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「いまやPCやスマホを使って自宅はもちろん、どこにいても仕事ができる時代ですから“在宅ワーク”という言葉も珍しくなくなりました。ただ実際に働くには、ある程度のビジネスのルールを知っておく必要がありますね」 そう話すのは在宅ワーカーの支援をする「フラウネッツ」理事長の宮田志保さん。この在宅ワーカーとは、おもにインターネットを使って仕事をする個人事業主のこと。介護中や子育て中でも、自分で時間の管理をしながら仕事ができるため、希望者が増えている。 では具体的に、どんな仕事が求められているのか?そこで今回、仕事にブランクのある主婦向けに開設されたサイト「シュフティ」に掲載中の案件から、すぐにでも始められそうな仕事をピックアップ!(「シュフティ」より抜粋。※なかには募集を終了しているものもありますのでご確認を) 【在宅コール】マーケティング会社 居住地域:全国。報酬例:1件10円。仕事の詳しい内容:アンケート資料を送付した方にお電話する簡単な仕事です。自宅でご自分のペースでこなしていただきます。土日も稼働いたします。 【英文翻訳者】商社 居住地域:全国。報酬例:1件3,000~1万5,000円/月額5万円以上可能。仕事の詳しい内容:英語の翻訳経験者優遇。企業の英文議事録などを翻訳していただきます。月に10件以上できる方が望ましいです。 【公園/テーマパークの写真撮影・施設情報作成】メディア運営会社 居住地域:全国。報酬例:1件800円。仕事の詳しい内容:公園やテーマパークの写真撮影とおすすめポイントを仕様に沿って作成していただくお仕事です。 【女性向け日用品・家電・掃除グッズなどの商品を紹介する文章作成のお仕事】Webサービスの企画・開発会社 居住地域:全国。報酬例:1件1,500円。仕事の詳しい内容:キッチン用品や生活雑貨など、指定ジャンル・商品の紹介記事を書くお仕事です。週に3記事以上書ける方を募集。 【居酒屋の覆面調査】マーケティング・リサーチ会社 居住地域:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県。報酬例:1件8,000円(飲食費込み)。仕事の詳しい内容:指定の居酒屋を訪問し、スタッフの接客態度や料理の提供内容、店舗清掃状況等を評価する調査です。調査終了後、簡単なアンケート記入・提出をしていただきます。※「写真撮影」「時間計測」もあります。 【街のお店や塾などの口コミを収集】国内大手不動産会社 居住地域:都内23区。報酬例:1件100円。仕事の詳しい内容:いつも皆さんが利用している店舗について、評価やレビューの回答いただきます。利用頻度・品ぞろえ・価格などのレビューおよび採点(5点評価)です。 前出の宮田さんは、在宅ワークについてこう語る。 「何を軸にして仕事をしていくかは人それぞれ。人生のモチベーションを上げるのか、ただ稼ぎだけを求めるのか、それによって選択肢も変わってきます。いずれにしても、楽しく長く継続していけるかが鍵になると思います」
2018年02月02日「家のことが大変で今お勤めは無理……」と諦めている女性は多い。だが、ネット環境の成熟により自宅で好きな時間にできる“在宅ワーク”が急増中だ。なかには、“好きなことを仕事にできたら”と頑張ってきた在宅ワーカーも。そんな、在宅ワークの世界で活躍する読者の体験レポート。題して、私たちはこうして“やりがいのある仕事”を見つけました! ■「縁起物アイシングクッキーの販売」鳥越まりこさん(25) 「大学時代、お菓子のコンテストで優勝できなくて。もっと見た目に訴えかけるものを作ろうと、アイシングクッキーの世界に入りました」 鳥越まりこさんの作る焼き菓子は見た目に麗しく、かつ美味と評判だ。2年前に「菓子屋KICHO」を個人間で作品を売買するハンドメイドマーケットサイト「ミンネ」に出店、お祝い用の「めで鯛」(5個入り2,280円・送料別)は製造が追いつかない人気ぶりだ。食品の販売はハードルが高いと言われる。 「東京都で販売資格を取得しました。“厨房の基準”は厳しいものなんですが、自宅を新築する際に、親にお願いして作ってもらいました(笑)」(鳥越さん) もとは知り合いだけに届けていたが、注文が多くなってきたころ、自分でウェブショップを作ろうとしたが挫折。 「そんなときミンネを知りました。手数料も安くて、とても居心地のいいサイトです。全国から注文をいただくのですが、自分の商品が北海道とか九州に届くと思うと感慨深いですね。いま学生生活と2足のわらじなので、イベントのとき以外は週1日しか作れません。純利益は2万円くらい。それでもミンネさんで販売するとメッセージやレビューがいただけるので、とてもやりがいを感じています」(鳥越さん) ■「グルメサイトでレポート執筆」中村真以子さん(31) 「ママがお仕事のときはね、ワタシ、静かにしているの」 ここは、グルメ記事の執筆に励む中村真以子さんの自宅リビング。長女の柚月ちゃん(4)がママのパソコン画面をそっとのぞきこむ。生後6か月の次女はお昼寝中。こんな午後の静かなひとときや、娘たちの就寝後の数時間が、中村さんのお仕事タイムとなる。 「夢中になって書いていて、気がつくと深夜1時ごろになっていたことが……。でも楽しいのでやめられない。続けて2~3本書く日もあります」(中村さん・以下同) 中村さんは妊娠を機に退職。出産後は再び働きたいと思っていたが、東京では驚くほど保育園は狭き門だった。 「はい。保育園、落とされました。それでも娘が1歳になったときに、やっぱり私、働きたいと思いはじめて……。そんなとき、主人がネットで探してくれて『こんな働き方もあるよ』って」 それは、在宅ワークの求人募集サイトだった。 「大手2社にも登録しましたが、やりたい仕事といちばんマッチングできたのが『シュフティ』(仕事にブランクのある主婦向けに開設された、在宅ワークのマッチングサイト)でした」 中村さんの前職は、アパレル会社のカタログ製作担当。文章を書くのは得意だった。 「もともと食べ歩きや、お料理も好きだったので『グルメサイトのリライト』の案件に応募しました。最初は食材の説明文と3本ほどのレシピを書く仕事だったかな」 書き方や写真のチョイスなどは担当者とチャットでやりとり。このときの報酬は1,000文字ほど書いて300円――。 「当時、その単価が適正なのかはわからなかったけれど、トライアルだと思って頑張りました。ふと自分の記事が載っているのを見たりすると、充実感が湧いてくるんですよね。子どもとも一緒に過ごせる仕事スタイルにも、とても満足しています」 その後、幾つかのグルメサイトの記事を手がけるうち、中村さんの文章の単価は倍以上になった。いまでは月に3万円ほどの収入。多い月は8万円以上を稼ぐことも。 「慣れてきたころに、大好きだったグルメサイト『マカロニ』に応募したら直接契約の申し出が。続けていてよかった」
2018年02月02日《今はミルクを3時間おきに120㏄飲んでくれます。ごくごく飲んで大きくなってね!産んでくれたもう一人のママにも感謝できるようになってほしいな。約束だよ~》(1月26日付) ブログの文面からは、新米ママになったばかりの明るい希望が強く伝わってくる。フリーアナウンサーの丸岡いずみ(46)が、第一子が誕生したことを自身のブログで公表したのは1月23日のことだった。 《この度、私たち夫婦の凍結受精卵を用いた海外での代理母出産で2018年1月3日(現地時間)に3,400グラムの元気な男の子が生まれました》 12年8月に映画コメンテーターの有村昆(43)と結婚。夫妻が選択したのが“代理母出産”だった。 病気で子宮を失うなど、何らかの事情で妊娠・出産ができない女性の代わりに別の女性(代理母)が子供を産むという方法。国内では原則的には行われておらず、丸岡夫妻はロシア人女性に依頼。費用面の負担は大きく、結婚してからの6年半で夫妻は貯金を使い果たしてしまったという。 そんななか、丸山は出産後の準備もすすめていた。丸岡の受精卵が、代理母女性の子宮に着床したことが確認されたのは昨年4月だったが、その後、東京都内のマンションの一室を“極秘に”購入していたのだ。部屋の広さは80平米弱、交通の便が良い物件だ。 「築10年で、価格は7千万円ほどになります。マンションの別棟には、保育園も入っています」(付近の不動産業者) 有村名義で3千万円のローンも組んでいた。前出の婦人公論のインタビューでは、丸岡は次のように語っていた。 《これからの子育てにもお金はかかる。夫とは、もう馬車馬のごとく働くしかないね、と、話しています》 保育園至近のマンションを購入したのも、きっと早々に仕事に復帰して、借金を返済していこうという決意の表れなのだろう。まだロシアに滞在している丸岡夫妻だが、所属事務所の担当者はこう語る。 「子供の渡航手続きが済み次第、日本に帰国する予定です」 日本には、待ち続けた赤ちゃんと生活するための新居も待っている。これまでもうけていたという“毎日2人で入浴”という夫婦のルールも、“毎日3人で入浴”という家族のルールに変わるのだろうか――。
2018年02月02日《この度、私たち夫婦の凍結受精卵を用いた海外での代理母出産で2018年1月3日(現地時間)に3,400グラムの元気な男の子が生まれました》 1月23日、第一子が誕生したことを自身のブログで公表したフリーアナウンサーの丸岡いずみ(46)。彼女が映画コメンテーターの有村昆(43)と結婚したのは12年8月のことだった。 「結婚前、丸岡は東日本大震災の被災地取材の影響もあって、うつ状態となり、故郷・徳島で静養していました。3歳年下の有村が徳島に通ってデートを重ね、結婚にこぎつけたのです」(テレビ局関係者) 仲睦まじい2人だったが、我が子を抱くまでの道は非常に険しかった。丸岡は結婚直後に自然妊娠したものの、喜びもつかの間で流産。さらに不妊治療を始めてからも、再び流産を経験してしまう。彼女はそのときの衝撃を、雑誌のインタビューで明かしている。 《だめだったことを義母に伝えることが一番つらかったですね。電話口でどんなふうに話したのか、あまり覚えていません。私たちは一人っ子同士の結婚で、子どもを欲しいという思いはずっと持ち続けていました》(『婦人公論』2月13日号) 丸岡には「不育症」の可能性もあり、子宮内膜を厚くするための投薬治療などを続けていた。そこで夫妻が選択したのが“代理母出産”だったのだ。 これは、病気で子宮を失うなど、何らかの事情で妊娠・出産ができない女性の代わりに別の女性(代理母)が子供を産むという方法だ。日本では法的な規制はないが、日本産婦人科学会も認めておらず、国内では原則的には行われていない。 もともと丸岡夫妻はアメリカで代理母を探していたが断念し、ロシア人女性に依頼することに。路線変更には、費用面の問題もあったという。代理母出産を日本国内で手配や取次を行っている『本橋行政書士事務所』の本橋博志さんが、費用について解説してくれた。 「これまではアメリカ、タイ、インド、ロシア、ウクライナ、ジョージア(グルジア)などで、代理母出産が行われてきました。このなかで、いちばん費用が高いのは、物価や生活費も高いアメリカで、2千~3千万円ほどです。内訳は、コーディネートに携わるエージェントや弁護士への謝礼、受精卵を作ったり着床させたり、出産してもらうための費用、代理母の生活保障や報酬です」 かつては、比較的安くすむタイやインドでの代理母出産が増えた時期もあった。だが……。 「日本企業の社長の御曹司が、タイで十数人の女性に出産せていたことが発覚した影響で、タイ・インドでの代理母出産が禁止となりました。さらに中国の富裕層も一人っ子政策が緩和されたことで、代理母出産を望む人が急増し、特にアメリカでは費用が急騰しています。丸岡さんが選んだロシアでは、アメリカの半分以下で済みますが、それでも1千万円ほどはかかります」 丸岡夫妻にとっても、これは大きな負担となったという。かつて彼女が記者やキャスターとして活躍していた日本テレビの関係者は言う。 「代理母出産に踏み切る前にも彼女は何年も不妊治療をしており、総額は3~4千万円にのぼると言われています。夫の有村さんのテレビやラジオの出演料が1本につき5~30万円。映画関係のイベントの司会などが1本30~50万円。それでも年収は2千万円に届くか届かないかというところでしょう」 結婚してからの6年半で夫妻は貯金を使い果たしてしまったという。 「1月23日には丸岡さんの古巣の『情報ライブミヤネ屋』に、滞在中のロシア・モスクワから生中継で出演しました。司会の宮根誠司さんから『貯金も全部なくなったそうですが』と、ふられると、丸岡さんも『仕方ないことというか』と、認めています」(テレビ局関係者)
2018年02月02日「いくら横綱になったといっても、思いどおりの相撲がとれないこともある。人生が思いどおりにならないようにね。(息子も)それを勉強したんじゃないかな……」 厳しい表情でそう語ったのは、横綱・稀勢の里(31)の実父・萩原貞彦さん。 昨年、19年ぶりの日本出身横綱となり、フィーバーを巻き起こした稀勢の里。しかし、それからわずか1年で相撲人生の“土俵際”に立たされるとは、果たして誰が想像しただろうか。復活を期した一月場所も、6日目から途中休場している。 「年6場所が定着した58年以降、横綱の5場所連続休場は、歴代5位の不名誉な記録です。ましてや稀勢の里は横綱になってまだ6場所なのに、皆勤は1場所だけですからね」(相撲ライター) そんな彼が悲壮な決意を表明したのは1月24日のこと。 「次の場所は覚悟を決めてと思っている。(横綱に)上がったときから(不振が続けば)常にそういう気持ちでやってきた」 その真意を知るために、父・萩原貞彦さんを取材した。 「不調の原因?やはり横綱の持つ責任というのは大きいですからね。日本出身で19年ぶりだから、モンゴル出身だからとかは関係ないでしょう。やっぱり重みも大関とは違うんですよ。相撲は日本の国技であると同時に神事でもある。横綱だけが伊勢神宮や明治神宮などで奉納土俵入りをする。そんな横綱という地位を背負うことに、(息子も)まだ戸惑っているのでしょう」 ――横綱は次の場所について“覚悟を決めて”と、発言していますが? 「もし次の場所に出たとき成績が悪かったら?……まぁそのときは引退するということでしょう。それは(親としての私にも)覚悟はできています。ただ、このまま終わるのは残念すぎるけど……。いまも期待してくれている人たちがいるのは親としても嬉しいこと。でも、その期待に応えることができるかどうかは、本人次第としか言えませんね」 父やファンたちの祈りを背中に受け、稀勢の里の土俵人生をかけた闘いはすでに始まっている。
2018年02月02日「ライフワークや趣味の延長で赤字になってしまう人もいますが、“採算”を意識しない人は続かないでしょう。自分の商品の適正価格も知っておく必要があります。同業者の値付けをリサーチするなど、一般企業と同じような“見積もり”の感覚を持つことが、この“在宅ワーク”には欠かせないのです」 そう語るのは在宅ワーカーの支援をする「フラウネッツ」理事長の宮田志保さん。在宅ワーカーとは、おもにインターネットを使って仕事をする個人事業主のこと。介護中や子育て中でも、自分で時間の管理をしながら在宅ワークができるため、希望者が増えている。 「ミンネ」と「テトテ」は、個人間で作品を売買するハンドメイドマーケットサイトの1つ。その役割は、出品者と消費者がスムーズに取引できる仲介とハンドメイド作家の支援。手数料は売買金額の1割と良心的だ。 ミンネは、サービス開始2年後の’14年に、作品・作家数とも国内第1位になり、’17年には年間流通総額100億円を突破。ハンドメイドブームの火付け役だが、実は社内コンペで1人の“手芸好きの男性”のアイデアで誕生したという。生みの親であるGMOペパボの阿部雅幸さんに聞いた。 「ミンネは手芸作品を売る“青空市場”から着想を得ました。ここをきっかけに才能を開花させ、本まで出すなど、活躍の場を広げている作家さんがたくさんいますよ」(阿部さん・以下同) 面白いのが作家の「なぜ売れないの?」という相談にも乗ってくれるところ。 「とにかく気軽な気持ちで、質問をよせてください。ふだんは自宅でコツコツ作っている方にモチベーションを上げていただくため、『ハンドメイドマーケット』を開催したり、東京都世田谷区や神戸、福岡にアトリエを開き、勉強会なども開催しています」 地方自治体とのコラボも増えていて、2月には奄美市で「あまみハンドメイド大賞」を開催する予定だ。 「奄美市は『フリーランスが最も働きやすい島化計画』という施策を進めていました。どこででもできるという利点を生かして支援に一役買えたらと」 まずは、どんな作品が売れているのかサイトをのぞいてみよう。もしかして昨日作ったあなたの作品のほうが――。
2018年02月02日「手芸作品を販売する仕事を始めたときは、主人から『赤字だけは出さないようにね』と言われていました。私は、商品が売れて入金があったりすると、すぐにまた“新しい布”を買いに行っちゃうタイプなので(笑)。だから、その約束は結構ハードルが高かったんです」 そう言って、とてもよく通る弾んだ声で“在宅ワーク”の体験談を語りはじめたのは、フリーアナウンサーの寺田理恵子さん(56)。’80年代に“元祖アイドルアナ”として絶大な人気を博した寺田さんは、次女の子育てと介護の時期が重なった’10年ごろから在宅ワークをスタート。得意の手芸の腕を生かし、オリジナル作品を作ってはマーケットサイトに出展するようになった。 「小さなバッグやスモック、巾着といった“お子さんたちが使うもの”を製作していました。『働くお母さんの代理』ですから、すべて手縫いです。既製品と比べると多少不ぞろいなことはお許しくださいねとお伝えしながら(笑)」(寺田さん・以下同) 寺田さんが最初に出品したサイトは、会員制の「テトテ」(運営・GMOペパボ)。できあがった作品を自分で撮影し、価格を決めてサイト上の自分の店舗にアップする。それを欲しいという人からメッセージで注文が来るという仕組みだ。 取材当日も、繊細な刺しゅうやパッチワークの施されたお稽古バッグなど、いくつかの作品を持参して見せてくれた。それにしても、誰もが知っているようなキー局の元アナウンサーが、まさかこんなかわいらしい“副業”をしていたなんて……。 「はい、匿名でした。寺田理恵子という名前は伏せて、誰も知らないハンドルネームで挑戦してみました」 作品は大反響。小学生の子どもを持つお母さんたちからの注文が殺到した。 「たくさんの仕事を抱えていて、子どもに手作りバッグを作ってあげる時間が持てない、というお母さんもいらっしゃいますよね。なおかつ、学校指定のサイズやデザインがあって、そのとおりに作って持たせなければならなかったりして」 サイトの向こう、顔の見えないお母さんたちの「入学・入園までに素敵なモノをそろえたい」というわが子への思いは伝わってくる。できる限り応えようとするが、製作が追いつかなくなったことも。 「これ以上はお受けできないとお断りしたときは、本当に申し訳なくて……」 ご主人との「赤字を出さないように」との約束も守らなければならない。 「売り上げ以外にも悩むべきことが増えていきました。ふだんから、頭のなかで“気に入ってもらえるデザイン”を考えるようになって、プリント柄を使うなら著作権にも配慮。端切れを出さない裁断方法など“効率よく作る”方法もたくさん発明して……。大変でしたが、これが意外と楽しいんですよ」 とはいえ、頑張った月でも利益は2万~3万円程度。時給で換算するといくらだろう?と思うときもあったとか。 「それでも、お母さんたちから『助かります!』と感謝のメッセージが届いたり『(子どもが)とても気に入って長く使っていましたが、高学年になるのでまた新しいモノを』とリクエストが来たりすると、感激です。そうやって作品が評価されることが、いちばんの喜びでしたね」 そう目を輝かせる寺田さんだが、夫が’12年に急逝し、次女も少し手が離れた’14年10月に『生島ヒロシのサタデー・一直線』(TBSラジオ)でアナウンサー業に復帰。そして、刺しゅうの師範資格の取得を目指すかたわら、’17年からは、実家を改装したコミュニティサロンで、子育てや趣味を広げるワークショップを開催している。
2018年02月02日あえてのデザインもので「手は抜いていませんよ感」を出し子供に引っ張られても「これはアレンジ」と開き直る。 だから、私が着ている服がやたらとほつれていたとしても「ああこれはデザインなんだと思わせているんだな」と思って生暖かく見守っていていただけると大変たすかります。 でも、毛玉だけは何があっても言い訳ができないことを知ったので毛玉がついていたら教えてください。
2018年02月02日(写真:アフロ) 昨年、19年ぶりの日本出身横綱となり、フィーバーを巻き起こした稀勢の里。しかし、それからわずか1年で相撲人生の“土俵際”に立たされるとは、果たして誰が想像しただろうか。復活を期した一月場所も6日目から途中休場しているのだ。 「年6場所が定着した58年以降、横綱の5場所連続休場は、歴代5位の不名誉な記録です。ましてや稀勢の里は横綱になってまだ6場所なのに、皆勤は1場所だけですからね」(相撲ライター) そんな彼が悲壮な決意を表明したのは1月24日のこと。 「次の場所は覚悟を決めてと思っている。(横綱に)上がったときから(不振が続けば)常にそういう気持ちでやってきた」 稀勢の里の“運命の歯車”を狂わせたのは、昨年の三月場所だという。相撲ジャーナリストの荒井太郎さんは言う。 「元横綱・日馬富士との対戦で、左大胸筋を負傷してしまい、武器であった左おっつけが機能しなかったことが、不振の最大の原因ですね。せめて次の五月場所は最初から休場してケガを治していれば良かったのでしょうが、責任感が強い性格だったのが仇になった形です」 なぜ稀勢の里は、ケガを完治させないまま出場と休場を繰り返したのか?古くからの後援会関係者は、それを“師匠の呪縛”と呼んだ。 「稀勢の里は入門したときの師匠である、いまは亡き鳴戸親方(元横綱・隆の里)をとても敬愛していました。鳴戸親方はとても厳しく、『体が痛いからといって休場するのは相撲道に反する』『ましてや大関や横綱になったのなら来てくださるお客様のために、ケガをしていても土俵に上がれ』などと言っていました」 その教えが、稀勢の里にもしみついているという。 「しかも昨年の三月場所は、日馬富士戦で負傷しながらも強行出場し、逆転優勝を飾りました。その“成功体験”のために、より鳴戸親方の教え通りにやればいいんだという気持ちが強まってしまったようです。それ以来、呪縛のように“強行出場しては休場”を繰り返しています」 しかし、そんな稀勢の里にようやく変化がみられるようになったという。 「『もう一度、一から筋力をつけるように頑張ります』と言っていましたが、これは万全と感じることが出来るまで体調を立て直すということだと思います。彼は、筋力をつけることに主眼を置く整体医にもかかっています。これまでは、治療が必要なときに、ちょっと立ち寄るぐらいだったのですが、最近では何日も泊まり込んで、治療と筋力アップの両方の施術を受けています」 後援者、そしてファンたちの祈りを背中に受け、稀勢の里の土俵人生をかけた闘いはすでに始まっている。
2018年02月02日ジャニーズ事務所が1月31日、所属タレントの会見写真などをウェブニュースに掲載することを解禁すると発表。これまでタレントの肖像権保護の観点からネットでの掲載を制限してきた事務所の大きな改革に注目が集まると同時に、ツイッターではジャニーズファンによる大喜利が面白いと話題を呼んでいる。 事務所は関ジャニ∞の錦戸亮(33)が登壇した同日の会見から「記者会見、囲み取材、舞台挨拶などのタレント登壇時の写真のwebニュースサイトでの使用」を解禁すると発表した。 これには「写真は原則3カットまで」「3カットには弊社タレント肖像のみならず、弊社タレントと他社所属タレント様の合同での写真を含みます」などの制限があるものの、これまで主演なのに会見の写真に映っていないなどの事態が解決されることになった。 そんななか、ジャニーズファンのなかでは過去の会見写真を引用して大喜利を始める者も。ネット解禁の第一号となった錦戸も、同月25日に神田明神で行った主演映画『羊の木』のヒット祈願イベント時点では本人写真の代わりに“絵馬がかけられた木の写真”で記事になっていた。 ファンはこの写真を用いて「事務所の写真解禁があと数日早ければ錦戸くん木にならずに済んだのに……」と投稿。このツイートは約1万リツーイトされ、話題に。 またほかのファンも、メディアが配慮したが故に少々違和感が残ってしまったジャニーズタレントの写真を次々とアップ。 このユニークな“大喜利”は「一本取られました!」「“ならずに済んだのに”選手権面白すぎ!」「このシリーズじわる~」と反響を呼んでいる。
2018年02月01日俳優・菅田将暉(24)の父親で経営コンサルタントの菅生新氏が1月31日にアメーバブログを開設。ブログでは、菅田の中学入学時の記念写真や家族のエピソードなどを公開しており、ファンから注目を集めている。 菅生氏は、ブログのテーマは「ほのぼの癒しの家族愛」とし、今後菅生家のエピソードなどを語っていくという。「いざ、出陣!」と題したブログには、《長男「大将」の中学入学、三男「新樹(アラキ)」は入園、そして次男「健人」…我が家お気に入りの一枚です!》と紹介し、長男である菅田が中学入学時に次男、三男とともに撮った記念写真を公開した。 また「この3人が二月はそれぞれ新しい挑戦で頑張ってます!大将は単独初ライブ、健人は就活真っ只中、新樹は大学受験、と。準備万端、真摯な努力と明確な目標設定…ゴール光景のイマジネーションよく完全燃焼へ頑張れ!結果は後からツイテクル!『できる、できる、私はできる』で」と息子たちへの想いを綴った。その他、ブログには菅田にソックリな三男の写真など投稿されている。 読者からは「あらきくん、受験頑張って下さい!それにしても、目元が菅田君にそっくり!」「兄弟みんなイケメンなんですね羨ましいです」「最近、長男さんの大ファンになりました。突然です、本当に。こんなステキな息子さんを育ててくれたことに心より感謝いたします」など菅田のファンからもメッセージが届いている。
2018年02月01日映画「リバーズ・エッジ」の完成披露試写会が1月31日、都内で開催。主演の二階堂ふみ(23)と吉沢亮(23)、監督を努めた行定勲監督(49)が登壇した。 岡崎京子(54)の同名漫画を実写映画化した本作。吉沢が務めるのは、イジメられっ子でゲイの「山田」。河原で見つけた腐りゆく死体を心の拠り所にする、という難役だ。吉沢は自身の役柄について、こう分析する。 「掘り下げれば掘り下げるほど底が見えなくなっていく。ずっと悩んでいましたが、すごく面白い男です」 吉沢といえば、二階堂も絶賛するほどの美形。2016年5月に公開された映画「オオカミ少女と黒王子」で2人は初めて共演しているが、二階堂は同作のイベントや番宣などで「平成のアラン・ドロンのような輝き」「国宝級」と吉沢の“美しさ”を絶賛していた。 吉沢はその美貌だけでなく、近年は演技力でも高く評価されている。キッカケは20歳直前に主演を努めた舞台「ぶっせん」だったと昨年6月、インタビューで明かしている。 「主演だと自分の芝居以外にも舞台全体の事を把握してまとめていかないといけない。これがまったくできなくて……」 当時の吉沢は俳優という仕事に対して、「いつ辞めてもいい」と考えるほど消極的だった。しかし「ぶっせん」での失敗は吉沢のやる気に火をつけたようだ。 「きちんと“仕事だ”と思い始めたら、ダメなところをよくするためにどうすればいいかを考えて行動するようになりました。そうしたら、ドラマや映画などの作品が次々と繋がっていくようになったんです」 「リバーズ・エッジ」は第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で、オープニング上映されることが決定している。映画祭に参加することが初めてという吉沢は、「映画祭って、そもそも何をするもの?」という疑問を行定監督にぶつけたそうだが――。 “常連”になる日は近い?
2018年02月01日1月31日に放送された星野源(37)がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、バナナマンの設楽統(44)と日村勇紀(45)が出演。28日に誕生日を迎えた星野のため、バナナマンの2人が星野にプレゼントを贈る場面があった。 プレゼントは、GUCCIの金色ニット。そのニットがあまりに輝かしいので、星野は「完全に黄金じゃないですか」「これピラミッドの奥に眠ってるやつじゃないですか」と爆笑。放送後、プレゼントのニットを着用した星野とバナナマンとのスリーショットが星野のTwitterアカウントに公開された。 両者の出会いは、2006年に放送された「アキハバラ@DEEP」(TBS系)。以降、公私共に交友を重ねているようだ。また星野はバナナマンの“公式弟”。昨年10月に放送された「バナナマンのせっかくグルメ」(TBS系)でバナナマンにイジられた際、星野が「なんてひどいお兄ちゃんなんだ!」と突っ込みを入れていた。 仲睦まじい“兄弟分”のようだが、そこには深い絆が。エンタメ誌ライターはこう語る。 「2012年、星野さんがくも膜下出血で倒れたときのこと。退院した際、留守電に日村さんからのメッセージが入っていたそうです。また活動復帰の当日にも『おめでとう。またご飯でも行こう』という日村さんからのメールが届いていたそうです」 日村の誕生日には、星野が誕生日ソングを作りラジオ番組で披露するという慣習がある。復帰の直後にも、日村の誕生日が控えていた。星野の体調を気遣った設楽は「今年はいいんじゃないか」と提案したそうだが――。 「それでも星野さんは出演しました。いつもなら日村さんをイジる内容の歌なのですが、どうしても日村さんへの感謝の気持ちを歌にして伝えたかったようです。日村さんからのメールや留守電に感動した星野さんは『なぜ俺を泣かすのかお前は芸人じゃなかったのか日村なぜ笑わせないのか』と歌いました。これには、ファンももらい泣きしたそうです」(前出・エンタメ誌ライター) 病を乗り越えることで、両者の絆はさらに深まったようだ。
2018年02月01日タレントの大竹まこと(68)の会社員の長女(28)が1月末に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されていたと、2月1日に発覚した。 これを受け大竹は同日、文化放送のラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」の出演前に会見。長女の逮捕について、「親の監督が不行き届き。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げて謝罪した。 今後について番組の冒頭で「明日ここにいるかどうかは分からない状態。局の指示に従います」と、出演を休止する可能性も示唆していた。 「長年、平日昼の帯番組として親しまれている大竹さん。それだけに、もし休演などということになれば同局にとって大ダメージです。大竹さんとしても、そうした事態は本意ではなかった。そのため早急に会見をセッティングして、謝罪することになったようです」(芸能記者) 同局は、2日以降も大竹が出演することを発表。大竹が会見や番組で謝罪したこともあって「できるだけ正面からリスナーの皆様と向き合い様々なご意見を頂戴することで番組の使命を果たしたいと考えております」と、出演継続の理由を明かしている。 早急な謝罪経験の陰には、大竹の“関係各所への配慮”もあったようだ。
2018年02月01日ついに2018年がやってきた。 「今年こそいい年にするぞ!」と、正月三が日には毎年多くの参拝客が神社に訪れ、特に明治神宮、成田山新勝寺、川崎大師は、不動の人気を誇る三大スポットとして、300万人を超える参拝客でにぎわっている。 でもここで一つ、不思議に思うことがある。神社が大きくて有名であればあるほど願望は叶いやすいのだろうか。 この疑問に応えてくれたのが、このほど『身近な神社が実はすごい!願いが叶う神様参り』(永岡書店)を出版したばかりの、仙台在住の人気スピリチュアリスト、まさよ氏だ。 「大きくて有名な神社だから願いが叶いやすい、というわけではありません。実は、あるコツさえ押さえればご近所にある神社のほうが、願望成就しやすいのです」 人でいうなら、大企業のおエライさんに顔を覚えてもらうよりも、身近な上司に可愛がってもらった方が、何かと仕事をしやすく、チャンスも多くなる機会が多いのと同じ。 身近な場所に祀られている神様に、まずは顔を覚えてもらうことで願いも叶いやすくなるということのようだ。 「ありがとうございます。この願いを叶えたいです」 この機会に、身近な神社で願いを叶える神様参りのコツを3つ押さえてみよう。 まず参道を歩くときは、左右どちらかの端を歩こう。参道の真ん中は、お参りを終えて神様のご神気をいただいてお帰りになる人に譲ってあげよう。それが神様を大切に想っている証になる。 お賽銭は「いくらでなければならない」という決まりはない。神様はお金がほしいわけではないからだ。お賽銭は、神様のお世話をしてくださる神職の方への感謝の気持ちを表すものと考えよう。 祝詞は、神職の方が神様をお呼びするときに使う言葉。神職でないわたしたちにとっては、祝詞がうまくいえるかどうかよりも、「ありがとうございます。この願いを叶えたいです」と自分自身の気持ちを声に出して神様にお伝えすることの方が大事だ。 ■願いを叶えた人続出!の神社 これらの神様参りを実践して願いを叶えた人が多い神社が、宮城県仙台市青葉区上愛子に位置する諏訪神社。 もとは参拝客のほとんどが地元の人だったのにもかかわらず、願いを叶えた人の多さから現在では全国から参拝客が訪れている。 そのきっかけは、まさよ氏がブログで神様とつながる参拝のコツを発信し続けていたことにある。 大切なのは神社が有名かどうかよりも、神様といかに真摯に向き合えたかということのようだ。 【諏訪神社】住所:宮城県仙台市青葉区上愛子字宮下40電話番号:022-392-2254 【まさよ氏のブログ】【参考図書】『身近な神社が実はすごい!願いが叶う神様参り』
2018年02月01日今年も通常国会が始まり、野党は昨年に引き続き「モリ・カケ・スパ」で政府を追及する姿勢を見せている。その「モリ・カケ」を問題化し、俎上に載せたのが望月衣塑子・東京新聞記者と、森ゆうこ・自由党議員だ。先日、2人は「問うことの意味」を巡って対話した新書『追及力~権力の暴走を食い止める』(光文社新書)を出版。そのタイムリーな内容を取っ掛かりに、今国会のポイントを聞いた。 ■本書に込めたメッセージは? 望月「誰しも日々、何かに疑問を感じ、もがいていると思います。困難にぶつかった時、いかにその問題の本質をつかみ、解決の道を探ればいいのか。そんなことを考えるヒントや勇気を持っていただければと思っています」 森「安倍一強の中で、“お友達”に便宜が図られ、行政が捻じ曲げられたのは明らか。その責任を取っていただくために私たちはあきらめないという宣言の書です」 ■今回の国会での目標は? 望月「国会質疑のやり取りは、基本的に政治部記者が書きます。社会部の私は、日々の紙面をチェックし、国会での質疑を聞き、その中で“ここだけは聞かねば!”と直感したことを、これまで通り会見や取材の場でぶつけ、引き出した言葉を報じていきたいと思っています」 森「私たちは少数政党ゆえの難しさを抱え、首相と直接対決の機会を得られるかどうかも分かりません。それでも、この国会中に首相には退陣いただくことを目標に掲げます」 ■森友加計問題はこれからも追及を続けるか? 望月「神戸大の上脇博之教授が情報公開請求していた、森友学園の国有地売却に関する、近畿財務局の売却担当者と法務担当者とのやり取りの文書が早速、開示されました。近畿財務局は“内部文書であり、交渉記録ではない”としていますが、生々しいやり取りがあったことが明らかになりました。上脇教授は昨年3月から情報公開を請求し、東京地検なども公文書管理法違反を問う市民団体からの告発状を受理していますが、財務局はなぜこのタイミングで公開したのか。また、あくまで“内部文書”であるならば、他の“交渉記録”だけを破棄したということなのか。破棄したとして、どういう理由や指示で行われたのか。そして政府は、これらをどう説明するのか。回答を求めていきたいと思います」 森「森友については、私が昨年末に財務省に出させた文書では、ごみの撤去費用は当初、約8,400万円と記載されていたのに、森友に売却する時には約8億円となってその額が値引きされた。この根拠は何なのか、回答を得なければなりません。また加計学園は、施設の安全基準を満たしていると自ら主張していますが、事前に必要な厚生労働省の承認を得ていなかった。本当に安全基準を満たしているのかどうか、明らかにしなければなりません」 ■野党・ジャーナリズムの最大の使命は「権力監視」。しかし、しばしばその姿勢は「重箱の隅をつつく」と揶揄される。「追及」「質疑」で大切なものとは? 望月「その問題がいかに許し難いことであり、国民は絶対に知るべきだいうことを、自分自身が感じるか否かが重要だと思います。質問するということは、そうした問題が存在することを周りで聞いている人たちにはもちろん、視聴者に伝えることでもあります。いま、政治や社会について考える際、何に不平等や怒りを感じるのか、それを突き詰めて伝える力が記者には求められています」 森「それが本質的な問題かどうかを見極められることが全てです。本質的な問題というのはすなわち、民主主義を脅かすもの。政治は権力者のためではなく、あくまで国民生活のためにある。一人ひとりの国民が犠牲になりかねない核心的な問題を追及します」 ■共謀罪成立、森友加計問題、詩織さん事件、そして改憲…「権力の私物化」がますます顕著になる安倍政権の暴走を食い止めるにはどうすれば? 望月「繰り返し、“これで良いのでしょうか、皆さん?税金がこんな風に使われていますよ!?”“司法がこのような判断を出しています、問題ないと思いますか?”と注意を呼び掛けることだと思います。人々に認識してもらうための“問題化”を繰り返すこと、これがジャーナリストとして何よりも必要なことだと考えています」 森「安倍政権の力はもう圧倒的で、すでに暴走しているわけだから、それを阻止する有効な手立てはなかなかない。それでも私たち野党が結集して、いかなる批判にも耐えながら批判・追及を続けられるかどうか。たとえば、私は詩織さん事件を検証する超党派の会を立ち上げましたが、こうした運動を“みんなで続けていくんだ”という雰囲気をつくることが重要です」 ■巷で使われる「左翼」や「リベラル」といった“レッテル”、あるいは「保守vs.リベラル」という二項対立の図式についてどう考えるか? 望月「憲法改正一つを取っても、自民党の中にも護憲派的な発想の方もいれば、野党側にも自民党のタカ派に近い考え方の議員もいます。“党”として括るだけではよく分からない、やはりその中にいる議員一人一人と直接やり取りして、当人の考え方を知ることが重要です。同じ新聞社内でも護憲のとらえ方は人それぞれ。レッテル貼りは簡単ですが、党派や新聞社という枠組みを越え、それぞれが何を良しとし、何をダメだと考えるのか、徹底的に話し合い、時にはぶつかりながらも、問い続けることが大切ではないかと思います」 森「私や小沢一郎さんはもともと右翼と呼ばれていたんですが(笑)。もはや対立軸は、右か左かにはありません。一部の金持ちを優遇する新自由主義的なアベノミクスか、それとも普通の庶民の生活を守ることを第一義とする政治か、ここに現代のすべての争点があります」 ■「追及力」に関して、一般読者ができること、日常で心がけるべきこととは 望月「まずは“これはおかしい”という問題意識を持つためにアンテナを張ること、そしておかしいと感じたことについての知識や情報を増やすこと。その中で本当に問うべきものを判断し、自分なりに解決策を考え続けていくことではないかと思います」 森「日々の生活で精一杯だと思いますが、何か一つでも社会的活動に参加していただきたいと思います。政治なんて誰がやったって同じ、野党は重箱の隅をつつくだけで結局何もできないと、シラケる気持ちは分かります。私も、もう政治家を辞めようと思う時だってある。それでも、社会を改革するには小さなことから変えていくしかない。かつての日本では、地域全体で政治家を育て、みんなの代表を送り出すという意識があった。これを少しでも取り戻していただけたらと思います」 『追求力~権力の暴走を食い止める』 著者:望月衣塑子・森ゆうこ価格:760円+税出版社:光文社新書
2018年02月01日1月26日、叶恭子さんが撮り下ろした叶美香さんの写真集『Melting II Precious Morning』(光文社)が発売された。 本誌ウェブサイトでは、昨年末、「叶姉妹がインスタ時代に愛される理由『存在自体インスタ映え』」という記事をアップ。この記事について、2人は自身のインスタグラムで「とてもうれしい記事」と紹介してくれた。 そう、叶姉妹のインスタやブログの投稿は「見ているだけで価値がある」と、多くの共感を得ているのだ。美しい写真とともに、叶姉妹からの“格言”がそこには書かれている。 《「ストレスを無くしたい」なら、ストレスを手放す、ということです。恐怖、怒り、憤り、などのネガティヴなエネルギーを拒絶するのではなく、固執せず手放すのです。あなたが手放すべきものは、あなたがしがみつかなくてはならないと感じるものです。》(叶姉妹のインスタより) SNS時代の現代、多くの人が抱えているのが“SNS疲れ”。他人からのコメントや、「いいね!」の数を気にしてしまうことも……。それに対して、美香さんが、「その方たちは、どうして疲れているのでしょうか?」と、疑問を投げかける。すると恭子さんがすかさず、「それは、結局“孤独になるのが怖い”のではないでしょうか」と答えてくれた。 「人はひとりで生まれてひとりで死ぬのです。これはシンプルな事実であって、ネガティブなことではありません。だからこそ、その人生で人と接し、温かくプレシャスな空間を、ご自身が築き上げていくのです」(恭子さん) SNS疲れは、日ごろからSNSに依存していることから起こる、ともいわれている。 「自分がしがみつかなければならないものが、もっとも自分にとってストレスになっていることがわかるでしょう。ストレスを抱えているのなら、最初に、『他人様と自分を比べないこと』から始めてみてはどうでしょう。『人と自分は違う』ということは、皆さんに共通していることだと思います。どういう関係性においても、人間と人間。自分と相手の考えも違います」(恭子さん) 《何をするかは大切ですが何をしないかも大切です。》(叶姉妹のインスタより) 「シンプルですが、すべてのことにいえることでしょう。たとえば、育児であれば、疲れていてもやめることはできません。でもSNSに関しては義務でなければ、『しなくてもよろしいのではないでしょうか』と。やめる、お休みするという選択肢もあります」(恭子さん) これらは、数ある彼女たちの投稿の中でも繰り返し出てくる発言のひとつだ。恭子さんは、’08年に悩める女性に向けて綴った著書『知のジュエリー12ヵ月』をはじめ、執筆経験も多い。いまSNSによって、その珠玉の格言が広がりを見せている。 「10年以上前に書いた本の言葉よりも、SNS時代だからこそ何度も発信することで、深く染み入ってきます。時代背景において、付け加えなければいけないもの、省く必要があるものもありますが」(恭子さん) 美香さんもその影響をかみしめているのだという。 「皆さんから共感をいただき、『肩の荷がおりました』『心が軽くなった』というコメントをいただくと、姉の格言はすごいと改めて思います。姉の格言はとても心強く私の進化に大きく影響しています」(美香さん)
2018年02月01日(写真:アフロ) 開幕直前の平昌五輪。今大会でも、要注目のヒロイン候補がたくさんいる。彼女たちが世界でトップをうかがう選手になるまでには、お互いを高め合う相手が欠かせなかった。その関係性はさまざまだが、本番では、アスリートのライバル物語が新たに生まれることだろう――。 「平昌から東京へ。未来への希望となれるよう、チームジャパン一丸となり精進します」 日本選手団主将として、全競技の選手を代表して結団式であいさつしたのは、’10年バンクーバー五輪スピードスケート団体パシュート銅メダル、1,000mの世界記録保持者で、平昌では500mと1,000m、1,500mに出場する小平奈緒(31)。短距離の金メダル有力候補だ。 今五輪ではスピードスケートでもう1人、金メダルの有力候補がいる。1,000m、1,500m、3,000m、新種目のマススタート、団体パシュートに出場する高木美帆(23)だ。 ’94年リレハンメル五輪500m銅メダリストで現・衆議院議員の堀井学さんが、2人の関係性についてこう話す。 「選手団の主将になったように、小平選手はチームジャパンのリーダー。高木選手からすれば、ついていきたい尊敬する先輩でしょう。平昌では『大将』『副将』格として、ぜひワンツーフィニッシュを決めてほしいものですね」 2人が世界のトップに並び出るまでは、長い道のりがあったのだと堀井さんは言う。 「’10年バンクーバー五輪で、中学生で日本代表になり、鮮烈なデビューを飾った高木選手ですが、次の’14年ソチ五輪の選考では落選し、苦しい時期を過ごしています。彼女はそこであきらめず、挑戦を続けた結果、長いトンネルを抜けて今日に至ります。その道のりではやはり、地味ながらコツコツと努力を重ねてきた、8年先輩の小平選手の姿に勇気を与えられてきたのではないでしょうか」 一方、世界でも圧倒的な強さを誇る小平にとっても、後輩の高木の成長が刺激になっているのだという。 「1,000mで、高地の室内リンクでは小平が大差で勝ちますが、低地の屋外では数回に1回、高木に敗れることがある。1,000mは互いの“現在”を確かめ合える場所でもあるんです」 では、平昌での直接対決の展開は、どうなるのだろう。スポーツジャーナリストの折山淑美さんはこう見る。 「日程的には1,500mが先にありますので、ここで勝つことを第一目標にしてきた高木にすれば、自分のレース展開を守って金メダルを取りたいところ。1,000mは小平が世界でも圧倒的に強いですから、同走なら、最初から飛ばす小平に冷静についていければ、金銀独占もあるかもしれません」
2018年02月01日(写真:アフロ) 開幕直前の平昌五輪。今大会でも、要注目のヒロイン候補がたくさんいる。彼女たちが世界でトップをうかがう選手になるまでには、お互いを高め合う相手が欠かせなかった。その関係性はさまざまだが、本番では、アスリートのライバル物語が新たに生まれることだろう――。 フィギュアスケート女子で平昌五輪日本代表に選出されたのは、宮原知子(19)と坂本花織(17)の2人。ともに初出場となる彼女たちの横顔を、’77年世界選手権東京大会で日本人初の銅メダリストとなった佐野稔さんに語ってもらった。 「’15年世界選手権の銀メダリストである宮原さんは、股関節の疲労骨折で昨年の世界選手権を欠場しましたが、逆境を乗り切って全日本選手権で見事に4連覇を達成、名実ともに『日本の女王』に返り咲きました。坂本さんは、全日本選手権のフリーでプレッシャーのかかる最終滑走を、ノーミスで乗り切る強いハートの持ち主。初挑戦で日本代表の座を射止めた、今回のシンデレラガールなんです」 そんな2人の関係性を、佐野さんは次のようにみる。 「宮原さんは、演技を見てもわかるとおり、生真面目で、フィギュアに対しての姿勢がすがすがしく感じられる選手。そんなエース・宮原さんには、新星・坂本さんを包んで引き上げられる、姉のような包容力があるのではないかと思います。かたや妹分のような坂本さんが五輪という大舞台で、努力型の宮原さんという先輩と一緒に戦えるのが、大きな糧になるはずなんです。怖いものなしの若さをぶつけてほしいですね」 では、五輪当日はどのような試合展開になるのだろう。スポーツジャーナリストの折山淑美さんはこう考える。 「宮原は、ジャンプをノーミスで切り抜け、自分らしい着実な演技を目指すはずです。坂本は、同世代の強豪がひしめくなかで自分だけが出られることをラッキーと捉えているはず。宮原というエースが上にいる安心感から、順位を気にせず戦うことができれば、平昌でサプライズを起こすかもしれないですね」
2018年02月01日叶恭子さん「人の自然な立ち居振る舞いには、その方の思考や人生観すら現れます。この写真集には、美香さんの優しさや健気さ、尊さ、美しさが全部出ているのです」 叶美香さん「姉からは『美香さん、自然な仕草でいいのよ』と。“叶ポージングエクササイズ”で磨いた美しい筋肉の動きは、体の細部まで覚えているのだな、とお写真を見せてもらって感じました」 毛皮のロングコートを身にまとい、優雅なほほ笑みで記者の前に登場したのは叶姉妹の恭子さんと美香さん。その雰囲気は、まさに“ファビュラス”(現実ばなれしているほど素晴らしい、の意)。 1月26日、叶恭子さんが撮り下ろした叶美香さんの写真集『Melting II Precious Morning』(光文社)が発売された。 本誌ウェブサイトでは、昨年末、「叶姉妹がインスタ時代に愛される理由『存在自体インスタ映え』」という記事をアップ。この記事について、2人は自身のインスタグラムで「とてもうれしい記事」と紹介してくれた。 そう、叶姉妹のインスタやブログの投稿は「見ているだけで価値がある」と、多くの共感を得ているのだ。美しい写真とともに、叶姉妹からの“格言”がそこには書かれている。今回、本誌はついに2人にお目見え。“叶のポリシーの基本である叶哲学”を教えてもらいました! インスタやブログを通じて発信する際、「自分たちの考えを、自分たちの言葉で、愛と誠意と心を込めてお伝えする」と、ポリシーを持っているという2人。 恭子さんは「それはSNSの発信だけではなく、人生のあらゆることにおいて、大切にしていることです」と語る。 「相手の人、それは一人が対象ではなく、すべての人に、『嫌な思いをさせない』『不快感を与えない』ことを常に心がけております。自分たちがされて嫌だということは、わたくしたちは絶対にいたしません」(恭子さん) 美香さんも、恭子さんの言葉に頷きながらこう続ける。 「SNSには、わたくしたちの日常の、インナーマッスルから鍛えられる『叶ポージングエクササイズ』や、わたくしの好きな姉の格言を載せています」(美香さん) 恭子さんのしなやかなBODYが美しい「叶ポージングエクササイズ」の投稿に、ファンからは「やってみたいけど難しい!動画も見たい」と大反響。また「恭子さんについてもっと知りたい」というコメントも多い。 「わたくしは、姉と皆さんの間の“通訳”のような感じです」(美香さん) 叶姉妹の哲学は、レディー・ガガやミランダ・カーも影響を受けた世界的メンターであるディーパック・チョプラ氏も評価している。恭子さんは、彼の本の推薦文の依頼も受けたこともあるのだ。 「このポリシーが、世界に通用することだと思えてうれしいことでした。日本人にとっては、まだまだ刺激が強いと思われる話題も発信しておりますが、多くの方が、見るだけでも価値があると感じてくださっているのがうれしいです」(恭子さん) 投稿へのコメントも必ず全部目を通しているという叶姉妹。訪れてみると、日ごろの疲れを解放するためのヒントを得られるかもしれない。
2018年02月01日BIGBANGのV.I(27)が31日、自身のInstagramを更新。ロックバンドONE OK ROCKのボーカルのTaka(29)との2ショットを公開。滞在中の香港で偶然再会したことを明かした。意外な組み合わせにファンの間で反響をよんでいる。 V.Iは自身のInstagramに「昨日 @10969taka(Takaのアカウント名)と偶然再会 2人ともおおっって!!! ビクリしたww なんでここにいるのって対爆笑 そう言えば俺らもうそろそろ10年友達なるよね 時間早いw 今日ライブ頑張って!」というコメントと共にTakaとのツーショットを投稿。 また、Takaも自身のInstagramに「Last night was so much fun in Hong Kong!!!! With @seungriseyo(V.Iのアカウント名)」と肩を組んだツーショットを投稿した。現在アジアツアー中のONE OK ROCKは、31日の香港公演のため、香港を訪れていたという。 これに対しファンは、「すんちゃん、たかと友達10年なの…!うらやましい!!」「すんちゃんは せかいじゅうに ともだちがいて ことばの かべも こえて すごいな〜」「すんちゃんとお友達だったのー?ビックリ」「スンちゃんだーなんか嬉しいツーショットだ 仲良しなんだね」「スンちゃんの人脈すごい Takaとの豪華ツーショット最高」と反応を見せている。
2018年02月01日2月1日、タレントの菊地亜美(27)が一般男性と結婚したことを発表。Yahoo!検索ランキング1位に「菊地亜美」がランクインするなどし、話題となっている中、ファンからは番組で共演する度に、菊地に冷たい態度をとる嵐の二宮和也(34)との次回の共演への期待の声も上がっている。 菊地は自身のInstagramに結婚を発表する直筆のコメントとともに、お相手との2ショットも投稿。コメントには「かねてよりお付き合いをさせていただいておりました一般男性の方と、本日2月1日に入籍致しましたことをご報告させて頂きます!」とし「彼は人間味の溢れる素敵な人です。二人でいる空間がとても居心地良く、この先の人生を考えた時にこの日と結婚したい!と思いました。」と明かした。 ファンから多くの祝福コメントが届いているが、中には以前フジテレビ系「VS嵐」に菊地が出演した際、共演者から「結婚とかしないの?」との質問に答えようとすると、二宮から「誰が興味あるんだよ おまえの結婚なんかに!」とキツイツッコミを入れられたという経験があり、何かと菊地に強く当たる二宮とのやりとりがファンの間で話題となっていた。それに伴いファンからは二宮との次回の共演を期待するコメントも相次いでいる。 「菊地亜美さん結婚か♪ おめでとうございます♪ 元アイドリングメンバー次々と結婚するな♪」「菊地亜美さん結婚にビックリ ドッキリのネタじゃないよね ご結婚おめでとうございます!!」「菊地亜美結婚!! VS嵐に出て、ぜひ二宮さんにご報告を!!」「菊地亜美、結婚 次のVS嵐が楽しみだ」「菊地亜美結婚したの!おめでとう(?) また二宮くんにいじられてる未来が見える羨ましい…(そこ)」「にのみやさーん、菊地亜美さん結婚しましたよ〜」「菊地亜美結婚!おめでとう結婚してもにのちゃんにはいじられ続けてね(笑)」などの反応をみせている。
2018年02月01日(写真:THE FACT JAPAN) 韓国の人気女性グループ・少女時代が31日、各自のインスタグラムで完全体の写真をアップ。昨年10月にスヨン、ティファニー、ソヒョンが事務所との契約満了を理由にグループを脱退して以降、はじめて8人が一堂に会した。 この日は2月に誕生日を迎えるスヨンのお祝いをしたようで、スヨンは自身のインスタグラムに「2月生まれの特権で末っ子が買ってきたケーキでお願いをした」とケーキと8人の集合写真をアップ。 サニーは8人で撮った動画とともに「SONE(ファン)元気かな」「私たちも元気だよ」「久しぶりの完全体」とハッシュタグをつけ、ファンに呼びかけた。テヨンも「私の自慢私のパワー」と楽しそうに映る6枚の集合写真を公開した。 脱退後も事務所の垣根を越えて集まったメンバーに対し、ファンからは「ソシの絆はこれからも永遠」「完全体最強!」「涙溢れてきた」「嬉しすぎて普通に泣いた」と感動のコメントが寄せられている。
2018年02月01日(写真:アフロ) 開幕直前の平昌五輪。今大会でも、要注目のヒロイン候補がたくさんいる。彼女たちが世界でトップをうかがう選手になるまでには、お互いを高め合う相手が欠かせなかった。その関係性はさまざまだが、本番では、アスリートのライバル物語が新たに生まれることだろう――。 「小学生のころ、初めて見た沙羅ちゃん……いえ、高梨選手の印象は、鮮明に覚えています。私も含めて女子のジャンプの飛び出しって、男子に比べて『もさ~っ』というか、動きが遅いんですが、彼女は男子のように『バンッ』と一発で飛び出すことができていたのが、印象的でした」 その驚きを昨日のことのように、目を見開いて振り返るのは、平昌五輪スキージャンプ女子日本代表・伊藤有希(23・土屋ホーム所属)。技術の要といわれるテレマーク(両足を前後させて着地する姿勢)は“世界一美しい”と称され、伊藤はいまや世界の強豪からも注目される存在なのだ。 しかし現在までの実績において、伊藤の上に位置しているのが、言わずと知れた女子日本代表・高梨沙羅(21)。’16-’17年のワールドカップ総合1位、通算勝利数はなんと「53」と世界1位。日本で1、2位を争い、ともに2度目の五輪となる平昌の大舞台に向かう彼女たちは、幼少期から10年にわたってしのぎを削るライバルとしての日々を過ごしてきた。 伊藤の出身は、北海道上川郡にある人口約3400人の下川町。年に数回はマイナス30度になるという極寒の地だ。祖父・恒さん(故人)は、町の子どもたちのジャンプ競技活動のために尽力し、葛西紀明(45)らの才能を幼少期に見いだしたことで“下川ジャンプの父”ともいわれている存在だ。 恵まれた環境で伊藤が頭角を現したのが、中1で出たシニアの国際大会・コンチネンタルカップだった。初出場でなんと4位、翌’08年には銅メダルで表彰台と、“スーパー中学生”と騒がれたのである。 しかし冒頭のように、すぐ2つ下には高梨がいて、’11年、コンチネンタルカップ2度目の挑戦で優勝。その後に女子ジャンプの五輪正式採用も決定し、高校生になった伊藤が伸び悩むのを横目に、高梨が“天才女子ジャンパー”の名をほしいままにしていく。 伊藤が当時の胸中を明かす。 「う~ん……自分ではあまり、若いコがいきなりバーンと出てくることは気にしないようにしていました。『年下に抜かされる』ということも意識しないように……」(伊藤・以下同) 伸び悩んだ高校生時代は、高梨がワールドカップで初優勝を挙げ、連戦連勝、16歳4カ月と最年少で個人総合優勝を決めた時期と重なる。伊藤が低迷していた時期に高梨は男子選手のように前方に体を伸ばしてバンバン飛び、距離を伸ばした。高梨は伊藤のはるか先を行っていた。 ’13年4月、伊藤は高校卒業後、地元の大先輩・葛西のいる土屋ホームに入社、男子選手に交じって同じメニューをこなすという“荒行”に打って出る日々を過ごすうちに、成績が向上していった。 「陸上や筋力トレーニングも含めた監督の厳しいメニューをこなすなかで、思い出したのは、幼いころ、下川でやってきた厳しい練習でした。あのときも女子は私ひとり。『あの苦しさに比べれば……』と、食らいついていったんです」 そして’14年1月のワールドカップで高梨に次ぐ2位と初の表彰台に立つことに。伊藤にとってようやく先行していた高梨に追いつき、世界で勝負できると勇んで臨んだ初めての五輪だった。 高梨はワールドカップで連戦連勝。ソチ五輪は優勝候補筆頭だった。それぞれ自信を深め出場した同年2月のソチ五輪。高梨が4位、伊藤が7位と期待されたメダルに届かず、ともに悔し涙に暮れた。 だが、この挫折が伊藤の競技人生をがらりと変えた。伊藤は今まで以上の努力を重ね、大技を習得。’17年1月のワールドカップ札幌大会で、ついに高梨を2位に抑えて初優勝を果たしたのだ。 「高梨選手という世界のトップがいるからこそ、身近でそのレベルを体感でき、世界との実力差を体感できた。その意味では、高梨選手に負けることで、私のモチベーションが上がったんだとも言える」 伊藤は平昌五輪にかける思いをこう語る。 「メダルを取れる選手って、五輪当日に自分の調子と、ジャンプ台との相性と、風など自然環境の運を持ち合わせた選手だと思う。自分はそのチャンスが巡ってきたとき確実に手にできるよう、準備して臨むだけです」 目標は、伊藤と高梨のワンツーフィニッシュかと問うと、伊藤は笑顔で即答した。 「はい、高梨選手と一緒に、平昌の舞台で世界にリベンジしたいですね!」
2018年02月01日(写真:アフロ) 開幕直前の平昌五輪。今大会でも、要注目のヒロイン候補がたくさんいる。彼女たちが世界でトップをうかがう選手になるまでには、お互いを高め合う相手が欠かせなかった。その関係性はさまざまだが、本番では、アスリートのライバル物語が新たに生まれることだろう――。 「2歳の息子にも平昌に来てもらうことになりました。彼にも、ときめいてもらいたい」 1月24日の平昌五輪日本選手団結式で、記者団にこう話したのは、カーリング女子日本代表チーム「LS北見(=ロコ・ソラーレ)」キャプテンで3度目の五輪出場となる本橋麻里(31)。 かつてはスキップ(最後にストーンを投じる。ほかの選手への指示もする司令塔)を務めていたが、1児の母となった現在はどのポジションもできるオールラウンドの堅実なタイプの選手に変わった。 そしてLS北見の現在の不動のスキップといえば、藤澤五月(26)。強気で「決まれば大量得点」という一投ができる攻撃型の選手。 2人をよく知る北海道の常呂カーリング倶楽部・田房和彦会長は、こう話す。 「2人の共通点は、新天地に文字どおり『身ひとつ』で飛び込める、フロンティア・スピリット。本橋は、五輪にも出場した『チーム青森』を脱退して、’10年にLS北見を地元で旗揚げした。藤澤は、中部電力という強豪チームで結果をだせず、LSに飛び込むように移籍したんです。男子ではなかなかできない決断ですが、それが女子カーリングの新しい道を作ったんです」 退路を断ってチャレンジしてきた2人は、’16年にLS北見で世界選手権に出場し、男女通じて日本初の銀メダルに輝いた。その直後の本誌取材で移籍のいきさつについて、こう振り返っていた。 「中部電力時代、いい環境に甘えてしまい『環境を変えたい』と思っていたところ、憧れの麻里さんに声をかけてもらったんです」(藤澤) 「ええ、新しい風が必要でしたし、実力がありながら、悔しい思いをしてきた、さっちゃんの力は絶対に必要だと思っていましたから」(本橋) そんな“相思相愛”だった2人だが、本橋は産休に入ると藤澤にスキップを任せ、復帰後もリザーブ(補欠)に回ることに。田房さんがチームの事情を明かす。 「じつは復帰後に出場していた試合で、本橋のショット率は抜群に高いのに、なぜか勝てないという時期が続いたんですね。実力的にはいまでも抜群なんだけれど、彼女はコーチらと相談して、『自分はなるべく試合には出ない』と決めたんだと思います」 本橋がキャプテンとして一歩引いて試合を俯瞰することで藤澤の、“ゲームリーダー”としてのプレッシャーが軽くなった。「本橋さんが見守ってくれている」という安心感から、最高のパフォーマンスを発揮することができたのだ。 そこには、カーリングという競技独特の教えがあるのだと、田房さんは説く。 「カーリングはチームの結束がないと成り立たない競技です。彼女たちには幼いころから、『他人の失敗を喜ぶな』と、つねづね言い聞かせてきました。だから試合中、相手にも『ナイスショット』と言える。それが彼女たちに染みついているカーリングの精神です」 チームがみんなで助け合い高め合う気持ちが強いカーリング選手たち。その象徴が今回世界に挑む、本橋と藤澤だ。’16年の世界選手権でのエピソードとして藤澤は、「予選で発熱したとき、宿泊先で麻里さん特製の豆乳キムチ鍋が体を温めてくれた」と話す。 一方の本橋は「鍋だけじゃないですよ。試合で消耗するから炭水化物をしっかりと取れるように、炊込みご飯など飽きのこないアレンジで。えっ、お母さん役?もう若くないので“お母ちゃん”でいいですよ」と笑った。 本橋は離日直前に、こんなことも言っていた。 「平昌には、みんながいちばん必要とする、お米を持っていきます!」 平昌では、本橋特製の炊込みご飯が、日本を初のメダル獲得に導くことだろう。
2018年02月01日1月25日から31日まで東京ドームで開催された『第17回東京国際キルトフェスティバル』。毎年出展されている三浦百恵さん(59)の作品を一目見ようと、会場はファンの女性たちでごった返していた。 今年のテーマは『若草物語』。百恵さんの新作キルトは、ピンクの縁取りと真ん中の大きなハートマークが可愛らしいタペストリーだ。『私の人生~メグの場合~』と題したそのタペストリーに、百恵さんはこんな言葉を添えている。 《四人姉妹の長女メグ。自分の大切なものをひとつひとつきちんと選択し、人生を丁寧に紡いでゆく女性。そんなメグの最良の日『結婚』をイメージした優しく華やかなキルトに、旅先で出合ったヴィンテージの布やリボンをふんだんに使い、私自身人生の時間も、ほんの少し重ねられました》 ’80年、21歳の若さで結婚・引退した百恵さん。貧乏ながらも幸せな結婚生活を何よりも大事にするメグに、自身と夫・三浦友和(65)の人生を重ね合わせたのだろう。 「この前も百恵さんは近くのコンビニで柿ピーとチョコレートを買ってきて、『これをおつまみに、今夜は旦那さんとワインで乾杯するんです』って教えてくれたんですよ」(近所の住人) 結婚から38年の月日が経ったいまも、2人の結婚生活は平穏で揺るぎない。夫婦円満の秘訣はどこにあるのだろうか。 「息子の祐太朗(33)さんと貴大さん(32)がともに独立して夫婦2人だけの生活になったとき、“新ルール”を作ったそうです。そのひとつが、年4回以上は2人で温泉や海外旅行にいくこと。『健康なうちに2人でいろんな場所に行きたい』という思いがあるのでしょう」(夫妻の知人) 第二の人生をこれまで以上に仲睦まじく二人三脚で歩んでいるようだ。そして来年1月17日の誕生日で60歳になる百恵さん。還暦を迎える百恵さんのために、一家はこんな旅行計画を立てているという。 「息子さんたちが費用を出し合って、両親を国内の温泉にでも連れて行ってあげようと考えているそうです。旅先では、百恵さんの還暦祝いにふさわしいサプライズプランも練っていると聞きました」(夫妻の知人) 新作キルトに“38年目の感謝”を込めた百恵さんと、その計り知れない愛に応え続けてきた友和。2人の愛は何年経っても色あせることはないだろう。
2018年02月01日1月25日、宮内庁で行われた長官会見は、2週間に1度の恒例のものであるにもかかわらず、緊迫感に包まれていたという。まず、ある宮内庁担当記者が質問を投げかけた。 ――複数の週刊誌が今日、眞子さまの婚約者・小室圭さんのお母さんの金銭トラブルについて報じています。この件について、長官はどうお考えですか? これに対して、山本信一郎宮内庁長官は、冷静な様子でこう答えた。 「ご結婚ということについては、基本的には(眞子さまと小室圭さんの)2人の問題ですし、ご両家の問題です。私どものほうからとやかく申し上げることは何もございません」 さらに別の記者が再び質問。 ――小室さんのお母さんの記事について、長官が両陛下に説明をされる予定もないのでしょうか? 「……やはりご結婚は、お二人の合意によってなされるのが基本だと思いますね」 この会見が行われた当日は、『週刊文春』と『週刊新潮』が小室家の借金トラブルについて、大々的な扱いで同時に報じ、話題を集めていた。 「昨年12月にまず『週刊女性』が報じていますが、記事の内容は小室さんの母・佳代さんが、元婚約者の男性から約440万円の援助を受けていたというものです。婚約解消後に返還を求めたところ、佳代さんは取り合わなかったといいます。眞子さまと小室さんの『納采の儀』は3月4日に迫っています。宮内庁担当記者たちは、一般の結納にあたるこの儀式を前に“婚約破棄”の可能性もあるのではと、長官に質問を繰り返したのです」(皇室ジャーナリスト) 借金トラブル報道の波紋が及んでいるのは、宮内庁内ばかりではない。宮内庁関係者が嘆息する。 「実は天皇皇后両陛下は、週刊誌に掲載された皇室記事は、ほとんどチェックされています。そしてときには、宮内庁長官に、記事の内容について説明を求められるのです。25日の会見で『説明をされる予定は?』という記者の質問に対し、長官が否定しなかったのは、すでに両陛下が説明を求められているからだと思われます。両陛下にまでご心配をかけてしまったことで、いちばん苦慮されているのは、秋篠宮ご夫妻でしょう……」 皇族の嫁ぎ先に、こうしたスキャンダルが報じられるなど前代未聞のことだ。 「秋篠宮さまと紀子さまは、眞子さまの意志を再度確認されるために、話し合いの機会をもうけられたそうです。いわゆる家族会議ですね。しかし眞子さまは、小室さんとのご結婚については、お気持ちは変わっていらっしゃらなかったと伺っています」(前出・宮内庁関係者) そして1月4日、眞子さまは小室さんにお会いになるために外出されたという。 「以前なら紀子さまも微笑ましく思われていた婚約者同士のデートでしょうが、眞子さまの背中をお見送りになるご胸中も、かなり複雑なものでいらしたでしょう……」 その後も続く小室家関連報道に、宮内庁職員の間では、“ご結婚そのものを見直すべきでは”という声も高まっているという。だが、 「たとえば小室圭さん本人の借金トラブルや女性問題などならともかく、圭さんのお母さんの問題ですから、破談の理由にはなりえません」 眞子さまと小室さんの『納采の儀』まで、あと1カ月半。この騒動は沈静化するのか、それとも……。
2018年02月01日「3,216ページのすべてに目を通した4年間……。辞書作りに、少々飽きたところです(笑)」 そう語るのは、『広辞苑改訂の責任者である、岩波書店辞典編集部の平木靖成さん(49)。“国民的辞書”といわれる『広辞苑』が、10年ぶりに大改訂。内容を見直し、“第七版”として発刊された。 ’55年に発刊された『広辞苑』は、今年63歳!日本でもっとも売れている半面、日本一クレームの電話がかかってくる辞書と言われる『広辞苑』。還暦を超えて、どんな変化を遂げたのだろうか――。 「第七版の改訂作業がスタートしたのは’13年末。日本語として定着した言葉、これからも使われていくと思われる言葉を選びました。あらたに加えた言葉は1万語ですが、約10万語の候補のなかから選び抜きました」(平木さん) 新規に収録されたのは「自撮り」「LGBT」や「東日本大震災」「安全神話」「ブラック企業」など。世相を映した言葉だという。 「その結果、第六版から140ページ増えましたが、厚さは変わっていません。製本機械の限界である8センチという厚さに収まるように薄い紙にしたうえで、言葉の意味の説明の字数を削り、表現を磨く作業を続けたからです」(平木さん) 入社2年目から、辞書作りひと筋。三浦しをんの小説『舟を編む』(光文社文庫)の、辞書編集部員である主人公のモデルともいわれる平木さんは、辞書の話になると、少年のように目を輝かせた。 言語学者で杏林大学の金田一秀穂教授(64)は、辞書作りの大変さについて次のように語る。 「いろんな辞書を作っていた父(国語学者の故・金田一春彦氏)は『愛』という言葉がいちばん大切だと話していました。普通の人は、辞書の最初のページに出てくる『愛』を調べて、その説明が、その人にぴたっとハマると、喜んでくれるはず、と。そこで父は一生懸命、愛について考えていました。でも『愛とは何か?』と言われたら、膨大な説明が必要。ページ数が限られているなか、すべて書くわけにはいかないから、いつも頭を悩ませていました」 第七版の執筆者の1人として名を連ねている、日本語学者の顔をもつ自称“辞書芸人”で漫才コンビ「米粒写経」のツッコミ担当・サンキュータツオさん(41)は、こう続ける。 「『広辞苑』といえども『恋愛』という形のない概念には“正しい意味”や“正しい用法”が存在しないということです。それでも、限られた文字数のなかで、誰もが納得できるように、客観的に解釈をしようとします。そこには、書いた人の情熱や人間味が必ずにじみ出るものです。たとえば学校の先生に『恋愛とは?』と聞くと、『するもんじゃない』という人もいれば、『最高よ』という人もいます。なかには『若いころは気をつけなさい』という先生がいるかもしれません。それと同じように、辞書で『恋愛』をひくと、辞書を作った人それぞれの“恋愛観”が見え隠れするのです。なかでも、何度も見直しを経て、多くの編集者や読者によって磨かれた『広辞苑』の解釈は、単なる言葉の“意味”を超えた、恋愛で迷ったときの“道しるべ”になるかもしれません」 愛に迷い、多様な意見が乱れ飛ぶネットの中に答えを見つけようとしても、心は揺れ動くばかり。『広辞苑』の研磨された「愛」や「恋」の解釈に、肩の力が抜けたり、勇気づけられたりする人もいるかもしれない……。 「愛」とは何かを問い続け、「恋」の意味に翻弄された人たちが、磨き上げた言葉がずっしり詰まった「広辞苑」。――どうりで重いはずだ。
2018年02月01日「世の中には、いろんな辞書があります。私たちにとって辞書は、多くのことを知っている“学校の先生”のような存在。でも先生が絶対とは限りませんよね。間違うこともあるし、先生によって言うことが違うことも。辞書も同じで、絶対的に正しいものはありません。そんな辞書のなかで、『広辞苑』は“校長”のような存在。キャリアがあって、矢面に立たされた経験もあり、堅物だった校長ですが、今回の改訂でイメージを一新。これは大きな事件です」 そう語るのは、自称“辞書芸人”で漫才コンビ「米粒写経」のツッコミ担当・サンキュータツオさん(41)。“国民的辞書”といわれる『広辞苑』が10年ぶりに大改訂。内容を見直し、“第七版”として発刊された。’55年に発刊された『広辞苑』は今年63歳!還暦を超えて、どんな変化を遂げたのだろうか――。 「『マンガ』『アニメ』『特撮』の分野の新しい項目の執筆、掲載されている項目の加筆修正の依頼があり、半年ほどかけて書き上げました。日本でもっとも売れている半面、日本一クレームの電話がかかってくる辞書でもあります。作業はかなり重圧でした」(タツオさん・以下同) 日本語学者の顔をもつタツオさんは、第七版の執筆者の1人として名を連ねている。 「画期的なのは僕が担当したなかで『少年マンガ』『少女マンガ』『ボーイズラブ』などが新たに収録されたこと。また『二次元』という項目に《アニメ・ゲーム。また、そのキャラクター》という説明が追加されたり、『アニメ』という項目のなかに、『――ソング』という形の小項目が加えられたりしたことです」 原稿を仕上げたあとは、編集者の手に渡り、発刊されるまでは、タツオさんでも、何が収録されたかわからなかったという。 「できあがりを見て『ヤバイ』『お姫さま抱っこ』『チャラい』などの新語が入っていて、これまでの『広辞苑』と比べても、かなり柔らかくなった印象を持ちました。無口で父性の権化だった人が、聞き分けがよく、温和になったような印象です」 『広辞苑』には、ほかの辞書には載っていたり、一般的に使われていたりする言葉でも、“ふさわしくない”と未収録になっているものも少なくない。タツオさんが提案した言葉から、収録が見送られたものもあるとか。 「『ツンデレ』は、すでに多くの人たちに定着していると思いましたが、見送られてしまいました。スラング的な言葉と受け止められたようです。もし入っていたら、“では、『壁ドン』は?”という議論があったかもしれません。また、『ミッキーマウス』や『ドラえもん』が載っているので『マリオ』も、入れてもいいかなと思いましたが不掲載。収録するかしないかは編集部が全体のバランスを取りながら選んでいくようで、悔しいところですが、そこで辞書としての“個性”が培われていくのでしょう」
2018年02月01日NHKの2018年度後期連続テレビ小説「まんぷく」(10月1日スタート)のヒロインが女優・安藤サクラ(31)に決定。31日に同局の大阪放送局と東京の同局で本人が出席し、発表会見を行った。 会見で安藤は「覚悟を決めて、やっと、ここに立てたという感じです」と感激の面持ち。昨年6月に第1子となる長女を出産しただけに、育児があるためオファーを受けるかどうか葛藤があったことも明かした。 「このところ若手の演技派女優を起用することが多かった朝ドラですが、映画ファンの間ではすっかり演技派として浸透している安藤さんが起用されました。全国の幅広い年齢層の視聴者が安藤を認知することになるでしょうね」(会見を取材した記者) 主演映画「0.5ミリ」、「百円の恋」で映画を総なめにした安藤。テレビドラマは“脇役”が多かったが、いよいよテレビで“本領発揮”。さらに今年は、全国のママたちからの認知度も大いにアップしそうだ。 「4月からテレビ東京で女児向け特撮ドラマ『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』が放送されますが、安藤さんは魔法界から来た妖精モコニャンの声優をつとめるのです。安藤さんはお子さんのことを考えてか、オファーを快諾したそうです。同じように幼い子供がいるママからの認知度もアップすること間違いなし。彼女にとって、飛躍の1年となりそうです」(映画業界関係者) 安藤サクラが国民的女優になる日は、もうすぐだ。
2018年01月31日