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劇場版『トリリオンゲーム』の主題歌が、Snow Manの新曲「SBY」に決定。併せて主題歌を使用した予告映像が公開された。本作は、「マンガ大賞2022」にノミネートされ、「第69回小学館漫画賞」も受賞した人気漫画(原作:稲垣理一郎・作画:池上遼一)を原作とした連続ドラマの劇場版。ドラマから引き続き稲垣監修の下、完全オリジナルストーリーが展開される。天性の人たらしで口八丁な“世界を覆すハッタリ男”のハルこと天王寺陽(目黒蓮/Snow Man)と、気弱だが心優しい“凄腕エンジニア”のガクこと平学(佐野勇斗)は、1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、この世のすべてを手に入れるために「トリリオンゲーム社」を立ち上げる。資金も会社も大きくなったふたりが次に挑む事業は、日本初のカジノリゾート開発。世界の大富豪たちが集い、一夜にして大金が動くロマンと欲望が入り混じる魅惑のカジノリゾートを舞台に、これまで以上に難解な強敵に立ち向かう。公開された映像には、日本初のカジノリゾート開発を阻む“世界一のカジノ王”ウルフ・リー(石橋凌)、ウルフと組んでカジノ計画を進めようとする、日本屈指の財閥企業・宇喜多グループの宇喜多隼人社長(田辺誠一)、そしてカジノ計画を反対する人々の姿が。ウルフの側近であり、カジノでディーラーとしても働くラモーナ・タキガワ(シシド・カフカ)の「あなたが上を目指す以上、いつかはガクを切らなきゃならない時がくる」という不穏な言葉、そして「君は勝負に負けたんじゃない、金に負けた。よく覚えとけ、金こそが力」というウルフの勝ち誇った声から、ハルとガクの前に最大の試練が立ちはだかることが予想される。さらに、ハルとキリカ(今田美桜)、ガクとリンリン(福本莉子)の関係進展を感じさせるシーンや、銃声音に涙するガクの姿なども見ることができる。主題歌の「SBY」は、中毒性のあるメロディーで爽快かつクールな楽曲である連続ドラマ版の主題歌「Dangerholic」から一転し、心に染み渡るようなミディアムバラード。かけがえのない存在となったハルとガクの友情を感じさせるような1曲に仕上がっている。また、ゴールドに輝く煌びやかなポスタービジュアルも公開された。■目黒蓮 コメント劇場版として帰ってきた『トリリオンゲーム』の主題歌が入った予告映像が解禁されました。ドラマからパワーアップしたアクションも加わり、スケール感もアップしてます!そして、主題歌は劇場版のために書き下ろされたSnow Manが歌う新曲「SBY」です。朝焼けのような、夕暮れのような静けさが、はじまりも終わりも感じさせるミディアムバラードになってます。君がいてくれたからという想いと、これからも一緒に進んでいこうという強い意志を込めた歌詞、壮大なスケール感のサウンドで、聴いた人が前向きな気持ちになってほしいと願いを込めた1曲です。劇場版『トリリオンゲーム』、主題歌の「SBY」共に公開までお楽しみに!■村尾嘉昭監督 コメント「SBY」を初めて聴いた時、“誰か信じられる人と前に進める幸せ”を歌ったとてもいい曲だなと感じました。それは映画のハルとガクにも思えるし、もちろんSnow Manのメンバーのことも頭に浮かびます。ゼロから駆け上がっていくハルとガクの勢いそのままの「Dangerholic」、誰かと何かに挑戦している人に寄り添い、背中を優しく押してくれる「SBY」、この2曲が、映画にさらなる彩りと表情を与えてくれ、感謝しかないです。一度聴くとずっと口ずさんでしまう中毒性もあって、また新しいSnow Manの一面を伺えたような気がします。スクリーンで聴く「SBY」の心への響きを早く皆様にも体験して感動してもらいたいです。劇場版『トリリオンゲーム』予告映像<作品情報>劇場版『トリリオンゲーム』2025年2月14日(金) 公開公式サイト:劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会(C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館
2024年11月27日ニュー・アルバム『Epic Narratives』が全世界で上位にチャートインするなど、世界的人気のガールズ・ハード・ロック・バンド「BAND-MAID」が、2025年1月のニュー・シングルのリリースとお給仕(=ライブ)及びツアーの開催、そして2025年中にEPをリリースすることを発表した。東名阪3都市で開催したZEPP TOURが11月25日・26日に東京・ZEPP HANEDAの2デイズで幕を閉じた。開催予定だったZEPP TOURがコロナ禍のために白紙となり、BAND-MAIDにとっては”リベンジ開催”となった本ツアー。この数年間でのBAND-MAIDの躍進はすさまじく、単独公演のアメリカツアーでは2万人以上を動員し、2023年にアメリカで開催された『Lollapalooza Chicago』へは日本人バンドとしてX JAPAN以来、約13年ぶりに出演するなど、世界的ガールズ・バンドへと成長している。そんな彼女たちの意外にも初となるZEPP TOURとだけあって、日本はもちろん、海外からのご主人様・お嬢様(ファンの呼称)が結集した熱いお給仕となった。11月25日の公演では、ステージと客席の間に紗幕がかけられたまま1曲目「Forbidden tale」でお給仕がスタート。メンバーがシルエット姿のまま演奏をはじめると、SAIKI(vo)の歌に合わせて、歌詞とともに光がゆらめくようなエフェクトが投影される。ニュー・アルバム『Epic Narratives』のなかでも壮大な展開がBAND-MAIDの新境地を表現しており、目まぐるしく展開されていく曲に合わせ変化していく映像に息を呑む。ハード・ロック・バンドとして、序盤から激しく畳み掛けるセットリストが多かったBAND-MAIDだけあって、今回のツアー冒頭では演出も含めて度肝を抜かれた観客も多かったはず。ニュー・アルバムから披露された楽曲では「Shambles」「Protect You」などアニメのタイアップ曲としても注目を集めた激しい楽曲はもちろん、IncubusのMike Einziger(g)とコライトしたミディアム・バラード「Bestie」なども披露。そして、「The One」「Toi et moi」では、SAIKIと小鳩ミク(vo&g)によるツインボーカルならではの魅力が際立ち、美しいハーモニーを響かせる。さらに、小鳩ミクがソロでメインボーカルをとる楽曲「Brightest Star」や、小鳩ミク、KANAMI(g)、MISA(b)、AKANE(ds)4名によるインスト曲「Get to the top」など、バラエティに富んだ楽曲を次々と放っていく。また、今回のツアーでは楽器陣によるセッションパートが増えたことも特筆するポイント。『SUMMER SONIC 2024』のステージでもその圧倒的な演奏が話題となったKANAMIとMISAのギター&ベースバトルパートはもちろん、MISAのベースソロから始まり、AKANE、小鳩ミク、KANAMIとセッションから繋げて入った「After Life」など、お給仕ならではのアレンジで観客を魅了する。人気だけではなく実力も確実に積み上げてきたBAND-MAIDならではの凄みを見せつけられた2時間だった。早々にチケットがソールドアウトした11月26日公演では、ツアーファイナルに相応しく、終演後に2025年の新たな動きをサプライズで発表。さらに、公式HPでも新情報の発表を行うなど2025年の活動が続々決定。2025年1月にはデジタル・シングルの新曲リリース、番外編お給仕の開催、初のお盟主様限定ツアーとなる東京・大阪『Billboard Live Tour』、さらに5月10日(土)のメイドの日から開催される『BAND-MAID TOUR 2025』の開催日程を発表。それぞれの詳細は、公式HPで確認を。Photo:伊東実咲BAND-MAID「Forbidden tale」Music Video<リリース情報>ニュー・デジタル・シングル2025年1月リリース予定<ライブ情報>BAND-MAID番外編お給仕(ライブ)2025年2月3日(月) 東京・恵比寿LIQUIDROOM2025年2月17日(月) 東京・恵比寿LIQUIDROOMお盟主様限定(ファンクラブ限定)BAND-MAID Billboard Live Acoustic Tour2025年3月20日(木)ビルボードライブ大阪2025年4月13日(日)ビルボードライブ東京※公演詳細・受付は後日発表BAND-MAID TOUR 2025第1弾開催日程5月10日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA5月17日(土) 広島・CLUB QUATTRO5月18日(日) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM5月25日(日) 静岡・浜松窓枠5月31日(土) 新潟・LOTS6月20日(金) 大阪・ゴリラホール6月21日(土) 大阪・ゴリラホール6月28日(土) 宮城・仙台GIGS オフィシャルサイト
2024年11月26日日仏米共同製作作品『神の雫/Drops of God』が、第52回国際エミー賞の「連続ドラマ部門」(International Emmy Awards「Drama Series」)を受賞した。国際エミー賞とは、60を超える国の放送局や番組制作会社などを代表する900人以上の会員によって構成される「国際テレビ芸術科学アカデミー」(The International Academy of Television Arts & Sciences)が主催する賞で、アメリカ以外で制作・放送された優秀なテレビ番組に贈られる。今回の受賞は、Hulu Japanの作品、ならびに本作で海外ドラマ初主演を務めた⼭下智久にとって、初ノミネートにして初受賞という快挙となった。“ワインに運命を翻弄される男女”を軸に、“時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様”を描いた本作。山下はワインに人生をかける男・遠峰一青(とおみね・いっせい)を熱演。並々ならぬ情熱をもって本作に挑んだ山下は、国際エミー賞受賞の知らせに感無量。「こうして素晴らしい賞を頂き、文化、言葉の異なるクルーと共に努力し、一丸となり作品に注力して良かったと心から思えます」と、喜びのコメントを寄せた。また、今回のドラマシリーズで大きな挑戦となったのは、主要キャラクターの新設定。原作漫画で物語の中心を担う男性キャラクターの神咲雫を、フランス人女性・カミーユに置き換えるという大胆な設定変更が実現したのは、原作者である亜樹の快諾があったからこそ。ドラマ製作チームと共に新たなチャレンジを楽しんでくれた亜樹(亜樹直名義で活動する姉弟ユニット、樹林ゆう子、樹林伸)も、今回の受賞に高揚。「私たちのワイン愛から生まれた漫画『神の雫』が、ドラマとして生まれ変わり、世界中に愛され、受賞しました。これほど嬉しい事はありません」と、コメントしている。『神の雫/Drops of God』は、オンライン動画配信サービス「Hulu」にて配信中。■山下智久 コメントこのような素晴らしい賞を頂けてとても光栄で嬉しく思っております。夢がひとつ叶いました。応援してくださっている全ての方のおかげです。『神の雫/Drops of God』は自分にとっておよそ半年に及ぶ長期、通訳なしの海外ロケ。常に3カ国語以上が飛び交うインターナショナルな現場でした。役作りの為に10キロ近くの減量を半年間続け、台詞も英語で、とても勇気と根気の必要な挑戦でした。こうして素晴らしい賞を頂き、文化、言葉の異なるクルーと共に努力し、一丸となり作品に注力して良かったと心から思えます。言語や文化の壁を超えて、心をひとつに支え合う事ができるという事を学ばせていただきました。これからも挑戦を続けていきたい思いです。家族、友人、携わってくださった全てのスタッフ、ファミリーに心より感謝いたします。■著者:亜樹直 コメント私たちのワイン愛から生まれた漫画『神の雫』が、ドラマとして生まれ変わり、世界中に愛され、受賞しました。これほど嬉しい事はありません。関係者の皆様、そして視聴してくださった全ての人に感謝致します。<作品情報>Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』Huluで配信中(全8話)【スタッフ】製作総指揮:クラウス・ジマーマン監督:オデット・ラスキン脚本:コック・ダン・トラン【キャスト】山下智久(遠峰一青役)フルール・ジェフリエ(カミーユ・レジェ役)トム・ウォズニチカ(トマ・シャサングル役)スタンレー・ヴェベール(アレクサンドル・レジェ役)ルカ・テラッチャーノ(ロレンツォ役)ディエゴ・リボン(ルカ・イングレゼ役)岡本あずさ(片瀬百合香役)ギュスタヴ・ケルヴェン(フィリップ・シャサングル役)セシール・ボワ(マリアンヌ・レジェ役)渡辺真起子(遠峰仄香役)二階堂智(遠峰博和役)アントワーヌ・シャペイ(タリオン役)竹中響子(みやび役)津嘉山正種(遠峰昇役)ほか公式サイト:
2024年11月26日デビュー25周年を迎えたbirdが、9月18日に発売されたベスト盤『25th anniv. re-edit best + SOULS 2024』からセレクトした12曲を、完全生産限定盤LPとして11月27日(水)に発売。12月13日(金)都内某所で行われる、追加購入者特典のインストアライブ&トークイベントへの出演も決定した。『25th anniv. re-edit best + SOULS 2024』は、過去のベストとは趣向が異なり、Short ver.を全曲リエディットし、昨今のサウンドの響きに調整しつつ、2020年代現在の短い楽曲中心の状況にも対応した新鮮なベスト盤。さらにデビュー・シングル「SOULS (Main)」 を25周年記念としてチルでメロウなグルーブへアップデートした、「SOULS 2024 Shinichi Osawa ver.」とMONDO GROSSO feat. birdの楽曲「LIFE」のShort ver.も収録。今作は、大沢伸一の最新ver.を含む、ベスト盤から厳選された12曲を収録した完全生産限定盤LPとして発売される。12月13日(金)に行われるインストアイベントについては、近日中に詳細が発表される。<リリース情報>LP『bird /25th anniv. re-edit best selection + SOULS 2024』(LP / 33 1/3RPM)完全生産限定盤11月27日(水)発売4,400円 (税込)LP『25th anniv. re-edit best selection + SOULS 2024』ジャケット【収録内容】SIDE A01. SOULS (Main) 2024 re-edit02. BEATS (Original) 2024 re-edit03. マインドトラベル 2024 re-edit04. マーメイド3000 2024 re-edit05. 桜 2024 re-edit06. flow 2024 re-editSIDE B01. SOULS 2024 Shinichi Osawa ver.02. LIFE feat. bird 2024 re-edit / MONDO GROSSO03. フラッシュ 2024 re-edit04. ハイビスカス 2024 re-edit05. SPARKLES 2024 re-edit06. 記憶のソリテュード 2024 re-edit購入はこちら オフィシャルサイト
2024年11月26日11月29日(金) 13時より全国の劇場で公開される『Endless SHOCK』大千穐楽公演 のライブビューイングのチケットが、一部劇場で追加販売されることが決定した。2000年11月の『MILLENNIUM SHOCK』から始まった『SHOCK』シリーズは、NYを舞台に、エンターテイナーのコウイチとその仲間たちが“Show must go on”という言葉の意味を問い続け駆け抜ける姿を描く物語。2005年には『Endless SHOCK』というタイトルになり、脚本・演出にも堂本が参加、代役なし・単独主演記録2100回という記録を打ち出すも、ホームグラウンドとして使用してきた帝国劇場の休館により、本シリーズは現在上演中の帝国劇場公演にて幕を閉じる。そのため、大千穐楽公演ライブビューイングの先行販売は過去最大級の申し込み数となり、完売が続出。これを受け、急遽スクリーン数を増やし、一部の劇場にて追加販売をすることが決定した。併せて、キャストの松尾龍、松浦銀志よりメッセージが到着した。■松尾龍 メッセージ24年間みなさんに愛された『EndlessSHOCK』。最後まで輝き続ける光一くんの背中を見て、走り続けることの偉大さを知りました。最後の最後の大千穐楽をより多くの方と一緒に迎えられることを嬉しく思います。映画館でも変わらない迫力があると思うので、是非映画館にもお越しください。■松浦銀志 メッセージついに『Endless SHOCK』が11月29日に大千穐楽を迎えます。僕は11月の帝国劇場公演からの急遽参加でしたが、何もわからない僕に皆さんがいろいろなことを教えてくださり、僕の人生で大切で貴重で幸せな1カ月間になりました。ライブビューイングに関して追加で劇場を開放する所もあり、今からでもお席が取れるチャンスがあると聞きました。本当に最後の『Endless SHOCK』一緒に伝説を見届けて下さい。<ライブライブビューイング情報>『Endless SHOCK』大千穐楽 ライブビューイング2024年11月29日(金) 13:00上映開始(予定)■上映時間(予定)第一幕 13:00~14:15(75分)休憩 30分第二幕 14:45~16:15(90分)特別カーテンコール 16:15~■出演者堂本光一、上田竜也、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、松浦銀志、石川直、中村麗乃、前田美波里 ほか■料金(税込)全席指定:6,500円入場者プレゼント:『Endless SHOCK』2024 カンパニーのスタッフパスを模した、『Endless SHOCK』2024年オリジナルカード※帝国劇場11月29日(金) 13時公演でも入場者に配布■追加販売対象劇場(先着)札幌シネマフロンティアTOHOシネマズ仙台TOHOシネマズ西新井TOHOシネマズ南大沢TOHOシネマズ府中TOHOシネマズららぽーと横浜TOHOシネマズ上大岡横浜ブルク13TOHOシネマズ川崎TOHOシネマズ海老名109シネマズ湘南TOHOシネマズららぽーと船橋TOHOシネマズ八千代緑が丘TOHOシネマズ市川CPTOHOシネマズららぽーと富士見イオンシネマ高崎TOHOシネマズ宇都宮イオンシネマ 新潟亀田インター長野グランドシネマズTOHOシネマズららぽーと磐田イオンシネマ大高TOHOシネマズ木曽川TOHOシネマズ東浦TOHOシネマズ赤池イオンシネマ津南TOHOシネマズくずはモールTOHOシネマズ鳳TOHOシネマズセブンパーク天美TOHOシネマズららぽーと門真イオンシネマ加古川TOHOシネマズ岡南シネマサンシャインエミフルMASAKITOHOシネマズららぽーと福岡TOHOシネマズ与次郎
2024年11月26日PARCO PRODUCE 2024『HIROSHI MIKAMI/ HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】』の東京公演が、11月26日PARCO劇場にて開幕。併せて、三上博史のコメントとライブ写真が到着した。ジョン・キャメロン・ミッチェルが台本・主演、スティーヴン・トラスクが作詞・作曲を手掛け、1994年にクラブスクィーズ・ボックスでその原型を披露、1997年にオフ・ブロードウェイで初演されたミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。日本では2004年に初演され、翌年2005年にはさらにブラッシュアップして再演された。今回の公演は、日本初演から20周年を記念して、初演オリジナルキャスト三上博史とロックバンド“アングリーインチ”がライブ・バージョンになって復活する。■三上博史 コメントバンドメンバーとのリハーサルを通じて、2004年、2005年上演時の音楽を膨らませ進化させました。ビジュアル面でも僕らの「ヘド様」らしい衣裳とヘアメイクができあがっています。今回ピンヒールからは逃げようと思っていたのに、結局履くことになりました(笑)。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のミュージカルや映画をご覧になったことのないお客様は、歌だけなので、わからないところもあるかもしれませんが、劇場で音を聞いて空気を感じてもらえれば、きっと共鳴し、チューンアップしてもらえるはずです。「大丈夫だよ」とお客様を励ますことができるように全身全霊を込めます。【予定楽曲】01. TEAR ME DOWN ティア・ミー・ダウン02. THE ORIGIN OF LOVE オリジン・オブ・ラブ訳詞:青井陽治、三上博史、エミ・エレオノーラ03. SUGAR DADDY シュガー・ダディ訳詞:青井陽治04. ANGRY INCH アングリー・インチ05. WIG IN A BOX ウイッグ・イン・ア・ボックス訳詞:青井陽治06. WICKED LITTLE TOWN 汚れた街訳詞:三上博史07. THE LONG GRIFT ロング・グリフト訳詞:青井陽治、近田潔人、三上博史08. HEDWIG‘S LAMENT ヘドウィグの嘆き訳詞:青井陽治09. EXQUISITE CORPSE とびきりの死体訳詞:青井陽治、三上博史10. WICKED LITTLE TOWN (TOMMY GNOSIS ver.) 汚れた街(トミー・ノーシス・ヴァージョン)訳詞:三上博史11. MIDNIGHT RADIO ミッドナイト・レディオ訳詞:三上博史<公演情報>PARCO PRODUCE 2024『HIROSHI MIKAMI/ HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】』作:ジョン・キャメロン・ミッチェル作詞・作曲:スティーヴン・トラスク訳詞:青井陽治 / 三上博史 / エミ・エレオノーラ / 近田潔人出演:三上博史演奏:ロックバンド「アングリーインチ」横山英規(b)、エミ・エレオノーラ(pf / cho)、テラシィイ(g)、中幸一郎(ds)、吉田光(g)【東京公演】2024年11月26日(火)~12月8日(日)会場:PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)■チケット料金価格:10,000円(全席指定・税込・未就学児入場不可)U-35:5,000円(観劇時35歳以下対象)※要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 / 一般発売日より先着販売(当日券取扱なし)、連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)【京都公演】2024年12月14日(土) 14:00公演2024年12月15日(日) 14:00公演会場:京都劇場■チケット価格:10,800円(全席指定・税込・未就学児入場不可)【仙台公演】2024年12月18日(水) 19:00公演会場:仙台PIT■チケット価格:10,000円(指定席 / 立見・税込・未就学児入場不可)【福岡公演】2024年12月21日(土) 18:00公演2024年12月22日(日) 13:00公演会場:キャナルシティ劇場■チケットS席:10,000円(全席指定・税込・未就学児入場不可)A席:8,000円(全席指定・税込・未就学児入場不可)U-35:5,000円(観劇時35歳以下対象)※要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 / 一般発売日より先着販売(当日券取扱なし)、連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)チケット情報:()公式サイト:
2024年11月26日2024年5月から6月に東京・東京芸術劇場プレイハウスで上演された舞台『未来少年コナン』のバリアフリー配信が、日本初のバリアフリー・多言語対応オンライン型劇場「THEATRE for ALL」で行われる。本作は、1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズ『未来少年コナン』の舞台版。コナン役の加藤清史郎、ラナ役の影山優佳に加え、成河、門脇麦、宮尾俊太郎、今井朋彦、椎名桔平らが出演者として名を連ねた。演出は、日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』や村上春樹原作の『ねじまき鳥クロニクル』などを手がけたインバル・ピントと、多才なクリエイターであるダビッド・マンブッフが務めた。配信は12月24日(火) 15時よりスタート。またクリスマス特別プライスとして、配信開始から4日(72時間)限定で特別価格にて視聴することができる。<配信情報>舞台『未来少年コナン』バリアフリー配信原作:日本アニメーション制作『未来少年コナン』(監督:宮崎駿脚本:中野顕彰胡桃哲吉川惣司)演出・振付・美術:インバル・ピント演出:ダビッド・マンブッフ脚本:伊藤靖朗音楽:阿部海太郎作詞:大崎清夏【キャスト】コナン:加藤清史郎ラナ:影山優佳ジムシー:成河モンスリー:門脇麦ダイス:宮尾俊太郎ルーケほか:岡野一平レプカ:今井朋彦おじい・ラオ博士:椎名桔平【ダンサー】※五十音順川合ロン、笹本龍史、柴一平、鈴木美奈子、皆川まゆむ、森井淳、黎霞、Rion Watley【ミュージシャン】トウヤマタケオ、佐藤公哉、中村大史、萱谷亮一/服部恵【配信映像】・オリジナル版・バリアフリー字幕・日本音声ガイド・日本手話【配信日時】2024年12月24日(火) 15:00~※配信から4日(72時間)限定で特別価格にて視聴可能。※購入日より7日間視聴可能。※視聴には外部サイトVimeoのアカウント登録が必要。詳細はこちら:
2024年11月26日ACIDMANが、2022年に主催したロックフェス『SAI 2022』から2年を迎えたことを記念して、昨年東京・東急プラザ渋谷にて開催された写真展をオンライン写真展として11月26日から2025年11月26日(水)までの一年間開催する。『SAI』は、ACIDMAN結成20周年イヤーの集大成として2017年に初開催。それから5年後となる2022年11月26日(土)・27日(日)に初回と同じくメンバーの故郷・埼玉県のさいたまスーパーアリーナにて開催され、2日間で約4万人を動員。Mr.Children、10-FEET、東京スカパラダイスオーケストラなど、豪華なラインナップが話題を呼んだ。昨年5月には、東京・東急プラザ渋谷にて写真展を開催。「愛に溢れたフェス」とも称された2日間の模様をおさめた、合計242点に及ぶ写真を展示し、多くのファンが来場し大盛況のうちに幕を閉じた。今回公開されたオンライン写真展は、この内容を再現したもの。当時現地に行けなかったファンは必見の写真展だ。また、ACIDMANは新曲「sonet」の発売を控えており、12月2日(月)に先行配信、2025年1月8日(水)にシングルCDとして発売される。今作はドラマ版『ゴールデンカムイ』最終話のエンディングテーマに決定しており、その最終話は12月1日(日)22時より放送される。さらに、2025年の全国ツアー『ACIDMAN LIVE TOUR "This is ACIDMAN 2025"』の開催も発表されており、ツアーファイナルは7年振り7度目の日本武道館公演となる。<開催概要>ACIDMAN presents SAI2022 PHOTO EXHIBITON -online-会期:2024年11月26日(火)〜2025年11月26日(水)■展示アーティストACIDMAN / ASIAN KUNG-FU GENERATION / 氣志團 / THE BACK HORN/the band apart /SiM / ストレイテナー / sumika / 10-FEET /東京スカパラダイスオーケストラ / DOPING PANDA / Dragon Ash / back number / BRAHMAN / マキシマム ザ ホルモン / MAN WITH A MISSION / Mr.Children / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS +※50音順■MC岩尾望(フットボールアワー) / 大抜卓人 / ジョージ・ウィリアムズ / ジョー横溝 / ダイノジ / Boo / 藤田琢己※50音順■フォトグラファーAZUSA TAKADA / 石井麻木 / 枝 優花 / 久野美怜(SIGNO) / 酒井貴弘 / Taka “nekoze photo” / 三吉ツカサ(Showcase) / 浜野カズシ / 藤井 拓 / 増田彩来 / 山川哲矢 / Victor Nomoto(METACRAFT)※50音順<ライブ情報>ACIDMAN LIVE TOUR "This is ACIDMAN 2025"3月20日(木・祝) 愛知・Zepp Nagoya4月13日(日) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM4月26日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside5月 4日(日・祝) 福岡・Zepp Fukuoka5月25日(日) 宮城・SENDAI GIGS6月13日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama6月21日(土) 新潟・NIIGATA LOTS7月12日(土) 北海道・Zepp Sapporo7月18日(金) 埼玉・ウェスタ川越10月26日(日) 東京・日本武道館【チケット情報】◾️3月20日愛知公演〜7月18日埼玉公演分S席(最前ブロック/最前列):8,000円(税込)A席(立見/指定):6,000円(税込)学割 A席:4,000円(税込)プレオーダー:11月27日(水)23:59まで◾️10月26日 日本武道館公演分SS指定席:15,000円(税込)S指定席:10,000円(税込)A指定席:8,500円(税込)学割 A指定席:5,000円(税込)()公演の詳細: 「sonet」発売記念ライブ&壇上交流会1月11日(土) 東京・Zepp Haneda開場 16:00 / 開演 17:00ライブ終了 18:30 / 壇上交流会スタート 19:00 ※予定【チケット情報】チケット:6,500円(税込) /学割 4,500円(税込)※未就学児童無料公演の詳細: オフィシャルサイト
2024年11月26日Text:長谷川誠Photo:山本倫子愛と感謝の思いがたっぷり詰まった空間が広がっていた。楽しくて熱くて温かくて、でも時折、懐かしくて切ない、感情がめまぐるしく揺れ動く時間となった。待ち遠しかったツアー、でも終わってほしくないツアー、『TRICERATOPS 無期活動休止TOUR ’24-’25“DEMOLITION&ELEVATION”』の初日公演、11月19日の川崎CLUB CITTA’。ステージの背後に掲げられた「TRICERATOPS」のロゴがいつもよりも存在感を持って視界に飛び込んでくる。今回のツアー、タイトルの中に“DEMOLITION & ELEVATION”という言葉がある。この言葉を日本語に直訳すると、“破壊と向上”といったところだろうか。新しい何かを創造するためには、それまでにあった何かを壊さなければならない場合もあるだろう。バンドは永遠に走り続けることはできない。どこかで立ち止まる瞬間も必要であるに違いない。“無期活動休止”という言葉からも分かるように、今回のツアーは大きな節目となるものだ。果たしてどんなステージになるのか。開演直前の会場内には、期待感と緊張感とが入り交じった空気が漂っていた。だが、3人が登場した瞬間に、その空気は熱気へと一変した。吉田佳史(ds)がリズムを刻み、林幸治(b)のベースが加わり、客席もハンドクラップで参加。さらに和田唱(vo&g)のギターが入り、和田がカウントした瞬間に、スリーピースの奏でるスリリングなバンドサウンドに一気に引き込まれた。胸の高鳴りを音楽に変換したようなグルーヴに乗って、客席がダンスフロアと化して激しく揺れている。熱烈なコール&レスポンスが起こっている。懐かしい初期のナンバーが演奏されると、大歓声。“キャー!”という黄色い声援と、“ウォーッ”という野太い雄叫びが混ざり合っていく。老若男女のすべてを、もれなくハッピーにする歌と演奏だ。和田唱(vo&g)「よく来てくれたね。みんなに会えてうれしいです。今日はこの3人で最後まで、がっつり楽しませようと思っています。みなさんのすることはひとつです。嫌なことを全部忘れて、好きなだけ踊って歌って騒いでください」と和田のMC。その言葉どおり、ひたすら楽しいステージが展開された。セットリストは、TRICERATOPSがデビューからこれまでの27年間で発表した楽曲の中から選りすぐりのナンバーが並んでいた。ベスト・オブ・ベストと言いたくなる構成である。しかも、どの曲もライブ映えする。“観客に喜んでもらいたい”“楽しんでもらいたい”という3人の思いが真っ直ぐ伝わってくるセットリストなのだ。そしてまた、27年の歴史の中でのターニングポイントとなった曲が演奏されることによって、バンドの足取りが見えてくる瞬間も多々あった。懐かしさのあまり、感極まった人もたくさんいただろう。ただし、懐かしさとともに新しさが加わっているところが、TRICERATOPSのTRICERATOPSたるところだ。新たなアレンジが施されている曲も目立っていた。ブルージーなセッションを導入部として始まったナンバーでは、グルーヴィーかつファンキーな演奏にしびれた。ブレイクの瞬間にも、大きな歓声と拍手。デビューから27年、進化し続けてきた証しとして、“2024年のTRICERATOPS”がステージの上に存在していたのだ。自在なセッションが入ってくるところも、彼らのライブの醍醐味だ。吉田を頂点として、上手に和田、下手に林。その3人の形成している三角形が自在に形を変えていく。大きくなったり、小さくなったりする、その三角形の動きに見とれてしまう瞬間もあった。ともに歌える曲が数多くある。ステージ上と客席との境目がなくなり、全員がひとつになっていく光景は感動的だ。バンドの観客への思いと、観客のバンドへの思いが溶け合い、スリーピースではなくて、何百ものピースがひとつになって、大きなうねりを生み出していた。林幸治(b)“踊れるロック”を軸としながらも、じっくり聴かせるナンバーも散りばめてある。アコースティック編成での演奏も聴きどころのひとつ。ボーカルとコーラス、そしてそれぞれの楽器の奏でる音色のニュアンスの豊かさを堪能できるからだ。憂いを帯びた歌声と繊細なアコースティックギター、深みと味わいを備えたアコースティックベース、軽やかさとふくよかさを備えたカホーンとシェイカー。アコースティック編成によって、3人の“歌心”が際立っていく。スリーピースでここまで奥行きと深みのある歌と演奏を展開できるところが素晴らしい。アコースティック編成での演奏が“うっとり”をもたらしてくれるものだとすると、近年の彼らのステージの恒例となっている林と吉田のセッションは“高ぶり”や“荒ぶり”をもたらしてくるものとなった。ふたりの生み出す骨太なグルーヴは、まるで恐竜の咆哮のように迫力に満ちていて、エネルギッシュでダイナミックだ。こんなにも観客を熱くできるリズム隊がいるところにも、TRICERATOPSの唯一無二の強みがある。白熱のステージが展開されたコンサートの終盤、和田が話し始めた瞬間に、会場内が静まりかえり、観客が一言一句を聞き逃すまいと耳をそばだたせていた。無期活動休止についての説明があるのではないかと考えたのだろう。和田からは特に、休止を決めた理由についての説明はなかった。バンド内のことであり、3人にしか分からないこともあるだろうし、言葉で簡単には説明できないこともあるだろう。和田のこんな言葉が印象的だった。「デビューして27年、今でもこうした景色が見られてとても幸せです。これからもやることは一緒です。音楽が好きで、ギターが好きで、バンドが好きで。曲を作って、みんなに会いにいきたくて、ライブで演奏して、みんなのリアクションをもらって、テンションがあがって。これからもその繰り返しだね。人生ってことは予期せぬことがあると思いますが、こうして出会えたことは奇跡だと思っています。この絆を大切にしていきたいです」この思いは林にも吉田にも共通するものだろう。ひとつだけ確かなのは、今回の無期限活動停止が、よりよい未来へと向かうために3人が下した決断であることだ。まっさらになり、さらなる高みを目指して精進していくことによって、きっと新たな未来が拓けていくに違いない。吉田佳史(ds)無期限活動停止とは、バンドの今後の予定は白紙であることを意味する。だが、湿っぽいところのまったくないコンサートだった。それはおそらく、いつものツアーと変わらず、そのときにできる自分たちの最高の演奏を届けたい、という3人の強い意思が根底にあるからだろう。そもそも、あの3人には湿っぽさはまったく似合わない。ラブソングからもロックンロールナンバーからも、観客への愛を感じる瞬間がたくさんあった。TRICERATOPSのすべての曲が、実は広い意味でのラブソングであるのかもしれない。本編の終盤から、アンコールにかけて、そんなことを感じていた。そしてその思いは確実に客席に届いていたに違いない。笑顔と泣き顔を同時にもたらすライブとなったからだ。歌と演奏だけでなく、随所で3人から観客への愛を感じた。デビュー当時の3本のボーリングのピンが描かれたロゴマークが、ある場所にあしらわれていたり、懐かしい写真があるものに使われていたりする。今回のツアー、ステージはもちろんのこと、ディテールにも注目だ。先のことは誰にも分からない。そもそも自分だって、明日どうなっているか分からないのだから、すべてのライブは一期一会のものである。言われなくても分かっていると言われそうだが、これからこのツアーに参加する人には、冬眠前の熊がエネルギーを貯めるように、TRICERATOPSの奏でる音楽のエネルギーを貯蔵しておくことをおすすめしたい。つまりやることはひとつ。ステージ上の3人の姿を網膜に刻みつけること、会場内に鳴り響く音を鼓膜に刻みつけること、そして、あのグルーヴを肉体に刻みつけることだ。ライブが終わっても、演奏された歌の数々が聴き手の内面に残した痕跡は、消えることがない。それは、一度結ばれた絆が消えないのと一緒だろう。バンドとは発明だ。異なる3つの生命体の発する音が混ざり合い、火花を散らしあうことで、観たことのない景色を出現させてくれたバンドがTRICERATOPSである。1度発明されたものは、止まることはあっても、消え去ることはない。発明された事実は変わらないからだ。3人の奏でる音が重なったときに、聴き手の憂鬱や退屈を一瞬にして吹き飛ばし、ワクワクやドキドキをもたらし、ハッピーにしてくれる。ツアー初日の川崎CLUB CITTA’でも、27年間一緒にステージに立ってきた者たちだけが奏でられるバンドサウンドが、確かに鳴り響いていた。大いなる発明に感謝。発明品の今後は不明だ。未来はまだ誰も知らない。<公演情報>『TRICERATOPS 無期活動休止TOUR ’24-’25“DEMOLITION&ELEVATION”』2024年11月19日(火) 神奈川・川崎CLUB CITTA’<ツアー情報>『TRICERATOPS 無期活動休止TOUR ’24-’25“DEMOLITION&ELEVATION”』■2024年11月27日(水) 広島・LIVE VANQUISH11月29日(金) 大阪・BIGCAT ※SOLDOUT12月1日(日) 愛知・THE BOTTOM LINE ※SOLDOUT12月8日(日) 北海道・cubegarden※SOLDOUT12月15日(日) 宮城・Rensa ※SOLDOUT12月21日(土) 新潟・新潟LOTS ※SOLDOUT■2025年1月10日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)※SOLDOUTTRICERATOPS OFFICIAL SITE:
2024年11月26日Text:森朋之Photo:雨宮透貴たなか(vo/前職・ぼくのりりっくのぼうよみ)、Ichika Nito(g・comp)、ササノマリイ(key・comp)によるバンド、Diosが全国ツアー『Dios ガソリンツアー 2024』のファイナル公演を東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催した。新作『ガソリン EP』を携えた今回のツアー。最終公演で3人は、さらに進化した音楽性とポジティブなメッセージ、そして、ライブバンドとしてのポテンシャルをはっきりと表明してみせた。白を基調にした舞台にはドラム缶をモチーフにしたオブジェ(約30個)が置かれている。これはもちろん『ガソリンツアー』というタイトル、そして、新作『ガソリン EP』から派生したものだろう。白の清潔な雰囲気と“ガソリンが詰まっている”というイメージが鮮やかなコントラストを作る中、Diosのたなか、Ichika Nito、ササノマリイ、サポートミュージシャンのオオツカマナミ(b)、山本晃紀(ds/LITE)がステージに登場、大きな歓声の中でライブはスタートした。1曲目は新作『ガソリン EP』の収録曲「Loopback」。エレクトロスウィングを取り入れたダンサブルなトラック、“慣性に抗い、次に向かってジャンプしろ”というメッセージを刻んだリリックが響き合い、Diosの音楽世界に一気に引き込まれる。ササノは冒頭からハンドクラップを要求。会場全体に心地よい一体感が生まれた。さらに美しくも鋭利なギターフレーズとドラマティックなボーカルが互いを高め合う「Bloom」(たなか、笑顔でめっちゃ楽しそうに歌ってました)、「渋谷、アガっていけそうですか?声出していけそうですか?天国まで行けちゃいそうですか?」(たなか)という言葉から始まった「天国」(サビのフレーズは観客とシンガロング)と1stアルバム『CASTLE』の収録曲を連続で披露。そして、2ndアルバム『&疾走』の最後に収められた「裏切りについて」を続け、キャリアを行き来するようなオープニングとなった。たなか(vo/前職・ぼくのりりっくのぼうよみ)「『ガソリンツアー』は6カ所を回るツアー。最終日はLINE CUBE SHIBUYAということですごい楽しみにしてたんですけど、みなさんはどうですか!?」(たなか)とフレンドリーに話しかけるたなか。「懐かしい曲やりますね」と紹介された「劇場」からは、Diosが持つ奥深い音楽性をダイレクトに体感できるシーンが続いた。きらびやかで切ないIchikaのギターに導かれた「また来世」は、憂いを帯びたメロディが心に残るミディアムチューン。〈あなたの痛みはあたしに届かない/あたしの後悔もあなたに届かない〉というラインが会場全体に広がり、ギュッと胸を締めつけられる。続いては新作『ガソリン EP』の収録曲「トロイ(feat.Daoko)」。原曲にはDaokoがゲストボーカルとして参加しているのだが、ライブではササノがコーラスを担い、新たな表現を提示していた。ラテンの香りが漂うアレンジも斬新だ。「ラブレス」では〈Repeatafterme〉〈“あなたに会いたい”〉〈聞かせてよ〉〈“あなたに会いたい”〉というコール&レスポンスが発生し、バンドと観客の距離がさらに近づく。そして、ライブ前半のハイライトは「Virtual Castle」だった。まずはしなやかな4つ打ちのキックに合わせてオーディエンスが手拍子。「まだまだ踊れますよね!?」というたなかの煽りによって凄まじい歓声が上がり、会場全体がダンスフロアへと変貌していく。“幻想の城の舞踏会”をテーマにした歌詞も素晴らしい。それはつまり“せめてこのとき(ライブ)だけは楽しく踊っていたい”という切実な願いそのものなのだと改めて実感させられた。ササノマリイ(key・comp)「Diosがこんなライブをやれるようになるなんて......というのは、こっちの話なんですけど(笑)。みんながこんなに踊ってるのを見れて、とてもうれしいです」(たなか)「みなさん、『ガソリン EP』聴いてくれましたか?いちばん好きな曲、教えて!」(Ichika)というトークを挟み、陰鬱なテイストの楽曲が続けるシークエンスへ。自分自身を苦しめ、〈眠るように消えていけたら〉という妄想に捉われた状態を描いた「Misery」、“僕から君を奪わないでほしい”と願う「逃避行」、外界を遮断している状況を暗い部屋に例えて表現した「ダークルーム」、そして、自分の世界に留まる“あなた”に向けて〈ただあまりにも/怯えててもつまらなくない?〉と語り掛ける「王」。ダークな世界観を増幅させるIchikaとササノのプレイ、歌詞に込めた暗鬱なエモーションを生々しく歌い上げるたなかのボーカリゼーションも素晴らしい。「『&疾走』以降、前に向いてやっていこうというモードになってるんだけど、どうしても前を向けない日もありますから。悲しみにもちゃんと寄り添えるDiosでもありたいと思っています」というたなかの言葉も心に残った。Ichika Nito(g・comp)鋭利なメロディを奏でるギター、壮大なスケール感をたたえたサウンドの中で、たなかのリリカルな歌声が響いた「鬼よ」からライブは後半へ。ラウドロック的なダイナミズムと繊細なサウンドスケープが共存する「紙飛行機」、たなか、ササノのツインボーカルで披露され、〈Lalala〉の大合唱が巻き起こった「花束」、さらにインディーポップ×サーフロックな音像が楽しい「サマー・テープ」へ。高いスキルと独創性を併せ持った3人が、ステージの上でどこまでも自由に音楽を楽しむ。そんなピュアな佇まいもまた、Diosのライブの大きな魅力だ。クライマックスの始まりを告げたのは、「愛がすべて」だった。様々なクリエイターが参加した『ガソリン EP』の中で唯一、メンバー3人だけで作ったこの曲は(タイトル通り)愛の大切さを真っ直ぐに描いたナンバー。そこに込められた暖かいエモーションは、観客ひとりひとりの胸にしっかりと刻まれたはずだ。“あなた”との共依存的な関係を抜け、ひとりで立とうとする“あたし”の姿をポップに昇華した「スタンダロン」では、ササノがハンドマイクを持ち、ステージの前方へ。たなか、ササノ、Ichikaが並んで立ち、楽曲のテーマを視覚的にも表現してみせた。続いては「&疾走」。体と精神が求める“正しいフォーム”で走れ! とリスナーを鼓舞するこの曲のテンションは、ライブという場所でこそ真価を発揮する。本編の最後は「これからも喜びを燃やして走り続けよう」(たなか)という言葉に導かれた「My Gasoline」。新作『ガソリン EP』の軸になる、この曲の〈不幸なんかじゃ燃えない〉というフレーズは、現在のDiosのモチベーションであると同時に、現代社会を生きるすべての人に有益なメッセージを含んでいる。3人のチアフル&パワフルなステージングが、そのことをはっきりと証明していた。アンコールの1曲目は、2025年1月にリリース予定の新作EP『脱構築β EP』からの先行配信曲「呆然」。Seihoがトラック制作を担当したこの曲は、エレクトロサウンドを軸にした爽快なダンスポップチューン。この先のDiosのライブにおいても、大切な役割を果たすことになりそうだ。さらに「自由」「アンダーグランド」とDiosのアンセムを繋ぎ合わせ、溢ればかりの感動とともにライブはエンディングを迎えた。前述した通り、2025年1月に新作EP『脱構築β EP』をリリースする。EP『ガソリン EP』の続編にあたる本作は、新曲6曲が収められたCD、『ガソリンツアー 2024』ファイナル公演の映像を収録したBlu-rayの2枚組。さらに2025年2月には対バンツアー『脱構築β with』を開催。2月11日の宮城・Rensaから18日の東京・Zepp DiverCity(TOKYO)まで計5会場でライブを行い、各公演の出演者は追って発表される。チケットぴあでは12月1日23:59までチケットの先行予約を受付中。音楽的な精度とメッセージの強度を高めながら、喜びを燃料にしてスピードを上げているDiosの新たなアクションにぜひ注目してほしい。<公演情報>『Dios ガソリンツアー 2024』2024年11月19日(火)東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)【セットリスト】01.Loopback02.Bloom03.天国04.裏切りについて05.劇場06.また来世07.トロイ08.ラブレス09.Virtual Castle10.Misery11.逃避行12.ダークルーム13.王14.鬼よ15.紙飛行機16.花束17.サマー・テープ18.愛がすべて19.スタンダロン20.&疾走21.My GasolineEN1.呆然EN2.自由EN3.アンダーグランド<リリース情報>Dios「呆然」2024年11月20日(水) 配信リリース配信 URL:<ツアー情報>Dios 対バンツアー『脱構築 β with』■2025年2月11日(火) 仙台・Rensa2月13日(木) 愛知・Zepp Nagoya2月14日(金) 大阪・Zepp Osaka Bayside2月16日(日) 福岡・UNITEDLAB2月18日(火) 東京・Zepp DiverCity【チケット情報】スタンディング:6,500円(税込)東名阪公演のみ2F指定席:7,500円(税込)※ドリンク代別途必要※未就学児入場不可、小学生以上チケット必要オフィシャル最速先行:12/1(日)23:59まで()Dios 公式サイト:
2024年11月26日独自の色彩感覚とポップでありながらどこかダークな世界観で、男女問わず幅広い人気を博すデジタルクリエイター、寺田てらの本格的な個展となる『寺田てら展 SensiouS』が、東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて開幕。12月8日(日) まで開催されている。同展のために描き下ろした45点のオリジナル作品をはじめ、さまざまなアーティストやクリエイターたちとのコラボレーション作品など300点以上の作品が展示されている。一般公開に先立ち開催されたプレス内覧会には寺田に加え、これまで寺田と数々のコラボレーションを行ってきたポップ歌手・アーティストのナナヲアカリが来場し、大ファンだという寺田作品の魅力をアピール。さらに、寺田がHello Kitty 50th Anniversary のために、サンリオピューロランドとのコラボアートを手がけた特別なコスチュームを着たハローキティも駆けつけた。寺田は「今回はかなりボリューミーな展示になっていて、見応えがあるんじゃないかと思っています。きれいに額に入れたり、アクリルに印刷して展示していただき、自分としても作品を客観的に見ることができますね」と、展示内容に満足そうな表情。「情報量が多いので、目が疲れない程度に(笑)、たっぷり楽しんでいただければ」とアピールした。ナナヲはデビュー時から寺田とコラボレーションを重ねており、動画投稿サイトの再生回数が累計3.8億回を誇るMVのイラストは、ほとんどが寺田作品。会見でもお互いを「てらちゃん」「あーちゃん」と呼び合うほど仲が良く、「てらちゃんファンからすると、たまらん展示になっていると思いますので、もう隅から隅まで存分に楽しんでいただきたいと思います」と熱弁した。展示は全4章で構成。第1章で紹介されている「てきとう女子。」は、生きづらいけれど、適当に生きている女の子を描いたキャラクターで、SNSでも人気。LINEスタンプでは「てきとう女子。6弾」まで発売されているほか(2024年11月現在)、適当な日々を送る男子のLINE スタンプ「てきとう男子。」もある。「てきとう女子。」がアクリルスタンドになった計40体のキャラクターも壮観だ。第1章展示風景より「てきとう女子。」のLINEスタンプ第1章展示風景より。「てきとう女子。」のアクリルスタンド続く第2章「描き下ろし」では、同展のために寺田が描き下ろした約40点を展示。純粋に描くことが好きだと語る作家のエネルギッシュな世界観を堪能できる。代表的なキャラクターである「てん死ちゃん」の巨大立体フィギュアも見逃せないフォトスポットだ。第2章「描き下ろし」展示風景より第2章「描き下ろし」の展示室中央には「てん死ちゃん」の巨大フィギュアが左から《BONE》《目覚め》《あの日みた》左から《縹ブルー》《おばけのマーチ》《ピンク、破壊、衝動》左から《夜の道》《チャイナタウン》《覗き見》寺田の持ち味といえば、人物の存在感を際立たせるビビットな色づかいだ。第3章「オリジナル」では、文字通り寺田にしか表現できない独特な色彩と可愛さ、そしてこだわりが詰まったアート作品が展示されている。何度となく繰り返されるというバランス調整や、加筆調整の過程などもじっくりと鑑賞したい。第3章展示風景より第3章展示風景より第3章展示風景より第3章展示風景より最後の展示エリアとなる第4章「商業作品」では、ナナヲアカリをはじめ、まふまふやAdoらのMVなどのアートワーク、ヨウジヤマモトとのアパレルコラボなど、幅広いジャンルで繰り広げるコラボレーションが紹介されている。ナナヲアカリとのコラボレーションまふまふとのコラボレーション東京ヤクルトスワローズのキャラクター「つば九郎」とのコラボレーションもさらに、広々としたグッズショップには、展覧会限定商品やイベント先行品が多数取り揃えられているのでこちらもお見逃しなく。展覧会のタイトルである「SensiouS」は、感覚や感性に訴えるアートの本質を表現したいという思いから、「sensual」と「conscious」を組み合わせた造語から生まれたという。会場全体に寺田のクリエイティビティがほとばしる、刺激的な展覧会をぜひ体感してみてほしい。こちらはイベント先行品のヘアバンド寺田もお気に入りだという、アートトイ『ROBBi』とのコラボレーションアイテム取材・文・撮影:内田涼<開催概要>『寺田てら展「SensiouS」』2024年11月20日(水) - 12月8日(日)、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催公式HP: Terada Tera/S Crear
2024年11月26日竹原ピストルが7枚目のアルバム『すうぉ~む!!』の発売を発表した。2020年8月リリース『STILL GOING ON』以来、3年半ぶりのオリジナルアルバムとなる。2021年にリリースしたミニ・アルバム『悄気る街、舌打ちのように歌がある。』、2023年のライブ・アルバム『One for the show』に続く、待望のオリジナル・アルバムは、ルートインホテルズのCMテーマソング「逃がしてあげよう」、テレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」主題歌「一夜」、クレディセゾンのサッカー日本代表応援CMテーマソングとして起用されている「見事的中!!予感的中!!」など耳馴染みのある楽曲に加え、WEST.への提供楽曲「ぼくらしく」のセルフカバー、ライブ・アルバム『One for the show』での朗読音源「アンチヒーロー」など全17曲を収録。待望のアルバムを携え、全国47都道府県を巡る弾き語りツアー『竹原ピストル 全国弾き語りツアー “すうぉ~む!!”2025』を開催することも決定。東京・LINE CUBE SHIBUYAなどの大型のホールから、小規模のライブハウスまで、様々な会場で弾き語りのパフォーマンスを披露するツアーとなる。また、コロナ禍で開催を断念した大阪城ホールでのワンマンライブが『TAKEHARA PISTOL LIVE IN OSAKA JO HALL〜Retry〜』として実現することも決定している。チケットのオフィシャル先行は、『竹原ピストル 全国弾き語りツアー “すうぉ~む!!”2025』、『TAKEHARA PISTOL LIVE IN OSAKA JO HALL〜Retry〜』ともに11月26日(火)よりスタートしている。<リリース情報>7thアルバム『すうぉ~む!!』2025年2月19日(水)発売◾️通常盤:3,500円(税込)予約はこちら◾️アナログ盤(2枚組)※生産限定盤:5,500円(税込)予約はこちら◾️VICTOR ONLINE STORE限定商品(CD通常盤+「竹原ピストルオリジナル木製ジョッキ」):8,980円(税込)予約はこちら【収録曲】※曲順未定水割りをうすくつくっていつまでも逃がしてあげよう一夜見事的中!!予感的中!!今日は成人の日アンチヒーローぼくらしく※セルフカバー誇れよ、己を何食わぬ顔で食ってきた椿の花は尚赤い~ふと見上げたのは西の空 擦り傷じみた赤い空~月明かり~木枯らしを友に 木枯らしと共に~ゆきちゃんゆきずりゆきのまち冬の星s.o.s.~枯れススキ~<ライブ情報>TAKEHARA PISTOL LIVE IN OSAKA JO HALL〜Retry〜2025年5月18日(日)大阪城ホール開場16:00 / 開演17:00【チケット情報】チケット料金:5,500円(税込)オフィシャル先行受付:12月30日(月)23:59まで公演詳細: <ツアー情報>竹原ピストル 全国弾き語りツアー “すうぉ~む!!” 20253月3日(月) 山梨・甲府CONVICTION3月5日(水) 神奈川・横浜mint hall3月6日(木) 千葉・柏PALOOZA3月10日(月) 群馬・前橋DYVER3月11日(火) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-33月15日(土) 三重・御浜町中央公民館(アメニティーホール)3月17日(月) 栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-23月18日(火) 茨城・水戸SONIC3月20日(木・祝) 京都・ロームシアター京都サウスホール3月21日(金) 香川・サンポートホール高松 大ホール3月23日(日) 島根・出雲APOLLO3月25日(火) 鳥取・米子 AZTiC laughs3月26日(水) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM3月28日(金) 山口・RISING HALL3月30日(日) 広島・JMSアステールプラザ大ホール4月6日(日) 愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)4月8日(火) 静岡・浜松 窓枠4月9日(水) 三重・四日市 CLUB ROOTS4月11日(金) 岐阜・空 sora4月12日(土) 三重・松阪M’AXA4月14日(月) 愛知・豊橋 HOUSE of CRAZY4月19日(土) 北海道・共済ホール4月25日(金) 石川・金沢市文化ホール4月30日(水) 東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)5月2日(金) 宮城・トークネットホール仙台(仙台市民会館)大ホール5月4日(日) 佐賀・LIVE HOUSE GEILS5月5日(月・祝)福岡・福岡国際会議場5月7日(水) 長崎・Be-75月8日(木) 宮崎・LAZARUS5月10日(土) 熊本・B.9 V15月12日(月) 鹿児島・Caparvo Hall5月14日(水) 愛知・緑文化小劇場5月19日(月) 岐阜・岐阜 柳ケ瀬ANTS5月22日(木) 新潟・NIIGATA LOTS5月23日(金) 長野・NAGANO CLUB JUNK BOX5月27日(火) 富山・SoulPower5月28日(水) 石川・金沢AZ5月30日(金) 福井・HALL BEE6月6日(金) 高知・CARAVAN SARY6月7日(土) 香川・esthalle takamatsu6月9日(月) 徳島・club GRINDHOUSE6月10日(火) 愛媛・WStudioRED6月12日(木) 大分・DRUM Be-06月22日(日) 北海道・北見 ONION HOLL6月24日(火) 北海道・帯広 MEGA STONE6月26日(木) 北海道・札幌 cube garden6月28日(土) 北海道・函館 CLUB COCOA7月2日(水) 秋田・秋田 Club SWINDLE7月3日(木) 山形・酒田 MUSIC FACTORY7月5日(土) 福島・いわき club SONIC7月6日(日) 宮城・石巻 BLUE RESISTANCE7月8日(火) 岩手・ライブハウス back state7月9日(水) 岩手・KESEN ROCK FREAKS7月11日(金) 岩手・KLUB COUNTER ACTION 宮古7月12日(土) 青森・八戸 ROXX7月15日(火) 沖縄・桜坂セントラル7月21日(月・祝) 滋賀・U☆STONE7月23日(水) 大阪・心斎橋BIGCAT7月24日(木) 奈良・奈良市 EVANS CASTLE HALL7月28日(月)兵庫・THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE7月29日(火)和歌山・OLDTIME7月31日(木)京都・京都FANJ【チケット情報】■ライブハウス公演:全自由席 5,000円(税込/ドリンク代別)■ホール公演:全席指定 5,500円(税込)オフィシャル先行受付:12月30日(月)23:59まで公演詳細: 竹原ピストル“弾き語りツアー2024“12月6日(金) 千葉・千葉ANGA※SOLD OUT12月9日(月) 大阪・なんばHatch※SOLD OUT12月10日(火) 福岡・DRUM LOGOS※SOLD OUT12月12日(木) 愛知・ダイアモンドホール12月13日(金) 香川・高松festhalle※SOLD OUT12月16日(月) 東京・Zepp DiverCity※SOLD OUT12月17日(火) 新潟・新潟LOTS12月20日(金) 広島・広島クラブクアトロ※SOLD OUT12月26日(木) 北海道・札幌PENNY LANE 2412月27日(金) 宮城・仙台PIT12月29日(日) 青森・青森Quarter※SOLD OUT12月30日(月) 福島・郡山HIPSHOT JAPAN※SOLD OUT【チケット情報】5,000円(税込/入場時ドリンク代が必要)()公演詳細:竹原ピストル オフィシャルサイト
2024年11月26日7年連続「NHK紅白歌合戦」出場、6年連続「日本レコード大賞」優秀作品賞受賞が決まった純烈が、初となる日本武道館公演を11月25日(月)に行い、アンコール含む全25曲を歌唱。チケットは完売し、満員の約7,000人のファンを熱狂させた。9月にリリースした初のオリジナルアルバム『純烈魂 1』の1曲目に収録されている影山ヒロノブ作曲の「サヴァイヴァルダンサー」からコンサートはスタート。キャノン砲で銀テープが放たれ、少しでもスタンド席のファンに近づこうとトロッコで会場内を駆け巡る(会場の規定により純烈コンサート名物の客席を握手して回る通称“ラウンド”が封印されたため)など、およそムード歌謡コーラスグループとしてデビューしたとは思えない演出で盛り上げた。さらに、途中で元メンバーの友井雄亮、林田達也がサプライズ登場。結成当時の様子をドラマ仕立てで再現し、6人時代の曲を披露するなど、新旧ファンどちらも満足できるライブを展開。また、ダチョウ俱楽部もサプライズゲストで登場し、2022年のNHK紅白歌合戦でも披露した「白い雲のように」を会場と一体となって熱唱。そして本編の最後には、2025年1月8日(水)に発売する純烈の新曲「奇跡の恋の物語」が「白い雲のように」と同じく作詩・藤井フミヤ、作曲・藤井尚之であることが明かされ、発売に先駆けて、いい風呂の日でもある11月26日(火)に配信リリースすることも発表、初披露した。リーダーの酒井一圭はエンディングで「次は2028年頃、また!」と叫んだ。また、終演後には「応援してくれた方、1人ひとりに感謝です。これからも純烈は邁進していかないといけない、と思いました」と語った。純烈 in 日本武道館公演『純烈魂』11月25日(月)セットリストM1.サヴァイヴァルダンサーM2.キミとボクM3.ミラクル太陽M4.たった2秒の恋M5.勇気のペンライトM6.純烈一途M7.ひとりじゃないからM8.デジャビューM9.涙の銀座線M10.星降る街角M11.今夜はドラマチックM12.幸福あそびM13.プロポーズM14.君が涙をくれる時M15.純烈のハッピーバースデーM16.桜よ散るなM17.汐風ららばいM18.だってめぐり逢えたんだM19.不条理シャングリラM20.バッチグーM21.夢みた果実M22.白い雲のようにM23.奇跡の恋の物語※新曲-アンコール-M24.純烈魂M25.言葉足らずのメロディ純烈 in 日本武道館公演『純烈魂』プレイリスト各配信サイト<リリース情報>配信シングル「奇跡の恋の物語」11月26日(火)発売作詩:藤井フミヤ作曲:藤井尚之編曲:大島賢治配信リンクシングル『奇跡の恋の物語』2025年1月8日発売■Aタイプ(CDのみ):1,500円(税込)1.奇跡の恋の物語作詩:藤井フミヤ作曲:藤井尚之編曲:大島賢治2.Always~あなたにいてほしい作詩:松井五郎作曲・編曲:日比野裕史 (Blue Bird’s Nest)3.奇跡の恋の物語(オリジナル・カラオケ)4.Always~あなたにいてほしい(オリジナル・カラオケ)■Bタイプ(CDのみ):1,500円(税込)1.奇跡の恋の物語作詩:藤井フミヤ作曲:藤井尚之編曲:大島賢治2.Tシャツとパーカー作詩:酒井一圭作曲・編曲:渡辺 徹 (Blue Bird’s Nest)3.奇跡の恋の物語(オリジナル・カラオケ)4.Tシャツとパーカー(オリジナル・カラオケ)■Cタイプ (CD+DVD):2,500円(税込)[CD収録曲]1.奇跡の恋の物語作詩:藤井フミヤ作曲:藤井尚之編曲:大島賢治2.Always~あなたにいてほしい作詩:松井五郎作曲・編曲:日比野裕史 (Blue Bird’s Nest)3.Tシャツとパーカー作詩:酒井一圭作曲・編曲:渡辺 徹 (Blue Bird’s Nest)[DVD収録内容]1.奇跡の恋の物語 (Music Video)2.奇跡の恋の物語 (Music Video Making Movie)純烈 オフィシャルサイト
2024年11月26日アカデミー賞受賞俳優ラミ・マレックが主演するスパイスリラー『アマチュア』の日本公開日が、2025年4月11日(金) に決定(日米同時公開)。併せて、本作の予告編とティザーポスターが公開された。本作の主人公チャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)は内気な性格の愛妻家で、CIA本部でサイバー捜査官として働く“デスクワーカー”。その“地味な男”は、ジェームズ・ボンドやイーサン・ハント、ジェイソン・ボーンといった並み居るスパイ映画の“派手な主人公”のようなタフな特殊任務の経験はもちろん、暗殺経験も戦闘能力も皆無。しかし、ある日突然ロンドンのテロ事件で妻が殺されてしまい、順調だった彼の平穏で幸せな人生は激変。予告編では、事件解決へ向けて一切行動しないCIAの上司に対し「犯人を捜し出して殺す」と宣言するチャーリーだが、「たとえ老女が相手でも君に勝ち目はない」と一蹴されてしまう。それでも「妻を殺した奴を見つけて自らの手で裁きを下したい」と復讐心に駆られる彼は、素人ながら特殊任務の訓練を受けるが、教官のヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)から「どれだけ訓練しても無駄だ。お前に人は殺せない」と諭される。組織の協力も得られない勝ち目の無い状況のなか「僕には僕のやり方がある」と単身でテロリストに挑むチャーリーはどんな無謀な計画を実行するのか。予告編のラストには、実際にロンドンにある高層ビルの間に作られた世界初の巨大透明プール「スカイ・プール」をおどおどしながら爆破するシーンも確認でき、アクションにも期待が高まる映像となっている。本作で監督を務めるのは、ドラマ『窓際のスパイ』で高い評価を受けているジェームズ・ホーズ。主演は『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『オッペンハイマー』など、続々と話題作に出演するラミ・マレック。大の親日家でもある彼は、今回の日本公開決定を受けて「日本に行ったときは最高に楽しい時を過ごしましたし、その際に受けた歓迎は格別でした!日本の観客がまた、勝ち目のない人物、つまり誰もが無理だと言っていたにもかかわらず、何か並外れたことをしようと努力する人物を受け入れてくれるのが待ち遠しいです!そして、いつかまたそれを観客と分かち合い、日本の観客の皆さんを驚かせることができるのを楽しみにしています!」と、コメントしている。『アマチュア』予告編<作品情報>『アマチュア』2025年4月11日(金) 公開(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年11月26日歌舞伎俳優・市村竹松が母校・早稲田大学にて、“Feel the world of Kabuki: Discover the timeless art”(時代を超えた芸能“歌舞伎”を再発見してみませんか? / 早稲田大学ICC主催)と銘打った参加者体験型の歌舞伎解説イベントに登壇。歌舞伎座『十二月大歌舞伎』(12月3日(火) 初日~26日(木) 千穐楽)の第一部で上演される『あらしのよるに』を解説した。きむらゆういち原作の絵本『あらしのよるに』(講談社刊)は、平成6(1994) 年の発売以来、高い人気を誇り、続編を含めた累計発行部数が350万部を超えるベストセラーシリーズ。平成27(2015) 年9月に、京都・南座で新作歌舞伎として上演されると、狼と山羊の迫力満点の立廻りや群舞、義太夫や長唄など、歌舞伎ならではの演出や技法を取り入れた舞台が大きな話題に。今回、絵本発刊30周年を記念し、狼のがぶと山羊のめいがはぐくむ友情を描く感動作が、歌舞伎座で8年ぶりに再演される。『あらしのよるに』ビジュアル竹松は、初演時より山羊のはくを演じており、12月の歌舞伎座での上演でも竹松が5度目となるはく役を勤める。はくは冷静沈着ながら、熱い心を持つ仲間思いの山羊。めいの窮地を救うなど、物語の随所で重要な働きをみせる役となる。平成27年9月(2015年9月) 京都南座『あらしのよるに』はく=市村竹松(C)松竹2013年に早稲田大学国際教養学部を卒業し、父・市村萬次郎が主催する“みんなの歌舞伎”公演プロジェクトを通じて、国内外に向けた歌舞伎及び日本の伝統文化を発信する事業に携わってきた竹松。歌舞伎の歴史や文化との関わり合い、隈取など独特の演出方法に至るまで幅広い内容を、古典の演出手法がちりばめられた『あらしのよるに』の写真や映像を交えながら、留学生を中心とした参加者に全編を英語で解説した。イベント後半には、見得や立廻りを実演。解説ののちに参加者が実際に見得をしたり、二人一組になって立廻りを体験したりするパートでは、歌舞伎の型を丁寧に解説。実際に体を動かしながら、会場を大きく使っての体験は、会場のあちこちから笑い声が聞こえる和やかなひとときに。参加者からは歌舞伎をより身近に感じることができたという声も聞こえた。立廻りの実演立廻りの体験さらに、藤浪小道具株式会社の協力により、実際の舞台で使用される小道具の体験も。普段は間近で見ることのできない和傘などの小道具に直接触れ、雨の音を模した団扇や、浪籠(かごに入れた小豆を動かし、波音を模した小道具)など、参加者たちは先人たちの創意工夫を体験した。差し金の解説和傘・刀(小道具/藤浪小道具提供)イベント終了後も長時間にわたって参加者からの熱心な質問に回答した竹松。「みなさんに熱意をもってお話を聞いていただき、大変意義深い会になったかと思います。多くの海外からの留学生の方、若い方たちが歌舞伎や日本文化に大きな関心を寄せていただいていることがわかり、『あらしのよるに』に向けて身の引き締まる思いです」と公演に向けた決意を語り、イベントを締めくくった。終了後、参加者らの質問に答える竹松<公演情報>歌舞伎座『十二月大歌舞伎』第一部『あらしのよるに』作:きむらゆういち脚本:今井豊茂演出・振付:藤間勘十郎出演:中村獅童、尾上菊之助、坂東亀蔵、中村米吉、市村竹松、市村光、中村陽喜、中村夏幹、澤村國矢改め澤村精四郎、市村橘太郎、市川門之助、河原崎権十郎、市村萬次郎、尾上松緑2024年12月3日(火) 初日~26日(木) 千穐楽会場:東京・歌舞伎座
2024年11月26日今年で6回目、「つながる演劇祭からひろがる演劇祭へ」とテーマをあらため開催された『関西演劇祭』が閉幕、11月24日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで行われた表彰式のレポートが到着した。今年は「暁月-AKATSUKI-」「EVKK/エレベーター企画」「エンニュイ」「劇団☆kocho」「劇団さいおうば」「The Stone Ageヘンドリックス」「teamキーチェーン」「つぼみ大革命」「fukui劇」「WAO!エンターテイメント」の10劇団が参加し、11月16日から1週間にわたって開催。11月24日の表彰式では、各賞の発表とともに、審査員から参加劇団に熱いメッセージが届けられた。表彰式にはアンバサダーの伊原六花、フェスティバル・ディレクターの板尾創路、そしてスペシャルサポーター(審査員)として、ネルケプランニング代表取締役社長・野上祥子、映画監督の三島有紀子、NHKエンタープライズ ドラマ部エグゼクティブ・ディレクターの笠浦友愛、スーパーバイザーとして西田シャトナーが出席。映えある「MVO(Most Valuable Opus)(最優秀作品賞)」を含む各賞が発表された。最初に、アンバサダーの伊原が「このお祭り自体が“すごく素敵だな”とずっと楽しみにしていました。始まってからも、“この演出家さんの作品に出てみたい”“この脚本家さんのセリフを喋ってみたい”“この人のお芝居をもっと見てみたい”と、個人的にはすごくホクホクしたお祭りで。皆さん本当に素晴らしかったので、今回のお祭りで出会えたことがすごく幸せです」と演劇祭を終えた今の心境を明かした。続いて、ラジオDJの加美幸伸と福本愛菜の司会進行のもと各賞の発表へ。まず脚本賞は3人が選出され、エンニュイの長谷川優貴が「ベスト脚本賞」に選ばれた。プレゼンターを務めた野上は「点と点が線になる瞬間、その線がまた点と点になり……。行ったり来たりする作品に夢中になりました」と脚本の魅力を称えた。演出賞も3人が選出され、fukui劇の福井しゅんやが「ベスト演出賞」に選ばれた。プレゼンターの三島は、福井の演出の魅力を「ご本人も、“マイノリティの応援歌を作りたい”とおっしゃっていて、それを強いキャラクターで魅力的に描いてらっしゃいました。リアルとファンタジーの世界を飛躍させて、見せる演出の手腕、そして音楽のセンスも素敵でした。出会えてよかったです」と語った。アクター賞には6人が選出。その中から「ベストアクター賞」は、劇団さいおうばの小林アスマ、そしてfukui劇の大和はなみの2名が受賞した。プレゼンターの笠浦は、「実は、アクター賞を決めるのが一番難航した」と明かし、受賞したふたりについて「小林アスマさんは、そこに立つ姿と芝居する姿の落差にびっくりしました。まだ20歳ですが役柄の構築力、存在感、それを作るポテンシャルがとても高いです。大和ほなみさんは、全員が芸達者のfukui劇の中で際立つ存在。気持ちのヒリヒリ感が伝わってきて、感情移入できる迫真の演技でした」と称えた。「審査員特別賞」は、劇団☆kochoの桜さがみが受賞。桜はプレゼンターの板尾から盾を受け取ると、「40年間、演劇をやってきて初めて報われた気がします」と感極まった様子だった。板尾は「劇団を結成されて40年間。劇団って続けるのが本当に大変で、やめようかとか、いろいろあると聞きます。その中で40年間きっちりやられてきたという、尊敬に値する方です」と語り、普段は小学生の演技指導や児童劇団の講師もしているという桜の活動に、「本当にお芝居に40年、貢献されてきたというのが僕は栄光に当たると思います」と称賛した。「観客賞」に選ばれたのは、つぼみ大革命。作・演出を務めた福田麻貴は「アイドルグループということで、普段観に来るお客さんの前でライブをすることが多いんですけど、つぼみ大革命を知らないお客さんの前で演劇をやらせていただくのは初めて。手応えありということで、観客賞をいただけてよかったです」と語ると、板尾は「観客賞は接戦で、最終日まで結果がどうなるかわからなかったですが、つぼみ大革命はオンライン投票数がすごかった。これも時代というか、“今だな!”と思いました」としみじみとコメントした。板尾「皆さんと、早めに現場で会えることを楽しみにしています」そして、最優秀作品賞「MVO」に選ばれたのは、エンニュイ。「ベスト演出賞」も受賞した長谷川が代表し、「いろんな劇団の方がいて、僕らは殺陣なら勝てないし、人情劇でも勝てないし、だから僕らがたまたま獲ったという感じだと思います。皆さん素敵でした」と参加劇団全員を称えた。プレゼンターを担当した伊原は「長谷川さんのすごくおもしろい脚本と、どこまでが演出でどこまでが皆さんのアイデアなのかという自由度の高い展開、あとは役者の皆さんの解像度の高さ。すべてのクオリティがすごく高くて“いいものを観たな”というのが一番の感想でした」と振り返った。各賞が出揃い、改めてスペシャルサポーター、スーパーバイザーの各氏も、参加劇団に温かいメッセージを送った。「どの劇団も、どの演者の方も本当に素晴らしかったので、参加させていただいて本当に光栄でした。私も役者として、また皆さんとどこかでご一緒できるようにがんばりたいと思います」(伊原)「今日終わってしまいますが、ここに参加している皆さん、手伝ってくださったスタッフの皆さんのおかげで今回生まれたものがちゃんと種になり、次に繋がるものになっているんだなと確証しました。人の心を動かせる演劇というのを私も皆さんと一緒になってまだまだ頑張っていきたいと願っています」(野上)「自分自身が楽しかったです。皆さんの顔を見ていると、本当に演劇の終わりってすごく豊かな気持ちになるんだなと改めて思いました。私は普段は映画を作るんですが、前に参加していただいた方にも出演していただいたりもして、これから皆さんとも映画で、いろんな形でコラボしながら何かを生み出せていけたらいいなと思います。皆さんの演劇も観に行きます」(三島)「これだけいろんなアプローチをされている劇団を集められた方々にもリスペクトです。皆さんもお互い別の劇団を見て刺激を受けたと思います。私自身もまだ現場にいる人間として、私も皆さんに負けないように作っていきたいなと思いました、心が震える日々でした」(笠浦)「皆さんを応援できて幸せでした。私は最優秀賞を全劇団に獲ってほしかった。そんな気持ちでおります。皆さんに寄り添わせていただき、賞を獲られた方を見て、自分が賞を獲ったような幸せな気分になりました。そんな幸せな気持ちにさせていただいてありがとうございました。これからも皆さんを応援しますし、芝居を見ていきます。いつか全員に賞を獲らせるような応援者になりたいと思います」(西田)「各賞が決まりましたが、エンニュイが最優秀を獲ったのは、ほかの9劇団からの刺激があったから。それがないと獲れなかったと思います。だから今回の演劇祭は、これが結果ということで。また、ひとりでも多くどこかの現場で会えたらいいなと思います。3日くらいは顔を覚えていますので(笑)、早めに会えることを楽しみにしています」(板尾)6回目にして、新たな広がりを見せ始めた『関西演劇祭』は、温かい空気が満ちた中で幕を下ろした。観劇する楽しみをもっと世の中に広げていく演劇祭に授賞式を終えたアンバサダーの伊原と、フェスティバル・ディレクターの板尾は囲み会見に対応。伊原は「この演劇祭自体が、演劇の魅力を広めるためにすごくいいお祭りだと感じていたので、アンバサダーとして参加できて本当に幸せでした。これからの演劇の“推し活”にも力が入るなと思いました」と笑顔を見せた。また、今年のテーマが「つながる演劇祭からひろがる演劇祭へ」となったことについて、板尾は「“つながる”演劇祭としてやってきて、つながることはよく分かったんですよ。だから今回はつなげたことを広げていくということに力を入れようということで。僕が広がってほしいのは、劇団が増えることも大事なんですけど、観劇する人が増えると劇団が必要になってくるので、やっぱり“芝居が観たいな”っていう人を増やすことが大事だと思っています。だから来年はそっち方向にもうまくアプローチできたらと思います」と語った。演劇鑑賞が趣味だという伊原は、日ごろから観たい作品と上演時期を書き出して、オフの日には昼公演、夜公演をはしごして観劇することもあるほど。そんな伊原が『関西演劇祭』は「ティーチイン」がとても魅力だと語る。「すごく画期的だなと思います。劇団が集まって演劇をするだけでなく、観てくださっている方々から意見を聞くことで役者としても広がるものがあるシステムじゃないかなと思いました」。印象的だったティーチインは、「1列目に座って、いつも最初に手を挙げて意見を言ってくれる小さい女の子がいました。一番に手を挙げて意見を言うって大人でもなかなか勇気がいると思うんです。子どもだからこそ感じられることや、一緒に観て、観たあとにすぐ感想を伝えるからこそ感じられるものがすごく多くて。想像していた通り、ティーチインはすごく好きです」とコメント。さらに、演劇を愛するひとりとして「私も観劇をする人数がもっと増えて、魅力がもっと知れ渡ったらいいのになと思います」と語った。『関西演劇祭2024』審査結果■脚本賞長谷川優貴(エンニュイ)☆ベスト脚本賞磯部宗潤(WAO!エンターテイメント)寺腰玄(劇団さいおうば)■演出賞福井しゅんや(fukui劇)☆ベスト演出賞朝田大輝(The Stone Age ヘンドリックス)Azuki(teamキーチェーン)■アクター賞小林アスマ(劇団さいおうば)☆ベストアクター賞大和ほなみ(fukui劇)☆ベストアクター賞大下真緒里(EVKK/エレベーター企画)岡田奏(teamキーチェーン)万輝(WAO!エンターテイメント)山本誠大(暁月-AKATSUKI-)■審査員特別賞桜さがみ(劇団☆kocho)■観客賞つぼみ大革命■MVO(Most Valuable Opus=最優秀作品賞)エンニュイ公式サイト:
2024年11月26日男性アイドルグループ「SF9」のメンバー・ジュホのスペシャルライブが、2025年2月15日(土) に神奈川・SUPERNOVA KAWASAKIで開催される。ライブは全2公演を予定しており、終演後にはジュホとのセルカツーショット写真撮影も行われる。チケットはファンクラブ先行を12月1日(日) まで受付中。<イベント情報>『2025 ジュホ スペシャルライブ』2月15日(土) 神奈川・SUPERNOVA KAWASAKI1st開場12:20 / 開演13:002nd開場16:50 / 開演17:30【チケット情報】オールスタンディング:15,000円(税込)※終演後、ジュホとのセルカツーショット写真撮影あり■先行受付ファンクラブ:11月26日(火)12:00~12月1日(日) 23:59プレリザーブ:12月6日(金) 12:00~12月11日(水) 23:59日本公式ファンクラブ:
2024年11月26日人を信じるとは、どういうことだろうか。もしかしたら目の前にいる人は、嘘をついているかもしれない。何か意図を持って近づいてきているのかもしれない。あるいは殺人犯かもしれない。自分が見ているものは、相手のほんの一面かもしれない。それでも、なぜ信じるなんて言えるのだろうか。映画『正体』は、殺人罪で死刑判決を受けた青年・鏑木による343日間の逃亡劇だ。鏑木は行く先々で名前と顔を変えながら、息を潜めるようにして暮らしていた。鏑木はなぜ脱走したのか。鏑木は本当に罪を犯したのか。過酷な逃亡劇の果てにあるのは、それでもこの世界を信じたいという一筋の希望の光だ。主人公・鏑木を演じるのは、横浜流星。鏑木が潜伏先で出会うキーパーソンの一人・沙耶香に扮するのは吉岡里帆。映画づくりを通じて深い信頼で結ばれた二人に聞いた「あなたはこの世界を信じたいですか」の答えとは――。役として生きるだけでは見えないものがある――横浜さんは、近年枷を負った役どころに果敢に取り組み続けています。こうした役を演じていると、やはり役に侵食されるようなところはありますか。横浜もともと自分は器用な人間じゃないので、私生活でも作品だったり役について極力考えていたいタイプではありました。ただ、年々、それはいかんと。吉岡変わってきたんですか?横浜変わってきました。『ヴィレッジ』のときに藤井(道人)さんから「流星は役に入りすぎるからコミュニケーションがとれなくなる。それはあんまりよくない」と言ってもらって。自分でもわかっているんですけど、今もまだどうすればいいか模索しているところです。吉岡私も作品に入っている間は役のことで頭がいっぱいになるタイプなので、流星くんの言ってることはすごくわかります。横浜やっぱりみんなと作品をつくる上ではコミュニケーションは大事なので、『正体』を撮っている間も役に入り込みすぎないように、スイッチのオンオフができるように意識していたつもりではありますけど、できていたかどうかは自分ではわからなくて。吉岡今って、銀幕のスターの方々のように、撮影中のひとつの役だけのことを考えて過ごすことが難しいというか、他のことと同時進行しなくちゃいけない時代。でも、私も映画の撮影に入っている間に別のことをやるのは苦手で、全然うまくできないです。横浜難しいですよね。吉岡難しい。どうしていいかわからないですよね。――お芝居においても、役にのめり込む情熱の部分と、俯瞰で捉える冷静さが必要ですよね。横浜そこはもう仕事や芝居にかかわらず、どの物事においても大事だなと思います。空手や格闘技もそうなんです。やっぱり頭は冷静でいなくちゃいけないので。僕はずっと役として生きることを正義だと思ってやってきたけど、それだけでは見えないものがある。いろんな目を持たないといけないなと今課題にしているところです。吉岡でも、そういう流星くんだから鏑木を演じられたんだと思います。今回、夏と冬に分けて撮影を行ったんですね。夏は那須という名前でフリーライターを装った鏑木とのシーンを撮っていて。そのときの流星くんは誠実さとピュアさの中に痛みを背負った影が見てとれて、対峙していると自分が強くいなきゃと自然と思いました。でも、冬にまた現場へ合流したときは、ありのままのの鏑木としての再会だったからか、毒が抜け切ったような表情をされていて。そのまっすぐな目を見ていると、彼が幸せになれない世の中だとしたら、それは世の中のほうがおかしいと思うぐらい、ただ鏑木が幸せであれと願う気持ちになりました。――今回、情熱と冷静のバランスを意識したからこそ辿り着けた境地というのはありましたか。横浜鏑木はいろんな人からたくさんのものを与えてもらう側だったので、それをすべてこぼさないように受け取ることを大事にしていました。ただ、そこにいる自分は、本当の自分だけど偽っている自分でもあるので、与えてもらったものを100%そのまま受け取ることはできないんですよね。その微妙なニュアンスは冷静に意識しながら演じていました。吉岡さんが醸し出す空気感に、鏑木が沙耶香に抱いたものと似たものを感じていました――そんな横浜さんを見て、吉岡さんが素晴らしいなと感じたところはありますか。吉岡山ほどありますよ。語り出すと1時間はかかっちゃうくらい(笑)。――じゃあ、なるべくギュッと濃縮してお願いします(笑)。吉岡ギュッとですね(笑)。いちばん感じたのは、人としても役者さんとしても素晴らしい方だなということでした。鏑木は重い葛藤を何年も抱えながら、でも人への優しさを忘れていないキャラクター。こういう人間的に素晴らしい人物を演じるのって、お芝居の技術だけでは無理だと私は思っていて。人として大事なところが、演じる本人にないと説得力が生まれないんです。――説得力ですか。吉岡たとえば、私が演じる沙耶香は素性がよくわからない那須くんを部屋に住まわせるんですが、その状況は、この人は信じられるなと確信できる相手じゃないと成立しないと台本を読んだときに思ったんです。あの流れに違和感がないのは、やっぱり流星くんが、人として魅力的であり、かつ役者として違うキャラクターを演じ分けられる技術を持った方だから。これは声を大にして言いたんですけど、私は絶対この役で流星くんに映画賞を獲ってほしい!横浜それ、ずっと言ってくれていますよね。吉岡撮影のときから藤井さんともずっと話していました。これで映画賞を獲れないなら、世の中が信じられなくなるって。それぐらいこの役を演じた横浜流星さんに光が当たってほしいんです。って、そんなこと私がわざわざ言わなくても、もう光が当たりまくりだと思うんですけど(笑)。横浜いやいや、そんなことないです。ありがとうございます。うれしいです。――その気持ちは、なんだか沙耶香が鏑木に幸せになってほしいと思う気持ちに似ている気がしますね。吉岡私がそうやって役として対峙してきたから、余計にそう思うのかもしれないです。流星くんはものすごい努力をして、この役と向き合っていました。でも、その努力を自分では見せたがらない。だから、代わりに私が取材で裏側の努力をいっぱい言おうと(笑)。横浜僕も吉岡さんの存在に撮影中何度も救われました。吉岡さんって、本当に目を見て話してくれるんです。吉岡(笑)。横浜いや、当たり前のことなのかもしれないけど、それができる人ってなかなかいないと思う。そんなふうに目を見て話してくれる感じとか、醸し出す空気感に、鏑木が沙耶香に抱いたものと似たものを感じて。鏑木の中で沙耶香の存在がどんどん大きくなっていくのと同じように、僕の中でも吉岡さんの存在が大きくなっていました。何も疑わずに信じるのは、思考停止だと思う――鏑木は沙耶香と関わるようになり、人に信じてもらえた喜びを知ります。お二人は、人に信じてもらえてうれしかったことってありますか。横浜今、僕の周りにいてくれる人たちに対しては、そう思います。自分を信じてくれている人たちが、そばにいてくれる。それってすごく幸せなことだと思うし、今の自分を形成しているのは、そうやって僕を信じてくれた人たち。だから、その人たちのことは何があっても大切にしたいです。吉岡私はご一緒した監督のみなさんが、そういう存在なのかなと思います。特に今回みたいな難しい役柄のオファーをいただくとき、監督さんから「直接話したいです」と言っていただくことがあって。面と向き合って直々に「吉岡さんにお願いしたいんです」と言っていただけることは、役者にとってすごく幸せだし、信じてもらえた喜びを感じます。――逆に、まだ10代の頃は周りにいる人たちを信じられなかったりもしましたか。横浜そういう時期もありましたし、そこで言うと僕は今でもいい意味で人を信じてはいないんです。――どういうことでしょう。横浜信じていないというか、まずは疑う。疑いの先にあるのが、信じるということなのかなと思っています。何も疑わずにただ信じるのは、思考停止なんじゃないかなって。それは人に対しても、自分に対しても、世の中に対しても同じで。疑うというか、疑問を持つことです。この人は何を考えているんだろう、何を大切にしているんだろう。そうやって疑問を持つことで、相手を知っていく。疑うってマイナスに聞こえるかもしれないけど、大切なことなんじゃないかと思います。吉岡素敵な考え方。横浜作品をつくるときもそうで。1本の映画をつくるのに何百人という人たちが参加する。みんなそれぞれ思っていることは違うし、目指す方向性も違って当たり前。それ自体は、別にいいと思うんです。大事なのは、その中で何か一つ分かち合える明確なものがあること。そこをちゃんと信じられたら、たとえ考えは違ってもつながれるんだと思います。吉岡私は逆で、結構すぐに信じちゃうかも(笑)。横浜そうなんですね(笑)。吉岡確かに信じすぎて痛い目に遭うこともあるのかもしれないけど、それでも人を信じたい。もちろん誰でも彼でも信じるわけじゃないけど、自分が信じられる人に関してはそうかな。そういう意味では、他人というよりも自分の直感を信じているのかもしれないです。――吉岡さんは基本的に性善説の人ですか。吉岡どうでしょう。あんまり深く考えたことはなかったですけど。私は自分が選んだことなら、その結果として起きる出来事について、たとえマイナスなことであったとしても全部それがベストなんだと考えるタイプなんです。だから自分の信じた人が、結果として信じるべき対象じゃなかったとしても、あまり後悔がないのかもしれない。それも人生経験として必要だったんだなって受け止めるようにしています。人生を楽しむためにも、私はこの世界を信じたい――この映画は、どんな絶望の淵に立っても、それでもこの世界を信じる希望を感じさせてくれる作品だと思います。私たちの生きている世の中は嘘や不正も多いのが現実。それでも、映画のようにお二人はこの世界を信じたいと思いますか。吉岡私は信じたいです。今自分が生きている世界を信じられないってつまらないなと思うんです。人生は短いと思っているので、その短い時間を楽しむためにも、信じた方が良いのかなって。だから、どんなときもいいとこ探しをよくするようにします。綺麗事かもしれないけど、悪いことではなく、なるべくいいことに目を向けて生きていたいです。横浜吉岡さんの言う通りで、僕たちはいつ死ぬかわからない。だから、そのときが来たときに後悔のないようにしたいなっていう思いは僕にもあります。じゃあ、後悔のないように生きるために大事なのは何かと言うと、自分が選択したものを信じて大事にすること。吉岡結局自分を信じるに尽きるよね。横浜そう思います。確かにこの世の中は嘘とか汚いことで溢れているかもしれません。でも、スケールのデカい話になっちゃいますけど、今より遥か昔の時代を生きてきた人たちがこの世界を守って残してくれたから僕たちは今こうやって生きているわけで、それってすごく素晴らしいことだと思うんです。僕は、その一部にいれることを幸せだと思う。その人たちがいなかったら、今の僕たちはいない。そう考えたら、たくさんの人が守ってくれたこの世界を信じてみたいなと思えるようになりました。――じゃあ最後に、人から信じてもらえる人であるために、お二人が日々の生活で心がけていることを教えてください。横浜礼儀と敬意ですね。どんな魅力的な人でも、それがない人とは一緒にいられないかもしれません。だから、まずは挨拶から。吉岡大事ですよね。横浜やっぱりすべては挨拶から始まるので、どんなに忙しくても疲れていても欠かさないようにしたいです。吉岡私は自分の我を押し通さないこと。特に仕事では、相手がいて初めて自分がいると思うようにしています。相手が何を望んで、どういうふうにしていきたいと考えているのかを知ること。そのためにも、対話を大事にしたいし、相手に対して本気で興味を持って本気で向き合うようにしたい。つまりそれは、相手の領域に土足で踏み込まないということと同じかもしれません。どんなに自分の中でこうしたいという強い気持ちがあったとしても、それが相手にとって不快な距離感だったら意味がない。何を伝えるにしても土足で踏み込まないことは大事にしています。横浜素敵すぎます。勉強になりました!取材・文:横川良明撮影:堺優史★「BOYSぴあ編集部」Xアカウントをフォロー&リポストで、おふたりのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】①BOYSぴあ編集部( @boys__pia() )のXアカウントをフォロー。②該当ポストを応募締め切りまでにリポストしてください。#横浜流星() さん× #吉岡里帆() さん のサイン入りポラを1名様にプレゼント【応募方法】①本アカウント( @boys__pia() )をフォロー②本投稿をリポスト※応募締め切り:2024年12月10日(火) までインタビューはこちら! @shotai_movie() #映画正体() pic.twitter.com/wNHTu6mHho()— BOYSぴあ編集部 (@boys__pia) November 26, 2024()【応募締め切り】2024年12月10日(火) 23:59まで【注意事項】※当選者の方には12月11日(水) 以降にXアカウントよりDMにてご連絡いたします。やむを得ない事情によりご連絡や発送が遅れる場合もございますのであらかじめご了承ください。※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。<作品情報>『正体』11月29日(金) 全国公開原作:染井為人『正体』(光文社文庫)出演:横浜流星吉岡里帆 森本慎太郎 山田杏奈前田公輝 田島亮 遠藤雄弥 宮﨑優 森田甘路西田尚美 山中崇 宇野祥平 駿河太郎 / 木野花 田中哲司 原日出子 松重豊山田孝之監督:藤井道人脚本:小寺和久、藤井道人配給:松竹公式サイト:公式X:公式Instagram:レーティング:PG12(C)2024映画「正体」製作委員会
2024年11月26日20世紀ロシアを代表するウクライナ出身作家ブルガーコフの代表作が日本初演!新国立劇場『白衛軍The White Guard』特集第1回:白衛軍とは?ブルガーコフとは? PR 公式サイト()2022年2月のロシア軍による侵攻以降、いまなお混迷した情勢が続くウクライナ。ちょうど100年前に、この地を舞台にキーウ(帝政ロシア、ソビエト政権下ではキエフ)出身の作家ミハイル・ブルガーコフの手によって書かれた小説、および戯曲を元にした舞台『白衛軍The White Guard』が東京・初台の新国立劇場にて12月3日(火)より上演される。ロシア革命の勃発と帝政ロシア崩壊という激動の歴史の中で翻弄され、敗れ去っていく人々の姿を描いたこの物語をいま、日本で上演する意味とは――? 当時の時代背景や作家ブルガーコフの生涯を解説しつつ、その魅力を紹介します!第1回:白衛軍とは?ブルガーコフとは?(リンク)第2回:クリエーションの現場はユーモア炸裂!?村井良大×前田亜季×上山竜治インタビュー()白衛軍とは?タイトルの白衛軍(別名:白軍)とは、ロシア革命における反革命軍のこと。ソビエト政権の“赤軍”に対し、革命に反対する勢力がそう呼ばれた。物語の舞台となる1918年当時のキエフは白衛軍と赤軍に加え、義勇軍であるウクライナ人民共和国軍「ペトリューラ軍」の三つ巴の状況にあり、1917年3月の二月革命から1920年の赤軍による完全支配が確立するまで、実に14度の権力交替があった。『白衛軍』では1918年12月に白衛軍を支援してきたドイツ軍の傀儡政権がドイツに逃亡して、ペトリューラ軍による占領が始まる直前から1919年2月に赤軍がキエフを占領するまでの約3か月間が扱われており、物語の中心となるトゥルビン一家と、その住まいに出入りする将校たちが戦いに巻き込まれていくさまが描かれる。『白衛軍 The White Guard』宣伝ビジュアルWho is ブルガーコフ?ブルガーコフは1891年にキエフに生まれ、1916年にキエフ大学医学部を卒業。医師として働き始めるが1917年にロシア革命が勃発。1918年にはキエフで開業医を始めるが、革命後の内戦では白軍に軍医として従軍し、その後、赤軍、ペトリューラ軍にも動員された。ミハイル・ブルガーコフ(1891-1940)その後、作家として生きることを決意してモスクワに上京。1924年には小説「白衛軍」の第1部を発表した。1926年には小説「白衛軍」を自ら戯曲化した『トゥルビン家の日々』がモスクワ芸術座で初演され、「第2の『かもめ』」と称賛される。だが、ソビエト政権の敵である白衛軍を同情的に描いていることで批判が激化し、1929年にはブルガーコフの全ての戯曲が上演禁止となる。後に上演禁止は解かれるが、不遇のまま1940年に腎臓硬化症により48歳でこの世を去った。死後、1966年~67年に長編小説「巨匠とマルガリータ」がロシアで発表され、たちまち世界各国の言葉に翻訳されたことで世界的にその名が知られるようになった。「白衛軍」はブルガーコフの自伝的小説だが、作中でウクライナの民族的英雄であるペトリューラや彼が率いた人民共和国軍を辛辣に描いていることもあって、2022年のウクライナ侵攻以降、ウクライナ国内ではブルガーコフを「帝国主義者」とし、「ウクライナ文化を軽蔑していたウクライナ嫌いの作家」と批判的に見る向きがあるという。ロシア文学者で「ブルガーコフは『ウクライナ嫌い』の作家か」という論文も発表している千葉大学大学院准教授の大森雅子氏は、「白軍、赤軍どちらかを悪く書こうとしたわけではなく、冷静な態度で書こうとした」というブルガーコフの言葉を紹介。この俯瞰的な視点こそ本作の魅力のひとつであるとし、作家本人と劇中の登場人物の言説や思想を短絡的にリンクさせる見方に疑義を示しており、演出を担当する上村聡史も「時代のうねりの中を生きる人々を実直に見つめている」と語る。10月に開催されたスペシャルトークイベントより、左から本作演出の上村聡史、千葉大学大学院准教授・大森雅子氏激動の時代に非常に複雑な立場にあった作家の作品だからこそ、いまの時代に改めて見直すべき作品といえるかもしれない。いまだからこそ!日本で上演すべき『白衛軍』以前、英国で本作を鑑賞し衝撃を受けたという演出の上村は、2022年のロシア軍のウクライナ侵攻の報に接し、当初予定されていた作品を差し替えて本作を上演したいと小川絵梨子芸術監督に直訴したと明かしており「遠い国で起きている戦争に僕らが全く関与していないということはなく、どこかで繋がっている」と語る。なお、上演にあたってロシア語の戯曲ではなく、2010年に英国ナショナル・シアターで上演された際の、アンドリュー・アプトンによりリライトされた英語台本(日本語訳:小田島創志)が使用される。上村は「100年前に起きたことが、現代と地続きになっているということを狙って見せたく、台本の段階でそうした意図がより組み込まれているアプトン版を使うことを決めた」とその意図を説明している。舞台上で展開される、100年前の物語、敗れ去っていく者たちの姿は、いまを生きる私たちに何を問いかけるのか――?『白衛軍 The White Guard』メイキング映像『白衛軍 The White Guard』あらすじ革命によりロシア帝政が崩壊した翌年──1918年、ウクライナの首都キーウ。革命に抗う「白衛軍」、キーウでのソヴィエト政権樹立を目指す「ボリシェヴィキ」、そしてウクライナ独立を宣言したウクライナ人民共和国勢力「ペトリューラ軍」の三つ巴の戦いの場となっていた。白衛軍側のトゥルビン家には、友人の将校らが集い、時に歌ったり、酒を酌み交わしたり...…この崩れゆく世界の中でも日常を保とうとしていた。しかし、白衛軍を支援していたドイツ軍によるウクライナ傀儡政権の元首ゲトマンがドイツに逃亡し、白衛軍は危機的状況に陥る。トゥルビン家の人々の運命は歴史の大きなうねりにのみ込まれていく......。〈公演情報〉『白衛軍 The White Guard』作:ミハイル・ブルガーコフ英語台本:アンドリュー・アプトン翻訳:小田島創志演出:上村聡史出演:村井良大、前田亜季、上山竜治、大場泰正、大鷹明良/池岡亮介、石橋徹郎、内田健介、前田一世、小林大介/今國雅彦、山森大輔、西原やすあき、釆澤靖起、駒井健介/武田知久、草彅智文、笹原翔太、松尾諒2024年12月3日(火)~12月22日(日)会場:東京・新国立劇場 中劇場公式サイト:第1回:白衛軍とは?ブルガーコフとは?(リンク)第2回:クリエーションの現場はユーモア炸裂!?村井良大×前田亜季×上山竜治インタビュー() .spNews__sns {padding: 0 24px;margin-top: 16px;height: 30px;}.spNews__pr {padding: 0 24px;margin-top: 24px;}.spNews__pr__button,.spNews__sns__button a {padding: 5px 6px;color: #A6A6A6;border: 1px solid #A6A6A6;width: 10%;font-size: 1.2rem;} .spNews__link {margin-top: 16px;padding: 0 20px;}.spNews__link__btn {width: 48%;min-height:42px;display: inline-block;vertical-align: top;margin: 0px calc(1% - 1px);border: 1px solid rgb(0, 112, 192);border-radius: 5px;background-color: rgb(0, 112, 192);box-sizing: border-box;} .spNews__link__btn p{border-radius: 5px;}.spNews__column {padding: 0 24px;} .spNews__column * {padding-right: 0;} .spNews__column .spNews__link__btn {width: 100%;}.spNews__column:after,.col:after {content: "";display: table;clear: both;} .col {display: block;float: left;width: 100%;}.span_1 { width: 8.33333333333%; 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2024年11月26日斉藤和義が2025年1月27日(月)東京・Zepp Hanedaにて、能登半島被災地復興のためのチャリティライブを開催する。こちらのチャリティライブは斉藤和義本人からの提案により、2024年1月に発生した能登半島地震、ならびに9月に発生した能登半島集中豪雨による被災地の復興支援を目的として開催され、今年の9月から11月まで開催されたスリーピース編成での全国10都市15公演に渡った全国ツアーに参加のバンドメンバー隅倉弘至(b)、玉田豊夢(ds)に加えて、昨年の30周年ツアーにも参加した真壁陽平(g)も参加。本公演は当日のライブの模様を収録し、後日配信も予定されている。配信の詳細及び配信視聴に関する詳細は後日オフィシャルサイトにて発表予定。このライブの収益金の一部(収益金から経費を除く全ての利益分)は被災地復興のための支援金として寄付。収支内容と支援金の使用用途は決定次第、斉藤和義オフィシャルサイトにて発表される。<公演概要>『能登半島復興支援チャリティコンサート〜空に星が綺麗プロジェクト〜』2025年1月27日(月) 東京・Zepp Haneda開場17:30/開演18:30【チケット情報】1階スタンディング7,700円2階指定席8,800円2階スタンディング7,700円※別途ドリンク代必要オフィシャル先行:12月3日(火)23:59までチケット一般発売日:12月21日(土)10:00〜<リリース情報>「泣くなグローリームーン」配信中配信URL: 斉藤和義 オフィシャルサイト
2024年11月26日サモ・アリナンズ(以下、サモアリ)7年ぶりの公演にして最後の本公演『蹂躙さん』の詳細が発表された。1992年に旗揚げされたサモアリ。本作は、その後東京・本多劇場進出時に上演した『蹂躙』をベースとする、サモアリが得意とする“学園・勧善懲悪物語”。サモアリではお馴染みの俳優である平田敦子、久ヶ沢徹に加えて、荒川良々、宮藤官九郎が客演する。なお主要メンバーの座長・小松和重、平田、久ヶ沢は、学生服で『蹂躙』と同じ役を演じる。『蹂躙さん』は、2025年3月23日(日) から31日(月) に東京・ザ・スズナリで上演。また小松からコメントが到着した。■小松和重 コメントどーも、サモ・アリナンズの小松です。いやぁ、何年ぶりですか?久しぶりすぎちゃって覚えていませんが、やりますよ!本公演!で、今回は何とっ!サモアリ最後の公演にな……え?何ですかサモ・アリナンズって?ですって!?はぁ?!知らないの?あ、そうかっ!知らない人の方が多いのか!うわぉ!何てこった!ぷぅ!あ、失礼。そうかぁ〜ご存知ないですよねぇ。あの、サモアリって省略されがちなサモ・アリナンズってそこそこ頑張ってた劇団がありましてね。1mmも心に残らない演劇をもう30年くらいはやってんじゃないかなぁ。そんな、みんなから忘れ去られそうなサモアリが、ガラリと街並みが変わってしまった下北沢で久々に公演をやるって話なんですけど……どーですかね?興味あったりします?一応、面白いコトをやりますので、よーし、どんなもんか観てやろうじゃないか!ってな感じでスズナリに来てみませんか?あのぅ、今回で最後の公演になっちゃうんですよねぇ。こんなの演劇じゃないよ!と、先輩方に怒られたのも遠い昔。でも、楽しいからイイじゃん!ってやり続けてきたんだもんね!うはは。さて、もう太い眉毛とはお別れですな。では劇場で!<公演情報>サモ・アリナンズプロデュース第28弾『蹂躙さん』原作:倉森勝利脚本・演出:小松和重ブラザーズ出演:小松和重家納ジュンコ佐藤貴史大政知己月野木歩美/荒川良々宮藤官九郎久保田武人平田敦子久ヶ沢徹日程:2025年3月23日(日) ~31日(月)会場:東京・ザ・スズナリチケット一般発売:2025年1月18日(土) 10:00~()公式サイト:
2024年11月26日Text : 石角友香Photo:Viola Kam (V’z Twinkle)2024年は1stアルバム『凡才』のリリースとその後の全国ツアーやアジアツアー、さらに8月以降は「エトセトラ」「蜃気楼」「Dried Flower」「アウトライン」「プリズム」と、盟友なとりとのコラボ曲「メロドラマ」「メトロシティ」といった異なるジャンル感の配信シングルをなんと1カ月に2曲というハイペースでリリースしてきたimase。アジアの音楽シーンとも共鳴する新世代として存在感を示す彼が、初のホールツアー『imase Hall Tour 2024 “Shiki-Sai”』を全国3都市5公演で実施。ここでは初日のLINE CUBE SHIBUYAでの様子をレポートする。会場に入ると、ステージに吊るされた複数のパネル状のものに目を惹かれる。この仕掛けがツアータイトルの『Shiki-Sai』の演出に大きな役割を果たすのだが、ライブのスタートは意外な面白さに一役買っていた。というのも、オープニングSEが流れステージが明るくなると、一段高くなった位置にいるimaseにスポットが当たるが、メンバーはパネルに隠れている。白いカバーオールとパンツ姿のimaseに大きな歓声と拍手が起こる中、タフな四つ打ちのビートに乗せてスムーズに歌い始めると、早くもカラフルなライトがパネルを照らす。ホールの高い天井を活かした演出に目を奪われていると、2曲目に早くもヒットナンバー「NIGHT DANCER」が。イントロに悲鳴のような歓声が上がり、同時にパネルが上昇すると、お馴染みのサポートメンバーであるBOBO(ds)、モリシー(g / Awesome City Club)、松本ジュン(key)、林あぐり(b)が姿を現す。横一列に並んだ配置も演奏がはっきり見えて楽しい。シンセベースのうねりとグリーンのレーザーが好相性で、フロアのダンスを加速する。一転、ソリッドなギターリフが放たれると「『imase Hall Tour 2024 “Shiki-Sai”』へようこそ。楽しんで行こうぜ!」と本格的な夜の始まりを告げ、「LIT」になだれ込む。ステージを大きく使ったパフォーマンスを見せるimaseにフロアの熱量は早くもピークへ。1階から3階まで見渡して「全部見えてますよ! ホールツアー、すごく楽しみにしてきたので、色とりどりの音楽を届けられたらなと思ってます」と、『Shiki-Sai』のメッセージも明かしながら、生音で展開するトロピカルハウス「蜃気楼」へ。難易度高めなトライバルなクラップも多くのオーディエンスがこなしていて、曲への理解度の高さを実感する。アーバンポップな「ミッドナイトガール」では、背景にサンドストームを思わせる映像も投影され、曲が表現する真夜中の孤独感とシンクロ。色彩の意味合いを拡張してみせた。かと思えば、「Rainy Driver」では背景のLEDが細かく分割され、鮮やかな色彩を放つという対比に、この2曲に登場の一人称である女性と男性の視点の違いを感じたりも。それにしても、音源での音数の少ないアレンジを生音に変換して、しっかりimaseのボーカルを聴かせるライブアレンジはさすが百戦錬磨のミュージシャン陣だ。続く「Nagisa」の四つ打ちのキックに大きな歓声が上がり、削ぎ落とした音像の上を繊細な裏声が愛らしく響く。スリリングな恋とユーモアの詰まったこの曲を淡いピンクのライトがさらに盛り上げ、フロアにハンドワイパーが自然に広がる様はまさに波のよう。白い衣装がさまざまな色に染まり、imase自身も色彩の一部になっていく。男性ファンの野太い「いませー!」という声も聴こえ、男女問わず同世代からの人気を感じたところで、長めのMCでは最近24歳の誕生日を迎えたことを報告。そして、今回のライブのコンセプトを「音楽と色の持つ力をコンセプトにしたライブ」であることを説明。その一環で初めてアコースティックセッション・コーナーを展開した。モリシーのアコギと松本の鍵盤ハーモニカで届ける「逃避行」は歌が際立ち、彼の持ち味のひとつであるJ-POPのメロディが前面に出るアレンジに。「でもね、たまには」ではBOBOと林も参加し、全員座ってリラックスした様子で息を合わせていくのが新鮮。裏声と地声をシームレスに行き来するimaseのボーカルも、じっくり堪能できるライブならではのアプローチに加え、1階、2階、3階に分けてシンガロングを競わせたのも楽しい演出だった。後半は、ワンマンでは初披露の曲を多く盛り込んだ、2024年後半のモードへ突入。その振り幅の大きさがまさに色彩豊かな流れを生み出していく。端正なポップスイメージの「エトセトラ」も、ライブではよりベースミュージックの色合いを増して、体に響く音像になっていたし、続く「Dried Flower」は今回の見せ場のひとつと言ってもいい場面を構築。デジタルな音像のラウドロックは、ダークな世界観の映像と相まって強烈な体感をオーディエンスにもたらす。突き放すような歌い方とクセのない声質が、むしろ乾いた恐怖を増幅させるよう。階段でうなだれるように座り込むパフォーマンスも真に迫っていた。バンドはそのままセッションで「Shine Out」のイントロに繋ぎ、生音で表現するトロピカルハウス調のこの曲を有機的に表現。ジャンプしたり回転したり、重力を感じさせないimaseのアクションを見ていると、「Dried Flower」との対照も感じられ、パフォーマーとしての幅も実感。さらに間髪入れず「ヒロイン」を披露し、サビではタオル回しを巻き起こした。間奏では、メンバーの元へ走り寄り、ソロに合わせてエアギターを弾くなど大いに盛り上げた。「最高です! でもまだ踊り足りなくないですか?」と、ポップなソウルナンバー「Happy Order?」へ。マクドナルドのタイアップソングならではのカラフルな映像が流れ、お馴染みのメニューやバイト体験が混ざり合っていく。ノンストップで異なる色彩の5曲を走り抜け、音楽的なアレンジの広さを証明してくれた。「やー、あっという間だ!」と、ツアー初日の緊張を超える楽しさを告げるimase。「今年は全国ツアーやアジアツアーといろんなことにチャレンジしたなと思います。結構、緊張する方でライブの前は眠れなかったりするんですが、イベントで僕を知らない人も踊ったりタオルを振ったりしてくれて、今日もこんなにたくさんの人が見にきてくれて。そんなみなさんに送る曲、みんなで歌えたらと思います」と、初めて彼流の応援歌を形にした「アウトライン」を披露する。イントロのストリングスのSEからクラップが起こり、伸びやかなメロディを歌う彼に力を送る。ライブにまたひとつ大きな強みを加えたことで、ファルセットボーカルの個性が発揮される「ユートピア」へのリアクションは今日一番の大きさだ。セルフラブの大切さを速いラグタイムに乗せる普遍性は、新しい時代のエンタテイナーに相応しい。そのままファンキーなギターカッティングで繋ぐ「BONSAI」。imaseのモノづくりの原点と音楽愛が綴られるさりげないこの曲を本編ラストにセットし、ライブならではの地声のロングトーンを決めた彼。新しいアプローチも盛り込んだ本編は、最新の“自己紹介”を完遂した清々しさに溢れていた。ものすごい音量で名前を呼ぶ声と拍手が混ざるアンコールに応えて再登場したimaseは、最新曲「プリズム」で高いキーも滑らかな地声で歌い、柔らかな声質の魅力を届ける。「本当に最高の初日になりました!」と感謝を伝えた後、重大発表と称して映像の方を振り向くと、2025年の全国ツアーの日程が映し出され、その規模感に大きな歓声が上がった。さらに、ようやくファンクラブが開設されるというインフォメーションにも拍手喝采。他では聴けない、FCだけのプログラムやそのジングルなども制作しているのだとか。来年に向けて、さらに個性を発揮してくれそうな彼がこの日最後に選んだのは、ファンキーなシティポップ「メトロシティ」。ステージに設置されたミラーボールが光を放ち、ホールをダンスフロアに変身させて、めくるめく時間のエンディングを飾ったのだった。『Shiki(四季)』から『Shiki-Sai(色彩)』へテーマを変えてきたツアーが果たして次に向かうのは何か? 早くも期待が止まらない。<公演情報>『imase Hall Tour 2024 “Shiki-Sai”』11月13日(水) 東京・LINE CUBE SHIBUYA【セットリスト】1.ピリオド2.NIGHT DANCER3.LIT4.蜃気楼5.ミッドナイトガール6.Rainy Driver7.Nagisa8.逃避行9.でもね、たまには10.エトセトラ11.Dried Flower12.Shine Out13.ヒロイン14.Happy Order?15.アウトライン16.ユートピア17.BONSAIEN1.プリズムEN2.メトロシティ<ツアー情報>『imase Hall Tour 2025』■2025年4月19日(土) 千葉・市川市文化会館開場 17:00 / 開演18:004月27日(日) 福岡・福岡市民ホール 大ホール開場 17:00 / 開演18:005月11日(日) 広島・広島文化学園HBGホール開場 16:00 / 開演17:005月15日(木) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール開場 18:00 / 開演19:005月18日(日) 大阪・フェスティバルホール開場 16:00 / 開演17:005月21日(水) 東京・LINE CUBE SHIBUYA開場 17:30 / 開演18:306月8日(日) 宮城・トークネットホール仙台(仙台市民会館) 大ホール開場 16:00 / 開演17:006月19日(木) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)開場 18:00 / 開演19:006月28日(土) 岐阜・土岐市文化プラザ サンホール開場 16:00 / 開演17:00【チケット料金】指定席:6,600円(税込)imase 公式サイト:
2024年11月26日BUCK-TICKが、12月4日(水)に発売するアルバム『スブロサ SUBROSA』のカセットテープおよびアナログ盤のジャケット写真を公開。デザインは、現在のBUCK-TICK作品すべてのデザインを手掛けるクリエイティブディレクター・秋田和徳氏。カセットテープはすでに公開されているCDのジャケットと異なり、メンバー4人が登場。アナログ盤は、CDジャケットと共通のデザインとなっている。また、4人体制となった新生BUCK-TICKが11月20日(水)に発売したシングル「雷神 風神 - レゾナンス」が、オリコン週間シングルランキング2位(2024/12/2付)の好発進。CD発売、配信リリースに合わせて、YouTube[BUCK-TICK公式チャンネル]にてミュージックビデオも公開されている。2025年3月23日(日)には、都内某所にて超限定招待ライブを開催。本公演は全国ライヴハウスツアーに先駆けて行われるスペシャルライヴであり、シングル「雷神 風神 - レゾナンス」とアルバム『スブロサ SUBROSA』の2作購入者を対象とした応募キャンペーンの特典となる。12月29日に行われる年末恒例の日本武道館公演『ナイショの薔薇の下』のチケットはソールドアウト。2025年4月よりアルバムを携えた全国ライヴハウスツアー『BUCK-TICK TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』の開催を発表している。詳しくはツアー特設サイトで確認を。<リリース情報>ニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』2024年12月4日(水) リリース※アナログ盤は2025年1月29日(水) に発売『スブロサ SUBROSA』CD/アナログ盤ジャケット『スブロサ SUBROSA』カセットテープ ジャケット●完全生産限定盤A(SHM-CD+Blu-ray):6,050円(税込)●完全生産限定盤B(SHM-CD+DVD):5,500円(税込)●通常盤(SHM-CD):3,300円(税込)●完全生産限定カセットテープ(2本組):4,400円(税込)●完全生産限定アナログ盤(3枚組):12,100円(税込)【VICTOR ONLINE STORE 数量限定セット】●完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ:9,900円(税込)●完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ:9,350円(税込)●通常盤+オリジナルTシャツ:7,150円(税込)※VICTOR ONLINE STORE数量限定の受注生産販売※CD(完全生産限定盤A/B・通常盤)にオリジナルTシャツを同梱※アルバム&シングル「雷神 風神 - レゾナンス」2作購入者対象応募シリアルナンバー封入(応募期限:2025年2月7日(金) 23:59応募登録分まで有効)●完全生産限定盤A(SHM-CD+Blu-ray):6,050円(税込)●完全生産限定盤B(SHM-CD+DVD):5,500円(税込)●通常盤(SHM-CD):3,300円(税込)●完全生産限定カセットテープ(2本組):4,400円(税込)●完全生産限定アナログ盤(3枚組):12,100円(税込)【VICTOR ONLINE STORE 数量限定セット】●完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ:9,900円(税込)●完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ:9,350円(税込)●通常盤+オリジナルTシャツ:7,150円(税込)※VICTOR ONLINE STORE数量限定の受注生産販売。※CD(完全生産限定盤A/B・通常盤)にオリジナルTシャツを同梱。※アルバム&シングル「雷神 風神 - レゾナンス」2作購入者対象応募シリアルナンバー封入(応募期限:2025年2月7日(金) 23:59応募登録分まで有効)【収録曲】01. 百万那由多ノ塵SCUM作詞:今井寿 / 作曲:今井寿02. スブロサ SUBROSA作詞:今井寿 / 作曲:今井寿03. 夢遊猫 SLEEP WALK作詞:今井寿 / 作曲:今井寿04. From Now On作詞:星野英彦 /作曲:星野英彦05. Rezisto作詞:今井寿 / 作曲:今井寿06. 神経質な階段作曲:今井寿07. 雷神 風神 - レゾナンス #rising作詞:今井寿 / 作曲:今井寿08. 冥王星で死ね作詞:今井寿 / 作曲:今井寿09. 遊星通信作詞:今井寿 / 作曲:今井寿10. paradeno mori作詞:星野英彦 / 作曲:星野英彦11. ストレリチア作曲:今井寿12. 絶望という名の君へ作詞:今井寿 / 作曲:星野英彦13. TIKI TIKI BOOM作詞:今井寿 / 作曲:今井寿14. プシュケー - PSYCHE -作詞:今井寿 / 作曲:星野英彦15. ガブリエルのラッパ作詞:今井寿 / 作曲:今井寿16. 海月作曲:今井寿17. 黄昏のハウリング作詞:今井寿 / 作曲:今井寿【Blu-ray / DVD収録内容】『スブロサ SUBROSA』 INTERVIEW【予約リンク】・完全生産限定盤A:・完全生産限定盤B:・通常盤:・完全生産限定カセットテープ:・完全生産限定アナログ盤:・完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ:・完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ:・通常盤+オリジナルTシャツ:特設サイト:ニュー・シングル「雷神 風神 - レゾナンス」発売中配信リンク<ライブ情報>ファンクラブ会員限定ライブ『FISH TANKer’s ONLY 2024』12月6日(金) 愛知・ダイヤモンドホール12月7日(土) 大阪:BIGCAT12月14日(土) 群馬・高崎芸術劇場スタジオシアター12月15日(日) 東京・豊洲PIT※全公演チケット完売特設サイト:『ナイショの薔薇の下』2024年12月29日(日) 東京・日本武道館開場17:00 / 開演18:00※チケット完売特設サイト: 超限定スペシャルライブ2025年3月23日(日) 都内某所開場 / 開演:未定※詳細は当選者にのみ追ってお知らせいたします。※完全招待イベントです。当選されたお客様ご本人以外は入場いただけません。<ツアー情報>『BUCK-TICK TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』4月12日(土) 宮城・仙台GIGS開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月13日(日) 新潟・新潟LOTS開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別4月19日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月20日(日) 愛知・Zepp Nagoya開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月26日(土) 広島・広島CLUB QUATTRO開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別4月27日(日) 福岡・Zepp Fukuoka開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月29日(火・祝) 香川・高松festhalle開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別5月11日(日) 北海道・Zepp Sapporo開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別5月16日(金) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)開場18:00 / 開演19:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別5月17日(土) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別5月24日(土) 東京・豊洲PIT開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別5月25日(日) 東京・豊洲PIT開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別【チケット情報】■ファンクラブ会員チケット先行:2024年11月20日(水) 12:00~12月2日(月) 14:00まで※申込みにはオフィシャルファンクラブ「FISH TANK」の入会が必要です。※同行者が非会員でもお申込みいただけます。特設サイト:公式サイト:
2024年11月26日12月27日(金) に公開される映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』より、日本限定本ポスターと第2弾予告編が公開された。本作は、セガが生んだ世界的キャラクターであるソニックを主人公にした映画『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの最新作。セガとソニックの母国である日本を舞台に、ソニック、テイルス、ナックルズが街を破壊する闇のダークヒーロー・シャドウと対峙する。シリーズ3作目にして、冒険の舞台がついにソニックの母国である日本となることは発表されていたが、予告編第2弾では、ソニックファンにはお馴染みチャオガーデンのカフェが東京に出現。「名探偵ピカチュウ?」とテイルスがいじられるなどほっこりお茶をしているところに、ミサイルが襲来。一方、シャドウは渋谷スクランブル交差点で軍隊に囲まれ、人類への復讐の想いを新たにする。さらに、ジム・キャリーが一人二役を演じる孫のドクター・ロボトニックと祖父のジェラルドがタッグを組み、シャドウを巻き込みながら人類への復讐を画策していく様子や、首都高速のトンネルでのバイクに乗ったシャドウをソニックが追うチェイスシーンも。チームソニックはジェームズ・マースデン演じる親友トムたちの助けも得ながら、予告のラストではいよいよシャドウとの最終決戦へと立ち向かっていく。公開されたポスターは、東京の超有名スポット・渋谷スクランブル交差点を背景に、ソニックとシャドウが“超音速”で激突する一瞬が描かれたデザインに。QFRONTの巨大モニターには、なぜかシャドウの文字と共にドクター・ロボトニックの顔が。さらに左上のサイネージには、SHIBUYAの文字と共にジェラルドの巨大屋外広告が登場。そこへソニックの青いストライプ、シャドウのオレンジストライプが渋谷中を駆け巡るビジュアルとなっている。映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』第2弾予告編<作品情報>映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』12月27日(金) 公開公式サイト: PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.
2024年11月26日2019年2月22日に配信シングルとしてリリースされたKing Gnu「白日」のMVがYouTubeで5億回再生、ストリーミングの再生回数が累計7億回を突破した。バンドのブレイクと相まってロングヒットを記録し、Billboard Japanの総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」の年間チャートでは、2019年で4位、2020年で5位と2年連続でトップ5に輝き、ストリーミング・ソング・チャートでは2019年2月27日公開チャートで15位にデビューし、その後通算3度の首位を獲得。MVは、優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード『MTV VMAJ 2019』のスペシャルイベント「MTV VMAJ 2019 -THE LIVE-」にて、VMAJ史上最速、メジャーデビューから8カ月で最優秀ビデオ賞を受賞。最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞と合わせて2冠を達成した。King Gnu「白日」 Music Video「白日」ストリーミング配信: また、好評配信中の新曲「ねっこ」は、神木隆之介主演の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』の主題歌としてKing Gnuが書き下ろしたミドル・バラードとなっており、ドラマの初回放送にて解禁され、大きな話題を呼んでいる。さらに、2023年11月にリリースした4thアルバム『THE GREATEST UNKNOWN』のアナログ盤が11月27日(水)に発売。前作『CEREMONY』に続き、30万枚以上売り上げたアルバムとなっており、『ミステリと言う勿れ』主題歌、『呪術廻戦』主題歌などの話題曲をはじめとした全21曲が収録されている。『THE GREATEST UNKNOWN』を引っ提げた自身最大規模の全国5大ドームツアーでは、全国5都市9公演を通じて38万人、続くアジアツアーでは4都市7公演を行い、計40万人を動員しており、メジャーデビューから約5年でのドームツアー開催はバンドとしては史上最速の記録となった。<リリース情報>シングル「ねっこ」配信中アナログ盤『THE GREATEST UNKNOWN』11月27日(水) 発売12inch 2枚組:6,600円(税込)【収録曲】Disc 101. MIRROR -メルセデス・ベンツ 新型EクラスCMソング-02. CHAMELEON -フジテレビ月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』主題歌-03. DARE??04. SPECIALZ -TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」オープニングテーマ-05. 一途(ALBUM ver.) -『劇場版 呪術廻戦 0』主題歌-06. δ07. 逆夢 -『劇場版 呪術廻戦 0』エンディングテーマ-08. IKAROS09. W●RKAHOLIC10. ):阿修羅:(11. 千両役者(ALBUM ver.) -NTTドコモ 5G「希望を加速しよう2nd篇」CMソング-Disc 212. 硝子窓 -映画『ミステリと言う勿れ』主題歌-13. 泡(ALBUM ver.) -映画「太陽は動かない」主題歌-14. 2 Μ Ο Я Ο- MARO CMソング-15. STARDOM(ALBUM ver.) -2022 NHKサッカーテーマ-16. SUNNY SIDE UP17. 雨燦々 -TBS系日曜劇場「オールドルーキー」主題歌-18. BOY -TVアニメ「王様ランキング」第1クール オープニング・テーマ-19. 仝20. 三文小説(ALBUM ver.) -日本テレビ系 土曜ドラマ「35歳の少女」主題歌-21. ЯOЯЯIMKing Gnu オフィシャルサイト
2024年11月26日Creepy Nutsの新曲「doppelgänger」(読み:ドッペルゲンガー)が、2025年1月24日(金)公開の映画『アンダーニンジャ』主題歌に決定した。『アンダーニンジャ』は、「アイアムアヒーロー」など数々の話題作で知られる漫画家・花沢健吾の最新作であり、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた漫画「アンダーニンジャ」が原作。福田雄一が監督を務め、俳優・山﨑賢人が主演、浜辺美波、間宮祥太朗、白石麻衣、山本千尋、宮世琉弥、坂口涼太郎、長谷川忍(シソンヌ)、木南晴夏、ムロツヨシ、岡山天音、平田満、佐藤二朗ら、豪華かつ多彩な実力派キャストが出演する事でも大きな話題を集めている。主題歌「doppelgänger」は、『アンダーニンジャ』のストーリー・設定から構想を得て制作された楽曲で、重低音の効いたダンサブルなDJ松永のトラックと、様々な声色を使い分けるまさにドッペルゲンガーのようなR-指定のラップが印象的な楽曲。Creepy Nutsは、今年1月にリリースした「Bling-Bang-Bang-Born」がストリーミング累計再生数6億回を越え、国内外のチャートを席巻。10月にリリースした「オトノケ」は「Bling-Bang-Bang-Born」を超える初動を記録。2025年2月には東京ドーム公演の開催も決定し、すでにチケットがソールドアウトしている中、現在制作中とアナウンスされているニュー・アルバムリリースへの期待が高まっている。【Creepy Nuts コメント】皆さんも色んな自分を抱えて日々日常に忍んで生きている事と思います。我々も同じでこの曲を書いた時の自分と、このコメントを考えている自分は似て非なるモノです。勿論お話出来ないような自分も居ます。そんな様々な自分が入れ替わり立ち替わりあらゆる術を使い日常に溶け込んでいるのです。映画と関係無さすぎましたかね?本当に関係無いかどうかは、劇場でお確かめください。【山﨑賢人 コメント】Creepy Nutsさん主題歌ありがとうございます!この映画『アンダーニンジャ』のために書き下ろしてくださった楽曲とのことで歌詞がすごく物語とリンクしていて怪しくて暗いリズムが現代に潜むニンジャの雰囲気とマッチしていて見終わった後によりこの映画『アンダーニンジャ』の魅力を増してくれるようなすごくいい楽曲だなと思いました。Creepy Nutsさんらしいポップな言葉や面白い言葉選びも素敵でこの楽曲とともに『アンダーニンジャ』を劇場で楽しんでほしいなと思います。映画『アンダーニンジャ』予告映像©花沢健吾/講談社©2025「アンダーニンジャ」製作委員会<作品情報>『アンダーニンジャ』2025年1月24日(金) 公開公式HP:花沢健吾/講談社(C)2025「アンダーニンジャ」製作委員会<リリース情報>シングル「オトノケ」12月11日(水)発売期間生産限定盤初回仕様:1,870円(税込)「オトノケ」期間生産限定盤ジャケット【CD収録曲】・オトノケ・オトノケ – Instrumental-【BD収録曲】・「オトノケ」 Music Video・Creepy Nuts「オトノケ」 × TV アニメ『ダンダダン』 Collaboration Music Video・TVアニメ『ダンダダン』ノンクレジットOPムービー予約はこちら「オトノケ」配信リリース中 Nuts - オトノケ(Otonoke) Music VideoCreepy Nuts「オトノケ」 × TV アニメ『ダンダダン』 Collaboration Music VideoTVアニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期ノンクレジットOPムービー|Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」<ライブ情報>Creepy Nuts LIVE at TOKYO DOME2025年2月11日(火・祝)東京ドーム開場 16:00 / 開演 18:00Sold Out【Live】Creepy Nuts - Bling-Bang-Bang-Born(Live at 国立代々木競技場 第一体育館)Creepy Nuts オフィシャルサイト
2024年11月26日現代の日本において、風景画の可能性を拡張している画家のひとりである小西真奈の美術館における初の大規模な個展『小西真奈Wherever』が、12月14日(土)から2025年2月24日(月・祝)まで、東京の府中市美術館で開催される。1968年に東京都で生まれた小西真奈は、1993年からアメリカの美術大学に留学。卒業後、メリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アートに進学し、ニューヨークスクールの画家グレース・ハーティガンの指導を受けた。帰国後の2006年に「VOCA賞」を受賞。雄大な景観を大画面に収め、隅々まできっちり描き込んだ理知的な絵画で注目を集める。写真にも似た客観的な描写は、個人的な思い入れを感じさせず、穏やかに人々の記憶に語りかけてくるものだった。《Untitled》2023年作家蔵2010年代に兆しが見えた小西の作風の変化は、2020年代初頭のコロナ禍の時期に決定的なものになる。隔離生活を余儀なくされたこの時期、都内の自宅から歩いて行ける都立公園や付属の温室、あるいは近所を流れる小川を訪れて風景を描くようになると、対象との距離が縮まった。筆運びは即興的でおおらかになり、色は感覚的に選ばれるようになった。こうして生み出されたのが、観る者の緊張を解くような、軽やかさとやさしさを魅力とする作品群だった。今回の個展では、VOCA賞の受賞作である《キンカザン1》と《キンカザン2》の2点をはじめ、2000年代に評価を決定づけた大画面の代表作を精選して展示するとともに、近作と新作を多数紹介する。近作や新作は主に自宅近くで描かれた風景画で、半分以上が初公開。油彩画が約80点、鉛筆・水彩画が約20点、総数約100点を予定する大個展となる。《キンカザン2》2005年第一生命保険株式会社蔵小西の絵画は写真にも似て、観る者の記憶に語りかけてくる。実在する風景でありながら、その場所を訪れたことがなくとも、なぜか多くの人が懐かしさを感じるのだ。どこででもあり、どこででもないような場所を散策する——そんな誘いが、展覧会タイトルの「Wherever」から感じられる。<開催概要>『小西真奈Wherever』会期:2024年12月14日(土)〜2025年2月24日(月・祝)会場:府中市美術館2階企画展示室時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)料金:一般800円、大高400円、中小200円公式サイト:()
2024年11月26日内野聖陽が主演を務めるドラマ『連続ドラマW ゴールドサンセット』(全6話)の追加キャストが発表され、併せて第2弾特報が公開された。本作は白尾悠による同名小説の映像化作品で、内野演じる謎の男をはじめ、心に傷を抱えた人々が人生を見つめ直すヒューマンドラマ。内野が演じるのは古いアパートに住む謎の老人・阿久津勇。ひとり大声を上げたり、どこかおかしな振る舞いで隣人の女子中学生にも不審がられる始末だが、次第にその振る舞いの理由と、彼の過去が明らかになっていく。今回発表されたのは、内野演じる阿久津を取り巻く新たなキャストたち。登場人物各々が抱える後悔、追憶といった人生の機微を実力派俳優陣が繊細かつ大胆に演じる。阿久津らが所属する、55歳以上であることが参加資格の劇団「トーラスシアター」を立ち上げた演出家・小巻沢梨子役を小林聡美、学校である出来事により心に傷を負いながらも、阿久津や「トーラスシアター」劇団員との出会いを通して自分自身と向き合っていく中学生・上村琴音を毎田暖乃、18年勤めた会社から突如リストラされ、再就職も婚活も上手くいかない人生崖っぷちの女性・太田千鹿子に坂井真紀が扮する。また、過去の職場での経験からトラウマを抱える女性・三橋芳子を和久井映見、阿久津の過去の秘密を握る謎の女性・節子を三浦透子、そして地方公務員を定年退職し、気ままな老後を過ごしながらも、ある一大決心をする太田紀江を風吹ジュン。さらに、劇団トーラスシアターの劇団員、また彼らを取り巻くキャラクターとして、六平直政、安藤玉恵、有薗芳記、津嘉山正種、益岡徹、今井隆文、平埜生成、根岸季衣ら個性豊かな俳優陣が集結した。<小林聡美(小巻沢梨子 役)コメント>■小巻沢梨子を演じてみてそれぞれの登場人物たちの人生を、演劇に昇華させるべく、力強く牽引していく演出家の役でした。まさに命を削って役者は役を演じる。そんな純粋な演劇の本質をあらためて突き付けられるような体験でした。■視聴者へのメッセージ夕陽の沈む瞬間の息をのむような美しさ。だれもが必死に生きていて、どんな人生も、黄昏時の美しさはそのすべてを祝福してくれているのだ、というメッセージが皆様に届きましたら嬉しいです。<毎田暖乃(上村琴音 役)コメント>■上村琴音を演じてみて今まで演じたことのない、自分と性格が真反対の女の子だったので、演じるのはとても難しかったです。でも琴音を演じさせていただいたことはすごく良い経験になり、私自身も成長させてくれた作品だと思います。■視聴者へのメッセージ『ゴールドサンセット』は皆さまの心に深く残る作品だと思います。劇中劇でリア王を演じる阿久津さん(内野さん)は圧巻です。ぜひご覧ください。<坂井真紀(太田千鹿子 役)コメント>■太田千鹿子を演じてみて千鹿子の喜びや悲しみ、そして苦しみが胸にちくちくと刺さりました。千鹿子の手をぎゅーっと握りしめて一緒に頑張っていきたいと思い、撮影を終えた今も「千鹿子頑張れ」と心の片隅で思いたくなる女性でした。■視聴者へのメッセージ作中に出てくるチェーホフの一節に私自身背中を押してもらったように思います。見てくださる方々にとって、この作品がそういう存在になってくれたらいいなと思っています。是非ご覧いただけましたら嬉しいです。<和久井映見(三橋芳子 役)コメント>■三橋芳子を演じてみて抱えているもの、時間の経過、様々な人と関わりながら生きていく日々。芳子を演じながら、とても難しく、私自身も撮影中、無我夢中で歩んでいた気がします。けれどこの作品で過ごした時間といただいたご縁は、私にとって、本当にありがたい、宝物になりました。■視聴者へのメッセージ登場人物それぞれの人生や思い、せつなさや涙が重なり合い、大きなひとつの物語となって進んでいき……阿久津さんや琴音ちゃん、みんなの人生がどんなふうに紡がれていくのか……ぜひ、ご覧ください。<三浦透子(節子 役)コメント>■節子を演じてみて阿久津の心に深く突き刺さるような眼差しを残せたらと思い演じました。内野さんの、隅々にまで全力で真摯に向き合ってくださるその姿勢、大森監督の、一文字へのこだわりと作品への愛情と共にお芝居できた経験は私の大きな学びになりました。■視聴者へのメッセージ演劇に対する愛とリスペクトに溢れた現場でした。演じるという行為には、人を正直にさせる不思議な力があると思います。演劇にまだ触れたことがないという方にも是非観ていただきたい作品です。<風吹ジュン(太田紀江 役)コメント>■太田紀江を演じてみて年齢を考えると不安ばかり、チャレンジャーと我を戒めお受けした作品。探りながらなスタートでしたが、同じ業界に居ながら中々会えない方との共演は嬉しさも格別……シェイクスピア作品初舞台を演じた(太田紀江さんの)演劇への憧れや、舞台を作り上げるプロセスで経験されたことは、私のリアルでもあります。■視聴者へのメッセージ阿久津役の内野さんは勿論、他の登場人物それぞれが抱える裏側のドラマも目が離せません。舞台の魅力を再々楽しめ大森寿美男監督の熱量が理解出来ます。『連続ドラマW ゴールドサンセット』第2弾特報映像<作品情報>『連続ドラマW ゴールドサンセット』2025年2月スタート(全6話)毎週日曜22:00 放送・配信【第1話無料放送】原作・白尾悠『ゴールドサンセット』(小学館刊)脚本:大森寿美男監督:大森寿美男、清水勇気音楽:梁邦彦【出演】内野聖陽小林聡美、三浦透子、毎田暖乃/和久井映見坂井真紀、六平直政、安藤玉恵、有薗芳記、津嘉山正種、益岡徹/風吹ジュン詳細はこちら:白尾悠/小学館 (C)2024 WOWOW INC.
2024年11月26日Netflixが企画・製作をするNetflix映画『10DANCE(テンダンス)』が、2025年に配信される。本作は、男性ふたりのダンスに懸ける情熱、闘志、対抗心、そして苦悩や嫉妬を描き、「このBLがやばい!2019」を受賞するなど話題を呼んだ井上佐藤による同名漫画を原作に、『るろうに剣心』シリーズや『レジェンド&バタフライ』などで知られる大友啓史が映画化。ダイナミックさと繊細さを併せ持つ、この豪華絢爛な世界観を精巧に描き出す。ダブル主演を務めるのは、約8年ぶりの共演となる竹内涼真と町田啓太。主演作『六本木クラス』や『ブラックペアン』など話題作への出演が続く竹内は、今作がNetflix作品初参加。ラテンダンス日本チャンピオンで、世界に通用する実力を持ちながら、ある理由から国内の大会にこだわる主人公・鈴木信也を演じ、社交ダンスにも初挑戦する。『幽☆遊☆白書』『グラスハート』など、Netflix作品への出演が続く町田が演じるのは、竹内演じる鈴木信也を〈10ダンス〉の世界に誘う、スタンダードダンス日本チャンピオンで世界2位という記録を持つもうひとりの主人公・杉木信也。生きてきた世界も、性格も何もかも異なり交わるはずのなかったふたりの信也が、共に〈10ダンス〉の頂点を目指すことで、ぶつかりながらも強く惹かれ合っていく様子を、情熱的かつ丁寧に表現する。実写化に際し、原作者である井上佐藤は「大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております」とエールを贈った。■監督・大友啓史 コメント愛に関する器、その器量を創り手に強く問うてくる作品です。身体を重ね、眼差しを交わした瞬間、優美さの裏側に潜む秘めた感情や情熱と共に、様々なボーダーを超えた、未だ見ぬ新しい何かが産み落とされていくかのようです。日々心を震わしながら、この挑戦に取り組んでいます。竹内涼真、町田啓太の魅力をたっぷり添えて。ゴージャスで魅惑的な、そして今まで見たことのない新鮮なダンス映画を世界にお届けしたい。どうぞご期待ください。■原作・井上佐藤 コメントこの度の映像化のお話を伺ったとき、正直に言えば「期待1:不安9」の割合でした。理由は、『10DANCE』の映像化には製作費をかけ、監督に恵まれ、キャストにも充分なダンスの資質が無ければ無理であろうと考えたからです。ですがその後、製作がまさかのNetflixさんと聞き、不安がひとつ消えました。更に大友監督がメガホンを握ることに決まり、その映像から受ける美意識の高さに緊張が走りました。鈴木役の竹内さんは短髪で精悍なイメージがありましたが、髪を伸ばした笑顔を拝見して、「あ、”兄ちゃん”キャラだ!!しかも気さくな感じ……」と、鈴木との共通点を見つけて、嬉しくなりました。杉木役の町田さんは、原作の杉木よりもずっと優しく甘いマスクで、貴公子感に溢れていて、ときめきました。このお二方の配役は私の中でストンと腑に落ちました。もちろん映像化にあたっては、漫画通りという訳にはいかないと思いますが、大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております。<作品情報>Netflix映画『10DANCE』2025年 Netflixにて世界独占配信出演:竹内涼真、町田啓太 (ダブル主演)原作:井上佐藤『10DANCE』(講談社『ヤングマガジン』連載)監督:大友啓史脚本:吉田智子・大友啓史Netflix作品ページ:
2024年11月26日新体制となったA.B.C-Zが主演を務める演劇ユニット「ABC座」の新作ミュージカル「ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」が11月25日、初登場となる東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLで開幕した。今回は先輩・後輩たちの名曲31曲とSFテイストのオリジナル・ストーリーが融合した、これまでの「ABC座」にはない斬新な内容でファンを魅了する。脚本を斎藤栄作、演出を河原雅彦が担当している。「ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」より「ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」より初日を前に、同会場ではゲネプロと取材会が行われ、A.B.C-Zの橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一をはじめ、共演する少年忍者の川﨑皇輝、青木滉平、ヴァサイェガ渉、川﨑星輝、長瀬結星、彩吹真央、内博貴が出席。「ABC座」にとっては、12年ぶりに全国ツアーも実施される本公演への意気込みを語った。「ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」より橋本は「本当にクセのある舞台になっている。先輩後輩の曲に対し、敬意をもって歌とお芝居をさせてもらっている。地方公演もありますので、ぜひ応援していただければ」とアピール。王子様的キャラクターのフットを演じており、「イメージしていた“キラキラ”した王子じゃなかったですが(笑)、僕って、日にちを重ねるごとに良くなっていくタイプなんですよ。初日からすごく楽しかったので、これは千秋楽にはとんでもないことになっていると思います」と早速、確かな手応えを示していた。「ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」初日会見より戸塚はノーベル賞候補になったこともある学者のポテトを演じ「昨日、いただいたお弁当のカレーにポテトが丸ごと入っていて、なので昨日のカレーのお弁当いただきまして。『あぁ、自分だなぁ』と思いながら(笑)。これから1ヶ月はポテトを主食にしたい」とユーモアを交えて、自身のキャラクターについて語った。豪華客船の船長・北街角ススム役の五関は「プライベートで(自動車の)免許は持っていないが、船舶免許だけ持っているので、当たり役だなと思っています。操縦するシーンはないんですけど(笑)、ぜひ大船に乗った気分で」とこちらも笑いを交えながら、意気込みを語った。近年の「ABC座」はA.B.C-Zが演出・主演を兼ねることが多かったが、今回は新作のミュージカル。塚田は「1年くらい打ち合わせを重ねまして、改めて“ものを作る”気持ちを学びました。これまでの積み上げも感じながら、気を引き締めてやりたいと思います」と闘志を燃やす。彩吹は「本当にお稽古場から、今日のこの時間まで楽しいなと思いながら、でも、皆さんが休みなく一生懸命に(作品を)作り上げてこられている。とても感慨深い」と初参加となった「ABC座」での経験にしみじみ。同じく「ABC座」初参加の内は、「よく知っている仲ですが、こうやって一緒にやるのは初めてで。この4人の新体制になって初めてなので、いい意味で彼らのバックアップができれば」と話していた。「ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」初日会見より「ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」は、11月25日から12月8(日)まで東京・TOKYO DOME CITY HALL、12日(木)から16日(月)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、26日(木)から28日(土)まで愛知・アイプラザ豊橋で開催される。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>ABC座2024『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』脚本:斎藤栄作演出:河原雅彦主演:A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一)出演:内博貴、川﨑皇輝・青木滉平・ヴァサイェガ渉・川﨑星輝・長瀬結星(少年忍者)三森千愛、皇希、林希、浜崎香帆、彩吹真央 他【東京公演】日程:2024年11月25日(月)~12月8日(日)会場:TOKYO DOME CITY HALL【大阪公演】日程:2024年12月12日(木)~16日(月)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール【愛知公演】日程:2024年12月26日(木)~28日(土)会場:アイプラザ豊橋チケット情報:()公式サイト:
2024年11月26日