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「観客を夢中にさせる、才能を超えたマジカルな何かを持った“特別な少年”」──言わずと知れた世界のヒットメイカー、スティーブン・スピルバーグに見そめられ、彼が11年間温め続けてきた作品『リアル・スティール』に大抜擢されたカナダ出身の若き俳優、ダコタ・ゴヨ。透き通った淡いティールブルーの瞳、照れくさそうなのにどこか人懐こい仕草、そして言葉では表現できない人を惹き付ける何かがある!と感じずにはいられない特別なオーラ…。12歳にして名優と絶賛を浴びる“特別な少年”は一体どんな少年なのだろう。ダコタ・ゴヨが『リアル・スティール』で演じるのは、最愛の母を亡くし、かつて自分たちを捨てた父と暮らし始める少年・マックス。負け犬ヒーロー的な父・チャーリー(ヒュー・ジャックマン)を、父親として、またボクサーとして再起させる重要かつ難しいキャラクターだ。初めての仕事は5歳の時。以後、様々な子役を演じてきた彼にとって、マックスを演じることは「とても興奮する経験だったんだ!」と目を輝かせる。「マックスはとても気に入っているキャラクターだよ!これまで演じてきたキャラクターとは全然違ってね、ちょっぴり生意気でぶしつけだけど(笑)、たくましくて自立したところもあるんだ。僕自身はたくさんの人と関わることが好きな性格だからマックスほど自立してはいないけれど…。でも、ビデオゲームが大好きっていうのは共通しているかな。せっかく日本に来たから、秋葉原にも行ってみたいんだ!」。旧型ロボット・ATOMと運命的に出会い、コンピューターを使いこなしてATOMを改造するマックスを演じる姿と、普段ゲームに夢中になっているダコタ・ゴヨの姿が自然と重なって見えるのは彼の演技力あってこそ。マックスというキャラクターをどれだけ理解しているのかは、彼の大人顔負けのコメントからも伝わってくる。「僕がマックスを好きだなって思うのは、彼の心の内面、感情の部分に惹かれたからなんだ。さっき言ったマックスの性格の中にはチャーリーらしさもあって、自立したところ、たくましいところはチャーリーに似ているし、心の温かさや優しさはきっとお母さんに似たんじゃないかなって。映画の中でチャーリーが(マックスの)お母さんの話をするシーンがあるんだけど、その言葉から温かくて優しい人物(母親)だったっていうのが分かるんだ。あと、人は何もかも一人でするのではなく誰かと一緒にすることも必要だということをマックスがチャーリーに伝えようとしている、そういうマックスも好きなんだよね」。『リアル・スティール』の魅力を、自分が感じたものを、ただ一生懸命に語る彼の姿を見ていると「かわいい」から「かっこいい」に印象が変わっていく。けれど、ロボットの話題に移ると今度は「やんちゃ」な男の子に!この映画に登場するメインのロボットは19種類がデザインされ、そのうちの4体はなんと実際のロボットとして造られている。それらを初めて現場で目にしたときは「もう、夢のようだったよ!だってロボットは僕ら子供の夢だからね!」と、ダコタ・ゴヨ流のロボット解説が始まる。「アンブッシュとノイジー・ボーイとATOMは実際にロボットが造られたんだけれど、ノイジー・ボーイはものすごく大きくて、手の部分に装飾があってさ、色もパープルで格好いいんだ。アンブッシュも大きくてゴツくて、僕の大好きなブルーの色だったのも気に入っていた。そしてATOM!謙虚なATOMはアンブッシュやノイジー・ボーイに比べると体は小さいけれど、心のあるロボットだと感じたんだ。だからワールドプレミアでATOMと再会して、日本の記者会見でもまた会うことができて、本当に嬉しいよ!」。そんなふうに嬉しさを素直に言葉にできるのは、撮影現場が楽しさと興奮に満ちあふれていたからに違いない。マックスがATOMにボクシングを教えるシーンや一緒にダンスを躍るシーンは、やはり特別な想い出として刻まれていると話す。それまでは全くダンスに興味はなくやったこともなかったが、「ダンスは1週間ぐらい1日2時間程度練習をしたよ。ダンスの中にボクシングのパンチの動きとかあったりして、すごく楽しかった。いままで出来なかったことが出来るようになるのが嬉しくて、いまでは演技と同じぐらいダンスも好きになっちゃったよ!」。すっかりダンスの魅力にはまっているのだとか。もちろん、試合が始まる前のリングでATOMとマックスがダンスを披露するシーンは、観客側も思わず踊りたくなるような、ワクワクするシーンに仕上がっている。ダコタ・ゴヨの見せ場のひとつだ。マックス役を通じて、様々な体験を味わったダコタ・ゴヨだが、ロボットよりもダンスよりも彼を興奮させたのは、やはりスティーブン・スピルバーグ(製作)の存在。「スティーブン・スピルバーグ作品に出ていること自体、僕にとっては信じられないことなんだ!」と身を乗り出し、小さな身体に秘めた熱く大きな夢を語りだす。それは──「これからも演技も続けていきたいと思っているよ。けれど、いつか監督業にもチャレンジしてみたいと思っているんだ。小さな頃からいろいろな監督と仕事をさせてもらってきた中で、彼らからいろいろなこと…カメラアングルとか映画を作る秘訣とか、どういう見せ方があるのかを教えてもらった。今回の現場でもショーン・レヴィ監督や撮影監督のマウロ・フィオーレ、照明スタッフからいろいろなことを学ばせてもらった。だから(その経験を活かして)僕もいつか監督になって彼らのように映画を撮ってみたいんだ」。夢はきっと実現する、彼ならきっと…。そんな期待を胸に、まずは『リアル・スティール』でのダコタ・ゴヨの名演をしっかりとその目に焼き付けてほしい。(text/photo:Rie Shintani)■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:成長する“ダメ親父”に多数の女性が胸キュン!『リアル・スティール』試写会レポート宮迫博之&ゴリ、久々の競演で“息子自慢”バトル勃発?俳優、父親として…生き方すべてが格好いい男、ヒュー・ジャックマンの「真の強さ」芦田愛菜、キュートな笑顔で『リアル・スティール』続編の出演ゲット!?天海祐希「まるで母親の気持ち」スピルバーグも認める天才子役と再会
2011年12月08日3Dに初挑戦した新作『ヒューゴの不思議な発明』が全米で大ヒット中のマーティン・スコセッシ監督がラジオ番組に出演、次回作は遠藤周作原作の「沈黙」の映画化だと語った。「沈黙」は17世紀の日本にキリスト教伝道にやってきたイエズス会の宣教師たちとキリシタン弾圧が題材。1971年に篠田正浩監督が『沈黙 SILENCE』というタイトルで映画化している。スコセッシ監督は数年前から、舞台となる長崎県を資料収集のために訪れるなど、映画化の準備を進めていた。ジョー・ネスボ原作の犯罪小説「The Snowman」(原題)の映画化など、ほかにも新作の予定はあるが、スコセッシ監督はラジオ番組「Radio 5」に出演した際に「遠藤の本(の映画化を)次にやりたいと思っている。思っている、じゃない。いま、まさにいろいろな調整を進めているところだ」と語った。厳しい弾圧にあい、ついに棄教するポルトガル人の宣教師役として以前から名前が挙がっているのは、スコセッシ監督の『ギャング・オブ・ニューヨーク』(’02)でオスカー主演男優賞候補となったダニエル・デイ・ルイス。彼の出演については「わからないな。彼はいま、スティーヴと仕事をしているからね。スティーヴン・スピルバーグと」とスコセッシ監督は言葉を濁している。デイ・ルイスは現在、スピルバーグ監督の『Lincoln』(原題)で19世紀アメリカで奴隷解放を行ったリンカーン大統領を演じている。撮影前に時間をかけた入念な準備で知られるデイ・ルイスだけに、17世紀の伝道師を演じるとなれば、そのリサーチにかなりの時間はかけたいはず。スケジュールなど、調整の必要がありそうだ。ほかに本作への出演がうわさされているのは、J.J.エイブラムス監督の『スター・トレック』続編の悪役での出演を断ったばかりのベニチオ・デル・トロと、『私だけのハッピー・エンディング』のガエル・ガルシア・ベルナル。具体的な撮影スケジュールなどは明らかにされていないが、2013年公開を目指している。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO■関連作品:ヒューゴの不思議な発明 2012年3月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.私だけのハッピー・エンディング 2011年12月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Earthbound Films, LLC■関連記事:バラエティ番組で人気の心理学者・植木理恵、恋愛には“鍋”が効く!?J・キャメロンの称賛の声に、クロエ・G・モレッツ「『アバター』は絶品」とお返し『私だけのハッピー・エンディング』参加者全員涙を拭くティッシュ付き試写会に20組40名様ご招待
2011年12月08日1996年に第1作目が公開されて以来、不動の人気を誇るスパイ・アクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』が5年の月日を経て、スクリーンに戻ってくる。これまで以上にウィットの利いた人間描写に、巧みな演出で観る者を臨場体験させるダイナミックな映像が見どころの最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』。本作で初めて実写映画に挑んだアニメーション界の奇才、ブラッド・バード監督に、本作にかける映画スピリットを語ってもらった。『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』など、スタイリッシュで大人に向けたメッセージにあふれる傑作アニメーションを手がけてきたバード監督。数々のオファーの中から、本作を初の実写監督作として選んだのは「タイミング」だという。「実は、映画の世界で働いている間、私はずっと実写をやりたいと思っていました。『Mr.インクレディブル』の後にオファーは色々とあったのですが、タイミングが合わず、たまたまタイミングが合ったのが本作だったのです。J.J.(エイブラムス)とトムとも一緒に仕事がしたいと思っていたし、非常に魅力的な話だったので引き受けることにしたんです」。先日の来日会見では、「俳優たちの即興から生まれる演技」こそが実写作品の醍醐味と語っていた監督だが、トムとの共同作業からも数々のアドリブから生まれたという。「今回の撮影は大変ではあったんですけど、たくさん笑う場面もあって本当に楽しかったです。トムというのは素晴らしい役者であると同時に、映画作りのプロセスについてとても多くの知識を持っています。それは、彼がたくさんの名監督と一緒に仕事をしてきて学んだことだと思うのですが、そういった彼の深い知識と映画作りへの愛を私も学ぶことができて、彼と仕事をすること自体が私にとっての“ギフト”だったという風に思います。脚本通りに撮った後にアドリブでも撮影したり、最終的に編集の段階で採用したアドリブもたくさんありますよ」。クラシカルなスパイ映画を彷彿とさせる第1作目から、愛とミッションの間で揺れ動くイーサン・ハントの葛藤を描いた2作目・3作目と、作品毎に異なるカラーがイーサンのキャラクターに深みを与え、新鮮さを与えてくれるのが本シリーズの魅力だ。「私がこのシリーズの中で一番ビジュアル的に好きなシーンは、ブライアン・デ・パルマの『ミッション:インポッシブル』(第1作目)でトムがワイヤーで吊り下げられて、壁にも床にも触れない、温度も上昇してしまう中でミッションを行うシーン。また、ストーリーとしては前作のJ.J.エイブラムス監督作品が最高だと思ってます。イーサン・ハントとその妻という、彼の非常にパーソナルな気持ちを描いているところがすごく良かったなと。私が今回の映画で目指したのは、この2つを合わせたものなんです。ブライアン・デ・パルマの映像とJ.J.エイブラムスのキャラクターとストーリー。その両方を狙っていきたいと思ってました」。「子供の頃、テレビで放送していた『スパイ大作戦』を何度も見ていました。彼らが問題に直面して、その解決のために計画を立て、だけど予想外の事態が起きたり問題が発生して、臨機応変に対処していくストーリーが見ていて楽しかった」と嬉しそうに“スパイ”作品を愛するようになったきっかけを語る監督。「こういったシンプルな昔ながらの魅力的な要素が、最近はストーリーをスピーディーに進めるために見落とされていると思う。私は『Mr.インクレディブル』のときに『最近は先を急ぐあまり、コソコソ歩き回るシーンがないね』と言い、そういったシーンを追加しました。同じように、『ミッション』シリーズの楽しみの中には、そういった要素も含まれていると思います」。先日の来日時にもお茶目な一面を垣間見せていた監督。そんな監督の遊び心あふれる最新の“スパイ”技術ももちろん忘れてはならない。かの超高層ビル、ブルジュ・ハリファへの挑戦シーンで活躍する“特殊粘着グローブ”もぜひ注目してほしい一品だ。「あれは電気の力を使用してくっつく技術を参考に作ったんです。いまの段階ではファンタジーかもしれないですが、5年後10年後には、現実にみなさんが使えるようになるかもしれませんよ(笑)」。特集「不可能を超える男が、戻ってくる!」■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:トム・クルーズ、日本のライトノベル人気作の映画化に主演か?トム・クルーズ、布袋寅泰の生演奏に「アメイジング!」連発トム・クルーズ「僕はギブアップしないよ!」不可能を可能にできるワケを伝授!トム来日で話題も加速『ミッション:インポッシブル』鑑賞券を10組20名様プレゼントトム・クルーズ来日!女子高生の「あげぽよ!」コールに「アゲポヨ?」
2011年12月07日女優の栗山千明が海外の人気RPGを映画化した『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』(曽利文彦監督)で声優として長編アニメーションに初主演することになり、12月7日(水)、共演する谷原章介、GACKTと共に都内の教会で製作発表会見を行った。栗山さんは、谷原さんと共演した『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など長編アニメでの声優経験はあるが、主演は初めて。無類の“アニメ好き”として知られ「とても光栄。本気で取り組みましたし、絶対的に見応えがある作品だと誓います」と熱っぽくアピールした。リアルな描写とハードな世界観が絶賛され、全世界で600万本を売り上げた傑作RPG「ドラゴンエイジ」シリーズを、曽利監督を始めとする“アニメ大国”日本のトップ・クリエーターによりCGアニメ化。世界を統治する“教会”に仕える女騎士・カサンドラ(栗山さん)が、教会をめぐる巨大な陰謀の鍵を握る少女を守るため、気のいい魔法使い・ガリアン(谷原さん)と共に壮大な冒険と戦いに巻き込まれる。GACKTさんは2人を追う騎士団のリーダー、ナイトコマンダーを演じる。栗山さんは「ストーリーもキャラクターも人間味にあふれているので、実写のお芝居のように取り組める部分も多かった。曽利監督からいろんなご提案をいただき、だんだん思い切り良く演じることができたから楽しかったです」と手応え十分。アクションシーンの多さも見どころで「実際に体を動かしながら、アフレコしたんです」と身も心もカサンドラになりきっていた様子。谷原さんは『ベクシル −2077日本鎖国−』で曽利監督とタッグを組んでおり「今回も信頼感があって、迷うことはなかった」。シーンによっては、まだ映像が完成していない部分もあったが「その分、表情やニュアンスなど、監督が的確なアドバイスをしてくださるので、すべてを委ねることができた」と満足そうな表情だ。一方のGACKTさんは「“リアル・ダークファンタジー”という言葉の意味を理解していただける作品」と完成間近だという本編に早くも太鼓判。主題歌「Until The Last Day」も手掛けており、「いつか消えてしまう命を全うしてみよう。そんな映画のテーマに沿った楽曲になった」と自負していた。そんな3人に対して、曽利監督は「それぞれのキャラクターを、それぞれのクリエイティビティで作り上げてくれた。声だけでキャラクターを自分のものにしているし、製作にあたるスタッフも映像がイメージしやすい」と大絶賛。「アクションが見どころだが、一番意識したのはドラマ性とのバランス」と語り、最先端のCGアクションと奥深いストーリー描写が融合した本作の完成が待ちきれない様子だった。『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』は2012年2月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦- 2012年2月11日より全国にて公開
2011年12月07日映画『ワイルド7』の男性限定試写会が12月7日(水)に開催され、出演者のひとり、宇梶剛士がトークイベントに登場し、“ワイルドな男”になるべく特別講座を開講した。望月三起也の人気漫画を瑛太、丸山隆平(関ジャニ∞)、椎名桔平らを迎えて映画化。元凶悪犯罪者によって組織された超法規的組織“ワイルド7”の面々が、国家をも敵に回して豪快に暴れまくる姿をダイナミックに描き出す。男だらけの会場に入るや宇梶さんは「よく来てくださいました」とニッコリ。「よくよく考えるまでもなく、(自分がゲストで)“女子限定試写会”というのはあり得ないですからね」と語り、笑いを誘った。「ワイルドとは何か?」という問いに、宇梶さんは「野心」をキーワードにこんな話を。「以前『宇梶くんは野心あるね』と言われ、人を出し抜いたりするさもしい奴って意味かなと思ったりしてずっと引っかかってたんです。アフリカの草食動物が草を食べ尽くして新しい地に移るとき、高台からその地を見下ろして『ここで生き抜けるか?』と考えるそうです。それが“野心”というものだと聞いて『それだ!』って思いました」。宇梶さんの出身校に通う高校生が「国家を敵に回しても守りたいものは?」と尋ねると、「子供たち。まだ生きるってどういうことなのか分からない、ほろ苦さや忘れられない感動を知らない子供たちを守りたい」と回答。さらに現在、彼女と「ワイルドな感じで」交際中という男性には「長く付き合うと相手の方がワイルドになっていくよ(笑)。『おらぁ!』とか言われて『キャイン、キャイン』って働かなくちゃいけなくなることもあるけど頑張って!」と自らの体験を交えて(?)アドバイスを送っていた。ここ数年、“草食男子”の存在が取りざたされているが「肉食でも草食でもいいから、好きになったら相手を抱きしめなくちゃいけない」と語り、「まあまずは野菜炒めに徐々に肉を入れてみたら?」とワイルドな生き方を説いた。『ワイルド7』は12月21日(水)より公開。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:日本警察“最凶”の切り札『ワイルド7』試写会に30組60名様ご招待関ジャニ丸山、金色シャツのタキシードで登場映画初出演でワイルドな魅力を発揮?ワイルドな瑛太にキュン!『ワイルド7』カップル限定試写会に30組60名様ご招待ワルが悪を裁く!『ワイルド7』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様ご招待玉木宏、大河ドラマ「平清盛」で源義朝役!早くも清盛にライバル心メラメラ!?
2011年12月07日1985年に制作された伝説的ホラー映画を3D映像で甦らせた、ホラー・バトル・ムービー『フライトナイト/恐怖の夜』が来年1月7日(土)より劇場公開となる。これに先駆けて、本作の“笑”撃的な本編映像の一部がいち早く到着した。オリジナル作は、ホラー&SF界の最高の名誉とされるサターン・アワードで最優秀ホラー賞ほか2部門を獲得し、カルト的なファンの間では伝説の映画として語り継がれてきた名作。オタク仲間とおさらばし、学校一の美女・エイミーをゲットし幸せな高校生活を送る主人公・チャーリー役を映画『スター・トレック』で一躍脚光を集めたアントン・イェルチンが、そんな彼の隣りにある日越してくるセクシーで危険なヴァンパイア、ジェリー役を男の色気ムンムンのコリン・ファレルが演じており、ジェリーの標的とされたガールフレンドを守りたい隠れ“草食系男子”のチャーリーと“ザ・肉食系男子”のジェリーの対照的なタイプの2人の対決が見どころとなる。今回届いた本編映像はそんな2人の戦いの火蓋が落とされる、最も危険なシーンの一つ。「招待されなければ、その家の敷居をまたぐことができない」というのがヴァンパイア界の掟であるが、衝動に駆られたジェリーは「家ごと破壊してしまえば、敷居をまたげる」という発想に至り、何と庭を掘り返すやチャーリー宅の空気管を一手で破壊、瞬く間に爆破してしまう。パニックに陥るチャーリーとエイミー、母親のジェーンの3人は命からがら脱出するもジェリーの執拗な攻撃はとどまらず…。恐怖と共に、斬新すぎる小ネタがクスリとした笑いを誘うホラー・シーンの数々が魅力の本作だが、まずはこちらの映像でたっぷりと体感してみては?『フライトナイト/恐怖の夜』は2012年1月7日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:フライトナイト/恐怖の夜 2012年1月7日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2011年12月07日『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督が、ハリウッドの豪華なキャストを集結させて贈るオムニバス・ラブストーリー『ニューイヤーズ・イブ』のワールド・プレミアイベントが、12月6日(現地時間)、L.A.にて開催され、ザック・エフロンにリー・ミッシェル、アシュトン・カッチャーなどのキャスト陣とマーシャル監督が出席した。1年で最も煌びやかな大晦日の夜を舞台に、新たな年の幕開けを前に失った絆を取り戻そうとする8組の男女のドラマがオムニバス形式で綴ったラブストーリー。全米公開直前の本作に対する期待と熱気が最高潮に高まる中、ワールド・プレミアが行われたL.A.のグローマンズ・チャイニーズ・シアターには豪奢なレッドカーペットが敷かれ、豪華キャスト陣が続々と姿を現した。最初に登場したのは、12月に来日が決定しているザック・エフロン。「みんなにもうすぐ会いに行くよ!日本がすごく恋しいし、日本に行くのが待ちきれないよ」と、日本のファンに向けてリップ・サービス。錚々たる俳優たちと共演した感想を聞かれると「僕個人としては、伝説的な存在で確実に偉大な女優のひとりである、ミシェル・ファイファーと共演できたことがとても嬉しかった」と興奮ぎみに語ってくれた。大きく胸元が開いたバレンティノのシルバーのドレスで登場したのは、海外TVシリーズ「glee/グリー」ですっかりスター女優の仲間入りをしたリー・ミッシェル。初の映画出演への感想を聞かれると、「彼(マーシャル監督)は本当に優しくて愛情あふれる人で、私の最初の映画の監督が彼で本当に光栄だわ」と語り、「『glee』のメンバーが今日は来てるから、すごくワクワクしているわ」と照れながら胸の内を明かした。当のマーシャル監督は、「日本のみなさんは今年、大変なことが起きました。来年はもっともっと良い年になって、みなさんが健やかに過ごせることを祈っています」と励ましの言葉を贈り、「私の友達であるザック・エフロンが日本へ行くので、みなさん楽しみにしていてください」と、少し早めの“クリスマス・プレゼント”もしっかりと用意。さらにこの日は、ほかにもジョシュ・デュアメルとその妻で歌手のファーギー、すっかり大人らしく成長したアビゲイル・ブレスリン、ソフィア・ベルガラ、ヒラリー・スワンク、キャサリン・ハイグル、ミシェル・ファイファーが美しいドレス姿で並び、映画さながらの煌びやかな雰囲気に包まれたプレミア・イベントとなった。『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ザック・エフロン、新作『ニューイヤーズ・イブ』を引っさげ来日決定!“ほっとけない男子”俳優No.1は岡田将生!人気子役・鈴木福は僅差で3位ハリウッドスター大集結!『ニューイヤーズ・イブ』試写会に15組30名様ご招待デミ・ムーア、浮気夫アシュトン・カッチャーと離婚へ。財産分与で徹底抗戦の構えアシュトン・カッチャーのTwitterアカウントが炎上、本人がつぶやき自粛を宣言
2011年12月07日会話するとき、最初はなかなか目を合わせない人がいる。窪塚洋介はその反対。自己紹介から、まっすぐこちらを見る。いい加減な嘘などすぐ見透かされそうなその視線。真剣勝負のような緊張の数分間が過ぎると、笑顔やリラックスした調子になっていく。取材の冒頭の写真撮影で狂気を漂わせた次の瞬間、ふっと柔らかい笑みを浮かべる自在な感じ。それは『源氏物語千年の謎』で演じた安倍晴明を思わせる。「源氏物語」は言わずと知れた、平安朝の宮廷で繰り広げられる恋愛絵巻。絶世の美男、光源氏と女たちの愛憎の物語はこれまで何度も映像化されてきたが、今回は物語の作者・紫式部が生きる現実の世界もパラレルに描かれる。窪塚さんが演じる安倍晴明は、紫式部に物語の執筆を命じた時の権力者・藤原道長が信頼を寄せる陰陽師だ。「『来たー!』と思いましたね」と出演オファーが来たときの気持ちを語る。「興味があったんです、安倍晴明に。台本よりも先に『安倍晴明の役やってくれない?』と言われて。正直言うと、『源氏物語』にはそれほど興味はなかったんですけど、『源氏物語』の中に晴明が出てくるんだと思ったら、ワクワクしたし、台本を読んでみると、物語の中と外の区別がはっきりついてなくて。映像にしたら、きっと面白いだろうと、すごく楽しみでした」。安倍晴明はまさに、物語と現実の世界、その両方を往き来する。「平安の時代って、怨霊とか呪いが強いんですよ。今よりもっと見えない世界のことは大事にされていて。陰陽師は“方違え”といって『今日は家から北の方向には行けないから東に回ってから行って下さい』みたいなアドバイスをするんです。そういうものが信じられていた時代に安倍晴明は2つの世界の橋渡しをしていた。何でもできる存在ですよね。その気になれば、トップ・オブ・トップまで狙えると思うんですよ。だけど、しない。ちゃんと国に仕えるというところが潔いというか、格好いいなと思う」。撮影前の準備について「映画1本撮れるくらいは用意したと思います」と言い、「資料のほかに岡野玲子さんの『陰陽師』を読んだり、神社に行ったり。晴明神社ともう1つ、陰陽師の聖地みたいに言われている大将軍八神社というのがあるんですよ。大将軍というのは北極星のことで…」と陰陽道の知識をわかりやすく解説してくれる。昨秋に京都で行われた撮影時も神社めぐりをした。「撮影で京都に拘束はされているんだけど、自由な時間はすごくあったから、京都の中を自分で運転して、ぐるぐる回ってました。全然違うじゃないですか、東京とは。俺らは、そういう目に見えないものを昔から“気”と漢字で表してきた人たちだから、感じやすい。京都は特に風水で守られているから、そういう安心感もたぶんあると思うんです」。調べていく過程で新たな発見があると、さらに深く掘り下げ、台詞などにも窪塚さんの意見が反映されているという。 「結構自由に『好きにやって』というか、ちょっと放っとかれているみたいな感じだったんで(笑)。今回に限らず、そういうことが多いんです。演出しないで『任すわ』みたいに言ってもらうのは、それはそれでうれしいんですけど、『物足んねえ』みたいに思うときもありますね」と本音もちらりとのぞかせる。全編パリで撮影した主演作『UGLY/アグリー』や園子温監督の『ヒミズ』など、今後も話題作への出演が続く。作品としての規模も物語も全く違う世界に、いつも自然に、しかも、それぞれの作中の異分子として溶け込んでいる。これは相当に面白い現象だ。本人は「どうなんですかね」と照れ笑いしつつ、「ただ、そうありたいとは思っている」と言う。「すごいチープな言い方すると、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロがよく対比で出てくるけど、アル・パチーノって何見ても結構アル・パチーノじゃないですか。デ・ニーロはすごく変わる。その両方が合体したら最強やと。矛盾しているけど(笑)。10代の頃からそう思っていて。うまいこと言葉にできないけど、感覚として、絶対あり得ない存在というのを捉えて、それになろうという。輪郭ぐらいしか見えてない気もするけど、そこを追い求めているようなところがあると思います。芝居という言葉の中に“居る”って漢字が入るじゃないですか。演じる技じゃなくて、居る。そこに居る。道を歩いていて、その角を曲がってそいつが歩いてくる可能性を感じさせたいというか。本当に生きている、そいつがどこかに。と思わせたい」。ミュージシャンとしてのライヴ活動やブログ、Twitterなどで「ダイレクトに世の中と交流できるようになってから、ものすごいストレスがなくなったんですよ」と言う。「映画に関しては、前よりはそんなに自我が強くないと思います。きちんと駒に徹底することに自分の情熱を燃やせるし、そこだけに、よりピュアになってきている」。そう語る窪塚さんは実は今回、安倍晴明のみならず光源氏も演じてみたかったという。「両方やりたかったです、強欲なんで。何なら桐壺もやりたかった(笑)。究極言ったら、全部の役をやりたい。自分自身、役者として、そうありたいから。そういうアクロバティックなことからベーシックなものまで、丁寧にやっていきたいです」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga)■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:愛憎渦巻く、雅な平安絵巻『源氏物語 千年の謎』試写会に100組200名様ご招待田中麗奈が“生霊”となって嫉妬に燃える!『源氏物語』新カット披露中谷美紀、憧れの女優は高峰秀子「輝き続けられるように自分を磨きたい」生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年12月07日映画『ロボジー』の60歳以上限定試写会が12月7日(水)に都内で開催され、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)に吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン)、川島潤哉、矢口史靖監督が上映前の舞台挨拶に登壇。加えて、各方面で活躍するスーパーおじいちゃん&おばあちゃんも登場し、登壇陣と観客合わせて計31,084歳、平均69.5歳の史上最高齢試写会は異例の盛り上がりを見せた。73歳で主演を務めるのに際して「新人の気持ちで」、“五十嵐信次郎”と改名したカーチスさんは高齢者で埋まった客席に開口一番「大丈夫?生きてる?」と毒舌。矢口監督は「こんなシワシワの会場は初めて(笑)」、吉高さんは「お元気ですか?ちゃんと今日は看護師もいらっしゃるので(体調悪くなったら)恥ずかしがらずに呼んでくださいね」、濱田さんは「寒い中、節々が痛む中、来てくださってありがとうございます」とユーモアたっぷりに挨拶した。客席には60代、70代のみならず、80代さらには90代の方も!かつてカーチスさんが一世を風靡した日劇ウエスタンカーニバルを見に行ったという観客も見られた。カーチスさんは今年の1月に行われた撮影をふり返り「ロボットが30キロもあって一度中に入ったらトイレにも行けない。九州で撮影と聞いて暖かいかと思ったらマイナス2度で虐待を受けました」と苦労を明かした。ゲストとして登場したのは3組の“スーパーおじいちゃん&おばあちゃん”。1人目は、75歳にしてボディビルダーとして活躍する金澤利翼さん。黒いマントを脱いで、鍛え上げられた肉体を披露すると客席、そして登壇陣から驚嘆の声が上がった。続いて登場したのは、73歳でなわとび競技の6種目で世界記録を保持している鈴木勝己さん。壇上で二重跳び、三重跳び、さらには四重跳びまで成功させた。最後に登場した79歳の滝野文恵さんはシニア・チアリーダー「ジャパンポンポン」のリーダー。この日は仲間たちも駆けつけ、両手にポンポンを持って華麗な舞を見せつけた。最後にはポーズもバッチリと決めて客席から喝采を浴びた。横で見ていた吉高さんも「女子高生みたい!」と元気すぎるおばあちゃんたちの迫力に圧倒された様子。川合さんも「惚れてまうやろー!」とおなじみの惚れキャラでチアリーダーたちを称えた。ゲストたちに負けず劣らず元気なのがカーチスさん。ちょうど名古屋でライヴを行なっている最中で、この日の朝一番で上京して舞台挨拶に参加。またすぐに戻って明日も公演を行うという。この日は60歳を過ぎて始めたというハーモニカを披露し、会場は温かい拍手に包まれた。『ロボジー』は2012年1月14日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© FUJI TELEVISION,TOHO,DENTSU,ALTAMIRA PICTURES■関連記事:73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2011年12月07日23日から全米公開されるアンジェリーナ・ジョリーの監督デビュー作『In the Land of Blood and Honey』(原題)のプロットが4年前に書かれた記事の内容と酷似しているとして、クロアチア人のジャーナリスト、ジェームズ・J・ブラドックことジョジプ・クネゼヴィッチ氏がイリノイ州でアンジェリーナと製作会社のGK Filmsを相手に訴訟を起こした。アンジェリーナが脚本執筆も手がけた『In the Land of Blood and Honey』は1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を題材にしたものだが、イリノイ州連邦裁判所に訴えを起こしたブラドック氏によると、同作のプロットは彼が執筆した2007年の著作「The Soul Shattering」に酷似しているという。同書に登場する女性は兵士たちに何度もレイプされたばかりか、彼らの基地本部で使用人になることを強要されるが、映画の主人公の女性の身に起きることも全く同じ。さらに、ブラドック氏は2007年から2008年にかけて、同書の映画化についてGK Flimsのプロデューサー、エディン・サルキッチと直接会って話し合い、その後もEメールのやりとりを続けていたという。ブラドック氏は著作権の侵害を訴え、陪審裁判と損害賠償を求めている。『In the Land of Blood and Honey』は、ボスニアの女性が彼女をレイプした敵側のセルビア人兵士と恋に落ちるいう内容が反感を買い、ボスニアでの撮影が一時拒否されるなど(その後、文化大臣が脚本を読んで撮影許可が下りた)、完成までいくつものトラブルに見舞われたが、公開直前にまたしても問題が発生してしまった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)■関連記事:ブラッド&アンジェリーナ、マリブの自宅を売却へブランジェリーナ、『ハリポタ』に夢中の子供たちと列車チャーターの旅アンジェリーナ・ジョリー、ボスニアの映画祭で表彰され、温かい拍手に感激の涙
2011年12月07日『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』などの黄金コンビ、ジョニー・デップとティム・バートン監督の8度目のタッグ作となるゴシック・ホラー『ダーク・シャドウズ』(原題)が、このほど2012年5月に日本公開されることが決定!これに先駆けて、子供時代からの念願の夢だったという主人公バーバナス・コリンズ役で初のヴァンパイアを演じるジョニー・デップを含む、不思議な謎を秘めたコリンズ一家の場面写真がこのほど公開となった。原作は、1966年から71年の5年間にわたり、米ABCテレビで放送されカルト的人気を誇ったゴシック・ソープ・オペラ「ダーク・シャドウズ」。日本では同TVシリーズは放映されていないが、TV版監督・製作のダン・カーティスによって製作された劇場版『血の唇』が1971年に日本公開されている。かねてより同シリーズの熱狂的なファンと公言するジョニーだが、本作で演じるのは18世紀半ば、イギリスからアメリカに移民し裕福なコリンズ家に育ったプレイボーイ、バーバナス・コリンズ。ある日、魔女の呪いによってヴァンパイアにされ生き埋めにされてしまった彼は、2世紀後の1972年に予期せぬ形で自分の墓から開放され、暗い秘密を隠して生きるコリンズ家の末裔たちを目にすることに…。劇的な変化を遂げた世の中と、不可思議な謎を秘めるコリンズ家の末裔の姿をティム・バートンならではの新解釈で描く。今回解禁となった場面写真では、暗い影を落とすコリンズ一家を演じる豪華キャスト10名の姿がお目見えに。写真の一番左、一際目を引くのはバートン作品の常連であり、コリンズ家に雇われた精神科医・ジュリア役のヘレナ・ボナム=カーター。さらに、左からコリンズ家の末裔エリザベスの娘・キャロリン役のクロエ・モレッツ、バーバナスをヴァンパイに変えるアンジェリーク役のエバ・グリーンの美女2人。ロジャーの息子・デイビッド役のデイビッド・コリンズ、ベビーシッター・ビクトリア役のベラ・ヒースコート、ヴァンパイア姿のジョニー、ミセス・ジョンソン役のレイ・シャーリー、世話人ウィリー役のジャッキー・アール・ヘイリー、エリザベスの兄弟・ロジャー役のジョニー・リー・ミラー、そして末裔・エリザベス役のミシェル・ファイファーがそれぞれ無表情でこちらを見つめる。ワケあり一家の怪しい雰囲気をプンプンと醸し出し、ティム・バートンならではのダークな世界観が伝わってくる一枚だ。これまでティム・バートンとのタッグで様々な変貌を遂げてきたジョニーの、意外とも思える初のヴァンパイア役はもちろん、ベテランから若手注目キャストまで、豪華俳優陣たちが繰り出す化学変化が楽しみな本作。現在、イギリスにて製作が進められている。『ダーク・シャドウズ』(原題)は2012年5月、全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウズ (原題) 2012年5月、全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2011年12月07日「月刊ベツコミ」(小学館)での連載開始以来10年にわたり愛され続け、累計発行部数1,000万部を誇る小畑友紀による同名ベストセラー・コミックスを、生田斗真、吉高由里子のW主演で映画化し話題を集める『僕等がいた』。このほど、本作の主題歌が人気アーティスト、Mr.Childrenによる書き下ろしの新曲に決定した。北海道から東京を舞台に、未来を誓い合いながらも別れを余儀なくされた主人公・矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の壮大な純愛ストーリー。『ソラニン』の三木孝浩監督が、恋愛映画としては異例の前後篇の二部作で描き、邦画初との二部作連続で公開される。この壮大な“青春大河”の製作にあたり、「どの曲も“青春の光と翳”が内包されているから若者だけではなく、聴く者の誰しもが“あの頃の僕等”に想いを馳せ、共感をおぼえる」(春名プロデューサー)という思いから、そして前後篇一気通貫のイメージでありながらも各篇ごとがもつそれぞれの特徴を表現できるアーティストとして、白羽の矢が立ったMr.Children。これまでも数々の映画の主題歌を手がけてきた彼らだが、今回は前篇主題歌「祈り 〜涙の軌道」と後篇主題歌、それぞれ2曲の書き下ろしを手がける。この決定に主演の生田さんは「とてもワクワクしています。桜井(和寿)さんが描く詩や曲の世界観にいつも驚かされています。日本を代表するビッグアーティストであるMr.Childrenの楽曲と共に、青春恋愛大河『僕等がいた』の世界を楽しみにしていて下さい。学生時代、カラオケでミスチルを歌う男子はモテモテでした。主演映画の主題歌を書き下ろしていただける僕に、この先どんなモテモテ人生が待っているのでしょうか。怖いです。楽しみです」と期待のコメント。同主演の吉高さんも「Mr.Childrenさんが主題歌と伺ったときはすごく嬉しかったです。あの映画にMr.Childrenさんの曲が重なったらと、想像するといまから胸が高鳴ります。映画の完成がより楽しみになりました」と喜びの言葉を寄せている。まばゆいばかりの初恋を描いた“出会い”の前篇、そして誓った未来を貫く“運命”の後篇と、それぞれの世界観に合わせて手がけられるこの楽曲。果たして、どのようなサウンドに仕上がっているのか?また、12月7日(水)17時より『僕等がいた』公式サイトでは、本作の予告編が解禁となる。ぜひこちらもチェックしてみては?『僕等がいた』は2012年3月17日(土)より前篇、4月21日(土)より後篇の二部作にて連続公開。『僕等がいた』公式サイト■関連作品:僕等がいた 2012年3月17日より前篇、4月21日より後篇が全国東宝系にて公開© 2012小畑友紀・小学館/「僕等がいた」製作委員会■関連記事:生田斗真、学ランはこれで見納め?人気漫画映画化『僕等がいた』で吉高由里子と共演
2011年12月07日1994年より「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の大人気コミックスの映画化で、1997年より毎年公開されゴールデンウィーク映画として親しまれている、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第15作目にして最新作『名探偵コナン 11人目のストライカー』が4月14日(土)より劇場公開される。シリーズ史上初の“サッカー”が題材となることにちなんで、このほど本作が来年20シーズン目を迎えるJリーグとのタッグが決定!日本代表選手が本人役で声優として出演することが明らかとなった。数々の事件を解決してきた名探偵・江戸川コナンが今回挑むのは、Jリーグを舞台にした難事件。コナンが居候する毛利探偵事務所に突然、犯人からかかってきた脅迫電話をきっかけに、謎の暗号の解読に挑むコナンたち。実在のJリーグ選手やクラブが登場し、サッカースタジアムが事件の現場となる。これまで得意のサッカー・テクニックで数々のピンチを乗り越えてきたコナンだが、今回はいかに…?今年で設立20周年を迎え、来年は20シーズン目という記念すべき節目を迎えるJリーグにとって、アニメーション映画とのコラボレーションは設立以来初めて。コナンについて「サッカーを得意のスポーツとし、そのテクニックと大人顔負けの本格推理で何度も難事件を解決、危機を乗り越え、子どもから大人まで多くの人たちに愛されている、Jリーグにとっての申し分ないサポーター」という太鼓判を得て、この異色コラボが実現!そのコラボ企画第1弾として、“SAMURAI BLUE”(日本代表)でも活躍するガンバ大阪の遠藤保仁選手、FC東京の今野泰幸選手、川崎フロンターレの中村憲剛選手、そして2010Jリーグ最優秀選手賞を受賞した名古屋グランパスの楢?正剛選手が本人役として声優に初挑戦することがこのほど決定した。この決定に、大東和美Jリーグチェアマンは「この映画を通じて、サッカーの素晴らしさ、仲間との絆、そしてスポーツが持つ力を感じていただきたいと思います。Jリーグを舞台に起こる難事件の解決に、コナンくんの活躍はもちろん選手のみなさんの活躍も期待しております」と期待を寄せる。一方、原作者の青山剛昌は「やっとこの企画が来たかって感じです(笑)!原作やテレビアニメじゃ、たまにサッカーモノはやってたけど、映画じゃ、まだだったので!しかも、実在のJリーガーとコナンが共演するなんて夢のようだな〜」と興奮しきりの様子。また、今回出演が決まった当の4人は、実は揃って「コナン」ファンということで、喜びのコメントが到着。「『コナン』は大好きなので、アフレコを一生懸命頑張って、良い思い出にしたいです。4選手の中では、自分が1番アフレコが下手なんじゃないかと心配しています」と今野選手が謙遜すれば、「コナンくんの映画に出るのが夢だったので、楽しんでアフレコをしたいと思います。4選手の中では楢?さんが一番声が良いので、声優が上手いのではないかと思います」と中村選手。その楢崎さんは「遠征用にDVDを持参していくくらいコナンが好きです。声優は初挑戦なので、楽しんでやりたいと思います」とアピール。そして、コミックスもアニメも、映画も毎年観ているという遠藤さんも「アフレコは初めてなので不安ですが、楽しんでやりたいと思います」と意気込みを語った。名ストライカー&ゴールキーパーの4人が、本作でどのような活躍を見せるのか?注目は高まるばかり。4選手の出演に加えて、映画製作にあたりJリーグはロケーションハンティングや映像撮影なども全面協力しているとのこと。さらに、今後の映画イベントへの現役選手の出演、Jリーグ試合観戦企画や、Jリーグおよびクラブ限定グッズ制作、さらにはゴールデン・ウィークにおいて様々なコラボイベントも展開される予定。『名探偵コナン 11人目のストライカー』が2012年4月14日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:名探偵コナン11人目のストライカー 2012年4月14日より全国東宝系にて公開© 2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2011年12月06日スティーブン・スピルバーグ×ロバート・ゼメキスというハリウッド屈指のヒットメーカーが、長年の夢を実現させた感動超大作『リアル・スティール』がいよいよ12月9日(金)より公開となる。シネマカフェでは、これに先駆けて読者限定の試写会を開催。親子愛のドラマに爽快なロボット格闘技、そして恋愛と色々な要素が詰まった本作だが、果たして読者の心に最も突き刺さったのは?様々な角度から検証してみた。高性能のロボット格闘技の時代の到来によって闘う場を失った元ボクサーのチャーリーが、生き別れになっていた11歳の息子・マックスと旧式ロボットのATOMとの出会いをきっかけに、再起を賭けた闘いに挑む姿を描いた親子の絆の物語。今回集まったのは、20代・30代の女性を中心に親子やカップル、女性ペアの方たち、およそ70名の読者。映画の感想を聞いたところ、興味深いことに多くの読者が口を揃えて「ロボットの戦いの映画だと思ってたけど、違った」と、予想を覆されたことを明かした。「単なるロボット・ボクシングなのかと思っていたら大間違いでした。チャーリーとマックスの親子の成長、絆の深まり方が素晴らしかった」(30代・会社員)、「ロボットの話ということで、男性向きの作品だと思ってましたが、とてもハートフルな感じで好感が持てて楽しめました」(30代・会社員)といった声が多く寄せられた。本作の主人公・チャーリーを演じるのは、『X-MEN』シリーズで一躍その名を広めた“イイ男”ヒュー・ジャックマン。仕事も夢も失った、借金まみれの“ダメ親父”が息子・マックスと11年ぶりに再会してどう変貌を遂げるのか、というのが女性の心をとらえて離さない。「チャーリーに男性としての魅力を感じた?」という問いには、7割以上が「はい」と回答。最初は自分勝手で無責任に見えた彼が、「父親の目つきに変わっていく」、「だんだんと昔の自分を取り戻し、父親としての愛情に目覚めていく」姿に胸きゅんしたという女性が約半数を占めた。それと同時に、そんなチャーリーの「自分の思う道を進むところ」、「子供以上に純粋でまっすぐなところ」、「不器用だけど夢をあきらめない」という“少年らしい”一面に母性本能を突き動かされる女性も少なくないようだ。そんなチャーリーを精神的・実務的に支えるのが、ボクシングジムを経営するベイリー。「チャーリーのような男性が素敵」と言う女性は多かったが、果たして彼女の立場になったとしたら、チャーリーのような夢を追いかける男性を支える自信は…?こちらの問いには、先述の質問からポイントが下がって「はい」と答える人は6割にとどまった。やはりと言うべきか、憧れと現実はそう容易く重なるものではないようだ…。また、「ロボット」「格闘技」という言葉を敬遠する方も少なくないだろうが、今回集まった女性読者からは「スカッとする!」という声が多く寄せられた。スピルバーグが率先してデザインにも加わったというロボットたちによる圧倒的な迫力とスタイリッシュさを兼ね備えた格闘アクション、そしてボクサー・チャーリーの汗が伝わってくる闘いに「思わずこぶしを握ってしまう」と、大スクリーンでしか味わえない興奮のコメントが続々。そんな中、ほとんどの読者たちが他の人におすすめしたいポイントとして挙げたのが、ロボット格闘技を通して育まれる父・チャーリーと息子・マックスの「親子の絆」。それも「男同士の友達のような心温まる関係」、「子供を通してオトナが成長する話」と、普通の親子ドラマとは一味違う、闘う男同士ならではの2人の関係が新鮮な感動をもたらした様子。次いで多くの女性から挙がったのが「マックスを演じるダコタ・ゴヨが可愛い!」とのご意見。先日の来日時にも、その可愛いルックスとスマートな語り口で集まった報道陣やファンの心をとらえていたダコタくんだが、本作では父親役のヒュー・ジャックマンと対等に肩を並べて白熱の演技!スピルバーグが見出した、ハリウッド映画界の申し子と言われる所以はぜひ、スクリーンで確かめてみて。『リアル・スティール』は12月9日(金)より全国にて公開。『リアル・スティール』独占試写会レポート■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:宮迫博之&ゴリ、久々の競演で“息子自慢”バトル勃発?俳優、父親として…生き方すべてが格好いい男、ヒュー・ジャックマンの「真の強さ」芦田愛菜、キュートな笑顔で『リアル・スティール』続編の出演ゲット!?天海祐希「まるで母親の気持ち」スピルバーグも認める天才子役と再会シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?
2011年12月06日来年のアカデミー賞最有力候補として大きな注目を集めているスティーブン・スピルバーグの監督最新作『戦火の馬』のワールド・プレミアが、12月25日の全米公開を控え、12月4日(現地時間)にニューヨークにて開催され、スピルバーグ監督を始め、主役を射止めた新星ジェレミー・アーヴァインらキャスト・スタッフが一堂に会した。1982年にイギリスで出版された小説を原作に、本年度のトニー賞で5部門を獲得しロングランを続ける同名舞台を映画化した本作。第一次大戦中のイギリスを舞台に、死と隣り合わせの苛酷な日々の中で生きる少年・アルバートと1頭の美しい馬・ジョーイのかけがえのない絆と、切なくも美しいドラマが描かれる。記念すべきワールド・プレミアが行われたのは、同舞台を上演中の、2,000人以上を収容するビビアン・ビューモント・シアターがあるリンカーン・センター内のエイブリー・フィッシャー・ホール。全長200メートルに及ぶレッドカーペットには、35台のTVカメラ、100人のスチールマンを含む全世界から集まった300名以上のマスコミ、さらに寒波にも関わらず1,000人以上の観客が詰めかけ、大変な賑わいを見せた。アメリカでも珍しい、長大で全天候型の屋根付きのこのレッドカーペットが突如、カルチャーの街・ニューヨークに出現し、多くの観光客の注目も集めていた。2度目のアカデミー作品賞と3度目の監督賞の受賞を期待されるスピルバーグ監督。本作で描く“希望”のメッセージと共に、深い悲しみを経験した今の日本に対して「どんな状況に置かれていようと、それを信じて見つけようとする心さえあれば、希望は必ず見つかるもの。行く先に希望が待っていると信じて、頑張って下さい!」とエールを送ってくれた。また、原作者のマイケル・モーパーゴ氏も本作について「厳しい体験を耐えた後に訪れる希望をテーマにしたこの物語は、様々な愛を描いた作品でもある」と語り、「少年と馬がお互いへの愛情を支えに過酷な境遇を生き抜く姿には、きっと共感してもらえると思います」と自信をもって本作を贈り出した。「すごく緊張してる!2年間の努力がようやく形になって、ワクワクしている」と興奮を隠し切れないのは、映画初出演にして本作で主役級の大役を射止めたジェレミー・アーヴァイン。「19歳だった僕が、いまでは21歳…すごく実のある2年間だった」と充実した表情を見せた。さらに、その端整なルックスと抜群の演技力で知られ、本作では英国陸軍の大尉を演じたトム・ヒドルストンも「スピルバーグ監督は僕の子供の頃からのアイドル。その監督の映画で、しかも感動的なストーリーと息を呑むような美しい映像で綴るこの素晴らしい映画に出演できて、本当に嬉しく思っている」と喜びを語った。『戦火の馬』は2012年3月2日(金)より全国にて公開。(Photo:梨子田まゆみ)■関連作品:戦火の馬 2012年3月2日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】2012年アカデミー賞はビッグネームの対立に?巨匠スピルバーグ×ドリームワークスアカデミー賞有力作『戦火の馬』特報が解禁
2011年12月06日『SOMEWHERE』でハリウッドスターの孤独を独自の感覚で描いたソフィア・コッポラ監督が新作の舞台に再びハリウッドを選んだ。今度はスターではなく、彼らの邸宅を荒らし金品を奪った実在の窃盗グループが主人公になるという。アメリカの芸能サイト「TMZ.com」によると、ソフィアは2008年10月から翌2009年8月にかけてカリフォルニア州でセレブや富裕層の自宅ばかりを狙った10代の少年少女の窃盗グループ(「Burglar Bunch」、「The Bling Ring」などと呼ばれている)を題材にした脚本を準備しているという。「The Bling Ring」は約1年の間にパリス・ヒルトンやオーランド・ブルーム、リンジー・ローハンらの留守宅に侵入し、ドレスや宝石などを盗み、被害総額は300万ドル以上と言われている。彼らについてはかつて「Vanity Fair」誌が「容疑者たちはルブタンを履いていた」というタイトルの記事でとりあげており、彼らの犯行は「見栄とセレブへの憧れが動機」と書かれている。「The Bling Ring」のメンバーの1人はソフィアの作品のコンサルタントの依頼を断ったというが、別のメンバーの妹が代わりに契約を交わしたという。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:ソフィア・コッポラ、父所有のイタリアの豪邸で挙式ソフィア・コッポラ、長年のパートナーと今月末に父所有のイタリアのヴィラで挙式キアヌにデル・トロ。40代独身大物俳優たちの身辺に変化の兆しがあなたは憧れる?『SOMEWHERE』“セレブ願望”診断テストスティーヴン・ドーフ インタビューS・コッポラが導いた新境地は“優しい人”
2011年12月06日知らないということは、無邪気に生きられるということだ。それが、『サラの鍵』を観て、まず感じたことだった。この作品は、パリで1942年に起きたユダヤ人迫害事件「ヴェルディヴ事件」を題材に、ホロコーストを生き抜いた女性・サラと、現代に生きるジャーナリストのジュリアとが、時を超えて人生を交差させていく物語だ。パリに住むユダヤ人家族約8,000人が屋内競輪場<ヴェルディヴ>に送られた事実についてほとんど知らなかった私は、本作によって、その時のユダヤ人検挙がフランス警察や憲兵の積極的な協力によって行われたことに触れた。それは決して快い事実ではないけれど、その歴史についてもっと知りたいと思ったことは確かだ。フランスに対して無邪気な憧れだけを抱くのではなく、その文化が抱える暗い歴史についても正しく把握する必要性を感じてしまったら、もう引き返せない。事実を知り、自分が当時に生きたならどうするだろうかと答えのない答えを探してしまう。そのことで、自分が楽しくなるわけでなく、むしろ辛い思いをするかもしれないにもかかわらず。そんな自分と、現代のヒロイン・ジュリアを重ねてみると、つくづく私たちは女なのだなと思う。ジュリアは、このホロコースト事件を取材するうちに、自分とヴェルディヴに送られたある家族との接点を見つけてしまうのだ。彼女は、フランス人の夫の家族から譲り受けたアパートに、かつてユダヤ人家族が住んでいたことを知る。彼らが検挙されたのと、夫の家族がアパートに引っ越したタイミングがほぼ同じであることも。そこで生まれたひとつの疑念を無視することなど到底できず、真実を追い求め、やがてパンドラの箱を開けてしまうジュリア。彼女の夫が言うように、事実を突き止めたからと言って、事態は誰にとっても良くなるわけではない。過去の暗い秘密を暴くことは、むしろ多くの人を傷つけるだろう。だから、本作に登場する男たちは彼女の行動に疑問を投げかける。なぜそんなことをするんだと、ごく理論的に。「それはジャーナリストの好奇心か」と夫はジュリアに尋ねるが、そうではないことを女ならばわかるだろう。理性ではなく感情が、真実を求めてしまうということを。家族の持つ秘密をあえてほじくり返した妻を夫は理解できない。後に、ジュリアが接触することになるサラの関係者も、家族の秘密を他人から明かされ「いいかげんにしてくれ。この話は聞きたくない」とジュリアを拒む。劇中に登場する男たちは、隠された事実があることに気づいても、それに気づかなかったふりをしたがるのだ(もしくはそうしてきたのだ)。彼らが恐れているのは、知ることで傷つくこと。なんとも繊細で、無邪気で居続けたい生き物なのだろう。だが、女は違う。そこに事実があると知ったなら、傷つくとわかっていても進まずにはいられない。真実を知る代償がいくら大きくても、曖昧さの上に生きるよりはましだと思う生き物なのだ。もちろん、男性にもそんな考えを持つ人もいるだろう。その逆もまた然り。だが、女は感情的な生き物で、男は理論的な生き物と言われるような事態は、日々そこかしこで展開される。まさにこの作品の中でも。ひとつ、印象的なエピソードがある。ジュリアは40歳をゆうに超えているが、待望の妊娠を果たす。だが、それを報告した時の夫の反応が芳しくない。不妊治療をしていたのはもう6年前のこと。「俺は年取った父親にはなりたくない。もういいんだ」と言うのだ。確かに、歳をとってからの子育ては大変だというのは正論だ。だが、超高齢出産ゆえに母子ともに抱えるリスク、働き盛りの今、家族を持つことがどれほどジュリアにとっても大変なことか。それを承知で産みたいという妻に、そんな話が通じると考えるのは男の理論。大きな問題が起きたとき、とことん話し合おうとせず“なかったこと”にしようとする男は少なくない。女は、辛い話し合いが良いものを生まないとしても、決着をつけずにはいられない生き物なのだ。それにしても、ジュリアのなんと強いことか。自分だけでなく、ほかの誰かを傷つけながらも、真実に向かっていく。傲慢なことだろうかと悩みつつも、突き進んでいくのだ。一体、それはなぜなのか。それは、女が自らの体を使って世界を受け継いでいくからだろうか。個人差はあれ、出産には激痛が伴うとされている。男性には、同程度の激痛を引き受けることは不可能だとも言われるが、それほどの苦しみを経る運命を、女は生まれた瞬間から課せられている。場合によっては、苦痛だけでなく、命すら危険にさらす運命さえも。つまりは、傷つくことを恐れていては生きていけないし、喜びを得ることもできないとDNAに刻まれているのだ。その運命を理解し合える仲間として、女たちは国境、時代、境遇を超えて、痛みを分かち合う能力を備えたのだろうか。大切な者たちを失ったサラの悲しみにジュリアが共鳴することで、ジュリアはますます愛する者を守りたいという本能を花開かせていく。ジュリアの決断が、どんな未来を生むのかは、ぜひ映画を観て確かめてほしいが、真実が白日の下にさらされたとき、決して陣痛だけでなく、新しい事実の誕生という喜びももたらされることだけは伝えておきたい。ちなみに、主演のクリスティン・スコット・トーマスは、イギリス人だが演技を学ぶために19歳でパリに移住した経歴を持つ。3人の子を持つ母であり、45歳のときに18年連れ添った夫と離婚。映画を観ていただければわかるが、その生き様は、ジュリアと重なる部分が大きい。彼女自身も「ジュリアの境遇は私にとても似ていたわ」と言っている。監督も「クリスティンはジュリアと不気味なぐらい似ている」、「この映画の彼女は、現実の彼女そのものだ。カリスマ性があり、現代的で、今を生きる女性だ」と話している。映画で描かれているジュリアの生き様はもちろんのこと、そこに重なるクリスティンの人生や決断からも、岐路に立ち様々な選択のはざまで迷う女性たちは、希望の光を感じられるのではないだろうか。この作品を観た後も、男性の中にはジュリアの行動、決断が理解できない人もいるかもしれない。でも、これが女の生き方なのだとしか言いようがない。もちろん、男たちを責めるつもりはない。男には男の役割があり、別の素晴らしい生き様がある。わからなくても当然だからだ。ただ理解できないにしても、傷つくことも生きることの一部だと本能で知っている女の生き方を、願わくは知っておいてほしい。(text:June Makiguchi)■関連作品:サラの鍵 2011年12月17日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 - Hugo Productions - Studio 37 - TF1 Droits Audiovisuel - France2 Cinéma■関連記事:過去の悲しみを光に変える『サラの鍵』試写会に10組20名様をご招待迷える時代に生きるすべての女性に贈る『サラの鍵』女性レビュアー限定試写会に25組50様ご招待
2011年12月06日現在、バラエティ番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)などで人気を集める心理学者・植木理恵が12月5日(月)、都内で行われたハートフル作『私だけのハッピー・エンディング』の特別試写会に出席し、心理学の見地から恋愛指南。クリスマスを前に、恋人がいない男女に「恋愛感情あっての行動と思いがちだが、実際は逆。行動が先にあって、気持ちが後追いするもの」、「関係を進展させたいなら、一緒に鍋を食べるといい。量や味付けなど、相手のことを思いやりながら、一緒に過ごせるから」とアドバイスし、本作を「感情の鍋をつつくような映画。恋人に限らず、大切な人と一緒に観てほしい良質な映画」と太鼓判を押した。恋も仕事も両立させる30歳のマーリーがある日突然、突きつけられたガン宣告。絶望に打ちひしがれながら、限られた時間を生きる彼女は、主治医のジュリアンと出会い、徐々に心を溶かしていく。死の淵にあって、常にユーモアを忘れない主人公・マーリーを演じるのは“ラブコメの女王”ことケイト・ハドソン。そんな彼女を不器用ながら、温かく見守る主治医のジュリアンを『バベル』や『ブラインドネス』のガエル・ガルシア・ベルナルが演じる。「最初は“ハッピー・ウェディング”だと思って、このお仕事をお断りしようと思ったんです。知るかって(笑)」とまずは自虐ネタで笑いを誘った植木さんは、この日が初の映画イベント出演。前向きに生きるヒロイン像に思わず涙したと言い「悲しみの涙だけじゃなくて、切なさや幸せといったいろんな種類の涙を流させる作品。観終わった後は、魂が抜けたような感覚になった」と身をもって本作の“デトックス効果”を実感した様子だ。また、死と向き合う主人公がユーモアを絶やさない姿勢には「心理学者として感銘を受けた」。マーリーとの出会いを機に、植木さん曰く「全体的にセンスが悪い」主治医のジュリアンが徐々に変化していくさまについては「誰かに影響を与えて、その人を変える。それこそ、人間が生きている証し」だと指摘した。マーリーとジュリアンの恋愛模様を軸に、マーリーと両親が織りなす親子愛のドラマも見どころ。「私自身、自分の父親との関係を投影しながら見た」と、ラブストーリーの枠にとどまらない本作の心温まる魅力をアピールしていた。『私だけのハッピー・エンディング』は12月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:私だけのハッピー・エンディング 2011年12月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Earthbound Films, LLC■関連記事:『私だけのハッピー・エンディング』参加者全員涙を拭くティッシュ付き試写会に20組40名様ご招待
2011年12月06日窪塚洋介主演で全編パリにて撮影された映画『UGLY/アグリー』の完成披露試写会が12月5日(月)、都内で開催され、窪塚さんを始め、共演の桃生亜希子、メガホンを握った柿本ケンサクと半野喜弘の両監督が舞台挨拶に登壇した。ホウ・シャオシェン作品の音楽などを手がける半野さんと数々のPVを世に送り出し注目を集める新鋭・柿本監督、そして多岐にわたる活躍を続ける窪塚さんの3人の出会いにより生み出された本作。パリを訪れたカメラマンの青年を中心に、理由も理屈もなく現代を生き続ける等身大の若者たちの生のうごめきを描き出す。本作は3月10日に撮影が開始されたが、2日目に遠く離れた日本では大震災が発生した。窪塚さんはようやく作品を披露できることへの喜びを語ると共に「いま、日本がこういう状況で僕らができることは少ない。僕も日本に帰ってから炊き出しに行ったり、救援物資を持って被災地に行きましたが、撮影中から言っていて本当にそうだと思ったのは、僕らが一番得意なことをやるのが大事だということ。この作品がどういうメッセージとなって届くかは観るみなさんに委ねています。おれは、危機に立っても何もできない日本人の若者の代表というつもりで演じました。そこから何かを感じてもらえたら」と熱い口調で観客に訴えた。桃生さんは旧知の仲である柿本監督を「弟のような存在」と語り、「久しぶりに電話がかかってきて『ちょっとパリで映画が撮りたい』って(笑)。ノリと勢いで、脚本もあってないようなもので『向こうに行かないと分かんないから』という感じで、ケンカをしたこともありました。でも、どこかで『何かが絶対にある』という直感のようなものがあった」とこの作品に賭けた思いを明かした。元々、本作はインターネット上にオープンさせた映画館“THEATRE TOKYO”の記念すべきオープニング作品として上映された作品。柿本監督は「ちょうどミニシアターが次々と閉まっていった時期で、こういう映画の受け皿や土俵がいま無くなっていくのを何とかしたかった」と語り、そこから劇場公開までこぎつけたことに「嬉しいです」と笑顔を見せた。監督だけでなく原案、脚本、音楽を務めた半野さんは「映画音楽はあくまで映画の中で存在するものであり、映画の中で音楽は最も“フィクション”なもの」と自らの哲学を語る。そして本作については「パリに移って11年。その中であった出来事にインスパイアされることが多かった。『死をどう捉えるか?』、『生をどう理解するか?』ということが根底にあります」と物語に込めたメッセージを語った。『UGLY/アグリー』は12月10日(土)より22日(木)までシネクイントにて期間限定で公開。■関連作品:UGLY/アグリー 2011年12月10日よりシネクイントほか全国にて公開© 2011「UGLY」フィルムパートナーズ■関連記事:窪塚洋介主演『UGLY』舞台挨拶つき試写会に10組20名様をご招待
2011年12月05日先日、劇場公開された『スリーピング ビューティー禁断の悦び』の監督であり、女流作家としても活躍するジュリア・リーの同名小説を、『スパイダーマン』での怪演が鮮烈な印象を残したハリウッド屈指の個性派ウェレム・デフォーを主演に迎えて映画化した男の運命のドラマ『ハンター』の予告編がこのほどシネマカフェに到着した。百戦錬磨の傭兵であり凄腕のハンターであるマーティン・デヴィッド(ウェレム・デフォー)は、あるバイオテクノロジー企業の依頼で既に絶滅したとされるタスマニア・タイガーの生き残りを見つけ出し、その生体サンプルを採取するべくタスマニアの地を訪れる。この困難極まりない任務を遂行するために未開の秘境へと足を踏み入れたマーティンは、そこで暮らす女性と幼い子供たちと心を通わせていくうちに倫理的な疑念に駆られることに…。『プラトーン』や『スパイダーマン』などのメジャー作品から『アンチクライスト』といった作家性の強い作品まで、ボーダーレスな活躍で円熟の存在感を魅せてきた名優、ウェレム・デフォー。本作で彼が演じるのは、孤高の凄腕“ハンター”。りっぱな髭をたくわえ、険しい表情で森を調査する彼の姿からは一流のハンターの風格が漂う。緊迫感あふれる深い森の中で、幻の野生動物“タスマニアタイガー”を追うことにのめり込んでいく、彼の心の内とは?共演には『A.I.』、『タイムライン』の女優フランシス・オコナーと『ジュラシック・パーク』シリーズでおなじみの名優サム・ニール。この2人がデフォーの円熟した演技をさらに引き立て、物語をより重厚なものにしている。まずはこちらの映像で、あなたも深い森をさまよう“ハンター”の気分を味わってみては?『ハンター』は2012年2月4日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ハンター 2012年2月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Porchlight Films Pty Limited, Screen Australia, Screen NSW, Tasmania Development and Resources and Nude Run Pty Limited.
2011年12月05日みなさん、こんにちは。もう2011年の最後の月に突入だなんて信じられません!時間が過ぎるのは本当に早いですね。ここアメリカでは先週末、感謝祭の日を迎えました。感謝祭当日(11月24日)にはみんなでごちそうを囲み、翌日の“ブラック・フライデー”にはみんなは大きな買い物をします。今年、私はL.A.で東京の高校時代の親友たちと一緒に大きい七面鳥とガーリック・マッシュポテトや巻き肉、スウィートポテトのキャセロールといった感謝祭ならではのお料理を楽しみました。さて、ここL.A.では今年、キム・カーダシアンやジェニファー・ラブ・ヒューイット、ゾーイ・サルダナ、そして伝説の映画スター、カーク・ダグラス夫妻といったセレブたちがホームレスの人々に食事をふるまっていました。そこにはアントニオ・ビヤライゴサL.A.市長の姿もありました。L.A.の報告によれば、当日は3,000ポンドの七面鳥、700ポンドのマッシュポテト、80ガロンのグレイビーソースと600枚のパイがふるまわれたそうです。すごい量の食事ですね!こうした祝日は、私たちに全てのものに対する感謝の気持ちを思い出させてくれる大事な日なのです。感謝と言えば…セレブリティのひとり、パリス・ヒルトンはブラック・フライデー(11月25日)に自身へのご褒美として大そうな買い物をしましたよ。それは、真っ赤な2012年型のカリフォルニア・スパイダー・フェラーリ!お値段およそ30万ドル(約2,400万円)の新車は、金曜午後に彼女の自宅へと配達されました。早速その夜、パリスは妹のニッキーと一緒にビバリー・ヒルズの街をドライブしたようで、Twitter上で「とっても美しい車でとにかく運転するのが楽しいわ!大好き!」とつぶやいていました。この新しいスポーツカーは、2台のベントレー、レンジローバー、エスカレードのハイブリッド車、そしてレクサスが揃う彼女の車コレクションの仲間入りを果たしました。ゴージャス!最後に少し話題を変えて、注目の新カップルについてのニュース。俳優ライアン・ゴズリングを愛する多くのファンにとっては、先日発表された「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男性」に彼が選ばれなかったこと(選ばれたのは『ハングオーバー』のブラッドリー・クーパー)を不服に感じている人もいるでしょうが、ライアン自身はさほど気にしてはいないようです。というのも、いま彼は女優のエヴァ・メンデスとの交際で忙しいから。9月からデート現場が目撃されている2人ですが、先日、一緒にパリ旅行をしている姿が撮られました。パリでは、エヴァの最新出演作『Holly Motors』(原題)の撮影が行われているのですが、撮影の合間を縫ってペール・ラシェーズ墓地で散策するラブラブな2人の様子が目撃されました。この2人、数々のカップルが破局を迎えているいまのハリウッドで、果たして“イット・カップル”になりえるのか…。あなたはどう思いますか?(text:Lisle Wilkerson)<英語原文>Well, can you believe that we are finally entering the last month of 2011?????I can’t believe how fast time goes by!Here in the U.S. we just had the Thanksgiving holiday weekend...which is, for those of you that don’t know, FULL of lots of great food on Thanksgiving Day (11/24), and great shopping deals on Black Friday (the day after Thanksgiving, 11/25)This year I got to spend the holiday with one of my close friends from high school in Tokyo, who lives here in Los Angeles. We made a big turkey and lots of other Thanksgiving favorites like garlic mashed potatoes, rolls, and sweet potato casserole.This year some of the celebrities spent the Thanksgiving holiday serving Thanksgiving dinners to the homeless here in LA, such as Kim Kardashian, Jennifer Love Hewitt, and Zoe Saldana, and Hollywood movie legend Kirk Douglas and his wife. The mayor of Los Angeles, Antonio Villaraigosa was there to help feed everyone as well. According to the organizers at Los Angeles Mission, there were about 3,000 pounds of turkey, 700 pounds of mashed potatoes, 80 gallons of gravy, and 600 pies that were given out. That’s a lot of food! It’s always important to remember that the holidays is a great time to remember all the things that we have to be grateful for. Don’t you think so?Now speaking of grateful...Paris Hilton did a bit of shopping on Black Friday (11/25). She bought herself a new red 2012 California Spyder Ferrari!!!! The car which cost almost $300,000 was delivered to her house on Friday afternoon. That night she decided to ride around Beverly HIlls with her sister Nicky HIlton to try out her new car. And later she tweeted "I drove my new car for the first time. Such a beautiful car and so much fun to drive! I love it!" Now this new sports car joins her car collection which includes two Bentleys, a Range Rover, a hybrid Escalade, and a Lexus. WOW! Must be nice!Finally NEW COUPLE ALERT! Recently there were many fans of actor Ryan Gosling who were upset that he wasn’t chosen as "Sexiest Man Alive" by People magazine. (he lost out to "Hangover" star Bradley Cooper). Well, the actor doesn’t seem to be taking the loss so bad. He has been too busy getting close with actress Eva Mendes!! It seems that the two actors have been secretly dating since September, and just last week Ryan Gosling made a trip to Paris to hang out with his new girlfriend. Eva Mendes is right now there filming her latest film "Holly Motors". And the cameras found the beautiful couple taking a stroll and being affectionate during a stroll through Paris’ Pere Lachaise Cemetery. Hmmm, could this become the new "it" couple in Hollywood, now that so many of the couples have been breaking up? What do you think?© KCS/AFLO■関連作品:ラブ・アゲイン 2011年11月19日より全国にて公開© 2011 - Warner Bros.ゴースト 〜天国からのささやき [海外TVドラマ]© Buena Vista Home Entertainment, Inc., ABC Studios and CBS Studios, Inc.ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:『ラブ・アゲイン』鑑賞で検証女性が考える「モテる男」の条件とは?鑑賞後には女子はイチコロ?ライアン・ゴズリングインタビュー動画が到着「People」誌が選ぶ“最もセクシーな男性”今年はブラッドリー・クーパーに決定S・カレル&R・ゴズリング、不仲説勃発?『ラブ・アゲイン』特別映像到着!「ゴースト〜天国からのささやき」ファイナル・シーズン女子座談会に3名様ご招待
2011年12月05日『カールじいさんの空飛ぶ家』や『トイ・ストーリー3』など、世界中の子供から大人まで愛される傑作アニメーションを生み出しながら、作品ごとに新しい挑戦によってイマジネーションの世界を広げてきたディズニー/ピクサー。その革新的な25年の歩みの中で、史上初の女性主人公を描いた最新作『メリダとおそろしの森』の日本版ポスター・ビジュアルがこのほどお披露目となった。舞台は、スコットランドの神秘の森。森を愛し、森に育まれてきた王女・メリダは自由を愛するあまり王家の伝統を疎ましく思い、母としばしば対立していた。だが、自由を選んだメリダの思いが太古から続く森の呪いを目覚めさせ、王国を存亡の危機に陥れてしまう。果たして、メリダは呪いを解くことができるのか?全ての謎が明かされるとき、彼女は森に秘められた自分の運命を知る…。今回解禁となったポスターに描かれているのは、弓矢を手にし森の奥深くへと入りこんでいく赤毛の王女・メリダの後ろ姿。『カールじいさんの空飛ぶ家』や『トイ・ストーリー3』のような明るいポップなイメージとは異なり、神秘的な雰囲気を醸し出している。そして、中央に記されているのは、「森よ――私を試すがいい。」という挑戦的なメリダの言葉。呪いに囚われた家族を救い出すため、自らの心と向き合う冒険へと旅立つこの新ヒロインを待ち受ける試練とは…?『メリダとおそろしの森』は2012年7月、全国にて公開。■関連作品:メリダとおそろしの森 2012年7月、全国にて公開© Disney/Pixar■関連記事:早くもピクサー最新作が決定!初の女性ヒロイン『メリダとおそろしの森』特報が到着
2011年12月05日『シュリ』『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ監督、オダギリジョー&チャン・ドンゴンの日韓俳優の主演で贈る、数奇な運命をたどった男たちの物語『マイウェイ 12,000キロの真実』に、人気沸騰中のK-POPアイドル「KARA」のニコルが出演していることがこのほど明らかとなった。1944年のノルマンディー上陸作戦時に、ドイツ軍内から発見されたある東洋人の実話を題材に、境遇が違えど共にマラソン選手を目指す幼なじみの2人の男、日本統治下の朝鮮で暮らす長谷川辰雄(オダギリジョー)とその使用人・ジュンシク(チャン・ドンゴン)の数奇な運命をたどった物語。やがて第二次世界大戦に突入し、日本、ソ連、ドイツの3か国の軍服を着て、彼らは5年間、12,000キロに及ぶ戦いの道のりを歩んでいく――。本作で映画デビューを飾るニコルが出演するのは、オダギリさん演じるマラソン選手の辰雄がオリンピック予選に向けての記者会見中、チャン・ドンゴン演じるジュンシクが突然、姿を現す緊迫のシーン。ニコルは、記者会見会場のスタッフを演じている。実は、監督のカン・ジェギュとは昨年、サッカーのワールドカップを一緒に鑑賞して以来、親しい間柄だというニコル。「ご飯を食べているときに、監督が冗談で『ニコルも出てみる?』って言って下さったので、ちゃっかり出演しちゃいました」と今回の出演の経緯を明かす。初めての映画の現場については「とても緊張しました。いつふり返らなきゃいけないとか、手の挙げ方とか台詞のタイミングなどを、(共演の)キム・イングォンさんがとても親切に教えてくれました」と話しつつ、「とても活気にあふれています。みなさん明るくて、とても居心地のいい現場です」とすっかりなじんでいる様子。1月の公開に向けて、「『マイウェイ』は、私も完成を楽しみにしている映画です。みなさんも公開したら絶対観て下さい!本当に感動すると思います。期待していてください!」と作品をアピールした。『マイウェイ 12,000キロの真実』は2012年1月14日(土)より全国にて公開。■関連作品:マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?オダギリジョー、共演したチャン・ドンゴンは「韓国の高倉健さん」オダギリ&ドンゴン、苛酷な“戦場”を語る『マイウェイ』メイキング映像が到着!【シネマモード】「派手」でなく「華やか」にファン・ビンビンの“上品”テクニック来年こそは行ってみたい?ココだけの釜山国際映画祭の楽しみ方を伝授!
2011年12月05日ジョニー・デップが、イギリスのロック・バンド「Babybird」と一緒にレコーディングした歌の内容をめぐって、キリスト教団体から抗議を受けている。ジョニーは友人のスティーヴン・ジョーンズ率いるバンド「Babybird」とはこれまで何度かレコーディングをしたり、彼らのPVの演出を手がけてきた。問題となったのは、ジョニーがギターで参加している「The Jesus Stag Night Club」という曲。イエス・キリストによく似た外見の男がストリップクラブで酔いつぶれるという歌詞の内容が宗教団体の逆鱗にふれたようだ。「私たちはデップ氏の態度に我慢がなりません。なぜこんな歌を録音する必要があったのでしょう?世界中のキリスト教信者に平手打ちをするような行為です」とある団体のスポークスパーソンは語っている。別団体のメンバーは「彼(ジョニー)はきっと自分のことを面白いと思っているのでしょうが、単純に恥ずべきことです。いつの日か、ジョニー・デップとその仲間たちは主の審判を受け、この汚らわしい行為によって地獄で焼かれるでしょう」とかなりのご立腹。スティーヴン・ジョーンズは「ユーモアのセンスがない人もいるんだね」と事を荒立てず、受け流しているという。(text:Yuki Tominaga)© KCS/AFLO■関連作品:The Rum Diary (原題)■関連記事:『長ぐつをはいたネコ』、ジョニーらの競合を抑えハロウィン新記録のヒットスタートジョニー・デップ、プライベート・ジェットで九死に一生の恐怖を体験
2011年12月05日俳優の三浦友和が主演する『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』の初日舞台挨拶が12月3日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、三浦さんの次男で前作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』に出演した三浦貴大がサプライズ登壇した。友和さんと貴大さんが、公の場でツーショットを披露するのは今回が初めて。貴大さんから、物語の重要なアイテムである“ブレーキハンドル”を手渡された友和さんは「これ、本物(笑)?もうちょっと違う形で共演したかったが、ありがとう。驚きました」と感無量の面持ちだった。一方、貴大さんは「初日、本当におめでとうございます。ここに来ることができて、うれしいです」とこちらは少々緊張気味。『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』は俳優デビュー作とあって、「思い入れが重過ぎる作品。さっきもこのブレークハンドルを見たら、涙が出そうになった」と感動しきりだ。撮影前には、友和さんが「このスタッフさんはどんな人?」と貴大さんに電話で“下調べ”したのだとか。「おかげで現場に入りやすかった」と笑顔でふり返る。富山県を舞台に、三浦さん演じる鉄道運転士が定年を機に、突然、長年連れ添った妻に離婚届を突きつけられ、夫婦のあり方や生き方を見つめ直す。舞台挨拶には三浦さん親子に加えて、妻を演じる余貴美子を始め、中尾明慶、小池栄子、吉行和子、蔵方政俊監督、製作総指揮の阿部秀司氏が登壇した。余さんは「夫の最後の優しい言葉を期待しながら、運命共同体として同じレールに乗って旅する夫婦の物語。人と人との関わりを考えました」。夫婦の娘役を演じた小池さんは「台本の段階から涙が出ました。身近な人に普段は言えない感謝を伝えたくなる作品」とこちらも本作を通して、大切なものを再確認した様子だ。一方、後輩運転手を演じた中尾さんは「パート5くらいで、主人公になれれば」と少々気が早い“抱負”を語り、笑いを誘っていた。『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は全国にて公開中。■関連作品:RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 2011年11月19日より富山にて先行公開、12月3日より全国にて公開© 2011「RAILWAYS2」製作委員会RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 2010年5月29日より全国にて公開© 2010「RAILWAYS」製作委員会■関連記事:余貴美子、夫からのカンチョー攻撃を告白!三浦友和は爆笑大人たちの“第2の人生”を優しく綴る『RAILWAYS』試写会に15組30名様ご招待友和&百恵の次男・貴大俳優デビュー作初日「緊張9割、楽しみ1割」【ハリウッドより愛をこめて】TBSドラマ「JAPANESE AMERICANS」撮影に同行!いくつからでも人生は変えられる『RAILWAYS』切符型ストラップを3名様プレゼント
2011年12月04日『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ監督、ヒュー・ジャックマン主演で贈る感動大作『リアル・スティール』の公開に先駆けて、12月2日(金)、本作を鑑賞した著名人によるメッセージが彩られた“感動コメントツリー”が新宿ピカデリーに飾られ、本作の主人公・チャーリーと同じく息子をもつお笑い芸人の宮迫博之(雨上がり決死隊)とゴリ(ガレッジセール)が登壇しての点灯式が行われた。高性能のロボット格闘技の時代の到来によって闘う場を失った元ボクサーのチャーリーが、生き別れになっていた11歳の息子・マックスと旧式ロボットのATOMとの出会いをきっかけに、再起を賭けた闘いに挑む姿を描いた、親子の絆の物語。先日初来日を果たした天才子役、ダコタ・ゴヨが演じるマックスと同い年の息子を持つ父親である宮迫さん。一足早く観た本作について「いろんな泣ける映画がありますが、悲しい涙じゃなくて、一歩前に進めて得する涙を流せる映画でした」と大絶賛。同じく8歳の息子と6歳の娘をもつゴリさんは、「ロボット同士の格闘がすごいし、リアル!『ミッション:インポッシブル』のアクションにはないヒューマンの感動があります」と興奮気味に語った。今回、本作のTVCMナレーションで息子と競演した宮迫さんは、一緒に映画を鑑賞したようで「息子が泣いている姿を見てさらに号泣しました」とのこと。「息子は将来芸人になりたがっていて、今回も『もっと目立つようにやりたかった』と言ってるんですけど、芸人になったら潰してやる!」と照れながらも嬉しそうに初競演をふり返った。本作にちなんで「家族の絆を感じるときは?」との質問には、「嫁に怒られたとき、子供が『大丈夫!』と慰めてくれるんです」と息子との心温まるエピソードを明かした宮迫さん。一方、ゴリさんは「自分が出ている舞台とか積極的に見せているので、最初は『パパみたいになりたい!』と言っていましたが、最近は『豚肉になりたい』って言ってるんです」と面白エピソードを披露し、会場の笑いを誘った。クリスマスが間もなく訪れるが、「前はサンタになっていたんですが、姪っ子にバラされてしまい、最近は(芸人)チャドにサンタをやってもらってる」(宮迫さん)、「子供が年長のときに、手の毛をみて『何で黒いの?』と言われてバレた」(ゴリさん)と、共に子供の“サンタ離れ”をふり返るなど、普段はあまり見せない父親の表情を垣間見せた。そして、総勢20名の感動コメントが揃ったところで、点灯をスイッチオン!となるはずが司会と息が合わず、先走ってしまった2人の姿に笑いが巻き起こり、終始笑顔あふれるイベントとなった。『リアル・スティール』は12月9日(金)より全国にて公開。■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:俳優、父親として…生き方すべてが格好いい男、ヒュー・ジャックマンの「真の強さ」芦田愛菜、キュートな笑顔で『リアル・スティール』続編の出演ゲット!?天海祐希「まるで母親の気持ち」スピルバーグも認める天才子役と再会シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?堀内葉子がおすすめ『リアル・スティール』の楽しみ方「カレと一緒に観たい映画!」
2011年12月03日累計発行部数5,000万部を超える大ヒットで、アニメ版も一世を風靡した大人気漫画「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」を佐藤健主演で実写化した映画『るろうに剣心』が約4か月の撮影を終え、遂にクランクアップ!来年8月25日(土)より公開されることが決定し、このほど佐藤さん扮する主人公・緋村剣心のビジュアルが解禁となった。今年6月に佐藤さん主演での実写映画化が発表されて以来、ヒロイン・薫役の武井咲を始め、蒼井優、吉川晃司、江口洋介、香川照之ら重要キャストの出演が順に公表され、話題を呼んできた本作。8月2日にクランクインし、京都府、滋賀県、鳥取県、岡山県、兵庫県、大阪府の2府4県で約4か月にもおよぶ長期の撮影が行われ、11月21日にクランクアップした。撮影は各地で延べ1,200人のエキストラが参加する大規模のものとなった。“人斬り抜刀斎”と恐れられる伝説の剣客、剣心を演じた佐藤さんは、大河ドラマ「龍馬伝」に続く殺陣アクションへの挑戦となったが、クランクアップを迎え「ケガなく無事に撮影を終えることができてホッとしたのと解放感で思わず『終わったー!』って叫んじゃいました。この作品はたくさんの方に観ていただきたいですが、特に原作ファンに観ていただきたいです。公開を楽しみに待っていてください」と、やり遂げた充実感と手応えを語った。また、製作総指揮のウィリアム・アイアトンは「夏からの長期間の撮影を大きな事故もなく無事に終え、手応えを感じています。来春に本編完成を予定しており、世界マーケットへのデビュー、そして海外配給に向け準備を始めています。我々は剣心が世界中の観客に愛されると信じています」と本作の海外進出に向けての抱負を語っている。原作ファンにとってはもちろん、公開が待たれる本作だが、これに先駆けて12月17日(土)・18日(日)に千葉・幕張メッセで開催される集英社主催のイベント「ジャンプフェスタ2012」の会場にて数量限定でジャンプ限定ビジュアル前売鑑賞券が発売される。『るろうに剣心』は2012年8月25日(土)より全国にて公開。「ジャンプフェスタ2012」公式サイト■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会■関連記事:吉川・江口・香川が剣心に立ちはだかる!『るろうに剣心』新キャスト発表第4弾蒼井優、「龍馬伝」に続く大友組で『るろうに剣心』に参戦!妖艶な女医役に三浦春馬と佐藤健、今度は熱帯雨林のジャングルへ!オランウータンの飼育にも挑戦実写版『るろうに剣心』ヒロイン・薫役に武井咲!監督「彼女以外考えられない」佐藤健で「るろうに剣心」実写化!「龍馬伝」監督と再タッグ
2011年12月03日自身の波乱万丈な人生を基に私小説を書き続ける西村賢太の名を広めた、第144回芥川賞受賞作「苦役列車」が早くも映画化されることが決定!メガホンを取るのは『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』などで高い支持を集める山下敦弘監督。主演に森山未來、共演に高良健吾を迎え、「中卒」「風俗」「日雇い労働」という言葉が並ぶ話題の原作の映像化に挑む。主人公は、中卒の北町貫多、19歳。日当5,500円の日雇い労働でその日暮らしをしている。港湾労働で知り合った専門学生・日下部正二に友情めいた感情が芽生えるも、将来の選択肢が豊富な彼に嫉妬を抱くようになり、さらに好意を寄せる桜井康子にも拒絶されてしまう。誰にも相手にされず、酒と風俗に溺れる貫多。その頃、唯一人生で興味を持ち始めた作家の作品を片手に、筆を執り始めたのだった――。自身の素行の悪さと劣等ぶりに加え、父親の犯罪からくる引け目、中卒から日雇い労働の日々、酒と風俗に溺れる主人公を通して、満たされない毎日の息苦しさ、孤独、それを越える生命力を描き出す本作。主人公・貫多を演じるのは、大ヒットを記録した『モテキ』での演技が記憶に新しい森山未來。今回の出演について「台本を読んだときに、『モテキ』に続いてまたダメな男の役をやるんだと(笑)。山下さんとはぜひ一緒にやりたいけど、ストレートに“やります!”とは言えませんでしたね。考えながら飲み屋で飲んでいたら偶然、山下組常連の山本浩司さんと新井浩文くんが入ってきたんです。その瞬間、これは啓示かもと思い、2011年はこの“ダメ男”で締めくくることにしました」と本音を明かす。さらに、演じる貫多について「絶対友達にはなりたくないタイプかもしれませんが、生命力があって、たくましく感じます」と共感を寄せる。一方、かねてより山下監督作品への出演を切望していた、共演の高良さんは「好きな監督だからって考えすぎず、自分のしたいことをしよう。監督に嫌われてもいいくらいのつもりで(笑)。森山さんのことは大好きなので、緊張してます。今回ガッツリ共演するのは初めてなので、足引っ張らないように、しょっぱい感じにならないように頑張ります」と意気込みを語る。話題作のメガホンを託された山下監督は、「原作も映画も貫多のキャラクターが全てだと思います。貫多も実際、身近にいたら面倒な奴だと思います。でも、どこか人間味あふれる憎めない奴にしたいと思っています」とコメント。これに対して、原作者の西村さんは「この小説には、大向こう受けする要素が一切ない。多彩な登場人物もなければ、起伏に富んだストーリーもない。一人の落伍者の内面描写が眼目だから、いわば活字でしか成立し得ない世界。しかし、これを異能の山下敦弘氏が手がけられると聞き、その映像化への危惧は霧散した。全てを委ね、客観的に完成を待ちたい」と監督の手腕に期待を寄せる。映画『苦役列車』は11月25日よりクランクインしており、和やかな雰囲気で撮影が進んでいるという。日本映画界を引っ張る山下組から生み出される“人間臭い”ドラマに期待したい。■関連作品:苦役列車モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会■関連記事:長澤まさみが生で「ドロンします」を披露し会場はメロメロ森山未來インタビューわずかに成長?“中二病”主人公にけじめの決別宣言!長澤まさみ「大人にならないと演じられない役」に嬉し恥ずかし『モテキ』でPerfumeが映画初出演!森山未來が4人目のPerfumeメンバーに?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設
2011年12月03日12月1日(土)より公開中のジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のヒューマンドラマ『50/50 フィフティ・フィフティ』。本作でジョセフ扮する主人公・アダムと心通わせていく新米セラピスト・キャサリンを演じているのが、『マイレージ、マイライフ』でオスカーノミネートを果たした若手注目女優、アナ・ケンドリックだ。本作でもそのキュートな魅力を放っている彼女が作品について、役について語るインタビュー映像が届いた。酒もタバコもやらない青年・アダム。27歳という若さである日突然、がんを宣告されたことをきっかけに、親友や家族との交流を通して人生の素晴らしさに気づいていく姿を、実話を基に描いた異色のヒューマンドラマ。アナは自身が演じたキャサリンという女性を「優しいけれど、仕事の経験はまだまだ浅いの。だから、自分が勉強中の専門用語を夢中になって使ってしまうの」と、アダムを前に空回りしてしまうキャサリンの頑張り屋な一面を説明する。前述の『マイレージ、マイライフ』でもピンチの事態に右往左往する新米“リストラ宣告人”役を演じたアナだが、本作でもそれに通ずるような憎めない愛らしさを放っている。そんなアナは、監督を務めたジョナサン・レヴィンについて「こんな人は滅多にいないわ」と言い切り「みんなに目を配って物事をうまく進めて、(話を)聞く耳を持ってるし、とってもクールだわ。私のお兄ちゃんだったら良かったのに」とベタ惚れ(?)状態。さらに、本作について「もし、病気になったらとても悲劇的で難しいことだけど、その中にも時には笑えるような時間もあるって感じね。脚本のどこを取ってもそういうタッチで描かれている」としっかりアピールも忘れないちゃっかり者のアナ。全作通して出演する人気ラブ・ファンタジー『トワイライト』シリーズに『マイレージ、マイライフ』と、確かな演技力と端整な顔立ちで着実に人気を得てきている“堅実派”な彼女が、ジョセフ&セス・ローゲン扮する親友コンビに手を焼かされる姿も見どころ。まずはこちらの映像から、アナが語る『50/50 フィフティ・フィフティ』の魅力をチェック!『50/50 フィフティ・フィフティ』はTOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月1日よりTOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 IWC Productions,LLC■関連記事:【シネマモード】『50/50』を書き上げたW・レイサー「人生に必要なのは、笑い」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?ベン・スティラー、次回主演作の通行人役をチャリティ・オークションで募集仁科仁美、浮気は絶対NO?『50/50』女子会試写会でぶっちゃけトークジョセフ・G=レヴィット主演『50/50フィフティ・フィフティ』試写会に10組20名様ご招待
2011年12月02日「注文を受けてから30分」という時間厳守を守れないピザ屋のダメダメ店員が、制限時間つきの強盗に巻き込まれたら…。『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグ主演で贈る抱腹絶倒のコメディ『ピザボーイ 史上最凶のご注文』が12月3日(土)より全国公開となる。これを記念して、シネマカフェでは某番組に倣って(?)、本作とコラボした「ピザちょい足し企画」を実施。Twitter上で行われた投票で寄せられた“ちょい足し”ネタの中から、シネマカフェおススメのベスト3を発表!今回、こちらの企画に協力いただいたのは、奇しくも映画と同じタイトルのピザ宅配チェーン「ピザボーイ」。店お薦めのマルゲリータピザと共にバラエティ豊富なネタを試食!投票の中から選ばれた食材は、ポテトチップス(コンソメ味)、ミックスナッツ、ピーナッツクリーム、黄桃、マーマレード、練りわさび、イカの塩辛、キャラメル菓子、バニラアイス、ハチミツ、プレーンヨーグルト、そして食べるラー油の12品。シネマカフェ編集部スタッフと作品宣伝担当者の3名で体当たりの試食、ベスト“ちょい足し”を決定した。まず3位に決まったのは、投票の中でもリクエストの最も多かった「食べるラー油」。ご飯にでも麺にでも、何にでもマッチする優秀な食材とあって順当な食べ合わせと言えるが、マルゲリータのトマトソースにラー油のピリ辛スパイスが加わり、味わい深い一品に。次いで2位に上ったのは、マーマレード。食する前には「この組み合わせは怪しいかも…」との声も上がり危惧されたが、結果は◎。オレンジの酸味が爽やかな風味をプラスし、食べやすいお味に大変身した。そして、栄えある1位に輝いたのは、プレーンヨーグルト!こちらも「乳製品とピザ…ベチャつきそう」と当初は危ぶまれたが、ボリュームのあるピザにヨーグルトの爽やかで軽い味わいが加わった。ピザにはやっぱりビールかコーラ、という方も多いだろうが、ヨーグルトならカルシウムも摂れてカロリーバランスが気になる方にもおすすめ?どことなくモッツァレラチーズにも見えてくるので、見た目にもキレイという点を踏まえ、見事1位に選ばれた。ちなみに、コレだけはおススメできない“ワースト1位=史上最凶”に輝いたのは、イカの塩辛。海鮮とピザは相性がいいだけに、イカの塩辛=アンチョビ感覚という想定でトライしたのだが…結果は、ピザのチーズの香りと塩辛の臭みとの相乗効果により、香り(臭み)が倍増!こちらは満場一致で最下位という判断に。次いでワースト2位には、ピーナッツクリームが輝いた。あなたが気になる“ちょい足し”は?味が想像できない、はたまたクリスマスパーティのネタ探しをしている方はぜひご自宅で、家族や友人と試してみては?『ピザボーイ 史上最凶のご注文』は12月3日(土)より全国にて公開。「ピザちょい足し」ベスト51位:プレーンヨーグルト2位:マーマレード3位:食べるラー油4位:はちみつ5位:ポテトチップ(コンソメ味)■関連作品:ピザボーイ 史上最凶のご注文 2011年12月3日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
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