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tofubeatsが、自身最大規模となる単独公演『tofubeats Live at Zepp Haneda 2025』を来年1月31日(金) に東京・Zepp Hanedaで開催する。豪華ゲストを迎え行われた5年ぶりの全国ツアー『tofubeats JAPAN TOUR 2024』東京・恵比寿The Garden Hall公演にて発表された。チケットは、オフィシャル先行受付が本日よりスタート。<ライブ情報>『tofubeats Live at Zepp Haneda 2025』2025年1月31日(金) 東京・Zepp Haneda開場 18:00 / 開演 19:00出演:tofubeatsゲスト:後日発表【チケット】1Fスタンディング:5,000円2F座席:6,000円学割(1Fスタンディング):3,500円tofubeatsオフィシャルサイト:
2024年11月15日11月10日、ORCALANDが主催する『ナワバリロックフェスティバル 2024』が、東京・下北沢ADRIFT & 空き地にて開催された。「誰ひとり置いていかないロックバンド」を標榜し、ポジティブな音と言葉を発信する4人組・ORCALAND。結成の地でもある東京・下北沢への愛着は深く、2023年には12カ月連続の自主企画イベント『ジントリ』をいずれも下北沢のライブハウスにて開催したことでも話題を集めた。そんな『ジントリ』を発展させる形で開催された今回のフェスでは、小田急線東北沢駅〜世田谷代田駅の地下化に伴い2020年から開発が進んでいる新しい街・下北線路街にふたつのステージを用意。バンドアクトを中心に据えた下北沢ADRIFTの『鯱城STAGE』と、野外でのアコースティックライブを展開する下北沢空き地の『鯱町STAGE』に、ORCALANDと縁のあるアーティストたちが被りなしのタイムテーブルのもと集結した。ORCALAND Photo:橋本若奈ライブ以外にも、大塚祥輝(vo&g)が装飾した『ナワバリメモリアルスペース』の展開や、こーてぃん(ds)とAYANE COFFEE & CRAFTがコラボしたコーヒーショップ『今日コーヒー飲みすぎてこーひぃんになるわ。』、村田京哉(g)が招いた『KASSU CURRY』の出店、おとやん(b)による『おとやんのボロリメイクオルカTシャツ』の販売など、メンバーの個性が発揮された催しが盛りだくさん。バンドが放つピースフルなバイブスを、五感でたっぷり味わえる一日となった。ORCALAND Photo:橋本若奈イベントの幕開けとなったのは、この日の主役であるORCALANDによる初のアコースティック形態でのライブだ。あいにくの小雨が芝生を濡らす鯱町STAGEに登場した大塚は、「雲ひとつない青空ですね。天気にも恵まれて、うれしい限りです!」とうそぶき笑いを誘う。しかし、一曲目「ラブソングになんかしてやんないわ」を歌い出すや否や実際に雨足が弱まってしまうのだから、大塚は"持っている"バンドマンなのかもしれない。「『アコースティックだからこんな曲をやるだろう』っていうのを裏切りたくて」と届けられた「ダンシングゾンビの決意」ではハンドクラップが起こり、特別な今日という日がとうとう始まったという実感が胸に広がっていく。大塚のソフトな歌声はもちろん、こーてぃんによるコーラスが心地良く滑らかに響くのも、この編成ならではだ。最後に代表曲「テレキャスター・ヒーロー」をベースソロをフィーチャーしたスペシャルバージョンで披露し、最高のスタートを切ってくれた。ORCALAND Photo:橋本若奈鯱城STAGEに足を踏み入れると、フロアには紅白の提灯が装飾され、お祭りムードが醸し出されている。トップバッターを務めたのは、ORCALANDのメンバーも学生時代にコピーしていたというMOSHIMO。「釣った魚にエサやれ」の一瀬貴之(g)によるメタリックなリフでいきなりオーディエンスを引き込みながら、岩淵紗貴(vo&g)は曲中で「昨日深夜までレコーディングしてたから、むくみとクマがひどくて……」と飾らない姿を覗かせる。岩淵のボーカルギターとピンボーカルのスタイルを自在に切り替える縦横無尽のステージング、そして代表曲「命短し恋せよ乙女」での「命短し恋せよナワバリロック!」のコール&レスポンスが、見事に会場を掌握していた。MOSHIMO Photo:かい二番手としてADRIFTのステージに立ったのはanewhite。メロディアスに絡み合うツインギターと情景を膨らませる同期音を組み込んだ緻密なアンサンブルが魅力の4人組バンドだ。ブレない芯を感じさせながら強さも淡さも描く佐藤佑樹(g&vo)の歌唱表現力が、リスナーの想像力を借りながら、会場の空間を無限に拡張させていく。Anewhite Photo:橋本若奈続く#KTちゃんは、この日唯一のHIPHOPアクト。しかし、猛者が集うMCバトル現場をサバイブしてきた彼女には、アウェイの環境もなんのその。「はじめましての人がほとんどだと思うけど、今この瞬間はここが私のナワバリ。みんなで楽しんでいきましょう!」とアジテーションする。予定されていたセットリストを終えた後も持ち時間が余っていたということで、「BaNe BaNe」をフロアに降りてもう一度披露。オーディエンス全員とハイタッチを交わし(「ハイタッチしてない人は挙手!」と確認していたので、本当に全員と、である)、ハートを鷲掴みにした。#KTちゃん Photo:かい「恐竜博士は恐竜見たことないでしょ」からライブをスタートさせた超能力戦士ドリアンは、ユーモアたっぷりのパフォーマンスで会場を笑顔に包み込む。この日のためだけの新曲として披露されたのは、題して「ORCALAND」。なんで「“オルカランド”じゃなくて“オルカラント”やねん!」と理不尽な怒りを爆発させつつ、フロアを3ブロックに分け「O」「L」「D」の人文字ポーズで一体感を高めた。超能力戦士ドリアン Photo:橋本若奈そして、東京・吉祥寺代表としてナワバリに乗り込んだWiennersは初っ端からアクセル全開。「なんか色が付いてるものを掲げてもらっていい?」という玉屋2060%(vo&g)のMCから色とりどりのラバーバンドやタオルが咲き乱れると、バンドも極彩色のエレクトロ・ロックで返答する。1分弱のショートチューン「Cult Pop Suicide」を最高速で駆け抜けると、玉屋はマイクを咥え咆哮。ボルテージは最高潮のまま、トリのORCALANDへとバトンを繋いだ。Wienners Photo:かい一方の鯱町STAGEも、サブステージと呼ぶのが野暮なほどに充実したアクトが連発。ホットコーヒーを片手に心地良く身体を揺らす来場者や、同敷地内のフリーマーケットに訪れた通行人が足を止める姿も散見された。ORCALANDの村田、こーてぃんと高校時代からの音楽仲間だというCANACO(Faulieu.)は、切実な恋心を繊細な歌声に乗せて下北沢の空に解き放ち、マイクを通さない生の歌声も交えて親密な空間を作り上げていく。CANACO Photo:かい平部雅洋(reGretGirl)は巧みなトークで場を和ませつつ、曰く「必殺技みたいな曲」こと「ホワイトアウト」で大塚をステージに招き、フロントマン同士によるロングトーン対決で見事勝利。先輩としての威厳を見せつけた。平部雅洋(reGretGirl) Photo:かい5分前に3000円で購入したというジャケットを羽織り登場した仲川慎之介(時速36km)は、丸みを帯びたフォーキーな質感のままささくれ立つ歌声で、リスナーの心を搔きむしる。仲川慎之介(時速36km) Photo:橋本若奈日没後に登場した松山晃太(BYEE the ROUND / GRAND FAMILY ORCHESTRA)は、ルーパーや変則チューニングを駆使し、バンド顔負けの圧巻のステージを繰り広げた。松山晃太 Photo:かいさて、とうとうORCALANDの登場である。SEをバックに登場したメンバー4人は、互いに目を合わせ、笑みを浮かべながら一音目を鳴らした。口火を切ったのは「まだまだ飲み足りない!」。彼らの登場を待ち侘びたファンが、その思いを爆発させるように「まだ!まだ!」の声を響かせる。軽快なロックチューン「関係NIGHT FEVER」では、村田とおとやんによる必殺のソロ回しも炸裂。祝祭空間の中でも浮き足立たない盤石の演奏力が、熱量をキープし続ける。今日二度目の「ダンシングゾンビの決意」では、大塚が「スポーツの秋、誰が一番高く飛べるか競走しようぜ!」と煽り、一斉にバウンス。続く「リフレイン」は勇猛果敢に挑戦を続けることを宣言する一曲だが、この日はフロアの合唱がORCALANDの背中を押すように響いていたのがドラマチックだった。ORCALAND 大塚祥輝(vo&g) Photo:橋本若奈MCでは、大塚が「ロックバンドをやりたいっていうだけじゃなくて、ワクワクすることを、あなたとずっとやっていたい。俺は今日ずっとワクワクしてたけど、あなたはどうでしたか?」と問いかけ、惜しみない拍手が送られる。ORCALAND 村田京哉(g) Photo:橋本若奈「答えはシンプル、あなたがワクワクする方へ。もしワクワクしないなら、俺たちがヒーローになってあなたを連れていくから!」という語りに導かれたのは、もちろん「テレキャスター・ヒーロー」。助けを求める「テレキャスター!」のシャウトを浴び、ORCALANDは下北沢のヒーローになったのだった。本編ラストには「バニサマ」を投下。「夏フェスでやるために書いた曲」だというサマーチューンが、他でもない彼ら自身が作り上げた『ナワバリロックフェスティバル』を真夏のピークへと引き戻す。全員が頭上でタオルを振り回し、クライマックスまで楽しみ尽くした。ORCALAND おとやん(b) Photo:橋本若奈アンコールを待ち望むオーディエンスは、手拍子や掛け声の代わりに、「やってらんねえ」のフレーズ「優勝すんだお前と」を歌い繋ぐ。再びステージに現れた彼らは、「俺たちがこの“ナワバリ”で一番歌った曲」だという「やってらんねえ」をプレイ。大塚は冒頭からマイクをフロアに預け、「お前ら声がちっせえ」の歌詞を「お前ら声がでっけえ」に変えて歌う。互いが互いを求め合い信じ合うことで、演者と観客の境界線が薄れていく。メモリアルな一日を作り上げた四人が、この日の景色を目に焼き付けるように隅まで会場を見渡しながら演奏する姿が印象的だった。ORCALAND こーてぃん(ds) Photo:橋本若奈この日、2025年2月に東名阪のツーマンツアー『BOY MEETS GIRL』を開催することも発表したORCALAND。ツアーファイナルでは再び下北沢に帰ってくる。数多のギターロックバンドが生まれ、交わり、巣立っていったこの地に張られたそのテリトリーは、どこまで遠く、そしてどこまで深く広がっていくのか。彼らと『ナワバリロックフェスティバル』が描くストーリーは、きっとまだ序章に過ぎない。ORCALAND Photo:橋本若奈Text:サイトウマサヒロPhoto:橋本若奈、かい<公演情報>『ORCALAND presents ナワバリロックフェスティバル 2024』2024年11月10日 東京・下北沢ADRIFT / 空き地出演:ORCALAND / anewhite / Wienners / #KTちゃん / 超能力戦士ドリアン / MOSHIMO / Canaco(Faulieu.) / 仲川慎之介(時速36km) / 平部雅洋(reGretGirl) / 松山晃太(BYEE the ROUND / GRAND FAMILY ORCHESTRA)<ツアー情報>ORCALAND presents. 2MAN tour "BOY MEETS GIRL"2025年2月21日(金) 大阪・心斎橋BRONZE2025年2月22日(土) 愛知・新栄RAD SEVEN2025年2月27日(木) 東京・下北沢SHELTERチケット料金:3,000円※ゲストは後日発表※入場時ドリンク代が必要★11月17日(日) 23:59まで先行受付実施中受付URL:()ORCALAND公式サイト:
2024年11月15日BUCK-TICKが2025年3月23日(日)都内某所にて超限定招待ライブを行うことが決定した。BUCK TICKは、アルバム『スブロサ SUBROSA』発売直後から、ファンクラブ限定ツアーを行い、12月29日(日)には年末恒例の日本武道館公演『ナイショの薔薇の下』を開催。そして、2025年4月よりアルバムを携えた全国ライブハウスツアー『BUCK-TICK TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』の開催を発表。本公演は、全国ライブハウスツアーに先駆けて行われる超限定のスペシャルライブであり、11月20日(水)に発売となる最新シングル「雷神 風神 - レゾナンス」と12月4日(水)発売の最新アルバム『スブロサ SUBROSA』の2作購入者を対象とした応募キャンペーンの特典となる。申込みには、シングルとアルバム2作に封入されるシリアルナンバーが必須となり、抽選の上、当選したかたのみがライブに参加することができる。応募期間は2024年12月4日(水)12:00~2025年2月7日(金)23:59応募登録分までが有効。他応募に関する詳しい情報はアルバム『スブロサ SUBROSA』に封入されるチラシにて確認してほしい。日本テレビ系「DayDay.」11月エンディングテーマにも決定しているシングル「雷神 風神 - レゾナンス」。カップリングにはパソコン音楽クラブによるリミックス楽曲「雷神 風神 - レゾナンス (パソコン音楽クラブ Remix)」を収録。完全生産限定盤は、「雷神 風神 - レゾナンス」MUSIC VIDEOが収録されたボーナスディスクが付属したスペシャルパッケージ仕様となり、限定盤と通常盤の初回生産分には、BUCK-TICKの新しいロゴステッカーを封入。対象店舗にてご予約・お買い上げの方に先着で特典がプレゼントされる。また、アルバム『スブロサ SUBROSA』は、先行シングル「雷神 風神 – レゾナンス」を含めた全17曲を収録したCD、カセットテープ、アナログレコード、デジタル配信での発売となり、CDの完全生産限定盤には、新体制で初となるメンバーのロングインタビューと貴重なレコーディング映像や新ビジュアルの撮影風景、MUSIC VIDEOの撮影風景からなるオフィシャル・インタビュー映像を収録。VICTOR ONLINE STOREでは、Tシャツを同梱した数量限定セットも予約受付中。そして、本作のショッピングサイト別の限定特典の画像も公開となったので、オフィシャルサイトでご確認いただきたい。最新アルバム『スブロサ SUBROSA』を引っさげた全国ライブハウスツアーは2025年4月12日(土)宮城・仙台GIGSを皮切りに、全国10会場12公演行われ、ファイナルは2025年5月25日(日)東京・豊洲PIT公演となる。<ライブ情報>超限定スペシャルライブ日付:2025年3月23日(日)開場/開演時間:未定会場:東京都内某所※シングル「雷神 風神 - レゾナンス」とアルバム『スブロサ SUBROSA』の両作品をご購入いただいた方の中から抽選で招待※詳細は当選者にのみ追ってお知らせいたします。※完全招待イベントです。当選されたお客様ご本人以外は入場いただけません。<リリース情報>ニュー・シングル「雷神 風神 - レゾナンス」11月20日(水)発売完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray) :2,640円(税込)完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD) :2,090円(税込)通常盤 (SHM-CD) / VICL-79010:1,320円(税込)【収録曲】1. 雷神 風神 - レゾナンス2. 雷神 風神 - レゾナンス (パソコン音楽クラブ Remix)◾️完全生産限定盤A/B共通仕様・ボーナスディスクが付属したスペシャルパッケージ仕様・BUCK-TICKロゴステッカー封入・ボーナスディスクには映像コンテンツを収録したディスク (Blu-ray/DVD) を付属<映像収録内容>・「雷神 風神 - レゾナンス」MUSIC VIDEO◾️通常盤 初回生産分仕様 (25年1月末生産分まで)・BUCK-TICKロゴステッカー封入予約・購入はこちら完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray) ()完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD)通常盤 (SHM-CD)雷神 風神 - レゾナンス 15sec Spotニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』12月4日(水)発売完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray) :6,050円(税込)完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD) :5,500円(税込)通常盤 (SHM-CD) / VICL-70283):3,300円(税込)◾️完全生産限定盤A/B共通仕様・ボーナスディスクが付属したスペシャルパッケージ仕様・ボーナスディスクには映像コンテンツを収録したディスク (Blu-ray/DVD) を付属【映像収録内容】・『スブロサ SUBROSA』 INTERVIEW◾️完全生産限定カセットテープ (2本組)4,400円(税込)・アルバム&シングル「雷神 風神 - レゾナンス」2作購入者対象応募シリアルナンバー封入[応募期限:2025年2月7日(金)23:59応募登録分まで有効]・カセットテープの収録内容をスマホで簡単再生できるプレイパス®対応[有効期限 : 2025年12月31日(水)まで]◾️完全生産限定アナログ盤 (3枚組)12,100円(税込)/発売日:2025年1月29日(水)・オリジナルアルバム全3枚組LP、180g重量盤・オリジナルポスター封入・アルバム&シングル「雷神 風神 - レゾナンス」2作購入者対象応募シリアルナンバー封入[応募期限:2025年2月7日(金)23:59応募登録分まで有効]・アナログレコードの収録内容をスマホで簡単再生できるプレイパス®対応[有効期限 : 2026年1月31日(土)まで]【収録曲】01. 百万那由多ノ塵SCUM02. スブロサ SUBROSA03. 夢遊猫 SLEEP WALK04. From Now On05. Rezisto06. 神経質な階段07. 雷神 風神 - レゾナンス #rising08. 冥王星で死ね09. 遊星通信10. paradeno mori11. ストレリチア12. 絶望という名の君へ13. TIKI TIKI BOOM14. プシュケー - PSYCHE -15. ガブリエルのラッパ16. 海月17. 黄昏のハウリング予約・購入はこちら完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray)完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD)通常盤 (SHM-CD)()完全生産限定カセットテープ完全生産限定アナログ盤◾️VICTOR ONLINE STORE 数量限定セット完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ :9,900円(税込)完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ:9,350円(税込)通常盤+オリジナルTシャツ / VOSF-13248:7,150円(税込)※VICTOR ONLINE STORE数量限定の受注生産販売となります。※CD (完全生産限定盤A/B・通常盤)にオリジナルTシャツを同梱したVICTOR ONLINE STORE限定セット。※ファンクラブ(FISH TANK)数量限定セットとはグッズ商品が異なりますが、収録内容は同じです。予約・購入はこちら完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ通常盤+オリジナルTシャツアルバム『SUBROSA スブロサ』特設サイト:<ライブ情報>BUCK-TICK『ナイショの薔薇の下』12月29日(日)東京・日本武道館開場17:00/開演18:00※チケットSOLD OUT公演特設サイト『TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』2025年4月12日(土)宮城・仙台GIGS開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月13日(日)新潟・新潟LOTS開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年4月19日(土)大阪・Zepp Osaka Bayside開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月20日(日)愛知・Zepp Nagoya開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月26日(土)広島・広島CLUB QUATTRO開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年4月27日(日)福岡・Zepp Fukuoka開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月29日(火・祝)香川・高松festhalle開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年5月11日(日)北海道・Zepp Sapporo開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年5月16日(金)東京・Zepp Haneda開場18:00/開演19:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年5月17日(土)東京・Zepp Haneda開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年5月24日(土)東京・豊洲PIT開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年5月25日(日)東京・豊洲PIT開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別チケット一般発売:2025年3月15日(土)ツアー特設サイト オフィシャルサイト:
2024年11月15日船岩祐太が構成、上演台本、演出を務め、3本のギリシャ悲劇をひとつの作品に再構成した『テーバイ』が新国立劇場にて11月7日(木)に幕を開けた。新国立劇場が小川絵梨子芸術監督の就任以降、積極的に進めてきた新たな試みであり、1年間という期間の中で、参加者が話し合いや試演を重ねて作品理解を深めながら、より豊かな作品づくりをおこなっていく「こつこつプロジェクト」によって生まれた本作。知らぬ内に父親殺しと近親相姦に手を染めたテーバイ王・オイディプスの物語『オイディプス王』、オイディプスがテーバイ追放後に放浪の末に辿り着いた地で神々と和解し、その人生に幕を下ろす『コロノスのオイディプス』、そしてオイディプスの娘であるアンティゴネが、テーバイ王である叔父のクレオンが定めた法に背き、兄の亡骸を埋葬しようとする『アンティゴネ』。ソポクレスによる3本のギリシャ悲劇を船岩が1本の戯曲として再構成し、隆盛を誇った王国・テーバイが没落していくさまを描き出す。舞台上の床はまるで水が張っているかのような鏡面となっており、人々や美術が映り込むつくりになっており、荘厳な空気が漂う。後方には木でできた巨大な扉があり、舞台下手にはオイディプスのための玉座とテーブル、上手にはタイプライターや書類の山が置かれた机やイスが配置されており、古代ギリシャの王の居城というよりも、近代国家の政府の執務室を思わせるようなつくりとなっている。衣裳も、ギリシャ悲劇でおなじみのローブではなく、オイディプス(今井朋彦)らは白スーツ&白リボンタイを着用しており、衛兵たちの衣裳も近代国家の装いである。開演前から、壇上にはオイディプスの妻(そして、母親でもある)イオカステ(池田有希子)がおり、乳母車の赤ん坊をあやしている。第一幕『オイディプス王』はオイディプスと、テーバイの市民を代表してやってきた神官の会話から始まる。神官は疫病による国土の荒廃、市民の窮状を伝え、オイディプスに国を救ってくれと嘆願する。そこへ、神託を手にしたクレオン(植本純米)が戻ってくる。クレオンは「この国の穢れ(=先王ライオスを殺害した犯人)を追放せよ」という神々の言葉を伝え、ここから少しずつ、先王の死の真相、さらにはオイディプス自身の出生の秘密が明らかになっていく…。続く第二幕『コロノスのオイディプス』は、『オイディプス王』の頃からしばらく時を経た時代の物語。舞台中央に真っ赤なロープのようなものが垂れ下がっており、神々しさを感じさせる。そこはかつてオイディプスが神託で「生涯を終えることになる」と示された復讐の女神の森。近親相姦と父殺しの罪を背負い、盲目となってテーバイを追放されたオイディプスと彼の旅に付き添う娘のアンティゴネが森に辿り着いたところから物語は始まる。ちなみに、アンティゴネらの衣裳はより現代的な装いとなっており、オイディプスは車椅子に乗り、森を守る男たちは銃を携行している。オイディプスの元に、この地を含むアテナイの代表者・テセウス、祖国テーバイがオイディプスの2人の息子の諍いから戦火にあることを知らせる娘のイスメネ、さらにはオイディプスにテーバイ帰還を求めるクレオン、そして争いを続ける息子のひとりであるポリュネイケスなど次々と来訪者がやってくる。やがて、オイディプスはこの地で人生の終焉を迎えることになる…。最終の第三幕『アンティゴネ』では再びテーバイが物語の舞台に。舞台上には、戦争の原因となったオイディプスの2人の息子、ポリュネイケスとエテオクレスの死体を入れた袋が置かれているが、エテオクレスが埋葬される一方で、ポリュネイケスの遺体は荒野に打ち棄てられ、市民がその死を悼むことも禁止される…。そして舞台は第一幕と同じ部屋――いまはクレオンが王となったテーバイ王国の執務室へと移り、法律に背いて兄の亡骸を弔ったアンティゴネが罪に問われる様子が描かれる。執筆された時期も異なるソポクレスの3本の独立した戯曲をひとつにまとめ上げた本作だが、鑑賞して感じるのは物語の“強度”の高さ。そもそも、長く受け継がれてきたギリシャ悲劇そのものが揺るがない強さを持っているのはもちろん事実だが、それだけでなく、1年もの時間を費やして戯曲を育てていくという「こつこつプロジェクト」という企画による部分も大きい。期日の決まった上演に向けて拙速に都合よくまとめ上げるのではなく、時間をかけてじっくりと戯曲と向き合い、試行錯誤を重ねながら文字通りこつこつと断片を積み上げていくことで、物語が成熟し、深みを増していく。3本の戯曲の“継ぎ目”を感じさせず、ひとつの王国が、為政者たちの愚かな振る舞いによって衰退していくひとつの壮大な物語として描き出される。また、3つの物語が連なることで、浮き彫りになってくる登場人物たちの変化や人間の本性が見え隠れしてくるのも本作ならではの見どころ。第一幕『オイディプス王』では、近親相姦と父殺しという罪が明らかになっても、なおも王たる力強さを感じさせていたオイディプスだが、第二幕『コロノスのオイディプス』では、長い旅の果てに神によって定められた己の運命を静かに受け入れ、神々と和解するさまが描かれる。また、劇中で描かれない月日も含め、そんな父の長きにわたる放浪の旅に寄り添い続けてきたアンティゴネだからこそ、神ではなく人間が定めた法律に背き、血を分けた兄を弔うことを選んだのだということが深く納得させられる。そしてもう一人、この『テーバイ』において、いびつな存在感を発揮しているのがクレオンである。『オイディプス王』では、オイディプスの数奇な運命が解き明かされていくのを“脇役”として慌てふためきながら傍らで眺めているが(ある人物のセリフで「クレオンなど一介の脇役にすぎぬ」という言葉さえ出てくる)、オイディプスの息子たちの争いの果てに、『アンティゴネ』ではテーバイの王の座に就いている。中身が変わらぬまま立場が変わり、不相応な権力を握った男の小物ぶりが際立っており、『アンティゴネ』の物語が展開する王の間は、さながら政情の不安定に直面しつつも目先の支持率アップに奔走する総理大臣以下、閣僚たちが集う官邸のようにも映る。また、ギリシャ神話の英雄カドモスの子孫だけが国を治めることができるという、“血”によって継承されてきた王国のテーバイと、同じく英雄であるテセウスがトップに立つが、彼は王ではなく民主政の代表に過ぎないという市民国家・アテナイの対比も『コロノスのオイディプス』と『アンティゴネ』の中で浮き彫りとなっており興味深い。船岩のスタイリッシュな演出も相まって、二千年以上前のギリシャ悲劇であることを一瞬忘れ、疫病と戦争が世界中にはびこる現代の世界と重ね合わせながら「法とは?」「国家とは?」と考えさせられる2時間40分となっている。文:黒豆直樹舞台写真撮影:引地信彦<公演情報>『テーバイ』原作:ソポクレス 『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』(高津春繁 翻訳による)、『アンティゴネ』(呉茂一 翻訳による)構成・上演台本・演出:船岩祐太出演:植本純米 / 加藤理恵 / 今井朋彦久保酎吉 / 池田有希子 / 木戸邑弥高川裕也 / 藤波瞬平 / 國松卓 / 小山あずさ2024年11月7日(木)~11月24日(日)会場:東京・新国立劇場 小劇場チケット情報()公式サイト
2024年11月15日女王蜂が、今年4月に国立代々木競技場 第一体育館で開催した『女王蜂 結成15周年記念単独公演 「正正正(15)」』の映像商品化を発表。アヴちゃん(vo)の誕生日となる12月25日(水)に発売されることが解禁された。アヴちゃん(vo)の誕生日となる12月25日(水)に発売されることが解禁された。アンコール含め全編収録したBlu-ray、DVD、完全生産限定盤の計3形態でリリースされ、完全生産限定盤は、『結成15周年記念単独公演 「正正正(15)」』に、特典DISCと48PのLIVE写真集を加えたLPサイズスペシャルパッケージとなっている。<リリース情報>結成15周年記念単独公演 「正正正(15)」-2024.04.20 国立代々木競技場 第一体育館-12月25日(水)発売◾️完全生産限定盤(BD+BD):13,200円(税込)※48P LIVE写真集+LPサイズスペシャルパッケージ※特典DISCの内容は後日発表予定◾️通常盤(BD):7,700円(税込)◾️通常盤(DVD):6,600円(税込)【収録内容】※完全生産限定盤(DISC-01:Blu-ray)/通常盤(Blu-ray/DVD)共通収録01.BL02.おままごと03.催眼術04.犬姫05.バイオレンス06.0207.P R I D E08.KING BITCH09.デスコ10.油11.ヴィーナス12.メフィスト13.十二次元14.0115.黒幕16.つづら折り17. Introduction:Plan B18.HALF19.火炎20.IMITATION21.超メモリアル商品予約※店舗特典あり女王蜂 オフィシャルサイト
2024年11月15日新潟発・4ピースネオパンクロックバンド・ザ・シスターズハイが、地元新潟を皮切りに全国6カ所『NERD SAVE THE WORLD TOUR 2025』を開催。各地の出演者が発表された。ザ・シスターズハイは、タワレコメンにも選ばれたEP『超才開Twinkる』を今年6月にリリース。東京・新宿LOFTをファイナル公演とした全国19カ所に及ぶ全国ツアーも無事成功に収め、「FREEDOM NAGOYA 2024」「COMING KOBE24」などバンド初となる野外フェスへの出演など、更にオーバーグラウンドにもしっかり届く音を響かせ進化し続けている。今ツアーでは、2月26日(水)ツアーファイナル公演で自身初であり最大キャパとなる東京・渋谷クラブクアトロにてワンマンを行う。そして、各公演の対バンも発表された。どのバンドも今までのザ・シスターズハイとの繋がりが濃く思い入れのあるバンドが集結。チケット一般発売中。<ライブ情報>ザ・シスターズハイ Pre.『NERD SAVE THE WORLD TOUR 2025』シングル『シン・臨界Nerdる』リリース全国ツアー2025年1月10日(金)新潟・CLUB RIVERST開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、ルサンチマン前売/3,500円(ドリンク代別途必要)2025年1月17日(金)宮城・仙台FLYING SON開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、超☆社会的サンダル前売/3,500円(ドリンク代別途必要)2025年1月24日(金)福岡・OP’s開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、トップシークレットマン前売/3,500円(ドリンク代別途必要)2025年2月5日(水)大阪・心斎橋Pangea開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、挫・人間前売/3,800円(ドリンク代別途必要)2025年2月6日(木)愛知・名古屋RAD HALL開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、山田亮一とアフターソウル前売/3,800円(ドリンク代別途必要)2025年2月26日(水)東京・渋谷CLUB QUATTRO開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ前売/4,000円(ドリンク代別途必要)チケット受付()<リリース情報>「シン・臨界Nerdる」(読み:シンリンカイナードル)2025年1月8日(水)発売各曲255円(税込)〜ザ・シスターズハイ オフィシャルサイト:
2024年11月15日直島をはじめ瀬戸内の島々と沿岸部を舞台に開催される「瀬戸内国際芸術祭」。第6回となる「瀬戸内国際芸術祭2025」が2025年4月18日(金)から春・夏・秋と会期を3期に分けて開催される。「瀬戸内国際芸術祭」が2010年のスタート当初より掲げているテーマは「海の復権」。過度な近代化や都市への一極集中が進むなかで、瀬戸内の島々の美しい自然や魅力あふれる文化をアートの力で顕在化し、島々に活力を取り戻すことを目指し、3年に1度、15年にわたって開催されてきた。会場は、通期で展示が行われる直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港エリア、宇野港エリアのほか、春・夏・秋の会期ごとに、宇多津エリア(宇田津町)、志度・津田エリア(さぬき市)、引田エリア(東かがわ市)などが加わり、全17エリアへと広がった。また、安藤忠雄が設計を手掛け、25年春に新にオープンする直島新美術館も展示会場になる。高松港志度・津田エリア新たに参加するアーティストは、21の国と地域から63組(46作品、8プロジェクト、10イベント※2024年10月24日現在)。2025年は特にニュージーランドやスウェーデンとの連携を図るほか、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とともに取り組む企画展も予定されている。ニュージーランドからは、2024年のヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞したマタホ・コレクティブに所属するサラ・ハドソンが参加。ほかにも、ヤコブ・ダルグレン(スウェーデン)、レオニート・チシコフ&マリーナ・モスクヴィナ(ロシア)らの参加が発表されている。また、UNHCRとの共同企画では、写真家のホンマタカシが、難民の背景をもつ人々ひとりひとりの物語に光をあてる写真展が開催される。サラ・ハドソンの過去作品ヤコブ・ダルグレンColor Reading and Contextureレオニート・チシコフ《月への道》Photo:Keizo Kioku「瀬戸内国際芸術祭」では、これまでもアジアの国々との交流も深めてきたが、今回はこれまで以上にその関係性を深め、「瀬戸内国際芸術祭」がアジアの文化芸術の中核を担っていくことを目指す。ジャッガイ・シリブート(タイ)、プ・ジヒョン(韓国)、雲門舞集(台湾)ら、アジア各国のアーティストが参加予定だが、今年は特にベトナムにフォーカス。香川県立ミュージアムでベトナムの現代美術を紹介する展覧会が行われるほか、高松港周辺では、食や文化を紹介するマーケットが開催される予定だ。ジャッガイ・シリブートの作品courtesy 100 Tonson Foundationプ・ジヒョンUltimate Space LED, junk fishing lamps, fog machine, laser, dimensions variable, 2021 Courtesy of the artist雲門舞集Sounding Light Paformed by Cloud Gate Theatre of Taiwan_Choreographer CHENG Tsung-lung_photo by LIU Chen-hsiangさらに、「瀬戸内国際芸術祭2025」の会期中を中心に、香川、岡山、兵庫3県の8つの美術館で「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトが展開される。各館では、主に日本人アーティストによる現代アートを中心とした展覧会を開催。「瀬戸内国際芸術祭2025」と同時期に関西万博が行われることから、海外から訪れる観客なども対象に、日本の最先端のアートや地域の魅力を瀬戸内から広く発信することが狙いだ。<開催概要>「瀬戸内国際芸術祭2025」会期:[春会期]2025年4月18日(金)〜5月25日(日)[夏会期]2025年8月1日(金)〜8月31日(日)[秋会期]2025年10月3日(金)〜11月9日(日)会場:瀬戸内の島々と沿岸部(全17エリア)[全会期]直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺、宇野港周辺[春会期]瀬戸大橋エリア[夏会期]志度・津田エリア、引田エリア[秋会期]本島、高見島、粟島、伊吹島、宇多津エリア公式HP:
2024年11月15日syrup16gが1999年12月25日に発売したインディーズデビューアルバム『Free Throw』の発売から25周年を記念して、同作のアナログ盤を発売することが決定した。『Free Throw』は、syrup16gにとってはじめてのCDであり、はじまりとなった名盤。しばらく廃盤となっていたが、2010年10月27日に“re-issue”シリーズとして復刻され、ボーナストラックとして「You Say ’No’ 」「向日葵 」「愛と理非道」を収録。今回のアナログ盤はそのボーナストラックも収録された全8曲入りとなり、発売25周年を記念して、25年前の発売日と同じ12月25日(水)に発売される。LPサイズのダブルジャケット、歌詞カードは五十嵐隆による8曲分の手書き歌詞に加え、ライナーノーツは金光裕史(音楽と人)による、五十嵐隆と中畑大樹、そして佐藤元章の出会いから『Free Throw』誕生へのヒストリーが書かれている。11月13日に発売された『delayedead』のアナログ盤と併せてチェックしてほしい。<リリース情報>アナログ『Free Throw』25周年記念盤2024年12月25日(水)発売4,400円(税込)形態:12インチアナログ【収録曲】(33rpm)<disc-A>01. 翌日02. Sonic Disorder03. Honolulu★Rock04. 明日を落としても05. 真空<disc-B>01. You Say ’No’02.向日葵03.愛と理非道・Reissue Ver. w/ Bonus Tracks・全8曲(33rpm)収録・五十嵐隆による直筆歌詞・ライナーノーツ金光裕史(音楽と人)■アナログ取り扱い店舗一覧※入荷状況、在庫状況は店舗によって異なります、各店舗にお問い合わせください。●タワーレコード全店およびタワーレコードオンライン●HMVHMV record shop4店舗(渋谷、新宿ALTA、コピス吉祥寺、心斎橋)、オンライン●ディスクユニオン新宿日本のロック・インディーズ館、ユニオンレコード新宿、ROCK in TOKYO(渋谷)、ユニオンレコード渋谷、お茶の水駅前店、神保町店、下北沢店、吉祥寺店、池袋店、高田馬場店、中野店、立川店、町田店、横浜関内店、横浜西口店、千葉店、柏店、北浦和店、大宮店、大阪店、名古屋店、オンラインショップ●LIKE A FOOL RECORDS●UKFC ONLINE SHOPオフィシャルサイト
2024年11月15日石川県金沢市の国立工芸館を皮切りに、国内外で開催されてきた『ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-』が、パワーアップして東京に巡回。麻布台ヒルズギャラリーで2025年2月2日(日)まで開催されている。同展は、世界的人気キャラクター、ポケモンの世界と工芸とを掛け合わせたことで起こる「かがく反応」をテーマにしたもの。若手から人間国宝まで20名のアーティストが、ポケモンに挑み作品に昇華させた。東京展初披露の新作を含め、約80作品が展示されている。展覧会エントランス展覧会の最初のセクション、「すがた〜迫る!〜」ではポケモンの姿に着目した作品を紹介する。まず鑑賞者が目にするのは金工作家、吉田泰一郎の《シャワーズ》。吉田は金属をさまざまな形や色に加工する彫金の技術でイーブイとイーブイの進化系3種類のポケモンの姿を表現。また、東京会場では2メートルにも及ぶ大作、《ミュウツー》も発表した。ミュウツーはさまざまなポケモンをモチーフとした小さな金属板を組み合わせて構成されている。吉田泰一郎《ミュウツー》2024年陶芸家の今井完眞はポケモンの質感を追求した陶の作品を発表。可動する金属工芸品、自在置物作家の満田晴穂はポケモンの自在置物を発表。トランセルがバタフリーに進化する感動的な場面を再現した。展示風景より今井完眞の作品手前は《フシギバナ》2022年満田晴穂《自在トランセル・バタフリー》2022年つづくセクション「ものがたり〜浸る!〜」は、ポケモンの物語から着想を得た作品を紹介する。ひときわ目を惹くのは、テキスタイルデザイナー、須藤玲子の《ピカチュウの森》。無数のピカチュウの姿をニードルレースで表現した森のなかを、鑑賞者はゆっくりと探索することができる。須藤玲子《ピカチュウの森》2023年須藤玲子《ピカチュウの森》2023年より漆を使った造形で知られる田中信行は、ポケモンの技「かげうち」を漆で表現。発泡スチロールで原型を作り、麻布を貼り、漆を塗って乾かす作業を半年続け作品を作り上げた。ガラス作家の新實広記は、「つららおとし」をガラスで表現。ガラスは透明な部分とマットな部分が混在し、見る角度で印象が変わる。「サイバー螺鈿」で知られる池田晃将は、古代文字に似たポケモンの「アンノーン」をモチーフにした作品を発表。遺跡の出土品を思わせる器はさまざまな想像を掻き立てる。田中信行《無題》2022年新實広記《Vessel-TSURARA-》2022年池田晃将《未知文黒御影茶器》2022年最後のセクション「くらし〜愛でる!〜」では、暮らしの道具とポケモンとのかがく反応を楽しむ。桑田卓郎はピチューやピカチュウをモチーフにした磁器を制作。水橋さおりは友禅でメリープとモココがひしめく友禅の訪問着と、メガデンリュウの帯を制作。メリープとモココの大群のなかには色違いが紛れ込んでいるという。桑田卓郎《タイル(ピカチュウ)》《カップ(ピカチュウ)》《ボウル(ピカチュウ)》2024 年水橋さおり 左《友禅訪問着「群」》2022年右《友禅帯「閃光」》2022年水橋さおり《友禅訪問着「群」》(部分)2022年ポケモンの世界を楽しむと同時に、日本の工芸品の高い技術と美しさも堪能できる、大人も子どもも楽しめる展覧会。ミュージアムショップやコラボカフェと合わせて楽しもう。©2024 Pokémon. ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.取材・文・撮影:浦島茂世<開催概要>『ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-』2024年11月1日(金)~2025年2月2日(日)、麻布台ヒルズギャラリーにて開催東京展公式サイト:
2024年11月15日フラワーカンパニーズとスキマスイッチが一夜限りのスペシャル・ライブ『Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン supported by エンタメサイト ぴあ』を2025年1月14日(火)東京・豊洲PITで開催することを発表した。フラワーカンパニーズとスキマスイッチは、以前にも2017年5月『スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action”』高知県立県民文化ホール公演と、同年10月『フラワーカンパニーズ presents DRAGON DELUXE 2017』愛知・名古屋DIAMOND HALL公演でツーマンライブを開催。愛知県出身の同郷であり、かねてより親交の深い2組による一夜限りのスペシャル・ライブが、豊洲PIT10 周年を記念して開催されることとなった。さらに、フラワーカンパニーズとスキマスイッチによる幻のバンド「ザ・ライターズ」がこの日8年ぶりに復活することも決定。ぴあアプリ先行受付は11月15日(金)18 :00~11月24日(日)23:59まで、よくばりぴあニスト先行受付も同日程で行われ、割引価格で購入することができる。<ライブ情報>Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』supported by エンタメサイト ぴあ2025年1月14日(火)東京・豊洲PIT開場18:00 / 開演 19:00【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場)一般6,900円 (税込)よくばりぴあ二スト5,900円(税込)※よくばりぴあニストは1,000円割引※未就学児童入場不可※お一人様4枚まで※入場時ドリンク代別途必要◾️ぴあアプリ先行受付11月15日(金)18 :00~11月24日(日)23:59フラワーカンパニーズ オフィシャルサイトスキマスイッチ オフィシャルサイト
2024年11月15日宝塚歌劇団花組が2025年1月19日(日) 東京宝塚劇場にて上演する、ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』、レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』千秋楽の模様が、全国の映画館にてライブ・ビューイングされることが決定した。壮麗なる虚構で送る、ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』は、世界一の大ホラ吹き・天使アザゼルを主軸にした物語。その素行の悪さから天帝の怒りを買い、一切の能力を封じられ、修行と称して人間界へと堕とされてしまったアザゼルが、どんな天使や悪魔をも従えることができると言い伝えられる秘宝「ソロモンの指輪」を巡る騙し合いに巻き込まれる姿を描く。同時上演されるレヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』は、記念祭や祝典を表す言葉。宝塚歌劇110周年、そして永久輝せあと星空美咲の新トップコンビ率いる新生花組誕生に際し、百花繚乱の花組生たちの輝きを詰め込んだ祝祭感溢れるレヴューとなっている。なお、東京宝塚劇場公演千秋楽で、専科の凪七瑠海がラストステージを迎える。ライブ中継では、公演はもちろん、凪七瑠海サヨナラショー、退団者挨拶まで映画館の大スクリーンでお届けする。<ライブ・ビューイング情報>宝塚歌劇 花組東京宝塚劇場公演『エンジェリックライ』『Jubilee(ジュビリー)』千秋楽 ライブ中継2025年1月19日(日) 13:30 開演※開場時間は映画館によって異なります。※映画館はライブ・ビューイング情報サイトにて後日発表【チケット】全席指定:5,200円(税込)※サヨナラショーあり※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料■先行抽選販売受付期間:2024年11月30日(土) 11:00~12月16日(月) 12:00※申込みは、ひとり4枚まで。ライブ中継 情報サイト:
2024年11月15日ディズニー映画最新作『ライオン・キング:ムファサ』の劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」の歌唱映像が公開された。壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描いた『ライオン・キング』。2019年の超実写版『ライオン・キング』ではシンバの父であるムファサ王の命を奪い、ヴィランとして強烈な存在感を発揮したスカーだが、本作ではスカーがまだ“タカ”と呼ばれていた若かりし頃が描かれる。劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」は、若き日のムファサとタカの関係性を歌うミュージカルナンバー。孤児のムファサと、“兄弟が欲しかった”という王の血を継ぐタカ――。運命的にも出会い、血のつながりを超えた《兄弟の絆》で結ばれていくふたりの“喜び”が表現されている。「兄弟の敵は僕の敵」「悪口を言ったら許さないぞ」との歌詞にあるように、この頃のふたりは互いを純粋に信頼し、まるで本物の兄弟かのように支え合っている様子。この後訪れる悲しい別れなど微塵も感じさせないほど、微笑ましい関係性を築いているようだ。公開された映像には、“超実写吹替版”でムファサ役を務める尾上右近と、タカ役を務める松田元太(Travis Japan)が、先日開催されたイベントで仲良く劇中歌を初歌唱する様子が収められており、初共演とは思えないほど息の合ったパフォーマンスを見ることができる。『ライオン・キング:ムファサ』劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」歌唱映像<作品情報>映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日(金) 公開公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年11月15日2024年10月19日(土)、20日(日) に福島県あづま総合運動公園で開催された音楽フェス『LIVE AZUMA 2024』。今年で3回目を迎え、2日間で49組ものアーティストを迎えるこの福島県最大級の音楽フェスには、音楽以外にもアート、地元をはじめ東北に縁のある約100店舗が軒を連ねるマーケットが展開され、さまざまなエンターテイメントが楽しめる複合的な催しとなっている。本稿では両日でのべ3万7,000人もの動員を記録し大きな盛り上がりを見せた『LIVE AZUMA 2024』のハイライトを中心に振り返ってみようと思う。10月19日(土) 『LIVE AZUMA 2024』DAY 1『LIVE AZUMA 2024』は福島あづま球場をステージとしたAZUMA STAGEと、隣接する緑豊かなPARK STAGEのふたつの会場でライブが行われる。AZUMA STAGEのトップバッターを飾ったのは、6年ぶりの再結成を果たしたAqua Timez。「虹」、「千の夜をこえて」、「決意の朝に」といった往年のヒット曲で、早くから会場に集まったファンを魅了していく。続く水曜日のカンパネラは、福島県在住の小中学生からなるダンスチーム約40名をバックダンサーに迎え、「たまものまえ」で“コンココンダンス”を披露。水曜日のカンパネラ突如降りだした雨にも負けずオーディエンスを盛り上げたLucky Kilimanjaro。昨年に続いての出演となったフレデリックは、新曲「CYAN」で進化を遂げたバンドサウンド、そして美しいロングトーンで成長した三原健司のボーカルを証明して見せた。大きな歓声に迎えられ登場したJO1は、デビュー曲「無限大」をはじめ、「WHERE DO WE GO」といった最新のナンバーで、11人のエネルギッシュな歌とダンスを披露する。JO1スチャダラパーは“心のベストテン第1位”、「今夜はブギー・バック」を歌唱し老若男女のシンガロングを誘う。グルーヴィーなサウンドで降り出した雨の滴りさえも音楽体験に変えてしまうgo!go!vanillasも強い印象を残した。『LIVE AZUMA 2024』DAY 1のヘッドライナーを務めたクリープハイプは、尾崎世界観によるアカペラではじまる「ナイトオンザプラネット」でライブをスタート。「HE IS MINE」、「栞」といったキラーチューンのほか、尾崎が福島の銘菓をもとに作ったという「愛の標識」では、〈今週君は帰る/生まれ育った福島へと〉と歌詞を変え、大きな歓声を誘った。クリープハイプDAY 1のPARK STAGE、口火を切るのはU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS。インド発祥の打楽器タブラとラップの掛け合いが心地よい。注目の新鋭MFSは最新作より「Combo」などをパフォームし、ダンサブルで迫力のあるライブを見せた。続いて登場のCampanellaは全14曲の濃密なパフォーマンス。「I DON’T KNOW」には客演にMFSを迎え、オーディエンスを沸かす。Campanella昼下がりの時間帯に出演したのはTENDRE。人気曲「DOCUMENT」などを披露し、屋外ならではの気持ちよさを演出した。急遽出演が決まったVaVaはアグレッシブなステージングで観客を魅了。観客にコール&レスポンスやジャンプを促し、ライブ巧者としての面目躍如だ。VaVaPARK STAGEが翳る17時すぎに登場したのはEGO-WRAPPIN’。この日は中納良恵と森雅樹のふたりのみのアコースティックセットだ。ギターと歌声のみで豊かな歌世界を表現するさまはこの日の白眉であったろう。そしてトリを務めたのは、昨年は電気グルーヴとしても出演した石野卓球によるDJセット。アップリフティングなテクノのグルーヴにフロアは大歓喜。PARK STAGEを一瞬でレイヴ会場に染め上げた。石野卓球10月20日(日) 『LIVE AZUMA 2024』DAY 22日目のAZUMA STAGEのオープニングを飾ったリーガルリリーは、代表曲となるオルタナティブ・ロック「リッケンバッカー」でバンドの核となる衝動を見せつける。「swim」を筆頭にメロディックパンクで集まったオーディエンスを激しく揺らした04 Limited Sazabysも強い印象を残した。04 Limited Sazabysindigo la Endはノスタルジックな「夏夜のマジック」をパフォーマンスし、しっとりとした空気を作っていく。続く堂本剛によるクリエイティブプロジェクト.ENDRECHERI.では、壮大なファンクネスを展開。堂本の「福島の風と一体化して楽しんでもらえたら」というMCからはじまった20分に及ぶフリーセッションは圧巻の一言。.ENDRECHERI.2年ぶりの出演となるDragon Ashは、Kjが「Straight Up」でThe BONEZのJESSEを呼び込み、続けて「Fantasista」では2022年と同様にJUBEEのゲスト参加が実現し、会場をこれでもかと揺らす。HYDEは「PANDORA」や「夢幻」などの最新楽曲に加え、L’Arc〜en〜Ciel「HONEY」のほか、「GLAMOROUS SKY」といったヒット曲をヘビーなサウンドにアレンジして圧倒的なパフォーマンスを見せた。HYDEMAN WITH A MISSIONは、代表曲「FLY AGAIN」のほか、「Raise your flag」、「Take Me Under」、「絆ノ奇跡」、「I’ll be there」といった鉄板のセットリストを披露し福島の聴衆を沸かす。そして『LIVE AZUMA 2024』の大トリを飾ったのは、昨年に続き2度目の出演となる羊文学。海外に活躍の場を広げている彼女たちが、さらに飛躍して福島の地に戻ってきた。「more than words」や「Burning」といった代表曲で、シンプルでありながら力強いオルタナティブサウンドを星が煌めく福島の夜空の下で響かせた。羊文学PARK STAGEの2日目は今年7月にメジャーデビューアルバムを発売したばかりの新鋭、Newspeakからスタート。爽やかでパワフルなサウンドが鳴り響く。勢いそのままに登場したのはこちらも若きスリーピースバンド、LET ME KNOW。「偽愛とハイボール」のヒット曲などをパッションフルに演奏し観客にアピールする。福島でははじめてのライブと語るMONO NO AWAREは朗らかなバンドカラー同様、ピースな空気感でPARK STAGEを彩った。MONO NO AWARE昨年はSTUTSの客演として『LIVE AZUMA』に出演したdodoがソロで出演。前年からの延長線でラインナップを楽しめるのもこのフェスの魅力だろう。ヒット曲「Im」では多くの観客が集まりステージを盛り上げる。快晴のなか、ジャジーでスウィートなサウンドを響かせる鈴木真海子。chelmicoでのはつらつとした印象とはまたちがう大人なライブで午後のまどろみに華を添えた。鈴木真海子オープンリハーサルからサービス精神を見せてくれたKan Sanoによるバンドセットライブも素晴らしい。音楽を通して聴衆とさまざまなコミュニケーションを取ろうとする姿が印象的だ。夕方過ぎに登場したRyohuは「All in One」や「Forever」、「Thank You」など代表曲をバンドセットでソリッドかつアグレッシブに披露。PARK STAGEの大トリを任せられたWONKは11月に発売が迫る最新作、そしてリリースツアーの片鱗を垣間見せるような新鮮なパフォーマンス。バンドの充実っぷりを見せつける演奏でラストを見事に締め大団円を迎えた。WONKさて、この2日間の『LIVE AZUMA 2024』を早足でレポートしたわけだが、いかがだっただろう。上記のライブアクト以外にも、会場入り口付近の入場無料のPARK LIFE DJステージにオカモトレイジ、ZEN-LA-ROCK、JUBEE、grooveman Spot、セク山、okadada、Shōtaro Aoyamaら豪華なDJ陣が出演し、ヒップホップやハウス、テクノ、ロックなどさまざまなジャンルの音楽が鳴り響き、聴衆の耳を引いた。そして10月19日の深夜には『LIVE AZUMA』と連動したイベントが福島Club NEOで開催されるなど、さまざまな楽しみ方が提案された音楽フェスであった。地産の料理が楽しめるフードエリアは今年も大盛況。なかでもラーメン女子の監修による東北拉麺屋台村はどの時間帯も行列ができる人気ぶりであった。そのほか、さまざまな飲食店が並ぶ東北市場酒場、緑に囲まれた敷地で福島牛のBBQが味わえるAZUMA Terraceなど、友達やカップル、家族同士など、多様な層が楽しめるエリアとなっていた。また、金子潤やHEART BOMB、Hirottonら、地元にゆかりのあるアーティストによるアート作品の掲示、アパレルや書籍、陶器など多彩な商品が並ぶマーケット、ここでしかできない体験ができるワークショップなど音楽以外のトピックも豊富で、地元近郊以外の人にもおすすめしたいイベントだ。ひとまずは『LIVE AZUMA 2024』の余韻を噛み締めながら、来年の開催を楽しみに待ちたい。取材・文/高橋圭太、渡辺彰浩<公演情報>『LIVE AZUMA 2024』10月19日(土)・20日(日) 福島・あづま総合運動公園 / 福島あづま球場【出演】■10月19日(土)-AZUMA STAGE-Aqua Timez / クリープハイプ / フレデリック / go!go!vanillas / JO1 / Lucky Kilimanjaro / THE ORAL CIGARETTES / 水曜日のカンパネラ-PARK STAGE-Campanella / EGO-WRAPPIN’ (Acoustic Set) / 石野卓球 / MFS / スチャダラパー / TENDRE / U-zhaan×環 ROY×鎮座 DOPENESS-DJ –ZEN-LA-ROCK / grooveman Spot / セク⼭ / 原島 “ど真ん中” 宙芳 / shakke / JIN TANAKA(BACK DROP BOMB) / DJ NANASHIMA / IMAKARUM / RIP■10月20日(日)-AZUMA STAGE-Dragon Ash / .ENDRECHERI. / 04 Limited Sazabys / 羊文学 / HYDE / indigo la End / MAN WITH A MISSION / リーガルリリー-PARK STAGE-dodo / Kan Sano (Band Set) / LET ME KNOW / MONO NO AWARE / Newspeak / Ryohu (Band Set) / 鈴木真海子 / WONK-DJ-オカモトレイジ(OKAMOTO’S)/ JUBEE / Yohji Igarashi / okadada / Shōtaro Aoyama / Whelmiy’nd / DJ mariennu / ナツ・サマー / DJ MITSU公式サイト:
2024年11月15日2024年12月4日(水) から8日(日) に東京・エコー劇場で上演される、熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』の告知動画が公開された。熟年団は、小川菜摘とアサヌマ理紗の「愉快な人たちと楽しい舞台を作りたい!」という呼びかけに、村上大樹、今林久弥、小林タカ鹿、そして千葉雅子が集結。アサヌマ以外のメンバー全員が熟年世代だったため、「熟年団」と名付け、結成された。本作には熟年団のメンバーに加え、若手実力派の冨岡健翔、加藤夕夏が出演。脚本は鈴木哲也、演出は村上がそれぞれ担当する。■演出:村上大樹 コメント(撮影:曵野若菜)菜摘さん、千葉さん、今林さん、タカ鹿さん、そして私。熟年ど真ん中の演劇人が集まって年甲斐もなく真剣にはしゃぐ場所、それが熟年団です。冨岡くん、夕夏さん、そしてアサヌマ。華と実力を兼ね備えた青年たちの胸を借りて、「家族」をテーマに鈴木哲也さんが描いた25年前の傑作『チェリー・ホープを知ってるかい』に挑戦します。いっぱい笑えて最後にちょっとジンとして。とはいえ円熟とはほど遠いパワフルな舞台になりそうですのでどうぞご期待ください!熟年メンバーコメント■小川菜摘「熟年って何歳から?」ググってみました。日本においては45歳から65歳がいわゆる「熟年」を指すようです。若くもなく歳をとり過ぎてもいない年頃です。そうです!大いに熟した我々「熟年」と、眩しい若者達、冨岡君に加藤さん、そしてアサヌマちゃん!熟年である演出・村上さん、脚本・鈴木さん、このメンバーでどんな化学反応を起こすのかワクワクしています!どうぞ劇場で見届けて下さいませ。■千葉雅子今、再会と出会いの喜びにふるえています。昔馴染みの村上さん、今林さん、タカ鹿さん。楽しい思い出いっぱいだけど、何年ぶりでしょうか。素敵な若者、アサヌマさん、加藤さん、冨岡さん。初めてだけど、ワクワクします。そして大好きな菜摘さん。同い年なのに頼ってばかりですみません。とっても不思議な集合体でもありますが、年末にしっかりとした芝居で大勝負します!■今林久弥私、現在52歳。熟年ど真ん中です 。髪はどんどん薄くなるし、夜中に何度もトイレに起きるし、息子ふたりはそろって反抗期だしで熟年ならではの悩みも尽きません。そんな中での「熟年団」結成!!!このメンバーなら素敵な芝居になること間違いなし!熟年の皆さんも青年の皆さんも幅広い年代の方に観に来ていただきたいです。うちの息子たちも来てくれるといいなあ……。■小林タカ鹿僕も僕なりに、細く長くお芝居続けてきた気になっておりましたが、こうして熟年団に飛び込んでみますと、熟年メンバーの中じゃ、ぺーぺーのひよっ子でございまして。先輩たちに揉まれながら、熟年たちの文化祭!っぽいノリも忘れず、楽しんでいきたいと思います!若手メンバーコメント■冨岡健翔冨岡健翔です!熟年とそうでない者の境界線はどこなのだろうとふと考えました。そもそも僕も若手と呼ばれるほどの年齢ではありません、おそらく。でも熟年でもない……じゃあ中年……?いやちょっと響きが…………まだまだ若手なんです!やはりそう宣言することにします。今作で共演させていただく大先輩方の胸をお借りしながら、全幅の信頼を寄せる演出・村上大樹さんの下、心震える熟年喜劇をお届けできればと思います。ご期待ください!■アサヌマ理紗「また一緒に舞台をしたい」菜摘さんとご飯を食べている時ふと夢のように楽しく話に花を咲かせていたのが昨日のようです。その会話からまさかの、熟年団が生まれ、こんなにも素敵な方々、作品に恵まれ皆様にお届け出来ること大変うれしく思います。本当に0からスタートした記念すべき旗揚げ公演。是非ご観劇くださいませ。■加藤夕夏(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD小川菜摘さん、アサヌマ理紗さんが立ち上げた、熟年団の最初の公演に参加させていただくことになったからには!良い舞台にして、私が熟年になった時に熟年の人として出れるように、長く続くための良いスタートになれば良いなと思っております!パワーやフレッシュさを出して頑張ります。キャストの皆様と舞台を作り上げるのが今から楽しみです!2024年の締めくくりに皆様もぜひ観劇お待ちしております!熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』告知動画<公演情報>熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』脚本:鈴木哲也演出:村上大樹出演:アサヌマ理紗今林久弥小川菜摘加藤夕夏小林タカ鹿千葉雅子冨岡健翔※50音順日程:2024年12月4日(水)~8日(日)会場:東京・エコー劇場チケット情報:()詳細はこちら:
2024年11月15日19世紀末のロンドン。美貌の青年をとりまく快楽と堕落を描き、社会に衝撃を与えた小説『ドリアン・グレイの肖像』を発表したオスカー・ワイルド。そのそばには、友人のロバート・ロスが彼を支え続けている。ある日オスカーは、小説の中のドリアン・グレイにそっくりな青年アルフレッド・ダグラスと出会い……。2021年に韓国で開幕し2023年に早くも再演された注目の三人ミュージカルが日本初上陸。福士誠治×立石俊樹×後藤大、平間壮一×廣瀬友祐×福山康平という魅力的な三人の俳優がダブルチームで挑む。根本宗子が初のミュージカル演出を手がけるということも話題のこの作品に、ロバート・ロス役で出演する福士誠治に話を聞いた。望むものが手に入らなかった人たちの物語――日本初演のミュージカルです。福士さんがこの作品に挑戦してみようと思われたポイントは。最近、韓国発の作品は勢いがありますよね。僕も『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』(22年)という作品で経験しましたが、作り方などにも新しい風を感じ、もう一度、韓国作品に挑戦してみたいなという思いと、三人ミュージカル……少人数でやる作品だというところに魅力を感じました。僕、朗読劇では経験ありますが、三人芝居は初めてなんですよ。――物語にはどんな印象を抱いていますか? 作家オスカー・ワイルドを中心とした男たちの物語ですが。粗訳を読んだ感想ですが、オスカー・ワイルドという人の魅力に惹かれた人たち、そして望むものが手に入らなかった人たちの物語だな……と感じています。僕の演じるロスも、ワイルドにもっと近くにいてほしいと心では願っても彼を手に入れることはできない。ダグラスもそう。ワイルド自身も、彼が望む芸術や美はもっと高みにあって、そこまで行き着くことはできなかった気がする。誰もがそんな切なさと孤独を持っているような話です。――オスカー・ワイルドといえば、耽美、退廃的、といったイメージがありますが、この『ワイルド・グレイ』もそういう側面はありそうでしょうか。そんな印象はあります。花火のように、短いからこそ儚くまばゆい。……僕の中ではオスカー・ワイルドは“スター”だな、と思います。生きるエネルギーを小説や芸術に集約した人。マイケル・ジャクソンみたいな感じかな? やっていることのすごさというより、その人自身の魅力にどうしようもなく惹かれる、というような。――では、福士さんが演じるロバート・ロスに関しては、どんな印象を持っていますか?彼も実在した人物で、もともとはオスカー・ワイルドと恋仲でもあった。でもダグラスという人物が登場し、ワイルドが自分から離れていく瞬間があったと思うんです。それを感じながらも、彼の近くにいることを決めた、というところが、現時点では彼の人物像として大きなポイントになってくるのかなと考えています。彼の愛が自分に向いていない時点で、きっぱり離れてもいいじゃないですか。でもその後も仕事を手伝ったりしてそばにいることを選んだ。秘めた孤独もあるだろうし、自分の思いを我慢しているところもあると思う。でも、流されてその場にいたのではなく、“離れられない自分”を自覚してそこにいるんだろうと僕は思っています。――面白そうな役ですね。そう思います。激しい感情ではなく、地味に、静かに、心の中で渦巻く感情を持っている。ダグラスとは違う形の、僕の愛情表現はこれなんだという愛を見つけた……見つけざるを得なかったのかな。ベストではないけれどベター、それ以上を望まなければそばにはいられる、“振られない位置”を選んだ。でも憤りや悲しみはずっと持って生き続けなきゃいけない人だなとは思います。……稽古が始まって「あれ、ロス全然違ったな? 何も考えてないだけだな?」となったらごめんなさい(笑)。ロスのような“支える”ポジションは好き――ちなみにこの三人の男たち……ロス、ワイルド、ダグラスの中で、福士さんにロバート・ロス役が来たのは、ご自身では納得ですか?……かな? 自分はオスカー・ワイルドのような圧倒的なカリスマ性があります!とは言えないし(笑)。ダグラスみたいな情熱的な愛も体現してみたいけれど、まあ、ロスが一番近い気がします。演じる上でもロスのような“支える”というポジションは好きですし、何かを秘めて生きているという役柄は惹かれます。彼のような生き方も、心の中に持っていたい。もちろん、どのキャラクターの要素も少しずつは自分にもあると思いますけれどね。――共演は、オスカー・ワイルドに立石俊樹さん、アルフレッド・ダグラスに後藤大さん。立石さんはまだお会いしていないのですが、背が高くカッコよく、儚さもあり、オスカー・ワイルドにぴったりですよね。後藤さんとはドラマの現場でご一緒しましたが、とてもいい子だったので共演が楽しみです。立石さんと後藤さんは11月にも先に共演しているんですよね、僕は仲間外れ……。まず「ご飯に行こう!」とお誘いし、若者たちの胃袋を掴んでから仲良くなろうと思います(笑)。――とてもドラマチックな物語ですが、かなり史実に沿った話なんですね。福士さんは史実ベースの作品に出演される際、色々な資料にあたって挑むタイプですか? それとも現場主義ですか?歴史を調べて「これは史実とは違う」などはあまりやらないです。基本は台本。その脚本の世界観の中での嘘もありますしね。ただ、今回だと「19世紀のイギリスでの男性同士の恋愛はどのくらいの罪だったのだろう」といったことは調べると思う。最近はありがたくもそういった作品に携わることも多く、彼らの生き辛さなどはきちんと知っておかないといけないと感じますので。それを現代の感覚に寄せるのか、どこまでリアルを追求するかは根本さんの演出に従いつつ、稽古の中でライン引きをしていく必要があると思います。――今回の上演はダブルキャスト制ですが、もう一方のチームのことは気になりますか?正直、まったく気にならないです。稽古も、一緒にやるのか別々なのかまだわかりませんが、別々でやるのなら、根本さんが「お互いに見て」とおっしゃらなければもう一方の稽古を見にいくこともないと思う。演じる人間が違えば、同じ脚本、同じ演出でも、絶対に捉え方は違ってくる。だから気になりません。――こういう質問をすると「自分が影響されるのが怖いから見ない」とおっしゃる俳優さんもいますが、福士さんは口ぶりから、本当に「気にならないから見ない」というスタンスが伝わってきました。アハハ! そう言った方がよかったでしょうか、何も考えてないだけなんですよ(笑)。きっと平間さんたちも素敵なチームになるのだろうなと思っていますので、稽古を見たとしても「すっげえ~」と感動するだけだと思います。自分の人生にも思いを馳せる作品になりそう――最後に改めて、本作の魅力をお願いします。演奏が、ピアノとチェロとバイオリンの編成だというのも楽しみ。好きな音になりそうです。物語は、ハッピーエンドではありません。どうしても孤独だし、最後に「違う生き方をすればよかった」「自分の望んだものは何だったんだろう」という気持ちも抱きしめることになる。でも生きていく上で寂しさや苦悩は常にありますよね。特に僕は今41歳ですが、僕らの世代では少しずつ人の死というものが大きくのしかかってくる。そんな自分の人生についても思いを馳せるものがある作品になるんじゃないかなと思うので、ぜひ楽しみにしていてください。取材・文:平野祥恵撮影:You Ishiiぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★福士誠治さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ミュージカル『ワイルド・グレイ』脚本:イ・ジヒョン音楽:イ・ボムジェ翻訳:石川樹里演出・上演台本:根本宗子訳詞:保科由里子出演(チーム固定のWキャスト):ロバート・ロス役:福士誠治オスカー・ワイルド役:立石俊樹アルフレッド・ダグラス役:東島京ロバート・ロス役:平間壮一オスカー・ワイルド役:廣瀬友祐アルフレッド・ダグラス役:福山康平※本作にアルフレッド・ダグラス役として出演を予定していた後藤大さんは、喉の疲労により稽古への参加が難しいと判断し降板。新たに東島京さんが出演(12/10追記)【東京公演】2025年1月8日(水)~26日(日)会場:新国立劇場 小劇場【愛知(名古屋)公演】2025年2月8日(土)会場:ウインクあいち 大ホール【大阪公演】2025年2月14日(金)~16日(日)会場:森ノ宮ピロティホール【高崎公演】2025年2月22日(土)会場:高崎芸術劇場 スタジオシアターチケット情報()公式サイト:
2024年11月15日11月22日(金) に公開される映画『リュミエール!リュミエール!』より、貴重映像が公開された。本作は、2017年に公開された『リュミエール!』に続き、リュミエール研究所所長でカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモーが、“映画の父”リュミエール兄弟によって撮影された貴重な映像から選りすぐった110本をまとめた映像ドキュメンタリー。130年前に息づく人々、当時の世界の町並みなど、悠久の時を感じる貴重な映像体験となる。本作の見どころのひとつとして、リュミエール兄弟が日本に派遣したカメラマンが撮影した映像が登場する。今回、約130年前に撮影された歌舞伎役者の初代・市川左團次が豪快な立廻りを披露する「日本の俳優:剣による戦い」と題した貴重映像が公開された。「武術映画の先駆けだろうか」というフレモー監督のナレーションから始まる映像は、鉢巻きをした初代・市川左團次が槍や刀を手に格闘する姿を映し出す。「この元祖ブルース・リーは歌舞伎役者だ。コンスタン・ジレルの前でアジアの格闘技を披露する」というフレモーの言葉どおり、左團次がまるでアクション映画の主人公のように、いきいきと躍動する。歌舞伎役者の動きをとらえたのは、リュミエール兄弟が日本に派遣したカメラマンのコンスタン・ジレルだ。1897年に撮影されたと言われており、初代・市川左團次は当たり役だった「丸橋忠弥」(慶安太平記)を特別に野外で演じた。歌舞伎ならではの立廻りのあと、井戸の水を被り、カメラに向かって見得を切るところまで見事な構図で「この演出は、ほぼ完璧だ」とフレモーも脱帽。また、見得を切ったあとの左團次がまだカメラが回っていることに気づき、再び所作を繰り返す姿も。今に続く日本の伝統芸能の歌舞伎役者を日本で初めて撮影した躍動感あふれる50秒の映像となっている。なお、本作には本映像を含む6本の日本で撮影した貴重映像が登場する。「日本の俳優:剣による戦い」特別映像<作品情報>『リュミエール!リュミエール!』2024年11月22日(金) 公開公式HP: Lumière 2024
2024年11月15日公開中の映画『矢野くんの普通の日々』より、本編シーンが公開された。本作は、田村結衣のラブコメ漫画『矢野くんの普通の日々』(『コミック DAYS』連載)を、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルを務める八木勇征を主演に迎え、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の新城毅彦監督が実写映画化。超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く。公開されたのは、初めての恋を知った矢野くんの想いが溢れ出す本編シーン。自分の“超不運”に周りの人を巻き込まないよういつもひとりで行動している矢野くんの夢は、友達と“普通の高校生活”を過ごすこと。矢野くんの夢を叶えようと一生懸命な吉田さん(池端杏慈)といることで、矢野くんはだんだんと笑顔を取り戻していく。ある日の授業中、教科書で指を切ってしまった矢野くんは、絆創膏で手当てをしてくれた吉田さんに思わず「好きです」と告白。すぐに理解できず呆気に取られる吉田さん。そして言葉の意味を悟った瞬間、思わず叫んで立ち上がってしまう。授業後、誰もいない屋上で吉田さんが「好き」の意味を尋ねると、矢野くんはまっすぐな笑顔で「吉田さんといると嬉しくて、恥ずかしくて、たまにモヤモヤして勉強が手につかない……この気持ちが恋だと分かった瞬間、嬉しくなっちゃった!」と再度の告白。初めて気付いた“恋する気持ち”が溢れ出してしまった矢野くんの告白に、吉田さんはどう答えるのか!?恋の先行きが気になる映像となっている。『矢野くんの普通の日々』ピュアキュンMAX!!本編映像<作品情報>映画『矢野くんの普通の日々』公開中公式サイト: 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会(C)田村結衣/講談社
2024年11月15日KAAT神奈川芸術劇場が、2025年度「カイハツ−企画・人材カイハツ−」の参加アーティストを募集する。「カイハツ」は、KAATが2021年より取り組んでいるプロジェクトで、「企画・人材カイハツ」「戯曲カイハツ」「創作プロセスカイハツ」の活動を軸にして、創造活動の核を育てていくことを目指している。今回は、新しい人と出会いたい、脳内で思っていることを誰かと試してみたいなど、アーティストのアイデアの種を「カイハツ」していく「企画・人材カイハツ」の公募となる。併せて、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督の長塚圭史からコメントが到着した。<KAAT神奈川芸術劇場芸術監督 長塚圭史からのコメント>出会いが生まれる場「カイハツ」を公募したいという思いは2021年のスタート当初からありました。けれどこの事業が如何なるものなのか劇場としてもまず模索する時間が必要でした。実際に予定している公演ではなく、その前の段階の、アイデアの種を育て、様々な角度から見つめ、試してみる、というのはどういうことか。これまでの4年間、たくさんの素晴らしいアーティストたちによる様々のトライアルがありました。そこで私たちは共に大きな意義を実感することが出来ました。この経験を糧に、いよいよ公募に踏み出そうというわけです。「カイハツ」は、劇場というプロフェッショナルが働く場で、アーティストが優れたアイデアの可能性を広げ、時に実演に歩み出すきっかけを生み出し、またかけがえのない出会いが生まれる場です。皆様の応募をお待ちしております。<参加者の感想>理想的な創作の時間想像を広げられるところまで広げ、そこから選択したり脱線したりという理想的な創作の時間だったと思います。上演を前にした稽古では、決めていくことが優先順位の高いところにありますが、このような、決めることよりも可能性を探すことを目的とできる時間は、とても重要な時間でした。人との出会いという点でも、作品作りの原点に戻る感覚を得ることができたという点でも、自分の今後の活動に大きく影響を与えてくれると思いました。演出家田中麻衣子創作の種を発見することができたどこかで上演不可能だと思っていた作品を、参加者のみなでとことん話し合えたことで可能性が広がり、引き続き探求し創作に繋げたいと思えるものになった。ひとりの考えだけでは到底見つけられなかった、創作の種を発見することができた。公共劇場の役割として非常によい取り組み。さまざまなアーティストに広く開かれ、隔たりなく様々な企画が並行して行われるような、刺激的な場になると良いなと思う。演出家大澤遊<募集概要>2025年度「カイハツ−企画・人材カイハツ−」【実施期間】a. 2025年4月14日(月)~20日(日)b. 2025年7月7日(月)~13日(日)c. 2025年8月4日(月)~10日(日)d. 2025年8月25日(月)~31日(日)e. 2025年9月1日(月)~7日(日)f. 2025年11月17日(月)〜23日(日・祝)※上記のうち1期間(第3希望まで提出可能)【劇場のサポート体制】・KAAT内稽古場(アトリエ)の提供〈原則:5日間、11時〜18時(1時間の休憩含)〉・企画内容や参加者に関する相談、アドバイス・企画・運営費〈55,000円(税込)〉の提供、参加費〈1日 13,200円 / 人(税・交通費込み)〉の提供※企画予算には上限があります。【申込締切】2025年1月15日(水) 23:59まで詳細はこちら:
2024年11月15日ホフディランに、盟友サニーデイ・サービスの田中貴がベースで、オータコージがドラムで加わり、今回だけ特別の4ピース「ホフディランカルテット」を結成し、全国ツアーを開催することを発表した。いつもと違う編成・アレンジによる完全ロックバンド仕様で、全国ライブハウスを巡る今回のツアー。チケットの先行発売は、ホフディランのファンクラブ「TAMAGAWA F.C.」にて11月15日(金) 18時より開始され、一般発売は11月24日(日)10時を予定している。<ツアー情報>ライブハウスツアー『ホフディランカルテット』2月14日(金)静岡・浜松Esquerita68開場 18:00/開演 19:00出演:ホフディランカルテット予約4,300円/当日4,800円(共に1ドリンク別)2月15日(土)愛知・名古屋CLUB ROCK’N’ROLL開場 17:00/開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約5,200円/当日5,700円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須2月16日(日)大阪・LIVE SPACE CONPASS開場 17:00 / 開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約5,200円/当日5,700円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須2月24日(月・祝)東京・下北沢SHELTER開場 17:30/開演 18:00出演:ホフディランカルテット予約5,500円/当日6,000円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須2月28日(金)広島・4.14開場 18:00/開演 18:30出演:ホフディランカルテット / OPPAI CATSDJ:GODBIRD / OKA-T予約4,000円/当日4,500円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須3月1日(土)岡山・BLUE BLUES「POPLIFE 20th Anniv. RADIO WAVE Vol.163」開場 18:00/開演 18:30出演:ホフディランカルテット / and more予約4,300円/当日4,800円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須3月2日(日)香川・高松TOONICE開場 17:00/開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約4,300円/当日4,800円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須4月19日(土)京都・UrBANGUILD開場 17:00/開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約5,000円/当日5,500円(共に1ドリンク別)前売り学割 2,500円 + 1ドリンク(入場時に要学生証提示)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須【チケット情報】FC 先行:11月15日(金)18:00〜11月21日(木)23:59一般発売:11月24日(日)10:00〜ホフディランカルテット特設WEB:
2024年11月15日LINKIN PARK、12年ぶりの来日公演『Linkin Park From Zero World Tour 2025』が2025年2月11日(火・祝)、12日(水)さいたまスーパーアリーナにて開催されることが決定。11月15日(金)にはニュー・アルバム『From Zero』もリリースされた。2000年のデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』が“21世紀最も売れたデビュー・アルバム”となり、2ndアルバム『メテオラ』以降5作で全米アルバム・チャート初登場1位を獲得、グラミー賞2部門受賞、全世界累計アルバム・セールスは1億枚以上という、2000年代にデビューしたバンドでは屈指の人気を誇り、常に時代を牽引してきたグループ、LINKIN PARKが実に7年ぶりに再始動を果たし、アルバムからの先行配信曲「The Emptiness Machine」、「Heavy Is The Crown」、「Over Each Other」をリリース。11月14日(木)(日本時間)には、アルバムのフォーカス・トラック「Two Faced」もリリース。キャッチーなコーラスと重厚感のあるサウンドが響く楽曲となっている。告知動画(ボーカル マイク/エミリー コメント入り)<ライブ情報>Linkin Park From Zero World Tour 20252025年2月11日(火・祝) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場 16:30/開演 18:002025年2月12日(水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場 16:30/開演 18:00【チケット情報】■VIP GOLD席:88,000円(税込)・スタンド指定席(ステージに近い前列エリア) / グッズ付き / VIP専用入場ゲート / 物販優先レーン・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIP SS席:58,000円(税込)・スタンド指定席(ステージに近いエリア) / グッズ付き / VIP専用入場ゲート / 物販優先レーン・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIP S席:38,800円(税込)・スタンド指定席 / グッズ付き / VIP専用入場ゲート / 物販優先レーン・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIP GOLDスタンディング:49,800円(税込)・アリーナ前方スタンディングチケット(整理番号付き) / グッズ付き / 優先入場・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIPスタンディング:29,800円(税込)・アリーナスタンディングチケット(整理番号付き) / グッズ付き / 優先入場・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■アリーナスタンディング:15,800円(税込)■SSスタンド指定席(FC限定エリア) :17,800円(税込)■SSスタンド指定席:17,800円(税込)■Sスタンド指定席:13,800円(税込)■Aスタンド指定席:8,800円(税込)※上記全券種:お一人様各日6枚まで。LPU Legacy 会員先着先行:11月18日(月)10:00〜11月20日(水)11:59リンキン・パーク来日公演特設サイト:www.hipjpn.co.jp/live/linkinpark2025()<リリース情報>アルバム『FROM ZERO』11月15日(金)発売【収録曲】01. From Zero (Intro)02. The Emptiness Machine03. Cut The Bridge04. Heavy Is The Crown05. Over Each Other06. Casualty07. Overflow08. Two Faced09. Stained10. IGYEIH11. Good Things Go配信・購入リンク: PARK レーベルHP
2024年11月15日2025年2月21日(金) より公開される映画『ゆきてかへらぬ』の新たなキャスト一挙7名が公開された。本作は「文化の百花繚乱」が咲き誇る大正時代を舞台に、実在した女優の長谷川泰子、詩人の中原中也、評論家の小林秀雄という男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。広瀬すずが主演を務め、木戸大聖と岡田将生が共演。『探偵物語』『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取った。今回発表されたのは、3人を取り巻く総勢7名の登場人物たち。中原中也(木戸大聖)の数少ない友人のひとりで詩人・画家としても活躍した富永太郎役に田中俊介。長谷川泰子(広瀬すず)の辛い過去を知る謎の男・鷹野叔役にウルフルズのボーカリスト・トータス松本。泰子の母・長谷川イシ役に瀧内公美。泰子が出入りする撮影所のスター女優役に草刈民代。小林秀雄(岡田将生)の友人で大学に勤める辰野教授役にカトウシンスケ。のちに中也の妻となる女性・中原孝子役に藤間爽子。泰子が東京で出会う勤め人役を柄本佑が演じる。根岸監督は本作のキャスティングについて、「今回共演してくれた皆さんは、卓越な演技と近づいてはいけない距離感を見事に測りながら映画を支えてくれました。そしてその場にそれぞれの強い個性をしっかり残してくれたことに驚き感謝しています」とコメントを寄せている。<コメント全文>■根岸吉太郎(監督)『ゆきてかへらぬ』は中原中也、長谷川泰子、小林秀雄の3人の静かに燃えるトライアングルの世界です。その三角形に手を浸すことも足を踏み入れることも、共演者としては冷静な勇気がいるでしょう。今回共演してくれた皆さんは、卓越な演技と近づいてはいけない距離感を見事に測りながら映画を支えてくれました。そしてその場にそれぞれの強い個性をしっかり残してくれたことに驚き感謝しています。<作品情報>『ゆきてかへらぬ』2025年2月21日(金) 公開公式HP:「ゆきてかへらぬ」製作委員会
2024年11月15日indigo la Endが新曲『盲目だった』の配信を開始した。この楽曲は、既にライブでも披露されており、シューゲイザーの様相も含みつつ、ピアノの流麗な旋律も印象的なindigo la Endらしさ溢れるサウンドとなっている。ジャケットカバーには、女優の花瀬琴音を起用、カメラマンは永峰拓也が担当。indigo la Endは、12月1日(日)神奈川・横浜アリーナにてバンドキャリア史上最大規模のワンマンライブ開催も決まっており、結成15周年を迎える2025年に向けて彼らの活動から目が離せない。<リリース情報>indigo la End「盲目だった」配信中配信リンク<ライブ情報>トウヤノマジック vol.12024年12月1日(日)神奈川・横浜アリーナ開場16:30/開演17:30【チケット料金】全席指定:9,000円(税込)()indigo la End 15th Anniversary Live「夜凪」2025年2月24日(月・祝)東京ガーデンシアター開場17:00/開演18:00【チケット料金】全席指定 9,000円(税込)indigo la End オフィシャルサイト:
2024年11月15日古代ローマ帝国を舞台に、剣闘士になった男の熱いドラマを描く大作映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が本日から公開されている。本作は、2000年製作の『グラディエーター』の続編で、20余年を経て、ついに続編が登場した。なぜ、本作はここまでの時間がかかったのだろうか?製作陣はなぜ、このタイミングで新たな物語を描くことにしたのだろうか?製作を務めたダグラス・ウィックとルーシー・フィッシャーに話を聞いた。ダグラス・ウィックは、1954年生まれの映画プロデューサーで、2000年の『グラディエーター』でもプロデューサーを務めた。「リドリー・スコット監督は我々の世代における最高の映画監督のひとりです。彼の創造する世界はいつも素晴らしく、彼の描き出した古代ローマの世界に観客を誘うことができました。振り返ると、前作を映画会社に売り込みに行った時、『剣とサンダルの映画はもう古い。ダメだ』とキッパリ言われました。それはもう死んだジャンルだ、と。しかし、『ブレードランナー』や『エイリアン』を手がけたリドリーが、古代ローマの世界をどうやって作り上げ、どうやって描くのか、想像するだけで私はワクワクしました。結果的に物語、キャスティングなど、すべての要素が正しく機能し、前作は成功したと思います」リドリー・スコット監督(写真左)前作『グラディエーター』は興行的に大成功をおさめ、アカデミー作品賞を受賞。ウィックは製作者としてオスカー像を手にした。その頃から続編の話が出ていたが、製作陣は「同じ場所をグルグルとまわっていた状態でした」とウィックは笑顔で振り返る。「続編をつくるために試行錯誤しました。前作が完成した直後に(前作で主演を務めた)ラッセル・クロウのエージェントが連絡してきて『いいアイデアがあるんだ!ラッセルが演じたマキシマスの遺体が闘技場から運ばれていって、角を曲がったところで急にマキシマスが起き上がって“死んだと思った?ダマされた?”って言うんだ』と言われて……もちろん、そのアイデアはダメだと言いましたよ(笑)私たちは続編ではあるけど、あまり前作を参照しすぎない映画をつくりたいと思っていました。この映画から観ても楽しめる独立した映画として成立するものでなければならないと思っていたのです。そんな時、ヌミディア(北アフリカにあった地域)にいる男を主人公にするアイデアが出てきたのです。前作はラッセル・クロウが演じたローマの将軍が主人公でしたが、本作では主人公がペドロ・パスカル演じるローマの将軍に襲撃される。つまり、主人公の立ち位置が前作と正反対というアイデアです。さらにそこから数年を要しましたが、このアイデアが続編が実現する大きなきっかけになったと思います」本作でも引き続き、リドリー・スコットが監督を務めることになった。出演者のデンゼル・ワシントン曰くスコット監督は「映画づくりのグランド・マスターで古典と歴史の教養のあるフィルムメイカー」だ。ウィックの私生活のパートナーで、これまでにスティーヴン・スピルバーグやフランシス・フォード・コッポラと映画をつくってきたルーシー・フィッシャーもデンゼルの意見にうなずく。「その通りだと思います。興味深いのはスティーヴンもフランシスもリドリーも学校で歴史を専門的に学んだ人ではないんですよね。リドリーはアート・スクールで学んだ人ですから、本作も画コンテはすべて彼が描き、すべて絵の具で彩色されているんです。おそらく彼らは古典や歴史に個人的な関心や興味があって独学で学んでいるんだと思います。優れた映画監督は“人間”というものに興味を抱いているので、歴史や古典、神話、伝説に対する教養があるのでしょう。その上、リドリーはそれらを視覚的に捉えて、視覚的に伝えることができるのです」さらにスコット監督は大規模な撮影であっても、驚異的なスピードで撮影を終えることで知られている。現場では常に8台のカメラが同時にまわり、複雑なシーンも次々と撮影していくという。「達人と仕事をするとはこういうことなのか、と思いますね」とウィックは語る。「彼は撮影が早いのですが、撮影の前にしっかりと準備がされていて、問題などは可能な限り準備段階で解決されているのです。ときどき撮影時に問題が発生することはありますが、リドリーは優れた頭脳の持ち主なので脚本や撮影のためのほとんどの問題は撮影前に解決されているんですよ。さらに言うならば、彼の映画ではセットがすべて建てられています。ですから部分的に撮影して、あとでCGで背景を足すようなことはせずに、複数の俳優の演技を複数のカメラで一度に撮影できます」フィッシャーは撮影現場で8台のカメラが同時に撮影している光景を目の当たりにして驚いたという。「テントには8台のモニターが置いてあるのですが、私たちは見ているうちに“あれ?このカメラはどうなっているの?このカメラはどこを撮っているの?”と把握するのも大変なんです(笑)。でも、リドリーはすべてを把握していて、ちゃんと撮影しているんですよ」大作映画にCGが活用されるのは当たり前の時代だ。「本作は、ここまで巨大なセットを実際に建てることができた最後の映画、ということになるかもしれません」とウィックは言う。昔ながらの映画の魅力をそなえた大作、映画館で観たくなる映画の登場だ。「そうですね。私たちはこの作品を大きなスクリーンで体験してもらいたいと思っています。いくつかの地域ではIMAXなどの大きなスクリーンを持っている興行の方に映画をいち早く観ていただいて、スクリーンを確保していただきました。みなさんにもぜひ、映画館のスクリーンで体験してもらいたいです」『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公開中(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.
2024年11月15日今年2月に「第22回齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞したチェロの上村文乃。同賞は2002年創設時から故・小澤征爾氏やチェロ界の重鎮・堤剛が選考委員を務め、チェリストと指揮者を対象に、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来いっそうの活躍が期待される人材を顕彰するもの。つまりいま最も注目されるチェリストが上村だ。自身の企画によるリサイタル・シリーズ「A of Cello」が2025年1月にスタートする。「自分の活動の記録、指針になるようなシリーズにしたいと思っています」留学時代からあたためていたというシリーズ・タイトルが「A of Cello」。「A」にはさまざまな意味を込めた。“Ayano” “Art” “Authentic”……。アルファベットの最初の一文字だから“始まり”でもあり、感嘆や発見、驚きなど、発音によってさまざまな表現が可能な、音としての“多様性”。「チェロのリサイタルを聴くというよりも、作品にフォーカスした視点とか、音楽に向かう力とか、音楽を、音楽面だけではなく、芸術の面から見た音を感じていただきたいという気持ちがあります。キャッチコピーによって、『あら?これはなんだろう』と興味を持っていただけるかなと思っています。これから何年間も活動していくうえで、『A of Cello、今度いつやるの?』みたいに覚えていただけたらうれしいですね」その第1回リサイタル。コダーイの無伴奏チェロ・ソナタ、細川俊夫の新作《黒田節》、そしてJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第1番と、プログラム前半に無伴奏作品ばかりを並べたのは、“alone”かもしれないし、“a cellist”と考えてもいいのかもしれない。「コダーイはアクロバティックで力がみなぎっている曲なので、初めて聴く方も、『クラシックってこんなに野心的なんだ!』と、エネルギーを感じ取っていただけると思います。私にとってもすごくチャレンジングな曲です。細川先生の《黒田節》は、今年の9月にイタリアで初演された作品です。先生から、日本で初演する時はあなたに弾いてほしいとおっしゃっていただきました。ゆったりした、おおらかな気持ちで楽しめる曲で、とても聴きやすいと思います。バッハの《無伴奏チェロ組曲》は“チェロの旧約聖書”と言われて、神がかって捉えられがちですけど、私は、バッハの人間らしさとか、そんなあたたかい気持ちで演奏したいと思います」今回はモダン・チェロでの演奏だが、バロック・チェロとの、いわば二刀流で活躍する彼女にとって、モダン・チェロで弾くバッハをどう感じているのだろう。「同じ曲を弾いてもやはりまったく違う面が見えてきます。古楽の解釈でモダン・チェロで弾いてみたこともあったのですが、しっくりいかないんですね。やっぱりモダン・チェロにはモダン・チェロの良さがある。センシティヴで細かい話し声も表現できるようなバロック・チェロに対して、モダン・チェロはオペラティックというか、ベル・カントなフレーズの長さ、迫力。多くの方に伝えられる力があると思うんです。両方を弾く意義があります。それぞれの楽器の良さをお伝えしていけたらいいなと思っています」上村文乃 (C)Mina Kitano (HTJ)プログラム後半は、ミニマル・ミュージックのスティーヴ・ライヒ《チェロ・カウンターポイント》から。チェロ独奏と「テープ」の作品。あらかじめ上村自身が弾いた録音の7声部と、ステージ上の独奏によるチェロ八重奏だ。「ミニマルは普段クラシックを聴かない方にも聴きやすいんじゃないでしょうか。“曲”というより体験。不思議な世界です。精神が開放的になるという感覚が味わえると思います」締めくくりはラフマニノフの《チェロ・ソナタ》。二十歳の頃、東京での初リサイタルで弾いた曲でもあるのだそう。“始まり”のAだ。ラフマニノフのスペシャリストでもあるピアニスト松本和将が共演する。「ラフマニノフがチェロのために書いた音というのが、ものすごくか弱いというか、せつないんです。彼の中に、チェロでしか表現できない音があったのだと私は信じています。人間のさまざまな面を表現できると思っています」どの曲もメイン・ディッシュになり得るような重量級の作品が並ぶ。上村によれば、実際に、それぞれをメインに据えたいくつかのプログラムも考えてみたが、この組み合わせ、この順番を考えついた時、金庫のダイヤルキーが開くように、自分の中で「カチッ」と合ったような感覚があったのだという。「でも、弾くのはものすごく大変です(笑)。恐ろしいです。曲目をお見せしたら、堤剛先生も『すごいプログラムですねえ!』とおっしゃっていました(笑)。どの曲がメインなのかは、みなさんの中で決めていただけたらうれしいなと思っています。数学の“定数a”みたいに、ぜひ自由に、みなさんそれぞれの『A』を見つけてください」新たな一歩を踏み出す気鋭のチェリスト。その旅立ち(ドイツ語ならAで始まる“Abfahrt”)を見逃せない。取材・文:宮本明上村文乃 チェロ・リサイタルA OF CELLOVol.1■チケット情報()2025年1月25日(土) 14:00開演王子ホール (東京都)
2024年11月15日2025年4月25日(金)・26日(土) に東京・ROCK JOINT GBで上演される音楽劇『生きるということ 〜The Meaning of Life〜』の詳細が発表された。本作は、戦争や干ばつに苦しむアフガニスタンの人々を救うための水路建設プロジェクトに挑んだ医師・中村哲の劇場版ドキュメンタリー『荒野に希望の灯をともす』(監督・撮影:谷津賢二)からインスピレーションを受け、中井智彦が脚本・演出を手がけるオリジナル新作音楽劇。上野哲也、中井、樋口祥久が、中村医師と彼を支えたアフガニスタンの人々を演じる。都内のとあるライブハウス。中井のトーク&ライブにゲストとして招かれた友人の上野は、「最近心が揺さぶられた出来事」として、中村医師について熱く語り始める。そんなトーク&ライブから数日経ったある日、喫茶店で談笑する上野と中井。上野は思い立つように「中村哲医師の生涯を脚本として描いてみないか」と熱い視線で中井に持ちかける。それをきっかけに中井は、中村医師の生涯を調べ始め──。中村医師は、多くの困難を乗り越えながらも大地を潤してきたが、その志半ばで凶弾に倒れてしまう。彼の行動が示した「平和」と「共存」の姿勢が、今もなお戦乱の続くこの世界において、私たちに「生きる」ということの本質を問いかけてくる。作曲は長濱司、振付は樋口と米島史子が務める。■上野哲也(中村哲医師役)コメント『荒野に希望の灯をともす』というドキュメンタリー映画で、スクリーンに映る中村哲さんの眼差しを見た時「やっぱりこれでいいんだ」と心の声がしたのを覚えています。互いに信頼しあった中で生まれる心の交流を大切にしている中村哲さんの姿に、とても共感しました。そして、自分もそんな人生を送ろうと映画を観て思っていた時に、この作品の出演のお話をいただきました。いざ自分が演じるとなるとプレッシャーを感じますが、一つひとつのことを本番までやることに集中したいと思っています。演じるにあたっては、等身大を大切にしたいと思っています。今や誰もが認める偉人ですが、ご本人にとってアフガニスタンでの日々は楽しいこともあったかと思いますが、苦しいことの多い日々でもあったと思います。投げ出したくなるようなことからも逃げずにやり抜くことができた核みたいなものを見つけて、演じることができたら良いなと思っています。■中井智彦(脚本・演出・出演)コメントなぜ、中村哲さんを題材にした作品を作ろうと思ったのか?その説明のために、まず僕が好きな舞台作品を並べさせてください。『RENT』『Come from Away』『American Utopia』などなど……、生きている時代そのものを切り取って⼈間の尊さを訴えかけるような作品です。そんな作品を作りたいと思い続けていたところで出会ったのが、中村哲医師を題材にした映画『荒野に希望の灯をともす』でした。鑑賞後に僕の心に強く刻まれた「生きるということ」の尊さを台詞と歌、そしてダンスという僕の大好きなフィールドで表現したい。この想いをカタチにしないと、僕は表現者として一生後悔すると感じ、脚本を書き進めました。側にいるその⼈と向き合って話し合い、尊重し合うことを大切にし、どんなに困難な状況下でも平和への意思を曲げずにとつとつと貫き続ける姿の尊さ。間違った見解であっても、「みんなが言っている」という理由で意見が過大評価されたり、SNSで炎上してしまう今の世の中に、僕が一番叫びたいことを中村哲医師の平和への祈りと共に、敬意を込めて舞台にします。沢山の方に僕が感じた人間の尊さをお届けできるように、全力で挑みます。■樋口祥久(振付・出演)コメントミュージカル『ナイツ・テイル〜騎士物語〜』の初演で中井智彦さんと知り合ってから表現者として交流をし続けています。中井さんオリジナルのミュージカル『ワタシノコト』の創作は本当に楽しくて刺激的で、多くのことを学ばせていただきました。次の創作物は中村哲医師を題材とした作品と聞き、改めて中井さんの創作意欲の高さと、常にアンテナを張り巡らせている情報収集能力に圧倒されました。上野哲也さんを中村哲医師役にキャスティングされたと話を聞いた時は、ハマり役すぎてちょっと笑ってしまいました。今回のクリエイティブチームはワタシノコトのバンドメンバーに加えて、自分が尊敬するダンサーの米島史子さんも加わります。彼女とどんなムーブメントを作り出せるのでしょうか。中井さんがどのような役として音楽劇『生きるということ』の舞台に立ち、アーティストとして、どのように舞台をクリエイトしていくのか今から楽しみでなりません。劇中歌「生きるということ」ライブ映像<公演情報>音楽劇『生きるということ 〜The Meaning of Life〜』脚本・演出:中井智彦作曲:長濱司振付:樋口祥久 / 米島史子出演:上野哲也 / 中井智彦 / 樋口祥久演奏:長濱司(ピアノ) / 成尾憲治(ギター) / 西原史織(ヴァイオリン・ベース)日程:2025年4月25日(金) 夜公演19:00開演2025年4月26日(土) 昼公演14:00開演 / 夜公演18:00開演会場:東京・ROCK JOINT GB公式サイト:
2024年11月15日生誕200年のブルックナー&スメタナや、生誕150年のシェーンベルク&ホルストなどなど、2024年のメモリアル作曲家が数多く存在する中で、やはり2024年の最後にひときわ強烈な輝きを放つのが、没後100年を迎えるイタリアのオペラ作曲家プッチーニ。人の心を鷲掴みにする叙情的なメロディを駆使したオペラの数々は、まさに永遠不滅であることを再認識する。そのプッチーニの没後100年の記念日11月29日(金)を目前に控えた11月24日(日)に、なんともゴージャスなプッチーニ記念公演が開催される。セイジ・オザワ松本フェスティバルにおいてプッチーニのオペラ『ジャンニ・スキッキ』に出演して大きな話題を呼んだソプラノ藤井玲南と、同じくセイジ・オザワ松本フェスティバルでのオペラ『ラ・ボエーム』出演が飛躍のきっかけとなったテノールの澤原行正。プッチーニ作品を得意とする二人の顔合わせは新鮮の極み。そしてこのふたりの歌声を包み込むのが、エレクトーン奏者、神田将なのだからたまらない。その素晴らしさは、昨年の同シリーズにおいて、ラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』を演奏した際の聴衆の反応が物語る。縦横無尽の演奏は、まさにオーケストラにも匹敵。プッチーニのオペラアリアが、ゴージャスな装いで楽しめるに違いない。プログラムには、『ジャンニ・スキッキ』『ラ・ボエーム』『マノンレスコー』『トスカ』などの名作が勢揃い。オペラ史上屈指の人気作曲家プッチーニの魅力をぜひご堪能あれ。プッチーニの響き11月24日(日) 15:00開演千葉市美浜文化ホール
2024年11月15日エリック・クラプトン2年ぶりの来日公演が、2025年4月に東京・日本武道館で開催されることが決定した。日本武道館での公演回数は既に100回を越えており、海外アーティストとして最多の公演回数として更新される。公演は、4月14日(月)、16日(水)、18日(金)、19日(土)、21日(月)、24日(木) の全6公演。チケットは、 11月16日(土) の12時より先行受付がスタート。エリック・クラプトン SPOT動画<公演情報>黒澤楽器店 MARTIN GUITAR PresentsERIC CLAPTON LIVE AT BUDOKAN 2025会場:東京・日本武道館■2025年4月14日(月) 18:00 開場 / 19:00 開演4月16日(水) 18:00 開場 / 19:00 開演4月18日(金) 18:00 開場 / 19:00 開演4月19日(土) 16:00 開場 / 17:00 開演4月21日(月) 18:00 開場 / 19:00 開演4月24日(木) 18:00 開場 / 19:00 開演【チケット】(税込)S席:25,000円A席:24,000円詳細はこちら:
2024年11月15日THE ALFEEデビュー50周年を記念したTHE ALFEE展『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』が、11月15日(金) より東京・渋谷西武百貨店A館7階催事場にてスタートした。この50周年は“お祭り騒ぎな一年”と銘打ち、青森ねぶた、秋田竿燈祭りなど全国各地のお祭りとのコラボレーションやさまざまな企画を実施してきたが、『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』では、“祭りで祝う”をテーマに会場が8つのパートに分けられ、コンサート写真、衣裳、ギター、そして数々の貴重なアイテムなどの展示を通して、50年の軌跡を振り返る事ができる。展示の目玉はTHE ALFEEのメンバーによる音声ガイド。また、トリビュートアルバム『五十年祭』のジャケットにもなった熊手型顔はめパネル"誰でもアルフィー"と一緒に写真を撮れるスポットも併設されている。<イベント情報>『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』【主な展示物】・コンサート年表・ライブフォト・コンサートポスター・コンサートチケット・楽譜・楽器・ステージ衣装・メンバー秘蔵の品・トリビュートアルバム“五十年祭” ジャケット“誰でもアルフィー“コンサートライブ映像ミニシアター・会場限定記念グッズ【東京】会場:西武渋谷店A館7階=催事場期間:2024年11月15日(金)~11月24日(日)【愛知】会場:星ヶ丘三越 8階催物会場期間:2024年12月21日(土)~12月29日(日)【埼玉】会場:八木橋百貨店 8階カトレアホール期間:2025年1月2日(木)~1月13日(日)入場料:1,000円(税込)※高校生以下無料イヤホンガイド:1,100円(税込)公式サイト:
2024年11月15日注目の若手女優ふたり、マーガレット・クァリーとトマシン・マッケンジーが新作映画で共演することになった。タイトルは『Victorian Psycho』。1858年を舞台にしたスリラーで、原作はヴァージニア・フェイトによるまもなく出版予定の小説。脚色はフェイト自身が手がける。監督はザッカリー・ウィゴン。撮影は2月にスタートの予定。クァリーの最近作は、デミ・ムーアと共演した『The Substance』。マッケンジーの最近作は、Netflixで今月配信になる『Joy』。文=猿渡由紀
2024年11月15日清塚信也とNHK交響楽団メンバーが出演する「カラフル・ミュージック・ツアー 2025」の開催が決定した。本コンサートは2021年から始まり、2022年、2024年と開催され人気を集めている。ピアニストの清塚信也がNHK交響楽団メンバーとともに、クラシックの名曲から話題のドラマのサントラ曲まで、幅広いジャンルの音楽を楽しいトークとともに披露する公演で、来年は全国13公演が行われる。日本最高峰のピアノとストリングスが生み出すステージは観客から人気で、今年も各会場でタイトル通り“日本最高峰のカラフル・サウンド”が楽しめそうだ。清塚信也 with NHK交響楽団メンバーカラフル・ミュージック・ツアー 2025■チケット情報()2025年3月22日(土) 19:00開演サントリーホール清塚信也(ピアノ/ナビゲーター)NHK交響楽団メンバー(室内合奏)2025全国ツアースケジュール3月7日(金) 札幌コンサートホール kitara 大ホール3月8日(土) コーチャンフォー釧路文化ホール 大ホール3月20日(木・祝) けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター) 大ホール3月22日(土) サントリーホール3月29日(土) トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館) 大ホール3月30日(日) SG GROUP ホールはちのへ(八戸市公会堂)4月5日(土) 和歌山県民文化会館 大ホール4月6日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール4月12日(土) YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール) 大ホール4月13日(日) 上越文化会館 大ホール4月18日(金) 福岡シンフォニーホール4月19日(土) 周南市文化会館4月20日(日) 岡山シンフォニーホール 大ホール
2024年11月15日