、本作では顔にニキビを作り、ボサボサの短髪でドラッグを吸いまくるという、“若気の至り”爆発なハチャメチャ男子で、祖父の服用薬を盗み、パンツ一丁でドラッグに興じるという、エキセントリックな役柄を体当たりで演じている。実はこの『アナザー・ハッピー・デイ』は、『少年は残酷な弓を射る』より前に撮られたもの。その撮影中には母親役のエレン・バーキンにして「この子は化ける!」と言わしめており、その予言通り『少年は残酷な弓を射る』で見事、“化けて”見せたのだ。振り切った役柄が続くエズラ、その危うい美しさをもってして“アイドル”にはならないのが彼の俳優としての魅力でもある。そして、「サンズ・オブ・アン・イラストリアス・ファーザー」というロックバンドのドラム兼ヴォーカルとしても活躍しており、劇中では自前のラップを披露するなど、その多才さを見せつけている。本作の脚本を読んだエズラは「信じられないほどワクワクした!」と言い、エレンやデミ・ムーアといった豪華ベテランキャストとの共演についても「とても面白かった。まるでジェームス・ディーンやプレスリーがタバコを吸っているようなハリウッドの壁画の一部になったような素晴らしい気分だった!」と独特の表現で語り、そのセンスはやはり常人ならざるものを感じさせる。エズラは今後、エマ・ワトソン共演の『THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER』(原題)のほか、不朽の人気小説「ボヴァリー夫人」の映画化作品でミア・ワシコウスカ演じる夫人の不倫相手・レオン役を演じることが決定しており、さらなる活躍を見せてくれそう。彼の魅力に触れたことのない人は、まずこの作品で“化け”始めたエズラの魅力をぜひチェックしてみて。『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』は12月1日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。■関連作品:アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち 2012年12月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開© 2011 DIMS Film, LLC. All Rights Reserved.少年は残酷な弓を射る 2012年6月30日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開© UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010
2012年11月13日今月11日(現地時間)に38歳の誕生日を迎えたレオナルド・ディカプリオ。前日の10日にニューヨークのクラブ「The Darby」で誕生パーティを開き、ビヨンセ・ノウルズ&ジェイ・Z夫妻やマーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロ、キャメロン・ディアスらが駆けつけた。マンハッタンの人気クラブでのパーティで、レオは10月下旬にアメリカ東海岸を襲ったハリケーン「サンディ」の被災者救済の義捐金を集めることを計画、アルコールのボトルに金額を上乗せし、1本オーダーするごとに寄付できる仕組みにした。その結果、総額50万ドルがアメリカ赤十字社に寄付され、そのほかはレオナルド・ディカプリオ基金が支援する慈善団体に寄付された。パーティには現在、スコセッシ監督の『The Wolf of Wall Street』(原題)で共演中のジョナ・ヒル、『シャッター アイランド』で共演したマーク・ラファロ、エドワード・ノートン、エマ・ワトソン、ジェイミー・フォックス、クリス・ロックらも出席した。レオは最近、スーパーモデルのエリン・ヘザートンと破局したばかりだが、この夜は、『The Wolf of Wall Street』の共演者で、エリンと破局後によく一緒にいるというオーストラリアの女優、マーゴット・ロビーの姿もあった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.シャッター アイランド 2010年4月9日より全国にて公開© 2009 BY PARAMOUNT PICTURES
2012年11月13日2006年に発売されて以来、シリーズ累計280万部突破した作家・有川浩(「フリーター、家を買う。」)の大人気小説を映画化した『図書館戦争』。11月8日(木)、本作にちなみ撮影現場付近の常総市立図書館にて記者会見が行われ、会見では主演の岡田准一にヒロインの榮倉奈々に加え、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二といった未発表の豪華キャスト陣が登場した。舞台は2019年。公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められた、近未来の日本。武力行使さえ許される不当な検閲から“本”を守る、自衛組織・図書隊の隊員たちによる命を賭けた戦いと、図書隊員の鬼教官・堂上篤(岡田さん)と新米女性隊員・笠原郁(榮倉さん)の“ツンデレラブストーリー”を描く。9月末にクランクインし、防衛省(陸上自衛隊・航空自衛隊)協力の下、全国各地の図書館で撮影を敢行中の本作。今回の会見では、堂上篤役を演じた岡田さんは「怒っているか、戦っているか、銃撃戦をしているか、といった役なので…楽しんで笠原をしごいています(笑)。いつか戦闘服を着る役をやりたいと思っていましたし、何千発も飛び交う銃撃戦もあったりするので、それに恥じない動きをしたいです。随分、細かい軍事指導も受けましたね。笠原を平手打ちするシーンで、一発“パン!”と叩いたら、泣かれてしまいました…ものすごい罪悪感でその後のセリフは動揺を隠せませんでした(笑)」と語り会場の笑いを誘った。そんな“教官”岡田さんのしごきに「親にも殴られたことがないので、想像を超える衝撃でした(笑)」と語る笠原役の榮倉さん。「撮影中の失敗もありますが、ドジな役なので、失敗も役の演技だと思ってもらえれば…ただ鬼教官(岡田さん)が予想以上、台本以上に“鬼”で、心がめげそうにもなりましたが、逆に『チクショー』って燃えて演じています!(岡田さんは)しごいているときは楽しそうですよ」と意外な一面を暴露し、岡田さんに仕返しをしていた。岡田さんとコンビを組む小牧役の田中さんは、戦闘服を着てみて「誰もができると思いこんでいる“回れ右”をするのが、こんなに難しいとは思いませんでした(笑)」。一方、手塚光役の福士さんは「新人なので驚くことばかりです。緊張していたのですが、事務所の先輩の榮倉さん始め、みなさんが気さくに接してくれるので、とてもやりやすいです」と撮影をふり返った。「アニメ化の際に、人から私に似ているキャラクターがいる」と聞いていたという栗山さん(柴崎麻子役)は、「自分が好きな作品に出演できることが、とても光栄です。アクションシーンが私にはないので、みんなが羨ましいです!」と悔しそうに語り、仁科巌役の石坂さんは「表現の規制に対する抵抗といった、社会的テーマが盛り込まれている作品でもあります。そのメッセージをひとりで請け負っているキャラクターなので、責任を感じながら演じています」と流石はベテランといった様子で真摯に語っていた。映画『図書館戦争』は2013年4月27日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:図書館戦争 2013年4月27日より全国東宝系にて公開
2012年11月12日来年2013年後期のNHKの連続テレビ小説が激動の大正、昭和の大阪を舞台に“食”をテーマに据えた「ごちそうさん」に決まり、ヒロインを杏が務めることも決定!11月12日(月)に記者会見が行われた。東京の洋食屋一家の娘に生まれた主人公・め以子が大阪の純和風の旧家に嫁ぎ、一筋縄ではいかない姑や小姑に苦しみつつも主婦として“食”で家族を支えていく姿を激動の時代と共に描き出す。杏さんは「インタビューで理想の女性を聞かれると、『明治、大正、昭和の世を生きた女性』と答えてきました。古き良き伝統を持ちながら全く新しい価値観や風に吹かれて強く生きてきた女性なので」と明かし、まさにその時代を逞しく生きたヒロインを演じる喜びを語った。食をテーマに描かれるが、どんなに忙しくても「三食必ず食べること」を自らに課しているという杏さん。「私も(め以子と同じく)東京出身なので、大阪に行って新しい発見の中で戸惑ったり、驚いたり、喜んだりというのを一緒に追体験していくんじゃないかと思います」と語り「大阪に嫁に行くようなつもりで」と強く意気込んだ。この日、情報が解禁されると同時に父親の渡辺謙に報告を入れたとのことで「『長丁場だけど頑張れ!』と言われました」と嬉しそうに明かした。杏さんは、10代後半の女学生時代から40代までのめ衣子を演じることになっており「新人ではなくキャリアを備えた方に」というプロデューサーの意向でオーディションは行われず、杏さんにオファーが届いたという。今後、夫役を含めて共演陣も発表される予定で、撮影は2013年5月に開始となる。「ごちそうさん」は2013年9月30日(月)より放送開始。■関連作品:映画 妖怪人間ベム 2012年12月15日より全国東宝系にて公開© ADK/2012「映画 妖怪人間ベム」製作委員会
2012年11月12日ヘンリー・カヴィルとチャーリー・ハナムが、実写映画『Tarzan』(原題)でターザン役の候補に挙がっているようだ。先日、ワーナー・ブラザースが『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのデヴィッド・イェーツ監督を「ターザン」の実写映画化への起用を発表しており、同作の主役として今回ヘンリーとチャーリーに白羽の矢が立ったようだ。「Vulture」の報道によれば、ジェリー・ワイントローブがプロデューサーを務める本作には2人のほかにも『バトルシップ』のアレクサンダー・スカルスガルドや『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディなどが候補に挙がっているものの、トム自身はターザン役に興味を示しているかは定かではないという。なかなか製作が進展しなかった同作は、本来はクレイグ・ブリュワーがメガホンを取る予定だったものの、デヴィッドが監督に就任している。エドガー・ライス・バローズ原作の「ターザン」シリーズは、1999年にウォルト・ディズニーによってアニメ映画化されている。ヘンリーがスーパーマンに扮した『マン・オブ・スティール』は来年夏にも日本公開を控えており、一方のチャーリーは今後SF作品『Pacific Rim』(原題)やスリラー作品『Deadfall』(原題)に出演するほか、アレクサンダーも『The East』(原題)や『Hidden』(原題)などの新作が控えている。■関連作品:マン・オブ・スティール 2013年夏、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCバトルシップ 2012年4月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年11月12日異常犯罪を捜査するエキスパートたちの戦いを描く人気海外TVドラマシリーズ「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪」。11月21日(水)にシーズン6のコレクターズBOXが発売となる本作の魅力について、スタッフが明かしたスペシャル映像がシネマカフェだけに到着した。連続放火に誘拐、死体愛好、カルト教団など、次々と起こる異常犯罪に対し、鋭い洞察力を武器に挑むFBIの行動分析課、通称・BAU(The Behavioral Analysis Unit)の面々の活躍を描いた本作。今年秋より全米ではシーズン8の放送が決定し、依然として1,300万人を超える視聴者数を誇る人気ぶりを誇る本作。昨年11月には、メインキャストでイケメン俳優のDr.スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーと、デレク・モーガン役のシェマー・ムーアが来日を果たし、若い女性を中心に注目を集めたのも記憶に新しい。そんな中、満を持して登場するシーズン6は、シーズン5に続いてマシューが監督を務めるエピソードのほか、シーズン5のラストで命の危険にさらされたシェマーが凶悪犯との攻防戦に決着をつけるエピソードなどが収められている。今回、到着したスペシャル動画では製作監修のブリーン・フレイジャーや技術アドバイザーのジム・クレメンテが本作の魅力の一つとなる彼らの関係性を挙げている。「長年仕事をしていても、彼らは互いを知り尽くしていない」というその言葉からも分かるように、彼らは互いに秘密を抱えている。ブリーンはこの点について「毎週登場する殺人犯は暗い秘密を抱えている。チームのメンバーも何かを隠していたらうまく融合するはずだ」と語る。そう、彼らはベストチームでありながらもそれぞれが健康問題、家族の問題、趣味についてなど秘密を抱えているのだ。それがキャラクターに深みを与えていると分析している。テンポの良い1話完結の見やすさ、丁寧に練りこまれた人間模様、科学捜査や法医学分析とも全く異なる捜査方法で犯人像に迫るプロファイリングが人気を博し、日本でも男性のみならず女性からも圧倒的な支持を得ている本作。シーズン6では、事件だけでなく彼らの抱える人間らしいパーソナルな問題にも着目してみると、より「クリミナル・マインド」の世界を楽しむことができるはず。※こちらの特別編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY<レンタル>「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪シーズン6」vol.1~vol.4レンタル中「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪シーズン6」vol.5~vol.8レンタル開始日:11月21日(水)「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪シーズン6」vol.9~vol.12レンタル開始日:12月5日(水)<セル>「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪シーズン6」コレクターズBOX Part1[DVD]発売日:11月21日(水)「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪シーズン6」コレクターズBOX Part2[DVD]発売日:12月5日(水)価格:各10,000円(税込)発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン© 2012 ABC Studios and CBS Studios, Inc.■関連作品:クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 [海外TVドラマ]© ABC Studios and CBS Studios, Inc.
2012年11月12日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が構想・製作に12年を費やし、名優ダニエル・デイ=ルイス主演で贈る米第16代大統領リンカーンを描いた感動巨編『リンカーン』。先日のバラク・オバマ大統領の再選で熱気冷めやらぬ中、大統領選の翌々日となる11月8日(現地時間)、ロサンゼルスにてプレミア試写会が開催された。そして、同日行われたレッド・カーペットイベントにはダニエル・デイ=ルイスやジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズなどの錚々たるキャスト陣に加え、スピルバーグ監督らが出席した。南北戦争により国家が分断され、変革という強風が吹きすさぶ中、戦争を終結させることに努め、奴隷制を廃止するなど次々と革新的な政治手腕で国を統一した男、エイブラハム・リンカーン。彼がアメリカ合衆国の第16代大統領として生きた最後の混乱の数か月を描き出す。この日のプレミアには、世界中から総勢300人以上の報道陣がグローマンズ・チャイニーズ・シアター前に集結。さらに、劇場前のウォーク・オブ・フェーム上に特別に設置されたレッド・カーペットには多くのファンが詰めかけた。そこにジョセフやトミー・リーら豪華なキャストたちが登場すると、会場を覆い尽くさんばかりの大歓声に包まれた。その中でも、勇気と熱い決心を胸に抱く大統領・リンカーンを演じたオスカー俳優のダニエル・デイ=ルイスが登場すると、ボルテージは最高潮に!この日、ダニエルはファンに向けて、「すごく不思議な気分だよ。今日この瞬間にこの映画はみんなのものになり、そして、僕たちはある意味、傍観者になる。これまではこの作品は僕らのだけのもので、これは僕らの大きな秘密を共有しているみたいだった。なんだかちょっと寂しい気もするな。」と嬉しさと寂しさをにじませた。さらに、先日の大統領選の結果を受けて、「最近の選挙でも、何年か後にはみんなこれは起こるべきして起こった運命的な出来事だと言うだろうけど、その時代に立ち会っていれば、結果はどっちに転ぶか分からないと思うだろう。奴隷廃止法案もそうだったんだ、当時は成立するかどうかは紙一重だったんだ」とコメントした。先日、再選を果たしたオバマ大統領も「リンカーンは自分のヒーローだ」と公言するように、アメリカ史を代表するアイコンのひとりであるリンカーン。その映画化に12年という歳月を費やしたスピルバーグ監督は、「彼は自分の理想を貫き実現する“アメリカの父”とも言える指導者だ。偉大な指導者が求められる“今”だからこそ知ってもらいたい物語だ」と言い、「この映画は、リンカーンの時代と現代を対比させて描くのではなく、いまの政治の世界やいまの政府を“鏡をかざして見る”タイプの作品です。第16代大統領は、歴代の大統領の中でも、間違いなく最も重要なことを成し遂げました。奴隷制度によって引き裂かれた国を一つにしたのです。しかも、75万人のアメリカ人の命を奪った南北戦争の終結前に奴隷制廃止が宣言されたのです。いまの世界は複雑です。しかし、リンカーンがもし存在していなかったら、世界はもっと混沌としていたでしょう」と、本作に込めたメッセージを熱く語っていた。『リンカーン』は2013年4月19日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:リンカーン 2013年4月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年11月12日英国のコメディアンで俳優のラッセル・ブランドが、『スター・ウォーズ』新3部作に出演したくて仕方ないようだ。先日ウォルト・ディズニーがジョージ・ルーカスからルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,200億円)で買収し、新3部作の製作を発表したばかりだが、それを受けてラッセルは将来子供を持ったときのためにジェダイ役を演じたいと思っているものの、実際はスーパーヴィラン(超悪役)のダース・べイダーを演じたいと英「The Sun」紙に明かしている。「なんで僕にダース・べイダー役が回ってこなかったんだ?僕ならジェダイにふさわしいのに!なので、僕にオファーをくれなかったんだ?」、「僕はなんだってやるつもりさ。子供たちのためにジェダイってのもいいな。まあ、まだ子供はいないけどね(笑)」と語っている。またある関係者は、1977年から1983年にかけての『スター・ウォーズ』初期3部作で主人公ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルやレイア姫のキャリー・フィッシャー、ハン・ソロのハリソン・フォードら3人は新3部作での続投に「興味を示している」と語っている。「ハリソンは『スター・ウォーズ』新3部作の出演に乗り気な様子で、ほかの2人も意気込んでいますね」。しかしハリソン自身は以前、同役の続投について「ハン・ソロは役柄としてあんまり興味がないね」とも語っていた。果たして、どんなラインナップのキャストが選ばれるのか、続報が待ち遠しい!■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年11月12日歌手、そして女優としても活躍するヴェネッサ・パラディ。「シャネル」や「ミュウミュウ」のミューズ、そして最近までジョニー・デップのパートナーとして世界中の女子の羨望を浴びていた彼女が、約6年ぶりに声優出演を果たした。演じるのは、まさにヴァネッサにぴったりの歌手という役どころ。初めて声優に挑戦する、ジョン・レノンの息子、ショーン・レノンとの初共演も注目を集めている。『モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声』でヴァネッサが演じるのは、パリのキャバレーで歌う人気歌手・ルシール。ある日、彼女の前に現れるモンスター。恐ろしい外見とは裏腹に、音楽が大好きな、心優しいモンスターだった。「キャバレーを経営するルシールの叔母は、人に偉そうに指図するのが好きで、ルシールには“いい子”でいて欲しいと思っている。そんなルシールは何よりも、ステージに立つのが好き。ステージで歌っているときは、日常の仕事や制約から逃れられると感じているの」彼女は演じるキャラクターについてそう分析する。「だからビボ(・バージェロン監督)は彼女のステージ衣裳に“翼”を付けたんだと思うわ」。ルシールに求められているような、“いい子”にならなければならない、という状況にはヴァネッサも共感するという。「私も含めて誰もが、お互いに気持ちよく暮らすために、努力したり妥協したりする必要はある。でも、私の状況はルシールと全く同じじゃないわ。それにある意味、ルシールはそれほど“いい子”じゃないかもしれない。彼女は寛大で思いやりがあって、真っ先に心でものを考える。だからフランクール(=モンスター)の恐ろしい外見の下に持つ素晴らしい心を見ることができたのも、彼女が最初だった。そして彼が警察に追われているとき、助けて守ってあげるの」。なんだか意味深な言葉も…それはさておき、ルシールがまるでヴァネッサ本人のようにリアルなのは、そのはず、彼女は表情や動きをキャプチャーするグラフィックの段階から製作に関わっていた。ヴァネッサとルシールが似ているのは表情や動きだけではない。彼女もルシール同様、キャバレーで歌っているときが、「一番楽しい」と話す。「私は幸運にも様々な種類の会場で歌った経験があるけれど、キャバレーと劇場が一番好き。古いものが好きなの。木や彫刻、ベルベットね。キャバレーにはそれが全てある。客席が演者を囲んでいて、人間的な規模の会場なの。会場全体が自分を包み込むように感じる。そしてキャバレーには魂がある。とても多くのことが起こるのよ。ステージ上の経験、バックステージや楽屋や舞台袖での時間。私より前にそこにいた人たちのことを想像するのが楽しいわ。ショーガールたちや彼女たちの衣装とかね」。そんなヴァネッサの幼い頃の憧れは「ジーン・ケリーとフレッド・アステア」!「いまも私の憧れよ。ダンサーとしての才能、カリスマ性、演出技術を尊敬している。彼らを見ると圧倒されて、喜びと感動で涙が出てくる。彼らの影響で、私はいまの仕事をしているわ。マリリン・モンローも憧れだった。女性として。彼女の声、立ち居振る舞い、身体、強さ、弱さ、知性をね」。ヴァネッサが披露する美しい歌はもちろん、ロマンティックなパリを舞台に、優しいモンスターを巡って繰り広げられる心温まる物語は、大人も子ども一緒に楽しめる作品だ。ところで漫画や映画、本などの、何かのモンスターが怖かった頃はある?「幼い頃一番怖かったモンスターは、目に見えないモンスター。夜、部屋から出ると、廊下をずっとついてくるの。ずっと後ろにいるのよ。顔も体もないから特に印象的ではないけれど、暗闇の中の見えない存在ね――」。シネマカフェでは『モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声』を子連れで楽しめるママ&キッズ向けのイベント「cinemacafe.net baby cafe」を11月19日(月)に開催。現在参加者を受付中。「cinemacafe.net baby cafe」『モンスター・イン・パリ』12月5日(水)よりDVDレンタル開始※TSUTAYAでのみ発売日:2013年1月25日(金)価格:3,990円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元【セル】:アミューズソフト/【レンタル】:カルチュア・パブリッシャーズ© 2011 EUROPACORP - BIBO FILMS - FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG■関連作品:モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声© 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
2012年11月12日ミシェル・ファイファーとクロエ・グレース・モレッツがティム・ロビンス監督の最新作『Man Under』(原題)で再共演を果たすことになった。ジョニー・デップ主演最新作『ダーク・シャドウ』で共演し、母娘役を共に演じたばかりの2人だが、ロビンス監督が出演と監督の2役を務める本作で早くも再共演を果たすという。本作は、ニューヨーク近代美術館に家族写真が展示されたことによって運命の歯車が狂ってしまう一家を描く作品だ。ミシェルはロバート・デ・ニーロとの共演作『Malavita』(原題)、クロエはリメイク版『キャリー』と共に話題の新作を抱えており、ロビンス監督も本作の後に再び『City of Lies』(原題)でメガホンをとる予定だ。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDキャリー (2013) 2013年5月、全国にて公開
2012年11月12日映画『砂漠でサーモン・フィッシング』の公開を記念して11月11日(日)、林家ペー&パー子夫妻がサーモンピンクの衣装に身を包んで東京・新宿の釣船茶屋「ざうお新宿店」で行われたイベントに揃って出席した。砂漠の国・イエメンで鮭釣りがしたいという無理難題を大富豪から請われた、水産学者のジョーンズ博士。あまりに現実離れした願いに「不可能」と一蹴したものの、英国外務省まで中東の緊張緩和のためにこの案を支援することを決定したことで、国家を巻き込んだプロジェクトになってしまい…。11月11日は知る人ぞ知る“鮭の日”。鮭という漢字のつくりが十一、十一となっていることと秋鮭の美味しい季節であることから新潟県村上市が1987年に制定したのが始まりで、2003年には日本記念日委員会に正式に認定された。この映画は「鮭の日委員会」からも正式に「鮭の日」映画に認定されており、この記念すべき日に鮭料理を愛し、サーモンピンクが最も似合う林家夫妻が招待された。夫妻はいつものように登場からハイテンション!お揃いの鮭の帽子を被って現れ、「鮭が大好き。生でも良いし焼いて良し、煮て良し」と鮭への愛を熱烈アピール。ペーさんは「音楽でも『“サーモン”&ガーファンクル』が好き」、「鮭は涙か溜息か?」、「おシャケに失礼!」とダジャレを連発し、そのたびにパー子さんの「うひゃひゃひゃっ!」という甲高い笑い声が店内に響いた。映画についてペーさんは「夢を見るって素晴らしい。やってみようとする信念を持ち続けることが大事」と映画が描き出すメッセージに強く共感したよう。そんなペーさんについて、パー子さんは「まるで少年のよう!なにしろジャニーズ系ですから」と語り、それを受けてペーさんは「ジャニーズ系と『AKB48』です。信じることによって若さを保ってます」と力強く語った。この日は、鮭の日委員会から大きな鮭をまるまる1匹贈呈され、特製の鮭のお造りを食べたほか、店内に用意されたいけすで釣りにも挑戦。見事に鯛を釣り上げ、満面の笑みを浮かべていた。『砂漠でサーモン・フィッシング』は12月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.
2012年11月12日ハル・ベリーが、娘とフランスに永住できるかどうかをめぐり、元パートナーと争っていた裁判で敗訴した。2008年に元パートナーでモデルのガブリエル・オーブリーとの間に娘・ナーラをもうけたハル。ガブリエルとは2010年に破局し、ナーラと現在の婚約者でフランス人の俳優、オリヴィエ・マルティネスとパリで暮らすことを希望していた。9日(現地時間)、ロサンゼルスの法廷で下ったのは、ハルがナーラを連れてフランスに移住することはできない、という判決。ハルは、娘とガブリエルを引き離すことが目的ではなく、パパラッチに追われてばかりのロサンゼルスでの生活は危険すぎると考えてのことだと話していたが、ガブリエル側は「パパラッチに対する接近禁止命令を求めればいいのでは?」と応戦。何千マイルも離れていてはナーラとの関係を保つのは困難であり、ハルはアンフェアだと訴えていた。オリヴィエと結婚し、娘と3人でフランスで暮らすという計画の実現は難しくなってしまったハル。親権争いやパパラッチとの攻防から自由になる日が訪れるのは、まだ当分先のことのようだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年11月12日主演・伊藤英明×監督・三池崇史という最強の顔合わせで贈る戦慄のエンターテインメント『悪の教典』。生徒から絶大な人気を誇る高校教師が、担任を受け持つクラスの生徒全員を大殺戮する姿を描き、その残虐な描写から“R-15指定”を受けるなど、公開前から賛否両論を巻き起こしていた本作だが、日本の初日より1日だけ早い11月9日(現地時間)、第7回ローマ国際映画祭のコンペティション部門でオープニング上映を飾り、主演の伊藤さんを始め三池監督、そして生徒役を代表して水野絵梨奈が現地入りを果たし、大歓声を浴びた。2010年に発売された作家・貴志祐介の同名ベストセラーを原作に、イジメやモンスターペアレンツ、教師によるセクハラなどの問題がはびこる現代の学校を舞台に、生徒から絶大な支持を得ていた人気教師による生徒の惨殺事件を描くサイコサスペンス。『十三人の刺客』や『一命』など世界でもその活躍が注目されている三池監督の最新作とあって、本映画祭の開催地イタリア・ローマ入りを果たした3人がレッドカーペットを歩けば海外ファンからは熱烈な歓迎が!さらに公式記者会見、オープニングセレモニーおよび公式プレミア上映に出席した。公式上映では、映画祭のメイン会場であるシノポリホールはおよそ1,000人もの観客で埋め尽くされるほどの盛況ぶりを見せた。上映中は笑いが起こる場面も多々あり、上映終了後は4分半にも及ぶスタンディングオベーション。その後も出待ちのファンが殺到し、会場外がごった返すほどのお祭り騒ぎとなった。今回の映画祭に参加した3人からは、「サイコキラーを演じることは本当に難しかったですが、監督に助けてもらいながら“蓮実”というキャラクターを作る作業は楽しくもありました。とにかく映画祭は楽しかったです。言葉も文化も違う国の映画なのに、みんなが楽しんでくれて自分も嬉しいです」(伊藤さん)、「エンターテイメントとして“蓮実”というキャラクターに騙される部分は、ローマのみなさんにも共感してもらえるのではないかと思っていました。本当にこの作品に関わることができて光栄だと思います」(水野さん)と満足気なコメント。さらに、三池監督は「ローマの地に初めて来ました。(技術の進歩によって)この数年、自分がやっていて本当に楽しいと思えることができるようになり、映画の世界に生きている歓びを感じられるようになりました」と、自身の監督人生をふり返りつつコメントを寄せた。ローマ国際映画祭は17日(現地時間)まで開催され、授賞式は同日に開催されるが、いかなる賞であっても受賞すれば日本初となるため、大きな期待が寄せられている。『悪の教典』は全国東宝系にて公開中。「悪の教典―序章―」『悪の教典』特集■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年11月12日ミランダ・カーが、今月7日(現地時間)に開催されたランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」が主催するイベント「2012ヴィクトリアズ・シークレット・ファッション・ショー」で、グリーンのヴェルヴェット・コルセットを身にまとって登場した。ニューヨークで行われた同イベントで、ミランダは「サーカス」をテーマにしたセクションで、セクシーなグリーンのコルセットにケープとヘッドドレスを合わせたフェアリーなスタイルを披露し、また映画『危険な関係』をテーマにしたセクションでは、「エンジェル・ファンタジーズ」シリーズのピンクのランジェリーをまとい、さらに「銀幕のエンジェル」をテーマにしたセクションでは、「ドリーム・エンジェルズ」シリーズのランジェリーにウィングを背負って登場している。またアドリアナ・リマは、「サーカス」セクションで、プッシュアップブラにブラックのハイウェスト・パンツを合わせ、レッドのサテン・ガウンを羽織り登場したほか、「エンジェル・ファンタジーズ」のブラにガーター・スカートを合わせ、バラの花びらや葉をかたどったバッスルをたなびかせてランウェイを闊歩した。さらに今回は、ジョーダン・ダン、カーラ・デレヴィーニュら2人のイギリス人モデルが同ショーでのデビューを果たし、それぞれ、ジョーダンはメタリックなブラにレザーのジャンプスーツを合わせ、カーラはクロップ・トップにストライプのフレア・ミニスカートという組み合わせで登場した。今年のショーでは音楽界からリアーナ、ブルーノ・マーズ、ジャスティン・ビーバーなどの人気アーティストが参加し、アレクサ・チャン、ヴァネッサ・ハジェンズ、ジェシカ・ゾアらセレブもフロントローに顔を揃えた。
2012年11月10日2012年6月に全米公開され初登場No.1を記録、R指定のコメディ映画として異例の大ヒットを記録した話題の映画『テッド』。大人になりきれない主人公・ジョンと命が宿ったテディベアのテッドが2人仲良くベッドに入りながら、思い切り中指を突き立てるという衝撃のメイン写真が話題を呼んでいる本作の、待望の予告編映像とポスター・ビジュアルが遂に解禁となった。1985年・ボストン郊外。イジメられっ子にも相手にされない独りぼっちの少年・ジョンは、クリスマスプレゼントでもらったテディベアと本当の友達になれるよう天に祈りを捧げる。翌朝、ジョンの祈りは通じ、魂が宿ったテディベア“テッド”が誕生。それから27年。ジョンとテッドはすっかり30代のオッサンになり、約束通り“親友”としてつるんでいたが、4年間付き合っている彼女・ローリーに「あたしとどっちが大事なの?」と究極の選択を迫られ、ジョンはテッドから自立することを決意する…。『PLANET OF THE APES/猿の惑星』のマーク・ウォールバーグ、『ブラック・スワン』のミラ・クニスをキャストに迎えて贈る本作。今回、公開となった予告編ではテディベアのかわいらしいイメージをぶち壊す暴言・下ネタを連発し、世界一ダメなテディベアに成り下がったテッドが縦横無尽の大暴れを繰り広げている。スーツを着て真面目(?)に就職活動をしたかと思えば、ジョンと本気の殴り合いの大ゲンカ。バイト先のスーパーでは周りも呆れさせる衝撃の腰ふりを見せるなど、やりたい放題のテッド。でも抱き合うと内蔵音声の「愛しているよ」という声が流れたり、彼女と結婚の話が出たというジョンに「オレに指輪をくれよ。このモコモコの指にはめてよ~」と言うなど、その憎めない可愛らしさはヘビー級!さらに予告編と同時公開となったポスター・ビジュアルではアルコールを片手にぐびぐびと飲み干すありえないテッドの姿が。しかもその足元にはすでに空き瓶が2本転がっていて、心なしか普通のテディベアよりもお腹がぽっこりのメタボ体型にも…。すっかり中年となってしまったテッドとジョンの友情のゆくえは――?この予告編を見たらあなたも超キュートなテッドの虜となってしまうこと間違いなし!『テッド』は2013年1月18日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。※こちらの特別編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:テッド 2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© UniversalPictures/Tippett Studio
2012年11月10日フランスの新鋭女優レア・セドゥを主演に迎えて贈る『マリーアントワネットに別れをつげて』。本作の特別ポスター展の開催が11月10日(土)よりスタートすることが決定し、その美しきポスター・ビジュアルがシネマカフェ独占で到着した。フランス革命の最中、王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)の朗読係を務め、彼女からある人物の身代わりになることを命じられたひとりの女性・シドニー(レア・セドゥ)の運命を描く本作。本作の見どころとなるのは、王妃マリー・アントワネット、その王妃に心酔する朗読係・シドニー、そして王妃が夢中になっているポニャック夫人という女性だけの“三角関係”。美女がめぐるその愛は、甘い言葉を囁き合いながら、嫉妬に苛まれ、そしてフランス革命という時代に翻弄されていく。そんな3人の女性の奇妙な愛憎ドラマも去ることながら、彼女たちのまとう美しいドレスも本作の注目ポイントの一つだ。今回届いたポスターでも、朗読係・シドニー役のレアは慎ましいフジ色で仕立てられたドレス、王妃・マリーはフープスカートの王家ならではのゴージャス感あふれるドレスと、そのドレスに見惚れてしまうこと必至だ。今回のポスター展は、不朽の名作を上映し大好評を得ている「午前10時の映画祭」で上映されるハリウッド映画の金字塔『風と共に去りぬ』に合わせての展示会となる。『風と共に去りぬ』は、主人公の16歳の娘・スカーレットを演じたヴィヴィアン・リーの細いウエストと、美しいドレスに注目が集まったが、本作も実在のベルサイユ宮殿でロケを慣行、調度品とドレスも豪華絢爛という共通点、そして主演のレアも好きな映画の一つに『風と共に去りぬ』を挙げていたこともあり、今回の特別ポスター展が実現したようだ。この秋、ぜひ高貴なレトロファッションに酔いしれてみては?『マリー・アントワネットに別れをつげて』は12月15日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開公開。『マリーアントワネットに別れをつげて』ポスター展開催日:11月11日(日)よりスタート場所:TOHOシネマズ みゆき座「午前10時の映画祭」公式サイト:■関連作品:マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2012年11月09日オノ・ヨーコが、音楽イベント「メルトダウン・フェスティバル2013」で監督兼キュレーターを務めることになった。来年6月14日から23日(現地時間)にかけてロンドンのサウスバンク・センターにて行われる同フェスティバルでは、これまでもデヴィッド・ボウイやパティ・スミス、2011年より再始動した「パルプ」のジャーヴィス・コッカーなどがキュレーターを務めてきた。ヨーコは、2005年にパティがキュレーターを担当した際、さらに2009年にオーネット・コールマンがキュレーターを担当した際に、アーティストとして参加しパフォーマンスを披露している。今回の抜擢を受けてオノは「この世界的に有名なメルトダウン・フェスティバルでキュレーターを務めることができて非常に光栄です。このフェスティバルは古典を織り交ぜた実験的アプローチが特徴で、その姿勢こそがイギリスのアート・シーンを形作っていると考えています。私はすでに、有名無名を問わず世界中のアーティストたちに声をかけています。楽しいイベントにしましょう!」と抱負を語った。メルトダウン・フェスティバル2013のフルラインナップは来年に公表予定だ。
2012年11月09日アメコミヒーローたちの頂点に立つスーパーヒーロー“スーパーマン”を新たな物語として描く『マン・オブ・スティール』が2013年に公開されることが明らかになってからというもの、映画ファンの間では次なる情報を求めて、ネット上でも大きな話題を集めている。そんな本作が2DとIMAXに加え“3D”版でも上映されることが、このほど明らかとなった。1938年、アメコミ出版社・DCコミック社が出版したコミックスに登場して以来、圧倒的な人気を集め、幾度にもわたりアニメ、ドラマ、映画化されてきたスーパーマン。近年では、2006年に劇場公開されたブライアン・シンガー監督作『スーパーマン・リターンズ』やスーパーマンになる前の青春時代を描いた人気TVシリーズ「ヤング・スーパーマン」が記憶に新しいところだが、本作ではこの74年間の歴史を覆す全く新しい“ヒーロー誕生”の物語が描かれる。この“3D”での上映、海外メディアではすでに大きな話題となっているのだが、「何故そこまで?」と疑問に思う人も少なくないはず。これまでにも『アリス・イン・ワンダーランド』や『アベンジャーズ』など様々な3D作品が登場しているが、今年大ヒットを記録した『ダークナイト ライジング』然り、『インセプション』然り、クリストファー・ノーランが手がけてきた作品に3D映画は存在しない。しかし今回、製作として指揮をとる本作で、初となる3D化に挑戦することとなり、新たな作品を発表するごとに世界を驚かせてきたノーランの「映像センス」×「3D化」という計算式を思い浮かべれば、海外メディアの騒ぎようも納得できるというもの。さらに、本作の監督を務めるのは『300[スリーハンドレッド]』などで知られる、“映像の魔術師”ザック・スナイダーとあって、映画ファンならずともワクワクさせられること必至の事態なのだ。今回の3D化について、スナイダー監督は「今作は2D、3D、IMAX。どのバージョンでもビジュアル的に素晴らしい経験になるはずだ。昔ながらの2D映画を好むファンを視野に入れながら、3Dが今日多くの人に受け入れられているということを踏まえ、我々は『マン・オブ・スティール』を彼らの期待にも応えられるようにデザインし撮影した。あくまでも我々は作品全体とストーリーが確かなものになることを第一に考え、力を注いできた。3Dはそれらを更に楽しめる効果だと考えている」と、自信をのぞかせるコメントを発表している。クリストファー・ノーランの深い人間描写と重厚なストーリー構成、そして3D公開に伴って圧倒的スケールと大迫力の映像となって誕生する本作。2013年の最注目作品となることは間違いなさそうだ。『マン・オブ・スティール』は2013年、全国にて公開。■関連作品:マン・オブ・スティール 2013年夏、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年11月09日『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の巨匠ピーター・ジャクソン監督が放つ、新しい“指輪”の物語。J.R.R.トールキンによる伝説の冒険小説作を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作『ホビット』シリーズ。このほど、本作のロケ地となるニュージーランドの航空会社とコラボレーションした、ユニークな『ホビット』版の機内安全ビデオが到着した。舞台は、フロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にするまでの物語が3部にわたって描かれる。ホビットの舞台である“中つ国”のロケ地・ニュージーランドでは、首都・ウェリントンの国際空港に巨大ゴラムが出現、ニュージーランド・ポストに主人公・ビルボと13人のドワーフが登場し、そして「ホビット」デザインの硬貨がニュージーランドの法定通貨になったりと、国を挙げての盛り上がりを見せている本作。今回届いた映像は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、そして本シリーズ『ホビット』3部作の制作スタジオであるウェタ・ワークショップ協力のもと制作され、客室乗務員がホビットに扮して機内の安全設備について案内をしているというもの。ビデオには、『ホビット』の出演者だけでなく、『ロード・オブ・ザ・リング』ではお馴染みのエルフ、ドワーフ、魔法使い、ゴブリン、ナズグルまでもが機内安全に全面協力!映画のスクリーン以外で初めて登場を果たしたゴラムは機内でもあの“いとしいしと”(=指輪)を探し、ピーター・ジャクソン監督が指輪をはめて登場する。さらには、小説「ホビットの冒険」の原作者J.R.R.トールキンの2人の孫息子・マイクとロイドまでもキャスティングするこだわりの演出に、ファン大興奮の仕上がりとなっている。ぜひ、こちらの映像からファンタジックな空の旅をお楽しみあれ!『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。※こちらの特別編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月09日ブログ上で語られるキーワードを参考に、映画の“いま”を分析する「ブログ話題度ランキング」。今週はホラー、人間ドラマ、アクションと様々なジャンルで“ショッキング”な内容の作品が上位に目立った。見事1位に輝いたのは、低予算で制作されたにも関わらず口コミ効果などにより大ヒットを記録した『パラノーマル・アクティビティ』のシリーズ最新作となる『パラノーマル・アクティビティ4』。先週末より公開を迎えた本作は、その予想を裏切らない衝撃度でまたしても注目の的となっているようだ。1988年、2006年に発生した謎の未解決事件。一連の事件に関与したとされる女性・ケイティと、彼女に連れ去られた幼い男の子・ハンター。2人の消息はいまだつかめていないが、本作はこれまでのシリーズすべてが繋がる“第4の映像”となっている。公式ホームページには「誰でも分かる!<パラノーマル>解体新書」というコーナーもあるので、シリーズを通して観てない人も予習をしてこの冬一番の恐怖を味わいに劇場に足を運んでみては?そして3位にランクインしたのが心理学における二大権威、ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユングの出逢いと友情、決別に至らせた禁断の愛を描く『危険なメソッド』。本作の衝撃と言えば、まさに彼ら2人の患者であり、決別の引き金を引くこととなる女性・ザビーナを演じるキーラ・ナイトレイの熱演。シャネルの香水「ココ・マドモワゼル」の顔も務めたあのキーラが、ヒステリー症状の患者の苦しみを表現するために、美しい顔を歪めたり、奇声を発するその姿は間違いなくショッキングな映像となっていることだろう。続く4位にランクインしたのは、『ダーク・シャドウ』を始め、独特の世界観で映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督が製作を務めた『リンカーン/秘密の書』。「人民の人民による人民のための政治」という演説でも有名な第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンが実はヴァンパイア・ハンターだったという内容の本作。斧を手に、ヴァンパイアと戦うリンカーン大統領の姿も十分“ショッキング”だが、バートン監督と『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督による究極の映像体験で明らかにされる歴史の真実への衝撃度はそれを上回っているよう。ダニエル・デイ=ルイス主演で贈る『リンカーン』とは全く違う切り口なだけに、同じ“リンカーン映画”として注目している人も見受けられた。今週はジャンルは違えど映像的に、そして内容的にショッキングな作品がランクイン。映画にはスパイスとしてちょっぴり刺激が必要という方、ぜひこのランキングを参考にしてみてはいかが?ブログ話題度ランキング■ブログ話題度とは?ブログで話題の情報を提供する「kizasi.jp」独自のブログ解析エンジンにより、シネマカフェに掲載されている映画作品名がブログ上に掲載されている“話題度”をポイント化。いまブログ上で最も話題の映画作品のランキングを掲載しています。また、映画作品に関連する言葉も抽出して掲載。その作品がブログで、どのような言葉で語られているかを知ることができます。興行成績やDVD売上だけでは知ることの出来ない、映画ファンが“いま”話題にしている映画はどの作品か?ヒットの“kizasi”が見えてくるオリジナルランキングです。■関連作品:リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Fox危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.パラノーマル・アクティビティ4 2012年11月1日(木)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月09日ミランダ・カーが、今月7日(現地時間)に開催されたランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」が主催するイベント「2012ヴィクトリアズ・シークレット・ファッション・ショー」で、グリーンのヴェルヴェット・コルセットを身にまとって登場した。ニューヨークで行われた同イベントで、ミランダは「サーカス」をテーマにしたセクションで、セクシーなグリーンのコルセットにケープとヘッドドレスを合わせたフェアリーなスタイルを披露し、また映画『危険な関係』をテーマにしたセクションでは、「エンジェル・ファンタジーズ」シリーズのピンクのランジェリーをまとい、さらに「銀幕のエンジェル」をテーマにしたセクションでは、「ドリーム・エンジェルズ」シリーズのランジェリーにウィングを背負って登場している。またアドリアナ・リマは、「サーカス」セクションで、プッシュアップブラにブラックのハイウェスト・パンツを合わせ、レッドのサテン・ガウンを羽織り登場したほか、「エンジェル・ファンタジーズ」のブラにガーター・スカートを合わせ、バラの花びらや葉をかたどったバッスルをたなびかせてランウェイを闊歩した。さらに今回は、ジョーダン・ダン、カーラ・デレヴィーニュら2人のイギリス人モデルが同ショーでのデビューを果たし、それぞれ、ジョーダンはメタリックなブラにレザーのジャンプスーツを合わせ、カーラはクロップ・トップにストライプのフレア・ミニスカートという組み合わせで登場した。今年のショーでは音楽界からリアーナ、ブルーノ・マーズ、ジャスティン・ビーバーなどの人気アーティストが参加し、アレクサ・チャン、ヴァネッサ・ハジェンズ、ジェシカ・ゾアらセレブもフロントローに顔を揃えた。
2012年11月09日1億人超。1984年の創立以来、世界中で行われてきた「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公演に足を運んだ人々の数である。まさに世界最大のエンターテイメント集団と呼ぶにふさわしいシルクの魅力を深く掘り下げると同時に、より多くの人に伝えるべく誕生した映画『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』がまもなく公開となる。『タイタニック』、『アバター』の巨匠ジェームズ・キャメロン監督とのコラボレーションによって、単なるドキュメンタリーとして彼らのパフォーマンスをカメラで捉えるのではなく、全く新しいラブストーリーとして作り上げられた本作。主演を務めたエリカ・リンツは「シルクに10年ほど在籍していたけど、完成した映画を観て初めて知って驚いたことや魔法のように感じられる瞬間があった」と語る。この映画ならではの知られざるシルクの魅力とは?さらにシルクのメンバーたちは日々どのような努力を重ね、どんな思いでパフォーマンスに臨んでいるのか?エリカに話を聞いた。「ステージでのショーでは一番遠いところで100フィート(約30メートル)ほど離れたお客さんに演技を届けなければいけない。そうすると例えば、『うん、聞こえたよ』ということを表現するにも顔、足、頭とまさに全身を使って動作をしないといけないわけで、常に過大な表現をしているんです」と通常のシルクの公演での表現について語るエリカ。映画と普段のステージでの最も大きな違いはこの表現の露出の大きさだった。「映画、特に3Dでジェームズ・キャメロンが持って来た細部まで映し出せるカメラを前に演技するときは、すごく抑えて演技しないといけなかったので、感情さえも内面に留めて表現しないといけませんでした。それはすごいチャレンジで、最初は大変でした」。彼女が演じたのは、主人公・ミア。ふと立ち寄ったサーカスで出会った青年を追いかけ、めくるめく不思議な世界を旅するが、通常のシルクの公演と同様、セリフは一切なし。カメラの前で普段よりも動きを抑えながらも、言葉を使わず身体一つでミアの内面を表現しなくてはいけなかったというわけだ。演じる上でエリカはミアに過去の自分を重ねたという。「部分的にですが、ミアは私と似ているところがあります。彼女の存在を映画の中でひとりの女性として生かすために、私自身がシルクに入りたての頃にどんな気持ちでいたかというのを思い出しながら演じていました。初めてシルクを見たときどんなに感激し、それはどれほど素晴らしい経験だったか?当時に戻ってその驚きの気持ちを思い出そうとしました」。そして何と言っても最大の見どころは肉体を駆使したアクロバティックなパフォーマンス。エリカもクライマックスで青年役のイゴール・ザリポフと華麗なエアリアル・ストラップ・バレエを披露しており、2人のパフォーマンスそれ自体がこの映画の軸となる“愛”を体現しているとも言えるほど圧倒的なエネルギーと感情にあふれている。どのようにしてこうしたアクロバティックな技術を習得していくのか?月並みな質問だが、どうやって恐怖を克服していくのか?彼女の答えは「何年にもわたるトレーニングの積み重ね」だった。「スキルを習うときはだいたい最初の6日間くらいは空中ではなく地面でのトレーニングからを始めます。それから2フィート(約60センチ)の高さで100回くらい練習したら、次は10フィート(約3メートル)まで上げる。そうやって積み重ねて、ステージで演技をする頃には2フィートでも40フィートでも差を感じないようになっています。それからパートナーとの信頼関係もなくてはならないものです。イゴールとは(デュエットで)一緒にパフォーマンスをしたことはありませんでしたが、彼のことは友人として知っていたし、彼に対する周囲の高い評価もよく知っていて強い信頼がありました。もう一つ言えるのは、互いに自分たちがしていることが大好きだということ。そうしたパートナーに対する感情がパフォーマンスを通じて伝わると思います。これまで友情や尊敬の念を持って彼に接していましたが、それをこの物語の中ではロマンティックな感情として表現しました」。幼少の頃から体操に親しみ、ミュージカルなどにも出演してきたエリカがシルクに入団したのは高校を卒業した19歳のとき。それから10年の歳月が流れたが、今回の映画に出演したことで改めてシルクの魅力、その存在の大きさを再認識したという。「映画には私の知っている何百人もの人たちが出てきます。私たちは世界中から集まってシルク・ドゥ・ソレイユを作っていますが、(公演の本拠地の)ラスベガスには私たちの家族が住んでるわけではありません。シルクのメンバーこそが本当の意味で“家族”なんです。この映画のおかげで“魔法”がもう一度蘇ったような気持ちになりました。この映画は最も美しい記念アルバムのような存在であり、かけがえのないものです」。彼女の発する言葉の一つ一つからシルク・ドゥ・ソレイユの一員として名を連ねることへの誇り、そしてプロフェッショナルとしての高い意識が伺える。「私たちが毎晩パフォーマンスを披露するその瞬間が、見ていただくみなさんにとって特別で最高の時間でなくてはいけません。結婚記念日で足を運んだカップルもいるかもしれないし、お金を貯めて来てくださった家族もいるかもしれない。その全ての観客にとって最高のショーを見せなくてはいけないのですが、毎晩のようにパフォーマンスを行なう中で当然、調子の出ないときもあれば悲しい気持ちのときもあります。でもステージに上がる前には全てを忘れて、規律をもって演技しないといけません。ステージは聖域なんです」。何より彼女自身が演じることを楽しんでいる。鍛え上げられた美しい肉体に話が及ぶと「私は完璧な例とは言えないわ。太りそうな食べものやビールも大好きだし、ジムでのトレーニングは嫌いなんです」と笑いつつ「でも…」と続ける。「常に新しいものを学びたいという気持ちを欠かしたことはないです。痛いことも汗をかくこともケガをするかもしれないという恐怖も『絶対にこれをできるようになりたい』という気持ちの前では、たいした問題じゃありません。常にチャレンジする気持ちを持ち続けています」。取材の前日には歌舞伎を鑑賞したというエリカ。興奮した面持ちで感想を語る姿を見て、彼女が本作の主役に抜擢された理由、そしてシルク・ドゥ・ソレイユが30年近くにわたり常に斬新なアイディアで人々を魅了し続けてきた理由が分かったような気がした。(photo/text:Naoki Kurozu)特集:芸術の秋、『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』でワンランク上の素敵ガール■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年11月09日3D版『トップガン』の公開が来年2月にも予定されているようだ。「The New York Times」紙の報道によれば、8月19日(現地時間)にトニー・スコット監督が投身自殺で死亡して以来、1986年の大ヒット作『トップガン』の3Dバージョンとなる本作の処遇についてパラマウント・ピクチャーズ側が検討を重ねてきた結果、来年2月公開の方向で調整が進んでいるという。トニーは死の寸前までトム・クルーズと共に『Top Gun 2』(原題)の製作準備を進めていて、パラマウント側は当初3D版『トップガン』の公開によって続編への観客の盛り上がりを喚起する意図があったものの、同紙は『Top Gun 2』の製作が「取り止め」になったとも伝えている。3D版『トップガン』の製作は、今年初頭にはすでに完成しているという。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月09日