チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (205/342)
『クライマックスシリーズ』ファイナルステージが初戦を終えたばかりの中、気の早い話で恐縮だが、『日本シリーズ』のチケットが本日10月15日(木)よりサークルK・サンクス先行抽選受付中だ。10月14日、セ・リーグでは巨人がヤクルトを下し、アドバンテージを含め1勝1敗とタイに持ち込み、パ・リーグではソフトバンクが四番・内川聖一のサヨナラヒットで2勝と流れを引き寄せた。「出場チームも決まらないのに、もう『日本シリーズ』のチケットを売るのか?」と疑問に思うファンも多いだろう。そうなんです。出場チームも決まらずに、先行抽選販売をスタートさせるのです。なぜなら、『日本シリーズ』開幕は9日後の10月24日(土)に迫っている。だから、ソフトバンクが『日本シリーズ』に進出した場合、ロッテが逆転で出場した場合、ヤクルトが盛り返して勝ち上がった場合、巨人が初戦の勢いそのままに下克上を果たした場合と、『CS』ファイナルステージを戦う4チームが『日本シリーズ』に出場した場合を想定して、まとめて受付中なのだ。ちなみに『CS』のチケットも発売中だ。神宮球場で激闘中のヤクルト×巨人のチケットは第4戦・10月17日(土)、第5戦・18日(日)を除き、本日プレイボールを迎える第2戦・15日(木)、第3戦・16日(金)、第6戦・19日(月)開催分が残っている。ヤフオクドームで熱戦中のソフトバンク×ロッテは明日10月16日(金)の第3戦から19日(月)の第6戦まで、チケットが購入可能だ。ヤクルトファンも巨人ファンもソフトバンクファンもロッテファンも、『CS』を見届けて、『日本シリーズ』のチケットをおさえてみてはいかがだろうか。『日本シリーズ』は、10月24日(土)・25日(日)・31日(土)・11月1日(日)・パ・リーグ出場チームの本拠地、10月27日(火)~29日(木)・セ・リーグ出場チームの本拠地で開催される。チケットは10月17日(土)午後6時までサークルK・サンクス先行抽選販売受付中。10月22日(木)午前10時より一般発売。
2015年10月15日選ばれることを望まぬ者、選ばれないことを憎む者が辿る先は──?舞台『TRUMP』の末満健一が脚本を書きおろし、先日、舞台『AZUMI』を盛況の内に終えた岡村俊一が演出、瀬戸康史の10周年記念作品となるDステ17th『夕陽伝』の公開稽古と取材が行われた。描かれるのは海里(瀬戸)と都月(宮崎秋人)の物語。長男の道から逃れようとする兄と、その道を正そうとする弟がぶつかり周囲を巻き込んでいく。【チケット情報はこちら】この日は名乗りとともに登場する各俳優の個性光るオープニング、続けてクライマックスのワンシーンを披露。Dステ初という200手にも及ぶ殺陣はすさまじい、の一言だ。古事記を題材にしながらも台詞には遊びがあり、ド派手な衣裳の鈴木裕樹に小芝風花が「ギョロ目のパンク野郎!」と一喝、取材陣から思わず笑いが起きる場面も。鬼気迫る公開稽古の後は一転、和やかな囲み取材へ。瀬戸康史、宮崎秋人、小芝風花、遠藤雄弥、山本亨、岡村俊一が登壇し意気込みを語った。なかでも先日、D-BOYS加入が発表され、初参加となる宮崎は「入るからにはカンフル剤になりたい。プレッシャーはあるけれど板の上では同じなので、目の前の大きな壁を乗り越えたい」と抱負を語り。一方、瀬戸は「今、すごいハードルを上げられました!(笑)」と受けて立ち「毎日、稽古場に入ると全員で身体を動かし僕と秋人はプロティンを飲む!という所までがルーティンです」と仲の良さを明かす。山本は「みんな、演劇が好きで焼いた鉄板みたいな熱さがあって俳優として末恐ろしい。とくに瀬戸くんは包容力があって輪を保つ心遣いがあり、昨日は私がご飯に連れて行ってもらいました!付いていきます」と大真面目に語り、「瀬戸くんとは初めて組みますが神経質で硬いかと思っていたら、実に色っぽくて柔らかい俳優なのでその魅力を存分に伝えます」と岡村も絶賛。「まさか今日、こんなに褒められるとは思わなかった……後が怖いです(笑)」と瀬戸。先日、第1子が誕生した遠藤は「風花ちゃんの父親役ですが、うちも娘なので、風花ちゃんが瀬戸に心惹かれる姿に胸がざわつきます!でも、瀬戸康史ならいいかな」と親心をちらり。紅一点の小芝からは「大先輩ばかりで緊張していましたが皆さん優しくて、男子が毎日、くだらないことで盛り上がるのを見るのが楽しいです」と堂に入った発言が飛び出し、瀬戸に突っ込まれる一幕も。彼らが集う、Dステ17th「夕陽伝」は10月22日(木)から11月1日(日)まで東京・サンシャイン劇場、11月21日(土)・22日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。取材・文:おーちようこ※宮崎秋人の「崎」は正式には旧字。「大」が「立」になります。
2015年10月15日11月6日(金)から大阪・シアターBRAVA!で幕を開けるミュージカル『RUN TO YOU ~Street Life~』。韓国発のこのミュージカルは、ナイトクラブでDJ、ウェイター、客引き、として働いているジェミン、スチャン、ジョンフンという3人の若者たちの、夢と希望、そして挫折を描いた青春の物語だ。ミュージカル『RUN TO YOU~Street Life~』チケット情報本公演には、2012年の大阪公演、2014年、2015年の東京公演に引き続き、超新星のグァンス、ゴニルが主演のジェンミ役(Wキャスト)で登場。4度目の主演に挑むふたりに話を聞いた。11月に幕を開ける大阪公演。公演決定の知らせを受けた際の心境を尋ねると、「すごくうれしいです。ただ、この前の3度目の公演が最後だと思って100%頑張ってやりきったので、うれしい半面、かなりプレッシャーも感じています。観に来てくださるお客さんは、新しいことを楽しみにしていると思うので、その気持ちにちゃんと応えられるようにプレッシャーを乗り越えてがんばりたいです」とグァンス。ゴニルも「関西のミルキー(新星ファンの総称)の皆さんから大阪でも『RUN TO YOU』をやってほしいという要望がとても多かったので、そのオファーに応えられることになって、とてもうれしいです」と微笑む。「これまでも『RUN TO YOU』のメンバーと稽古場で会えること、稽古場に戻るときが本当に毎回幸せでした。それを軍隊に行く前にもう一度経験できてすごく幸せだし、今まで3年間、ファンの皆さんがこの作品を応援してくれたからこそ実現したことだと思いますので、皆さんにもすごく感謝しています。ゴニルと僕が軍隊に行く前に最後に演じるジェミンをぜひ観に来て、思い切り楽しんでもらいたいです。11月6日(金)から大阪で会いましょう!よろしくお願いします」(グァンス)、「4回目の『RUN TO YOU』に参加して、僕とグァンスが同じキャラクターを4回も演じられるということがとてもうれしいです。僕とグァンスが人生で唯一出演したミュージカル作品である、この『RUN TO YOU』を軍隊に行く前に、最初にミュージカルを始めた大阪で公演できるということをとてもうれしく思っています。心を込めて、素敵で記憶に残る公演をしたいです。僕の記憶にも残り、みなさんの記憶にも残る公演になるように、一生懸命に練習をして舞台でも頑張りますので、観に来ていただけたらうれしいです。ありがとうございます!」(ゴニル)と意気込んだ。スペシャルインタビューは、ぴあ関西版WEB(にて公開中。公演は、11月6日(金)から8(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。チケットぴあでは、10月16日(金)18:00まで先行先着「プリセール」を実施中。また、11月7日(土)13:00公演、13:30公演のみパンフレット・撮影抽選券付チケットの発売も決定している。チケットは10月17日(土)10:00より一般発売開始。
2015年10月15日90歳になった今も精力的に舞台を作り続けている演出家ピーター・ブルック。9月にパリで発表したばかりの『バトルフィールド』が早くも来日公演を行う。舞台『Battlefield』チケット情報「私は30年以上前、古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』を演劇にしましたが、今回の『バトルフィールド』はその後の物語です。つまり、主人公ユディシュトラの疑問は『マハーバーラタ』の勇者アルジュナのように、“私は戦争をしない”ということではなくて、“我々は戦争をしてしまった”というところから始まっている。歴史をさかのぼることはできない、戦争は終わってしまった――これって、世界のあらゆる場所での真実でしょう?だとしたら今、我々に何ができるのか。ひとつの方法としては、それが人間の深い本性だと理解して、悔い改める。でも『マハーバーラタ』の『バトルフィールド』は、いや、それでは簡単すぎる、と語っているのです」劇場空間に入った途端、パーッと目に入るのはテラコッタ色というか赤に染まった床だが、物語が語られるうちに、これは大戦争で死んだ人々の血で染まった大地だとわかる。「インドでは昔から語り手はたったひとり。そういうやり方で、現代もそれが続いている。彼はそこに座って、百人の人々が彼を囲んでこれから何が起こるんだろうとワクワクしているんです。彼はたった一本、棒を持って、それを使って語り始める。“ここに王がいます”というように。私たちの演劇もやはり何らかの方法で物語を語るものでしょう。重要なのは、少ない人数の役者たちで――今回は4人ですが――多くの人物を演じる時は、まるでリレーのように次々に違う人物を演じる、ということですね。時には蛇や川までをも」大戦争の後の、哲学的な命題も突きつけられている物語だというのに、『バトルフィールド』は、意外なくらいに笑いに包まれる。「私は、神が人間に与えたもうた最も大きな贈り物は何かと考えた時、それは笑えることだろうと思うんです。笑いはすべてを救います。だからこそ演劇では、何か厳しかったり、困難だったり、悲痛なことがあっても、同時にいつでも笑うことができるのも大切だな、と。日本の方にも笑ってほしいですね」11月25日(水)から29日(日)まで東京・国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。
2015年10月15日仲間由紀恵が主演する舞台『放浪記』が、10月14日東京・日比谷のシアタークリエで開幕した。菊田一夫が作家・林芙美子の半生を描き、故・森光子さんが1217回演じ続けてきた名作舞台。芙美子役を森さんより仲間が引き継ぎ、新生『放浪記』として蘇った話題の作品だ。【チケット情報はこちら】初日前日の13日に通し舞台稽古が行われ、稽古前には出演者が囲み取材に応じた。森さんからバトンを受け取った仲間は、「森さんが大事にされてきたこの舞台を、森さんにも喜んでいただけるようなものにしたい」と話し、「私なりの芙美子像を一場一場積み重ねていければ。誠心誠意、心を込めて演じたいと思います」と意気込みを語った。舞台は全5幕。芙美子の感情の揺れを丁寧に描きながら各幕ごとに状況は大きく変化し、仲間演じる芙美子の行き場のない“怒り”の感情が、鋭く胸に突き刺さる。カフェーの女給をしながら食いつなぎ、愛する男に裏切られ、書けども書けども作品は日の目を見ない。けれど、原稿用紙に向かうとき、その瞳は凄烈に輝く。林芙美子は万人に好かれるタイプの女性ではない。敵も多い。そんな多面的で人間くさい人物を、仲間は力強く魅力的に演じていく。仲間を支えるのは重厚な共演陣だ。芙美子とは対照的な存在感が光るライバル日夏京子役の若村麻由美。けなげに芙美子を慕う女給・悠起役の福田沙紀。芙美子に憎々しい言葉を放つ福地貢役の窪塚俊介。芙美子を真っ直ぐな瞳で支える藤山武士役の永井大。加えて、村田雄浩、羽場裕一、立石涼子といった演技巧者が各場に鮮やかな色を添えていく。『放浪記』といえば、4幕の木賃宿のシーンで森さんが披露した“でんぐり返し”が有名だ。自分の作品が初めて活字になり喜びを爆発させるこの場面を、仲間がどのように演じるのかは開幕前から注目されてきた。「私なりのアイディアを出しいろいろ試させていただき、ひとつの形を見つけることができました」と語る仲間が選んだのは“側転”。「表現としても大きく見え、芙美子の嬉しさが一番伝わるのではないかと思いました」とその理由を説明する。“自分なりの林芙美子”を積み重ねて辿り着いたこの表現は、見事なまでの効果を上げていた。以降も仲間は芙美子の晩年までを演じ切り、幸せとは人生とは何なのだろうか?と、観る者それぞれに深い余韻を残すラストを迎える。森光子さんは『放浪記』を半世紀かけて熟成させてきた。仲間由紀恵という女優を得た新生『放浪記』は、回を重ねてどのような味わいを増していくのだろうか。来年1月の福岡公演まで全105回の長丁場、その熟成過程を見守っていきたい。東京公演は、森光子さんの命日でもある11月10日(火)まで。その後、大阪、名古屋、福岡でも上演。取材・文:高橋涼子
2015年10月15日昨年本格的に活動を再開したバンド、CURIOが、結成20周年を迎える今年、満を持して新作のリリースを開始する。長い期間暖めていた楽曲や書き下ろし曲を交えた新録全12曲を、楽曲のテーマや季節感を踏まえた三部作とし、10月21日(水) に第1弾となるアルバム『LIFETIME???』をリリースする。【チケット情報はこちら】アルバムのリリースに合わせ、結成20周年を記念したワンマンライブを11月7日(土)東京・TSUTAYA O-nestより開始。このライブでは新作はもちろんのこと、デビューシングの『ときめき』から始まるすべてのシングル曲を演奏する。さらに、バンドのオリジナルメンバーであるドラマーのBRITAINの参加も決定。アニバーサリー・イヤーを飾る、充実のステージになること確実だ。チケットは発売中。■アルバム『LIFETIME???』10月21日(水)発売価格:1,000円+税<収録曲>M1.楽園M2.小悪魔CRIMINALM3.若葉の頃のM4.DIVERGE■「結成20周年 ONE MAN LIVE “LIFETIME BEGINS AT THIS POP MUSIC 2015~「LIFETIME???」Release Party in TOKYO / OSAKA / KANAZAWA”」11月7日(土)TSUTAYA O-nest(東京都)11月28日(土)ROCKTOWN(大阪府)11月29日(日)金沢vanvanV4(石川県)
2015年10月15日鹿島アントラーズの最多6度目の優勝か、ガンバ大阪の2連覇か。『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝のカードが決まった。鹿島がヴィッセル神戸に連勝し、G大阪はアルビレックス新潟に合計スコアで勝利し決勝進出を果たしたのだ。ここで10月11日に行われた準決勝第2戦を振り返りたい。第1戦で2-1と先勝した鹿島だが、後半は神戸ペースで試合を終えた。ホームに舞台を移した第2戦の前半もペースは神戸に握られたまま。そこで、主導権を自軍に引き込んだのが、GK・曽ヶ端準であり、FW・金崎夢生である。曽ヶ端は21分にFW・渡邉千真のゴールを喫した後、神戸の波状攻撃にさらされるも、好セーブを連発。前半を1-1で折り返す原動力となった。金崎は53分にFW・赤崎秀平のシュートをGK・徳重健太がはじいたところを押し込み、74分には相手のクリアミスに冷静に反応し、勝負あり。鹿島はその後も攻撃の手を緩めず、82分に途中出場のカイオがゴールを決め、4-1と完勝した。鹿島が文句なしの連勝で8度目の決勝進出を果たしたのだった。第1戦で1-2と敗れたG大阪は第2戦、新潟に地力の差を見せ付けた。G大阪は第1戦と同様に日本代表組は欠くものの、MF・遠藤保仁、今野泰幸、FW・パトリックら主力がスタメン復帰。しかし、コンパクトな陣形を保つ新潟守備網を切り崩せず、逆にカウンターを食らいヒヤリとしたシーンもあった。だが、遠藤が均衡を破った。ゴール前22mやや左から遠藤の放つフリーキックが放物線を描き、ゴールネットを揺らしたのだ。57分のことである。その後も一進一退の攻防が続くも、互いにゴールは奪えず。試合終了間際にGK・守田達弥も含め総攻撃をかける新潟に対し、左SB・藤春廣輝が無人のゴールへロングシュートを決め、ジ・エンド。G大阪が合計スコア3-2で4度目のファイナル勝ち上がりを決めた。鹿島もG大阪も『ACL』出場のため、決勝トーナメントから参戦した。鹿島は準々決勝・FC東京戦も第1戦は2-2、第2戦は3-0と順調に勝ち進んできた。G大阪は名古屋との準々決勝で第1戦は1-1、第2戦は延長の末2-2、11人全員がキッカーを務める大激戦の末、勝ち上がってきた。準々決勝・準決勝の内容を見て、「鹿島が有利」と決め付けるのは早計と言える。決勝は一発勝負である。決勝トーナメントでは出場できなかった日本代表選手もピッチに立つ。勝負は五分だ。10月31日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフを迎える『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・鹿島アントラーズ×ガンバ大阪のチケットは、10月16日(金)午前11時までチケットぴあにて先行抽選「プレリザーブ」受付中、10月18日(日)午前10時より一般発売開始。
2015年10月14日14年ぶりにペナントレースを制したヤクルトが1勝のアドバンテージと本拠地の利を生かし『日本シリーズ』へ進出するのか、2位・巨人が昨季下克上を喫した雪辱を果たすスイープを決めるのか。本日10月14日(水)より神宮球場で『クライマックスシリーズ(CS)』ファイナルステージがスタートする。【チケット情報はこちら】今季の直接対決は巨人が13勝12敗とほぼ互角の戦いを展開してきた。だが、神宮に舞台を移すと、ヤクルトが8勝3敗と圧倒する。しかも、巨人は10月10日からのファーストステージでマイコラス、菅野智之、ポレダが登板し、中4日の強行登板でも明日10月15日(木)からの第2戦以降の登板となる。第1戦の登板が濃厚な内海哲也は最終戦・ヤクルト戦こそ5回0封と好投したものの、今季は2勝1敗・防御率5.01と不安は隠せない。一方のヤクルトは先発3本柱が本拠地で抜群の相性の良さを見せる。初戦のマウンドに立つ可能性が高い石川雅規は9勝1敗・防御率2.00、第2戦のマウンドを託されそうな小川泰弘は5勝1敗・防御率2.60、第3戦に先発が濃厚な館山昌平は5勝2敗・防御率2.47と、いずれも高い勝率を誇っている。打線は明暗がハッキリしている。ヤクルトは首位打者・川端慎吾、トリプルスリーの本塁打王・山田哲人、打点王の畠山和洋と軸がしっかりしている。一方の巨人は、ファーストステージで阪神投手陣に対し、3試合で29安打放つなど低迷した打撃陣が復調の兆しを見せつつあるが、3試合で8得点とタイムリー欠乏症は解消していない。セットアッパー陣は互角か。ヤクルトは先発が6回まで持てば秋吉亮、ロマン、オンドルセク、バーネットの磐石のリレーが待っている。巨人は山口鉄也、マシソン、澤村拓一がシーズン合計16敗を喫したが、シーズン終盤からファーストステージにかけて安定感のある投球を見せている。ヤクルトには戦力の充実に加え、アドバンテージと地の利がある。巨人には9年連続で『CS』を戦ってきた経験値がある。とにかく、短期決戦は初戦が重要な意味を持つ。ベテラン左腕同士の投げ合いが予想される中、自軍に流れを引き寄せるのはヤクルトの背番号19か、巨人の背番号26か。『CS』ファイナルステージ・ヤクルト×巨人・神宮球場のチケットは、10月17日(土)の第4戦を除き、発売中。戦いの火蓋を切って落とす本日14日(木)のチケットもわずかながら残っている。チケット争奪戦に参戦せずにテレビ観戦を決め込んでいたヤクルトファンも巨人ファンも、いざ神宮球場へ。ヒリヒリした緊張感に包まれた一戦が待っている。
2015年10月14日『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』で新たな歴史を作ったエディージャパンが凱旋した。10月13日、帰国記者会見が行われたのだ。ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016 チケット情報エディー・ジョーンズヘッドコーチは「新しい日本ラグビーの歴史を作りました。私の後ろに座っている選手たちはヒーローです。(今大会の結果は)私のものではない。選手たちの結果です」と手放しで称えた。だが、世界的名将は今後の課題を明確にした。「このサクセスストーリーの次のチャプターが大事。新しい選手を発掘すること、そしてここにいる選手が向上することが大事。質の高い選手はいます。この先正しい方向へ成長するために、正しいマインドセットが必要です」。リーチ マイケル主将も「ベスト8は達成できなかったが、3勝したことは日本ラグビーにとって大きなステップ。このチームのキャプテンをなったことを誇りに思う。このチームは勝つ文化を作った。次の代表チームにつなげていきたい」と胸を張った。今回のラグビー熱を一過性に終わらせるつもりはない。11月7日(土)・8日(日)にはセブンズの『リオ五輪』アジア予選が待っている。11月13日(金)にはトップリーグが開幕する。2016年2月には日本が初参戦する『スーパーラグビー』がスタートする。そして、2019年には自国で迎える『RWC』が控える。選手たちは次なる戦いをも見据えていた。五郎丸歩が「19歳で日本代表に入ってから10年、やっと『RWC』に出られた。楽しく最高の時間を過ごせた。日本代表は解散するが、トップリーグが始まるのでそちらを応援してほしい」と言えば、山田章仁は「素晴らしい経験になった。この興奮を『リオ五輪』へつなげるため、コミットしたい。トップリーグでは、PGを蹴りたい。五郎(丸)のポーズを借りて蹴りたい」とフル稼働を約束した。また、堀江翔太は「代表はこれで終わりではない。この人気を上げられるようにトップリーグ、スーパーラグビーへ向いたい」と誓った。チーム最年長37歳の大野均が「昨日ヒースロー空港で生涯一番うまい酒を飲んだ」と笑わせれば、チーム最年少22歳の藤田慶和は「今回の結果は2019年への最高のスタート。ベスト8、ベスト4を目指したい」と目を輝かせた。また、チームのために苦言を呈した田中史朗は「エディーとやり合ったり、選手たちに文句を言い続けたり、しんどい思いをした。このしんどい思いをしたから、この結果があるのかなと思った」と苦しい胸のうちを明かした。日本ラグビーを新たなステージへ押し上げた31名の日本代表は、それぞれのチームへ戻り、シーズンへ備える。ラグビーの魅力に魅了された人たちは、彼らの主戦場であるトップリーグを体感してみてはいかがだろうか。
2015年10月13日稲垣吾郎主演、白井晃演出の舞台『No.9―不滅の旋律―』が10月10日、東京・赤坂ACTシアターにて開幕した(脚本・中島かずき、音楽・三宅純)。孤高の音楽家ベートーヴェンを主人公に描く、史実とフィクションを交えた一大人間ドラマである。最終リハーサル前に行われた記者会見には、ベートーヴェンに扮した稲垣が共演の大島優子、マイコ、高岡早紀の女優3人に囲まれて登壇。天才作曲家の風貌そのままの姿に、取材陣から感嘆の声が上がった。「ベートーヴェンは、普通の肉体では収まりきれないエネルギーを持った人間。あらゆる感情をマックスに持っていて、それが音楽となって現れるんです」と稲垣自身が語ったように、会見後には、破格の情熱をほとばしらせる人物となって舞台上に現れた。舞台『NO.9-不滅の旋律-』チケット情報物語は1800年のウィーンから始まる。音楽家として評判を得て、着実に成功へと踏み出したベートーヴェンだが、天才であるがゆえの傍若無人なふるまいは、奇人と呼ばれるほどだ。マリア(大島)は、ピアノ職人の姉ナネッテ(マイコ)の工房でベートーヴェンと出会い、その横柄な態度に憤慨する。フランス軍による侵攻、ナポレオン軍の敗退と揺らぐ政情の中で、難聴に苦しみながら音楽活動を続けるベートーヴェン。マリアは彼と衝突しながらもその才能に惹かれ、やがて有能な片腕となって献身的に支えていく。一杯のコーヒー豆の数に神経質なこだわりを見せ、気に入らない人間には指を差して「出て行け!」と怒鳴り散らすベートーヴェン。稲垣は大仰な仕種をしっくりと我が表現として身にまとい、芸術家ならではの尖った精神とともに人間臭い愛おしさも伝えてくる。兄に翻弄される弟たち(加藤和樹、施鐘泰)、恋人ヨゼフィーネ(高岡)、友人メルツェル(片桐仁)など、ベートーヴェンの周りでそれぞれに色濃い個性を放つ人物たち。その関わりのなかで、暴君だった亡き父ヨハン(田山涼成)の記憶と対峙するシーンが、ベートーヴェンの苦悩の根源を匂わせて強い印象を残す。マリア、ナネッテ、ヨゼフィーネの女性3人が示すベートーヴェンへの思い、距離感の違いも興味深い見どころだ。大島は、勝ち気で好奇心旺盛な少女から、思慮深く忍耐強い大人の女性へと成長を遂げるマリアを繊細に表現。初舞台にして安定の存在感を見せつけた。終盤、ベートーヴェンは甥の養育に固執して狂気の様相を見せる。稲垣は白髪まじりの長髪を振り乱して感情を爆発させ、息をのむほどにベートーヴェンその人となって観客を圧倒。舞台両袖に設置された3台のピアノによる贅沢な生演奏の応酬、アンサンブルによる力強い『第九』合唱が、天才作曲家の波瀾の半生にさらなる厚みを加えて興奮をあおる。ベートーヴェンへの敬愛を込めた白井の緻密な采配が生んだ傑作であると同時に、その情熱を一手に引き受け、見事に昇華させた稲垣吾郎の、代表作と呼べる舞台が誕生した。東京公演は10月25日(日)まで。その後、大阪、福岡でも公演。チケット発売中。取材・文上野紀子
2015年10月13日12月23日(水・祝)に大阪・梅田芸術劇場メインホール、26(土)・27日(日)に東京・東急シアターオーブで行われる「フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー」。同公演にブロードウェイのトップスター、アダム・パスカルの出演が決定した。【チケット情報はこちら】アダム・パスカルは『RENT』オリジナルプロダクションの主人公・ロジャー役での衝撃のデビュー以降、『アイーダ』『キャバレー』など人気ミュージカル作品にメインキャストで出演。2009年に行われた『RENT』オリジナル・キャスト版公演で来日を果たし、同公演は連日満席で大好評を博した。今回の公演では、『RENT』より『Once Song Glory(ワン・ソング・グローリー)』を歌う予定だ。「フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー」は、ブロードウェイを代表する作曲家フランク・ワイルドホーンの楽曲を中心に、有名ミュージカル作品の楽曲を、世界のミュージカルスター、ミュージシャンの歌唱で披露する公演。出演は、作曲家フランク・ワイルドホーンのほか、ヨーロッパのミュージカル界で活躍するトーマス・ボルヒャート、サブリナ・ヴェッカリン。ブロードウェイ版『ウィキッド』のエルファバ役の最長出演記録をもつジャッキー・バーンズ。ワイルドホーンの夫人で元宝塚宙組のトップスター、和央ようかなど。チケットは発売中。■フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー12月23日(水・祝)梅田芸術劇場メインホール(大阪府)12月26日(土)東急シアターオーブ(東京都)12月27日(日)東急シアターオーブ(東京都)
2015年10月13日10月9日、『2015 WBSCプレミア12』に臨む、侍ジャパンのメンバー発表記者会見が行われた。【チケット詳細はこちら】小久保裕紀 侍ジャパン代表監督はメンバーについて、「今シーズンの選手たちの活躍、その中でも過去の『WBC』を含めた経験者の割り振りで決めた。日本の誇る投手陣というのが一番の強み」と語り、目標については「世界一です」とキッパリ。侍ジャパンのメンバーは以下の通り。【投手】松井裕樹(楽天)、菅野智之(巨人)、則本昂大(楽天)、澤村拓一(巨人)、大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)、前田健太(広島)、増井浩俊(日本ハム)、西勇輝(オリックス)、大野雄大(中日)、山崎康晃(DeNA)、武田翔太(ソフトバンク)、牧田和久(西武)【捕手】炭谷銀仁朗(西武)、嶋基宏(楽天)、中村悠平(ヤクルト)【内野手】松田宣浩(ソフトバンク)、川端慎吾(ヤクルト)、坂本勇人(巨人)、中島卓也(日本ハム)、中田翔(日本ハム)、山田哲人(ヤクルト)、中村剛也(西武)【外野手】内川聖一(ソフトバンク)、平田良介(中日)、筒香嘉智(DeNA)、柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)エースナンバー18は前田が背負う。小久保監督は「過去の経験も含めて、やはり前田健太が中心で引っ張っていってくれるだろう」と期待を込めた。トリプルスリーを達成した、打率.363・34本塁打・32盗塁の柳田、打率.329・38本塁打・34盗塁の山田の両名について指揮官は、「長いプレーの歴史を見ても素晴らしい成績を残したふたり。若いですけど、彼らが中心となりチームを引っ張っていく素質は十分兼ね備えている」と高い評価を与えた。小久保監督就任以降、中田が務めてきた4番は「中田翔でという思いはあるが、中村が入っている。今まで代表の試合には縁がなかったが、レギュラーシーズンをフルに出てホームラン王を獲っている実績のある選手。体調なども考慮しながら考えていく」とした。『2015 WBSCプレミア12』は、11月8日(日)・韓国戦・札幌ドームにて開幕する。その後はチャイニーズ・タイペイに舞台を移し、メキシコ戦、ドミニカ共和国戦、アメリカ戦、ベネズエラ戦、準々決勝を経て、11月19日(木)または20日(金)・準決勝、11月21日(土)・決勝および3位決定戦で東京ドームへ帰ってくる。1次ラウンドをしっかり勝ち抜き、凱旋することは最低限のノルマと言える。また、11月5日(木)・6日(金)・ヤフオクドームでプエルトリコとの『侍ジャパン強化試合』が開催される。『侍ジャパン強化試合』は、通常入場券のほか、ミズノウィメンズシート、ユニフォーム(レプリカ)付きチケット、アサヒビール飲み放題シートを発売中。『2015 WBSCプレミア12』は、10月19日(月)午後11時59分までサークルK・サンクス先行実施中。10月20日(火)午前10時よりチケット一般発売。
2015年10月13日2013/14シーズンは初の優勝決定戦進出、昨季も4年連続プレーオフ進出を果たした岡山・河本昭義監督も足もとをしっかりと見つめる。指揮官は「運よく何年かプレーオフに出ているが、我々は入れ替え戦も覚悟して戦っていかないといけない」とキッパリ。危機感を持ちながら、上を目指すのだ。今季も中心となるのはリーグを代表するセッターである宮下遥、技術を駆使したミドルブロッカー・山口舞、リベロ・丸山亜季だ。助っ人大砲のいない岡山は結束力で勝負する。好不調の波に苦しんだ日立は、松田明彦監督が掲げる「超高速バレー」で躍進を目指す。スパイク賞を獲得したパオリーニ・ローレン、内瀬戸真実、佐々木美麗、渡邉久惠、栗原恵のアタッカー陣を、佐藤美弥、橋本直子、小野寺友香のセッター陣がバリエーションに富んだトスで得点に導く。7月のV・サマーリーグ東部大会では全勝優勝を果たした。再昇格1年目に6位、昨季は5位となった日立がさらに上を目指し、松田監督曰く「奇想天外なバレー」を展開する。V・サマーリーグ東部大会優勝が日立なら、西部大会を制したのは東レだ。こちらも全勝で優勝し、今季に期待を持たせる内容を見せた。今季は木村沙織、迫田さおり、高田ありさのベテラン頼りではない。アメリカの若きミドルブロッカーのテトリ・ディクソンが加入した。ウイングスパイカー・杉原若葉とミドルブロッカー・伊藤望の20歳コンビも成長著しい。福田康弘監督、峯村沙紀主将が揃って「優勝を目指す」と口にするのも頷ける布陣だ。デンソーはV・チャレンジリーグ2位のPFUに連勝し、プレミア死守を果たした昨季と同じ轍は踏まない。得点王のミア・イエルコフや昨年6月に久光製薬から加入した新キャプテン・石田瑞穂と軸はしっかりしている。大竹里歩と鍋谷友理枝は『ワールドカップ』を経験し、さらなる進化が望まれる。攻撃の要となるセッターも鈴木裕子、新人の田原愛里、9人制バレーの富士通から加入した森田麻実子と駒が揃う。2013/14シーズンは初の4位と躍進を果たしたが、昨季は8位に沈み、V・チャレンジ1位のJTとの入れ替え戦で1勝1敗ながら獲得ポイントの差でプレミア残留を果たしたトヨタ車体。プレミア参戦10年目となる今季は、まずはファイナル6を目指す。そのために課題だった決定力アップに取り組んだ。日立から移籍した高橋沙織とアゼルバイジャン代表のポリーナ・ラヒモワというふたりのウイングスパイカーに期待大。竹田沙希主将とセッター・藤田夏未が若手と新戦力を融合させる。2015/16 V・プレミアリーグは10月17日(土)・久光製薬×上尾、岡山×デンソー、18日(日)・NEC×トヨタ車体、日立×東レのカードで東京体育館にて開幕する。2016年1月24日(日)までレギュラーラウンドを戦い、2月7日(日)にファイナルステージに突入する。
2015年10月09日10年ぶりに栄光に輝いたNECが初の連覇を達成するのか、レギュラーラウンド、ファイナル6でトップを走りながら3連覇を逃した久光製薬がリベンジを果たすのか。はたまた、ファイナルステージへ進出した上尾、岡山、日立、東レが一気に頂点へ駆け上がるのか、V・チャレンジマッチ(入れ替え戦)に回ったデンソー、トヨタ車体の巻き返しはあるのか。『2015/16 V・プレミアリーグ女子』が10月17日(土)・18日(日)・東京体育館で開幕を迎える。『2015/16 V・プレミアリーグ女子』チケット情報新たな開催方式となって2年目の『2015/16 V・プレミアリーグ女子』は、スリリングな展開が予想される。今季も8チームによる3回戦総当り方式のV・レギュラーラウンドを行い、上位6チームがファイナル6に進み、下位2チームはV・チャレンジリーグⅠとの入れ替え戦に回る。1回戦総当りのファイナル6の1位はファイナルへ進み、2位と3位はファイナル3でファイナル進出を競うのだ。久光製薬がレギュラーラウンドを17勝4敗で独走し、ファイナル6も全勝で駆け抜けながら、一発勝負のファイナルでNECに3-1で屈した悲劇も記憶に新しいことだろう。レギュラーラウンドのポイント制もゲームをより白熱させる。3-0・3-1の勝利は3点、フルセットの末の勝利だと2点、逆にフルセットの負けでも1点が付与される。選手たちの1セット・1点にかける思いは、より強くなるのだ。今季の展望をしてみたい。V2を狙うNECは、シーズンを通して波をなくしたいところ。レギュラーラウンドでは2位ながら1位・久光製薬、3位・岡山、4位・上尾、5位・東レにいずれも1勝2敗と負け越した。MVPの近江あかりをはじめ、大黒柱の島村春世、全チームが獲得に乗り出した全日本の若きエース・古賀紗理那、ベスト6を受賞したセッター・山口かなめ、ベストリベロ賞を獲得した岩崎紗也加らタレントは揃う。島村主将は「連覇へ向けてスタートダッシュをしたい」と今季はシーズン通しての安定した戦いを誓う。久光製薬は、中田久美監督がポイントに挙げるように「昨季の悔しさをいかに経験と生かせるか」が鍵だ。チームの総合力では、V・プレミアリーグ随一だ。ベスト6に選ばれた新鍋理沙と長岡望悠、石井優希が今季も得点源だ。ウイングスパイカーにはフランスリーグなどで活躍したボカン・タチアナ、経験豊富なセッター・栄絵里香が新加入した。チームを支えるのはリベロにして主将の座安琴希である。座安は安定したプレーとメンタルの強さでチームを引っ張る。V・プレミア昇格1年目にして3位と躍進した上尾に油断はない。吉田敏明監督は「まだ我々は新入幕の若造、赤ちゃん」と気を引き締める。指揮官はレギュラーラウンドでブロック決定率1位となったブロックのさらなる向上、攻撃力アップに取り組む。ブロック賞を獲得した荒木絵里香、サーブ賞に選ばれたマーフィー・ケリーが今季も得点をもたらす。ケガから復帰した吉村志穂の存在も明るい話題だ。攻撃を司る土田望未がアタッカーを得点に導く。後編へ続く。
2015年10月09日PRIDE消滅から約8年半、世界最強のリングを支えたファイター、スタッフが大晦日に新たな格闘技イベントを立ち上げる。10月8日、総合格闘技新イベント・RIZINの記者会見が行われた。PRIDEの生みの親である榊原信行RIZIN実行委員会委員長が「あの熱、あの空間をもう一度作りたい。日本発世界を目指したい」と誓えば、高田延彦統括本部長も「始まるよ。すごいのが始まるよ。テニスで言えばウインブルドン、ゴルフで言えばセントアンドリュース、サッカーで言えばW杯。世界最高峰の舞台を作る」とキッパリ。旗揚げイベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』は12月29日(火)・31日(木)にさいたまスーパーアリーナで敢行される。対戦カードは、桜庭和志×青木真也が発表された。PRIDE創世記を支えたレジェンドである桜庭とPRIDE後期に台頭し、その後の日本格闘技中軽量級をリードした青木が、世代、そして階級を超えて激突する。さらにエメリヤーエンコ・ヒョードルの復帰戦も決定。第2代PRIDEヘビー級王者にして、“60億分の1の男”として君臨した世界最強戦士が、2年半のブランクを経て、再びリングに立つのだ。さらに立ち技総合格闘技・シュートボクシングの女王として知られるRENA、“世界最強の女柔術家”ギャビ・ガルシアも参戦する。各ファイターのコメントは以下の通り。「みなさんの応援を力に変えていい試合を見せたい。そして、勝利に向かっていきたい」(ヒョードル)「いい試合ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」(桜庭)「桜庭選手がやってきたことに最大のリスペクトを持っています。しかし、マットにあるのは現実。それを見せたい」(青木)「世界にRENAの名前を知らしめるよう大暴れをしたい」(RENA)「私は柔術の世界王座を10回取りました。私が最高だと世界に証明したい」(ガルシア)旗揚げイベントはアメリカ・ベラトール、ブラジル・ジャングルファイトなど、世界のプロモーションから8名のヘビー級選手が集いトーナメントを行う。さらにヒョードル復帰戦や桜庭×青木以外にも、スペシャルマッチが実現する。また、興行がない12月30日(水)にも総合格闘技以外の格闘技やレジェンドファイターたちと触れ合えるイベントを実施。ちなみにルールは10分・5分・5分(女子は5分3ラウンド)のPRIDEルールを使用。戦いの舞台はリングで行う。サッカーボールキックやフットスタンプはもちろん、選手間で合意すればヒジありも検討すると言う。榊原委員長は記者会見でファンに「格闘技3本の矢」の実現を約束した。「1本目の矢は完結。RIZINをレジェンドたちの完結の場にしたい。2本目は息吹。新しい選手たちのチャレンジの場にしたい。3本目は最強。各プロモーションの最強のファイターたちが集うトーナメントを未来に作りたい」。新たなカードやさらなるビッグネームの参戦の発表など、心待ちにしたい。チケットは11月21日(土)一般発売。
2015年10月09日10月11日(日)、『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝進出チームが決まる。ここで10月7日に行われた『ナビスコ杯』準決勝を振り返りたい。ユニバー記念競技場で開催されたヴィッセル神戸×鹿島アントラーズは、1-2でアウェイに乗り込んだ鹿島が先勝した。10月3日の『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第13節でも鹿島は神戸に2-0で完勝したが、連勝してよしとは言い切れない。21分に代表で不在の柴崎岳に代わってボランチに入った山村和也が先制し、39分にFW・赤崎秀平がボレーシュートを叩き込んだが、その後は決定機を作るも無得点。神戸のシュート8本に対し、15本ものシュートを放ち、第1戦で勝負を決めなくてはならない内容だった。しかも、70分には相手コーナーキックのボールをキープしながら、DF・安田理大に奪われた。安田のクロスボールからDF・岩波拓也に合わせられ、1点を返されたのだった。もちろん、アウェイゴール2点を加えて勝った鹿島が有利だ。だが、神戸は前半の決定機を決められず、一方的な展開になってもおかしくない状況から、1点を返し、さらに前への圧力を高め、鹿島DF陣をずるずる後ろへ下げた。神戸にとって後半の戦いぶりは、第2戦に望みをつなぐ形となった。デンカビッグスワンスタジアムでキックオフを迎えたアルビレックス新潟×ガンバ大阪は、劇的ゴールでホームチームに凱歌が上がった。33分に2列目の大森晃太郎(G大阪)に先制を許すも、新潟は36分、MF・山本康裕が個人技で同点とする。一進一退の攻防が続くも、66分にレオ・シルバが一発退場……。数的不利な新潟は1-1死守に方向転換し、G大阪の猛攻に耐える展開に。90分、カウンターからラファエル・シルバのこれまた個人技が光るゴールを決まり、2-1と先勝した。新潟にとって、勢いが付く第1戦となった。だが、逆転負けを喫したG大阪も肩を落としていない。この日のG大阪は宇佐美貴史ら日本代表4名、ボランチの遠藤保仁&今野泰幸、FW・パトリックなど、『明治安田J1』2ndステージ第13節から先発9名を入れ替えて臨んだ。試合終了間際の逆転負けは後味は悪いが、アウェイゴールを奪っての1点差の敗戦は想定内と言える。『ナビスコ杯』準決勝第2戦は10月11日(日)に鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸・カシマサッカースタジアム、ガンバ大阪×アルビレックス新潟・万博記念競技場がキックオフ。チケットは発売中。10月31日(土)・埼玉スタジアム2002で迎える決勝は、10月14日(水)午前11:00~16日(金)午前11:00までチケットぴあにて先行抽選「プレリザーブ」、10月18日(日)午前10時より一般発売。いよいよファイナルの顔触れが揃う。
2015年10月09日エディージャパンの歴史的快挙に初めてラグビーの魅力に触れた人も多いことだろう。日本代表が、『ラグビーワールドカップ(RWC)』プールB最終戦・アメリカと対峙する前日(正確には2日前)、10月10日(土)に『ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016』のチケットが発売される。イングランドでの仲間は、日本での敵に――。一躍時の人となった五郎丸歩(ヤマハ発動機)や強烈なキャプテンシーでジャパンを引っ張ったリーチ マイケル(東芝)、最前線で身体を張り続けた堀江翔太(パナソニック)らが、自軍のユニフォームに身を包み、覇権を争うのだ。エディー・ジョーンズヘッドコーチのもと、新たな歴史を刻んだ日本代表31名のうち、28名がトップリーグに所属。日本代表だけではない。NTTドコモ入りした豪州代表のイズラエル・フォラウを筆頭に『RWC』で活躍するNZや豪州、南アフリカなど強豪国から新助っ人も続々やって来るのだ。ここで日本代表選手の所属先を見てみたい。166cmのスクラムハーフ(SH)・田中史朗やサモア戦で鮮やかなトライを決めた山田章仁はパナソニックに属す。37歳にして96キャップを誇る大野均は東芝所属だ。日本の攻撃を組み立てた小野晃征と華麗なステップワークを見せた松島幸太朗はサントリーの一員である。無類の突破力を見せるアマナキ・レレィ・マフィはNTTコムのユニフォームを着る。勢力図もおさらいしたい。2年連続3度目のトップリーグ優勝を果たしたパナソニックが王座に君臨する。トップリーグ2位と躍進し、『日本選手権』初優勝を果たしたのが清宮克幸監督率いるヤマハ発動機だ。3位には初代王座の神戸製鋼と最多優勝5回を誇る東芝が続く。昨季5位のサントリーは優勝3回、準優勝3回の実績を有す。今季は『RWC』イヤーのため、16チームによる総当りリーグ戦からA・B各プールで8チームの総当りリーグ戦に変更になり、順位決定トーナメントで雌雄を決する。注目の開幕カードは11月13日(金)・パナソニック×サントリー・秩父宮ラグビー場(東京)、11月14日(土)・リコー×NTTコム、東芝×クボタ・秩父宮、豊田自動織機×NEC、トヨタ自動車×ヤマハ発動機・パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)、NTTドコモ×コカ・コーラ、近鉄×ホンダ・近鉄花園ラグビー場(大阪)、11月15日(日)・神戸製鋼×キヤノン・ユニバー記念競技場(兵庫)がラインナップ。ちなみに五郎丸擁するヤマハ発動機は、11月21日(土)・豊田自動織機戦・ヤマハスタジアム(静岡)、28日(土)・NEC戦・エコパスタジアム(静岡)、12月6日(日)・コカ・コーラ戦・うまかな・よかなスタジアム(熊本)、12日(土)・NTTドコモ戦・ヤマハ、19日(土)・神戸製鋼戦・ヤマハ、26日(土)・キヤノン戦・秩父宮とプール戦を戦う。『ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016』で日本代表戦士たちのプレーを観戦してみては?チケットは10月10日(土)午前10時より一般発売。
2015年10月09日自身にとって2度めとなる舞台『とりあえず、お父さん』への出演が決まった本仮屋ユイカ。現代を代表する喜劇作家として、アメリカのニール・サイモンと並ぶイギリスのアラン・エイクボーンのヒット作に、藤原竜也、浅野ゆう子、柄本明という豪華キャストとともに挑む。久々の舞台に燃える女優としての思いを、率直に語った。舞台『とりあえず、お父さん』チケット情報「初舞台のとき、舞台に立っていて毎日幸せだったので、またあの感動を味わえるのかと思うとうれしくて」と、いちばんに再び舞台に立てる喜びを口にした本仮屋。初舞台を振り返って、「自分の肉体と思考と感情と直感をすべてフルに使って表現できて、それに対するお客さんのリアクションをまた自分の力にできるという、あの劇場でしか味わえない循環が最高だったんです」と語る。ましてや今回演じるのは、誰もが間違いなく笑えるエイクボーンの人気作。「どんな反応があるのか楽しみ。やりがいがあるなと思います!」。演じるのは、結婚を前提にグレッグ(藤原竜也)と交際しているジニィ。以前付き合っていた既婚の年上男性フィリップ(柄本明)とその妻シーラ(浅野ゆう子)をグレッグがジニィの両親と勘違いするところから、誤解が誤解を生む大いなる喜劇が始まる。「私だったら『それは誤解ですよ』と勘違いを正しそうなんですけど(笑)、ジニィは何とかごまかそうと、慌てたり、焦ったり、困ったりする。その姿がきっと笑えると思うんですね。だからこそ、既婚男性と付き合う奔放な女性だと思われるかもしれないですけど、『ジニィの気持ちわかる』と共感してもらえるように丁寧に演じたい」と早くも役に思いを寄せる。また、この作品が投げかけるものについても、「自分の見えてる世界だけが正しいと思い込んで勘違いの渦に巻き込まれていくジニィたちを見ると、その思い込みをなくしたら人生もう少し楽しくなるんじゃないかと思ってもらえると思うので。この舞台が明日からの活力になるとうれしい」と明快。「舞台をやると、その戯曲を通して作家さんが何を伝えたいのかっていうことを、全身全霊で探求し、表現し、伝えるのが女優の仕事だと改めて思い知らされます。そしてそこには人生の真理がいっぱい詰まっているんだと思ったら、演じることが尊いものに思えてくるので。しっかり伝えられる女優にならないと」。映像でもその演技力は知られている。が、本仮屋ユイカの底力は舞台でこそ放たれるのかもしれない。公演は12月3日(木)から23日(水・祝)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。その後全国を巡演。東京公演のチケット一般発売は10月17日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2015年10月09日人気コミックスが原作の舞台「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR ~2つの頂上~」が10月8日より愛知・東京・大阪・福岡にて上演。大千秋楽である11月8日(日)公演において全国劇場でライブビューイングを行うことが決定した。【チケット情報はこちら】同公演の原作『弱虫ペダル』は、2008年より『週刊少年チャンピオン』にて連載中。ロードレースという自転車競技を題材にし、コミックスの売り上げは1300万部を超える大人気作品だ。舞台は2012年2月に初演され、これまで6作を上演。今回の作品は、原作でも人気のキャラクター、巻島裕介と東堂尽八をメインにした物語。巻島裕介役を廣瀬智紀、東堂尽八役を北村諒が務める。ライブビューイングのチケット一般発売は11月1日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施。受付は10月11日(日)午前11時から19日(月)午後11時59分まで。■「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR ~2つの頂上~」ライブビューイング11月8日(日)開演17:00料金:3,600円(税込)
2015年10月09日世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村萬斎が監修する「現代能楽集」。この11月に上演される第8弾『道玄坂綺譚』では、三島由紀夫の『近代能楽集』から「卒塔婆小町」と「熊野(ゆや)」の2作品をとりあげる。劇作・演出を手がけるのはマキノノゾミ。「古典の知恵と洗練を現在に活かす」というコンセプトのもと行われる公演だが、今回は原作となる能、それを近代の物語へと変換させた三島、さらにそれを現代、はては未来の東京へと移し替えようと試みるマキノと、三重構造の物語が折り重なる作品となる。「卒塔婆小町」と「熊野」がどのように融合されるのか気になるところだ。今作に出演する一路真輝と水田航生に話を聞いた。一路はネットカフェで暮らす老婆コマチと幻想の中の洋館の女主人を、水田はネットカフェで働く青年カオルと、熊野の若い恋人薫のそれぞれ二役を演じる。「“卒塔婆小町”というと、歌舞伎役者の嵐徳三郎さんが演じられたものをはじめとしてケレン味のある演し物という印象。空想のなかで老婆がいきなり美女に見えるという、お客様を思いっきり騙すような役柄ですから、ふつうの女優が演じるのはどうなんだろうと最初は戸惑いました」と語る一路。「でも、マキノさんが料理してくださることを期待して飛び込んでみました。お客様にこの物語がどう映るのか、興味が高まります」と続ける。一方の水田は「平成生まれの人間としては、古くからある能楽がどうやって平成の世に放たれるのだろう? と今から楽しみです。僕の演じる役は三島の『熊野』では名前しか出てこないのですが、実際に登場するという時点でもう元の話とは違いますから」と期待に胸を膨らませる。取材時はまだ稽古が始まる前ということで、役柄の詳細についてはまだ知らされていないふたり。一路は「もしかしたらマキノさんは制作発表やポスター撮影などで顔を合わせた私たちキャストの様子を観察して、それを戯曲に反映させようとしているのかも」とマキノのたくらみについて想像をはたらかせ、「マキノさんがどうしようと考えているのか、自分の役がどうなるのか、今はまだわからないことだらけ。でもふたつの役の対比をうまく出せたらと思います」と話す。水田も「いろいろな役が過去と現在と未来で交錯するなか、僕は現在と未来を行き来することになりそう。二役を演じるのは初めてなので、新たなチャレンジです」と決意を語った。「物語や役柄についてお話しするのは難しいけれど、すごくわかりやすい、面白い作品になると思います」と一路が語ると、水田は「面白かったー!と席を立って、その後にぞわぞわするような作品になればいいなと思います」と続けた。公演は11月8日(日)から21日(土)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演。チケットは発売中。文:釣木文恵
2015年10月09日キャラメルボックス2015ハーフタイムシアターが10月8日、東京グローブ座にて開幕した。上演時間60分の短篇演劇を2本立てにした当企画。今回は、2008年にキャラメルボックスの成井豊が書き下ろし、3度目の上演となる人気作『水平線の歩き方』と、キャラメルボックスと15年来の付き合いがあり、劇団「空晴(からっぱれ)」の代表を務める岡部尚子による書き下ろし新作『君をおくる』というラインナップになった。【チケット情報はこちら】『水平線の歩き方』の主演は劇団の中心的俳優である岡田達也と岡田さつき。初演から一貫して同じ役を担い、作品の完成度を磨き上げてきたふたりのやりとりは、抜群の安定感と躍動感を併せ持つ。とりわけ、著名なラグビー選手としての栄光と怪我による挫折を経験し、人生の盛衰に直面する「幸一」を演じた岡田達也は、その実直な演技で観客の心を激しく揺さぶり、多くの感涙を誘った。新作『君をおくる』はキミエという女性の引越しにまつわる群像劇。前半はキャストが舞台上に登場する度に「ボタンのかけ違いによる勘違いの連鎖」がまき起こり、場内は大きな笑いに包まれる。後半は実川貴美子演じるキミエを中心に、各々が抱えるわだかまりと向き合おうとする姿を描き、観る者を勇気づけるキャラメルボックスらしい爽やかなラストシーンを迎えた。作品全体に流れる軽妙なリズムは、劇団員同士による息の合った創作のたまものだろう。更にこの2本立ては『水平線の歩き方』に出演する俳優たちが再び登場し、「同じマンションの別の一室を用いて異なる物語を作る」というアイディアに基づいており、『水平線の歩き方』と『君をおくる』を連続して観劇することで、俳優たちの多彩な演技スタイルを立て続けに堪能することが出来る。劇団が誇る感動作と外部作家によるコメディタッチの人間ドラマは、それぞれ異なる印象と満足を抱かせつつも、大切な人を見送ることで、人と人との繋がりや絆の尊さを一層感じさせる作品に仕上がっていた。2015ハーフタイムシアターは10月12日(月・祝)まで東京グローブ座、10月16日(金)から18日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。また「キャラメルボックスが普段の公演では行かない街へ作品を届けに行く」というコンセプトの2015グリーティングシアターでは『水平線の歩き方』5都市ツアーを敢行、10月20日(火)仙台、22日(木)山形、25日(日)岐阜、28日(水)愛知、10月31日(土)から11月1日(日)まで岡山にて上演。チケットはチケットぴあにて発売中。取材・文:園田喬し
2015年10月09日乃木坂46の2人をゲストに招いた前回の本公演「Mr.カミナリ」も話題を集めた劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)だが、結成36年目を迎えての最新作「虹を渡る男たち」はゲストなし、劇団員のみの「原点に戻る公演」。そう語る座長の三宅裕司と、旗揚げ以来、三宅との名コンビで劇団人気を牽引してきた小倉久寛に話を聞いた。スーパー・エキセントリック・シアター『虹を渡る男たち』チケット情報「虹を渡る男たち」は、日本の芸能界を舞台にしたタイムトラベルもの。三宅、小倉演じるかつてのヒットメーカーが、ある奇妙な男が発明したタイムマシーンで、自分たちが芸能界を去るきっかけとなった“過去”へと戻る。「すごく面白い話だと思いますよ。『今の気持ちであのときに戻ってみたい』とかいうことは誰でもよく思うことですから。でも結局、『今が大事、これからが大事』ってことになる。気持ちではわかりつつも、そういう行動にはなかなかなれないですけど(苦笑)」(小倉)「SETの場合はまずテーマがあって、それを伝えるために“ミュージカル”と“アクション”と“コメディー”の3要素がある。テーマが笑いでそのためにはなんでも入れていこうという考えの熱海五郎一座とは、そこが違うところですね。今回そのテーマの部分には、2人の男の友情や、文明に溺れてしまっている現代人への批判もありますが、それをギャグ満載でどう観せられるか、ですね」(三宅)磐石の三宅&小倉コンビに今回割って入る“第三の男”が、野添義弘だ。入団34年目、全身タイツ姿の劇団内ユニット「タイツマンズ」などでも人気を確立しているベテランが、どんな活躍を見せるか。「野添は我々のアクションの先生。歳はそんなに違わないのに、体がすっごくキレるんですよ。悔しいから、『お前が体を動かすうちは俺も絶対動かすからな!』って言ってるんですけど(笑)」(小倉)「野添が僕らそれぞれと絡んだことはあっても、3人がどっぷりっていうのは今回が初めてかなと。ここが化学反応を起こしたらいいなと思っています。そうすると僕も相当ボケられるし(笑)」(三宅)三宅、小倉、野添の50代、60代もまだまだパワフルだが、下は19歳からと、劇団員の世代は幅広い。「来年から年金もらえる歳ですよ」と笑う現在64歳の座長・三宅も“世代交代”を口にする。「劇団がこの先も存続するのか、三宅一代で終わるのかってことを現実的に考えなきゃいけない時期になってきているわけですよね。もちろん存続してほしいので、そのためには原点に戻って、劇団員だけの力でどこまでやれるのかを試さなきゃと思います」(三宅)タイムマシーンで戻った過去に、未来へのヒントがきっと隠されている。公演は11月7日(土)から23日(月・祝)まで、東京・サンシャイン劇場にて。取材・文/武田吏都
2015年10月09日コミックの累計発行部数は3億2000万部を記録し、国内のみならず、海外においても人気のメガヒット漫画『ONE PIECE』が歌舞伎化!演劇界に留まらない注目を集めている、スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)『ワンピース』が7日夜、東京・新橋演舞場でついに幕を開けた。前日夕方には、主役ルフィ役(ほかにハンコック、シャンクスの3役)を務める座頭で、演出(横内謙介との共同演出)も手掛ける市川猿之助の囲み取材、続けてゲネプロが行われた。スーパー歌舞伎II『ワンピース』チケット情報囲み取材で本作におけるこだわりを問われた猿之助は、「アニメや漫画をそのままやらないということ」とキッパリ。「なぜ歌舞伎でやるかということで、換骨奪胎をしてやらせていただきました。アニメ版の声優の方々にも『自分たちと同じようにはむしろやってほしくない。違うものが観たい』と言っていただき、それに勇気を得て新しいものを作りました。賛否両論あると思いますが、賛否両論あってこそ本物」と、新たな世界を切り拓く者としての覚悟のコメントを寄せた。苦労した点を問われると、「全てが苦労ですよ」と苦笑い。「スーパー歌舞伎のあらゆる手法を取り入れて、今やれるだけのことを全部やってしまった」という猿之助の言葉は、続いて行われたゲネプロで、真実であることが証明された。“スーパー歌舞伎”の代名詞・宙乗りはもちろんのこと、滝(本水)の中での大立廻り、巨大クジラ(!)の登場、フライング、プロジェクションマッピングなどの最新技術を用いた映像……。各キャラクターの必殺技も、歌舞伎的なアナログさと斬新なアイデアの融合で、様々に表現される。従来の歌舞伎の概念を覆すようなセット、衣裳、演出も多数。例えばサーフボードに乗った猿之助ルフィが3階席にも届くダイナミックな宙乗りをする二幕ラストでは、ゆずの北川悠仁が書き下ろした主題歌「TETOTE」が流れ、客席を巻き込んでの大合唱という、音楽ライブさながらの光景が繰り広げられた。そうした革新の一方、4時間50分の大作を見終えて最も感じたことは、歌舞伎ならではのカッコよさ!“麦わらの一味”が行う七五調の名乗り、アッと驚く早変わり、花道を颯爽と駆け抜ける様、ビシッとキメる見得。「これぞ歌舞伎!」な表現のワクワク感が、全編通して響き渡る柝の音とともに記憶に焼きついている。衝撃的に斬新だが、歌舞伎から逸脱していない。『ONE PIECE』という誰をも魅了する冒険心にあふれた原作が、歌舞伎に新たな可能性を示した。公演は11月25日(水)まで東京・新橋演舞場にて。取材・文/武田吏都
2015年10月09日「ペンはここ、ドアはあっち。サインをするのは今だ!」彼は高らかに、そう叫んだ──その手には運命を決める、契約書。舞台『ボーイバンド』チケット情報都内スタジオで行われていたのは舞台『ボーイバンド』の通し稽古。これは現在、世界中で上演されている新進気鋭の劇作家ピーター・キルターの戯曲で歌とダンスが折り込まれた物語。「歌って踊る、けれどミュージカルではないストレートプレイという、ちょっと変わった新ジャンルを目指しました」と語るのは、演出の板垣恭一。果たして気になる内容は、プロデューサーのリチャード入賀(新納慎也)に見出されたソースケ(平野良)、リュウ(大山真志)、サクヤ(碓井将大)、ゲン(味方良介)、カツミ(藤田玲)の5人が組んだ「フリーダム」の栄光と葛藤の生々しい青春譚。作中で歌う曲は各国自由。ゆえに彼らが披露するのは懐メロから流行歌、洋楽まで、誰もが思わず口ずさむ名曲ばかり11のナンバー。ハーモニーが美しい、踊る姿がカッコいい、なによりも5人そろって歌う姿に心が踊る。その成長を見守るのは宣伝の織辺征人(伊礼彼方)と振付の立花アンリ(蒼乃夕妃)。メンバーを完全管理する入賀に対し、ときに意見してはぶつかる。彼らを追う記者や音楽祭のMC、果ては黒子まで、アンサンブルを務めるのは東啓介とKEN(S☆RUSH)のふたり。場面に合わせて、くるくるとさまざまな役を演じる姿にも注目だ。入賀の手腕により、結成2年目にしてスターダムにのし上がった彼らは有頂天に。5人が浮かれてじゃれあう姿は微笑ましくてただただ楽しい!しかし、マスコミに付け狙われ、過剰なファンとバッシングの嵐にさらされ、その歯車は少しずつズレていく。反発しあう者。逃げる者。真実を隠す者。そんなメンバーに苛立つ入賀。そしてゲンは叫ぶ。「俺達は心開いたり、話したりしてもよかったの?」共に過ごした2年という時間は虚構だったのか?全員が己の抱えたものに潰されそうになり、全国ツアーファイナルを飾るトキオドームでのライブ前日、事件は起こる。果たして、彼らは憧れの舞台で歌うことはできるのか……。5人が歌うと、控えているキャストやスタッフから手拍子が起こり、この空間への愛情が伝わる。けれど、それは同時に心地よい緊張と熱をはらみ──通し稽古は終わった。「休憩です。10分後開始です」彼らの稽古は初日まで続く。この戯曲ならではの5人の姿が詰まっている、すてきな映像も乞うご期待。『ボーイバンド』は10月10日(土)埼玉・志木市民会館パルシティでのプレビュー公演を皮切りに、15日(木)から25日(日)まで東京・よみうり大手町ホール、31日(土)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。取材・文:おーちようこ
2015年10月09日フランス出身の女性シンガー、クレモンティーヌと、和楽器ユニットAUN Jクラシック・オーケストラによるユニット“クレモンティーヌmeets AUN Jクラシック・オーケストラ”が10月14日(水)にアルバム『JAPON』をリリース。同作のダイジェスト音源が公開された。【チケット情報はこちら】同作は日本の童謡『桃太郎』や民謡『ドンパン節』などの楽曲を、フランス語の訳詩と和楽器による演奏でカバー。今回公開されたダイジェスト音源では、クレモンティーヌの歌声と和楽器の音色の鮮やかなハーモニーを一足先に堪能する事ができる。クレモンティーヌmeets AUN Jクラシック・オーケストラは、同作を引っ提げて、11月1日(日)滋賀・彦根城内玄宮園 野外特設ステージより全国ツアーを開催。チケットは発売中。■クレモンティーヌmeets AUN Jクラシック・オーケストラアルバム『JAPON』2015年10月14日(水)発売価格: 2,000円(税抜)<収録楽曲>1, JAPON~opening~2, Allez MOMOTARO ~「桃太郎」より3, DONPAN Rhapsody ~「ドンパン節」より4, SHOJOJI apres-midi ~「証誠寺の狸囃子」より5, SHOJOJI soiree ~「証誠寺の狸囃子」より6, Tinsagunu Fleur ~「てぃんさぐぬ花」より7, l-TSU-KI ~「五木の子守唄」より8, YOSAKOI ~「よさこい鳴子踊り」より9, DONPAN Rhapsody ~「ドンパン節」より (instrumental)■クレモンティーヌ meets AUN J クラシック・オーケストラ 全国ツアー11月1日(日)彦根城内玄宮園特設ステージ (滋賀県)11月3日(火)倉敷市児島市民交流センタージーンズホール (岡山県)11月4日(水)NEW PIER HALL (東京都)11月6日(金)アトリオン音楽ホール (秋田県)11月7日(土)仙台定義如来西方寺野外特設ステージ (宮城県)
2015年10月09日アーティスト集団「Sound Horizon」のライブステージセットや衣装を展示する「Sound Horizon Cafe」が10月19日(月)より期間限定で、東京・六本木ヒルズテレビ朝日umuでオープン。同店舗で出されるオリジナルメニューが公開された。【チケットの詳細はこちら】カクテルは、今回カフェのコンセプトとなっている今年の4月に発売されたアルバム『Nein』のジャケットを彷彿とさせる鮮やかな色合いだ。このほかにもドリンク・フードと趣向を凝らしたラインナップが登場する。Sound Horizonは2004年にメジャーデビュー。物語性のある歌詞を軸にしたコンセプトアルバムを発表し人気を博している。「Sound Horizon Cafe」は2010年、2011年、2013年に期間限定でオープン。今回は、今年の春に開催されたコンサートのステージを彩ったセット・衣装が展示される。そのほか、コンサートのストーリーにちなんだメニューや、ここでしか手に入らないオリジナルグッズの販売も行われる。なお、セット・衣装・メニューは期間ごとに切り替わる。12月1日(火)以降の入場券、一般発売は11月10日(火)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、ファンクラブ先行を実施。受付は10月21日(水)午後5時から26日(月)午後6時まで。■Sound Horizon Cafe featuring “Nein”開催期間:2015年10月19日(月)~2016年1月12日(火)【定休日】10月29日(木)・11月9日(月)・19日(木)・30日(月)・12月10日(木)・21日(月)・1月1日(金)・2日(土)・3日(日)Sound Horizon Cafe featuring “Nein”グランドメニュー~オリジナルカクテル~■檻の中の箱庭(アルコール) K 1300ドイツ産のグレープフルーツリキュールが入った爽やかテイスト■SCHau(アルコール) K 1150香りも味も豊かなコアントローが入った甘めカクテル■ROhre(アルコール) K 1150オレンジキュラソーをきかせた柑橘系カクテル■便宜上R.E.V.O.(ノンアルコール) K 1050グレープフルーツの酸味に鮮やかなブルーシロップをプラス■DINg(アルコール) K 1150オレンジの甘味にブルーキュラソーで色味をプラス■GERat(ノンアルコール) K 1050甘味控えめ、グリーンバナナシロップの風味を楽しんで■Noel(アルコール) K 950芋焼酎&炭酸のすっきりした飲み口が絶妙にマッチ■西洋骨董×屋根裏堂 店主(アルコール) K 1350※×=唇マーク気まぐれな店主がどんな姿で現れるか、お楽しみに※K=¥※その他、期間ごとに変わるメニューもご用意いたします。詳細はご来店後のお楽しみ!各期間が始まり次第の公開とさせて頂きます。
2015年10月09日『ジキル&ハイド』等を世界的に大ヒットさせ、今年は『デスノート THE MUSICAL』世界初演を成功に導いたブロードウェイの作曲家、フランク・ワイルドホーン。彼が音楽を手がけたミュージカル『スコット&ゼルダ』が今月、日本初演の幕を開ける。主演はウエンツ瑛士と濱田めぐみ。開幕を目前に控えたその稽古場を取材した。チケット情報はこちら主人公はアメリカを代表する小説家F・スコット・フィッツジェラルドとその妻ゼルダ。フィッツジェラルドと言えば『楽園のこちら側』の大ヒットで若くして一躍名声を手に入れた男で、代表作『華麗なるギャツビー』は今でもアメリカ文学の最高峰と賞されている。そしてゼルダはその彼にインスピレーションを与え続けた運命の女。1920年代、狂乱のアメリカで時代の寵児となったセレブ夫婦だ。さぞかし華やかなアメリカン・ドリームの世界が描かれるに違いない……と思い足を運んだ稽古場だったが、その予想は心地よく裏切られた。いや、もちろん煌びやかな見せ場もふんだんにある。物語は山西惇扮するジャーナリスト・ベンが、精神病院で療養しているゼルダに取材をする形式で綴られていくのだが、ゼルダの語る、スコットとの生活は華々しい。ふたりは恋に落ち、成功を手に入れる。夜毎の大騒ぎを歌う『唸るほどの金』などは、軽快なジャズにクールなダンスが粋な、いかにもアメリカ発のミュージカルらしいナンバー。スコット役のウエンツ瑛士は『華麗なるギャツビー』の主人公さながらに、若さと自信に満ち、刹那の輝きを放つ。ゼルダ役の濱田は、大胆不敵なミューズを奔放に演じ、視線を引き付けて離さない。シーンごとに何役も演じ、ダンスシーンでは色気のある存在感を見せつける中河内雅貴も魅力的なスパイスだ。しかしベンは、ゼルダの語る話に、どこか違和感を感じていくのだ。その違和感の正体とは何か? なぜゼルダは精神病院にいるのか? 巧みな物語進行に気付けば引き込まれていく。やがてスコットとゼルダは、あっという間に世間から“古い存在”と見なされてしまう。挫折し、傷つき、傷つけあっていくふたり。そもそもふたりの間にあったのは、愛なのか、それとも別の何かだったのか……。答えはぜひ舞台で確かめてほしい。華やかさはもちろんある。だがこれはむしろ切なくやるせなく、とても美しい物語。日本の観客の心の琴線に、繊細に触れる作品になりそうだ。公演は10月17日(土)から11月1日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、11月7日(土)・8日(日)大阪・新歌舞伎座にて。チケットは発売中。
2015年10月09日日本のヒップホップユニット、電波少女が2016年2月27日(土)に東京・ShibuyaWWWでワンマンライブ「電波少女解散&復活ワンマンライブ“茶番”」を開催する事が決定した。【チケット詳細はこちら】今年の7月に行った初のワンマンライブに続き、2度目のワンマンライブとなる同公演。ライブへの意気込みについて、電波少女リーダーのハシシは「前回はfeaturingワンマンということもありゲストもめちゃくちゃ多かったので、やっとワンマンらしいワンマンができるかなと思っています。楽しみな気持ちもありますが、今までと規模感も多少変わり憂鬱です。来てくれるみんなを全力で楽しませたいと試行錯誤した結果、電波少女の解散と再結成をしようということになりました。是非俺らの茶番に付き合いに来てください。電波少女チーム一同色んなもの用意して待ってます、よろしくお願いします」とコメントを寄せている。電波少女は2009年に結成。幾度のメンバー加入、脱退を経て、現在はMC担当ハシシとDJ&パフォーマンス担当nicecreamの1MC1DJとして活動。今年の7月に2nd アルバム『WHO』をリリースしている。ワンマンライブのチケット一般発売に先がけて、オフィシャルHP先行を実施。同先行で申し込んだ人を対象に、チケット料金が通常の前売り料金より400円安い特別価格での案内。またライブ当日会場で先着順にスペシャルサイン入りステッカーのプレゼントが行われる。受付は10月8日(木)午後9時から10月18日(日)午後11時59分まで。■電波少女解散&復活ワンマンライブ“茶番”日時:2016年2月27日(土)開場17:00 / 開演18:00会場: Shibuya WWW(東京都)料金:オフィシャルHP先行スペシャルプライス2,800円(ドリンク別)前売り3,200円(ドリンク別)
2015年10月09日12月8日(火)より東京・EX THEATER ROPPONGIで上演されるザ・ビートルズのメンバー、ジョン・レノンの人生を描いた『LENNON レノン』。同公演とタワーダイニング恵比寿店のコラボレーション企画が本日10月8日(木)より同店舗で実施される事が決定した。【チケット情報はこちら】10月8日(木)から2週間限定で行われるコラボ企画。特別メニューとして、学生時代のジョン・レノンが愛飲していたと言われるカクテル「ブラック・ベルベット」が登場する。なお、同カクテルをオーダーした人には特典がプレゼントされる。そのほか、コースターに描かれたデザインは『LENNON』のメインビジュアルを採用し、店内BGMはビートルズの楽曲を使用するなど、ビートルズ、ジョン・レノンファンは見逃せない内容だ。『LENNON レノン』とタワーダイニング恵比寿店とのコラボ企画は、10月8日(木)から21日(水)まで開催。また、『LENNON レノン』は12月8日(火)から13日(日)まで、東京・EXシアター六本木にて上演。チケットは発売中。■『LENNON レノン』12月8日(火)~12月13日(日)会場:EX THEATER ROPPONGI (東京都)出演:ジョン・ウォーターズ / ステュワート・ディアリエッタ料金:全席指定7,500円(税込)※未就学児童は入場不可。英語上演、字幕付。
2015年10月08日10月31日(土)・11月1日(日)に東京・豊洲野外音楽広場で音楽フェス「豊洲野音 CARNIVAL ~InterFM897 開局記念~」が行われる。【チケット情報はこちら】同フェスは、FM放送局「InterFM897(インターエフエム・ハチキュウナナ)」の開局を記念して開催。出演は初日の10月31日(土)にスキマスイッチ、THE King ALL STARS、LOVE PSYCHEDELICO~Premium Acoustic Set~、2日目の11月1日(日)に佐野元春 and The Hobo King Band、藤井フミヤ、Polarisなど。チケットは発売中。■「豊洲野音CARNIVAL」日時:10月31日(土)開場 10:30 / 開演 12:0011月1日(日)開場 10:30 / 開演 12:00会場:豊洲野外音楽広場(東京都)出演:【10月31日(土)】スキマスイッチ / THE King ALL STARS / LOVE PSYCHEDELICO~Premium Acoustic Set~ / Def Tech / 七尾旅人 / 佐藤タイジ & 堂珍嘉邦 / 大宮エリー / 椿鬼奴 / BLACK BOTTOM BRASS BAND / Johnsons Motorcar / Nakamura Emi / GOCOO【11月1日(日)】佐野元春 and The Hobo King Band / 藤井フミヤ / Polaris / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / Caravan / Czecho No Republic / Rickie-G / GAKU-MC / bird / Dachambo / 植田真梨恵 / 小林太郎【カーニバルアーティスト】【両日】エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ / RISO / ちんどんCARNIVAL宣伝隊【10月31日(土)】湘南なぎさ連 / バグバイプブラストス【11月1日(日)】西馬音内盆踊り料金: 一般一日券 7,000円 / 一般二日券 13,000円※小学生以下は保護者同伴に限り無料。ドリンク代別途必要。
2015年10月08日