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映画『ゆきてかへらぬ』が第54回ロッテルダム国際映画祭のビッグスクリーンコンペティション部門に正式出品されることが決定した。本作は、大正時代を舞台に実在した男女3人の愛と青春の物語。脚本は田中陽造が40年以上前に書いたもので、長らく映画化が待たれていた幻のシナリオだ。名匠・根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、広瀬すず、木戸大聖、岡田将生が出演する。ロッテルダム国際映画祭は、世界三大映画祭に次ぐ重要な映画祭のひとつであり、2025年1月30日~2月9日(現地時間)に開催される。本作がノミネートされたビッグスクリーンコンペティション部門は、一般の映画ファンから選ばれた審査員によってアワードを選出し、受賞作はオランダでの公開やテレビ放映も見込まれる。根岸監督は「先進的な映画を発掘し続けるロッテルダム国際映画祭に『ゆきてかへらぬ』が選出されたことは大変光栄です。オランダの観客の皆さんに、日本の、しかも大正時代の青春の葛藤をどのように受け入れていただけるか、今から楽しみにしています。瓦屋根の織りなす日本の建築の美しさやモガモボの当時のファションを楽しみながら、二人の若者の間を揺れ動く若い女性の激しい生き方(それを演じ切った広瀬すず)に国と時代を超えた深い共感を抱いていただけたらと願っています」と喜びを語った。これにあわせて、新場面写真と海外版ビジュアルも到着。広瀬演じる泰子の青春の日々が鮮やかに写し出されている場面写真。はぐれ者同士、京都で一緒に暮らし始めた泰子と中也の美しい時間、何者かになりたくて飛び出した東京での日々、小林の登場で揺らぐ泰子の思い、そして始まる3人の歪で複雑な関係…刹那の青春を感じる。『ゆきてかへらぬ』は2025年2月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆきてかへらぬ 2025年2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2025 「ゆきてかへらぬ」製作委員会
2024年12月18日映画芸術科学アカデミーが、第97回アカデミー賞の国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー映画賞など10部門のショートリストを発表した。国際長編映画賞には85か国の作品の中から、全15作品が選出された。日本代表作品は、黒沢清監督の『Cloud クラウド』だったが、ショートリスト入りを逃した。ショートリストに選出された15作品のほとんどは、カンヌ国際映画祭やサンダンス映画祭などですでに注目されたり、様々な賞を受賞してきた作品だ。中でも、ジャック・オーディアール監督の『Emilia Pérez』はカンヌ国際映画祭で審査員賞、女優賞、サウンドトラック賞を受賞し、今後開催されるゴールデングローブ賞では8部門10ノミネートを獲得している注目株。『Emilia Perez』(原題) © 2024 PAGE 114 - WHY NOT PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA長編ドキュメンタリー映画賞のショートリストには、日本の伊藤詩織監督作『Black Box Diaries』が選出された。同作は、自身が被害にあった性的暴行への勇気ある調査に乗り出していくその姿を自ら記録した、これまでにない形のドキュメンタリー映画。日本人監督が同賞のショートリストに選出されることは、アカデミー賞の歴史の中で初めてという快挙だ。第97回アカデミー賞は、映画芸術科学アカデミーの会員による投票が1月8日から12日まで行われ、1月17日にノミネート作品や候補者が発表される。最終投票は2月11日から18日まで行われ、3月2日に授賞式にて結果が明らかになる。(賀来比呂美)
2024年12月18日鈴木おさむが原作・脚本を務め、主演に八木勇征、共演に井上祐貴、櫻井海音、椿泰我(IMP.)が出演する『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』よりメインビジュアルと予告編が解禁された。本作は、2019年に初演された朗読劇を実写映画化したもので、緑豊かな村を舞台に、18歳の少年たちが「人生で一回だけ魔法が使える」という秘密を抱えながら成長していく姿を描く。さらに、「FANTASTICS」の「春舞う空に願うのは」が主題歌に決定。この度解禁となった予告編でも、力強くも優しい楽曲が、映画の物語にさらなる彩りを与えている。映像は、4人の若者が「人生で一回だけ魔法が使える」という秘密を告げられるところから始まる。桜吹雪が舞う中、身体の弱いハルヒを背負ったアキトらが鬼ごっこをする幼少期の姿から、高校生になった彼らが自転車に乗る姿に切り変わるシーンでは、4人の変わらぬ仲の良さが印象的だ。しかしプロのピアニストへの夢を追うアキトは、夢を掴み取るために魔法は使いたくないと言う一方、父親の病気のせいでサッカー選手になる夢を諦めざるを得なかったナツキは、魔法で自分の人生を修復するのだと、激しく衝突してしまう。人生で一番選択肢がある時に使える魔法を、自分の願いを叶えるためか、誰かの幸せのために使うのか…。たくさんの想いを抱え、涙を流しながらも4人はかけがえのない選択をすることになる。併せてメインビジュアルも公開。物憂げで大人びた表情が印象的な4人の姿が切り取られている。また、特典付き前売り券は12月20日(金)より販売開始される。『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』は2025年2月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:僕らは人生で一回だけ魔法が使える 2025年2月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2025 映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」製作委員会
2024年12月18日韓国発の大人気WEBマンガを映画化した『女神降臨』より特報映像と第2弾ティザービジュアルが解禁。さらに佐藤二朗の出演が発表された。前後編の二部作で公開されることが決定している本作は、2018年から「LINEマンガ」で連載され、46か月連続で読者数ランキング1位を獲得した人気作の映画化。Kōki,が主人公・谷川麗奈を演じ、麗奈のすっぴんの秘密を知る同級生の神田俊を渡邊圭祐が、さらに綱啓永が神田と麗奈をめぐって三角関係を展開する五十嵐悠を演じる。この度、キュートでポップな映画の世界観を表現した、雑誌のカバー風デザインの第2弾ティザービジュアルと、特報映像が解禁。地味で冴えない容姿の麗奈は、ゼロからメイクを学んで努力を重ねた結果、誰もが振り向く“女神”へと大変身を遂げる。過去の自分と決別して完璧な人生を再スタート! と意気込む麗奈だったが、学年一の頭脳を持つクールで謎多き同級生、神田俊にすっぴんの秘密を見破られたことで、麗奈の転校生活は予想だにしない方向へ。さらに俊と「ある過去」を共有する、超有名企業の会長の息子で、歌手を夢見る情熱的な【御曹司】(綱)の登場で、3人の関係はやがて思わぬ方向へと進みだす。“すっぴんがバレてしまった彼”と、“女神の私しか知らない彼”。秘密だらけの究極の三角関係がはじまる。また新キャストとして、佐藤二朗がホラーショップ店長・依田茂通役で出演することも発表された。佐藤は「高校生のこんなキラキラしたラブストーリーに、こんなオジサンを呼んで頂けて光栄です」とコメントしている。Kōki,演じる麗奈と息ぴったりの軽妙な掛け合いを見せ、毎シーンを笑いに包む佐藤が演じる茂通は、実は原作には登場しない役で、当時高校生だった脚本家・鈴木すみれが、佐藤をイメージして当て書きしたキャラクター。佐藤自身も、「こんなにセリフが入ってきやすいのは、三谷幸喜さん以来!」と絶賛するほど、佐藤二朗節炸裂の真骨頂を見せている。『女神降臨 Before』は2025年3月20日(木)より、『女神降臨 After』は5月1日(木)より2部作連続公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:女神降臨 Before 2025年3月20日より公開©映画「女神降臨」製作委員会女神降臨 After 2025年5月1日より公開©映画「女神降臨」製作委員会
2024年12月18日現在放送中の木曜劇場「わたしの宝物」のオリジナルストーリー「ぼくの宝物」が、FODプレミアムで独占配信される。「わたしの宝物」は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の神崎美羽を松本若菜が演じ、彼女の夫・神崎宏樹を田中圭、美羽の幼なじみ・冬月稜を深澤辰哉(Snow Man)が演じている。今回配信が決定したオリジナルストーリーでは、冬月と美羽が中学時代に出会ったころのエピソードが描かれる。深澤演じる冬月が過去をふり返り、彼にとっての「宝物」となった美羽との思い出をたどる。あらすじ冬月稜(深澤辰哉)にとって、中学1年生のときに夏野美羽(原田花埜)に出会ったことは、忘れられない思い出だった。中学生の冬月(小山十輝)は、怪我のためにバスケ部を辞めざるを得なくなり、夢をあきらめなければならない悲しみの中にいた。そんな時、引き寄せられるように入った図書館で美羽を見かける。別の日、冬月が再び図書館に訪れると、同じ席で刺繍をしている美羽の姿があった。そんな美羽に心を惹かれた冬月は、毎日図書館に通うように。大人になった冬月にとって大切な「宝物」となった、中学生の冬月と美羽が交流を重ねながら心を通わせていく日々が描かれる。「ぼくの宝物」は12月19日(木)22時54分~FODプレミアムにて配信(全1話)。「わたしの宝物」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月18日12月18日(水)今夜最終回を迎えるドラマ「全領域異常解決室」。この度、一足先に、藤原竜也、広瀬アリス、小日向文世、福本莉子、迫田孝也のクランクアップ写真が公開された。本作は、身近な現代事件×人々の常識を超えた“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(全決)という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリー。物語後半からは、これまでの展開から一変し、この世界に存在する八百万(やおよろず)の神VS謎の神・ヒルコとの全面対決が描かれている。小日向、福本、迫田ら全決メンバーは、最終話の重要なシーンを撮り終えると、全員一緒にクランクアップ。局長・宇喜之民生役の小日向は「僕は“お芝居ってちょっと恥ずかしいな”という気持ちがいつもどこかにあるんですよね。それを隠しながら演じているんですが、特に今日は指をかむ所は本当に恥ずかしかったです…(笑)」と本音を吐露。そして、「出来上がりを楽しみにしております!本当に皆さんありがとうございました。お疲れさまでした!」と少し顔を赤らめながらも笑顔を見せた。小日向文世豊玉妃花役の福本は「皆さん、ありがとうございました!豊玉妃花は本当に演じていてとても楽しくて、今までにやったことのないヘアメークや言動なども楽しかったです」と思いを明かし、「毎日現場に来るのが本当に楽しくて、終わってしまうのがさみしいです。是非、続編を作って下さい!ありがとうございました!」と続編への期待を込めた。福本莉子芹田雅彦役の迫田は「これだけ良い人を演じたのは、ちょっと久しぶりで(笑)。勝手に途中で闇落ちしようかな…とか考えていたんですけど(笑)。監督含めスタッフの皆さん、共演者の皆さんが、“芹ちゃんはそんな人じゃないよ”と教えて下さったので、最後まで走り抜けることができました。ありがとうございました!」とコメント。迫田孝也雨野小夢役の広瀬は、全決のセットで、お馴染みのメンバーとのシーンを最後に一足先にクランクアップを迎えると、藤原から花束が贈られ、一同に向かって深々と何度も頭を下げた。「大先輩の皆さんのカッコいい背中を見て、そして年下の俳優さんたちの真っすぐさにも刺激を受けて、とにかく学ぶことが多い3カ月間でした」と撮影をふり返り、「私的には、まだまだ続きがあってもいいんじゃないのかな~?とか勝手に思っていますので(笑)。またここで皆さんと集まって『全領域異常解決室』やりたいな、と思います!」と広瀬も続編への願望を伝えた。また、劇中の神々の世界では広瀬と夫婦関係にあった迫田が「かわいい!かわいいよ!」と愛のエールを送る一幕もあり、セット内は温かい笑いで包まれた。広瀬アリス本作の最後のカットは、超常現象のスペシャリスト・興玉雅役の藤原のあるシーンで撮影を終えることに。藤原を見届けるためにこの日に撮影をしていた、全決メンバーたちも最後のシーンを見届け、一足先にクランクアップを迎えていた広瀬も駆け付け、藤原に花束を手渡した。藤原竜也少し涙ぐみながらも、嬉しそうな表情を浮かべ、広瀬に「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝え、「この画期的な作品は、黒岩先生の脚本を読む度に、(膨大なセリフの量に)日々憂うつになってきまして…違う意味で目を細めてあまり読まないようにしていました(笑)。それぐらい大変でした。あんなに撮影をしたのに、記憶がないんですよね」と苦労を語る。最後は、「素晴らしい良い役者陣と共に歩んできた約3カ月…大変でしたが、自分の人生において、素晴らしい作品の1つになったんじゃないかな、と思います。お疲れさまでした!」と共演者にも深々と頭を下げた。また、最終話の重要シーンをとらえた場面写真も先行公開された。最終話あらすじ謎の神・ヒルコによる「選別」が始まった。寿正(野間口徹)が開発したSNSを見続けた人間は、次々と命を絶つ。街中で自殺者が続出し、東京は一夜にして大混乱に陥る。政府は「全決」がヒルコと深い関係にあると断定。直毘吉道(柿澤勇人)は、「全決に強制捜査が入った」と語る。荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)や北野天馬(小宮璃央)ら警察は集団自殺の捜査に当たるが、あまりの事態に途方に暮れる。その中に、二宮のの子(成海璃子)の姿はなく…。一方、興玉雅(藤原竜也)、芹田正彦(迫田孝也)、豊玉妃花(福本莉子)の3人は激しい戦闘の末、寿に捕らえられていた。寿は、「私はヒルコ様に最初に選ばれた人間です」とヒルコと出会った経緯について話し始める。「全領域異常解決室」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月18日細胞を擬人化して描く同名漫画の実写化、永野芽郁=赤血球、佐藤健=白血球(好中球)をW主演に迎えた『はたらく細胞』。この度、佐藤とFukase(SEKAI NO OWARI)による超絶バトルシーンの本編映像の一部やメイキング、2人が撮影をふり返るアフタートークを収録した特別映像が到着した。永野と佐藤のほかにも、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、片岡愛之助、小沢真珠ら豪華メンバーが個性的なキャラクターを演じている本作。特に大きな話題を集めているのが、白血球(佐藤)と、はたらく細胞たちの最大の敵・異常細胞(Fukase)による超絶バトルシーン。赤血球や白血球ら細胞たちが日夜はたらく漆崎日胡(芦田愛菜)の体内では、細菌たちのほか、異常細胞が出現。白血球を「お兄ちゃん」と呼び、同じく真っ白な姿をしているが、その頬には不気味な血管のような模様が走り、禍々しいオーラを放つ。映像では、絶叫しながら猛スピードで突撃し、白血球の攻撃を大跳躍でかわしながら反撃に転じる、戦闘力の高さを見せつける異常細胞のシーンも。Fukaseは「人生史上最も速く動きました」とふり返り、佐藤も「すごく速く動いてたよ」と絶賛。佐藤の本作アクションにかける熱意には並々ならぬものがあり、自ら『るろうに剣心』シリーズの大内貴仁に声をかけ、アクション監督として共に超絶アクションを作り上げていったほど。目指したのは「細胞ならではのアクション」だといい、「普通の人間同士が戦うアクションをこの作品でやってもしょうがないと思っていたので、みんなでアイディアを出し合って、人体の中だからこそ表現できることをアクションシーンに詰め込みました」とこだわりを明かしている。撮影現場では、佐藤が「もっと(全力)で来ていい」と声をかけ、Fukaseが「もっといっちゃっていいの!?」と聞き返すやりとりも。中でも佐藤が見どころとして挙げているのが、異常細胞が白血球の首を絞めるシーン。「『全然遠慮しないで』っていう話をして、本当に僕がただただ首を絞められている10秒ぐらいがあるので、そこは注目して見て欲しいですね」と見どころを語る。異常細胞についてFukaseは「根っからの悪ではなく、自分の運命によって変わってしまった役だったので、悪役を演じるっていう気持ちは無くすようにしていた」と役作りについても言及。佐藤は、同情の気持ちがありつつも、白血球の仕事として倒さなければならないという葛藤について語り、「でも、派手なアクションの中に人間ドラマというか感情のやりとりがちゃんと映っているし、伝わる仕上がりになっていたのでそれはすごく嬉しかったですね」とコメントしている。『はたらく細胞』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:はたらく細胞 2024年12月13日より全国にて公開©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
2024年12月18日映画『パリピ孔明 THE MOVIE』の公開が決定した。昨年秋、フジテレビで放送された向井理主演ドラマ「パリピ孔明」。「ヤングマガジン」(講談社)にて連載中の累計発行部数240万部突破の人気コミックが原作だ。中国、三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井)が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)の歌声に惚れ込み、魔法のような計略を考えては、立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。映画は、ドラマから引き続き渋江修平が監督を務め、同作の制作チームが再集結。舞台は、日本を代表する3大音楽レーベルが頂点を競う史上最大の音楽バトルフェス「ミュージックバトルアワーズ2025」。向井、上白石、孔明の主君・劉備役のディーン・フジオカ、現代に転生した孔明と意気投合するBBラウンジのオーナー小林役の森山未來も引き続き登場。新たなゲストとして、神尾楓珠、詩羽(水曜日のカンパネラ)も参加。神尾は、三国時代の孔明最大のライバル司馬懿の末裔・司馬潤。詩羽は、その妹でシンガー・shin(しん)として圧巻の歌唱シーンも披露。「ミュージックバトルアワーズ2025」には、総勢50人以上のミュージシャン&ダンサーが大集結する。向井は「一番の見どころである史上最大規模となる音楽バトルもあり、まるでフェスに参加しているような気分になれる作品になっています。孔明もドラマから更にパワーアップし“名プロデューサー”として活躍していますが、最大のライバルとなる新たな壁が立ちはだかり、一体どうなってしまうのかー!そうした物語の部分と、珠玉の音楽とパフォーマンスをぜひ映画館の大スクリーンと素晴らしい音響で体験していただければ幸いです」とコメントし、上白石は「音楽のもつ凄まじいパワーを、映画館で全身で受け取っていただけると嬉しいです。おたのしみに!」と呼びかける。ディーン・フジオカは「劉備も前作では想像もできなかった形で音楽しています」と明かし、森山は「小林、相も変わらず台本に書かれていない三国志ネタを勝手に散りばめています。周りの人を困らせたかも知れませんし、そもそもちんぷんかんぷんなのだから、そうでもなかったかも知れません。三国志演義を知らなくても楽しめる作品なのだろうと思いますが、わかる人にはより一層楽しんでいただけるかも知れませんし、そうでもないかも知れません。乞うご期待」と語った。神尾は「オリジナルキャラクターですが、『パリピ孔明』の世界観の中で楽しく演じることができました」とふり返り、詩羽は「自分とshinが重なるところがあってとても愛情深いキャラクターになったのではないかなと思います。映画でのパフォーマンスも期待してくださると嬉しいです」とメッセージを寄せている。映画のスケールと面白さを期待させる、孔明の顔が大きく掲載されたティザーポスタービジュアル、孔明が多彩な才能を発揮し、タレント活動をしているシュールな状況と、最大規模の音楽バトルフェスを垣間見える特報映像、メイキング映像も公開された。ストーリー三国志の天才軍師・諸葛孔明が、なぜか現代の渋谷に転生。アマチュアシンガー月見英子の歌声に心奪われた孔明は、英子とともに音楽の力で<天下泰平>を目指す。そんな中、日本を代表する3大音楽レーベル、KEY TIME、SSSミュージック、V-EXが頂点を競う、史上最大の音楽バトルフェスの開幕が決定。各レーベルから多彩な強者アーティストが集結する中、孔明と英子も参戦することに。だが、そんな二人の前に三国時代の孔明の最大のライバル司馬懿の末裔・司馬潤、shin兄妹が立ちはだかる。果たして、孔明と英子の運命はーー?『パリピ孔明 THE MOVIE』は2025年4月25日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年12月18日ディズニー&ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』の特報と新たな場面カットが解禁された。本作は、ひとりぼっちの少年エリオが宇宙での冒険を通じて成長する物語。エリオは宇宙が大好きな少年で、ある日、宇宙サミットに地球のリーダーと間違えられ転送される。そこで彼は個性豊かなエイリアンたちと出会い、色鮮やかな宇宙空間を駆け巡る。この度解禁となった特報は、宇宙に行くことを夢見る少年エリオが、寂しげな表情を浮かべながら星空を見上げるシーンから始まる。そしてある日、エリオの前に突然まばゆい光が差し、謎の宇宙船が現れエリオを宇宙へ転送してしまう。宇宙に行ける喜びを爆発させ、「遂にこの日が来たんだ!」と光の方へ飛び込んでいくエリオ。その先で彼が見たのは、明るくカラフルで夢のような宇宙空間と個性豊かなエイリアンたちだった。エイリアン達と共に宇宙空間を飛び回り、「こんなきれいな場所、夢みたい!」と感動するエリオの姿が映し出される。解禁された場面写真でも、色鮮やかな宇宙空間をエリオと6本足のエイリアンが楽しそうに巡っている様子が収められている。怪我した左目にパッチをしたエリオとエイリアンが満面の笑みで楽しそうに宇宙を駆け巡る姿が印象的で、エリオが手に持っているグラスもカラフルに輝いており、ピクサーのイマジネーション溢れる宇宙表現が感じられるカットになっている。監督は『リメンバー・ミー』のマデリーン・シャラフィアン、『私ときどきレッサーパンダ』のドミー・シー、そしてエイドリアン・モリーナが務める。『星つなぎのエリオ』は2025年夏、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:星つなぎのエリオ 2025年夏、全国にて公開©2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年12月18日朝倉かすみによる同名小説(光文社)を映画化した『平場の月』で堺雅人が8年ぶりに映画主演を務めることが分かった。共演として井川遥が出演する。2018年に刊行され、発行部数18万部を突破した朝倉かすみによる「平場の月」(光文社)を映像化する本作は、35年ぶりに再会した中学時代の同級生同士の初恋を描くラブストーリー。堺雅人が演じるのは、地元に戻り印刷会社に再就職した主人公・青砥健将。井川遥は、夫と死別しパートで生計を立てる須藤葉子を演じる。監督は『花束みたいな恋をした』で知られる土井裕泰が務め、脚本は向井康介が担当する。堺は「原作小説の世界が素晴らしく、豊かなので、ぐいぐいと引き込まれ、何度も何度も読み返しました」と語り、「僕が演じる青砥は井川さん演じる須藤あっての青砥だと思っています」とコメント。井川は「この年齢になったからこそわかる気持ちが原作の中に溢れていて、温かさや切なさも同時にあるこの本を愛おしく感じました」と語った。埼玉県内の実在の地名や店舗を舞台に、リアルで切ない恋物語を描く本作。堺と井川の共演に注目が集まる。コメント堺雅人青砥役のオファーをいただき、原作を読みましたが、原作小説の世界が素晴らしく、豊かなので、ぐいぐいと引き込まれ、何度も何度も読み返しました。今回、原作に登場する場所で撮影し、いち原作ファンとしては聖地巡りのような、本当に夢のような日々が始まったなと感じています。僕が演じる青砥は井川さん演じる須藤あっての青砥だと思っています。撮影が始まり、役としての井川さんと出会って、須藤の横にずっといたいなという気持ちが強くなりました。また、土井監督は大学の演劇研究会の先輩にあたり、ずっとご一緒したかったので、今回念願叶ってとなります。土井監督は物腰が柔らかく、丁寧に説明してくださり、役者が伸び伸びと動けるようにしてくださる印象です。これから撮影が続きますので、監督のおっしゃった通りに動きたいと思っています。井川遥須藤は青砥と再会したことによって、そこから慎ましやかだけれども気持ちが少しずつ膨らんでいく。この2人を応援したくなりました。私自身、この年齢になったからこそわかる気持ちが原作の中に溢れていて、温かさや切なさも同時にあるこの本を愛おしく感じました。今回、私が演じる須藤は自分の弱さを見せまい、寄り掛かることをよしとしない覚悟を持って生きている人です。須藤の芯の強さ、意地らしさ、今ささやかな幸せを噛みしめている感じ、それら彼女の持っているものを大切に演じたいと思いました。堺さんは懐が深く、温かくて包み込んでくれるような方です。年齢を重ねてまたご一緒できること楽しみにしていました。土井監督とは今回2作目になりますが、大変嬉しく思っています。その役の持っているもの、滲み出てくるものなど丁寧に教えてくださるので、監督についていきたいと思います。原作者・朝倉かすみ「平場の月」はわたしにとって初めての映像化作品になります。もちろん映像化というものへの関心はありました。それは著作が異なるメディアで展開されるのを観てみたい、という圧倒的なミーハー魂と、わたしがひとりで書いたものを、わたしではない人たちがチームを組んで表現したらどんなふうになるのだろう、という純然たる好奇心の混ざり合ったものでした。ミーハー魂は、「ピッタリ!」のキャストやスタッフを妄想させ、好奇心は、わたしが紙やモニタなどの平面に文字で描いたシーンが立体となったときの驚きや喜びを想像させました。シーンといっても具体的なものではなく、わたしが書くときに大事にしている三つ(ディティールと、実感と、イノセンス)が感じられるかどうかがポイントでした。そんな我儘すぎるあれこれが、どんどん「ほんとう」にーそれはもう思った以上に「ほんとう」にーなっていく不思議を、今、味わっている最中です。『平場の月』は2025年秋、全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年12月18日ジョージア(旧グルジア)を代表する女性映画監督ナナ・ジョルジャゼ監督の『蝶の渡り』より日本版予告編が解禁された。『金の糸』(2019)主演でお馴染みのナナ・ジョルジャゼが監督を務めた本作。ジョージアの独立とアブハジア戦争から27年後を舞台に、画家コスタとその仲間たちの物語を描く。この度解禁された予告編では、古びたアパートの半地下で、芸術家仲間と共同生活をする画家とその恋人を中心に、複雑な歴史のなかでも、ジョージア流のユーモアと愛で人生を生き抜いていく姿を捉えている。笑いあふれるドタバタ的展開を交えながらも、未来に行き詰まり、生き残るために「渡り」をする姿が描かれる。いまもジョージア人の心に残る戦争の痛みやディアスポラ(民族離散)の悲しみ。それをジョージア独特の“陽気な悲劇性”で描ききった、まさにナナ・ジョルジャゼ監督の集大成となっている。共同脚本、美術、撮影、衣装、音楽など主要スタッフには、ジョージア第一線の文学者、アーティスト、作曲家が揃い、劇中に登場する数々のジョージア現代絵画も見逃せない。『蝶の渡り』は2025年1月24日(金)より新宿武蔵野館アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:蝶の渡り 2025年1月24日より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開©STUDIO-99
2024年12月17日アレックス・ガーランドとレイ・メンドーサが監督・脚本を務めた戦争映画『Warfare(原題)』の予告編が公開された。配給はA24で、2025年全米公開予定。本作は、元アメリカ海軍の特殊部隊員のレイ・メンドーサがイラク戦争中に体験したことを映画化したもの。レイ・メンドーサは自身の経験を生かし、アレックス・ガーランド監督作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』でミリタリー・スーパーバイザーを務めた。本作では、レイ・メンドーサ役を「Reservation Dogs」で今年のエミー賞主演男優賞候補(コメディ部門)に挙がったディ・ファラオ・ウーン・ア・タイが演じている。そのほかのキャストは売れっ子の若手俳優が集結。ジョセフ・クイン(「ストレンジャー・シングス」)、ウィル・ポールター(『メイズ・ランナー』シリーズ)、キット・コナー(「HEARTSTOPPER ハートストッパー」)、チャールズ・メルトン(「リバーデイル」)、ノア・センティネオ(『好きだった君へ』シリーズ)、コスモ・ジャーヴィス(「SHOGUN 将軍」)らが出演している。予告編への感想は、「20年前の記憶が呼び覚まされた。素晴らしいよ」「イラク帰還兵です。A24のことは何も知らないが、予告編は胸にぐっとくるものがあった。そのほとんどは、あのような状況での恐怖や混乱、それに死傷者が出ることによるパニックだ。この映画は絶対に観に行かないとダメだ」などのコメントが多く見られた。Photo by Kevin Winter/Getty Images for BAFTAPhoto by Frazer Harrison/Getty ImagesPhoto by Jeff Spicer/Getty ImagesPhoto by Lia Toby/Getty Images for BFI(シネマカフェ編集部)
2024年12月17日富田望生が映画初主演、阪神・淡路大震災の翌月に生まれた女性の成長物語を描く『港に灯がともる』が2025年1月17日(金)より公開。予告編が解禁された。第37回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門に正式出品された本作は、神戸を舞台に、阪神・淡路大震災の翌月に長田区で生まれた1人の在日コリアンの女性・灯(あかり)の成長を描く物語。灯は、自身の出自と親から聞かされる震災の記憶との板挟みになり、双極性障害を発症。そんな中、心のケアと出会ったことをきっかけに自分の心と向き合えるようになり、ゆっくりと希望を見出していけるようになる姿が描かれる。この度、主人公・灯(富田望生)が暮らす神戸の風景や、劇中の登場人物が口にする印象的な言葉がちりばめられた予告編がお披露目。家族、国籍、病気…灯が抱える様々な悩みを感じるうちに、知らず知らずのうちに灯の気持ちが痛いほど胸に迫ってくる、そんな映像が完成した。また、公開まで残り1か月を前に本作のプロデューサー・堀之内礼二郎からのコメントも到着している。■本作プロデューサー・堀之内礼二郎よりコメント「あなたなりの『生きやすさ』をみつけてほしい」劇中に登場する精神科医の言葉です。この作品は、心に傷を負った主人公・灯が、少しずつ、少しずつ、自分なりの「生きやすさ」をみつけていく、そんな物語です。灯と一緒に歩きながら神戸の空気を感じることで、もしかしたらあなたなりの「生きやすさ」がみつかるかもしれません。そうなってほしいという願いをこめて、来年1月17日、あなたに贈ります。『港に灯がともる』は2025年1月17日(金)より全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:港に灯がともる 2025年1月17日より全国にて順次公開
2024年12月17日ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」主人公・木原慶次郎役の桐谷健太と、森田(キム)役の一ノ瀬ワタルの対談が行われ、第5話までのタイ編、そして第6話からの東京編の見どころを語った。本作は、社会を裏で操る謎の情報屋、通称“インフォーマ”・木原慶次郎と、ゴシップ週刊誌「週刊タイムズ」の記者・三島寛治(佐野玲於)のコンビを軸に繰り広げられる本格クライムサスペンス。第5話では、二宮和也演じる警察官僚で参事官・高野龍之介の裏の顔が明らかになり、第6話では高野の過去も明かされ始めた。タイ編を終え、怒涛の東京編が幕を開ける。今回の対談では、タイ編の見どころについて「本当にジェットコースターみたいな展開なんですよね。タイパートの1話から5話まで、一つ一つが欠けちゃいけないなって思いますな」と一ノ瀬が語ると、桐谷も同意し、「まさにジェットコースターみたいで、すごく没入感がある作品だと思っていて。なので、何話がどうっていうことじゃなくて、全話でうねっていく作品かなと」と説明。続く第6話以降については、「『ここから最後まで目が離せない』という部分が一番ありますね。6話以降は高野と鬼塚と木原の因縁が分かるんです。そこから、7話、8話と続いていくのですが、木原がこれまで自分がやってきたことを思い返して、今までにないほどの葛藤をするんですね。そこが、どうなっていくのかっていう部分は面白いところだなって思います」と見どころを語る桐谷。さらに、「もともと全員キャラクターは魅力的なのですが、その魅力の側面がまた変わってくる感じですね。今まで見えていた角度が、全員違う角度に見えてくるというか。そこでまた違う“うねり”が出てくるところがやっぱり見どころですかね」と付け加える。また、自身にとっての「インフォーマ」とは?という質問については「役者としてもすごく大きな経験になっていますけど、自分の中でデカいのは、やっぱり桐谷健太さんと共演できて、そして因縁がある役ができているというところですね」「俺の中では、失敗を許されない作品というか。キーポイントになった作品です」と一ノ瀬。桐谷は、「みんなが重なって大きな『1』になって、今は観てくださっている方の『1』も加わっていて、さらにこの『1』が大きくなり続けているというか」「共に“進化”を楽しめる作品だなって改めて感じましたね。そして“進化”にプラスして“調和”もしているかなと、そう思いますね」と話している。そして、第6話からの相関図も公開。本作は、ABEMAにて全話無料で見逃し配信中だ。ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」は毎週木曜日23時~放送中(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2024年12月17日横浜流星主演、南沙良、佐野玲於、鳴海唯らが共演するABEMAオリジナル連続ドラマ「わかっていても the shapes of love」(全8話)の第4話と第5話が無料配信。四角関係を目の当たりにした視聴者からは「とんでもなく切なすぎる」「漣の気持ちが切なくなってきた」「琉希くんの姿があまりにも健気で大泣き」など、様々な声が寄せられた。同名のwebtoonを基にした韓国ドラマNetflixシリーズを日本・鎌倉を舞台に再構築した本作。恋をしたことのある者が共感できる「傷つくとわかっていても、愛に手を伸ばしてしまう人間の衝動」を、美しい世界観で繊細に描き出した大人の恋の物語となっている。<以下、ネタバレがあります。ご注意ください>第4話では、美羽(南沙良)は漣(横浜流星)の家から出てくる女性を目撃。常に女性の影がつきまとい、「“付き合う”とか、そういう約束に意味ある?」と、関係に名前をつけようとしない漣に対する疑念が確信に変わる。ある日、その女性と大学で再会。それは漣の幼なじみでキュレーターの千輝(鳴海唯)だった。美羽たちが参加する芸術祭を手伝うため、千輝が大学を出入りするようになると、漣と千輝の深い絆が浮き彫りに…。さらには漣の作品をめぐり、美羽と千輝と口論になってしまう。「私たちの世界を語って欲しくない」と言い放つ千輝、そして何も語らない漣。2人の間に入り込めないような、親密な関係を目の当たりにした美羽は思わず教室を飛び出し、「最初からわかっていたはずなのに。勝手に期待して、勝手に傷ついて、バカみたいだ」と打ちひしがれていると、琉希(佐野玲於)に優しく声を掛けられる。いつも静かに、そして温かく見守ってくれる琉希の愛情に触れたとき、美羽の感情の行方とは…?そんな漣、美羽、琉希、千輝の四角関係を目の当たりにした視聴者からは「とんでもなく切なすぎる」「いろんな恋模様で続きが気になる」「最初は美羽目線で観てたけど、なんだか漣の気持ちが切なくなってきた…」といった声が寄せられたほか、「傷ついた美羽のそばにいてあげようとする琉希くんの姿があまりにも健気で大泣き…」「一歩踏み出しながらそれでも優しく接していく琉希くんの様子にめちゃくちゃキュンとした」といった琉希の気持ちに寄り添う声も。なお、第4話では美大の院生である光莉(福地桃子)と颯(浅野竣哉)の関係にも変化が訪れることに…。また、ABEMAドラマYouTubeチャンネルでは「【特別映像】“8人が織りなす、愛のかたち”篇」が公開。物語は後半に差し掛かり、漣、美羽をはじめとした8人の登場人物の恋がさらに動いていく。8人が織りなす、それぞれの愛のかたちとは…「傷つくとわかっていても、それでも――」思わず登場人物の誰かに共感してしまうような大人の恋の物語の、ひとりひとりのストーリーに注目だ。「わかっていても the shapes of love」は毎週月曜21時~ABEMA・Netflixにて配信中。12月23日(月)に6~7話、12月30日(月)に8話(最終話)配信(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年12月17日渋谷シネクイントで映画『ピンポン』のリバイバル上映が行われることに際し、主演を務めたペコ役の窪塚洋介、スマイル役の井浦新、そして監督の曽利文彦から応援コメントが到着した。本作は、松本大洋の同名漫画を原作とした、究極の青春映画。今回、初のデジタル版と5.1ch音響での上映となる。窪塚は「出演作で1番観た作品。時空を超えて見参。スマッシュ!!」とメッセージを寄せ、井浦は、「きっと作品に関わった皆んなの青春であってそれぞれの大切な作品にもなっていると思います。ペコ!アクマ!ドラゴン!チャイナは難しいかなぁ、、大田キャプテンも!22年ぶりに集まって舞台挨拶してみませんか?当時一番宣伝ごとに背を向けてた人が一番前のめりなことに時の流れを感じます笑」とコメント。曽利監督は「20年以上の時を経て、再び劇場上映してもらえるなんて、『ピンポン』は何て幸せな映画なんだろう」と今回の上映を喜んだ。また、リバイバル上映を記念して、監督とプロデューサー陣によるトークショーや小道具展示、限定オリジナル入場者プレゼントなど、ファン必見の特別施策も決定している。『ピンポン』は12月20日(金)より渋谷シネクイントにてリバイバル上映。(シネマカフェ編集部)
2024年12月17日超実写版『ライオン・キング』のはじまりを描く、ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語『ライオン・キング:ムファサ』。この度、本作の超実写プレミアム吹替版を声で彩った豪華声優陣が集うミュージカルプレミアが開催、珠玉のミュージカルナンバーを生歌唱した。米国ではすでにメディアによる映画評も公開されており、「視覚効果が驚異的」「私たちが愛した『ライオン・キング』のキャラクターに新たな魅力を加えている」「完璧な前日譚」「リン=マニュエル・ミランダの楽曲が本当に素晴らしい」など絶賛の声があふれている本作。一夜限りのプレミアムなパフォーマンスが繰り広げられたこの日、本作の荘厳なビジュアルで彩られたスペシャルステージにまず登場したのは、主人公ムファサの父・マセゴ役の吉原光夫と、ムファサの母・アフィア役の和音美桜。幼い頃のムファサと、両親マセゴとアフィアは、あらゆる生き物たちが豊かに暮らし、巨大な命の環を築きあげている動物たちのオアシス「ミレーレ」に思いを馳せていた。ムファサら憧れの地である「ミレーレ」について歌う劇中歌「遥かなミレーレ」を、実生活でも夫婦である吉原と和音が美しくデュエット。共にミュージカル界で活躍する実力派であるだけに、圧巻の歌声で、会場を一瞬で映画の世界へと惹き込んだ。続いて登場したのは、主人公ムファサ役の尾上右近と、後にムファサの妻となるサラビ役のMARIA-E。冷酷な敵ライオン・キロスから仲間たちを守るため、「ミレーレ」を目指し過酷な冒険の旅に出たムファサとタカ。そんな旅の途中でふたりと出会い仲間となったサラビ。旅の途中、雪山でムファサとサラビは、お互いに想いを寄せるように。惹かれ合うふたりの想いを歌った劇中歌「聞かせて」は、アニメーション版『ライオン・キング』で誕生し、アカデミー賞歌曲賞やゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞した「愛を感じて」を思わせる麗しいラブソング。右近とMARIA-Eは時折見つめ合いながら、美しく伸びやかなハーモニーを会場中に響かせ、観客たちを魅了した。そして最後は、物語の中心となるふたり、ムファサ役の右近と、後にムファサの命を奪うスカーに変貌するタカ役の松田元太が登場。両親と離れ、孤児となったムファサは、後にスカーと呼ばれる王の血を引く子ライオンのタカに命を救われ、血のつながりをこえた兄弟の絆で結ばれていく。出会えた喜びを歌った劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」。今回も息ぴったりの右近と松田は、まるで若き日のムファサとタカのように仲良くステージ上を駆け巡り、ノリノリで会場を盛り上げた。その後、主人公ムファサ役の右近のみステージに残り、トークパートがスタート。超実写プレミアム版声優陣による圧巻のパフォーマンスに、映画では賢いキリン役の声を務め、本イベントでMCを担当していたLiLiCoが絶賛を贈ると、右近は「僕自身、歌っていて自分が元気になるので、それを聴いた皆さんもきっと元気になっていただけると思います! 僕もこの歌に巡り合えて僕も嬉しいです」と喜んだ。続いて、再びステージに登場したタカ役の松田は冷酷な敵ライオン・キロス役を演じた渡辺謙とともに登場。後に“ヴィラン”スカーになるタカが、本作の“ヴィラン”キロスに早速取り込まれているという演出で、会場を沸かせた。本イベントが初めて3人が揃う場となったが、右近と松田の演技をスクリーンで観た渡辺は、「本当にびっくりしました! 絶対に“超実写プレミアム吹替版”で観るべき作品。(ムファサとタカが)涙を誘うくらい気持ちよく仲良しで…ふたりとも素晴らしい!」と大絶賛。これには右近も「本当に嬉しいです! 控室でも“これ本当にすごいよ”といただいて、泣きそうになりました。今年1番最高の日です!」と話すと、松田も「宝物になるお言葉。この作品に出会えて本当に本当に良かったです!」と笑顔を見せ、互いの演技を称え合った。■超実写プレミアム吹替版声優陣が思いを語る本作の心揺さぶる名曲の数々を手掛けたのは、ブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」で数々の賞を受賞、『モアナと伝説の海』や『リトル・マーメイド』など近年のディズニー作品でも高い評価を受けた音楽家リン=マニュエル・ミランダ。右近は松田と共に歌った「ブラザー/兄弟の絆」について、「ムファサとタカの“兄弟の絆”、楽しさ、愉快さ、ハツラツとしたエネルギーが詰まっているからこそ、『ライオン・キング』のふたりの関係を知ってる方にとってとても切なく聞こえてくる曲です。いろんな感情が沸いてくると思います」とコメント。松田もこれに同調し、「ムファサとタカの“兄弟の絆”が1番感じられる、僕自身大好きな楽曲。ムファサのパートは、タカを支えるムファサを表すように、ケンケン(ムファサ役の尾上右近)の声もどっしりとカッコ良い。逆にタカはタカらしく、ずっと明るくて、“好きなものは好き”という感じで可愛らしい。ふたりの世界観がキュッと詰まっている上に、この曲がどれだけ大事かがストーリーの中でだんだんわかってくるので、是非皆さんにも愛してほしいです」と明かした。そんなリン=マニュエル・ミランダから、超実写プレミアム吹替版声優陣へサプライズメッセージが到着。かつて渡辺の舞台を訪れ、楽屋で挨拶するなど親交があったという渡辺は、声の収録録前、リン=マニュエル・ミランダから直接メールを受け取ったというエピソードを披露。渡辺は「本当に全楽曲難しい」と彼の手掛ける楽曲のハードル高さを語り、「皆よくやった!」と共演した超実写プレミアム版声優たちを称賛した。そして渡辺は、本作のドラマパートについても、「エンターテイメントとしての楽しさはもちろんですが、(自身が演じる)キロスも、ムファサも、タカも、サラビも、ラフィキも、皆どこか群れから離れていった孤独を抱えていて、彼らが肩を寄せ合っていくところも見どころです」と本作に登場するキャラクターたちの魅力を熱弁。「いま世界は分断されていて、“サークル・オブ・ライフ”が遠い存在になってしまっていますが、そんな中で、ムファサのスピーチを聞くと本当に心に響くと思います」と、いまこそ観るべき作品だとも語る。また、松田は「タカにとっては、ムファサは本当に大きい存在。ムファサの発言や行動、表情のひとつひとつでタカは動かされていきます。(本作に登場するキャラクターたちは)それぞれ繊細な部分がありますが、タカはその中でもよりその繊細さが強く、環境ですごく変わるライオンなんです。そんなタカを僕は今、世界で誰よりも愛していますし」と“タカ愛”をアピール。最後に右近が「ムファサは、周囲から使命が与えられる運命にあり、その使命を全うし続けることで、王になっていく。その姿にぜひ注目してほしいです。この作品は兄弟の絆の大切さ、そして、周囲に影響を与え、寄り添い続けることの大切さを改めて感じていただけると思います」と頼もしいコメントでイベントを締めくくった。『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日(金)より全国にて公開。※12月19日(木)午後より、IMAXなどプレミアムラージフォーマットで先行上映(シネマカフェ編集部)■関連作品:ライオン・キング:ムファサ 2024年12月20日より全国にて公開© 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年12月17日吉野北人主演『遺書、公開。』の主題歌が「THE RAMPAGE」の「Drown Out The Noise」に決定した。陽東太郎による「遺書、公開。」(ガンガンコミックス JOKER)を原作とし、鈴木おさむ脚本・英勉監督にて実写映画化した本作は、クラスメイトに宛てられた24通の遺書が公開される中で、「序列ゲーム」の黒幕を探るスリリングな展開が繰り広げられる。この度主題歌に決定したのは、「THE RAMPAGE」の「Drown Out The Noise」。本作のために書き下ろされた楽曲で、吉野自らデモからセレクトしたという。映画の独特な世界観を象徴する不穏でエッジの効いたギターフレーズが印象的なパワフルなロックサウンドと「THE RAMPAGE」の3人ボーカルの攻撃的な歌唱で表現した楽曲になっている。THE RAMPAGE「Drown Out The Noise」さらに、主題歌を使用したスペシャル予告も解禁。映像は、突如1位から25位までクラス全員が順位付けされた<2-D序列>というメールが届き、平穏な日常を打ち砕くシーンから幕を開ける。「1位に相応しい人間になるように頑張ります」と宣言した誰もが羨む・序列1位の姫山椿が、なんと自ら命を絶ってしまう。そして届いた姫山からのクラスメイトひとりずつに宛てられた24通の遺書。自殺の真相に迫るべく、2年D組は各々が遺書をクラス全員の前で公開することになるが…。主題歌「Drown Out The Noise」が流れる後半パートでは、“24人全員のドス黒い本当の顔“が炙り出されていく。序列ゲームの黒幕は果たして誰なのか…。楽曲と映画が一体となり、謎が謎を呼ぶスリリングな展開に、目が離せない予告編となっている。吉野北人(THE RAMPAGE)コメントロックテイストな曲調で強い楽曲になっています。歌詞も「序列」というワードが入っていたりして、映画に沿った楽曲になっていてとてもマッチしていると思います。僕がデモから選ばせていただいて、制作過程から入らせていただき、思い入れがたっぷりです。『遺書、公開。』は2025年1月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:遺書、公開。 2025年1月31日より全国にて公開©️2024 映画「遺書、公開。」製作委員会©️陽東太郎/SQUARE ENIX
2024年12月17日波瑠主演ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」のポスタービジュアルが完成した。本作は、“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ刑事・柊氷月(波瑠)が、忘れたくても忘れられない過去と向き合いながら、柊班の刑事たちと共に事件解決に奮闘していく。氷月をはじめ、土屋健次郎(山本耕史)、穂村正吾(森本慎太郎)、木皿啓介(倉悠貴)、瑞江律(柏木悠)と、警視庁捜査一課第3強行第1係【柊班】のメンバーが揃ったポスターが公開。氷月の鋭い眼差しと、氷月の脳裏に記憶されるかのようにメンバーが写し出された印象的なビジュアルだ。事件解決だけでなく、メンバーそれぞれの秘密や過去のトラウマなどを描く人間ドラマである本作ならではの、柊班のチームとしての結束も感じさせ、難事件に挑む勢いを捉えた力強く書かれたタイトルロゴと、規制線があしらわれ、本格刑事ドラマも表現した。また、フジテレビ公式YouTubeにて本編映像も公開された。「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」は2025年1月21日より毎週火曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年12月17日ジェームズ・ガン監督が、自身がメガホンを取り脚本を手掛けた『Superman(原題)』のモーションポスターをSNSで公開。「ルックアップ(見上げよ)。『スーパーマン』は7月11日、劇場のみでの公開です」とシンプルなキャプションを添えた。デヴィッド・コレンスウェット演じるスーパーマンが空を見上げているポスターだが、モーションポスターのため、本当に空に向かって飛んでいるような躍動感にあふれる仕上がりになっている。また、BGMには、1978年の『スーパーマン』のテーマ曲をリミックスしたスローテンポの曲が流れている。ファンの感想は「最高の作品になる予感」「長く待ったかいがある」「スーパーマンと一緒に飛んでいるような気分になれるポスターだ。よくやってくれた。私はとても満足だし、あなたの頑張りを誇りに思う」「初代スーパーマンのクリストファー・リーヴ(2004年死去)も喜んでくれることを願う」と大好評。ますます本編への期待が高まっているようだ。『Superman』のSNSアカウントは、現地時間12月19日6時(日本時間12月19日23時)にティザー予告編を公開すると告知しており、ファンは「ジェームズ・ガン、あなたを信頼しているからね」「待ちきれない!」と歓喜の声を上げている。(賀来比呂美)
2024年12月17日北村匠海が初めて映画の脚本・監督を務めた短編映画『世界征服やめた』の公開日が2025年2月7日(金)に決定。<光と影>を描いた場面写真も到着した。本作は、2011年に不慮の事故で亡くなったポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyの楽曲「世界征服やめた」にインスパイアされた作品。北村はこの楽曲から影響を受け、脚本を書き下ろし、自らメガホンを取った。上映時間は51分で、光と影、希望と絶望を描いた作品となっている。主演は、萩原利久と藤堂日向。友情出演として、井浦新も参加している。萩原は、かつての快活さや気力をいつしか見失ってしまった彼方の壊れかけた哀しみなど、絶望の中で生きる影の存在を演じ、藤堂は前半では気安さやポジティブさといった光の様な存在から一転、後半では光が溜め込んでいたありったけの痛みを一気に放出する。今回、場面写真10点が一挙に公開。内向的な社会人・彼方(萩原)、同僚の星野(藤堂)のほかにも、井浦が演じる2人が通う居酒屋の店主が登場するカットも公開された。『世界征服やめた』は2025年2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:世界征服やめた 2025年2月、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国にて順次公開©️『世界征服やめた』製作委員会
2024年12月17日「ママはテンパリスト」「海月姫」「東京タラレバ娘」など数々の大ヒット作を生み出す漫画家・東村アキコの自伝漫画「かくかくしかじか」が永野芽郁と大泉洋を迎えて映画化。特報映像も解禁された。東村氏自身の実話を描いた原作「かくかくしかじか」(集英社マーガレットコミックス刊)は、マンガ大賞2015を受賞するなど不朽の名作として愛され続けている漫画。映像化の話が絶えなかったなか、今回ついに東村氏自身が脚本を執筆し、日本を代表する豪華キャストにより夢の映画化が決定した。主演には、『はたらく細胞』が大ヒット公開中の永野芽郁。そして、共演には『ディア・ファミリー』の名演も記憶に新しい大泉洋。東村氏は永野なら良い作品になると確信を持ち、さらに恩師・日高先生役には「この人しかいない」と大泉を熱望。こうして“この2人でなければ成立しなかった”奇跡の映画化“が実現した。漫画家を夢見るぐうたら高校生・明子の、人生を変えた最恐の恩師・日高先生との9年間のかけがえのない日々。東村氏の生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京3つの街を舞台にし、監督は、永野が主演を務めたヤンキーOLの社内抗争を描いたコメディ映画『地獄の花園』の関和亮。解禁となった特報映像は、漫画家を夢見るぐうたら高校生・林明子(永野芽郁)が、恩師・日高健三(大泉洋)と出会うところから幕を開ける。「林明子さん?」と宮崎弁で話す日高先生。絵を描くことだけは自信あり、これから漫画家に向かって輝かしい人生を歩めると思っていた明子だったが、「描け」と大声で叫ぶ日高先生に仰天する。絵画教室を営む日高先生の指導に反発し、逃げ出す明子の姿がコミカルに描かれる。ただひたすら「描け」と言われ続ける日高先生との戦いの日々や愛憎を超えた2人の特別な関係。大声で笑い泣く、明子と日高先生の美しい日々から一転、日高先生を想いながら、“わたしは、許されない嘘をついた”と涙を流す明子のシーンが訪れる。明子が人気漫画家になるまでの残酷な“嘘”と“秘話”を想像させる内容となっている。また、特報のナレーションは、TVアニメ「海月姫」で主人公・倉下月海役、TVアニメ「はたらく細胞」で主人公・赤血球役を演じた花澤香菜が務めており、原作者の東村氏、主演の永野とも浅からぬ縁のあるキャスティング。併せて解禁になった東村氏の直筆イラストは「やっと情報解禁です。」のコメントと共に、明子と日高先生を演じたラフな永野と大泉の姿が表現されている。コメント到着【永野芽郁】今作は、東村先生と恩師との時間を描いた作品ですので、人の人生を演じることにいつもに増して責任を感じますし、私が演じることによって、先生の過ごしてきた時間が違うものになってしまうことは絶対にしたくなかったので、原作もそうですし、先生がお話ししてくださることも、佇まいも、毎日勝手に観察しながら過ごしていました。漫画家の役は以前も演じたことがあったので、久しぶりにGペンを持ったり、ベタを塗ったり、トーン張りしたり、お芝居を忘れて没頭しました。笑大泉さんとの共演は、教室で竹刀を持っている姿が原作から出てきたのではないか、と驚くほどぴったりで感動したのを覚えています。そして当然と言えばそうかもしれませんが、カメラが回ってない時はとにかく楽しくお話ししてくださるのですが、カメラが回るともうほんとに怖い。いつ竹刀が飛んでくるかわからない先生に切り替わるので、俳優として傍で見ていてすごく刺激になりました。誰しもがちょっと分かるな、と思ってもらえるような、笑えてじんわり涙する映画ができたと思います。そしてきっと自分の恩師に会いたくなると思います。劇場でご覧いただけると嬉しいです。お楽しみに!【大泉洋】かくかくしかじかという、東村作品の中でも、ファンからの支持の熱い作品に出演させていただき、オファーをいただいた時には、喜びと、プレッシャーに溢れておりました。しかしながらいざ撮影に入りますと、現場に付きっきりで、当時の本当の様子を教えてくれる東村先生のおかげもあり、とにかく楽しい日々でございました。日高先生と、明子との、長きにわたる絆と、複雑な愛情を、永野芽郁ちゃんと共に、繊細に、でも底抜けにコミカルに演じられたと思っております。原作ファンの皆様にも、まだ読んでいない皆様にも、自信をもって、おすすめできる作品です。どうぞ公開を、楽しみにしていてください。【原作・脚本:東村アキコ】私の代表作であり、自伝的作品でもあるかくかくしかじかがこの度、映画化することになりました。映像化の話は前からいろいろありましたが、今まではお断りすることが多く、また、テレビドラマとなると宮崎ロケ、金沢ロケ、東京ロケという三都市を跨ぐ撮影がかなり大変なので、これまた無理だろうなとか、まあとにかく、油絵とかデッサンもたくさん用意しないといけなかったりもあるし、地味な漫画のようで、実は映像化にはけっこう大変な要素が多いストーリーなので完璧な形での実現は不可能だろうと思って‥それで今まではお断りしておりました。でも今回、永野芽郁さんが明子をやってくださるというお話をいただいた時「演技力がすごいあの永野さんが演じてくださるなら、すごくいい作品になるはずだ」という確信めいたものが生まれて、そのためなら私も制作に全力で関わろうと思いお受けしました。日高先生役には大泉洋さんを、私からのキャスティングリクエストでお願いしました。このお二人を中心に、絵画教室の風景を関和亮監督が本当に瑞々しく、永遠の記憶のような映像で撮ってくださいました。私も連載を休んでロケハンから撮影から全て参加しました。映画の中の絵やデッサンは私が全て美術監修させていただいてます。大変でしたが、永野芽郁の明子を観たいがためにやらせていただきました。公開はまだ先ですがどうぞよろしくお願いいたします。【監督:関和亮】「かくかくしかじか」を映像化することができました。永野芽郁さん、大泉洋さんが演じるということ、東村アキコさんが脚本担当すること、そんな奇跡がこの作品を映像化に導きました。人生における先生という存在は誰の中にもあるかと思います。そんな先生を思いながら観ていただけたら幸いです。ぜひ劇場に足をお運びください。『かくかくしかじか』は2025年5月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年12月17日鈴鹿央士と松本穂香が共演した「嘘解きレトリック」最終話が12月16日放送。ゲストキャラも登場しての“集合写真ラスト”に「このドラマらしすぎる!」「ホッコリする素敵なエンディング」などの声が送られている。累計100万部の人気コミックを原作に、鈴鹿と松本が初共演で月9初主演を務めた本作。推理とハッタリの能力に長ける貧乏探偵の祝左右馬を鈴鹿が、人のウソを聞き分ける能力を持つ探偵助手の浦部鹿乃子を松本が演じるほか、左右馬とは学生時代からの親友で九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介。推理小説好きで探偵に憧れているお嬢様の藤島千代に片山友希。小料理屋「くら田」の主人・倉田達造に大倉孝二。達造の妻・倉田ヨシ江に磯山さやか。さらに今野浩喜、村川絵梨、杉本哲太といった面々が共演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終話は探偵事務所に戻った左右馬と鹿乃子は、1人の女性に声をかけられる。女性は行き場所も金もなく困っていたところ、祝探偵事務所の大家に会い、事務所に住んで良いと言われたと話す。渋る左右馬だったが、女性から渡された大家からの手紙に“彼女を泊めたらたまっている家賃をなしにする”とあり、泊まることを受け入れる。女性は二人に青木麗子(加藤小夏)と名乗るが、その名前はウソだった。その後、左右馬たちが麗子を「くら田」に連れて行くが、そこで麗子が話した自身の境遇もすべてウソで、鹿乃子は麗子と話すうちに、どうやら彼女は失恋をして家を出てきたのではないかと推理する。麗子の本当の名は蘭子といい、槇原家の女中をしていたが家出していた。新聞の尋ね人広告から左右馬は蘭子の素性を突き止める…というのが最終回のストーリー。蘭子が槇原家に戻り「祝探偵事務所」からお礼が届くのだが、その額なんと“100円”。驚いた左右馬は窓から外に向け絶叫すると、さらに事務所のドアを開け、通りに向かって「100円だぁーっ!」と喜びの雄たけびを上げる…。「大声で叫んだら、またそこらじゅうの人からツケ払え!って行列されるぞ」「100円に大興奮して街に向けて叫んだww金額を叫ぶのは辞めた方がいいぞ」などの声が視聴者から送られるとともに、「100円って今でいうといくら?」「昭和時代の100円って今に換算すると何円なんだ」「左右馬先生の叫びで察するものがあるw」など、昭和初年当時の100円の価値に想いを巡らす視聴者も。100円と一緒に送られた馬と鹿が刺繍されたマフラーを巻いた左右馬と鹿乃子が外に出ると、ちょうど達造とヨシ江が息子のタロ(渋谷そらじ)と写真を撮られているところで、達造が「せっかくだから2人も入れ」と写真に混ぜようとすると、そこに馨、千代、各話のゲストキャラたちも集まってきて集合写真に…というラストだった。「みんなで写真ーーー素敵過ぎる終わり方」「ラストの大集合写真撮影、楽しすぎてこのドラマらしすぎる!」「ホッコリする素敵なエンディングでした!」などこのラストシーンにも感動の声も数多く投稿されている。(笠緒)
2024年12月17日宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが四姉妹を演じるNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」のメイン予告とスペシャルアートが公開された。本作は、向田邦子の名作を是枝裕和監督がリメイク。現代版ホームドラマとして新たに生まれ変わる。予告編では、年老いた父の愛人問題をきっかけに、四姉妹は対立し、感情をぶつけ合う。そして、長女は愛人とのうしろめたい関係、次女は夫の不倫、三女は恋愛にいまいち踏み込めず、四女は姉たちへの劣等感を抱え…とそれぞれが抱える葛藤や秘密が顕になっていく。また、四姉妹の父・恒太郎を國村隼、母・ふじを松坂慶子、次女・巻子の夫・鷹男を本木雅弘、三女・滝子に恋心を抱く興信所の調査員・勝又を松田龍平、四女・咲子と交際するボクサー・陣内を藤原季節、長女・綱子と逢瀬を重ねる料亭の主人・貞治を内野聖陽。咲子の恋人・陣内の母親を高畑淳子、綱子の愛人・貞治の妻を夏川結衣、父・恒太郎の愛人を戸田菜穂、巻子が夫・鷹男の愛人だと疑う鷹男の部下を瀧内公美、巻子と鷹男の子どもを、城桧吏、野内まるが演じる。そして、本作の撮影を務めた写真家・瀧本幹也による四姉妹のスペシャルアートも公開された。ストーリーある冬の日。竹沢家の四姉妹が久しぶりに集まった。生け花を教える長女・綱子(宮沢りえ)、専業主婦の次女・巻子(尾野真千子)、図書館で司書として働く三女・滝子(蒼井優)、そしてウエイトレスの四女・咲子(広瀬すず)。滝子の話では、母・ふじ(松坂慶子)と暮らす老齢の父・恒太郎(國村隼)には愛人と子どもがいるという。信じられないとは思いつつ、母の耳には入れないことを誓い合う4人。しかしこの騒ぎをきっかけに、女性たちの日常に潜む、さまざまな葛藤や秘密が明るみに出る。Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」は2025年1月9日(木)よりNetflixにて世界独占配信(全7話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年12月17日ワンカット長回しのひとり芝居で、2023年にTikTokで話題となったショートドラマ「みつめてそらして」の第3期となる新シリーズが、田中洸希、大倉空人、柏木悠、松本大輝、草川直弥という注目の若手俳優主演で地上波初放送されることが決定した。近年、TikTokなどのSNSを中心とした縦型動画プラットフォームで注目を集めるショートドラマ。1話たった数分という短い時間で本格ドラマを楽しめることから、若者世代を中心に大人気のコンテンツとなっている。そんなショートドラマの人気を牽引している「ショードラ」アカウントとABCテレビがコラボ。2023年に福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育の4名が出演しTikTok総再生数1,000万回を記録したオムニバスショートドラマの新シリーズを、ABCテレビと「ショードラ」で全10話放送・配信する。ABCテレビでは「みつめてそらして-crossroad-」として、「告白」や「プロポーズ」など人生の岐路に立つ男性を切り取った180秒のショートドラマを地上波放送。そして「ショードラ」では、「みつめてそらして-moratorium-」として、主人公たちの数年前の高校時代を描いたショートドラマを配信する。ワンカット長回し、ひとり芝居、主観映像の本作に挑戦するのは、5名のスターダスト若手実力派俳優。まず第1話に出演するのは、進化系ミクスチャーユニット「SUPER★DRAGON」の田中洸希。田中は2024年、ドラマ「シュガードッグライフ」で主演を務め、「そんな家族なら捨てちゃえば?」などにも出演、個性的な存在感を放つ若手俳優のひとり。幅広い役を演じ、これからの活躍を期待される田中が、本作ではちょっぴり不器用で優しい青年・修一を演じる。学生時代は不良だった修一が大人になり、どのような姿を見せてくれるのか注目だ。第2話に登場するのは、ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」の大倉空人。ドラマ「モトカレマニア」で俳優デビュー後、「君となら恋をしてみても」や映画『ヒッチハイク』で主演を務めるなど、めきめきと力をつけてきた大倉が今回演じるのは、学生時代はフラフラとしていたが、大人になり、スタートアップ企業を立ち上げた賢太。どこか緩さを残しつつ、社会人としての経験も積んだ表情を見せる賢太を大倉が演じ分ける。第3話には、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」の柏木悠が登場。カレンダーブックも発売し、「君には届かない。」「ゴーストヤンキー」「ビリオン×スクール」に出演するなど、人気実力ともに文句なしの柏木が、カメラマンになることを夢見る高校生・遥役に挑戦。叶いそうで叶わない、夢を追い掛けたいが不安もある、という複雑な思いを抱える遥を、柏木が繊細に演じる。第4話に登場するのは、ドラマ「ウルトラマンデッカー」で主演を務め、子どもから大人まで人気が高い松本大輝。松本は近年、「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」「ザ・トラベルナース」などに出演し、俳優としての実力をつけてきた。そんな松本が今回演じるのは、高校時代はまじめな優等生だった秋。ただ、同級生の誰よりも大人びていて冷めた印象だった秋が、自分のよき理解者に出会い、6年間で成長した姿を魅力たっぷりに表現する。第5話には、ダンス&ボーカルユニット「ONE N' ONLY」でRAP&ダンサーとして活躍する草川直弥が登場。ドラマ「his~恋するつもりなんてなかった~」ではオーディションを勝ち抜き、主役をつかんだ演技力の持ち主。その草川が今回、高校時代は自由人でつかみどころのない学生だったが、8年後、大人になり、しっかりとけじめをつけようとする良平を演じる。草川は誰にもまねできない表現力を存分に生かし、良平に命を吹き込んでいく。監督を務めるのは、映画『溺れるナイフ』やドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」を手掛けた山戸結希。「みつめてそらして」第3期となる本作も、出演者のひとり芝居が最大限、視聴者に届く映像が完成。学生時代とその数年後の世界、10ストーリーが楽しめる。「みつめてそらして-crossroad-」は12月23日(月)深夜0時24分~ほかABCテレビ(関西)にて放送。※放送後、TVer・ABEMAにて見逃し配信「みつめてそらして-moratorium-」は12月18日(水)18時~「ショードラ」にて順次配信。(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日横浜流星主演のABEMAオリジナル連続ドラマ「わかっていても the shapes of love」から第4&第5話のあらすじ、予告映像が到着。“美羽”南沙良は“漣”横浜との甘い時間に酔いしれるも曖昧な関係に身を焦がし、“琉希”佐野玲於も交え、恋の行方が複雑に絡み合う。本作は、中川龍太郎監督を中心とした国内外で活躍する珠玉のクリエイティブチームが集結し、同名のwebtoonを基にした韓国ドラマNetflixシリーズ「わかっていても」(Netflixにて独占配信中)を日本・鎌倉を舞台に再構築。恋をした者が共感する「傷つくとわかっていても、愛に手を伸ばしてしまう人間の衝動」を、美しい世界観で繊細に描き出した大人の恋の物語。第4話「(大切にしたいと)わかっていても」では、美羽(南沙良)は漣(横浜流星)と過ごす“甘い時間”を愛おしく感じる一方で、約束のない曖昧な関係に「私は数いる蝶の1匹に過ぎない」と身を焦がしていた。また、漣と親しくする千輝(鳴海唯)の登場によって、2人の親密な様子にやるせなさを募らせる日々。ある日、漣の“とある作品”をめぐり、千輝に声を荒げる美羽の姿が…。2人の間に何が起きたのか…?特定の関係を持たないことを決めている光莉(福地桃子)は、自分にはないまっすぐな好意をぶつけてくる颯(浅野竣哉)に、戸惑いながらも向き合っていく。続いて第5話「(そばにいたいと)わかっていても」では、美羽や漣、千輝を含めた彫刻学科の面々と、料理人の琉希(佐野玲於)が合宿に出掛けることに。そこでも漣と千輝の長年の深い絆を目の当たりにして、漣とどこか壁をつくってしまう美羽。そして、落ち込む美羽の姿を悲しそうに見つめる琉希の姿も。琉希はこれまで美羽に想いの丈をぶつけず、傍観していたものの、自身も参加する合宿で一歩踏み出すことを決める。漣と温泉で2人きりになった琉希。美羽への愛の言葉を語る琉希に対し、これまで愛を語らなかった漣の反応とは…?「わかっていても the shapes of love」は毎週月曜21時~ABEMA・Netflixにて配信中(全8話)。<4~5話>12月16日(月)21時~<6~7話>12月23日(月)21時~<8話(最終話)>12月30日(月)21時~配信(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年12月16日12月6日に急逝した俳優・中山美穂さんが出演した、香取慎吾主演「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」の第1話と第3話の登場シーンが予定通り放送されることになった。本作は、選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平が、次第に家族の問題と真剣に向き合い、本気で社会をも変えようと立ち上がる姿を描く完全オリジナルドラマ。2025年1月期木曜劇場枠にて放送される予定で、先月末すでに撮影した中山さんが登場する第1話と第3話のシーンに関して、所属事務所および遺族との協議の結果、その意向を汲み、予定通り放送されることが決定。第1話は1月9日、第3話は1月23日に放送される。中山さんは主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園で、園長を務める園田美奈子(そのだ・みなこ)役を演じている。番組側では「この度のご訃報に触れ、残念でなりません。これまでのご功績に敬意を表すと同時に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントも寄せている。木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」は2025年1月9日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日ともにスーパー戦隊シリーズで大きな注目を集めた工藤美桜と尾碕真花がW主演し、ミステリー小説の名手・斜線堂有紀による人気ガールズラブ小説「コールミー・バイ・ノーネーム」を実写ドラマ化。全話を監督する枝優花(「みなと商事コインランドリー」)によるドラマビジュアルも一挙解禁された。英知大学に通う世次愛(よつぎ・めぐみ)は、ゴミ捨て場に捨てられていた女性・古橋琴葉(ふるはし・ことは)と出会う。琴葉を自宅に招いたことをきっかけに友人になりたいと思う愛だったが、そんな琴葉が代わりに提案してきたのは、本当の名前を当てられるまで「恋人」でいること。そして、仮初めの交際の中で彼女の本名を当てられたら約束通り「友人」になるという奇妙な賭けだった。後に引けずその賭けに乗ることになった愛は、琴葉と「恋人」としてぎこちなくも関係を深めていくが、彼女の名前に隠された過去が現在に牙を剥くようになり――。W主演に迎えるのは、工藤美桜と尾碕真花。工藤は「魔進戦隊キラメイジャー」、尾碕は「騎士竜戦隊リュウソウジャー」にて、それぞれ1期違いのスーパー戦隊シリーズでピンクを演じて大きな注目を集めて以降、話題作出演が続くコンビ。本作がともに初主演となる2人が、切なさ迸るガールズラブミステリーに挑む。琴葉との出会いから初めて恋を知り、翻弄されていく大学生・世次愛役を演じる工藤は、ドラマ「院内警察」「マウンテンドクター」や映画『赤羽骨子のボディガード』『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』など数々の作品に出演。また、名前を変え、自らの“宿命”と戦いながら生きるミステリアスな大学生・古橋琴葉役を、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、連続テレビ小説「虎に翼」、Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」などで確かな演技力と鮮烈な存在感で印象を残す尾碕が務める。絶対に幸せを諦めない女性と、近づけば離れていく女性を巡る、切なく美しい恋模様が展開。他人と向き合うこと、自分を受け入れること、幸せを知ること。限られた時間の中で不器用な想いと切なさが迸る、新世代のガールズラブストーリーが期待される。キャスト&監督&原作者コメント全文主演・工藤美桜出演が決まった時は、嬉しい気持ちと目標にしていたドラマ初主演ということで撮影が始まる前から緊張していたことを覚えています。原作、脚本を読まさせていただいて物語に魅了されたのと同時に苦しくなる瞬間もありました。ですが、お互いに抱えている弱さを持ちながらも2人なら生きていける、1人じゃないんだよ。ということを愛を演じるにあたって琴葉に対してもですし、観てくださる方々に救いを与えられる存在でありたいなと思い演じました。撮影を重ねていくうちに、私自身も愛のもつ優しさやまっすぐな面に励まされていました。不器用ながらも、琴葉と出逢い、必死にもがきながら強くなっていく愛が琴葉との関係がどうなるかを最後まで見届けてほしいなと思います。映像もとっても綺麗で早く皆さんに見てほしい…とうずうずしております…。スタッフ、キャスト一丸となって全力で向き合ったコルミノ、楽しみにしていてください!主演・尾碕真花この度、古橋琴葉を演じさせていただきました尾碕真花です。初めに原作の小説を読ませて頂き、「この古橋琴葉を私が??出来るのか…?」と重圧のようなものを感じたことを覚えています。琴葉からは全ては語らない妖艶さや、静かだけれど迫力さえ感じるような色気などを強く感じました。なかなか掴みきれない琴葉の輪郭を必死に自分の中で探しながら、手放さないように撮影する日々でした。「コールミー・バイ・ノーネーム」という作品が持つ繊細さと、枝監督の世界観から生み出される儚さや幻想的な空気をスタッフの皆様が一丸となって作り上げてくださった映像は本当に美しく、全てのシーンが素敵なものになっていると思います。ドラマ初主演。目まぐるしい日々を駆け抜けました。沢山の方に届くことを願っています。コルミノ!よろしくお願いいたします。監督・枝優花これまで「誰かの期待に応えられる自分」を必死に形成してきた気がします。最初はそんな自分に心地よさを感じていました。けれどそれは次第に自身を縛る鎧となり、気づけば一体自分が何者か見失い、ついに身動きが取れなくなりました。そんなとき、この原作を手にしました。名前を捨てた少女が、自分の本当の名前をたった1人の人に見つけてもらおうとする話。直感的に「今この作品をやらなければならない」と思いプロデューサーに連絡しました。そして撮影を終えた今、なぜ自分がこの作品に猛烈に焦がれたのか、わかった気がします。人は1人では生きて行かれません。誰かに自分を認識され、求め、愛し愛され、今ここに居る喜びを感じる、その繰り返し。そして気づけば相手の求める誰かになろうと自己を変容させ、時に理解を示さない相手を拒絶する。理解されない私には価値がない、と孤独を感じる。けれど本当は、自分を愛せるのは自分だけ。私が私を見つけないといけない。私は私だけのものだから。この作品を作るために、スタッフ・キャストたちとこれまでのドラマという型、自身が抱える殻を破って、今の私たちだからこそ描ける「本当の私をあなたと見つける」に全力で向き合いました。きっと賛否両論あるでしょう。それでも、今、この物語が必要である誰かにきっと届くと信じています。是非とも、今冬よろしくお願いいたします!原作・斜線堂有紀私にとって大切な物語なので、ドラマ化の話を頂いた時は驚きました。撮影前はどうなるのだろうと思っていたところもあるのですが、今はこの物語に真摯に向き合ってくださったと思っています。文章が映像になる際に載る感情や余白、新たな解釈を私自身も楽しみました。小説を読んでくださった皆様も新たな「コールミー・バイ・ノーネーム」をよろしくお願いします。ドラマフィル「コールミー・バイ・ノーネーム」は2025年1月9日より毎週木曜25時29分~MBSほかにて順次放送開始(30分/全8話)。FOD見放題にて独占配信。TVer、動画イズム見逃し配信1週間あり(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日『ロード・オブ・ザ・リング』の200年前の物語を初映画化したアニメーション映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』。実写映画3部作にも登場した白の魔法使いサルマンが最新作に再び登場、故クリストファー・リーのボイス使用の“奇跡の秘話”も明らかになった。『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』でも知られる騎士の国ローハンを舞台に、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの知られざる200年前の物語を初映画化した本作。今回解禁となった場面カットには、白の魔法使いサルマンが見間違えようのないほど、そのままの変わらぬ姿で描かれており、<中つ国>の世界がアニメーションになってカムバックしていることが伺える。そして吹替キャストには、実写映画でサルマンを演じたクリストファー・リー(2015年6月7日逝去)の声が使用されていることも明らかになった。『ロード・オブ・ザ・リング』©2024 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.シリーズの全ての脚本を手掛け、本作にプロデューサーとして参加しているフィリッパ・ボウエンが、生前のクリストファー・リーから受け取った手紙と、彼の妻ギッテ・クロエンケと交わした会話からこのアイディアが生まれたという。AI技術による復元ではなく、生前にギッテ・クロエンケから承諾を得て、過去の『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの膨大なアーカイブから優秀なスタッフたちが音声を探し出し実現。『ホビット 決戦のゆくえ』でサルマンがガラドリエルに「Are you in need of assistance, my Lady?」と尋ねるセリフの別テイクを使用している。フィリッパ・ボウエンは「正直に言うと、そのセリフが見つかるかどうかわからなかった」と明かしており、同じ声が出せる別キャストをブッキングする可能性もあったそう。「クリストファー・リーの声を演じられる人はいるかもしれない。でも、私はそうは思わない。彼の声を使えたことが本当に嬉しいし、素晴らしいことだと感じています」と海外メディアで喜びを語っている。スタッフ陣からも熱烈に支持され続ける名優が演じるサルマン。果たしてシリーズ屈指の人気キャラクターである彼は、本作のなかでどのような立ち位置で登場するのか、見逃せない。本作は、日本の制作スタジオ「Studio Sola Entertainment」の元に、「MAPPA」「Production I.G」「STUDIO4C」といった、日本が世界に誇るトップクリエイターたちも集結。日本の“手描きアニメーション”に徹底的にこだわり、<中つ国>の運命を左右する戦いと、ローハンの民の未来を1人託され「死」をも覚悟した主人公ヘラの壮絶な戦いが、エモーショナルなドラマとしてたっぷりと描かれている。『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は12月27日(金)より全国にて公開(吹替/字幕版同時公開※一部劇場除く)。LOTR TM MEE lic NLC. © 2024 WBEI IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.(シネマカフェ編集部)■関連作品:ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い 2024年12月27日より全国にて公開LOTR TM MEE lic NLC. © 2024 WBEI
2024年12月16日柚木麻子の小説を原作とする『早乙女カナコの場合は』の新たなキャストが発表され、特報映像が解禁された。また公開日が2025年3月14日(金)に決定した。『三月のライオン』や『ストロベリーショートケイクス』で知られる矢崎仁司が監督を務める本作は、柚木麻子の小説「早稲女、女、男」の映画化。主人公の早乙女カナコ役を橋本愛が演じ、演劇サークルの先輩・長津田役には中川大志がキャスティングされた。この度、追加キャストが発表。山田杏奈はカナコや長津田が所属する演劇サークル「チャリングクロス」に入部する女子大生・本田麻衣子を演じる。貫田あさ美はカナコの内定先の先輩・慶野亜依子役、中村蒼は同じく内定先の先輩でカナコに想いを寄せる吉沢洋一を演じる。特報映像では、カナコ(橋本愛)が扉を開けると長津田(中川大志)が満面の笑みを浮かべ、シャンパンを開けるシーンから始まる。「この男は、バカだ。でもずっと好きな私は、もっとバカだ」という印象的なナレーションとともに、2人のエモーショナルな瞬間が切り取られている。【キャストコメント】山田杏奈大学生活という限られた時間の中で自分の在り方を探る麻衣子にヒヤヒヤとさせられたり共感したり。どうなるか分からなくても、先が見えなくても好きなように生きていいじゃないか! という覚悟を彼女に教えてもらった気がします。観終わったあと自分自身を肯定してあげたくなるような、どこか清々しい気分になるような。楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。臼田あさ美原作、台本、と読んで、慶野亜依子の話す言葉が聡明であり、逞しく、艶美な様が浮かび、大事にしたいと思いました。現場に入ってからは、慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました。中村蒼矢崎監督はあまり多くは語らないけれど、確実に頭の中に理想としてある監督が求めている芝居をカメラの前で表現するのはとても難しかった。けれど、OKの声を聞いた時は本当に嬉しかったことを覚えています。互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物達を応援してあげてほしいです。『早乙女カナコの場合は』は2025年3月14日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:早乙女カナコの場合は 2025年3月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2024「早乙女カナコの場合は」製作委員会
2024年12月16日