くらし情報『実話! ユングとフロイト…偉大な心理学者の関係と、歴史の陰にあるスキャンダル』

2012年10月15日 13:09

実話! ユングとフロイト…偉大な心理学者の関係と、歴史の陰にあるスキャンダル

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。心理学界における永遠の二大巨頭である彼らの名前は知っていても、2人のデリケートな関係性について詳しく知る人はそれほど多くはないかもしれません。『危険なメソッド』は、フロイトとユングの出会いから蜜月時代、そして決別までの軌跡をたどったヒューマンドラマ。2人の関係の変化には一人の女性の影があったことにまで踏み込んだ、ちょっとスキャンダラスな物語なので、心理学に興味のない方であっても、歴史の陰にあるミステリアスな“三角関係”にはきっと興味を持つことでしょう。

同じ精神世界に興味を持ち、同じ時代に生きた2人は、一時は師弟関係にありました。1856年生まれの精神分析学の大家(フロイト)と、彼を慕い、彼の提唱する“談話療法”に刺激された1875年生まれの若き精神科医(ユング)という、立場や年齢の違いこそあれ、精神分析の研究に熱心な2人は、ユングのもとに訪れたひとりの患者をきっかけに、20世紀初頭に出会ったのです。

精神世界に神秘性を感じていたユングと、あくまでも“性”に執着し科学として確立させたいフロイトには、様々な考えの違いがありましたが、初対面で13時間も対話や議論を続けたほどの意気投合ぶり。

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