FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (837/858)
6月11日開業の虎ノ門ヒルズ3階フロアには、「働く・遊ぶ・学ぶ」オフィスワーカーの生活をトータルにサポートするコーナー「ザ サード(THE 3RD)」が設けられている。自分が自分らしくいられる“第3の場所”として、五つの店舗が出店。くつろぎと刺激、心地よいサービスを提供する。「ザ サード」は3階オフィスエントランス前に位置。約561.98平方メートルのゾーンは古材を用いたインテリアで統一され、国内外から集まるビジネスマンに合わせた落ち着いた空間を演出している。エリア内は、コンビニエンスストア「ファミマ!!」とカフェ「ザ サード カフェ バイ スタンダードコーヒー(THE 3RD by Standard Coffee)」が融合したゾーン、ヘアサロン「トレス(TRES)」、シューズリペア「ミスターミニット(MISTER MINIT)」、フラワーショップ「レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ(les mille feuilles de liberte)」で構成。ファミリーマート運営の「ファミマ!!」は、国内出店29店舗目。虎ノ門ヒルズ店は新業態となり、テーマに合わせた書籍や雑貨を取りそろえる「スタイルマーケット」を併設する。3ヶ月ごとに変わるテーマの第一弾は「TRAVEL×LIFE」で、旅行関連の書籍を集め、旅行バッグ、アイマスク、アルバムなどの雑貨をラインアップした。また店内には10人掛けのテーブルと、パーテーションで仕切られた8席の個室ブースのイートインコーナー「ファミマLounge」も用意しており、ここでは「スタイルマーケット」に置かれた書籍を自由に閲覧することができる。併設されたカフェ「ザ サード カフェ バイ スタンダードコーヒー」は、ハンドドリップのコーヒーを始め、店内で焼き上げるパンやペストリー、サンドウィッチを提供。フリーWi-Fiやコンセントも用意し、ビジネスマンのための配慮がなされている。また夜はバーとしてビールやワインなどの酒類も取り扱う。店内にはDJブースを備え、音楽関連イベントの開催も予定している。ヘアサロン「トレス(TRES)」は、外光が入るガラス張りの開放的な店舗で、高度な技術を持つスタイリストがカウンセリングから仕上げまでマンツーマンで対応。ヘアセットからヘッドスパ、また忙しいビジネスマンに合わせたクイックメニューも用意している。
2014年06月10日世界的ホテルグループ「ハイアットホテルズアンドリゾーツ(Hyatt Hotels and Resorts)」手掛ける日本初進出のラグジュアリーホテル「アンダーズ東京(Andaz Tokyo Toranomon Hills)」が6月11日、虎ノ門ヒルズにオープンする。9日、報道陣に向け、内容が公開された。47階から50階の4フロアに位置する客室は全164室。8室のスイートルームを含む。スタンダードルームでも1部屋50平方メートルの広さを誇り、宿泊費は1泊5万から6万円。最も広いスイートルーム「アンダーズ スカイスイート」は広さ210平方メートルで、1泊100万円だ。いずれの部屋にも大きな窓が備えられ、東京の景色を一望することができる。インテリアデザインは、ニューヨークを拠点に活躍するデザイナー、トニー・チーと、「イソップ(Aesop)」ショップなどをデザインしている「シンプリシティ(SIMPLICITY)」主宰の緒方慎一郎のコラボレーションによるもの。ゲスト個々のスタイルに合わせて自由に動かせる“ふすま”や“障子”のアイデアをヒントにしたパーテーションや、日本の“風呂”の考えを取り入れた広々としたバスタブなど、「和」を意識した空間を作り出した。館内37階には「アオ スパ&クラブ(AO SPA AND CLUB)」もオープン。メンバーシップ会員とホテルゲストは、熟練セラピストによるパーソナライズされたケアを体験できるトリートメントルーム、日本のホテルで初めてテクノジム社の「アルティス(ARTIS)」を備えたフィットネスセンター、アットホームなリラクゼーションスペースを利用できる。51階にある202席のメインダイニング「アンダーズ タヴァーン」では、四季折々の皇居やスカイツリーを望みながら、新鮮な日本の食材を生かしたヨーロッパ料理を味わえる。また、ホテル最上階の52階は「チャペル」「ルーフトップ バー」「アンダーズ スタジオ」の三つで構成されており、ウエディングはもちろん、宴会や会議などあらゆるシーンで活用することができる。森ビル広報者は、「ホテルの利用者は、虎ノ門ヒルズと同じくオフィスワーカーや外国人を見込んでいる。周辺にオープンする飲食店や施設と共に、2020年の東京オリンピックに向けた取り組みも行っていく予定」とコメントした。
2014年06月09日モデルでタレントの紗栄子は6月8日、伊勢丹新宿店でハワイを拠点にコーディネーターとして活躍するマキ・コニクソン(Maki Konikson、以下マキ)とトークショーを行った。同店は「Real Hawaii by Maki konikson―知らなかったハワイの魅力に出会う―」と題し、ハワイからマキを招き、ロコ(地元女子)が愛用する最新のリゾートグッズ、コスメ、アートを紹介するフェアを開催中。トークショー会場にはマキや紗栄子のファンなど観衆約300人が集まった。トークショーで紗栄子は「マキさんとは、ハワイでビューティーやファッションで今話題のショップを紹介し合ったり、プライベートタイムの時も親しくしています」と話し、マキも「紗栄子と私は、気楽に話せる仲。(自分の髪型を指さしながら)見た目も似てますしね」と言い、会場を沸かせた。ハワイの魅力について紗栄子は、「ハワイは子供やお年寄りの方にもやさしい場所なので、ご家族でもとっても楽しめますよ。必ず行くのが、ドクターボディー(Dr.Body)。ここのコスメはとっても好き。みんなも好きなコスメを見つけてくださいね。女の子はコスメでどんどん変われるんです。女の子に生まれて良かったー」とハイテンションに話す。続けて、「ハワイのお土産には、クラッシュ(crush)も一押し。ファッションモデルも使っててクリームとかいいですよ」と 薦める。マキは「今回紹介してるチリア(TILIA)は、ビーズ刺繍の達人・田川啓二さんのお店で、ハワイではカフェと一緒にあって好き。とんねるずののりさん(木梨憲武)に教えてもらったんですよ」と語った。トークショーの最後には質問コーナーが設けられ、「次にハワイで流行りそうなショップは」との問いに対し、マキが「 トゥー・ザ・シー(TO THE SEA)かな。ここはハワイを感じられる小物雑貨が充実していて、デューティーフリーショップ前で行きやすいので、皆さんも是非立ち寄ってみて」と薦めた。また、「どこに行けばマキさんに会えますか」には、紗栄子が「マキさんはハワイ現地でのコーディネーターとして、お仕事をされているので、空港の車寄せに行けば会えるかもしれません」と微笑みながら答えた。今回、紗栄子はハワイアンジュエリーブランドの「モニ(MONI)」とコラボレーションし、リングやブレスレットのアクセサリー(3,800円から1万7,600円)を紹介。会場で購入できる。当イベントは10日まで。
2014年06月08日ニューヨーク・メトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートの展覧会のオープニングパーティー「メットボール(Met Ball)」。今年のテーマは「チャールズ・ジェームス・ビヨンド・ファッション(Charles James Beyond Fashion)」。20世紀初頭に活躍したアメリカ人初のクチュリエ、チャールズ・ジェームズへのオマージュとして、ゲスト達はクチュールライクなドレスに身を包んだ。その華やかなドレスに合わせるメイクを担ったのは「ナーズ(NARS)」のメーキャップアーティスト達。サラ・ジェシカ・パーカーのメイクを手掛けたのは、レスリー・ロペス。1950年代を彷彿とさせる「オスカー デ ラ レンタ(Oscar de la Renta)」のドレスに合わせ、50年代風アイメイク。ブレイク・ライブリーのメイクはエレイン・オファーズが手掛けた。クラシックでありながらグラマラスという、古き良きハリウッドを偲ばせるルックには、色味を押さえた赤いリップでモダンな印象に。カレン・エルソンを担当したジェニー・スミスは、赤っぽいオレンジのリップを選び、ほんの少しだけ目もとをくっきりと見せるために、アイラインをハネぎみに入れるという50年代に女性達が好んだテクニックを採り入れた。グラマラスなドレスを着たジェシカ・パレは、マイ・クインが担当。大胆だが昔っぽくなりすぎないよう、リップは鮮やかなピンク、フレッシュさを保つためにアイライナーは使用せず、代わりにメタリックカラーを乗せた。キルスティン・ダンスト着用のドレスは映画『スター・ウォーズ』がモチーフ。それに合わせてジャニーン・ロベルは銀河系から着想を得たメイクを施した。また、鮮やかなサーモンピンクのドレスで登場したソランジュ・ノウルズにはベンジャミン・バッキーが担当。ダークスモーキーなブロンズルックを想像し、マスカラをたっぷりとのせたアイメイクに、輝きを持つチーク、ヌーディーカラーのリップを組み合わせた。
2014年06月08日画家のポール・ゴーギャン(Paul Gauguin)は、1848年6月7日生まれ。フランス・パリ出身。1903年5月8日逝去。父は熱烈な共和主義者のジャーナリストだったが、革命後の不安定な政府による弾圧を恐れ、ポールが生まれてまもなく一家で南米ペルーに亡命。その父はポールが1歳になる前に急死し、残った母子は1855年、フランスに帰国した。その後航海士や海軍兵を経て、今で言う証券会社に就職。結婚し、5人の子供に恵まれ、趣味で絵を描くという何不自由ない生活を送っていたが、株式市場の暴落を経験して心境が一転。画家への道を志す。1886年よりブルターニュ地方のポン=タヴァンでエミール・ベルナール、シャルル・ラヴァルらと制作活動を行い、ブルターニュ原理主義(ポン=タヴェン派)を形成。また1888年には南仏アルルでフィンセント・ファン・ゴッホの誘いを受け共同生活を試みる。しかし、強烈な個性は何度となく衝突。ゴッホの耳切り事件などもあり、わずか2ヶ月で共同生活は破綻する。1889年、パリ万国博覧会で絵画史上最初の象徴主義展開催。象徴主義の画家達伊との交流を深めたが、1891年、ベルナールと喧嘩別れをした後、楽園を求めタヒチへ。その後、貧困や病気のために一度帰国するが、1895年に再訪すると没するまでタヒチへ留まった。彼の作品はファッションデザイナ0に度々インスピレーションを与え、「アキラーノ・リモンディ(AQUILANO・RIMONDI)」の14SSコレクションは、ゴーギャンが描いたタヒチの女性達がモチーフ。また、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」00SSメンズコレクションのテーマは「ほろ酔い気分のゴーギャン」。彼の絵やタヒチの情景、気分を取り入れた服を発表した。
2014年06月07日「ナイキ(NIKE)」は6月7日から22日まで、東京・渋谷表参道のバツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)に、ナイキの最新のフットボールイノベーションを体感出来る「ナイキ イノベーション ハウス(NIKE INNOVATION HOUSE)」をオープンする。入場無料。ワールドカップブラジル大会で長友佑都選手などが着用するスパイクや、世界10カ国のナショナルチームのジャージなどを展示するとともに、携帯端末なども使い、各プロダクトの機能性や特徴をインタラクティブな体験施設で紹介する。1994年にフットボールスパイクを発表して20年、フットボールイノベーションの歴史を塗り替えてきたナイキ。本イベントはその進化と革新を体感できるスペース。独自の製造技術である、ナイキ フライニット(NIKE FLYKNIT)テクノロジーを駆使した最新のスパイク「ナイキ マーキュリアル スーパーフライ」や、世界10カ国のナショナルチームジャージなど、機能性やデザインなどにフォーカスした四つのインスタレーションで構成されている。会場を入ってまず目に飛び込んでくるのは今回の見所の一つである、ナイキスポーツリサーチラボの4年に渡る研究開発と、クリスティアーノ・ロナウドのインサイトによって生まれたスパイク「ナイキ マーキュリアル スーパーフライ」の爆発的なスピードを表現したインスタレーション。会場内に用意された携帯端末を使い、長友選手の走るスピードなどを体感することも出来る。1階から2階へ続く階段に設けられているのは、イングランドのバークレイズプレミアリーグ、スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエAでも使用されているボール「ナイキオーデム」の軌道を表現したインスタレーション。1998年から最新作までのマーキュリアルシリーズの歴史も紹介している。2階は、プレイスタイルの異なるアスリートに合わせ開発された「ナイキ ハイパーヴェノムファントム」「ナイキ ティエンポ レジェンド」「ナイキ マジスタ オブラ」「ナイキ マーキュリアル スーパーフライ」の4種類のスパイクをそろえたインスタレーションと、世界10カ国のナショナルチームジャージを集めたインスタレーション。ブラジル、フランス、イングランド、オランダ、ポルトガルなど各国のナショナルチームジャージは、過酷な天候条件の中でもアスリートが快適にプレイ出来る、ドライ フィット(DRI-FIT)テクノロジーを採用。また、環境への配慮からリサイクルペットボトルを素材として使用している。更に、各インスタレーションブースでは製品の機能性や、それを着用したアスリートについてのクイズが出題される。会場で貸し出される携帯端末で答えて正解し、上位に選ばれた人にはプレゼントが用意されている。【イベント情報】NIKE INNOVATION HOUSE会場:BA-TSU ART GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5会期: 6月7日から22日時間:12:00から20:00休業日:月・火・水曜日入場無料
2014年06月06日「シャネル(CHANEL)」は6月4日、開業間近の虎ノ門ヒルズ(東京都港区虎ノ門1-23-1から4)で13-14年メティエダール(METIERS D'ART)コレクションのショーを開催した。会場となった同施設森タワー5階のホールは、コレクションテーマ「ワイルドウェスト」に合わせて、西部開拓時代のテキサスの酒場をイメージしたインテリアでまとめられた。当時をしのばせる写真やビリヤード台などを設置。招待客はソファやカウンター席からショーを観覧した。ランウエイには松岡モナやチハル(CHIHARU)などの日本人モデルの他、リンジー・ウィクソンらシャネルのショーでおなじみの面々が登場。またゲストにはアーティストのスプツニ子!やモデルの山田優、女優の二階堂ふみら、モデルのジェリー・ホール、アリス・デラルが招かれた。メディエダールコレクションとは、シャネル傘下のアトリエの職人達が手掛ける刺繍や羽根飾りなどをふんだんに用いて製作されるプレタポルテコレクション。毎年12月にシャネルと縁のある都市をテーマに発表されている。シャネルが東京でショーを開催するのは、2012年3月に12SSオートクチュールコレクションショーを行って以来2年振りとなる。44644444444444444444444
2014年06月05日ネイルブランド「エッシー(essie)」が新色のコレクション「シュガー ダディ(sugar daddy)」を6月21日に発売する。メインカラーである、ミルキーピンクの「シュガー ダディ」を始めとする淡いグラデーションカラーや、ビビットなピンク「ギルティー プレジャーズ(GUILTY PLEASURES)」、赤の「リアリー レッド(REALLY RED)」など、全17色のラインアップ。日本人に合わせた新処方を採用し、独自の色とツヤを実現するためのクリスタルクリアベースと、色毎にサイズを調整したマイクロミルドピグメントを配合している。また、細くやわらかなブラシも採用された。価格は各1,500円。同時に、ネイルケアアイテム「エッシー アプリコット キューティクルオイル」、「エッシー ファーストベース ベースコート」、「エッシー グッド トゥ ゴー トップコート」(各1,500円)も発売する。エッシーは、1981年にアメリカで誕生したネイルカラーブランド。世界101ヶ国、25万以上のサロンでの取り扱いがある。 元々サロン向けネイルブランドであったが、2011年からは小売でも展開しており、現在は全48色のカラーアイテムがそろう。ワインガーデンは自身のブランドについて「誕生日、卒業式や結婚式と特別な日にネイルカラーをつけて過ごしてもらうことで、女性の人生に寄り添い、彩り続ける存在でありたいという思いを込めている」と話す。エッシーの各カラーには、創設者のエッシー・ワインガーデンが旅や自身の思い出にちなんだ名前が付けられているのが特徴。例えば、シュガー ダディは、日本語で“あしながおじさん”の意味。甘やかしてくれる大人の男性を指す。ベビーピンクの「バレエ スリーパーズ(BALLET SLIPPERS)」はロンドンのバレリーナシューズからインスピレーションを受けたという。
2014年06月05日伊勢丹新宿店は、本館2階ザ・ステージ#2でハワイの魅力を紹介するイベントをスタートした。同店ではハワイを拠点にコーディネーターとして活躍するマキ・コニクソン(Maki Konikson)を招き、彼女と交友のある芸能人とハワイに関するトークショーを行う。6月10日まで。今回、同店では「Real Hawaii by Maki konikson―知らなかったハワイの魅力に出会う―」と題し、日本人にはあまり知られていないロコ(地元女子)が愛用する最新のリゾートウエアやバッグ、ハワイアンジュエリー、コスメ、アクセサリー、アートを紹介。日本初出店となる「モニ(MONI)」「ラニラウ(LANI LAU)」や「マリエオーガニクス(Malie Organics)」「ドクターボディー(Dr.Body)」などが出店。また、マキと親しいモデル、タレントがハワイのブランドとコラボレーションした商品が登場。紗栄子はモニとコラボし、リングやネックレスを企画。道端ジェシカはマリエオーガニクスとコラボし、ディフューザーやキャンドルを企画。期間中は、紗栄子を始め、SHIHO、佐々木敬子も来店し、ハワイに対する思いや愛用アイテムについてトークショーを行う(7日15時、マキ×SHIHO×佐々木敬子/8日15時、マキ×紗栄子)。担当バイヤーは、「(グリーンルームでは)アーティストのスーザン・ウィックストランドによる、油絵やアクリル画で描かれたハワイの風景や写真を重ねて作り、仕上げにワックスでカバーした神秘的なコラージュアートを展示している。今回はファッションだけでなく、ハワイアンアートにも注目して欲しい。マキさんが連日来るので、ハワイの魅力を直接聞くチャンスもあるかも。是非ビーチベッドやヤシの木がある会場へお越し頂き、ハワイを体感して欲しい」と語る。マキはハワイで雑誌やテレビのコーディネーターとして、現地でのテレビロケ、CM、ゴルフメジャートーナメント中継、プロモーションビデオまで、撮影に関するコーディネートを行っている。同氏のツイッターやインスタグラムで先月、テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」ハワイロケで出演者と過ごす写真が紹介されている。
2014年06月05日ウェス・アンダーソン監督の最新映画『グランド・ブダペスト・ホテル』が全国公開となるのを記念し、「ミュベールワーク(MUVEIL WORK)」が限定アイテムを公開日と同じ6月6日に発売する。ミュベールワークの2014プレフォールのテーマは「ホテル」。ホテルで働く人をイメージしたコレクションを発表していることにちなみ、今回のコラボレーションが誕生した。発泡プリントで表現した、立体感のあるロゴがポイントのTシャツは5色展開、各8,900円。ビンテージのハットをリメイクしたホテルマン風の帽子は1点物で、3万4,000円。また、東京・南青山のギャラリーミュベール(GALLERY MUVEIL)では、映画の世界観を演出した写真展を13日まで開催しており、実際に映画で使用された小物の一部なども展示されている。グランド・ブダペスト・ホテルは、ヨーロッパ最高峰のホテルで、夢のひと時をもてなす“伝説のコンシェルジュ”が、ルネサンスの絵画をめぐる連続殺人事件の謎に挑むミステリー・エンターテインメント作品。劇中に登場するコートやアクセサリーは「フェンディ(FENDI)」が製作している。
2014年06月04日伊勢丹新宿店は6月4日より、地下1階食品売り場にて自然味を堪能することを提案するため「自然の探求者 ネイチャー・エクスプローラー」を初夏のディレクションとして打ち出す。30日まで。山形県庄内にあるイタリア料理店「アル・ケッチァーノ」が同店地下1階キッチンステージに登場。オーナーシェフの奥田政行は、2005年に“世界の料理人1,000人”の1人に選ばれた日本を代表する料理人で、店は交通の便が悪い立地条件にもかかわらず日本だけでなく今や世界から注目されている。東京で修行を積んだ後、自身の故郷を元気にしたいという思いから庄内に店を構え、美味しい食材を求めた結果集まって来たのが地元の生産物だったという。キッチンステージでは、シェフこだわりの素材を使い、素材の持つ味わいを最大限に引き出す方法で調理された“自然”を味わえるコース料理をイートインで提供する。「ネイチャーコース」(2,400円、6月4日から13日)、「エクスプローラーコース」(2,400円、6月14日から24日)、「スペシャルコース」(4,000円、6月4日から24日)の3種をそれぞれ期間限定で提供する。フレッシュマーケットでは、大地のエネルギーがみなぎる食材を家で楽しめるよう様々な食材を紹介する。京丹後の夏鹿「国産仔牛専門店 小島/京都府産 京丹後 夏鹿ロース(2,400円)」は、山中にある良質な木の芽やきのこを餌にして育つことで肉質が良くなり脂が少なくしっとりとした赤身。冬の鹿とも違う味わいという。市場では名古屋コーチン、比内地鶏と同等の評価を受ける注目の青森地鶏「伊藤和四五郎商店 鶏三和/村越シャモロックパーク 青森シャモロック もも肉」(900円)は、一般のブロイラーの2倍の期間を掛け、長年の研究で考案された独自の肥育方法を取り入れることでうまみ成分が多く、味付けを控えた調理方法で鶏肉本来の味わいを堪能できる食材。この他にも岩手県釜石の「東信水産/ヤマキイチ商店 岩手県産 泳ぐホタテ」(時価)やフランス最古の肉牛と言われるフランス・シャロレー地方原産の大型牛「アイズミートセレクション/フランス産シャロレー純血種 ジェニスプリムールリースステーキ」(100g/1,800円)などを販売する。また、テイクアウト可能な惣菜も多数取りそろえる。信州産鹿肉認定制度で管理された鹿肉を取り扱う長野の自然育工房「岳」の鹿肉を使ったカレー「シターラティアン/ラヒン(鹿)カレー」(100g/648円)や塩とこしょうだけで味付けした鹿肉のローストと野菜のロール寿司「スシアベニューケイズ(K‘s)/ジビエ DE サラダ ROLL」(572円)、同じく岳の猪肉を使い、牛肉と一緒に味わえる「米沢 琥珀堂/“猪”突“牛”進弁当」(1,200円)などが登場。この他前出の青森シャモロックを使った串焼き伊藤和四五郎商店 鶏三和/青森シャモロックのかしわ串」(1本400円)、「自由が丘あえん/青森シャモロック照り焼きサラダ仕立て」(1,150円)など鹿や猪といったジビエ、平飼いされた地鶏など日頃あまり口にすることが出来ない食材を使った惣菜が並ぶ。
2014年06月04日オンラインセレクトショップ「ユークス・ドットコム(YOOX.COM)」と、サッカーファッション誌『セップ(Sepp)』がファッションデザイナーの“ドリームチーム”を結成。10モデルのスウェットを発売した。サッカーワールドカップを目前に控え、同イベントを盛り上げるべく製作された同コレクション「#YOOXSOCCERCOUTURE」には、ワールドカップの各予選地域(アフリカ、アジア、欧州、北米・中米・カリブ海、オセアニア諸島、南米)を網羅した10カ国出身のデザイナーやブランドが参加。ラインアップは、デュロ オロウ(Duro Olowu・ナイジェリア)、ジュン ジェイ(Juun J・韓国)、マシャ マ(Masha Ma・中国)、アガタ ルイス デ ラ プラダ(Agatha Ruiz de la Prada・スペイン)、アミ アレクサンドル マトゥッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI・フランス)、ダミール ドマ(Damir Doma・ドイツ)、MSGM(イタリア)、オープニングセレモニー(Opening Ceremony・アメリカ)、スビ(Ksubi・オーストラリア)、バーバラ カサソラ(Barbara Casasola・ブラジル)。彼らが手掛けたスウェットのデザインはそれぞれの出身国のナショナルチームを表したものとなっている。同コレクションは、すべてユニセックスで、yoox.com限定で取り扱う。
2014年06月04日「アディダス(adidas)」は、「エグザイル(EXILE)」のテツヤ(TETSUYA)との共同開発パフォーマンスシューズ「DP.01」を発売する。「ダンス プライド」の頭文字から名付けられた本アイテムは、『月刊エグザイル』にてエグザイルパフォーマンス研究所長を務めるテツヤの「理想的なダンスパフォーマンスシューズを作りたい」という提案により、アディダス初のパフォーマンスシューズとして誕生。アディダスのドイツ本社のスタッフにテツヤ自らプレゼンするなど、約2年間にわたる共同作業を経て実現した。日本人の足を分析したアディダス独自の「マイクロフィットラスト」により、踵のホールド感を強化しフィット感を向上。ハニカム構造のハイテク素材をアッパーに使用し、爪先立ちのできる強さとサポート性を兼備する。伸びにくい太めのスリーストライプスが足をしっかりとサポートし、アウトソールのグリップ力により長時間のパフォーマンスに耐える。カラーはブラックやレッドなどの4色がそろい、シュータンの裏にはエグザイルパフォーマンス研究所の「E.P.I.」ロゴ入り。サイズは22.5から31.0cm。アディダス直営店及びオンラインショップ、ABCマートにて6月6日先行発売、20日一般発売。1981年神奈川県生まれのテツヤは19歳よりダンスを始め、横浜や東京のクラブイベントで活動。ダンススクール「エグザイル プロフェッショナル ジム(EXILE PROFESSIONAL GYM)」のインストラクターも務める。2007年に「J ソウル ブラザーズ(J Soul Brothers)」のメンバーに抜擢され、舞台やテレビドラマにも出演している。
2014年06月04日5月17日に京都・大覚寺で開催されたファッションカンタータフロム京都(Fashion Cantata from Kyoto)で、ヘア・メイクを手掛けた資生堂のヘア&メーキャップアーティストチームに、今回のショーのポイントを聞いた。チーフを務めたのは同社トップヘア&メーキャップアーティストの鎌田由美子、計良宏文、大久保紀子とヘア&メーキャップアーティストの黒木久美子。洋装パートの「シーバイクロエ(See By Chloe)」のヘアを担当したのは、計良氏。パリのアートスクールに留学中のイギリス女性というシーバイクロエのテーマに沿って彼が作り出したのは、ナチュラルなダウンスタイル。全体をブローしてさらさらにし、毛先のみをアイロンで巻いて作ったCカールで、爽やかさを演出したという。「お寺とのミスマッチさが出るのもいい」と語り、シーバイクロエらしさ、作りこまない自然なスタイルに徹した。メイクを担当した大久保氏も、やはり同ブランドテーマに合わせて、「ナチュラルだがアクセントのあるスタイル」を追求した。しっかり描いたブラウンの眉とマスカラで目まわりは明るめでくっきりとした印象に。フェイスラインはモデル本人のラインを生かし、ピンク掛かったベージュのチークを入れた。口元はヌーディーなピンクで仕上げ、全体から「好奇心旺盛で品のあるイメージ」を引き出していた。和装ヘア・メイクで総合チーフを務めた鎌田氏は、Fashion Cantata from Kyotoを手掛けるのは今年で5回目。それぞれの着物作家と必ずミーティングを行っているという。作家から一つひとつの作品のモチーフなどを聞いた上で、自らデザイン画を作成し、それぞれのヘアスタイルを決めていく。デザイン画とスタイルの詳細をチームのメンバーに伝え、スタッフとの綿密なコミュニケーションと信頼関係で作り上げていくという。日光東照宮の陽明門をモチーフにした着物には、シニヨンスタイルを合わせ、流れる雲のイメージを印象づけた。馬蹄とハートのデザインが斬新な着物には、大ぶりのハート型ヘアアクセサリーをあしらい、ショーのテーマである「LOVE」を大胆に表現。「至愛」をテーマに作られた絞りの着物に合わせたのは、大正ロマン風のウェーブヘアとかんざし。静謐さの中に秘められた強さが表れていた。資生堂とも縁の深い椿がモチーフのろうけつ染めの作品には、椿のヘアアクセサリーを使って、「クラシックでモダンなスタイル」を演出した。色とりどりの蝶が舞うデザインの手描き友禅の着物と合わせたのは、ピンクのバラのヘアアクセサリー。花びらに止まる蝶のイメージを生き生きと表現。「トータルで動きのある美」にもこだわった。昼と夜をイメージしたブルーの濃淡の配色が美しい着物には、白のエナメルのヘアアクセサリーを付けて、愛らしい雰囲気を出した。近年は和装を多く手掛ける鎌田氏は、オートクチュールのヘア&メーキャップでも確固たるキャリアを持っており、「着物もオートクチュールという感覚」で取り組んでいるという。「ヘア&メーキャップの技術によって、日本人のアイデンティティーである着物を世界に発信するサポートをしていきたい」と語った。
2014年06月03日国内最大の美の見本市「ビューティーワールドジャパン」が、5月19日から21日まで東京・台場のビッグサイトで開催された。今回で17回目となり、出展社は15の国と地域から集結。日本と海外を繋ぐだけではなく、出展した国同士の商談など出会いの場ともなっている。会場は美容機器やヘア、スパ&ウェルネス、アートメイク&まつげなどのゾーンから構成。コスメティックゾーンで一際目立っていたのが「コスメディック・アイ」。同社が展開するコスメブランド「キャッツフェイス(Cat’s FACE)」は、40周年を迎える「ハローキティ」とのコラボレーションを実施中。DJのユリナ(YURINA)が中心となり、新木場のクラブ「アゲハ(ageha)」に通う女性1,000名を対象に実施されたアンケートを基にメイクアップアイテムを製作。4月に発売された「リップティントウォーター」(1,200円)は、「キスしたくなるリップメイクシリーズ」をコンセプトとするリキッドリップ。独自のウォータープルーフ効果により、飲食しても自然な発色をキープ。レッド、ピンク、オレンジの3色と、宝石パウダーが入った「ジュエリーグロス」がそろう。ブースでは猫耳のヘアバンドを装着したユリナ本人によるDJパフォーマンスが行われていた。また、会場にはオーガニック系コスメも多く見られた。今年は15社が出展し、2013年度の11社より増加。国産無農薬ヘチマや月桃を用いたスキンケアシリーズ「ラー(Lar)」、琉球列島生まれの自然素材を活かしたスキンケア「カナン(Canann)」など、日本の素材を使用した国産オーガニック商品も紹介されていた。海外ブランドでの注目アイテムは、ドイツ発「スチューバ(stuwa)」(価格未定)のキャンドル。アロマキャンドルとして用いた後にロウをオイルマッサージに使用可能。約40度の暖かさがキープされるので、溶けて火を消した直後から肌に塗布できる。サンダルウッド&オレンジ、イランイラン、ラベンダーの3種。また、アロマショップ「生活の木」のブースでは、不二屋のキャラクター「ペコちゃん」が描かれたボトルを展示。生活の木はOEMも実施しており、「アフタヌーンティー(Afternoon Tea)」や「ロぺ・ピクニック(ROPE PICNIC)」など様々な企業と共にブレンドオイルを製造している。
2014年06月02日バンダイナムコグループのメガハウスは、「リーボック ジャパン(Reebok Japan)」とのコラボレーションスニーカー「リーボック クラシック×メガハウス インスタポンプフューリー『攻殻機動隊アライズ』 バージョン ロジコマ(Reebok CLASSIC×MegaHouse INSTAPUMP FURY『攻殻機動隊ARISE』 Ver.Logicoma)」(2万3,000円)を発売する。デザインは2013年公開の映画『攻殻機動隊アライズ』に登場するAI搭載の支援車両「ロジコマ」がモチーフ。ロジコマのカラーである赤を採用。アッパーとヒールのシルバー部分には光学迷彩をイメージした特殊素材を用い、ポンプにはロジコマの球形外部観測機器と同じ意匠の三つのドットをプリント。インソールは足の裏と全身の各部位が結びついていることをデジタルUI風に表現し、電脳世界とリンクする様子をイメージした。踵には作品のロゴマークが入る。サイズは23.0から30.0cmで、「ミタスニーカーズ(mita sneakers)」「キックスラボ(KICKS LAB.)」「アトモス(atmos)」「スタイルス(Styls)」「レノベーションズ(Renovations)」で取り扱われる。6月14日予約開始、21日発売。メガハウスとリーボックは、『攻殻機動隊スタンドアローンコンプレックス(STAND ALONE COMPLEX)』に登場する「タチコマ」をモデルとしたシューズを2012年に共同開発している。
2014年06月02日スウォッチ グループ ジャパンは、世界初の機械式ムーブメントを搭載した「システム51(SISTEM51)」4モデルの日本での販売を開始する。5月29日、パンツェッタ・ジローラモと女子サッカー日本代表・岩清水梓選手を迎え、発売を記念した記者発表会を開いた。昨年4月に初披露された「システム51」は、合計51のパーツで作られた100%スイス製の自動(自動巻)機械式ムーブメント。従来の機械式腕時計の約半分以下のパーツでできており、最大90時間という抜群のパワーリザーブが特徴。スウォッチらしくデザインにもこだわり、文字盤にはムーブメントに使われている19石のルビーのうち6石を見ることができ、背面からは透明のローターを通して中心部を眺められる仕組みになっている。今回発売するのは、“白黒の星の地図”を表す「システム・ブラック」、“ルビーの赤”を象徴する「システム・レッド」“青い地球”を意味する「システム・ブルー」、“新世界の探求”と位置付ける「システム・ホワイト」の全4モデル。価格は1万6,204円で、取り扱いはスウォッチ ブティック銀座のみ。記者発表会に登壇したスウォッチグループジャパンのクリストフ・サビオ代表取締役社長は、「“51”はスウォッチにとってシンボルともなる大切な数字。革新的なムーブメントでありながら、価格やファッション性にも考慮した素晴らしい腕時計だ。このシステム51を発表できることを誇りに思う」と述べた。ネイビーのスーツにラフなノータイ姿のジローラモは「システム・ブルー」を、彼がコーディネートしたというブルー系の爽やかなファッションに身を包んだ岩清水選手は「システム・ホワイト」を腕に着けて登場。「1本のネジを中心に一つのユニットとして結合されているシステム51の仕組みは、まさにキャプテンを中心にフォーメーションを組むサッカーに共通するものがある。スウォッチは母が使っていた記憶があり、自身も中学生の時に初めて着けた腕時計がスウォッチだったので、とても思い入れがある」と岩清水選手。ジローラモ氏は、「スウォッチに出合ったのはイタリアで大流行していた26年前で、当時購入したものは今も大事に取ってある。新しいシステム51は使いやすく、シーンを選ばずに取り入れられるところが魅力。カジュアルもいいけれど、スーツなどに合わせたり、お洒落な使い方を楽しんでほしい」と語った。
2014年05月31日「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、「サンローラン ミュージック プロジェクト(SAINT LAURENT MUSIC PROJECT)」に歌手で女優のマリアンヌ・フェイスフル(MARIANNE FAITHFULL)を起用した。マリアンヌ・フェイスフルは、1960年代のファッションアイコンで、清らかな歌声とロリータ的な美貌でモデル、女優、歌手として人気を博した。なお、サンローランの14-15AWウィメンズコレクションは60年代にインスパイアされた内容。プロジェクトにフェイスフルが起用されたことは、彼女が活躍した60年代のファッションと、14-15AWシーズンとの関係性を強く印象付けることになった。ちなみにフェイスフルは同コレクションに出席している。SAINT LAURENT MUSIC PROJECTはファッションと音楽の関係性にフォーカスしたエディ・スリマンによるプロジェクト。ポートレートビジュアルの製作を行う他、ショーミュージックを委託するという側面がある。過去にはマリリン・マンソンやコートニー・ラブをビジュアルに起用。サンローランのアイコニックなアイテムをロックスターが着用した姿が話題を呼んだ。
2014年05月30日1985年に国際ビデオビエンナーレで立花ハジメが映像ユニットのラジカルTVとジョイントして発表したのはデジタルとアナログ、機械と人間、ハイテクとローテクを調和させた“テクノ”をベースにした「ロックンロールという伝統芸能の枠を超えたショービジネス」だった。レコードの売り上げがCDの売り上げを上回っていたその時代に、既に音や映像のデジタルデータ化というものをテーマにして作品を発表していた立花ハジメは、90年代に入りデザインの個展を開始。1991年にタイポグラフィーでADC賞最高賞も受賞している。94-95AWに東京コレクションでデビューしたアンダーカバーは、03SSからパリコレクションに参加。11-12AWでパリでのショーを一旦休止していたが、13-14AWよりパリコレを復活。一貫して東京ミックスとも言える様々な要素、カルチャーを混ぜ合わせた独自のモード観が海外のメディアでも評価されている。高橋盾(以下J):僕は音楽にしてもフォークやミニマルなテクノといろんな引き出しがあるし、映画やファッションもいろんな物が好きで雑食。いろんなレイヤーがあって、それをいかに消化して混ぜて発表するというのは自分のスタイルなんです。立花ハジメ(以下H):それってすごく東京ぽいことじゃない。J:そうなんですよ。リミックス世代。90年代的なんですよね。でも、ハジメさんがなさってきた活動も、そうでしょ。今回の『Monaco』の作品の中でも、ミックスするという行為は同じアプローチなんじゃないですか?H:原点のプラスチックスをやっていた70年代後半に、60年代にロンドンやニューヨークが注目されたように、TOKYOがTOKIOになって世界的にも東京が面白い街として注目を浴び始めた時期があって、その頃からミックスするという行為は変わってないかも知れない。今回のMonacoに関しては何故、USBで出したかと言うと、今までCDやDVDで出していたものをこれからはファイルで販売される時代になるので、まずUSBを買ってもらおうと。ホームページもリニューアルしてTシャツのデザインのマスターデータや、95年のアプリケーションツアーの本のデータをオンラインで売っていたりするんだけれど、今後はデータとして作品をファイルで出していくことが多いので、USBにファイルをコレクションしてもらうという、ファンとは長い付き合いの作業になる。J:デジタルデータ化というのは洋服だと中々難しくて、自分では中々作品としては結びついていないんです。ハジメさんのやっていることって時代とリンクしていて面白いなと思います。デジタルデータでのアーカイブということで言えば、アンダーカバーは今年でショーをやって20年目だから、ショーの映像は40シーズン分あるから、みんなに見てもらうためにDVDで出すとなるとボックスセットになっちゃう。でも、もうそういう時代じゃないんで、それならUSBというのも出来ますね。H:ジョニオは自分でMacも触るし、自分自身の中でアコースティックな部分とデジタルな部分のバランスが取れれば、すぐやると思うよね。ただジョニオにことだから普通のUSBだと面白くないだろうし。J:メチャクチャ大きいUSBとか(笑)。H:USBというのはあくまでも差し込み口の形状のことだから、何でも良いんだよ。ドレスやテーブルにUSB付いてても良いんだし、盆栽でも大丈夫だよ(笑)。J:そういう新しいことは大体、東京発信で始まるし、それが後から世界各国で誰かが、自分が最初にやったかのように広がっていきますよね。H:それはプラスチックスの時から、新しいことを東京から始めるという意気込みで世界を意識していたんだよね。あの頃から比べると本当に東京のクリエーターの活動はワールドワイドになった。ジョニオが出てきた時、そんな時代になったんだと思ったよね、(藤原)ヒロシの最近の活動なんて本当にワールドワイドだし。J:ワールドワイドにやることは普通になりましたね。H:プラスチックスの頃は気負いがあって、世界一より日本一、東京一が世界一、みたいな東京と世界に区切りを付けていた感覚があったけれど。でもいつの間にか、ボーダレスになって東京でもロンドンでもいい物はいい!という感じになったよね。J:インターネットが普及してそれは大きく変わったんでしょうけど、僕がデザインを始めた頃はまだインターネットは無くって、友達の関係とかで意外なところで人と関係して広がったって言う感じがありますね。H:それは僕もネットのない時代にプラスチックスで世界をツアーして、ディーボやトーキングヘッズ、B52s、トムトムクラブなどと友達になってネットワークが広がったというのが大きい。Monacoの1曲目の「Max’s Kansas City」 もその頃のNYのクラブというかライブハウスの名前が曲名。NYでクラブ誕生前夜というか変わり目の頃で、CBGBとかと同じライブハウスなんだよね。マッドクラブやペパーミントラウンジに出てたバンドが出演していたのがMax’s Kansas City。店自体はオールドスクールのライブハウスだっただけど、そこに今日は誰が出ているというような歌詞。あの曲で話しているのはコンピューターなんだけどね。MacのOS9のシンプルテキストを打ち込んだら話すやつ。4/6に戻る。6/6に続く。
2014年05月30日サッカーワールドカップ ブラジル大会日本代表の岡崎慎司(ドイツ・マインツ)が5月27日の代表戦で使用したシューズが、7月12日にミズノから発売される。イエロー×ブラックの存在感が際立つ同シューズは、ミズノの新スピード系サッカーシューズ「バサラ(BASARA )001 TC」(1万9,000円)。直線方向の加速や、高速でのターンがしやすい設計の最新モデルだ。R-ファイバーコントロールという特殊繊維新素材が、ダッシュ時やターン時の横ブレを軽減する。実際に27日のキプロス戦でも、岡崎は右MFとしてキレのある動きで好機を演出し、先制点のきっかけとなるプレーも見せている。岡崎は、同シューズについて「初めて履いた時から僕の足に馴染んでくれて、世界で戦うために最大限のサポートをしてくれるシューズだと感じた。このシューズが裏への動き出し、相手より先にボールに触るための一瞬のスピードというプレーの特徴を最大限に引き出してくれる。僕自身、海外に来て感じた課題を克服し、このシューズと共に新しい自分へ進化していきたいと思う」と語る。「バサラ 001 TC」を含む「バサラ」シリーズ9種類は、全国のミズノサッカー品取扱い店で7月12日より順次発売予定。
2014年05月30日グッチ(GUCCI)は5月30日、東京・青山のフラッグシップショップ(東京都港区北青山3-6-7)をリニューアルオープンした。総売り場面積969.60平方メートルの全3フロアをフルリノベーション。ショップデザインはクリエーティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)のコンセプトを体現し、グッチのコンテンポラリーなスタイルを表現。ローズウッドや大理石、アールデコ調のリブガラス、ポリッシュゴールド、スモークエレメントに加え、外光を採り入れるファサードや可動式シェルフ、シースルーのマテリアルを用いている。1階エントランスサイドには、最新コレクションやアイコンを映し出す大型のLEDスクリーンを設置。リブガラスや波板で仕切られた空間に、インターロッキングGが描かれたカーペットが敷かれ、床には白い大理石を使用。ハンドバッグ、レザーグッズ、シルク、ウォッチ、サングラスなどのアクセサリーコレクション及びジュエリーコレクションを取り扱う。2階は、モノトーンの空間にディアマンテパターンのカーペットやクリアガラスのシェルフを配置。ウエアからシューズ、ラゲージ、ベルト、シルクまでメンズがフルラインアップされ、スーツ及びシューズのメイド・トゥ・オーダープログラムを提供。ジャンニーニと、イタリアを代表するファッションアイコンであるラポ・エルカーン(Lapo Elkann)とのコラボレーションによる、メイド・トゥ・メジャーのカプセルコレクション「ラポズ ワードローブ(Lapo’s Wardrobe)」を世界で初めて展開する。クリアガラスのファサードから表参道のケヤキ並木を見渡せる3階は、景観をインテリアとして採り入れた空間で、ウィメンズのウエア、シューズ、ベルトを展開。くつろいでワードローブを選べるVIPルームも併設する。また同階では、30日から6月9日までレッドカーペットを歩くセレブリティのために製作された「プルミエール コレクション」を展示。通常はフィレンツェのグッチ ミュゼオ限定で公開されており、外部での展示は世界初。リニューアルオープンを記念し、ハンドバッグ「レディ ロック」の青山限定カラー(48万円)も用意している。29日に行われたオープニングレセプションでは、エルカーンが来日した他、中田英寿、伊勢谷友介、道端アンジェリカ、武井咲などのセレブリティ、多くのファッション業界関係者が来訪した。0
2014年05月30日モデル・梨花の最新書籍『NO.22』出版を記念し、発売日の5月28日に東京・原宿のブックマーク(BOOKMARC)でサイン会が開催された。多くのファンが詰め掛けた。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のウエアで登場した梨花。「かわいい!奇麗!」という歓声の中、サインの求めにも応じながら、店内へ。待ちわびていたファン1人ひとりに声を掛けながら、丁寧にサインを行った。梨花さんは、「(同書の製作は)22年間を振り返る意味ですごく重みがあった。そして、改めて先の未来に向けて“よし、スタートするぞ!”って気になりました。この日が迎えられて本当に良かったです」とコメント。『NO.22』は、梨花のモデル人生22年分の集大成とも言える書籍。これまで撮影されてきた1万カット以上の写真から選りすぐった作品を収録しており、2年の製作期間を経て誕生した。価格は3,241円。ブックマークでは『NO.22』限定カバー版が200部のみ発売されたが、発売後すぐに完売した。現在、『NO.22』発売に合わせ、梨花プロデュースのTシャツやマグカップなどスペシャルグッズがオンラインショップ「Rinka Room」にて数量限定で販売されている。
2014年05月29日H:ところで、ジョニオはまだ走っているんだよね。1回どれくらい走るの?J:10kmですね。H:すごいね。僕も水泳と加圧トレーニングをやっているけれど、運動しているとその間、モノを考えられるし、いいよね。アドレナリンも出るし。J:そうですね。ジョギングをしていると、その最中にいろんなことを考えるんですけど、考えがまとまるかというと逆にまとまらず、走り終えたときに、まっ、いいか、ってなっちゃうんです。あまり考えずその先に進むことっていうのはファッションに関しては、重要なのかも知れないですね。ただ、あの達成感というのはスポーツにしかないものだと思いますね。ショーをやってもあまり達成感というのはないんで。H:今年3月にパリで発表された14-15AWコレクションもそうだけれど、最初はストリートから誕生したアンダーカバーのコレクションは、シーズンを重ねるごとにどんどんモードぽくなっていってるよね。J:そうじゃないと、パリでやる意味もない。でも、その背景には僕が育ってきた東京とかストリートとか時代感が投影されている。パリでいろんなブランドがショーをやっていますけど、その意味では特殊な位置にいるブランドだと思います。H:特殊という意味では、他のブランドと全然違うよね。「サンローラン(SAINT LAURENT)」でエディ・スリマンがロックとファッションというイメージを打ち出して、既出感のあるアイテムを発表しているけれど、アンダーカバーは独自だものね。J:エディ・スリマンってすごくストレートですよね。LAとか行くと、ああいう格好した人いっぱいいるじゃないですか。H:そうそう。ライダースに黒のパンツ。確かにあれはあれで定番で王道でアリなんだろうけれど、あそこに手作り感はゼロだもんね。J:コレクションを見ていると、面白いと思うのと、それで良いのかなぁ、とどっちも考えますね。H:アンダーカバーが数シーズン前に白のライダースを解体してドレスを作っていたじゃない。アンダーカバーの象徴的なアイテムだと思うけど。同じライダースというテーマを扱うにしても、素材にして見せているジョニオの作品を見ると、エディ・スリマンとアンダーカバーの違いがハッキリしていると思う。J:パリの第一線でやっている人たちを見ていると、現れ方や育った環境が、自分が歩んできた経歴とかとまったく違う。東京でバンドやって、音楽が好きでいろんな人と遊んで、知らないうちに東京でショーをやるようになって、それがパリでショーをやるようになったという特殊な位置なんで、パリの業界のなかで一つそういうジャンルみたいなのが作れればいいなと思っています。自分しか出来ないことなんで。H:でも、それはもうすでに根付いているから、そうやって続けられてるんじゃないの?J:最近やっと認められつつあるんで、それをもっと面白くエスカレートさせたいといという野望はありますね。3/6に戻る。5/6に続く。
2014年05月29日「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の14-15AWコレクション。デザイナー・高橋盾が掲げたテーマは「COLD BLOOD(冷たい血)」。“暖かさと冷たさ”“高揚と恐怖”“安堵と不安”など相反する要素を表現したという。今季はストールやたすきといった“巻き物”がキーアイテム。様々なストールが縦横無尽にボディに巻きつけられ、全体のスタイルを作り上げる。ジャケットやワンピースなどのウエアにはスラッシュが設けられ、ストールと組み合わされるのが前提。スウェーデンの画家、マーカス・アーケンソン(Markus Akesson)のペインティング作品「不眠症」「夢遊病者」がプリントされた極大のストールはマントのようにスタイリング。中世ヨーロッパの王侯貴族のような雰囲気を醸し出す。ラストはクラウンを被り、陶磁器のような文様が描かれたガーメントに赤のストールが巻かれたルックが登場。リンゴ型ランプを手に持ち、メルヘンかつダークに幕を閉じた。
2014年05月29日ビジネスパーソン向けファッションブランド「ザ スーツ カンパニー(THE SUIT COMPANY)」は、様々な色とスタイルでクールビズを提案する「クールカラービズ(COOL COLOR BIZ)」を打ち出す。クールビズはジャケットやネクタイを取っただけのシンプルなスタイルが定番だが、同ブランドでは機能性とデザイン性を保ちつつ、涼しげな色のシャツ・パンツ・タイでクール感を演出することを企図。ノーネクタイの胸元ではなくパンツやジャケットに相手の視線を向け、「きちんとした印象」を与えるためにカラーパンツを用いる「ジャケット+パンツ=ジャケパン」、ブルーやピンクなどのカラーを採り入れ、シャツを着こなしの主役とする「シャツ+パンツ=シャツパン」、スーツスタイルの際にクールカラーのネクタイやニットタイで清涼感を与える「スーツスタイル」を提案する。5月28日から6月11日までのキャンペーン第1弾では、1万9,000円以上のクールスーツが2着で2万8,000円になる。6月12日から26日までの第2弾では、スーツ、ジャケット、パンツ、ドレスシャツなどのクールビズアイテムを購入すると、2点目以降が20%オフになる特典を用意する。
2014年05月29日昨年9月、ソロとしては2002年の『THe End』以来、バンドとしては2007年の「THE CHILL」以来となる作品『Monaco』でアーティストとしての活動が再始動した立花ハジメ。完全限定生産のUSBアートピースで初回発表された作品は、今年4月にそのダウンサイズUSBが発売され、音楽とアート、またデジタルピースの発表形態にも注目が集まっている。立花ハジメ(以下H):プラスチックスやっていた頃は、グラフィックデザイナーかミュージシャンどっちなんですか、とか言われたんだよね。当時はまだアーティストという呼び方も市民権を得ていなかったし。僕自身はいろんなことをやっているように思われるけれど、デザインと音楽しかしていない。洋服はね、好きだけれど楽しめればいいや、という感じであまりこだわりがない。ファッションに関してはヒロシやジョニオのフォロワーでいいやと思っている。デザインや音楽で誰かのフォロワーになってしまったら僕なんかはおしまい。(デザインと音楽は)やっぱり仕事だからね。楽しければいいや、というわけにはいかない。高橋盾(以下J):それは絶対そうでしょうね。H:でもジョニオなんてすごいと思うよ。アルバムを年1枚出すなんて言ったら、大変なことだけど、それを年2回もミュージシャンにとってはアルバムとも言えるコレクションを発表するわけでしょ。J:いや、それはサイクルが決まっているわけで。ファッションは展示会での発表と商売のベースが決まっているわけです。出来る、出来ないではなくて、そういうレールの上でやらないと、この業界やっていけないということですから。H:慣れなのかも知れないけれど、それにしてもすごいよ。J:慣れもありますけど、やっぱりファッションが好きなんで。H:今まで、今シーズンは休みたいと思ったことはないの?J:発表したくないと思ったことはないですね。ショー形式での発表をやりたくないということはありましたけど、違う形で発表を考えますし、洋服をデザインしたくないということはなかったですね。作りたいんです。今回、ハジメさんの新作『Monaco』は、自分もグラフィックをMacで作りますけど、自分が考え、捉えたりしているものと全然違うアプローチだから、作品自体を俯瞰して見ることができましたね。不思議でした。自分の場合はコンピューターを使うにしても、ウェブにしてもベーシックなことしかやらないから、もっといろいろ深い部分で捉えているんだなぁと。H:深い?J:ハジメさんは90年代の頃からタイポグラフィーやアプリケーションというテーマに関して、すごく神経質にかかわっているじゃないですか。神経質なアーティスト好きなんですけど(笑)。H:それはそうだね。本職だからね、やっぱり。神経質すぎるから、時々おかしくなっちゃう(笑)。去年も1年間ずっとこのMonacoを集中して作っていたから、発表した後の今年は少し緩んじゃう。だから、ジョニオが年2回、コレクションを安定して発表しているというのは人間としてすごいと思う。J:安定してとはいうものの、その中でいろいろ波があります。会社としていろいろなことをやるから売り上げの波もあるし、家庭のことを含めプライベートなことも考えなくてはいけない。アンダーカバーは来年25周年になるわけですが、以前は顧客も一緒に年齢を重ねてきたけれど、最近は20歳位の若い世代も再び増え始め、ブランドとしての波もある。そしてすべて早めに決断、処理していかないと自分の仕事のスピードに着いていけない。この業界にとってそれは非常に重要で、ミュージシャンのように2年に1枚などのペースでやってしまうと、逆に作品の製作中に間が空いて、そのことが不安になって自分には無理なんじゃないかな、と思う。H:『Monaco』自体の製作は時間的には実質、半年間集中して製作したわけだけれど、僕自身はそれが終わって、さあ次というわけにはやはりいかない。J:純粋なアーティストというのは,締め切りに追われて自分の中で不完全燃焼のまま、作品を発表するということはないでしょう。アーティストは自分のタイミングというのが最優先じゃないですか。H:それは、そうだね。J:ファッションデザイナーはそういう点ではアーティストと少し違って、もう少し職人的な感じがします。あまり考えすぎていたら、先に進めない。4/6に続く。
2014年05月29日市場調査会社のカンター・ジャパンは、高級ブランドの認知や評価に関するインターネット調査「ブランジー(BrandZ)」を、2013年9月から11月に掛け実施した。調査対象となったのは、過去12ヶ月間にデザイナーの洋服やアクセサリーを購入し、洋服を買うことに興味がある18歳から65歳の男女。日本、アメリカ、フランスはそれぞれ400名、中国は300名が回答した。各国消費者に「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)を知っているか」「製品を使ったことがあるか」などの質問を行い、「認知・使用経験スコア」として100点満点で評価。日本とフランスが87点、中国が79点、アメリカが77点といずれも高い数値となった。「ルイ・ヴィトン(の製品)を評価しているか、購入の選択肢に入るブランドか」などを評価した「購入選択スコア」は日本が53点、中国が51点、フランスが45点、アメリカが38点。「ルイ・ヴィトン(の製品)に満足しているか」「他のブランドよりもルイ・ヴィトンを買いたいと思うか」などを「満足スコア」として評価したところ、中国が首位の18点、次いで日本が12点、アメリカが6点、フランスが5点。「満足・このブランドしか買わない」ことを表す満足スコアで10点を超えるブランドは多くないため、中国、日本の消費者がルイ・ヴィトンを高く評価していることが判明した。なお、ブランジーの調査結果は世界最大手の広告会社が毎年行っている「ブランド価値ランキング(BrandZ Top 100 Ranking)」でも用いられており、ルイ・ヴィトンは2014年のランキング全体で30位、高級ブランドでは1位となった。
2014年05月29日H: 80年代後半というのはHIPHOPからHOUSEという時代の流れになって個人的には音楽もファッションもちょっとついて行けなくなった時代なんだよね。そこで登場したスターが、藤原ヒロシ、高木完とかジョニオなどだよね。そのジョニオがショーをやるからって、見に行ったのがリキッドルーム。J:リキッドルームでやった95年の3回目のコレクションですね。メチャクチャだったやつ。H:僕としては、あのMILKのひとみちゃんにくっついてクラブで遊んでいた“東京セックスピストルズのジョニオ”がショーをやるんだ。すごいなぁ、と思いながら見に行ったら、見終えて、これはすごい時代になったなと驚いた。J:メチャクチャですよ(笑)。H:(真剣な表情で)メチャクチャじゃなかったよ、全然。70年代から80年代に掛けてプラスチックスやYMOが登場するまで、日本からオリジナリティーが外に出るってことは無かったと思うんだけど、音楽でもファッションでも外国=カッコイイ、というのではなく、オリジナリティーを持って表現できるアーティストが出てきたんだ、と素直に思った。もちろん、それまでにデザイナーブランドとして東京でコレクションを発表してきたデザイナーの先達達はたくさん居たんだけれども、ジョニオのはストリートから出てきたものだったから。僕もそうだけど、ストリートデザインが好きだし、ストリートのアイデアが好き。東京でそういう見せ方をする若いアーティストが出てきたことが、素直にすごいと思った。僕がプラスチィックスや、それ以降にソロになって発表した『H』『Hm』『テッキー君とキップルちゃん』『太陽さん』などのアルバムや、タイポグラフィー展やアプリケーションツアーの個展もそうだけど、新しい考え方やスタイルをストリートからの視点で発表して、世界にそのセンスやモノを見てもらいたいというのが、僕が70年代からやって来たこと。その頃から蒔いてきた種がいろんな場所で形になってきたということかも知れないんだけど、実際には、あっ、ヤバイ!と思ったね。自分はその頃の音楽に着いて行けてなかった頃だから。スラッシュメタルとか、まったくダメだったから(笑)。J:確かに90年代に入ってそれまでの音楽と大きく変わりましたよね。僕もHIPHOPとハウスはダメだったんですよ。ハウスは今でもダメで、ずっとダンスミュージックは好きじゃない。H:音楽の入り口はセックスピストルズだったの?J:最初は歌謡曲とビートルズ、友達の影響でレッドツェッペリンとかも聞いてましたけど。ピストルズは中学1年生の頃に、そのネーミングとジャケットデザインがカッコイイと思って聞き始めました。H:それってリアルタイムじゃないよね。J:ええ、ピストルズが実際にやっていた頃って僕が7歳の頃ですから。中学の頃にピストルズと並行して日本のバンドとかを聞いていて、プラスチックスを知って、日本にもこういうことをやっている人たちがいるんだと思いました。H:ジョニオは結構幅広く聞くんだよね。J:ええ、山下達郎とか大好きですよ。あと、ジャーマンテクノ、プログレ、ハードコアとか。H:ノイ、カン、グルグル、クラスターとかジャーマンロックは僕も好きだよ。テレビジョンとかも好き?J:テレビジョン、大好きですよ。プラスチックスはメンバー自身がデザイナーやスタイリストが集まってやっているバンドで、それが格好いいんですよ。仕事があった上でやっていて、それで世界中で同じニオイを持った人達とつながって行くじゃないですか、それは自分がファッションでやっていることと重なる部分があるんですよ。自分達がやって来たことの、原点を世界レベルでやって来たルーツなんだと思います。H:ジョニオもデザイナーをやりながらバンドをやってたよね。J:ただ、バンド自身は自分の意志で始めたモノじゃないんです。MODSの森山(達也)さんが「お前、ジョニー・ロットンに似ているからバンドやれ」って言われて始めたモノだから、自分の中でそれがクローズアップされるのは少し……。H:パンクという存在はやっぱり大きくて。パンク以前は楽器へたな人は音楽やっちゃダメなんだというのが、パンク以降は感情だけで音楽をやってもいいんだ、センスだけで音楽やってもいいんだという風潮になった。感覚だけで、センスだけでデザインやってもいいんだというようにデザインにおいてもパンクの影響は大きくて、それがロンドンからNYやLA.、東京に飛び火して現在になっている。1/6に戻る。3/6に続く。
2014年05月28日伊勢丹新宿店は、日本で活躍するビーズアーティストのジュエリーとビンテージビーズなどのパーツを紹介するイベント「モード・イン・ビーズ(MODE in Bead) 夏のビーズコレクション」を同店本館7階催事場にて5月28日から6月2日まで開催する。本展は同店にて半年に一度開催されるイベントで、今回はアーティスト23人、ビーズパーツショップ6店舗が出展し、ビーズジュエリーの魅力を伝える。昨今のビーズブームの第1人者とも言われるウタ・オーノは、古代ビーズのローマングラスを使ったネックレスやコード(紐)で色鮮やかな天然石をつないだ「祝波(shukuha)ネックレス」(完成品/2万8,000円、キット1万6,000円)を紹介。身に着けた時の輝きを意識した作品が特徴のデザイナー清水ヨウコが手掛ける「ジェメオス ふたえ結びの7ウエイネックレス」(完成品/3万2,037円、キット1万1,574円)、出展者で唯一の男性デザイナー加山忠則の「クリスティーヌ 3ウエイネックレス」(完成品/3万円、キット/1万5,000円)など、ビーズだけでなくパールや天然石などを使った存在感のあるビーズジュエリーを取りそろえる。この他にもオリジナルベネチアガラスを使ったChiyukiや樹脂粘度を使うケリー真美、網や紐などを駆使して作る山中恵+aYaなど個性溢れる作家のビーズジュエリーを展開。一部のアーティストは完成品だけではなく、手づくり派向けのキットも販売する。会場には、ビンテージガラスの「ジュリアン」や手作りガラスビーズの「メルティング ポイント」、チェコビーズの「クー・ドゥ・ビジュウ」などビンテージビーズや珍しい天然石などビーズパーツを取り扱うショップも出展。一部の店舗では、作り方のアドバイスや購入したパーツをその場で組み立てて世界で一つのオリジナルビーズアクセサリーを作るサービスも提供する。会期中、ワークショップも開催する。28日から2日、同店7階バンケットルームにて出展者自らが指導する中級者向けワークショップを開催(参加費は講習料・材料費込みで4,000円から1万5,000円、ビーズ用工具要持参)。また、31日から6月2日まで初心者向けのビースづくりワークショップを会場内で開催する。所要時間30分から1時間程度の比較的簡単にできるペンダントやブローチ、ピアスなどの作り方を出展ショップスタッフがレクチャーする。「ビーズジュエリーは自分で作ることの楽しさが原点。興味はあるがどこで材料を調達すれば良いか分からないというお客様からの声もあった。本イベントではパーツのみの販売もあり、デザイナーが手掛けた今までの“ビーズアクセサリー”のイメージを超えたジュエリー感のある完成品も並ぶ。1人でも多くのお客様に自分で作る楽しさやビーズジュエリーの価値を感じてもらいたい」と担当バイヤーはコメントする。出展作家は加山忠則、清水ヨウコ、ウタ・オーノ、鷲見理恵、周藤紀美恵、永多寿子、新谷頼子、岸美砂子、山中恵+aYa、パルタザー裕美、日柳佐貴子、西村ジュンコ、ケリー真美、Chiyuki、関けいこ、岡本恵子、ナがツボジュンコ、しのはらみわ、青木恵理、笠置紫野、本間久美子、日名子八重子・三井智恵。出展店舗はジェニュイン、ジュリアン、メルティング ポイント、クー・ドゥ・ビジュウ、ラティーフ、ビーズラウンジ。
2014年05月28日ファッションに合わせて、メイクにもトレンドを採り入れたい。今年の春夏メイクのポイントを、多数のランウエイショーでメイクアップを手掛ける「ナーズ(NARS)」のインターナショナル リード メーキャップスタイリスト 伊藤貞文氏に、日本人女性にすすめるトレンドメイクを聞いた。14SSのコレクションで多く見られたのは、女性の素の美しさを引き立てるようなメイク。「チークはクリーム状のものを、指を使って頬に伸ばしてラフに仕上げる。リップもラインをきちんと取らずに、リップスティックを指にとってたたくようにして色を乗せる。色は共に明るめがおすすめ」と伊藤氏。ナーズのカラースティック「マットマルティプル」は、唇にも頬にも使え、そのまま使えばマットで色鮮やかに、水に濡らして使えば透明感ある発色になり、バックステージでも重宝された人気アイテム。ベースメイクも、しっかり保湿した後にコンシーラーでトラブルのみカバーし、フェイスパウダーで仕上げるなど、ナチュラルに作るのが気分という。雰囲気作りのポイントは眉だ。「クールでマチュアなメイクには、しっかりと意志のある眉を。ソフトでフェミニンなメイクには、丸みを持たせた柔らかい眉を」。ナーズがメイクを担当した「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」や「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」など人気ブランドのショーでは、自眉をマスカラで整えてシルエットを作った。また、次の秋冬のビューティートレンドについて尋ねると、「グリッターを使ったアイメイク、リップメイクが気になる」との答えが。一足先に採り入れてみるのはいかがだろうか。伊藤氏は、2001年にニューヨークから帰国後、ナーズ・ジャパンに所属。ナーズ日本1号店(伊勢丹新宿店)のカウンターでメーキャップアーティストとしてのキャリアをスタートし、雑誌やバックステージでも活躍。2010年に現職に就任し、世界のファッションウィークのバックステージでも活躍している。海外を飛び回り、価値観の違う人達と会うことで刺激をたくさん受けるという伊藤氏。日本の女性に向けて、「美に対して意欲的でいいと思う。人とは違うことをするのを怖がらないでチャレンジしてほしい」とメッセージを残した。
2014年05月28日