女性自身がお届けする新着記事一覧 (6/904)
渡邊渚元アナ(写真:本人instagramより)元フジテレビアナウンサーで今はフリーランスとして活動する渡邊渚(27)が23日に更新したインスタグラム投稿に古巣であるフジテレビからコメントがあったことがわかった。その投稿は自身の初フォトエッセイイ『透明を満たす』(講談社)をPRするもので、最後に『私の書いた、あるもののイラストがあるので、探してみてください。そのイラストの細かい部分にも意味を持って書いてます!三連休、お暇な方はぜひ!』とユーザーに投げかけた。すると、フジテレビのYouTubeチャンネル「ワールドバズチャンネル」の公式インスタアカウントが『ボトルシップでしょうか』とコメント。「同チャンネルは「フジテレビ国際局・フジテレビアナウンサー×各国大使館がタッグを組み、その国のさまざまなカルチャー(食・文化・音楽・ダンス etc…)をお届けするチャンネル!」とのことで、渡邊さんも出演していたんです。実際、同チャンネルを見ると渡邊さんが出演した動画が今も公開されています」(テレビ誌ライター、以下同)同チャンネルの反応を受けて渡邊が「ふふふ」と返答し、仲の良さを垣間見せているのだが……。渡邊は古巣・フジテレビに対してある思いを語っている。「渡邊さんは2020年に入社すると、『めざましテレビ』(フジテレビ系)など多くの人気番組を担当。しかし23年に体調を崩し、同7月以降は担当番組を降板した。療養を続けるも、24年8月に退社を発表し、10月には自身のインスタグラムでPTSD(=心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表しています」前述したフォトエッセイには、80ページ以上のグラビア写真とともに5万字を超える書下ろしエッセイが収録されている。その中には渡邊の局アナ時代のことも書かれていて、《朝の番組を担当していたから、深夜2時台に起床して出社する。朝の放送が終わったらそこから別の仕事で、取材やバラエティーの収録、ロケに出かけ、夜に帰宅。そして翌日も2時台に起きるというハードな日もよくあった。》(『透明を満たす』より引用)さらに昨年12月9日に配信された『NEWSポストセブン』の連載エッセイでも“古巣の闇”を告白。「フォトエッセイ同様、フジテレビ時代の超ハードワークに触れていて、“労働は罰”だと思っていたとまで明かしています」このフジテレビの過酷すぎる労働環境にネット上には同情の声が並ぶことに。《ここまで酷いとは思ってなかった。衝撃的すぎる》《終業から始業まで4時間もないけど、寝る時間ないよね!?》《こんな働き方じゃそりゃ身体も壊すわ》《ここまでやらせるとは……》渡邊は古巣へのわだかまりは解けたということか――。
2025年02月27日(写真:mao/PIXTA)野菜の価格高騰が収まる気配がない。一時期、1000円を超えて話題になったキャベツの現在の卸売価格は、その異常な価格からは落ち着いたものの、いまだ平年値の約2.3倍と高値で“まだまだ手が届かない”という声も多く聞かれる。また、白菜に至っては、現在の価格がなんと平年値の約3.3倍にも跳ね上がっている(2月12日、農林水産省・青果卸売市場調査より)。そのほかの野菜の価格も軒並み平年値を大きく上回っているなか、今が買い時ともいえる野菜が「れんこん」だ。1キロあたりの市場価格は、昨年のピーク時には約1,300円まで高騰していたが、現在は約500円と半額以下に下がっている。平年値と比較してもほぼ同じ価格で推移しており、手に取りやすい状況だ(農林水産省発表の農作物の市況価格を閲覧できるサービス「アグリネ」データより)。れんこんの優秀な点は、価格だけではない。栄養価も非常に優れている野菜だと教えてくれたのは、管理栄養士の滝野香織さんだ。「れんこんの成分の約80%は水分のため“栄養が少ないのでは”と思われている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ビタミンCや食物繊維など、毎日取りたい栄養素がしっかりと詰まっています」特に多く含まれるのがビタミンC。じつは、れんこんにはみかんの約1.5倍ものビタミンCが含まれているのだ。「れんこんに含まれるでんぷん質が熱に弱いビタミンCを守ってくれるため、加熱してもビタミンCの残存率は62%とかなり高くなっています」(滝野さん、以下同)そのため、れんこんは長時間火にかけてもビタミンCが壊れにくく、加熱調理にむいている。「ビタミンCには強い抗酸化作用があり、皮膚や骨の強化、疲労回復や免疫力の向上はもちろん、動脈硬化予防効果も期待できます。動脈硬化の発症や進行には活性酸素が関わっていることがわかっていますが、このビタミンCの抗酸化作用によって活性酸素から体を守り、動脈硬化を予防してくれるのです」そこで、今回はれんこんを使った、動脈硬化予防の効果が期待できるレシピを3つ、滝野さんに考案してもらった。1日に成人が必要とされるビタミンC量は85~100mgで、れんこん100gあたりに含まれるビタミンCは約48mg。平均的なれんこん1節の重さは約180~200gで、加熱してもビタミンCは62%残るため、加熱したれんこん1節で、1日に必要なビタミンCの半分以上を摂取することができることになる。また、れんこんを使うときは、皮はむいて捨てるという人も多いと思うが、捨てずにぜひ活用してほしいと滝野さんは話す。「皮部分には、実はカリウムやポリフェノールといった栄養素が多く含まれています。れんこんを切ったときに切り口が黒く変色していることがあると思いますが、これはれんこんに含まれるポリフェノールの一種であるタンニンが酸化したためです。タンニンには抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制してくれるので、ビタミンC同様に動脈硬化予防効果が期待できます。また、老化防止にも役立ちます」■れんこん1節皮ごと使って動脈硬化を予防しよう!れんこんの皮を使えば栄養もアップし風味も増すため、活用しない手はない。今回紹介するレシピも、れんこん1節を皮まで使い、1品で1日に必要なビタミンCの半分以上が取れるような内容になっている。「どれも動脈硬化予防に効果のある食材をれんこんと組み合わせたレシピにしました。動脈硬化予防では血管に負担をかける高血圧を防ぐため減塩を意識することも大切。『あおさのり塩れんこん』は揚げ焼きにすることで香ばしさを出し、少量の塩だけでもおいしく食べられるように。『皮付きれんこんの食べるスープ』は、ひき肉を合わせることで、皮付きですりおろしたれんこんの“皮っぽさ”を軽減。食べやすく仕上げています。『皮付きれんこんとブロッコリーのサバ缶サラダ』は、不飽和脂肪酸が豊富に含まれているサバ缶に、抗酸化作用の高いブロッコリーを合わせています。ブロッコリーは価格が安定している冷凍を活用すれば、下ゆでする手間も省けますよ」さらに、れんこんは便秘解消に有効なペクチン、ヘミセルロースといった食物繊維も豊富に含み、腸内環境を整えて便通をよくしてくれるという。「この食物繊維は、腸内のコレステロールを吸収・までしてくれて超優秀。ビタミンCとの相乗効果で、より動脈硬化の予防効果を高めてくれます」野菜の値段が高止まりするなか、今が買いの「食卓の救世主」れんこんを皮ごと無駄なく使って、動脈硬化も防ごう!
2025年02月27日渡邊渚元アナ(写真:本人instagramより)1月29日に発売したフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)が好評な元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)。2月からは公式ホームページと有料メンバーシップを開設するなど、ますます活躍の場を広げている。「渡邊さんは’20年にフジテレビへ入社。『もしもツアーズ』など人気番組を担当しましたが、’23年7月に体調不良を発表して療養生活に。昨年8月にはフジを退社し、10月にはInstagramでPTSDを患っていたことと専門治療が終わったことを告白していました」(スポーツ紙記者)3月3日発売の『週刊プレイボーイ』の表紙と付録DVDに登場することも決定している。そんな彼女に、活動を支えている“力強いサポート”の存在があるという――。「フリーとして活動している渡邊さんですが、現在はマネージャー的な役割も務める敏腕エージェント・X氏がバックアップしているそうです。もともとX氏は人気アイドルやモデルを多く抱える芸能事務所に在籍していましたが、5年ほど前に独立。現在は自ら会社を立ち上げています。30代のすらっとしたイケメンで、幅広い人脈を持つやり手です」(出版関係者)さっそくX氏に取材を申し込むと、「私は(渡邊の)マネージャーではないです」とまず答えながらも、次のように話してくれた。「そもそも弊社は芸能マネジメント会社ではなく、エージェント関係の仕事をしています。さまざまなタレントさんや事務所と付き合いがあり、タレントのブランディングやマネジメントのサポートをしている会社なのです」渡邊と出会ったのは昨年だという。「渡邊さんのマネージャーではありませんが、今は彼女のHP開設の際のビジュアル作りのディレクションや、ファッション関係のお仕事のお手伝いを弊社でさせていただいております。またイベントに一緒に行かせていただいたりもしています。ただ、彼女のフォトエッセイにはタッチしておりません。本人からこういうもの作っている、という共有をしているだけです。出版イベントには僕も立ち会いましたが、中身には一切タッチしていません」今後も、渡邊のサポートは続けていくという。「彼女のインスタでの発信を見ていただければわかると思いますが、今後はファッションやビューティーの分野、またSNSといった領域で活躍をされていくことになるでしょう」渡邊を“満たしてくれる”名サポーターになりそうだ。
2025年02月27日2月中旬、本誌の直撃取材に答える中村芝翫付近に駐車していたワンボックスカーのことを気にしているのだろうか。高級輸入車に乗った中村芝翫(59)は、“家”に入ろうとせず、周囲を警戒するようにグルグルと回り続けていた。本誌がそんな芝翫の様子を目撃したのは2月中旬のこと。彼は2月2日から25日まで「猿若祭二月大歌舞伎」に出演。演目『きらら浮世伝』では橋之助(29)、福之助(27)、歌之助(23)の3人の息子も共演していた。だが彼が生活しているのは、妻・三田寛子(59)や息子たちが住む“自宅”ではなく、愛人と同棲していた“別宅”だったのだ。この数年は、役者業よりもスキャンダルが話題になることが多い芝翫。芸能関係者はこう語る。「’16年に京都の人気芸妓との不倫交際が発覚。’21年に“アンジェリーナ・ジョリー似の美女”との不倫が報じられました。さらに’22年からは、アパレル関係の40代女性・Aさんとの不倫同棲が始まったのです」その現場となったのは、高級住宅街の2階建て住宅だった。もともとは成駒屋の稽古場として使用されていた家で、芝翫の母・雅子さんが住んでいたが、’14年に芝翫と妻・三田寛子が共同名義で買い取って“別宅”としたものだ。また、芝翫を知る歌舞伎関係者によれば、「三田さんからすれば、半分は自分の持ち物である家で、愛人がわが物顔にふるまっているのは、面白くなかったでしょう。芝翫さんとAさんには、取り巻きのようなグループまでできて、その“別宅”でしばしば宴会も行われていたのです。宴会ではAさんが自ら料理をふるまっていました。こうした芝翫さんの、妻・三田さんをないがしろにしているともいえる行状を、歌舞伎の企画や興行をしている松竹も問題視しており、“厳重注意”したとも聞いています」厳重注意の効果もあったのか、ようやく昨年、Aさんは別宅を出て行ったという。「『NEWSポストセブン』が《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》といった見出しで記事を報じました。芝翫さんが家族の暮らす“自宅”に戻り、三田さんが愛人・Aさんを“別宅”から追放することに成功したという内容です」(前出・芸能関係者)ようやく本妻と愛人のバトルに終止符が打たれたかに見えたが……。前出の芝翫を知る歌舞伎関係者はこう語る。「芝翫さんは報道では自宅に戻ったことになっていますが、実際には、まだ別宅での生活を続けているのです。またAさんとの関係も続いているそうです」■いまも“別宅”には芝翫&愛人の取り巻きたちの姿が本誌の取材によれば、確かにこの証言どおり、芝翫は別宅から歌舞伎座に出勤し、また夜も別宅に帰ってきていた。なぜ彼はいまも三田と別居し続けているのか?本誌は報じられてきたさまざまな“疑惑”について取材するために、芝翫本人を直撃した。「(この別宅は)歌舞伎座が近いですし、古い資料も置いてありますから(こちらで寝泊まりしています)。来月から(歌舞伎座で)『通し狂言仮名手本忠臣蔵』にも出演するので、それに備えて調べ物もしているのです」別宅での生活を続けていることについて、マスコミによる取材も想定していたのか、直撃にも芝翫は落ち着いた様子だった。――愛人・Aさんとは交際が続いているのではないかとの証言もあります。「その方は、もうこの家にはいません。いまは別々です。(Aさんが)家を出たのは去年で、いまは全然連絡を取っていません。別れた?はい、そうです」――奥さんの三田寛子さんとは、いかがですか?「仲よくしております。今日の昼も(歌舞伎座で)しゃべったり、いろいろしました。(家族の住む)家には戻っています」――これまでも何度か不倫が報じられていますが、夫婦間では解決済みということでしょうか?「前から、それほどアレではありませんし、おかげさまで(妻とは)非常に仲よく順調にやっております」――松竹と関係が悪化しているとも聞いています。「そう言われてはいますが、大丈夫です。おかげさまで毎月、舞台に出してもらっています」妻とも松竹とも円満であることを断言した芝翫。だがこの別宅では“不審な出入り”も目撃されている。2月中旬、芝翫が夜の部に出演するため、別宅から歌舞伎座に向かったのと前後して、2人の乳児を連れた数人の男女が、和気あいあいとした様子で別宅を訪れたのだ。その一団の来訪について前出の歌舞伎関係者はこう語る。「芝翫さんとAさんの取り巻きである “宴会メンバー”なのは間違いないでしょう。Aさん抜きで、彼らが集まることは考えづらいです」主である芝翫が不在の間も彼らは“宴会”をしていたようだ。2時間ほどのちには、舞台を終えた芝翫も合流し、酒宴は深夜0時を過ぎても続いていた。芝翫がいまも継続している“別宅での酒宴”が、三田との新たな火種にならなければよいが――。
2025年02月27日2月25日、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で「一般男性が選ぶ付き合いたい女芸人-1GP団体戦」が放送された。この企画は30人の女性芸人に対し、「付き合いたいと思うのは誰?」と一般男性115人にアンケートを実施しランキングに。番組にはそのうち14人が出演し、2チームに分かれ、それぞれのチームから1人づつを出し合い、ランキング結果が上位のほうの女性芸人を出したチームにポイントが入るという勝負を行った。前回放送分と合わせて勝負は5回行われ、紅しょうがの熊元プロレス(34)とナ酒渚(40)、3時のヒロインの福田麻貴(36)とヒコロヒー(35)らが激突。そして、最後にすべての番組出演メンバーの順位とともにサラッと1位の女性芸人が明らかになったが、栄えある1位に輝いたのは番組に出演していないリンダカラー∞のりなぴっぴ(27)だった。すると、Xでは《1位りなぴっぴ納得かもめっちゃ可愛いし!!》《りなぴっぴ1位って完全に顔やん》《ロンハーの付き合いたい女芸人ランキングで1位が「リンダカラー りなぴっぴ」って書いてあって、誰やねんと思って調べたら圧倒的すぎて笑った》という声が。そんなりなぴっぴとはどんな人物なのか。「もともと幼馴染だったDenさんとタイコーさんが組んだコンビだった『リンダカラー』に、’22年ファンだったりなぴっぴさんが加入したことで結成されたのが『リンダカラー∞』。りなぴっぴは個性的なキャラクターで、トーク番組では斜め上の発言を連発。昨年8月に行われたインターネット番組『まいにち大喜利』の大喜利イベントではMVPに選ばれていました。キャラクターとともに人の目を引くのがそのビジュアルで、以前バラエティ番組で変顔を披露した際に、千鳥の大悟さん(44)が『めちゃくちゃ可愛い』『大美人』と絶賛したことがあるほど。昨年10月にはデジタル写真集も発売しています」(芸能関係者)可愛さと実力を備えたりなぴっぴに、世の男性たちは魅了されているようだ。
2025年02月27日26日、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に女優の池脇千鶴(43)が出演することが発表された。髙石あかり(22)演じるヒロイン・松野トキの母親役を演じる池脇は24年ぶりの朝ドラ出演となる。「14歳のとき、テレビ東京系の『ASAYAN』で募集された第2回CM美少女オーディションで、三井不動産・第8代リハウスガールに約8000人の中から選ばれて芸能界デビュー。その後、2001年放送の朝ドラ『ほんまもん』で主演を務めて国民的女優となりました」(テレビ誌ライター、以下同)その頃のイメージが強いのか、ネット上では《24年ぶりに朝ドラ出演というだけでも驚きですが、まさか母親役とは…『ほんまもん』の頃の印象が強いだけに、時の流れを感じます。》《自分も歳とるもんですね。どのようにヒロインの母を演じるのか楽しみです。》《なんだかなぁ、自分も歳をとる訳だよな。》さらには、《この方の役作りの本気度は、言葉は悪いが常軌を逸している笑 そこまでして役に入り込むのか、と心配になるレベル。》とも。池脇といえば、そのカメレオン女優ぶりが毎度、話題になっている。最近でいえば、1月からドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(フジテレビ系)だ。板垣李光人(22)と中島裕翔(31)がダブル主演を務めるサスペンスドラマなのだが、「第2話の予告映像が注目を集めました。長い髪の毛をリボンでまとめ、メガネをかけたふくよかな女性が男性に襲いかかる場面や、女性が血の付いた刃物を手に持つ場面などがあったんですが、この女性を演じていたのが池脇さんでした」この予告映像に対して、SNS上では驚きの声が続出。《えっあの2話の方って池脇千鶴さん? 違ったらすみません》《ちょっと待って?! 2話のゲストの女性の方って…池脇千鶴さん???》《2話予告の女性って池脇千鶴さん!? 全然雰囲気違う…。》21年には深夜ドラマ『その女、ジルバ』(フジテレビ系)で会社をリストラされた40歳の主人公に“老け顔”“ぽっちゃり体型”で挑み、激変ぶりが話題になった。「役作りとして私生活でもスキンケアをせず、わざと姿勢を悪くして過ごすなどしていたといいます。24年にもドラマ『アンメットある脳外科医の日記』(フジテレビ系)では入院中の少女の母親役で出演しましたが、その際もたるんだ頬で“誰かわからなかった”と視聴者を驚かせました」朝ドラでの熱演に期待が高まる――。
2025年02月26日今年後期の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)に、俳優・岡部たかし(52)が出演すると発表された。岡部といえば、昨年度の『虎に翼』で伊藤沙莉の父親役を演じて話題になったことも記憶に新しい。『ばけばけ』では、朝ドラとしては異例の二度目の“ヒロインの父親”役に抜擢されている。2022年放送のドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)のプロデューサー役で一躍注目を集めた岡部。今では、朝ドラをはじめ出演オファーが絶えない人気俳優となった。アラフィフにして花開いた岡部の役者人生だが、大成した裏には“4人の女性”の存在があったという。1人目の女性は、岡部の地元・和歌山で出会ったという元妻だ。本誌が24年4月におこなったインタビューで、岡部は元妻への感謝を語っている。23歳のころから付き合い始めたという5歳年上の美容師の彼女は夢を追う岡部の背中をいつも押してくれていたという。そして共に上京し、結婚すると、28歳のときに息子が誕生。だが、芝居に没頭するあまり家庭を顧みなかった岡部は離婚を切り出されてしまう。その後、元妻は息子を連れて地元へ帰り、交流は完全に途絶えてしまったそうだ。家族が新しい局面を迎えたのは、東日本大震災後。息子を心配して掛けた電話に、初めて元妻が出たという。電話口で、「離婚をして、養育費を払わなくなる人が多いのに、ずっと払ってくれてありがとう」と感謝を伝えられた岡部。これに“誠意”の大切さを痛感したそうで、その後関係は改善。息子の父と母として良い関係を築けるようになったという。2人目は、岡部が前述のインタビューで「助けられた」と明かした女優の故・深浦加奈子さん(享年48)。2008年に天国へと旅立った深浦さんと岡部は、演劇ユニット・城山羊の会で出会う。当時、芝居で“面白さ”を追求していた岡部は、自分が普通であることに悩み、深浦に相談。すると、次のような言葉を掛けられたという。「普通をちゃんとやりなさい。とがっているだけじゃ駄目だし、作ってやるもんでもない。あなたのままをちゃんとしたら面白い。普通をちゃんとできる人って、あまりいないんだから」“普通をちゃんとやる”というアドバイスで、当時ぶつかっていた壁を乗り越えたという岡部。深浦さんの“金言”は岡部の現在の自然体な演技にも繋がっているに違いない。最後の2人は、意外だが芸人・阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子(52)と木村美穂(51)だ。実は3人は、1994年に「劇団東京乾電池」の研究所で知り合ったという旧知の仲。同じ劇団で1年間苦楽を共にして、「おかっち」「えりりん」「きむみほ」と呼び合う関係だという。岡部が書いた台本を3人が同じチームで演じたこともあるそうで、下積み時代の大切な仲間として『ボクらの時代』(フジテレビ系)で共演したことも。岡部より先にブレイクを果たした阿佐ヶ谷姉妹には、共に切磋琢磨してきた“戦友”として励まされた部分はあるだろう。『エルピス』でのブレイク後も、どんな仕事にも真摯に向き合い、地道に信頼を積み上げていった岡部。4人の女性に背中を押されて続けてきた“普通の努力”こそが、遅咲きの俳優を唯一無二の存在へと押し上げたのかもしれない。
2025年02月26日2月24日放送の『ウンナン極限ネタバトル!ザ・イロモネア~笑わせたら100万円~』(TBS系)に、MCの南原清隆(60)と柳沢慎吾(62)が「シンチャンナンチャン」として初参戦。息の合ったコンビネーションで見事100万円を獲得したが、柳沢がネタで使用した小道具の“異変”が反響を呼んでいる。本番組が復活するのは8年ぶり。ルールは「一発ギャグ」「モノマネ」「ショートコント」「モノボケ」「サイレント」のジャンルから、挑戦するステージを出場芸人が自ら選択。審査員は観客席から無作為に5人選ばれ、1stチャレンジから4thチャレンジまでは3人を、ラストチャレンジでは5人全員を笑わせることができれば100万円獲得できるというネタバトルだ。90年代のバラエティ番組『ウンナンの気分は上々。』(TBS系)の企画で人気を博したシンチャンナンチャン。30年来の友人である2人は『イロモネア』史上初となる“野球ネタ縛り”で挑み、「モノマネ」「モノボケ」「ショートコント」「一発ギャグ」の順番で駒を進めた。迎えた最後のステージ「サイレント」では、開始10秒あまりで審査員2人を笑わせることに成功。直後に柳沢はスーツの内ポケットから透明のフィルムに包まれた小さな赤い箱を取り出し、おなじみの“警察無線ネタ”をサイレントで表現。しかし制限時間が残り10秒に迫るも審査員2人を笑わせることができず、柳沢はラスト3秒で“口パク”の「あばよ!」を披露し、ピンチを乗り切ったのだった。ステージ終了後、「『あばよ!』言えないって辛いよね。生で警察の声、聞かせたかったんだけどね、辛かった」と感想を述べた柳沢。するとポケットから先ほどの赤い箱を取り出し、今度は声を出して通報を受けた警察官のモノマネを披露。赤い箱を包んでいた透明のフィルムに口を当てて、警察無線の割れた音質を再現したのだった。柳沢の鉄板ネタにスタジオは大盛り上がりだったが、小さな赤い箱の“異変”に気付いた視聴者もいたようだ。かつてはタバコの箱を“警察無線ネタ”に使用していた柳沢だが、以前からチョコレート菓子「アポロ」の箱に変えていることを明かしていた。そのため『イロモネア』でも「アポロ」の箱を使っていると思われたが、実は違っていたというのだ。番組終了後にはXで、《柳沢慎吾が内線のネタで使うアポロの箱(のセロハン)、アポロのところが『アーアー』に変えてあって「プロ!」って感じがした》《柳沢慎吾が警察無線のネタの時に使うのタバコからアポロに変わったと思ってたけど、よくみたらこれアポロじゃなくて「ア〜ア〜」って書いてあるオリジナルの箱じゃないかwww》との指摘が。実際の映像でも、柳沢が持っていたのは赤い文字で「ア~ア~」と記された箱だったことが確認できた。この発見に、《ほんとだ、アポロだと思ってたけど違うのか、全然気が付かなかった》《これは知らなかったwちゃんとスポンサー配慮を考えていたんだw》《今年入って一番の衝撃》と驚く声も上がっている。「慎吾さんの警察無線のやりとりを真似たネタは、TM NETWORKの木根尚登さん(67)との会話をヒントに生まれたといいます。北海道のロケで一緒になった際に、木根さんから“タバコのパッケージが警察の無線に聞こえますよ”と教えもらったそうです。ちょうどその日の夜にスタッフたちとの宴会が開かれ、柳沢さんが“警察無線ネタ”を披露したところ大ウケ。いっぽう2013年に登壇したイベントで、柳沢さんは“色んなものを試したけど「アポロ」の音がちょうど良かった“と語っていました。タバコの箱から変更したのは音のニュアンスだけでなく、子どもたちもマネできるようにといった思いも込められているようです。『イロモネア』でオリジナルの箱を用意したのは、スポンサーに対する配慮があったのかもしれませんね」(芸能関係者)大きな反響を呼んだ柳沢の鉄板ネタ。再びテレビで披露してくれる日はやってくるだろうか?
2025年02月26日《いじめで3ヶ月程で中退したけど学生時代1ヶ月仲良くしててそのあと中退までずっといじめてた奴ら、その1ヶ月の写真で友達とかまじやめてね笑わせんな全員敵だったくせに》2月22日、Xにこう綴ったのはミュージシャンでタレントのあの。その不思議なキャラクターでバラエティに引っ張りだこなあのだが、学生時代いじめを受けていた過去があるといい、これまでもその壮絶な体験を明かしてきた。「あのさんは’23年10月、《教室で後ろの席の男の子にゴミを毎日投げられて、お前みたいなバカは幸せになんてなれない消えろと言われた時のことを思い出してゔ…となる》とXで明かしています。さらに、テレビ番組に出演した際、中学時代に席を離されたり物をなくされたりなどのいじめをうけていたと明かしていました。いじめが蔓延しており、あのさんだけでなく、当時、斜め前の席に座っていた男子もカッターナイフで背中を刺されるなどの被害を受けていたそうです」(芸能関係者)中学時代は不登校を経験し、高校はすぐに中退。そして、引きこもりとなった。「途方に暮れてしまい、昼は引きこもって夜中に一人で散歩をするという生活を送っていたので、ご両親も困り果てていたそうです。お父さんから胸ぐらをつかまれて『ママに迷惑かけんじゃねえ!』と怒られたことも。天井を見つめて“この先、どうしたらいいのか”と悩んでいる時にネットでアイドルを募集していることを知り、アイドル業界に飛び込むことに。それが芸能界デビューのきっかけとなりました」(前出・芸能関係者)イジメによって、人生が変わったあの。《音楽活動の根底にあるのは怒りですね。いじめられた学生時代からずっとその気持ちはあって、この世界に入るきっかけも復讐(ふくしゅう)心から》(「朝日新聞」2023年12月31日)と語っており、つらい経験は彼女の十字架であり、糧でもあるようだ。
2025年02月26日ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロ氏(43)が2月23日、YouTubeチャンネル「HIRO BEAUTY CHANNEL」を更新。有名人をゲストに招いてメイクをする人気企画で、ある女優がすっぴんを披露し、話題を呼んでいる。「HIRO BEAUTY CHANNEL」は20年に開設され、登録者数137万人を超える美容系チャンネル。過去には田中みな実(38)や安達祐実(43)、藤田ニコル(27)などもゲスト出演している。そんな人気チャンネルに今回出演したのは本田翼(32)。《大人の透明感あふれるジューシヌードメイク》をテーマに、小田切氏が本田にメイクを施す様子を公開した。動画の冒頭、本田は一切メイクをしていない正真正銘のすっぴんで登場。数々の有名人のメイクを担当してきた小田切氏が「ビューティーベイビースキン」「誰が見ても好感が持てるフレッシュな肌」と絶賛するほどの美しい素肌を披露した。動画のコメント欄でも本田のすっぴんに驚く声が多く寄せられている。《すっぴんって信じられない!!》《透明感すごい!》《こんなにお肌綺麗な方いるんだ》《ぎゃ?信じられないすっぴんの美しさ。過去イチかも》「本田さんといえば21年、『タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター発表)において16社でトップとなり、見事CM女王の座に輝きました。昨年は8社まで半減したものの、好感度は依然として高く、男女問わずファンが多いですね。彼女の好感度の高さを支えるのが、圧倒的な“透明感”です。本田さんは元々“美容オタク”として有名で、SNSでもたびたびスキンケアの動画を公開しています。昨年3月には美容好きが高じて、自身のビューティブランド『By ttt.(バイティースリー)』を立ち上げるほど。彼女の肌の美しさは日頃のたゆまぬケアの賜物でしょう」(芸能ライター)すっぴんでも“べっぴん”の本田。透明感を武器にCM女王の座に返り咲く日も近いかも。
2025年02月26日21年1月、正月挨拶に来た長男夫婦を見送る百恵さん歌手の三浦祐太朗(40)が2月23日、自身のInstagramで父の三浦友和(73)と母で元歌手の山口百恵さん(66)と一緒に、娘を連れていちご狩りに訪れたことを明かした。「祐太朗さんは友和さんと自身のツーショットを投稿し、東京都三鷹市にある農園でいちご狩りを楽しんだことを報告。農園は多くの人で賑わっていたそうです」(芸能関係者)’22年3月に、パーソナリティを務めるラジオ番組で、妻の牧野由依(39)との間に第1子となる女の子が誕生したことを報告した祐太朗。番組終わりに本誌が両親と初孫の対面について話を聞いたところ、コロナ禍だったため「実はまだ会ってないです。電話では報告しましたが、喜んでいました」と笑顔で語っていた。「百恵さんは孫の誕生をとても喜んでいて、出産祝いとして、キルトで赤ちゃんの”おくるみ”を1カ月ほどかけて縫ってプレゼントしたそうです」(三浦家の知人)そんな百恵さんはすっかり“おばあちゃん”を楽しんでいるという。「お孫さんが1歳を過ぎた頃になると、百恵さんは、友和さんと一緒に息子さんご夫婦に教えてもらった流行りの幼児向けのアニメなどを見て勉強をされたそうです。お孫さんがハマっていた『シナぷしゅ』(テレビ東京系)や、『めざましテレビ』(フジテレビ系)内で放送されている『ちいかわ』のアニメもチェックしていて、百恵さんも友和さんも、お孫さんと一緒に楽しむために張り切って見ていたそうですよ」(音楽関係者)さらに、嫁姑関係も良好だという。「百恵さんと牧野さんはよくLINEでやりとりしているそうで、お孫さんの離乳食が始まった当時は、ご自身が息子さんたちに作ったやり方などもアドバイスされたそうです。とはいえ、聡明な百恵さんは”孫かわいさ”で子育てに口出ししすぎるようなことはせず、ほどよい距離の取り方をしてくれるそうです。牧野さんも、そういう気遣いを感じていて“ありがたい”と話していて、すっかり百恵さんを頼りにしているそうです」(前出の音楽関係者)本誌は41年前、保健所の離乳食講座を受ける百恵さんが、生後3カ月の祐太朗を腕に抱えながら、熱心にメモをとる様子を報じたことがある。かつて幼い息子に注いだ大きな愛情が、孫へと受け継がれている。
2025年02月26日令和の虎CHANNELより2月16日、YouTubeチャンネル「青い令和の虎CHANNEL」で公開された動画で、志願者の一般男性に対する運営側の発言が視聴者を騒然とさせた。登録者数132万人超の人気チャンネル「令和の虎CHANNEL」の“学生版”として開設された同チャンネル。夢を持った学生が出資を求めてプレゼンを披露し、投資家や実業家など、運営サイドの“虎”たちが金を出すかを決める。今回は、慶應義塾大学法学部に通う20歳の男性が、高齢者施設と教育機関を合体させた「幼老複合施設」の普及活動や、両者をつなぎ合わせるマッチングシステム構築のため、100万円の出資を希望。複合施設での高齢者との交流は子どもたちの発達にも好影響で、高齢者にとっても“他者との繋がり”を持てることが魅力だとアピールした。男性の事業計画をめぐって、虎たちが気がかりなのが“キャッシュポイント”(収益を生む機会)だ。男性はあくまでも高齢者施設と教育機関のマッチングで仲介料を得ることに重点を置いており、施設の集客を担うことは計画していないという。虎の一人である教育バラエティYouTubeチャンネルう「wakatte tv」の高田ふーみん(29)は、「幼老複合施設はもうあるわけでしょ?そこに入る老人を探してきて、紹介料をもらうビジネスでいいのでは?なんでそんな複雑にしてんの」と指摘。さらに、高齢者施設での勤務経験がないという男性に対し、医師で医大受験塾の塾長である“ドラゴン細井”こと細井龍氏(36)は、「(老人ホーム)は想像を絶すると思う。俺ら医者だから訪問診療とかで行くんだけど、そんな子どもとワイワイできるかどうか、お前見てきたらいいと思うよ。甘いところじゃない。職員が鬱になるぐらい大変な場所。そこに気軽に幼稚園児入れて感染症でも発生したら、大問題よ」と助言。こうした虎たちの勢いに飲まれたのか、男性は終始言葉に詰まってしまう。すると、見かねた細井氏が、「緊張しててもそろそろ解れてくる時期やん。マジで馬鹿なの?心配してんだけどマジで!」と声のトーンを上げ、こう迫った。「こんな受け答えも出来ないんじゃ、普通にお前老人以下やで。お前が老人側で行けや、幼複合施設に。おばあちゃんと会話してんのかってぐらい、受け答え遅いんだけど。どうなってんだおめーの頭!ハタチだろ?なんで話せないの?喋ってよ。喋れよお前、遅えんだよ!」「すいません」と応じる男性だが、これにも細井氏は「すいませんじゃねえんだよ、お前。こっち暇じゃねえんだよ」と怒りをあらわにしていた。細井氏による一方的な展開に、視聴者からはこんな声が上がった。《細井さんに怒られたとき泣いちゃうかと思ってヒヤヒヤしちゃいました》《俺こんなこと言われたら泣いちゃうわ》《細井さんに志願者が打ちの目されている気がする》《細井さんて上司になると相当に怖そうだな。出来が悪いと見下されそう》ブチギレた細井氏だが、その後男性に対し、こうもフォローしていた。「(アイデアを)考えてくれて嬉しいんだけども、それよりも君が5年後に、ここにいる皆を魅了できる人間になっているかが心配だし、そうなってほしい。そしたらあなたは幼老複合施設じゃなくても、何でも成し遂げられる大人になる……。あなたが磨くべき能力は、これ(アイデア)を考えることではなくて、プレゼン能力やコミュ力を高めることではないですか?」結果的に男性は出資を得ることはできず、苦い結果に終わってしまったが、今回のように“怒号”が飛び交うのはこのチャンネルではおなじみのことでもある。「『令和の虎』は2000年代前半に放送されていた人気バラエティ『マネーの虎』(日本テレビ)の続編として’18年にYouTubeで復活したという経緯があります。本家のフォーマットを引き継いでおり、志願者に対する“虎”の厳しい対応は当時からおなじみでした。また、今回の動画の直後にはアフタートークの様子も公開されており、依然として緊張した面持ちの男性に周りの大人たちが『ここに出ただけでめっちゃすごい。僕もあの立場なら絶対喋れない』とフォロー。細井さんも砕けた雰囲気で接していましたので、あの怒りはパフォーマンスだったのでしょう」(Webメディア記者)虎からの“アメとムチ”を経た、男性のこれからに期待したい。
2025年02月26日「2月26日に放送された朝ドラ『おむすび』では、ヒロイン・結(橋本環奈)の祖父・永吉(松平健)が父・聖人(北村有起哉)の大学進学費用を使い込んだ本当の理由が明らかになりました。昭和51年、長良川の決壊により、困っている人を放っておけない永吉は現地で救助活動をおこなっていました。そこへ洪水で家も財産もすべて流され、5歳の息子も生死の境を彷徨っていた小松原という男性が、永吉に“息子を助けてほしい。お金を貸してほしい”と懇願。永吉は断れず、聖人の大学進学費用を渡したものの、現在まで連絡がまったくなく、お金も返済されていないというストーリーでした。この小松原を演じたのが大鶴義丹さんだったのです」(ドラマ誌ライター)この日の連続テレビ小説『おむすび』で、ネットからもっとも反響があったのが、大鶴義丹(56)の初出演。わずか20秒ほどのシーンにこんな書き込みが相次いだ。《大鶴義丹さん、あれだけ?!》《大鶴義丹があのチョイ役で終わらんやろ》《通りすがりの人に大鶴義丹キャスティングするわけないから、のちのちお金は返しに来ると思うわ。あれで終わりなわけない》前出のテレビ誌ライターは続ける。「実は大鶴さんは先週の21日、自らのブログで『おむすび』への出演報告をしています。そこへ《来週21週(2/24→2/28)に、数回ほど出演します》との記述があるのです。そのため、物語の流れ的に、小松原が永吉に借りたお金を何からかの形で返す展開が予想されます。すでに『おむすび』ファンからは《大鶴義丹の恩返し、大鶴の恩返し、鶴の恩返し…?》《恩返しに現れる気がする…》といった書き込みが相次いでいました」大鶴の今後の出演シーンを予想している熱烈な『おむすび』ファンたちも。「意外とコメディ要素が強い『おむすび』だけに、大鶴さんがキャスティングされたのは“鶴の恩返し”以外にも理由があるのではないかと推測しています。それが、かつて大鶴さんが不倫謝罪会見で当時の妻・マルシアさんに言った『まーちゃん、ごめんね』の迷フレーズ。この言葉はいまや“まーごめ”と略され、昨年末の『M-1グランプリ』で初めて決勝に進出した人気コンビ・ママタルト大鶴肥満の持ちギャグとなるなど、再び注目を浴びているのです。そんなこともあり、ネットでは大鶴さんが“まーちゃん、ごめんね”“まーごめ”を彷彿させる台詞を言うのでは……とにわかに期待を集めているのです」(前出・ドラマ誌ライター)大鶴の“名演”が『おむすび』の新たな見どころとなりそうだ。
2025年02月26日《この作品では、真実を追い求める男の信念と覚悟を全力で演じています。どこまでが正義で、どこからが悪なのか、見るたびに考えさせられるはずです》2月25日、こう語ったのは俳優の阿部寛(60)だ。4月スタートの日曜劇場『キャスター』(TBS系)で主演を務める阿部。テレビ局の報道番組を舞台にした同作で、型破りなキャスターを演じるという。’10年のドラマ『新参者』を皮切りに、『下町ロケット』や『ドラゴン桜』、『DCU』といった作品で主人公を演じてきた阿部。日曜劇場で主演を務めるのは、3年ぶり6回目で、これは日曜劇場主演回数トップの田村正和さん、木村拓哉(52)の7回に次ぐ回数だ。「 阿部さんは日曜劇場のみならず、他局でも『結婚できない男』(フジテレビ系)などのヒット作が。ダンディな見た目と幅広い演技力がウリで、近年ヒット作がなかなか出ないドラマ界の頼みの綱となっています」(テレビ局関係者)そんな阿部だが、長らく不遇の時代を過ごしてきた。俳優デビュー作は’87年の映画『はいからさんが通る』。しかし、当初は伸び悩んだという。「モデル上がりの阿部さんにやってくる役柄は、いつも同じようなものばかり。『演技力もない、ほんとの仕事の面白さも知らない』と感じていたそうです。当時はモデルから俳優に転身するひとが少なかったため物珍しさで仕事もあったそうですが、3年で仕事が激減したといいます」(前出・テレビ局関係者)■億単位の借金を背負ってどん底に190cm近い身長のせいで共演者とのバランスがうまくとれず、敬遠されることもあったという阿部。「当時は、このサイズ感とか、濃い顔とか、自分の個性が厄介で、本当に邪魔だった」(「クランクイン!!」’18年5月17日)と回想している。「不遇のあまり、パチンコにのめりこむようになったそうです。またバブル期に不動産投資に失敗し、億単位の借金も背負っていたため俳優デビューしてから数年の間はどん底の時期だったといいます」(前出・テレビ局関係者)ところが、転機が訪れる。それはバラエティ番組の『あの人は今!?』(日本テレビ系)だ。同番組に取り上げられたことで「悔しい」という気持ちが沸き起こり、一念発起し、再び役者の道へと舞い戻ることに。そこでマネージャーは「阿部に合った役はありませんでしょうか」とドラマプロデューサーに売り込みを続け、その結果’92年に放送された、高倉健さん(享年83)の主演ドラマ『チロルの挽歌』(NHK)への出演が決まった。出番はわずか5秒。しかし、その現場は阿部にとって後々、大きな影響を与えることとなる。阿部は自著で、こう語っている。《エキストラだと思った俺にもきちんと挨拶して下さった高倉さんの人となり、現場での振るまい。もちろん演技も含めて、すごい人だと思った。(中略)役者としてやらなければならないこと、役者の苦悩、こだわり、楽しさ、そして何よりもスターとしてのオーラ、そういうものがまるで厚い雲の間に一筋の光が射すかのように、ハッキリと見えはじめた。その時から何かが吹っ切れた》(『アベちゃんの悲劇』より)さらに、つかこうへいさんの舞台『熱海殺人事件』で俳優として開眼。次第に人気はうなぎのぼりに。「『熱海殺人事件』での演技を絶賛する記事を見て、それまで演技をほめられたことがなかった分、とにかく嬉しかったそうです。デビューから7、8年の間は不遇の時代を過ごしましたが、Vシネマを機に映像の世界に戻り、大人気ドラマ『TRICK』シリーズで再び大きな注目を集めることに。以降も順調に実績を積み重ねていき’13年には、個性をフルに活かした『テルマエ・ロマエ』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得しました」(映画関係者)紆余曲折を経て、いまや日本のエンタメ界になくてはならない存在となった阿部。『キャスター』でも、ファンの期待にこたえてくれそうだ。
2025年02月26日心臓ウリンさん(マザリのインスタグラムより)2月25日、7人組アイドルグループ「マザリ」のX公式アカウントで、メンバーの心臓ウリンさんが亡くなったことが発表された。「マザリに関する大切なお知らせ」と題する文書が公表され、《マザリのメンバー、心臓ウリンが2月24日、永眠いたしました。いつもマザリを応援してくださっている皆様へ謹んでご報告申し上げます》と伝えられた。また、《あまりに突然の訃報に、メンバー、所属アーティストおよびスタッフ一同、いまだ受け入れ難く、深い悲しみの中におります》とし、《心臓ウリンはこの先もマザリのメンバーであり、私たちのかけがえのない仲間であることに代わりはありません》と偲ぶコメントが添えられていた。「マザリは呪い、嫉妬、復讐といった人間の持つ負の感情をコンセプトに、昨年9月にデビューしたばかりのアイドルグループです。東京、大阪、名古屋のライブハウスを中心に活動を広げ、重厚なバンドサウンドとクオリティの高いパフォーマンスで人気を集めていました」(音楽ライター)2月20日からは東名阪ツアーも始まったばかりだったが、前日19日にウリンさんについてグループのXでこうアナウンスされていた。《先日背骨にヒビが入ってしまったとのご報告させていただきましたが、この度手術が必要となりましたので、2/25、2/26のライブをお休みとさせていただきます。 また、医師の判断の元、手術前後は激しい運動を避ける為、暫くは着座でのライブ出演とさせていただきます》ウリンさんも同日に自らのXを更新し、《ワンマンツアーが始まる大事な時期にご心配ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。暫くは着座での出演になりますがツアー含め対バンも無理のない範囲で全力でライブするのでよろしくお願い致します!!》とコメント。その上で《復帰の目処はツアーファイナル東京3/10です。しっかり治してステージに立ちたいと思ってます。是非お越しください!》と、復帰の意欲を示していた。ウリンさんは23日にも《今日来て下さる予定だった方ごめんなさい 今後の為にも大事をとってお休みさせて頂きます》とライブの欠席を報告していたが、その2日後に訃報が伝えられることに――。ウリンさんの死因は公表されておらず、背骨のヒビとの関連性は不明だが、突然の訃報にXではウリンさんを偲ぶ声や悲しむ声が広がっている。《は、え、何があった、、、???》《ウリンちゃん 余りにも突然すぎる》《いつか会えるの楽しみにしてた。ちょっと言葉が見つからないし受け止めきれない…》《悲しくて涙が止まりません。心からご冥福をお祈り申し上げます》《ウリンちゃん、周りに気遣いができて、一生懸命で、真摯にアイドルをしていた、そんな貴女を愛していました。貴女の一つ一つの動き、一言一言、貴女との1秒1秒は一生忘れません。どうか安らかに》
2025年02月26日ベストヒット歌謡祭にも出演したこっちのけんと(写真:こっちのけんとのXアカウントより)2月23日放送の『日曜日の初耳学』(MBS/TBS系)に、ミュージシャンのこっちのけんと(28)がゲスト出演。そこで明かされた、代表曲「はいよろこんで」の“真意”に反響が広がっている。昨年リリースした「はいよろこんで」はSNSを含む総再生回数が140億回を超え、『第75回NHK紅白歌合戦』にも出演するなど、一躍時の人となったこっちのけんと。この日は、スタジオの出演者らからの質問に応じる形で、リモート中継での出演となった。躁うつ病と診断されたことを公表しているこっちのけんと。今年元日に更新したXでは、《若干躁期でした。今後は跳ね返りと戦うために当分休みます。どれだけ人生が変わっても「死にたいな」と考えてしまう》などと綴り、今後の活動をセーブしていくことを宣言していた。セーブ中の今、“これからどう活動をしていくのか”という質問に対して、「2024年は2000%くらいの力が出せちゃってた年で、2025年からはちゃんと100%の自分に戻して頑張らないとどっからガタがきちゃうなと思った」とコメント。そして、話題は「はいよろこんで」の制作秘話に移り、うつ状態で世間との接触を断っているときに制作されたなどが説明され、歌詞の話に。意味深なワードが散りばめられている同曲のなかでも、SOSを意味するモールス信号と並んで印象的なのが「鳴らせ君の3~6マス」というフレーズだ。この意味を聞かれたこっちのけんとは、「心拍の話」と心電図を読むときのマス目をモチーフにしていることを説明した上で、こう語った。「正常な心拍がBPMで言うと、50~100。マス目にこれを変換すると、正常な心拍が3~6マスにあたる。なので、自分の心拍が正常なうちに、SOSを出していこうよっていうサビ前の歌詞」自身の体験をもとに、“無理をして頑張る必要はない”という同じ境遇の人へのメッセージを込めていたこっちのけんと。この明かされた“真相”にX上では、驚きと感動の声が《はいよろこんでの歌詞、めちゃくちゃ深いな。 3から6マスって心拍数の正常値で、モールス信号みたいなものはSOSを意味してて「正常のうちにSOSを出して」という意味だったんか。 こっちのけんとさんは凄い人だよね。本当。》《はいよろこんでの歌詞解説 ヤバ過ぎん~ 心が正常なうちに心拍数が大丈夫な時にSOSを出せ のメッセージを ・・・—・・・に入れちゃう所》《こっちのけんとさんの「自分の心拍が正常なうちにSOSを出そうよ」という意味がモールス信号と「3?6マス」の歌詞に込められてるがずっと響いてる》こっちのけんとの作った音楽は、多くの人にとって救いとなっていることだろう。
2025年02月26日「携帯待ち受け画像」にポリシーを持っていた東野「柱が8つぐらいあって。俺以外の柱が消えていってるんですよ…」2月24日に更新されたYouTube「BSよしもと公式チャンネル」でそう語ったのは東野幸治(57)。かつて共演していたMCクラスの大物出演者たちが次々とテレビの表舞台から去っていったことを嘆いたのだ。「『行列のできる相談所』(日本テレビ系)では共演していた島田紳助さんが引退。同番組では宮迫博之さんが闇営業問題でYouTuberに転身し、渡部建さんが不倫スキャンダルで地上波の出演が厳しい状況です。また、『ワイドナショー』(フジテレビ系)で共演していた松本人志さんも女性トラブルで活動休止中ですし、『THE MC3』(TBS系)で共演していた中居正広さんは先月引退したばかりです」(スポーツ紙記者)同YouTubeでは、「気付いたら、俺だけにピンスポ当たっていて……」と、注目を集めている状況に苦笑いしていた。というのも、東野がレギュラー出演していた『行列のできる相談所』『ワイドナショー』『東野・岡村の旅猿26~プライベートでごめんなさい~』(BS日テレ)がすべて今年3月末で終了が決まっているのだ。さらに――。「中居さん、東野さん、ヒロミさんがレギュラー出演していた『THE MC3』は昨年10月にスタートしたばかりでしたが、昨年12月9日の放送を最後に、一度も放送されていません。局側は“番組継続”を発表していますが、現在番組公式HPには、出演者の名前も次回放送日も一切記載されていません」(テレビ局関係者)前出のスポーツ紙記者は言う。「18日に放送された『ちゃちゃ入れマンデー』(カンテレ)で、東野さんはレギュラー番組の“終了ドミノ”について触れていました。2カ月前は“仕事が絶好調な東野”とメディアから報じられていたにもかかわらず、“最近は(仕事関係者に)ペコペコしだして気味悪がれられている”と報道が急変したと指摘。自虐的に『えっ?気持ち悪いの?怖い怖い……』と苦笑いしていました」そんな東野は最近、自らの信念を変えたことがあった。演芸関係者は言う。「最近、東野さんは運気が落ちていることが気になっているようで、待ち受けの画面を家族の写真に変えたと聞きました。実際、21日に放送されたラジオ番組『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)では、その詳細について語っていましたね」同番組で東野は。こう吐露していた。「この間、ウチの娘から写真が送られてきて。バレエの1日体験入学教室に参加した孫の写真が本当に可愛すぎて……。これまでずっと子供の写真を待ち受けにする人間にはずっとなりたくないと思っていて。芸人さんは大体、結婚してる人は全員、家族や子供の写真とか(待ち受け)にみんなしてるけど、これだけはアカンなとずっと思ってた」前出の演芸関係者は続ける。「東野さんはお孫さんの写真を見た途端、“もういいじゃん、無理すんなよ”と自分に言い聞かせて、ついに初めて家族写真、お孫さんの顔写真を待ち受けに設定したといいます。悪いことを考えてしまっても、お孫さんの顔を見ると“こういう考え方はよくないな”と自制心につながって理性を取り戻しているそうです」いまは孫の写真が、東野の“心のお守り”なのかもしれない。
2025年02月26日元SMAP・中居正広(52)と女性とのトラブルに端を発した問題で揺れているフジテレビ。現在、フジが1月に設置した第三者委員会の聴取が各所で行われている。「すでにフジ幹部たちへの聴取も行われており、一連のトラブルの発端となった編成幹部・A氏にも及んだといいます。その中でA氏は会食の開催自体は認めているそうで、“悪気はなかった”などと話しているといいます」(スポーツ紙記者)またフジは夕方のニュース番組『Live News イット!』でも、自局の問題を検証する特集『シリーズ・フジテレビの反省』を今月17日、スタートさせている。着々と一連の問題に対して向き合っているかのように見えるフジ。そして、ここにきて騒動の“ケジメ”ともいうべき放送を予定しているのだという。「第三者委員会の結果公表がある3月末に、社内検証番組が放送されると聞いています」と語るのは、フジに近い制作会社関係者だ。「検証番組」といえば、昨年10月放送の旧ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を検証したNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』が記憶に新しい。また96年には、オウム真理教問題に端を発したTBSビデオ問題で、同局が検証番組を放送したこともあった。「NHKの検証番組では同局幹部へのインタビューは行わず、元NHK職員で旧ジャニーズ事務所に天下りした若泉久朗氏に直撃取材をしたのみで世間から批判を浴びました。今回のフジ検証番組では港浩一前社長や、当時役員だった大多亮氏(現関西テレビ社長)ら、フジ幹部がインタビューに答えているそうです。今回の検証番組は、現在報道局トップの女性局長が陣頭指揮をとって進めており、局員からも“かなり気合の入ったものができそうだ”という期待の声が上がっています」(前出・制作会社関係者)一方でこれまでのフジらしい、こんな声も……。「『イット!』での検証コーナーの視聴率がいいらしく、局内の関係者たちは“まだ世間も関心あるんだな”など呑気なことを言っている局員がいます。また、聞こえてくるのが、フジ局員たちの”他人事”のような言動。かつてオウム騒動で揺れた時期のTBSでは、局員たちも反省している人がほとんどだった印象がありますが、フジの現在の局員からは局の今後より“ボーナスはきちんと払われるのか”などといった保身の声が多い気がします。こういった体質から変えていかないと、いくら検証番組を作って放送してもダメだと思うのですが……」(前出・制作会社関係者)果たしてフジは生まれ変われるのだろうか――。
2025年02月26日「毎年恒例となっている夏の全国ツアーですが、今回は例年より発表時期が早かったです。45周年ということもあり、聖子さんも気合が入っているといいます」(スポーツ紙記者)2月17日、松田聖子(62)が6月から8月にかけて、コンサートツアーを開催することを公式ホームページで発表した。中央大学法学部通信教育課程を昨年3月に卒業するなど、進化し続ける聖子。実はそのほぼ同時期に吉報が届いていた。「聖子さんの夫である歯科医のA氏が、神奈川歯科大学の主任教授から、学系長に昇進したと聞いています。聖子さんとの結婚時、A氏は慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科准教授でしたが、’18年に同大学を辞めて、神奈川歯科大の教授に就任していました」(前出・スポーツ紙記者)聖子は’12年にA氏と結婚し、夫を支えてきた。「A氏は東北大学歯学部を卒業後、ドイツ留学を経て慶應大学医学部に勤務し、教授を目指していました。一方、聖子さんも、お母さんは元看護師で伯母さんは院長夫人でしたので、医療の世界の厳しさを理解していました。夫のため聖子さんは、時間のあるときは朝6時に起きて、愛妻弁当を作っていたそうです。帰宅後も、研究のため深夜まで机に向かうA氏に聖子さんが夜食を作ってあげていたと聞いています」(前出・スポーツ紙記者)永遠のアイドル・聖子は、独自の方法でも、A氏をサポートしてきたようだ。「A氏はもともと身なりにあまり気を配らないタイプでしたが、他人からの見られ方を熟知している聖子さんは『教授になるためには見た目も重要!』といって、スタイリスト役を買って出たと聞いています。A氏は眉毛も手入れするようになり、次第に洗練された装いになっていきました。また夫の通勤のため、自身が使っていた高級な送迎車をプレゼント。運転手も用意し、A氏は通勤中に車内でゆっくりと専門書などを読むことができるようになったそうです。各関係者にお中元・お歳暮などをまめに送るタイプの聖子さんですので、夫の仕事先にもぬかりなく手配していたといいます」(音楽関係者)聖子さんの献身的な支援のかいもあり、大学教授になり、さらに“出世”したA氏。さらには新たなポストにも抜擢され“栄転”していた。「昨春、歯科医院の医院長にも就任したのです。都内の有名百貨店内にある医科と歯科が連携した自費診療専門のクリニックで、セレブ御用達だそうです。歯科での保険診療は、精密さや、設計、審美性を高いレベルで実現するのには限界があるとの考えで、選択肢を広げ、患者の希望を満たすための自費診療だといいます」(医療ジャーナリスト)同クリニックでは、認知機能の低下を防ぐ“健脳”が掲げられている。「認知機能の低下と口腔疾患は密接に関係しているという考えから、患者の口腔内の状況や意向に合わせて、オーダーメードの医療を提供し、脳と口腔の健康増進をうたっています。インプラント治療や、歯周病治療などの各専門医が診療を行い、治療が複合する場合は、チームを組んで歯科治療を行うことで、患者の立場から考えた医療を実現するそうです。アルツハイマー病の早期発見コースには、最低でも160万円以上はかかるといいます」(前出・医療ジャーナリスト)■「かめばかむほど脳は活性化する」A氏の専門分野であるインプラント治療の認知症予防効果とは……。歯科医師で医療法人恵優会理事長の八木大輔氏は「かむ力は認知症のクスリ」だといい、こう説明する。「咀嚼することで脳内の血流が増加します。また歯の神経は脳神経に直接つながっているため、かむことで脳は刺激を受けます。そのため、かめばかむほど脳は活性化されるのです。歯が20本以上残っている“なんでもかむことができる人”に比べて、歯が数本しかなくインプラントや入れ歯など人工歯も使用していない“あまりかめない人”は、認知症のリスクが1.9倍という研究があります。ですので、正しく丁寧な歯磨きなどの予防で、天然歯を守ることが最善です。しかし、インプラントや入れ歯などで“なんでもかむことができる”状態を維持することでも、認知症のリスクを低下させることができます」昨年10月、本誌は聖子と母・一子さん(92)が、都内のレストランで食事をする姿を目撃している。一子さんは聖子と手をつないで確かな足取りでレストランへ。店内では沙也加さんのお気に入りだったオムライスを食べていた。「90歳を超える一子さんが健康を保ち続けているのは、A氏が歯科医師として、アドバイスしている影響も大きいのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)A氏がライフワークとしている健康寿命の伸長は聖子にとっても重要なことのようだ。3月に63歳を迎える聖子だが、昨年の中央大学卒業時には《大学で学んだことを糧にして、これからも仕事に励んでまいります。何卒よろしくお願いいたします》とコメントを寄せるなど、“生涯現役”の意欲を見せていた。「’21年12月に愛娘である沙也加さん(享年35)を亡くしている聖子さんは、コンサートの際などに、ファンに向かって“これからは娘と一緒に歌っていきたい”と明かしていました。若くして亡くなった沙也加さんのためも健康を保ち、いつまでも歌い続けていきたいと思っていることでしょう」(前出・音楽関係者)家族に支えられ、聖子は永遠のアイドルであり続ける――。
2025年02月26日2月24日から午後の再放送枠で放送が開始された人気ドラマ『結婚できない男』。名作の再放送に絶賛の声が上がる裏で、一部シーンが”ある事情”によってカットされていたため、視聴者から残念がる声が上がった。’06年に放送された同作は、阿部寛(60)が演じる、仕事はできるが偏屈で皮肉っぽい独身の建築家・桑野信介が、夏川結衣(56)演じる女医との出会いを通して恋愛・結婚を模索する日常を描いたコメディ作品。平均視聴率16.9%、第50回「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」では最優秀作品賞、主演男優賞など賞を総なめし、社会現象となった。フジの”傑作ドラマ”との呼び声も高い。桑野のアシスタント役の塚本高史(42)ほか、草笛光子(91)や国仲涼子(45)、高島礼子(60)など豪華顔ぶれが出演する同作で欠かせないのが、女たらしの建築家・金田裕之だ。桑野は毎日、金田のウェブサイトを閲覧し「金田更新してる!」と一方的にライバル視していて、桑野のキャラクターを表す、同作における重要なスパイスとなっている。派手で遊び人風な金田を演じるのは高知東生(60)。’16年に覚せい剤取締法違反で懲役2年執行猶予4年の判決を受け、現在は薬物依存症などに苦しむ人々の更正を支援する活動を行っている。「高知さんの逮捕によって、’19年放送のシーズン2には高知さんの出演はありませんでした。これまでの多くの再放送でも高知さんの登場シーンが全てカットされたバージョンが放送されています。高知さんの逮捕からすでに9年が経ち、更生支援活動に携わってから久しいです。同作に出てくる個性的なキャラクターの魅力や、脚本の素晴らしさを伝える重要な役どころで、ラストにも関わってくるため、そろそろカットなしのオリジナル版が見られるかもと期待した視聴者も多かったのかもしれません」(テレビ局関係者)Xでは《休みの日に結婚できない男を再放送してくれるフジテレビ最高過ぎる》《結婚できない男の再放送してる!最高!!》《結婚できない男やってる。めっちゃ好き》などと再放送を素直に喜ぶ声も上がったが、高知の登場シーン全カットを嘆く声も。《この時間帯のフジドラマのリピートは大抵数分カットされているがもっと自然にカットして欲しい編集が強引過ぎるし金田はカットされてるし面白さが半減流すCMほとんど無いんだし番宣ばっか流すなら本編はノーカットにしてくれ》《結婚できない男が好きで見てたら、金田の名前は出てくるが写真は全カットで驚く 物語も微妙に分からなくなってる》《結婚できない男、いろんな所ちょこちょこカットしてるなぁ。このドラマはストーリーと関係ないちょっとした所が面白いのに分かってない。さすがフジ》《「金田更新してる!」の金田はナイスキャラだけに悲しい 最終回のバーで友達になる粋なシーンもカットかな…もう高知さんが何をしたのか忘れてるくらいですがTVはまだ映せないんですねぇ》当事者の高知本人も同日に自身のXで、同じく覚せい剤取締法違反で逮捕歴のある田代まさし(68)の出演する過去のコントが地上波で流れたことを喜ぶとともに《実は俺が過去に出演した「結婚できない男」も今日から再放送だったらしい。が、俺は名前も出演シーンも全カットされていた》と投稿。《事件から9年。頑張ってきたつもりでもこんな評価かと、自業自得とは言えがっくり落ち込む泣》と、更生が認められないことを嘆いた。Xでは《結婚できない男の再放送!高知東生がカットされてるわ〜なにがあったん》などと、カットの理由を忘れている人も。高知の金田が見られる日を、ファンは待ち望んでいる。
2025年02月26日「2月21日、フジテレビは夏の大型特番『FNS27時間テレビ2025』の放送を見送ると発表しました。4月に放送予定だった音楽特番『FNS歌謡祭』も中止になったと報じられています。深刻なスポンサー離れは、毎年恒例の大型番組にも影響が出ているようです」(芸能関係者)中居正広(52)の女性トラブルの余波が止まらない。騒動への対応が問題視されているフジテレビ。同局への出演を拒否するタレントも出ているようだ。「7月期のドラマに出演予定だった男性アーティストが降板したと一部で報じられたほか、連ドラ主演常連の元モデルの女優や2世女優など、フジテレビにNGを出している芸能人は続出しています。フジテレビの’24年度の広告収入は当初の予想より233億円の減収となると見込まれ、赤字転落。地方局の経営にも影響が出そうです」(前出・芸能関係者)そんななか、フジテレビで新たな撮影が始まろうとしている。「木村拓哉さん(52)主演の『教場』です。これまでテレビドラマとして放送してきましたが、今回は2部作の映画として製作されます」(制作関係者)’20年に単発ドラマとして第1弾が放送された『教場』。木村演じる冷酷な警察学校の教官が話題となり、’21年には再び単発ドラマとして、’23年には連続ドラマとして放送された。シリーズ第4弾となる今回の映画だが、実は製作がスタートするまでには紆余曲折があった。「当初は’24年春に単発ドラマとして放送する予定でした。生徒役のオーディションが終わり俳優陣は台本をすでに読み込んでいた’23年9月、突如制作がストップされることになったのです」(前出・制作関係者)■「緊張感を作り出す」生徒役の訓練も見学当時、フジテレビも『教場』の収録延期を認めている。「第1弾は視聴率15%超え、第2弾は13%超えだったのに対し、第3弾は平均視聴率9.8%とやや伸び悩みました。前評判がよかっただけに、木村さんもこの結果には肩を落としていました。“次こそは失敗できない”という思いが強く、納得できるまで脚本を見直すことに。その結果、収録を延期せざるをえなくなったという経緯でした」(前出・制作関係者)練り直した脚本で、満を持して製作が再開されたが……。「延期になった際に生徒役にキャスティングされていた俳優が再度キャスティングされています。ただ、なかにはスケジュールの都合で出演できなくなった人もいるようで、木村さんも胸を痛めているといいます」(前出・制作関係者)生徒役は物語の重要な役割を担う。それだけに木村は、生徒役との関係を築くことに腐心している。「生徒役のキャスティングには“共演歴のない俳優を”という木村さんの意向を反映させています。“『教官と生徒』という緊張感を作り出したい”というのが理由だそうです。生徒役の俳優たちはクランクイン前に歩行訓練など役作りのために警察学校に通いますが、過去作では木村さんはまさに“教官”のように訓練を見学していました。今作も2月中には生徒役の訓練が始まります。木村さんのクランクインは4月とまだ先ですが、見学に訪れるようだといいます」(前出・制作関係者)’20年のシリーズ1作目から5年。『教場』での白髪の姿はもはや木村の“新定番”となっている。「木村さんは、出演した作品の続編のオファーは受けないことで知られ、“続編嫌い”とも言われていました。しかし近年は“視聴者が待望しているなら”と考えが変わり、『グランメゾン』シリーズなどヒット作の続編には前向きになっています。そんな思いで、『教場』も4作目を快諾したそうです」(前出・制作関係者)前出の芸能関係者は言う。「今回の映画は製作費だけでも5億円もの予算が組まれています。窮地のフジテレビにとっては、この作品を成功させることこそ至上命題なのです。木村さんは『SMAP×SMAP』はもちろんのこと、月9ドラマへのレギュラー出演回数がもっとも多い俳優で、フジテレビは彼の飛躍の舞台の一つでした。“縁が深いフジテレビを救わなければ”と決意を燃やしているようです。そもそも今回の問題は、かつての仲間である中居さんがきっかけ。木村さんは尻ぬぐいをしなければという思いもあるでしょう」木村は、生徒役の俳優が成長した姿も見越している。「生徒役として多くの若手俳優が出演するので、未来のスターが潜んでいます。第2弾に出演した目黒蓮さん(28)がのちに同局系のドラマ『silent』でヒットを飛ばしたように、フジテレビに恩恵をもたらす人も出てくるでしょう。こうした好循環で、フジテレビが苦境から脱することを木村さんも願っているといいます」(前出・芸能関係者)崩壊の危機にあるフジテレビ。木村の男気で再建となるか――。
2025年02月26日(撮影:杉本大希)「“魅力的な詐欺師であり殺人鬼”という、頭と肉体を駆使して人を翻弄していく大変な役でした。でも、今だからこそ『これまでとは違うお芝居ができるかもしれない』という、自分への期待のような思いをもって挑みました」こう話すのは、ABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』(3月27日より放送開始)にて8年ぶりの俳優復帰を遂げる成宮寛貴(42)。同作は、強靭な殺意が渦巻くピカレスク(悪漢)物語であり、失われた愛と死が交錯するラブサスペンスとしても人気を得た作品。その原作者である天樹征丸(樹林伸・ゆう子姉弟による名義)とともに、撮影裏話を語ってもらった。樹林伸(以下・伸):気づけばナリとは長い付き合いになるね。最初に私たちの作品で演じてもらったのはいつだったかな?成宮:『金田一少年の事件簿』(01年、日本テレビ系)でのドラマデビューもそうですし、『ブラッディ・マンデイ』(08年、TBS系)でいただいた、とても魅力的なヒール役も自分のターニングポイントとなった作品でした。伸:当時、あるワイン会でナリと話したときに「絶対にいい!」と思ったんだよ。目が奥の方まであるというか、何を考えているかわからない感じがよかった。作者からするとイメージが合っていることが重要で、今回も最初から「ドラマにするならナリだよね」って。樹林ゆう子(以下・ゆう子):実は漫画を送り付けてたんだよね。成宮:3年ほど前ですよね。伸:そう。ナリから「日本に帰ってきました」って連絡もらってさ。成宮:その前までは、お二人もそうですし、業界の方には一切連絡をとっていなくて。「辞める」と決めていたので、ぜんぶ切り離して自分から距離をとっていたんです。伸:でも連絡をくれて。成宮:大切な人には、ちょっと連絡してみようって思って。ゆう子:それで一緒に飲んだんだよね、すごくいいワインを(笑)。伸:やばいやつ。味はどうだった?成宮:ホントに美味しかった!!それで「ワインは時間をかけて、ふわっと花開く」という話を教えてもらって。伸:ナリは8年ぶりの俳優復帰か。ゆう子:8年って熟成だね。ワインは人間と同じで、時間がたつほど複雑さを増すからさ。成宮:食事しながら、今回の作品をやらないか、という話になったんですけど、当時はまだ何も決まってなかったから、「うれしいんですけど……」という感じで。ゆう子:でもしつこく送り付けて。成宮:読んでみたら、これがまたすごい作品だった(笑)。伸:前半は読者をミスディレクションして、いい旦那さんだけど「ちょっとウソついているのかな」とか、なんとなく「不倫の話?」とも見せていきつつ、途中から「それどころじゃないだろう!」って。成宮:とんでもない殺人鬼で!ドラマは、物理的にセリフもかなり多くて大変でした。ゆう子:よくしゃべるからね。成宮:しかも言っていること全部嘘なのかよ!みたいな(笑)。とにかくいろんな顔がある役なので、表情や目を大事にしたくて。「長く目をあけていられるコンタクトがあった」と撮影中に思い出して、買いに行ったりしました。伸:ブランクは感じた?成宮:そうならないようにしたかったけど、現場で「あ、こういうときって、こうすればよかったんだな」とか、少しずつ思い出していく感覚がありました。身体も「もうひと絞りしないとダメだな」と思って、撮影合間にジムにも通って。ゆう子:アクセル踏みっぱなしだ。成宮:セリフ量も多いから「明後日にはとんでもないシーンが始まっちゃう」と思いながら、アクションでズタボロになっていたり(笑)。ゆう子:大変だったんだ。成宮:すごく!でも大変じゃないと面白くないですから。ゆう子:ワインも複雑なほうが面白いしね。ナリが演じる“美しい悪魔”を見られるのが楽しみ。伸:きっと想像を超えてくるんだろうね。これは期待するよ。成宮:いま思うと、「俳優には戻らない」という意識が強かったときに、樹林さんたちに声をかけてもらって、グッときたものがあったんでしょうね。またご縁をいただき、この作品で戻れて幸せです。
2025年02月26日立憲民主党の小川淳也幹事長(53)が2月23日、インターネット番組『ReHacQ』に出演。番組の中で突然涙する一幕があり、波紋を呼んでいる。この日は実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏(48)が番組のMCを務め、日本大学教授の西田亮介氏(41)とともに、立憲民主党の政策や小川氏が考える日本の将来像などについて討論するという内容だった。小川氏は立憲民主党の改革プランを聞かれると、「社会保障制度の再設計」と「食料とエネルギーの国産化」の二点を政治が直接手を入れるべき問題として挙げた。そのなかで、社会保障制度の再設計については、「高齢者の定義、年金支給年齢を引き上げる」「富裕層への支給抑制」などの案を出しつつ、「最近たどりついた私見」として、「高齢世代から現役世代に資産移転する仕組みを作る」のがもっともフェアだと主張した。続けて、相続税の控除額や税率を見直して課税を強化することの重要性を説いた小川氏に対し、リハックマというキャラクターに扮した番組プロデューサーの高橋弘樹氏(43)からこんな質問が。「散々な仕打ちにあってきて、ようやく資産5000万築いて、『よし、子どもに残せた』と思ったら『相続税を上げます』と言われて、『日本からいなくなるわ。そんなこと言われたら』と思ってしまうのではないかと。いち中年クマ(高橋氏)の5年後の有権者の気持ちにはどうお答えになりますか?」すると、小川氏は「僕もいわゆるロスジェネ世代の先頭なんです。94年に社会に出て当時バブル崩壊して何年か経った頃で、初めて氷河期と言われた時代で、たまたま就職はできたもののすごく厳しい環境でした。それから社会に出て30年、一度も本格的な好景気を経験していなくて、本当に世代的に言うとなんて言うんですか。本当に犠牲になった世代だと思うんですよ。そういうことは本当に申し訳ないと思う…」と自身の経験も踏まえて質問に答えるなかで声を詰まらせて泣き始めた。さらに、「私も娘が二人いて、本当に残してやりたいのは金じゃないんですよ。良い社会を残してやりたい。お互いが信頼できたりとか、お互いが攻撃し合わないで済んだりとか。この日本が本当に将来に向けて安心して暮らせるとか希望を持てるとか、そういう社会を残してやりたい」と嗚咽交じりに主張。最後に、「子どもに残せるものがあるとすれば、薄っぺらい金じゃなくて、信頼に足る社会を残してやりたいと(有権者に)説得をするしかないんですけど、それがどこまで通るのか通らないのかはわからない。それが有権者の望んでいることなのか望んでいないのかわからない。だけど、そうじゃないとこれから先の日本はどうなるんだ」と危機感を訴え、ハンカチで涙をぬぐった。この小川氏の突然の涙に対し、西田氏が「何のドラマですか?」と思わずツッコミを入れるなど、一時スタジオは騒然となった。視聴者からは動画のコメント欄に厳しい声が多数寄せられている。《愚かな増税ばかりして、泣きたいのは国民の方この上、相続増税!?》《国民は泣くに泣けない苦しみを味わってます。消費税25%にするとか狂ってるし》《涙を流す人にこんなに冷めた気持ちになったの初めてです》《悔しくてもぐっとこらえて自分の意見と国の為にはって気持ちあるなら踏ん張って話ししないとだめよな、泣くような甘えで国を左右するような事がまともに出来るわけがない》涙を力に変えて、国民のための改革をしてほしいものだが……。
2025年02月25日2月24日、所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT」を通じて一般女性との結婚を発表したSUPER EIGHTの大倉忠義(39)。同グループの現役メンバーとしては初の既婚者となる大倉に、Xでは《おめでとう!末永くお幸せに》《大倉さんならきっと素敵な家庭を築けるはず》など祝福の声が殺到した。しかし思わぬ発表に衝撃を受けたファンも多いようで、ネット上には《婚期逃したって8ヶ月前に言ってたのに……》《大倉さんクラスだと、婚期逃してもまたすぐ来るってことか》《まだ結婚しないと思ってただけにめっちゃ驚いた!》と動揺する声もあがっている。というのも大倉はこれまでに、たびたび自身の結婚観について明かしていたためだ。「2019年放送の『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ系)では、『子どもは欲しいけど、お金を取られたくない』『離婚したら金銭が発生するじゃないですか』などと結婚に対してかなりネガティブなことを口にしており、《彼氏がこんなこと言ってたらこれはちょっと引くかも》との声があがったことも。アイドルとしてファンを思いやったリップサービスだったのかもしれませんが、結婚には消極的な印象でした」(芸能ライター)2024年8月の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)では、「僕だらしないんですけど、すごくキレイ好きな人を好きになって。でも一緒にいると(女性は)気になってくるじゃないですか? 『なんでしないの?』ってオカンみたいになっていく。そういうのやめてほしいんですよね」とも語っていた大倉。女性に求める理想像をかなりしっかり持っている様子だった。一方で「生活する上でいろいろストレス抱えるじゃないですか?仕事現場でも人間関係でも。家に帰ったら癒やしになったらいいなと思うんですよ」とも話している。2022年には女優・広瀬アリス(30)との交際も報じられ、「結婚目前」とも言われていたが、破局に至ったのは大倉のこだわりもあったのかもしれない。「広瀬さんとの破局が昨年4月に報じられた後、大倉さんは6月にファン向けのブログで自身の“婚期”について言及しました。そこには事務所の後輩であるWEST.の小瀧望(28)となにわ男子の大西流星(23)と食事に行った際の会話の様子が綴られていました。小瀧さんに『結婚は諦めたんですか?』と聞かれ、大倉さんが『諦めてへんわ!』『相手おらんけどな』などと答えたところ、大西さんに頭をヨシヨシされ、その瞬間に本気で『俺は婚期を逃したんだな』と思ったそうです」(前出・芸能ライター)このエピソードは、前述の『あざとくて何が悪いの?』でも披露。「(結婚は)20代後半ぐらいから意識してはいるんですけど、全く縁がないですね」とも話していただけに、大倉の結婚はまだまだ先の話だと考えているファンも多かったようだ。今回の一般人女性との結婚は、“匂わせ”も事前報道もなく徹底ガードでの発表となったことがファンから評価されている。「婚期を逃した」発言も、アイドルとしての立場を貫き通し、ファンに配慮したものだったのだろう。
2025年02月25日三崎優太 MISAKIチャンネルより連日各地で行われている「財務省解体デモ」。2月21~24日に東京・霞が関の財務省前で行われたデモには大勢の参加者が集まった。「昨年11月頃からXを中心としたSNSで、増税や緊縮財政に対する反発の声が広がり、財務省批判がかつてないほど高まってきました。12月頃から“財務解体”を掲げたデモが東京・福岡・大阪など各地で行われており、参加した人たちが“増税反対”“消費税廃止”といたシュプレヒコールを上げています。参加人数にはばらつきがあるようですが、21日のデモは霞が関に1000人以上が集まるなど、かつてない規模となりました」(社会部記者)Xでは今回のデモの様子を撮影した映像が広く拡散されるなど、大きな盛り上がりを見せている。同時にこんな声も沸き起こっている。《このデモを一切テレビで報じないのがメディアの闇》《頼むから、財務省解体デモをきちんと取り上げて欲しい》《オールドメディア、特にテレビは完全に無視》テレビや新聞が、今回のデモを取り上げず“封殺”しているという主張のようだが……。「首都圏のデモについては、21日の霞が関周辺の様子を翌日に『テレ東BIZ』が報じ、24日に『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)もデモの様子を取り上げていました。さらに、同日配信の『FNNプライムオンライン』では、デモの様子と共に、国民民主党・榛葉幹事長の『財務省の前で1000人規模のデモがあったらビッグニュースだよ…国民の悲鳴だね』という見解を伝えています」(前出・社会部記者)とはいえ、うねりを見せ始めているデモだけに、メディアにもっと大々的に報じてほしいという声も多い。元兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)は23日、Xで《「財務省への怒りのデモ」は大きく盛り上がり、全国に広がりつつある。この動きは報道すべき「事実」だ。SNSでその様子が拡散される一方で、テレビ局が黙殺を続けることは、国民の信頼をさらに失墜させる対応だ》と訴えた。さらに、チャンネル登録者数490万人超の“大物”YouTuber・ヒカル(33)も、23日に「マスコミが財務省解体デモについて報じないから代わりに僕が広めます」と題した動画を公開。実業家の林尚弘氏(40)を開設者に迎え、“マスコミが報じない財務省解体デモを報じてほしい”という視聴者の要望に応えた。ヒカルが、「なんでメディアが報じないんですか?」という質問をぶつけると、林氏は「そこまで大きなことになってない」と返答。これに対し、ヒカルは「デモで30万以上ツイートされてますよね。YouTubeの急上昇1位の動画が財務省解体デモのことだったりする。それだけ大ごとになってるのにYahooニュース、テレビも報じない。テレ東が軽く触れたのは見たんですけど。でもそれぐらいしかやってないのは、違和感すごいですよね」と納得しかねる様子だった。24日には、「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏(35)も「テレビでは報じられない財務省解体デモに突撃してみた」と動画を公開。生活苦にあえぐ視聴者の声が多く寄せられているとしたうえで、「こういう色んな人の声をYouTuberやインフルエンサー、著名人が発信しなかったら埋もれてしまうわけですよ。これが日本の歴史だと思っていて。でもようやく変われるような気がするなと思います」と願いを込め、霞が関でのデモ参加者へのインタビューを敢行。カメラを向けられた参加者たちは、「(財務省に)国民は怒ってるんですよ」「(参加した理由は)未来、日本のためですよ」などと応じ、一部のデモの主催者だという経済評論家の池戸万作氏は、「(夏の参院選は)財務省に対してのスタンスを争点にして国民の信を問うのが一番大事だと思っています」と語っていた。いっぽう、デモ自体に懐疑的な著名人も。実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏(48)は2月15日のYouTube配信で、「財務省の前でいくら叫んでも解体されません」としながら、「財務省を変えるのであれば、選挙で政治家が財務省を解体するという法案を作らないと変わりません。なので、財務省をこう変えるんだ、という政治家に投票すべき」と述べていた。
2025年02月25日2月22日、俳優の木村拓哉(52)がYouTubeチャンネルを更新。動画内で見せた振る舞いにファンからは称賛の声が寄せられている。木村が公開したのは、「【木村さ〜〜ん!】木村拓哉「無印良品」へ行く!」と題した動画。生活雑貨や家具の販売店「無印良品」を約15年ぶりに訪れた木村が、店頭スタッフおすすめの商品を紹介するという企画だ。入店してすぐに木村が案内されたのは、SNSでも話題沸騰中だという「水回りの汚れ用掃除シート」が陳列されたコーナー。スタッフが商品を棚から一つ取り、アピールポイントを解説すると、木村は「じゃあ、お世話になっといた方がいいんですかね」と購入を決めた。そして、次に木村が取った行動に、視聴者の注目が集まった。店頭スタッフが陳列棚から商品を取ったことで、棚に商品一つ分の空きスペースができることに。それに気付いた木村は、棚の下に設置されたストック箱から商品を一つとりあげ、空いたスペースに自ら商品を補充。木村はスタッフが手にした分と、ストックから取った分の2つを購入用にしており、棚はきれいに整った状態に戻っていた。あまりにもスムーズな動きに、スタッフも思わず驚いたような表情を浮かべる。2秒ほどの場面だったが、このスマートな振る舞いには、動画のコメント欄やXでもこんな声が上がっている。《普段からやってないと、発想すらなかなか出てこないレベルのことだと思う》《これカメラの前だからやろうとかそんな行動じゃないと思う。日頃からやってないとこの感じで動けない》《接客業やレジのバイトしたことないだろうに、なぜ気がついてしかも実践できるのか…凄い》《商品陳列まで整えてくれるスーパースター、こんなんされたらもっと好きになりますて》木村の“気遣い”は、以前にもファンを驚かせたことがあった。「昨年8月に木村さんのYouTubeで公開された動画で、木村さんはファミレスで注文したパスタにかけるため、タバスコを一度手に取ったのですが、ケースに並んでいた複数の瓶のうち、一番後ろにあった中身が少ない物に持ち替え、かけ終わった後はその瓶がケースの一番手前に来るように並べ替えたんです。こうした細かな気付きに、当時も視聴者からは称賛の声が上がっていましたね」(女性誌ライター)常に洗練された“配慮”が称賛を浴びる木村。次はどんな振舞いでファンを魅了してくれるのか。
2025年02月25日2月24日、『国民が選ぶ!志村けんの爆笑ベストコント 30』(フジテレビ系)が放送された。この番組は『ドリフ大爆笑』、『志村けんのだいじょうぶだぁ』、『志村けんの バカ殿様』に登場した志村けんさん(享年70)の1万作品以上のコントのなかから、志村さんにフィーチャーしたコント30作品を厳選。その30作品を視聴者投票によってランキング形式で紹介するというものだ。「この番組は、志村けんさんのコントの足跡をたどり志村さんの歴史の集大成を視聴者の皆様と振り返るという趣旨で制作しており、当時の映像をそのまま使用しております」との注意書きとともに、かつてのコントをほぼそのまま放送した今回の企画。コント「じいさんばあさん」では、男性器の名称を志村さんが口にしたり、「変なおじさん」では志村さん演じる“変なおじさん”が、チアガールが使ったストローで飲み物を飲んだり、ホルンの風圧でチアガールのスカートをめくったりするなどのシーンがそのまま放送された。さらに、コントの映像には覚せい剤取締法違反による逮捕・服役を経て、現在はYouTuberなどとして活動する田代まさし氏(68)の姿も。例えば「どっちにつくんだ?」というコントで田代氏は、桑野信義(67)と敵対する親分役を演じることに。「雨乞いの祈祷師」では志村さん演じる祈祷師の助手役を演じ、二人で奇声を上げていた。また番組の中で1位と2位のコントは『ひとみばあさん』と『バカ殿様』で、その両者で田代氏はコントの準主役として活躍し、志村さんと長い掛け合いをしていた。事件の影響からこれまで過去VTRなどでテレビ出演する際にはぼかしをかけられてきた田代氏。そのため、今回の登場に対し、Xでは視聴者から《田代まさし放送して良いんだ》《うわ。志村けんのコント映像に田代まさしが》と驚く声が上がっていた。「SNS上では田代さんの出演や過去のコントをそのまま放送できたのは、フジテレビのスポンサー離れによるものではないかとの指摘もあがっていました。ただ、番組の投票自体は、騒動前の今年1月1日から実施していたのと、田代さんの地上波復帰は昨年末の『超しらべてみたら』(フジテレビ系)でのことなので、騒動と今回の番組作りは直接的な影響はないと思われます」(テレビ局関係者)志村さんの笑いは、今も変わらず愛されているようだ。
2025年02月25日市川実日子(映画「ルート29」会見)※この記事ではドラマ本編の内容に触れています。バカリズム(49)が脚本を手がけ、市川実日子(46)が主演するドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)。コメディドラマでありながらも、物語が進むにつれてファンの考察が盛り上がっている。主人公は、富士山麓のビジネスホテルで働くシングルマザーの遠藤清美(市川)。ある日の仕事帰りに交通事故に遭いそうになったが、同僚の高橋孝介(角田晃広)によって命を救われることに。その際、高橋は超人的な身体能力を見せ、正体が「宇宙人」であることが明らかになった。以降、清美は高橋の能力で日々の些細な問題を解決してもらっていたが――。2月23日に放送された第7話では、ホテルの長期滞在客・村上博貴(小日向文世)の衝撃的な告白が注目を集めた。ある日の朝、出勤前にホテルの前で村上と遭遇した清美。村上から「僕、もうすぐホテルを出ようと思っててさ」「そろそろ戻らなくちゃいけなくてさ」と打ち明けられ、「寂しくなりますね」とポツリ。すると村上は、「寂しいね。ホテルももうすぐなくなっちゃうでしょ?」と切り出した。驚いた清美は村上を問いただし、昼休みにコンビニ前で待ち合わせることに。清美が「なんでご存じなんですか?」と改めて尋ねると、村上は躊躇いながら「遠藤さんには色々と良くしてもらってるし、最初から全部話すね」と前置き。「今からちょっと信じられないような話をするけど、とりあえず最後まで聞いてもらえる?」とし、「何で僕がホテルがなくなることを知ってるかっていうと、実は僕、未来人なのね」と告白したのだった。物語はここで終わり、次週へと持ち越されたが、Xでは村上の正体に関する考察が大盛り上がり。なかでも注目を集めているのが、“村上がある登場人物と同一人物ではないか”という見立てだ。「第4話では、ホテルの宿泊客である受験生がチェックアウト時に受験票を忘れ、高橋さんが“宇宙人パワー”で受験会場まで届けるというエピソードがありました。ドラマでは受験票が大きく映し出されるシーンがあり、名前の欄には『上村貴博』と記載されていました。さらにこの漢字を入れ替えると、ホテルに長期滞在している村上さんの名前と合致します。つまり村上さんの正体は、“未来から来た受験生では?”といった考察が広がっているのです。第7話では受験生が再び登場し、大学入学前に家族とホテルに泊まりにきていました。ロビーではその様子を静かに見守る村上さんの姿もあり、清美さんに“昔ここに泊りにきたことがある”と明かす場面もあったので、伏線だと見る視聴者もいたようです」(テレビ誌ライター)実際にXでは、《ホットスポット、未来人の村上博貴って受験生の上村貴博の未来の姿ってこと、、?》《村上博貴上村貴博絶対なんかある》と推察する声が。この考察に対しても、《わ!これは気づかなかった!!》《めちゃくちゃ鳥肌たった》《うわ、凄い発見です》と驚きの声が広がっている。果たして、小日向演じる「未来人」の正体は考察通りとなるだろうか?
2025年02月25日2月24日、アイドルグループ「SUPER EIGHT」の大倉忠義(39)が、所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT」の公式サイトを通じ、こう発表した。《この度、大倉忠義は結婚する運びとなりました。そして、小さな命を授かりました。お相手は一般の方になりますので、温かく見守っていただけますと幸いです》’04年8月に「関ジャニ∞」としてデビュー以来、後輩グループのプロデュースにも力を入れるなど、20年以上にわたって事務所を牽引してきた大倉。40歳を目前に控えた突然の結婚&おめでた発表にXでは祝福の声と共に、こんな反応が寄せられた。《最終的にすっぱ抜かれもせず匂わせもせず一般人と静かに結ばれたの本当にめでたすぎる》《相手も一般人だし本人も相手も何も匂わせしないからびっくりしたけどおめでたい》《お相手は一般人で匂わせもないなんて完璧すぎる!!》というのも、大倉はこれまでに数々の有名人と浮名を流してきたことで知られている。「’14年9月に『FRIDAY』でタレント・芹那さんとの熱愛が報じられました。当時すでに交際期間は1年半以上に及んでいたようですが、翌10月に破局が報じられています。そのほか、’16年7月に俳優の吉高由里子さん、’22年1月に広瀬アリスさんとの交際が報じられてきました。特に広瀬さんとは一部で“結婚を視野に交際”と報じられていましたが、昨年4月に破局が報じられています。芹那さんとの熱愛発覚時には、彼女のSNS上での写真が“匂わせ”と一部ファンから反発を招いたり、吉高さんとの交際では2ショットを写真週刊誌に目撃されました。しかし、今回のお相手は、結婚発表まで写真はおろか交際情報まで発覚しておらず、今のところ双方ともに“匂わせ”のような行為も目撃されていません。こうした“徹底ガードぶり”を、ファンも評価しているのではないでしょうか」(女性誌デスク)また、これ以外にも、大倉の発表が称賛を集める理由があるという。「SUPER EIGHTは昨年12月から今年1月にかけてデビュー20周年を記念したライブツアーを敢行しました。大きな節目のツアーですから、グループにとってもファンにとっても大切な時期。そうした行事から一段落ついた後の発表には、ファンへの配慮が感じられます。そもそも、大倉さんはグループでの活動を何よりも大事にしています。関ジャニ時代の’22年4月に右低音障害型難聴と両側耳鳴を理由に活動休止を発表しましたが、これはグループの活動に万全の状態で打ち込むためだったといいます。実は、’19年に元メンバーの錦戸亮さんが脱退した際、大倉さんは“解散”が頭をよぎったとラジオで打ち明けていたんです。ただ、SMAPやV6活動に終止符を打ち、同世代の嵐も活動を休止するなかで、大倉さん含む残りのメンバーは“誰1人欠けることなく5人で関ジャニを死守しよう”という掟を定めたといいます。そんな強固な思いがあるからこそ、ファンも大倉さんの私生活を尊重しつつ、結婚が発表されても祝福の声が多いのではないでしょうか」(前出・女性誌デスク)大倉は冒頭に続け、こうも綴っている。《ファンの皆様、関係者の皆様の支えのおかげで、グループも20年を超えることができました。今後も変わらず応援していただけるよう、そして、後輩の力になれるよう、一層の努力を重ねてまいります》新たな支えを得た大倉は、さらなる躍進を遂げることだろう。
2025年02月25日最愛の家族に手をかけてしまうという残酷な事件が後を絶たない。尊厳ある死を支えるために必要な介護のはずが……(写真:Michiko Design/PIXTA)「介護疲れが背景にある“介護殺人”や“介護心中”の事件は、平均して年間40件にのぼるという調査もあります。ほとんどが老老介護におけるもので、60歳以上の親族が加害者となっています。今後、介護サービスを受けられない人が増えた場合、家族の負担が増し、同様の事件が増える可能性は否定できません」そう警鐘を鳴らすのは、鹿児島大学教授で、社会保障問題に詳しい伊藤周平さんだ。“年間40件”ということは、およそ9日に1度の頻度で介護殺人や心中事件が起きていることになる。先月9日には、2022年に介護中の母親(当時92)の首を絞めて殺害したとして殺人罪に問われていた東京都在住の男性(61)に、懲役4年の実刑判決が下った。「この男性は、認知症の母親と2人暮らしでした。彼は、フレンチシェフだったそうですが、母親が要介護5に認定されたことがきっかけで離職。母親の年金で生活しながら介護に専念する中で貯金が底をつき、経済的にも追い込まれたことが犯行動機の一因になったとみられています」(全国紙記者)ほかにも、2024年11月には、神奈川県に住む男性(84)が、要介護者の妻(81)を絞殺。歩くのもおぼつかなくなった妻の介護を続けるなかで、「先を悲観して」の犯行だったという。同様の悲惨な事件は後を絶たない。介護をする人が、なぜそこまで追い込まれてしまうのだろうか。■政府の目標は“介護離職ゼロ”だが…介護殺人に関する裁判を傍聴してきた介護ジャーナリストでオールアバウトガイドの小山朝子さんは、事件の背景をこう推察する。「介護殺人や心中に及ぶ動機は、複合的です。特に男性の場合は、人に相談できず1人で抱え込みがちに。さらに、介護離職や近年の物価高による『経済的な困窮』も要因のひとつとなっています」(小山さん)親の介護によって仕事の両立が困難になり、やむをえず離職をする“介護離職”は深刻な問題だ。「政府はかつて“介護離職ゼロ”の目標を掲げていました。しかし減少は見られず、むしろ微増しています。現在でも、年間約10万人が親族の介護を理由に離職しているのです」(前出・伊藤さん)加えて、介護サービスの自己負担率上昇も追い打ちをかけている。「介護保険制度が始まった当初は、すべてのサービスは基本的に1割負担でした。しかしここ20年の間に、所得に応じて2~3割負担に引き上げられているのです。介護離職等で定期収入が途絶えた場合などは、たとえ1割負担でもきつく、サービスの利用を控える方も増えています」(前出・小山さん)たとえば週に2回デイサービスを利用すれば、その間だけでも家族は休息が取れる。しかし金銭的理由でサービスの利用をやめると、家族の精神的・肉体的負担は蓄積するいっぽうになってしまうのだ。さらに恐ろしいのは、介護サービスを受ける側の経済的理由のみならず、サービスを提供する側にも大きなひずみが生じているという実態だ。東京商工リサーチのデータによれば、2024年の「老人福祉・介護事業」の倒産件数は172件と過去最多になった。いままでの倒産件数と比べても、急激に増加していることがわかる。このうち約半数が、在宅での介護を支える訪問介護事業者(81件)だ。「NPOわかば」(東京都世田谷区)の代表でケアマネージャーの辻本きく夫さん(74)も、「3月をめどに訪問介護サービスを休止する予定だ」と肩を落とす。「私自身も高齢ですし、とにかくヘルパー不足で求人を出してもまったく応募がないためです」「NPOわかば」では、介護保険が始まった2000年から訪問介護サービスを提供してきた。「多いときは80人ほどの利用者がいましたが、現在は10人。サービスを受けたい人が減ったのではなく、人手不足のため定員を減らさざるをえないんです」(辻本さん)介護職員の人手不足は深刻だ。厚生労働省の試算によれば、介護を必要とする人が十分なサービスを受けられるようになるには2040年度までに介護職員を約57万人増やす必要があるという。しかし、実際には真逆の減少が進んでいる。同じく厚生労働省の調査によれば、’23年度の介護職員数は、前年度比2万9千人減少で212万6千人に。介護需要とともに増え続けてきた職員数が、はじめて減少に転じたのだ。なかでも、在宅介護を担う“ヘルパー不足”は深刻で、有効求人倍率は14.14倍と高止まり。ヘルパーの平均年齢も50~60代と高齢化しているーー。「こんなに人手不足が深刻化しているにもかかわらず、国は手を打つどころか、昨年訪問介護の基本報酬を2%以上引き下げたのです。待遇が下がったのですから、現場の人手不足が解消されるには程遠い状況です」(前出・伊藤さん)これらの理由から、昨年、訪問介護を中心に事業者の倒産が加速したと考えられる。前出の小山さんによれば、実際に、ヘルパーが突然来なくなるという事態も多く起こりうるという。「いつも来ていたヘルパーが突然来なくなると、認知症の利用者は不安を感じ、穏やかに過ごせなくなることもあります。次のヘルパーがすぐに見つかるとは限りませんし、仮に見つかっても、信頼を築くまでには時間がかかります。その間、家族には大きな負担がのしかかるのです」(前出・小山さん)ギリギリのところで耐えている介護者にとっては、こうした負担も、介護殺人などの引き金になりかねない。出の辻本さんは、もともとは昨年6月に訪問介護サービスを休止する予定だったが「利用者を路頭に迷わせるわけにはいかない」と、すぐに打ち切らずに、今いる利用者を別の事業者に引き継ぐまで、何とかサービスを延長してきたという。人の命がかかっている以上「たとえ赤字でも続けるしかない」と現場の努力にゆだねられている部分もあるのだ。■90歳一人暮らしでも「訪問介護」足切りの現実さらに驚くべきは、身のまわりのことが1人でできない独居の高齢者でも、訪問介護が受けられないケースがあるということだ。NPO法人「暮らしネット・えん」(埼玉県新座市)の代表理事で、訪問介護やグループホームなどを運営する小島美里さんは、こう苦悩を明かす。「当事業所でも、90歳の独居女性の訪問介護を受け付けられなかったことがあります。その方は、骨折したあと病院でリハビリを受け、自宅に戻ったばかりでした。買い物や掃除が困難なため当事業所にヘルパーを依頼されたのですが、女性の介護度は『要支援2』。人手不足でお断りせざるをえませんでした。ケアマネージャーは、よそもあたったそうですが、『その介護度に充当できるヘルパーはいない』と言われたと……」ヘルパーが不足していると、家事援助よりも身体介護が必要な利用者が優先されてしまう。その結果、90歳の独居女性であろうとサービスが受けられないという、残酷な事態も生まれてしまうのだ。一方で人口の少ない地方では、都市部とは違った問題が生じている。全国老人福祉施設協議会の副会長、小泉立志さんは「地方は、利用者の減少によって、訪問介護事業が成り立たなくなっている」と続ける。「当法人では、岡山県下で高齢者福祉施設や障害者施設等を運営していますが、以前は山間地域で訪問介護事業も行っていました。しかし岡山の山間部では、数年前から高齢者人口が減少に転じ、常勤ヘルパーを雇うと採算が合いません。赤字が膨らんでいき、’18年に訪問介護事業は閉鎖しました」閉鎖直前にいた利用者はたった5人。皆、同地域の別の事業者に引き継いでもらったという。ニーズがある限り、高齢者を見捨てるわけにはいかないだろう。奈良県にある人口約2800人の十津川村で、細々と訪問介護事業を続ける社会福祉協議会の職員Aさんも、こう吐露する。「十津川村は日本でいちばん面積の広い村なので、訪問先に行くまでに車で少なくとも1時間はかかります。1人のヘルパーが1日に何軒も回れませんから、複数の職員を雇う必要があるのですが……。そのためにはある程度の利用者がいないと採算がとれません」昨年の十津川村の訪問介護利用者は、2年前から2割減って、約60人。昨年の基本報酬2%減も響いているなか、これ以上利用者が減少すると「今以上に赤字が膨らんで、事業の存続が危うくなる可能性もある」という。「厚生労働省は、事業者が職員に研修を行うなどすると加算する“処遇改善加算”はアップしてくれましたが、それらの加算はすべて職員の賃金にしか充てられません。ガソリン代などの経費には充当できないので、物価高騰が続く限り経営は厳しいままなんです……」(前出・Aさん)ここまで、介護サービスの中でも特に“介護崩壊”が進みつつある訪問介護サービスの実態を見てきた。「訪問介護サービスが受けられないなら施設に入ればよい」と思った人もいるかもしれないが、それも簡単なことではない。「立地がよく、比較的低料金の『特別養護老人ホーム』は入居待ちの場合が少なくありません。また、低料金が売りの『有料老人ホーム』は増加しているものの、昨年は倒産も18件にのぼりました。突然、閉鎖されて入居者が取り残されるという事態も生じています」(前出・全国紙記者)昨年10月、ドクターハウスジャルダン(東京都足立区)という住宅型有料老人ホームが突然閉鎖を発表したニュースは記憶に新しい。現場には、置き去りにされた入居者とともに、使用済みのおむつや、汚れたままの食器などが散乱していたという。「賃金の未払いを理由に、多くのスタッフが一斉に辞めたことが倒産の原因です。じつに94人の入居者が取り残され、東京都や足立区が急ぎ受け入れ先探しに奔走しました。最終的に次の入居先が決まりましたが、渦中で体調を崩す方もいました」(足立区職員)このケースは、短期間で手広く事業展開した民間企業の経営の甘さが原因だったと見られている。だが、昨今の物価高と人材不足による経営悪化から、同様の倒産が今後増えることが懸念されている。このように訪問介護サービスは停止、施設も倒産となれば“介護保険あってサービスなし”の状態になるのも時間の問題だ。サービスを受けたくても生活が困窮していて受けられない。お金はあるが、サービスのキャパシティが少なく受け入れてもらえない……。これらの余波として、介護殺人や心中以上に増えることが予測されるのが、うつなどによる自死だ。「警視庁の発表によると、年間約2万人の自殺者のうち、介護や看護疲れが原因とみられる自死が令和5年度で348件もあります。介護サービスから漏れる人が増えれば、介護うつによる自死も増加する可能性が指摘されています」(前出・全国紙記者)こうした悲劇を生まないために、日本はどうすればよいのだろう。「まずは、介護職員の給与を増やしていくような待遇改善が必須です。そのほか、今の日本にほとんどない家族介護者のケアも不可欠だと考えます。たとえばドイツでは、家族介護者と要介護者の間に就労関係を認め、現金給付を行うことで人材不足と離職による収入減を緩和しています。こうしたことを実現するためには、低所得者ほど負担が大きい介護保険制度ではなく、税金で財源を確保すべきでしょう」(前出・伊藤さん、以下同)今年は、団塊の世代が全員75歳以上となる“2025年問題”にも直面している。「国民の約5人に1人が後期高齢者になったわけですから、希望してもサービスが受けられない事態になってきています。今のままでは、すべて実費で支払える富裕層しか介護を受けられない時代になるのも時間の問題です」介護崩壊は確実に始まっている。今のままでは介護殺人や心中、自死といった悲劇がさらに生まれるだろう。どんな人でも尊厳ある最期を迎えられるよう、国にはしっかりと対応してほしいものだ。
2025年02月25日