FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (787/858)
無垢の中に秘められた強い意志。そんな女性像を表現するような春の新色がレ・メルヴェイユーズ ラデュレ(Les Merveilleuses LADUREE)から登場。1月30日に発売された。3周年を迎えるにあたってカラーバリエーションから機能性、デザインに至るまでブランドのエスプリを隅々まで行き渡らせた渾身のラインアップとなった。ブランドのスターアイテムであるチークには新商品が登場。「パウダー チーク カラー」は全5種(各3,600円)。パウダー状のチークは、肌に乗せた瞬間とぴたっと密着。頬全体を包みこむようにパフを乗せ、軽くスライドさせるだけでシフォンのような肌質が完成する。リボンのついたパフ、ころんとしたポット、ハートのモチーフが可愛い。「プチ アイカラー コレクション」(3種/各3,900円)は、トレンドを押さえたスモーキーパステルがベースの色調。パールを含んだテクスチャーで春の陽を集めたまばゆい目元に仕上がる。すずらんやクローバー、馬の蹄鉄などのフォーチュンモチーフをあしらったパクトは幸福のお守りにも。限定商品の「ティンテッド リップ バーム」(各2,500円)は3色をラインアップ。春爛漫なカラーのリップは、艶と発色を両立させるためにバーム状にした。単体でもフェミニンでふっくらとした印象に、ルージュに重ねれば、また違った表情を見せてくれる。そしてラグジュアリーな香りのリキッド ボディ ソープは4種の香調がラインアップ(内3種数量限定/各2,200円)。なめらかでみずみずしい白肌へと磨き上げてくれそう。
2015年02月04日トーガ エクスタシー(TOGA XTC)は、「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」の大阪店にポップアップショップをオープンする。期間は2月8日から3月5日まで。トーガ エクスタシーは、デザイナーの古田泰子が率いるブランド「トーガ(TOGA)」が手掛ける古着店。07年のオープン以来、トーガ原宿店に隣接する駐車場に軒を構えてきた。その品ぞろえは50年代から80年代にかけての欧米の古着が中心で、他にもバッグやシューズ、アクセサリーなどをトーガのシーズンテーマに合わせて展開している。尚、トーガとオープニングセレモニーは過去にもコラボレーションを行っており、11年には“部屋着を連想させる洋服”をイメージした「TOGA ROBE TOGA ARCHIVES for OPENING CEREMONY」を発表。オープニングセレモニーの表参道店で、「habe a TOGA time」のポップアップショップをオープンしたこともあり、これらのパートナーシップが今回の出店に繋がった。トーガ エクスタシーがポップアップショップを開くのは、関西では初めてのことになる。店内ではコレクションに合わせた古着やアクセサリーの他、リメイクライン「トーガ オッズ アンド エンズ(TOGA ODDS AND ENDS)」の限定アイテムなどが販売される。
2015年02月04日クロエ(Chloe)の15SS新作バッグの「フェイ(FAYE)」は、春のトレンド、フォークロアスタイルを作るのにマストなアイテム。ランウエイショーにて初披露されたフェイは、フラップのリングと蛇腹のボディがアイコニックなデザイン。どこかビンテージな雰囲気と新鮮さを持ち合わせており、ミディアム、スモール、ミニと3タイプで展開される。特に今シーズンらしいのがパイソンスキンのフラップとスウェードのボディで素材にコントラストを利かせたモデル(ミディアムサイズ/H26×W32×D4cm/27万4,000円)。フェミニンな細いストラップがついており、ショルダーバッグとしてもクラッチとしても使える。他にもオールスウェードや、カーフスキン×スウェードなど豊かな素材とカラーのバリエーションがそろっている。シンプルなデニムスタイルにさらりとコーディネートするだけで、70年代ムードを楽しめそう。<問い合わせ先>クロエ インフォメーションデスクTEL:03-4335-1750
2015年02月04日ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)が1月22日、パリのアンドレ・シトロエン公園内に位置するガラス張りの温室を会場に、2010年に急逝した、東京を拠点に活動していたデザイナー、クリストファー・ネメス(Christopher Nemeth)に捧げたコレクションを発表した。ショーのBGMは、80年代末より活躍するプロデューサー、ネリー・フーパーネリー・フーパー(Nellee Hooper)によるブリストルサウンド&グランドビートミックス。以前より個人的な交流を通してネメスとのコラボレーションを希望していたというデザイナーのキム・ジョーンズ(Kim Jones)は、ネメスの記号ともいえる縄目モチーフや、ネメスの作品を想起させるステッチングを随所に散りばめ、ネメス作品をなぞりながらも、ルイ・ヴィトンならではのハイファッションに落とし込んでいる。特に縄目モチーフは、ジャカード、フロッキー加工、ニードルパンチなどの様々なテクニックで表現され、カットファーのコートにも用いられた。また、レーザーカットしたコルクを乗せたニットも登場し、ルイ・ヴィトンの先進性と実験性を強く感じさせた。ネメスと共に温めたアイデアを実現させたものとしては、和紙を織りこんだアイテムが挙げられ、単なるオマージュだけでは終わらせない重厚なクリエーションを見せている。縄目モチーフが踊るモノグラム・バッグや時計、シューズも発表されたが、ネメスの友人で、80年代にバッファローに属していたスタイリスト・デザイナー、ジュディ・ブレイムのブローチ作品も強い印象を残した。
2015年02月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都・一乗寺にに店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。■「谷中安規 モダンとデカダン」瀬尾典昭、山田俊幸、辺見海内田百間『王様の背中』の挿絵などで知られ、周辺の作家たちが口々にその奇行の数々を語った版画家・風船画伯こと谷中安規。本書は、大正末期から昭和前半の時代の影を体現するかの如く膨大な作品を遺し去っていった鬼才・谷中安規の生い立ちから、作品解説、文学者達との関係などを断片的なテキストと大量の美麗図版で織りなした決定版版画集。解説ページと図版ページが分かれるのではなく、紙質や文字組などを変えながら丁寧につくり込まれた造本が贅沢で美しい書物。【書籍情報】「谷中安規 モダンとデカダン」作者:谷中安規/編集:瀬尾典昭、山田俊幸、辺見海出版社:国書刊行会言語:日本語ハードカバー/272ページ/B5判変型発刊:2014年価格:4,500円
2015年02月04日次の波が非公式な現場からしか生まれてこないと仮定するなら、マルセル・バーロンはその最右翼と言って良いだろう。「マルセロ・バーロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」の15-16AWコレクションは、ミラノ中央駅に近いレプブリカ広場に建設された開業前のモールの地下ホールで発表された。昨年6月にピッティ・イマージネ・ウオモのゲストデザイナーとしてデビューコレクションを発表し、ミラノでの発表に場を移し2シーズン目となるコレクションは、ミラノ・ファッションウィークのオフスケジュールとして21時からショーをスタート。コレクション終了後はショー会場を巨大なクラブに変身させ、自らDJを務めるなど会場を盛り上げ、圧倒的な集客力を見せた。コレクションはマルセロの代表的なピクセルドットのクロスモチーフと、ネイティブインディアンやアニマルのモチーフをゴシックなグラフィックであしらったポンチョ、Tシャツ、スウェット、パーカー、ブランケットと言ったアイテムが、アスレチックスポーツウエアの機能とミックス。色は黒を基調に、あくまでもストリートカジュアルをベースとしたアイテムで提案された。代表的なアイテムではアルファのフライトジャケット、ペンドルトンのジャケットとブランケット、ソロヴェアーのブーツ、マルコリンとのアイウエアと話題性の高いコラボレーションも、今のマーケットを理解しつくしているマルセロならではのラインアップ。マルセロ自身のルーツであるパタゴニアを強くコレクションにも打ち出した今シーズンは、オープニングにアルゼンチンフォルクローレのマランボダンサーのパフォーマンスからスタート。映画『明日に向かって撃て』の題材となったと言われる銀行強盗ブッチ・キャシディとワイルドバンチをモデルに、スペースカウボーイを標榜する自分達を重ねてショーは進行した。
2015年02月04日平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展が、2月4日から15日まで、六本木地区にて開催される。3日にはメイン会場の六本木美術館にて内覧会が行われた。会場では、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門3,853点から選ばれた受賞作品、審査委員会推薦作品、及び功労賞受賞者の功績が紹介される。会場内は部門ごとに緩やかに区切られ、ブース内には制作の際に使用された模型や原画資料なども豊富に展示された。アート部門において優秀賞を受賞した坂本龍一と真鍋大度のコラボレーションによる「センシング・ストリームズ―不可視、不可聴」は、札幌国際芸術祭2014のために制作されたもので、携帯電話などから発せられる様々な周波数帯の電磁波を収集し、自発光型超高精細大型ビジョンとスピーカーを通じて可視化、可聴化するという作品。本展では、札幌展での大スケールはそのままに、新たに東京バージョンが発表される。ブース内に設置されたコントローラーを操作し、東京都内の地区別の周波数帯を選択することで、時に輝くように明るい色彩の渦として、時に重厚なサウンドとして、刻々と変化する電磁波を知覚情報に置き換える。本来知覚できない電磁波によって成立している身近なスマートデバイスの存在を、新たな視点から意識するきっかけとなるだろう。その他、エンターテインメント部門ではGoogleの社内ベンチャー、ナイアンテックラボ(Niantic Labs)の「Ingress」が、アニメーション部門では、アンナ・ブダノヴァ(Anna Budanova)の「The Wound」が、マンガ部門では近藤ようこによる津原泰水原作小説のコミカライズ「五色の舟」が、それぞれ大賞を受賞した。また期間中はメイン会場の他、シネマート六本木及びイベントバー「スーパー・デラックス」にて、受賞作品の上映、トーク、パフォーマンス、シンポジウム、ワークショップ、ガイドツアーなど様々なプログラムが実施される。【イベント情報】平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展メイン会場:国立新美術館(その他シネマート六本木、スーパー・デラックスでも開催)住所:東京都港区六本木7-22-2会期:2月4日から15日時間:10:00から18:00(金曜日は20:00まで)休館日:2月10日入場無料
2015年02月04日サカイ(sacai)が、1月24日パリのオラトワール・デュ・ルーヴル(プロテスタント用礼拝所)で15-16AWメンズコレクションのプレゼンテーションを開催した。オーセンティックなアイテムが多数登場し、サカイらしいレイヤードスタイルを見せた。2枚重ね着をしているかのようで、実は1枚のブルゾンやコートといったハイブリッドのテクニックも健在。今シーズンはヘリンボーンの厚手のウール素材をあしらった男性的なブランケットやポンチョが目を引き、ボアを巧みに配したパンツやブルゾンも印象的。多くのアイテムで首元に取り付けられるチンストラップが見られた。マスキュリンなアイテムがすう勢を占める中、アニマルプリントやチェックのツイード素材を登場させ、フェミニンな味付けをしている点も注目。敢えて異種のものをミックスすることで、それが遊びとなり、デザイナー阿部千登勢のバランス感覚を巧妙に表出させている。暖かそうなルックにシルバーやゴールドのサンダルというコーディネートも絶妙。
2015年02月04日ロエベ(LOEWE)が、パリのサン・シュルピス教会に面するショールームで、2015-16秋冬メンズコレクションをプレゼンテーション形式で発表した。デザイナーのジョナサン・アンダーソンは、次なるトレンドとなりそうなジェンダーレスでフェミニンタッチな作風を更に推し進め、老舗レザー製品メゾンであるロエベに独自の方向性とモダニティーを与えていた。ムートンを襟に配したウールのピーコートや細身の1枚仕立てのジャケットには、引きずるほど長いワイドパンツを合わせ、丸みを帯びたスリーブの構築的なコートやレッドラインがアクセントになっているトレンチには細身のパンツをコーディネートし、パンツの太さでシルエットにアクセントを加えている。今シーズンは特にカンガルーレザー製のアイテムが目を引き、ラムレザー以外にも存在する機能性とクオリティーの高いレザー製品の提案を試みたという。また、アーティストであるラモン・プィ・クヤスとジョナサンのコラボレーションによるオブジェのようなブローチが、コレクションをより一層モダンに仕上げた。
2015年02月03日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「BLUE & WHITE STYLE」ゲイル・アボット(GAIL ABBOTT)アーティストや職人に長年愛されている定番カラー、ブルーとホワイトの組み合わせのインテリアを写真豊富に紹介した実例集。同じ青でも、カントリー調のパステルカラーから、コバルトブルーのような強く明るい青、宝石の原石を思わせるブルー顔料の色、海岸の爽やかなブルーまで、様々な風合いがあり、それらが純粋な白と合わさることによって、優しく軽やかな居心地の良い空間を演出する。本書では、クラシカル、カントリー、ジュエルブルー、海岸、アウトドアの5つの雰囲気スタイル別に、壁やドア、階段、窓の色、リネンなどのファブリック、テーブルコーディネート、家具などを「ブルー&ホワイト」で彩った実例を、写真とともに解説する。空や海の美しい自然を思わせる青と白を取り入れたライフスタイルの作り方を、色々な角度から再発見することが出来る。最後のチャプターでは、食器やセラミック、ガラス製品、タイルなどのコレクションとそのディスプレイ方法を掲載。表紙から中ページまで青と白がいっぱいに広がる、マリン好きにはたまらない一冊だ。【書籍情報】「CREATIVE BAGS」著者:GAIL ABBOTT出版社:CICO BOOKS言語:英語ハードカバー/160ページ/260×225×252mm発刊:2015年価格:5,000円
2015年02月03日ラルフ ローレン(Ralph Lauren)のカジュアルライン「ローレン ラルフ ローレン(LAUREN RALPH LAUREN)」が、3月4日の西武池袋本店を皮切りに国内での取り扱いをスタートする。ラルフ ローレンのウィメンズウエアを、時代を越えた要素や上品なシルエット、シックでモダンなスピリットなどはそのままに、手頃な価格で提供している同ライン。大人の女性をターゲットとし、シーズンごとにエレガントさやフェミニンさを受け継ぎつつも、強いファッション性を打ち出す。豊富なサイズをそろえたアパレルを始め、ハンドバッグ、ベルト、スカーフなどのアクセサリー類も充実させた。
2015年02月03日イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)が、カルティエ財団のギャラリースペースで1月22日15-16AWコレクションをショー形式にて発表した。19世紀に活躍したスコットランドの建築家でありデザイナー、画家でもあるチャールズ・レニー・マッキントッシュ(Charles Rennie Mackintosh)にイメージを求めた。マッキントッシュの代表作ともいえるヒルハウスチェアを思わせるグリッドモチーフや、アーガイルアームチェアのようなオーバルモチーフのスーツ・コート類は、群馬県由来の国産シルクとポリエステルの混紡素材によるもので、フューチャリスティックな印象。構築的なカッティングを施しながらも、モチーフを浮き立たせるためにシルエットはシンプルにまとめている。その他、マッキントッシュのポートレートからイメージしたというシルクスカーフをコーディネートしたルックや、マッキントッシュの故郷、スコットランドから着想を得たタータンチェックを思わせるブランケットスタイルを提案。マッキントッシュが好んだバラをモチーフにしたシリーズでは、写真家の藤原聡志によるフォトプリントのシャツ、そしてパール加工を施したバラモチーフのベルベット素材のコートなどが登場。スーツから始まり、夜会服で締めたコレクションは終始艶やかなイメージで統一されていた。
2015年02月03日ラグ&ボーン(rag & bone)は15SSキャンペーンで俳優マイケル・ピットとアストリッド・ベルジュ=フリスベをフィーチャーしたムービーとスチールを製作した。ムービーの監督は初挑戦となるマイケル。サポーティングアクターとしてイギリス人のスティーブン・グレアムが登場。ロケはニューヨークで実施された。ラグ&ボーンにとってウィメンズとメンズキャンペーンを共に撮影するのは初めての試み。「できあがった素材をみてブランドに新しい深みが加わったと感じた。マイケルとアストリッドの相性がとても良く、見ている人にも伝わると思う」とデザイナー、デヴィッド・ネヴェル。また、「ラグ&ボーンは常にコレクションを紹介できる新しいメディアを探している」とデザイナーのマーカス・ウェインライトが話す通り、ムービーを中心としたキャンペーンも新しい。現在予告編ムービーが公開されており、本編は今後ブランドホームページで公開される予定。
2015年02月03日ランバン(LANVIN)は1月25日、パリの国立高等美術学校(ボ・ザール)を会場に15-16AWメンズコレクションを発表した。デザイナーのアルベール・エルバスとルカ・オッセンドライバーは、ミリタリーウエアにランバンらしさを加え、より一層フレッシュでゴージャスな表現を見せた。オッセンドライバーによると、通常コレクションを構築するためには生地とスタイルを選ぶことから始めるが、今シーズンはそれをせず、一つのストーリーを描くことからスタートさせ、街に出た時にどんな人々と出会うかをイメージしたという。それは“肌・髪・目の色が違う、様々なパーソナリティーを持った人々である”という想定の元、ショーに登場したモデルもコスモポリタン的なキャスティングとなった。各ルックのコーディネイトも、モデルの個性に合わせたものとなり、立体的なシルエットで統一しながらも、今まで以上にバリエーション豊かな印象。チェスターフィールドコートやステンカラーコートなど、メンズの定番アイテムでも、すべてにエクスクルーシブの生地を用い、ドロップショルダーにする、あるいはステッチを入れたりリベットを打ってアクセントを付ける、または一つだけゴールドのアクセサリーボタンをあしらうなどのディテールに変化を付けることで全く違った印象のものに仕上げている。ミリタリーをイメージしたリベットとコードで装飾を施したTシャツや、手かがりのパイピングで飾ったニットなど、インナーに至るまでランバンの徹底したクリエーションが漲り、コレクション全体に新しいリュクスの側面を与えていた。
2015年02月03日ルシアンペラフィネ(lucienpellat-finet)が、アメリカの写真家ラリー・クラーク(Larry Clark)とのコラボレーションTシャツ(9万2,000円)を2月上旬に発売する。これは14年9月にパリファッションウィークにて発表された15SSコレクションのアイテム。同ブランドの愛用者でもあるクラークの作品の中からセレクトした5枚の写真を、ショートスリーブのTシャツにプリントした。使用された作品の中には、クラーク自身のポートレートも含まれている。クラークはアメリカ出身の写真家。これまでに、未成年が退屈を紛らわすためにドラッグやセックス、銃を乱用する情景などを写し、アメリカに大きな衝撃を与えてきた。95年に映画『キッズ』で監督デビューを果たすと、物議を醸し出すフィルムメーカーとしての立場を確立している。
2015年02月03日メンズ着物ショップ「Y.&SONS」(東京都千代田区外神田2-17-2)が3月1日、東京・御茶ノ水にオープンする。場所は神田明神参道口。「日本のオトコをカッコよく」「着物テーラー」をコンセプトとする同店では、洋装のディテールや発想を組み入れ、現代の感性による着物のコーディネートを提案。アートディレクターの平林奈緒美、バイイングディレクターの二村毅など、各界のスペシャリストが集結し、着物の新たな価値を探求していく。提供する着物は、日本全国の産地に直接オーダーしたもの。縞、格子のカジュアルな綿着物に加え、結城袖や大島袖といったクラシックで上質な着物まで幅広くそろえる。取り扱いブランドは、「Y. & SONS」「Norwegian Rain」「WANT Les Essential」「FOOTSTOCK ORIGINALS」「N. HOLLYWOOD」など。価格は綿着物が3万9,000円から、ウール着物が4万9,000円から、絹着物が8万9,000円から。採寸、誂え、仕立てまでの工程を、2週間と業界最短のスピードでオーダー出来る。
2015年02月03日ヒューゴボス(HUGO BOSS)が、14年のブラジルワールドカップドイツ代表選手のマッツ・フンメルスとパートナーシップを締結した。フンメルスは情熱的なプレイが特徴のキープレイヤー。そんなフンメルスを含むドイツ代表チームは今後、イベントや公共出演、キャンペーンなどの写真撮影の際に同ブランドのアイテムを着用することになる。今回のパートナーシップについて、フルメンスは「私がブンデスリーガで初めてのプロ契約をしたとき、ヒューゴボスは私が所属していたチームと契約を結んでいました。それ以来ブランドのファンでした。そして、今ドイツ代表でのオフィシャルアウトフィット以外でもヒューゴボスを着用することがとても嬉しいです」と喜びを語っている。また、ブランドでシニア・バイズ・プレジデントを務めるゲルト・フォン・ポデヴィルスは、「自信があり、洗練され、成功している。フンメルスは、ヒューゴボスのこのような特徴を体現する理想的なパートナーです」とコメントした。ヒューゴボスはブラジルワールドカップでドイツ代表の公式アウトフィッターを務めている。
2015年02月03日ピエール・エルメ・パリ 青山が、2月でオープン10周年を迎えるのを記念し、2階の「バー・ショコラ」をリニューアルオープンした。ショコラの味覚をより堪能出来る、四つのデセールがショコラの新プロジェクトと共に新登場。ショコラのエキスパートである「アンバサダー ショコラ」から、ショコラの産地やカカオの割合などの説明を受けながら風味の異なるショコラを試食。その結果に基づき、四つのメニューの中から好みに合ったデセールが提案される。「サンサシオン クロエ」(2,000円)は、ショコラの球体に温かいショコラソースをかけると、フランボワーズのソルベやショコラのアイスクリーム、ビスキュイ マカロン ルージュ、フランボワーズが顔を出すサプライズな演出と共に提供(春頃までの期間限定)。「デリス エ デリール」(1,800円)は、シューを、カラメリゼしたヘーゼルナッツにヘーゼルナッツのクリームとアイスクリームとソースと共にいただく(春頃までの期間限定)。その他、季節に合わせた素材を使ったミルフィーユ(1,800円)とクレープグラッセ(1,600円)も用意している。それぞれのデセールは、店内のタブレット端末でも紹介されており、豊富な写真がショコラの奥深いイメージを伝えてくれる。その他、1階のブティックで取り扱うマカロンやショコラ、ケーキ、コーヒーや紅茶、シャンパン、ウイスキー、ショコラ―・ショーやカクテルなどのショコラドリンクも楽しめる。店内は、インテリアデザイナー・片山正通による内装はそのままに、イタリアのSOUND SOLUTIONS社によるオリジナルサウンドトラックが心地良い空間を演出。テーブルウエアは、フランスの老舗ブランド「ベルナルド(Bernardaud)」と「クリストフル(Christofle)」を採用した。また、新たな試みとして、ギャラリーも設置。縁のあるアーティストや若手アーティストに「チョコレート」をテーマにした作品の制作を依頼し、展示・販売する。第1弾として現在、フランス・パリのケブランリ美術館所蔵の仮面を型取ったショコラ「ショコラ アール プルミエ」を特別展示している。
2015年02月03日アナスイは2月1日、香水「スイドリームス(SUI DREAMS)」より2015年限定の新コレクション「スイドリームス イングリーン(SUI DREAMS IN GREEN)」のオードトワレ(30ml/5,000円)を発売した。「スイドリームス イングリーン」は昨年の「スイドリームス インピンク」に続く、15年限定のフレグランスコレクション。イメージしたのは朝の瑞々しさに溢れた花畑。優しく新鮮な空気が心を癒やし、子供の頃に夢見たようなロマンティックな世界へと誘う。キャンペーンビジュアルに登場する少女は、そんな世界の住人を描いたもの。花が絡んだブランコ、繊細な蝶、エキゾチックな花々に囲まれて、日々の生活から解放されたひと時の幸福感に包まれる。なお、新コレクションの香りはジューシーなユズとホワイトピーチネクターに加え、ブラックカラントの蕾から漂うピリッとした甘さから始まる。ミドルノートはゴージャスなジャスミンティー。デリケートなスズラン、クリーミーなプルメアのフローラルノート広がって、ラストノートのシアーシダーウッドへと続いていく。それはシフォンのようなベールとなって、エアリームスクとひとつまみのベチバーが余韻として残る。ボトルはバッグを象ったもので、繊細な浮き彫りでツタや花をデザイン。ソフトプラチナゴールドの持ち手と、ボトルにたゆたうグリーンのジュースで、ロマンティックな世界観を表現した。パッケージにもたくさんの植物や動物が描かれ、ピンクの蝶とともに生きる喜びを伝えている。
2015年02月03日官能的なピンヒールとレッドソールがアイコンのクリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)。15SSシーズンは、定番的人気を誇るシリーズ「カタクロウ(CATACLOU)」から多様な要素を取り入れたヒッピー感あるアイテムが登場。カタクロウはスタッズがあしらわれたサンダルコレクション。ウェッジソール全体をデニムで包んだ新作(8万9,000円)は、芸術、建築などに用いられる色使いやテクスチャーなど様々な要素からインスパイアされたエネルギッシュなデザイン。ストラップとソールサイドには真っ白なピラミッドスタッズが並び、サイドのスタッズにはレッド、ブルー、ゴールド、ブラック、ホワイトと多彩な色使いによる編み込みが並行して施されている。ヒールは14cm。脚を大胆に見せるショートパンツやミニスカート、今シーズンのトレンドの一つ・ワイドパンツと合わせて照りつける日差しの下で軽快に着こなしたい。<問い合わせ先>クリスチャン ルブタン ジャパンTEL:03-6804-2855
2015年02月03日ベルリンファッションウィークの開催に合わせ、『ヴォーグ』などファッション誌や数々の世界的ブランドとのコラボレーションで知られる写真家マリオ・テスティーノの展覧会がベルリン中心部にある文化施設「カルチャーフォーラム」でスタートした。展示室内には大きく引き延ばされた写真が並ぶ。写されているのは映画やテレビでお馴染みの人々の顔。ブラット・ピットやマドンナといった誰もが知っているような著名人の姿。音楽だけでなくファッションでも注目を集めるレディー・ガガもその中の一人だ。ヴォーグ誌の表紙となった写真に写されているのは、ピンク色のウィッグをつけてドレスアップした姿。カメラを見つめる彼女のポートレートはエレガントで美しい。会場で特に目を引くのは世界的なファッションモデル達の写真。ファッションモデルとして一時代を築いたケイト・モスも度々テスティーノの被写体となった。また、カルメン・カースの顔だけを捉えた写真は、唇は赤く彩られ、目は白や青、緑のメイクアップで強調されて独特の魅力を放つ。シンプルな構図にも関わらず、鮮烈な色彩によって忘れられないような強い印象を与えている。本展「in your face」は世界を巡回しており、アルゼンチンとブラジルでの展示を経て、125点の作品を携えベルリンへと上陸した。ヨーロッパでは今回が初のお披露目となる。「ヨーロッパで初めての本展の展示、そして私の作品に大きな役割を果たすベルリンでの展示に興奮しています」とテスティーノは語る。その発言通り、彼がベルリンからインスピレーションを得ていることは、この街で撮影された作品が展示されていることにも現れている。【イベント情報】マリオ・テスティーノ「イン・ユア・フェイス」会場:カルチャーフォーラム住所:Matthaikirchplatz 10785 Berlin会期:1月20日から7月26日時間:10:00から18:00 (土日/11:00~18:00、木/10:00~20:00)休館日:月曜日料金:10ユーロ
2015年02月03日マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)とピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)手掛ける「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、パリファッションウィークにて1月21日、15-16AWメンズコレクションを発表した。着想の出発点は、1920年代に独創的に溢れた実験的芸術を追及したバレエ団「バレエ・リュス(Ballets Russes)」。その象徴としてヴァレンティノが結び付けたのは、同メゾンが誇るクチュールのサヴォアフェール、そして本質的価値の追求。サヴォアフェールを表現する上で重要なメンズワードローブの基本となるアイテム、ロングコートやスリムフィットジャケット、シガレットパンツなどには実用性をブレンド。ダブルカシミアで仕立てられたコートの前開きにはジッパーを用い、ニットやケープにはオーバーサイズのポケットを取り付けた。これらを飾る足元はレースアップシューズでシックにも、バンドを組み合わせたヌードカラースニーカーで軽やかにもスタイリング提案がされている。パッチワーク、プリント、インターシャで表現された、今シーズンの特徴であるラディカルな幾何学モチーフは、オーストラリア人アーティスト、エスター・スチュアートとコラボレーションしたもの。ブルー、グレー、グリーン、レッド、ライトブルー、ペールイエロー、バーガンディーなどコントラスト溢れるカラーコンビネーションは60年代の未来派やキュビズムに通ずる。また、彼女から受けた影響はモチーフだけに止まらず、シルエットの枠組み、構造などコレクション全体にも反映されている。
2015年02月03日「ケンゾー(KENZO)」は1月24日、年明けにオープンしたばかりのフィルハーモニー・ドゥ・パリ(パリ音楽ホール)で2015-16秋冬メンズコレクションをショー形式にて発表した。デザイナーのキャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・リオン(Humberto Leon)は、高田賢三が得意としていたエスニックテイストのコレクションを思い返し、「民族のコミュニティ意識」というキーワードに行き当たったという。そこから、個々人の個性を尊重することが重要であると解釈し、人間だけではなく、ひいては宇宙全体に思いを馳せるに至り、今シーズンはフューチャリスティックなテイストが引き出された。それぞれのアイテムは象形文字や宇宙へのメッセージなどが踊り、ケンゾーらしい装飾性の高いものが多いが、今シーズンは特に機能性を重視し、身体を保護することに意識が置かれている。美しい色合いのブランケットニットやパラシュート素材のブルゾンやコート、ゆったりしたフォイルコーティングのウール製ポンチョなど、美しいユーティリティクローズばかり。リベットを打った色とりどりのパッチワーク・マウンテンブーツも話題を呼びそうだ。
2015年02月02日デザイナー・クリエーティブディレクターのヨッピー(yoppy)は、自らのブランド「リトル サニー バイト(little sunny bite)」の期間限定ストアを2月11日、伊勢丹新宿店本館2階イーストパークにオープンする。16日まで。リトル サニー バイトは、2014年SSからスタートし、ブランドコンセプトは“What was your childhood like?(子供の頃はどんな感じだった?)”。「カワイイものには何にでも心を引かれた“女の子時代”を経て、“女性”になった今でも、その心は変わらずに素直に好きと思えるモノを手に取り、ハートで感じて欲しいという想い」を大切にしている。同ブランドのスタイリングやコーディネートは、女性ファッション誌『ナイロン ジャパン(NYLON JAPAN)』『アール(ar)』『ミニ(mini)』等でも取り上げられ、10代から20代の女性から急速に注目を集めている。今回同ブランドは、ロンドンを拠点に活躍する写真家のヴァレリーフィリップス(Valerie Phillips)とコラボレーションし、透明感あるティーンズモデルがヴァレリーによって、ナチュラルに撮り下ろされプリントされたプルオーバー(1万6,800円)や、同ブランドの頭文字“LSB”が印象的なプルオーバー(1万6,800円)、花柄スカート(9,800円)の他、ネイルリング(1万2,800円)、同ブランドで広告ビジュアルを務めているモデルの八木アリサがプリントされたalisa iphoneケース(3,900円)など、雑貨アイテムも販売される。これらはいずれも伊勢丹新宿店限定品。また、ハローキティ(HELLO KITTY)と同ブランドがコラボレーションしたワンピース(1万3,800円)、Tシャツ(1万800円)、クラッチバッグ(8,800円)を展開。ヴァレリーフィリップスとのコラボでは、表面が3D加工されているトートバッグ(9,500円)も登場する。尚、会期中は同会場でヨッピー本人が接客、販売を行う予定。
2015年02月02日リーボック(Reebok)が、15年度におけるブランドメッセージ“Be More Human”を掲げたキャンペーンを展開する。“Be More Human”とは、リーボックの“より人間らしく”というテーマを表したもの。これはフィットネスを通じて自らの可能性を高め、肉体だけでなく精神的にも強い人間となることを表している。キャンペーンはこのテーマを広め、「人々のフィットネスに対する捉え方や体験を変革」することを目的とした。なお、このメッセージを表現したブランドムービー“Freak Show”が2月2日に公開された。そこには、雨の中を走り、ロープをよじ登り、タイヤフリップを繰り返す人々の姿を収録。トレーニングを通じて、優れたリーダー、良い父親や母親など、より素晴らしい人間へと変化を遂げていく様が描かれている。リーボックのブランドレジデント、マック・オトゥールは今回のキャンペーンについて、「フィットネスを通し、自らをギリギリのところまで追い込み、限界に挑戦することで、フィジカル面のみならず、メンタル、ソーシャル面においても、自らを大きく変えていくパワーが得られる、というのがリーボックの信条。自らの限界に挑戦することは、フィジカル面のみならず、私たちの人生そのものを変えることが出来ると自信を持って言えます」と語っている。
2015年02月02日サンローラン(SAINT LAURENT)からスエードパッチワークの巾着型バッグ「モノグラム・サンローラン(MONOGRAMME SAINT LAURENT)」(H23×W28.5×D0.5cm/24万5,000円)が登場。15SSテーマ“サイケ・ロック(PSHYCH ROCK COLLECTION)”らしいデザインだ。放射線状かつ鋭角的なパッチワークは、ウィメンズコレクション9番目のランウエイルックで着用したジャケットにも見られる。タッセルとカサンドラが揺れる細ベルトがアクセントになっており、フリンジがいかにもヒッピーテイスト。斜め掛けのショルダーストラップと取り外し可能なハンドルつき。エディ・スリマンは今シーズン60年代後半からヒッピーの間で流行したロックシーンに着目。最近若手アーティストの間でサイケ・ロックが復活しており、ランウエイモデルとして若いバンドメンバーをストリートキャスティングした。<問い合わせ先>イヴ・サンローランTEL:0570-016655
2015年02月02日門野文蔵手掛ける「アンベル(AMBELL)」がブランド初となるオードトワレ「エバーグリーン(EVER GREEN)」と竹を使ったアクセサリーををローンチする。エバーグリーンは森の香りがコンセプト。ヒノキの爽やかな香りがベースだ。製造はコスメブランドのシゲタ(SHIGETA)が手掛けた。価格は7200円(50ml)。アクセサリーは、京都の竹職人がハンドメイドで作る竹製のバングル。らせん状のBANGLE_SCROLL(1万2,000円)、編み込んだBANGLE_BRAID(1万円)、竹の節を生かしたBANGLE_NODE OF BAMBOO(1万5,000円)の3タイプがラインアップ。それぞれ、黒、赤、パープルの3色展開。3月11日より伊勢丹新宿店2階にて販売開始される。
2015年02月02日パリにおけるサードウェーブコーヒーの先駆者「クチューム(COUTUME)」が2月11日、玉川高島屋に新たなカフェをオープンする。日本ではベイクルーズが展開。フランス国内の星付きレストランやカフェからオーダーが絶えないという「クチューム」。14年4月には東京・青山に、12月には大阪に2号店がオープンし、日本でも様々なメディアで注目されてきた。特に、二子玉川店では“ワンランク上のクチューム”をテーマに、これまでの店舗にはないメニューやサービスを提供していく。中でも、オープンに合わせて数量限定で販売する最高級コーヒー豆「ゲイシャ」は、04年の国際オークションでは最高価格で落札された、コーヒー界で最も注目を集めている品種の一つ。すっきりとした甘みを伴う酸味が特徴で、その香りはフローラルのアロマや柑橘類を彷彿とさせる。他にも、土づくりから栽培、収穫までにこだわった農場から個性豊かなコーヒー豆を取り寄せ、すべてハンドドリップで1杯ずつ丁寧に抽出。オープンから2月13日までは、フランスバリスタ選手権で上位入賞の経歴を持つバリスタが本店より来日し、コーヒーサーブを行ってくれる。また、15日まではコーヒーを注文すると、お勧めのコーヒー3種をテイスティング出来るチケットを配布。更に、毎日先着で50名には、シングルオリジナルコーヒー豆がプレゼントされる。なお、内装はフランスの国内外で著名な商業施設や店舗を手掛けてきた「カット アーキテクチャー(CUT architectures)」が担当。パリの風を感じるような、スタイリッシュで心地良い空間になるという。
2015年02月02日ニール バレットの15-16AWコレクションは、ブランドを象徴するシャープなカッティングでミニアルにデザインされた盤石のラインアップとなった。比較的好天に恵まれたミラノメンズファッションウィークのスケジュールの中で、突然の雨に見舞われたが、会場の中庭には天井がスケルトンのランウエイ用テントが用意されており、天候まで計算されていたかのよう。コレクションはミリタリーアイテムをベースにした見る者を欺くような、フェイクしたルックが特徴的。シェットランドやアラン、フェアアイルなどのニットパターンをスウェットにボンディングや、ニットにプリントなど、着こなしやパターン上のレイヤードだけではなく、進化した素材のハイブリッドでスマートに見せている。カーキからブラックへ胸元でグラデーションしたコートも、上質な素材使いが全体のスタイルをバランス良く見せる。リキテンシュタインの作品などにもしばしば登場するアメリカンコミックの吹き出しマーク(KABOOM)が、グラフィカルなアイコンとしてアップリケされたシャツやジャケットなど、ポップアート的な要素もポイント。フランネル、レザー、ツィードとさまざまな素材で展開されたチェスターコート、ウエスト部分で切り替えられたトレンチ、軽量なボマージャケットなど、全体を通して、都会のビジネスシーンにも着られるメンズウエアとして安定した存在感を示したのは貫禄。ミラノメンズのコレクションの中でも一際日本のメンズファッション誌編集長と百貨店バイヤーの姿が多かったのが印象的だ。
2015年02月02日東京・六本木ヒルズ森タワー展望台「東京シティビュー」で、「スター・ウォーズ展未来へつづく、創造のビジョン。」が開催される。期間は4月29日から6月28日まで。東京シティビューのリニューアル後、初の大型企画展となる同展覧会。ジョージ・ルーカス(George Lucas)が世界中から選りすぐった100人のアーティストによるアート作品と共に、『スター・ウォーズ』の魅力を”ビジョン”というテーマで紹介する。更に、海抜250mに位置する東京シティビューからの夜景を活かした展示や、六本木の街内と連動したダイナミックな企画なども行われる予定だ。その他、シリーズ6作品の映画製作で実際に使用されたコンセプトアートや衣装、小道具など約100点も合わせて展示。これらは、シカゴに建設予定の「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティヴ・アート」に所蔵される予定のものだ。会場内のショップと六本木ヒルズ内の店舗でも限定アイテムの取り扱いや、最新アイテムの先行発売が行われる。【イベント情報】スター・ウォーズ展未来へつづく、創造のビジョン。会場:スカイギャラリー住所:東京都港区六本木6-11-1六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」 会期:4月29日から6月28日まで時間:10:00から22:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高大学生1,200円、4歳から中学生600円、65歳以上1,500円※展望台、森美術館入館料を含む
2015年02月02日