ぴあがお届けする新着記事一覧 (909/923)
クスっと笑えて癒やされる、ほのぼの漫画をお届け。毎週更新しています。(dpia-app://contentAll?contentId=27ec31d0-d494-490b-b1c3-5d92d169d5e6&contentTypeId=2)(dpia-app://contentAll?contentId=ecab65fe-7de4-4a4c-b610-492f6bb47dd1&contentTypeId=2)
2019年08月14日miwaが本日8月14日、ニューシングル『リブート』をリリースする。miwaはシンガーソングライターとして2010年に『don’t cry anymore』デビュー。これまでに5枚のオリジナルアルバムを制作し、昨年は初のベスト盤『miwa THE BEST』をリリースした。今年に入っても精力的な活動を続けており、先日も「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」に10年連続の出場を果たしている。シングルとしては約1年ぶりとなる『リブート』は、ドラマ『凪のお暇』(TBS系)主題歌として書き下ろされた。内容は20代後半を迎える女性の生き方がテーマで、自身のリアルとも直結する。楽曲の激しさと共存する大人らしさが聴きどころだ。先行公開されたミュージックビデオは1週間で約70万回再生を記録。激しい曲調のなかでハイヒールを投げつけたり、ハイキックを披露するmiwaが印象的な映像となっている。アートワークはロングヘアをバッサリ切った姿がインパクト大で、初回盤A・Bと通常盤で異なる表情を見ることができる。20代最後の年となり、女性としても音楽家としても成長したmiwaに注目してほしい。■リリース情報miwa 『リブート』発売日:8月14日(水)収録内容:【初回盤A】CD01リブート02すべて捨てても03タイトル04リブート(Instrumental)DVD01リブート -music video-02タイトル -music video-【初回盤B】CD01リブート02すべて捨てても03RUN FUN RUN04リブート(Instrumental)DVD01リブート -music video-02RUN FUN RUN -music video-【通常盤初仕様】CD01リブート02すべて捨てても03タイトル04RUN FUN RUN05リブート(Instrumental)
2019年08月14日『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』公開を記念した「おっさんずフェス」が8月13日に都内で開催され、主演を務める田中圭をはじめ、林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、瑠東東一郎監督が登壇しトークショーを行った。テレビ朝日の深夜に連続ドラマとして放送され話題になった『おっさんずラブ』の劇場版。沢村一樹や志尊淳など新キャストを迎え、ポンコツサラリーマン春田創一(田中)をめぐる新たなラブバトルが展開される。熱狂的なファンが会場に詰めかけるなか、人力車にのって登場したメンバーたち。ボルテージがあがる会場を見渡した田中は「1年2カ月ぶりですね。ただいまです」と挨拶すると、ファンからも「お帰り」の大合唱。続けて田中は「なんとか映画が完成して、作品がパワーアップしました」と呼びかけると、吉田も「ネット上や紙面でたくさん応援してくださっているを知っていました。その応援してくださっている方を目の前で見ることができてうれしいです」と興奮気味に語っていた。劇場版では、沢村や志尊も参戦。さらなるラブバトルが展開されるが、吉田は「僕と圭と遣都、佐村さんと志尊が出てくるサウナのシーンがあります」と注目ポイントを挙げると「すごくやり切った感があるので、ぜひお楽しみに」と客席を煽ると、林も「全シーン、皆さんが120パーセントで演じ切り、どんなシーンになるんだろうと楽しみでした。特に花火のシーンでは、エキストラの方々も『おっさんずラブ』を愛してくださるばかりで、作品の一部として細かいお芝居をしてくれました」とスタッフ、キャスト、ファンが一丸になって作品を作れたことに胸を張っていた。この日のイベントの入場券は40倍という倍率だったという。田中は「試写会は250倍と聞きました。それだけたくさんの方が楽しみにしてくださっていることは、重々わかっていました」と表情を引き締めると「僕たちもやり切りましたので、劇場版もドラマのようにもっと大きくなってくれれば、日本が温かく愛情にあふれるのではないでしょうか」とファンにメッセージを送っていた。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』8月23日(金)全国東宝系にてロードショー
2019年08月13日「ぴあ」調査による2019年8月7日、9日、10日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、15歳の少女が夢に向かって突き進む姿を描いたインド映画『シークレット・スーパースター』が第1位になった。本作は、インド最大の音楽賞のステージで歌うことを夢みるインシアが、父親から猛反対されながらも夢を叶えようと奮闘する姿を描いた作品。日本でヒットを記録した『ダンガルきっと、つよくなる』でも共演したザイラー・ワシームと名優アーミル・カーンが、主人公と落ち目の音楽プロデューサーを演じている。出口調査では「夢を持つこと自体が難しい中でも、夢を持ってもいいんだよと伝えている」「夢を叶えたい人にすすめたくなる素晴らしい映画。貧富の差やカースト制度などインドの現実を描きながら、その中でも夢を持ち続けることの美しさを描き出していた」などの感想が寄せられ、「感動した」「笑って泣いた」「勇気を与えてくれる」と力をこめて語る人の姿が目立った。注目は2位の『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』。ルフィたちは世界中の海賊たちが集う“海賊万博”の会場で、海賊王(ロジャー)の遺した宝の争奪戦に参戦し、その背後に仕組まれた恐るべき脅威に立ち向かっていく。出口調査では特に20代から圧倒的な支持を集めており、熱いコメントが続出。観客からは「最初から最後まで目が離せない展開!」「今までの内容が全部つながって、納得できるところが多かった」「物語の面白さも含めて期待以上!」「ルフィのリーダーとして頑張っているところがカッコよかった!」などの声があがり、満足度はこれまでに劇場公開されたシリーズ作品の中では最高の93.3点を記録した。『ONE PIECEワンピース』(2000年) 88.4点『ONE PIECEワンピースねじまき島の冒険』(2001年) 90.1点『ONE PIECEワンピース珍獣島のチョッパー王国』(2002年) 87.1点『ONE PIECEワンピースTHE MOVIEデッドエンドの冒険』(2003年) 90.7点『ONE PIECEワンピース呪われた聖剣』(2004年) 88.5点『ONE PIECEワンピースTHE MOVIEオマツリ男爵と秘密の島』(2005年) 88.1点『ONE PIECEワンピースTHE MOVIEカラクリ城のメカ巨兵』(2006年) 87.9点『ONE PIECEワンピースエピソード オブ アラバスタ砂漠の王女と海賊たち』(2007年) 86.8点『ONE PIECEワンピースTHE MOVIEエピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』(2008年) 90.0点『ONE PIECE FILMワンピースフィルムSTRONG WORLD』(2009年) 91.9点『ONE PIECE FILM Zワンピース フィルム ゼット』(2012年) 92.0点『ONE PIECE FILM GOLD』(2016年) 93.0点(本ランキングは、8/7(水)、9(金)、10(土)、に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年08月13日8月10日、11日の全国映画動員ランキングは、1999年から放送開始したアニメが20周年を迎える記念作品『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』(全国354館)が初登場で首位を飾った。公開初日は、35万6052人を動員しており、2019年の公開作品の中ではナンバー1の初日観客動員数を記録した。1994年公開の名作アニメを実写映画化したディズニーの新作『ライオン・キング』(全国374館)は初登場2位に入り、公開4週目の『天気の子』(全国359館)は先週1位から3位になった。公開5週目の『トイ・ストーリー4』(全国371館)は先週3位から4位。公開2週目の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(全国347館)は先週2位から5位になった。そのほか、公開3週目の『ペット2』(全国365館)は先週6位のまま変わらず。ベスト10内にアニメ作品が6本ランクインしている。公開10週目の『アラジン』(全国357館)は初めてベスト10から外れるも11位につけている。次週は『命みじかし、恋せよ乙女』『永遠に僕のもの』『ダンスウィズミー』『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』2位『ライオン・キング』3位『天気の子』4位『トイ・ストーリー4』5位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』6位『ペット2』7位『ドラゴンクエストユア・ストーリー』8位『アルキメデスの大戦』9位『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』10位『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』
2019年08月13日“エーステ”という愛称で人気を博す2.5次元舞台「MANKAI STAGE『A3!』〜SUMMER 2019〜」の初日会見が8月8日(木)に品川プリンスホテル・ステラボールにて行われ、陳内将、宮崎湧、野口準、本田礼生、赤澤燈、宇佐卓真の6名が出席した。ダウンロード数600万部を超えるイケメン役者育成ゲーム『A3!』が原作の本作。ゲームのプレイヤーが劇団「MANKAI カンパニー」の主宰兼「総監督」となり、劇団員たちをプロデュースして育成するストーリーとなっている。劇団の中では、春夏秋冬の名を冠した4組が在籍。本公演は夏組にスポットを当てた夏組単独公演となっており、原作の第二回公演『にぼしを巡る冒険』、第三回公演『抜錨!スカイ海賊団』の2ストーリーを展開していく。夏組のリーダー・皇天馬(すめらぎ・てんま)を演じる陳内は、初日を迎えての心境を聞かれると「夏組の単独公演が発表されてから今日が楽しみで仕方なかった。「M1」といわれるナンバーに「物語はバトンを繋ぐ」という歌詞があるんですけど、そのとおりに、春組単独公演から受け取ったバトンを、このあとの秋組単独公演へ繋げられるように役目を全うしていきたい」と、続く秋組単独へも思いを乗せて語っていく。瑠璃川幸(るりかわ・ゆき)役の宮崎は「稽古期間中は、暗いトンネルの中を5人で手を繋ぎながら、光が見える方向に一歩ずつ歩いてきたように感じました。最後まで仲間たちを信じて走り抜いていきたい」と微笑む。向坂椋(さきさか・むく)役の野口は「また夏組のメンバーとお芝居ができてうれしい。たくさんの人に夏組の絆を見せつけられたら」と力強くコメントし、斑鳩三角(いかるが・みすみ)役の本田は「夏組単独公演が決まってから、早くやりたいと待ち焦がれた日々だった。誰も観たことがない夏組公演になっていると思うので、ぜひ楽しんでいただけたら」と意欲を燃やす。三好一成(みよし・かずなり)役の赤澤は「ここにいる夏組5人は、キャラクター同様、人間的に不器用な人たちが集まっているなと感じる稽古期間だった。でもその不器用さが上手くハマった瞬間に、どこの組にも負けない、夏のカンカン照りのようなパワーを発揮できる」と期待を寄せ、本公演から初参戦となる斑鳩円(いかるが・まどか)役の宇佐は「最初は不安なこともあったけど、稽古するたびにみなさんが優しくてすごく楽しい稽古期間でした。あとは56公演、突っ走っていくだけ」と意気込みを見せた。改めて、稽古期間を振り返って印象に残っていることを聞かれると、全員一致で「暑かった(笑)」と回答。赤澤が「稽古期間の最初の方は、夏の暑さもまだ本番ではなくて、前までの夏組感が出せないなって思っていた。でも、暑さが本格的になっていくにつれて、前回の公演のような夏組の空気感がよみがえってきた」と、夏の暑さとともに本調子に戻っていったことを明かしていく。また、稽古場に炊飯器が置いてあったことにも話題がおよび、陳内が「みんなでお米やおかずを交代で買ってきて、同じ釜の飯を食べていました(笑)」という裏話も飛び出した。『エーステ』では、それぞれの組毎の楽曲も見どころのひとつ。夏組の楽曲の良さを聞かれると、本田が「チームごとに伝えたい色が違って、夏組は絆や夏の騒がしさがテーマ」とコメントすると、赤澤も頷きながら「夏って騒がしいけど、楽曲的には夏の切なさ、儚さも描いている」と同調。すると、陣内が「セミみたいな感じかな?」とポロリ。すかさず本田が「そこは花火でもいいのでは?」とツッコミを入れると、キャスト陣は大爆笑。「たしかにそうだね!セミはなかったことにしていただいて……」と、陳内も照れ笑いをしつつ、テンポの良い掛け合いで、夏組の仲の良さを見せつけた。東京公演は8月18日(日)まで上演。その後、兵庫、愛知、新潟を経て、再び品川プリンスホテル・ステラボールにて東京凱旋公演を行う。
2019年08月13日東京ドームシティプリズムホールにて開催されている『Wヒーロー夏祭り』は、毎年子供から大人まで大好評のいまや夏の風物詩となっているイベントだ。歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊が一堂に会する本イベントは、大人気アクションステージ『仮面ライダースーパーステージ』をはじめ、親子や友達同士で楽しめるプレイランド、景品がもらえる縁日コーナー、ヒーローが日替わりで場内に登場するヒーローグリーティングなど盛りだくさんの内容となっている。今回は8月9日に開幕したばかりの真夏のヒーローの祭典に、昨年『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でルパンイエロー/早見初美花を演じた工藤遥がオフィシャルレポーターとして初日に突撃し、見どころを徹底解説してくれた映像が届いたのでご紹介したい。『Wヒーロー夏祭り2019』解説映像ルパンイエローを演じただけでなく、子供の頃からヒーローが大好きだという工藤は、会場に展示された約100体のヒーローの立像を見て終始大興奮の様子。自分が子供の頃に好きだった『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』を懐かしんだかと思えば、最新シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の立像の前では、「また会いたいな~!」とルパパトファイナルライブツアー以来の共演を熱望し、後輩のスーパー戦隊の姿に感慨深い表情を浮かべる一幕も。さらに、ヒーローグリーティングのコーナーではルパンレッドとパトレン1号が登場!久しぶりの再会に喜ぶのもつかの間、事態は思わぬ展開に!?これを見れば、『Wヒーロー夏祭り』を100倍楽しめること間違いなしの特別動画をお見逃しなく!『Wヒーロー夏祭り2019』■会期:8月9日~8月22日(木)■開催時間:9:30~16:30(最終入場 16:00)※5回公演時(8/10、11、12)は、9:00~17:00(最終入場16:30)■会場:東京ドームシティ プリズムホール料金(税込)・入場券(仮面ライダースーパーステージ 最前列指定席付)〈全券共通〉¥3,200・入場券(仮面ライダースーパーステージ S指定席付)〈共通〉大人¥2,800 〈共通〉こども¥2,400・入場券(仮面ライダースーパーステージ 自由席付)※〈前売券〉大人¥1,900/こども¥1,600※〈当日券〉大人¥2,100/こども¥1,800※発券されるチケットは1枚で、プレイエリアへの入場及び『仮面ライダースーパーステージ』1公演の観覧が可能。※大人は中学生以上。こどもは、3歳~小学生です。※3歳以上はチケットが必要。3歳未満でも座席の必要な方はチケットをご購入ください。※『仮面ライダースーパーステージ』を座席指定にてご観覧希望の方は、入場券(最前列指定席付)または入場券(S指定席付)をお買い求め下さい。※最前列指定席はステージ前方1列目になります。※入場券(自由席付)はイベント会期前日まで前売料金、イベント会期中は当日料金となります。※自由席は座席に限りがございます。混雑時には立ち見もしくはご希望の日時にご観覧できない場合がございますので、予めご了承下さい。
2019年08月13日夏はクラシックの名曲がよく似合う!ということで毎年大人気の「読響サマーフェティバル2019」が今年も話題沸騰だ。人気の秘密はもちろん、クラシック史上に燦然と輝く「三大交響曲」と「三大協奏曲」を2日間にわたって一挙に披露するという豪華な内容。やはり夏には名曲がよく似合うのだ。その内訳はといえば、ベートーヴェン『運命』、シューベルト『未完成』&ドヴォルザーク『新世界』の三大交響曲と、メンデルスゾーン『ヴァイオリン協奏曲』、ドヴォルザーク『チェロ協奏曲』&チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』の三大協奏曲という定番中の大定番。クラシック初心者にとっても、まずはこれさえ抑えておけば“素敵なクラシック入門”に繋がること間違いなしの素敵なプログラムだ。「三大交響曲」を指揮するのは、ブラジル出身の注目の指揮者マルチェロ・レーニンガー。世界の名だたるオーケストラをドライブしてきた新鋭の暑い指揮ぶりに期待したい。一方、「三大協奏曲」のソリストは、髙木凜々子(ヴァイオリン)に、アレクサンドル・ラム(チェロ)&アレクサンダー・マロフェーエフ(ピアノ)というフレッシュな顔ぶれが集まった。いずれもこれからのクラシック界を背負って立つ逸材の揃い踏みだ。さて、あなたの好みは「交響曲」?それとも「協奏曲」?いずれにしてもお腹いっぱいになること請け合いの時間が楽しめそうだ。髙木凜々子アレクサンドル・ラムアレクサンダー・マロフェーエフ (c)Evgeny Evtyukhov●公演概要8月18日(日)東京芸術劇場コンサートホール読響サマーフェスティバル2019<三大交響曲>8月21日(水)東京芸術劇場コンサートホール読響サマーフェスティバル2019<三大協奏曲>*「三大交響曲」はチケット予定数終了。
2019年08月13日シリーズ累計100万部突破の人気小説を映画化した『いなくなれ、群青』の完成披露試写会が8月11日に開催され、主演の横浜流星をはじめ、飯豊まりえ、黒羽麻璃央、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、柳明菜監督、音楽を担当した神前暁が舞台挨拶に登壇した。第8回“大学読書人大賞”受賞作にして“読書メーター”読みたい本ランキング1位に輝いた、河野裕の青春ファンタジー小説を旬のキャストで映画化。 “捨てられた人たちの島”である謎だらけの階段島を舞台に展開する本作だが、悲観主義者の七草を演じた横浜、理想主義者の真辺を演じた飯豊にどちらが素の自分に近いかを問うと、横浜は「どちらの要素も持ってますが、近いのは七草かな?あまり感情を表に出すタイプではないので」と語る。そんな横浜の答えに深くうなずきつつ、飯豊は「横浜さんと私は根本的に正反対なんです」と劇中の七草と真辺さながら対照的な性格だと明かし「私は悲観主義ではないですね。『こう思えばこうなる』と信じてるタイプで、目標を口に出すのは間違ってないと思っているので」と語る。ちなみにトーク中には、横浜と矢作が高校の同級生で、さらに松岡と飯豊も同様に高校の同級生で、しかもクラスメイトだったことが明かされ、会場は驚きに包まれる。明るく快活な佐々岡を演じた松岡は、実際の高校時代は自ら立候補して学級委員を務めていたという。松岡は「恐怖政治を敷いてました(笑)」と冗談めかして語っていたが、元クラスメイトの飯豊は、松岡について「多くは語らないけど、いざ『広大くん、お願い』となると名言を口にして、みんながついていく感じでした」と明かした。キャスト陣の中でも年長の26歳・黒羽は学生時代について尋ねられ、松岡から「何年前ですか(笑)?」と茶化されすかさず「何年前とか言うなっ(笑)!8年前です」と応酬。自身の学生時代について「すぐに孤独を感じちゃう男子 (笑)」とカテゴライズ。「どちらかというと(近いのは)七草かな?闇が深い感じで(笑)。でも佐々岡みたい……なやつに憧れていました」と明かしていた。美しい映像も本作の大きな見どころだが、横浜は「自然に恵まれた撮影でした。七草と真辺の雨のシーンがありますが、(撮影用に人工的に水を降らせる) 雨降らしをしてないんです。階段島を昇って、雲を見下ろす丘のシーンも最初は雲があったのに、ちょうど(撮影になると)一面、青空になりました」と奇跡的とも言える自然の巡り合わせに感謝を口にしていた。文・写真:黒豆直樹『いなくなれ、群青』9月6日(金)より全国公開
2019年08月13日490万部を突破した大人気ドリル「うんこドリル」の初めての展覧会『うんこ展うんこ学園の夏合宿 in 池袋』が、池袋パルコのパルコミュージアム にて8月9日(金)から26日(月)まで開催される。子供たちにとって、口にするだけで楽しくなる言葉「うんこ」。同展は、そんな魔法の言葉を全例文に使用することで、子どもを笑顔で机に向かわせた大人気ドリルの世界をリアルに体験できる展覧会だ。会場内は、うんこドリルの学校「うんこ学園」をイメージした空間になっており、朝会・国語・算数・理科・社会科見学・野外授業・美術・音楽・部活の9つのジャンルで構成。それぞれのジャンルをめぐりながら、うんこ学園の世界や出来事を体験できる仕組みだ。例えば、世にも珍しい虫「ウンコムシ」を探したり、うんこ学園の校歌を聞いたり、ドリルのうんこ例文を書いて見たり、うんこタウンの世界を覗いたり、うんこを蹴ってリフレッシュしたり。野外授業のコーナーでは、名古屋市にある東山動物園が厳選した動物の本物のうんこを見て、色・形・においの違いについて学ぶこともできる。最後には、しっかり学園内を見ておかないとクリアできないイベントも待ち構えているというから気が抜けない。ふざけていそうで実は大真面目(!?)でもある「うんこドリル」の世界を遊んでみよう!【関連リンク】 PARCO ART()「聴く」うんこ学園校歌を聴こう「見る」動物の本物のうんこを見て、色・形・においの違いについて学ぼう「蹴る」うんこを蹴ってリフレッシュしよう「書く」『うんこ漢字ドリル』のうんこ例文を書いてみよう「覗く」「うんこタウン」の世界を覗こう
2019年08月13日1994年公開の名作アニメーションを最新の映像技術を駆使して再び描く『ライオン・キング』が日本での公開をスタートした。すでに公開されている国と地域では驚異的なヒットを記録しており、オリジナルのアニメーションや現在も上演が続いている舞台ミュージカル版のファンも巻き込んで、動員を伸ばし続けている。近年、ディズニーは往年の名作を現代的な解釈で語りなおしたり、実写化することに挑み、成功をおさめているが、その中でも最も挑戦的なプロジェクトが『ライオン・キング』だ。本作は作品のほとんどがデジタル技術で描かれ、撮影現場にはVR装置を導入。スタッフはサバンナの大地に行っていないのに、劇中には本物の動物は登場しないのに『ライオン・キング』の物語がリアルに描かれる“超実写版”だ。監督を務めたのは、同じくデジタル技術を駆使して往年の名作を語りなおした『ジャングル・ブック』を成功させたジョン・ファヴロー。彼は本作でもデジタル技術をふんだんに使いながら、あえて通常の実写映画と同じように現場にカメラを持ち込み、照明をセッティングし、フィルム撮影でも手腕を発揮する重鎮カレブ・デシャネルを撮影監督に招き、まだ誰も観たことがない映像を描き出している。さらに彼はオリジナルへの敬意を前面に押し出しており、王の子に生まれた主人公シンバが過酷な運命に翻弄されながら、成長を遂げていくドラマを過剰な改変を行うことなく語っている。『美女と野獣』や『アラジン』など、近年のディズニーはオリジナルのアニメーションを繰り返し観て育ってきたファンの思い出や記憶を破壊したり、損なうことなく愛情をもって実写化し、その上で現代的な解釈を盛り込んで興行・批評的な成功をおさめてきた。2019年版の『ライオン・キング』も同様のポリシーが貫かれており、ファンからの評価も高い。アメリカではすでに興行収入が4億ドルを突破。全世界興行収入もすでに2019年の全ランキングで『アベンジャーズ/エンドゲーム』についで2位につけており、現在も動員を伸ばし続けている。『ライオン・キング』公開中
2019年08月13日yonigeが本日8月13日、日本武道館で「yonige 日本武道館 『一本』」を開催する。yonigeは大阪・寝屋川市出身の2人組ロックバンド。2013年に結成し、2017年発表のアルバム『girls like girls』でメジャーデビューを果たす。力強い歌声を主軸としたサウンドを武器に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「SUMMER SONIC」など、日本の主要なロックフェスでもパフォーマンスしてきた。最近は6月末まで「yonige pre『これ、落としましたよ』ツアー」で全国12箇所を回っていた彼女たち。8月には福岡晃子(チャットモンチー済)がプロデュースした新曲『往生際』の配信リリースがあった。さらに9月には映画『おいしい家族』の主題歌にも抜擢された『みたいなこと』の発表が控えている。そんな充実したスケジュールのなかにいる彼女たちだが、武道館に立つのはこれが初。メジャーデビューからわずか2年というスピード感のなか、どんなステージを見せてくれるのだろうか。セットリストも気になるところだ。さらに武道館は今年の9月から改修が予定されており、その意味でも二度と見れないステージとなるだろう。yonige、この夏の大一番をお見逃しなく。■公演情報「yonige 日本武道館 『一本』」日時:8月13日(火)開場18:00/開演19:00場所:日本武道館
2019年08月13日東京都交響楽団と東京都は、2020年に向けて芸術文化都市東京の魅力を伝える取組「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の中核プログラムとして「TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL(トーキョー・メット・サラダ・ミュージック・フェスティバル)2019」(通称:サラダ音楽祭)を開催することを発表した【2019年9月14日(土)~16日(月・祝)】。これに付随したサラダ音楽祭の [スペシャルコンサート] を10月27日(日)に日比谷公園大音楽堂での野外コンサート(入場無料)およびワークショップ&ミニコンサートを開催。その詳細も決定した。*サラダ音楽祭公式サイト salad-music-fes.com●概要(1) 47年ぶりに都響が「野音」に帰ってくる!1964年の東京オリンピックのレガシーとして誕生した都響が「野音」で演奏するのは、1972年以来47年ぶり。2020年の1年前のいま、オリンピック・マーチ(1964)をはじめ、映画『スター・ウォーズ』の楽曲やアニメ、ミュージカル、ジャズ、クラシックの名曲をちりばめた上質な“ポップス”コンサートを開催。【SaLaDミニコンサート(鑑賞無料/申込不要)】都内の商業施設などで、無料ミニコンサートを開催!都響メンバーによる弦楽四重奏の他、新国立劇場合唱団による声楽アンサンブル、芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーメンバーによる演奏が楽しめる。
2019年08月12日MONKEY MAJIKが本日8月12日、中野サンプラザで「MONKEY MAJIK Road to ~花鳥風月~」の東京公演を行う。カナダ人兄弟ふたりと日本人ふたりで2000年に結成されたMONKEY MAJIKは、来年20周年を迎える。2020年にはアニバーサリーライブ「MONKEY MAJIK 20th Anniversary ~花鳥風月~」が行われる予定だ。それに向けての助走が本企画。全4都市(仙台・東京・福岡・大阪)での公演を「花/鳥/風/月」とそれぞれ分け、各ステージでこれまでの活動を4タームに分けたセットリストを披露する。すでに終了した「花」公演では、活動初期の2000年から2005年を中心とした楽曲がパフォーマンスされた。本日の東京公演「鳥」でフォーカスされるのは、2006年から2010年の5年間。『fly』のリリースに始まり、ドラマ『西遊記』主題歌『Around The World』の大ヒットと人気を不動にしていく時期だ。ヴォーカル・ギターのメイナード・プラントは「ある意味激動の時代だったけど、心も技術も磨いて、いい作品もたくさん生まれていきました」とこのシーズンを振り返る。ちょうど現在への折り返し地点となるセットリストが見どころ。全4公演すべてが一夜限りのステージなだけに、今回の東京公演は見逃せない。誰もが聴いたことのある代表曲が聴ける内容になるだろう。■公演情報「MONKEY MAJIK Road to ~花鳥風月~」日時:8月12日16時開場/17時開演場所:中野サンプラザ
2019年08月12日世界巡回展『STAR WARS(TM) Identities: The Exhibition』の日本展が、8月8日(木)に寺田倉庫にて開幕。200点以上の展示品に加え、来場者自身のキャラクターを作ることができるインタラクティブ・クエスト体験が楽しめる。1978年の日本初公開から41年。12月に公開されるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で、スカイウォーカー家をめぐる物語がついに完結する。そんな歴史的なタイミングを前に開幕されたのが、この『STAR WARS(TM) Identities: The Exhibition』だ。会場には、映画で実際に俳優たちが着用した衣装や、使用した小道具、模型、キャラクター設定を決めるために描かれたコンセプト・アートなど、制作過程を辿れる貴重な展示品が約200点ものボリュームで展示されている。『STAR WARSTM Identities: The Exhibition』()
2019年08月12日ceroが本日8月11日、新木場 STUDIO COASTで「Traffic」を開催する。髙城晶平、荒内佑、橋本翼によるceroは2004年にデビュー以降、都会的でいて実験的要素もある楽曲を数多く生み出してきた。さらにこの夏は「SUMMER SONIC 2019」「朝霧JAM’19」など大型フェスへの出演も控えている。本日のイベントは2016年から毎年開催されており、今回が4度目。荒内は企画の趣旨について「何か大きなコンセプトがあるわけでもなく、ただ好きなミュージシャンを呼び、世話になっている店に出店してもらう、というごくシンプルなもの」と語っている。出演アーティストはChara、INO hidefumi、田我流、千紗子と純太など、豪華な顔ぶれが並ぶ。今年は新しい試みとして橋本がプロデュースする野外ステージ「SOM TAM CLUB」も企画され、見どころが多いイベントになりそうだ。その橋本は「一日長丁場なので、音楽を聴くもよし・聴かないでフードを食べたりドリンクを飲みながら友達とダベるもよし、自由に楽しんでもらえればと思います」とコメントを出している。暑い夏の思い出に音楽を楽しむのはいかがだろう。■公演情報「cero presents Traffic」日時:8月11日(日・祝)開場・開演14:00場所:新木場STUDIO COAST<出演者>LIVE:cero / Chara / INO hidefumi / 田我流 / 千紗子と純太DJ:SLOWMOTION / Cocktail Boyz / okadada / KIRAYAMATENT STAGE「SOM TAM CLUB(Produced by 橋本翼)」LIVE:小原綾斗(Tempalay) / 島津田四郎 / 古川麦トリオ / Wool & the Pants / RHYDADJ:橋本翼 / MOOLA(ヤンガオ) / HAPPFAT / サモハンキンポー(思い出野郎Aチーム)FOOD:Roji / えるえふる / YANGGAO / インド富士子
2019年08月11日異形の人物表現を特徴とする加藤泉の個展『加藤泉-LIKE A ROLLING SNOWBALL展』が、東京・品川にある原美術館と、群馬・渋川にある別館ハラ ミュージアム アークにて開催されている。加藤泉は、1969年に島根で生まれ、現在は東京と香港を拠点に活動するアーティストだ。武蔵野美術大学を卒業後、1990年代半ばから絵画作品を発表し、2000年以降は木彫も制作。2007年に行われたヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展への参加を機に国際的にも注目を集めている。加藤作品の主なモチーフは、奇妙な姿をした人物像。原始美術を思わせる力強さとミアステリアスさを併せ持ち、ひとり静かに佇んでいたり、集団で同じようなポーズをとっていたり。そんな異形の「人」たちの存在感が不思議な魅力を放つ。近年はソフトビニール、石、ファブリックなど、多様な素材を用いたダイナミックなインスタレーションを展開する一方で、新たに版画制作にも取り組むなど、意欲的な創作活動を行っている。原美術館での展覧会では、加藤の新しい試みの一つである、大型ファブリックを用いたインスタレーションがお目見えするほか、絵画や彫刻などの最新作約70点を展示。また、群馬・渋川にある別館のハラ ミュージアム アークでは、初期の絵画作品から近作まで、未発表作品も含む約145点を紹介する。どちらも会期は2020年1月13日(月・祝)まで。加藤泉の約25年におよぶ表現の全貌を展観することができる、またとない機会になっている。【関連リンク】原美術館ハラ ミュージアム アーク( )【画像】「無題」カンヴァスに油彩 103.5 x 73 cm 2019年 Photo: Kei Okano (c)2019 Izumi Kato (原美術館に展示)「無題」皮、布、パステル、アクリル絵具、刺繍、石、リトグラフ、チェーン サイズ可変 510 x 120 cm (布部分) 2018年 Photo: Yusuke Sato (c)2018 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、油彩、アクリル絵具、石 185 x 167 x 110 cm 2008年 原美術館蔵 Photo: Ikuhiro Watanabe (c)2008 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、アクリル絵具、木炭 205 x 56 x 52 cm 2004年 高橋龍太郎コレクション蔵 Photo: Tsuyoshi Saito (c)2004 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)
2019年08月11日DREAMS COME TRUEが本日8月10日と11日、さいたまスーパーアリーナで「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2019」公演の6日目と7日目を行う。この企画は国民的な人気を誇る彼らが1991年から4年に1度開催しているもの。毎回超豪華な演出とともにファン投票で選ばれた楽曲がパフォーマンスされる、ファンにとってはたまらない内容となっている。8回目の開催となる今回は全行程が即日完売という人気ぶり。千秋楽までに45万人の動員が見込まれている。さらに今年はドリカムがシングル『あなたに会いたくて』とアルバム『DREAMS COME TRUE』の同時リリースでデビューしてから、ちょうど30周年。それと『WONDERLAND』開催が重なるという奇跡的な年なのだ。独創的なコンセプトによる演出や、凄腕のミュージシャンを従えたファンキーな演奏だけではなく、ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)とメゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)が手がけた衣装も見どころだ。すでに終了した5公演も大好評を得ており、本日の公演にも期待が高まる。■公演情報「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2019」日時:8月10日、11日開場14:00開演16:00場所:さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
2019年08月10日ロシア出身の世界的クラウンで、1994から1996年までシルク・ドゥ・ソレイユに参加し、『アレグリア』の一場面を演出したことでも知られるスラバ・ポルニン。その彼が1993年に企画して初演し、以来25年の間に世界35か国で700万人を動員、イギリスのローレンス・オリヴィエ賞をはじめとする演劇賞にも多数輝いている体感型ファンタジーショーが『SLAVA’S SNOWSHOW スラバのスノーショー』だ。日本でも2014年と2016年に公演を行い、のべ4万人を動員した本作の3年ぶりとなる東京公演が、本日8月10日より、THEATRE1010にて開幕する。セリフもまとまったストーリーもなく、クラウンたちが動きと表情だけで人間の喜怒哀楽を表現していく本作。彼らが強烈な“客イジリ”を行うほか、蜘蛛の巣に見立てた糸が客席を覆い尽くしたり、巨大なボールが客席に振ってくるなど、観客巻き込み型の演出が大きな特徴だ。そしてもちろん、タイトル通りの“雪”が客席に降り積もる圧巻のシーンも。ひとときの冬気分が味わえる、酷暑が続く今の東京にこそぴったりの作品と言えそうだ。文:町田麻子
2019年08月10日隅田川花火大会や東京湾大華火祭と並んで、東京三大花火大会のひとつに数えられる「神宮外苑花火大会」が今週末に行われる。神宮球場、秩父宮ラグビー場、軟式球場の有料会場でゆったり座って1万発の花火が楽しめるのが本花火大会の魅力だ。また、都内で唯一山手線内で開催される、コンサート付きの都市型花火大会として長年親しまれてきた本花火大会は、多くの有名アーティストたちのライブが行われることもあり、毎年およそ100万人を動員し、その目と耳を楽しませてくれる。今年の出演者は、松平健、ゴールデンボンバー、倖田來未、MAX、Lead、オープニングアクトとしてI Don’t Like Mondays.、WIN=W1N、ラストアイドルが出演の予定。今年の会場を一部変更し、神宮球場、秩父宮ラグビー場のほか、これまでの軟式球場に代わって、神宮第二球場に有料観覧席が設けられるので注意が必要。メインの神宮球場ではライブが行なわれ、秩父宮ラグビー場ではそのライブ映像が上映される。【イベント情報】『東日本大震災・熊本地震復興チャリティー 2019 神宮外苑花火大会(第40回大会)』開催日:2019年8月10日(土)予備日:翌11日(日)会場:明治神宮外苑(神宮球場、秩父宮ラグビー場、神宮第二球場)開場・開演:神宮球場 16:00開場 17:30 開演予定秩父宮ラグビー場 16:00開場神宮第二球場 16:00開場※周辺の状況により開場時刻を早める場合あり花火開始:19:30花火終了:20:30 ※花火打上中の休憩時間は無し終演:未定荒天中止決定:開催当日正午入場料:◆神宮球場(全席指定)アリーナSS席9,000円・アリーナS席・スタンドS席7,500円・アリーナA席・スタンドA席6,500円販売好調につき、花火観覧指定席を販売することが決定。・席種名称:花火観覧指定席・料金:5,000円※花火観覧指定席は、花火の鑑賞は可能ですが、ステージをご覧いただくことができません。予めご了承の上、ご購入ください。※花火はお席のやや後方に打ち上がります。◆秩父宮ラグビー場(全席指定)・スタンド席4,000円◆神宮第二球場・グランド自由席3,000円・スタンド1階指定席3,500円・スタンド2階ブロック内自由3,500円※4歳
2019年08月10日おとな向け週末映画ガイド今週のオススメは『カーライル ニューヨークが恋したホテル』『カーマイン・ストリート・ギター』『シークレット・スーパースター』。特集上映では「にっぽんのアツい男たち2」に注目!ぴあ編集部 坂口英明19/8/2(金)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は11本。全国300スクリーン規模で拡大上映される『ライオン・キング』『ONE PIECE STAMPEDE』と、ミニシアターなどで上映される9本です。その中から、おとなの映画ファンにオススメしたい作品をご紹介します。『カーライル ニューヨークが恋したホテル』ケネディ大統領一家や、イギリスのロイヤルファミリー、ハリウッドセレブが愛してやまない、ニューヨークを代表するホテル。それが「ザ・カーライル」です。インテリア、エクステリア、レストラン、ロビーに飾られた絵画、そしてエンタテインメント、どれをとっても超一流ですが、絢爛豪華ではなく、すべてが洗練されていて、ひとことでいうとエレガント。でも、なによりもこのホテルが愛される理由は、働いている人の魅力、ホスピタリティなんです。これは、そんなホテルマンや常連たちの話を交えたドキュメンタリーです。インタビュアーの興味本位な質問に「それは話せない」「答えられない」と、矜持にあふれたホテルマンたち。しかし許容範囲内で話すエピソードですら魅力的です。ケネディとマリリン・モンローのデートの謎?、ダイアナ妃とスティーブ・ジョブズとマイケル・ジャクソンがエレベーターに乗り合わせたときに何が起こったか?いま彼らの間でいちばんの人気者はジョージ・クルーニーです。それはなぜ?このホテルと最も相性の悪そうな現大統領が来たときの話題もかなり笑えます。ウディ・アレンは、『ハンナとその姉妹』でこのホテルのピアノラウンジを使っています。このラウンジは70年代、ボビー・ショートという芸達者なピアノ弾きの牙城でした。いまもさまざまな心揺さぶるエンターテイナーが出演しています。アレンがここでクラリネットを演奏することも。噂には聞いていましたが、なるほどこれはニューヨークならではのホテル。観ているだけでお洒落な気分になります。『カーマイン・ストリート・ギター』こちらもニューヨークが舞台のドキュメンタリー。グリニッジ・ヴィレッジ、カーマイン・ストリートに実在する、ハンドメイドのエレキギター専門店。その1週間を描いています。店の主人は白髪の物静かな職人リック・ケリー。ニューヨークの古い建造物の廃材をボディに使ってギターを作り続けているのです。街の古い建物で工事があるのを聞きつけると、ケリーが出かけていって、古材を貰い受けます。映画では、1854年創業、NYで一番古いというバー、マクソリーズから出た古材を入手し、ギターにする過程が描かれます。完成品をスマホで撮り、「ハッシュタグ=エールが染み込んでいます」と書いてインスタに上げるのは、若い見習いシンディの仕事です。ちょっと色っぽいチャーミングな女性です。ルー・リードやボブ・ディランなどのミュージシャンも愛用しています。この店のギターのファンで主人を慕う愛好家が毎日立ち寄り、店のギターを手にして演奏したり、雑談をしたり、まるで小さなライブハウスのよう。パティ・スミス・バンドのレニー・ケイ、ウィルコのネルス・クライン、ビル・フリゼール、チャーリー・セクストン、映画監督のジム・ジャームッシュも顔を出します。みんな店のギターを手にして、試しに一曲弾いてみます。終わって、主人とかわす満足そうな笑顔が素敵なんです。『シークレット・スーパースター』インド映画『きっと、うまくいく』をご覧になった皆さんへ。あの主演、アーミル・カーンの映画です。この前の『ダンガル きっと、つよくなる』では、女子レスリングのスパルタ親父を演じていましたが、今回は製作と脇役にまわっています。主役はミュージシャンでの成功を夢見る14歳の少女インシア。父親が暴君で、母へのDVなど日常茶飯事ですから、そんなことを言い出したらどんなことになるかわかりません。で、考え出したのはYouTubeデビュー。イスラムのヴェール、ブルカで顔を覆い、自作自演でアップするとなんとこれが大人気に。メディアは「シークレット・スーパースター」と書きたてます。アーミル・カーンはやや人気に陰りがみえている大物歌手でプロデューサーの役。何度も離婚を繰り返す色男です。でもそれが、彼女を発掘するきっかけとなり、見事売出しに成功、終盤に向けてインド映画らしい、ドラマチックな悲喜劇が展開されます。ムキムキでド派手なプロデューサーと清純な少女歌手のアンバランスさが、また面白いんです。インドの離婚や家庭事情などシリアスな面もみせつつ、全体としては、肩の凝らない痛快エンタテインメントになっています。インドの映画興行史上で『ダンガル…』『バーフバリ 王の凱旋』に続いて第3位の大ヒット作です。特集上映では。「にっぽんのアツい男たち〜無鉄砲野郎の美学」(神保町シアター)8/10〜9/6「にっぽんのアツい男たち〜無鉄砲野郎の美学」(神保町シアター)8/10〜9/6チラシには「アナーキーで無鉄砲、かっこよくて優しい、アツすぎる男たちのドラマチックな映画をお送りします。」とあります。確かに。男騒ぎのする16本、なかなかのチョイスです。先ごろあいついで他界したおふたり、萩原健一と内田裕也の作品も入っています。ショーケン主演では、神代辰巳監督の『アフリカの光』『青春の蹉跌』、市川崑監督『股旅』、五社英雄監督『226』。内田主演作は崔洋一監督の『十階のモスキート』が。アウトローたちがはじける菅原文太『仁義なき戦い』、北野武『ソナチネ』、松田優作『蘇える金狼』、渡瀬恒彦『狂った野獣』、渡哲也『青春の裁き』などなど。60〜70年代の閉塞感をぶっこわすエネルギーにあふれた映画ばかりです。
2019年08月09日ケビン・コスナー主演で大ヒットした『フィールド・オブ・ドリームス』の試合会場で、メジャーリーグのレギュラーシーズン試合が開催されることになった。日程は2020年8月13日で、場所はアイダホ州ダイヤーズヴィルだ。対決するのはシカゴ・ホワイトソックスとニューヨーク・ヤンキースで、ホワイトソックスのホームゲームという扱い。この試合に向け、来月にも、8,000席を作る工事が始まるという。『フィールド・オブ・ドリームス』は1989年にアメリカで、1990年に日本で公開された。農夫がトウモロコシ畑に球場を作るファンタジー映画で、世界中の人々に感動を与えている。オスカーにも3部門でノミネートされた。文=猿渡由紀
2019年08月09日ひとりの孤独な男が巨大な悪のカリスマへと変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストが描く衝撃のサスペンスエンタテインメント『ジョーカー』が、10月4日(金)より日米同日公開。この度、映画史上、頂点とも言える悪のカリスマ“ジョーカー”誕生の謎に迫る本作で、ジョーカーへと変貌を遂げる男・アーサーのメイクと涙の表情を捉えた場面写真が公開された。公開に先駆け、第76回ヴェネチア映画祭コンペティション部門への正式出品、第44回トロント映画祭のガラ・プレミア部門に選出され、早くもアカデミー賞有力候補との呼び声が高まっている本作。「今年もっとも驚くべき映画。アカデミー賞は確実だ」(ヴェネチア映画祭:アルバート・バルベーラ)、「ホアキン・フェニックスによるキャリア史上最高の演技。世界の映画賞が注目している」(トロント映画祭:キャメロン・ベイリー)と、映画祭ディレクターをはじめ、世界の映画関係者が“本年度アカデミー賞最有力”と絶賛と注目を浴びせている。公開された場面写真は、コメディアンを夢見る純粋で心優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)が、ピエロのメイクを施しているもの。しかし、その瞳からはとめどなく溢れる涙が……。狂気で人々を震撼させる映画史上最も有名なヴィランであるジョーカーのイメージとは違い、人間味を感じさせながらも複雑な感情が入り混じった表情が印象的で、彼の身に一体何が起きたのか、想像を掻き立てられるものとなっている。監督・脚本を務めたトッド・フィリップスの「ジョーカーを描いたのではなく、“孤独な男がジョーカーになるまでのリアルなドラマ”を描いたんだ」という言葉を裏付ける印象的な姿だ。3度のアカデミー賞ノミネート実績を持つフェニックスが演じるアーサーは、「どんな時も笑顔で、そして人々を楽しませなさい」という母の大切な言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きている。コメディアンになり世界を笑わせようとしたひとりの“人間=アーサー”が、なぜ、狂気溢れる“悪のカリスマ=ジョーカー”に変貌してしまうのか?原作の映像化ではなく、完全オリジナル・ストーリーで初めて語られるジョーカー誕生の理由。切ない衝撃の真実とは?早くもアカデミー賞受賞の呼び声も高い全世界待望の衝撃のサスペンスエンタテインメントに、大いに期待が高まる。『ジョーカー』10月4日(金)より全国公開
2019年08月09日毎夏の恒例、東京フィルハーモニー交響楽団の「ハートフルコンサート」が、30周年を迎える。ユニセフ親善大使・黒柳徹子のユニークなトークと、素敵な音楽に彩られたこのコンサートは、クラシック界における夏の風物詩。毎年楽しみにされているファンもたくさんいるに違いない。普段クラシックにあまり親しみのない方でも楽しめる“耳馴染みのある名曲”をセレクトしたプログラムも人気の秘密。今年は、尾高忠明の指揮で、スッペの喜歌劇『詩人と農夫』序曲、オッフェンバックの喜歌劇『天国と地獄』序曲、そしてグレン・ミラーの『ムーンライト・セレナーデ』にラヴェルの『ヴォレロ』などなど、ウキウキするような名曲のオンパレードだ。暑い夏のひとときを、涼しいコンサートホールで過ごす非日常の時間は格別です。(C)上野隆文■公演概要8月15日(木)東京芸術劇場コンサートホール「ハートフルコンサート2019」■出演尾高忠明(C)Martin Richardson指揮:尾高忠明管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団お話:黒柳徹子
2019年08月09日『妖怪ウォッチ』シリーズで知られるレベルファイブの人気ゲームを映画化した『二ノ国』の舞台挨拶が8月23日(金)と翌24日(土)に行われることが決定した。本作は、ある事件がきっかけで現実の世界と隣り合わせにある“二ノ国”に迷い込んでしまった少年たちの冒険を描いた作品で、スタジオジブリで活躍してきた百瀬義行が監督を、レベルファイブ代表の日野晃博が脚本を務め、山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁、、宮野真守、坂本真綾、梶裕貴、津田健次郎ら超豪華声優陣が集まっている。舞台挨拶は、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー、横浜ブルク13など各所で行われ、会場によって登壇者が異なる。舞台挨拶の先行受付は8月10日(土)11:00より「ぴあ」(アプリ)にて実施される。『二ノ国』舞台挨拶詳細日時:8月23日(金)会場:イオンシネマみなとみらい料金:全席指定/2,000円18:00の回上映後に舞台挨拶を予定登壇キャスト(予定):山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、日野晃博(製作総指揮)会場:横浜ブルク13料金:全席指定/2,000円18:50の回上映前に舞台挨拶を予定登壇キャスト(予定):山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、日野晃博(製作総指揮)日時:8月24日(土)会場:ユナイテッド・シネマ豊洲料金:全席指定/2,000円、プレミアペアシート6,400円(2名様)10:50の回上映後に舞台挨拶を予定登壇キャスト(予定):山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、梶裕貴、津田健次郎、日野晃博(製作総指揮)会場:丸の内ピカデリー料金:全席指定/2,100円12:10の回上映後と14:50の回上映前に舞台挨拶を予定登壇キャスト(予定):山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、梶裕貴、津田健次郎、日野晃博(製作総指揮)会場:新宿ピカデリー料金:全席指定/2,100円14:10の回上映後に舞台挨拶を予定登壇キャスト(予定):山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、梶裕貴、津田健次郎、日野晃博(製作総指揮)会場:新宿ピカデリー料金:全席指定/2,100円17:10の回上映前に舞台挨拶を予定登壇キャスト(予定):山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、坂本真綾、梶裕貴、津田健次郎、日野晃博(製作総指揮)先行受付の詳細は、ぴあ(アプリ)に掲載中
2019年08月09日カンヌ国際映画祭パルムドールに輝く『秘密と嘘』やヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した『ヴェラ・ドレイク』などで知られるイギリスの巨匠マイク・リー監督。寡作ながら発表する作品が常に世界的な評価を受ける監督が、新作『ピータールーマンチェスターの悲劇』では1819年にイギリスで起きた虐殺事件を扱った。なぜ、いま200年前の史実に目を向けたのか? リー監督が電話インタビューに応じてくれた。今回、彼が主題にした“ピータールーの虐殺”は、1819年8月16日にイギリス・マンチェスター、セント・ピーターズ・フィールドで起きた。この日、同地の聖ピーターズ広場では、経済の悪化で苦境にあえぐ労働者たちを対象にした集会が開かれた。当日の主は、カリスマ的な活動家として名をはせていたヘンリー・ハントの演説。それもあって6万人をこえる労働者たちが広場に集まったという。ただ、あくまで参加したのは市井の人々で武器なども持ってはいない。労働者にも選挙権などを求める、平和的なデモでしかなかった。ところがそこにサーベルを振り上げた義勇軍とライフル武装した軍隊が乱入。市民に多大な犠牲者が出た。リー監督自身、マンチェスター出身ながら、この事件のことをあまり知らなかったという。「マンチェスターで育ってきたけど、ほんとうにあまり知らなかったんだ。もちろん、こういう事件があったことは聞いていたんだけど、詳細については曖昧な形でしかしらなかったんだよ」事の重大さからすると教科書に載ってても不思議ではないのだが? 「教えている学校もある。でも、教えていない学校もある。おっしゃる通り、イギリス中の学校で教えられるべき、または教科書で説明されていないといけない事件だと思う。でも、実際はそうなっていないんだ」ここにこそ、実は自身が描く理由があったという。「イギリスの学校では、たとえばヘンリー8世には奥さんは何人いたかとか、何年にはこんなことがあったとか習うわけです。ただ、イギリスの体制にとっての汚点はあまり深く触れられない。たとえば、イギリスはインドを植民地にしていたことは触れられる。でも、インドに対して自分たちがどれほどひどいことをしたかは教えられない。ただ、これはイギリスに限ったことではないんじゃないかな。自国に都合の悪いことというのはとかく目をつぶってしまうものだ。だからこそ、この史実を描こうと思ったんだ」これだけの史実をまとめるのはそうとうな困難だったことは想像に難くない。「このプロジェクトは2014年にスタートした。まず最初の段階はリサーチ。この事件を様々な角度から調査した。これに2年半の時間が費やされた。それからキャスティングにとりかかって、ここにも多くの時間がかかった。そのあと、ご存知かもしれないけど、私はいわゆるスタンダードな脚本というものを作らない。俳優たちに実際に演じさせて、リハーサルをしながら脚本を作っていく。この作業を経ての脚本を作っていく過程に半年かかった。そして16週間の撮影を経て、ポストプロダクションに3、4カ月ぐらい。毎回のことだけど映画作りというのは時間がかかるんだよ。ただ、今回はリサーチには相当な綿密さと詳細さが求めたから、時間はかかったね」作品を見てどうしても感じてしまうのは無力感。権力者が弱者を圧し潰す社会構造は今も昔も変わらない。その事実に愕然とするが、リー監督はどう向き合っていたのだろう? 「さっき、このプロジェクトは2014年に始まったといったけど、そのときは、ピータールーの虐殺を描いて、ここまで既視感を覚えるような社会状況になっているとは想像していなかった。ほんとうに今、世界は極右やナショナリズムの台頭で、どんどん悪い方向へ進んでいる。寛容な社会とは程遠い。私自身、無力感にさいなまれているよ。ただ、それでも前を向かないといけない。自分たちに何ができるのか?それを問い続けなければならない」また、許しがたい“怒り”が作品に充満している。「私自身、虐殺そのものにも、治安判事たちをはじめとした権力側にいる人間たちの怒りを感じている。彼らの行為は許しがたい。それが映っているんじゃないかな。それにしても、この事件の顛末を見ていると、権力を持つ者には正気はないのかと思うよね」先ほど触れたように、リー監督は、いわゆる脚本を最初は用意しない。俳優とのリハーサルを重ねる中で脚本を作り上げていく。このスタイルを変えようとは思わないのだろうか? 「その質問は彫刻家に油絵をなんで描かないのか?といっているようなものだよ(苦笑)。このスタイルは私がデビューから続けてきたアートであり、技であり、手法だ。私は脚本家であり、映画作家。両方の役割をしながら、いつも思うのは俳優たちの可能性なんだ。彼らには無限の可能性がある。私が自宅でひとり考えて書いたことよりも、俳優に演じてもらって出てくるアイデアのほうが信じられないぐらいすばらしいものが生まれてくる。それがわかっているからね。新しいやり方を模索するのははっきり言って時間の無駄。これからもたぶんこのスタイルでいくと思うよ」気づけば彼も70代の半ばを超えた。歳が近いイギリスの巨匠といえば、ケン・ローチ、スティーヴン・フリアーズがいる。3人は同じBBCテレビ出身でもある。「ふたりはいい友人で盟友だ。ケン・ローチは紛れもなく世界的な巨匠であり、社会の現状に常にアプローチして、鋭いメッセージを発する作品を発表している。ある意味、彼はいま世界の何をみるべきか、何を知るべきか、何について考えればいいか、その方向を明確に示してくれる映画人といっていいだろう。一方、僕は彼よりももっとワイドでオープンというかな。ある問題を提示することで、いろいろなことを考えるきっかけを与えたいと思っている。そういうタイプの作家だと思う。対してフリアーズは僕とローチの折衷というかな。ある問題があったら、こういう解釈があると、新たな視点や発見を提示するタイプだと思う。僕らがBBCテレビにいた1970~80年代初頭というのは、すばらしい時代で。すごく自由で政治や社会的なことに批判をするような作品も作れた。映画でもできないことがBBCのテレビではできたんだ。すごくこれは私たちにとってラッキーだった。たぶん3人とも自身の基礎になっているんじゃないかな」『ピータールー マンチェスターの悲劇』公開中取材・文:水上賢治
2019年08月09日クスっと笑えて癒やされる、ほのぼの漫画をお届け。毎週更新しています。(dpia-app://contentAll?contentId=4326e933-d738-4a8d-a7dc-4470e26b96cb&contentTypeId=2)(dpia-app://contentAll?contentId=ecab65fe-7de4-4a4c-b610-492f6bb47dd1&contentTypeId=2)
2019年08月09日ノルウェーの作家ヘンリック・イプセンが“女性の自立”をテーマに描き、そのラストシーンが世界中に衝撃を与えた19世紀の名作戯曲『人形の家』。アメリカの新進気鋭の劇作家ルーカス・ナスが大胆にもその15年後を描き、トニー賞で8部門にノミネートされた2017年の話題作『人形の家 Part2』が、早くも日本で上演される。舞台は、『人形の家』の主人公ノラが家族を捨てて飛び出した家。15年ぶりに帰って来たノラは、乳母のアンネ・マリーと再会する。死んだと思っていたノラの帰還を喜び、夫トルヴァルとの和解を勧めるアンネ・マリー。だがノラが帰って来た理由は、和解とは別のところにあった。やがてトルヴァルが帰宅し、ふたりは予期せぬ再会を果たす――。舞台は5場構成で、第1場はノラとアンネ・マリー、第2場はノラとトルヴァルといった具合に、ふたり芝居の連続によって進行する斬新でスリリングな構成も高い評価を得た作品だ。日本版の演出を手がけるのは、戯曲の第一印象を「一日でも早く稽古に入りたいほど面白く、一度読んで大変魅せられた芝居です」と振り返る栗山民也。そしてノラ役は、その栗山の指名により、舞台出演は栗山演出の『頭痛肩こり樋口一葉』以来3年ぶりとなる永作博美が演じる。永作もまた「とことん会話劇で一気に読んでしまうほど面白い内容でした」と戯曲に惚れ込んでおり、『人形の家』を知っていても知らなくても引き込まれる舞台となりそうだ。本日8月9日より紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。文:町田麻子
2019年08月09日人気アニメ『ONE PIECE』の劇場版最新作『ONE PIECE STAMPEDE』が本日より公開。“海賊万博”での“海賊王の遺した宝探し“を巡って、熱い戦いが繰り広げられる様を描いた作品だ。週刊少年ジャンプでの連載開始から21年を迎える超人気コミック『ONE PIECE』。本作は“もっとも多く発行された単一作家によるコミックシリーズ”として、ギネス世界記録をも保持している。その発行部数は全世界で4億4000万部(2018年7月時点)を超え、名実ともに“世界的なコンテンツ”として絶大な人気を博している。1999年から放送開始したアニメは、2019年で20周年という大きな節目を迎え、さらなる大きな展開が期待されている。劇場版シリーズも公開の度に、アニメの枠を超えてきた。その最新作である『ONE PIECE STAMPEDE』について原作者・尾田栄一郎は、「20周年という名目がなければぼくはこんな映画やらせません。だって面白いに決まってんじゃん!!」とまで述べている。本作の舞台は、“海賊の、海賊による、海賊のための世界一の祭典である海賊万博”。華やかなパビリオンが立ち並ぶ島に、主人公・ルフィ率いる麦わらの一味や、世界中の海賊たちが集結する。彼らの目的は、海賊万博での目玉イベント“海賊王の遺した宝探し”だ。時代の覇権を左右するお宝争奪戦の火蓋が、いよいよ切られることになる。本作の見どころは、ロー、スモーカー、たしぎ、バギーズデリバリーの参戦や、映画オリジナルキャラクターとして、白熱するお宝争奪戦に突如乱入してくる、元ロジャー海賊団で“鬼”の跡目と呼ばれた男、ダグラス・バレットの存在だ。そしてルフィたちを海賊万博へと誘う、海賊万博の主催者であるブエナ・フェスタという存在も大きい。不敵な笑みを浮かべるフェスタ、海賊たちの前に立ちはだかるバレット……激しい戦いが繰り広げられることを予感させる。この記念すべき熱き戦いを、ぜひとも劇場で体験していただきたい。『ONE PIECE STAMPEDE』公開中
2019年08月09日SCOOBIE DOが本日8月9日、モーション・ブルー・ヨコハマで「ニューアルバム発売記念『ハバナイステーション』」を開催する。ROCKとFUNKの最高沸点“Funk-a-lismo!”を貫く彼らは1995年に活動をスタート。2003年に1stアルバム『BREAK ROCK』を発表し、完全自主運営ながら現在まで第一線での活動を続けてきた。この夏もツアー「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」への参加など、充実した活動が予定されている。本日の公演は彼らにとって14枚目となるアルバム『Have A Nice Day!』のリリースに伴う特別なライブ。公式サイトの情報によれば、架空の音楽番組『ハバナイステーション』の公開収録のようなステージになるとのこと。「メンバー4人による最新型のファンクの形」と打ち出した新作がライブでどのように表現されるのかに注目したい。舞台のモーション・ブルー・ヨコハマは2017年と2018年の年末に好評を博した「あなたが決める!年忘れリクエスト・ベストテン!」の開催地であり、SCOOBIE DOにとって親交があるクラブだ。彼らのパフォーマンスを楽しめる、という意味においても貴重な機会となるだろう。10月からの全国ツアー「Funk-a-lismo! vol.12」を前に、気合い十分なSCOOBIE DOを上品な料理やドリンクとともに楽しもう。■公演情報SCOOBIE DO「ニューアルバム発売記念『ハバナイステーション』」日時:8月9日開場18:30/開演20:00場所:モーション・ブルー・ヨコハマ
2019年08月09日