チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (190/342)
オリジナルミュージカルを作り続けている玉野和紀による新たなショー・ミュージカルが誕生する。若い才能の原石(=GEM)が集うショーハウスを描いた『GEM CLUB』である。10年続いた『CLUB SEVEN』シリーズをも超えようと、稽古場では今、若き俳優たちが切磋琢磨しているようだ。相葉裕樹と矢田悠祐が、現場のその熱い空気を伝えてくれた。『CLUB SEVEN』チケット情報作品の舞台はショーハウス。玉野をはじめとするベテラン勢が店のオーナーや総支配人を演じるなか、9人の若きパフォーマーがショーを作り上げていくこの物語は、相葉によると“青春群像劇”。「“クサい!アツい!”っていう感じなんです(笑)。それがカッコいいって思ってもらえるところまでいけたら、この作品の魅力が出ると思うので。照れずにとことんクサくやりたいなと思っています」。矢田も、「各々が頑張りつつ、みんなで考えを出し合ってショーを作っていくという物語なので、本当に等身大でできるなと。自分たちが今稽古場でやっていることをそのまま反映すれば、すごくいいお芝居になるんじゃないかなと思っています」と意気込む。その稽古場では、それぞれに悪戦苦闘中だという。『CLUB SEVEN』にも出演していた相葉でさえ、「覚えることが多すぎる」と悲鳴を上げているぐらいだから、内容の密度は相当なもの。「毎日新しい振付が入ってきますし、何より、一つひとつのナンバーがハードなので、体力的にヤバい感じなんです。オープニングのM-1でもう息切れがひどいですから、本番で倒れるんじゃないかっていう(笑)」(相葉)。「僕は玉野さんの作品には初参加だし、ダンスもこれまでの舞台で勉強しただけなので、こんなにしんどいのは僕だけだと思ってて。だから、みんなしんどかったんやって安心しました(笑)」(矢田)。今は苦労の日々だが、「その大変さも、お客さんが喜んでくださることで報われる。だから、こんな地獄はもう味わいたくないと思いながら、またやっちゃうんです(笑)」と相葉。「大変そうだなと思われないように頑張りたいですし、全力でやっている姿は、観てて気持ちいいと思います」と矢田も前向きだ。新しい作品ではあるが、『CLUB SEVEN』で大人気だった「ヒットメドレー」も新たに登場する予定だとか。「『CLUB SEVEN』ファンの方も、ショーを観たことがない人も楽しめるはず」との相葉の言葉通り、これぞエンターテインメントという楽しさに満ちた作品になるだろう。公演は3月19日(土)から4月1日(金)まで東京・シアタークリエ 、4月8日(金)から4月10日(日)大阪・サンケイホールブリーゼ、4月11日(月)に愛知県芸術劇場 大ホールにて。取材・文:大内弓子
2016年03月07日Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーGAKU-MCによるユニット“ウカスカジー”初のツアー「ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR」が6月17日(金)東京・Zepp Tokyoよりスタートする。【チケット情報はこちら】ツアーは東京を皮切りに、大阪、宮城、愛知、北海道の5か所で開催。全会場にDJダイノジが出演する。チケットの一般発売は4月30日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けてぴあではプレイガイド最速先行を実施中。受付は3月13日(日)午後11時59分まで。■ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR6月17日(金)Zepp Tokyo(東京都)6月22日(水)Zepp Namba(大阪府)6月26日(日)仙台PIT(宮城県)6月28日(火)Zepp Nagoya(愛知県)7月1日(金)Zepp Sapporo(北海道)
2016年03月07日4月9日(土)に東京・STUDIO COASTで行われるライブイベント「TOWER RECORDS presents Bowline 2016 curated by Crossfaith & TOWER RECORDS」の第2弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】出演が決定したのは、POLYSICS。同イベントはタワーレコードがアーティストを「キュレーター」に迎え、そのキュレーターが中心となりテーマを設定し、タワーレコードと共同で出演アーティストを決定するライブイベント。今回は日本のメタルコアバンドCrossfaithがキュレーターを務め、<MASHUP>をテーマに、第1部は東京・STUDIO COASTにてライブハウスイベント、第2部は渋谷SOUND MUSEUM VISIONにてクラブイベントの2部構成で行われる。 POLYSICSは第1部のライブハウスイベントに出演。第1部にはほかにも、80KIDZ、RIZEなどの出演が決定している。チケットは3月5日(土)午前10時より一般発売開始。■TOWER RECORDS presents Bowline 2016 curated by Crossfaith & TOWER RECORDS日時:4月9日(土)開場12時 / 開演13時会場:STUDIO COAST(東京都)出演:Crossfaith / 80KIDZ / POLYSICS / RIZE / and more料金:4,500円(税込/1D 別)※オールスタンディング※小学生以上有料/未就学児童は入場不可■TOWER RECORDS presents Bowline EXTRA PARTY“ECLIPSE”produced by Crossfaith日程:4月9日(土)会場:渋谷SOUND MUSEUM VISION(東京都)※詳細は後日発表
2016年03月04日2015-2016年シーズンより108年の歴史をもつウィーンの名門、トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任した佐渡裕。昨年秋には就任コンサートを成功させ、現地の聴衆を涌かせた。トーンキュンストラーとの縁は、いわば向こうからの「ひと目惚れ」。2013年に客演指揮者として招かれ、団員のアンケートで大部分のメンバーから「また来てほしい」というリクエストがあり、たった一度の共演で次期音楽監督の白羽の矢が当たった。トーンキュンストラー管弦楽団 来日ツアー情報「客演のときは3日間練習があって、2曲とも複雑な曲だったんですが、オーケストラの反応がすごく早いなというのが第一印象でした。こちらが注文するとすぐに音が変わる。そして練習の雰囲気がとても健康的なんです。ですから、また客演に呼ばれたら来ようと正直なところ思っていました(笑)」この楽団が拠点とするウィーン楽友協会の大ホール(黄金のホール)で指揮することは、若き佐渡裕の夢でもあった。「1988年にウィーンに渡り、生まれて初めて海外生活をしたわけですが、当時は指揮をする場もなく、バーンスタインのアシスタントとして毎日リハーサルを見学していました。いい思い出もありますが、辛い悶々とした思いもあった。当時はウィーンという街を斜めから見ていたところもあったと思います」「因縁の街」ウィーンに戻ってくるまでに多くの時間を要したが、佐渡の直球勝負の音楽家人生がたどり着いた約束の地がここだった。「108年の歴史があるオーケストラが日本人の指揮者を選んだことにどう応えるのか、というのが最初の最大のミッションですよね。就任に決まってから2年間あったので、任期の3年間の筋の通ったストーリーを考えなくてはと思い、ウィーンで活躍した作曲家のレパートリーを大事にしていくことを僕の方針として決めました」5月の凱旋公演はハイドン、ベートーヴェン、ブラームス、R・シュトラウスというウィーンゆかりの大作曲家の曲が並ぶ。ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第1番」ではアリス=紗良・オットが、「ヴァイオリン協奏曲作品61」では、中国系オーストラリア人のレイ・チェンがゲストで参加。ふたりのソリストの起用には、佐渡の大きな想いが託されているという。「このツアーには僕が伝えたいキーワードがあって、「クロスオーバー」というか、音楽を通して108年の歴史をもった古いオーケストラが文化を越えていく面白さを経験してほしいんです。日本人の血を半分持つアリスと中国系のチェンという現代の若者は、時間を越えてベートーヴェンに真正面から向き合っている。オケがどんどん枠を超えていく面白さを知り、客席の感動と共振していく面白さを楽しんでほしい…それが今回の僕のツアーの一番の目的なんです」情熱的な言葉の奥に、これまでの経験から得た大きな自信を感じさせる。5月の来日ツアーでは、全国で14回の演奏会が行われる予定。取材・文:小田島久恵
2016年03月04日3月31日(木)に開催される「渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL”」。さだまさしや平原綾香、映画『平成モスラシリーズ』『宇宙兄弟』、ドラマ『大地の子』など、誰しも一度は聞いたことのある曲を作ってきた作曲・編曲家の渡辺俊幸が全面プロデュースする本公演。オーケストラに「ディズニー・オン・クラシック」などで知られる“オーケストラ・ジャパン”、そしてスペシャルゲストにゴスペラーズとGILLEを迎える。渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL” チケット情報本公演は、渡辺の“クラシックに興味のない方にもオーケストラサウンドの魅力を知ってもらいたい”というテーマから生まれたもの。オーケストラの演奏とゴスペラーズやGILLEという組み合わせは意外だが、「ゴスペラーズはオーケストラが必要ないところで勝負していくアーティストだけれども、例えば海外ではそれがゴージャスな形でアレンジされるようなケースもあって。そういう海外の本格的なアーティストのレベルを日本で実現するにはうってつけのアーティスト」と語る。GILLEが挑戦する『夢やぶれて』(『レ・ミゼラブル』より)は、「楽曲はすべて今回のために僕がアレンジしています。自分で言うのもなんですが『夢やぶれて』のいろんなオーケストラのアレンジも聞きましたが、どれよりもいい(笑)。大げさじゃなく、最高峰のものがきたという楽しみを持ちながら聴きに来てほしいなと思います」と太鼓判を押す。渡辺が本公演で体験してほしいこと、それは「オーケストラの演奏を“生で”聴く」ということだ。「40年ほど前にボストンで生まれて初めて生でフルオーケストラの演奏を聴いたんです。それでものすごく感動したんですね。こんな素晴らしいものをなんで今まで聴いていなかったのか、と。レコードでは聞いていたけど、生で聴くのは格別で。でもクラシックは敷居が高いので、なかなかチャンスがない。そのチャンスを作ることは自分の役目なんじゃないかって思ったんですよ。そうすることで自分と同じ体験をする人が増えるのではないかと。だから、(本公演は)ラスベガスのショーを観に来るような気持ちで来てもらいたいんです」楽曲も聴きやすいものを用意している。「映画『平成モスラ』から組曲『平成モスラ』という楽曲も今回まとめあげました。当時、映画のために書いた楽曲をオーケストラでよりゴージャスに」クラシックの殿堂・サントリーホールという場所にもこだわった。「歌とピアノにはPAを通しますが、あとはスピーカーを通してないオーケストラの音が聞こえてきます。こんなにきれいな音なんだねって意識してもらうとうれしいです」「渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL”」は3月31日(木)、東京・サントリーホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月04日大植真太郎、森山未來、平原慎太郎ら3人の男性ダンサーによるダンス作品『談ス』の全国ツアーが、3月1日の神奈川公演をもって開幕した。2014年に青山円形劇場で初演、昨年12月の北九州、さらには今年2月のストックホルム公演とブラッシュアップを重ね、今回、ダンス公演としては破格な1か月間で全15都市をめぐる大規模なツアーが開催される。ここでは、3月3日に行われた東京公演初日の模様をレポートする。【チケット情報はこちら】『談ス』が始動したのは、2年前の春。大植が拠点とするストックホルムに「何か創ろう」と集った3人が、黒板にチョークであれこれ書きとめながら作品づくりに取り組んだという。幕開き後、ひとり、またひとりと舞台に上がる彼らは、もしかしたら、その“アイデア出し”の場から直接やって来た? と思えるほど、まるで気負いがない自然な様子。互いに引っ張り合ったり、寄っかかったり、押し合ったりと、ごく日常的な動作から徐々に複雑化、振りがヒートアップしていく場でさえ、「そこそこ!」「痛い痛い!」と、ずっと“普通に”喋り続け、さらには大音量で鼻歌まで歌ってみせ「創作の場はまさにこうだったのでは」と想像を膨らまされる。なるほど『談ス』とは、“ダンス”であり、“談す”であって、そんな日常的な言葉があることで、彼らのダンスはより気さくに、臨場感たっぷりに、こちらに近づいてくる。そこに登場する重要アイテムが、チョーク。立てたチョークの形を模倣したり、床に絵や文字を書いたり、上から超巨大チョークが降りてきたり、しまいには数百本ものチョークが床一面にばらまかれ、チョークと戯れながらのダンスを展開。シャープに、またしなやかに魅せる森山、力強さが魅力の大植、躍動感たっぷりの平原と、それぞれの持ち味を活かしたソロから、二人、三人とダイナミックに組んでみせる変化に富んだ場面が連なり、笑いと驚きに溢れた時間はあっという間に過ぎていく。初演では用いられなかったプロジェクターの活用で、床に書いた絵や文字を見せたり、踊りを俯瞰の映像で見せたりする工夫も効果的だ。小学校の教室の片隅、プロレスの技をかけ合って全力でふさげていた男子たちが、そのまま大人になったような雰囲気の彼らだが、「このままずっと観ていたい」と思わせるダンスの力はさすが。各地で回を重ね、作品が進化していくさまを追いかけて行きたい気持ちにもなる。東京公演ののちは名古屋、大阪、松本をはじめ、3月29日(火)の沖縄公演まで日本各地で上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年03月04日5月1日(日)に宮城・仙台RensaでARABAKI ROCK FEST.16の後夜祭イベント「荒吐宵祭16 ?GOLDENSUNDAY」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントには初恋の嵐、カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久)、渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹)、内橋和久の4組が出演。また、昨年のARABAKI ROCK FESに“渡邊琢磨 Piano Quintet × 牧野貴 with 染谷将太”で出演した俳優の染谷将太が監督を務めた短編映画が2本上映される。チケットの一般発売に先駆けてオフィシャルHP先行を実施中。なお、オフシャルHP先行のみ、通常価格4,000円のところ、ARABAKI ROCK FEST.16も参加する方限定で、リストバンドの提示で特別価格の2000円で割引販売。受付は3月9日(水)午後11時59分まで。■荒吐宵祭 16 -GOLDEN SUNDAY日時:5月1日(日)開場/開演13:00会場:仙台Rensa(宮城県)出演:初恋の嵐/カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久) / 渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹) / 内橋和久 /and more・・・【短編2作品上映】染谷将太監督料金:全自由4,000円※1ドリンク別500円当日【オフィシャルHP先行特別価格】2,000円※1ドリンク別500円当日
2016年03月04日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日5月28日(土)に東京・下北沢のライブハウス15会場で行われるサーキットイベント「Shimokitazawa SOUND CRUISING 2016」。同イベントの第2弾出演者が発表された。出演が決まったのはD.A.N.、MASS OF THE FERMENTING DREGS、ONIGAWARA、VELTPUNCH、HAPPY、LOSTAGE、LEARNERS、DALLJUB STEP CLUB、Special Favorite Music、sumika、ナードマグネット、DENIMS、THE BOSSS、Pottya、3776、Negiccoの16組。チケットの一般発売に先がけて、通し券の特典付き先行早割チケットの先行販売を実施中。受付は3月24日(木)午後11時59分まで。■Shimokitazawa SOUND CRUISING 2016日程:5月28日(土)【DAY】開場14:00 /開演 15:00 /終演 22:00【NIGHT】開場23:00 /開演 23:00 /終演 05:00出演:【第1弾出演者】BiSH / Kawanishi(JUKEBOX) / NOT WONK / Homecomings / Lucky Tapes / never young beach / クリトリック・リス / HALFBY【第2弾出演者】D.A.N. / MASS OF THE FERMENTING DREGS / ONIGAWARA / VELTPUNCH / HAPPY / LOSTAGE / LEARNERS / DALLJUB STEP CLUB / Special Favorite Music / sumika / ナードマグネット / DENIMS / THE BOSSS / Pottya / 3776 / Negicco
2016年03月03日「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」が3月4日(金)より東京・福岡・大阪・神奈川にて上演。千秋楽である3月27日(日)KAAT神奈川芸術劇場公演において全国劇場でライブビューイングを行うことが決定した。【チケット情報はこちら】累計発行部数は1,500万部を超え、2015年8月に上映した劇場版アニメも好評。TVアニメ第3期の制作が発表された、渡辺航が描く大人気漫画「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)を原作とした演劇作品、舞台『弱虫ペダル』。気鋭の演出家・西田シャトナーによる演出と小越勇輝ら俳優陣の熱演が話題となり、2012年からこれまで計7作が上演されているシリーズ作品だ。第8作目となる本作は、新チームとしてインターハイ連覇に向けて始動する総北チームを描いている。前年度の王者として新たなスタートを切った主人公の小野田坂道たちだが、卒業生の抜けた穴の大きさを痛感し不安を感じながらも、新たな部員を迎え、共に競え合える喜びと情熱を胸に、選手たちが再び走り出すストーリーだ。ライブビューイングのチケット一般発売は3月20日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施。受付は3月4日(金)11:00~3月9日(水)23:59まで。■「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」ライブビューイング3月27日(日) 17:00~上映開始料金:3,600円(税込)
2016年03月03日2月29日(月)、大阪・梅田のシアター・ドラマシティで『ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門『心中天網島』より-』が幕を開けた。深津絵里と中村七之助がW主演し、デヴィッド・ルヴォーが演出する近松門左衛門の代表作『心中天網島』。その魂は、約300年の時を超え、かつて人形浄瑠璃で初演した同じ大阪の地で、観客の胸にダイレクトに飛び込んで来た。休憩20分を含む約3時間近い芝居が、舞台に魅入られてアッと言う間。カーテンコールの拍手は鳴りやまず、総立ちの客席からルヴォーも登場した初日の観劇ルポを。『ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門『心中天網島』より-』チケット情報満員の客席。カンカンカン!と半鐘を鳴らす強い鐘の音で一気に消灯。目の前に吊られた歌舞伎幕がスルスルと開き、プロジェクションマッピングの映像だとわかる。その瞬間、ニューヨークの空撮映像が投影、リーマン・ショックのニュースを経て、大阪・道頓堀のネオン界へ。舞台は、大阪・ミナミ。借金と加齢に悩みつつ、「金のため」と売春で稼ぐハル(深津絵里)。常連客で妻子持ちのジロウと恋をしているが、ジロウの兄(音尾琢真)が訪れ離縁を迫る。ののしられ、「金のため」と別れを受け入れたハルは、自暴自棄になって街を歩き、川に行き当たる。遊女の涙であふれたと言われる幻の蜆川(しじみがわ)。そこにかかる幻想の橋の上で、ハルは遊女・小春(中村七之助)と出会い、江戸時代の古い恋の世界へ…。舞台上には小空間を形作る複数の平台。それらの組み合わせで場面転換がスピーディに行われる。近松門左衛門のような人物(中嶋しゅう)の案内で、『心中天網島』の物語に入り込み、眺めているハル。歌舞伎で有名な“河庄”や“しぐれの炬燵”の物語が描かれる中、観客はハルの視点で常に現代と結ばれ、共に江戸の物語を旅するよう。当時の風景や女性の心情がわかりやすく伝わり、近松の世界が新たな色合いで浮かび上がる。途中休憩で観客の顔が語っていた。自分たちは今、なんとおもしろい芝居を観ているのか、と。深津の非の打ちどころのない繊細な演技、歌舞伎の女方の様式美を存分に生かした七之助の魅力、中嶋の達者な案内役。心に闇を抱えて生きる現代人に突き刺さるセリフもいい。「生きているのに、死ぬほど苦しい」「心中を心づくしと言うのなら、死なないですむ心づくしはないのか」。男と女の愛が、死と生の物語が、鮮烈なインパクトを持って立ち上がり、最後には私たちを極上の優しさと切なさで包み込む。安易な予想を瞬時に振り切り、驚きのなかで着地させる見事な結末!「歌舞伎の演目を演出してほしい」と言っていた、かつての十八代目中村勘三郎との約束を、ルヴォーは見事に果たした。この舞台へ、そして息子・七之助の挑戦へ、勘三郎も天上から拍手を贈っているに違いない。取材・文:高橋晴代
2016年03月03日ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴びて以降、舞台に映像にと幅広く活躍する加藤和樹。昨年には『タイタニック』でミュージカルに初主演した彼が、ついに今春上演される『1789 -バスティーユの恋人たち-』で帝国劇場初主演を果たす。加藤に現在の心境を聞いた。チケット情報はこちら着実にミュージカル界でもキャリアを重ねている加藤だが、ミュージカルの殿堂・帝国劇場への出演2作目で主演というのは、大抜擢と言っても過言ではない。その、初・帝国劇場出演となった2014年の『レディ・ベス』の経験を彼は「稽古場では、周りと自分とのレベルの差にすごく打ちのめされました。すごい“アウェー感”だった。それを乗り越えられたのは、やっぱり同じ作品を作る仲間たちのおかげです。自分の中の扉が開けた瞬間からは、演じることがすごく楽しくなりました」と振り返る。そしてこのたびの『1789』では主演。「ついに、と言っていいのかすらまだわかりません(笑)。気負う気持ちもゼロではない。でも、ひとりじゃないので、みんなで力を合わせて、なるべく気負わずにやりたいですね。もちろん、主演という責任感はきちんと持ちたいと思っていますが」。作品は、フランス革命期の動乱のパリを、革命を起こす庶民側の視点で描いていくもの。加藤が演じる主人公・ロナンは、貴族に父親を殺されたことから革命運動に身を投じていく青年だ。もとは2012年にフランスで初演された作品で、日本では2015年4月に宝塚歌劇団が初演した。「お話を頂いて、すぐにフランス版の映像を見て、ぜひやりたいと思いました。とにかく作品が面白いし、“普通のミュージカルじゃない”って思ったんです。映画を見ている感覚で、ワクワクした。これが日本で出来たら、相当カッコいいだろうなって!」。加藤が感じた“普通のミュージカルじゃない”という側面のひとつは、音楽のインパクトの強さにもありそうだ。楽曲は、デジタルサウンドなども多用した現代的なフレンチ・ポップ。加藤は昨年11月に行われた製作発表の場で、作品きってのキラー・チューン『サ・イラ・モナムール』を披露したが、その際「音楽監督の先生から「コンサートだと思ってやって」と言われた」という。「本番では、もちろん役の心情とのバランスがあると思いますが、少なからずライブの気持ちは持ってやりたいですね。ある意味、帝国劇場をライブハウスにしたい。お客さんが思わず身体を動かしてしまうような、そんな刺激があっていい作品だと思います。帝劇の常識をぶち壊す作品になれば」と意気込みを語った。なお、ロナン役は小池徹平とのWキャスト。「ふたりの個性がぜんぜん違いますし、お互い協力して頑張ろうと話しています。ほかの革命家の皆さんもまだ20代後半、30代前半。若い力をどれだけ爆発力に変えていけるか、ですね。みんなで戦っていきたいです」。公演は4月9日(土)・10日(日)のプレビュー公演を経て、4月11日(月)から5月15日(日)まで、東京・帝国劇場にて。その後大阪公演もあり。チケットは発売中。
2016年03月02日ジャニーズ事務所所属の俳優:佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー:佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。その第10回公演『懲悪バスターズ』(5月に東京・神戸にて上演)の出演者の一部が本日発表となった。偶数回となる今回は弟の佐野大樹による企画、通称Side-B。まるで漫画の世界観をそのまま舞台に持ってきたようなアクションコメディ作品というのが特徴で今回は佐野大樹自身が作・演出を手掛ける。出演は佐野兄弟、田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)の他、鈴木勝吾、OH-SE(電撃チョモランマ隊)、有澤樟太郎、政岡泰志(動物電気)、原金太郎など、多彩な顔ぶれが揃う。田村 亮は「今回、WBBの舞台に参加させていただける事になり、楽しみで仕方ないです。自分が参加した事でより良い作品になったとお客さん、WBBの方々に言われる様に努力します。まだ、稽古もやってない状態でコメントをしているので、偉そうな事を言ってますが、「稽古が始まっても、同じ様な事が思えます様に!」と神様に祈っています。ただ、芸人を二十数年間やってきた直感では 楽しい舞台になりそうな予感しかありません。緊張感と楽しみを与えてくれそうなWBBの舞台、頑張るしかないでしょ!」とコメント。佐野瑞樹は「WBBも、いろんな人たちに支えられ第10回公演の節目を迎えることができました。それが東京芸術劇場のプレイハウス、さらには田村亮さんに出演して頂けるという、まさに夢のような企画になりました。もうワクワクが止まりません!ですがその反面、重責もとんでもないものになっています。感謝の意を込めて、絶対に面白い作品にするという覚悟を持って全力でぶつかっていきますのでぜひ劇場に足を運んでください!! とにもかくにも頑張ります!!」とコメント。作・演出を務める佐野大樹は「WBBを始めて記念すべき第10回目の公演となりました。WBBとしては今までにない規模でやらせて頂く事になり、それに負けないゲストの面々。田村さんをはじめ、とてもとても多彩で実力派の皆様に揃って頂きました。これだけのゲストの皆様とご一緒出来る事に感謝致しております。後はそれに見劣りしない作品を作る事が私の仕事だと思っています。楽しみと怖さでいっぱいですが真っ直ぐぶつかって行きたいと思います。ファンタジーあり、コメディあり、アクションありのエンターテイメントな作品を目指します」とコメント。公演は5月19日(木)から22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて、5月28日(土)・29日(日)に新神戸オリエンタル劇場で上演される。チケットの一般発売は4月17日(日)午前10時より。
2016年03月02日ヨーロッパで15万人を動員した話題のミュージカルコンサート『I Love Musicals』が、この夏日本に初上陸する。ミュージカルコンサート『I Love Musicals』チケット情報ブロードウェイ、ウエストエンドで活躍する世界的ミュージカルスター4名が来日。スペシャルゲストに日本ミュージカル界の歌姫、新妻聖子を迎えて『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『ミスサイゴン』『キャバレー』『ウエスト・サイド・ストーリー』『サウンド・オブ・ミュージック』など名作ミュージカルのヒットナンバーを、オーケストラ生演奏とともに披露する。来日キャストは『オペラ座の怪人 25周年記念公演』ファントム役で世界の注目を集めたラミン・カリムルー、ブロードウェイとウエストエンドでファントム役を演じ、同じく 25周年記念公演に歴代ファントムとして出演したピーター・ジョーバック、アフリカ系俳優として史上初のファントム役を務めたノーム・ルイス。この当代最強のスリー・ファントムズに加え、ウエストエンドとブロードウェイで『メリーポピンズ』のタイトルロールを演じる実力派女優、スカーレット・ストラーレンら4人が豪華共演。東京フィルハーモニー交響楽団とリズムセクションを担当する来日ミュージシャンの特別編成チームによる演奏で、大スクリーンをバックにダイナミックな演出で綴る豪華ライブステージだ。ミュージカルコンサート『I Love Musicals』は7月7日(木)、東京・日本武道館にて。チケットの一般発売は4月8日(金)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中。
2016年03月02日5月14日(土)・15日(日)大阪、5月21日(土)・22日(日)東京で開催される「METROCK」の第5弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】出演が決定したのは、東京・大阪にOKAMOTO’S、高橋優。大阪にCrossfaith、MOROHA、ROTTENGRAFFTY。東京にAnly、lovefilm。今回の発表で出演者が出揃った。ぴあでは、1日券のチケット先行予約の受付を実施中。受付は3月8日(火)23:59まで。■OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月14日(土)・15日(日)会場:METROCK大阪特設会場(大阪府堺市・海とのふれあい広場)出演:【5月14日(土)】アルカラ / きのこ帝国 / キュウソネコカミ / 9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / SHISHAMO / 高橋優【NEW!】 / ドラマチックアラスカ / フレデリック /THE BAWDIES / MOROHA【NEW!】 / 夜の本気ダンス / WANIMA【5月15日(日)】[Alexandros] / indigo la End / THE ORAL CIGARETTES / OKAMOTO’S【NEW!】 / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / Crossfaith【NEW!】 / 天才バンド / 東京スカパラダイスオーケストラ /KNOCK OUT MONKEY / パスピエ/ 04 Limited Sazabys / BLUE ENCOUNT / 星野 源 / ROTTENGRAFFTY【NEW!】■TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月21日(土)・22日(日)会場:新木場・若洲公園(東京都)出演:【5月21日(土)】ウソツキ / THE ORAL CIGARETTES / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / Shiggy Jr. / SHISHAMO / 高橋優【NEW!】 / 東京スカパラダイスオーケストラ / パスピエ /BLUE ENCOUNT / THE BAWDIES / 夜の本気ダンス / lovefilm【NEW!】【5月22日(日)】アルカラ / [Alexandros] / Anly【NEW!】 / indigo la End / OKAMOTO’S【NEW!】 / きのこ帝国 / キュウソネコカミ /9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / Suchmos / 水曜日のカンパネラ / 04 Limited Sazabys /星野 源 / WANIMA / ONE OK ROCK
2016年03月02日2月29日、錦織圭、マリア・シャラポワ、ウィリアムズ姉妹、アンドレ・アガシらを輩出した米国のアスレチックトレーニング施設による合宿プログラム『TBS presents 第1回 IMG ACADEMY in JAPAN』の記者発表が行われた。1グループ36名・4グループ合計144名定員の少人数制で2泊3日みっちりとIMGアカデミーのメソッドに触れられる。【チケット情報はこちら】IMGアカデミーは、米国・フロリダ州にある教育施設も併設された世界最大級のスポーツ施設。東京ドーム約43個分の広大な敷地に、55面のテニスコートをはじめ、ゴルフ、サッカー、野球、バスケットボールなど種目ごとに最新かつ充実した施設を備える。そのIMGアカデミーが送るテニスプログラムは、10名の世界ランク1位のプレイヤーを育成した創設者・ニック・ボロテリーが監修する。コーチひとりに対して少人数の生徒が教わることが特徴で、今回の日本合宿でもコート1面につき生徒4名が練習し、IMGアカデミーコーチ、日本のテニススクール・GODAIテニスカレッジのコーチングスタッフから指導を受けられる。今後の成長を左右する重要な年代と言われる、新小学校3年生~新中学校3年生を対象に行われる合宿では、オンコートでの練習のほかに、メンタルコンディショニングや元テニス選手でアナウンサー・石井大裕の特別講座、IMGアカデミー監修のアスリート向け食事メニュー(一部)など、米国で実施されているテニスキャンプと同様のプログラムを体験できる。また、最優秀者にはIMGアカデミーへの1週間の合宿参加権が用意されており、4月5日(火)の午前中にはニック・ボロテリーによる保護者向けセミナーの実施を予定している。『TBS presents 第1回 IMG ACADEMY in JAPAN』は、3月31日(木)~4月2日(土)、4月3日(日)~4月5日(火)・エストーレホテルアンドテニスクラブ(千葉県)にて開催される。参加申し込みは、3月6日(日)午後11時59分まで抽選にて受付中。「第二の錦織」を目指す子どもたちにとって貴重な機会になることは間違いない。
2016年03月01日話題の新国立劇場《イェヌーファ》(ヤナーチェク作曲)が2月28日、初日の幕を開けた。コアなオペラ・ファンならずとも、これは観ないと後悔する舞台だ。新国立劇場オペラ「イェヌーファ」チケット情報演出はドイツの歌劇場を中心に辣腕をふるうクリストフ・ロイ。幕が上がると、舞台中央に箱状の真っ白な部屋。演出サイドはこれを「テラリウム」と表現している。生物飼育の観察のごとくに人間模様を覗くという意図だろう。全幕がこの切り取られた空間の中で展開する。シンプルながら観る側の集中力を高める装置で、舞台両端での演技を多用する演出プランにも、目と耳が自然に対応する(ちなみにこの部屋。左右の壁が可動式なのだけれど、とてもゆっくりじわじわ動くので、歌や芝居に集中していると気づかないうちに間口が倍ぐらいに拡がっていて、だまし絵のような摩訶不思議。その操作の巧みさにも注目だ)。無人のこの部屋に最初に登場するのは、あとでイェヌーファの赤ん坊を殺してしまう継母のコステルニチカ。警官らしき女性に連れられているので、ここは取調室なのか。これは台本にはない黙劇で、物語全体が彼女の回想という仕掛け。原作のタイトルが『彼女の養女』であるように、物語の実質的な中心人物はイェヌーファと、このコステルニチカなのだ。そのふたり、イェヌーファ役のミヒャエラ・カウネとコステルニチカ役のジェニファー・ラーモアが圧巻。特に第2幕で、それぞれの長いモノローグを軸に嬰児殺しが進行していく場面の迫真の歌唱にはぞくぞくした。イェヌーファの相手役ラツァを歌ったヴィル・ハルトマンも、鋭利な輝きと説得力を兼ね備えたテノール。そして70歳超のベテラン、ハンナ・シュヴァルツがイェヌーファの祖母役で、脇役ながらものすごい存在感を示していて驚く。なんといっても音楽が圧倒的に印象的だ。音楽ありきで歌をひけらかすようなアリアを連ねるタイプのオペラではなく、音楽はあくまでドラマに寄り添った存在。でもそれなのに実に雄弁で、この2時間を超えるオペラの主役はやはり音楽なのだ。特にオーケストラ(チェコ出身のトマーシュ・ハヌス指揮/東京交響楽団)。けっしてカラフルなオーケストレーションではないのだけれど、伴奏という枠を超えて物語の内実に迫る。もし芝居の筋を追うのに集中するあまりにピットの音を聴き流してしまったら、もったいない。公演は3月11日(金)まで。東京・初台の新国立劇場 オペラパレスで。取材・文:宮本明
2016年02月29日劇団四季が今年12月に海外新作ミュージカル『ノートルダムの鐘』を上演することを発表した。ミュージカル『ノートルダムの鐘』は世界的文豪ヴィクトル・ユーゴーの代表作『Notre-Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)』を原作に、2014年に米国で開幕した作品。1996年のディズニー劇場版長編アニメーションをもとに、『美女と野獣』『アラジン』等を手がけたアラン・メンケンが音楽を、『ウィキッド』等を手がけたスティーヴン・シュワルツが作詞を担当している。15世紀のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む男カジモド、その彼を密かに世話する大聖堂聖職者フロロー、同警備隊長フィーバス、そして3人が愛するジプシーの娘エスメラルダを中心に、人間が抱える暗部と、その中に輝く愛の美しさを描き出す。今回上演されるディズニー製作版は、大掛かりで機械的な舞台機構に頼らず、世界観を簡潔にまとめた装置の中で、クワイヤ(聖歌隊)を舞台上に終始存在させるなど、きわめて演劇的な演出が見どころ。なお、劇団四季は1996年の長編アニメーション『ノートルダムの鐘』の日本語吹き替え版を担当しており、ファンにとっては待望の上演と言えそうだ。同時に、この上演に向け、全キャストを公開オーディションで決定することも発表された。応募資格は18歳以上、国籍不問。応募締切はメインキャスト・アンサンブルキャストは3月18日(金)18時、クワイヤ(聖歌隊)は3月29日(火)18時。詳細は劇団四季ホームページにて。公演は2016年12月、東京・四季劇場[秋]にて。チケット発売情報などは後日発表。
2016年02月29日累計出荷80万本の人気を誇る、スパイク・チュンソフトのゲーム『ダンガンロンパ』の舞台版。2014年に上演された『ダンガンロンパ THE STAGE』が新たに『ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~2016』となって還ってきた。主演の苗木誠を演じるのは、前作に続き本郷奏多。その制作発表が2月26日(金)、都内にて行われ、本郷奏多、神田沙也加、岡本玲、中村優一、山崎静代(南海キャンディーズ)、松風雅也、石田晴香(AKB48)らキャスト20名と、脚本・演出の田尾下哲が登場。舞台『ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~2016』チケット情報本郷が「今年はアニメの新シリーズ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』放送や新作タイトル「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」(PS4/PS Vita)も発売され、ダンガンロンパ旋風の一年となるなかで、舞台に立てることはとてもうれしいです。僕にとっても思い入れの強い大切な作品で、前回いただいた評価と期待を上回れるよう、更にパワーアップした公演を目指したい。新たなメンバーを迎えて、みんなで再構築して作っていくことが楽しみです」と意気込みを語ると、霧切響子役の岡本は「全国4都市公演があることを、とてもうれしく思います。それだけにより一層、身を引き締めて臨みたいです」と思いを明かす。また、大神さくら役の山崎は「ボクシングの経験を活かし、さくらの強靭さを表現したい。一方で、さくらは女の子らしい一面もあってセーラー服に可愛いパンティーをはいているので、そういった部分も強調したい」と場内を笑いに誘い、最後に江ノ島盾子役で全作に出演、主題歌も歌う神田は「再演を迎え、今日はまるで戦友に再会したような気持ちです。新たなキャスト陣や演出家を招いたことで、ダンガンロンパの一コンテンツとして新しい作品に生まれ変わると思います」と熱い期待を寄せた。続いて一般公募で選ばれた、舞園さやか役の後藤郁が発表され、最後の最後にサプライズとしてキャラクタービジュアル第一弾「大神さくら」の映像が披露されると、その完成度の高さに場内からはどよめきが。「カメラマンさんってすごい……」と山崎が感嘆の声をもらすと「しずちゃんさんは強くて、でも女らしい一面もあるところがイメージ通りだと感じていましたが、今日、これを観て、さらに思いを強くしました」と本郷が絶賛。続けて「ところで、この衣裳の下は……?」と問うと「パンティーです!」と山崎が即答し、場内は爆笑。「現場からは以上です!」と本郷が締め、絶妙なやり取りに舞台への期待がますます高まるなか、会見は終了した。本公演は東京で初日を迎え、4都市を回る。6月16日(木)から26日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、7月1日(金)・2日(土)に愛知・東海市芸術劇場、7月7日(木)から10日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、7月14日(木)から16日(土)まで神奈川・関内ホールにて。取材・文/おーちようこ
2016年02月29日一昨年の夏、PARCO劇場の伝説の舞台『ショーガール』が新キャスト、新演出でにぎやかに復活した。もとは福田陽一郎作・構成・演出、木の実ナナ&細川俊之出演で1974年から15年間にわたり上演された人気シリーズで、その元祖にインスパイアされた三谷幸喜が大いなるリスペクトを込めて再構築。三谷の絶対的な指名により誕生したのが川平慈英とシルビア・グラブの新コンビである。福田作品の持つ圧倒的な華はそのままに、小粋な笑いをふんだんに盛り込んだ三谷版『ショーガール』。大人の観客をおおいに満足させたステージが早くもこの3月、PARCO劇場に帰ってくる。舞台『ショーガール』チケット情報「前回、観に来てくださった中井貴一さんが「海外に行かなくても、こういうショーが渋谷で見られるんだ!」って言ってくださったんですよ。嬉しかった!やっぱり『ショーガール』=ロングランだから、一回こっきりじゃ許されない。そのブランドを継続していかなくてはいけないと思っています」(川平)「本編とショーで構成されたステージで、とくに歌と踊りの部分に関しては皆で一緒に作り上げた感がありましたね。作曲の荻野清子さんも含めて「もっとこうしたい」と4人で話し合ってね」(シルビア)本編と呼ばれる芝居部分は、川平扮する探偵のもとに謎の女が現れ、ある地味な女の身元調査を依頼することから始まるミステリー仕立てのラブコメディ。シルビアは謎の女と地味な女の二役を演じている。「地味な女!?うわ~三谷さん、やっぱり楽をさせてくれないな!と思いました(笑)」(シルビア)「派手だからね~…って人のこと言えない(笑)。僕の場合、ここ何年も要求されていなかった二の線を期待されましたね。ニヒルで、ハードボイルドで…という像を作り上げるのは相当大変でした」(川平)三谷がふたりを「ポジティブな見た目とは裏腹の、とてもネガティブな人たち。客観的に自分を見られる深さがある」と語っていたのは一昨年のこと。彼らの本質を突いたキャラクター設定に対して、シルビアは「人が思う以上に“気にしい”で、日本人の心を持っているんです」とうなづく。川平は「役者はだいたいネガティブでコンプレックスの塊ですよ。じゃないと向上心が生まれない」と笑いながら、さっそく「今回は楽器をやりたい!シルビアがベースで俺がギターね」と新たな野望を宣言した。シルビアも「前回、慈英がちょっとタップを踏んだから、今回は私も…。ショーをバージョンアップさせたいよね」と負けていない。ふたりの情熱がどのように進化した再演を生むのか、見届けたい。「三谷さんは単なる刷り直しが大嫌いな人。絶対に何か隠し球があると思いますよ!」(川平)公演は3月13日(日)から22日(火)まで。チケット発売中。取材・文上野紀子
2016年02月29日日本相撲協会は2月29日、3月13日(日)初日を迎える大相撲春場所の新番付を発表した。平成28年 大相撲三月場所のチケット情報先場所で日本出身力士として10年ぶりに優勝を遂げた大関 琴奨菊が8場所ぶりに東の正位に座り、連覇と横綱昇進を目指す。3横綱の序列は先場所と同じで、東正位から日馬富士、白鵬、鶴竜の序列。優勝から3場所遠ざかる白鵬は4場所ぶりの賜杯奪回がかかる。大関陣は西に稀勢の里が座り、先場所4勝11敗で3度目のかど番となる豪栄道が東、けがで途中休場した照ノ富士は初のかど番で春場所を迎える。関脇は、嘉風が東へ回り、先場所で千秋楽まで優勝を争い12勝を挙げた豊ノ島は23場所ぶりに関脇に返り咲きを果たした。大相撲三月場所は3月13日(日)~27日(日)までエディオンアリーナ大阪にて開催。チケットは発売中。★平成28年 大相撲三月場所はこちら⇒★平成28年 大相撲三月場所 ぴあプレミアムシート購入証明書 (お土産付き)はこちら⇒
2016年02月29日昨年5月にデビュー15周年を迎えた矢井田瞳が、「この先も音楽を続けていけるように、もうひとまわり自分をタフにしておきたい」という思いから、“チャレンジイヤー”と銘打って節目の年を活動中。その挑戦のひとつが、これまでやったことがなかったという弾き語りツアーだ。【チケット情報はこちら】「バンドの中で音を出すのが大好きなので、単純に寂しそうだなと思って(笑)。でも、先輩たちの弾き語りライブを観ているうちに、その人の魂がすごく感じられるカッコイイものだなと思えるようになった」というヤイコ。いざ蓋を開けてみると、「音楽の一番いいところである“自由”を感じられる瞬間だったんだ」と目からうろこだったという。ツアーを終えてみれば、17公演すべてのセットリストが異なる自由なライブになった。その経験が冬に開催したバンドとのツアーにも影響した。メンバーから「すごく変わったね」と声をかけられて、音楽の捉え方に変化があったことを自覚した。「バンドでやるからこその大きなうねりみたいなものを一番大事にしようと思ったし、その日の音楽をミュージシャンとお客さんと一緒に大きな枠で楽しむっていうふうに変わった」という。3月2日(水)には15周年を記念したニューアルバム『TIME CLIP』をリリースする。「ライブとレコーディングの心の持ちようがひとつになって、ライブで披露することを念頭に制作しました」という本作には、実際にライブで披露していく中で完成した新曲も収録されている。「『MOON』や『YOUR SONG』、『世界と私の間』はお客さんの前で何度も披露してからレコーディングしたんです。お客さんの前で演奏してわかることがいろいろあって、“この曲はこの形が一番いいんだ”ということを先に理解できてよかったです。今作はライブの存在が大きいアルバムですね」。4月16日(土)愛知・Zepp Nagoyaより、アニバーサリーイヤーの締めくくりとして東名阪ツアーを開催。アルバム収録の新曲を中心に、2016年バージョンにアレンジしたヒットナンバーなどバンド編成によるライブとなる。「新曲には“お客さんに歌ってほしいんだろうな”という箇所がある曲もありますので、一緒に盛り上がれると嬉しいです。15周年イヤーの締めくくりですので、最後はパーッと打ち上げ花火のように元気いっぱいなライブにしたいです」。ライブツアー「TIME CLIP」は、4月16日(土)愛知・Zepp Nagoya、4月22日(金)大阪・Zepp Namba、5月2日(月)東京・Zepp DiverCityで開催。取材・文:門 宏
2016年02月29日ラッパー・KREVAが音楽監督と出演を務める音楽劇「最高はひとつじゃない 2016 SAKURA」の製作発表が2月26日に行われ、KREVAをはじめ、内博貴、小西真奈美、AKLO、増田有華、綿引さやか、Mummy-D、ブラザートムが登壇した。「最高はひとつじゃない 2016 SAKURA」は、2011年、2014年に上演された音楽劇の最新作。KREVAの楽曲で全編構成され、HIPHOPにとらわれず、歌や演技が加わる。本作は桜にまつわる3つの物語が展開される。KREVAは「今回はより音楽のことも深く考えられるようになりましたし、セリフもだいぶ増えてきましたが楽しみにしています」と語った。会見ではラップ初挑戦となる内についてKREVAが「多彩なみなさんの中にラッパー3人がいることは誇らしいと思っています。その3人のラッパーの中でラップに挑戦する内くんの心情をお察しします」と話すと、内も「(事前練習では)正直100点満点中3点くらい。稽古で100点に近づきたい。ラップには、まだ触れたところ。これから抱きしめていきたい」とコメント。また、こちらもラップ初挑戦となる小西が「正直、ラップの定義がよくわかっていない。KREVAさんに頑張らなくてもいい。そのままでいいと言われた。私のラップは独特のようです」と語ると「小西さんは独自の表現になっている。それだけでも聞きにくる価値がある」とKREVAが絶賛した。本作の見どころについて登壇者たちは「(ダンス集団)梅棒が出演する。彼らの踊るダンスと、僕との曲の絡みがひとつの楽しみだと思っている。ダンス関係の人々にも観てほしい」(KREVA)、「これから自己表現をラップでしてみようと思っている人に参考になる演劇」(Mummy-D)、「宮本亜門さんに観に来てほしい」(ブラザートム)、「ラップもお芝居もミュージカルも観たことがない方でも、老若男女、いろんな人に楽しんでもらえる舞台」(小西)とそれぞれ語った。KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」は3月25日(金)より4月3日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて。大阪公演は4月8日(金)より10日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットは東京・大阪ともに2月28日(日) 10:00より発売。
2016年02月26日『スーパーラグビー(SR)2016』開幕前日、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ、ライオンズの共同記者会見が行われた。両軍のヘッドコーチ(HC)、主将が登壇し(サンウルブズはアシスタントコーチ(AC)が出席)、意気込みを語った。「明日は歴史をつくる一日、特別な日になる。2週間半しか準備期間はなかったが、いい準備ができた」(サンウルブズフィロ・ティアティアAC)「歴史的な試合があるということで、今日のキャプテンズラン(前日練習)はやりすぎた部分もある。体格が小さい僕たちは80分間激しく挑戦し続けたい」(堀江翔太主将)「私を含め、ほとんどの選手が初めて日本を訪れたが、多くの方に歓迎してもらいうれしく思う。明日のゲームは歴史的一戦。その一翼を担えることを光栄に思う。今後のサンウルブズの幸運を祈りたい」(ライオンズ ヨハン・アッカルマンHC)「日本や日本人についてはいいことしか聞いたことがない。明日も含めて、サンウルブズの健闘を祈りたい」(ワーレン・ホワイトリー主将)ライオンズのHC、主将はじつにラグビーらしい、友好的なコメントを口にした。また、アッカルマンHCは母親が急逝し、ニュージーランドへ一時帰国中のサンウルブズHCに対し、「ライオンズを代表してハメットHCにお悔やみを言いたい」と弔意を表した。シンガポール経由で合計21時間のフライトを強いられたホワイトリーは「長旅は今までも経験しているし、ラグビーの一部。長い移動は言い訳にならない。毎週末の試合で結果を残すことが我々の仕事」とキッパリ。相手チームの印象について、両主将は次のように答えた。「ライオンズは非常にコンタクトに強く、アグレッシブにくる。1対1で止めるのは難しいので、チームとして止めたい。試合中にコミュニケーションを取って対応したい」(堀江)「サンウルブズがひとつにまとまって向かってくることは理解している。独自のブランドをぶつけてくることを期待している。我々にとっても挑戦になるし、楽しみ」(ホワイトリー)最後に堀江は一戦必勝を誓った。「とりあえず1勝。だんだんチームとしてよくなっている。明日の試合しか見ていない。何か月先までは見ていない。毎試合毎試合ベストを尽くすだけ」ライオンズは昨年南アフリカカンファレンス2位、今季は国内最高峰の『カーリーカップ』を12戦全勝で駆け抜け、4年ぶりの優勝を果たした。サンウルブズは2月27日(土)・秩父宮ラグビー場で南アの強豪を向こうに回し、新たな歴史の扉を開く。『SR』開幕戦のチケットは予定枚数終了。3月19日(土)・レベルズ戦は発売中。4月23日(土)・ジャガーズ戦、5月7日(土)・フォース戦は3月5日(土)昼12時から11日(金)午後8時まで先行先着受付、3月12日(土)昼12時より一般発売。
2016年02月26日究極のサッカー観戦劇場と言える市立吹田サッカースタジアムで、いよいよJリーグの開幕戦を迎えようとしている。2月28日(日)・ガンバ大阪×鹿島アントラーズがキックオフの時を待っているのだ。G大阪×鹿島 チケット情報メインスタンドとタッチラインの距離は7m、ゴール裏とゴールラインの距離は10m、観客席の高さは1.5mという「日本一ピッチが近いスタジアム」でのサッカー観戦は、これまで味わったことがない臨場感と迫力を約束する。埼玉スタジアム2002がスタンドからピッチまで約14m、鹿島サッカースタジアムが約15mと言えば、吹田スタジアムの「めちゃ近」ぶりがわかるだろう。2月18日、Jリーグプレスカンファレンスに登壇したDF岩下敬輔(G大阪)も「新しい素晴らしいスタジアムなので、たくさんのファンに来てほしい。攻撃的な選手がたくさん入ったので、その攻撃的なサッカーを見てほしい」と語っている。もちろん、鹿島も新スタジアムのホーム開幕戦だからと言って、白星を献上するつもりはさらさらない。U-23日本代表DF植田直通は「今年は自分が試合に出てタイトルを取りたい。個人タイトルはどうでもいい。チームとして、全タイトルを取ることを目標に掲げている。そこへ向けて戦いたい」とキッパリ。G大阪は『ACL』を含めた4大大会独占、鹿島は3冠達成での通算20冠獲得を見据える。そのために、G大阪は横浜F・マリノスから各年代のブラジル代表のエースを担ってきたアデミウソンと、元日本代表のレフティ・藤本淳吾を獲得した。鹿島もGK・櫛引政敏、ボランチ・永木亮太&三竿健斗を補強するとともに、FWとして新境地を切り開いた金崎夢生がサプライズの電撃復帰を果たした。両軍とも勝ちにいく態勢を整えたのだ。開幕戦には開幕戦ならではの難しさがある。G大阪は2月20日・横浜での『FUJI XEROX SUPER CUP 2016』広島戦、24日・韓国での『ACL』水原三星戦という過密日程の中、開幕戦を迎える。対する鹿島は疲労の蓄積はない(MF柴崎岳の戦線離脱は痛い)。だが、逆の見方をすれば、鹿島は3か月間も公式戦から離れているため、ゲーム勘はどうしても鈍ってしまう。疲労か、ゲーム慣れか。『明治安田生命J1リーグ』1stステージ開幕戦ではどちらの目が出るのか。G大阪×鹿島のJ1での通算対戦成績は、25勝8分17敗と鹿島がリードするが、ここ最近はG大阪が3連勝中である。しかし、『ヤマザキナビスコカップ』決勝では、鹿島が試合を完全に支配した上で3-0とG大阪を圧倒した。2月28日(日)に幸先のいいスタートを切るのはG大阪か、鹿島か。満員に膨れ上がるであろう吹田スタジアムでは、開幕戦にふさわしい華々しい雰囲気に包まれるはずだ。そして、日本一ピッチが近いスタジアムは、サッカーの魅力を再発見させてくれることだろう。G大阪×鹿島のチケットは発売中。残りわずか!
2016年02月26日戦後日本が復興、高度経済成長を遂げていく陰で、差別や故郷を離れた寂しさの中、たくましく生きる在日コリアンたちを描いた鄭義信の三部作が新国立劇場にて一挙再演される。第1弾として、万博開催前後の関西で、焼肉屋を営む一家の悲哀をつづった『焼肉ドラゴン』が3月7日(月)に開幕する。初日まで3週間を切った稽古場は日韓の俳優たちの熱気に包まれていた――。舞台『焼肉ドラゴン』チケット情報稽古場には本番と同じセットが組まれているが、細部に至るまでリアリティが追求されており圧巻!錆びかけた看板、シミで汚れた壁、手前の道は見るからに水はけが悪そうで泥っぽく、湿気やドブ川のニオイまで伝わってきそう。精緻に作りこまれているが、リアルであるがゆえになおさらもの哀しい…。アボジ(=父)役のハ・ソングァン、オモニ(=母)を演じるナム・ミジョンをはじめ、キャストの約3分の1が韓国人俳優であり、通訳を介して日本語、韓国語が飛び交う。ちなみに自ら演出を務める鄭は、韓国人俳優であろうと一切の容赦なく、日本語のセリフの言い回しや間について細かく指導をし、何度も同じシーンを繰り返す。これこそ、俳優たちが制作会見時から口にしていた鄭の「しつこく粘着質の演出」である。狭い空間、近い人間関係の中で展開していくドラマは嫌でも濃厚にならざるを得ない。長女・静花(馬渕英里何)は韓国から日本へ来た青年(キム・ウヌ)と婚約するが、次女・梨花(中村ゆり)の夫の哲男(高橋努)は静花に今でも恋心を抱いており、それを知る梨花は常連客の日白(ユウ・ヨンウク)と関係を持つ。三女の美花(チョン・ヘソン)の恋人は妻ある日本人……。「ないものねだりや!」と怒りを込めて叫ぶ母。「結局、男なんか似たり寄ったり」 と嘆息する三女。それでも身を寄せ合い生きる彼女たちは誰かを求めずにいられない。そんな激しい感情のぶつかり合いの中で、ひときわ強い存在感を放つのは、母を演じるナム・ミジョンと父を演じるハ・ソングァンのふたり。ナムが「お母ちゃん、絶対に許さん!」と“肝っ玉母さん”という表現がぴったりの“熱”を見せる一方で、父は、静かにそこにいるだけで一家の大黒柱としてのぶれることのない強さを見せつける。「古い話をしてえぇですか… ?」。三女との結婚の挨拶に来た男を前に、静かに自身の半生を語り始める父。「働いた、働いた…また働いた――」 。片言の日本語に哀愁がにじむ。明るく楽しい人生が描かれているわけではないのに、全力で生きる彼らのエネルギーゆえか、登場人物たちの姿は滑稽で、全体を通して笑いであふれている。そして、心に深く突き刺さる。この圧倒的なエネルギーをぜひ舞台で感じてほしい。公演は3月7日(月)から27日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。兵庫公演あり。チケットは発売中。取材・文・撮影:黒豆直樹
2016年02月26日4月6日(水)から16日(土)まで京都劇場にて上演される市川海老蔵特別公演『源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで』の製作発表会見が2月22日、京都市内のホテルにて行われ、市川海老蔵が出席した。市川海老蔵特別公演「源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~」のチケット情報2014年春の南座で初演された市川海老蔵特別公演『源氏物語』では、「歌舞伎」と「能」と「オペラ」、という斬新な取り合わせを「源氏物語」の世界に表現。敷居が高いとも言われる三つの伝統芸能を昇華させた舞台は大きな話題を呼び、その後全国でも上演を重ねた。今回満を持しての第二弾の上演ということで企画から本公演に携わる市川海老蔵は「光源氏を演じるうえで表現したいのは前回同様“心の闇”。そして日本四季の美しさをこの『源氏物語』で表現していきたい」と力強く意気込みを語った。また前回に続き脚本を担当する今井豊茂は「続編ではありますが一つの作品として楽しんでいただけるものに仕上がる予定。前半はオペラと歌舞伎、後半は能と歌舞伎でみせていくという構成で考えています」と、構想中の内容にふれた。また海老蔵は「京都にもぴったりの演目だと思うので、文化に触れてもらうきっかけになれば。アクセスのいい京都駅で途中下車していただいて、新しいお客様にもぜひご覧いただきたい」と公演をアピールした。今回は、「源氏物語」に登場する女性の中でも最も人気が高いと言われる朧月夜との恋から「須磨」「明石」の巻を中心に、再び、日本最古のラブストーリーを“歌舞伎×オペラ×能楽”の奇跡のコラボレーションにより、市川海老蔵が新たな魅力とともに描き出す。チケットぴあでは一般発売に先駆けて、ぴあプレミアム会員限定WEB先行抽選先行(いち早プレリザーブ)を3月1日(火)11時まで受付。WEB先行抽選先行(プレリザーブ)を2月26日(金)11時から3月3日(木)11時まで受付。
2016年02月26日イギリスのプログレッシヴロックバンド、CAMEL(キャメル)が16年ぶりとなる単独来日公演を、5月18日(水)大阪・なんばHatch、20日(金)・21日(土)に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】1972年に結成されたキャメルは、ブリティッシュ・プログレ・バンドの中で最もメロウなサウンドを聴かせる叙情派ロックの代表格。1979年、1980年、1992年、1997年、2000年と5度の来日公演を行っているが、その後リーダーのアンドリュー・ラティマーが重病の骨髄線維症にかかり活動を停止。一時は再起不能とまでいわれていたものの見事病気を克服し、2013年に『スノーグース』の再録音盤を発表して健在ぶりを見せた。今回の特別な単独公演は初期作品の代表曲と珠玉の名曲を集めたファン必見の壮大なライブヒストリーとなる。チケットの一般発売は東京公演が3月26日(土)午前10時より、大阪公演が4月9日(土)より。なお、一般発売に先がけて、ぴあでは5月20日(金)・21日(土)に行われる東京・EX THEATER ROPPONGI公演のプレリザーブを実施。受付は3月13日(日)から18日(金)まで。■CAMEL "Red Moon Rising" Tour in Japan Ichigo Ichie ~一期一会~5月18日(水)なんばHatch(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:005月20日(金)EX THEATER ROPPONGI(東京都)開場 18:00 / 開演 19:005月21日(土)EX THEATER ROPPONGI(東京都)開場 16:00 / 開演 17:00
2016年02月26日元宝塚歌劇団トップスターの霧矢大夢が一人芝居に初挑戦する。作家スコット・F・フィッツジェラルドの妻・ゼルダの生涯を描いた『THE LAST FLAPPER』(4月、東京・赤坂RED/THEATER)でゼルダを演じる。舞台『THELAST FLAPPER』チケット情報米国の劇作家ウィリアム・ルースが書いた一人芝居シリーズの代表作である本作は、ジャズエイジのシンボルとして社交界の花形でありながら、繊細な内面を持て余し狂気に落ちていくゼルダの波乱の人生を描いた作品。奔放に力いっぱい生きたゼルダの姿を通して、現代にもつながる多彩な女性の生き方、生命力を提示する。演出は、蜷川幸雄の演出助手を務める大河内直子が手掛ける。霧矢と大河内は、読売演劇賞優秀女優賞を受賞した2014年のミュージカル『I DO!I DO!』でもタッグを組んだコンビ。本作にかける意気込みについて、霧矢からコメントが寄せられた。「初めての一人芝居で、未知な世界に挑戦する気持ちです。今はまず、膨大なセリフと、格闘しています。ゼルダが語りながら、自分の生涯を振り返っていく物語です。ひとりの女性の一生を表現するというのは、エネルギーも使うし、ゼルダと自分がどれだけ歩み寄れるか、不安もありますが、その分、挑みがいもありますね。生ピアノでの音楽も楽しみです。南部の厳しい家庭に生まれた令嬢が、ジャズエイジの象徴の破天荒なフラッパーになっていく。ゼルダは、しばられずに、自由を求めて生きた女性。彼女の持つ激しさ、スコットとの恋愛模様に加え、世間の持つゼルダのイメージとは違う柔らかな少女のような部分など、いろんな姿をお届けしたいですね。そして、精一杯生きたゼルダの中に流れる、だれもが共感できる人間らしさを表現していければと思っています」公演は4月6日(水)から13日(水)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。なお、前売チケット好評につき、11日(月)18:30の回に急遽追加公演が決定。追加公演のチケットは2月27日(土)10時より発売開始。
2016年02月25日