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北村匠海が主演、期待の若手・林裕太、そして綾野剛が共演、現代日本に生きる若者たちと隣り合わせにある“闇”をテーマに描いた逃亡サスペンス『愚か者の身分』が10月24日(金)に公開決定。併せて、イメージビジュアル1点とプロジェクト映像も解禁となった。Netflixシリーズ「今際の国のアリス」「幽☆遊☆白書」などの話題作を手掛ける、グローバルコンテンツを創造するプロデューサー集団「THE SEVEN」が初の劇場作品として映画化した本作。原作は、自身の経験を基に書いた「マルチの子」が各種メディアで話題となった西尾潤のデビュー作「愚か者の身分」(徳間文庫)で、岩井俊二の元で長年助監督として活躍した永田琴が監督。北村匠海、林裕太、綾野剛の実力派キャストが魂の競演を魅せる本作は、貧しさから闇ビジネスの世界に足を踏み入れてしまい、抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆を描く。彼らの“3日間”の出来事を、3人それぞれの視点が交差するトリック感のある展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵食される日本・闇ビジネスの深淵など、いま多くの人が感じている共感できる社会的テーマも織り込まれている。北村匠海「3つの世代の想いのリレーのように感じられた」SNSで女性を装い、身寄りのない男たちを利用して“戸籍売買”で稼ぐ主人公・タクヤ役に、朝ドラ「あんぱん」、『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』シリーズなどの北村匠海。北村匠海/photo:Jumpei Yamada犯罪に手を染めながらも騙した被害者を気にかける一面を併せ持つ若者を繊細かつ大胆に演じ、「3つの世代の想いのリレーのように感じられた」と綾野、林との“魂の競演”について語り、「剛さんから僕へ、僕から裕太へ。その先に『裕太』は、『マモル』は何を思うのか。映画館で是非感じて欲しいです」と熱いコメントを寄せた。裏社会の運び屋で、かつてタクヤを“闇ビジネス”に誘い戸籍売買の仕事を教えた兄貴的存在の梶谷剣士役に『カラオケ行こ!』やNetflixシリーズ「地面師たち」などの綾野剛。組織で働くことにうんざりしながらタクヤを気にかける姿や、恋人に対する優しさが全面に表れるなど、これまでにない新たな顔を魅せた本作について 「北村匠海が織りなす繊細な煌めきと、林裕太が生み出す瑞々しい輝き。そんな彼らの呼吸を抱きしめ続けた永田琴監督」と称賛を贈り、「光を奪われた者と、光を諦めた者。そして光を切り開く者の物語。ぜひ劇場でその光に触れて頂けたら幸いです」とメッセージを贈った。綾野剛/photo:You Ishiiそして、複雑な家庭環境で家族の愛を知らずに育ったマモル役に、映画『HAPPYEND』やABEMA「透明なわたしたち」などで話題の若手俳優・林裕太。兄のように慕うタクヤに誘われ大金目的の軽い気持ちで“闇ビジネス”の世界に足を踏み入れてしまう難しい役を演じたことについて、「この作品ができるまでに色々な人がマモルに居場所をくれました」とふり返り、「人にしてもらったことを誰かにしてあげたい、そう思うことが生きようとする力に繋がる。それを教えてくれた映画です」と役柄を通して感じた想いも語った。いま世界に伝えたい「日本の若者が抱える貧困、愛情に飢えた心の“闇”」がテーマ原作の西尾潤は、「永田監督のもとにたくさんの人と出会い、映像化されたことは、今でも夢の中の出来事」と映画化について語り、「善と悪、欲望と絶望の狭間で揺れる青年たちの選択を、ぜひ劇場で見届けてください」とメッセージを贈る。原作を読み興味を抱いたという永田監督は、本作について「この数年、若者の深刻な貧困や犯罪を私自身も目の当たりにし、何か表現できないかと考えていたところ、西尾潤さんの原作と出会い、これだ!と企画しました」と語り、「日本の社会問題を露わにしつつエンターテイメントに仕上げた渾身の一作です」と本作の出来に自信を見せた。また、今回解禁されたプロジェクト映像には、本作のメイキング風景に加え、北村、林、綾野の3人が、自身の演じた役柄や本作に懸ける熱い想いを語っている。コメント全文■北村匠海(松本タクヤ役)失うものなど何も無くなった男たちが、それでも生きようとする映画です。林裕太さん、北村匠海、綾野剛さん、3つの世代の想いのリレーのように感じられた撮影期間。剛さんから僕へ、僕から裕太へ。その先に「裕太」は、「マモル」は何を思うのか。映画館で是非感じて欲しいです。■綾野剛(梶谷剣士役)彼らに名前はあるのだろうか。彼らは自身を生きているのだろうか。いつから彼らは自分で自分を抱きしめなければいけなくなったのか。北村匠海が織りなす繊細な煌めきと、林裕太が生み出す瑞々しい輝き。そんな彼らの呼吸を抱きしめ続けた永田琴監督。光を奪われた者と、光を諦めた者。そして光を切り開く者の物語。ぜひ劇場でその光に触れて頂けたら幸いです。■林裕太(柿崎マモル役)マモル役の林裕太です。いっぱい食べろと言われると、生きろ!と言われている気がします。大丈夫と言葉をかけられると、本当に大丈夫な気持ちになります。この作品ができるまでに色々な人がマモルに居場所をくれました。人にしてもらったことを誰かにしてあげたい、そう思うことが生きようとする力に繋がるのだと思います。それを教えてくれた映画です。沢山の人に届いて欲しいです。■監督:永田琴この数年、若者の深刻な貧困や犯罪を私自身も目の当たりにし、何か表現できないかと考えていたところ、西尾潤さんの原作と出会い、これだ!と企画しました。私にとって初となる男たちの物語を素晴らしい役者たちが彩ってくれています。経験に裏打ちされた深みと純粋さが同居し、画面に映った瞬間ハッとさせられる存在感を放つ北村匠海。芝居をどこまでも追求し物語に深みを与えてくれた綾野剛。等身大の繊細な表情で私の心を鷲掴みにしてくれた林裕太。日本の社会問題を露わにしつつエンターテイメントに仕上げた渾身の一作です。■原作者:西尾潤「人は生まれる身分を選べない。では、それが売買できるとしたらーー?」本作は現代社会に潜む歪みと、そこに翻弄される人間たちの姿を描いた物語で、自身のデビュー作です。ひっそりと一人の部屋で生まれたキャラクターたちが、こうして永田監督のもとにたくさんの人と出会い、映像化されたことは、今でも夢の中の出来事のよう。善と悪、欲望と絶望の狭間で揺れる青年たちの選択を、ぜひ劇 場で見届けてください。スクリーンに現れたタクヤ、マモル、梶谷は、原作者の中で動いていた時よりも、遥かに魅力的な愚か者でした!■プロデューサー:森井輝親も、社会も、誰からも手を差し伸べられず、それでも生きてきたことで現代社会の闇に飲まれ、翻弄されてし まう青年たち。一体誰が悪なのか…どこで間違えたのか…この者たちの人生は、私たちの知りえないところで起きて消えている。しかし、それはすぐ側にあり、自分や家 族にも起きうることです。この殺伐とした世界で、ほんの小さな、当たり前の幸せだけを望むタクヤ、マモル、 梶谷。どうか観客の皆さんの温かな目線で包み込んであげて欲しいです。素晴らしい原作を、素晴らしいキャスト、監督、スタッフで映画化に臨めたことに大感謝。『愚か者の身分』は10月24日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愚か者の身分 2025年10月24日より公開Ⓒ2025映画「愚か者の身分」製作委員会
2025年04月17日映画監督・飯塚健が演出・脚本・選曲を手掛ける「コントと音楽」の第6弾、「最低二万回の嘘」の開催が決定。2年ぶりとなる本シリーズは、中川大志×山中聡による2人芝居で、嘘をテーマに描く。「コントと音楽」は、超至近距離で繰り広げられる芝居と、迫力の生演奏と歌、そしてライヴレストランならではの食事を堪能できる「芝居×食×音楽」による会場一体型エンターテインメント。2019年12月にモーション・ブルー・ヨコハマでスタートし、vol.03からはコットンクラブに場所を移して開催してきた。異なるテーマとキャストで毎回、新たな物語を届けてきた本シリーズ。今回のvol.06は、コットンクラブの開業20周年記念公演として、様々な特別企画も展開。シリーズ初の試みとして、飯塚監督が本公演のためにセレクトしたプレイリストを、開場中のBGMとして会場内に展開。一部公演では、キャストによるアフタートークセッションを実施するほか、毎回好評のコラボフード&ドリンクも登場。飯塚監督撮り下ろしビジュアルやインタビューを掲載したスペシャルリーフレットは、全席に用意する。開催に先駆け、シリーズ初となる屋外ロケによるメインビジュアルを公開。飯塚監督自らが撮り下ろした1枚は、作品の世界観を立体的に写し出す。さらに、メイキングカットも公開。何に使用するかは順次、公開予定だ。本公演は、抽選予約受付となり、応募受付期間は5月3日(土)12:00~9日(金)23:59、当選発表は5月23日(金)以降となる(落選の連絡はなし)。コメント飯塚健5、10、15と、5で区切る感覚は日本特有だそうです。今は無きモーションブルーヨコハマにて、パイロット版公演から始めた本企画もその区切りを経て、第6回目を迎えます。新機軸が要ります。割とすんなり心は決まりました。言わば第2フェーズなわけですから、2人芝居にしよう、ならばどんな2人なら愉快だろう、信頼する顔が浮かびました。もう何作ご一緒したでしょう。数えるのもやめました。ただ常に、更新はしたい。コントと音楽は「超」が付く高強度なトレーニングです。修業の方が正しいかも知れません。一度お客様の前に出たら最後、終演まで引っ込めない。会場はNY.ハーレムからの歴史を受け継ぐナイトクラブですから、衣装は華やかであるべき一択、たとえ10代を描くにしても学生服に着替えるのは粋じゃない。大きな道具も装置転換も使えない。つまり頼れる要素がない環境での芝居に加え、生演奏をバックにした歌唱もある。且つ客席は360度、最前列は手が届くほどの78センチ……と書いていたら、少しだけやめたくなりました。嘘でなく、毎作稽古の終盤はお2人とも少し仲が悪くなります。それがコントと音楽です。今回、「最低二万回の嘘」と題しました。人が一生につく嘘の平均だそうです。但し、調べたわけではないのと調べようがないとも思うので、多分嘘です。5で区切る感覚についても同じです。土を耕し、種をまき、水をやる。それが暮らしで、それ以外のこと(嘘)が多すぎる現代だと思います。日常を忘れにいらして下さい。夏、東京丸の内、コットンクラブでお待ちしております。中川大志コントと音楽に、また帰ってくることができました。僕にとって、日々芝居と向き合う時間は、どこか”研究”に近い感覚があります。起きた結果や課題、自分の弱点と常に向き合っています。そして、僕にとって「コントと音楽」は、その研究成果がどこまで通用するのかチャレンジする場所でもあります。逃げる場所も、隠れる場所も無いあの空間で、その日、その時間の、ありのままの僕で、お客様の前に立ちたい。気付けば、Vol.6まで来ました。次なるフェーズに進んだコントと音楽をお届けしたい。あの空間でしか味わえない、エンターテイメントの美しさを、チーム一丸となって作りたいです。どうか、ごゆるりと、お楽しみください。山中聡今回は中川大志君と2人芝居という事でとてもワクワク、ドキドキしています!今時点でどんな公演になるのか僕にもまだ分からないことがありますが、とてもエキサイティングな公演になると思います!「コントと音楽」をまだ観たことがない方、迷ってる方、是非!生のLIVEを一緒に楽しみましょう!最高の時間をお届けいたしますので是非コットンクラブへお越しください!オールスタッフで皆様のご来店お待ちしております!!コントと音楽 vol.06「最低二万回の嘘」は8月14日(木)~27日(水)丸の内 COTTON CLUBにて上演(※19日・25日は休演日)。(シネマカフェ編集部)
2025年04月16日双子の少年と母親を巡る異様な恐怖を描き、世界中のホラー映画ファンを震撼させた『グッドナイト・マミー』のヴェロニカ・フランツ&ゼヴリン・フィアラ監督の最新作『デビルズ・バス』(英題:THE DEVIL'S BATH)が、5月23日(金)より日本公開決定。キービジュアルと予告映像が解禁された。監督は、シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか世界各地の映画祭を席巻し、第88回アカデミー賞外国語映画賞のオーストリア代表作品に選出された2014年の映画『グッドナイト・マミー』のヴェロニカ・フランツ&ゼヴリン・フィアラ。最新作となる本作で描くのは、世界との不和を理由に、この世から消え去ってしまいたいと願う女性が、宗教上自死することも許されず、やがて驚くべき行動に出てしまう、陰惨な物語。実際の裁判記録を元に、宗教とタブーに支配された歴史の暗部がいまなお響く痛みとして現代に蘇る。容赦ないストーリーテリングと、美しくも残酷な映像表現が評価され、2024年の第74回ベルリン国際映画祭では銀熊賞(芸術貢献賞)、さらに第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭でも最優秀作品賞を受賞するという快挙を達成している。今回到着したキービジュアルに描かれているのは、動物の死体が異様に祭られた小屋の前に、静かに横たわる主人公アグネス(アーニャ・プラシュク)の姿。穏やかに眠っているかのようにも見える彼女とは対照的に、小屋を取り巻く空気は不気味に歪み、アグネスが生きる村(=世界)のいびつさ、そして彼女自身との、決して埋まらない深い断絶が浮かび上がる。さらに、「私が、壊れていく。」というコピーからも、彼女が辿る悲しく、容赦のない運命を予感させている。併せて解禁となる本予告映像は、冒頭、女性が赤ん坊を滝の上から投げ落とす――という悪夢のような衝撃映像で幕を開ける。続いて描かれるのは、閉鎖的な小さな村に嫁ぎ、精神的に追い詰められていくアグネスの姿。周囲は子どもを授かることを強く望み、その重圧が彼女の心を蝕んでいく。やがてアグネスは、夜ごと暴力を受ける村人や、首を失った死体を目撃し、村に根づく不穏な習慣を肌で感じ取るようになる。次第に現実と幻想の境界が曖昧になり、錯乱状態に陥ったアグネス。しかし、信心深い村人たちは、彼女を“悪魔に憑かれた存在”として忌み嫌う。自らの死を覚悟し、髪を毟り取るアグネスの姿も。その後、次第に現実と悪夢のあわいを漂い始める。狂っているのは、村か、アグネス自身か。本作は歪んだ史実に封じられた、禁断の悲劇を暴き出す。『デビルズ・バス』は5月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デビルズ・バス 2025年5月23日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2024 Ulrich Seidl Filmproduktion, Heimatfilm, Coop99 Filmproduktion
2025年04月16日映画『アマチュア』の主人公チャーリーはテロリストに妻の命を奪われ、復讐の旅に出る。CIAに勤務する分析官ではあるもののオフィス業務が中心で、銃を撃ったこともなければ、人を殺したこともない彼を駆り立てるのが亡き妻の存在だ。そんな夫婦の愛の物語を演じ、来日を果たしたラミ・マレックとレイチェル・ブロズナハンには共演以前から親交があったそう。ラミ・マレックが『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞に輝いた年、レイチェル・ブロズナハンは「マーベラス・ミセス・メイゼル」でエミー賞ほか各ドラマ賞を席巻中。映画とドラマの両部門を有するゴールデン・グローブ賞では、揃って主演賞のトロフィーを手にしてもいる。穏やかで優しい空気の中、笑顔で冗談も言い合う2人の間には互いへの確かな敬意があった。――アクションに彩られた『アマチュア』の根底には、胸を打つ愛の物語がありますね。ラミ・マレック:実を言うと、僕は脚本の初稿と恋に落ちたわけではありませんでした。興味を引くものではあったけど、完璧ではなくて。でも、それが逆によかったと思う。プロデューサーとして、“何とかしたい!”と思わされたから。その後しばらくして脚本を練り直し始める中、目指したのはリアルで共感できるもの。アクション満載のスパイスリラーだから超現実的な表現も多いのだけど、僕は登場人物にとっての真実を大切にし、地に足のついた映画にしたかったんです。レイチェル・ブロズナハン:私が読んだ脚本は、おそらくラミたちが改稿を重ねて完成したもの。脚本を読んで、私はチャーリーの物語に感動しました。一見すると、彼はスパイスリラーの主人公らしからぬキャラクター。でも、それが新鮮だったし、彼が心のまま繰り広げる悲しみの旅を追うのが大好きになりました。アクションをし、冒険をし、世界中を飛び回る…という、私たちがよく知る大きなパッケージの中に彼は放り込まれる。でも、私を含めた大勢が彼の旅の中に、自分自身や自分の経験を見出すことができると思います。――プロデューサーでもあるラミが、妻役にレイチェルを望んだそうですね。レイチェル・ブロズナハン:その時の写真があるでしょ。見た?ラミ・マレック:見たよ(笑)。すごくおかしかった。僕らはチャリティイベントにいて…。レイチェル・ブロズナハン:メットガラね。ラミ・マレック:そうなんだけど、以前ジミー・ファロン(トーク番組の有名司会者)がメットガラを「チャリティイベント」と優雅に表現していて。だから、僕も彼の言い方を見習おうと思ったんだけど…。レイチェル・ブロズナハン:ごめん(笑)。ラミ・マレック:とにかく(笑)、僕はそこでレイチェルに声をかけました。人として、俳優として、彼女をずっと尊敬してきたから。でも、だからこそ(出演してほしいと)声をかける前は緊張して。気になる子に声をかけるのと一緒で、そういうときは不安になるでしょ?断られるかもしれないし、断られたら傷つくし。だけど、聞いてみなければ「イエス」の返事はもらえない。二度とないかもしれないチャンスを逃すわけにはいかなかったんです。結果、こうして日本にも一緒に来られました(笑)。レイチェル・ブロズナハン:ラミはそう話してくれるけど、私たち、「いつか一緒に仕事をしたいね」とは言っていたんです。私もラミを人として、俳優としてずっと尊敬してきたから。そもそも、1本の映画を作ること自体が奇跡的で素敵なこと。しかも、俳優がプロデューサーとなり、奇跡を担うなんてすごく大胆ですよね。プロジェクトについて監督や脚本家、自分以外の俳優と話をするなんて、考えただけでも緊張しちゃう(笑)。そんな彼の誘いを断る選択肢なんてなかったし、正直に言ってどんなオファーでも受けたと思います。この業界で最も才能があり、寛大で、親切な人が抱いている情熱の一部になりたかったから。――『ナイト・ミュージアム』から『ボヘミアン・ラプソディ』、そして『アマチュア』まで、それにしてもラミは役の幅が広いですね。ラミ・マレック:『ナイト・ミュージアム』は僕の初出演映画で…。レイチェル・ブロズナハン:『ナイト・ミュージアム』が初出演映画なの!?すごい!ラミ・マレック:(照れながら)そうなんだ。あの映画では、素晴らしいキャストと一緒に過ごすことができて。特に、ロビン・ウィリアムズからは生涯大事にすべき教訓をたくさん受け取りました。言ってしまえば、彼は僕のメンター。『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディ(・マーキュリー)もそう。彼の人生を演じ、体現することで多くを教わりました。この『アマチュア』では、ローレンス・フィッシュバーン演じるヘンダーソンがチャーリーのメンターだし。そして、レイチェル。レイチェルも僕がこの作品で出会えたメンターです。レイチェル・ブロズナハン:そう言ってくれて、すごくうれしい。ラミ・マレック:だって、本当のことだから。撮影現場で、僕はレイチェルから多くを学びました。何気ない会話をしているときも、一緒に芝居をしているときも。レイチェルは多くのことに目を配りながらも冷静で、色々なものを背負っているのに気品があってエレガント。レイチェル・ブロズナハン:あなたもエレガントだと思うけど?ラミ・マレック:ありがとう(笑)。そうありたいと願っているよ。――「マーベラス・ミセス・メイゼル」に、本作に、そして次回作の『スーパーマン』にと、レイチェルも素晴らしい作品との出会いが続きますね。レイチェル・ブロズハナン:ありがたいなって思います。私自身、この仕事をする上では“同じことを繰り返さない。そして、同じアプローチを取らない”を心掛けていて。それで言うと、私はラミが今回プロデュースもしていることに心から感銘を受けたんです。映画のプロデュースは初めてでしょう?ラミ・マレック:うん。レイチェル・ブロズナハン:そうやって新しいことに挑戦し、自分の情熱を勇敢に形にしていくラミの姿を間近で見ていて刺激を受けました。しかも、彼は型にはまらない。さまざまな役柄に全身全霊で臨み、それぞれ100%異なるものとして体現してきたと思うんです。そもそも俳優はそうあるべきだけど、誰にでもできるわけではないから。ラミ・マレック:君こそ型にはまっていないと思うけど。以前、なんて言われたんだっけ?レイチェル・ブロズナハン:「She can't do comedy.(彼女にコメディはできない。)」(笑)。ラミ・マレック:笑っちゃうよね。信じられないよ。そう言われた後、レイチェルは(「マーベラス・ミセス・メイゼル」で)素晴らしいコメディアンの役を何年も演じ続けたのだから。こうしてプレスツアーを一緒に回っている中でも、感じるのは彼女のユーモア。カリスマ性があって、ウィットに富んでいて、最高なんです。でも、僕らの業界はとかく型にはめてしまいがち。人には色々な可能性があるのに。実際、この映画でレイチェルはまた、メイゼルとは違う顔を見せています。話していて気づいたけど、この問題って『アマチュア』のテーマにもつながりますね。チャーリーも人から「できない」と決めつけられたことをやり遂げますから!(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:アマチュア 2025年4月11日より全国にて公開©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2025年04月16日ダウン症を抱える青年アブリ・ママジが主演を務めたインド発の日常サバイバル・コメディ『アハーン』が、9月5日(金)より日本公開決定。日本版ポスターと場面写真が解禁となった。ダウン症をもつ青年アハーンは、愛情深い両親と共にインドの大都市ムンバイに暮らしている。何不自由のない日々を過ごしながらも、周囲の目を気にする両親の“配慮”によって家に縛りつけられた彼は「自立したい」「仕事を見つけたい」「素敵な女性と結婚したい」という切実な思いを募らせていた。一方、中年男性オジーは、気難しい性格と潔癖症が過ぎて妻のアヌに見限られ、家に1人取り残されていた。そんな折、アヌと親交があるアハーンはオジーの家を訪れる。オジーは妻と会うためにアハーンを利用することを思いつき、自由な外出を願うアハーンとの間に奇妙な協力関係が始まるが......。本作は、ムンバイ出身ニキル・ペールワーニー監督の長編デビュー作。2019年にメルボルン・インド映画祭で初公開された際には、自主制作作品がら好評を博し、インドのメディア「Firstpost」は本作を “インド映画史における画期的な作品”と評している。主人公アハーンを演じるのは、自身もダウン症当事者であり、本作で俳優デビューを果たしたアブリ・ママジ。彼が演じた、両親の意向で外出を制限されていたアハーンは、ひょんなことから始まった気難しく潔癖症なオジーとの交流をきっかけに、外の世界へ飛び出していくことになる。監督は、本作のリサーチで障がい者のためのデイケア施設を巡っていた際、俳優を夢見るアブリ・ママジと出会った。初めは当事者のキャスティングを想定していなかったというが、2人で時間を過ごし、映画への情熱を共有するなかで彼を主演に抜擢することを決める。この偶然に導かれた出会いによって、障がいを抱える人々が直面する現実を真摯に見つめながらも希望とユーモアを忘れずに、ダウン症青年の日常をストレートかつコミカルに映し出す、“あんまり歌って踊らない”異彩のインド映画が誕生した。また、配給を担当するのは医療・健康領域の本を中心に刊行してきた、社員2人のちいさな出版社「生活の医療社」。これまで映画配給の経験はなかったものの、代表の秋元麦踏氏が本作に魅了され、日本での配給権を取得した。今回披露された日本版ポスターには、タイトルにもなっている主人公アハーンと、気難しく潔癖症なもう1人のメインキャラクター、オジーが並ぶ。劇中にも登場するインド料理・ビリヤニを食べるアハーンと、それを険しい表情で見つめるオジーという、2 人の対照的なキャラクターをとらえたビジュアルとなった。配給「生活の医療社」秋元麦踏よりコメント到着遡ること3年、羽田に向かうコロナ禍で閑散とした国際線の飛行機の中で『アハーン』を観た。「ヒンディー映画初のダウン症当事者主演作品」というような触れ込みが気にはなったが「へー、こんな映画あるんだ」という程度で、たまたまと言うほかない出会いでした。どっこい80分後には、目を腫らし鼻水を垂らしながら、後ろの座席の人に「着陸までの時間ギリギリですが、是非『アハーン』という映画を見て下さい」と熱っぽく売り込んでいました。配給もその延長にあります。当時、この映画を共有したいと思った「熱」を改めて言語化するならば、作中の対話劇の臨場感から来るものだった様に思います。アハーンが口にする、ごくごく〈ふつうの願い〉に、心の中で〈現実を知ったかぶった否定〉でツッコミを入れる自分がうっかり引きずり出されていたのです。隠したいはずの偏見を言葉ではなく(やさしく、時にコミカルに)あぶり出されるような体験を共有できるのではないか。そういう「熱」です。右も左も分からないままに見切り発車をしてしまったにもかかわらず、劇場公開に至ったのは、作品の力はもちろん、偶然のツテに恵まれたおかげにほかなりません。翻訳書を出すようなつもりで配給権を取得してしまってから、友人の友人である 「VLVT Films」の松岡優馬さんに出会い、「ラビットハウス」の増田(英明)さんを紹介してもらい、ようやくこのプレスリリースの手順を知った次第です。『アハーン』は9月5日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アハーン 2025年9月5日より新宿シネマカリテほか全国順次公開© Will Finds Way Films
2025年04月16日連続テレビ小説「あんぱん」から、主人公・朝田のぶ(今田美桜)の祖父・釜次を演じる吉田鋼太郎のコメントが到着した。アンパンマンを生み出した、やなせたかしと小松暢夫婦をモデルにした本作は、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、逆転しない正義を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。吉田鋼太郎演じる朝田釜次は、のぶの祖父で、「朝田石材店」三代目の石工。手先は器用だが、人への接し方は不器用、という役どころ。――演じる釜次は、どんな人物?頑固な職人ですね。亭主関白で独りよがりな部分もありますが、根はやさしくて家族思い。表には出しませんが3人の孫たちを溺愛している、とても愛のある人だと思います。女性はおしとやかでなければならないという時代に育ったので、のぶのおてんばに少し悩まされているところはありますが…(笑)。でも、そんなところもかわいいんですよね。演じる今田さんは、のぶの勝ち気でまっすぐなところをよく表現されていて、すごくすてきだと思います。――朝田家での撮影はいかがですか?(屋村)草吉を演じる阿部(サダヲ)さんは昔ドラマでご一緒したのですが、そのときはあまり関わりがなかったので、ずっと一緒にお芝居をしたいと思っていました。今回ようやく実現できたので、うれしくて、ドキドキして。草吉に対してアドリブを交えながらいろいろ仕掛けてみるんですが、阿部さんとしてはちょっと迷惑しているかもしれません(笑)。でも、お芝居の中でちゃんと受けてくれたり、仕掛け合ったり、とてもエキサイティングですね。アドリブも土佐ことばでやらなければならないので、なかなか苦労しています。事前に演技指導の方に「こんなふうにアドリブを入れたい」と相談してから臨んでいて。もはやアドリブじゃないだろって感じですね(笑)。夫婦役の浅田美代子さんとは、お互い「花子とアン」に出演していたのですが、共演シーンがなかったので、「今回はリベンジだね」と話をしていました。もう初日から「釜じい、釜じい」と話しかけてくださって。 お互いに演技がしやすいように、いい空気を作りながら距離を詰めてきてくださるんですよ。想像はしていましたが、それ以上にすてきな方ですね。――最後に、視聴者へメッセージを今田さんが演じるのぶの、まっすぐで純粋な姿は、見ている方たちに元気を与えてくれると思います。そして、今回出てくる多彩な登場人物を“アンパンマン”のキャラクターに重ね合わせて「これは○○マンだ!」と言いながら見るのも楽しいでしょうね。僕もこの先の物語を楽しみにしています。第3週「なんのために生まれて」あらすじ昭和10年、のぶ(今田美桜)は、高等女学校に来ていた貴島中尉(市川知宏)と再会し、町内で行われるパン食い競走のパン作りの依頼を受け、朝田パン開店以来の大仕事に朝田家は活気づく。パン食い競走当日、ひょんなことから嵩(北村匠海)の代わりに走ることになったのぶ。のぶは男子たちを追い抜かし1等になるが…。そんな折、8年間音沙汰のなかった嵩の母・登美子(松嶋菜々子)が御免与町に帰ってくる。連続テレビ小説「あんぱん」は月曜~土曜午前8時~NHK総合ほかにて放送中(全26週/130回)。※土曜日は1週間をふり返り。(シネマカフェ編集部)
2025年04月16日鈴木亮平と有村架純が兄妹役で初共演する映画『花まんま』より、鈴鹿央士が撮影現場のリアルな空気感をフィルムカメラに収めた写真が公開された。ある兄妹の不思議な体験を描いた、直木賞受賞の同名短編集の映画化となっている本作。フミ子(有村)の婚約者・中沢太郎を演じている鈴鹿が撮影した現場写真には、車の運転席に座る鈴木の表情を後部座席から捉えたアップショット、挙式衣装に身を包んだ鈴木と有村が写真撮影している様子を、絶妙な距離から写真に収めた瞬間。披露宴会場の高砂席から来場客を写したもの、バージンロードを歩くシーンで、有村をどのように撮影するか前田哲監督が決めている様子、撮影待機中の有村などが収められている。撮影中の現場の様子について鈴鹿は、「日々の撮影では現場でリラックスしてお芝居できるように作ってくださいました。前田監督は僕たちが何か考えている瞬間に近くに来てくださって、特に声をかけることがなければ、またカメラの方に戻られるんです。そうして常に、俳優部の様子をしっかりと見守ってくだいました。必要な時にはしっかりと言葉を交わしてくださいますし、ご自身の中で明確なビジョンを持っておられる監督だと思います。そのおかげで、とても心地よくお芝居させていただいています」とコメント。鈴木は、鈴鹿について「央士くんは太郎のようにどこか掴みどころのない、不思議な魅力を持った方です。前田監督が央士くんをキャスティングした理由は、現場で一緒にいればいるほど分かりました。真剣なのかそうでないのか、ふざけているのか本気なのか、その境目が曖昧で、常にどこか揺れ動いているような存在なんです。その独特な空気感がとても面白くて、一緒にいるとつい笑ってしまいます」と人柄について明かしている。『花まんま』は4月25日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:花まんま 2025年4月25日より全国にて公開©2025「花まんま」製作委員会
2025年04月16日映画製作・配給会社のNEONがマイク・フラナガン監督作『The Life of Chuck(原題)』の初予告編を公開した。原作はスティーヴン・キングの同名短編小説。マイク・フラナガン監督は、本作の編集も手掛け、脚本をスティーヴン・キングと共同執筆した。2024年のトロント国際映画祭で上映され、最高賞にあたる観客賞を受賞。NEONが配給権を獲得した。トム・ヒドルストン演じる主人公チャック・クランツの死から幼少までの人生を、さかのぼって描いている作品。ベンジャミン・パヤック、ジェイコブ・トレンブレイ、コーディ・フラナガンがそれぞれ異なる時期のチャックを演じる。マーク・ハミルとミア・サラがチャックの祖父母役、チャック・クランツをめぐる謎によって人生が崩壊する元夫婦のマーティとフェリシアをキウェテル・イジョフォー&カレン・ギランが演じる。NEONは今作を「忘れがたい、ジャンルを超えたチャック・クランツの人生を讃える物語。彼が愛の奇跡や喪失の痛み、私たちみんなに含まれる多様性を経験していく」と紹介。予告編ではトム・ヒドルストンが以前「People」誌に明かした「7分間のダンス」の一部が見られる。映画ファンは「すでに泣いている。6月の公開が待ち遠しい。可能なら映画を観る前に原作を読むことをお勧めするよ」「原作も好きだし、マイク・フラナガンの作品も好き。だからものすごく期待している」「2025年で最も美しく最高の映画になるに違いない」などの感想を寄せている。『The Life of Chuck』は6月13日全米公開予定。(賀来比呂美)
2025年04月16日今年、監督作『リアル・ペイン~心の旅~』で、キャストのキーラン・カルキンをアカデミー助演男優賞に輝かせたジェシー・アイゼンバーグの次作が決まったようだ。タイトルは未定で、ジャンルはミュージカルコメディ。「思いがけず、コミュニティシアターのミュージカル作品に出演することになった内気な女性が、驚くほど役にのめり込んでいく」話で、A24が配給権を獲得したという。「Variety」誌が報じた。前監督作の『リアル・ペイン~心の旅~』と同様、ジェシー・アイゼンバーグは自身で脚本を書き、出演もするというが、今作では音楽や歌詞まで手掛けている。音楽監修には『イン・ザ・ハイツ』『ラ・ラ・ランド』のスティーヴン・ギジッキ、音楽プロデューサーに『イン・ザ・ハイツ』のビル・シャーマン、振り付けに『ハミルトン』のアンディ・ブランケンビューラー、撮影監督に『ANORA アノーラ』のドリュー・ダニエルズを起用。キャストはジュリアン・ムーア、ポール・ジアマッティ、『リトル・マーメイド』のハリー・ベイリー、ミュージカル界の伝説的俳優バーナデット・ピーターズら。『リアル・ペイン~心の旅~』を制作したエマ・ストーン&デイヴ・マッカリー夫妻、アリ・ハーティングが今作でもプロデューサーを務める。映画ファンは「歌ウマのハリーにぴったりな映画!」「ポール・ジアマッティがミュージカルに?観るしかない」「またオスカーに絡みそうな作品!」と期待のコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)
2025年04月16日木村文乃&田中樹が主演する、歴史スペクタクル×本格サバイバルスリラー「連続ドラマWI, KILL」の最新予告映像が公開された。本作は、「生きる」(I kill/斬る)をテーマに、人を襲い、喰らう“群凶”と呼ばれる謎の怪物が、突如として蔓延る鎖国前夜の日本で、人が生き抜く美しさと儚さ、そして狂気を描く物語。群凶が襲い来る極限の世界の中で、母として血の繋がらない娘を守るために立ち向かう、元忍びのお凛(木村)、人としての意識を保ちながら、群凶になってしまった謎の男・士郎(田中)。本作では、主人公2人をそれぞれ軸にして展開する。単なるサスペンス・スリラーに収まらず、登場人物たちの生き様に心動かされること必至の本作。そんな魅力が詰まった予告編が公開。病弱なトキ(田牧そら)のために薬を貰いに行くべく、医師・源三郎(高橋克実)と共に遠方の村を訪れたお凛。その村では「流行り病が起こった」と噂され…。一方、半群凶・士郎は、遊郭を訪れる。そして、逃げるお凛と源三郎の前に、群凶討伐衆を率いる剣術の達人・十兵衛(山本耕史)が現れる。また、オールキャストも発表。群凶討伐衆の一人で十兵衛の忠実な部下・ヒデロウ役で西村拓哉、お凛が忍びであった過去を知るかつての仲間・青葉役で黒崎レイナ、徳川家光の乳母・春日局役で山下容莉枝、徳川家に仕える家臣・柳生宗矩役で矢島健一、トキが出入りする道場の剣術師範・兵頭役で高橋光臣、源三郎を古くから知る医師・仁志役で金山一彦、群凶が発生した遊郭の遊女・八重役で長井短。お凛が心を通わせることになる桜役で穂志もえか、お凛がたどり着いた村の女囚・ひばり役で佐藤江梨子、女囚たちを使い、ある目的で群凶を研究する学者・センヤ役で室龍太、隠れキリシタンの村の老婆・スエ役で濱田マリ、異国へと向かう船の船頭役で近藤芳正が出演する。濃い人間ドラマ、壮絶アクションシーンが見どころの本作。特に桜は、絶望的な状況の中でお凛に多大な影響を与える人物。士郎とヒデロウの壮絶な殺陣シーンも必見だ。昨年11月末、松竹京都撮影所にてクランクアップを迎えた本作。撮影終了直後の興奮さめやらぬ中、木村と田中にクランクアップインタビューを行い、その模様がWOWOWオンデマンドおよびWOWOW公式YouTubeにて公開されている。なお、WOWOWオンデマンドでは今後もメイキングやキャストインタビューなどオリジナルコンテンツを順次配信予定だ。ストーリー天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から35年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた。そんな騒ぎを知らない遠く離れた宿場・多胡宿。忍びであった過去を隠すお凛(木村文乃)は、医師・源三郎(高橋克実)の助手として、血の繋がらない娘のトキ(田牧そら)とともに平和に暮らしていた。ある日、トキの病気を治す薬をもらうため、遠く離れた村へ旅をすることに。村に着くと、血や人肉などがいたるところに散らばっている。そして、姿形が恐ろしく変わった群凶たちがお凛を襲う。その時お凛は、過去のとある苦々しい記憶を鮮烈に蘇らせる。ここから我が子のように大切な娘・トキを守るための、お凛の壮絶な旅が始まるのであった。一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える“半群凶”の男・士郎(田中樹)。忌み嫌われ幽閉されていた彼は、自分が何者なのかルーツを知るために、とある人物を探していた。「連続ドラマWI, KILL」は5月18日(日)22時~WOWOWにて放送・配信開始(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2025年04月16日麻生久美子、塩野瑛久主演の日韓共同制作・完全オリジナルドラマ「魔物」から、4月18日(金)の放送開始を前に冒頭2分44秒がYouTubeで先行公開された。本作は、孤高の弁護士・華陣あやめ(麻生久美子)と甘く魅惑的な殺人容疑者・源凍也(塩野瑛久)が“禁断の愛”に堕ちるという衝撃の問題作。主人公の弁護士・あやめが女性団体の理事でもある実業家・最上陽子(神野三鈴)を通じて、陽子の家の離れに暮らす源夏音(北香那)と知り合うところから幕を開ける。夏音は夫・凍也から愛ゆえの暴力を受けていることを匂わせるが、その後、対面した凍也はあまりにやさしく魅惑的な人物で、危険な香りは毛頭なく…。何が真実で何が嘘かわからないまま、あやめは彼との許されない恋に堕ちていくことに――。そんな中、陽子の夫で大学教授の名田奥太郎(佐野史郎)が何者かに殺害されるという衝撃事件が発生、その容疑者として逮捕されたのは凍也で…!?この度、テレビ朝日公式YouTubeチャンネルで第1話の冒頭2分44秒が先行公開。まず映し出されるのは、“ある刑事事件”の法廷。弁護士であるはずのあやめがなぜか“被告人”として出廷しているばかりか、殺人罪に問われているようで…。そして、あやめの記憶なのか幻想なのか、凍也らしき男と激しくキスを交わす姿や、熱情のままに互いを求めあう場面が。しかし、薄暗い室内で、男が誰かに殴りかかるシルエットも…!?いったい2人に何があったのか。甘美で不穏な空気をはらんだ2分44秒の映像となっている。「魔物」は4月18日より毎週金曜23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(シネマカフェ編集部)
2025年04月16日多部未華子が子育て中の専業主婦を演じる「対岸の家事」の3話が、4月15日に放送。礼子の同僚・今井の有給取得理由に「ぼろ泣き」「大事な家族」の声が上がっている。多部未華子が主人公を演じる本作は、価値観がまるで違う対岸にいた人たちが家事を通して繋がっていく物語。主人公の詩穂を多部未華子、夫で居酒屋店長の虎朗を一ノ瀬ワタル、娘の苺を永井花奈、働くママでお隣さんの礼子を江口のりこ、礼子の夫・量平を川西賢志郎、礼子の同僚・今井を松本怜生、厚生労働省に勤務しており育休中のパパ・中谷をディーン・フジオカ、中谷の妻・樹里を島袋寛子、中谷の娘・佳恋を五十嵐美桜、専業主婦の先輩・坂上知美を田中美佐子が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。礼子(江口のりこ)の娘・星夏(吉玉帆花)がおたふく風邪にかかる。そこで仕事を休めない礼子に頼まれた詩穂(多部未華子)は、星夏を預かることに。苺(永井花奈)と星夏が仲良く遊ぶ姿にほっこりしながら楽しく1日を過ごす詩穂。しかしそれを聞いた中谷(ディーン・フジオカ)から「他人の娘を預かるのなら、きちんと対価をもらうべき」と忠告され、詩穂は思いもよらなかった言葉に驚く。一方、礼子は会社に星夏の看病のために数日間の休みが欲しいと相談。いつも礼子の仕事を肩代わりしている今井(松本怜生)に嫌な顔をされるのではと気が気ではない礼子だったが、意外にも今井は礼子の仕事を引き継ぐことを快諾。実は会社で子どもの病気や介護などが理由で休む社員の肩代わりをした人に調整手当てを支給する「肩代わり制度」が始まっていたのが理由だった。数日後、礼子は無事に職場に復帰する。今井も有給を取るはずが、今度は長男の篤正(寿昌磨)がおたふく風邪にかかってしまい――というのが3話の展開。今井もさすがに「復帰するの早かったんじゃないっすか」と小言を漏らすが、保育園の入所の可否が決まるタイミングから、礼子にも「4月に復帰しなくては」という事情があった。有給を取るはずだった今井が自分の代わりに新人研修をすることになったと知った礼子は、「大事な時に限ってなんでこんなことになっちゃうんだろう」「休むくらいなら最初からいない方が良いのかな」とこぼす。また、出張中の夫にも相談するが「同僚に迷惑はかけられない」と返ってくるだけだった。その後礼子は今井に有給をとってもらうため、詩穂に一週間、篤正の面倒を頼むことに。対価として8万円を渡す礼子だが、詩穂はお金を返す。そして礼子が抱えているものを自分が全てなんとかするのは無理なこと、子どもたちを預かることを仕事にしたいとは思っていないこと、今週は掃除も料理もちゃんとできていないこと、家族のための家事が自分の仕事なのに疎かにするようなことはしたくないことなど、本音を告げる。それに対し、礼子は「これは罰なのかな」「欲張った罰。仕事も家庭もって。だからこんなに何もかも上手くいかないのかな。自分で背負えもしないのに欲張ったから」「家事は詩穂ちゃんに肩代わりさせて、会社では仕事を今井くんたちに肩代わりさせてる」と嘆く。そんな礼子と話すうち、詩穂は「肩代わり」という言葉に罪悪感の要素を感じてモヤモヤしていた自分に気づき、肩代わりではなく、「肩を貸す」と言うのはどうでしょうと提案するのだった。肩を貸すと言う表現に、SNSでは「対岸の家事、肩を貸すという表現良いな。全部を肩代わり出来ないけど出来る範囲で少し肩を貸す事は出来る。こうちゃんと伝えられて人との距離感を保ちつつ助け合いも出来るしほちゃんの人との距離感の掴み方見習いたい」や「「肩代わり」じゃなくて「肩を貸す」って言い方すごくいいな」、「肩代わり制度や家族、子供の急病について、色々考えさせられたなぁ…。途中からだったけど、他人事に思えなくて、ついつい見入ってしまった。でも、肩代わりじゃなくて肩を貸す。同じ様な響きでも少し変えるだけで、だいぶ印象変わるね」などの声が。また、今井の有給取得の理由が家族である犬のココアの介護だったこと、頑張る礼子を見て弱音を吐けなかったことがわかる。そんな今井に、「対岸の家事、今日は今井くんに泣かされた。ペットじゃない…本当にその通り(涙)大事な大事な家族」や「今井君の“ここあ”のくだり、共感だわ…あと一カ月とか言われたら何も手につかないわ。仕事行かないわ」、「独身ワイ、対岸の家事を子育て大変だな…とちょっと離れた所から見てたら、今井くんのココアの話でぼろ泣き。マジで体調悪い子1人で留守番させてる時仕事しててもふとした瞬間に、(大丈夫かな…ご飯食べたかな…倒れたりしてないかな…)て気が気じゃないもんな…」などの声が挙がっている。【第4話あらすじ】苺(永井花奈)が体調を崩してしまい、詩穂(多部未華子)はかかりつけ医の蔦村医院を訪れる。受付で出迎えてくれる若先生の妻・晶子(田辺桃子)は元保育士で結婚を機に退職。いつも笑顔で気配り上手、苺や詩穂はもちろんたくさんの患者たちから愛される存在だ。大先生が入院し、若先生(朝井大智)が小児科と内科を切り盛りする蔦村医院において、昔からの常連患者たちの関心はもっぱら医院の“後継ぎ”について。この日も晶子は患者から「孫ができれば大先生も元気になる」という悪気のない“子作りプレッシャー”に、人知れず頭を悩ませていた。そんな中、近所のレディースクリニックで晶子とばったり出くわした詩穂は、晶子の苦しい胸の内を聞くことに。一方村上家では、お互いの両親について話すうち、詩穂と虎朗(一ノ瀬ワタル)がけんかをしてしまう。そして詩穂は、他界した自身の母親について思い返して――。「対岸の家事」は毎週火曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年04月16日伊野尾慧&伊原六花W主演「パラレル夫婦」。その3話が4月15日放送。伊野尾演じる幹太のなつめに対する言動に「管理してるつもりなんてない そう思っていたことが、一番の間違え」「自分の世界をなつめに押し付けすぎ!」などツッコミが殺到している。伊野尾と伊原が夫婦役でカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ初主演する本作。事故死した妻・なつめの不倫疑惑に心穏やかではない並川幹太を伊野尾が、幹太に対する不満を言い出せずにいた並川なつめを伊原がそれぞれ演じる。共演は幹太がなつめの不倫相手と疑う丸山耕介に野村康太。幹太となつめの同期・田村大和に松倉海斗。なつめを“師”と仰ぐ辻莉子に齊藤なぎさ。みんなから愛される後輩キャラの今井茂に岐洲匠。幹太、なつめらの上司・守谷誠に八嶋智人といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。幹太がなつめに“ヤマっち”との不倫疑惑を問いただしたことで2人の仲は険悪になってしまい、それからミックスの時間になっても部屋になつめは現れなくなる。一方、幹太は耕介がなつめの幼馴染みで、なつめは耕介がホテルで開催する農業体験イベント“ヤマっちの会”に参加する予定で、不倫疑惑は幹太の勘違いだったことが判る。その後、ミックスの時間になって部屋に現れたなつめは幹太にこれまで抱いてきた不満を告白する。「ブロッコリーとほうれん草で葉酸たっぷり」のドリンクを飲まされるのが嫌だったことや、ヘルシーな食事ではなくジャンクなお菓子や脂がギトギトしたチキンが食べたいし、お酒も自分のペースで飲みたいと告白するなつめに、「健康を思って」したことと釈明する幹太。だがなつめはそれが「幹太はいつも幹太が好きな私でいて欲しかった」と、幹太が自分の価値感を押し付けていたと指摘する。SNS上で「管理してるつもりなんてない そう思っていたことが、一番の間違え」「幹太、自分の世界をなつめに押し付けすぎ!」などの声が上がるなか、なつめは「自分の気持ちを押し殺していた。あの時から…」と言ってホワイトボードを見つめる。続く回想ではホワイトボードに予定を書いて「お互いの行動把握できたほう便利じゃん。夫婦なんだし」と語る幹太が、「週に2日は休肝日にしよう」と言って、なつめが記入していた“ヤマっちの会”の文字を消して休肝日と書き替えてしまう場面があり、これにも「幹太アンタ自分で消しとるやないかヤマっちの会....」「ヤマっちの会書いてあったんだね…」など、幹太の無意識に身勝手なふるまいにツッコミが相次ぐ。幹太となつめの物語と並行して、なつめの伯父で刑事の平田実(野添義弘)が、幹太をひき逃げした車両を発見。それは盗難車で平田は事故ではなく“怨恨による殺人”だと見立て、話を聞いたなつめは狙われたのが幹太と自分、両方ではないかと推測。向こうの世界の幹太にも危機が迫っていると気づく…。このラストに「うおおおお急に物語が進んだ」「夫婦とも狙われてるってことなの??」「次は二人を殺めた犯人に迫っていくのか…」など、今後の展開に対するコメントも多数寄せられている。【第4話あらすじ】なつめは自分ともう一つの世界を生きる幹太に命の危険が迫っていることを察する。しかし幹太にそのことを明かせば暴走しかねない。下手に犯人を刺激しないほうがいいと考えたなつめは、しばらく幹太には黙ったまま一人で調べることに。一方、自分が狙われていることなど知るよしもない幹太は、なつめに言われたことを思い返し、自分がいつの間にか妻を“管理”していたことを猛省していた…。「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜23時~好評放送中。(笠緒)
2025年04月16日完全実写化『リロ&スティッチ』の吹き替え版特報映像が公開された。本作は、地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの奇跡の出会いと、かけがえのないオハナ<家族>の絆を描く感動のハートフル・ファンタジー。今回公開された特報映像では、山寺宏一が演じるスティッチ、永尾柚乃が演じるリロが登場。両親を亡くし、愛を無くしてしまったリロが、「友達が欲しいの」と星に願い現れたのは、愛を知らない暴れん坊のエイリアン・スティッチ。好き放題動きまわるスティッチだが、「“オハナ”は家族、家族はいつもそばにいる」と、ひとりぼっち同士だった2人が、徐々に心を通わせていく。また、リロとスティッチが肩を寄せ合い、オハナになっていく情景が浮かび上がっていく日本版ポスタービジュアルも公開された。『リロ&スティッチ』は6月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:リロ&スティッチ(2025) 2025年6月6日より全国にて公開©2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2025年04月16日鈴木亮平が医師・喜多見幸太を演じるシリーズ最新作、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』に、TOKYO MERメンバーの参加が決定した。2021年に日曜劇場枠で放送された「TOKYO MER~走る緊急救命室」。劇場版1作目では、横浜のシンボル・ランドマークタワーを舞台に大災害に立ち向かう姿が描かれたが、今作では大海原を舞台に、南海MERが登場する。鈴木をはじめ、賀来賢人、菜々緒、石田ゆり子ら連続ドラマからのオリジナルメンバーの続投が発表されている今作。さらに今回新たに、TOKYO MERの弦巻比奈役の中条あやみ、冬木治朗役の小手伸也、徳丸元一役の佐野勇斗、潮見知広役のジェシー(SixTONES)、ホアン・ラン・ミン役のフォンチーらオリジナルメンバーの出演が明らかに。公開された映像では、鹿児島県諏訪之瀬島で大規模噴火が発生するという状況が描かれる。喜多見が指導スタッフとして派遣されている南海MERに、緊急出動要請がかかり、前代未聞の大災害を前に足がすくむ。牧志秀実(江口洋介)、常盤拓(高杉真宙)、知花青空(生見愛瑠)、武美幸(宮澤エマ)ら南海MERは、MERチームとしての救命経験はなく、貧弱な装備しか持ち合わせていない。絶体絶命の状況の中でも、誰かの命を守るため立ち上がる南海MERの姿に、胸を打つ映像となっている。あわせて、険しい表情の喜多見と、頭から流血し瀕死の南海MERチーフドクター候補・牧志(江口洋介)の姿、迫り来る溶岩に追われる特殊車両NK1とT01も写し出されたビジュアルが公開。4月18日(金)より、全国の映画館にて順次掲出される(※一部を除く)。また、TOKYO MERメンバーが動物キャラクターとして登場するアニメ「GO! GO! TOKYO MER 緊急事態と戦う仲間達」最新作が、TBS公式YouTubeにて配信スタート。南海MERのメンバーが、どのような動物キャラクターとなって登場するか注目だ。劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』は8月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション 2025年8月1日より公開©2025劇場版『TOKYO MER』製作委員会
2025年04月16日韓国ドラマ600作品を無料配信中のABEMAにて、夢と欲望が渦巻く富裕層の闇を描いた衝撃作「ペントハウス」の字幕・吹き替え版が4月21日(月)より全シーズン無料配信となる。そのほか高視聴率韓国ドラマを期間限定で全話無料配信。■「ペントハウス」S1~S3字幕・吹き替え版「ペントハウス」は、韓国で瞬間最高視聴率31.1%を記録し、社会現象を巻き起こした話題の韓国ドラマ。ABEMAでは字幕版に加えて、4月21日(月)より全シーズンの吹替版も無料配信。チュ・ダンテ役の高橋英則をはじめとした吹き替えキャストたちによる夢と欲望渦巻く愛憎劇に注目したい。本作の舞台はセレブたちが暮らす“超高層マンション”のヘラパレス。パーティーが開かれた夜、ある少女が高層階から転落するのを住人のシム・スリョン(イ・ジア)が目撃する。事件は2か月前、声楽家になる夢を絶たれ今は不動産仲介の仕事をしているオ・ユニ(ユジン)と、高校時代にユニのライバルだった声楽講師のチョン・ソジン(キム・ソヨン)がユニの娘を通して再会したことに端を発する。ヘラパレスには、スリョンの夫でソジンと浮気中のチュ・ダンテ(オム・ギジュン)、ソジンの夫で医師のハ・ユンチョル(ユン・ジョンフン)、弁護士のイ・ギュジン(ポン・テギュ)もそれぞれ子どもたちと優雅な暮らしを送っていたが、その生活の裏で秘密の行動をする大人たちと、わがまま放題に育った子どもたちによって、ユニ親子の生活は一変していく。果たして少女の転落事件の真相は明かされるのか、そしてヘラパレスの住人たちとユニ親子の運命は?■「冬のソナタ」2002年に韓国で放送された「冬のソナタ」(全20話)は、ユン・ソクホ監督による「四季シリーズ」の第2作で、瞬く間にアジア中で大ブームを巻き起こした名作ラブストーリー。Licensed by KBS Media Ltd. (C) KBS. All rights reserved主演はペ・ヨンジュンとチェ・ジウ。淡く切ない初恋の記憶を軸に、過去と現在を行き来しながら進むストーリーは、多くの視聴者の心を掴んだ。また、ロマンチックな冬の景色や感動的な音楽も話題を呼び、日本では「ヨン様」ブームを巻き起こすなど、多くの人が韓国ドラマにハマるきっかけになった作品。放送から20年以上経ったいまでも色褪せることなく、幅広い世代に愛され続ける名作。■「コッソンビ熱愛史」「コッソンビ熱愛史」(全18話)は、2023年にSBSで放送された韓国の時代劇ドラマで、主演は「ジョンニョン:スター誕生」シン・イェウンをはじめ、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ。(C)2023 APOLLO PICTURES & PAN ENTERTAINMENT All Right Reserved朝鮮時代を舞台に、すべての固定観念を打破した下宿“二花院”の主人ユン・ダノ(シン・イェウン)と、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー恋愛物語。青春・友情・愛、そして王権をめぐる陰謀まで、韓国ドラマならではの様々な要素が絶妙に絡み合ったストーリーと、新鮮な時代劇の魅力に沼る視聴者が続出した作品。■「華麗なる遺産」韓国で高視聴率を記録し、多くの人々の心をつかんだ感動のヒューマンドラマ「華麗なる遺産」(全28話)。本作は男性視聴者からも圧倒的な支持を受け、韓国で“国民代表ドラマ”という新語が誕生するなど、社会現象を巻き起こした話題作として語り継がれている。(C)SBS留学先のニューヨークから、ソウルに一時帰国した社長令嬢コ・ウンソン(ハン・ヒョジュ)は、同じ飛行機に乗っていたソヌ・ファン(イ・スンギ)の鞄を取り違えてしまう。父親や弟への土産の入った鞄を取り戻そうとするが、彼との再会は最悪、しかも鞄は取り戻せなかった。その後、家族との再会の喜びもつかの間、父の会社が倒産、そしてその父が事故に巻き込まれ命を落とすという不幸に見舞われるウンソン。さらに継母ソンヒが死亡保険金を横取りし、ウンソンと弟を突き放す。絶望の中にあったウンソンだったが、ある日、道端で倒れていた老婆を助けると、それはファンの祖母であり、ソルロンタンチェーン「チンソン食品」の社長スクチャで...。家族の絆、愛、そして本当の幸せとは何かを問いかける、心温まる物語。■「浪漫ドクター キム・サブ」「浪漫ドクター キム・サブ」(全20話)は、“神の手"を持つ型破りな天才外科医と、彼の元で奮闘する若き医師たちの成長を描くメディカル・ヒューマンドラマ。韓国放送時には最高視聴率27.6%を記録した人気作品。(C)SBS幼いころ、VIP患者を優先され後回しにされた父が死ぬのを見て、命にも優先順位があることに気づいたカン・ドンジュ(ユ・ヨンソク)。悔しさから医師という職業を選び、医大に首席で入学し順調に医師の道を歩んでいるように思えたが、いざ病院に入ると一族たちの支配下でなかなか成果を出せずにいた。そんな中、ドンジュはあるVIP患者の手術で失敗をしてしまい、田舎にあるトルダム病院に左遷されることに...。人生最大の危機を迎えたドンジュだったが、初恋の相手で先輩医師のユン・ソジョン(ソ・ヒョンジン)と再会。また、“神の手”と呼ばれたキム・サブことプ・ヨンジュ(ハン・ソッキュ)の弟子として、ひたすら自分の出世だけを追い求めるよりも大切なことがあることを知るようになる…。ABEMAではシーズン1からシーズン2まで期間限定で全話無料配信中となっている。(シネマカフェ編集部)
2025年04月15日“ファンタジー演技の天才”と呼ばれるユク・ソンジェ(BTOB)と、キム・ジヨン(宇宙少女ボナ)が共演する韓国ドラマ「鬼宮(ききゅう)」が、Leminoにて韓国放送と同日に日本初独占配信されることが決定した。舞台は朝鮮時代、天下一の巫女といわれた祖母の神気を受け継いだヨリ、そして人間のせいで龍になれなかった大蛇のカンチョリ。カンチョリは特別な力をもつヨリに近づくが、憑依に失敗し、王を守る臣下であり、巫女ヨリの初恋の相手であるユン・ガプの体に閉じ込められてしまう。2人は王家を呪う鬼と戦いながら、お互いを憎んでいた心がいつの間にか愛へと変わっていく――。本作は、王家に恨みを抱いた鬼の呪いに立ち向かう、巫女ヨリと大蛇のカンチョリのファンタジーロマンス時代劇。「哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクイーン!?~」「花郎 」などの人気作品を世に送り出したユン・ソンシク監督による期待の新作。ユン・ガプと、ユン・ガプの中にいるカンチョリという、全く違う2つのキャラクターを演じるのは「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「ゴールデンスプーン」などファンタジー演技の天才、ユク・ソンジェ。本作でもその魅力を存分に発揮する。相手役の巫女ヨリには、「ピラミッドゲーム」「二十五、二十一 」などに出演、ユク・ソンジェとはお互いアイドル出身の俳優として長年の親交があるというキム・ジヨン。2人の息のあった演技は注目となっている。さらに、時の王を「悪の花」「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」などのキム・ジフン。また、過去のカンチョリ役で、「初対面だけど愛してます」「愛だと言って」などドラマに映画に幅広く活躍するキム・ヨングァンが特別出演する。「鬼宮」は4月18日(金)より毎週金曜・土曜23時20分~Leminoにて日韓同日 独占配信(全16話)。(シネマカフェ編集部)
2025年04月15日綾野剛主演映画『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』より、不穏な本ポスタービジュアルが公開された。三池崇史が監督を務める本作は、ルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』の映画化。「死に方教えてやろうか」と教え子を恫喝した史上最悪の殺人教師を描く。今回公開されたポスターに写るのは、綾野が演じる主人公の小学校教諭・薮下誠一をはじめ、薮下を告発した保護者・氷室律子(柴咲コウ)、週刊誌記者・鳴海三千彦(亀梨和也)、薮下の弁護士・湯上谷年雄(小林薫)、薮下の妻・希美(木村文乃)、薮下が勤める小学校の校長(光石研)、律子側の弁護士・大和紀夫(北村一輝)、薮下から体罰を受けたとされる・氷室拓翔(三浦綺羅)の8人。言い尽くしようのない複雑な表情の藪下のはじめ、訴えかける眼差しや鋭い視線を向ける者、一切の感情が見えない者と、登場人物それぞれの表情が写し出された。「なぜ、それを信じますか?」というコピーは、登場人物たちはもちろんのこと、見る側の気持ちも波立たせている。ほかにも、拓翔の診断を担当した大学病院の精神科教授・前村義文役で小澤征悦。三千彦の上司で、薮下の実名報道を許諾した「週刊春報」編集長・堂前役で高嶋政宏。拓翔のクラスメイトで、山添純也の母親・山添夏美役で安藤玉恵。前村と共に拓翔の診断を担当した、大学病院の精神科医師・箱崎祥子役で美村里江。薮下に処分を下す教育委員会の教育長・藤野公代役で峯村リエ。教頭からの指示で同僚の薮下を監視する戸川役で東野絢香。薮下と律子の民事訴訟を担当する裁判長・橋本役で飯田基祐も出演することが明らかになった。『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』は6月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男 2025年6月27日より全国にて公開©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会
2025年04月15日アマンダ・サイフリッド主演の犯罪サスペンスドラマ「ロング・ブライト・リバー」より予告編が解禁された。本作は、リズ・ムーアのベストセラー小説「果てしなき輝きの果てに」(早川書房刊)が原作の犯罪サスペンス。フィラデルフィアの貧困地区で起きた売春婦連続殺人事件と失踪した妹を追う警官の姿を描く。主演のアマンダ・サイフリッドは、シングルマザーの警官ミッキーを演じ、製作総指揮も務める。この度解禁となった予告編では、フィラデルフィアのケンジントン地区で育ったミッキー(アマンダ・サイフリッド)が、街で女性たちが次々に遺体で発見される事件を不審に思うところから始まる。「誰かが女たちを狙ってる」と疑念を抱くミッキー。さらに、音信不通で行方不明になっている妹のケイシーの捜査も始めることになり、彼女の身にも徐々に危険が忍び寄る…。街の女性たちと妹のために信念に突き進むミッキーだが、果たして事件の真相とは?地元ペンシルベニア州出身でもあるアマンダ・サイフリッドは、今までの華やかなイメージから一転、本作では苦悶に満ちたシリアスな表情でシングルマザーの警官役を演じ切っている。単なるミステリードラマにとどまらない深みのある内容で、アマンダ・サイフリッドの新境地とも言える演技に注目が集まる。「ロング・ブライト・リバー」(全8話)は、5月13日(火)より「BS10スターチャンネル」にて独占日本初放送。Amazon Prime Videoチャンネル「BS10スターチャンネル EX」にて5月1日(木)より先行配信。(シネマカフェ編集部)
2025年04月15日高橋一生と飯豊まりえが4月15日、都内で行われた『岸辺露伴は動かない懺悔室』の完成報告会見に出席し、昨年5月に結婚発表後、公の場で初のツーショットを披露。会見では「現場でピアスを落としてしまった」とまったく同内容の“懺悔”エピソードも語った。荒木飛呂彦氏による「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴の活躍を描く。今回は漫画「岸辺露伴」シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を映画化。邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”を行った。高橋が主人公の岸辺露伴を、飯豊が「岸辺露伴」シリーズに欠かすことができない存在である露伴の担当編集の泉京香を再演する。高橋は「懺悔室は短編なので、最初に映像化してしまうと大きな反響は得られなかったんじゃないかと。2020年から岸部露伴の映像化を始めて、土壌ができたからこそ、今回満を持して懺悔室に手を伸ばすことができた」と語り、「本当に身が引き締まる思い。ヴェネツィアは、まるで岸辺露伴の迷宮のような世界だった」とふり返った。飯豊は「先ほど、一生さんがおっしゃってくださったように、原点である懺悔室の映像化がついに来たかと思います。本当に素晴らしい映画になっている」と自信のコメント。「泉くんがどう懺悔室に絡んでいくのかなと思っていましたが(脚本を手掛ける)小林靖子さんのおかげで、ちゃんと出演することができました」と喜びを示した。また、ヴェネツィアでのロケを「合宿みたいな期間。オフの日に散策していると、露伴の撮影に遭遇して、そのまま見学したり。充実して幸福な1か月だった」とふり返っていた。タイトルにちなんで、懺悔したいことを問われると、高橋は「露伴を始めて、この5年間を通して、どれだけピアスを落としたか(笑)。僕がなくしては、スタイリストさんが探しまくる5年間だった。ヴェネツィアでも落としてしまい、まさか水路に落ちてしまったんじゃないかと心配したことも」と関係者におわびの言葉。飯豊も「今回、結婚式のシーンで、ピアスを落としちゃって(笑)」と語り、高橋と一緒に照れ笑いを見せていた。完成報告会見には、高橋と飯豊に加えて、共演する玉城ティナ、大東駿介、井浦新、渡辺一貴監督が出席した。『岸辺露伴は動かない懺悔室』は5月23日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:岸辺露伴は動かない懺悔室 2025年5月23日より全国にて公開© 2025「岸辺露伴は動かない懺悔室」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2025年04月15日梶裕貴と伊瀬茉莉也が、映画『サンダーボルツ*』にて本編初登場となる新キャラクターの日本版声優を務めることが分かった。本作は、マーベル・スタジオの注目の最新作にして、マーベル・スタジオの歴史を大きく動かすのではと噂される新チームの活躍を描いた物語。過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、最強でもヒーローでもない、超クセ強な無法者チーム〈サンダーボルツ*〉。彼らが過去の苦しみを跳ねのけ、突き進む姿は、人間味に溢れ、無法者なのに共感でき、親近感がわき、誰もが応援したくなること間違いなし。「進撃の巨人」「七つの大罪」「僕のヒーローアカデミア」など、数々の人気作品でメインキャラクターを務める梶が演じるのは、物語の鍵を握る謎の男・ボブ。『スパイダーマン:ホームカミング』で主人公の友人役を務めた梶だが、マーベル・スタジオ作品で主要キャラクターを演じるのは、今回が初。「声優として、ずっと憧れていたMCUへの正式出演!それが今回まさかの形で実現し、とても嬉しく思っております」と喜び、ボブの魅力を「なんだか口下手で、とにかくオドオドしているキャラクター。ところが、ある経験をきっかけに…??正直、現段階では秘密が多すぎて、何もお話することができません!(笑)」とアピール。本作の注目ポイントについては「キャラクターたちの背景をご存知の方は尚のこと、初めてシリーズに触れる方も、ノンストレスで楽しんでいただけるバトルアクション&人間ドラマ」と話し、「綺麗ごとだけじゃない、決してヒーローなんかじゃないヤツらのハチャメチャ大暴走っぷり!上映が終わる頃には、間違いなく彼らのことが大好きになっているはずです」とコメントしている。「約束のネバーランド」レイ役や「HUNTER×HUNTER」キルア=ゾルディック役の伊瀬が演じるのは、〈サンダーボルツ*〉結集の鍵を握るCIA長官ヴァレンティーナの側近・メル。メルについて伊瀬は「まだキャリアは浅いながらもヴァルの指示に従って懸命に職務をこなす、誠実で一生懸命な今どきの女の子。未熟さゆえにどこかユーモラスな一面もあり、そんな人間らしい魅力も大きな特徴」と言い、作品の期待ポイントについては、「ヒーローとは言い難い無法者だった〈サンダーボルツ*〉のメンバーたちが“やるっきゃない!”と、いざチームとして立ち上がったときの無敵感…!それぞれのパワーが化学反応のようにぶつかり合って、とにかく凄まじいエネルギーが生まれています!どんな絶体絶命のピンチでも“彼らならきっとやってのける!”と感じさせてくれるワクワク感が作品の随所に詰まっていると思います!!」と語った。『サンダーボルツ*』は5月2日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:サンダーボルツ* 2025年5月2日より全国にて公開© 2025 MARVEL
2025年04月15日第64回となるカンヌ批評家週間のクロージング作品に、フランスを拠点に活動する瀬戸桃子監督のアニメ映画『Dandelion’s Odyssey(原題)』が選ばれた。瀬戸桃子監督にとって同作は初の長編アニメ監督作。「核爆発を生き延び、根を張る場所を探す旅に出る4本のたんぽぽの話」だという。オープニング作品はベルギー出身のローラ・ワンデル監督が手持ちカメラで撮影した『Adam’s Interest(英題)』。小児病棟で無力な母、栄養失調の息子、彼らを世話する看護師の3人の登場人物を追う。カンヌ批評家週間で上映される作品は、初めての長編または2作目までの長編であることが応募条件で、今回は1000本の応募作から11本が選ばれた。昨年度、『ANORA アノーラ』でパルムドールやアカデミー賞5部門受賞を果たしたショーン・ベイカーが制作した『Left-Handed Girl(英題)』もそのうちの1本だ。同作を監督したのは、ショーン・ベイカーの長年のコラボレーターであるシーチン・ツォウ。台北に移り住み、ナイトマーケットで屋台を始めるようとするシングルマザーと2人の娘の物語を描いた。ショーン・ベイカーはシーチン・ツォウと脚本を共同執筆し、編集も担当している。第64回カンヌ批評家週間は5月14日~22日に開催。審査員長を『理想郷』のロドリゴ・ソロゴイェン、審査員を『NOPE/ノープ』のダニエル・カルーヤらが務める。(賀来比呂美)
2025年04月15日西野亮廣が製作総指揮・脚本を担当したオリジナルアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』の続編『映画 えんとつ町のプペル 約束の時計台』が、2026年春に全国公開決定。西野氏描きおろしイラストと、スペシャル動画が解禁された。2020年に公開され、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。コロナ禍にも関わらず興行収入27億円・観客動員196万人を記録し、さらに、海外の30以上の映画祭から招待を受けるなど高い評価を得た『映画 えんとつ町のプペル』。映画公開後もミュージカル、歌舞伎、バレエなど多方面に展開され、作品の世界観はいまもなお広がり続けている。『映画 えんとつ町のプペル』より(C)西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会その続編となる本作は、2016年に発売された絵本「えんとつ町のプペル」原作者・西野氏と、アニメーション制作は圧倒的なクリエーションと独自の世界観で知られる「STUDIO4°C」の続投が決定し、監督も前作に引き続き廣田祐介が担当する。『映画 えんとつ町のプペル 約束の時計台』とは?本作の舞台は、前作『映画 えんとつ町のプペル』から1年後のハロウィンの日。青空を取り戻し、産業も活発になったえんとつ町で、ルビッチもプペルを失った喪失感から抜け出して、次の一歩を踏み出す努力を始める。プペルに出会ったハロウィンの奇跡が起きた日、ルビッチはネズミに誘われ、不思議な世界へと迷い込む。そこで繰り広げられる新たな大冒険とはーー。相棒との出会い、個性豊かな新キャラクターたちと繰り広げる数々のドラマ、ルビッチは元の世界に戻れるのか?物語は意外な方向へ進み、不思議な展開が待ち受ける。製作総指揮・脚本を担当した西野氏は、「『今の時代にこの物語を届ける意味』、そして『その表現が映画でなければならない理由』に真摯に向き合い、この作品に人生を賭けて取り組んでいきたい」と熱い思いを語る。西野氏自身が20代前半に体験した“遠くへ行ってしまい、もう帰ってこなくなった友人を、ただただ待ち続けた日々”が根底にあり、その日の記憶を掘り起こしながら書いた作品となっている。西野亮廣STUDIO4°Cが描く、異世界映像創立者であり代表の田中栄子プロデューサーを中心に、作品の個性を重視し、映像表現の可能性を常に模索して、多彩な作品を世に送り出し続ける「STUDIO4°C」が、前作で培った3D表現技術をさらに進化させ、より自由で楽しい映像表現を追求。細部までこだわり抜かれた摩訶不思議な住人たちと、ファンタジックな世界観が、ありそうでないドラスティックな映像としてスクリーンに展開。前作を超えるスケールで、世界中の観客を魅了するアニメーション映画を目指していく。「今回はイマジネーションの世界で、しかも2つの世界が交錯する」と物語の基礎を語る田中氏は、「新しく登場する異世界の新キャラの数は相当数」と明かし、また製作総指揮の西野氏について、「今回の作品も西野さんの原体験が基本になっていることを知って、感動しています。スタッフの飽くなき努力の結晶と西野さんのイマジネーションの世界にぜひご期待ください」と抱負を語った。なお、前作では主人公ルビッチの声を芦田愛菜が担当したが、本作では新たなルビッチ役をオーディションで決定する。西野亮廣描きおろしイラスト、スペシャル動画も解禁「えんとつ町のプペル」の原作者であり、前作に続き本作でも製作総指揮・脚本を務める西野氏による、主人公・ルビッチの描きおろしイラストも解禁。さらに、解禁スペシャル動画では、西野氏が机に向かい、黙々と鉛筆を走らせながら、このイラストを描く制作風景も公開。この描きおろしイラストは、ムビチケカードとして4月15日(火)より「CHIMNEYTOWNオンラインストア」で予約販売がスタートする。コメント全文■製作総指揮・脚本西野亮廣前作の公開から随分と時間が経ってしまいましたが、そのあいだ、僕らはずっと水面下で準備を続けてきました。ようやく皆様に、続篇の公開をお知らせできることを心から嬉しく思っています。これから公開までの限られた時間は、「今の時代にこの物語を届ける意味」、そして「その表現が映画でなければならない理由」に真摯に向き合い、この作品に人生を賭けて取り組んでいきたいと思っています。物語の根底にあるのは、僕自身が20代前半に体験した、“遠くへ行ってしまい、もう帰ってこなくなった友人を、ただただ待ち続けた日々”です。あの日の記憶を掘り起こしながら、この物語を書きました。ぜひ、大切な人と一緒に、映画館でご覧いただけたら嬉しいです。西野亮廣(キングコング)■STUDIO4°C田中栄子前作は「えんとつ町」という一つの町だったのでなんとかなりましたが、今回はイマジネーションの世界で、しかも2つの異世界が交錯するんです。煙で覆われたモックモクの「えんとつ町」を綺麗に描くだけでも大変なのに、新しく登場する異世界の新キャラの数は相当数あって、ダンスもあり、喧嘩もあり、歌もあり、これはやばいと思った時はもう遅かったですね。この作品の魅力に取り憑かれて、もっともっと面白くできないかと、スタッフ全員が、西野さんのマジックに夢中になっていたんです。プペルのいない「えんとつ町のプペル」は描けないから、続篇はないと思っていましたが、西野さんの仲間を思う心の深さには驚かされました。今回の作品も西野さんの原体験が基本になっていることを知って、感動しています。スタッフの飽くなき努力の結晶と西野さんのイマジネーションの世界にぜひご期待ください。『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は2026年春、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開、2021年10月22日~10月31日まで限定上映©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜 2026年春公開(C) 西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜」製作委員会
2025年04月15日HBOで制作されるドラマ版「ハリー・ポッター」に出演する6人が明らかになった。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーがHPで発表した。アルバス・ダンブルドア役をジョン・リスゴー(『教皇選挙』)、セブルス・スネイプ役をパーパ・エッシードゥ(『MEN 同じ顔の男たち』)、ミネルバ・マクゴナガル役をジャネット・マクティア(「オザークへようこそ」)、ルビウス・ハグリッド役をニック・フロスト(『スノーホワイト』シリーズ)が演じるという。ジョン・リスゴーは2月に自らダンブルドアを演じることを認め、他の3人はメディアに報じられていた。今回の発表によって、初めて名前が挙がったのは、クィリナス・クィレル役のルーク・タロンとアーガス・フィルチ役のポール・ホワイトハウス(『どん底作家の人生に幸あれ!』)。ルーク・タロンは舞台を中心に活躍してきた俳優で、ポール・ホワイトハウスは6人の中で唯一『ハリー・ポッター』シリーズへの出演経験がある。『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でカドガン卿を演じた。ドラマ版「ハリー・ポッター」でショーランナー・製作総指揮を務めるフランチェスカ・ガーディナーと、複数話でメガホンを取り、製作総指揮も務めるマーク・マイロッドは「類まれな才能を持つキャストを迎えられてとてもうれしいです。彼らがキャラクターに息を吹き込んでくれるのを楽しみにしています」とコメントしている。(賀来比呂美)
2025年04月15日4月15日(火)のデジタル配信開始(購入/レンタル)を記念し、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』より本編映像が公開された。本作は、サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が新たなキャプテン・アメリカとして登場する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続く「キャプテン・アメリカ」シリーズ最新作。この度解禁されたのは、次期大統領のサディアス・ロス(ハリソン・フォード)が大衆の前で演説する冒頭のシーンから始まる8分の本編映像。その5か月後、相棒のホアキン・トレスとメキシコの上空を飛ぶサム。任務はとある教会での機密事項の奪還と闇の組織の囚われとなった人質の神父たちの救出。無事に人質を救出し、敵に止めを刺すべく動く2人の見事な活躍が映し出され、物語の幕開けを描いた重要な場面の映像となっている。日本版声優にはサム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ役を溝端淳平、サディアス・ロス大統領/レッドハルク役を村井國夫、サミュエル・スターンズ役は森川智之が演じ、豪華キャストも話題を呼んだ本作。吹替版もデジタル配信(購入/レンタル)で楽しんでほしい。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』はデジタル配信中(購入/レンタル)。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』2025年4月15日(火)デジタル配信開始(購入/レンタル)発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン© 2025 MARVEL(シネマカフェ編集部)■関連作品:キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド 2025年2月14日より全国にて公開©2025 MARVEL.
2025年04月15日褒められるのが、ちょっぴり苦手のよう。賛辞を寄せるとやや気まずそうな顔を見せ、それからきちんと感謝の意を示す。また、質問の1つ1つに向き合う真摯で誠実な姿も、インタビューを終えるや「(日本語で)お疲れ様です!」と言ってぺこりとお辞儀をするキュートな姿も、一変してシャープな表情を見せる写真撮影時のプロフェッショナルな姿もすべてチョン・ヘインらしさ。『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』の日本公開を目前に控えた場で、そのさまざまな顔を見ることができた。そんなチョン・ヘインが劇中で見せる顔もまた、これまでにないものだった。大ヒット作『ベテラン』に続くシリーズ第2弾に、新人刑事のパク・ソヌ役で参加。ファン・ジョンミン演じる凶悪犯罪捜査班のベテラン刑事ソ・ドチョルの仲間となり、時に物語をかき回す。この一筋縄ではいかない厄介なキャラクターは、チョン・ヘインにとっても「挑戦」だったようだ。自分でも知らなかった自分を発見――パク・ソヌは非常に挑戦しがいのある役柄だったのではないでしょうか?この映画に出演すること、そしてパク・ソヌを演じることは僕にとって本当に大きな挑戦でした。もちろん、どの作品も挑戦ではありますが、特に大きな挑戦であり、それだけにプレッシャーも大きかったですね。ただ、チャレンジもプレッシャーも大きければ大きいほど、その分やりがいも達成感も大きくなります。しかも、ありがたいことに僕はこの作品を通し、自分でも知らなかった自分の姿を目にすることができました。撮影現場でモニターの中の自分を見るたびに驚きましたし、不思議な気分にもなりましたね。メイキング――アクションシーンも多いです。撮影前からアクションスクールに通ってたくさんの準備をし、基礎体力もつけました。テイクを何度重ねても対応できるよう、体力が必要だと思ったんです。撮影自体は安全に行われましたから、僕が怖がりさえしなければ怪我の心配はなかったです。――映画の後半にはアン・ボヒョンさんとのファイトシーンもありますね。アン・ボヒョンさんは僕と同い年で、以前から親交もある仲。なので、アクションシーンを撮るときもすごくやりやすかったです。いろいろな話を気楽にしつつ、お互いに信じ合いながら戦えました。多様な表現ができる理由――もちろん、撮影現場ではファン・ジョンミンさんとの対話も多かったかと思います。先頃の来日記者会見では、ファン・ジョンミンさんがチョン・ヘインさんの撮影現場での姿勢を絶賛していました。ありがたい限りです…!演技をする者としても、俳優の道を歩む者としても、ファン・ジョンミンさんは大先輩。そんな大先輩の作品に対する責任感を僕は間近で感じていましたし、少しでも力になってさしあげようと努力しました。ファン・ジョンミンさんは撮影現場に活力を吹き込んでくださるし、危険なシーンを撮影するときには適度な緊張感のある現場へと導いてくださる。演技以外にも、学ぶことが本当に多かったです。――そして、リュ・スンワン監督は「チョン・ヘインさんは明るい役から暗さのある役まで多様な表現ができる」とおっしゃっています。そのようにおっしゃってくださるなんて…、本当にうれしいです。僕が大事にしているのは、演じる役と親しくなり、一番の理解者になること。役と僕自身は距離があって当然ですから、その距離をできるだけ縮め、同化するのが僕の演技スタイルだと思っています。ただし、そうするには仕事と演技と自分の人生を明確に区別することの大切さも知っておかなくてはいけません。役に入り込みすぎて自分の日常すら注ぎ込んでしまうと、精神的につらくなってしまいますから。――明確なネタバレは避けますが、パク・ソヌと親しくなるのは難しそうです。本当にその通りです(笑)。僕と彼の間には距離しかありませんでしたし、彼に近づくのは簡単なことではなかった。なので、僕は台本を読んですぐ、彼が取る行動について考えました。僕自身としてではなく、彼になりきって。“このとき、なぜ自分(パク・ソヌ)はこうしたんだろう?このときはどうだろう?”と1つ1つ考えていったんです。そこで何らかの理解が生まれると、演技がしやすくなりますから。理解できなければ、親しくなることもできませんし。――と同時に、近づいた役柄とご自身を区別する大切さもあるわけですね。そうなんです。パク・ソヌを演じている身だからといって、撮影現場でずっと彼のままでいるのは大問題(笑)。撮影現場はオペレーションの場であり、監督やスタッフの皆さん、そして共演の方々と協力する場ですから。この作品に限らず、役に同化しているからといって役のエネルギーのまま接しては皆さんが不便な思いをしてしまいます。なので、カメラの前で集中はするけど、入り込んだままではいない。とはいえ、家に帰った後も役の余韻が残ることはどうしてもあって。これといった解消法はないのですが、俳優チョン・ヘインと1人の人間としてのチョン・ヘインを分けておくことが大事かなと思っています。その境界線が曖昧になると、問題が起きてしまいかねませんから。アクションやスリラー作品が大好き!――映画やドラマとの付き合い方に関してはいかがでしょう。俳優として惹かれる作品と、1人の人間として惹かれる作品は違いますか?ロマンスもので僕を知ってくださった方には意外かもしれませんが…。僕自身はアクションやスリラーなどの犯罪ものを見るのが大好きです!むしろラブストーリーやロマンティックコメディを積極的に見ることはあまりありません。たまに見ることもありますが、それこそ仕事のためが多いかもしれないです。――では、アクションやスリラーの“マイ・ベスト”を教えてください。たくさんありすぎて…(笑)。今ふと思い浮かんだのは、『ボーン・アイデンティティー』。『ボーン』シリーズは全部好きです。あとは、この『ベテラン』シリーズも!監督がちらりとおっしゃっていたのですが、シリーズ第3弾を構想中だそうです。なので、実現したら絶対に見たいですし、こういった犯罪アクションスリラー映画がたくさん作られてほしいなと観客の1人として願っています。――お仕事と観客の立場を混同させて申し訳ないのですが、ジェイソン・ボーンを演じるチョン・ヘインさんも見てみたいです。いや、それは僕もチャレンジしたいです(笑)。すごく面白そうだと思いますね!(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ベテラン 凶悪犯罪捜査班 2025年4月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED
2025年04月15日赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナらが出演する映画『366日』のBlu-ray&DVDリリース、デジタル配信が6月25日(水)に決定した。本作は、沖縄出身のバンド「HY」の楽曲からインスパイアされた物語。主人公・真喜屋湊(赤楚衛二)と、高校時代に出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海(上白石萌歌)の20年の時を超えた切ない純愛ラブストーリー。1月に公開がスタートした本作は、公開初日から1週目、2週目と毎週前週比を超えるなど快進撃を続け、4週目の週末に観客動員ランキング第1位に急上昇。累計観客動員数200万人、興行収入25億を突破(4月11日時点)。また、ハリウッドの大手映画スタジオが英語版リメイク権獲得を発表。台湾、タイ、カンボジア、ラオスなど海外配給も続々決定している。今回リリースされる特別版Blu-ray(数量限定生産)には、映像特典として、メイキング、イベント映像集、特別コンテンツなど約134分を収録。封入特典として、チェキ風カード(3枚セット)が同梱される。なお、松竹ストア内「松竹DVD倶楽部」にて特別版を予約・購入すると、先着で台本型ノートがついてくる。『366日』商品情報2025年6月25日(水)Blu-ray&DVD発売特別版 Blu-ray(数量限定生産):7,370円(税込)通常版 DVD:4,620円(税込)発売・販売元:松竹©2025映画「366日」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:366日 2025年1月10日より全国にて公開©2025映画「366⽇」製作委員会
2025年04月15日横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に、高岡早紀、水樹奈々、ジェームス小野田、ひょうろく、中川翼、えなりかずき、高橋英樹が出演することが分かった。本作は、日本のポップカルチャーの礎を築いた“江戸のメディア王”である、蔦重こと蔦屋重三郎の物語。蔦重役の横浜のほかにも、安田顕、小芝風花、里見浩太朗、渡辺謙らが出演する。今回新たに出演が発表された7人が演じるのは、蔦重と繋がっていく人々、意次の政を左右する大名。耕書堂の商売に一役買う、蔦重のもとに戻ってくる実の母親・つよ/高岡早紀<コメント>大河ドラマに出演させていただくのは、3回目となります。 毎回毎回身が引き締まる思いと共に、私が出来る限りの想いを込めて撮影に臨むつもりです。 今回は、今をトキメク俳優の横浜流星さんの母親という、なんとも光栄な役です! “この親にして、この子あり" と納得していただけるように、 流星さんが作り上げた蔦重を、更に深みが増すように演じられたらと思います。 みなさま、どうぞお楽しみに。蔦重と親交を深めていく、元木網の妻で天明期の女性狂歌師・智恵内子/水樹奈々<コメント>まさか私が大河ドラマに?!と、お声掛けいただいた時は本当にビックリしました。智恵内子は数少ない女性狂歌師で、キレがあり、ユーモアのセンス溢れる歌を詠むことで身分を超えて様々な人々と繋がり、娯楽の少ない時代に笑顔になれる楽しみを夫や仲間と共に生み出していました。言葉を伝える、歌で繋がり笑顔を届けることは、声優・歌手としての私の活動と繋がる部分が多々あり、とてもご縁のある役をいただき光栄に思っています。初めて尽くしで緊張の連続ですが、全力で演じさせていただきます!湯屋の主人として登場、狂歌師・元木網/ジェームス小野田<コメント>約40年前、米米 CLUBとして奇抜なメイクと扮装で歌手デビューした当時の私に、まさか大河ドラマのオファーをいただけるとは思いもよらなかったでしょう!素顔のままでの出演です。ダジャレや皮肉といった遊び心満載の歌を詠む、狂歌師「元木網」として再び登場します。エンタメ革命を起こす蔦重や、多様なキャラの狂歌師たち。米米 CLUBにも通じる要素に時代を超え親近感を抱いています。これからも、べらぼうご期待ください。吉原に出入りする中で、人生が翻弄されていく松前藩の江戸家老・松前廣年/ひょうろく<コメント>はじめまして、松前廣年役のひょうろくです。今回初めて大河ドラマに出演させて頂きました。初めてのカツラや久しぶりの髪の毛にドキドキで臨ませて頂きました。廣年さんは江戸家老という身分が高い方で凛としてる部分がちゃんと出せたのか今でも不安です。吉原の女性に翻弄される一面もあり、撮影中“分かるなぁ。。"と他人事とは思えない切なさがありました。周りの演者さんやスタッフさんの凄さに圧倒されてしまいましたが、色んなアドバイスを頂きながら自分なりに一生懸命演技させて頂いてますので是非ご覧になってください。地本問屋「丸屋」の手代・みの吉/中川翼<コメント>「べらぼう」の一筋縄ではいかない時世だからこそ生まれる人間の葛藤が繊細に描かれているところが大好きです。そして蔦重の果敢に挑戦し続ける姿に毎週勇気をもらっています。そんな素敵な作品に参加出来る喜びで胸がいっぱいです。今回で大河ドラマには3度目、森下さんの作品には4度目の参加になります。再会できることを幸せに思うのと同時に成長した姿を見せていきたいと強く思います。森下さんの描く実直で純粋なみの吉という青年が皆様の心に留め置かれるよう、今出せる全力を出し切ります。奔放な性格の松前家当主・松前道廣/えなりかずき<コメント>10歳で初めてNHKに仕事で伺った際、大河ドラマ(おそらく『八代将軍吉宗』?)を撮影中のスタジオを発見し「いつかあのスタジオでも仕事をしたい!」と心に誓いました。“30年後に達成できるよ!”と、あの時の自分に言ってあげたいです。松前道廣は、名家の重圧もあったのでしょう、生まれもっての権力を最大限に行使しますが、本人にとっては"正義"であり、ちょっときつめの“指導"なのです。一生懸命演じます。田沼意次らを追い詰めていく紀州藩主・徳川治貞/高橋英樹<コメント>1968年「竜馬がゆく」で初大河ドラマ出演、その後9本の大河ドラマに出演をさせていただき、様々な歴史上の人物を演じさせて頂きました。2015年「花燃ゆ」にて井伊直弼を演じ、早いもので10年が経ち、今回の「べらぼう」で記念すべき10本目の大河ドラマ出演ということになります。今回私が演じさせて頂く徳川治貞という人物は、紀州徳川の殿様です。八代将軍吉宗にならい、倹約政策などを行い、和歌山藩の財政再建に尽力しました。本人は自ら綿服と粗食を望んだそうです。その為倹約殿様と言われています。今回の大河ドラマでは、どのような人物に描かれるのか、大いに楽しみです。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は毎週日曜日20時~総合、18時~BS、12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年04月15日吉本ばなな著、奈良美智が絵を手掛けた「ひな菊の人生」を、湯浅政明監督が劇場アニメーション化。2026年の全国公開に先駆け、仏アヌシー国際アニメーション映画祭「Work in Progress」部門にも選出された。本作は、30か国以上で翻訳・出版され、著者累計700万部を超えるベストセラー作家・吉本ばなな小説初のアニメ化。1998年11月号から2000年1月号まで月刊誌「CUT」で連載され、吉本ばななによる小説を読んで喚起されたイメージを奈良美智が描き、またその絵の力をイメージしながら吉本ばななが書く…そんな魂の交信から生まれた物語。映画化するのは、『夜明け告げるルーのうた』や「ピンポン THE ANIMATION」「映像研には手を出すな!」などを手掛け、『犬王』で第80回ゴールデングローブ賞にもノミネートされた湯浅政明監督。2025年2月に設立した自身のスタジオ「ame pippin」の第1作目として、ファンタジックなイメージとともに新しい映像体験に挑む。脚本には『散歩する侵略者』『寝ても覚めても』など、黒沢清監督や濱口竜介監督といった日本の名だたる実写映画の作品で活躍する田中幸子。本作が初のアニメーション脚本となる。幼少期のキャラクターは、世界の主要美術館に所蔵され、アジアでも絶大な人気を誇る奈良美智の原作挿画をもとに制作。それぞれの創作の力が響き合う奇跡のコラボレーションが実現した。また本作は、世界最大規模のアニメーション映画祭として知られるアヌシー国際アニメーション映画祭2025「Work in Progress」部門への選出が決定。現地時間6月13日には、湯浅監督らが登壇し、現地のファンや世界の関係者に向け、現在制作進行中である本作のプレゼンテーションを行う。同映画祭のクリスタル受賞歴もある気鋭の仏スタジオ「Miyu Productions」との共同製作となっている。奇跡のコラボレーションにコメント到着原作・吉本ばなな常に同じものを見ている感じがする湯浅監督に撮ってもらうのは、私の夢でした! 湯浅監督は真の意味で「動き」を表せる人です。登場人物たちそれぞれの内面が動きになる瞬間を見ることができて幸せです。脚本・田中幸子湯浅監督&ばななさんの原作&奈良さんのキャラ!この企画に携われてとても光栄です。監督の溢れる想像力を必死に受けとめ、人間のやさしさと繊細さと強さ、主人公の心の動き……大切にしたいことが山ほどあります。監督・湯浅政明ばななさんの中でも終始絵が想起される小説で、生々しく怖い部分がありながら、最後のくだりは、昔自分が夢想していたような、とても嬉しい内容でした。半径100メートルくらいの下町の焼きそば屋さんの人生を、宇宙規模で描きたいと思います。『ひな菊の人生』(英題:Daisy's Life)は2026年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2025年04月15日チ・チャンウク主演の韓国ドラマの日本版リメイク「あやしいパートナー」より、第1話の場面写真が公開された。本作は、八木勇征が敏腕検事の立石春斗、齊藤京子が司法修習生の宮下さくらを演じる、最低な出会いから始まる、運命を信じたくなる、恋に臆病な2人の甘くて苦い、サスペンスラブコメディ。春斗とさくらの最初の出会いは、バスの中。痴漢に間違われるという最低な出会いだったが、ソファーでさくらが春斗を押し倒したり、春斗がバーでさくらの頬を包んだりと、ドキドキなシーンを想起させる場面写真が到着。一方、春斗のコミカルなカット、さくらのシリアスな姿も切り取られており、コロコロ変わる2人の表情にも注目のようだ。なお、エンディング主題歌は、ロックバンド「神はサイコロを振らない」の「Lovey Dovey」に決定。柳田周作は「10年という歴史の "これまで" と、未来永劫ずっと続いていくであろう "これから" を二人三脚で共に歩んでくれるファンの皆さまの視点に立ち、どんな想いで僕らの音楽を受け取ってくれているのだろう、どれほどの時間と愛情をかけてライブへ足を運んでくれているのだろう…などと妄想しながら書いた愛まみれの『Lovey Dovey』。ドラマをより一層ラブリーに彩れたら幸いです!」とコメントしており、ファンを思って書き綴った逆ラブレターソングは、春斗とさくらのラブストーリーにやさしく寄り添う。あらすじ敏腕検事の立石春斗(八木勇征)は乗っていたバスで司法修習生の宮下さくら(齊藤京子)に痴漢と勘違いされ散々な目に合う。その後、彼氏・青木颯太(池田彪馬)に浮気されケンカをしているさくらに偶然遭遇し、思わずさくらを助けてしまった。それがきっかけでさくらのヤケ酒に付き合うハメになった春斗は、泥酔したさくらに押し倒される。数日後、春斗は検察修習を受けにやってきたさくらと再会。悪縁さくらに厳しく接するも、なぜかほっておけない春斗。最悪の出会いから始まった二人。この出会いは偶然?それとも必然なのか――。「あやしいパートナー」は4月29日より毎週火曜日深夜0時59分~MBS、毎週火曜日深夜1時28分~TBSにて放送。ディズニープラスにて見放題独占配信。(シネマカフェ編集部)
2025年04月14日