cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1997/2207)
ジェイミー・キング(「The OC」)とジェイミー・チャン(『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』)が新たに『シン・シティ』続編のキャスト陣に加わった。第1作目で高級娼婦のゴールディ役を演じたキングは、シリーズ第2弾となる『Sin City:A Dame to Kill For』(原題)で、ゴールディの双子の姉妹・ウェンディ役を演じるという。一方のチャンは、デヴォン青木に代わって二刀流の殺し屋・ミホを演じる見込みだ。さらに第1作でクライヴ・オーウェンが演じたドワイトが、続編では自身の素性を隠すために顔の整形手術を受けるというプロットになることから、今回クライヴは同役を続投しない模様だ。ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ロザリオ・ドーソンらの出演が決定している本作はすでに撮影を開始しており、来年10月4日(現地時間)に全米公開予定だ。■関連作品:シン・シティ2 2008年公開The OC [海外TVドラマ]ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月01日オリジナルとしては約2年ぶりとなるニューシングル「MESSAGE」と、5月に発売しオリコン・デイリーチャートで5位にランクインした邦楽カヴァーアルバムの第2弾「VOICE 2」を同時リリースしたK-POP歌手・John-Hoon(ジョンフン)主演のショートムービー『ミスター・ジョンフン!! 私のスターはチキン男?』。本作の公開初日舞台挨拶が、10月31日(水)にTOHOシネマズ六本木にて開催された。コメディ初挑戦のジョンフンが本人役で出演した本作。ステージで見せる完璧でカッコいい姿と、実はジャージ姿に身を包むビビりな小心者のチキン男であったという対照的な役を熱演している。この日はハロウィン当日ということで、全身黒の衣装と胸元にオレンジ色のスカーフをアクセントに登場したジョンフン。「今日がハロウィンだってさっき知りました」とおどけつつも、劇中に登場するうさぎのぬいぐるみもハロウィン仕様にコスプレさせ、ファンを喜ばせていた。「本人役は初めてでした。(本当は)チキン男じゃないのに…性格もクールだし」と本人の腑に落ちない様子に、会場からは「え~っ」、「じゃあ何男?」という声が沸き上がるも「(ご想像は)みなさんのお好きなように。でも、僕はチキン男じゃない!」と流暢な日本語できっぱりと否定。また、本日応援に駆け付けた岡元監督からの「クールでカッコいい逆の一面をファンのみなさんに見せたかった」とのコメントに、すでに映画を鑑賞した会場からは頷くように納得の声が。「とにかく日本語の演技が難しかった。あと…(オカマとの)キスシーンが本当に気持ち悪かった!次回は女優さんとお願いします」としかめっ面で苦労を明かすジョンフンに、監督からはフォローが入ると思いきや「脚本書いててなんですけど、実際のシーンは数センチのところで寸止めしてるんです。でもカットをかけるのをわざと遅くしたりしました(笑)」と思わぬカミングアウトが!しかし、「そこに役者魂を感じた」と撮影をしみじみとふり返り、“役者”ジョンフンに賞賛を送っていた。実は今回、ジョンフンが歌う主題歌「MESSAGE」の楽曲の提供、さらにプロデュースを手がけた河村隆一も本人役で劇中に特別出演しており、共演の感想を聞かれると「最初は壁があると思ったけど、話していくうちにすごく優しい人でした。それにイケメン!」と笑顔でコメント。最後には「2年ぶりのシングルもすごくカッコいいカバーアルバムに仕上がった。原曲が良いもで、自分なりのスタイルでカバーしたのでぜひ聴いてください!』と締めくくり、やはり“歌手”らしく楽曲に対する自信のほどを覗かせていた。『ミスター・ジョンフン!! 私のスターはチキン男?』は東京、大阪、名古屋、福岡、仙台の全国5都市にて5日間限定で公開中。
2012年11月01日前作『ワンダーラスト』から4年、英国王室のスキャンダラスでロマンチックな恋物語を描いたマドンナ監督の第2作目となる『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』。このほど“監督”マドンナのインタビュー映像と共に、マドンナが長年構想を温め、ようやく映画化された本作のメイキング映像が到着した。『ウォリスとエドワード』で彼女が描くのは、英国王に地位や権力、その一切を捨てさせたひとりの謎めいた女性の半生。全世界を揺るがした世紀のスキャンダルの知られざる真実を描く。マドンナが本作で施した工夫は、時代のトーンや変化を強調するために主に35ミリフィルムで撮影を進めながら、何か親密感を出したいところで一種の句読点のような役割として16ミリフィルムを使用するというもの。さらにはホームムービーのように郷愁を掻き立てるためにスーパー8も使用するという徹底ぶり。この事実だけでも、マドンナの監督としてのこだわりや手腕は十二分に伝わるはず。今回、到着した映像でも真剣な眼差しで画面を覗きこんでいる彼女の姿が確認できる。「カット!最高よ」というマドンナの一声と共にすべてのシーンの撮影が終わり、キャストを含むスタッフ一人一人とハグをするマドンナの姿から、彼女が監督としてチームをまとめ上げ、その信頼を一身に背負っていたことが伺える。「私は以前から公爵と公爵夫人の話題に魅了されてたの」と熱く話すマドンナは、「彼らのことを読むたびに、彼らへの気持ちは変化したわ。舞い上がるように魅了されたかと思ったら、表面的に思えて苛立ったり、そして次の瞬間、彼らはただ私たちと同じ人間なんだと思ったり…」と明かす。だからこそ、伝記映画ではなく夫妻のロマンスの本質を捉えた作品づくりを心がけたよう。そして「映画を観た人たちが『公爵夫妻についてあれは知らなかったな』とか『ウォリスの知られざる一面が見えた』とか、(2人の愛の形に)共感してくれたら嬉しいわ」と作品に込めた思いを語っている。歌手としてだけではなく、監督としてもその才能を遺憾なく発揮し、自身の“アーティスト”としての幅をぐっと広げたマドンナ。“監督”としての彼女の姿勢、こだわりをしかと目に焼き付けてから、劇場に足を運んでみてはいかが?『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年11月01日ブライアン・シンガーが、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』の続編『X-Men:Days of Future Past』(原題)でメガホンを取ることが決定した。前作で監督を務めたマシュー・ヴォーンが先週、本作から降板することが発表されたことを受け、ブライアンはマシューから監督を引き継ぐ形となった。一方、マシューは監督の代わりに、本作の脚本を担当するサイモン・キンバーグ、さらにローレン・シュラー・ドナーらと共にプロデューサーとして参加するための契約間近だという。ブライアンは2000年公開の第1作『X-メン』と2003年の『X-MEN2』では監督と脚本を担当し、その後も2011年の前作『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』でプロデューサーと原案を担当するなど同シリーズ初期から製作に携わってきた。同シリーズでクリエイティブ・コンサルタントを務めるコミック作家のマーク・ミラーが以前「X-MENとターミネーターが融合した」とも評している同続編は、前作に出演したジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらが続投することになっており、2014年7月18日(現地時間)に公開予定だ。そんなブライアンの新作は、ニコラス・ホルト、ユアン・マクレガー、ビル・ナイ、スタンリー・トゥッチ、 エレノア・トムリンソンらが共演する童話「ジャックと豆の木」の映画化作品『Jack the Giant Slayer』(原題)だ。■関連作品:X-MEN :ファースト・ジェネレーション 2011年6月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & © 2011 Marvel Characters,Inc.All rights reserved. / TM and © 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved.
2012年11月01日ジョージ・ルーカスがルーカスフィルムをウォルト・ディズニーに売却し、2015年公開予定のエピソード7を含め『スターウォーズ』シリーズ新3部作の製作を発表した。今回ディズニーは、ルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,200億円)で買収すると発表し、それに伴い2015年には『Star Wars Episode VII』(原題)を公開するという。この売却に伴い、ジョージはディズニーの個人株主として2番目に多い2.2%の株式を保有することになり、新たに製作されるエピソード7、8、9の新3部作においてはクリエイティブ・コンサルタントという形で作品に関わることになるという。ジョージが今回、ルーカスフィルムをディズニーに売却した理由は、同社の日々の実務から引退する時期が来たということ、自身の死後も『スターウォーズ』シリーズが続いて欲しいという願望だったようだ。ジョージは声明の中で「これまでの映画人生35年間の中で、最も嬉しかったことの一つは『スター・ウォーズ』が世代を超えて愛され続けてきたことです。私にとってはいまこそ、次世代を担うフィルムメーカーたちに『スター・ウォーズ』を受け渡すときだと思ったのです。『スター・ウォーズ』は私の死後も永続する作品だと常に信じています。だからこそ、私の存命中に引き継ぎをしておくべきだと思ったのです」とコメントを残している。一方、ディズニーのロバート・アイガーCEOは、今回の契約に満足しており、今後ディズニーとしても同シリーズの精神を受け継いだ続編群を製作していくとの意向を明かしている。「現時点でシリーズ最終作は2005年の『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』ですが、ファンのみなさんの間には、抑圧された需要とも言うべき新作へのかなりの欲求があるものと我々は考えています。今回の買収により、『スター・ウォーズ』という映画史上最も偉大なファミリー・エンターテイメント作品を含むコンテンツの世界的なポートフォリオと、弊社のユニークかつ唯一無二の創造性との融合が可能になるのです」。さらに、同シリーズのTV版となる「Star Wars: Underworld」(原題)の製作も進展中だという。ただ、今回のディズニーによる買収契約には『インディ・ジョーンズ』シリーズの権利も含まれているものの、現時点でディズニー側は『インディ・ジョーンズ』シリーズの新作については言及していない。そんなジョージは今年5月に引退宣言をしており、1999年から2005年にかけて発表した新『スター・ウォーズ』3部作と、70年代から80年代にかけて製作したオリジナル3部作に手を加えて近年発表したリマスター版や特別篇などが批判を受けてきたことから、ジョージは以前「どうしてこれ以上作る必要があるんだい?みんなから常に批判されて、ひどい人間だなんて言われているのにさ。会社事業も、業界の付き合いも、いま背負っている全てのビジネス上の義務も捨て去って、のこぎりとハンマーでも持って趣味の映画を作るために自宅のガレージに引きこもるつもりさ。以前からずっともっと映画の本質を突いた実験的な作品を創りたかったんだ。映画館での興行の心配もしなくていいような映画をね」と洩らしていた。■関連作品:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 2008年6月14日、15日先行公開、6月21日より全国にて公開TM & © 2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.
2012年11月01日エヴァン・レイチェル・ウッドがかねてから交際中のジェイミー・ベルとついにゴールインするようだ。2人は2005年、アメリカのパンクバンド「グリーン・デイ」の「Wake Me Up When September Ends」のPVで共演し、交際が始まったが、1年で破局。一昨年にヨリを戻し、昨年婚約した。25歳のエヴァンと26歳のジェイミーは婚約の事実も公表していないが、先月16日(現地時間)にロサンゼルス市内で結婚許可証を取得するのを目撃されている。そして今週火曜(現地時間10月30日)、2人はそれぞれの左手薬指にお揃いの指輪をはめて、ロサンゼルス国際空港に姿を見せた。ゴシップサイト「RadarOnline.com」は、2人が数日中にも挙式するだろうと報じている。16日のランチタイムに、ビバリーヒルズの結婚許可局で2人を目撃した人物は「初めは彼らに気づきませんでした。愛し合っている普通の若いカップルに見えました。一般人と同様、列に並んで順番を待っていたんです。ずっと手を繋いでいました。ジェイミーがエヴァンに顔を寄せてキスもしていました。とても嬉しそうだったし、幸せそうでした」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© KCS/AFLO
2012年11月01日英国が誇る実力派ダニエル・クレイグ主演で贈るヒューマン・サイコスリラー『ドリームハウス』が11月23日(金・祝)より公開となる。本作のタイトル“ドリームハウス”にちなんで、公式サイトにて“あなたの家相は大丈夫!?「ドリームハウス」お家危険度診断&プレゼンントキャンペーン”が11月1日(木)よりスタートする。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始める。『ドリームハウス』…つまりは“夢の家”。しかし劇中では、幸せで夢のような家の影には驚きの危険な真実が潜んでいる。そこまで危険でいわくあり気な家に住んでいる人はそうはいないと思うが、家の中で自然とやっているあんなことやこんなことが、実はあなたの家相を悪くしている可能性があるのだそうだ。そこで、1日より始まるキャンペーンでは、芸能界にも多くのファンをもつ風水建築デザイナーとして活躍する直居由美里(ユミリー)さん監修の下、ウィル一家のような悲劇に見舞われないように、公式サイト限定で“あなたのドリームハウスの危険度診断”ができるというもの。この診断は、用意された4つの設問に答えるだけ。さらに、全ての診断が終わったあとには、プレゼント応募キャンペーンを実施!抽選で、劇場鑑賞券やユミリー先生からあなたの家をさらに快適な“ドリームハウス”にしてくれる素敵なプレゼントがもらえるチャンスも。ぜひ、この機会にあなたのお家の“危険度”、調べてみませんか?『ドリームハウス』は11月23日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。あなたの家相は大丈夫!?「ドリームハウス」お家危険度診断&プレゼンントキャンペーン開始日:11月1日(木)よりスタートキャンペーン特設ページ:公式サイト:www.dreamhouse-movie.com■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年10月31日ダニエル・クレイグとビル・マーレイが、ジョージ・クルーニーの監督最新作『The Monuments Men』(原題)に出演することが決定した。ロバート・M・エドゼルの小説「ナチ略奪美術品を救え -特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争」の映画化作品となる本作は、第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦から連合軍が勝利を収めるまでの11か月に焦点を当てたストーリーになるという。ダニエルとビルのほかにも、ケイト・ブランシェットやジョン・グッドマンらが参加する予定で、さらに『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンも出演が決定しており、来年3月には製作開始が予定されている。さらに本作でジョージは、監督に留まらず、芸術品保護活動家のリーダーでナチス・ドイツから大量の美術品を奪還することに尽力したアメリカ軍指揮官ジョージ・スタウト役として主演も果たすほか、プロデュースや脚本も手がけるという。そんな『The Monuments Men』で4役をこなすジョージは、ベン・アフレックが監督と主演を務めた『アルゴ』でもプロデューサーとして参加しており、日本では今月26日(金)に公開されたばかりだ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月31日みなさん、こんにちは!秋らしさに満ちた10月をさぞや満喫していることでしょう。私は1年の中でこの時期がもっともお気に入りの季節なんです。特に日本の秋は大好き!日本の梨が恋しいです。それはさておき、私はここアメリカでとても慌ただしい日々を送っていましたよ。エミー賞の後、オレゴン州ポートランドへ行き、そこで開かれる新しいアニメエキスポの主催者と会いました。年末に開催されるので、今年のクリスマス休暇は、アニメエキスポと共に、ポートランドに住む私の家族と過ごすことになりそうです。そして、ハリウッドとロサンゼルスもアワード・シーズンが近づき慌ただしくなってきました。もちろん最初の式典はゴールデングローブ賞です。私も日本のテレビの取材で行く予定なので、開催が近づいてきたらまた最新情報をお伝えしますね!ところで、「今年はゴールデングローブ賞やアカデミー賞にノミネートされそうな作品が思い浮かばない…」と思っている人が多いかもしれません。それもそのはず、実は多くの話題作は、これからアメリカで公開されようとしているのですから。少しだけお伝えすると…今年まずスタートダッシュを切った作品は、ベン・アフレックの最新作『アルゴ』でしょう。彼は本作で監督と主演を務めましたが、本作はイランで人質となった6人のアメリカ人を救出するため、CIAが実行した秘密作戦について描いており、なんとそれは実話を基にしたストーリーなのです。ブライアン・クランストン、アラン・アーキンそしてジョン・グッドマンも共演している本作ですが、各映画祭でも多くの賛辞を受けました。そして、いままさにアメリカで公開中なのです。先週末に日本でも公開になったという話を耳にしました。映画評論家たちは、本作はオリジナル脚本賞、もしくは作品賞、そしてベン・アフレックが監督賞にノミネートされる可能性もあると示唆しています。つまりは、映画好きならこの一本は必ず観るべきということです!そしてこのアワード・シーズンで、さらなる躍進を見せたのがロバート・デ・ニーロ、ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパーという豪華なキャストが集結した『Silver Linings Playbook』(原題)です。『ザ・ファイター』で監督賞にノミネートされたデヴィッド・O・ラッセル監督の最新作なのです。本作は精神病院に短期入所した元教師(ブラッドリー・クーパー演じる主人公)が、退院後、彼の両親と共に暮らし始める話です。と同時に、彼は元妻との関係も修復させようとします。しかし彼は、何やら問題を多く抱えてそうな興味深い女性(演じるのはジェニファー・ローレンス)に出会ってしまうのです。9月に開催されたトロント映画祭で本作がプレミア上映され、私は多くの人からこの受賞シーズンのダークホースになるのでは?という話を聞いています。来月にはさらにいくつかの競合作品について話せることでしょう、どうぞお楽しみに!そして今、日本でテレビ放送される新しい映画情報番組の収録中ですよ。映画評論家の小西未来さんと一緒に司会を務めているのですが、西ハリウッドにあるとても古い歴史的なスタジオ「The Lot」で最新の2本を収録し終えたところです。映画『グリーンマイル』や『ソーシャル・ネットワーク』もここで撮影されたんですよ。そして最近ヒットしたテレビドラマ「トゥルーブラッド」はいまも尚このスタジオで撮影が進んでいます。それではまた次回お会いしましょう!© Startraks/AFLO(text:Lisle Wilkerson)(原文:英語)HI everyone!!! I hope you are having a wonderful autumn-filled October!! This is always one of my favorite times of the year, especially in Japan. I miss nashi so bad!!!! One of the best fruit EVER!! :)Well, I have been very busy here in Los Angeles. After the Emmys, I had to go to Portland, OR to meet with the people in charge of a new anime convention there. They have invited me to their con at the end of the year, so it looks like I will be spending Christmas in Portland with family! :)It is ALSO a very busy time for Hollywood and Los Angeles, with the Awards Season just around the corner. and of course the FIRST Awards Ceremony coming up is the Golden Globes. And YES, I will be there reporting for Japanese television, so more on that when it is closer to the date!!Now many of you may be thinking "hmmm, I can’t even think of any films that are good enough to be nominated for the Golden Globes or Academy Awards.."Well, that’s because MOST of the films are still getting ready to be released here in the US! Just to give you a teaser of some of the movies you will definitely be hearing about come awards season...one of the forerunners this year seems to be the latest project for Ben Affleck,"Argo", in which he directs and acts, and is based on a true story about a secret operation executed by the CIA to save 6 Americans held hostage in Iran. The movie also features Bryan Cranston, Alan Arkin, and John Goodman and has received a lot of kudos throughout its time in the film festival circuit. Now this film JUST started showing here in the U.S., and I know is just getting released in Japan this week. Film critics are saying that this movie COULD walk away with Best Original Screenplay, as well as Best Film, and possibly a Best Director nomination for Ben Affleck. So movie lovers, you will DEFINITELY want to see this one!Another film that is getting a lot of momentum into awards season is "Sliver LInings Playbook" which has an incredible cast of Robert DeNiro as well as Jennifer Lawrence and Bradley Cooper. This movie is the latest movie for award-winning director, David O Russell, the same man behind "The Fighter". The story behind this movie is a former teacher (the main character is played by Bradley Cooper) leaves a short stay in a mental institution, to come and live with his parents. At the same time he is trying to reconcile with his ex-wife, but he happens to meet a very intriguing woman who seems to have many problems of her own (played by Jennifer Lawrence) This film is based on and first premiered in Sept at the Toronto Film Festival to much praise, and many people I have talked to say that this is going to be the much-loved "underdog" film this awards season.Next month I will talk about a few more that I think will be contenders, so stay tuned!Meanwhile, I want to tell you about a new television show that I am co-hosting with well-known Japanese film critic, Mr. Mirai Konishi. From October, we started doing a mini-program called "AXN Japan Buzz+" where we talk about upcoming films, etc.We just filmed our last two segments at The Lot, which is a very old historical studio lot in West Hollywood. Movies such as "The Green Mile" And "Social Network" were filmed there. And currently the hit television series "True Blood" is being filmed there as well.Anyway, if you get a chance to check us out, please do!!! Until next week...bye bye!!■関連作品:Silver Linings Playbook (原題)アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月31日ケイティ・ホームズがニューヨークのレストランで「ケイティに自由を」と書かれたTシャツを着た一行と遭遇、気まずい瞬間が訪れたという。27日夕方ごろ(現地時間)、ケイティは娘・スリちゃんと2人でニューヨーク市内のレストラン「Mr. Chow Tribeca」を訪れた。そのとき、隣り合わせた席のグループに「ケイティに自由を(Free Katie)」、「スリを救え(Save Suri)」というスローガンを掲げたTシャツを着た人物たちがいたのだ。このTシャツは、ケイティが2006年にトム・クルーズと結婚したときに作られたもの。サイエントロジーを信仰するトムと別れるように呼びかけた、ジョークのTシャツだ。「New York Post」紙上で「ケイティと隣席のグループは気まずそうに視線を交わしましたが、ケイティはクールな態度を崩さず、彼らに何も言いませんでした」と目撃者は語る。ちょうどハロウィーン・シーズンで、グループの中には『トップガン』のトムのコスプレをしている人物もいたという。「ハロウィーンで浮かれていた彼らの方が恥ずかしくなったらしく、スリの目に触れるより前にコスチュームが見えないようにカバーしました」。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO
2012年10月31日「『職業は?』と聞かれたら『野村萬斎』と答えたい」。そう言って浮かべた笑みは“優しい”と言うべきか、“いたずらっぽい”と表現すべきか…何とも形容しがたい。掴みどころがないという意味では、今回演じた“のぼう様”こと成田長親と似たものを感じさせるが「長親は無自覚だけど、僕は確信を持ってやってますよ」と自らが積み重ねてきたものへの矜持を覗かせる。狂言師として伝統芸能を守り受け継いでいくだけにとどまらず、現代劇からギリシャ悲劇、さらには子ども向け番組への出演まで幅広い分野で活躍し、新たな道を切り拓いていく野村萬斎。実に9年ぶりの映画出演作となる『のぼうの城』では、たった500名で2万の大軍に立ち向かう忍城の城代(=指揮官)を魅力的に演じている。冒頭の“職業=野村萬斎”という発言を証明するかのように、萬斎さんが演じているからこその魅力が詰まった本作。どのような思いでカメラの前に立ったのか?映画公開を前に話を聞いた。激しい殺陣による合戦シーンあり、城を丸ごと水に沈める壮大な水攻めシーンありと、これまでの日本映画にないスケールで展開する本作だが、欠かすことのできない魅力の一つが萬斎さん演じる、でくのぼうの“のぼう”こと長親のキャラクターだ。あの時代(=戦国末期)の時代考証にただ忠実に演じるのではなく、時に現代的な受け答えや、あえて芝居がかったリアクションを取り入れることで、長親を何とも親しみやすい人物に仕上げている。萬斎さんは「ある種、“道化”のような立ち位置で予測できない演技を心がけた」と役へのアプローチを明かす。「監督からは『常に白い衣裳を着せたい』というイメージで、ひとりだけ浮いてて、目立ってもいいということですよね。目立つためにはみんなと違わなくてはいけない。テンポ感や空気を変えて、周りは猛者が多くて低く『おうっ!』と唸るような中で、僕だけ『ハイっ!』と甲高い声を上げたり、常に天邪鬼(あまのじゃく)でいることを意識してました。庶民の目線を持ちつつも、人間の本質的な部分を追求したい。人として正直と言うところを含め、狂言で言うところの太郎冠者(たろうかじゃ)に近いと言えるし、道化と言えばピエロやジョーカーですよね。絵札よりも強いのか?それとも単なるババなのか?確かにそういう掴みどころのなさはありますね」。いまでは笑ってふり返るが、撮影に入る前はこの“掴みどころのなさ”に大いに悩まされたという。そこで「惚れた相手に聞くのが一番」とヒロイン・甲斐姫を演じる榮倉奈々に、初対面でいきなり「どうして甲斐姫はのぼうが好きなの?」と聞いたとか。戸惑いつつも榮倉さんから返ってきた答えは、長親が持つ「将器」だった。萬斎さんは改めて、本作で描かれる奇妙なリーダー像についてこんな思いも。「昔、『乱』(’85/黒澤明監督)という映画に出演したとき、根津甚八さんから“ダメージアップ”という造語を教わったんですが、頼りなくて隙がある人物ほどダメージを与えられるといったら変ですが、みんなを安心させられるんですね。専制君主的ないかにもなエリートが上から物を言うのではなく、隙のある人間が実は本質をきちんと見抜いていて、しかもそこに信念がある。それが長親の良いところですね。とっつきやすくて下から持ち上げられるリーダー像があって、そこに才能のある人が寄ってくるというお話。(敵方の大将の)石田三成も含め、リーダーとは何ぞや?というところに興味を持っていただけたら嬉しいです」。9年という時間を置いての映画出演となったが、萬斎さんにとって映画やドラマといった映像作品に出演することの楽しさは?「狂言というのは2~3人で演じるもので、(表現の)省略も多く、見る側の想像力に訴えるところが多いのですが、映画はこれだけの人数が集まってリアルに具体的に作れるところが魅力ですね。僕としては無いものねだりって感じがするわけです(笑)。また、狂言は一つ一つの演技を映像用に残すことはほとんどしません。僕らの芸はその場の一代限りのもので、弟子や息子に芸のDNAを残すことで存在していく。だから、映像として形に残る仕事をしたいという思いはあります」。さらに、狂言以外の場での表現が“狂言師・野村萬斎”に与える新たな発見や影響についてはこう語る。「狂言では僕らは“型”を習い、プログラミングされるがごとく表現技術を習得していくわけで、それはスイッチひとつで心がなくても『泣け』と言われれば泣けるし、『笑え』と言われれば笑えるということ。では、そこに感情が全くなくてもいいのか?と言われればそうじゃない。感情だけではダメだけど、型にもやはり一滴の感情が必要です。であるなら、こういう作品で本当にその気持ちになる――映画では本当にそういう気持ちにならなければ嘘になってしまいますから――それが狂言に入ってくることで、どんなに省略された表現の中にも人間味が増していくのかなと思います。何より僕らもまた、型から入りつつも最終的には型から脱しなくてはいけないわけです。様式や型に囚われない世界に入るためには、リアルな実戦で気持ちを作ったり涙を流すことは、いますぐではないにしろ、活きてくると思ってます」。“改革”ばかりが声高に叫ばれ喝采を受けるのが昨今の風潮だが、萬斎さんが目指すのは単なる伝統の改革ではない。自らの試みを「挑戦的な活動」と認めつつ、常に「伝統を守る」という意識を持ち続ける。「伝統芸能の技をもって『ここまではいける』という確信は常に持っています。そこは確信犯的にやらないと単に狂言師が『新しいことをやります』と言っても、メチャクチャな変なものになってしまうので難しいですよ。伝統という枠の中で、じゃあどうやって発信したらいいのか?発信しなければ単なる古い文化財になってしまいます。古典の本質を掴みつつ『ここを現代的にアレンジしよう』、『ここをアピールしよう』という狙いがないといけないと思います。その点、“のぼう”は無責任に見えるかもしれませんね(笑)。でも、ズレているように見えて、本質はちゃんと見えているんです。自由に、楽しみながらやらせていただきました(笑)」。全てを冷静に計算し、そのくせ計算外の出来事が起こることを誰よりも楽しみに待ち望んでいる道化。日本が誇る稀代のジョーカーの名演に泣いて、笑って、突っ込んで、翻弄されつつ壮大な歴史活劇をお楽しみあれ!(photo/text:Naoki Kurozu)stylist:Nakakawahara Hiroshi(CaNN)Hairmake: Shinji Okuyama (ing)■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年10月31日歌手で女優のカイリー・ミノーグが、デビュー25周年を記念してファッション本「Kylie/Fashion」(原題)を発売することになった。今回のスタイルブックには、ジャン=ポール・ゴルチエやジョン・ガリアーノといった豪華デザイナーたちが手がけてきたカイリーの衣裳の写真が収められている。カイリーは「この本では、私のキャリアを通して知り合ったファッション業界で最も才能のある人々と私の関係を綴っているのよ。ここ何年もの間に私が携わった素晴らしいデザイナーたちやブランドの話を1冊の本にまとめることができて本当に誇りに思うわ!自分のパーソナルな出来事をふり返るのは、記憶の糸をたぐる作業だったわね。結局ふり返ってみると、この25年間での大事な出来事や大切な思い出は、全てファッションにまつわることだったの」と出版の喜びを語っている。同書に掲載されている衣裳の多くは、全英1位を獲得した「スピニング・アラウンド」のPVで身にまとったゴールドのホットパンツや各国の週間シングルチャートを総なめにした「熱く胸を焦がして」のPVで着用したホワイトのフード付きキャットスーツなどを含む、カイリーがPVやステージで着用した衣裳だという。「ドルチェ&ガッバーナ」のデザイナー・デュオ、ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナは「私たちは小さなプリンセス、カイリーのためにスペシャルなコスチュームをデザインすることを常に楽しんできました。アルバム『アフロディーテ』収録曲のPVでは、カイリーは本当に女神のようでしたよね」と今回の同書で語っている。さらに今回、ゴルチエが序文を捧げており、カイリーのアートディレクターを務めるウィリアム・ベイカーやステラ・マッカートニー、クリストファー ・ケイン、ジャイルズ・ディーコンら多くのデザイナーたちからもコメントも収められている。
2012年10月31日ロバート・パティンソンが、1,200万ドル(約9億6,000万円)の高額ギャラで「クリスチャン・ディオール」のメンズ向け新作フレグランスの顔に起用された。「E! News」の報道によれば、今後数か月に渡り広告キャンペーンにてイメージ・キャラクターを務めることになったロバートは、ディオール側と3年契約を結んだ模様で、ロバートに近いある関係者は「ロバートはディオールが大好きなんですよ」と語っている。ロバートと最近、復縁したばかりのクリステン・スチュワートも、現在「バレンシアガ」のフレグランスの顔を務めている。クリステンは同ブランドとの関係について「私的にバレンシアガはいつも際立ったブランドだったの。ファッションを意識しだして、ほとんど何も知識が無かった頃でさえ、バレンシアガのことは知っていたし、大好きだったの。そんなブランドとお仕事ができるなんてこれも縁だと思うわ。今後もバレンシアガの顔を続けられると思うと興奮するの。ホントにクールなブランドね。そんな感じよ」と語っていた。また、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるニコラ・ゲスキエールも「独特な繊細さと知性を兼ね備えたクリステンは、バレンシアガの新しいフレグランスが表現しているモダンさを体現しているんです。ジョディ・フォスターと共演した初期作『パニック・ルーム』からインディー作品『ロストガール』に至るまで、私はずっと彼女の日々進化する個性を感じ取っていたんです」とクリステンのことを絶賛していた。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月31日ヴィクトル・ユゴーによる傑作小説を原作に、世界43か国、21か国語で上演され、世界最長のロングラン記録を誇るミュージカルの金字塔を鮮やかに映画化した『レ・ミゼラブル』。このほど主演のヒュー・ジャックマンに、共演のアン・ハサウェイとアマンダ・セイフライドの豪華キャストに加え、トム・フーパー監督、舞台版の生みの親でもあるプロデューサー、キャメロン・マッキントッシュの来日が決定した!舞台は、貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ち上がろうとしていた19世紀フランス。元囚人のジャン・バルジャンは、度々の脱走から情け容赦ない警官・ジャベールに何十年にもわたり執拗に追われる身となる。そんなバルジャンは、薄幸な女性・ファンテーヌに彼女の幼い娘・コゼットの面倒を見ると約束するが、それをきっかけに彼らの運命は動き始める――。人としての正しい道を模索するジャン・バルジャンの波乱万丈な人生を軸に、『英国王のスピーチ』のフーパー監督が絶望的な環境の中でも、希望を信じて今日を懸命に生き抜く人々の姿を描く本作。今回、来日が決定したキャストたちは、主人公・ジャン役のヒュー、ファンティーヌ役のアン、コゼット役のアマンダの3名。親日家のヒューは『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のために8月に来日してから今年2度目、アンも2006年『プラダを着た悪魔』以来2度目、アマンダとフーパー監督は映画のプロモーションとしては初の来日を果たすこととなる。さらに11月28日(水)には都内にて来日キャストも参加しての公開記念イベントが開催されるそう。舞台・映画の枠を超えた最高傑作を引っ提げて来日する彼らが、熱い歓迎と熱狂で迎えられることは間違いなさそうだ。『レ・ミゼラブル』は12月21日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年10月31日第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞した「風待ちのひと」でデビューし、女性を中心に高い人気を誇る作家・伊吹有喜の人気小説「四十九日のレシピ」が映画化されることが決定し、このほど永作博美、岡田将生ら豪華キャスト陣の出演が明らかとなった。ある日、熱田家の母・乙美(おとみ)が突然亡くなった。2週間後、生きる気力を失っていた夫・良平の元に、派手な格好のイマドキ女子・イモが訪れる。イモは乙美から頼まれていた四十九日までの細々とした家事などを引き受けに来たと言い、乙美が残したという「レシピ」の存在を伝える。そこへ夫との関係に終止符を打ったという、東京で生活を送っていた娘の百合子が帰ってくる。良平と百合子、それぞれ心に傷を負った親子が、最愛の妻、そして母であった乙美の人生をふり返りながら、立ち直っていくまでの四十九日を温かく描く感動作だ。本作は、2011年にNHKでドラマとして放送された人気作品。監督は永山絢斗主演の『ふがいない僕は空を見た』がトロント国際映画祭に正式出品されるなど世界でも注目を浴びる、新進気鋭の女流監督・タナダユキ。今回発表されたキャスト陣には、主人公・百合子に『八日目の蝉』で2011年度日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を始め、数多の賞を総ナメにした実力派女優・永作博美。原作を読んだという永作さんは、「泣いて、笑って、とても優しく朗らかな読後感でした。作中で描かれている四十九日を成功させたいと思いました」と早くもやる気満々の様子。また、そのほかの主要キャストには、百合子の父・良平役に石橋蓮司、日系ブラジル人のハルというこれまでにない役柄に挑む岡田将生、そして『ヒミズ』でヴェネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞を獲得した二階堂ふみが、熱田家に突然現れる派手な不思議少女・イモ役を演じる。さらに、岡田さんとは『アントキノイノチ』からの再共演となる原田泰造が、百合子との関係が冷めてしまった夫・浩之を演じるなど豪華俳優陣が名を連ねることとなった。昨今、NHKドラマから映画化される作品が続いているが、昨年大ヒットとなった『八日目の蝉』もその1本。40代を迎えた永作さんの好演に、再び日本中が涙させられそうだ。『四十九日のレシピ』は2013年全国公開を予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:四十九日のレシピ 2013年11月9日より新宿バルト9・有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会
2012年10月31日ゲームの世界でヒーローになりたいと願う悪役たちの奮闘を描いた、ディズニー映画最新作『シュガー・ラッシュ』。本作の全世界挿入歌が「AKB48」の楽曲「Sugar Rush」に決定し話題を集めているが、このたびフォトグラファーの蜷川実花が監督を務めた同曲のミュージック・ビデオが公開となった。舞台は人間たちが知らないゲームの世界。アクション・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」に暮らす悪役・ラルフは、嫌われ者の悪役を演じ続けることに嫌気がさし、ヒーローになろうと自分のゲームから飛び出してしまう。迷い込んだ先は、全てがお菓子でできた世界“シュガー・ラッシュ”。そこで出会った“ひとりぼっち”のヴァネロペとの大冒険が、カラフルな美しさに満ちたスピード感あふれる映像と共に描かれる。主人公・ラルフが迷い込むお菓子で彩られたレーシングゲームの世界には、日本の要素がたくさん含まれていることから「日本を“象徴”する音楽を!」とAKBに白羽の矢が立ち、実現した今回のコラボレーション。実は11月2日(現地時間)の全米公開に先駆け、10月29日(現地時間)にハリウッドの老舗劇場エル・キャピタンにて、『シュガー・ラッシュ』のワールド・プレミアが行われ、AKB48の歌う「Sugar Rush」が収録された本編が初めて一般に公開されたそう。AKBの総合プロデューサーの秋元康氏に作詞を依頼した、ディズニー/ピクサー作品など数々の作品を手がける音楽スーパーバイザーのトム・マクドゥーガルは完成した楽曲を聞いて「まさにパーフェクトだよ!」と大絶賛。主人公・ラルフが、色鮮やかなお菓子の世界・シュガー・ラッシュに迷い込むシーンをPOPに演出するAKBの歌声にリッチ・ムーア監督も「とても魅力的で、曲も素晴らしいよ」と熱っぽく語っていた。そして、遂に公開となった蜷川監督によるキュートなミュージック・ビデオ。カップケーキのコスチューム姿のAKBメンバーが『シュガー・ラッシュ』の世界に入り込んだかのような映像に、「何よりパフォーマンスが素晴らしいね」と嬉しそうに語るムーア監督はもちろん、『トイ・ストーリー』や『カーズ』シリーズの生みの親、ジョン・ラセター監督も「こんな素晴らしいものは見たことがないよ!感動した!」と興奮冷めやらぬ様子。残念ながらメンバーや秋元氏のプレミア出席は叶わなかったものの、「AKB48として、大変大きな仕事をできたと実感しています。今後も世界中のみなさまに応援していただけるようなグループに成長していきたいです」(高橋みなみ)、「小さい頃から観てきたディズニー映画に、私たちが参加できるなんて夢のようです」(篠田麻里子)と全世界デビューについて想いを寄せた。ピコピコというゲーム音と共に幕を開ける今回のミュージック・ビデオ。カップケーキの衣装に身を包み、踊り歌う彼女たちのキュートな姿に誰もが釘付けになること間違いなしだ。『シュガー・ラッシュ』は3月23日(土)より全国にて2D/3D公開。※こちらのスペシャル映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シュガー・ラッシュ 2013年3月、全国にて2D/3D公開
2012年10月31日俳優の伊藤英明が10月30日(火)、都内で行われた主演最新作『悪の教典』の女子高生限定試写会に、メガホンをとった三池崇史監督と共に出席し、上映後の舞台挨拶に立った。伊藤さんが高いIQと冷静な行動力を併せ持つ殺人鬼・蓮実を演じることで話題の本作。舞台挨拶は映画さながら、放課後のホームルームスタイルで行われ、伊藤さんは「今日は殺さないから大丈夫だよ」と爽やかな(?)第一声。女子高生からは「学生時代の思い出を教えて!」、「ファーストキスはいつ?」といった質問や、「頭をなでなでしてほしい」、「ハグしてほしい」などの無茶ぶりも飛び出したが、当の伊藤さんは「オレもう37歳だけど、まだまだイケるなあ」と自身のモテっぷりにご満悦だった。貴志祐介のベストセラー小説を実写化したサイコサスペンス。生徒から“ハスミン”という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師でありながら、自身の目的のためなら殺人も厭わない狂気に満ちた男が繰り広げる凶行の数々を息詰まるタッチで描く。鮮烈なバイオレンス描写や残虐な描写から「R-15」指定を受けており、伊藤さんも「さっきまで、後ろでみんなの様子を見ていたんだけど、途中で退席した女の子、大丈夫でした?」と心配そう。そして「オレが悪いんじゃないの。悪いのは監督(笑)」と批判の矛先を三池監督に向けるも、三池監督から「伊藤さんの“素”はあんな感じだよ。だから今回は演じるのが、楽だったはず。普段の方が演じているし、だから『海猿』ができるんだよ」と返り討ちに遭っていた。三池監督が発した“海猿”に反応したのか、伊藤さんは「そういえば『海猿』が二度とできないってニュースに出ていたけど…」と表情を曇らせる場面も。それでも、客席から「今回のハスミンと仙崎(『海猿』の主人公・仙崎大輔)、どちらが演じやすかったですか?」と質問されると、「どっちも楽しいよ。今回は心労で“じんましん”ができるくらい大変だったけど。だからオレはやっぱり仙崎大輔かな」と女子高生もメロメロのキラースマイルを披露していた。『悪の教典』は11月10日(土)より全国にて公開。「悪の教典-序章-」『悪の教典』特集■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年10月30日先日発表された、英「Glamour」誌で毎年恒例の「最もセクシーな男」ランキング。なんと先週末公開された作品に、ランク入りを果たした色男が3人も出演しているのを発見!ルックスだけでなく活躍度も評価されなければトップ10には入らない中、堂々のランクインを果たした俳優たちを紹介したい。恋人クリステン・スチュワートとの破局から復縁まで、ホットなゴシップで世間を騒がせたロバート・パティンソンが1位に。そして、昨年はランキング外であったトム・ヒドルストンが、『アベンジャーズ』での活躍などもあり、2位に急浮上するなど今年は若手やニューフェイスがランク入りを果たしたこのランキング。そんな新顔たちの激戦が繰り広げられる中、若手俳優のヘンリー・カヴィル(写真:中央)もランクイン。先週末公開を迎えたノンストップアクション・サスペンス『シャドー・チェイサー』では、ブルース・ウィリスやシガーニー・ウィーバーらベテラン大物スターを脇に、堂々と主演を演じている。さらに来る2013年には、奇才クリストファー・ノーランが手がけた話題作『マン・オブ・スティール』で主人公クラーク・ケント(スーパーマン)に抜擢されるなど、ただイケメンなだけでなく、その実力も着実に認められる超新星なのだ。アクションもこなせる演技派とあって今後の人気を考えると、いまからチェックしておくのがオススメかも。続くは、4位にランクインしたマイケル・ファスベンダー(写真:右)。2011年より、リドリー・スコット監督作『プロメテウス』や衝撃的なテーマで注目を集めた『SHAME−シェイム−』、『ジェーン・エア』、そして現在公開中の『危険なメソッド』とじわじわと人気が出始めた注目のドイツ人俳優だ。今後もブラッド・ピットと共演を果たした2本の作品『Twelve Years a Slave』(原題)と『The Counselor』(原題)など話題作に相次いで出演が決定しており、その独特の雰囲気が放つ色気にメロメロな女子が急増中なのだとか。最後は、ジェームズ・マカヴォイ(写真:左)だ。先日、公開を迎えたリンカーン大統領暗殺事件の真実を綴る『声をかくす人』では、善悪の狭間で葛藤に苦しむひとりの男性を渾身の演技で演じた彼。『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』や『X-MEN』シリーズとファンタジーやSF作品で人気を博し、その一方でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた『つぐない』などの濃厚な人間ドラマ、さらにはアニメーション作品『アーサー・クリスマスの大冒険』では声優にも挑戦するなど、その多彩な演技で様々なジャンルを縦横無尽に横断するジェームズ。イタズラっ子らしく、無邪気なその笑顔にハートを鷲掴みにされた女子は後を絶たない。女子を思わず胸きゅんさせるセクシーな男たち。彼らのあふれる色気を、大きなスクリーンで体いっぱいに浴びてみてはいかが?2012年英「Glamour」誌が選ぶ最もセクシーな男性ベスト101位:ロバート・パティンソン2位:トム・ヒドルストン3位:ジョニー・デップ4位:マイケル・ファスベンダー5位:ベネディクト・カンバーバッチ6位:ロバート・ダウニー・Jr.7位:テイラー・ロートナー8位:ポール・ウェズレイ9位:ジェームズ・マカヴォイ10位:ヘンリー・カヴィル■関連作品:声をかくす人 2012年10月27日より銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2010 ConspiratorProductions, LLC. All RightsReserved.危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2012年10月30日「ボン・ジョヴィ」のライブチケットが、わずか12.5ポンド(約1,600円)で売り出されるようだ。先日、「ザ・ローリング・ストーンズ」が結成50周年のライブチケットを95ポンド(約1万2,000円)から375ポンド(約4万8,000円)と高額で売り出し物議を醸していることを受け、同バンドは来るツアーのチケットを全てのファンが購入可能なように低価格に設定したようだ。米音楽会社・AEGライブにて同バンドのUKツアープロモーターを務めるロブ・ハレット氏は、ライブチケットが一般のロックファンたちには手が届かない金額になっているため、同バンドが何とかしたいという気持ちで今回行動を起こしたと語っている。「ボン・ジョヴィのメンバーたちが私のところにやって来て、来年予定している『ビコーズ・ウィ・キャン』ツアーのチケット価格はファン全員が購入できる価格にするべきだと言ってくれたときは非常に嬉しい気持ちでした」と明かし、「この音楽業界で生き抜くためには、高額なライブ・チケットのイメージを取り払う必要があります。結局、ロックンロールとは、いままでずっとそうだったように、常に“大衆のための音楽”であり続けなければいけません。つまり、みんなのための音楽なのです」と続けている。また、ほかの関係者は「Daily Mirror」紙に「いまは不景気の真っ只中ですから、ボン・ジョヴィは12.5ポンドというチケット価格が最適だと考えているわけです」とコメントを残している。一方、375ポンドが最高金額だったザ・ローリング・ストーンズのチケットだが、実際には数千ポンドにまで釣り上がったという。しかし、ザ・ローリング・ストーンズのコンサート主催元ヴァージン・ライブのスポークパーソンは、チケット価格は公平なものであったと反論している。「チケット価格はコンサート費用をカバーするためのもので、今回のローリング・ストーンズのチケットもほかの大物ミュージシャンたちのライブと同じような価格ですよ」。
2012年10月30日ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作に、宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たした映画『きいろいゾウ』。本作の公開を記念して、移動販売型店舗の富良野メロンパンとのコラボ商品「きいろいゾウぱん」が期間限定で販売されることが決定!片田舎の町に移り住んできた、天真爛漫な妻・利愛子(通称・ツマ)と売れない小説家の無辜歩(通称・ムコ)夫婦の温かな日常から、一通の手紙をきっかけに少しずつズレていく2人の想いを描いた本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で巧みに映し出す。このたび発売が決定した、富良野メロンパンとの映画コラボレーション作「きいろいゾウぱん」は、宮﨑さん演じる“ツマ”の過去に関わる重要なキャラクター「きいろいゾウ」をイメージしたもの。もっちり、ふわふわのパン生地にサクサクのバナナ風味のかわいいゾウさん型クッキーがトッピングされている。さらにパン生地の中にはバナナクリームが入っており、かわいいだけでなく満足度も高いメロンパンに仕上がっているよう。「きいろいゾウぱん」は移動販売型店舗にて、11月1日(木)~3月末まで期間限定で販売予定。映画にちなんで、販売価格は「夫婦円満」の税込み220円(ふうふ)となっている。「きいろいゾウぱん」を食べてから劇場に足を運べば、より本作の世界観に浸ることができるはず。『きいろいゾウ』は2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。「きいろいゾウぱん」※移動販売型店舗のため、定まった店舗はもっておらず様々な場所で販売。販売期間:2012年11月1日()木~2013年3月末(予定)価格:220円(税込)販売場所案内:0120−194−963(営業時間9:00~17:30内のみ/土日祝休み)公式サイト:■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会
2012年10月30日『白いリボン』に続き、2作品連続でカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞最有力との呼び声高い、オーストリアの巨匠ミヒャエル・ハネケ監督作『愛、アムール』が2013年3月9日(土)より日本公開されることが決定した。パリの高級アパートで静かに暮らすジョルジュとアンヌは、80代の元ピアノ教師の老夫婦。教え子がピアニストで活躍する姿を誇らしげに感じ、お互いを思いやりながら日々を送る2人だったが、妻が病で突然倒れ、穏やかだった日常に少しずつ変化が訪れる…。これまでカンヌ国際映画祭でのパルムドールを始め、スペインのサンセバスチャン国際映画祭で国際批評家連盟大賞、ダーバン国際映画祭で最優秀賞を受賞、さらにアテネ国際映画祭でオープニング作品に選出されるなど各国の映画祭を席巻してきた本作。主人公となる老夫婦を『男と女』、『愛する者よ、列車に乗れ』などで知られる名優ジャン=ルイ・トランティニャン、日本とフランスの合作映画であるアラン・レネ監督作『二十四時間の情事』で知られるエマニュエル・リヴァが演じる。この先、12月にはヨーロピアンフィルムアワード、1月にはゴールデングローブ賞、2月にはセザール賞が控えており、アカデミー賞のノミネーションが1月10日(火)に、受賞結果が2月24日(日)発表となるが、本作が今回の賞レースにどのように絡んでいくのか、注目が集まる。『愛、アムール』は2013年3月9日(土)よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座ほかにて公開。■関連作品:愛、アムール 2013年3月9日よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座ほかにて公開© 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk
2012年10月30日日本映画界に輝く巨星・小津安二郎監督の『東京物語』(’53)にオマージュを捧げ、妻夫木聡や蒼井優をキャストに向けて贈る『東京家族』。このほど、本作の監督を務めた山田洋次が、文化勲章を受章したことが明らかとなり、山田監督を始めキャスト陣より喜びのコメントが届いた。震災後の2012年の東京を舞台に“今の家族”の物語を描く渾身の一作。瀬戸内海の小島で暮らす老夫婦が息子たちに会いに上京し、一時はバラバラだった家族が久しぶりに揃うも、その生活の違いから徐々に関係に歪みが生じていく様を描く。文化勲章とは、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。これまで『幸福の黄色いハンカチ』を始め、『学校』シリーズや『おとうと』、そして『男はつらいよ』シリーズでその時代ごとの家族を丁寧な人間描写で描いてきた山田洋次監督。そんな監督自身、今回の受勲には格別な思いがあると言い、「京都で電話を受け、びっくりしました。映画人の一人として映画界を代表して日本映画のためにこの章を頂こう、という気持ちでお受けしました」と喜びと使命感が同居する胸中を語った。。さらに、「作りたいと思う、作ること自体が楽しい、面白い。作ることを楽しんでいると観客にとっても楽しい作品ができるだろう、そんなことを信じてやってきたつもりです」とこれまでの50年の監督人生をふり返る。さらに、『男はつらいよ』の渥美清(寅さん役)がこの場にいたら何と言うと思うか?という質問には「(寅さんは)そんな立派なものもらってどうするんだい。オレみたいな出来損ないの映画を作っていてそんな章を取るなんてと、きっと冷やかしそうですね。そして渥美さんが生きていたら、きっと喜んでくれたでしょう」といまは亡き盟友に思いを馳せた。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター 2010年4月10日より東劇ほか全国にて順次公開© 1977、2010 松竹株式会社
2012年10月30日ブルース・ウィリス主演の大人気アクションシリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。2013年、世界で最もツイてない男ジョン・マクレーンが、前作から6年ぶりにスクリーンにカムバックを果たす本作の最新予告が、このたび遂に解禁されることとなった。舞台は、ロシア連邦の首都・モスクワ。N.Y.市警のジョンとその“悪運のDNA”を受け継ぐ一人息子・ジャックが、世界を相手にこれまでで最大の“大災難”に立ち向かっていく姿を、ド派手なアクションで描く。シリーズの全世界での興行収入11億3,000万ドルという大記録を打ち立てている、史上最強のアクション・シリーズ『ダイ・ハード』。毎度、ボヤく主人公・ジョンが見舞われる予想を超えた災難ぶりと、ハリウッド随一のド迫力のアクションで観る者の度肝を抜いてきた本シリーズ。今回届いた映像でも、その災難を予期してか、娘・ルーシーは「パパ、お願いだから騒ぎを起こさないでね」と懇願。「最悪だぜ」と相変わらずのボヤきと共に、モスクワへと旅立っていく。しかし、そこではルーシーの心配も虚しく、街中で大規模な爆破テロが起きる“ダイ・ハード”流の手荒い歓迎がジョンを襲うのだ。この期待を裏切らない爆破シーンを始め、78日間を費やしたという大規模なカー・スタントなどスピード感あふれる瞬き禁止の怒涛のアクションが次から次へと映し出されていく。そんな災難に巻き込まれる中、反りの合わない息子・ジャックと再会を果たすジョンだが、死線をかいくぐりながら「ハグするか?」という“パパ”ジョンの提案も、「気持ち悪い」と一蹴されてしまう。娘&息子からの寂しい一言も去ることながら、謎のボディ・スーツの美女や悪役らしき人物も登場し、物語はさらに謎を深めていく。ジョンはこの大災難でついに“ラスト・デイ(=最後の日)”を迎えてしまうのか?クライマックスに突入した本シリーズの最新映像を、ぜひこちらからチェックしてみて。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox
2012年10月30日トム・クルーズが、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる第5弾の製作を始動したと発表した。1996年公開の同シリーズ第1作目でイーサン・ハント役を初演してから、2011年の第4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』まで全作で主役を張っているトムは、同シリーズの続編を望む声がある限りシリーズ製作を続ける意向を「Total Film」誌に語った。「『ミッション:インポッシブル』の新作の製作に取り掛かったところさ。これからも続編を作り続けたいな。劇中のイーサン・ハントと共に僕自身も一緒に成長できるからね。第1作目が製作された当時は、パラマウント・ピクチャーズ史上最も製作費がかかった作品だったんだよ。しかも僕がプロデュースした初めての作品なんだ。毎回、観客の反応を見るのはとってもエキサイティングだよ。本当に素晴らしい経験さ。だから、これからももっと沢山の続編を作るつもりさ。みんなが観たがってくれる限りね。だってこのシリーズの製作はやり甲斐があって、とっても楽しいからね」。さらにトムは、シリーズ第5弾のための撮影ロケ地を探し始めるなど、すでにプロジェクトが始動していることも明かした。「僕たちはすでに様々な角度から製作をスタートさせているんだ。映画のプロモーションのために世界中を周るのは大好きなんだ。いろいろな場所を訪れては製作イメージを考えているよ」。そんなトムは、リー・チャイルド原作のハードボイルド・アクション小説の映画化となる新作『アウトロー』が来年2月1日(金)に公開を控えている。■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月30日ホイットニー・ヒューストンの遺産相続を巡って、娘のボビー・クリスティーナ・ブラウンと家族側が合意に至ったようだ。ゴシップサイト「TMZ.com」の報道によれば、ホイットニーの母シシー・ヒューストンや義妹でマネージャーのパット・ヒューストンらホイットニーの遺産を管理する財団側は当初、娘のボビー・クリスティーナが受け取る遺産相続分が多すぎるとして裁判に訴える構えを見せていたものの、全関係者は今回、当初の相続プラン通りで合意に至ったという。今回の合意により、現在19歳のボビー・クリスティーナは、21歳になった際に遺産の10%を、25歳時に20%を、さらに30歳になると残り全ての金額を受け取ることになり、母・ホイットニーの遺産を将来的に全額受け取ることになった。ボビー・クリスティーナは先日、一度は婚約を解消した義理の兄にあたるニック・ゴードンと再び婚約を果たしている。
2012年10月30日『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『アリス・イン・ワンダーランド』を始め、ファンタジックな独自の世界観で多くの映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』。このたび本作に登場する“フラン犬(ケン)”ことスパーキーのキモかわな魅力が炸裂する“ハロウィン”スペシャル映像&ビジュアルが特別にシネマカフェだけに到着した。ディズニー作品史上初となる全編“白黒3D”で描かれる本作。孤独な少年・ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬・スパーキーとのピュアな友情が、思わぬことから街中に大事件を巻き起こしていく冒険ファンタジーだ。今回、公開となったスペシャル映像を見ると、そこには「HAPPY HALLOWEEN」の看板の前で、無邪気にランニングマシーンを走るスパーキーの姿が。すると突如、看板は雷に打たれ、「frankenweenie」の文字へと切り替わる。そして最も注目してほしいポイントがここ。マシーンから落ちて戻ってきたスパーキーの体はツギハギだらけ、さらに背中の一部にはかわいい水玉模様が!スパーキーが嬉しくてシッポを振るも、ポロっととれてしまいマシンの上でシッポがバタバタ動く始末。不気味な風貌でぴょんぴょん跳ね回る“シーモンキー”やコウモリと哺乳類が合体したような謎の生物がスパーキーの周りに集まってきて…と、ハロウィンモード全開な少し不気味でかわいらしい映像に仕上がっている。一方のスペシャルビジュアルはというと、ヴィクターやスパーキーを始めとするキャラクターたちが集合し、その前にはハロウィンの代名詞でもある「ジャックランタン」が置かれている。明日はいよいよハロウィン本番!まずはこちらの動画から、ひと足お先にハロウィン気分を味わってみてはいかが?『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて公開。※こちらのスペシャル映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年10月30日女優の相武紗季が、ティム・バートン製作のアクション・エンタテインメント超大作『リンカーン/秘密の書』の日本語吹替え版でボイスキャストを務め、ハリウッド作品に初参加した。演じるのは第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンの妻・メアリー。ただし、本作に登場するリンカーンには驚くべき“秘密”が隠されている。昼は大統領として人民を導き、そして夜は人民のためにヴァンパイアとの壮絶な戦いを繰り広げているのだ…。ヴァンパイアハンターを献身的に支えるファーストレディという難役に、相武さんは「バートン監督がプロデュースする、奇抜で美しい世界観を壊せない。そんな緊張感がありました」と告白。それでも「映像がものすごい迫力なので、アフレコをしているうちに、自分が(現場で)演じているような不思議な感覚を味わいました。すごく楽しんじゃいましたし、この経験は今後も役立ちそうですね」。そう語る相武さんは、大統領夫人・メアリーの数十年に渡る半生を、声のトーンや強弱で見事に演じ分け、女優としての本領を発揮している。人間誰しも秘密があるもの。もしも愛する人から重大な秘密を打ち明けられたら、相武さんならどうする?「若い恋人時代のメアリーが、リンカーンから秘密を聞かされた瞬間、思わず笑っていましたよね。秘密の内容にもよりますが、きっと私も最初は笑ってしまうかもしれないですね」。とはいえ、秘密を共有し運命を共にすることで、リンカーン夫妻の愛と絆が深まるのも事実。相武さんも「揺るぎない英雄として戦うリンカーンが、最愛のメアリーには弱い面を見せ、助けを求める姿は愛おしく感じました。彼が悩み、葛藤しても信念を貫くことができたのは、きっとメアリーのおかげですよね」と瞳を輝かせる。エッジの効いたアクション活劇と、夫婦愛を問いかけるドラマという“二つの顔”を見事に融合させたのは、アンジェリーナ・ジョリー主演の大ヒット作『ウォンテッド』で手腕をふるったティムール・ベクマンベトフ監督。「男性も女性も楽しめるというのが、この映画の大きな魅力。3D上映もありますし、きっと観ながら“危ないっ”って体が避けちゃうかも」と相武さん。さらに「実際、私自身もアクション映画に出てみたいっていう気持ちが湧いてきましたね。ハリウッド進出?興味あります。女優である限りは、いつかハリウッド作品にも出演したいです」と“もう一つの顔”を覗かせていた。『リンカーン/秘密の書』は11月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開。■関連作品:リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Fox
2012年10月30日現在、ワールドツアー「MDNA」を敢行中のマドンナ。今月27日(現地時間)のルイジアナ州ニューオーリンズの公演で、間近に迫ったアメリカ合衆国大統領選挙でオバマ現大統領に投票するよう呼びかけ、ブーイングを浴びるなどトラブル続きだが、娘の16歳の誕生日に、アパート1室をプレゼントしたことが明らかになった。14日(現地時間)に16歳の誕生日を迎えた娘のルルド・レオンに贈ったのは、ニューヨーク市マンハッタンのアッパーイーストサイドのアパート。家族で暮らす家から数ブロックの距離にあり、母娘が足繁く通うカバラ・センターもすぐ近くにある。「Daily Star」紙上で関係者は、「ルルドは大喜びです。自分の好みのインテリアを作り上げてから、誰とシェアするか、いつ引っ越すかを決めるようです」と話している。物件の価格は明らかにされていないが、何重ものセキュリティが施され、住民専用のジムとプール付きというから、かなりの高級物件に違いない。実はルルドはいま反抗期で、この数か月間、マドンナと折り合いが悪く、母と別れて実父のカルロス・レオンの元へ行くと言い出していた。それにショックを受けて、大盤振る舞いのプレゼントを用意したようだ。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年10月30日秋を超え、徐々に冬の足音が聞こえ出す今日この頃。なぜか寂しさがつきまとうこの季節に、まさにうってつけの男たちがいる。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、「哀愁漂う渋いオヤジ」をテーマにアンケートを実施。誰もが認めたくなる背中で語る親父を大発表!他の追随を許さない圧倒的な支持で第1位に輝やいたのは、ハリウッドの“生ける伝説”クリント・イーストウッド。「渋さでこの人にかなう人はいない…」(30代・女性)「もう、彼しかいないでしょう!」(20代・女性)と、その圧倒的な哀愁で女子票を獲得した。『夕陽のガンマン』(’65)や『許されざる者』(’93)に『グラン・トリノ』と年齢を重ねるごとにより渋みと哀愁をましているクリントは、11月末より公開させる『人生の特等席』でもその渋さを存分に見せつけているので、ぜひともチェックを!2位には、哀愁が似合う“渋い男”日本代表・高倉健。「多くを語らず、体や顔の表情で感情を表現するところに哀愁が漂っている」(50代・女性)という声からも、さらに「自分、不器用ですから」と認め胸の内に思いを留める古き良き日本男児の姿勢が好評なようだ。ほかにも「色褪せない渋さがある」との意見が寄せられており、クリント同様、映画界を引っ張ってきた男の堂々のランクインとなった。3位には、英国から公私共に絶好調なダニエル・クレイグがランクイン。『007 スカイフォール』(12月1日公開)に今年2月に大ヒットを記録した『ドラゴン・タトゥーの女』の続編など待機作が目白押しな上、『ドリームハウス』(11月23日公開)で共演したレイチェル・ワイズと6月に結婚し、まさに乗りに乗っているダニエル。「質問だけ見て真っ先に『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエルが思い浮かびました。世間から見放された役どころがはまっていたと思います」(30代・女性)と、彼の放つ哀愁と渋みの間から香る色気に、クラクラ状態の女性が多かったよう。4位には、「ちょい悪オヤジのお手本」(20代・男性)と男子からの票が多く集まったブルース・ウィリス。5位のモーガン・フリーマンには「人生の悲哀がイチバン、優しさも抜群!」(40代・男性)と男性票が目立ち、男子たちの憧れの的2人が揃ってランクインを果たした。ほかにも、ハリウッドから『ロード・オブ・ザ・リング』の魔王使い・ガンダルフ役でおなじみのイアン・マッケラン卿を始め、缶コーヒーやソフトバンクと日本のCMに次々と出演し独特のシュールなキャラクターが愛されるトミー・リー・ジョーンズ、日本映画界からは来年3月より公開となる『ウルヴァリン:SAMURAI』にも出演している国際派俳優・真田広之などなど、渋みの効いた男たちが選ばれた。「哀愁漂う渋いオヤジ」ベスト51位:クリント・イーストウッド2位:高倉健3位:ダニエル・クレイグ4位:ブルース・ウィリス5位:モーガン・フリーマン次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「恋秋こうと」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月29日全世界で3,500万部を売り上げ、「アメリカ全妊婦のバイブル」と言われたベストセラーを原作に映画化した『恋愛だけじゃダメかしら?』。このほど、キャメロン・ディアスやジェニファー・ロペスら豪華女優陣出演する本作の予告編映像が到着した。TV番組で人気のフィットネスの女王・ジュールズは、ダンサーのエヴァンとリアリティ番組で3か月間、一緒に生活をすることとなり、なんとエヴァンの子を妊娠。2人は本当のパートナーになることを決意するが…。親になるという難題に取り組む5組のカップルの姿を通して、“妊娠”から生まれる不満や葛藤と共に、パートナーたちとの悲喜こもごもを描いたアンサンブルムービーだ。今回届いた予告編では、予期せぬ妊娠に慌てふためくキャメロンを始め、養子をもらうことを決意するジェニファーのカップル、そして妊娠したことをパートナーに告げ「マズイな…」と呟かれてしまうアナ・ケンドリック、さらにお腹の子を過保護にするあまり、“有害電波”と他人の携帯を叩き壊してしまうエリザベス・バンクスと、それぞれに問題を抱えた男女の葛藤が映し出される。実際、プライベートでも妊娠を経験したことがあるのはジェニファーだけだが、ポッコリと突き出したお腹を抱えたキャメロンを、夫・エヴァン役のマシュー・モリソンが励ます様子はまるで本当の夫婦のよう。プライベートでは、当分は独身を楽しむと公言していたキャメロンだが、この映画に出演してもその心は動かずなのだろうか。まずは、こちらの映像からキャメロンらの豪華キャストたちのドタバタな“新米ママ”ぶりを覗いてみて。『恋愛だけじゃダメかしら?』は12月15日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:恋愛だけじゃダメかしら? 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Lions Gate Films Inc. and Alcon Entertainment, LLC. All rights reserved.
2012年10月29日