チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (179/342)
オフブロードウェイ・ミュージカル『bare -ベア-』が6月30日(木)より東京・新宿 シアターサンモールで開幕。上演に先がけて、ゲネプロと会見が行われ、演出の原田優一、キャストの鯨井康介、田村良太、増田有華、川崎麻世が出席した。【チケット情報はこちら】同作は2000年にアメリカで初演。日本での初演は2014年12月に今回と同じく俳優の原田優一が演出を務め、大きな反響を呼んだ。今回、新たなキャストを迎え再演される。物語の舞台は全寮制のセント・セシリア高校。平凡な生徒ピーターにはある秘密があった。それは、学校一の人気者であるジェイソンという同性の恋人がいること。いつかは自らを―bare―さらけ出し、愛し合いたいと強く願っていた…。この日行われたゲネプロでは生バンドによる演奏で、力強く疾走感溢れるロックから、ラップやダンスミュージック、聖歌などジャンルを越えた音楽が、登場人物のそれぞれの葛藤を表現。ラップに合わせたブレイクダンスはパーティーシーンを盛り上げる。また、入絵加奈子演じるシスター・シャンテル扮するブラックミュージックの歌手のシーンも必見。一見、「同性愛」「宗教」「ドラッグ」というセンセーショナルな題材だが、「周りに理解してもらえない」「もっとキレイになれたら」「自分の方に目を向けて欲しい」など登場人物の抱える不安や悩みは、誰しもに通じるものがある。観るものをbare(=さらけ出す)するきっかけになる作品だ。開幕を前に、ジェイソン役を務める鯨井は「文武両道、人気者のジェイソンが抱える秘密、これがどうストーリーに作用していくかが見どころ。キャスト・スタッフ含め素晴らしいカンパニーなので、仲間たちと一瞬一瞬をきちんと演じていきたい」とコメント。増田から「緊張してない?」とツッコミが入ると、「普段は緊張しないんですが…確かに緊張してます(笑)。少し不安なんですが、逆にこの不安定さがジェイソンの持つ気持ちの不安定さとして良い作用を持たせられたらと思います」と話した。対照的にピーター役を務める田村は「僕は全然緊張してないんですが…(笑)。演出の原田さんの素晴らしい導きもあったし、キャストも信頼できる方々なので、皆さんを信用して思い切りやりたいと思います」と意気込んだ。ジェイソンに好意を寄せる女性アイヴィ役を務める増田は、今回初のキスシーンに挑戦。「凄く恥ずかしいけど、この作品のようにさらけ出して行かないとダメだなと思った」と照れながら語ると、鯨井が「(キスの相手は)私です!光栄です!」と挙手し、笑いを誘った。鯨井は「(増田は)稽古ではそんなに構えている様子はなかった。僕のほうが心臓がバクバクしていると思います(笑)」と語った。オフブロードウェイ・ミュージカル『bare -ベア-』は7月10日(日)まで、東京・新宿 シアターサンモールで上演。なお、ぴあでは原田優一のファンクラブを好評受付中。詳しくは下記関連リンクより。
2016年07月04日画家であるゴッホと彼を支え続けた弟テオの半生を描く『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』の上演にあたり、韓国発のこのミュージカルを日本版として創作していく3人が顔を揃えた。上演台本・演出の河原雅彦、ヴィンセント役の橋本さとし、弟テオ役の岸祐二である。韓国では、キャストふたりだけで濃密な物語を紡いでいくこと、さらに、プロジェクション・マッピングを駆使し、ゴッホの絵画がそのまま美術の一部になったりする舞台美術が話題を集めたこの舞台。さて、日本版が目指すものは。ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』チケット情報韓国での公演を目にしてきた河原は、やはりプロジェクション・マッピングの使い方が印象に残ったそうだ。「今はマッピングと芝居が連動する舞台も珍しくないんですけども、より細かく複雑な使い方をしていて、面白いアイデアがいっぱい詰まっていた。ここでの映像は、すでに作品の一部として内包されていて、細部まで仕上がっているので、それは構造上外せない。その分じゃあ、演出として何ができるのかと思いヴィンセントとテオの関係を調べていくうちに気が付いたのは、ふたりはただ狂った兄とやさしい弟ではなく、もっと人間っぽかったということ。いびつで生々しいふたりを提示することで、韓国版とはまた違うエンターテインメントを作れるんじゃないかと思ってるんです」。橋本も言う。「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホといえば狂人的なイメージがあるけど、おそらく彼としてはただ普通に生きてるだけだったと思うんです。それが周りの常識からはみ出していただけで。だから、僕としてはどこかのほほーんと存在していたいなと思うんですね」。そのヴィンセント本人が無意識に放つものを信じ続けたテオを岸は、「兄を助けることが自分の救いになるという共依存の関係だったんじゃないか」と分析し、「そういう根底にあるいびつな感情とか、感情のぶつかり合いを、この作品では音楽に乗せることで見やすく変換しているんです」と付け加える。「あの爽やかな曲のなかにいびつさをどう出していくか。陽のメロディのなかに陰な部分を組み入れることで、ヴィンセントとテオのエキセントリックで複雑なものが出たらいいなと思いますね」と橋本も意欲的だ。「韓国版のように『こんな兄弟愛、素敵でしょ?』というシンプルな手触りにはならないと思います(笑)。でも、ふたりのこの過剰さは、ピュアだから生まれたものだし、過剰さは時にファンタジーにも似た感動を覚える。ゴッホって色々な切り口で語れる面白い題材だなと改めて思います」と河原が最後に語る。どこまでも突き抜けて生きた人間を観ることは、それが叶わない現状を少しでも打破する力になるかもしれない。公演は9月2日(金)東京・かめありリリオホール、9月7日(水)から24日(土)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。チケットの一般発売は7月23日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2016年07月04日2013年のトニー賞にて13部門にノミネートされ、作品賞をはじめ6部門を受賞したブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。その日本人キャスト版が今月開幕する。今回の上演にあたっては小池徹平や三浦春馬らが出演し、脚本のハーヴェイ・ファイアスタイン、音楽・作詞のシンディ・ローパー、演出・振付のジェリー・ミッチェルらオリジナルスタッフ陣が集結。6月30日、都内にて公開稽古と囲み取材が行われた。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」(日本版) チケット情報「キンキーブーツ」は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーンのローラ(三浦)と出会い、差別や偏見を捨ててドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生していく物語。この日の公開稽古ではまず演出代理のD.B.Bondsが作品について「愛であったり、他者を受け入れたりといった、とても大切なストーリーをもっている」と解説。その後、チャーリーがドラァグクイーンのためのブーツで工場を救おうと思いつくナンバーと、そこにローラが現れてブーツのヒールに対する思いを表明する計2曲のナンバーが披露された。その後の囲み取材で三浦は、ハイヒールを履くドラァグクイーンのローラ役に挑戦することについて「ブロードウェイでこの作品を初めて観たときから、もし日本での上演が決まったら絶対オーディションを受けたいと思った。実際にブーツを履いてみると(目線とともに)自分のテンションや志をひとつ上げてくれるような感覚になる。観に来てくれた皆さんはヒールを見る目が変わるんじゃないかっていうくらいにとても魅力的」とコメント。さらに作品について「作品自体に力があって、大切なメッセージを最後にビシッと、そして楽しく伝えてくれる。(ブロードウェイで)観終わった後、シンディ・ローパーさんの作った楽曲の数々が頭の中で何日もガンガン鳴るんです。それだけ自然に入ってくる音楽と、大事なテーマを届けてくれるので、たくさんの人に本当に本当に観てほしいです」と熱い思いを爆発させた。ローラとは好対照なチャーリーを演じる小池は、三浦との初共演について「むっちゃ楽しい。初めての感じがしない。役がまったくちがうので、(稽古では)お互いに別の苦労があって、どっちも本当にしんどい。共に苦労して進んでいる感じ」と稽古の様子を語り、「本番に向けてより一層素晴らしい作品になるよう日々努力しています。ぜひ劇場でご覧ください」とメッセージを送った。今月21日(木)に開幕する新国立劇場中劇場での東京公演のチケットは完売。8月13日(土)開幕のオリックス劇場での大阪公演、8月28日(日)開幕の東急シアターオーブでの東京凱旋公演のチケットを現在発売中。また、今秋には本場アメリカのカンパニーによる来日版も上演予定。来日版のチケットも発売中。
2016年07月01日昨夏、フランス政府が総力を上げてパリで開催、熱い注目を集めた「LASCAUX INTERNATIONAL EXHIBITION(ラスコー展)」が、ついに日本にやってくる。しかも今回催される「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」は、世界巡回中の内容に日本独自のコンテンツを加えた特別展。東京・国立科学博物館(11月1日(火)~2017年2月19日(日))の後、宮城・東北歴史博物館(2017年3月25日(土)~5月28日(日))、福岡・九州国立博物館(同7月11日(火)~9月3日(日))と、約1年をかけて日本を巡る予定だ。その記者発表会が6月13日、東京の会場となる国立科学博物館で行われた。「ラスコー展」チケット情報「ラスコーの洞窟壁画」は、約2万年前にクロマニョン人によって描かれた壁画のなかでも、ずば抜けて鮮やかな彩色画で知られる。フランス南西部・ヴェゼール渓谷にあるこの壁画が、地元の少年らによって発見されたのは1940年のこと。たちまち見学者が押し寄せて状態が悪化したために、残念ながら現在では見学禁止となっているが、洞窟そばに設置された実物大のレプリカは、今もフランスで人気のスポットだ。本展ではそれをさらに1ミリ以下の精度で再現、“世界の芸術の起源”とも言われるラスコー洞窟の内部を体感できる仕掛けだ。さらにクロマニョン人が残した彫刻や道具など、選りすぐりの実物資料も併せて展示。2万年前の人類の暮らしぶりがひと目でわかる内容となっている。会見では、同博物館・人類史研究グループ長で本展の監修者でもある海部陽介氏が、「夢に描いていた展覧会」とその内容を表現。フランス国立考古学博物館の全面協力のもと展示される実物資料は、トナカイの角で作られた彫刻「体をなめるバイソン」や、壁画を描く際に使われたとされる「ラスコーのランプ」など、「"国宝級"の品ばかり」(同氏)。「借りられること自体が驚き」と海部氏が言うほどの逸品ぞろいで、その他、"ヴィーナス"と呼ばれる小立像や、ネコ科の動物をモチーフにした投槍器など、どれも日本初公開となる。その後、本展協力者である五十嵐ジャンヌ氏(東京芸術大学講師)や佐野勝宏氏(東京大学総合研究博物館特任助教)、佐藤宏之氏(東京大学教授・日本旧石器学会会長)も登壇。「石器の製作技術の進化を感じ取れるような展示」(佐野氏)、「同時代の日本の旧石器時代も紹介したい」(佐藤氏)と、それぞれに見どころを語った。会見用に展示された資料のレプリカを間近で確認すると、上記の「~バイソン」は12、3センチほど、また投槍器は10センチほどの大きさ。てのひらに収まるサイズに刻まれた、その繊細な彫刻に驚かされる。「当時の高い技術力と共に、豊かな人間性も感じてほしい」という五十嵐氏の言葉に、本展への期待がいっそう高まった。お得な早割ペア券は7/1(金)よりチケットぴあにて販売。取材・文佐藤さくら
2016年07月01日ジュノン・スーパーボーイコンテスト出場者、ベスト100から選抜されたメンバーによるグループ「JUNON SUPERBOY ANOTHERS」。同グループのファンサイトが本日7月1日より開設された。ファンサイトには、チケット先行受付やファンサイト有料会員限定のコンテンツ閲覧など特典満載の「月額会員」と、最新情報をいち早くメールマガジンにてお届けする「無料会員」のふたつが用意されている。JUNON SUPERBOY ANOTHERSはジュノン・スーパーボーイコンテスト28年の歴史で初となる音楽ユニット。選ばれたメンバーが【TEAM SENIORITY(18歳以上)】、【TEAM YOUTH(17歳以下)】の2チームに分かれ、俳優デビュー、CDデビューをかけて様々な対決を繰り広げる。今回、結成半年を記念した1stライブを8月30日(火)に東京・新宿ReNYで行うことが決定。同公演はファンサイトの月額会員を対象に1000名を無料招待する。ただいま、チケット先着先行受付中。受付は8月25日(木)午後6時まで。■『ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ ファンサイト』月額会員(月額会費 324円(税込))・チケット先行予約・ファンクラブ会員限定コンテンツのご利用(MOVIE、PHOTO他)・メールマガジンの配信(不定期)無料会員・メールマガジンの配信(不定期)※会員特典内容は一部変更になる場合がございます。■ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ 1000人招待1stライブ日時:8月30日(火)開場 14:30 / 開演 15:00会場:新宿ReNY(東京都)席種:全自由席-0円(整理番号有)※入場時ドリンク代600円のみ別途要出演者:ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ 全メンバー※ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ ファンサイト月額会員を対象にした無料招待イベントです。
2016年07月01日人気ゲーム『戦国無双』シリーズを原作にした舞台、『戦国無双』~四国遠征の章~が開幕した。昨年5月に上演した『戦国無双』~関ヶ原の章~から1年、今回は石田三成を主人公に、乱世を生きる武将たちをノンストップのアクションと共に描き出す。舞台『戦国無双』~四国遠征の章~ チケット情報波音が響く幕開け、戦乱の魔王・信長が「地獄の幕開けぞ!」と雄叫びをあげ、武士(もののふ)たちの戦いの火ぶたが切られる。信長、秀吉、家康の動きを軸に、彼らに仕える武将たちそれぞれの生き様を描くのが見どころだ。「皆が笑って暮らせる世に」という秀吉の大望のため、三成は義に燃え知将として成長していく。毛利元就・小早川隆景の親子は知略をめぐらせ、四国の雄・長宗我部元親は反骨の魂を貫く…。本能寺の変から長久手の戦いへ、物語は歴史の変わり目をしっかりと押さえながら展開。ひとつ争いが終われば新たな戦いへ、武士たちは友のため、己を信じ、戦いに身を投じていくのだ。殺陣とダンスのオープニングに始まり、戦局はめまぐるしく動き、知恵と力がぶつかり合う。怒濤の物語がスピーディに展開するなか、安西慎太郎(真田幸村)のクールなナレーションが武将たちの運命を予感させ印象的だ。シンプルなセットにビビットな照明が閃光を放ち、鮮やかな衣装の武将たちが暴れ回る。槍や大剣などゲームでおなじみの武器を振り回し、豪快なアクションと共に決めゼリフ!若きキャストたちは個性的なキャラクターを見事にものにし、圧巻のパワーで乱世の男たちの信念を伝えてくれるのだ。「武将それぞれの生き様、泥臭くも美しい世界観を観てもらいたい」と、三成役で座長をつとめる植田圭輔。秋元龍太朗(藤堂高虎)は、「斬新な演出やワクワクする仕掛けもたくさん」と胸を張り、「お客様の活力になるよう千秋楽まで突っ走りたい」と、和田雅成(大谷吉継)も気合いがこもる。新キャストとして出演する荒牧慶彦(小早川隆景)、猪野広樹(毛利元就)、渡辺和貴(長宗我部元親)の奮闘も見ものだ。荒牧は「小さいころから好きだった『戦国無双』の世界観を伝えたい」と意気込み、猪野は「10公演しかない命を燃やし尽くしたい」、渡辺も「元親の正義を最後まで貫いて頑張りたい」と語るなど、キャスト全員、熱く燃えている。舞台『戦国無双』~四国遠征の章~は7月4日(月)までAiiA 2.5 Theater Tokyo にて上演。取材・文/大西美貴(c)コーエーテクモゲームス All rights reserved.(c)舞台「戦国無双」製作委員会 All rights reserved.
2016年07月01日今から60年前、ニューヨークで幕を開け、日本を含め世界中で上演されている名作ミュージカル『マイ・フェア・レディ』。日本では、2013年にG2を演出に迎え、キャストも一新した同作が、再び上演される。前回に引き続き、ヒギンズ教授を務める寺脇康文に話を聞いた。ミュージカル「マイ・フェア・レディ」チケット情報「セリフも演出も前回よりかなり変わって、深くなっています。例えば、前回はそりの合わないイライザとヒギンズが、段々と惹かれ合っていく構図だったんですが、今回はより複雑になり、最初にふたりが出会うシーンから、互いにビビッとくるものがあったはずだという解釈です」。ロンドンに住む貧しい花売りの娘イライザが、淑女になるため、言語学者のヒギンズから、上流階級の言葉や礼儀作法を教わり、美しい貴婦人へと成長していく物語。日本でも「源氏物語」で紫の上を好みの女性に育てる光源氏が描かれるが、男性にはそんな願望があるのだろうか。「男女共にあると思います。でも何をしても結局、男は女性に教育され、手のひらの上で転がされる(笑)。威張り散らしているけれど、ヒギンズも同じですね」。言語に厳しく偏屈もののヒギンズだが、寺脇が演じると何ともいえない色気がありチャーミングだ。「彼は子供がそのまま大人になったやんちゃ坊主。バカだけど守ってあげたくなるような男の一面も出したいんです」演じることは寺脇にとって、「相手によって音楽の種類や演奏法が変わるセッション」だという。前回同様、イライザを霧矢大夢と真飛聖がWキャストで務める。「霧矢さんは芯の通った男気のあるイライザ。真飛さんには『どうしようもねぇなコイツ』と、小学生の女の子に接する感じですね」。ふたりに対してヒギンズは、包み込んだり、突き放したりと今回も違う音楽を奏でるそうだ。また、上流階級の言葉が習得できず自暴自棄になるイライザに対し、ヒギンズが「言葉は人の心に流れる気高いもの、創造力に富んだ音楽的な集合体だ」と語る名台詞がある。「役者としても感慨深いセリフです。前回はやさしくそう言っていたのですが、G2さんが『男はもうダメだと思ったらダメ。女性はもうダメだ…、からまだ余力がある』と名言をはかれて(笑)。今回はイライザに対する最後の鞭として、叱咤激励する感情を込めたい。あの言葉は彼女に勇気と活力を与えるのですから」最後に舞台に立つ意義を聞いてみた。「世界中で紛争が起こり、悲しいニュースが多すぎる。僕らにできるのは、いい作品を作り人の心を豊かにすること。現代の日本で、貴族や上流階級はあまり関係がありませんが、人間は生活や考え方、心の持ちようも含めて少しでも上昇し成長したいはず。そこを自分と重ねてこの舞台を見てほしいですね」公演は、7月10日(日)から8月7日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、8月13日(土)・14日(日)は愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、8月20日(土)から22日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年07月01日シンガーソングライターLOVEが7月22日(金)に東京・live house LOOP 代官山でライブ「LOVE Live 2016~360°ワンマン・ 十七夜月の願いは叶うと聞きまして~」を開催する。同公演は毎年夏に同会場で行われており、今年が4回目。客席がステージを360度ぐるりと囲むのが特徴のライブだ。今年は、RADWIMPSの武田祐介がベース、SLY MONGOOSE三星章紘がパーカッション&ドラムとして出演し、LOVEと3人でセッションを行う。同公演に際し、LOVEは「この春、私主催の”今日ここライブ”に飛び込んでくれたパーカッション&ドラムス三星章紘氏。そして、旧友ながら初めて一緒に音を出すRADWIMPSベースの武田祐介氏。大暑の夜、初めてのスリーピースで十七夜月を彩ります。この夜の月は、願い事が叶う月なんだって。素敵だね!そんな日に歌えることが楽しみです。会場でお待ちしています。 LOVE xx」とコメントを寄せている。また、LOVEがギターボーカルを務める女性スリーピースバンドTHE LIPSMAXの初のワンマンが8月5日(金)に東京・shimokitazawa GARDENで行われることが決定した。同公演はTHE LIPSMAX の1st Full Album『Lip Chups』のリリースを記念して行われる。ゲストとして佐藤タイジ、中村中、Leyonaなどの出演が決定。チケットは両公演ともに発売中。■「LOVE Live 2016~360°ワンマン・ 十七夜月の願いは叶うと聞きまして~」日時:7月22日(金)開場19:00 / 開演19:30会場:live house LOOP 代官山(東京都)ゲストミュージシャン:パーカッション&ドラムス三星章紘(SLY MONGOOSE)ベース武田祐介(RADWIMPS)料金:前売4,320円 (税込)※入場時ドリンク代別途600円が必要となります。■「THE LIPSMAX 1st Full Album 「Lip Chups」Release Party~初ワンマン!Rock’n Roll Mix Candy Festa!!!~」日時:8月5日(金)開場19:00 / 開演19:30会場:shimokitazawa GARDEN(東京都)出演:THE LIPSMAX【ゲストアーティスト】佐藤タイジ(シアターブルック) / 中村中 / Leyona / 渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz、cafelon) / 渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET、THE ZOOT16、猪苗代湖ズ)料金:前売4500円 (税込)※入場時別途ドリンク代600円が必要となります。※入場整理番号有あり。※オールスタンディング
2016年07月01日6月27日、劇団四季ミュージカル『キャッツ』大阪公演開幕に先駆けて、大阪四季劇場にて舞台仕込み取材会が行われた。劇団四季「キャッツ」のチケット情報『キャッツ』の舞台は都会のゴミ捨て場。舞台はもちろん客席に至るまで、猫の目線に合わせて3~5倍の大きさで作られた巨大なゴミのオブジェが2000~2500個設置され、客席に一歩足を踏み入れた途端、“猫の世界”へといざなわれる。取材会では、舞台監督の福永泰晴と舞台美術家の土屋茂昭が装置や作業内容、『キャッツ』の世界観やデザインについて解説。「猫になったような錯覚を覚える舞台装置は『キャッツ』の大事な演出の一つ。劇場内では、ゴミ捨て場にいる猫の目線を味わってほしい」と福永。また、「東日本大震災の被災地を『ユタと不思議な仲間たち』公演で回って以降、ゴミのオブジェをめぐる意識が変わり、単に空間を埋める物ではなく“思い出の塊”だと意識するようになりました。『キャッツ』は、何度観ても新しい発見があり、空間全体が秘めた力を持っていると感じます」と話す土屋。上演される土地ゆかりの“ご当地ゴミ”と呼ばれるオブジェも公開。このたびの大阪公演では、たこ焼き器や阪神タイガースの応援バットなど約15個のご当地ゴミが飾られるとのこと。ぜひ会場で見つけてみよう。13年ぶり4度目となる『キャッツ』大阪公演は、7月16日(土)に開幕。11月末までのチケットはほぼ完売。12月~2017年3月末公演分のチケットは7月3日(日)一般発売開始。チケットぴあでは、一般発売前最後のWEB先行先着[プリセール]を7月1日(金)昼12:00から7月2日(土)23:59まで受付。
2016年07月01日札幌発、4人組バンドNOISEMAKERがニューアルバム『ROAR』を携えたツアーを開催。6月25日に行われた大阪・心斎橋DROP公演をレポートする。【チケット情報はこちら】まず登場したのはゲストバンドのCrossfaith。大阪で結成された彼らだけに観客もいっきにテンションアップ。ボーカルのKoieが「NOISEMAKERをぶっ飛ばしに来ました!」と返すと、『System X』でスタートする。エレクトロニカ、抒情的なメロディー、デスボイスが混じる彼ららしい曲にモッシュ、ヘドバン続出。『Xeno』ではサークルモッシュで高まると、コズミックな一面を感じる『Monolith』で会場を跳ねさせ、Crossfaithワールド全開に。『Wildfire』ではKoieとヴィジョン、プログラムのTeruのラップで攻め、タオル回しで沸く。ラストは「NOISEMAKERに捧げます」(Koie)と『Leviathan』。鬼気迫るボーカルと壮大なサウンドで全10曲を締めくくった。続いてNOISEMAKERがいよいよステージへ。メロディアスでポップさも感じるニューアルバム『ROAR』よりアルバムリード曲『Flag』で1曲目から観客を気持ち良く歌わせると、『Mouse Trap』ではオルタナ、グランジなども自由に行き来するしなかやかさとウィスパーにも近いボーカルでグッと引き付ける。ボーカルのAGが「死ぬ一歩手前までいきましょう」と叫び、疾走感ある『Her Diamond』から「みんなが歌わないと始まらない。大阪の本気見せてくれ」(AG)という言葉どおりシンガロングで盛り上がる『Point of Origin』、『Minority』へ。一体感を生むと「(各地でライブをして)自分の居場所がどんどんできている感じ。次は自分の誇れる場所のある人へ…」(AG)と『Home』を披露。センチメンタルな旋律に観客は動きを止めて聴き入る。暗転から「大阪、ジャンプできますか?」(AG)と再びアッパーな『2nd Sun』、『Matador』と続き、伸びやかかつアグレッシブなサウンドに全員が飛び跳ねる。さらに「ロックバンドは不可能を可能にするんじゃないの?」(AG)と、『THE NEW ERA』のラップ、デスボイスで煽り、「みんなに力をもらってる。一緒に歌おう」と『Butterfly』ではAGが客席へダイブ。最後は、『One way letter』でグッと締めくくり、本編の幕を下ろした。アンコールで再び登場2曲披露すると、全曲完全燃焼でバンドと会場が一体になった空間には観客の笑顔が残った。NOISEMAKERは“ROAR TOUR 2016”と銘打ち各地ゲストバンドを迎え、ツアーファイルとなる8月7日(日)東京・UNITのワンマン公演まで、まだまだ全国を駆け巡る。なお、NOISEMAKERとCrossfaithは9月に東名阪で開催されるCrossfaith主催の公演で再び共演する。詳しくはオフィシャルHPでご確認を。取材・文:服田昌子
2016年07月01日宝塚歌劇団宙組の初代トップとして絶大な人気を博した姿月あさと。『エリザベート』のトート役を本場オーストリア、ハンガリー、日本と3ヵ国語で演じ、日本でも根強い人気を誇るマテ・カマラス。そして同じく『エリザベート』ルドルフ皇太子役でミュージカル界の本流に躍り出た伊礼彼方。この3人がタッグを組んで贈るスペシャル・ライブ「姿月あさと×マテ・カマラス×伊礼彼方 -Musical Songs and Pop Galore!-」がこの秋、開催される。姿月、伊礼に話を聞いた。チケット情報はこちら彼らの出会いは、日本ミュージカル界から3名、ウィーン・ミュージカル界から3名が出演し、2009年に上演されたコンサート『LOVE LEGEND』。この時も出演者の素晴らしい歌唱力とともに、息のあったトークや、彼らの個性的な素の表情が堪能でき、大いに盛り上がった。「マテさんはマツケンサンバをやっていましたね(笑)。あの時は彼自身が、テレビでマツケンサンバを見て『これがやりたい』って言ったんですよ」と姿月が振り返る。確かに、ウィーン・ミュージカルの貴公子がマツケンサンバを歌い踊る姿は衝撃的だった。「でも、『LOVE LEGEND』は皆さんの個性の強烈さが、面白かった」(伊礼)、「ずっと、ああいうのをまたやりたいね、って言ってました」(姿月)。そんな待望のライブである。今回の構想を問うと、「ちょうど9月だし、『夏の終わりのハーモニー』を歌いたいね。彼方くんのリクエストは『あずさ2号』でしょ(笑)?」(姿月)、「そうそう、マテとふたりでやりたいんですよ。姿月さんには、10代の女の子が歌いそうな可愛い曲を歌って欲しいなぁ」(伊礼)、「じゃあ彼方くんは『男の子女の子』を(笑)」(姿月)……と、ミュージカル俳優らしからぬラインナップが次々と飛び出す。しまいには「北島三郎さんがやっているような座長芝居みたいなものをやるのも、面白くないですか!? 前半・寸劇、後半・ロックショー」(伊礼)と、冗談か本気かわからない話で盛り上がるふたり。だが、あながちすべてが冗談ではないようで、「ミュージカル俳優だから、こういうことをやるに違いないと決め付けられるのはイヤなんです。型にはまりたくもないし、今の私たちにしか出来ないライブをやりたい」と姿月。伊礼も「いわゆる“ミュージカル俳優さんたちがやるようなコンサート”には絶対ならないはずです。ノンジャンルで、ノンスタイルなライブになると思いますので、楽しみにしていてください」と、ここにしかないステージを約束してくれた。それぞれミュージカル界の王道と呼べそうな、煌びやかな経歴を誇る3人だからこそできる“型破り”なライブ。ただし、人気のミュージカルナンバーも、きっちり盛り込む予定。「私たちは遊びながら、ちゃんとしたこともきちんとやるんです。今回も“大人の遊び場”という感じのライブになるといいですよね」(姿月)。公演は9月13日(火)から15日(木)まで東京・草月ホール、9月28日(水)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで行われる。
2016年07月01日ミュージカル「忍たま乱太郎」第7弾 再演~水軍砦三つ巴の戦い!~が、東京ドームシティ シアターGロッソで上演中だ。ミュージカル「忍たま乱太郎」チケット情報尼子騒兵衛著作の漫画「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)と、それを原作にしたアニメ「忍たま乱太郎」(Eテレ)をミュージカル化した本作。2010年の第1弾から“忍ミュ”の愛称で親しまれ、本作は今年1月に上演された第7弾の再演。今回はシリーズ始まって以来の静岡、尼崎での旅公演も行う。中でも尼崎は、尼子騒兵衛の暮らす街であり、土地名がそのままキャラクターの名前になっているなど、『忍たま乱太郎』の聖地とも言える場所。描かれるのは、シリーズ初登場のキャラクター・兵庫水軍と忍術学園六年生たちとの“ファーストコンタクト”。忍者嫌いで知られる兵庫水軍の男たちが、忍術学園の生徒たちとどのようにして出会い、また理解しあうようになったのか、という原作には描かれていないオリジナルストーリーで、兵庫水軍が原作に登場する以前の「エピソードゼロ」となっている。第7弾初演で好評を博した、足を踏み鳴らして踊る“ストンプ”や、20人以上の大迫力の殺陣、楽しいマルチエンディングはもちろん、今作では、ヒーローショーも行われる“シアターGロッソ”という劇場を生かし、派手なワイヤーアクションや新曲も新たに追加。地上から空中まで楽しそうに動き回る忍者たちの姿に、子供から大人まであっという間に引き込まれるはずだ。囲み取材では、初めての旅公演について、潮江文次郎役の海老澤健次が「歴代のメンバーが一生懸命、一弾ずつ作ってこられたおかげで僕たちが行くことができます。今までの先輩方の気持ちも持って、代表として、たくさんの方々にこのミュージカル『忍たま乱太郎』を知っていただいて、元気を与えて、みんなが明るくなるようにがんばりたい」。また、立花仙蔵役の鐘ヶ江洸は「“日本を元気にしていく”っていう目標で僕たちはやっています。舞台を観て、明日もがんばろうって思ってもらえるように、僕らは精一杯舞台上で生きますので、楽しんでもらえたら!」と意気込みを語った。本作は、7月3日(日)まで東京・東京ドームシティ シアターGロッソ、7月15日(金)から17日(日)まで兵庫・あましんアルカイックホール、7月23日(土)・24日(日)は静岡・静岡市民文化会館にて上演。取材・文:中川實穗
2016年06月30日女優・安蘭けいによるソロ・コンサート『安蘭けいドラマティック・コンサート 愛の讃歌』が7月14日、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。ミュージカルを中心に、ジャズ、シャンソンなどの名曲を揃えて、ショーアップしたステージをお届けする豪華一回公演だ。堂々のタイトルに、当の本人は「かなり重みを感じる、ハードルの高い題名ですよね」と朗らかに一笑。およそ二千席のホールでの特別な一夜を、気負うことなく心から楽しみにしている様子がうかがえる。「この題名に負けないようなコンサートにしないといけないなと思っています。だんだんと気持ちが盛り上がって、やり終えた時には『私の人生、変わりました!』ってくらいの手応えを得られたらいいですね」【チケット情報はこちら】予定されているセットリストは、『サンセット大通り』など過去に演じた作品からのナンバーだけでなく、『エニシング・ゴーズ』『RENT』『エビータ』などの未体験の作品から、初めて挑む楽曲も多数含まれている。「構成・演出の原田諒さんから『こんな曲はどう?』と提案していただきました。私が意見を言い過ぎると、自分のやりたい曲ばかりに偏ってしまうので。宝塚時代から私のことを理解してくださっている原田さんに勧めてもらったほうが、いろんな自分を発見できていいのでは、と思ったんですね」また女性曲だけでなく、男装して歌うナンバーがあることも話題の的だ。さらに「全員、初共演です」という魅力の男性キャスト4人、良知真次、中河内雅貴、青柳塁斗、原田優一とのセッションにも期待がかかる。そしてスペシャルゲストには、今年の10、11月の舞台『スカーレット・ピンパーネル』で共演する石丸幹二が登場。贅沢この上ない布陣が、安蘭を強力にバックアップする。「石丸さんは王子様のようなイメージがあると思いますが、実は関西弁のとても気さくな方です(笑)。トークもお上手なので空気を一気に和やかにしてくれると思うし、何よりあの甘い歌声で、より重厚なコンサートにしてもらえそうです」宝塚歌劇団退団から7年。「歌声も音域もかなり変わってきている」ことを自覚し、女優としての成長、変化を「女性を演じることが、より自然になってきた」と受けとめている。安蘭けいのこれまでの歩みと、今後の飛躍の予感、その両方を感じ取れる貴重な時間となるに違いない。「退団後に出演したミュージカルは、女性の半生を描いたものなどメッセージ性の強い作品が多かったんですね。でも『エニシング・ゴーズ』みたいな底抜けに明るいイメージも、私の中には確実にあるんです(笑)。こんなカラーもあるのよ~ってところをお見せできたらいいな。一回だけのコンサートなので失敗は許されません(笑)。完全燃焼したいと思います」取材・文:上野紀子
2016年06月29日FRESH! by AbemaTV&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。6月30日(木)のゲストに声優の井口裕香が出演。また、この日で同番組を卒業するレギュラーの前田玲奈の卒業パーティーを開催する。番組前半では、前田が番組レギュラーになってからの1年半を写真と共に振り返る。得意なカラオケを披露したり、独特なイラストを披露した前田。同じくレギュラー出演しているタカオユキ、秦佐和子と共に、笑いあり、涙ありといったパーティとなりそうだ。また、視聴者から「前田玲奈へのメッセージ」を受付中。メッセージを贈りたい方は番組ページの説明文に記載されているアドレスから応募しよう。ゲストコーナーでは、井口裕香のプライベートにまつわるトークを展開。最近バッティングセンターにハマっているということで、バッティングフォームを披露してもらう。運動神経に自信があるという井口だが、果たして。さらに、飼っているペットの写真や、アイスが大好きという井口の家の冷蔵庫などを公開する。また、番組から視聴者に向けてサイン入りポスターのプレゼントを実施。ポスターはゲストの井口裕香に加え、6月29日(水)に3rdシングル『DREAM FLIGHT』をリリースした木戸衣吹と山崎エリイによるユニット「everying!」からも用意されている。everying!からはコメント動画も到着しており、番組恒例コーナー、タカオユキのキャラ弁当について語っているそうなので、気になる方は放送をチェックしよう。会員放送では、番組恒例のファッションチェックを実施。そして、恒例の「セリフ読みコーナー」では、「夏休みの高校生によくある風景」を4パターンのシチュエーションで挑戦する。「アニメぴあちゃんねる」は、ニコニコ生放送に加え、FRESH! by AbemaTVでも同時生放送をしている。20時からはFRESH! by AbemaTVのみ、20時30分からはFRESH! by AbemaTVとニコニコ生放送、21時30分からはニコニコ生放送のみで放送する。■アニメぴあちゃんねる日時:6月30日(木)午後8時~午後10時20:00~20:30「FRESH! by AbemaTV」のみ20:30~21:30「FRESH! by AbemaTV」と「ニコニコ生放送」21:30~22:00「ニコニコ生放送」のみ(アニメぴあちゃんねる会員放送)出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト: 井口裕香
2016年06月29日6月25日、セールで賑わう越谷レイクタウンに、ピーターパンが登場した。この日はピーターパン役の唯月ふうかと着ぐるみによるブロードウェイミュージカル「ピーターパン」の宣伝イベントが開催。会場となった越谷レイクタウンkaze光の広場は、高い吹き抜けになっていて、一階はもちろん、二階や三階からもたくさんのお客様が参加した。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報まず着ぐるみのピーターパンが登場すると、客席からフック船長が登場。ピーターとフックの戦いが始まる。途中で唯月ピーターパンが登場し、フック船長と決闘。見事勝利をおさめ、改めてピーターパンから挨拶がありイベントがスタートした。まずは、1曲目の歌を披露。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」より、ピーターパンがウェンディたちと空を飛んで行く時に歌う「アイムフライング♪」。軽快なナンバーに手拍子が起こり、客席のワクワク感が高まる。次のコーナーは、おなじみの「ピーターパンクイズ」。ピーターパンのお話にまつわるクイズ数問が出題。司会がお客様に質問を投げかける場面もあり、客席も一体となってクイズを楽しんだ。そして2曲目の歌披露はピーターパンがウェンディに自分の島の素敵なところを聞かせるバラード曲「ネバーランド」。唯月ピーターパンの歌声に、大人も子供も聞き入る。次はこちらも恒例の「ピーターパンジャンケン」のコーナー。勝ち残った参加者にはネバーランドをイメージしたカラフルなペロペロキャンディーがプレゼントされた。そして最後の歌披露は「いばろうぜ♪」。クックーククッ!の振り付きで、客席とともに盛り上がった。ピーターパンからの挨拶のあとに、「7月9日(土)にピーターパンが神宮球場の始球式に登場します」というサプライズ発表もあり、イベントはたくさんの笑顔と拍手に包まれて終了した。そしてお土産は特製ぬり絵ポストカード。ぬり絵をして専用アプリで読み込むと、絵が浮き出て、唯月ピーターパンの歌が聞けるスペシャルなポストカードがプレゼントされた。30分ほどのイベントだったが、ミュージカル「ピーターパン」のワクワクする世界と素敵なミュージカルナンバーの数々を体験できる催しとなった。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」は7月24日(日)から8月3日(水)東京・東京国際フォーラム ホールC、8月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。
2016年06月29日世界が注目する3人組女性ヴォーカル・ユニット、Kalafina(カラフィナ)が、『Kalafina Arena LIVE 2016』を開催。9月10日(土)、11日(日)に兵庫・神戸ワールド記念ホール、16日(金)、17日(土)に東京・日本武道館にて行われるアリーナライブについて、Kalafinaの3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】昨年2月、初となる日本武道館2DAYS公演を成功させたKalafina。秋からは9月にリリースした5thアルバム『far on the water』を掲げて自身最大規模となる全国ホールツアーを行い約4万人を動員、香港、台湾、メキシコ、上海と海外公演も成功させた。「デビュー時はライブを想定していないユニットだったんですけど、シングル『Lacrimosa』以降、試行錯誤しながらライブを作ってきて。現在、こうして3人で活動出来ているのは支えてくれたお客様がいるからだというのは年々思います。海外にも私たちを愛してくれる人がたくさんいることは本当に嬉しいです。海外公演ではいつも日本で届けている音楽を生で届けられることに興奮しましたし、伝えられることの喜びを再確認できました。今はひとつひとつのステージをすごく大切に歌わせていただいます」(Wakana)3人の歌声やハーモニーの美しさ、そして楽曲の持つファンタジックで独創的な世界観もKalafinaの魅力。その素晴らしさは音源でも十分味わうことが出来るが、生の歌声やハーモニーの美しさを体感し、彼女らの音楽世界に直接飛び込むにはやはりライブが一番だ。「Kalafinaの音楽には、非日常的なファンタジックな要素がたくさんあるので、それを音だけではなく視覚でも楽しんでいただいて、より深く楽しんで頂きたいです。例えばミュージシャンの奏でる弦の音から紡がれる私たちの歌声、時には私たちの歌声も楽器の一部のように音楽が紡がれていく――。そんな楽しみも Kalafinaの音楽ならではだと思っています。照明や映像も含めて全体を通した音楽のエンターテイメントショーにしたいというのが、アリーナツアーのテーマでもあるんです」(Keiko)9月に自身初となる神戸ワールド記念ホール公演、そして2度目となる日本武道館公演を控えた彼女ら。公演への意気込みについて、「ワールド記念ホールは、神戸で初めてのワンマンライブになるんですが、イベントなどで、“いつか必ず神戸でワンマンやります”と約束していたので、やっと約束を果たせるのが嬉しいです。武道館は去年出来なかったこともたくさんあったので、去年はできなかったこともできるようになった、今のKalafinaを見て欲しいです」(Hikaru)ライブに強い思いを寄せる彼女たち。その思いも伝わってか、Kalafinaのライブ活動に対して問い合わせが殺到し、Kalafinaのライブ情報を中心としたホームページも立ち上げた。最新のライブ情報は下記リンクよりチェックできる。アリーナ公演のチケットはプリセール受付中。取材・文:フジジュン
2016年06月29日韓国の劇作家・李康白(イ・ガンペク)が1993年に発表した傑作4人芝居『鱈々(だらだら)』が、10月に開幕する。出演は藤原竜也、山本裕典、中村ゆり、木場勝己。演出を手掛けるのは、栗山民也。秋から始まる稽古に先がけ、都内スタジオで行われた藤原と山本のビジュアル撮影現場に潜入した。【チケット情報はこちら】塗装がはがれコンクリートがむき出しになった壁に、武骨な鉄骨を立てたスタジオは、藤原演じるジャーンと山本演じるキームが長年働き暮らす、倉庫のような趣。同じつなぎを着た藤原と山本だが、藤原は“几帳面で世話好き”な役柄のジャーンらしくきちんと着こなし、山本は“本能のまま”なキームらしく半分脱いで腰に巻いたタンクトップ姿。ツーショット撮影でただ並んで立つだけでも、ふたりのコントラストを感じさせられる。鍋を囲むショットの撮影準備中には、体勢を崩してニコニコとお喋りするふたり。そこに運ばれてきたのは、干した鱈の頭がのぞく鍋。実はこの鱈の頭は、本作の韓国原題である「プコテガリ」という食材で、舞台中でも重要な役割を果たすアイテム。具材をよそった器を手に撮影開始するも、スープを匂って微妙な表情をする藤原にスタッフは思わず笑ってしまう。撮影後は、ふたりでオフィシャルの動画撮影に。山本が「竜也くんといつか共演したいなと思って11年経った」と告白し藤原を驚かせるなど、和やかな雰囲気でお互いの印象などを語り合った。撮影後、山本は念願だった藤原との共演について「ずっと思ってたことなので叶ってよかったです。4人芝居で密にお芝居できるというのも“ラッキー!”って」と笑顔を見せつつも「負けないように食らいついていきたい」と気合を見せた。「2016年を締めくくる舞台になると思いますし、自分なりに気合を入れて、終わったときに『こいつ変わったな』とか『成長したな』とか、ファンの人や観に来てくれたお客さんに思ってもらえるようなものを見せたい」藤原は、本作の出演について「栗山さんとは1、2年に1本やらせてもらう機会があって。最近も何か一緒にできたらいいなと思ってたのですごく嬉しい」。作品については「今回、鱈の煮込んだ鍋が出てくるけど、そのグツグツ煮立った血のような熱いものがある本。それを栗山さんの演出でやらせてもらうのは、今の僕にとっていいことなんじゃないかと思っています」と語った。「個性的な役者4人で、栗山さんのもとでやらせてもらえるっていうのは楽しみ。しっかりと皆さんに恥ずかしくないような芝居をつくれたらと思います」舞台『鱈々』は、10月7日(金)から30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて公演後、全国6都市を巡回。取材・文:中川實穗
2016年06月28日1963年の日本初演より長年愛されてきたミュージカル『マイ・フェア・レディ』。2013年、G2により演出が一新、新たなキャストを迎えてリボーン(再誕生)し好評を博した。ロンドンの下町娘イライザの父・ドゥーリトル役を演じたのが松尾貴史。本作がミュージカルデビューとなった彼に、3年ぶりの再演への想いを聞いた。ミュージカル「マイ・フェア・レディ」チケット情報「ミュージカルは絶対やらない、やれないと思ってました。演出家のG2とは仲良しだけど、最初G2も東宝の方に『彼はミュージカルはやらないです』って、話を勝手に断ってたらしい」と笑う。G2とは演劇ユニットAGAPE storeで長年組んでいる仲。ただ松尾自身、実はこの酔っ払いのドゥーリトルならやってもいいかなという想いが昔からあった。「父がこの映画が好きで、一緒にテレビで見ていた思い出があります。ドゥーリトルは屁理屈を言ったり酒好きなところが、父にも似ているし僕にも似ている。無責任なところもね(笑)」。実際に演じてみると『運がよけりゃ』『教会へは遅れずに』というこの役のビッグナンバーも、「気持ち良く歌えました。手拍子も頂いて、おだてられれば木に登る感じですよ! あのシーンは自分が楽しみ、皆さんにも一緒に楽しい雰囲気になって頂くのがポイントです」と話す。貧しい家庭に育ったイライザが、ヒギンズ教授のレッスンで淑女になるシンデレラ・ストーリー。自堕落な父親であるために再演では新たにヒゲを付け、酔っ払う演技にも磨きをかける。「昔テレビで見た藤山寛美さんの演技指導の言葉が残っています。『酔っ払いは前のめりではなく、かかとに重心がくるんや』って。つまり前に行きたいけれど、後ろに重心が行ってしまうと。試してみたら『お!』となって面白かったです。再演にあたっては、滑舌のいい“立て板に水の酔っ払い”でと演出家に言われています」。そのG2の演出については、「暗転嫌いで、各シーンがオーバーラップしながらきれいに進んでいく。いつも緻密やなって思いますね」と話す。娘のイライザは、元宝塚歌劇団トップスターの霧矢大夢&真飛聖のWキャスト。「霧矢さんはすごく親しみが持てる娘、真飛さんは生き抜く力が強いという感じで、全然違うから面白い。おふたりとも再演でパワーアップするのは間違いないです」。松尾自身も先頃、ふたりだけのミュージカル『マーダー・フォー・トゥー』でハードに3役を演じ分け、人生初のピアノ演奏を堂々披露した経験が生かされるはず。「ジャンルで仕事を断ったことはありません。マゾヒスティックにお引き受けすることが最近楽しい(笑)」。ラジオ、落語、折り紙など多彩な才能の持ち主は、「プロフェッショナルな世界」のミュージカルに今夢中だ。公演は、7月10日(日)から8月7日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、8月13日(土)・14日(日)は愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、8月20日(土)から22日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:小野寺亜紀
2016年06月28日激しく足を打ち鳴らす音と手拍子、掛け声の余韻がいつまでも耳に残る…。そんなフラメンコの舞台『「フラメンコ・カフェ・デル・ガト』が大阪・サンケイホールブリーゼで幕を開けた。同作は、湖月わたる、水夏希、原田薫で結成された「BAD GIRLS」が、異国のダンスに挑戦する「ダンス・レジェンドシリーズ」の第3弾。今回は、スペイン人舞踊家でマリア・パヘス舞踊団第一舞踊手のホセ・バリオスが構成・演出・振付を手掛けた。「BAD GIRLS」のメンバーに、元宙組男役スター緒月遠麻、ダンサー大貫勇輔を迎え、皆、マドリッドで約1ヵ月間の稽古を積んだという。そのメンバーにスペインから招聘した女性ひとり、男性4人の若手実力派のフラメンコダンサーが加わった。「フラメンコ・カフェ・デル・ガト」チケット情報1幕目は、スペインの酒場「カフェ・デル・ガト」で、長女ローラ(湖月)、次女カルメン(緒月)、弟ルイス(大貫)ら兄妹がフラメンコを踊り始める。そこへ仲間を連れた闘牛士が登場。スペイン人を含めたキャスト全員が踊り、その迫力、華麗さに目は釘づけになった。日本人女性キャストは、踊りながらマントン(大型のショール)を回したり、アバニコ(扇)を振ったり、難しい小道具も使って美しく優雅に見せる。大貫はスピーディにステップを踏み体の切れも抜群だ。日本人キャストは皆、フラメンコ初挑戦だが、スペイン人キャストに引けを取らない。「ダンスのジャンルが違っていても『核』があれば踊りこなせる」と、大貫が取材で語った言葉を全員が体現している。ローラは闘牛士に心を奪われ、女たらしの彼と付き合うことを許さないルイスは怒り狂う。ルイスと闘牛士がバストン(杖)で地面を激しく叩き合って闘うシーンは、そのバストンの音、ダンサーが奏でる箱型の打楽器カホンのリズム、ダンサーが足で床を鳴らす音が、大雨のように舞台を打ち続け強烈な印象を残す。さらに、闘牛士を誘惑するマリア(原田)まで現れ、店の主人アナ(水)は混乱した状況を収めようとするが…。意外な結末は見てのお楽しみだ。第2幕は、アンダルシアを舞台に、キャストが各地を旅するようにフラメンコで表現するショーが展開。土地によって違う独特の音楽や踊りが堪能できる。日本人女性キャストが、アルメリアでパンツスーツを着てジャズダンスを踊る場面は、マニッシュで「BAD GIRLS」らしい魅力が満載だ。また、スペイン人キャストがセルビアで踊るシーンは、一秒ごとに振付けをしているかのような緻密で繊細な手と足さばきに圧倒される。息をするように踊り、大地を踏みしめて力強く生きることがフラメンコだと実感した。日本、スペインの両キャストが美しく調和しそれを伝えてくれた。この後、6月29日(水)から7月4日(月)まで東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年06月27日今年デビュー25周年を迎えるオリジナル・ラブ。6月1日にはニュー・シングル『ゴールデンタイム』をリリース。ORIGINAL LOVEらしいポップセンスがギュッと詰まった新曲2曲に加え、名曲『朝日のあたる道』のセルフ・カバーが収録されたアニバーサリーに相応しい1枚だ。「25周年記念という事を意識しながら書いたら、さらに原点回帰して自分の少年時代とかデビュー前に影響されていた音楽に近い感じになりました。とは言え、最近勉強しているジャズのコードが入ってたり、その当時では作れなかった曲ではあると思います。でもそういった事は抜きにして、皆さんがいい気分になって頂けるような良い曲ができたんじゃないかな」と開口一番、笑顔で語ってくれた田島貴男。オリジナル・ラブ チケット情報新作には『ゴールデンタイム』のMVの他、人気ライブシリーズ『ひとりソウルショウ』から厳選した映像も収録。「ひとりソウルショウって何やってんだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ひとりなんだけど無茶苦茶盛り上がる、皆で歌う、皆で踊る(笑)、そういうライブなんです。自分自身、そこで得たテクニックもたくさんあって、それをバンドに応用したりステージ上での幅というものが広がったなと思いますね。その白熱のライブの様子を映像で楽しんで頂けるのも嬉しいです」25年という長い月日を音楽に向き合ってきた。その軌跡を振り返り、改めて感じる事も多いと言う。「普段は、自分がどれぐらいの年月をやってきたかって事は全然意識してないんだけど、25周年企画が始まって初めて振り返ってみました。そして今、思う事は、これだけやってきても音楽やライブ、演奏に飽きるという事が全然ない、という事。ギターも飽きるどころか、最近またハマってるし。歌もそう。25年で今が一番絶好調かもしれない。芸事というのは、やればやるほど色々解らないところも増えていって、それが本当に面白いですね」ますます音楽を楽しんでいる様子の現在、アニバーサリーツアーも各地で好評開催中だ。「今回は25周年ツアーという事で。代表曲を集めたベストヒット的な内容のセットリストで展開中。まさに、ソウルフルなエンターテインメントショウなんですが、そのツアー最終日は福岡。とにかく盛り上がる面白いライブになってます。まだまだ田島は頑張ってますんで!という事で、ぜひ会場に足を運んでくれたら嬉しいですね」公演はこの後、新潟、岩手、東京を経て、7月17日(日)福岡・福岡市民会館 大ホールでツアーファイナル。チケットは発売中。
2016年06月27日シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演最新作『ダイハツ トーテム』の東京公演が6月26日にフィナーレを迎えた。【チケット情報はこちら】『ダイハツ トーテム』は2月3日に東京・お台場ビッグトップで開幕。189公演の合計観客動員数は、51万5000人を記録。2010年の初演以来、カナダ、イギリス、アメリカなど世界7か国、33都市で開催されてきた『トーテム』。今回東京公演で記録した動員数は1都市における最大の動員数となる。東京公演最終日となった6月26日公演では、アンコール時に、出演アーティストが「東京公演51万人ありがとう!」のパネルを掲げステージに登場。満員の会場から割れんばかりの歓声が巻き起こった。この後、大阪公演は大阪・中之島ビッグトップ(特設会場)にて、7月14日(木)~10月12日(水)まで上演。大阪公演終了後、名古屋、福岡、仙台を周る。『トーテム』応援団長・小倉智昭は東京公演フィナーレにあたって、「トーテムは本当に好きで、東京公演は全部で8回観ました。でも、まだ観たい。全体を通して本当に面白い、内容の濃い作品なんです。何が素晴らしいかって、プロジェクションマッピングの使い方や演出が素晴らしい。ステージも華やかで、場面転換もいい。極端な大技はないけれど魅せ方が凄いんです。演目それぞれのつながりも良いし、個性豊かで高レベルのアーティストが揃っている。演目をあげたらきりがない。惹きつけられるポイントが毎回違うから、何回でも観たくなるし、何回観ても飽きない」とコメント。さらにこのあと公演が大阪で行われることについて「大阪の人にもこの良さはわかるでしょう!お笑いは関東と関西で受けるものが違うけれど、トーテムは言葉ではなく、人間の技術。人の技術はどの場所も関係ない、だから、東京で人気があって大阪で受けないはずがない!東京で見逃した人は関西に旅行に行くときに、大阪公演を是非みてほしい!」と熱い気持ちを寄せた。『ダイハツ トーテム』、大阪、名古屋公演のチケットは発売中。
2016年06月27日昨年人気を博した朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』がキャストを一新し7月に再演をむかえる。「僕とあいつの関ヶ原」に出演が決定している荒田至法、猪塚健太、尾関陸、黒羽麻璃央、染谷俊之、西川俊介、松田岳、松田凌、矢部昌暉(DISH//)からそれぞれコメントが届いた。朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』チケット情報―出演が決まっての感想はいかがですか?荒田:とても嬉しかったです。「やったー!!」ってテンションが上がったあとすぐ、「あれ、朗読劇も和物も初めてじゃん」と、気づいてひとりで動揺していました。先日稽古が始まり台本をみんなで読み進めていたのですが、一行ごとに新たな発見があり次の稽古も本番もとても楽しみになりました。尾関:まず驚きました!朗読劇に出演したことがなかったので不安はありますが、新しい挑戦ですので楽しみです!松田岳:とてもワクワクしています。読み間違えのないようとりあえず台本に出てくる漢字から調べました笑矢部:僕は歴史がすごく好きで、好きになったきっかけが戦国の時代なので、戦国時代の有名な合戦である関ヶ原の戦いのお話に出演できることに喜びを感じています!―中屋敷さんの演出ですが、中屋敷さんに対してはどのような印象をお持ちですか?黒羽:中屋敷さんとは以前一緒に舞台を作りましたが頭の中が宇宙だと思っております。もちろん良い意味で、ですよ? 笑染谷:前回の映像を見せていただいて、すごい演出をされる方だなっていう印象を受けました。エネルギッシュで熱い方なのかなっていうのが作品のイメージです。楽しみです。―今回チャレンジしたいことはありますか?猪塚:演じ分けるところ、しかもそれが、演じ分けをして、役によっては一言二言の役もあると思うんですけど、それがただのギャグにはしたくないので、何役やるかはわからないですけど、その人その人の人生を真摯に考えたいなっていうのはありますね。西川:台本を読んで僕の演じる小早川秀秋は自分次第でいくらでも面白さを出せる役だと感じました。小早川秀秋という人物を詳しく調べて、自分の殻を破りたいです。―意気込みを。染谷:戦国時代に生きた武将を、朗読劇の世界で熱く演じきりたいと思います!みなさんぜひぜひ観に来てください。西川:僕自身朗読劇は初挑戦なので、戦国時代に生きていた将軍のように堂々と舞台に立ち物語の空気を変える存在になれればいいなと思います。松田凌:かせられた枠からはみ出ていきたいと思います。『僕とあいつの関ヶ原』は7月7日(木)から9日(土)東京・天王洲 銀河劇場にて。
2016年06月27日9月3日(土)、4日(日)に福岡・芥屋海水浴場キャンプ場で行われる「24th Sunset Live 2016 - Love & Unity -」の第4弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】今回発表された出演者は初日の9月3日(土)にSpeech(from Arrested development)、ペトロールズ、DAOKO。2日目の9月4日(日)に勝手に観光協会Z(みうらじゅん / 安齋肇 / 山田五郎 / 小野瀬雅生 / 古田たかし)、HAN-KUN、平井大など10組。チケットの一般発売は7月18日(月・祝)より。なお、一般発売に先駆けて、現在オフィシャルサイトでは特割先行予約を実施中。受付は6月30日(木)午後11時59分まで。■24th Sunset Live 2016 - Love & Unity -日時:9月3日(土)開場11:00 / 開演11:309月4日(日)開場11:00 / 開演11:30会場:芥屋海水浴場キャンプ場(福岡県糸島市志摩芥屋2589)<第4弾出演アーティスト>【9月3日(土)】Grown Kids/Speech(from Arrested development)/ ペトロールズ / DAOKO / Crowd Lu<盧廣仲> (from Taiwan)【9月4日(日)】勝手に観光協会Z(みうらじゅん / 安齋肇 / 山田五郎 / 小野瀬雅生 / 古田たかし)/ HAN-KUN / 平井大 / 常盤響 / 鎮座DOPENESS & DOPING BAND料金:単日券大人6500円ナイト券5000円(18時以降の入場)2日間通し券13000円(オリジナルタオル付)※料金はすべて税込。※中高生4,000円(要学生証提示で当日差額返金。大人券をお買い求めください)※小学生以下無料(但し家族に限り)※雨天決行(荒天の場合は中止)
2016年06月27日11月5日(土)・6日(日)に千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールで開催されるSlipknot主催の音楽フェス「ノットフェス・ジャパン2016」の第3弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】今回出演が決定したのは、初日の11月5日(土)A Day To Remember、Issues、SiM、RIZE。2日目の6日(日)にIn Flames、MAN WITH A MISSION、Crossfaithの7組。SiM、MAN WITH A MISSION、Crossfaithは2014年に行われた同フェスに出演。また、RIZEは同フェス初出演となる。チケットの一般発売は8月27日(土)午前10時より。 なお、一般発売に先駆けて、オフィシャル先行を実施中。受付は6月12日(日)午後11時59分まで。■KNOTFEST JAPAN 2016(ノットフェス・ジャパン)日時:11月5日(土)・6日(日)開場 10:00 / 開演 12:00 ※リストバンド交換時間:8時~会場:幕張メッセ 国際展示場9~11ホール(千葉県)出演:【11月5日(土)】 Slipknot / Deftones / Disturbed / A Day To Remember / Issues / SiM / RIZE / 他【11月6日(日)】 Slipknot / MARILYN MANSON / Lamb of God / In Flames / MAN WITH A MISSION / Crossfaith / 他料金:1日券14,000円 / 2日通し券27,000円(オールスタンディング・全て税込み)「VIPアップグレード」有り・詳細は後日発表(入場チケット購入者のみ対象)※6歳未満入場不可 / 6歳以上有料※出演アーティストの変更等による払い戻しはございません※いかなる場合でもチケットおよびリストバンドの(紛失・破損・焼失)再発行はございません
2016年06月27日9月3日(土)に広島で行われる野外フェスティバル「Music Resort うたたね 2016しまなみ」の第2弾出演アーティストが発表された。今回出演が決定したのは、ゴスペラーズ、手嶌葵の2組。【チケット情報はこちら】同フェスは今年で3回目。2014年に旧広島西飛行場、2015年は旧広島市民球場で開催。今年は、遊園地、温泉、プールなどが一体となった複合型テーマパーク・みろくの里内で開催される。チケットの一般発売は7月30日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、ぴあWeb先着先行を実施中。受付は6月30日(木)午後11時59分まで。■Music Resort うたたね 2016しまなみ日時:9月3日(土) 開場 13:00 / 開演 14:00 予定会場:みろくの里 ツネイシフィールド特設ステージ(広島県)料金:<全自由> 前売 大人-7800円(中学生以上)小学生-3800円出演: ゴスペラーズ / さかいゆう / SEAMO / スキマスイッチ / SOLIDEMO / 手嶌葵 / HIPPY / ベリーグッドマン / 島谷ひとみ(ナビゲーター)※駐車券・シャトルバス券などは後日発表予定※雨天決行/荒天中止※料金には、みろくの里入園料を含む※出演者は五十音順(島谷ひとみ除く)
2016年06月27日「演劇界の風雲児」と言われ、戦後の演劇界に一時代を築いた劇作家・つかこうへいの、七回忌特別公演『新・幕末純情伝』が、6月23日、東京・天王洲銀河劇場にて開幕。そして、命日である7月10日(日)の追加公演が発表された。舞台『新・幕末純情伝』チケット情報幕末の京都を舞台に、「新選組の沖田総司が実は女だった」というユニークな着想で作られた本作。1989年の初演以来、『熱海殺人事件』『飛龍伝』と並ぶ代表作として愛され、繰り返し上演されてきた。これまで、広末涼子、石原さとみら錚々たる顔ぶれが主役を務め、魅力を開花させてきた本作。今回は九代目の沖田総司に、松井玲奈が抜擢され、坂本竜馬役・石田明(NON STYLE)との濃厚なラブシーンにも注目が集まっている。舞台は、徳川260年の泰平の世が、今まさに崩壊せんとしている文久3年。近藤勇率いる新選組の中にひとり、女がいた。その名は沖田総司。小さい頃から男として育てられ、ただひたすら剣の修行を強いられてきた孤独な女だった。勤皇、佐幕が入り乱れる動乱の京の街で、総司は愛する土方歳三のため、次々に勤皇の志士たちを斬り続ける。そんな総司の前に立ちふさがったのが、日本に新しい時代をもたらす男・坂本竜馬。裏切りと憎悪渦巻く暗黒の時代、総司と土方、そして竜馬の胸を焦がす熱い恋の行方とは…。そして新しい時代の夜明けとは…。公演は7月3日(日)まで、天王洲銀河劇場にて上演された後、7月6日(水)~17日(日)には、つかこうへいとの縁が深い紀伊國屋ホールへと劇場を移して行われる。さらに、7月22日(金)~24日(日)は大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。追加公演となる7月10日(日)のチケットは、6月25日(土)午前10時より販売スタートする。銀河劇場公演や大阪公演も絶賛発売中だ。つかの真髄を受け継いだ者たちが七回忌の年に魅せる舞台。日本を見据えるつかの熱い想いは、俳優たちの沸々と湧き上がるエネルギーのぶつかり合いにより、観客にも受け継がれていくはず。
2016年06月24日11月11日(金)に東京・両国国技館で「THE CLASSIC ROCK AWARDS 2016 + LIVE PERFORMANCE」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは世界的なロック雑誌である「クラシックロック」誌が主催する音楽授賞式。2005年にロンドンで初開催され、これまでそうそうたるロック界のレジェンドたちが受賞し、パフォーマンスを披露してきた。日本で行われるのは今回が初めて。授賞式と受賞者によるライブの2部構成となる。現在決定している出演者はジェフ・ベック、チープ・トリック、リッチー・サンボラ、オリアンティの4組。出演者は今後も追加される。チープ・トリックのボーカル、ロビン・ザンダーは出演決定に際し「日本で初開催となる「Classic Rock Awards」に選ばれて光栄です。日本のファンに感謝するとともに、皆さんの前でプレイできることを心から楽しみにしています」とコメントを寄せている。チケットは通常の鑑賞チケットとあわせて、“サウンドチェックのご鑑賞”や“カクテルレセプションへご招待”などの特典がついたVIPパッケージチケットも販売される。なお、一般発売に先駆けて、チケットぴあでは最速先行を実施中。受付は6月29日(水)午後11時59分まで。■THE CLASSIC ROCK AWARDS 2016 + LIVE PERFORMANCE」日時:11月11日(金)開場17:00 / 開演18:00会場:両国国技館(東京都)出演:ジェフ・ベック / チープ・トリック / リッチー・サンボラ / オリアンティ / and more…
2016年06月24日ディズニーの名曲の数々を、フルオーケストラの演奏とニューヨークでも活躍するヴォーカリストたちの歌声で届ける、大人のための音楽会「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2016」が今年も上演される。「ディズニー・オン・クラシック」チケット情報今年のメイン演目は映画『アナと雪の女王』。エルサ役を演じるヴォーカリストは、『シスター・アクト(天使にラブ・ソングを)』や『キャッツ』(グリザベラ役)など、豊富なステージ経験を持つ、トリシア・タンガイ。指揮は、第1回(2002年)よりタクトをとるブラッド・ケリー。今回、来日したブラッドとトリシアに話を聞いた。『アナと雪の女王』についてブラッドは「世界中にインパクトを与え、ディズニー映画の新時代をつくった作品。楽曲も、ディズニー音楽でありながら、これまでとは違うサウンドやオーケストレーションのされ方が魅力」だと話す。演奏するのは、ブラッドも「このオーケストラが大好き」というオーケストラ・ジャパン。昨年創立されて以来、型にとらわれない活動と、照明や特殊効果を用いた新しいコンサートスタイルで楽曲を届ける。今回参加するトリシアについては「『レット・イット・ゴー』を本当の意味で歌える人は少ない。その1人が彼女なんじゃないかと思う」とブラッド。トリシアは「プレッシャーをかけるのはやめてください(笑)」と笑いながらも、「この日本という美しい国をまわりながら新しい経験ができるということ、とても楽しみにしています。真摯に向き合っていきたい」と話した。今回のテーマは「“真実の愛”は心をとかす。」「『アナと雪の女王』のユニークなところは、今までのディズニー映画の“愛=ロマンティック”というイメージを打ち破り、家族の愛に着目したところ。姉妹が過去を克服し、もう一度美しい愛を見出すというストーリーに、今回のテーマは触れていると思います」(トリシア)。また、今回は“アナ雪”以外にも、組曲「火の鳥(ストランヴィンスキー)」が初登場。映画『ファンタジア2000』の映像と共に音楽を奏でる楽しい演出になるという。「お客様の中には、家族や友達との時間を楽しみたい人もいるでしょうし、悲しいことが起きて元気が欲しい人もいると思います。この公演を観ることで、心を開いたり、テーマの“心をとかす”ような経験になることを願っています」(トリシア)「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2016」は、9月23日(金)から12月25日(日)まで、全国36会場54公演を開催。ディズニーヴィランズ(悪役)スペシャルや、クリスマス・スペシャルなど、公演日によって異なる特別プログラムなども用意されている。取材・文:中川實穗
2016年06月24日シンガーソングライターの上北 健が8月3日(水)に1stミニアルバム『TIDE』をリリースすることが決定した。【チケット情報はこちら】タイトルの『TIDE』は潮の干満を意味する単語で、“潮の満ち引きのように、日々の流れの中で落ちる時もあれば当然報われる瞬間もある、従って苦難を乗り越える努力には間違いなく意味がある”という上北の想いから命名。随所に夏の清涼感が感じられる7曲が収録されている。上北 健は、ボーカリスト「KK」という名義でニコニコ動画に投稿していた“歌ってみた動画”が話題となり、2014年にアルバム『心音(こころね)』でメジャーデビュー。同作はオリコンデイリー9位を記録。昨年2月に開催された初のソロライブはチケットが発売5分で完売するなど、人気を博している。昨年9月にはシンガーソングライター「上北 健」名義でのメジャーデビューアルバム『SCOOP』をリリース。同作を引っさげて8月27日(土)より全国4か所でライブを開催。チケットの一般発売は7月16日(土)午前10時より。■上北 健 1st mini-album “TIDE”8月3日(水)発売料金:1,800円(税抜)<収録曲>1.月が綺麗2.ブルータウン3.約束4.上昇5.GROWING POINT6.フラワーパズル7.ブルータウン -acoustic ver.-■上北健 1st mini-album “TIDE” Release Tour 20168月27日(土)umeda AKASO(大阪府)開場17:30 / 開演18:009月4日(日)LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)開場17:00 / 開演 17:309月10日(土)ボトムライン(愛知県)開場17:30 / 開演18:009月17日(土)草月ホール(東京都)開場17:30 / 開演18:00
2016年06月24日抜群の華やかさやダンスに加え、悪役、クセのある役で存在感が光る俳優・吉野圭吾。夏の風物詩となったブロードウェイミュージカル『ピーターパン』で、今年、吉野が悪役のフック船長役に選ばれたのは大いにうなずける。作品について話を聞いた。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報最近のフック船長でいえば、橋本じゅんはコミカルに、大貫勇輔はダンサブルに役を演じてきた。吉野ならその両方ができそうだ。「そうですか?僕、何でもやりますよ。踊って歌って、ギャグも言ったりして。フックを上手に使って色々なこともしてみたい。例えば、ロープに引っ掛けて上からザーッと降りて来ることができないかと、演出・振付の玉野和紀さんと話をしているんです。過去にはこだわらず、僕なりの新しいフック船長を作り上げたいですね」吉野にとって大人も楽しめる『ピーターパン』の魅力はどこだろう?「台本を読むと、『殺す』というセリフがフックだけではなく、ピーターパンにもやたらと出てくる(笑)。ピーターパンもけっこうグロいんですよね(笑)。でもそこを強調しすぎないようにしたい。物語も夢の中の話ではない。ネバーランドに行って帰って来て、目が覚めたら夢だった…という設定ではないですから」。ラストを含め、きれいごとだけでは終わらない話の奥深さが老若男女を引きつけるのだろう。ウェンディの父親ダーリング氏との一人二役をこなす。「ネバーランドの住人はフックをはじめ、大人になりたくてもなれない大人。みんな子供の心を持っていてずっと遊んでいたい。そこを大切に演じたいですね。一方、ダーリング氏は大人の中の大人として描かれている。ふたりをどう演じ分けるかです」子供の心は、最近出演したミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』の子役たちと交流することで取り戻しているという。「1789で演じた悪役のメイクは怖いんです。稽古場ではそのいでたちで、誰も寄せ付けないオーラを醸し出していたはずなのに、子供たちは『遊ぼう』と寄ってきて、僕の固い扉をコンコンとノックしてくる(笑)。実家が昔、保育園だったこともあり、子供には好かれるんですよね(笑)」また、舞台では、観客に向かってピーターパンが「妖精を信じる?」と問うシーンが有名だが、吉野も妖精を信じるという。「妖精を含め、物には神様が宿っている。舞台の神様には真摯に向き合わないと、セリフが出てこなかったり、小道具の鎖が切れたりして裏切られるんです。そんな時は、『なぜ、私を裏切るのですか』と会話しています(笑)」。裏切りを経験してこその役者業。今後は「妖怪や動物、ゾンビなど人ではないものも演じてみたい」と意気込みも高い。ただならぬフック船長を演じてくれそうだ。公演は、7月24日(日)から8月3日(水)東京・東京国際フォーラム ホールC、8月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年06月23日