cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (2001/2207)
2010年公開の『ソーシャル・ネットワーク』で本格的に映画俳優としてデビューして以来、翌年にはキャメロン・ディアスと共演を果たした『バッド・ティーチャー』に『TIME/タイム』と次々に話題作へと出演している、ジャスティン・ティンバーレイク。そんな彼が、ついに“ハリウッドの生ける伝説”クリント・イーストウッドと共演を果たした『人生の特等席』が今冬より公開!クリントも認めるジャスティンの魅力とは?本格的な映画俳優としての活動歴はたった2年。しかし、彼の芸歴は子役時代を含めると約20年近くにもなるベテラン組だ。初めてアメリカショービズの世界に足を踏み入れたのは、ブリトニー・スピアーズなどと同じくディズニーの子供向け番組「ミッキーマウス・クラブ」への出演。その後、音楽業界に進出すればグラミー賞6つも獲得。さらに、TV業界のエミー賞にも輝くなどマルチな才能を発揮するエンターテイナーだ。今回、クリントの4年ぶりの俳優復帰作とて注目を集めている『人生の特等席』でジャスティンが演じるのは、クリント演じるベテランスカウトマンのガスを師のように慕う若手スカウトマン・ジョニーという役どころ。野心家でロマンチスト、しかも過去の影を背負いながらもユーモアを忘れず、常に乙女心をくすぐる、まさにジャスティンにピッタリなキャラクターだ。クリントも「彼はオーディションでジョニー役を実にうまく掴んでいたよ。実は、ジャスティンの作品は『ソーシャル・ネットワーク』以外あまり観ていないんだが、あの作品での彼はとても良かった」とその確かな演技力に太鼓判を押している。そんなジャスティンとクリントが初めて撮影したのは、ガスと揉める男との間に割って入るというバーでの乱闘シーンだったそうだ。ジャスティンは当時をふり返り、「僕は2人の間に割り込んでガスを抑えつけるシーンだった。クリントは82歳で僕は31歳。初めて彼を掴んだとき、この人は心も体も本当に強いんだって分かった。クリント・イーストウッドの体を動かすのは想像していたより、とんでもなく大変だった!あれはすごく興奮した!彼はまさに完璧な映画人なんだ」とその興奮を明かしてくれた。「僕は明らかに音楽から多くのことを得てきた。でも僕の最初の仕事は、10歳のときのTV番組だ。それから全てのエンターテインメントが僕の夢の一部となっているんだよ」と話すジャスティン。クリント・イーストウッドという伝説の映画人からのお墨付きを得て、俳優業ではアカデミー賞も射程圏内に?さらに、ミュージシャンとして培ってきた経験でミュージカルにも進出すれば、既に受賞しているエミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞という過去にオードリー・ヘプバーンが達成したグランドスラムを成し遂げる偉大な俳優になることを期待できるかも。今年8月にはジェシカ・ビールと結婚し、公私ともに絶好調な彼の今後に要注目だ。『人生の特等席』は11月23日(金・祝)より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開。■関連作品:人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月17日リメイク版『ロボコップ』(原題)の公開が2014年に延期されたようだ。製作を担当するソニー・ピクチャーズは今回、2013年8月9日(現地時間)の公開を本来予定していた同リメイク作の公開を半年後の2014年2月7日(現地時間)まで先延ばしにしたという。2014年2月7日には人気レースゲームの映画化作品『Need For Speed』(原題)の公開も予定されているため、『RoboCop』との一騎打ちになる。今回の公開日延期を受けて、マット・デイモンの新作SF作品『Elysium』(原題)が本来予定されていた2013年3月1日から5か月遅れで2013年8月9日に公開されることになり、『RoboCop』の穴を埋めることになるようだ。マットがジョディ・フォスターと共演する『Elysium』は、2159年、宇宙ステーション「エリシウム」に住むマット扮する主人公が、貧困層が住み人口過多となり荒廃した地球と「エリシウム」の平等を目指して戦いに挑むという作品だ。マット自身も、同作について「アクション満載で、とても楽しめるエンタメ作品だ」と期待感を示している。一方『RoboCop』は、タイトルロールを演じるジョエル・キナマンを始め、アビー・コーニッシュ、ゲイリー・オールドマン、サミュエル・L・ジャクソンら豪華キャスト陣を抱えている。同リメイク作の公開日が延期された理由は明らかにされていないものの、延期した半年間の間で3D映画化するとのうわさも囁かれているようだ。■関連作品:ロボコップ (原題) 2013年夏、全国にて公開
2012年10月17日2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話を、20年にわたり山田洋次監督作品の共同脚本・助監督を務めてきた平松恵美子監督が、堺雅人を主演に迎えて映画化する『ひまわりと子犬の7日間』。このたび本作の主題歌が、初の武道館ライブが3分でソールドアウトとなるなど絶大な人気を誇る音楽グループ「ソナーポケット」による書き下ろし曲「花」に決定した。ある日、母犬・ひまわりと生まれたばかりの子犬が、保健所に収容される。飼い主が見つからなければ、母子ともども“処分”されてしまうことになるが、保健所の職員・彰司やその家族、仲間たちは必死に子犬を守ろうとするひまわりの姿に心打たれ…。現在の日本で、飼い主のいない犬が置かれている状況を逃げることなく真っ直ぐに描く本作。彰司役の堺さんを筆頭に、中谷美紀、吉行和子、檀れい、小林稔侍など数々の映画賞に輝く実力派俳優陣が名を連ねており、オードリーの若林正恭の映画初出演作としても注目を集めている。今回、ひと足先に同作を鑑賞したソナーポケットは「僕らは3人共、実家で犬を飼っているので、感情移入せずにはいられず、犬と人間の家族愛に終始感動しっぱなしでした」と感想を語る。さらに「僕らは普段、“笑顔の連鎖”を合言葉に日々活動しています。この映画を観てくれる人たちにも笑顔があふれるような、そんな素敵な主題歌を作りたいと思います。いざ!笑顔の連鎖!」とコメントが寄せられている。果たして彰司やその仲間たちは、信じる心を失ってしまった母犬にもう一度愛を伝えることができるのか?ソナーポケットの楽曲が本作にどのように寄り添い、彩りを与えてくれるのか公開を楽しみに待ちたい。『ひまわりと子犬の7日間』は2013年3月9日(土)より宮崎先行公開、3月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:ひまわりと子犬の7日間 2013年3月9日より宮崎先行公開、3月16日より全国にて公開© 2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会
2012年10月17日人気海外ドラマ「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ>」のDVDリリースを記念して10月17日(水)、東京・築地の波除稲荷神社にてヒット祈願イベントが行われた。出席したのは小島よしお、髭男爵、テツandトモという、言わずと知れた“一発屋芸人”の面々!実はこの「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー」、アメリカでは1990年から2010年まで20シーズン放送というロングランを樹立した長寿ドラマ。その人気にあやかろうと5人は社殿でお祓いを受け、ドラマのヒットと自身の再ブレイクを固く誓った。事件発生から逮捕、裁判での判決確定までを1話で描き刑事ドラマの興奮と裁判のサスペンス要素が詰め込まれているのに加え、「O.J.シンプソン事件」や「ロス疑惑」に「9.11」など現実に起こった事件を徹底網羅し、リアリティを追求した作風で人気を博した。“テツトモ”のテツさんは「まるで2時間ドラマの内容を、ギュッと凝縮したようなドラマ」と本シリーズの面白さをPR。一方、相方のトモさんは「展開が早いし、必ず有罪になるというわけではない、予想もつかない終わり方をする」。これに対し、小島さんは「『展開が早くて、予想もつかない終わり方をする』という点は、一発屋芸人と同じ!」と双方の意外な共通点を力説していた。その小島さんは所属事務所の先輩で、先日退院したばかりのスギちゃんについて「入院中はおかげで“代役”としての仕事が一気に増えた。だから思ったより早い復帰で…(苦笑)。もう少し休んでも良かったんじゃないか」と複雑な表情。それでも「代役だろうが何だろうが、表舞台に出たいですから、20年続いたこのドラマにぜひあやかりたい」と自らを奮起していた。「娘が生まれて、ちょうど3か月。物心つく前に再ブレイクしたい」と切実に願うのは、髭男爵の山田ルイ53世さん。相方のひぐち君は相変わらずのマイペースで、往年のギャグ「ひぐちカッター」をもじって、「裁判に勝っター!」とドヤ顔。法廷劇を題材にした本ドラマをアピールするも、取材陣や見物客は反応薄で、深まりゆく秋の静けさをより一層印象付ける結果となった。「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ>」DVDは10月24日(水)リリース。「ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ>」DVD<セル>「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ1> DVD-BOX」[DVD]価格:9,800円(税込)発売日:10月24日(水)<レンタル>「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ1>」Vol.1~6レンタル中Vol.7~1110月24日(水)レンタル開始発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント公式サイト:© 2004/2005 Universal Studios. All Rights Reserved.特集:「ロー・アンド・オーダー」■関連作品:ロー・アンド・オーダー [海外TVドラマ]© 1990-2010 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年10月17日ティナ・フェイとエイミー・ポーラーのコメディー女優コンビが2013年度ゴールデン・グローブ賞で共同司会を務めることになった。米コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」での共演経験があり、親友同士でもあるティナとエイミーが司会を務める同賞の授賞式は2013年1月13日(現地時間)に米NBC局で放送される予定だ。また、2010年から2012年まで3年連続でホストを務めたリッキー・ジャーヴェイスは、2011年には客席にいる複数のセレブを賞の最中に侮辱したことで批判を浴びており、翌年の2012年の授賞式後に自身の公式ブログで、同賞が終わる最後まで楽しめないことを理由に「4度目の司会はしない」と明言していた。「もう今年で終わりだよ。もう十分楽しませてもらったさ。これまで3回連続で司会をやらせてもらって嬉しかったよ。でも、オレのエージェントにもうこの仕事を二度と引き受けないように言っておいたんだ。スカイダイビングみたいなもんだよ。無事に生還できたって後からふり返るから、楽しめるんだ。素晴らしい体験だったよ」と語っている。さらにリッキーは2012年の授賞式でジョディ・フォスターのセクシャリティーや、ジャスティン・ビーバーの隠し子スキャンダルをネタにブラックジョークを連発していたが、「(同賞の)視聴者は素晴らしいよ。彼らはオレのジョークがただちょっと無礼で意地悪ってなだけで、全然人を怖がらせるものじゃないってことはちゃんと分かってると思うんだ」と語っていた。
2012年10月17日9月に公開を迎えた、内田けんじ監督最新作にして主演の堺雅人を始め、香川照之、広末涼子ら豪華キャストで贈る『鍵泥棒のメソッド』が大ヒット公開中だ。そんな好調な本作にさらなる朗報が!毎年ハワイ・ホノルルで行われるハワイ国際映画祭で、見事コンペティション部門にて作品賞(最高賞)を受賞したことが明らかになった。ある日、銭湯で転倒し記憶を失った伝説の殺し屋・コンドウと、ひとりの売れない貧乏役者・桜井、2人の男の人生が入れ替わるところから始まる予想不可能なストーリーが絶妙な笑いを生み出す本作。トロント国際映画祭や上海国際映画祭、さらに“台湾版アカデミー賞”と呼ばれる台北金馬奨映画祭など、内田監督が描き出した軽妙な人間ドラマが好評を博し、世界各国の映画祭で絶賛を浴びてきた本作。今回、ハワイ国際映画祭の「Spotlight On Japan」部門には、堺さん主演の『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』を始め、高倉健主演最新作『あなたへ』や園子温監督作『希望の国』、日本で大ヒットを記録中の『天地明察』などが選ばれ、他部門も併せると合計で21本以上もの日本映画が上映されている。そんな中、『鍵泥棒のメソッド』はコンペティション部門で唯一日本から選出された作品ながら見事、最高賞にあたる作品賞を受賞、と大活躍を見せた。この名誉に内田監督は、「この映画のキャスト、スタッフと喜びを分かち合いたいと思います。本当にありがとうございました!」と喜びつつも、「仕事の都合で映画祭に参加できず本当に残念でした…」と南国・ハワイへの現地入りは叶わず、少々悔しそう?同賞には過去に、『たそがれ清兵衛』(’02/山田洋次監督)や『茶の味』(’04/石井克人監督)といった傑作がその栄光に輝いている。『鍵泥棒のメソッド』は全国にて公開中。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年10月17日ブラッド・ピットが広告塔を務めたシャネルNo.5のビデオクリップが公開された。ブラッドは、同ブランドの新キャンペーンで初めてモデルに起用されており、ゴールドの香水ボトルのほかは白黒映像となっている同ビデオクリップで「旅ではない。なぜなら旅はいつか終わるものだから。でも私たちはこれからも進み続ける。世界の変遷と共に私たちも変わり続ける。道を失い、夢と消えることもあるけども、私がどこに向かおうと、運や宿命、幸せはついて来る。シャネルNo.5は永遠に」とナレーションを吹き込んでいる。今回のブラッドの起用は世界中の女性たちを喜ばせるだけでなく、同ブランドにとっても同フレグランスの宣伝に今まで男性を抜擢したことがないため、新しいスタイルを確立する企画となっていた。ブラッドの前には、オドレイ・トトゥやニコール・キッドマン、ヴァネッサ・パラディなどが同フレグランスの顔に起用されており、同ブランドの香水専門家ジョアンナ・ノーマンは今年初頭テレグラフに「私が知る限り、女性のフレグランスの宣伝に男性スターが起用されたことはありません。今回のブラッドの起用には、2つの要素があると思います。女性にとっては今までと違った視点を与えることになりますし、男性にとっては『これをプレゼントすれば彼女が喜ぶだろう』と考えるきっかけになりますからね。いまを代表するアイコニックなブラッドの起用によってクラシックで歴史ある香水を現代に浸透させるという、非常に素晴らしい例だと思います」と今回の展望を語っている。ブラッド・ピット版「シャネルNo.5」CM映像■関連作品:Killing Them Softly (原題)
2012年10月17日嬉しいと思ったことを素直に「嬉しい」と伝えること。素敵な景色を見て「きれいだね」と感じ合うこと。美味しいごはんを「美味しいね」って分け合い、食べること。ただそれだけなのに、これって意外と難しい…。でも、このシンプルなことを日々積み重ねることで「夫婦は作られていく」、「人と人は繋がっていく」…そう優しく教えてくれる映画が『ペンギン夫婦の作りかた』です。流行語にもなった大ヒット商品「食べるラー油」の原点である石垣島ラー油を生み出した、ペンギン夫婦の実話を元にした物語は、国際結婚をしたフリーライターの歩美(小池栄子)が、中国人カメラマンの夫・ギョウコウ(ワン・チュアンイー)の失業を機に出かけた石垣島の魅力にとりつかれ、移住するところからスタート。“美的アジア”的「美しさの第1ポイント」は、なんと言っても小池さん演じる歩美の「安定感」&「どっしり感」。失業に落ち込む旦那さんの前で「ラッキー!」と笑顔を見せる、動じないたくましさやポジティブ思考は、同性から見ても頼りがいがあって、とっても素敵。妻には、「夫を支える明るさ、おおらかさ」が必要なのだと教えてくれます。また、歩美の着る赤色の服や黄色のストール、ブルーのスカートなど、鮮やかな色の衣装も印象的。石垣島の真っ青な空や、緑あふれる自然の木々にも負けない、そして石垣島のように人を温かく包み込む歩美の優しさを表しているのかもしれませんね。石垣島に移住した2人は共通の「食」の趣味を生かし、ラー油作りに挑戦します。ここで“美的アジア”的「美しさの第2ポイント」は、「美味しそうな料理の数々」!歩美とギョウコウが初めて石垣島を訪れて食べた「八重山そば」や、2人で作った石垣島ラー油をたっぷりつけて食べる特製餃子など、島の素材をふんだんに使った料理には思わず唾が出ちゃいます。そして、そんな料理をさらに美味しく引き立てるのが小池さんとワンさんの見事な「食べっぷり」。「喰らいつく」と表現すればよいでしょうか(笑)…その豪快で圧巻の食べっぷりは見ていてとても気持ちよく、そして何故だか2人がとてもよく「似てる」ように見えてくるのです。同じテーブルを囲み、同じ料理を食べる。楽しいときも苦しいときも、毎日テーブルを囲みごはんを食べる…。料理に込められた「愛情」を食べることで、人は互いへの優しさ、思いやりを交換し合っているのではないか…そんなことを『ペンギン~』は語りかけてるような気がするのです。最後に、“美的アジア”的「美しさの第3ポイント」は「人と人との絆」。突然島にやってきた夫婦を、温かく向かいいれてくれた石垣島の人々。個性的なおじいに、おばあ。夫婦がより確かなものになるためには、周りの人々の支えも大切なんですね。そして、ギョウコウが帰化申請を望む理由や、歩美の新しい苗字に込めた思いには、国と国を超えた「人と人との愛」にあふれ感涙必至です。観終わった後、“あの人”に優しくしてあげたいな。美味しい料理を“あの人”と一緒に食べたいな。歩美とギョウコウのような夫婦に“あの人”となりたいな。そんなことを思わずにはいられなくなるでしょう、きっと…。『ペンギン夫婦の作りかた』は、あなたにとって一番大切な“あの人”を教えてくれるかもしれません。(text:Tomomi Kimura)特集:これが常識?アジア式恋愛ルール■関連作品:ペンギン夫婦の作りかた 2012年10月20日よりユナイテッド・シネマほか全国にて公開© 2012ペンギン夫婦の作りかた製作委員会
2012年10月17日9年間連れ添った夫人のダニエル・スペンサーとの破局が明らかになったラッセル・クロウだが、婚前契約により、夫人のダニエルさんに2,500万ドル相当を支払うことになりそうだ。「Sydney Morning Herarld」紙によると、ラッセルはシドニーに1,400万ドル相当のペントハウス、ニュー・サウスウェールズの牧場など、5,000万ドル相当の不動産を所有。これまでに俳優として1億5,000万ドルを稼いだとされる彼は、シドニーのプロ・ラグビーチーム「サウスシドニー・ラビトーズ」(NRL)のオーナーを務めるほか、ジムやレストランに牛肉を卸す事業なども手がけるビジネスマンの顔も持つ。婚前契約の詳細は不明だが、ダニエルは結婚から3年を過ぎて以降の離婚の場合、少なくとも1,500万ドルを受け取る契約を結んでいると見られている。夫妻には8歳と6歳の息子がいるが、子供たちにはそれぞれ300万ドルの信託が設けられるという。ラッセルとダニエルは1990年に『ザ・クロッシング』で共演し、断続的に交際を続けた後に2003年に結婚。破局の理由は明らかにされていないが、映画の撮影で多忙なラッセルのスケジュールも一因のようだ。6月にダニエルが出演していたTV番組、オーストラリア版「Dancing With the Stars」(原題)の共演者と親しくなったと報じられたこともあるが、夫妻は「彼はただの友人」とうわさを否定している。(text:Yuki Tominaga)© Chris Ashford/Camera Press/AFLO■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年10月17日映画『北のカナリアたち』の阪本順治監督が10月16日(火)、東京・銀座のApple Store銀座店で行われたトークイベントに出席。自らの映画づくりのルーツから本作の撮影についてまでたっぷりと語った。子供時代を過ごした生家の真向かいが、本作の配給会社でもある東映の映画館だったという阪本監督。「近所のよしみでいつもタダで入れてもらったし、映写室を覗いたりしてた。任侠映画の看板が変わるのをいつも見てました。これがが松竹の映画館だったら、僕は『どついたるねん』(’89)でデビューせず、アットホームな映画を作ってたかも。今回、東映の60周年映画を託されることになるとは…縁を感じるし意表を突かれました」とふり返る。小学4年生で8ミリ映画を撮影し、中学で映研、高校では文化祭で自主映画を制作。大学に進んだのち、石井聰互(現・岳龍)監督のプロダクションで美術スタッフなどを経験し、映画監督としてデビューを果たした。「30歳で監督になると決めてて、周りに『(助監督を)辞めます』と言ってたんです。わずかにためた貯金でボクシングという題材を選んで、赤井(英和/主演)くんを口説きました」と懐かしそうに語る。この作品が高い評価を浴び、一躍注目を浴びることになったが「天狗になってました」と述懐。「東京で僕が顔を振ると鼻の先が大阪でぶつかるって言われました(笑)。一緒に付いてきたスタッフに叱られ、殴られたこともありました」と意外な一面を明かした。デビュー作品、それに続く作品で原田芳雄、麿赤兒、若山富三郎など邦画界の重鎮たちと仕事を共にしたが「怖いもの知らずだったし、撮影所への憧れもあって、自分の演出が通じるかというスリルを感じる大御所の方にどんどん声を掛けてました。いま思うと若気の至りです」と少し照れに語る。本作は湊かなえの小説を原案に、ひとりの女教師と彼女の6人の生徒らの間に起きたある事件の真実が20年もの時を経て明らかになっていく。21作品目の監督作で、吉永小百合を主演に迎えることになったが「僕は(邦画の)黄金期のスターの方々への純粋な憧れを持ってる。ましてや吉永さんですからね。自分にやれるものではないと思ってました。何で僕の名前が(監督として)挙がったのか?いまだに怖くて聞けないんですよ」と畏敬の念を込めて吉永さんへの特別な思いを語る。撮影現場での吉永さんについては「みなさんが思っているように清楚で可憐なイメージは一緒に仕事をさせていただいても変わらないんですが、それに加えて勇ましい方だなと思いました。決断するときや吹雪の中でスタンバイしているときの虚無僧のように耐える姿もそう。あの勇ましい感じは、少しずつ培われてきたものではなく、『キューポラのある町』(’62)の頃から持ってる根っこの変わらない部分なのかなと思います」と印象を明かした。吉永さん以外にも撮影監督の木村大作や生徒役の松田龍平、森山未來、満島ひかり、小池栄子らとは初めて仕事を共にしたが、「今回に限らず、自分にやれるのか?という恐れがあった方が面白い。恐れがあるからこそ強く出ていける」と常に新たな挑戦を続ける自らのスタイルを説明。「キャスティングに関しても、台本のイメージは大事だけど、ピッタリなのは嫌なんです。適材適所を目指し過ぎるとつまらなくなる。吉永さんはこれまでずっと主演をやられてきて、どんな俳優が目の前に現れても芝居を返してきた。そんな吉永さんに対し、彼ら(※生徒役のキャスト)は、自分らしさを出してやってくれたし、吉永さんと一緒にいる中で自分でも見えなかった部分が出てきたんだと思います」と満足そうに頷いた。『北のカナリアたち』は11月3日(祝)より公開。■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2012年10月16日3D映画全盛期の昨今、白黒&サイレントという斬新な演出で本年度アカデミー賞にて最多5部門を制覇した『アーティスト』が明日、いよいよブルーレイ&DVDでリリースされる。これを記念して10月16日(火)、東京・虎ノ門にて“ブルーレイ&DVD応援団就任会見”が行われ、映画コメンテーターの有村昆さんを司会に、田原俊彦とプロフィギュアスケーターの澤山璃奈が本作に登場する名犬・アギー(日本版)と共に登壇し、本作の魅力を語った。1920年代末期、サイレントからトーキーへの移行期を迎えたハリウッド映画界。サイレント映画のスター、ジョージ・ヴァレンティンは新人女優のぺピーを見初め、2人は強く惹かれ合うが、時代の流れに逆らいサイレントに固執するジョージは没落の一途へ。一方、ぺピーは新時代のスターとして人気を誇るようになり…。田原さんと澤山さんは『アーティスト』に登場する主人公たちのように“踊れる男女”ということで今回、応援団に抜擢となったが、この日もそれぞれにタキシードにドレスという映画さながらの衣装で登場するやいなや、2人共華麗なダンスを披露。その勢いのまま、マイクを手にした田原さんは「結婚おめでとう!」と開口一番、9月末に結婚を発表した有村さんをイジり、早くもエンジン全開!『アーティスト』は友人に「主人公があなたにそっくりよ」と勧められて鑑賞したと言い、「僕もこの業界で紆余曲折ありましたからね(笑)」と自虐ネタで会場を沸かせた。一方、澤山さんは応援団に抜擢されたことについて「本当に嬉しいです!スケートをやってて良かったと思いました」と喜びの心境を明かした。作品については、「白黒&サイレントなので、とにかく音楽がすごく重要な役割を占めているんですが、それがまた素晴らしくて、ちょっとフィギュアスケートに似てるなと思いました」と氷上のアーティストならではの目線で感想を口にした。最後に、アーティストとはどんな人のことか?という質問に田原さんは「歌って、踊る僕たちの業界もそうだけど、どんな世界でも夢を見させてくれる人が“アーティスト”と呼ばれるんだと思う。尊敬するアーティストは、マイケル・ジャクソンです。いつも僕の心を躍らせてくれた。いつも“ひとりディズニーランド”状態でした」と真摯に語るも、澤山さんの「田原さんのようなビッグな方の前で、(アーティストを定義するのは)ちょっと難しいです…」との言葉に、「あっ、(アーティストって)オレのことか!」と上機嫌になり、何故か「お母さんに宜しく言っといてね(笑)」と最後まで“トシちゃん節”を炸裂させていた。『アーティスト』ブルーレイ&DVDは10月17日(水)よりリリース。『アーティスト』特別試写会レポート「アーティストコレクターズ・エディション」 [Blu-ray]価格:4,935円(税込)「アーティストコレクターズ・エディション」 [DVD]価格:4,935円(税込)発売日:10月17日(水)発売元:ギャガ/販売元:ポニーキャニオン© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm■関連作品:アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm
2012年10月16日10月20日(土)より遂に開幕を迎えるアジア最大級の映画の祭典「東京国際映画祭」(以下、TIFF)。このたび日本映画を裏側から支える4団体から構成された「映画館に行こう!」実行委員会によるラインナップ・プレゼンテーションイベント「新作映画イッキに見せます in 東京国際映画祭」が、10月25日(木)に開催されることが決定した。邦画・洋画を問わず、大作から心に響く佳作まで各々の自信作を引っ提げ、このイベントに集結するのは19社の日本の映画配給会社が一堂に会し、2013年に公開される選りすぐりの作品の予告編64本を、日本初公開の映像を含め上映する。当日は、コーナー別にそれぞれ趣向を凝らしたプレゼンテーションが展開されるようで、もちろん一般映画ファンの入場も可能。また、日ごろの映画ファンへの感謝と今後の映画界そのものへのプロモーションイベントということで、なんと入場はすべて無料という太っ腹なイベントなのだ!残念ながら座席数に限りがあるため、入場引き換え券を手に入れることができるのは10月17日(水)23時59分まで受付中の「新作映画イッキに見せます」特設ページより受付を行い、翌18日(木)の抽選で当選した人のみとなる。松坂桃李主演の『今日、恋をはじめます』を始め、『黄金を抱いて翔べ』、『舟を編む』、『LOOPER/ルーパー』、『クラウド アトラス』、『リンカーン 』(原題)、『華麗なるギャツビー』など当日に予告編が上映される作品を取り上げれば切りがないが、そのどれもが今後要注目の作品であることは言わずもがな。この先公開を控える大作を、初公開映像と共に鑑賞できるまたとない貴重な機会を逃さぬよう、ぜひ会場に足を運んでみて。新作映画イッキに見せます!in 東京国際映画祭日時:10月25日(木)15:00開場/15:30開演場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン2(東京・六本木)〆切り:10月17日(水)23時59分まで (※抽選は翌18日となります)特設ページ:「第25回東京国際映画祭」開催期間:10月20日(土)~28日(日)会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか公式サイト:特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催今日、恋をはじめます 2012年12月8日より全国東宝系にて公開© 2012映画「今日、恋をはじめます」製作委員会 © 水波風南/小学館黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLCクラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.リンカーン (原題) 2013年4月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月16日プリンスとレディー・ガガが、レオナルド・ディカプリオ主演最新作『華麗なるギャツビー』のサントラに楽曲を提供する可能性が出てきた。同作のキャストの1人であるアデレイド・クレメンスによれば、プリンスとガガの方から自ら、同作を手掛けるバズ・ラーマン監督に楽曲提供の話を持ちかけた模様で、アデレイドは「『華麗なるギャツビー』のサントラの準備中のようね…何人かの大物ミュージシャンたちがバズに話を持ちかけているみたいだけど、ワーナー・ブラザースがプリンスとレディー・ガガを門前払いするとは思えないじゃない」と「The Playlist」に語っている。しかしアデレイドは「私がこれ以上の話を明かしていいか分からないわ」と口を閉ざしており、それ以上の情報は明かさなかったため、プリンスとガガが個々に曲を制作しているのか、もしくはコラボ曲を制作中なのかは分かっていない。もし今回の話が実現した場合、ガガにとっては初めて映画のサントラに楽曲を提供する機会となる。一方のプリンスは1989年の作品『バットマン』の主題歌「バットダンス」でUSチャート1位を獲得しているほか、2006年公開のアニメ映画『ハッピー フィート』の主題歌「ソング・オブ・ザ・ハート」でゴールデン・グローブ賞にて最優秀オリジナル主題歌賞を受賞している。■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月16日英キャサリン妃が先日開かれた女子会で、シェリル・コールの変装をしていたようだ。6月に開催されたエリザベス女王戴冠60周年の記念コンサートでパフォーマンスを披露したシェリルへの感謝の意味も込めて、キャサリン妃は「シェリルのモノマネをしていた」とウィリアム王子が語っている。また、シェリルは自身の新しい自伝「Cheryl:My Story」(原題)の中で、「ケイト(キャサリン妃)は女子会でボディースーツとスリットの入ったパンツを着て私の曲『ファイト・フォー・ディス・ラヴ』を歌いながら私の真似をしてくれたって、私にこっそり教えてくれたのよ!ケイトは私のダンスの全てのポイントを押さえて完璧に覚えてくれていたの。妹のピッパ(・ミドルトン)と弟のジェームズ(・ミドルトン)も私のところに来て、全部その話を聞かせてくれたわ」と綴っている。シェリルは、 エリザベス女王の戴冠60周年の記念コンサートでゲイリー・バーロウと共にデュエットを披露しているだけでなく、チャールズ皇太子のチャリティ団体「ザ・プリンスズ・トラスト」の活動にも参加していることから、英皇室一家と幾度となく謁見する機会をこれまでに得ている。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月16日様々な問題が山積する高校を舞台に、教師が生徒を大殺戮するという衝撃的なテーマを扱った作家・貴志祐介による今年最大の問題作を、鬼才・三池崇史監督が映画化した『悪の教典』。その公開を記念して、11月3日(土・祝)から25日(日)までの間、神奈川県川崎市のエンターテイメント施設「LA CITTADELLA」(ラ チッタデラ)で、謎解きイベント「リアル悪の教典ゲーム~恐怖の頭脳革命~」が開催されることが決定!2010年に発売された同名ベストセラーを原作に、イジメやモンスターペアレンツ、教師によるセクハラなどの問題がはびこる現代の学校を舞台に、生徒から絶大な支持を得ていた人気教師による生徒の惨殺事件を描くサイコサスペンス。主演の伊藤英明を筆頭に、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、そして山田孝之に吹越満と個性豊かな実力派俳優陣が顔を揃え、“日常の崩壊”というテーマに挑む。今回のイベントは、五感で味わう参加体験型ゲーム“リアルゲーム(現実世界で非日常体験が楽しめる「遊び」の総称)”を展開するエンターテイメント集団「WonderQ」によるもの。気になるイベント内容はというと、映画『悪の教典』の世界感をリアルに表現した空間の中で、制限時間内にほかの参加メンバーと協力し、施設内に隠された様々な謎を解き、参加者自ら映画と連動した物語に入り込んでミッションクリアを目指していく。1回当たり、約90分の公演を予定している。“衝撃の問題作”として話題を集めている本作を劇場で体験する前、もしくは体験後に、このスリリングな謎解きイベントで、悪夢のような恐ろしい作品世界にどっぷりと浸ってみてはいかがだろうか。『悪の教典』は11月10日(土)より全国東宝系にて公開。映画『悪の教典』×謎解きイベント「リアル悪の教典ゲーム~恐怖の頭脳改革~」開催期間:11月3日(土)~11月25日(土) ※期間限定場所:川崎 LA CITTADELLA「リアル悪の教典ゲーム」特設会場(神奈川・川崎)時間:平日17:00~/20:00~土日11:00~/14:00~/17:00~/20:00~※1回当たり約90分公演料金:【前売】学生:1,800円(税込)/回、大人2,800円(税込)/回※チケット販売サイト「イープラス」にてご購入いただけます。【当日】学生:2,300円(税込)/回、大人3,300円(税込)/回公式サイト:■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年10月16日クリスティーナ・リッチが婚約したのではないか?とのうわさが囁かれている。自身の主演ドラマ「PAN AM/パンナム」の撮影スタッフであるジェームズ・ヒアーデゲンと交際中のクリスティーナだが、11日(現地時間)にロサンゼルス国際空港に降り立った際に、左手の薬指にダイヤモンドの指輪をしているところを目撃されたことから、クリスティーナとジェームズが婚約したのではないかと言われている。クリスティーナは2009年3月に、俳優のオーウェン・ベンジャミンと婚約をしたものの、同年6月には婚約を解消していた過去がある。現在、正式なコメントは発表されていない。■関連作品:PAN AM/パンナム [海外TVドラマ]© 2011 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.
2012年10月16日生田斗真と吉高由里子を主演に、1,200万部突破の大ベストセラーコミックを邦画初の前後篇の2部作連続で公開してメガヒットを記録した『僕等がいた』。そのブルーレイ&DVDが、先月末に『前篇』、そして今月19日 (金)に『後篇』と、2か月連続でリリースされる。これを記念して、作品にちなんで『僕等がいた』コラボカフェ“恋する女子のための「恋活」応援カフェ”が東京・渋谷にオープンすることが決定し、先日、オープンを前に吉高由里子がまだ準備中のカフェに来店した。永遠の純愛ストーリーが女子たちの心を鷲掴みにし、3月に公開された『前篇』は25億円、4月公開の『後篇』は17億円突破の大ヒットを記録した本作。前篇では心に傷を抱えた高校生・矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の出会いが、後篇では東京と北海道で離れ離れになった2人の7年越しの恋の結末が描かれる。オープン期間限定で販売されるのは、コラボカフェのコンセプトに合わせた恋活を応援する女子力UPのオリジナルドリンク「カシスとベリーのヨーグルトドリンク」。ヨーグルトとカシスを合わせた、爽やかで甘酸っぱいドリンクで、トッピングにミックスベリーも添えられる。試飲した吉高さんは「さっぱりしていて飲みやすい」と大満足の様子だった。また、最近めっきり秋めいてきたが「四季の中で、秋が1番好き。少し人肌恋しいというか、人の体温が恋しくなる季節で、暑苦しい時間から突き放されたような時間があったり、夜が長かったり、月が綺麗だったり、考える時間が増える気がする。そういう日常の感情の起伏が、秋って恋人みたいだなと思うんです」と、ちょっぴりおセンチな吉高さん。また、自身が出演する作品のコラボカフェは初めてと言い、「みんな来てくれるかなと考えたけど、自分もよく渋谷に行くので、ついでに立ち寄ってみたいと思います。みんなが来てくれて、そしてオリジナルドリンクを飲んでいるところを見られたら嬉しい!」と語った。さらに、来場者が自由に願い事や大切な人へのメッセージを書き込める手書きメッセージボードに、「接吻の秋」と女子たちの背中を押しすぎ(?)な恋愛応援メッセージを書き込み、ニヤリと意味深な笑みを浮かべていた。最後には、今回リリースされるDVD&ブルーレイの特典映像として初めてビジュアルコメンタリーの収録に挑戦したことをふり返り、「こんなにじっくりワンシーン、ワンシーンをふり返ることはあまりないので、自分でも何度も観直した作品になりました。この作品でいっぱい“初めて”が使えて良かった。胸キュンシーンを何度でも楽しんで下さい!」と強烈プッシュしていた。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY恋する女子のための「恋活」応援カフェオープン期間:10月18日(木)~10月26日(金) ※期間限定場所:LUMINE MAN SHIBUYA 1F 「カフェマンドゥーカ」(東京・渋谷)公式サイト:「僕等がいた 前篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[ブルーレイ]価格:7,035円(税込)「僕等がいた 前篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[DVD]価格:6,090円(税込)発売中「僕等がいた 後篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[ブルーレイ]価格:7,035円(税込)「僕等がいた 後篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[DVD]価格:6,090円(税込)発売日:10月19日(金)発売元:博報堂DY メディアパートナーズ・小学館販売元:東宝© 2012「僕等がいた」製作委員会© 2002 小畑友紀/小学館■関連作品:僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館
2012年10月16日原作発行部数800万部を記録し、「モーニング・ツー」(講談社刊)にて絶賛連載中の「聖☆おにいさん」のアニメ映画化が決定し、このたびメインキャラクターであるイエスとブッダの声優に俳優の森山未來と俳優・音楽家としても活躍中の星野源が抜擢された。世界最大の博物館の一つでもある、あの大英博物館でも展示され話題を呼んだ人気コミックの待望のアニメ映画化。世紀末を無事に終え、目覚めた人・ブッダと神の子・イエスが、東京・立川でアパートをシェアして生活する様をユーモラスに描く。この決定を受け、イエス役の声優を務める森山さんは「源ちゃんとはまたどこかで仕事をしたいなぁと思っていたんですが、こういった巡り合せもなかなかに乙なもんだなと。小学生の頃、初めて読んだ伝記物は『キリスト』でした。中学生の頃、手塚治虫さんの『旧約聖書物語』や『ブッダ』に触れていました。『聖☆おにいさん』は何年か前に人からのすすめで単行本で読ませていただいたんですが、中に盛り込まれている宗教的な小ネタがどれも分かるだけにたまらなく、これは日本ならではの距離感だなと感じた記憶があります」と語り、続けて「イエスを演じるからどうこうというより、とにかくアニメーションに言葉を乗せるという行為自体が初めてなので、この自分にとって新しい現場をブッダ演じる源ちゃんとのコンビネーションも含めて、とにかく楽しめればいいなと思っています!」と意気込みを口にした。「元々アニメが大好きなので、お話をいただいたときは本当に嬉しかったです。高雄(統子)さんが演出された作品はリアルタイムで見ていましたし、『聖☆おにいさん』も新巻が出れば買っていました」と、すでに感無量といった面持ちなのがブッダ役の星野さん。「違う価値観の2人が一緒に暮らしているのがすごく好きです。人間はみなバラバラなのだ、と常々思っていたんですが、天界も同じだったのかと(笑)。でもその2人が相手を思いやりながら生活している。ある意味、すごく人間的で普遍的な話だなと思っていました。自分とお金に厳しく、シルクスクリーンが好きなブッダとして生きられるよう、頑張りたいと思います」と喜びのコメントが寄せられた。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダに、衝動買いが多いイエス。天界の住人とは思えない2人の素朴なキャラクターが受け大ヒットを記録した作品を映画化した本作で、森山さんと星野さんは一体どんなイエスとブッダを誕生させるのだろうか。公開が楽しみに待ちたい。『聖☆おにいさん』は2013年、全国にて公開。■関連作品:聖☆おにいさん 2013年、公開© 中村 光/講談社 © 中村 光・講談社/SYM 製作委員会
2012年10月16日8月に婚約を発表したジェニファー・アニストンが、元夫のブラッド・ピットの母親・ジェーンさんを結婚式に招待したようだ。ジェニファーとブラッドは2000年に結婚、彼がアンジェリーナ・ジョリーと『Mr.& Mrs.スミス』で共演後の2005年に離婚した。結婚当初からジェーンさんと仲が良かったジェニファーは、ブラッドとの破局後も交流を続けてきた。離婚後はヴィンス・ヴォーンやジョン・メイヤーなどと交際したが、なかなかゴールインまで到達しなかったジェニファー。しかし、『Wanderlust』(原題)で共演した俳優で脚本家のジャスティン・セローと恋に落ち、今年8月、ジャスティンの誕生パーティの席でプロポーズを受け、婚約した。関係者は「ジェニファーはジェーンに出席してもらいたいのです。彼女にとってジェーンは実母のナンシーよりも身近な存在です」とイギリスの大衆紙「The Sun」に語る。「ジェーンも、ジェニファーが新たな幸せを見つけたことをとても喜んでいます。息子と別れてから7年間、恋の悩みを聞いてはアドバイスもしていたのですから。結婚式には絶対に出席するでしょう」。詳しい日取りなどはまだ明らかになっていないが、ジェニファーはニューメキシコ州にあるジュリア・ロバーツ所有の牧場での挙式を望んでいるという。(text:Yuki Tominaga)© KCS/AFLO
2012年10月16日“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナが満を持して贈る、監督作第2弾『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』が11月より公開される。英国王室のスキャンダラスでロマンチックな物語が展開する本作で、マドンナがこだわったのはファッションやアートとしての“美”。このほど、そんな本作が放つ美しさに魅了された“美”にまつわる各界の著名人から貴重なコメントが到着した。1998年、N.Y.に住む女性・ウォリーは子供を欲しがらない夫との関係に悩んでいた。やり場のない気持ちを抱える彼女はある日、“王冠を賭けた恋”で知られる英国王・エドワード8世とその妻ウォリス・シンプソンの遺品オークション展覧会を訪れる。そこでウォリーは2人の愛の結晶とも言える数々の芸術品、そして国王の心を掴んだひとりのアメリカ人女性・ウォリスの愛の物語に心惹かれていく――。「愛を選ぶために、彼女は何を捨てたんだろう?女性の弱さと強さがそこには秘められている」と土屋アンナ(モデル・アーティスト)の寄せたコメントにもある通り、本作は1998年のN.Y.と1930年代のイギリス、時代も国も違う2人の女性が共に内包する痛みと喜びを描き出しているが、その全てが圧倒的な美しさに包まれている。叶姉妹の2人(恭子・美香/ライフスタイルプロデューサー)は「愛されることの喜びと代償。恐れずに自分を信じて生きたウォリスという女性に『究極の美』を感じました」と絶賛!さらに、映画『プール』の原作者として知られる桜沢エリカ(漫画家)も「“監督”マドンナの美意識が随所にあふれ、ため息が出るほどの美しさ。何度でも繰り返し観たくなる映画です」と監督としてのマドンナの美的センスをベタ褒め。その独特のアート・ディレクションに魅せられてしまった人が続出しているようだ。さらに本作の見どころの一つとなるのが、アンドレア・ライズブロー扮するウォリス・シンプソンが身に着けている、気品にあふれたレトロファッションである。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』では、誰もが憧れるファッションセンスをもつウォリスを再現するため、衣装担当はルーブル美術館やシンプソン夫妻と関係のあった高級服飾店などを調査のために訪れたのだとか。その甲斐あってか、「ヴィオネ」を始めとする高級アパレルブランドやジュエリーブランドの名門「カルティエ」などが本作に衣装や宝飾品を提供しており、細部に至るこだわりはきっと女子たちの乙女心を震わせること間違いない。日本を代表するデザイナー・森英恵からも「衣裳、宝石、着こなし…全てに気品を感じます」と太鼓判を押されている。ほかにも、「この作品がもつ覚悟に圧倒されました」(萬田久子/女優)、「愛し、愛されるということがシンプルでなくなっていく哀しみ。現代女性にとってもまったく他人事ではありません」(内田春菊/作家)、「新しい視点からひとりの女性と英国王室の世紀の恋をオーバーラップさせ、あのマドンナが挑んだ究極の愛の物語」(假屋崎省吾/華道家)、「これほど大人で、シックなスキャンダラスな作品はマドンナにしか描けない」(清川あさみ/アーティスト)と、実にさまざまな著名人たちがその“美”に感嘆の声を上げている。この秋、あなたもぜひマドンナの魅せる“美”に酔いしれてみては?『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年10月15日数々のベストセラーを世に送り出す高村薫のデビュー作にして、日本推理サスペンス大賞を受賞した同名犯罪小説を映画化した『黄金を抱いて翔べ』の完成披露試写会が10月15日(月)に都内で行われ、主演の妻夫木聡を始め、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)、西田敏行、井筒和幸監督が登壇した。大阪を舞台に、裏社会と繋がる調達屋の主人公・幸田(妻夫木さん)を始めワケアリな男6人が、それぞれの過去や思惑を抱えながら、鉄壁のハイテク防御システムを破り時価15億円の金塊を奪おうとする姿を圧倒的な迫力と緻密な描写で追っていく。妻夫木さんにとって、今回が初の井筒組で「毎日が刺激的でしたね。現場は厳しいと聞いていたが、細かい芝居にも指示をいただき、監督の妥協しない姿が印象に残った。『映画ってそんな簡単には作れないよな』って改めて感じました」とふり返る。ついに完成した作品には「いままでにない日本映画ができた」と自信満々。「6人の男たちの生き様をまじまじと感じてもらえれば」とアピールしていた。強奪作戦を持ちかける大学時代の友人・北川を演じる浅野さんが「僕自身、とても気に入っている作品」と胸を張れば、システムエンジニア役の桐谷さんも「どっしりとした、めっちゃカッコいい、それでいて色気のある映画」と負けじと熱弁。北川の弟を演じる溝端さんは、以前から井筒監督の作品に出演するのが夢だったと言い「いまこの場に立てることが、とても幸せ」と感無量の面持ちだった。そして客席から黄色い歓声を浴びるチャンミンは「素晴らしい監督とキャストのみなさんと一緒に映画を撮影できて楽しかったし、勉強になりました」。映画初出演で自称・工学部留学生で国家スパイの顔をもつモモを演じ、「あまりしゃべらない、静かなキャラクターなので、内面を演じられるか不安だった。でも一生懸命やりました。後悔はないです」とファンを前に誇らしげだった。そんなチャンミンの横に立つのは、元エレベーター技師の“ジイちゃん”を演じた西田さん。「みなさんの歓声を聞けるだけで、僕も嬉しい。さっきから横で見ているけど、完璧な顔だね」とチャンミンに惚れ惚れした様子だ。一方、大勢の女性ファンが駆けつけた客席を見て「今日は女の人ばっかりやなあ。本当は男のために作ったのに」と“井筒節”全開の監督は、「原作を読んだ当時からずっと映画化したかった。こんな大きなスクリーンで、僕の写真(映画)が上映されるとは思ってもみなかった」と映画の完成を誰よりも喜んでいた。『黄金を抱いて翔べ』は11月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年10月15日トム・ハンクスが、新作舞台「Lucky Guy」(原題)でブロードウェイ・デビューを果たすことになった。タブロイド紙で活躍し、数々の賞を受賞しているジャーナリストのマイク・マカラリーをトムが演じる予定の同舞台は、『めぐり逢えたら』(’93)や『ユー・ガット・メール』(’99)などでタッグを組み、今年6月に71歳で死去したノーラ・エフロン監督が生前に脚本を執筆した作品だ。マイクは、アブナー・ルイマへの警察による暴行事件を扱った報道によって1998年にピュリッツァー賞を受賞しており、今回のブロードウェイ作品はアブナー・ルイマ事件を含めたマイクの波乱万丈の人生を舞台化するものだという。トムは1979年にニューヨークにてリバーサイド・シェイクスピア・カンパニーと共に舞台を経験しているが、それ以来初めてのステージ・パフォーマンスになる。さらに、近日中にトム以外のキャストも発表される予定だ。2度のトニー賞受賞経験を持つジョージ・C・ウルフが本舞台の演出を担当し、来年3月1日(現地時間)にブロードハースト劇場でプレビューが行われ、4月1日(現地時間)にオープニングを迎える予定だ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月15日1981年に公開され、全世界を恐怖で覆い尽くしたサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』。スプラッター・ブームを巻き起こした伝説の映画が、2013年に新たに蘇り、公開されることが決定!このたび、観る者を震え上がらせる本作の場面写真が公開となった。今回、公開となった場面写真には死霊に取りつかれ、恐ろしい顔がインパクト大の少女の姿が!この少女はヒロインのミア。演じているのは新進女優のジェーン・レヴィだが、彼女の素顔が分からない程にすさまじい形相をしており、この写真1枚だけを見ても、ファンの期待を裏切らない仕上がりとなっていることを伺わせる。さらに10月13日(現地時間)に開催されたN.Y.コミコンに、オリジナル『死霊のはらわた』の主演ブルース・キャンベルを筆頭に、新鋭フェデ・アルヴァレズ監督、ヒロイン・ミア役のジェーン・レヴィが出席。ブルース・キャンベルはリメイクでは、プロデューサーを務め、本編への出演はしないと話している。そしてブルースは、ファンの前でリメイクを製作することについて懸念する人もいることは分かっているとした上で、「映画公開の週末が明けた月曜日に、みんなが私に謝罪するのを楽しみにしているよ(笑)」とその自信のほどを覗かせた。さらに「ファンのことをついからかってしまうが、この映画をきちんと製作したいというのが本音で、ホラー映画を観に行くみなさんを満足させたくて、この監督と主演の2人がそれを実現させたわけだ。公開は来年、4月。乞うご期待!」とファンに作品への熱意を語り、最後に「瀕死のサム・ライミには、こんな凄い映画を作ってるぞ!と脅しているよ(笑)」とジョークで締めくくった。『死霊のはらわた』のリメイク版となる『イーヴィル・デッド』(原題)は、全米公開2013年4月12日(現地時間)、日本公開は2013年を予定している。■関連作品:イーヴィル・デッド (原題) 2013年、全国にて公開
2012年10月15日フレディ・マーキュリーの伝記映画が2014年初頭にも公開されるようだ。伝説のロックバンド「クイーン」のギタリストのブライアン・メイは今回、同作がこれまでの幾度に渡る企画倒れを乗り越えて来春にもクランクインを予定しており、予定通りサシャ・バロン・コーエンがフレディ役を務めると発表した。また同作は、クイーンが出演した1985年に行われた20世紀最大のチャリティー・コンサート「ライブ・エイド」までのフレディの軌跡を描く作品になるという。自身の公式サイト上でブライアンは、同作について「昨日、クイーンのミーティングが行われたよ。ロジャー・テイラーとジム・ビーチとオレだけだったけどね。僕らは身内の零細企業って感覚でやってるよ(笑)!メインテーマは“フレディの映画について”だったんだ…そうさ、みんなに伝えられて嬉しいけど、ちゃんと進行中だよ。話し合いはほとんど契約関係のことだったんだ、とっても複雑なのさ…」と明かし、さらに「ようやく話がまとまってきた感じだよ。ただちょっとタイムラインが押してるけどね。撮影は来年の春に始まる予定で、サシャ・バロン・コーエンがフレディ役として企画に留まっているよ。2014年の初めには公開できるはずさ」と綴っている。またブライアンは、フレディが自分の人生が映画化されるという企画を聞いて「どこかで苦笑いしているはずだ(笑)」ともコメントしている。「ほかにもいくつか別の企画があるけど、それはいまのところは秘密にしておかないといけないんだ。でも、まだクイーンの一員でいるなんて、不思議な感じだよ。結成してから40年が経つけど、山あり谷ありの連続だったね。(1991年に)フレディが亡くなってからはもう20年が経つ。でも、もちろんフレディは色んな意味でいまでも生き続けているよ。きっとどこかで苦笑いしてるに違いないね!」。そんな同作は、『クイーン』や『フロスト×ニクソン』でアカデミー賞ノミネート経験のある脚本家ピーター・モーガンが脚本を執筆し、ロバート・デ・ニーロの製作プロダクション、トライベッカ・プロダクションズ社が共同製作を務めている。■関連作品:クイーン・ロック・モントリオール cinesound ver. 2011年11月19日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2007 Eagle Rock Entertainment, All rights reservedディクテーター 身元不明でニューヨーク 2012年9月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて順次公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月15日多くのお笑い芸人たちが思わず涙したという鈴木おさむのベストセラー小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(太田出版刊)を、「ウッチャンナンチャン」の内村光良が伊藤淳史と小出恵介を主演に迎えて実写映画化する『ボクたちの交換日記』。このたび、本作の主題歌が「FUNKY MONKEY BABYS」の書き下ろし曲「サヨナラじゃない」に決定した。主人公は、結成12年目にしていまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人「房総スイマーズ」。これまでコンビの将来について真剣に話すことを互いに避けてきた2人が、何とかして変わるために“交換日記”を使ってコミュニケーションを取り始めるという、お笑い芸人の青春ドラマを描いた本作。完成したばかりの映画本編を観たFUNKY MONKEY BABYSが、夢を追いかけながらもがく男たちの友情と絆を描いたこの映画に相応しい歌詞と楽曲を書き下ろした。ボーカルのファンキー加藤さんはオファーを受けた当時のことを「逃げたくなるくらいのプレッシャーを感じました(笑)」とふり返るも、「もともと原作が好きでしたし、映画自体も心から素晴らしいと思える内容でした。新曲『サヨナラじゃない』が、少しでもこの作品の追い風となるよう願っています」とコメント。今回のコラボレーションは内村監督たってのラブコールで実現したそうで、「エンディングで彼らの曲を聴いたら、絶対にお客さんが気持ちよく映画館を後にできると確信しているからです!」と語る監督。さらに「個人的に好きな理由の一つとして、彼らの歌を聴くと、過去の嬉しくて切ない様々な出来事が瞬時に甦ってくるところ。今回の『サヨナラじゃない』も、しびれました」と喜びを口にした。本作でW主演を務める伊藤さん&小出さんも、「初めて曲を聴かせて頂いたとき、とても素敵な曲で、胸に響きました。何度か聞いているうちに、映画のシーンが自然と思い浮かび、早く、この曲が使われている完成した作品を観たいと思いました」(伊藤さん)、「僕が演じさせて頂いた甲本の役はまさしくFUNKY!そんな男の背中をグッと押してくれる、ぴったしの素敵な楽曲でした」と楽曲の仕上がりに大満足の様子。FUNKY MONKEY BABYSの新曲「サヨナラじゃない」は公開に先駆け、11月21日(水)に発売される。これまで老若男女に愛され、多くの人に勇気と元気を与えてきた彼らの楽曲だが、今回は一体どんな応援歌を届けてくれるのだろうか。『ボクたちの交換日記』は3月23日(土)より全国にて公開。■関連作品:ボクたちの交換日記 2013年3月23日より全国にて公開予定
2012年10月15日ミシェル・ウィリアムズが、ユダヤ系ロシア人の小説家イレーヌ・ネミロフスキーの未完の小説で第2次世界大戦を舞台にした文芸大作「フランス組曲」の映画化作品に出演するために交渉中だ。『ある公爵夫人の生涯』などを手がけてきたソウル・ディブがメガホンを取る本作は、同原作の第2幕「ドルチェ」を元に映画化する作品になるという。戦地に赴いた夫を持つ主人公のルシール・アンジェリアは、義理の母親であるマダム・アンジェリアとの軋轢に耐えつつも、暇を見つけては唯一の楽しみであるピアノを弾く毎日を送っていた。ある日、村全体がナチスの将校たちを強制的に迎え入れざるを得なくなったが、ルシールは家に来たドイツ人将校のブルーノ・フォン・ファルクと次第に禁断の恋に落ちていくという物語になるようだ。ミシェルがマリリン・モンローに扮した『マリリン 7日間の恋』も手がけたデヴィッド・パーフィットとマーク・クーパーらがプロデュースを担当し、来年の春にはロンドンでのクランクインが予定されている。■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.
2012年10月15日ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。心理学界における永遠の二大巨頭である彼らの名前は知っていても、2人のデリケートな関係性について詳しく知る人はそれほど多くはないかもしれません。『危険なメソッド』は、フロイトとユングの出会いから蜜月時代、そして決別までの軌跡をたどったヒューマンドラマ。2人の関係の変化には一人の女性の影があったことにまで踏み込んだ、ちょっとスキャンダラスな物語なので、心理学に興味のない方であっても、歴史の陰にあるミステリアスな“三角関係”にはきっと興味を持つことでしょう。同じ精神世界に興味を持ち、同じ時代に生きた2人は、一時は師弟関係にありました。1856年生まれの精神分析学の大家(フロイト)と、彼を慕い、彼の提唱する“談話療法”に刺激された1875年生まれの若き精神科医(ユング)という、立場や年齢の違いこそあれ、精神分析の研究に熱心な2人は、ユングのもとに訪れたひとりの患者をきっかけに、20世紀初頭に出会ったのです。精神世界に神秘性を感じていたユングと、あくまでも“性”に執着し科学として確立させたいフロイトには、様々な考えの違いがありましたが、初対面で13時間も対話や議論を続けたほどの意気投合ぶり。チューリッヒとウィーンと遠く離れてはいても、友情を育み続け、フロイトにして「君が私の後継者だ」とユングに告げさせるほど信頼し合っていたのです。ところが、そんな交流は長く続きませんでした。実は、その原因となったのが、2人が出会うきっかけとなった患者・ザビーナ。彼女こそ、2人の蜜月時代を終わらせた張本人なのです。ユングが最初にザビーナに会ったとき、彼女は幼少期から続く性的なトラウマでヒステリー状態に苦しんでいました。その原因を、フロイトの“談話療法”で突き止めることに成功したユングは、彼女が好転していることをフロイトに報告しに行くことで精神分析の大家と出会うことになるのです。ユングは常に冷静で感情を抑圧した姿で描かれていますが、実はザビーナと出会った後、自らの内なる欲望を目覚めさせ、彼女と一線を越えてしまいます。自らも精神科医を目指す聡明で美しいザビーナとユングの会話、フロイトとユングによる夢分析、医師でありながら快楽主義者で患者たちと関係を持つことに罪を感じないグロスとの会話などから、ユングの微妙な変化が感じ取れます。その変化は、彼の内面に葛藤を生み出すのですが、それにより、フロイトとの関係にも変化が生じてしまう様子が、静かに描かれていくのが本作の見どころ。歴史の中では、2人が1913年に長旅を共にしていたとき、互いの夢を分析し合っていたときに激しくぶつかり、破局したとも言われています(映画にもこの辺りの描写があります)。その後、ユングはショックから精神的な混乱に見舞われるのです。こういった経験を通し、彼が確立したのが分析心理学。フロイトの確立したものは“精神分析”と呼ばれ、それぞれへの支持を表明するとき、「ユング派」、「フロイト派」とされるようになったのです。詳しい理論の違いについては、ここでは言及しませんが、ご興味があれば調べてみたらいかがでしょうか。と、歴史上は2人の決別は学問上の理論の違いだったとの印象も受けますが、実はもっと根源的な人間性の違いによるものだったのかもしれない、と思わせるのが本作です。劇中、2人は激しく口論することはないものの、互いに近づきすぎたことで、目をつぶれない相手との違いに気づいていき、さらには、相手の抱える矛盾、自分の中の内なる矛盾にも気づいていきます。その様子は、フロイトとユングが展開するテクニカルワード満載の精神分析議論の中でも、大いに表現されていますので、このあたりは心理学好きにはたまらないのでは?2人について、ユングを演じたマイケル・ファスベンダーはこう語っています。「ユングは何事にもオープンだったが、フロイトは心理学の1つの形態に重きを置いていた。全ての神経は性の起源から生じるとする考え方だ。ユングはそこに疑問を感じていたと思う。ユングはフロイトをとても尊敬していたが、彼はいつも二番手だし、フロイトの哲学で言えば、ユングは“父親を殺して後を引き継ごうとする人間”だ」。「彼らもただの人間だし、僕たちがお互いにしているようなことをしている。彼らにも同じ欲望と嫉妬があるし、その多くがこの映画で描かれている。彼らは優秀な人間だが、エゴだってある。エゴと共に、たくさんの個性が様々な形で、彼ら自身を暴き出していくんだ。もしこの2人の男が、互いの凄まじいエゴを乗り越えていたら、おそらく僕たちは心理学や人間の心についてもっと丸みのある考えに出会えただろう。2人が彼らの関連性をもつために互いの意見を許容していたら、面白いことになっていただろうね」。フロイトとユングの存在の陰に、運命の女が存在していて、こんな決別の物語があったというのは、まさに心理学界史上最大のスキャンダル。このほとんど知られていなかったスキャンダラスな史実を映像化したのは、『デッドゾーン』、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』で知られる鬼才デヴィッド・クローネンバーグ。フロイト、ユング、ザビーナの関係について「とても奇妙な三角関係だ」と語っています。「師弟関係だったユングは、フロイトのことを父親のように思い、事実手紙には何度もそう書いている。だから2人の物語に僕は興味をそそられた。そこに70年代まではほとんど名前も知られていなかった、ひとりの女性が関わってくる。彼女はユングの患者となり、彼と不倫し、そして彼の保護下で、精神分析学に興味を抱き、最終的にはフロイト派の分析医となり、フロイトのもとに行く。とても奇妙な三角関係だった。彼女はフロイトと性的な関係は結ばなかったが、それでもこの三角関係のそれぞれの辺に愛があった。ユングとフロイトの間も含めてね。彼らの間には驚くべき愛情と友情があった。ザビーナはその真ん中にいたんだ」。フロイトを演じたヴィゴ・モーテンセンも、こう分析します。「キーラ演じるザビーナが、ある意味彼ら2人を近づけている。でも同時に彼女が2人の関係を壊してもいるんだ」。後に有名な心理学者を多く育てることとなるザビーナを含め、心理学界に名を残す3人のカリスマを演じるために、入念なリサーチを行ったと言う俳優たちの分析もなかなかのもの。彼らの言葉からも察すことができる通り、この三角関係が映し出すのが、人の精神を分析する心理の専門家であり常に冷静であるべき人々が、実は制御できない自らの心に混乱していたという事実。自分の内面を引き出していくザビーナと関わることこそ、2人にとっては“危険なメソッド”だったというわけでしょうか。そんなやるせなさ、人間臭さも、この作品の見どころなのかもしれません。(text:June Makiguchi)特集:愛と心理学の三角関係■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年10月15日トム・クルーズが今年8月に正式に離婚した元妻のケイティ・ホームズと復縁するため、自身が信奉する宗教団体・サイエントロジーと縁を切ることを考えているという。「People.com」で関係者は「人生で最も大切なものを失ったいま、トムはこう考えるようになりました。サイエントロジー信奉は彼の興行成績は傷つけなかった。でも、2度の結婚生活は終止符を打つことになった」と語る。「ケイティが離婚を申請したのは、トムにとって大きな痛手でした。自分は無敵だと思い続けていた彼が、ケイティを失ったことで失敗に気づかされたのです」。トムは最近、サイエントロジーの礼拝や日曜のブランチに顔を出していないという。2001年にはニコール・キッドマンと離婚、今回ケイティとの離婚で愛娘・スリちゃんとも離れて暮らすことになり、結婚生活においてサイエントロジーの教えは功をなさないと考え始めたようだ。「トムは、もはや自ら進んでサイエントロジーの広告塔を務めようとは考えていません。これからも教団内の活動に少しは参加するでしょうが、彼は距離を置き始めています」。トムとケイティの6年弱の結婚生活は、離婚申請の半年前には破綻したと言われている。トムは現在6歳のスリちゃんが18歳になるまで年間40万ドルの養育費を支払うことになっている。いまの地位ならば、支払いが滞ることはなさそうだが、それより50歳を迎えた彼には独り身の寂しさがつらいのかも。教団との関係を絶つことで、ケイティとの復縁は図れるだろうか?(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月15日新井浩文の初の単独主演作となる『赤い季節』が10月13日(土)に封切られ、新井さんを始め、村上淳、新居延遼明、風吹ジュンのキャスト陣に加え、能野哲彦監督が東京・渋谷の劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「ROSSO」でフロントマンとして活躍し、現在は「The Birthday」を率いるチバユウスケのソロ・プロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲にインスパイアされ生み出された本作。バイク店で働きながらも、殺し屋としての裏の顔を持つ男・健の葛藤や焦燥、裏稼業から足を洗おうともがきながら刑事だった父の死にまつわる真相に迫っていく姿を描く。初の単独主演作となったが、気負った様子もなく「実は裏で、監督が『観た女性の方が、抱かれたくなるような新井にしたい!』と言っていたので、今日観た方は抱かれればいいんじゃないでしょうか(笑)。うちは元々、男性ファンが多いので…」と冗談交じりに挨拶し笑顔を見せた。さらに撮影で苦労した点を問われると、「2週間で撮影をしたので、精神的には問題なかったですが、体力的に眠たいということがあり、一度バイクシーンは本当に事故が起きそうだから止めてもらったことはあります」と、飄々とした語り口で作品同様にハードな撮影だったことを明かした。これまで音楽業界で活躍していた能野さんは、本作が初監督。村上さんは映画業界への進出は全く予期していなかったと言い、「監督のことは“能やん”と呼ぶくらい長い付き合いなので、まさか映画を作るとは思っていませんでした。ぜひ映画を楽しんで下さい!」と監督&新井さんの初陣を後押しした。その言葉を受け、能野監督は「もうすぐ50になるこの年で、“新人”と呼ばれるのは気恥ずかしい」とすっかり照れ笑いを浮かべていた。さらにこの日、本作の音楽を務め、さらに出演まで果たしている「SNAKE ON THE BEACH」のチバユウスケからスペシャルメッセージが贈られた。「映画『赤い季節』、とうとう公開ですね。おめでとうございます。観に来たみなさんもぜひ楽しんで下さい。音楽もハマッていると思うので、そこもよろしく。とにかく楽しんで」と公開初日を祝った。『赤い季節』はヒューマントラストシネマほか全国にて公開中。■関連作品:赤い季節 2012月10月13日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開© 2012「赤い季節」製作委員会
2012年10月14日直木賞作家・道尾秀介の人気ミステリー小説を映画化した『カラスの親指』の大ヒット祈願イベントが10月13日(土)、東京・新橋の烏森(からすもり)神社で行われ、主演の阿部寛と村上ショージが出席した。烏森神社はタイトルとの関連性はもちろん、芸能の神が祀られているとあって、本作のヒットを祈願するには最高の場所。本殿での祈祷を終えた阿部さんは「いままでに見たことないような自分が出ています」と“正義の詐欺師”役という新境地に自信を覗かせた。原作は日本推理作家協会賞に輝いた道尾の人気作。プロの詐欺師・タケ(阿部さん)と新米詐欺師のテツ(ショージさん)、さらに彼らの元に転がり込んできた男女3人(石原さとみ、能年玲奈、小柳友)とタッグを組み、タケが抱える過去にケリをつけるべく一世一代の大勝負に挑む。やはり見どころは、阿部さん&ショージさんという異色コンビの起用だが「お笑いの方とご一緒する機会はあまりないし、やはり“しゃべり”のプロですから。僕の穴埋めもしてくれたし、コンビを組めて本当に嬉しい」(阿部さん)。片やショージさんは「僕が出ることで迷惑をかけるんじゃないかと緊張した。芸歴35年にして、ふり返っても何もない(笑)僕にとって、阿部さんとの共演は一生の宝物」といまも夢見心地。阿部さんから「ショージさんにしか出せない味がある、いいシーンがあるんですよ」と演技に太鼓判を押され、さらに有頂天になっていた。イベントには烏森神社の親善キャラクターである“からすの恋吉”も登場し、阿部さん&ショージさんと記念撮影。実は恋吉と一緒に写真を撮ると、必勝祈願・商売繁盛・技芸上達・家内安全など様々なご利益が得られるのだとか…。映画の公開を約1か月後に控える中、阿部さんもショージさんも“恋吉効果”に期待を寄せていた。『カラスの親指』は11月23日(金・祝)より公開。■関連作品:カラスの親指 2012年11月23日より全国にて公開© 道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ
2012年10月14日