女性自身がお届けする新着記事一覧 (36/893)
中国で暮らすジャイアントパンダのシャンシャンが「日本語に反応した!」と話題になっている。父・リーリーと母・シンシンのもと‘17年6月、東京・上野動物園で生まれたシャンシャン。日本在住時は全国からファンが訪れるほどのアイドル的な人気を誇り、経済効果が推定600億円以上と試算されたことも。しかし5度の返還延期を経て‘23年2月、所有権を持つ中国に返還された。現在は四川省にある「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」で暮らしており、同年10月に一般公開された。そんなシャンシャンの近況を4月5日、韓国SBSの番組『TV動物農場』がYouTubeで公開。動画では丘のような小高い場所で、笹をモグモグと食べる様子が映し出された。ところが観光客が「頑張ったな、シャンシャン!」と日本語で話しかけると、シャンシャンは笹を咥えたままピタリと動作がストップ。驚いたような表情を見せて両耳をそばだてると、声の主を探すように丘を下りて動き回った。そしてガラス越しにいる観光客の元に近寄ると、しばらくその場から離れようとしなかった。日本語に反応し、懐かしがるような素振りをしてみせたシャンシャン。この動画がXで拡散されると大きな反響を呼ぶことに。シャンシャンの行動に心を揺さぶられたという人が相次いでいる。《なんか普通にめっちゃ泣けた、シャンシャンも、大切に過ごさせてくれた飼育員の人たちも本当にありがとう》《あぁ、言語がわかるんだな、他の動物でも…生まれ育って聴き慣れた日本語を覚えててくれてるのか………》《パンダって所詮熊だし全く可愛いと思ったこと無かったけど改めるわ めちゃくちゃ可愛いね、大好きかも》《こんなん日本で育ててくれた飼育員さん見たら泣けて泣けてしゃーないやろ。素敵な飼育員さんと出会えたんやね》《沢山話しかけられて愛情注がれてたんやろうな。。パンダって賢いんだ》
2024年04月09日米テネシー州ナッシュビルの歓楽街で7日夜、歩いていた警官のそばに空からイスが降ってきた。イスはカントリー界の大スター、モーガン・ウォーレン(30)によって6階建てのビルの屋上にあるバーから投げ落とされたものだとわかり、ウォレンは無謀な危険行為の重罪など複数の罪状で逮捕された。ナッシュビル市警が発表した。ウォレンは2014年にオーディション番組『Tne Voice』シーズン6にエントリー。途中で敗退したものの翌年デビューを果たし、2023年にリリースした3枚目のアルバム『One Thing at a Time』はBillboardチャートで15週間にわたり1位を獲得し続けた。日本では知名度はそれほど高くないが、米国での人気は凄まじいものがある。目撃者によると、ウォーレンはイスを持ち上げ、笑いながらフェンスの外へ投げ落としたという。イスは偶然地上に居合わせた2人の警官から1.5メートルほどの場所に落下していた。8日午前0時30分過ぎにウォーレンは逮捕されたが、1万5250ドル(約230万円)の保釈金を払い、2時間後に釈放された。ウォーレンが逮捕されるのはこれが初めてではない。2016年には飲酒運転で、2020年には公共の場での酩酊および治安紊乱の容疑で警察のお世話になっている。また、刑事事件とはなっていないが、2021年には差別用語を使う様子を捉えた動画が拡散され謝罪に追い込まれた。来月3日には“イス投げ落とし事件”について出廷が予定されている。
2024年04月09日週末の春の陽気から一転、日本列島が大雨や強風に見舞われた4月9日。各地では天候の影響で、交通機関の乱れも生じた。いっぽうで大阪環状線では、早朝から乗務員が体調不良を原因として遅延や運転取り止めが。大阪市内を周回する環状線だけでなく、直通する大和路線、阪和線にも影響は及んだ。JR西日本の発表によれば、午前6時12分に京橋駅で発生し、8時50分まで振替輸送が実施されたとのこと。火曜日の早朝とあり、通勤・通学時間を直撃した“異例”のトラブル。大阪メトロ御堂筋線でも遅延が発生していたこともあり、SNSでは駅構内が乗客で混雑する画像の投稿や悲鳴が相次いだ。《ダイヤの乱れがスゴい》《今日の大阪の電車ドツボだ、、 これ出社できない》《大阪環状線えぐい大阪駅ホーム入場制限してるのは30年近く利用してるけど初めて》また、乗務員を心配する声も上がっている。《大阪環状線、乗務員さんが倒れたとかで遅延してるらしいけど大丈夫やったんかな罰とかないといいけど》《JR大阪環状線、10分以上遅延って。外回りの天王寺方面は25分。乗務員体調不良どころか、急病なんじゃないの?心配やな》《JR大阪環状線、乗務員体調不良じゃなく怪我、、しかも線路上とのアナウンス。どういうことかなぁ、、心配》SNSでは乗務員の「体調不良」について、“ケガ”や“倒れた”など様々な情報が飛び交った。果たして、いったいなにがあったのか?本誌がJR西日本の広報課に問い合わせると、担当者が詳細を説明してくれた。まず「体調不良」と発表されたのは、列車の運転士ではなく車内の案内放送や駅でドアの開閉を行う車掌だった。そう前置きした上で担当者は、こう説明した。「回送列車の出発時に、車掌が昇降台(乗務員が車両の乗降に使用する台)で足を踏み外して頭を打ったためです」なお正確には京橋駅の構内ではなく、駅のそばにある入出区線のエリアで発生したという。また車掌の現在の体調については、「ケガの程度などはまだ聞けておりません」(9日13時現在)とのことだった。“春の嵐”によるダイヤの乱れではなかったが、なによりも車掌の無事を祈るばかりだ。
2024年04月09日株式会社アーキテクトが運営するWebサイト「タレントパワーランキング」で、3月27日にハーフの女優人気ランキングが発表された。ベスト10に入ったのは滝沢カレン(31)、池田エライザ(27)、高橋メアリージュン(36)などモデルや女優、バラエティなど様々なジャンルで幅広く活動するタレントばかりだ。しかし、芸能界では女性だけでなく、男性ハーフタレントも数多く活躍している。では、果たして世論にもっとも支持されている男性ハーフタレントは誰なのだろうか?そこで、本誌は20代~60代の男女500人にアンケートを実施し、「テレビで見たい/テレビで見たくない」と思われている男性ハーフタレントについて調査を行った。本稿では「テレビで見たい男性ハーフタレント」の調査結果を紹介する。第3位に選ばれたのはジェシー(27)。所属グループのSixTONESではメインボーカルを務めているが、バラエティでも持ち前の明るさで活躍。芸人顔負けのトーク力や一発芸、モノマネで番組を盛り上げる姿が好印象のようだ。《おもしろいし、飾らない感じ》《『有吉ゼミ』の八王子リホームで好印象》《いつもおもしろくて番組を盛り上げてくれるから》続いて第2位は草刈正雄(71)。昨年は『ファミリーヒストリー』(NHK)で、元米兵の父と初めて対面する様子が放映されて話題を呼んだ。教養番組のナビゲーターを長年務めるなど、俳優だけではなくマルチに活躍する能力を評価する声が多かった。《役者としても普通に喋っていても面白いので》《男性ハーフタレントの先駆けであり、長年ファンに愛され映画やドラマ、バラエティ番組など多岐にわたり活躍されているから》《どんな役もできて、とても穏やかな人格者と感じるからです。人としての魅力を感じます》そして、第1位に輝いたのはウエンツ瑛士(38)。4歳から芸能活動を始めたということもあってバラエティ番組でのスキルには定評があり、MCも難なくこなすウエンツ。そんな万能さと明るいキャラクターが、世代問わず多くの人から愛されているようだ。《明るくて、元気をもらえる。マイナスな発言をせず、相手の気持ちを考えて振る舞っているため好感度が高いから》《ボケもツッコミもトータルで上手(芸人泣かせ)なので、見ていて楽しい》《天才てれびくんの頃から見守っているタレント。成長を見たいと思う》最終結果は下記の通り。
2024年04月09日Webサイト「タレントパワーランキング」で、3月27日にハーフの女優人気ランキングが発表された。1位に輝いたのは滝沢カレン(31)。いまやテレビで見ない日がないほどの活躍を見せる滝沢。毎日見たいと思われるほど好感度が高い彼女のようなハーフタレントもいれば、そうでない人もいるだろう。そこで、本誌は20代~60代の男女500人にアンケートを実施し、「テレビで見たい/テレビで見たくない」と思われている男性ハーフタレントについて調査を行った。本稿では「テレビで見たくない男性ハーフタレント」の調査結果を紹介する。第3位は城田優(38)。昨年3月に“ガーシー砲”の被害を受けて以降、イメージが悪化しているようだ。最近は高い歌唱力を生かして、ミュージカルを中心に活躍しているため、テレビではなく舞台で彼の姿をもっと見たいというポジティブなファンの票も入っていた。《素行が悪そう》《良いイメージがあまりない》《テレビではなく、舞台で見たい》続いて第2位は元TBSアナウンサーの国山ハセン(33)。22年にTBSを退社して、現在はビジネス映像メディアのプロデューサー兼タレントとして活動している。国山は独立後、「アナウンサーは原稿読みの枠からはみ出るのはあまり許されず、自分で意思決定できない」ことにモヤモヤしており、MCを務めていた朝の情報番組『グッとラック!』の終了をきっかけに「あまり出社しなくなり、退社を決意した」とメディアに語っている。この退社理由に違和感を覚えた人もいたようだ。《局に感謝の気持ちがないように感じた。自分を過大評価していてプライドが高い》《特に芸がないから》《性格がよくわからないから》そして、残念ながら第1位に選ばれてしまったのは栗原類(29)。“ネガティブすぎるイケメンモデル”として注目を集めて多くのバラエティ番組に出演していたが、最近はドラマや映画、舞台など俳優としての活動が目立つ。唯一無二の空気感を放ち人気を集める栗原だが、いっぽうで苦手と感じる人もいたようだ。《陰気臭くむさ苦しい。負のオーラが漂ってる》《独特な世界観が奇妙》《ネガティブなイメージがあるから》最終結果は下記の通り。
2024年04月09日6月21日に公開が予定されている、俳優・草笛光子(90)が主演する映画、『九十歳。何がめでたい』作家・佐藤愛子氏(100)が90歳になったことを機に、老いや現代社会について綴り、シリーズ累計169万部を記録した同名エッセイが原作。クランクインとほぼ同じタイミングで90歳になった草笛が主演を務めていることでも注目されている。そんな同作だが、現在SNSを中心に予告編が物議を醸している。予告編の冒頭では草笛や編集者役の唐沢寿明(60)が登場。唐沢演じる編集者が「エッセイを書いてはいただけませんでしょうか」と笑顔で尋ねて頭を下げると、草笛演じる主人公は「書けない!書かない!書きたくない!」と豪語。すると黒地の画面に変わり、その画面いっぱいに「多様性」や「コンプラ」「熟年離婚」「物価高騰」などの言葉が白い文字で並び、それらを刃物で切りつけるような演出が。そして、「生きづらい世の中を“一笑両断”!」というテロップとナレーションが流れる。この演出について、「多様性やコンプライアンスのせいで生きづらい世の中になった」というメッセージととらえた人も。そのため、Xでは厳しい声がこう上がっている。《昨日オッペンハイマー観に行った時これで最悪の気分になりました。「生きづらい世の中を一刀両断!」って『多様性』の文字がビリって破られる演出なんですよ。こちとら障害者として来てんのに……》《「コンプラ」だけは建前でも肯定する社会だと思ってたけど、真正面からこれを斬っちゃうんだ》《こうして並べられているの見ると、なぜ多様性とコンプライアンスが必要なのか全く理解されておらず、表層的に応じてるふりしてればいいんでしょ、っていう不貞腐れぶりを感じる》「松竹株式会社」に演出の意図などについて見解を尋ねたところ、同社の映画宣伝部からは「ご指摘されている様な意図はございません。誤解を招く表現に関しては対応させて頂きます」との回答が寄せられた。
2024年04月09日4月7日深夜に放送された『オールスター後夜祭’24春』(TBS系)で、タレント若槻千夏(39)の本名が明かされる場面があった。「『ちはるじゃないのは?』との質問に(1)タレント・ちはる、(2)新山千春、(3)TRFのETSU、(4)若槻千夏の四択が示されました。会場の答えは(4)の若槻さんに集中したのですが、正解は(3)。司会の有吉さんが『若槻さんはね、本名が千春さんでございます』と説明して、スタジオがどよめいていました。かつて別の番組で若槻さんが話していたのですが、彼女の母親が松山千春さんの大ファンで、“千春”と名付けたとか。若槻さんが初めて松山さんと共演して生歌を聞いたときは感極まって号泣していました」(テレビ誌ライター)この1年で、意外な本名を明かしてネットニュースになった芸能人は少なくない。その一人がきゃりーぱみゅぱみゅ(31)だ。昨年10月、『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で番組冒頭、中居正広(51)に「きゃりーさんの本名、出てないですよね。名字だけ教えてもらえますか?」と聞かれ、「(芸名に)結構、入ってるんです」と返答。そのうえで「私は桐子と言います」と本名を初めて語った。芸名になった経緯については「きりこ→きゃりこ→きゃりー」となったと続け、本名の由来を、「お母さんが病院で出産する時に病院の窓から桐の木が見えていて。悪い虫がつかない、元気な子に育ってほしいってことで、桐子にしたって言っていました」と明かしていた。また、ダンスボーカルグループ・MAXのNANA(48)は昨年12月、『翔んで埼玉プレゼンツ日本全国!愛すべき逆お国自慢GP』(フジテレビ系)に出演した際、沖縄には難読の苗字が多いと紹介された後、自らの中学時代の卒業アルバムを初公開。そこには「澤岻奈々子」の文字が。「私の本名は『たくし・ななこ』です!」と発表したのだ。「上京当時、NANAさんはタクシーの予約をとろうと電話したら、名前を聞かれて『たくしです』と答えたら、『あっ、ハイ』と“タクシー”と繰り返したと思われ、苗字だとなかなか認識されなかったと苦笑いしていました」(前出・テレビ誌ライター)有名芸人の本名もSNSでバズることが。「今年2月に放送された『ジョンソン』(TBS系)では、過去1カ月のWikipediaの閲覧数を比較する企画で、トム・ブラウンが予想外に上位ランク入りしていました。それは、みちお(39)の本名が『道音雄太(みちおと・ゆうた)』であることがネット上で話題となったと紹介されたのです。昨年4月にも霜降り明星の粗品さん(31)が自らのSNSで彼の本名が記載された“給与明細”のファイル名を公開。そこには《佐々木直人2023.4.25お支払書》と書かれていました。その後も度々、“給与明細”のファイル名が登場しています」(前出・テレビ誌ライター)本名が公開されて話題になる次の芸能人は誰になるのかーー。
2024年04月09日4月8日に放送された生活情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に、モデルの押切もえ(44)が登場。番組では「今が旬!料理コンテスト」と題して、板野友美(32)と旬の春キャベツを用いた“野球選手妻対決”に挑戦した。押切といえば’16年11月に、現在中日ドラゴンズに所属する涌井秀章投手(37)と結婚。板野も’21年1月に東京ヤクルトスワローズに所属する高橋奎二投手(26)と結婚し、ともに“アスリート妻”として夫を支えている。番組内で「普段から料理に気を遣われている?」と問われた押切は、「100%はカバーできないんですけど、できるだけ上手くしてやれることはやっています」とコメント。画面では、押切が作った「あげないジューシー唐揚げ」や「シンガポール風チキンライス」の写真も紹介された。いっぽう、現在は2児の母親でもある押切。お笑いコンビ・コットンの西村真二(39)に「旦那さんの試合は年間で見に行かれるんですか?」と聞かれると、「息子がもうすぐ6歳で、野球もやっているので、応援大好きで」と友人と家族ぐるみで観戦に行くエピソードを語っていた。公私ともに充実した生活を送っているようだが、久しぶりにテレビで押切を見たという視聴者もいたようだ。SNSでは驚きの声が上がっている。《押切もえさん顔が違って見えるのですが》《この人誰かな?と思ったら押切もえだったょ》《ヒルナンデス見てたら古賀葵でてて、古賀葵?!と思ったら押切もえだったわ。似てる》《テレビに出てる押切もえが俺の知ってる押切もえと全然違うんだけど、これ誰だ》「押切さんといえば、『CanCam』時代からワンレングスのロングヘアのイメージがあったでしょう。ですが今回出演した『ヒルナンデス!』では眉毛の位置まで前髪があり、やや雰囲気が変わった印象でした。Instagramでは昨年12月に“4~5年ぶりに前髪を切った”と報告しており、久しぶりに彼女を見た視聴者がイメチェンに驚いたようです。押切さんはモデルや執筆活動、デザイン業などマルチに活躍していますが、テレビ出演は意外と少ないといいます。今年に入ってからはまだほんの数本で、『ヒルナンデス!』へは不定期に出演しているようです」(WEBメディア記者)アスリートフードマイスターやワインエキスパートの資格も有する押切。テレビでの活躍も増えるだろうか?
2024年04月09日米テキサス州のボブ・ウルフ判事の妻メイ・ホアン・ウルフ被告(48)が4日夜、殺人罪で身柄を拘束され、6日までに起訴されたとFOX系列のKABBなどが報じている。ウルフ家には親族間の継続的な確執があったようだ。ハリス郡保安官事務所の発表によると、被告は義理の甥(40)の処遇についてウルフ判事と激しい口論になった可能性があるという。エド・ゴンザレス保安官は「”義理の甥が自分たちの家に長居しすぎている”とメイ・ファンが感じたのでしょう」とCBS系列のKHOUにコメントした。言い争いの最中にメイ・ホアン被告は銃を手にし、何らかのきっかけで甥に向かって発砲。ウルフ判事が911に通報したが、駆けつけた救急隊員によってその場で甥の死亡が確認された。メイ・ホアン被告の保釈金は10万ドルに設定され、米国時間8日に出廷が予定されている。
2024年04月08日4月8日に放送された『ぽかぽか』(フジテレビ系)に、俳優の眞栄田郷敦(24)が出演。Xをエゴサーチしたときのエピソードを披露し、衝撃が広がっている。眞栄田は女優の広瀬アリス(29)とともに、世間から寄せられる「~っぽい」というイメージに対して答える「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「エゴサーチめっちゃしてるっぽい」というトークテーマになると、まず広瀬が「○」と即答。出演しているドラマや自身の演技に寄せられている感想をチェックしていると答えた。つづけて番組MCのハライチ・澤部佑(37)が「眞栄田さんは(エゴサ)されますか?」と振ると、眞栄田は「あんまりしないんですよね。SNSもやってなくて」と返答。「でも1回僕の高校の同級生が、僕の靴下を売ってました」と明かし、スタジオは騒然となった。澤部に「詳しく聞かせてよ」と突っ込まれると、「Xでエゴサしてたんですけど、そしたら『眞栄田郷敦靴下使用済』みたいな」投稿を見つけたという。思わず岩井勇気(37)が「白いやつ?」と尋ねると、眞栄田は「白いやつです」と回答。澤部が「まずそこじゃなくない?質問」と突っ込むも、岩井はさらに「一個だけ確認していい?まだ売ってる?」と購入の意思を見せると、眞栄田は爆笑しながら首を振った。澤部が「そのアカウントは本当に友達のっていうこと?」と確認すると、「そうです」と心当たりがある人物だと明かした眞栄田。神田愛花(43)に「(靴下に)名前が書かれているんですか?郷敦さんって?」と問われると、「そうです、僕の名前で」と回答。さらに広瀬に「本物?」と突っ込まれると「本物です、あの寮一緒だったんで……」と、寮の仲間が転売していたと告白。岩井に「それ(本人に)言ったの?」と聞かれ、眞栄田が「言ってないです、今初めて言いました」と答えると、またもスタジオは騒然。つづけて「割と高校の時一緒にいた(人)」と、親しい人物であったと明かした。澤部に「買い戻さなかったの?誰かの足に行くなら…」と聞かれるも、「いや…」と首を振っていた眞栄田。岩井から「買って『直接手渡ししてもらってもいいですか』って」と直接対決を提案されていた際には、「めっちゃ怖いっすね」と笑っていた。寮の仲間から私物を売られていたと明かした眞栄田。ネット上ではこの友人の裏切り行為に「ひどい」と同情する声が寄せられている。《これはえぐいて》《売る奴最低買う人も気持ち悪い》《眞栄田郷敦使用済み靴下を同級生が売ってるのを本人が見付けててヤバ》《自分ならこういう事するヤツとはいくら昔仲良くても即、絶交するけど彼はどうしたのかな》
2024年04月08日米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズが4月8日(日本時間)、本拠地ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナでティンバーウルブズと対戦。117対127で敗れたものの、先発出場した八村塁(26)がチーム最多となる30得点、6リバウンド、1アシストの奮闘ぶりを見せた。そんななかXでは、“超人気お笑いコンビ”が現地観戦する姿がにわかに注目を集めている。そのコンビとは、チョコレートプラネットの松尾駿(41)と長田庄平(44)。Xで拡散している映像では、レイカーズのユニフォーム姿でキャップを反対に被った2人の姿が。現地カメラに抜かれると、腕を“T字”にした持ちネタの「TT兄弟」をハイテンションで披露。さらに長田は、和泉元彌(49)のモノマネの「あむあむ」「そろりそろり」までご機嫌にやって見せていたのだ。「このシーンは、3クォーターのタイムアウト中でした。米・カリフォルニア州の放送局『Spectrum SportsNet』の中継に映し出され、松尾さんと長田さんは観客を紹介する『FAN OF THE GAME』の候補に選出されたそうです。残念ながら候補止まりだったようですが、試合を視聴していた日本のファンの間では騒然となっていました」(WEBメディア記者)カメラに抜かれて陽気にネタを披露した松尾と長田に、Xでは驚く声が相次いでいる。《突然のチョコレートプラネットwwwww》《ちゃんとあむあむしてる》《全ネタぶっ込んできてワロタ 》《今日の試合見てたら突然チョコプラ出てきてマジ笑った》《お二方、すっごいいい笑顔してますねえ……w》同日にXを更新した松尾は、会場の写真を添えて《中学生の時の俺! やっとNBAアメリカに見に来れたよ! 最高だったよ!! 日本人選手が活躍してたよ! 八村選手だよ! 最高だよ!》と大歓喜。さらにNBA JapanのX公式アカウントでは、お笑い芸人・とにかく明るい安村(42)の写真も公開された。チョコプラと一緒に現地観戦を堪能したようで、3人揃って嬉しそうな表情を見せていた。日本でも話題を呼んだチョコプラのサプライズ登場。現地でのレイカーズ観戦は、きっと楽しい思い出になったはずだ。
2024年04月08日近年、環境や社会に配慮した取り組みを試みる企業が増えている。その中でも、ファストフード店の「マクドナルド」は「2025年末までに、お客様提供用容器包装類を、再生可能な素材、リサイクル素材または認証された素材に変更します」と宣言しており、’22年10月から紙ストローの提供をスタートしている。そんななか「マクドナルド」の紙ストローに対して苦言を呈した人物がーー。それは料理研究家のリュウジ氏(37)だ。リュウジ氏は4月7日、《料理研究家が数年振りにマック食べた感想》とXに投稿すると、「マクドナルド」で提供されたドリンクを飲む自身の様子の写った3枚の写真をアップ。それら1枚ずつには、こう綴られている。《ストロー 紙になってる》《この紙ストロー美味くない》《これならストロー無い方が旨い》これらは、リュウジ氏が同日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画「料理研究家がマックのハンバーガーを忖度無しレビューしたらヤバかった」の1シーン。今回の撮影で、マクドナルドのストローがプラスチックから紙になっていることを知ったというリュウジ氏。一口紙ストローで飲み物を飲んだ瞬間に「ダメだこりゃ」と反応し、「この紙ストロー美味くない」とコメント。紙ストローを使用するなら、ふたを外してストローを使わずに飲む方がおいしいと指摘していた。紙ストローの“味”に苦言を呈したリュウジ氏のポストは大きな反響を呼び、投稿から1日足らずで4.5万もの“いいね”を記録。”紙ストロー苦手派”から、共感の声が続々と寄せられている。《紙ストロー、舌が紙に触れてしまって紙の味がしてしまいますよね。プラでは味しないのに》《マクド大好きだけど紙ストローだけはマジで悪い文明だと思う。しかしたかたがストローの材質が変わっただけで、感じるものがあれだけ変わると啓蒙してくれたことには感謝している》《もうめっちゃそれなんすよ!!ストロー紙にするよりフタを紙にしたほうが良くないっすか?!》《オレも同じ感想だった》《共感しすぎてイイネ1個じゃ足らねぇよっ!!!!!!!! マックもスタバも紙ストローやめてくれっ!!!!!!!!》
2024年04月08日5月29日リリースの楽曲『拝啓、俺たちへ』で、ユニバーサルミュージックからメジャーデビューすることが明らかになった5人組YouTuber・コムドット。4月6日までに公開されたグループのYouTubeチャンネルで、リーダーのやまと(25)は「この度、コムドット5人の楽曲が完成しましたー!!」と発表。昨年12月に開催された「YouTube Fanfest Japan 2023」で、「来年は5人で曲作ろうかななんて思っている」と語った抱負を有言実行させたようだ。楽曲はメンバーのゆうた(25)が作詞し、等身大の真っ直ぐな気持ちを込めた「自分達の背中を押してくれる曲」だという。特設サイトによれば、CDは1枚1000円(税込み)。ジャケットデザインは通常盤の他にメンバーそれぞれのオリジナルジャケットも用意され、ファンにとっては嬉しい仕様になっている。YouTubeのコメント欄では、ファンから《CD発売おめでとう5人の曲、凄く楽しみで》《5人の曲もう既に楽しみ、、早く聴きたい》と歓喜の声が続々。だがいっぽうで、コムドットのメジャーデビューを報じたニュースサイトのコメント欄では困惑する声も……。《何で今更??》《発言やらで炎上してたイメージしかないし、チャンネル登録者が減少してるって以前ニュースで知っただけで、動画も興味ない。以前から話はあったんだろうが、正直今のタイミングで?驚きしかない》《自業自得なのかもですが、もう完全に痛いタイプのYouTuberという認識になっちゃってますね…》“地元ノリを全国へ”をスローガンに掲げるコムドットは、今年で結成6年目。しかし昨年までは、炎上の連続だった。’22年12月末にYouTubeチャンネルの登録者数が400万人に達成したものの、現在は380万人にまで減少。今年3月には、唯一の地上波レギュラー番組『コムドットって何?』(フジテレビ系)も終了したばかりだ。「昨年6月下旬にYouTuberコンビ・平成フラミンゴとの間で、イベント出演をめぐるトラブルが露呈。やまとさんがXで呟いた“警告”も波紋を呼び、わずか3カ月でチャンネル登録者数が約30万人減少したのです。その後も400万人まで回復することはなく、緩やかに減少傾向が続いていました。7月放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)では、やまとさんは100キロマラソンに挑戦するも途中リタイアとなってしまいました。直後に行ったインスタライブでは『俺ら練習の時間が取れなくて』『外野が本当にうるさいんだよね』と言い訳めいた発言をし、がっかりしたファンもいたようです。さらに9月には動画の撮影場所である都内のマンションで“騒音トラブル”を起こしていたとも報じられ、イメージは悪化。ファミリーマートで販売された『コムドットくじ』は売れ残り、一部店舗では値下げまでされていました。そうしたことから、このタイミングでメジャーデビューすることに疑問を抱いた人も少なくないようです」(WEBメディア記者)メジャーデビューを果たすことで、今以上に存在感を放つことができるだろうか。
2024年04月08日4月6日、近畿大学が行った入学式に、先日自民党を離党した世耕弘成参議院議員(61)が出席。理事長として行った新入生への祝辞スピーチに波紋が広がっている。世耕氏は政治資金パーティーをめぐる問題で、昨年12月に自民党の参議院幹事長を辞職。党紀委員会より離党勧告の処分を受け、4日に離党届を提出していた。所属していた安倍派では、「5人衆」とよばれ派閥の中枢を担っていた。世耕氏が収支報告書に記載していなかった額は、おととしまでの5年間で1542万円にものぼる。世耕氏の一族は祖父の弘一氏の代から近大の理事長を担っており、世耕氏は4・6代目の理事長を務めている。しかし裏金問題を受けて、3月下旬より近畿大の一部教職員が理事長の辞任を求める署名活動を開始しており、6日時点で4万筆近い賛同が集まっていた。“歓迎ムード”とはいえないながらも、当日、世耕氏は笑みを浮かべながら壇上に登場した。入学生に対してお祝いを述べたあと、近大が派手な入学式を行っている理由について「学生の皆さんをこんなに温かく迎える大学なんだと、こんなに大切にする大学なんだと示したい気持ち」とコメント。続けて「近畿大学は躍進を続けている」と11年連続で全国受験者数が最多であることを強調。そして「近畿大学で過ごす時間はスピードの早い時間になる」とし、人工知能や量子コンピューターの例を挙げ、「その技術によって社会がどんな変化をしていくんだろう、そんな中で自分がどんな役割を果たせるんだろうかということをつかみ取っていくこと」が重要だと述べた。最終的にゴーギャンの絵画「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を話に出し、再度「変化の激しい社会における自分の立ち位置をしっかりと把握をしてもらって、立派な社会人として近畿大学を巣立っていただきたい」と激励を送った。「自分の立ち位置をしっかりと把握してほしい」と強調した世耕氏。しかし、自身は安倍派の幹部という立場ながら、3月に開かれた政治倫理審査会でキックバックが継続された経緯などについて「知らない」「わらかない」との答弁を繰り返すなど、説明責任を果たしているとは言い難い。ネット上では世耕氏の登壇に批判が噴出している。《自分の今置かれている立場でよくこんな挨拶が出来るものだ。国会議員という人はどれだけ面の皮が厚いのだろうか!》《普通の感覚ならこんなところに出向けない堂々と挨拶をしてしまうあたりはやっぱり議員って普通とは感性が違うんだと思う》《自身がトップの一端を担っていた組織で起こした問題を、知らぬ存ぜぬで通した人間がよく言えたものだな。自分の立ち位置をしっかり把握できているのなら真相究明に注力するのが当たり前だったと思うが》
2024年04月08日「石田さんは初めての朝ドラ出演にあたって、かなり気合が入っているそうです。“子供を思う強い母”の姿が、早くも視聴者を引きつけています」(テレビ局関係者)NHK連続テレビ小説『虎に翼』で、ヒロイン・猪爪寅子(伊藤沙莉)の母・はるを演じている石田ゆり子(54)。4月5日放送回では、寅子を「甘やかされて育ったお嬢さん」と見下す裁判官・桂場(松山ケンイチ)に対し、はるが「お黙んなさい!」と一喝。このシーンに留飲を下げた視聴者も多かったようだ。朝ドラで“強い母”という新たな役どころに挑戦している石田だが、じつはプライベートでも大きな一歩を踏み出していた。石田は芸能活動を行うための個人事務所を99年に設立し社長を務めているが、54歳の誕生日当日に新会社を設立していたのだ。会社登記によれば、目的には《不動産売買、賃貸及び管理》のみを掲げている。「石田さんは16年に都内の一等地を購入し、建物と合わせて3億円ともされる自宅を建設しています。その後も、自宅以外に複数の高級マンションを所有。その資産総額は7億円と報じられたこともあります」(芸能関係者)不動産ビジネスの才能があるのは明らかだが、新たに会社を設立したのは何を意図してのことなのだろうか。不動産ジャーナリストの榊淳司さんは次のように語る。「主なメリットとしては、法人税の対象となることで節税できること、もろもろの出費を経費として計上できること、さらに金融機関から融資を受けやすくなることなどが挙げられます。会社を設立すると、税理士に決算を依頼するなどの費用も掛かりますが、所有する不動産の価値が億単位となれば、メリットのほうが大きいでしょう」また、会社設立前の昨年7月、ドラマ『転職の魔王様』(フジテレビ系)の制作発表に出席した際、石田は次のように語っている。「最近、セリフ覚えが悪くて忘れちゃう……」女優として活動を続けていくうえでの不安も、不動産ビジネスを本格化させる背景にあったのか。前出の芸能関係者は話す。「石田さんは現在、6匹の保護猫、1頭の保護犬と暮らしており、自宅を“ゆりごろう王国”と呼んでいます。『常に犬や猫が主体』と話すほど、彼らを守るという意志が強いのです」(芸能関係者)“俳優以外の収入源も確保することが、動物たちの生活の安定につながる”――。その思いも、不動産会社設立を後押ししたのだろう。朝ドラで演じる母・はると同じように、石田自身も“子供たち”を思う愛情であふれていたのだ。4月5日放送回の終了後、石田は自身のInstagramで次のようにつづっている。《わたしの演じるはるさんも、本日は自分の殻を自分で破った瞬間があり ともかく、人生は動き出しました。がんばれ寅子。がんばれみんな》“朝ドラ女優”と同時に“不動産女王”として、石田はますます輝きを放っていきそうだ。
2024年04月08日賃上げの成果を誇る岸田首相だが、年金生活者を中心に賃上げの恩恵を受けない家庭も多い。そんな家庭に、さらなる苦難が。新年度は空前の値上げの年になるという。「われわれはデフレから完全に脱却する千載一遇の歴史的なチャンスを手にしています」岸田文雄首相は、3月28日に行われた2024年度予算成立を受けての記者会見でこう語った。総務省は3月22日に2024年2月の消費者物価指数を発表した。2020年の物価を100とした指数では106.9と、昨年の同じ月より2.8%も上昇している。岸田首相は“賃上げ”があるから大丈夫と豪語してきたが、「大手労働組合である『連合』傘下の組合の平均賃上げ率は5.25%と、前年を1.49ポイントも上回りました。これは1991年以来、33年ぶりの5%超えです。しかし、これは大手企業がけん引している数字です。中小企業には賃上げが見えていない会社も多い。また、年金生活者の年金額が増えるわけでもありません。岸田首相は『物価上昇を上回る所得を必ず実現する』と語っていますが、“賃上げ”が期待できない家庭にとっては、物価上昇を放置しているといってもいい状況でしょう」(大手紙記者)今回発表された消費者物価指数で気がかりなのが、物価の伸び率が今年1月より0.8ポイント高くなり、4カ月ぶりに拡大したことだ。ファイナンシャルプランナーで消費生活アドバイザーの丸山晴美さんが語る。「2021年後半から始まっている物価上昇は、原材料価格の高騰や円安による輸入コストの増加が大きな要因でした。しかし、今後はそこに“賃上げ”も加わるでしょう。すべての商品、サービスにおいて、値上がりの新たなフェーズが到来していると感じています」■円安や原材料費の高騰に、人件費もはたして、今後どのようなものが値上がりしそうなのか。すでに、食品や日用品などは大きく上がっているが、現在、美容院やエステなどを含む理美容サービスの費用や、習い事などの月謝、映画や演劇のチケット料金など、“人件費”に関わるものの価格がじわじわと上がっている。みずほリサーチ&テクノロジーズ主席エコノミストの酒井才介さんが解説する。「人件費のコストを価格に上乗せする動きが見られます。2023年にも賃上げが行われましたが、サービス関連全体の値上げには広がりませんでした。今年は昨年を上回る賃上げが予想され、増加した人件費がサービス関連の価格に転嫁されていくとみられます。現在のサービス分野の物価の伸び率は2%前半ですが、今後は3%程度まで上昇する可能性が。宿泊や外食はもちろん、映画や演劇のチケット料金、美容院やマッサージの料金、学校や塾の授業料など、人が関わる身近なサービスの値段が軒並み上がっていくことが予想されます」この4月からトラックドライバーの時間外労働の規制が強化される。それに伴いトラック運転手が人手不足になる、いわゆる「2024年問題」も家計に与える影響は大きいと、丸山さんが語る。「すでにヤマト運輸や佐川急便が運賃の値上げを発表していますが、物流はすべての分野に関わってきます。人手不足による物流費のコスト増は、商品に転嫁せざるをえない状況です。ティッシュやトイレットペーパーなどのさらなる値上げはもちろん、あまり値上げのなかった衣料品や化粧品などにも値上げの動きが出てくるでしょう」■マイナス金利解除も円安傾向は変わらないこれまでの値上げの要因のひとつである円安も続いていく可能性が高いと、酒井さんは指摘する。「日銀がマイナス金利政策の解除を決めても、円安が続いています。日米の金利差が解消するのはまだ先だと市場はみており、円安傾向は続きそうです。円安は食料品などの幅広い品目に波及します」さらに一部品目では、原材料価格そのものが上がることも。「原材料価格の上昇率は緩やかになっていますが、たとえば西アフリカの天候不順で、カカオ豆が不足してチョコレートの値段が急騰したり、トマトやオレンジの価格が上がることでケチャップやジュースが値上げされるなど局所的な高騰もあるでしょう」(酒井さん)負担軽減措置によって抑えられていた光熱費も値上げが迫る。「政府は、物価高騰対策として家庭や企業に行ってきた電気料金とガス料金の負担軽減措置を5月使用分で約半分に縮小し、それ以降はいったん終了する方向で調整しています。補助金がなくなると、光熱費が家計を圧迫するだけでなく、企業は電気料金が上がった分を価格転嫁するので、とりわけ冷凍食品や加工食品、菓子などの加工度合いが高い商品の値上げを招く可能性があります」(丸山さん)そもそも電気料金は、今年5月から再生可能エネルギー促進賦課金が上乗せされる。すでに年間1万円ほどの負担増になることが決まっているのだ。さらに“値上げのラスボス”である家賃の値上げの可能性も。「家賃は長らく大きな変動はありませんでした。そんな家賃が前年同月よりも0.2%上昇しています。これは24年ぶりのことなんです」(酒井さん)実は家賃は明確な要因で上がるというよりも、モノの価格が上がっているという“空気感”によって、引き上げられるのだという。「家賃の値上げは、すべての物価が上がるのが当たり前の世界に入ったことを意味するシグナルでもあるのです」(酒井さん)今後の値上げは、家計にどのような影響を与えるのだろうか?「賃上げの影響、物流コストの増加、円安の長期化などを考えると2024年度の1世帯当たりの支出負担増はプラス10万円以上になると見込んでいます。物価高が人々の暮らしの重しになっていくことでしょう」(酒井さん)最後に丸山さんがこう語る。「価格が比較的安定しているお米を中心に旬の野菜、まだ価格が抑えられている納豆、豆腐、厚揚げなど、栄養バランスを最優先に考えて、お財布と相談しながら自衛策を講じていくことです」年金生活者や零細企業の社員とその家族……。賃上げの恩恵の届かない家庭にとっては厳しい新年度となりそうだ。
2024年04月08日「4月6日、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の新MCに、二宮和也さん(40)に代わってムロツヨシさん(48)が就任すると一部で報じられました。3月31日の放送回で、中居正広さん(51)は二宮さんの卒業理由を『噂でちょこちょこ聞いてたけど、お前、隣の劇場に行くらしいな』と明かし、『だれかtoなかい』の裏番組である『日曜劇場』で、7月クールに主演を務めることを揶揄していました」(スポーツ紙記者)’18年に放送された二宮の主演ドラマ『ブラックペアン』の続編が7月クールの日曜劇場で放送されることが決まっているのだ。発表に際して、二宮はコメントを寄せていた。「6年ぶりにこの作品と再会することになりました。二宮もこの6年間で色んな経験をさせてもらい、その全てをぶつけて挑みたいと思います。早く日曜日にならないかなぁ!っと皆様に思って頂ける様、スタッフ一同頑張って参ります!」同作は二宮が手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を演じる医療ドラマで、’18年のシーズン1は平均視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。「幅広い層から支持を集め、視聴率も良かったため、早い段階で続編制作の話は出ていたそうです。ただ、キャストのスケジュールの都合など様々な理由で実現に時間を要しました。TBSとしても“念願叶って”といったところではないでしょうか」(制作会社スタッフ)続編が制作される場合、通例として、“新作のPR”の意味も兼ねて続編放送直前に、前作が再放送される。だが、『ブラックペアン』の場合はある懸念がーー。「シーズン1に市川猿之助さん(48)が出演していたことが、“再放送の足かせになるのではないか”と危惧する声が一部であがっています」(前出・制作会社スタッフ)猿之助といえば、昨年11月に、両親に睡眠導入剤を服用させ自殺ほう助した罪に問われた裁判がおこなわれ、執行3年、執行猶予5年の有罪判決が確定している。「猿之助さんは二宮さん演じる主人公が勤務する大学病院と対立する大学病院の教授という役どころで、出演シーンを全てカットして放送することは難しいでしょう。スポンサーあってのテレビですので、逮捕・起訴され、有罪となったキャストが出演している作品は、一般的に放送されません。さらに猿之助さんの場合は、薬物による“自殺ほう助”ですので、舞台が命を扱う医療ドラマであることを鑑みても再放送は難しいのではないでしょうか」(前出・制作会社スタッフ)TBS広報部に『ブラックペアン』の再放送の有無について質問をしたが、期日までに回答は得られなかった。猿之助“心中”騒動の思わぬ余波を受けた二宮。”前作再放送なしの続編”という難局をどう乗り越えるのだろうか――。
2024年04月08日所属事務所の吉本興業から発表された。誠子さん(35)は吉本とのマネジメント契約を終了しフリーで、渚さん(39)は引き続き吉本に所属して活動を続ける。誠子さんが芸人を志す原動力となったのは容姿へのコンプレックスだった。「妹が美人なんですが、私はモテへんし、自分に勝手なコンプレックスがあって。なにか漠然と『自分が輝けるものはないかな?』って考えてたときに『M-1グランプリ』(朝日放送系)を見て『これや!』って」尼神インターは芸歴1年目から、当時の大阪吉本の若手芸人が主戦場としていた劇場「baseよしもと」の舞台に立つなど、順調なスタートを切った。「19歳のときに初めて『base』のメンバーになったときはめちゃくちゃ嬉しかったですね。素人の時から憧れていた劇場だったんで。しかもアジアンさん以来10年ぶりぐらいに女性コンビがメンバーになったんですよ」誠子さんが演じる「いい女」や「ぶりっ子キャラ」に対し、ビシビシとぶっきらぼうにツッコむ渚さんとの掛け合いがウケて、メディアへの露出も増えていった。なかでも誠子さんのキャラを世の中に印象付けてくれたのは「2人の先輩のおかげ」だと話す。「先輩方から、ほんこんさんに似てるって言われて。ほんこんさんがいなかったら私、テレビに出れてないんじゃないかってぐらい(笑)。1番最初は雨上がり決死隊さんの番組に呼んでもらったときに宮迫(博之)さんが私のことを『メスほんこん』っていじってくれて。それが現場でめっちゃウケたんですよ。だからほんこんさんと宮迫さんは恩人なんです」誠子さんが華やかな容姿だと、自分たちのネタは成立しない。「私、メーク映えするタイプなんですよ。だからネタをやるときはよりウケる可能性があるほうを選ぼうと思って、メークは薄目にファンデーションだけで、アイメークはしたことなかったです」そういった努力や芸人仲間からのいじりもあったことでキャラが確立し、2018年に主演ドラマの仕事が舞い込む。「『ブスだってI LOVE YOU』(テレビ朝日)というドラマで。私しかその役はいないんじゃないかと(笑)。最初にドラマの主役が決まったことを聞いたときは『よっしゃー!』ってなりました。でも、家に帰って一人になって冷静になると『芸人としては嬉しいけど、女性としてはどうなんや』って(笑)」当時でも“ブス”という言葉は「コンプライアンス的にギリ(笑)」だったという。しかし、’20年前後ぐらいから容姿いじりがよくないという風潮が出始め、確実に時代が変わったと感じ始めた。「バラエティ番組で女性芸人がいじられることによってSNSで『かわいそう』って声が出始めたんです。そこぐらいから先輩方も配慮して露骨な容姿いじりをされなくなって。やっぱり先輩も対応してはるなと思って。前は仕事に出かけるときは『女性らしさ』をおうちに置いてきてたんです。でもその時期ぐらいから『ちょっとだけ一緒に現場に行ってみる?』みたいになってきて(笑)」昨年は新ヘアスタイルをSNSに投稿したり、20キロの減量に成功したことが話題となった。「コロナ禍をきっかけに料理をするようになって。食事制限で無理なく、リバウンドなく痩せられました。私が髪の毛を切ったことをSNSに投稿すると『かわいいです』ってコメントが来たり、『私も挑戦してみました』って、私と同じ美容院に行くコがめっちゃ多くて。一般の女性からしたら私は等身大のような感じで、親近感があるみたい。『誠子さんが勇気出して変わろうとしてるんだったら私も挑戦してみます』みたいなコメントもすごく多くて。『美容や料理が好き』という、今まで出してこなかったこともSNSで伝えることに意味があると思うようになりました」今後も芸人は続けていく。「大好きなお料理とお笑いを掛け合わせたイベントをやってみたい。好きなことを掛け合わせて新しいエンタメが生まれたらなと。自分もみなさんも楽しめてワクワクするような、直接会ってコミュニケーションが取れるイベントをやっていこうと思うので会いに来てくれたらうれしいです」【PROFILE】誠子1988年生まれ。兵庫県神戸市出身。高校卒業後、NSC大阪校に入学し、同期の渚と尼神インターを結成。2024年に解散。料理家の荒谷未来さんとともにライフスタイルブランド「merci(メルシー)」を立ち上げるインタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2024年04月08日人気お笑いコンビ・尼神インターの突然の解散に驚いた人も多いはず……。誠子さんに、解散に至った理由を芸人の先輩でもあるインタビューマン山下が聞きました。「解散をきっかけに大きなチャレンジをしたいと思ったんですよ。それは何かと考えたときに、不安もあるしドキドキもするけど、フリーでやることなんじゃないかと」そう話すのは、3月末に解散した尼神インターの誠子さん(35)。2024年3月28日、人気お笑いコンビの尼神インターが3月末をもって解散することが、所属事務所の吉本興業から発表された。誠子さんは吉本とのマネジメント契約を終了しフリーで、渚さん(39)は引き続き吉本に所属して活動を続ける。コンビの解散が決まったのは去年の年末だったという。「私たちはもともとキャラが違うのがいい感じでもあったんです。けど、ちょっとだけ渚と私でやりたいことが違ってきたのを、ベテラン夫婦ではないですが、話すまでもなく空気で感じていて」“コンビとしてできることはやり切ったね”。互いそんな気持ちになって解散を決めた。解散までの約3カ月、決まっていたコンビの仕事をやり切ってから、別々の道に進むことにした。さみしい思いもあるが、互いに納得して決めたこと。「昔から渚の言うことを信用してるんです。私は別の女のコとコンビをNSC(吉本興業の養成所)で組んでたんですけど、渚が『やろうや』みたいな。そのときに熱い説得や説明は別になかったけど、それがカッコよくて『うん。わかった』って感じで。大阪から東京に行くときも私が『行く?』って言ったら『いいんじゃない。行こか』みたいな。渋い感じで言ってくれます(笑)」渚と一緒に決めたことはいつもうまくいってきた。「今回も2人で決めたことですから、『大丈夫、きっとうまくいく』と思えるんです」相方の渚さんに向けたメッセージをもらった。「渚には、『ホンマにお酒の飲みすぎには気をつけてください』と言いたい。後はとろサーモンの久保田(かずのぶ)さんと遊ぶ回数をもうちょっと減らしたほうが(笑)。ホンマに大親友で最近久保田さんのお父さんともご飯食べるぐらいで。そうなるとやっぱり必然的に夜ふかしもするし、お酒の量も増えるし。飲みすぎて渚はずっとおなかがゆるいんですよ。体はホンマに大事にしてほしいです」【後編】解散後の初告白…尼神インター誠子が明かす「宮迫さんとほんこんさんに感謝する訳」へ続く【PROFILE】誠子1988年生まれ。兵庫県神戸市出身。高校卒業後、NSC大阪校に入学し、同期の渚と尼神インターを結成。2024年に解散。料理家の荒谷未来さんとともにライフスタイルブランド「merci(メルシー)」を立ち上げる。インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2024年04月08日「ここからですね、人生がおかしくなったのは……うふふふ」チャーミングな笑顔とともに、アメリカ・シリコンバレーでの出来事を振り返る一人の女性。パソコンやスマホなどデジタル機器を使いこなし、政府主催の会議や地方での講演を精力的にこなす。その様子は、今時のキャリア女性そのものだが、彼女の年齢が88歳だなんて、信じられますか?「メールだと、飛行機に乗っているとき以外ならいつでもお返事できますから、メールで連絡をやり取りしましょう」昨年11月、取材日程の打ち合わせで、若宮正子さん(88)はこう話した。「ただひとつ問題がありまして、ものすごくスケジュールが……」と、iPhoneで、Googleカレンダーをひらく。12日 新潟県上越市、13日 福島県白河市、14~15日 北海道函館市、16日 徳島県阿南市、17~18日 岡山県岡山市、19~20日 大阪府大阪市、21日 神奈川県藤沢市、22日 秋田県秋田市、23日 滋賀県大津市、24日 滋賀県米原市……。休日はおろか、移動日もないほどカレンダーは講演やイベントの予定で埋め尽くされていた。「スマホのカレンダーをパソコンと同期させて、出先でもわかるようにしているのですが、まあ、ほとんど全部、ふさがっておりまして、果たしてこれで時間がとれるかどうか」昨年米寿を迎えた若宮さんだが、81歳のときにゲームアプリを開発したことで人生が激変。全国の自治体の講演会に引っ張りだことなり、政府の「デジタル田園都市国家構想実現会議」に有識者として参加、さらにはデジタル庁の仕事を手伝うなど、多忙を極めている。これらのスケジュール管理、新幹線や飛行機のチケットや宿の手配、講演会場までの移動は、すべて若宮さんが一人でやっている。「ワンオペのほうが気軽ですよ。この前は、鳥取で講演が終わって、翌日の富山県氷見市の講演の準備のため地元の神奈川県藤沢市に帰ろうと思ったのですが、突然空港が閉鎖に。講演会をキャンセルするわけにはいきませんから、ネットで調べてすぐにJRの駅までタクシーで移動。伯備線の最終電車で岡山まで行って、そこから新幹線で大阪まで。そこで宿泊して、翌朝の特急サンダーバードに乗れば氷見まで行けることがわかったんです。私、鉄オタでもあるんですよ(笑)」いたずらっぽくほほ笑んだ。■高校を卒業して就職した銀行では仕事ができない“お荷物”行員だった昭和10年、東京都杉並区生まれ。昭和29年に高校を卒業して就職したのが三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)だった。「私は空気が読めない、というか、空気を読まないダメ行員でしたね」そもそも女性の求人が少なかった時代、当時花形だったデパートの初任給が7千900円、それに対して三菱銀行は8千200円だった。どうせなら月給が高いほうがいいという理由で銀行を選んだ。「当時の銀行の業務は、機械化もコンピューター化もされていなくてすべて手作業。計算はそろばん、お札は指で数え、お客さんの通帳に名前を書くときは、インクとペン……。江戸時代とほとんど変わりません。私は生まれつき右手があまり動かないこともあって仕事が遅かった。『まだ終わらないのか』と先輩から叱られることも多く、落ち込む日々。まあ、よく辞めさせられないで済みましたね」自らを“お荷物”だったと話す若宮さんだが、時代が味方する。まず、銀行に電動計算機が導入され、そろばんを使わなくても計算ができるようになった。さらに紙幣計算機が入ってきて、指で紙幣を数える必要もなくなった。銀行はどんどん機械化が進んだ。さらに……。「コンピューターが初めて銀行に来たときのことはよく覚えています。大切な機械だから壊しては大変だと、コンピューター室に入るときにはスリッパに履き替えさせられました。機械に触るのは、専門の人だけ。私たちは遠巻きに“なんだかすごい機械らしい”と話していました。でも、計算もお札を数えるのも、人間に代わって機械がやってくれるようになって、私はようやく“お荷物”行員じゃなくなったんです」彼女が働いていたのは高度経済成長期の真っただ中。女性は数年勤めたら寿退社するのが一般的。夫は外で働き、妻は家庭を守ることが当たり前だった。「お付き合いした人もいましたが、私は結婚を選択しませんでした。30代、40代になっても結婚しないなんて、という風潮もまったく気になりませんでした。人さまに迷惑をかけているわけでもないし、法を犯しているわけでもない。空気を読まなければいいんです」新商品や業務改善策などを本部に企画提案していたら企画開発部に異動になった。「私は、小さいときからひらめくことが多いので、企画の仕事は合っていたのかもしれません。自動振替サービスの開発など新しいアイデアが次々と浮かびました。不器用さに落ち込んでいた新人時代がうそのように」男女雇用機会均等法が施行された昭和61年には、同行で初の女性管理職に。そんな彼女にはもう一つ“空気を読まない”エピソードがある。「銀行員だったころの楽しみのひとつが海外旅行。当時は有給休暇を使い切る人は珍しかったのですが、私は有給休暇をばっちり取って、ひとり気ままな旅をしていました。その分、仕事をしているときは、人を自分と比べることも、他人のことを気にかける暇も惜しんで仕事にのめり込んでいましたけどね。そんな私を周囲は面白がってくれたのでしょう」若宮さんは、定年の60歳まで銀行を勤め上げ、さらに子会社で嘱託社員として62歳まで働いた。■私は“不良”介護人だから、母の介護で家にこもっている間にパソコンにはまった退職する数年前、当時90歳近かった母・鶯子枝さんに認知症の症状があらわれ始めた。父を早くに亡くした若宮さんはずっと母とふたり暮らしだった。「いつもの通勤電車が事故で遅れたので、『2時間ぐらい帰りが遅くなる』と母に電話を入れました。でも、家に着くと母がいない。近所を捜しまわっても見つからない。困り果てて警察に駆け込むと、母は自宅から4キロ離れた場所で保護されていました。『娘が死んじゃった』と泣いていたそうです。退職したらなるべく家にいないといけないなと思いました」彼女には、2人の兄がいるが、結婚して独立していた。重くのしかかる母親の介護……。さらに話を続けてもらおうとすると、若宮さんは「ほらほら」とこう続けた。「取材する人は『さぞ大変だったでしょう』と、介護を美談として聞こうとするんですよ。とくに婦人雑誌の人は、苦労したに違いないとしつこいけど、そんなに困ったことは本当に思い出せないんです。たしかに母は、もの忘れがひどかったけど、前日と同じおかずを出しても、毎回おいしいと食べてくれるから助かりました。忘れるっていい面もあるんですよ。それに私は“不良”介護人ですから、おやつを忘れることなんかしょっちゅう。1週間ぐらい母を預かってくれるショートステイを利用して、海外旅行にも行っていました。そのころだって『親を置いて旅行に行くなんて』と言う人がいたけど、そんなことに耳は貸しません。それでも母は100歳まで生きたのだからよかったんじゃない」自宅にこもって母親の面倒をみることで社会とのつながりが減る人は少なくないが、その不安を解消してくれたのがパソコンだった。「私がパソコンを買ったのは平成5年(’93年)だから、誰にでも扱いやすい『Windows95』が発売される前だったので、パソコンを持っている人はごく一部。でも、いろいろな人とコミュニケーションがとれるというのが魅力で。家に閉じこもってしまい、人と自由に会えなくなるのが不安だったんです」周辺機器を含めると40万円ほど。衝動買いだった。「私の周りには『それだけのお金があったら桐のたんすに上等な着物が買えるのに』と言う人もいましたが、もちろん取り合いません。とはいえ、パソコンなんて会社でも触ったことがなかったから、使えるようになるまで3カ月ほどかかりました。そして、パソコン通信のシニアコミュニティ『エフメロウ』に入会しました」母の介護のかたわら、シニア向けのコミュニティでデジタルの知識を身につけた。若宮さんいわく「聞けばなんでも教えてくれるインターネットの老人会」だったとか。俳句や都々逸といったアナログな趣味も広がった。そして、このエフメロウはインターネットの普及とともに「メロウ?楽部」と名前を変え、その立ち上げに若宮さんも関わることに。今では、新しい仲間に、デジタルを楽しく遊んでもらうための手伝いをしている。「たとえば表計算ソフトのエクセルについて、普通シニア向けの講座では家計簿や血圧をグラフ化する方法を教えています。マニュアルや手順を覚えてもシニアにとってはちっとも楽しくありません。エクセルって、縦横に線が引いてあって四角い箱が並んでいるように見えますよね。ふと、そこに色を入れたら面白いんじゃないかと思ってエクセル・アートを試してみました。絵心のない私でも面白い文様ができるし、パソコンを使ってみようという気になれるはずです」当初は「(そんなものは)エクセルができない人がやるものだ」とバカにする声もあったが、なんと開発元のマイクロソフト社から「エクセルの新しい分野を開拓した」と絶賛されることに。そんなエクセル・アートでデザインしたドレスを着て、平成最後の秋の園遊会にも参加した。【後編】最高齢アプリ開発者・若宮正子さん(88歳)ティムクックにも直談判! 81歳からの超サクセスストーリーへ続く
2024年04月07日青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!「学生時代から素人参加のお笑い番組に出演していたんですが、短大卒業後は、父の縁故で建設会社に就職することが決まっていました。ところが卒業前、ある女性プロデューサーからテレビ番組の出演オファーがあって……」本格的に芸能界デビューした経緯を、そう振り返る山田邦子さん(63)。「オファーがお笑い番組なら理解できるけど、ドラマだったからびっくり。しかも共演者は夏目雅子さん。自分も“美人女優枠”だと勘違いしてしまって、父と大喧嘩の末、就職を取りやめてドラマに出演することになりました。でも、1時間の放送で私のセリフは一言か二言、画面にギリギリ映り込むような端役(笑)」ところが、撮影現場では主役級にかわいがられたという。「山岡久乃さんは『邦子、おすし行くよ』って誘ってくださったし、津川雅彦さんはフグをご馳走してくださいました。フグの味がわからず『これ、白身の刺し身ですか』と言ったりしたけど(笑)」ドラマ撮影中、たまたまデパートの伊勢丹で売っていた赤いブーツにときめいてしまった邦ちゃん。「スタッフに話すと『誰かにお願いしたら、買ってくれるかもよ』と言われて、主演の宇津井健さんに聞いてみると『君はラッキーだね。そこは取引先だから。そのブーツを持って店員に“成城の宇津井まで”って渡してごらん』と言うんです。そのとおりにすると、次の撮影のとき、赤いリボンがついた箱に入ったブーツをプレゼントしてくださいました」ヒロイン役の夏目雅子さんから「邦子、美容院行くよ」と誘われ、閉店後の美容院へ連れて行かれたことも。「シャッターが閉まっていても、強引に開けてもらって勝手にお店を借りてね。おめかしした後は、突然『宇津井さんの家に行って、ご馳走してもらおう!』と駅に向かうんです」さすがにアポなしでは失礼にあたると思った邦ちゃんは、必死で止めたが、夏目さんは「大丈夫、大丈夫」と、どこ吹く風で、電車に乗って宇津井邸へ。「宇津井さんはすごく喜んでくれたのですが、後日、プロデューサーが知ると『約束もしないで、失礼でしょ!』と、2人ともめちゃくちゃ怒られて……。そのとき、夏目さんが『邦子が行こうよって誘ったんで』って言いだしたんです!その後、私のほうを向いて、舌をぺろって(笑)。そんなチャーミングなしぐさを見たら、怒る気もなくなってしまいました」『野々村病院物語』(TBS系・1981年)大病院に勤務していた野々村隆之(宇津井健)が念願の開業をすることに。女癖は悪いが優秀な外科医・久米丈二(津川雅彦)や、久米の不倫相手の看護師・北見紀子(夏目雅子)、心臓病の妻を抱えた温厚な内科医(関口 宏)らと病院運営を始めていく。
2024年04月07日「私は、終わっちゃったんでしょうか……?」壇上でこんな発言をしたのは、タレントの関口宏(80)。4月3日、関口が37年にわたって司会を務めてきた報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)の謝恩パーティ(「関口宏さん感謝の集い」)が都内にある有名ホテルの大宴会場で開かれたのだ。関口は3月31日の放送をもって『サンモニ』を降板。同日の番組の最後を「私は今日で消えます。ありがとうございました」と殊勝な言葉で締めくくっていた。しかし、それから3日後に行われたこの日のパーティでは一転、“ジョーク”とも“恨み節”ともとれる発言で会場を盛り上げたのだ。「パーティはこれまで『サンモニ』に携わった出演者、スタッフなど関係者を中心に行われ、参加者は全部で約600人。会場の最前列の円卓には歴代の番組出演者30人ほどがズラリと並んで壮観でした。当日は会費無料でしたが、食事は銀座久兵衛のお寿司も振る舞われるなど、たいへん豪華でしたね。会場には関口さんの後任となる膳場貴子さんのほか、北野大さんや三屋裕子さん、青木理さんといった歴代コメンテーターがいましたが、番組での発言が何かと問題視されていた張本勲さんの姿は見当たりませんでした」(パーティの出席者)‘87年にスタートした『サンモニ』は中高年層を中心に人気を集め、常時15%ほどの視聴率を記録。じっくりと1週間のニュースを振り返るスタイルは週末のお茶の間で広く支持され、『喝!』『あっぱれ!』でおなじみのスポーツコーナ―も定着し、関口は長く“TBS日曜朝の顔”として君臨し続けてきた。いっぽうで、近年では関口や張本氏による“失言”がネット上などでたびたび物議をかもしてきた。「18年4月には、当時ロサンゼルスエンゼルスに所属していた大谷翔平選手の3試合連続ホームランをスポーツコーナーで取り上げましたが、日本選手のメジャーリーグ挑戦に対し一貫して批判的だった張本さんが『まぐれなのか、アメリカのピッチャーのレベルが落ちたのか。まあ、両方だと思う』とバッサリ。ネットを中心に『素直にほめられないのか』といった批判が相次ぎました」(スポーツ紙記者)張本氏は21年末をもってレギュラー出演を卒業している。また、22年2月には、北京五輪のスピードスケート女子1000mで金メダルを獲得した高木美帆の快挙を紹介。その技術について元五輪選手の岡崎朋美氏が解説したものの、「関口さんが『何がすごいんですか、この方は?』『なんかよくわかりませんが』と岡崎さんの発言を遮ってしまい、会話が成立していなかったのです。これも『失礼過ぎる』『関口宏の暴走』といった指摘が広がりました」(前出・スポーツ紙記者)こうした“炎上発言”のたびに“関口宏は老害”“『サンモニ』は終了させるべき”という批判の声が上がるようになっていった。そして昨年10月、ついに関口の番組降板が決定。それに際し、関口は「私も80歳になりまして、そろそろ世代交代ということになりました」とコメントしている。◾️パーティの席上でTBS社長が関口の功績を絶賛しかし、冒頭のパーティでは、こうした番組批判を微塵も感じさせない“関口賛美”が繰り広げられていたというのだ。「最初に関口さんを伴ってTBSの佐々木卓社長が壇上に上がりあいさつ。『(3月31日放送回の)視聴率もよかった。日本のテレビの歴史を作ってくれた』など、10分ほどにわたって関口さんを持ち上げていました。続いて、スポーツコーナーのコメンテーターを務めていた上原浩治さんがスピーチ。さらに後任キャスターの膳場さんが続き、関口さんの功績を称賛していました」(前出・出席者)パーティの途中では番組の名・珍場面集のムービーが流され、大いに盛り上がったという。そして、宴もたけなわとなったころに関口が壇上に登場。冒頭の「終わっちゃったんでしょうか」発言に続けて、こう語ったという。「『まだ死んじゃうわけではないので、ぜひともお仕事の声をかけてください』と、まだまだ仕事に対し意欲十分というスピーチでした。さすがに長年司会を務めてきただけあって、手短にまとめて会場の笑いをとっていましたね」(前出・出席者)4月からはBSに舞台を移すことが決まっている関口。傘寿を過ぎても、“老害”批判に屈している暇はないようだ。「BS-TBSで『関口宏の一番新しい江戸時代』(土曜正午)、『関口宏のこの先どうなる!?』(日曜正午)の2番組が始まります。TBSにとって関口さんは50年来の功労者。BSとはいえ、2つのレギュラー番組を同じタイミングでスタートさせるのは、それだけ恩義を感じている証しです。関口さんにとっても、自身の事務所『三桂』に所属するタレントやスタッフのためにもまだまだ働かなくてはならないという事情もあるのです」(TBS関係者)パーティの最後には参加者全員に、関口の名前が刻まれた高級な「銀の匙」が配られたという。「会場費や食事代、そして参加者へのプレゼント代をすべて合わせると、総額2千万円は下らなかったのでは」(前出・出席者)この日の豪華なパーティで、改めて存在感をみせつけた関口。新たな舞台で、視聴者が『あっぱれ!』と言いたくなるような活躍を見せてほしい。
2024年04月07日経済対策の評判の悪さや、政務三役の不祥事、裏金問題などによりすっかり国民の信用を落としてしまった岸田政権。最新のNHKの世論調査では、「支持」が25%に対し、「不支持」57%と倍以上の差がついた。世間では政界に期待できる人がいないとして、すでに知名度のある芸能人や有名人に対し、首相になってほしいとの”夢”を語る声も。そこで本誌は、スポーツ選手と政治家を除く有名人・芸能人について、「いつか首相になってほしい人」を調査した。対象は20代~60代の男女1000人。今回は女性編の結果を発表する。まず3位に選ばれたのは、有働由美子(55)。NHKの看板アナウンサーとして『あさイチ』や『紅白歌合戦』の司会を担当。’18年にNHKを退職してからはフリーアナウンサーとして活動し、『news zero』(日本テレビ)のメインキャスターを務めている。NHK時代には、局内で初めてアナウンサー職のままアメリカ総局へ異動。『news zero』ではウクライナ情勢を取材するため、ウクライナ・キーウから現地中継を行ったこともあった。時事問題に対するコメント力を評価する声も多く、政治家としての手腕を期待する意見が寄せられていた。「ニュースに携わっていて、日本や世界の色んな問題をとても真摯に受け止めて、話されているから」「ニュースなどのコメントも的確でまかせられそう」また『あさイチ』時代には、自身に寄せられた”脇汗への苦情”を自ら読み上げることもあった。結婚や出産を特集した回では独身であることへの葛藤などを率直に明かす場面もあり、NHKのアナウンサーという立場でも飾らない姿勢を貫いていたことに好感を持つ人は多いようだ。「頭もよく気の使い方も上手」「海外での仕事もこなせて視野が広い有能な才女なのに、弱い立場の人たちのことを常に忘れないよう過ごされている感じがする。日々の勉強量や自分の美点に繋がりそうなことは一切自らアピールせず、心配になるほど謙虚で常に自分以外の方へ心を砕いているように見えるので」つづいて2位に選ばれたのは、芦田愛菜(19)。5歳のときに出演したテレビドラマ『Mother』(日本テレビ系)での演技が評価され、一躍”天才子役”として名を馳せた芦田。その後も、活躍は演技の仕事だけにとどまらず、主演したドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)の主題歌を担当したり、NHKの連続テレビ小説『まんぷく』でナレーションを担当したりするなどマルチな才能を発揮している。読書が趣味であることを公言しており、機知に富んだ発言もたびたび注目を集めている。’19年には「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」でスピーチを行うなど、その発言の確かさに期待を寄せている人は多いようだ。「賢くて発言がいつも的を射ている」「頭が良く、常識のある人だから信頼できる」「知識が豊富で、他人に対してもリスペクトの精神が感じられるから」また、’23年には慶應義塾大学に入学した芦田。芸能活動と学業を両立させたことに”努力家”のイメージがある人が多いようで、行動力や頼もしさがあるという意見が寄せられていた。「女優をやりながら、猛勉強して受験をして入学したから。知的なイメージがある」「広く知識があり、行動力がありそう」「知的で年下とは思えない位しっかりしているから」「誠実そうで聡明で芯がしっかりしている感じが頼もしい」そして、そんな芦田を抑えて1位に選ばれたのは、天海祐希(56)。宝塚・月組トップスターとして活躍し、引退後は『女王の教室』(日本テレビ系)や『BOSS』(フジテレビ系)などのドラマや映画などに幅広く出演。作中では硬派な役を演じることが多いが、たびたび出演するバラエティではユーモアのある一面ものぞかせており、特に女性からの好感度が非常に高い。天海は宝塚時代にも数々の伝説を残している。「男役10年」と言われる宝塚で、天海は入団6年半で男役トップスターに就任。史上最速ペースでトップの座に上り詰めたわけだが、その人気の理由には作り込まない”ナチュラルなかっこよさ”があったという。女優へ転身してからも凛々しさを武器に活躍しており、その姿に頼もしさや統率力を感じる人は多いようだ。「公平でサバサバしていてリーダーシップがありそう」「姉御肌を持っていて、人を引っ張っていく力が持ってると思ったから」「色々な問題をテキパキと解決してくれそうだから」また、171cmという長身と男役のキリっとしたイメージがあるからか、『緊急取調室』(テレビ朝日系)や『BOSS』(フジテレビ系)での刑事役や、『離婚弁護士』(フジテレビ系)での弁護士役など、悪と戦うような役が多い天海。役柄もあいまって”正義感が強そう”と思う人が多いようで、清廉潔白さや信念の強さを評価する声が多く寄せられていた。「清廉潔白な印象があるから」「強く考えを持っていそうだから」「不正はしないと思うのと、正義感があると思うから」「颯爽として、はっきりと物が言え、何事にも冷静に対処出来そうだから」「知的さ」と「清廉さ」がある有名人に対して、首相になってほしいと思う人が多いようだ。
2024年04月07日【前編】世界最高齢アプリ開発者・若宮正子さん(88歳)銀行員時代はそろばんができない「お荷物」行員だったから続くさらに若宮さんの日常を一変させる事件が81歳のときに起きる。自らが作った、ひな人形を正しい位置に並べるゲームアプリ「hinadan」のアプリストアへの登録が米アップル社に通り、公開されたのだ。「東日本大震災のあと、浪江町(福島県)でタブレットの使い方を教えるボランティア活動をしていたんです。そのときに知り合ったゲームに詳しい友人から『シニア向けのゲームを作ってみれば?』と勧められたのがきっかけ。それで半年かけて開発したのが『hinadan』です。指先が乾いていてドラッグやスワイプがうまくできない高齢者が多いので、操作はタップするだけ。文字も拡大しなくても読める大きさ。ひな人形だから日本の伝統も伝えられるし、シニアのほうが詳しいですからね」それからまもなく、2017年6月にアメリカ・シリコンバレーで行われたアップル社の世界開発者会議「WWDC 2017」に招待された。しかも、世界中から5千300人のアプリ開発者が集まった年1回のこのイベントで、まさかの出会いが。「アップルから日本語でメールが来るなんて、最初は詐欺だと思いました。電話で確認すると本物で、しかもビジネスクラスで行けると。アップル社CEOのティム・クックさんからも声をかけてもらいましたよ。彼は『hinadan』に関心を寄せてくれたのか『私も目が悪いので文字が大きいほうが助かります』と。それ以上に、彼は経営者だからシニアという新しい顧客層を開拓できると思ったのかもしれません。だから私は『スマホは、年寄りには使いにくいところがあるんです』と一生懸命お願いしたんですよ。あれから7年ほどたつけど、今のところは改善していないようですね」と、目を大きくして笑みをこぼした。WWDCに出席した直後から「82歳の世界最高齢プログラマー」というニュースは、日本だけでなく世界中を駆け巡る。「ここからですね、人生がおかしくなったのは……うふふふ」テレビや新聞などメディアの取材が殺到し、本の出版やCM出演の依頼まで舞い込んだ。「私はこういう性格ですから、ほかの人が体験できないことは全部やってみようと思ったんです。とはいえ、忙しいのもせいぜい1年ぐらいだろうと。人気が出た女優さんでもそれほどブームは続きませんよね。まして私は素人、すぐに飽きられるだろうと思っていたのですが、老いてますます注目されてしまって……」■学者も業界の人も都合のいいことばかり政府の会議で“忌憚なく”言いたい放題基本的に来る依頼は断らないのが信条だが、「人生100年時代構想会議」に最年長有識者メンバーとして参加してほしいという要請が政府からきたときは、さすがに迷ったという。「私は高校しか卒業していないから“有識者”じゃないとお断りしようと思っていました。でも『これからの高齢者はどうあるべきかを忌憚なく話してほしい』と説得されてしまい……。でも、会議に出てみたらわかりました。学者の先生方は自分の学説に沿ってお話しになるし、業界関係者は、自分たちの業界にとって都合のいいことしか言わない。私にはバックボーンがないから言いたい放題。『定年退職後は人付き合いが激減するから、デジタルを使って交流できる場所を』とか『高齢者がデジタルで自立しないといけない』などと発言していたら、副大臣さんが面白がってくださったようです」日本では「デジタルは苦手」と思い込んでいるシニアが多い。「国の’20年の調査では……」とリュックからパソコンを取り出し、講演資料を見ながら若宮さんが話し続ける。「スマホやタブレットの利用率は、18?29歳の若者だとほぼ100%、60代では約7割ですが、70歳以上になるとガクンと落ちて約4割になってしまいます。スマホは“金のかかるガラケー”だと思っている人も。いや、それは違うんだと。スマホは“万能電脳小箱”。たとえば、災害のときも避難指示や避難場所の情報は、家の黒電話には届きませんよ。スマホに一斉に配信されます。だからスマホは命綱にもなるんです。それに、世の中はどんどん無人化しているでしょう。高齢者が自立するためにもデジタル機器に慣れて積極的に使いこなせるようになることが大切。ボランティアも悪くはないけど、ITを使って社会参加してみませんか、と講演では話しているんです」活動のテーマは「人が最後まで心豊かに暮らすための社会づくり」。これを伝えるために東奔西走する日々を送っている。■デジタルのおかげで今の私がある少しくらいは恩返ししなくちゃ《OKグーグル》《今日の天気を教えて!》ひとり暮らしの若宮さんの一日は、リビングにあるAIスピーカーに声をかけることから始まる。「出かける先の天気を聞くことから始まります。服装についても聞くと『厚手のカーディガンがいいでしょう』と即答してくれます。年をとるともの忘れが多くなりますが、『今日は何曜日だっけ?』と何度聞いても嫌な顔ひとつしないで『金曜日です』と答えてくれる。記憶については人工知能にお任せしておけば安心ですよ」腕時計代わりに身につけるのはアップルウォッチ。健康診断で軽い不整脈が見つかったこともあり、スマホとつなげれば、心電図のデータが記録として残せるので気に入っているとか。といっても、今のところ健康にはなんの問題もない。かかりつけ医のお墨付きだってある。「昨年秋、エスカレーターで事故に巻きこまれて手のひらに大きなケガをしたんです。病院で治療してもらいましたが、その後、いつも通っている先生に見せたら『これだけ早く回復するなんて、若宮さんは基礎体力があるんですね』と言われました。これからも、今までどおり自分が食べたいものを食べて好きなように生きていきます。それに、友達にもよく言われるんですよ。『あなたには、病気になるなんて贅沢は許されていないの。まして死ぬなんて身勝手なことはできないの』と。まあ、せっかく与えられたチャンスですから、お世話になった世の中に少しでも貢献できたらと思っています」そんな若宮さんにとっての終活とは?「え、ジョブハンティング(就職活動)のシュウカツ?あっ、エンディングのほうね。実はまったく考えていないの。いくら死ぬときは人に面倒をかけたくないといっても、どれほど立派な人でも一人で棺桶に入って、自分で火葬場には行けませんからね。誰かしらの世話になるわけだし、心配しだしたらきりがない。だから考えないようにしています」あまり先のことを考えるのは好きではないよう。20代のころに結婚を約束したという人物についても聞いてみたのだが──。「過去のことにはまったく関心がないの。今日のことで精いっぱい。将来のことや昔のことよりも、今やることにしか興味がないのよ」過去のことを振り返るのは、もっと嫌いなようだ。「本当は『世界最高齢のプログラマー』と言われるのも嫌。そもそも自分の年齢に興味がないから。この前、ネットで知り合って友達になった中学生のお嬢さんとイタメシ屋でオフ会したのよ」桜の花が散るころには、89歳の誕生日を迎える。「毎朝起きるとワクワクします。今日はどんな場所に行けて、どんな出会いがあるのかと。あちこち行きたいし、やりたいこともいっぱい。1日24時間では、とても足りない。デジタル技術が自分の仕事や人生を変えてくれたという思いがあるから、少しくらいは恩返ししないとバチが当たりますよね」そう語ると、背筋をピンと伸ばして遠くを見つめた。
2024年04月07日Xで人気沸騰中の人間まおがミドルエイジのモヤモヤを描く連載コミック!【あらすじ】老後資金も不安なことだしと、子供が実家を巣立ったことをきっかけに、パートを始めた妻。仕事に慣れ、働く喜びを噛みしめる妻に対し、夫は何やら、不満そうなそぶりを見せてきて……。《つづく》> 過去のお話はこちら:【全4話】兄ばかりだいじにする母【人間まおのヒトモヤ】【PROFILE】人間まお’18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気。4月から『おはスタ』(テレビ東京系)で「あげおとティム」のアニメ放送がスタート!
2024年04月06日3月上旬に体調不良で入院していることが報じられた女優・真木よう子(41)。実は今春から始まるNHKドラマを急きょ降板していたことが本誌の取材により判明した。真木が出演を取りやめたのは4月30日から放送開始のドラマ10『燕は戻ってこない』(NHK総合ほか)。人気作家・桐野夏生の同名小説を原作に、女性の貧困や代理母出産という深刻なテーマを描く社会派ドラマだ。主演は石橋凌(67)と原田美枝子(65)夫妻の次女・石橋静河(29)が務め、稲垣吾郎(50)、内田有紀(48)、黒木瞳(63)らも出演する。ドラマ制作関係者はこう語る。「撮影は2月ごろから始まり、北海道などでロケをしてきました。しかし体調不良報道後の3月中旬に真木さんサイドから降板の申し出があったそうです。真木さんはドラマの終盤にかけて登場する予定だったこともあり、まだ出演も公表されていませんでした。ご本人の意気込みは強かったそうですから、体調不良とはいえ、降板は忸怩たる思いがあったでしょう。幸いドラマ全体の撮影スケジュールには大きな影響はなかったと聞いています」別の芸能関係者が真木の現況を語る。「真木さんはすでに退院しています。いまは女優業復帰に向けて体調を整えているところだそうです」これまで数多くの映画賞を獲得してきた演技派女優のカムバックが待たれる。
2024年04月06日病院や学校などでよく見かける“天井の模様”がSNS上で注目を集めている。Xであるユーザーが、天井の写真とともに、病院の患者が天井を指差して「虫がいる」「血がついている」などと話すと投稿し、なぜ無地の天井にしないのかと疑問を投げかけたところ、各々の見解でコメント欄が溢れた。その天井は“トラバーチン模様”と呼ばれるもので、不規則に虫食いの穴が開いたようなデザインのものだ。意識して見ると至る所で使われていて、これまで気づかなかったが、弊社の編集部の天井も“トラバーチン模様”だった。“トラバーチン模様”の天井材を扱う、大手建材会社の吉野石膏の担当者に話を聞いた。「“トラバーチン模様”の“トラバーチン”とは、もともとは大理石の一種である天然石です。ヨーロッパなどでは昔から建物に使われるなど高級感のある大理石の模様で、それに似せた柄というのが“トラバーチン模様”になっています。弊社で扱う“ジプトーン・ライト”という商品がありますが、 表面にそういった模様が施された石膏ボードになっておりまして、病院やオフィスのほかにも、多くのコンビニエンスストアや、家具・インテリアの大型小売店さんなどの天井でも使われています」確かにこの“ジプトーン・ライト”の模様は様々な商業施設で目にする。ここまで広く普及しているのにはどんな理由があるのだろうか。「単純に、表面にそういった模様が施されている天井材の中で、非常にお安い価格で提供させていただいているという点で、広く使われていると思います。では、なぜ模様がついているかというと、石膏ボードを天井に留める際に打つビスを目立ちにくくするためです。真っ白い面材のままですとビスの頭が目立つので、目立ちにくくする効果を持たせるために、トラバーチンに似せた模様を施しているというのが理由です」Xでは、この「ビスが目立たない」の理由のほかに「穴の表面積の分、吸音性が高く防音効果がある」などの推理が多く上がっていたが、ジプトーン・ライトの場合、穴自体に防音効果はないという。「そこがよく混同される部分なのですが、“ジプトーン・ライト”には吸音の性能は特についていません。違う種類の商品で、同じような柄でもロックウールを使った吸音タイプのものや、基準をクリアした不燃タイプのものなどもありますが、虫食い模様のもともとのメリットは“ビスが目立たない”に尽きます。大理石に似せて見た目もちょっとおしゃれで、ビスが目立たず施工が簡単で、価格が手頃というのが、ここまで普及した理由かなというところです。発売から50年近く、半世紀近く同じものを売っていますが、すごく単純な理由で普及したということです」よく見るあの天井、普及の裏には大きなメリットがあったのだ。
2024年04月06日裏金問題や、物価高対策への政策が不評だったことなどから、すっかり国民から支持が得られなくなってしまった岸田政権。今まで以上に政界に”新しい風”を吹かせてくれる人材が求められているようで、世間では芸能人や有名人に対し、首相になってほしいとの”夢”を語る声も。そこで本誌は、スポーツ選手と政治家を除く有名人・芸能人について、「いつか首相になってほしい人」を調査した。対象は20代~60代の男女1000人。今回は男性編の結果を発表する。まず3位に選ばれたのは、ビートたけし(77)。言わずと知れた「お笑いBIG3」であり映画監督だが、77歳となった現在も『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)と『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)の2本のレギュラーを抱えている。数々の番組で披露されてきた風刺の効いたコメントに、「面白さ」を期待する声も多い。「面白そうだから」「頭が良い、回転が速い」「国際的な文化人であり、知識も豊富、国会中継が面白くなる」また、最近では能登地震について「(大阪)万博より被災地を優先すべきじゃないの」と発言し共感を集めた。ビートたけしの率直な物言いに「意外と誠実そうだから」「悪いことを悪いと言えそうだから」「信頼できそうなので」と、誠実さを感じる人も多いようだ。つづけて2位に選ばれたのは、カズレーザー(39)。特技はクイズであることを公言しており、クイズ番組に数多く出演。また、『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)や『カズレーザーの50点塾』(YouTube)など教養系の番組を担当してていることから知的なイメージを持つ人が多いようだ。「博識で、政治に詳しそう」「頭がとても良くて知識も豊富であり、話もとても上手だから」「頭脳明晰だから。話術に長けているため」また、その博識さゆえコメンテーターの役割を求められることも多いが、そこでのコメント力の高さに感心している人は多いよう。「出演しているテレビ番組から平等な思考が感じれるから」「知識が豊富で、あらゆる角度から物事を見ることができる人。どんな立場の人に対しても平等にふるまうことが出来る人」と、公平さを評価する声が寄せられていた。そして1位に選ばれたのは、明石家さんま(68)。先ほど3位に選ばれたビートたけし、そしてタモリ(78)と並んで「お笑いBIG3」のひとり。さんまといえば「眠らない九官鳥」というあだ名がつくほどの超ショートスリーパーとしても知られており、68歳の今でも高いテンションで番組に出演し続けている。そのはつらつとした姿に頼もしさを感じる人は多いようで、対応力の高さを評価する声が寄せられていた。「頭の回転が早く、お喋りも巧みで、ユーモアもあり、どんな困難をも乗り越えられそうだから」「休みなく楽しそうに働いてくれそう」「笑いもあって考えも強そうだから」「面白そうだけど、真面目に対応してくれそう」さんまといえば、大きな笑い声でトークのテンポを変える司会ぶりがお馴染み。その声に元気をもらっている人は多いようで、「世の中が明るくなりそう」「面白い世の中になりそう」「明るい国造りをしてくれそう」「日本を明るくしてくれる」と期待感を持ったコメントが寄せられていた。殺伐とした日本社会。さんまのような人の好さや明るさに変化を期待する人は多いようだ。
2024年04月06日4月3日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、お笑いコンビ「デニス」の植野行雄(42)と松下宣夫(39)が登場。ドッキリのターゲットとなった植野の対応に批判の声があがっている。デニスが出演したのは「心霊スポット、幽霊が出てくるより怒った管理人が出てくる方が怖い説」という企画。コンビで運営している心霊系YouTubeチャンネル「デニスの怖いYouTube」の企画で廃墟に潜入するロケを行い、その最中に管理人が「撮影許可をもらっていない」と怒鳴り込んでくるという設定だ。偽のロケがスタートし廃墟内を探索していると、管理人を名乗る男性が「おいちょっと、何やってんだお前ら」と怒鳴りながら突如登場。「撮影の許可をもらっていない」と訴え、「FAXで撮影許可を出した」と訴える撮影スタッフとの間で連絡の行き違いがあったと知らされた。その後、仕掛け人であるディレクターと激しい口論になる様子を見て、「1回落ち着いてください」となだめるような姿勢をみせていた植野だが、この後、自ら火に油を注いでいく。管理人役の男性に「お前らYouTuberなんだろ?」と問われると、「我々は吉本興業のデニスっていうコンビでやっているんですけど」と答えた植野。男性に「知らないよデニスなんて」と返されると、「ではテレビ見てないんですかね?」と返し、「バカにしてるのか?」と余計に怒りを注ぐ。その後も植野は、自身が許可を取ったかという質問に対して「取ってないです」と答えた上で、「来たくもなかったですけど」と付け加えたり、仕掛け人のディレクターから車内に戻るよう促された際に男性の目の前で「大丈夫ですか?戻って。おった方がよくないですか?」「サシはヤバいですよ」と発言するなど、失礼な発言を連発。管理人役の男性は「お前わざと人挑発する事ばっかり言ってんだろ」などとブチギレ、スタジオでこの様子を見ていた鬼越トマホークの金ちゃんも「言うなそんなこと」と呆れた様子を見せていた。もちろん、これら一連の出来事はドッキリで、管理人役の男性の怒りは演技であるが、この時点ではデニスの2人にそのことは明かされていない。スタッフの過失によって自分達が不法侵入しているかもしれない可能性がある中、管理人を煽るような発言をした植野の“素の行動”に対して批判する声が相次いでいる。《デニス植野行雄さんは本当に一言多いねぇ…》《デニス植野のYoutuberと一緒にされたくないみたいな態度が感じ悪い…我々一般人からしたらもう一緒の感覚だよ》《水ダウ見てるけど、演技じゃないとしたらデニス植野マジでやばいな(悪い意味で)シンプルに性格が悪い》《デニス植野って揉めたがってたのかなって感じにしか受け取れんよなw万が一あんな事態になってあの受け答えするなら自分側が悪いって理解してなさそう》《いや、デニスの植野性格ってか口が悪すぎじゃねえのこれ笑えない感じ》
2024年04月05日4月9日から始まる石原さとみ(37)主演のドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)。4日に都内で制作発表会見・試写会が行われ、石原をはじめとする豪華キャスト陣が集結した。だが共演者の1人である田中みな実(37)が、注目を集めてしまったようで……。会見にはKAT-TUNの亀梨和也(38)も登壇し、元日に田中と交際が報じられて初めて公の場でのツーショットとなった。さらに田中が「運命的な出会い」について愛犬への熱い思いを語ると、亀梨が「オチがないな」とイジる場面も。同日はニュースサイトで会見の模様を報じた記事が40本近く配信されたが、田中と亀梨にフォーカスを当てた見出しも目立った。以下は、その一例だ。「交際報道の亀梨和也&田中みな実、公の場初ツーショット亀梨が田中の『出会い』話イジる場面も」(日刊スポーツ)「亀梨和也&田中みな実、熱愛報道後初めて公の場にそろって登場 交際には触れず」(サンスポ)「亀梨和也&田中みな実交際報道後初、2人そろってイベント登場亀梨がみな実をいじる場面も」(スポニチアネックス)妊娠・出産のため女優業を休んでいた石原にとって、本作は’21年4月期放送の『恋はDeepに』(日本テレビ系)以来、3年ぶりの連続ドラマ復帰となる。石原演じる主人公が12年ぶりに大学時代の恋人と再会を果たし、2人の運命が動き出すというあらすじ。ラブストーリーの主軸は石原と亀梨だが、番宣では田中が話題をさらってしまったようだ。あるスポーツ紙記者は、こう指摘する。「ドラマ出演者が発表されたのは、1月24日でした。元日に交際が報じられたばかりの田中さんと亀梨さんの共演が明るみになり、たちまちSNSで話題を集めました。さらに田中さんの役柄は、亀梨さん演じる大学仲間に恋心を寄せるという生々しい役柄。しかし主演は石原さんですし、“どんな気持ちで見ればよいのだろう”と困惑する声が相次いだのです。田中さんと亀梨さんの熱愛報道があった直後、田中さん側に“番宣のためのテレビ番組への出演を控えてほしい”と要請があったと聞いています。しかし今回の制作発表会見では、亀梨さんとの2ショットが話題をさらってしまったといっても過言ではありません。主演の石原さんを差し置いて、田中さんが目立ってしまうことは制作サイドも恐れていたのではないでしょうか」実際にニューサイトのコメント欄では、石原に同情を寄せる声が相次いでいる。《一体誰が主演なのか分からない。石原さとみさんが可哀想…》《宣伝かもしれないが、石原さとみさんが気の毒です》《田中さん、主役は石原さとみさんなのに、石原さんより目立っちゃダメだよ》《石原さとみの復帰作って触込みだったのに、こっちの印象にどんどん侵食されてきてなんかなぁ》
2024年04月05日