ぴあがお届けする新着記事一覧 (24/924)
山﨑賢人が主演を務める『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』の第8話が、本日11月24日(日) 22時よりWOWOWで放送・配信される。このたび第8話の場面写真18点が公開された。野田サトルによる漫画『ゴールデンカムイ』を原作とした本作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーであり、魅力的なキャラクターたちが相まみえる冒険活劇。映画版の主要キャストが続投するほか、新キャストとして池内博之、高橋メアリージュン、桜井ユキ、塩野瑛久、中川大志、北村一輝らが名を連ねた。第8話ではとあるコタンが舞台に。このくだりには、第3話に登場したアイヌの人たちが子どもたちを驚かせるために用いるキサラリ(耳長おばけ)が再び登場する。「不敗の牛山」と呼ばれる柔道の達人・牛山辰馬(勝矢)の力業、さらには逆上する主人公の元兵士・杉元佐一(山﨑)の感情がほとばしる、迫力の格闘シーンは大きな見どころだ。さらに、このコタンの秘密を抱えるアイヌの女性・モノア(渡辺真起子)も登場する。また、新撰組の“鬼の副長”土方歳三(舘ひろし)と内通していた天才脱獄犯・白石由竹(矢本悠馬)は、自分の裏切りが杉元にバレて殺されるのではないかという恐怖が次第に大きくなる。そのせいである行動に出るのだが、これが思わぬ方向へと事態を動かすことに。一方、第七師団の中尉・鶴見篤四郎(玉木宏)は、片脚を失い自暴自棄になった第七師団の一等卒・二階堂浩平(栁俊太郎)にあるプレゼントを贈るのだが……。再現度が高いとすでに話題になっている天才銃器開発者・有坂成蔵(浅野和之)の初登場に加えて、このシーンには原作ファンの中で密かな人気を博す(?)素性の分からない謎のキャラクターが登場する。さらに後半では、変装を得意とする刺青囚人がその腕前を披露する場面が描かれる。本作のエンディングテーマは各話異なるアーティストで、第8話はTHE SPELLBOUNDが担当。第8話のエンディングを彩る「雨ニウタレ命ナガレ」について、「人生を懸けて目指す場所があるということ――。大切な何かを探そうとすること――。『ゴールデンカムイ』に宿る人間の業や命の煌(きら)めきを、ダイナミックな音楽で表現した」と語っている。【第8話予告】『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』【WOWOW】<番組情報>『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』毎週日曜日午後10時よりWOWOW独占放送・配信(全9話)公式サイト:野田サトル/集英社(c)2024 WOWOW
2024年11月24日12月27(金)に初の日本武道館ワンマンライブ『DEZERT SPECIAL ONEMAN LIVE at NIPPON BUDOKAN「君の心臓を触る」』を開催するDEZERTが、新アーティスト写真を公開した。最近のモノトーンを基調としたビジュアルから一転、赤を基調とした衣装を着用。今までにないDEZERTの熱い意志を感じることができるアーティスト写真だ。約1ヶ月後の武道館ライブでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。ますます期待が高まる。また、現在U-NEXTでは彼らの軌跡を辿り、武道館公演を控えたバンドの現在地に迫るドキュメンタリー作品『DEZERT "Ordinary days" 〜ROAD TO NIPPON BUDOKAN DOCUMENTARY FILM〜』を独占配信中。武道館に足を運ぶ前にこちらもチェックしてほしい。日本武道館公演のチケットは現在先行受付中。<ライブ情報>DEZERT SPECIAL ONEMAN LIVE at NIPPON BUDOKAN「君の心臓を触る」2024年12月27日(金)東京・日本武道館【チケット情報】全席指定 6,600円(税込)※未発表音源「オーディナリー」CD付き11月26日(火) 23:00まで先行受付実施中()公演詳細ページ<番組概要>DEZERT "Ordinary days" 〜ROAD TO NIPPON BUDOKAN DOCUMENTARY FILM〜U-NEXTにて独占配信中閲覧はこちら特集ページはこちら オフィシャルサイト
2024年11月23日全国のコメダ珈琲店で、2024年11月13日より「2025年コメダの福袋」の予約受付が始まりました。今年は「寿(ことぶき)」と「慶(よろこび)」のふたつのセットが用意され、それぞれに日常使いにもぴったりなキルティングバッグが含まれていますよ〜!普段使いにぴったり!選べる2種類のキルティングバッグ今回の福袋は「コメダとぽかぽか温まるお正月」をテーマに、冬らしさを感じさせるキルティング素材のバッグが特徴です。柔らかい持ち手やチェック柄の裏地など、日常使いに適したデザインが施されています。さらに、同素材のブランケットやポーチ、ドリップコーヒー、コーヒーチケットといったコメダらしい特典もたっぷり!また、毎年恒例の「コメ宝くじ」も付属。今年の福袋に含まれる「新春スナックチケット」の表紙に記載された番号で抽選が行われ、豪華景品が当たるチャンスがあります。「2025年コメダの福袋」商品紹介◼︎寿(ことぶき)セット(価格:7,500円~8,700円)・キルティングスクエアバッグ:幅約36cm、マチ約12cm、高さ約28cm・キルティングブランケット:縦約70cm、横約110cm・福袋オリジナルドリップコーヒー(6杯分)・コメダ特製小倉あん(300g)・サステナブルなココア(200g)・コーヒーチケット1冊(綴り枚数は店舗によって異なります)・コメ宝くじ付き新春スナックチケット(4枚綴り):サンドイッチ、コメチキ、小倉トースト、ミニシロノワールから1つ選べる◼︎慶(よろこび)セット(価格:5,500円~6,700円)・キルティング舟形バッグ:底辺約27cm、マチ約11cm、高さ約23cm・キルティングポーチ:底辺約16cm、マチ約8cm、高さ約14cm・福袋オリジナルドリップコーヒー(6杯分)・コどら・コーヒービーンズチョコ(25g)・しっとりクッキー・コーヒーチケット1冊(綴り枚数は店舗によって異なります)・コメ宝くじ付き新春スナックチケット(3枚綴り):ホットドッグ、小倉トースト、ミニシロノワールから1つ選べる福袋販売・予約概要予約受付開始日:2024年11月13日(水) から販売期間:2025年1月1日(水)~1月6日(月)販売店舗:全国のコメダ珈琲店(一部店舗を除く)※数量限定で、売り切れ次第販売終了。電子決済は一部店舗で利用不可。※コーヒーチケットと新春スナックチケットは購入店のみ有効、換金不可。コメ宝くじの内容福袋購入者は、抽選で以下の豪華景品が当たるチャンスがあります。1等:キルティングリュック(抽選で10名)2等:キルティングクッション2個セット(抽選で20名)3等:コメダ珈琲店e-Gift 1,000円分(抽選で1,970名)当選発表日は2025年1月24日(金) 予定。コメダ珈琲店公式サイトや店頭での発表が予定されています。【コメダ】の「お得すぎモーニング」徹底ガイド!“絶対頼むべきサイドメニュー”も【実食レポ】()【絶対買い】ファミマ「福袋」がオトク確定の神内容!!激かわファミチキグッズ&無料引換券など、種類豊富でヤバい♪()【福袋2025】大人かわいいトートに人気紅茶がたっぷり♪Afternoon Teaの「ニューイヤーズバッグ」登場!()
2024年11月23日Text:谷岡正浩この人は根っからの表現者なのだと思った。音楽、絵、そして俳優としてなど、彼の中には広大な表現の地図が広がっていて、そのひとつひとつは点在しているとしても、決してバラバラではないという確かな手触りが彼の生み出す作品からは感じられる。11月27日(水) にリリースされる最新アルバム『Circus Funk』はまさにそんな香取慎吾の今が詰まった作品であり、1曲1曲の個性を突き詰めた楽曲がカラフルなひとつの世界を作り上げている。このアルバムの世界を存分に味わえるフェスの開催も迫る中、香取慎吾本人に話を聞いた。言葉にしようと思って言葉にしたことって、これまでだいたい叶ってるんですよ――まず、アルバムタイトル、そして第1弾先行配信シングルのタイトルにもなっている『Circus Funk』という言葉がすごく素敵だなと思いました。うれしいですね。――ワクワク感もあるし、時代に左右されない強さも含まれているなと感じました。この言葉は香取さんの中ではどのようなイメージとしてあるんですか?これがいつ降ってきたか、というのをはっきりとは覚えていないんですけど、2022年から2024年にかけて個展をやっていたんですよ(※全国6カ所をツアーした大規模個展『WHO AM I』)。そこに出した絵の中にピエロが出てくるものがあるんですけど、それは何て言うんでしょう、20代とか30代の頃に描いたもので、とても目まぐるしい毎日にあって、いったい自分は何者だ? 俺なんてピエロだ、みたいな気持ちで描きなぐっていて(笑)。それは自虐でもあるんですけど、同時に好きな部分でもあって、音楽ではそこをまだきちんと表現していないなって思ったんですよね。さらに遡ると、僕がグループを離れてひとりでステージに立つようになったのがコロナの期間と丸かぶりしていて、ひとりでステージをやるんだという気持ちと、コロナという特殊な状況も合わさって、ちょっとグッと気持ちが昂ることも正直あったんです。そこから2024年になって、今音楽をやるんだったらダンサブルでハッピーで、気づいたら終わっているような、夢中で楽しめるもの――そういう作品をつくりたいなというところから“Circus”という言葉が降って来ました。――なるほど。で、2022年4月に出した『東京SNG』という2枚目のアルバムでジャズをやったので、そこからファンクへとつながっていったんです。ただ、音楽的なことももちろん大事なんですけど、それよりも“Funk”という言葉の響きに惹かれるものがありました。絵のタイトルでもそうですし、僕は洋服のブランドもやっているんですけど、何かを創作することと言葉を紡ぐことはとても密接な関係にあって、好きなんですよね。それで“Circus”と“Funk”を合わせて“Circus Funk”という言葉が生まれて、さあここから何をやっていこうか、という感じになりました。――今回新たに使用されているアーティスト写真やジャケットのアートワークなどを拝見すると、かなりポップでカラフルな印象を受けました。1stアルバム『20200101』、2ndアルバム『東京SNG』のときは、もっとシンプルな色使いだったなと思ったんですよね。それが今回はいろんな色がヴィヴィッドに主張しながらも混ざり合っているというところが新鮮でした。そこはちょっと面白くて、確かにパッと見はカラフルでポップなんですけど、実際蓋を開けてみると、もうちょっとダークなサーカスになったりしてるんですよね。――ポップさの中にあるダークさとか、より深いレイヤーで感じられる体験というのは、音楽に限らず香取さんの創り出すアートの根本ですよね。ああ、そうですね。そこの根っこはありつつ、今回の『Circus Funk』で言えば、大人のサーカスをいかに展開していくかというか。(収録楽曲の)タイトルだけ見てもやっぱりそのへんの感じはありますね。2曲目から「SURVIVE」ですからね(笑)。――第2弾の先行配信シングルとしてリリースされた「TATTOO(feat. 中森明菜)」も、アルバムの収録曲順の流れで見ると、言葉ヅラの迫力というか、『Circus Funk』という世界観の中にきっちり刻印している感じがありますよね。そうなんですよね。もともと中森明菜さんの「TATTOO」は好きで、いつかやってみたいと思っている中で『Circus Funk』の構想が生まれて、ここだ! って思ったんですよね。――しかもアレンジと演奏が、SOIL&“PIMP”SESSIONSというのも最高ですね。SOILには前作の『東京SNG』のときにお声がけさせてもらっていたんですけど、スケジュールの都合で実現しなかったんです。でも大好きだから絶対またやりたいなと思っているところで、「TATTOO」をやるならSOILじゃないかと閃いたんです。それで明菜さんサイドに、カバーだけではなく、もしよろしければSOILのアレンジと演奏でご一緒させていただけませんか? と(笑)。普通に考えたら、なかなかハードルが高い思い切ったオファーだというのは分かっているんですけど、でもどこかで思い切ってないというか、言葉にしようと思って言葉にしたことって、これまでだいたい叶ってるんですよ。本当にそれが出来なさそうだったら、そもそもカバーさせていただくことだけしか言ってないと思います。でも、カバーって思った後に、自然と一緒にっていう発想になったんですよね。「ぜひ」っておっしゃっていただいたときは、本当にうれしかったですね。面白かったのは、SOILの社長(Agitator)がオリジナルとは違うBPMなんかを探りながらオケを作っているときに、「もしものときは僕が歌います」って言ってました(笑)。実際にレコーディングの現場に明菜さんが現れるまで、だんだん誰かに騙されてるんじゃないか? っていう気持ちになったりして、だからレコーディングを終えた後は感動でしたね。本当に実現したんだって。「今回なんで来てくれたんですか?」って聞いたら、「香取くんに呼ばれて来ない選択はないです」と。「応援していましたよ」って言われて、もう言葉にならなかったですね。音楽を作ることと絵を描くことは近い――僕は先行配信になった「Circus Funk(feat. Chevon)」は勝手に1曲目、オープニング楽曲なんだろうなって思ってたんですよね。煌びやかで妖しげなサーカスの幕が、いよいよ開きますよっていうその瞬間のワクワクと猥雑を表現した曲だから。分かります。分かるんだけど、でもこの曲は最初からこの位置、3曲目というのはずっと変わってないですね。――そうなんですね。となると、その前の2曲がどんな内容なのか、めちゃくちゃ気になりますね。1曲目は、ヒューマンビートボックスのSHOW-GOくんをフィーチャリングに迎えた楽曲なんですけど、実はこの曲がギリギリまで出来なくて。「君の曲がどうしても1曲目に必要なんだ!」って励まし続けて(笑)、レコーディングスタジオで歌詞を1行書いてはブースに入って録音してっていう感じでなんとか完成しました。――はははは。他のみなさんはあまりこういうやり方はしないと思うんですけど、僕の場合は参加していただくアーティストやミュージシャンの方々に、全部説明します。この曲がアルバムの何曲目に来て、その前後にどういう曲があるのかということを。さらに、ライブではこういう演出になって、こんなふうにステージに出てきて、照明はこんな感じになってて、っていうところまで説明して、なのでこういう曲なんですよって言うと、すごく分かるってみなさんおっしゃいますね。下手したら、この曲のエンディングはこうなっていくイメージなんですけど、次の曲はこんな感じで始まるので、ということで実際に次の曲を聴いてもらうこともあります。――その楽曲の音楽的な構造を説明されるよりも、前後の流れとか、もっと言えば舞台表現としてのビジュアルを共有する方が、もしかしたら音楽的な共通理解は深まるのかもしれませんね。例えば、こういう照明を作るためにイントロはこれくらいの長さが必要なんだ、という具合に。そうですね。それで言うと、今の楽曲のトレンドとしてイントロが極端に短かったり、なかったりという曲が主流になっているんですけど、僕は、場合によっては長いイントロの曲もあったりしますね。それはまさにおっしゃったように、そのイントロで必要な演出や照明があるから必要なわけで、ただ長くてかったるいだけのものではないんですよね。――「Circus Funk(feat. Chevon)」の話に戻りますと、Chevonは北海道在住の3人組バンドで、元々香取さんが好きだったんですよね?サブスクで聴いて知ったんです。たまたま札幌で行うファンミーティングの日に普通にChevonの曲を聴いていて、あれ? そういえばこの街にいるんだよな彼らはって思って。それで、会場に向かう車の中で地元のイベンターさんに「Chevonって知ってますか?」って聞いたら、「知ってます。札幌のバンドですよね」っておっしゃってコンタクトをとってくれたんですよ。そしたらファンミーティングが終わった楽屋にChevonがいました。「香取慎吾!」って言ってました(笑)。――そりゃ、そうなりますよ(笑)。だってわけが分からないですもん。「香取慎吾が会いたいって言ってるからどこそこに来てくれ」って言われて、実際に行ったら本当に本人が現れるって。でも僕からしたら、Chevonのすべてを知り尽くしてるくらい好きで聴いているバンドだから、「Chevonじゃん!」って(笑)。「会いたかったよ! 一緒に曲を作りたいんだよ」ってそこから始まりました。――もう『Circus Funk』が始まっていたんですね?はい。そこで「『Circus Funk』ってアルバムが作りたくて、その言葉がそのままタイトルになると思うんだけど、その表題でChevonと一緒に曲を作りたい」っていうのを、そのときにもう伝えていたと思います。僕はイメージとして持っているから、例えばノートか何かにメモをしているわけではないんですよ。だからもしその日に彼らに会えなかったら、そうなってないんですよね。札幌にいて、Chevonを聴いて、そしたら彼らが目の前にいる――『Circus Funk』だ! って閃いた瞬間に物語の扉が開くみたいにブワッとイメージが溢れてくるんですよ。だから、“Circus”という言葉を、他の曲では1回も使ってないんですよね。『Circus Funk』というアルバムではあるんですけど。――そこは意図的だったんですか?そうです。「Circus Funk(feat. Chevon)」以外の曲では“Circus”とか“ピエロ”という言葉を使わずに作ろうということは最初から決めていました。――曲の歌詞の中では〈CIRCUS FUNK〉と大文字なんですよね。そこはセリフでもあるんですけど、『Circus Funk』というアルバムの中の「Circus Funk(feat. Chevon)」ということもあって、曲自体が劇中劇のような面白さを感じました。ああ、なるほど。――そして音楽的にはビッグバンド的なジャズがベースにありつつも、Chevonとの化学反応の結果だと思うんですけど、詰め込んだ言葉をものすごい速度でメロディに乗せていく感じがボカロっぽさもあって、どの時代にも不思議とマッチするような曲だなと思いました。この曲は、僕のバンドのバンマスをやってもらっている村田陽一さんにホーンセクションのアレンジで入ってもらっているんです。それも良かったんですよね。バンド自体もそうなんですけど、村田さんがいることで僕とChevonがより自由になれるというか、本当にここしかないっていうところでバランスをとってもらえるので。――なるほど。そのへんのバンド感が特定のジャンルに拠らないサウンドにつながったということですね。あとはやっぱり、先ほども言ったみたいに、ビジュアルのイメージを共有するところが大きいのかなと思います。ミュージックビデオを作るわけでもないのに、ミュージックビデオの話をしてますからね(笑)。――そう考えると、香取さんの音楽の創作方法は絵を描くことと近い感覚でもあるのでしょうか?そうかもしれませんね。譜面とか理論とか、いわゆるルールではない部分での判断がまずは重要で、聴いて気持ちいいかそうじゃないか、なんですよね。例えば譜面上、コード進行なんかは確かに盛り上がっていく感じにはなっているんだけど、聴いている感覚としては盛り上がった感じにならないのはなぜだろう? という僕自身の感覚値を一緒に作っているみんなに分析してもらうんですよ。そうすると、ギターのリフを一回外してるからかな? とか、そこで音楽的な文脈と僕の感覚が一致することがあるんですよ。絵の場合も、キャンバスの中で描いているとだんだん小さくなっていくことがあって、そこからいくら大きく描こうとしても全然広がらないんですよ。そこを突破しようと思ったら、大きな筆を使うのを飛び越えてモップを使うくらい型破りなことをして、ようやく自分の中の感覚と一致するっていうこともあるので、何より感覚を大切にするという意味では音楽を作ることと絵を描くことは近いと言えるでしょうね。――最後に、12月3日(火)、4日(水) の2日間にわたって国立代々木競技場 第一体育館で開催される『“Circus Funk” Festival』について伺います。そもそもの話なんですけど、ツアーではなくフェスだったというのは、もうそうしたイメージが最初からあったから、ということですか?(フェスは)いつかやりたいなとは思っていたんです。そのタイミングが今回だったということですね。2日間で7組ずつくらいのアーティストが来てくれるんですけど、今まさに自分の理想に近づけるフェスになるように仕上げていっている最中です。ちょっと変わったフェスになると思うので、楽しみにしていてください。<配信情報>3rdアルバム『Circus Funk』2024年11月27日(水) 配信リリース香取慎吾『Circus Funk』ジャケット【収録曲(全11曲)】01. COLOR BARS(feat. SHOW-GO)02. SURVIVE(feat. LEO from ALI)03. Circus Funk(feat. Chevon)※先行配信04. 愛の言霊(ことだま)~Spiritual Message~(feat. Night Tempo)05. Full Moon(feat. 村田陽一)06. UNERI KUNERI(feat. Kroi)07. カツカレー(feat. 在日ファンク)08. TATTOO(feat. 中森明菜)※先行配信09. 一億人の恋人(feat. 乃紫)10. 夢々Ticket(feat. 緑黄色社会)11. Not Too Good Not Too Bad(feat. Yaffle)<ライブ情報>『“Circus Funk” Festival』『“Circus Funk” Festival』ビジュアル2024年12月3日(火) 東京・国立代々木競技場 第一体育館開場16:00 / 開演17:00ゲスト:SHOW-GO/LEO from ALI/Chevon/Night Tempo/村田陽一/在日ファンク/SOIL&"PIMP"SESSIONS/乃紫2024年12月4日(水) 東京・国立代々木競技場 第一体育館開場14:00 / 開演15:00ゲスト:SHOW-GO/Chevon/Night Tempo/村田陽一/Kroi/SOIL&"PIMP"SESSIONS/乃紫【チケット料金】全席指定:11,000円(税込)車イス席:11,000円(税込)チケット一般販売中()『“Circus Funk” Festival』公式サイト:香取慎吾 X:新しい地図 公式サイト:
2024年11月23日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、新エリア「ドンキーコング・カントリー」を、2024年12月11日(水) に世界で初めてオープンします。最新コースターでドンキーコングの世界へユニバーサル・スタジオ・ジャパンで人気の任天堂エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が約1.7倍に大幅拡張。世界初の新エリア「ドンキーコング・カントリー」が2024年12月11日(水) にオープンします。ドンキーコング・カントリーには、コースタータイプのアトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」が登場。エリア内で目をひく「黄金のしんでん」に足を踏み入れ、ドンキーコングの世界を体感できるアトラクションです。コースターの注目ポイントは、従来のアトラクションではありえなかった、レールの上をジャンプするというコース。タル大砲から飛び出して、ガタガタのコースを疾走したり、障害物を飛び越えたりと、最新鋭のライドシステムで、これまでにない体験ができます。グッズ先行発売が決定(C)Nintendoエリアのオープンに先駆け、ドンキーコングのグッズが発売されます。なんとエリアオープン日が発表された翌日、2024年11月13日(水) から販売スタート。赤いネクタイやタルがデザインされたチャーム&リール付きチケットホルダーや、ドンキーコングのストラップセット、キーチェーンセットなどが発売されます。文=林田周也【東京ディズニーリゾート】2025年スケジュール解禁!ダッフィー20周年、人気イベントなどチェック必須♪()【USJ×ポケモン】コラボグッズ大充実!DJピカチュウ&ゴーストポケモンがやってきた!()ディズニー旅にコスパ&タイパ最強!「星野リゾート新ホテル」が“超アリ”な理由【正直レポート】()
2024年11月23日映画『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』が、2025年2月21日(金) より公開されることが発表された。『ウルトラマンアーク』は、ウルトラ6兄弟からはじまる光の使者・ウルトラヒーローたちの戦いを描いた作品。はるか彼方の銀河系から地球へ降り立った光の使者が、豊かな「想像の力」を持つ主人公「ユウマ」と一体化を果たし、新ウルトラヒーロー「ウルトラマンアーク」の巨大な姿となり、迫り来る危機から人と地球の未来を守る。今回のアナウンスは、本日11月23日に実施された『ウルトラマンアーク&ブレーザー オンライン座談会』の中で、主人公・飛世ユウマを演じる戸塚有輝の口から発表された。なお、座談会の模様は本日13時よりYouTubeで公開される。併せて、特報映像も公開。戸塚が演じるユウマをはじめ、金田昇(石堂シュウ役)・水谷果穂(夏目リン役)・西興一朗(伴ヒロシ役)、広瀬裕也がCVを務めるユピーら、テレビシリーズでおなじみの怪獣防災科学調査所「SKIP」のメインキャストらに加え、竹中直人の出演がその姿とともに明らかになった。特報映像オンライン座談会見逃し配信<番組情報>『ウルトラマンアーク』毎週土曜 9:00~9:30テレ東系6局ネット(テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ 九州放送)ほか見逃し配信:TVer・ネットもテレ東・YouTube ウルトラマン公式(10カ国語字幕対応)・TSUBURAYA IMAGINATION有料配信:Amazon プライム・ビデオ / U-NEXT / DMM TV / J:COM オンデマンド / みるプラス / バンダイチャンネル / ビデオマーケット / FOD / カンテレドーガ / music.jp出演:戸塚有輝、金田昇、水谷果穂、西興一朗/アキラ100%、佐藤江梨子 ほか声の出演:広瀬裕也、萩原聖人メイン監督:辻本貴則シリーズ構成・メイン脚本:継田淳番組公式サイト:
2024年11月23日ジェイソン・ステイサム主演最新作『ビーキーパー』より、新たな場面写真が公開された。これまで犯罪組織、悪徳警官、巨大ザメなど数々の強敵と戦ってきたジェイソン・ステイサム。今回立ち向かうのは、弱者から金をだまし取る組織的詐欺集団。ステイサムは、その詐欺集団に全財産をだまし取られた恩人の復讐のため、そして世界の秩序を守るため、怒りの炎を燃やす“ビーキーパー(養蜂家)”に扮する。公開されたのは、若き実業家・デレクの護衛であるウォレス・ウェストワイルド役を務めたジェレミー・アイアンズの姿を捉えた場面写真。険しい表情で精鋭部隊を牽引するような姿や、怒れるステイサムと相対する様子が写し出されている。アイアンズが演じるのは、ステイサム演じるビーキーパー(養蜂家)を怒らせたデレクの後始末に奔走する、元CIA⻑官でデレクの護衛役のウェストワイルド。ジェレミーは本作について、「この映画はアクション映画であり、時に演技が難しいことがある。でもこの映画の脚本は、一度読み始めたら止まらなくなった。だから私は、ぜひ参加したいと思った。特に、私が演じるのは謎めいていてどんな立場なのかはっきりと分からないキャラクターだからね」と脚本に惹かれたと語っている。さらに、アイアンズと共演シーンが多かったデレク役のジョシュ・ハッチャーソンは「アイアンズは、どの瞬間にもパワーと重みをもたらしてくれる。素晴らしいシーンがたくさん生まれたよ」と共演を喜んだ。<作品情報>『ビーキーパー』2025年1月3日(金) 全国公開公式サイト: Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.
2024年11月23日藤田俊太郎演出、浦井健治らが出演する舞台『天保十二年のシェイクスピア』が12月9日(月) より上演される。日本を代表する劇作家・井上ひさしが、江戸の任侠の世界を舞台に、シェイクスピア全37作と講談『天保水滸伝』をミックスした、遊び心満載でパワフルな作品だ。藤田版は2020年に初演されたものの、当時猛威をふるい始めた新型コロナウイルスの影響で千秋楽目前に公演中止に。今回は一部キャストを新たに、4年ぶり待望の再演となる。11月20日、本作の稽古場公開と囲み取材が行われた。この日の公開稽古では、大きく3シーン、全4場が披露された。まずは第3場「おとこ殺し腰巻地獄」。浦井健治扮するアンチヒーロー・佐渡の三世次が作品の舞台である清滝村に帰ってくる場面だ。藤田からは「時は江戸後期。価値観や時代が一気にかわっていくような時代のお話です」と解説が。冒頭早々、シーンのきっかけとして発せられた前場面のラスト、中村梅雀扮する鰤の十兵衛のセリフで「こう出りゃ(コーデリア)そう出たか、ありゃりゃりゃりゃ(リア)……」と、シェイクスピアの登場人物を巧みに盛り込んだ言葉遊びが炸裂! それだけですでにワクワクしてしまう。清滝村では“よだれ牛の紋太一家”と“小見川の花平一家”のふたつのヤクザが一触即発状態。女郎たちが賑やかに歌い、旅人を宿に引き込もうとする中、足を引き摺ったせむし男・佐渡の三世次がやってくる……。リチャード三世を背負った役どころの三世次は、情念的なブルース(「三世次のブルース」)で、自身の生い立ちと世の中への怨嗟を歌っていく。浦井は「平和も戦も」「きれいはきたない」と対立する二項を挙げる中「平和」「きれい」といったポジティブな言葉で皮肉めいた歪んだ笑顔を浮かべていたのが印象的。続けて9場「浮気もの、汝の名は女」の場面。縄張り争いをしている紋太一家と花平一家、それぞれの親分が殺されたところに、紋太一家の跡取り・きじるしの王次が数年ぶりに帰ってくる、というシーンだ。「王次の登場は劇場では客席からになります。稽古場ではここ……は無理ですね。ここ……も狭いので、あちらにしましょうか。……すみません、もちろん最初から決まっていたんですよ(笑)」という藤田の寸劇(?)で報道陣を温めたあと、王次を演じる大貫勇輔が颯爽と登場!この王次役は2020年公演では浦井が演じていて、浦井王次は少し陰鬱な雰囲気も漂わせていたが、大貫王次はフレッシュで爽やか。女たちをキャーキャー言わせるのも納得の華やかなモテ男っぷりだ。軽快な音楽にのせて歌い踊る男性陣、女性陣のダンスも楽しい。しかしそんな王次に三世次の策略の手が伸びる。三世次は、王次の父親である紋太そっくりの百姓に亡霊を演じてもらい、自分は花平一家に殺されたのではない、実の弟と自分の妻・お文に殺されたのだと告白させ、復讐をけしかけるのだ。このあたりはまさに『ハムレット』なのだが、紋太似の百姓役の阿部裕と浦井のコミカルなやりとりなどに、井上ひさしらしい遊びが見てとれる。3階まで使った演出も大迫力だ。最後に11場「賭場のボサノバ」、12場「時よとまれ、君はややこしい」とふたつの場面を続けて披露。前半は「両家とも火種はあるものの、生活はしなければいけないので、旅籠や女郎宿、賭場という日常の仕事に戻っている。その日常を描いています」と藤田。3階建てのセットの中、1階では主の九郎治(阿部)、その妻お文(瀬奈じゅん)の姿が。そして2階では賭場が開かれている。“賭場の場”を“ボサノバ”とかけたこのシーンは何と言っても宮川彬良による音楽が印象的!新川將人の渋い壺振りや「丁か半か」と歌う山野靖博の低音ボイスと見どころ聴きどころもたくさんだが、さらに前景では清滝村に帰ってきたお光(唯月ふうか)と王次が意味ありげな出会いを果たしている。このお光は鰤の十兵衛の三女。十兵衛は財産を姉のお文とお里に与え、お光は放逐されてしまったものの、本当に父親を愛していたのはお光。彼女は父を殺したのは姉のお文と紋太一家ではないかと疑い、復讐のために故郷に帰ってきたのだ……。姉の賭場でいかさま賭博を見抜き啖呵を切る唯月の威勢のよさ、その圧にも動じない瀬奈のドスのきいたセリフ回し、姉妹の火花散るやりとりが面白い。と、そこでストーリーテラー“隊長”役の木場勝己が“語り手の特権”と時を止めてしまう。お光の出生の秘密を明かし、その双子のおさちを紹介すると、二役を演じる唯月がお光からおさちに早替わり。鉄火なお光とは違う、たおやかな風情で「私の胸」を歌い上げたところで、公開稽古は終了となった。“闇”を“光”に変えていくような演劇体験を浦井健治ら16名が登壇。思いが溢れた会見舞台『天保十二年のシェイクスピア』稽古場会見よりその後に行われた囲み会見には、音楽の宮川彬良、演出の藤田俊太郎、浦井健治、大貫勇輔、唯月ふうか、土井ケイト、阿部裕、玉置孝匡、章平、猪野広樹、綾凰華、福田えり、瀬奈じゅん、中村梅雀、梅沢昌代、木場勝己の16名が登壇。藤田が「2020年に私たちのカンパニーは初演を迎えましたが、残念ながら全公演を上演することが叶いませんでした。僕は2020年の上演を共に作り、共に戦った仲間たちの思いをきちんと胸に抱き、2024-25年版をこのカンパニーで作っています。井上ひさしさんが作った、日本人のルーツを問う物語。このカンパニーでしか作れないと自信を持ってお届けできる作品です。夢は大きく“世界中の劇場で上演したい”。お客さまには劇場で大いに泣いて、大いに笑っていただけたら」と野望も織り交ぜつつ意気込みを。前回はきじるしの王次を演じ、今回は佐渡の三世次に挑む浦井は「お稽古をしながら、やはり2020年の思い出が浮かんできます。志半ばで終わり、最後まで全うできなかった思いも含め、板の上に立つと『もう一度スタートが切れたんだな』と思いました。きっと(2020年に鰤の十兵衛を演じ、2021年に亡くなった)辻萬長さんも見てくれていると思って、笑顔で頑張りたい」と話した。その鰤の十兵衛役を新たに演じる中村梅雀も「井上ひさしさんの言葉の力と、宮川さんの音楽が気持ちよく、カンパニーのパワーと温かさが本当に素晴らしい。私も今までお見せしたことのないような役をやっています。梅雀がやるとこんなふうになっちゃうんだ!と楽しんでいただけたら。萬長さんにも楽しんでいただけたら、と思っています」と話す。また隊長役の木場は「蜷川幸雄さんが演出をした2005年版からずっと、この役を演じています。役者を始めて55年になりますが、セリフの量の多さに今戦っています……」と控えめなコメントを。ほか「きじるしの王次の役は、前回は浦井さんが演じられていたので、お話をいただいた時に光栄に思ったと同時に不安もありました。素晴らしいカンパニーの仲間に支えられながら、自分にしかない王次を模索しています。必死に稽古して、いい王次を見つけられるように頑張りたい」(大貫)、「前回の公演は(中止になった後に)最終日に、無観客でDVDのための撮影をしました。何かその時に抱いた崇高さと、置いてきてしまった気持ちを、今回この舞台でお届けできるということが嬉しい」(阿部)、「今の時代に生きるすべての人に元気と、明日も頑張ろうと思う気持ちをお届けできるように精一杯努めていきたい」(綾)、「最近にはなかなかない、年齢層の高いカンパニー(笑)。新人気分で挑んでいます。2020年公演の皆様の思いも大切にしながらお届けできたら」(瀬奈)等々、口々に熱い思いを話した。また浦井の三世次の魅力を問われた藤田は「今の浦井健治さんのすべてが魅力的」と言い、「浦井さんの三世次は共感性が高く、(悪役ではあるが)自分の中にも三世次という人物がいるかもしれないと思わせてくださいました。同時に、三世次は絶対に生き続けてはいけない人物だなとも。このふたつは相反するようで、実は背中合わせのイコールだと思う。佐渡の三世次はこの世界にイエスとノーを同時に突き付けているのではないかなと感じます。そんな気づきを浦井さんの三世次は与えてくれています。人の暗部を光で抉るような、痛烈な人物が誕生しつつある。一言で言うと“好き”です」とユーモアを交えつつ表現。演出家の絶賛を受けた浦井は最後に「木場さんが、三世次が亡くなるシーンでも井上ひさしさんはギャグをお書きになった、そこをちゃんと伝えないと泣いちゃうよとおっしゃってくれた。筆に一生を捧げた井上ひさしさんの思いを受け取らせていただいています。演劇は地続きであり、時代を映す鏡であり、時代を再生する装置。人から人に繋がり、お客さまにも伝わっていくものだなと感じていますし、亡くなった方もずっとそこにいて、忘れないでいることができる。忘れないってこんなに素敵なことなんだなと学ばせてもらっています。人間の闇を描いた作品ですが、お客さまが今の時代に闇を見たとしても、きっとそれを光に変えていくような、そんな演劇体験になればと思っています。一生懸命頑張ります」と真摯に語り、会見は終了した。公演は12月9日(月) から29日(日) まで東京・日生劇場にて。その後大阪、福岡、富山、愛知でも上演される。取材・文・撮影:平野祥恵<公演情報>『天保十二年のシェイクスピア』作:井上ひさし音楽:宮川彬良演出:藤田俊太郎出演:浦井健治大貫勇輔唯月ふうか土井ケイト阿部裕玉置孝匡/瀬奈じゅん中村梅雀/章平猪野広樹綾凰華福田えり/梅沢昌代木場勝己ほか【東京公演】2024年12月9日(月)~12月29日(日)会場:日生劇場【大阪公演】2025年1月5日(日) ~1月7日(火)会場:梅田芸術劇場メインホール【福岡公演】2025年1月11日(土)~1月13日(月・祝)会場:博多座【富山公演】2025年1月18日(土)・19日(日)会場:オーバード・ホール【愛知公演】2025年1月25日(土)・26日(日)会場:愛知県芸術劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年11月23日2024年8月30日に神奈川県茅ヶ崎市のサザンビーチちがさきにて開催された野外フリーライブ『Love Like Aloha vol.7』がNetflixにて、aikoの誕生日でもある11月22日(金)に配信がスタートした。同イベントは、6年ぶりの開催となり、2003年から不定期ながらも毎回8月30日を「約束の日」とし、回を重ねるごとに注目を集めているフリーライブだ。配信スタートに伴い、『Love Like Aloha vol.7』のライブ映像から劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の主題歌「相思相愛」がaiko official YouTube Channelにて公開された。海岸を埋め尽くす観客たち一人ひとりに歌いかけるaikoの姿をこの機会にご覧いただきたい。さらに、2024年12月31日放送「第75回NHK紅白歌合戦」にaikoの出演が決定。aikoの出演は5年ぶり15回目となる。aiko「相思相愛」from Love Like Aloha vol.7(2024.8.30 サザンビーチちがさき)<番組概要>フリーライブ『Love Like Aloha vol.7』2024年11月22日(金)Netflixにて配信スタート『Love Like Aloha vol.7』セットリストプレイリスト<リリース情報>16thアルバム『残心残暑』発売中初回限定仕様盤A・B通常仕様盤◾️初回限定仕様盤A[CD+ LIVE Blu-ray]:6,050円(税込)◾️初回限定仕様盤B[CD+LIVE DVD]:6,050円(税込)◾️通常仕様盤[CD only]:3,300円(税込)【CD収録内容】01. blue02. skirt03. 相思相愛04. 好きにさせて05. 鮮やかな街06. ガラクタ07. いつ逢えたら08. blow09. 願い事日記10. 星の降る日に11. アンコール12. よるのうみ13. 赤い手で【Blu-ray/DVD収録内容】aiko Live Tour『Love Like Pop vol.24』01. 飛行機02. 青空03. 荒れた唇は恋を失くす04. アップルパイ05. 恋のスーパーボール06. 名のないハート07. 明日もいつも通りに08. ばいばーーい09. 宇宙で息をして10. もっと11. 58cm12. えりあし13. アタック!24メドレー14. 星の降る日に15. キラキラ16. ねがう夜17. のぼせ18. ジェット19. ストロー特典映像: Love Like Pop vol.24 behind the scenes副音声:aiko CommentaryCDのご購入:配信URL :アナログアルバム『残心残暑』2024年12月25日(水)発売4,950円(税込)生産限定盤/180g重量盤予約はこちら<ツアー情報>aiko Live Tour『Love Like Rock vol.10』※終了公演は割愛2024年11月22日(金) 大阪・Zepp Osaka Bayside11月23日(土) 大阪・Zeep Osaka Bayside12月4日(水) 福岡・Zepp Fukuoka12月5日(木) 福岡・Zepp Fukuoka12月11日(水) 東京・Zepp Haneda12月12日(木) 東京・Zepp Haneda2025年1月12日(日) 宮城・SENDAI GIGS1月13日(月・祝) 宮城・SENDAI GIGS1月17日(金) 北海道・Zepp Sapporo1月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo1月24日(金) 福岡・Zepp Fukuoka1月25日(土) 福岡・Zepp Fukuoka2月7日(金) 新潟・NIIGATA LOTS2月8日(土) 新潟・NIIGATA LOTS2月14日(金) 愛知・Zepp Nagoya2月15日(土) 愛知・Zepp Nagoya2月21日(金) 大阪・Zepp Osaka Bayside2月22日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside2月28日(金) 東京・Zepp Haneda3月1日(土) 東京・Zepp Haneda3月14日(金) 東京・Zepp Haneda3月28日(金) 大阪・Zepp Osaka Bayside3月29日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside【チケット情報】スタンディング(整理番号あり) / 2F指定席 / (一部会場 2F立ち見あり)7,500円(税込)aiko オフィシャルサイト
2024年11月22日『古舘伊知郎トーキングブルース SINCE 1977』が、12月5日(木) から7日(土) に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催される。『トーキングブルース』は、“トークでブルースを奏でる”をコンセプトに、古舘伊知郎がマイク1本2時間ノンストップでしゃべり続けるトークライブ。1988年の第1回から2003年の第16回までコンスタントに行われ、2004年から出演の『報道ステーション』を機に一時休止。2014年には東京・EX THEATER ROPPONGIで一夜限りの第17回が行われ、「報ステ」キャスター時代唯一のステージとなった。その後、2020年8月には無観客で6年ぶりに開催、同年12月には有観客ライブを、2021年は自身初となる全国ツアーを実施。以降も古舘のライフワークとして毎年行われている。公式サイトでは会場で購入できるオフィシャルグッズを公開中。人気投票で選ばれたTシャツは、胸元に古舘の似顔絵デザイン付きで、ブラックとアイボリーの2色展開となる。そのほか、1988年の第1回から第17回までの歴代ポスターのステッカーや、特注のメガネがラインナップされている。なお古舘の70歳の誕生日である12月7日(土) 公演の模様は、12月8日(日) 18時よりABEMA PPVで配信される予定だ。<イベント情報>『古舘伊知郎トーキングブルース SINCE 1977』12月5日(木)・6日(金) 公演:開場18:00 / 開演19:0012月7日(土) 公演:開場15:00 / 開演16:00会場:東京・EX THEATER ROPPONGI出演:古舘伊知郎【チケット情報】全席指定:9,000円(税込)U25チケット:4,500円(税込)()<配信情報>『古舘伊知郎トーキングブルース SINCE 1977』12月7日(土) 公演配信日時:2024年12月8日(日) 18:00~2024年12月22日(日) 23:59視聴料金:3,500円※ABEMAアプリでご購入の方は、別途手数料として300円がかかります。販売期間:2024年12月22日(日) 21:00まで詳細はこちら:公式サイト:
2024年11月22日1990年5月5日に発売されたアルバム『スチャダラ大作戦』でのデビュー以来、他を寄せ付けない圧倒的なマイペースで歩み続けて35年。来年デビュー35周年を迎えるスチャダラパーが、2025年5月に東京・大阪で35周年記念ライブを開催することを発表した。大阪公演は2025年5月6日(火)大阪・なんばHatch、東京公演は2025年5月8日(木)東京・LINE CUBE SHIBUYAでそれぞれ開催。チケットは11月23日(土)より先行受付が開始される。<ライブ情報>『(仮)スチャダラパー35周年記念ライブ大阪公演』2025年5⽉6⽇(火)大阪・なんばHatch開場17:00/開演 18:00【チケット情報】1階前方指定席・2階指定席:7,300円(税込)1階後方スタンディング:6,500円(税込)『(仮)スチャダラパー35周年記念ライブ東京公演』2025年5⽉8⽇(木)東京・LINE CUBE SHIBUYA開場17:00/開演 18:00【チケット情報】全席指定:7,300円(税込)◾️メロディフェアモバイル会員先行11月23日(土)12:00~12月3日(火)23:59◾️チケット発売日:2月22日(土)10:00~コード:286-467スチャダラパー オフィシャルサイト
2024年11月22日Travis Japanが、12月4日(水)リリースの2ndアルバム『VIIsual』(読み:ビジュアル)の初回J盤ティザー映像を公開した。初回J盤の特典DISCには、CDが1枚付随され、デビュー前となるジュニア時代の楽曲を収録。昨年リリースされた1stアルバム『Road to A』初回J盤の特典ディスクにも当時の楽曲が収録されており、今回でデビュー前の楽曲をコンプリートすることができる。さらに40ページのブックレットも封入。デビュー前の楽曲は今でもライブで披露されることがあるのでマストアイテムといえるだろう。Travis Japan “VIIsual” Limited Edition 初回J盤ティザー<リリース情報>2ndアルバム『VIIsual』12月4日(水)発売※配信リリースも同日初回J盤『VIIsual』ジャケット画像配信・購入はこちら「VIIsual -Global Edition-」12月4日(水)配信※世界へ向けたアルバムの全曲英語バージョン収録内容・特典の詳細はこちら<ライブ情報>『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』神奈川・横浜アリーナ1月4日(土)17:30 START1月5日(日)13:00 START/17:30 START1月6日(月)13:30 START/ 18:00 START1月7日(火)18:00 START愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)Aホール2月8日(土)13:00 START/17:30 START2月9日(日)15:00 START宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ3月15日(土)13:00 START/17:30 START3月16日(日)15:00 START福岡・マリンメッセ福岡A館3月29日(土)13:00 START/17:30 START3月30日(日)15:00 START静岡・エコパアリーナ4月5日(土)13:00 START/17:30 START4月6日(日)15:00 START大阪・大阪城ホール5月4日(日・祝)18:00 START5月5日(月・祝)13:30 START/ 18:00 START5月6日(火・祝)13:00 START/17:30 START北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ5月31日(土)17:30 START6月1日(日)13:30 START千葉・ららアリーナ 東京ベイ6月7日(土)13:00 START/17:30 START6月8日(日)15:00 STARTTravis Japan オフィシャルサイト:
2024年11月22日来年4月に創立50周年を迎える「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(以下、シティ・フィル)の2025-2026シーズンのラインナップ発表会見が行われ、常任指揮者の高関健、首席客演指揮者の藤岡幸夫、コンサートマスターの戸澤哲夫、楽団長の志田明子らが出席。50年の歩みを振り返ると共に、アニバーサリーイヤーに向けた意気込みを語った。1975年に自主運営のオーケストラとして、指揮者・堤俊作を中心に、若き音楽家たちにより設立されたシティ・フィル。創立指揮者の堤をはじめ、十束尚宏、飯守泰次郎、矢崎彦太郎、宮本文昭、そして現在の高関、藤岡と錚々たる面々が参画し、半世紀に及ぶ歴史を築いてきた。志田楽団長は「自主運営であること」を同楽団の第一の特徴として挙げ「ひとりひとりの団員の意思が反映されることを重視し、決定まで時間がかかるが、みなが納得して前に進むことができる」と説明する。コロナ禍を挟みつつも年々、定期会員や定期演奏会の平均観客数は増加の一途を辿っており、地域に根差した活動に加えて、近年ではオペラ作品を演奏会方式で取り上げ高い評価を得るなど、存在感を示している。(c)K.Miura2025-2026シーズンは、東京オペラシティおよび、ティアラこうとうの改修工事のスケジュールに合わせる形で、それぞれの会場で6公演、4公演の定期演奏会を行なうほか、2026年2月、3月にはサントリーホールにてマーラーの交響曲第6番イ短調「悲劇的」、同じく交響曲第2番ハ短調「復活」が特別演奏会として演奏される。会見に出席した星野繁太事業部長がシーズンの「目玉」と語ったのが、9月の定期演奏会(東京オペラシティ)における高関マエストロの指揮によるヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」(演奏会方式)。前回の「トスカ」の成功を礎に「(「トスカ」での)大胆なステージ配置などで得た経験を元に、演奏会方式のオペラの可能性をさらに追及し、より進化した舞台をお届けしたい」と意気込む。高関マエストロにとっても同オペラは「思い出の作品」とのこと。ベルリンに留学した際に、カラヤンが録音した同オペラを聞いて「心の底からビックリしました」と明かした。また7月の定期演奏会(東京オペラシティ)では、かつてシティ・フィル指揮研究員を2年間務め、このたび大阪フィルの指揮者に就任した松本宗利音を迎え、研究員時代に飯守マエストロから直接指導を受けたブラームスの交響曲第2番が演奏される。10月の定期演奏会(東京オペラシティ)では昨年に続き、鈴木秀美を客演指揮者、チェロに山崎伸子を迎え、シューマンのチェロ協奏曲が披露される。(c)K.Miuraティアラこうとうでの定期演奏会では50周年を祝した多彩なプログラムが組まれており、4月にはショスタコーヴィチ没後50周年ということで交響曲第1番と第5番が演奏される。高関マエストロは「最初と最後の交響曲を比べて聴いてほしい」と語る。また5月には日本・ブラジル友好交流年(日・ブラジル外交関係樹立130周年)として、2021年の第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第1位と聴衆賞を獲得したブラジル人指揮者ジョゼ・ソアーレスを迎え、日本とブラジルにちなんだプログラムが実施される。ピアニストとしてジャズ界の新星・壷阪健登も参加することになっており、日本とブラジルの新たな才能の共演に注目が集まる。藤岡マエストロの指揮による9月の定期演奏会では、シティ・フィルと縁の深い芥川也寸志の代表作である「交響管弦楽のための音楽」、またバイオリニスト・木嶋真優を迎えて林そよか作曲の「ヴァイオリン協奏曲」が演奏される。藤岡マエストロは、首席指揮者を務める関西フィルハーモニー管弦楽団では林さんの作曲による曲をすでに10曲以上も初演していることを明かし「まだ若い作曲家で、東京でなかなか取り上げる機会がなかったのですが、彼女にしか出せない味があります」と称賛と共に東京での演奏への意気込みを口にしていた。(c)K.Miuraなお、戸澤コンサートマスターは、今年の年末でシティ・フィルのコンマスに就任してちょうど30年という節目を迎える。戸澤は30年の中で最も長い年月を過ごした飯守マエストロについて「シティ・フィルの音楽の基本、音作りの基本は飯守マエストロの時代に大きく培ってきたもの」と感謝の言葉を口にし、高関・藤岡マエストロと歩んでいる現在のシティ・フィルについても「若手が増えきている状況で、上昇気流に乗っていると思います。演奏の現場は活気にあふれています」と語り、さらなる飛躍を誓っていた。(c)K.Miura東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団■チケット情報()
2024年11月22日DREAMS COME TRUEの冬の風物詩『DREAMS COME TRUE WINTER FANTASIA』が大阪・名古屋に続き、横浜での開催が決定。ドリカムデビュー35周年を記念したコラボレーション企画として、12月7日(土)より開催15回目を迎えた「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」にて中村正人監修のクリスマスツリー特別イルミネーション演出がスタートする。会場内のシンボルとして、高さ約10mのモミの木を約2万球の LED で装飾した巨大ツリーが登場。30分に一度、中村正人監修のクリスマスツリー特別イルミネーションを楽しむことができ、ドリカムの楽曲「WINTER SONG ~DANCING SNOWFLAKES VERSION~」と「未来予想図 II ~VERSION ’07~」がクリスマスツリーのイルミネーションと連動して会場内を彩る。『DREAMS COME TRUE WINTER FANTASIA 2024』は、大阪・名古屋でも開催。10月からスタートしたツアーも全国で開催中だ。「DREAMS COME TRUE」よりコメントChristmas Market in 横浜赤レンガ倉庫開催15回目、おめでとうございます!おかげさまでDREAMS COME TRUEも35周年を迎えることができました。ということで毎年様々なエリアで開催しているDREAMS COME TRUE WINTER FANTASIAが横浜赤レンガ倉庫をさらに盛りあげるお手伝いをすることになりました。2024年のホリデーシーズンを楽しんでいただける様々な企画をご用意します。横浜赤レンガ倉庫で最高の時間をお過ごしください!DREAMS COME TRUE中村正人/吉田美和<イベント情報>クリスマスツリー特別イルミネーション12月7日(土)~12月25日(水)の間、30分に1度の間隔で実施※詳細はChristmas Market in 横浜赤レンガ倉庫の特設サイトをご覧ください。 『DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン 2024/2025 supported by U-NEXT』※終了公演は割愛2024年11月23日(土・祝) 宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ11月24日(日) 宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ12月7日(土) 愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA12月8日(日) 愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA12月14日(土) 神奈川・横浜アリーナ12月15日(日) 神奈川・横浜アリーナ12月28日(土) 愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA12月29日(日) 愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA2025年1月18日(土) 大阪・大阪城ホール1月19日(日) 大阪・大阪城ホール1月25日(土) 福岡・マリンメッセ福岡A館1月26日(日) 福岡・マリンメッセ福岡A館2月8日(土) 東京・国立代々木競技場第一体育館2月9日(日) 東京・国立代々木競技場第一体育館2月15日(土) 大阪・大阪城ホール2月16日(日) 大阪・大阪城ホール3月1日(土) 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる3月2日(日) 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる3月22日(土) 沖縄・沖縄アリーナ3月23日(日) 沖縄・沖縄アリーナ特設サイト: COME TRUE オフィシャルサイト:
2024年11月22日音楽ユニット・TM NETWORKのドキュメンタリー映画『TM NETWORK Carry on the Memories -3つの個性と一つの想い-』が、2025年春に劇場公開されることが決定した。TM NETWORKは、小室哲哉(key)、宇都宮隆(vo)、木根尚登(g/key)の3人により1983年5月に結成され、1984年4月21日にシングル「金曜日のライオン」でデビュー。1987年アニメ『シティーハンター』のエンディングテーマである「Get Wild」で、初のオリコンシングルチャートベスト10入りを果たすと、人気を不動のものとした。2022年、40周年イヤーとなる2024年にかけての記念ツアーとして、“FANKS intelligence Days”を冠に『DEVOTION』『STAND 3 FINAL』『YONMARU』と3本の全国ツアーDay10~40を開催。全40本・計17万人を動員した。本作はそのDay10~40の31本のツアーに密着し、300時間もの軌跡を凝縮したドキュメンタリー映画となる。併せて、メインビジュアルとロゴが公開。さらに、映画化にあたり小室哲哉が総合演出と音楽監督を務めることが決定した。<小室哲哉 コメント>■TM NETWORKとして到達点と思っていた40周年。あっという間にアリーナツアーも終わり半年、僕らはまだまだ音楽にふれる毎日を過ごしています。そんな時、40th Projectの素顔を思い出す記憶の映像が300時間届きました。笑顔と音楽に溢れる40本のツアーのコンセプト、組み立てからリハーサル、選曲、旅の先々での限りなくプライベートに近い何気ないひとりごと、語り合い、スタッフとのコミュニケーション、FANKSたちの数々の想い、など。改めて作品とはひたすらな積み重ねである、と。皆さんもぜひ一緒に記憶をCarry on!■総合演出 / 音楽監督 小室哲哉として劇版、サントラは好きな仕事のひとつなので、編集やドキュメントなりのストーリー作りなどにも参加させてもらいながら、楽曲はオフラインの映像を映しながら、楽しんで作りました。TM NETWORKのアンプラグド3部作を中心に、3人のただの雑談でもプライベートならではの話しなども沢山あるので、ドラマチックに言葉が残るように作曲しました。サントラ楽曲だけでも10曲はあります。オープニングからぜひ盛り上がって僕らのロードムービーにお付き合いください。<作品情報>『TM NETWORK Carry on the Memories -3つの個性と一つの想い-』2025年春公開公式サイト:“TM NETWORK // Carry on the Memories” Film Partners
2024年11月22日11月21日、東京・TACHIKAWA STAGE GARDENにて、立川立飛歌舞伎特別公演が開幕した。地元企業の立飛グループが創立100周年の記念事業として実施、立川で一流の芸能を楽しんでもらう機会をと昨年初めて開催、今回が2回目となる。初出演となる片岡愛之助に、昨年から引き続いての出演となる市川中車、中村壱太郎、さらに大谷廣松、中村歌之助、市川九團次、市川笑也、中村亀鶴らが勢揃いし、4日間の華やかな公演を繰り広げる。11月17日には開催記念のお練りが行われ、開幕に向けて大いに盛り上がりを見せていた立川の街。初日開場前には、立川で初めて実施されるという「一番太鼓の儀」も行われた。寛永元(1624)年に初世田中傳左衛門が開幕を知らせる太鼓を打ったのが始まりという古式ゆかしき儀式。立飛ホールディングス代表取締役社長の村山正道から撥を渡された歌舞伎囃子方の田中傳次郎が太鼓に向かうと、晴れ間がのぞく秋の立川に、勇壮かつ厳かな太鼓のリズムが響きわたった。幕開けは、中車による口上に壱太郎、歌之助による解説が続く。『新版 御所五郎蔵(しんばんごしょのごろぞう)』は、河竹黙阿弥の作を、新たに木ノ下裕一の補綴、藤間勘十郎の演出により上演、最近はあまり取り上げられることのない前半の“時鳥殺し”にも光を当て、幼い頃に生き別れになった姉妹の物語を丁寧に描き出す。歌之助は、自身が演じる浅間巴之丞良治の愛妾、時鳥が、愛之助演じる後室百合の方の恨みを買い、なぶり殺しにされる“時鳥殺し”について、また後半の、愛之助の二役目となる御所五郎蔵、中車演じる星影土右衛門のストーリーを紹介。これを受けて壱太郎は、「登場人物がいろいろで皆さんパニックになっていると思いますが、ひとつ覚えていただきたいのは、愛之助さんが良い人、中車さんは悪い人です!」と場をなごませた。壱太郎は時鳥、傾城逢州の姉妹二役を演じる。その壱太郎、『玉藻前立飛錦栄』でも九役を勤め、宙乗りも披露する活躍ぶり。藤間勘十郎脚本・振付による、「九尾の狐」をモチーフとした新作舞踊だ。いずれも新たに作られた作品で、「皆さまが最初の目撃者、存分に楽しんでいただければ」と、立川発信の舞台をアピールした。いよいよ『新版 御所五郎蔵』の幕が開く。愛之助の登場に客席は大いに沸くが、時鳥を執拗に折檻する姿は、意地悪を通り越して背筋も凍る恐ろしさ。翻って後半は、二役目として演じる御所五郎蔵の男伊達ぶりでまた客席の心を掴む。両花道に愛之助の五郎蔵、中車演じる土右衛門が、それぞれに子分、門弟を引き連れて登場、一触即発の緊張の中で繰り広げられる七五調の台詞の応酬に、会場の広い空間が高揚感で満たされる。ちなみに、TACHIKAWA STAGE GARDENは、多摩地区最大規模となる約2,500席の次世代型エンタテインメント施設で、花道は通常の感覚よりずっと長く、天井も高い。演じ手の声の響き方や、大向う大向うが遥か彼方の遠くから聞こえてくる独特の雰囲気も、専用劇場や公共ホールでは味わえない、スペシャルな空気を醸し出す。2階、3階の一部の花道が見えない観客のために、舞台正面両側には大型のLEDビジョンを設置、舞台の模様をさまざまな角度から映し出すが、正面の席から観ても、生の舞台と中継の映像を同時に体感するような不思議な臨場感が魅力に。最後の演目『玉藻前立飛錦栄(たまものまえたちひのにしきえ)』は、いわば“秋の道成寺”。遠景に富士山が浮かぶ、紅葉の景色が美しい。壱太郎が、美しい白拍子吾妻から座頭杢市、村娘お陽、船頭壱吉、夜鷹お徳、雷、巫女天目、花売りお橘、金毛九尾の狐と、次々と早替りしていくたびに、客席から大きな拍手が。禍々しい金毛九尾の狐が場を圧倒すると、中車による薬王院秀明上人の祈り、愛之助による川村大介義明の押し戻しで、ついにクライマックスへ。宙乗りは初と明かしていた壱太郎だが、この会場ならではの高さのある、ダイナミックな宙乗りが実現、秋らしい演出も素晴らしく、連日客席をあっといわせる。会場では、お弁当やお土産はもちろん、地元立川の製菓店による和菓子も販売。今回の公演では、開演前と幕間のみ客席での飲食を可能にした配慮も嬉しい。地元発信で、歌舞伎の楽しさを多くの人たちと共有したいという思いが、そこここに滲む、温かみのある公演だ。取材・文:加藤智子<公演情報>「立川立飛歌舞伎特別公演」口上・解説河竹黙阿弥 作木ノ下裕一 補綴藤間勘十郎 演出曽我綉俠御所染より新版『御所五郎蔵(しんばん ごしょのごろぞう)』藤間勘十郎 脚本・振付『玉藻前立飛錦栄(たまものまえたちひのにしきえ)』髙尾山薬王院鐘供養の場中村壱太郎九変化宙乗り相勤め申し候出演:片岡愛之助中村壱太郎大谷廣松中村歌之助市川九團次市川笑也中村亀鶴市川中車2024年11月21日(木)~11月24日(日)会場:東京・TACHIKAWA STAGE GARDENチケット情報:()公式サイト:※公演期間が終了したため舞台写真は取り下げました。
2024年11月22日映画『ザ・バイクライダーズ』より、特別インタビュー映像が公開された。本作は、アメリカの写真家ダニー・ライオンが、60年代シカゴに実在したバイク集団“Outlaws Motorcycle Club(アウトローズ・モータサイクル・クラブ)”の日常を描写した1st写真集『The Bikeriders』(1968年初版)にインスパイアされた作品。オースティン・バトラー、ジョディ・カマー、トム・ハーディ、ノーマン・リーダスなど個性派たちが集結し、『テイク・シェルター』などで知られるジェフ・ニコルズ監督がメガホンを取った。1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りのベニー(オースティン・バトラー)だった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。バイカーが集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こってしまう──。映像は、ニコルズ監督とハーディとの2ショットインタビューを収録。脚本の執筆に15年かけ、なぜ2024年に1960年代が舞台の本作を撮ったか?という質問に「現代でも同じようなことが起きていると思う」「本作で描いたのはアメリカでも転機となった時代」と、本作をより深く読み解くためのヒントを明かす監督。一方ハーディは、「俺も自分の行動を理解できない時がある」と笑いながら明かし、自身が演じるジョニーが持つ2面性に焦点を当てた役作りのプロセスに言及。さらに「若者たちと過ごすとそのエネルギーにしがみつきたくなるんだ」「早く手放して向き合う方が満たされるが難しい」と、若い世代の俳優たちとの共演について本音を吐露する様子も。監督、俳優というそれぞれの立場でのクリエイションへの喜び、難しさに真摯に向き合うふたりの姿が印象的な映像となっている。『ザ・バイクライダーズ』J・ニコルズ監督&T・ハーディインタビュー映像<作品情報>『ザ・バイクライダーズ』2024年11月29日(金) 公開公式サイト: Focus Features, LLC. All Rights Reserved.
2024年11月22日2025年1月17日(金) に公開される映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のポスタービジュアルが公開された。本作は、香港映画界を代表するスターであるルイス・クー、サモ・ハン、アーロン・クォックらに加え、テレンス・ラウ、フィリップ・ンら若手俳優陣が参加したアクション映画。香港では、広東語映画として歴代No.1の動員数を記録し社会現象に。また、製作費の6分の1とも言われる5,000万香港ドル(日本円=約9億円)をかけて、舞台となる九龍城砦のセットを制作したことも話題となっている。ポスタービジュアルには、龍を背景にルイス・クー扮する龍捲風(ロンギュンフォン)と、サモ・ハン扮する大ボスが圧倒的存在感で鎮座し、リッチー・レン扮する九龍城砦の地主でもある秋(チャウ)兄貴、フィリップ・ン扮する大ボスの弟子・王九(ウォンガウ)がそれぞれ拳を握り、何者かに立ち向かう姿が収められている。さらに、九龍城砦を守るべく、レイモンド・ラム扮する陳洛軍(チャン・ロッグワン)、テレンス・ラウ扮する信一(ソンヤッ)、トニー・ウー扮する十二少(サップイー)、ジャーマン・チョン扮する四仔(セイジャイ)という面々がそれぞれの正義を胸に戦いを挑んでいく表情が収められている。併せて、11月29日(金) より“絆を刻む”カレンダー付ムビチケカード、映画前売券付きブロマイドの発売が決定。カレンダーは、2025年1月から12月のもので、九龍城砦の中で敵味方関係なく主要キャストが一同に談笑しているような絆を感じさせるビジュアルと、主要メンバーがそれぞれ武器を片手にこちらを睨むビジュアルで構成。ブロマイドは全11種のランダムとなっている。<作品情報>『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』2025年1月17日(金) 公開【ムビチケカード】購入場所:上映劇場+メイジャー通販サイト価格:1,600円(税込)劇場販売:11月29日(金) 劇場オープン時~劇場公開前日まで通販:11月29日(金)~2025年1月16日(木) 23:59特典:”絆を刻む“カレンダー【映画前売券付きブロマイド】(絵柄:11種類)購入場所:エンタメプリントサイト引取場所:ファミリーマート or ローソンのマルチコピー機にてサイズ:2L判価格:1,800円(税込)※1,600円チケット代+200円ブロマイド代販売開始:11月29日(金) 12:00~2025年1月16日(木) 23:59特典:ブロマイド写真 全11種ランダム龍捲風(ロンギュンフォン)、陳洛軍(チャン・ロッグワン)、信一(ソンヤッ)、十二少(サップイー)、四仔(セイジャイ)、大ボス、王九(ウォンガウ)、秋兄貴、虎兄貴、陳占(チャン・ジム)、ソイ・チェン監督公式HP: Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.
2024年11月22日国内外の幅広い世代から支持されている・大滝詠一。伝説のグループ・はっぴいえんど(細野晴臣・大瀧詠一・松本隆・鈴木茂)解散直後に設立した自身のレーベル「ナイアガラ・レコード」が来年50周年を迎えることを記念して、『B-EACH TIME L-ONG 40th Anniversary Edition』のCD2枚組とアナログ盤レコード2枚組、ストリングス/オーケストラによるインストゥルメンタル作品集『Complete NIAGARA SONG BOOK』を2025年3月21日(金)に同時リリースする。本作は、40年前の1985年6月1日に発表された自身初のベスト・アルバムで、1981年の名盤『A LONG VACATION』から1984年のオリジナル・アルバムとしては最終作『EACH TIME』までの、夏を意識した作品と新曲で構成されており、それぞれ楽曲の頭にストリングスの前奏が加えられるという、大滝詠一らしいひと捻りが入ったコンセプチュアルな作品となっている。CDのDisc-1には、オリジナル盤の最新リマスタリング音源を収録。Disc-2には、1984年6月にプロモーション・オンリーで発表されたカセットテープ『Summertime, Each time ‘84』の音源を収録。これはストリングス作品とボーカル楽曲を交互にノンストップに繋いだメドレーで、『B-EACH TIME L-ONG』のアイデアの元になった貴重なコンテンツである。当時、店頭演奏用にカセットテープのみで配布されたものなので、その場にいた一部のお客さんしか聴いたことのない幻の音源が日の目を見ることとなった。『B-EACH TIME L-ONG 40th Anniversary Edition』のアナログレ盤も同時リリース。大滝詠一のソロアルバム中で唯一アナログ盤として発売されていなかった作品が40年の時を経て待望のレコード化となった。さらに、同日にはストリングス/オーケストラによるインストゥルメンタル作品集『Complete NIAGARA SONG BOOK』も同時リリース。CD3枚組で、Disc-1には未発表音源をメインに構成された新作『NIAGARA SONG BOOK 3』全10曲を収録。Disc-2には1982年に発表されたNIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL名義によるインストゥルメンタル・アルバム『NIAGARA SONG BOOK 1』と1984年の『NIAGARA SONG BOOK 2』との2作品をカップリング。そして、Disc-3には貴重な未発表音源や大滝のラジオトークを収録したスペシャル・ディスク『NIAGARA SONG BOOK RARITIES』がセットされている。『Complete NIAGARA SONG BOOK』のジャケットデザインは新たに制作される予定で、『NIAGARA SONG BOOK1』のジャケットでは永井博氏のイラストが、『NIAGARA SONG BOOK2』のジャケットでは河田久雄氏のイラストが使用されており、最新作のアートワークデザインも大きな注目を集めている。<リリース情報>『B-EACH TIME L-ONG 40th Anniversary Edition』2025年3月21日(金)発売◾️完全生産限定盤:6,100円(税込)12インチアナログレコード[2枚組・重量盤]国内最高峰のSony Music Studios Tokyoによる2025年最新カッティング※B2サイズポスター封入【12インチレコード収録曲】Side-1(A)1. カナリア諸島にて ex. from the album “A LONG VACATION”2. オリーブの午后 ex. from the album “NIAGARA TRIANGLE”3. 夏のペーパーバック ex. from the album “EACH TIME”Side-2(B)1. 恋するカレン ex. from the album “A LONG VACATION”2. 白い港 ex. from the album “NIAGARA TRIANGLE VOL.2”3. ペパーミント・ブルー ex. from the album “EACH TIME”Side-3(C)1. 雨のウェンズデイ ex. from the album “A LONG VACATION”2. Water Color ex. from the album “NIAGARA TRIANGLE VOL.2”3. 銀色のジェット ex. from the album “EACH TIME”Side-4(D)1. Velvet Motel ex. from the album “A LONG VACATION”2. Bachelor Girl ex. from the album “B-EACH TIME L-ONG”3. 夢で逢えたら (Instrumental) ex. from the album “NIAGARA SONG BOOK”◾️通常盤CD(CD2枚組):3,960円(税込)【CD収録曲】Disc-101.カナリア諸島にて ex. from the album “A LONG VACATION”02.オリーブの午后 ex. from the album “NIAGARA TRIANGLE”03.夏のペーパーバック ex. from the album “EACH TIME”04.恋するカレン ex. from the album “A LONG VACATION”05.白い港 ex. from the album “NIAGARA TRIANGLE VOL.2”06.ペパーミント・ブルー ex. from the album “EACH TIME”07.雨のウェンズデイ ex. from the album “A LONG VACATION”08.Water Color ex. from the album “NIAGARA TRIANGLE VOL.2”09.銀色のジェット ex. from the album “EACH TIME”10.Velvet Motel ex. from the album “A LONG VACATION”11.Bachelor Girl ex. from the album “B-EACH TIME L-ONG”12.夢で逢えたら (Instrumental) ex. from the album “NIAGARA SONG BOOK”Disc-2Niagara Memory, Melody, Medley“Summertime, Each time ’84”SIDE A「オリーブ諸島のペーパーバックSummer Motelのスケッチ×4のナックルボールの昼の夢」01.オリーブの午后02.カナリア諸島にて03.夏のペーパーバック04.Summer Breeze~Velvet Motel~木の葉のスケッチ~Summer Breeze05.FUN×407.真夏の昼の夢SIDE B「雨のジェットColorの中の恋するペパーミントの夢で逢えたら」08.雨のウェンズデイ~銀色のジェット~雨のウェンズデイ09.Water Color10.ガラス壜の中の船11.恋するカレン12.ペパーミント・ブルー13.夢で逢えたらご予約はこちら:『Complete NIAGARA SONG BOOK』2025年3月21日(金)発売通常盤CD(CD3枚組):5,940円(税込)※初回仕様『NIAGARA SONG BOOK』『NIAGARA SONG BOOK 2』デザインB3サイズポスター2枚封入【CD収録曲】Disc-1『NIAGARA SONG BOOK 3』01 Niagara Moon02 白い港03 Dream Boy04 ガラスの入江05 Tシャツに口紅06 Bachelor Girl07 うれしい予感08 幸せな結末09 恋するふたり10 Niagara Moon (Reprise)Disc-2『NIAGARA SONG BOOK & NIAGARA SONG BOOK 2』01.オリーブの午后02.Summer Breeze03.恋するカレン04.Water Color05.カナリア諸島にて06.雨のウェンズデイ07.青空のように08.FUN×409.君は天然色10.夢で逢えたら11.夏のペーパーバック12.恋のナックルボール13.ペパーミント・ブルー14.木の葉のスケッチ15.真夏の昼の夢16.魔法の瞳17.ガラス壜の中の船18.銀色のジェット19.レイクサイドストーリー20.夏のペーパーバック (Reprise)Disc-3『NIAGARA SONG BOOK RARITIES』01 ラジオ:スピーチ・バルーン「ナイアガラ・インストゥルメンタル・コレクション」02 てぬぐいバージョン Medleyペパーミント・ブルー(てぬぐいバージョン)恋のナックルボール(てぬぐいバージョン)木の葉のスケッチ(てぬぐいバージョン)ガラス壜の中の船(てぬぐいバージョン)夏のペーパーバック(てぬぐいバージョン)レイクサイド ストーリー(てぬぐいバージョン)魔法の瞳(てぬぐいバージョン)Dream Boy(てぬぐいバージョン)03 Tシャツに口紅(アカペラバージョン)04 ペパーミント・ブルー(アカペラバージョン)05 夏のペーパーバック(アカペラバージョン)06 レイクサイドストーリー (アカペラバージョン)07 魔法の瞳(アカペラバージョン)予約はこちら:公式サイト
2024年11月22日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて、スター オリジナルシリーズ『ガンニバル』シーズン2が、2025年3月19日(水) より独占配信されることが発表された。『ガンニバル』は、累計発行部数370万部を超える二宮正明原作の同名サスペンスコミックを、ディズニープラス「スター」日本発オリジナルドラマシリーズとして実写化したヴィレッジ・サイコスリラー。シーズン1は、日本のディズニープラスで配信開始後1カ月で最も視聴されたアジア発のオリジナルドラマシリーズとなった。シーズン2では、柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆ら主要キャストも続投。監督は片山慎三。脚本家・プロデューサーはアカデミー賞国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』のコンビである大江崇允と山本晃久が務める。11月20日・21日にはシンガポールのマリーナベイ・サンズにて、ウォルト・ディズニー・カンパニーの今後公開予定の劇場作品と配信予定作品が発表される「ディズニー・コンテンツ・ショーケース 2024」が開催。『ガンニバル』シーズン2からは、柳楽優弥と笠松将が参加し、開催初日となる20日にはブルーカーペットイベントを実施した。翌日21日には、『ガンニバル』シーズン2のプレゼンテーションが実施され、世界初公開となるティザー予告とメインビジュアルが披露された。会場の興奮冷めやらぬ中、柳楽、笠松が登場。柳楽は「ありがとうございます!」と感謝を述べつつ、「この作品はサスペンススリラーというところが重要で、日本人が持つ、思ったことを全て口にしないところが良く働いたり、時には怖く働いたりする多面性が面白いポイントだと思っています」と、日本人特有の気質がテーマのひとつとなっており、大きな魅力であることを語った。笠松は「シーズン2では後藤家の歴史を詳しく知ることができます。とあるキャラクターの人生を深掘りするストーリーを知ることで、見方がガラッと変わるので、すごく面白くなっていると思います」と、シーズン2で明らかになる後藤家の過去を見どころに挙げた。そして、配信を心待ちにするファンに向けて、柳楽は「日本には様々な名作がありますが、ディズニープラスから日本ドラマとしてニューエラ“新時代”となる作品になっていると思います!『SHOGUN 将軍』に続くような、先陣を切って日本のドラマを盛り上げていきますのでお楽しみにしていてください!」と期待が膨らむコメントを残し、場内からはそれに応えるようにこの日一番の歓声が巻き起こった。プレゼンテーションも終了すると、最後はミッキーマウスがサプライズ登場し、柳楽、笠松らとの記念撮影を行った。<作品情報>『ガンニバル』シーズン22025年3月19日(水) よりディズニープラス「スター」で独占配信
2024年11月22日昨年デビュー30周年を迎えたDEENが、全曲完全オリジナルのニュー・アルバム『ROCK ON!』を2025年1月22日(水)にリリースする。本作は、今までのDEENのアルバムの中で最も攻撃的なサウンドに遊び心を込めた歌詞が満載の必聴作品。初回生産限定盤は、Blu-ray+特典CD付豪華パッケージ仕様で、全公演ソールドアウトとなった『DEEN AOR NIGHT CRUISIN’ 〜6th Groove〜』からBillboard Live TOKYO公演をBlu-rayとCDで収録。完全生産限定盤(ファンクラブ限定盤)は、未公開映像含むミュージックビデオを11曲収録。また、全形態にANOTHER BONUS TRACKも収録予定。収録曲や特典映像の詳細は、後日発表となる。2025年1月からは全国7都市をめぐる全国ツアーの開催も決定しており、今作アルバムの全形態にツアー会場限定の特典引換え券も封入される。<リリース情報>アルバム『ROCK ON!』2025年1月22日(水)発売◾️初回生産限定盤(2CD+Blu-ray):9,000円(税込)特典Blu-ray(LIVE)&特典CD付豪華パッケージ仕様◾️完全生産限定盤(CD+Blu-ray)ファンクラブ限定盤:6,000(税込)特典Blu-ray(MUSIC VIDEO)付アナザージャケット仕様◾️通常盤(CD):3,200(税込)予約はこちらから<ツアー情報>DEEN LIVE JOY-Break26 〜ROCK ON!〜2025年1月31日(金) 東京・Zepp DiverCity開場16:30/開演17:302月2日(日) 大阪・Zepp Namba開場16:30/開演17:302月8日(土) 鹿児島・川商ホール(鹿児島市民文化ホール)第2ホール開場17:00/開演17:302月9日(日) 福岡・Zepp Fukuoka開場16:30/開演17:302月11日(火) 愛知・Zepp Nagoya開場16:30/開演17:302月16日(日) 北海道・Zepp Sapporo開場16:30/開演17:302月23日(日) 宮城・仙台PIT開場16:30/開演17:30【チケット情報】全席指定:8,500円 (税込)※鹿児島公演を除き、⼊場時に1ドリンク代600円が別途必要DEEN Christmas Dinner Show 20242024年12月20日(金) グランドプリンスホテル新高輪 飛天開場 17:00/ディナー 18:00/開演 19:30~【チケット情報】1名45,000円(ショー、コース料理、飲み物、サービス料、税込)【チケット情報】()DEEN オフィシャルサイト
2024年11月22日1984年2月1日シングル「モニカ」でデビューし、今年デビュー40周年を迎えた吉川晃司が、40周年を記念して、ファン投票によるベスト3のLIVE映像を初Blu-ray化。さらに、リマスタリング・紙ジャケット仕様CD(SHM-CD/オリジナル・アルバム17タイトル)を、2025年1月22日(水)同時リリースすることが決定した。今回リリースされるBlu-rayは、今年7月にオープンした40周年記念特設サイトの企画 第1弾として実施された、Blu-ray化されていないLIVE映像作品21タイトルの中から、ファン投票にてベスト3に選ばれた『KIKKAWA KOJI LIVE 2011 KEEP ON KICKIN’ & SINGIN’!!!!! 〜日本一心〜』、『25th ANNIVERSARYLIVE GOLDEN YEARS TOUR FINAL at 日本武道館』、『CONCERT TOUR 1994 My Dear Cloudy Heart』の3タイトル。投票したファンから40周年を祝福する声と共に、「全タイトル発売して欲しい!」「すべて最高すぎて選べない!」「自分が初めて参戦したライブを観たい!」など、多くの声が届きリリースが決定。『CONCERT TOUR 1994 My Dear Cloudy Heart』は、1994年9月にリリースされ、同年2月5日から5月29日に行われた49公演からファイナル公演、5月29日横浜アリーナの模様を収録。『25th ANNIVERSARYLIVE GOLDEN YEARS TOUR FINAL at 日本武道館』は、2010年6月にリリースされ、2010年2月6日に武道館で行われた25周年のアニバーサリーツアーのファイナル公演の模様を収録した作品。シングル曲やCOMPLEXの代表曲で構成された25thメドレーを収録。『KIKKAWA KOJI LIVE 2011 KEEP ON KICKIN’ & SINGIN’!!!!! ~日本一心~』は、2012年9月にリリースされ、「日本一心」という旗印を掲げ、2011年10月30日に横浜アリーナで行われた公演の模様を収録した作品。CDは、1984年リリースの1stアルバム『パラシュートが落ちた夏』から、2009年『Double-edged sword』までのオリジナル・アルバム 全17タイトルを最新リマスタリング、SHM-CD、紙ジャケット仕様でリリースする。現在、全国ツアー『KIKKAWA KOJI 40th Anniversary Live』を開催中。ファイナル公演は、2025年2月8日(土)・9日(日)日本武道館にて開催。<リリース情報>◾️40周年記念 Blu-ray(ファン投票によるベスト3 LIVE映像を初Blu-ray化)2025年1月22日(水)発売●『KIKKAWA KOJI LIVE 2011 KEEP ON KICKIN’ & SINGIN’!!!!! 〜日本一心〜』:7,700円(税込)●『25th ANNIVERSARYLIVE GOLDEN YEARS TOUR FINAL at 日本武道館』:7,700円(税込)●『CONCERT TOUR 1994 My Dear Cloudy Heart』:7,700円(税込)◾️40周年記念リマスタリング・紙ジャケット仕様 CD(SHM-CD)2025年1月22日(水)発売「パラシュートが落ちた夏」:2,200円 (税込)●「LA VIE EN ROSE」:2,200円 (税込)●「INNOCENT SKY」:2,200円 (税込)●「MODERN TIME」:2,200円 (税込)●「A-LA-BA・LA-M-BA」:2,200円 (税込)●「GLAMOROUS JUMP」:2,200円 (税込)●「LUNATIC LION」:2,420円(税込)●「Shyness Overdrive」:2,420円(税込)●「Cloudy Heart」:2,420円(税込)●「FOREVER ROAD」:2,420円(税込)●「BEAT∞SPEED」:2,420円(税込)●「HEROIC Rendezvous」:2,420円(税込)●「HOT ROD」:2,420円(税込)●「PANDORA」:2,750円(税込)●「Jellyfish & Chips」:2,750円(税込)●「TARZAN」:2,750円(税込)●「Double-edged sword」:2,750円(税込)詳細はこちら<ライブ情報>KIKKAWA KOJI 40th Anniversary Live※終了公演は割愛■2024年12月1日(日)静岡・静岡市民文化会館 大ホール12月6日(金)北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)12月8日(日)秋田・あきた芸術劇場 ミルハス12月14日(土)石川・本多の森北電ホール12月15日(日)群馬・高崎芸術劇場12月21日(土)兵庫・神戸国際会館 こくさいホール12月22日(日)京都・ロームシアター京都 メインホール12月28日(土)香川・レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホール■2025年1月4日(土)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール1月5日(日)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール1月11日(土)宮城・仙台サンプラザホール1月18日(土)福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール1月19日(日)熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)1月26日(日)大阪・フェスティバルホール2月1日(土)広島・広島文化学園HBGホール2月2日(日)島根・島根県民会館【チケット情報】全席指定:9,900円 (税込)()KIKKAWA KOJI 40th Anniversary LiveTour Final2025年2月8日(土)・2月9日(日)東京・日本武道館開場16:00 / 開演17:00【チケット料金】全席指定:9,900(税込)車椅子席 :9,900(税込)注釈付き指定席:9,900円(税込)2F後方立見:9,900円(税込)40周年特設サイト吉川晃司 オフィシャルサイト
2024年11月22日GAKU-MCの新曲「晴れたらみんなで」のミュージックビデオが公開された。「晴れたらみんなで」は、コロナ禍でGAKU-MCがサッカー仲間との電話での会話で聞いた言葉、「晴れたらみんなでサッカーしたいですね」が発端となった楽曲。同じ思いを抱える仲間たちとZOOMで作戦会議を開始し、自粛生活を乗り越えるために始まった【#晴れたらみんなでボール蹴ろう】プロジェクトから生まれた。プロジェクトには多くの賛同者が集まり、元サッカー日本代表の大久保嘉人、中村憲剛、本田圭佑といった豪華なメンバーもリフティング動画を送ってくれた。また、オンラインでつながった100人を超える仲間たちが送ってくれた動画もひとつに繋ぎ合わせ、完成したのが本楽曲のミュージックビデオとなる。「晴れたらみんなで」MV撮影協力アスリート(50音順 / 敬称略)岩渕真奈大久保嘉人岡部将和(ドリブルデザイナー)齋藤学中村憲剛本田圭佑山田大記■GAKU-MC コメント晴れたらみんなでMV公開にあたり全てがひっくり返ったコロナ禍。悶々とする中、もがきながらできることを模索し続けた日々。晴天の春。心地いいはずの街には人影がまばら。ステイホームを覚えていますか?あのなんとも言えない日々を乗り切れたのは、オンラインで繋がった仲間たちの存在だったかもしれない。「晴れたらみんなでサッカーしよう」 そんな合言葉でプロジェクトが始まった。尊敬するアスリートがリフティングやトレーニング動画を送ってくれた。ZOOMを使って、100人を超える人たちと一緒にMVを作った。2020年の思い出を存分に詰め込んだ楽曲(当初はとても短く、2分にも満たない曲でした)を、この度ブラッシュアップ&リニューアルいたしました。サッカーと音楽がつなぐ素敵な輪。「あの日々をもう一度過ごしたいですか?」と聞かれたら、答えはもちろん「No」ですが、それでもアレがあったからこそ、僕らは強くなれたんだ。そんな気がしています。完成したこのMusic Video。パンデミックで右往左往し、つまずいた人にぜひ見てほしい。同じ日々を過ごした者同士、きっと繋がれると僕は思う。<ライブ情報>GAKU-MC LIVE TOUR 2024『Master of Ceremonies』※終了分は割愛11月24日(日) 福岡・ROOMSopen 17:00 / start 17:3011月30日(土) 東京・浅草花劇場open 16:30 / start 17:30【チケット】前売 / 自由席:6,500円(税込・別途ドリンク)学(GAKU)割料金 / 自由席:3,500円(税込・別途ドリンク)チケット情報:()詳細はこちら:
2024年11月22日11月21日東京・OFF・OFFシアターにて、劇26.25団 20周年記念公演『振り向け!』のゲネプロ公演が行われ、舞台写真と主宰の杉田鮎味のメッセージが到着した。『振り向け!』は、アトリエ公演企画「ハコ会」の第1弾として2023年に発表した作品を、ブラッシュアップし劇場に挑む公演。異なる立場のふたりの女性の交錯を通して、個人の葛藤と社会の歪みを鋭く切り取り、「持てる者」と「持たざる者」という普遍的なテーマを、日常に潜む偏見や同調圧力といった身近な問題に重ね合わせ、ふたりの女性の微妙な関係性を通じて、現代を生きる人々の孤独や不安を浮き彫りにしていく。本公演は、11月22日(金) から24日(日) にかけて東京・OFF・OFFシアターにて上演。各日日替わりゲストも出演する。■杉田鮎味 メッセージ半径1.5キロ圏内のミニマムな世界線に生きる女たちを描きました。この作品はオートフィクションです。作者自身が辿ったかもしれない人生を〈虚像〉の登場人物たちが創り上げました。劇団員に加え、実力を備えたゲスト出演者たち、そして精鋭スタッフたちの力で、この作品はまもなく劇場の舞台に〈実像〉として現れます。20年の集大成となるこの作品を、ぜひ目撃してください。<公演情報>劇 26.25 団 20 周年記念公演『振り向け!』作・演出:杉田鮎味【出演】長尾長幸、杉元秀透、わたなべあきこ、梢栄、リサリーサ日替わりゲスト:北川竜二、舘智子(タテヨコ企画)、林佳代劇中映像出演:鈴木祥二郎、高野ゆらこ ※友情出演【日程】2024年11月22日(金)~24日(日)11月22日(金) 14:30 / 19:30日替わりゲスト:北川竜二11月23日(土・祝) 14:30 / 19:30日替わりゲスト:舘智子(タテヨコ企画)11月24日(日) 11:30 / 16:30日替わりゲスト:林佳代※開場と受付開始は開演の30分前※上演時間は約1時間50分会場:東京・OFF・OFF シアター特設サイト:
2024年11月22日お笑い好きで、上京した当初はコンビを組んで『M-1グランプリ』に出場するが、伝統芸能、寄席演芸に可能性を感じて落語家となった鈴々舎馬るこ。古典落語、新作落語という枠にとらわれず、独自のアレンジで大爆笑をかっさらうスタイルは唯一無二。落語家として初めて『FUJI ROCK FESTIVAL』に登壇したり、プロレスのリングアナウンサーを務めるなど、多才ぶりを発揮する馬るこ師匠のインタビューをお届けします。──落語を職業に選ばれたきっかけを教えて下さい。1980年生まれなのでダウンタウン世代で。我々の世代でお笑い好きはダウンタウンみたいな芸人になりたいとみんな思っていた時代。上京して、大学生という身分を手に入れて、新聞奨学生になって住居と幾ばくかの給料が出るので、土日を使って、今で言う“地下芸人”をやってました。当時は養成所も学費が高くて。第1回の『M-1グランプリ』に出たけど1回もウケなかった。「これはダメだ」と思ってコンビ解散して、伝統芸能とか寄席演芸の世界に答えがあるんじゃないかと。ネタうんぬんよりも実力をつけなきゃと、図書館に行って落語のCD聴くとか寄席に行くとかを始めました。──鈴々舎馬風師匠に弟子入りしたのは。新聞配達していたのが練馬の石神井公園で、自分の配達区域で落語会があって。そこには立川流の人が来てて、その繋がりで快楽亭ブラック師匠とか、(立川)談志師匠は2回くらい生で観たり、立川流に傾倒していったんです。ブラック師匠が自分にとっては凄い存在で弟子入りしようかとも考えたんですけど、下ネタばかりやっていては飯は食えないという冷静な判断が働きまして(笑)。寄席に出なきゃいけないなと、それで馬風師匠の芸を観たんです。そのときの高座で、前座時代のトークで、当時内弟子だった馬風が財布を盗んだと疑いをかけられ、最終的に濡れ衣だったとわかり、前座のうちは酒禁止だったのに(柳家)小さん師匠が「母ちゃんには内緒だよ」ってウイスキーくれて、おかみさんは「父ちゃんには内緒だよ」って日本酒くれて、交互に酒がきたという、なんてことないエピソードですけど、客席の空気がすごいあったかい感じになったんですよね。いつもの師匠の高座だと漫談で爆笑させるんですけど、こういう戦い方もあるのかと。そこで馬風という落語家を意識しました。追いかけて観るようになって、師匠の美空ひばりメドレーで高齢者の方がバカ受けしてて、ここには何か答えがあるに違いないと。(馬風一門の)綾小路きみまろさんが当時大ブレイクしていて、今一番売れてる人を間近に観れるのは財産だと思いました。高齢者の視点でものがみれるようになると思い馬風一門に行こうと決めました。──弟子入りを許されて、実際の師匠はどんな方でしたか。滲み出る人格ってあるじゃないですか。瞬間湯沸かし器みたいに怒るんですよ。それはすごく怖かったですけど、ネチネチ怒るようなことはしなかったですね。例えば、建付けが悪くてテーブルに手をついて立ち上がろうとしてガタンとなったら「てめえ、この野郎!」みたいな(笑)。免許取り立てで夜の首都高とか運転させられるんですけど、こちらは集中して事故起こさないようにしてても急に後ろから「おい、昨日巨人戦でよぉ、思いもよらねえ奴がリリーフに出てきたんだよ。誰だと思う?」と急に馬風クイズが始まって、自分は野球詳しくないので「桑田ですか?」と答えたら「引退したよ、馬鹿野郎!」とか(笑)。わかりやすい怖さはあったんですけど後に引かないんで。──「ぴあ落語ざんまい」でもご覧いただける、馬るこ師匠の演目『平成楽屋伝』でも語られていますよね。あれ全部ホントですからね(笑)。寄席の番組10日間に起こったことを全部まとめたらあんな感じなんです。全部実話です。──キャリアを重ねるなかで、ご自分ではどんな落語をやっていこうと思われましたか。当時は漫談で行こうかなと思ってたんです。受けているのがきみまろであり、馬風であり、(三代目三遊亭)圓歌師匠が当時全盛期でした。古典落語をやっても見返りが少ない時期で。袖で観てて「なんでこんなに古典落語が上手くてもお客さん来ないんだろう」と思ってた。それからNHKの『にほんごであそぼ』で『寿限無』ブームが来て、その次の年にドラマ『タイガー&ドラゴン』。そこで客層がガラッと変わった。その後、古典原理主義者みたいなおじいちゃんたちがどんどんいなくなり始めたんです、年齢的な問題で。その当時、TBSの『落語研究会』とか年間通しチケットで買って、帰りの電車の中で「(三遊亭)圓生はどうだった。(古今亭)志ん生はどうだった。それに比べて今の若手は……」みたいな会話が聞こえるような古典原理主義者たちが幅を利かせてる時代だったのが、ガラッと入れ替わったんですね。若い人が落語に押し寄せるようになって。広瀬(和生)さんの本『この落語家を聴け!』の影響で「今、観るべきは(柳家)喬太郎だ。(立川)志の輔だ」など、客層が変わった。オリジナリティのある落語、現代の人間に向けられた落語をやってくれというニーズが高まるようになったんですね。そっちにシフトチェンジしなきゃいけないなと。それで「ぴあ落語ざんまい」にも出している演目『鴻池の犬』は、二ツ目なりたてくらいの時に演出を自分なりにやりました。オリジナリティのある演出をつけた落語は先陣がいたんですよね。(立川)志らく師匠が目立ってたと思うんですけど、(桃月庵)白酒師匠、(春風亭)一之輔師匠、(柳家)喬太郎師匠、(三遊亭)兼好師匠など。そういう先陣たちが居てお手本があったのはありがたかったです。──とは言え、馬るこ師匠のオリジナリティに満ちた落語は本当に面白くて、そこに行き着くまでにご苦労もあったのではと思います。ある程度の時期から先輩たちの芸を観るのを辞めようと思いました。影響されちゃうので。だからマクラも漫談も小噺も演出も、全部オリジナルでやろうと思ったので、誰かを観ちゃうと吸収しちゃうんですよね。二ツ目の時期から完全に観るのを辞めて、自分が好きな漫画を読んだり、映画観たり、その中の根底に流れているような面白さを取り入れてみたりしてやってますね。本当は古典落語という言い方もしたくないんです。落語は現代の観客に向けて話すものなので、昔のものでも江戸弁がわからないから現代語に直したりとか。言葉自体も、例えば『牛ほめ』に「普請(ふしん)」という言葉が出てきますがわからないので「建て直し」に言い換えたり。言葉がわからないことで思考を止めたくない。現代の人が聴いても面白いのが落語。だから古典落語って言いたくないんですよね。古典落語であるならばその当時の言葉で話すべきなので。ということであるならばもっといろいろ付け加えてもいいだろうと。逆に新しくし過ぎて思考を止めたくないというのもあるし。それが落語の違和感のなさに繋がるんですよ。──野外音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL』に登壇されていたそうですね。(主催の)SMASH代表だった日高さんが「20周年だから落語だな」って急に言い出して(笑)。「土砂降りの中でも投げ銭でやってくれる落語家を探してこい」という命令がスタッフに下って、放送作家経由で人づてに「馬るこならやるんじゃないですか」と伝わったらしくて。「面白そうだからやってみましょうか」と引き受けたのが始まりですね。1回30分、1日5~7ステージを3日間、それを3年やって(笑)。気がつくとフジロック最長出演時間アーティストになってました。──今後やってみたいことをお聞かせいただけますか。順調にネタも増やしてもっともっと寄席の世界に貢献したいですね。折り畳み式高座を自宅に持っていて、成人男性ふたりいれば運べるヤツなんです。フットワーク軽くこれを使って学校を回って子供たちに落語に触れて欲しい。ボランティアもしたいですね。こないだ金沢の1.5次避難所に行きました。能登の公民館なんかが1次避難所。ただ、能登は水道も止まってしまったので、自衛隊の人が高齢者を中心に金沢の体育館に連れてくる。ここが1.5次避難所。そこからビジネスホテルやなんかが2次避難所となるのですが、要介護の高齢者はビジネスホテルのお風呂ですら入浴がつらいので、介助してくれる人がいる体育館から離れられずに、ずっと住んでいる人たちがけっこういるんですね。食事等のお知らせの館内放送はあるけど、音楽なんかは一切流れてないし、共用のテレビが食事をする所に一台あるだけ。だから場内に入るとシーンとしていて。東京から行ってるボランティアの方が「このままじゃダメだ。娯楽が圧倒的に足りていない。心が死んでしまう」と言ってたのを人づてに聞いて、落語をやったんです。普段出てこない高齢者の方々がたくさん出てきて楽しんでくれた。いずれ能登にも行かなきゃなと思っています。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己<プロフィール>鈴々舎馬るこ(れいれいしゃ・まるこ)1980年8月4日生まれ、山口県防府市出身。2003年、鈴々舎馬風に入門。2002年、前座となる。前座名「馬るこ」。2006年5月、二ツ目昇進。2017年3月、真打昇進。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい 鈴々舎馬るこ 動画一覧()新着動画ラインナップ()
2024年11月22日公開中の映画『イマジナリー』より、プロデューサーのジェイソン・ブラムのインタビュー映像が公開された。本作は、『M3GAN/ミーガン』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』で知られるプロデューサーのブラム率いるブラムハウス・プロダクションズと、『ソウ』シリーズなどを手掛けるライオンズゲートがタッグを組んだホラー映画。可愛らしいテディベアと友情をはぐくむ少女と家族の周囲で巻き起こる、不可解な現象と想像を絶する恐怖を描き全米を震撼させた話題作だ。鑑賞者からは「子供の精神が根底にあるイマジナリーフレンドの特性を大胆に解釈して新しいジャンルのホラーを見せつけられた」「クライマックスはけっこう壮大で、伏線回収を含めた『M3GAN/ミーガン』を想起させる熱い展開と家族の物語が良かった」といった絶賛の声が寄せられている。本作の主役“チョンシー”は可愛らしいテディベアだが、次第に映画の中でとてつもない恐怖を引き起こす。インタビュー映像では、そんな二面性のある“チョンシー”の製作について「僕たちはいろいろなデザインを検討したよ。ユニークでありながら親しみやすいクマを探していた。そのふたつを見事に組み合わせたチョンシーは、誰もが持っている感じだけど、ちょっと違うんだ」とこだわりを明かす。そして、同じブラムハウスのキャラクターホラー作品『M3GAN/ミーガン』や『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』にも共通する、恐ろしくも魅力的なキャラクター作りの秘訣については「もし何か象徴的なものを探そうとしても、うまくいかないと思う。どこか自分の心に響くものを探さないといけないんだ」と、万人がイメージできるものを目指すよりも、個人の心を動かすものを探求することがカギであると語った。また、監督のジェフ・ワドロウが本作について『ポルターガイスト』や『フッテージ』『M3GAN/ミーガン』など、過去のブラムハウス作品に影響を受けていると語ったことについて、「僕たちの映画のほとんどが、すべてではないけれど、核となる部分は家族ドラマだからだよ」とブラムは説明する。本作でも、主人公のジェシカたち家族がそれぞれの問題を抱える中、恐怖に立ち向かいながら絆を深めていく様子が描かれている。家族のドラマが、ブラムハウス作品の共通する魅力のひとつとなっている。さらに、インスピレーションを受けた日本映画については、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』だと回答。その理由について「普通ではない家族の関係と絆が、外部からの力によって脅かされるという点だよ。ゴジラはチョンシーより少し怖いから……必ずしもそうではないね(笑)」とゴジラに対するリスペクトを込めて語り、『ゴジラ-1.0』でも描かれていた家族ドラマの要素を本作にも取り入れたことを振り返った。そして最後にブラムは、日本語で「このクマチャン、コワイヨ!」というユーモアたっぷりのメッセージで締めくくった。『イマジナリー』特別映像:ジェイソン・ブラムインタビュー<作品情報>『イマジナリー』公開中公式HP: Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2024年11月22日ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『長江哀歌(エレジー)』などで知られるジャ・ジャンクー監督の最新作が、『新世紀ロマンティクス』の邦題で2025年5月9日(金) より全国順次公開されることが決定した。21世紀に入り、100年に1度と言われる変貌を遂げた中国。舞台は2001年、炭鉱産業が廃れ失職した者で溢れていた山西省・大同(ダートン)。2006年、三峡ダム建設により水没が運命づけられた長江・奉節(フォンジエ)。そして2022年、マカオに隣接する経済特区として発展する珠海(チューハイ)とすっかり様変わりして都会となった大同。本作では、劇的な変化を遂げる街の景色の中、ひとりの女・チャオがたどる人生の変遷が描かれる。チャオは大同を出て戻らぬ恋人ビンを探して奉節を訪ね、ビンは仕事を求めて奉節から珠海を訪れる。時は流れ、ふたりはまた大同へ。恋人たちの関係と比例するように、街は変化していく。主人公チャオを演じるのはジャ・ジャンクー監督の妻でもあるチャオ・タオ。本作で長編ドラマは8作目のタッグとなる。ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズ、吉田喜重と岡田茉莉子、イングマール・ベルイマンとリブ・ウルマン、ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマンのように、妻である女優を主演に映画を撮り続けるジャ・ジャンクー。その期待に応えるかのようなチャオ・タオの熱演が光る。「過去の作品のすべては『新世紀ロマンティクス』のために、素材を集めていたのではないか、そう思わせるほど、ジャ・ジャンクーの斬新な試みは成功している」とVariety誌が評するように、本作では過去作『青の稲妻』『長江哀歌』『帰れない二人』などの本編映像と共に未使用映像やドキュメンタリー映像も駆使して中国激動の22年間を描く。実際の24歳・29歳・45歳のチャオ・タオの姿とともに、その時々の人々の顔と、急激に変化していく街の景色が実際に変化していく、ドキュメンタリーとフィクションが融合した作品となっている。併せて、それぞれ時代の違う場面写真も公開。大同でバスの中で視線をはずしているチャオとビン、奉節でビンを探して雨宿りをしているチャオ、大同に戻りスーパーマーケットで接客をするロボットとやり取りするチャオの姿が収められている。<作品情報>『新世紀ロマンティクス』2025年5月9日(金) 全国順次公開(C)2024 X stream Pictures All rights reserved
2024年11月22日Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』が、2025年4月から6月に東京・大阪・新潟・長野で上演される。作・演出を手がける蓬莱竜太は、1999年の劇団モダンスイマーズの旗揚げ以来、全作品の作・演出を務めており、2019年には『ビューティフルワールド』で第27回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。Bunkamura主催の公演では、2022年に東京・シアターコクーンで上演された天海祐希×鈴木亮平ダブル主演による『広島ジャンゴ2022』で作・演出を務めて以来、今回が2度目の登場となる。そんな蓬莱の新作書き下ろしとなる本作では、とある夫婦の約10年間の軌跡が描かれる。主演を務めるのは長澤まさみと森山未來で、ふたりが芝居でしっかり絡むのは、2011年にロングランヒットを記録した映画『モテキ』以来14年ぶりとなる。そのほかの出演者など、詳細は後日発表される。■蓬莱竜太 コメント世界には夫婦の物語が無数に溢れていますが、新たな挑戦としてまだ言葉が見つかっていないような男女の関係を自分なりに描きたいと思っています。多分甘くない話です。だけど力のある作品にしたいです。長澤まさみさんとは数年前に一人芝居の企画でご一緒して以来です。非常にタフさが必要な稽古でしたが、作品に真っ向からぶつかる姿勢や眼差し、自分と戦っているような在り方がとても印象的でした。立ち姿の美しい役者さんだと思っています。森山未來さんは知り合ってから随分と年月が経ちますが、仕事をするのは初めてです。才能があらゆる方向に伸びている彼ですが、彼の核のようなものを探して、触れることが出来たらと思っています。未來くんの感性と融合しつつ演劇を造れることは大きな刺激です。ふたりのタッグが強力で素晴らしいことは既に立証されていますが、だからこそ新しい関係性のふたりをお見せすることが出来たらと思っています。「夫婦」のふたりを楽しみに劇場にお越しください。【作品概要】とある夫婦の約10年間の軌跡を描く。現代社会では非常に生きづらい性質を持っている夫婦。故にふたりは何となく協力するようにつがいになり、粛々と生活することを好んだ。口にしたことはないが、自分たちのことを理解できるのは自分たちだけで、互いに相手を理解していると思っていた。しかし、世界は向こうから入り込んでくる。共に生活する中で、やがてほころびが生まれたり、ズレが生まれてくる。不器用なふたりは、問題を上手く回避したり、解決するのが苦手であった。ただ、世界に対してこの言いようのない焦燥感を理解できるのは、伴侶だけであると互いに信じている。信じようとしている。ふたりにはわからない。自分たちは何で繋がっているのか。信頼とか絆とかよくわからない。愛がよくわからない。そんな不器用な夫婦の10年の記録。<公演情報>Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』作・演出:蓬莱竜太出演:長澤まさみ森山未來ほか※詳細は後日発表【東京公演】日程:2025年4月10日(木)~5月4日(日・祝)会場:THEATER MILANO-Za【大阪公演】日程:2025年5月10日(土)~19日(月)会場:森ノ宮ピロティホール【新潟公演】日程:2025年5月24日(土)・25日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場【長野公演】日程:2025年5月31日(土)・6月1日(日)会場:サントミューゼ 大ホール(上田市交流文化芸術センター)
2024年11月22日11月2日の恵比寿BLUE NOTE PLACEで行われたショーケースにて、キングレコードへの移籍を発表したシンガーソングライター・Little Black Dressが、11月22日(金)にシングル「チクショー飛行/猫じゃらし」の配信がスタート。併せて、同日20時には自身のYouTubeチャンネルで「チクショー飛行」のフルMVも公開される。Little Black Dressはシンガーソングライター・遼によるソロプロジェクト。今回配信となった「チクショー飛行」は、遼が初めて作詞・作曲を担当、編曲まで手掛けた楽曲。強く影響を受けているという80年代歌謡曲のキャッチーさに、ブリティッシュロックの音作りをLittle Black Dressらしく落とし込んでいる。同時配信の「猫じゃらし」は、理性と感情が複雑に絡みあう心の内を表現したいと高校生の時から数年かけて書き上げた一曲。昨年のZEPPツアーで初披露し好評だった楽曲。どちらもライブで度々披露してきた楽曲だけに、ファンも本人も念願の音源化となる。また、11月22日(金)20時には、自身のYouTubeチャンネルで「チクショー飛行」のフルMVがプレミア公開される。新鋭の映像ディレクター髙田青二才氏が手掛けた今作は、黒と白の対比が印象的な映像で、感情に振り回されながらもその殻を破り強く叫ぶ様子を表現したMVに仕上がっている。Little Black Dress「チクショー飛行」MV プレミア公開<リリース情報>「チクショー飛行/猫じゃらし」11月22日(金)リリース配信リンク Black Dress オフィシャルサイト
2024年11月22日東京・世田谷美術館は、2007年以来、資生堂(2007年)、髙島屋(2013年)、東宝スタジオ(2015年)、竹中工務店(2016年)とタイアップして、4回にわたって「企業と美術シリーズ」の展覧会を企画してきた。その第5回目として、東急株式会社と協力した展覧会が、11月30日(土)から2025年2月2日(日)まで、同館で開催される。このシリーズのねらいは、人々の暮らしと密接な関係をもつ企業活動のなかで蓄積された様々な文化的な側面に光をあて、各企業が保管している多種多様な資料を歴史的・社会的な文化資源としてとらえることによって、人々の日常の変化や展開、さらに社会の変遷を探ることにあるという。実業家の五島慶太が創設した東急は、大正時代以来、洗足や大岡山、田園調布といった郊外住宅地の開発を手がけ、戦後は多摩川を越え、多摩地域で良質かつ大規模な宅地開発を進めてきた。そして宅地開発と結びつくように、鉄道事業も展開。世田谷区内には、世田谷線、田園都市線、大井町線、目黒線が走り、区内に駅はないものの東横線も区民の大切な暮らしの路線として機能し、また東急バスの各路線が地域を面的にカバーしている。人々の住環境を醸成し、利便性のみならず、豊かな暮らしを提案する東急はまた、五島育英会、東急財団、五島プラネタリウム、五島美術館、電車とバスの博物館、Bunkamura、さらに多摩川スピードウェイや駒沢野球場、田園コロシアムなど、文化的・社会的な様々な事業も展開してきた。「東横、目蒲電車沿線案内」、東京横浜電鉄株式会社・目黒蒲田電鉄株式会社、1937年頃、世田谷美術館蔵同展では、その東急の100年を超える歩みを様々な資料を通じてたどるもの。東急が運営する「電車とバスの博物館」の全面協力により、歴代の鉄道車両の模型や設計図面、記念乗車券の数々、開札鋏などの懐かしい鉄道アイテム、さらには遺構レールといった驚きの品が登場するほか、宅地開発の模型やパンフレット、様々な文化事業にまつわる資料も並ぶ。蒲田駅(1958年)再現模型、電車とバスの博物館蔵東京という大都市圏における生活基盤の整備のために、東急が果たしてきたこれら先駆的な事業や取り組みを紹介する同展ではまた、美術作品の紹介もある。東急線沿線には、大勢の美術家たちが拠点を構えてきたからだ。竹久夢二や岡本太郎、河原温など、総勢40名を超える世田谷区ゆかりの美術家たちから、五島記念文化賞を受賞した現代アーティストまで、幅広い世代とジャンルの表現に出合うことができるだろう。<開催概要>『東急暮らしと街の文化ーー100年の時を拓く』会期:2024年11月30日(土)〜2025年2月2日(日)会場:世田谷美術館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(1月13日は開館)、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)料金:一般1,400円、65歳以上1,200円、大高800円、中小500円公式サイト:
2024年11月22日