FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (787/854)
カルバン・クライン コレクション(Calvin Klein collection)が1月18日、ミラノで2015-16秋冬メンズコレクションを発表した。クリエーティブディレクター、イタロ・ズッケーリが見せる今シーズンは、メンズウエアのルールを現代風に解釈し、パワフルな男性像を掲げた。キーワードは「パワフル」「映画風」「モノクローム」。カラーは、古典的なモノクロ映画からインスピレーションを得て、ライトグレー、岩石のようなグラナイト、斑のチャコールヘザー、アントラシートと白から黒へ明暗が変化するグレースケールで構成。アウターには、ボリューミーなオーバーコート、ダブルのジャケット、パイロットジャケットやマントなど気迫あるアイテムが登場。しかしこれらは、ボンデッドフランネル、メランジウールとカシミア、ツイードなど上質な生地で仕立てられ、シルエット、カラー、アニマルプリントなどが主張する武骨なオーラを調和する。作業着のようにゆったりとしたボトムには、光沢あるビニール素材を用い近代的に。スーツをロールアップした足元には、牛皮とパテントレザーのがっちりとしたフィールドブーツを着用している。ランウエイには、15年春や14年秋の広告キャンペーンに起用されたアメリカ人モデル、クラーク・ボックルマン(Clark Bockelman)も登場した。
2015年01月26日対極のムードを合わせ持つように意識すると、魅力の幅が広がるでしょう。例えば、ファッションも優しく甘いテイストと、シャープでクールなテイストの組み合わせが開運に。時間の過ごし方も、ストイックに仕事を突き詰めた後は、癒しやデトックスでとことん休息するといったように、緩急メリハリをつけて。■牡羊座(3.21 - 4.20) ブルーを身につける事で勘が研ぎすまされるようなとき。寒色全般、青みのピンクもラッキーです。オーガンジーを使ったランジェリーなど、透ける素材を身につけるとアイデアが湧いてきそう。■牡牛座(4.21 - 5.21) 免疫力の低下で体調を崩しがちに。ジッパーやスタッズ、ラメなどメタリック輝きやディテールを取り入れて、ガードを固く。バッグもチェーンストラップのものを選ぶのが正解です。■双子座(5.22 - 6.21) フォーマルでかっちりとしたシャツやジャケットスタイルが運気の流れを円滑に。カラーも黒、グレー、ブラウンなどシックで堅実な印象がオススメ。個性をアピールするなら柄の裏地などでさりげなく。■蟹座(6.22 - 7.22) 安定した運勢。女性らしいスタイルが似合う人が多いけれど、少し冒険してメンズライクでユニセックスなファッションを着て欲しいとき。マニッシュシューズなど足元からトライしてみて。■獅子座(7.23 - 8.22) 周囲に色んな人が集まってくるでしょう。普段あまり着ない色にもチャレンジすると対人運がピークに。派手なカラーも強気に着こなせて、注目度が上がりそう。常に気を抜かずエレガントに装って。■乙女座(8.23 - 9.23) ヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラのように、草花のモチーフがいくつも連なっているアクセサリーが清楚で可憐な魅力を引き立ててくれるでしょう。リボンなどフェミニンなディテールが吉。■天秤座(9.24 - 10.23) 免疫力がダウンしていることを除けば、のびのびとマイペースに楽しめる時期に。帽子が厄よけアイテム。また、プリーツスカートや丸襟、Aラインなどガーリーな要素を取り入れましょう。■蠍座(10.24 - 11.22) 停滞気味ですが、助ける人が現われるような暗示も。アドバイスは素直に聞き入れると運気が持ち直すでしょう。ピアスや手袋などペアになっているものを多く身につけると災難回避に。■射手座(11.23 - 12.21) 頑張ってきたことに少し違和感を感じるような時期。イッセイミヤケのバオバオやシワ加工のシャツ、ストールが開運。うまくいかないことは、がむしゃらにならず波乱の波をやり過ごすスタンスで。■山羊座(12.22 - 1.20) レトロやクラシカルなものと最先端の流行とのミックスマッチを楽しむと本領発揮できそう。スエードやユーズド加工のレザー、洗いをかけたデニムが忍耐強さを支えてくれるでしょう。■水瓶座(1.21 - 2.19) 12星座イチ好調です。特に対人面で恵まれそう。できるだけ新しい出会いの場に顔を出すようにして。ルイ・ヴィトン15SSのファーストルックのようなレース素材でモノトーンのドレスは最強。■魚座(2.20 - 3.20) カラフルなストーンがあしわられたピアスなど、華やかで大振りなアクセサリーが開運アイテム。億劫に感じても寒いうちに種まきをしてくと、春には成果が出るのでゆっくりとウォーミングアップを。【プロフィール/ムーン・リー】 西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2015年01月26日アシックスが80年代から90年代に人気だったスニーカー「アシックスタイガー(ASICS Tiger)」ブランドを復刻し、1月24日からシューズ29アイテムを発売した。復刻モデルだけでなく、カジュアルなデザインを取り入れるなどアレンジを加えた新たなシリーズも展開するなど商品構成を充実させる。秋からはアパレルやアクセサリーなども展開する。販路は国内及び海外のスポーツショップ、セレクトショップ、ECサイト、直営店。また、3月5日まで渋谷パルコにポップアップストアをオープンしている。初年度は全世界で100億円以上の売り上げを見込む。当時のフォルムを踏襲しながら、独自の素材使いやカラーリングで存在感を持たせ、アメリカンストリートファッションの要素も取り入れたデザインが特徴。アシックス創設当時のコーポレートマークを採用したロゴもポイントになっている。シューズの価格は1万円から1万8,000円。代表的な商品である「ゲルライト スリー(GEL LYTE III)」は1990年に発売したランニングシューズをベースにしたもの。ゲルライト スリーの発売25年を記念し国内外のスニーカー専門店とコラボレーションした新作を毎月投入する計画で、第1弾は1月24日から「ミタスニーカーズ」で販売している。一方、「ゲルライト ファイブ(GEL LYTE V)」は93年に発売したランニングシューズをベースにしたもので、ナイロンやスエードを使ったモデルなど、バリエーションを充実させて展開する。アシックスタイガーは80年代から90年頃、国内外の各競技のトップ選手や愛好者から人気を集めたブランド。同社は競技のためのパフォーマンスに特化した「アシックス」、ラグジュアリーなムードやヨーロピアンテイストなども取り入れた「オニツカタイガー」を展開しているが、新しいアシックスタイガーを第3のブランドとして位置付け、国内と海外のスポーツライフスタイル市場での新たな地位の獲得を目指したい考えだ。
2015年01月25日大人だからこそ味わうことのできる、甘くノスタルジックなティータイムがテーマのアールエムケー(RMK)15SSコレクション。数量限定の「ヴィンテージドロップグロス」(全4色/各1,800円)はシロップのような甘い香りとつけ心地、そしてキャンディーストライプのキュートなパッケージがチャーミング。また、起毛タイプのブラシがリップラインをしっかりとらえるので、唇全体にぬれたような色めきが実現する。01「ローズ」は元々の唇の色を美しく見せてくれるシアーピンク。オフの日などリラックスして過ごしたい日にぴったり。02「メープルシロップ」は優しいムードを与えてくれるジューシーなコーラル。 そして03「カシス」は甘くほろ苦いニュアンスのセンシュアルなレッド。小ぶりなサイズなので、ピクニックやパーティー時でもポケットやミニバッグに気軽にINできる。様々な春のシーンを大いに盛り上げてくれそう。〈問い合わせ先〉RMK DivisionTEL:0120-988-271
2015年01月25日マイケル・コース(MICHAEL KORS)が2015年秋、東京・銀座の中央通りに日本最大の旗艦店をオープンする。全カテゴリーの商品が並ぶ世界初の店舗となる予定。店舗は3フロア、702平方メートル。デザインは昨年上海にオープンした静安ケリー・センター店で用いられた新コンセプトを踏襲する。ステンレス製什器、ホワイト大理石の床、ウッド、ゼブラスキンがラグジュアリーかつ居心地の良い空間を演出。ゆっくりとスタイリングを考えながらショッピングを楽しめそうだ。1階はマイケル・コース コレクションとマイケル マイケル・コースのハンドバッグやスモール・レザーグッズ、ウォッチ、ジュエリー、アイウエアといったアクセサリー類、2階は両ウィメンズラインのウエア、シューズコレクション、地下1階は日本初となるメンズウエア及び男性用アクセサリー類を扱う。デザイナーのマイケル・コースは、「東京は世界でもトップレベルのファッション都市であり、銀座はその中でも世界有数のショッピングエリア。この特別な場所にショップをオープンできることは、エキサイティングであると同時に誇らしいこと。オープンがとても楽しみです」と話している。
2015年01月25日カーラ・デルヴィーニュがウォッチブランド「タグ・ホイヤー(TAG Heuer)」のアンバサダーに起用された。パリのエコール・デ・ボザールにて発表パーティーが行われ、150人ものジャーナリストとVIPが集まる中、カーラはレッドカーペットを華麗にウォーキング。そしてタグ・ホイヤー本社CEO兼LVMH ウォッチ社長のジャンクロード・ビバーからタグ・ホイヤー フォーミュラ1 レディ スティール&セラミックが贈られた。ビバーCEOは、「タグ・ホイヤーチームへようこそ!常識に挑む強さ、エレガントを兼ね備えた我々の世界を広げてくれるミューズを必要としていた。そのすべてを持つ女性がカーラだった。タグ・ホイヤーファミリーに迎えることができ、大変喜ばしい」と話している。
2015年01月25日「メイク・アート・ユア・ズー(MAKE ART YOUR ZOO)」は2月11日、代官山に旗艦店をオープンする。「メイク・アート・ユア・ズー」は“アート(ART)”な“モノ作り(MAKE)”が集う場所として、ストリートでインターナショナルな文化をバックグラウンドとしたアイテムを手掛けるブランド。洋服から靴、雑貨までを手掛けており、中でも主力のバッグは残反を裏生地に使用するなど、コストダウンとエコへの取り組みを追及している。新店舗では身体とのバランスや軽量性、強度などを重視したブランドバッグを400種類以上ラインアップ。更にオープニングを記念して、アーティストのガシアス(Gasius)とのコラボバッグを数量限定発売する。ガシアスはそのグラフィティーで、UKスケートカルチャーから火が付いたアーティストで、「マハリシ(MAHARISHI)」では7年間に渡ってヘッドグラフィックデザイナーに着任。彼が考案したカモフラージュ柄は、世界的に人気を集めている。代官山本店の限定モデルでは、ガシアスが今回のコラボのために描き上げたカモフラージュ柄がデザインに取り入れられた。「ワンベルトリュック バイカラーモデル」(限定15個/1万6,000円)は、その軽量さと防水性が人気のモデル。フロントベルトで高さを調整出来るなど、クライマーでもある職人のこだわりが詰め込まれている。フロントやフラップの背面に複数のファスナーポケットを備え、モバイル端末、ペットボトル、長財布など様々なアイテムを収納出来そうだ。一方、「メッシュリュック コンビモデル」は、裏生地にアウトドア製品に使用される防水生地の残反を使用。軽量性を重視したシンプルな構造で、大きく開閉するファスナーによって、収納物をスムーズに出し入れ出来る。型はユニセックス(1万2,000円)とミニ(限定10個/9,200円)の2種類を用意した。その他、ガシアスによるライブペイントなどが行われる記念パーティーには、公式サイトでの応募の中から先着20組が招待される予定。2月11日のオープン初日には、5,000円以上の購入で先着50人にオリジナルクッキーを、そのうち一つだけに入った当たりの紙片を手にした人にはバッグがプレゼントされる。
2015年01月25日――ノーアベニューは、21世紀の今だから出来る「文化を開放するプラットフォーム」という感じなのでしょうか。インスピレーションはパリにある1887年創業のカフェ「カフェ・ド・フロール」なんです。かつては、ピカソやダリ、ジャン・コクトーが集ったお店です。でも、その当時でもアーティストもいれば近所のおじさんや子供もいたと思います。もしかしたら、近所のおじさんがワインを飲み過ぎて酔っぱらって言った言葉がピカソ達に影響を与えていたりしたのでは、と想像すると愉快ですよね。三島由紀夫、寺山修司などが通った昔の新宿ゴールデン街も同じですね。そういえばピカソは「良い芸術家は真似をし、偉大な芸術家は盗む」と言ったりもしていますね。――ノーアベニューのファッションにおける役割とはそもそもファッションの仕事は“modality(様相)”を作る仕事だと思っています。新しい装いという意味での“様相”を提案したり、新しい動きを作り出したりすることで社会や洋服の有様を変えていく行為です。そういう大局的な視点を忘れず考えていきたいです。折口信夫の言葉で「客人(まれびと)」というものがあります。異なった文化圏からやってきて、祭りや新しい文化をもたらす異邦人のことです。そういう人を呼び込みたい。また、我々自体がファッションにおいて客人のようなものでありたいという思いがあります。――ファッションにおいての客人とはどういうイメージですかファッションにおける客人はハッカーのような存在かもしれませんね。振り返ってみたとき、時代を作ったクリエーターは、社会へのハッキングを行っていたと思います。例えば、コレクションという概念を作ってみたり、それが定式化すると今度は、古着や黒やぼろ切れを出すのはありえないという一般常識と、そこに厳密なルールが存在しないことを逆手にとって、あえて出してみることでみんなハッとする。こういった一般常識や価値観のぎりぎりのせめぎ合いから文化を解放してきたところには「客人」の影がちらつきます。一般的な意味でファッションの客人というと難しいですが、例えばジュリアン・アサンジ(ウィキリークス創始者)はそのビジュアルだけでなく行動も新しいですし、今話題のピーター・ティール、あるいは神学研究から外交官を経て文筆家になった佐藤優のような人も非常に興味深いですよね。デザイナーはファッションの外にいる人をアイコンにしたり、新しい感覚を求めてきた風潮もありますから、潜在的には客人を求めているのだとおもいます。今は一般的にはファッションからほど遠そうな、中曽根康弘とか渡辺恒雄のようなキャラクターが“ファッションアイコン”になったりするかもしれませんね。その時々の相対的な空気感、ウィットや自由な発送、人間のその人らしさの追求というのがファッションの面白いところですから。――今後の展望について教えてくださいノーアベニューには、まだ歴史や過去のコンテクストがないので、既に確立していて過去の分脈がある組織や企業にはリスクがあってできないような事を積極的に試みて十何に動かしていきたいと思っています。また、そういったコンテクストのある組織や企業とも何かできればとも思っています。ノーアベニューはバーチャルからリアルを自由につなげていくものなので。ターゲットを整理しつつ、マネタイズの方法も含め柔軟にポビットやチューニングをする必要はありますし、今は独自のテクノロジーの開発も進めています。1/2に戻る。
2015年01月25日Facebook、twitter、instagramなど、世界中の人々の日常に入り込んだSNSがある一方、数多くのSNSが生まれては消えていく時代。そんな背景の中2014年10月、「ノーアべニュー(NOAVENUE)」はローンチした。コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)の企画運営を経て独立した代表の小石祐介氏に、同サービスの展望とファッションの未来への考えを聞いた。ノーアベニューとはユーザー自身がクリエーティブなアイデアを提案するオンライン上のプラットフォーム。アイデアに共感する人を募り、人が集まったアイデアは具現化に向け次のステージに進む。小石氏はtumblrを始めとするソーシャルメディアを活用する中で、数々の無名のユーザーが持つ編集力の力に驚嘆し、「そういった人達がより創造力を発揮できる居場所を作ることができないか」と思ったという。マイノリティーの集合知が企業や組織にない発信力や創造力を秘めていると見ている。「今、世の中で実現したアイデアの多くが数年前には会議室、カフェ、バーあるいはストリートで既に話されていたものだったと思います。そして話されなかったものや、人間の性質上躊躇や迷いなどで頭の中から出てこなかったものには知る由がありません。中には面白いものもあったかもしれない。殆ど多くのものが実際の“場”に出てこないのであれば、それらをリアルな世界で実験的に出す場があったらどうなるのかを見てみたいと感じました」と小石氏。そして「ある意味、2ちゃんねるのような」と笑う。刺激とリアクションを誘発するような場所をイメージしている。今後、ファッション業界にある風潮に風穴を開けるようなプラットフォームになり得るのだろうか。■ファッションの“様相”――テクノロジーの変化はファッションに何を与えたのでしょうか一般的には、新しいツールが生まれたという程度にしか認識されていないのかもしれませんが、ずいぶん大きな変化があったと思います。テクノロジーというとコンピューターや人工知能をはじめ、「人間的ではない何か」というイメージにたどり着きがちですが、そもそもコンピューター「Intelligence Amplifier(知性の増幅器)」という側面があります。そういう観点で見ると、例えば100年前は、ミシンがファッションの世界においてテクノロジーと言えました。ミシンの誕生によって、Sサイズ展開で大量生産をする考えが普及し、誰でもスーツが着られるようになったり、当時のクリエーターの知的好奇心を大いに刺激して社会の可能性が拡がったはずです。近年のテクノロジーの変化はミシンが生まれた時のようにファッションの様相を変えたとも言え、ただのメディアやツール、販売の場以上の可能性があると思います。――かつてのファッションと現代のファッションの違いはファンションが生き方や人の有り様を左右するコードに関わるという点では何も変化がないと思います。200年前は衣装は振る舞いがコード化されていて、明文化されていない社会や家の慣習に従うというのが大多数だったはずです。その慣習がコミュニティーを形成していたと思います。現在は混沌としているとは思いますが、今度10年、もしかすると5年程度でビッグデータやディープラーニングの解析がかなりの精度になってくると、人間が自分自身で考える領域が減り、機械的なリコメンデーションやその時に表示されたルールに従うのが当たり前になるかもしれません。そのようになれば、昔と同じように自分の頭で考えられる人がシステムの欠陥を見つけて何か新しいことを創造する可能性も増えてくるでしょうね。――とすると、ファッションの未来は、どう変化していくのでしょうか「自然は変化を嫌う」という言葉があります。極端な変化が続くと、その後には反動があって振り戻される現象です。物が作れるのが当たり前になると作らない行為が注目を浴びたり、マーケットに極端にセンシティブな世界になれば、予測される状況を逆手にとって情報をハックする人がスターダムにのし上がっていく。大資本に関して言えば、ここ数年のファッションはM&Aのゲームになっている風潮があります。物を売ることでより有名になって、会社を売ることを考える動きが増えている。シリコンバレー的な考えですが、物が豊穣である現在の反動かもしれません。今後もラグジュアリーの大資本は新しい才能に投資をし、回収し続けて立ち位置を維持するでしょうし、そしてナイキやユニクロのようにマスプロダクションや協力なR&Dを実行する資本がある企業は、今後も投資を続けて新しい境地を導き出していくことでしょう。そのうち業界の外の伏兵もあるかもしれませんね。ただそれも続くと、揺り戻しが訪れるのだと思います。純粋に良いものを作るという職人的行為、コンセプチュアルな活動が貴重になり特権的な形で注目を浴びるような流れなどが出てくるかもしれませんね。――ノーアベニューには、マーケティングツールとしての利用価値もあると世の中がデジタルな判断基準のみで動きがちになると、世界がグリッド化し、グリッドの「交点」にあるものだけが目立つようになってきます。そのグリッドの枠から外れた微妙なものは、存在する前に淘汰されてしまうと思うのです。ノーアベニューはその中にある「なかなかありえなさそうだけど、もし形になったら面白いこと」の投稿を促しデータを集めたり可能性を確かめ、記録し、実現に向けて動く場です。誰もが世界のあちこちにグリッドの補助線を引いて「交点」を作る場として利用してもらえればと考えています。2/2に続く。
2015年01月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■「5 Comes After 6」長島有里枝親兄弟、夫、息子と、デビュー以来、家族をテーマに作品を撮り続けてきた写真家・長島有里枝。2010年、赤々舍から出版された『swiss』に登場した息子も中学生になり、家族のあり方もまた次のステージへと向かう。本書では、彼の成長によって時間の経過を意識したことをきっかけに、これまで撮り溜めていた息子との時間を1冊に集約した。針葉樹を思わせる表紙の色は、長島の息子の名前に由来しているという。限定700部。【書籍情報】「5 Comes After 6」著者:長島有里枝出版社:match and company言語:英語ソフトカバー/24ページ/190x260mm発刊:2014年価格:2,200円
2015年01月24日女性の気持ちを底上げしてくれるカラー「紅」。今季の「M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス)」から、気持ちを浮き立たせるような紅にフィーチャーしたコレクション「レッド、レッド、レッド(RED,RED,RED)」がお目見え。見たままの発色を得意とするM・A・Cならではの、はっと息をのむ鮮烈なカラーのリップスティック(2,900円)が登場した。秋冬から続く赤リップのトレンド。春に向けて、肌色を健康的に明るく見せるようなポップでカジュアルなレッドが脚光を浴びそう。限定カラー「トキシック テール」は、明るいコーラルレッド。ソフトオレンジレッドの「5-アラーム」は同じく限定カラー。チューリップのようなヴィヴィッドな紅にもかかわらず、肌になじみやすく、エッジィかつ上品なバランスの良い色合い。どちらもリップにアクセントを置いたメイクアップに仕上げるのがオススメ。<問い合わせ先>M・A・CTEL:03-5251-3541
2015年01月24日ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )が、ミラノファッションウィークで1月20日、15-16AWメンズコレクションを発表した。今シーズンは、バロック様式の華やかさとイタリア・フィレンツェの雄大さを、表現力と生命力に焦点を当てて解釈。カラーパレットは、ブラック、キャメル、サンドをベースに、差し色で展開されるブルー、エレクトリックブルー、ゴールド、パールホワイトが上品。バイカージャケットは、細やかなスタッズで装飾的。ケープのようにまとったアウターにはバロック建築などで見られる複雑なモチーフの加工が施された。ジャケットやパンツとのセットアップには、同様のモチーフが光の加減で現れる艶やかなサテン地を用いたものも多く見られる。それに対し、アニマルプリントが施されたジャケットや、内側に毛皮が仕込まれたコート、大きめのポケットに部分的に用いられたクロコダイルレザーには自由で野生的な男性像を感じる。これらの要素のすべてはイタリアのレンズを通して解釈されたもので、フィレンツェ出身であるロベルト・カヴァリのフィールドである“トスカーナの大草原”というアイデアから生まれてる。数体のルックに見られた、“No Boundaries(境界線がない)”また、”Empathy(共感)”と綴られた胸章も目を引く。これは、心理的にも原料的にも壁がなく、エンドレスな可能性を意味し、ロベルト・カヴァリの生き方に近づくためのシンボルを示しているという。
2015年01月24日松屋銀座がバレンタインフェアを1月21日から開催している。2月14日まで。今年の松屋銀座は“大人「リュクス」なバレンタイン”がテーマ。近年ではチョコレートに本物志向を求める女性が増えていることを踏まえ、従来よりも高級感のあるアイテムを取りそろえた。素材のカカオにこだわり、製造過程にもストーリーを感じさせる、より贅沢なバレンタインを演出している。1月28日から2月14日にかけては、1階のスペース・オブ・ギンザに「バレンタイン・パティオ」がオープン。全17ブランドによるバレンタインギフトが展開される。中には世界に名だたるショップも名を連ねており、“ガナッシュの魔術師”と称されるロベール・ランクスが手掛ける「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」もその一つ。「サンサション キャラメル」(15個/5,400円)には、プラリネの食感と果実やチョコレートの意外な組み合わせが楽しめる、4種類のチョコレートを詰め込んだ。また、ラトビア生まれのハンドメイドチョコ「エミルス・グフタフス」からも、その上級ブランド「ネレウラ」が日本に初出店。代表作となるタブレット、トリュフ、ゼリーチョコ、ハートチョコをアソートした「フォーレスト・トレジャーボックス“森の宝箱”」(2万4,840円)が30箱限定で販売される。その他、パティオでは世界各国の約30ブランドによるタブレットチョコが展開される。「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」の「ペルー ホワイトカカオ」(1,620円)や、「コップナー」の「リミテッドエディション」(1,404円)など、その数は200種類以上。厳選したカカオ豆を使い、ショコラティエがショコラペーストまでの製作を手掛ける“BEAN TO BAR”も豊富にラインアップした。松屋銀座の定番「幸運のブタチョコレート」も8ブランドから、「銀座はちみつチョコレート」も5ブランドから提供される。また、地下1階の「GINZAフードステージ」でも、約30ブランドでバレンタインギフトが用意される。「牟尼庵」では1月28日から2月10日までの期間限定で、生地とフレーバーの組み合わせをチョイス出来る「オーダータブレット」(3,240円)を販売。8階のレストランシティなどでもオリジナル商品が提供される予定で、期間中は松屋銀座全体がバレンタイン尽くしになりそうだ。なお、1月28日から2月3日に掛けては、バレンタイン・パティオでトークショーやテイスティングなどのイベントを連日開催。バレンタイン・パティオ、及び「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」で3,000円以上の買い物をすると、先着7,000名に「幸運のブタ」フィギュアがプレゼントされる。また、お取り寄せウェブサービス「tabモール」でも、チョコレートのプレゼントなどのキャンペーンが開催される予定だ。
2015年01月24日アレキサンダーワン(ALEXANDER WANG)が、15SSウィメンズコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。今季におけるキャンペーンビジュアルの撮影は、LEDライトが怪しく輝くパーティーバスの車内で行われた。その幻想的なイルミネーションに映し出されたのは、アンナ・イワーズ(Anna Ewers)、ビンクス・ウォルトン(Binx Walton)、レキシ・ボイリング(Lexi Boling)、ヴァネッサ・ムーディ(Vanessa Moody)、 ディラン・ソル(Dylan Xue)、サラ・ブラノン(Sarah Brannon)ら6人のモデル達。ユースカルチャーと若者の破壊的なエネルギーを全身で表現している。昨シーズンに引き続き、撮影はスティーブン・クラインが、クリエーティブディレクションはKiDS Creativeのパスカル・ダンジン(Pascal Dangin)が担当。スタイリストにはカール・テンプラーら、ショーのバックヤードを手掛けるチームが起用された。
2015年01月23日ヴェルサスヴェルサーチ(Versus Versace)のクリエーティブディレクターにアンソニー・バカレロ(Anthony Vaccarello)が就任した。アンソニー・バカレロは06年にイエール国際モードフェスティバルで大賞を受賞、以降は大胆なカッティング技術を用いた露出の多いドレスで注目されてきた。12年にはANDAM賞を受賞。14年9月にはヴェルサスヴェルサーチとのカプセルコレクションを発表しており、発売直後すぐに完売するなど、その評価の高さが今回の就任に繋がったとされている。同ブランドでは13-14AWシーズンからドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)が監修を行っており、彼女が率いるデザインチームがメインコレクションを手掛けてきた。今後はアクセサリーを含めたブランドのウィメンズ、メンズの両ラインをアンソニーが担当。アーティスティックディレクターのドナテラが、引き続きブランドを監修していく。今回の就任についてアンソニーは「ドナテラ・ヴェルサーチは私のインスピレーションです。彼女と一緒に将来のヴェルサス ヴェルサーチのエキサイティングなプランをいろいろと考えています」とコメント。また、ドナテラは「アンソニーの作品がすごく好きでファーストコレクションから見ています。初めて彼に会ったときにすぐにヴェルサス ヴェルサーチにぴったりだと感じました。彼の持つエネルギーとイノベーションはとても新鮮ですし、私はいつも彼のようにヴェルサーチに新しい風を吹き込んでくれる若い才能に囲まれていたいと思っています」と話している。
2015年01月23日雑誌『Pen』などで連載を持つファッション&ライフスタイルプロデューサーのAtsushiが、初のオリジナルスキンケアブランド「アオ(AO)」を立ち上げた。そのオープニングアイテムを1月23日にオンライン(ao-inc.stores.jp)にて発売した。「AO PRECIOUS OIL R」(100ml/3,500円)では、希少な2種類のオイルを使用。“モロッコの宝石“と呼ばれるアルガンオイルには、抗酸化作用に効果のあるビタミンEと、しっとりと透明感のある肌をキープするオレイン酸が豊富に含まれる。肌の角質層まで浸透するため、肌荒れや吹き出物などのトラブルを予防してくれそうだ。更に、クレオパトラも愛用したダマスクローズオイルは肌に潤いとツヤを与え、その芳醇な香りがリラックス効果をもたらしてくれる。これに、保湿効果の高いシュガースクワランを配合。べとつかず、さらっとしたテクスチャーに仕上がっており、マッサージやヘアにもおすすめしたい。一方、オイルと海塩を溶かした液体の2層式バスオイル「AO PRECIOUS BATH OIL R」(200ml/2,500円)は、アルガンオイル、ダマスクローズオイルに加え、肌の乾燥を防ぐハイブリッドサンフラワーオイルを配合。バスタブに垂らす適量は約40ml。ミルキーな白濁色となるお湯がしっとりと肌を潤わせ、ダマスクローズの優雅な香りがバスルームいっぱいに広がる。香りと海塩が、癒やしのバスタイムを演出。今後はレモングラスやラベンダーなど香りのバリエーションを増やす予定という。
2015年01月23日最もジュエリーが似合う著名人に贈られる「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式 が1月22日、都内で行われ、橋本環奈、桐谷美玲らが受賞した。橋本は歴代最年少15歳での受賞となった。同賞は「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けてほしい人」を世代別と男性部門で選び、表彰するもの。26回目となった今回は、橋本環奈(10代)、桐谷美玲(20代)、深田恭子(30代)、宮沢りえ(40代)、片平なぎさ(50代)、伊藤蘭(60代以上)、哀川翔(男性)の7人が受賞した。また、特別賞女性部門は歌手のMay J.、特別賞男性部門はプロフィギュアスケーターの高橋大輔が選ばれた。橋本は「まだ15歳なので本格的な宝飾品を身に付けることはありませんが、ジュエリーは憧れの対象でした。こんな華やかな場所で、初めてのジュエリーを身に付けることが出来て本当に嬉しい」と笑顔。桐谷は「母のジュエリーに憧れて、子供の頃はビーズをつなげて指輪 やネックレスを作っていました。ジュエリーが似合う大人の女性になれるように、もっともっと努力していきたい」と語った。2001年の10代に続き2度目の受賞となった深田は「より一層輝いていくことが出来るように、30代を歩んでいきたい」。宮沢は「役者はジュエリーのようなもの。人に見つけてもらい、監督に研磨されることで輝くことが出来る。これからも出会いを大切にしていきたい」と話した。また、哀川は「数年前からもらいたいと思っていた。図々しいですか」。高橋は「女性にジュエリーをプレゼントしたことはありません」と明かすと共に、「次は男性部門で受賞出来るように精進したい」と語り会場を沸かせた。
2015年01月23日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「CIRCLE」料理・文/今井義浩 、企画・写真/柳詰有香イタリアンレストラン 「エンボカ京都店」の立ち上げから3年間シェフを務めた料理人今井義浩が、同店で生み出したアーティスティックな料理の数々を収録した写真集。今井は、素材そのものの良さを突き詰め、食材を育む自然への敬意を払い、自然をそのまま一皿にしたような料理を人々に提供する。「料理とは、人と自然の間に残された数少ない繋がり」という今井の言葉の通り、本書には、“美味しく食べる”ということに止まらない“人と自然のあり方”といった大きなテーマが垣間見える。巻末にはレシピと英訳付き。【書籍情報】「CIRCLE」出版社:エンボカ京都 料理と風景著者:料理・文/今井義浩 、企画・写真/柳詰有香言語:日本語(全てに英語訳あり)ハードカバー/72ページ/190×265mm発刊:2014年価格:2,600円
2015年01月23日コスメブランド「RMK」が、ニューヨークで活躍する新鋭アーティストのブラッドリー・セオドアとコラボレーションした限定コレクション「STREET ESSENCE “RMK × BRADLEY THEODORE”」を、2月18日に伊勢丹新宿店で先行発売、3月4日から三越伊勢丹グループ限定で発売する。いずれも数量限定。セオドアは、キース・ヘリングなどを輩出したスクール・オブ・ビジュアルアーツで学んだ後、アップル社やレコード会社を経て、2005年に本格的なアーティスト活動を開始。アナ・ウィンターやカール・ラガーフェルドといったファッション界の大物を描いた作品は多くのメディアで取り上げられている。そんなセオドアが描くストリートアートにインスパイアされ誕生したこのコレクションには、ニューヨークの“今”を感じさせるような躍動感あるフレッシュなカラーがラインアップした。注目のアイテムは、セオドアが特別に描き下ろしたイラストがデザインされた「RMK コラボレーションパレット 2015」(9,500円)。2段式のパレット上段にはアイシャドウが4色、チーク、グロス、マスカラがセットされ、下段には3月に発売される新製品「RMK カジュアルソリッド ファンデーション」がセットされている。ひと足早く春のトレンドメイクを手に入れられるスペシャルな限定パレットだ。「RMK メイクアップパレット 2015」(全2種、各4,500円)は、アイシャドウ2色とチーク1色がセットになったシンプルかつユースフルなパレット。「RMK メイクアップパレット 2015 A」は、目もとをスタイリッシュに彩るピュアシルバーとマットブラックの2色のアイシャドウと、頬に透明感のあるピュアなニュアンスをプラスするイノセントなピンクのチークカラーのセット。「RMK メイクアップパレット 2015 B」は、肌なじみの良いオレンジとマットなグレーブラウンのアイシャドウ、シェーディングにも使えるヘルシーなベージュのチークカラーがセットされている。クリアな発色で軽やかに唇を彩る「RMK イレジスティブル リップス B」(新色1色、3,000円)には、大粒のラメが美しく輝くグリッターレッドが新色として登場。なめらかな伸びと軽やかなフィット感を実現。唇に溶け込むようなクリーミーでなめらかな仕上がりの「RMK イレジスティブル リップス M」(新色2、各3,000円)には、明るめのシアーレッドと深みのある落ちついた発色のストロングレッドが登場。更に、「RMK グロスリップス N」(新色2色、各2,200円)には、セクシーなオレンジサテンレッドと透明感のあるグリッターが散りばめられたジューシーレッドの2色が限定色として登場する。ジェルのようにぷるんとした質感の唇を作り上げてくれる。その他、質感や発色の異なるレッド系の限定ネイルカラー「RMK ネイルカラー EX」(新色3色、各1,500円)もラインアップ。ほのかに色づくクリアレッド、肌を美しく見せるディープレッド、はっと目を引くセクシーなブライトレッドの3色。洗練されたクリスタルのような光沢を追求したネイルカラーは、速乾性にも優れている。また、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでは、2月18日から23日まで「STREET ESSENCE」の発売を記念したイベントが開催される。クリエーティブディレクター・KAORIによるメイクアップショーや、人気ファッションモデルの秋元梢を招いたスペシャルトークショー、RMK専属メイクアップアーティストによるメイクアップレッスン(要予約)など盛りだくさんの内容。詳細は公式ホームページ()などでチェック。
2015年01月23日ビョーク(Bjork)のニューアルバム『Vulnicura』が、1月21日iTunes Storeでリリースされ、日本でも配信を開始した。同作は、前作『Biophilia』発売以来、約4年5ヶ月振りとなるアルバム。当初は3月にCDリリースを予定していたが、急遽イギリス・ロンドンのレーベル「ONE LITTLE INDIAN RECORDS」からiTunesを通じて先行リリースを行ったという。このCDジャケットでビョークが着用しているヘッドピースは、日本人デザイナー武田麻衣子(Maiko Takeda)のもの。武田は、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課にて帽子デザインを専攻。同大学の卒業制作に、プラスチックのOHPシートを用いたヘッドピースのコレクション「Atmospheric Reentry(大気圏再突入)」を発表した。素材の質感を予測させない、幻想的でインパクトのあるコレクションは瞬く間にヨーロッパを中心に世間で注目され、その内の一人がビョークだった。ビョークは2013年に行ったライブのステージ衣装として武田の作品を着用をしている。武田麻衣子は、ロンドンのセントマーチン美術大学ジュエリーデザイン科でジュエリー製作を学ぶ。在学中、ステファン・ジョーンズ(Stephen Jones)に師事しつつ、同大学を主席で卒業。フリーランスで数々個展を行った後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学し帽子製作を専攻した。現在は、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」でアクセサリーデザインを担当している。2014年には、イタリアで開催されるファッションコンペティション「イッツ(ITS)」のファイナリストにノミネートされた。
2015年01月23日東京・表参道で人気の手作りキャラメル専門店「ナンバーシュガー (NUMBER SUGAR)」がキャラメル全8種類入りのBOXを発売した。一輪の花が印象的な箱は、可愛いながらも、スタイリッシュで洗練されたデザイン。花の部分はスタンプで手押しされているため、一箱ずつ表情が異なるのも楽しい。中には定番のキャラメルNO.1からNO.8がそれぞれ一粒ずつ収められている。毎日店内で手作りされるナンバーシュガーの無添加のキャラメルは、口溶け柔らかで、体にも優しいと評判だ。2013年12月にオープンして以来、ファッションやトレンドに敏感な人々の間でも話題になり、キャットストリートの隠れた人気店となっている。店頭ではキャラメル以外にもキャンディーや、キャラメルクリームなども並ぶ。住所は東京都渋谷区神宮前5-11-11。
2015年01月23日1月21日、第13回目を迎える日本版「サロン・デュ・ショコラ」が開幕した。開催に先駆け、前日のプレスプレビューに姿を現したのは、モデル、女優として活躍する川原亜矢子。チョコレート好きを公言する彼女だが、原点となるショコラとの出合いは、パリに拠点を置いていた90年代にあるのだとか。――川原さんがショコラファンになったきっかけを教えてください。私は、モデルとしての夢を叶えるために、91年に、単身でパリでの生活をスタートさせました。ただ、フランスに対して強い憧れがあったわけでもなく、語学が堪能だったわけでもない私にとって、慣れない地での生活は少々寂しいものでした。そんなある日、フランスでは、ショコラが国民的に愛されている存在だと知り、ためしに1粒購入して口にしてみたんです。でも、技術を持ったパティシエが作るショコラって結構な値段がするので、まずはそこに驚いたんですけど(笑)。口にしてみたら今度はショコラが持つ不思議な魅力のトリコになったんです。口の中でやさしい甘さがほどけていくと同時に、心を支配していた緊張やストレスも解きほぐされていく感じがして。以来、いろいろなお店の味を試すのが楽しみの一つになりました。500gのアソートBOXなどはよく試しましたね。ナッツやドライフルーツを使ったチョコレートも組み合わさっていて、とても贅沢な仕様なんです。気付いたら、その1粒1粒が私に憩いを与えてくれる大切な存在になっていましたね。ここ3年くらいは、寝起きに1粒のショコラをいただくことにはまっています。私の中でのブームです(笑)。味はその日によって異なるんですけど、アーモンドやピスタチオが使われているタイプのものが好きですね。あと、オレンジピールも大好き。チョコレートは血糖値のバランスを整えてくれるので、寝覚めがよくなるのもうれしいですね。――開会式では好きなチョコレートを訊かれて「ジャン・ポール・エヴァン」と答えていらっしゃいました。はい。渡仏後、初めて食べたのがエヴァンさんのショコラでした。ですので、今日、サロン・デュ・ショコラに参加されているエヴァンさんにお会いしたときは、熱狂的ファンの心理が働いて1人で興奮してしまいました。「あなたの作るショコラが大好きなんです!」とお伝えした後に、「心臓がドキドキしてうまく想いを言葉にできません」って添えたくらい(笑)。足繁く通っていた当時のことを思い出して懐かしい気持ちでいっぱいになると同時に、お会いできたことで、エヴァンさんのショコラをより身近に感じることができるようになりました。――1日1粒のショコラ以外に、川原さんの美を育んでいるものはありますか。家族ですね。夫と愛犬と過ごす時間ほど、私に安らぎを与えてくれるものはありません。それと、運動する時間もとっても大切。モデルの仕事で左ひざを痛めたことがきっかけで、3年前くらいからパーソナルトレーナーについてもらっています。運動して筋力を高めたことで、柔軟性に磨きがかかり、日常的な動きもしなやかになってきた気がします。――更に磨きがかかり、今後の活躍も期待できそうですね。ここ3年ほどは私生活に重点を置いて暮らしてきましたが、今年からまた、女優業に復帰することにしました。近いうちに画面を通してみなさんとお会いできる日がなにより楽しみです。役者として納得できる結果を出すためにも、寝起きのショコラ習慣を続けて、心身ともに美しくあり続けたいですね。
2015年01月23日アンドレアス・メルボスタッド(Andreas Melbostad)手掛けるディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、ミラノで2015-16秋冬メンズコレクションを発表した。今シーズンは、英国の伝統的なテーラリングと、ユース・サブカルチャーに着目。素材やテクニックで対比的な要素を織り交ぜたミックススタイルを提案する。ブランドアイコンのデニムピースには、ウオッシュ、コーティング、デストロイ、ジップを用いたリペアなどハードな加工を施しながらも上品な印象。工業的なジップが走るトレンチコートや、軍服風ワッペンやピンをあしらったジャケット、ビスを用いたライダースなどパンキッシュなシグニチャーピースにはもちろんだが、仕立ての良いテーラードジャケット、英国ユニフォーム的なストライプのブレザー、ラガースウェットにもマッチする。カルチャーのミックスはレイヤードでも表現。シングルジャケットや、ミリタリージャケットの下には、襟元をかっちりと締めたシャツにジップアップのキルティングダウンを着用。更に、重厚感のあるレザーコート、びっしりとビスで敷き詰められたライダースにまでも、ギンガムやタータンチェック、タッタソールのシャツをインナーとし、どこかトラッドの香りが漂う。また、ツイードで仕立てられたライダースにはデニムシャツを合わせてカジュアルダウン。対比するエレメントの組み合わせ方は様々だ。カラーはブラック、ネイビー、インディゴ、チャコール、ミリタリーグリーン、ワインレッドなど、全体的にダスティーで落ち着いたニュアンス。
2015年01月23日コールハーン(COLE HAAN)は「ユニフォーム・エクスペリメント(uniform experiment)」とコラボレーションしたブーツ「ルナグランド ジップ ウィング ブーツ」(4万9,000円)を1月24日に発売する。グレインレザーとスムースレザーを使用し、アッパー全体にパーフォレーションを施した。履口には「U.E NAVY」のプリントが、インソールには両ブランドのロゴが片足ずつにあしらわれている。インサイドにはジップを取り付け、着脱のしやすさにも配慮した。カラーはブラックとネイビーの2色。コールハーンの銀座店と神戸店、及びルナグランドを扱うSOPH.の一部店舗で取り扱われる。
2015年01月23日アディクション(ADDICTION)の「リップ グロス ピュア」(2,500円)に春らしいピンクを中心とした新6色が加わり、全16色の豊富なラインナップになってリニューアル。ブランドならではのクリアな発色はそのままに、コラーゲン、スクワラン、センチフォリアバラ花エキスなどの保湿成分がゆらぎがちな春の唇を優しくうるおす。また、光の屈折率のオイルの配合量をあげたことでフレッシュなツヤを実現した。新色が加わった事で、更にピンクのバリエーションが充実。出したいニュアンスやシーンに合わせて選べるように。6「コットンキャンディ」はクリーミーで甘めのピンク。オフィスでまといたい7「カーニバルドリーム」は、オレンジがかったヌードコーラルで、万人ウケしそう。肌質も格段にアップしてくれる。ゴールドとレッドのラメが瞬く10「キャンディコーラル」はダークなアイメイクと合わせてみるのも楽しい。そして15「ピンクボム」は金平糖のようなキュートな青みのピンクで、大人の女性にふさわしいシアーな仕上がり。透明度の高いツヤと彩り豊かな発色の両方を兼ね備えたグロスがあれば、流行のピンクメイクも自由自在だ。<問い合わせ先>ADDICTION BEAUTYTEL:0120-586-683
2015年01月23日ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)がピンクハウス(PINKHOUSE)とコラボレーションしたファッションアイテムを展開するポップアップショップ「PINK HOUSE ―flower shower・永遠の少女性―」を伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区にオープンする。同ショップのイメージビジュアルは、ももクロがモデルとなり「永遠の少女性」をテーマに撮り下ろされた。同ショップの展開期間は2月18日から3月3日まで。イメージビジュアルでももクロメンバーが着用した衣装には、ピンクハウスがこのコラボのためにデザインした白地にシロツメクサとクローバー柄のテキスタイルが使われている。このテキスタイルには、さりげなく「Z」の文字が隠されている。リーダーの百田は純白のワンピースを着用し、段になったレース部分がクローバー柄になっている。ピンクハウスは1982年のブランド創設以来、人の手のぬくもりを感じられる服作りを通して女の子の好きな世界観を発信してきたブランド。今回のコラボレーションでは、ももクロのメンバーそれぞれが持つ魅力を引き出すべく、特別なクチュールを用意した。強さと可憐さを持ち合わせた彼女達の魅力を、春を感じさせる装いで華やかに引き出している。2月18日は同店が「花々祭」と位置づけ、春ファッションの展開を大きく広げる週。同ショップではピンクハウスがももクロとコラボレーションしたジップアップアウター、ドレス、Tシャツ、トートバッグなどに加え、ピンクハウスと「G.V.G.V.」「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)」「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」「ミハエル ネグリン(Michal Negrin)」「アトリエ染花」の東京ファッション界で存在感を示す5ブランドとのコラボレーションアイテムも展開する。同イベントは、伊勢丹新宿店の後、日本橋三越本店、銀座三越、イセタン クローゼット ルクア イーレ店(大阪駅に4月2日グランドオープン)の巡回が予定されている。
2015年01月23日トッズ(TOD’S)が15SSメンズコレクションの広告キャンペーンを公開した。ロケ場所は建築家であるフィリップ・ジョンソン(Philip C. Johnson)の代表作「ガラスの家」。「ガラスの家」は49年にフィリップ・ジョンソンにより建てられた、世界的にも有名な建築物。そのコンセプトは建築における実体験を概念化することで、“見られている”“見えている”という事象を、“見られていない”“見えない”という関係へと転換。ガラスと鉄を用いた建築物は、建築における可能性という概念そのものを問う作品となっている。トッズは今回の広告撮影を記念して、ミラノのヴィラ・ネッキの庭園に「ガラスの家」を再現。その際にフィーチャーしたのが、トッズのアイコンシューズ「ゴンミーニ」の進化型である「シティスパイダー」だ。象徴的なペブルのパターンに幾何学的要素が盛り込まれたソリッドなソールには、職人のクラフツマンシップとイタリアブランドの伝統が凝縮されている。1月18日にはこの場所で15-16AWコレクションの発表も行われた。なお、今回の広告撮影を第1章として、“イタリアンスタイルが世界を旅する”というコンセプトの新プロジェクト「イタリアントラベルダイアリー」がローンチされる。キャンペーンに先駆けて、フィリップ・ジョンソンが出演するティーザー動画も公開されている。
2015年01月22日2015春夏よりクリエーティブディレクターにアンドレア・インコントリ(Andrea Incontri)が就任したトッズ(TOD'S)の2015-16秋冬メンズコレクションが1月18日、ミラノで発表された。会場となったヴィラ・ネッキ(Villa Necchi)の庭には、今春夏の広告キャンペーンに使用された建築家フィリップ・ジョンソンの「ガラスの家」を特別に設営。同ブランドのアイコンシューズであるゴンミーニのニューライン、シティスパイダーがフィーチャーされた。今季はモデルがテーマごとに分かれた各部屋で待機する前シーズン同様のエクスポジション形式。ウエアはパーカを中心に、“操縦士(aviator)”からヒントを得たコートやブルゾンが品良くラインアップされた。コーデュロイやチェックのファブリックに錯覚させるトロンプルイユのプリントが施されたフリザイユと呼ばれる技法を応用した、レザーに代表される軽さと柔らかさを求めた素材が中心。イタリアのクラフツマンシップを強調し、現代のジェットセッターに向け、ラグジュアリーブランドとして全体のバランスを意識したコレクションとなっている。また、日本のマーケットで前年比300%と好調な軽量レザーのバッグは、メッセンジャー、ジムバッグ、ショッピングトート、バックパックと新作が発表された。メインのシューズラインは今回ランニングシューズのソールを備えたスニーカーをモカシン、モンクストラップ、レースアップのクラシックなフォルムで提案。踵に付けられたメタルモチーフは乗馬靴からインスパイアされたもの。また、シグニチャーラインのドライビングアイコンのゴンミーニも今回、プリントなど新たなラインが発表された。
2015年01月22日マイキータ(MYKITA)が2015年キャンペーンビジュアルを発表した。今年のキャンペーンビジュアルは、ニューヨークの街並みを舞台に撮影された。超高層ビルや直線的なファサードが、まるで一つのポスターのように美しく、この街の新たな魅力を切り取っている。撮影を手掛けたのは、過去7年間に渡ってマイキータのキャンペーンを手掛けてきたマーク・ボスヴィック。ライカのアナログカメラを使い、ニューヨークの街並みを背景にモデルだけでなく、彼の知人や家族などを撮り下ろした。フィルムの露光が生み出すプリズムのような色彩効果を巧みに操り、グレーのコンクリートや街中の緑に美しいコントラストを描き出している。Look up to the sky(空見上げ)dizzy at the height of steel(鋼の高さに目が眩む)the throne of New York(ニューヨークの玉座)写真に添えられた俳句のような3行詩は、彼が今回の撮影の中に見出した美を表現したもの。ダンボ地区にある街中の小さなビーチ、ブルックリンに連なる屋根の海、廃線となった高架貨物線などに、大都会の型にはまらない視点を切り開いた。公式サイトでは撮影の裏側を収めたメイキングムービーを公開。更に、ビジュアルを収めたルックブックが、マイキータの公式ストア、メガネ店、ファッションブティックで販売される。
2015年01月22日画家のヒグチユウコが、ライフスタイル雑貨を中心としたオリジナルブランド「ギュスターヴ ヒグチユウコ(GUSTAVE higuchiyuko)」をスタートする。これに伴い、1月21日から2月3日まで、伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区でポップアップショップをオープンし、全アイテムを先行販売する。「GUTAVE higuchiyuko LABO -ヒグチユウコの奇妙な空想館-」と題された同ショップでは、“可愛らしいけどシュール”な雰囲気が醸し出されている動植物や女の子が描かれたインテリアや生活雑貨アイテムなどが販売される。同氏は繊細なタッチで動植物を描き、その描写の中に毒気を感じさせるのが特徴だ。5種類そろうとストーリーが完成する“シュールな猫”が描かれた九谷焼の絵皿(各4,200円)や、今治のタオルハンカチ(1,000円)やバスタオル(7,800円)、“ダークな猫”が太鼓や鬼の金棒を持ったイラストが描かれているポストカード(700円)、アンティーク加工された厚紙ボックス(5,800円)、コットンランプシェード(2万円)の他、同ブランドと「デコヴィーニャ(DECO vienya)」がコラボレーションしたアクセサリー(1万8,000円から)も販売される。この他同ショップでは、ベア作家の今井昌代、ぬいぐるみ作家の梅津恭子の作品も販売される。また、ショップウインドーには、ファッションフォトブック「パームメゾン(Palm maison)vol.12」でヒグチとベア作家の今井昌代がディレクションしたフォトストーリー「アトリエ(Atelier)」が再現されている。
2015年01月22日