チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (265/342)
韓国俳優のチュ・ジフンとチ・チャンウクが25日、韓国ソウル市内で韓国ドラマ『蒼のピアニスト』の記者会見を行った。チ・チャンウクの公演チケット情報同作が、5年ぶりのドラマで、除隊後初の主演作となったチュ・ジフンは「久々のドラマ出演でとても大変でした。短い時間に集中して撮影しなければならず、苦労しました」と振り返るも、「共演者の方々と楽しく撮影できました」と笑顔を見せた。天才ピアニストの恋愛と夢、楽器メーカーの後継者争いを描いた作品。ふたりは「展開がとても速いので、飽きることがないと思います」(チュ・ジフン)、「クラシック音楽やピアノが登場します。人間関係が複雑で緊張感がありますが、楽しくご覧いただけると思います」(チ・チャンウク)とアピールした。劇中では、宿命のライバル、ジホ(チュ・ジフン)とイナ(チ・チャンウク)を演じたが、実際は親しいそうで、チュ・ジフンは「とても仲がよくて、先日もチャンウクのミュージカルを観に行って、お酒も飲みました」と話し、「私がこんなことを言える立場かわかりませんが、演技においてとてもセンスがあるので、共演していてすごく楽でした」と絶賛。チ・チャンウクは、モデル出身のチュ・ジフンとの共演で「モデル出身の俳優について偏見を持っていた部分があったのですが、ジフン兄さんのおかげでそれはなくなりました。一緒に一つひとつシーンを作っていくのは、とても楽しかった」と振り返った。ジホとダミ(チン・セヨン)との切ない恋も見どころのひとつ。チュ・ジフンはキスシーンについて「セヨンちゃんは実際にキスをしたことがないそう」と明かし、僕がリードしましたが、あまりハードにならないように演じました」とコメント。また、ダミに片思いし、決して引かないイナを演じたチ・チャンウクが「劇中では絶対に諦めないタイプでしたが、(僕は)必ずしもそうではありません」と自身について言及すると、チュ・ジフンがすかさず「彼は絶対に諦めないタイプですよ(笑)」と笑いを誘っていた。ドラマ『蒼のピアニスト』(全25話)は、TBSの韓流ドラマ枠「韓流セレクト」(月~金曜あさ10時5分~11時)にて7月24日(水)より地上波初放送スタート。同DVDセット1が8月2日(金)、2が8月28日(水)、3が9月4日(水)にリリースされる。
2013年06月25日メンバー全員が、名門音大卒業という確かな歌唱力と、身長180cm以上のルックスを備えるヴォーカルグループ“Le Velvets”。メジャーデビュー1周年を記念し、この夏、オーチャードホールで2日間の「1st Anniversary Live」を行う。Le Velvets チケット情報テノールの佐賀龍彦、佐藤隆紀、日野真一郎、バリトンの黒川拓哉、宮原浩暢からなるLe Velvets。グループ名は黒川いわく「光の当たり方次第で色々な表情を出すベルベットに、僕ら5人とスタッフ、ファンの方々を含める意味で英語の複数形の“s”をつけ、みんながひとつという思いを込めてフランス語の単数の定冠詞“Le”をつけたもの」。クラシック、ロック、ポップス、 ジャズ、民謡など、様々な音楽を、彼ら流に歌いこなす。各メンバーのバックグラウンドも多彩だ。ミュージカル俳優になるべく歌と踊りを学び、仲代達矢主宰の無名塾でも研鑽を積んだ佐賀。声楽とどちらで音大を受験するか迷った程の腕前をもつピアノのほか、吹奏楽部ではサックスを吹くなど、音楽経験豊かな日野。かつて水泳選手を目指し、学生時代には日本ランキングの上位に入っていたというスポーツマンの宮原。中学時代、合唱部での練習を機に歌の魅力に開眼して声楽を志しただけあって「ソロもいいですが、メンバーの声が合わさると『あ、そこ、そこ!』と思います」と微笑む黒川。高校時代、剣道部から合唱部に引き抜かれ、先生に声を褒められた翌日には音大を目指し始めた、自称「声マニア」の佐藤。4年前にオーディションで選ばれて以来、ヴォーカルのほか、舞台姿を意識した筋トレやダンスレッスン、国際的な活動も視野に入れての英語レッスンなど、地道に修業を重ねて来た。「スタートは路上ライブだったのですが、その時の第一号のお客さんが今もいらっしゃるので、みんなで一緒に歩んでいる感覚。さらに期待に応えたい」と言う黒川に、「既にCDなどで聴いていただいている方にも、ぜひ今回、生の歌声の魅力を味わってほしい」と佐藤。「有名な曲の旋律には耳馴染みがある。僕達のフィルターを通すことで、『あの曲がこうなったんだ!』と新鮮に感じていただけたら」と宮原が意気込めば、「ダンスのステップやフォーメーションも、歌のアクセントとして楽しんでいただきたい」と日野がうなずき、「日本にあまりないような、ショー的な舞台をご堪能いただけます」と佐賀が請け合う。五者五様に、爽やかでひたむきな彼ら。節目のコンサートで、どんなステージを繰り広げてくれるだろうか。公演は8月31日(土)・9月1日(日)、東京・渋谷のオーチャードホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2013年06月21日次代を担う花形が顔を揃える7月の歌舞伎座公演「歌舞伎座新開場柿葺落 七月花形歌舞伎」に向けて、市川染五郎、尾上松緑、片岡愛之助、尾上菊之助の4人が6月14日、東京・銀座のGINZA KABUKIZA 地下2階「木挽町広場」でトークイベントを行った。まず、4人は「歌舞伎座が開場して4・5・6月と、皆様のおかげでとても盛り上がっている中、初めての花形歌舞伎です。大先輩の方々がいらっしゃいますが、僕たちの世代で歌舞伎座を支えていく意気込みで舞台を勤めます」(市川染五郎)、「先輩の方々がこけら落としを頑張って盛り上げていただきました。そこに私たちも乗せていただいて、いい舞台を勤めます。幸い頼もしい仲間たちがいるので、3人の尻馬に乗って、おいしい思いをさせていただけたら」(松緑)、「旧歌舞伎座のさよなら公演は2年近くやっていましたが、私は1度も出ませんでした(笑)。今月初めて出させていただいて感動しています。7月は先輩方が築いていらっしゃったものを受け継いで、頑張っていきたい」(愛之助)、「染五郎さん、松緑さん、愛之助さん、同世代の人たちで幕を開けることができるのをうれしく幸せに思っています。私たちの世代が盛り上げられるよう頑張っていきたい」(菊之助)とそれぞれ挨拶。「七月花形歌舞伎」で上演するのは、昼の部『加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)』、夜の部『東海道四谷怪談』の2演目。それぞれ岩藤、お岩と、女性の幽霊が出てくる怪談物の名作を通し上演する。お岩の夫・伊右衛門役の染五郎は「初めて伊右衛門をやらせていただきます。今回、上演するのは久しぶりになるのですが、「夢の場」をつけています。お岩とはそもそも夫婦であったことがよくわかる場面で、それとの対比の中で悲劇を描きます。新しい歌舞伎座になって初めて、宙乗りが昼夜の公演であります。歌舞伎ならではのスペクタクルな舞台を楽しんでいただけたら」と話す。お岩を演じる菊之助は「190年ぐらい前の作品で、私の祖先にあたる三代目菊五郎がお岩役で初演していて、生涯で9回演じている音羽屋ゆかりの演目です。最近は音羽屋とは少し縁遠くなっていたので、染五郎さんとやらせていただく機会を得て大変うれしく思います。暑い最中ではありますが、お客さまに背筋が凍る思いをしていただけるよう頑張りたい」。岩藤を演じるのは松緑。「宙乗りや早変わりがあります。猿翁の兄さんや猿之助さんではなくて、私がさせていただくというのは青天の霹靂といいますか。慣れないことばかりです。早拵えなどは、染五郎さんや菊之助さんが慣れていらっしゃるので、アドバイスをいただいていい舞台を」と話しながら、「幽霊のおっかないところからきれいになるところが眼目のひとつ。アクセントをきっちりつけて演じたい」と意気込みを語った。愛之助は『加賀見山再岩藤』でお家乗っ取りを企てる望月弾正役。司会者からの質問に「悪役は好きです。ストレスがたまらないので」と答えると、すかさず松緑から「そのままだもんな」とツッコミが入り、会場の笑いを誘っていた。
2013年06月19日宝塚歌劇雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』東京公演が6月14日、東京宝塚劇場で開幕した。2014年の劇団創立100周年を目前に盛り上がる中での、タカラヅカを代表する名作中の名作の上演であることに加え、雪組新トップコンビ壮一帆、愛加あゆのお披露目でもあり、注目が集まっている公演だ。『ベルサイユのばら』はフランス革命を背景にした池田理代子による人気漫画を原作とした作品で、宝塚歌劇団ではさまざまな登場人物を主人公に、数々のバージョンで上演を繰り返しているが、今回雪組が上演しているのは〈フェルゼン編〉。スウェーデンの青年貴族フェルゼンと、フランス王妃マリー・アントワネットの哀しい恋を中心に描くものだ。フェルゼンを演じる壮は『ベルばら』に縁深く、今回で実に6回目の『ベルばら』出演。フェルゼンは初挑戦ながら、許されざる恋に情熱を傾ける青年を、気高くも温かく演じ、観る者を魅了する。また、さすがに作品の世界観を熟知しているようで、宝塚の様式美が凝縮されたような世界を見事に体現する熱演を見せていた。同日行われた通し舞台稽古後の会見では、「(経験から)変に落ち着いちゃってるね、と思われないように、情熱的にやっていきたい。雪組は2006年に〈オスカル編〉で『ベルサイユのばら』を経験しているので、その経験者たちが誇りをもって取り組んでいる。みんなの並々ならぬ『ベルサイユのばら』への情熱を感じていただければ」とアピール。さらに新しく壮のために追加されたシーンに触れ「新しく国境警備隊の場面を書いていただいて、私なりのフェルゼン像がより明確にできあがった気がしてとても嬉しく思います。壮一帆のフェルゼンはかなり“アクティブなフェルゼン”になっているかな」と自身の役どころについて語った。また、2006年まで所属していた雪組に、花組を経て再び戻ってきた壮だが「久しぶりに雪組に帰ってきましたが、以前と同じく家庭的な温かい空気がこの組には常に流れています。それはどんなにトップが変わっても変わらない、雪組の伝統のひとつなのかも。お客さまにもそのチームワーク、絆の深さを舞台を通してお伝えできれば」とも話していた。公演は7月21日(日)まで行われる。
2013年06月17日作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる)の新作「ピアノ・ソナタ第2番」の完成発表会が、6月13日に東京・銀座のヤマハホールで行われた。「佐村河内守 作曲 ピアノ・ソナタ第1番&第2番 世界初演ツアー」の公演情報1963年、被爆二世として広島に生まれ、4歳から母親によるピアノの英才教育を受けた佐村河内守。35歳のときに両耳の聴力を完全に失うも、絶対音感だけを頼りに作曲活動を続け、「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を完成。NHKなどで紹介されたのを契機に大反響を集め、CDセールスはオリコン総合チャート2位、17万枚以上を記録している。今回発表の新作は、東日本大震災の被災地に捧げる鎮魂の曲。だが「自分のような人間が曲を書く資格があるのか」と葛藤を重ねたという。「3.11の後、様々な人が被災地を励まそうと行動されましたが、私は勇気がなくて何も出来ませんでした。その後、私の交響曲が、被災地で“希望のシンフォニー”と呼ばれていると聞いた時も、最初は『何かの作り話だろう』と信じられませんでした。でも、CDがどこよりも一番売れているのが仙台だと知ったとき、素直に涙がでて、背中を押してもらうことができた」と作曲を決意したことを述べた。震災で母親を失った石巻の少女と交流を続け、彼女のために「レクイエム」を作曲した佐村河内。今年3月に石巻の湊小学校で初演された模様が、NHKスペシャルで取り上げられた。その「レクイエム」をさらに拡大・昇華させたのが「ピアノ・ソナタ第2番」。約30分の長大なピアノ曲は、超絶技巧が駆使され、祈りと悲哀に満ちた壮大な作品となった。作曲は非常に難航を極める。少しでも死者の痛みを知りたいと熱望し、寒さも厳しい今年2月に宮城県女川町で6時間も野営を続けた。「疲れ果てて明け方を迎えたとき、大きな鉄の扉が開いたように感じました。亡くなった方々の魂に『曲を書けよ』と許してもらえた気がしたんです。それから音符が次々と降りてくるようになりました。普通のレクイエムは、生者が死者を悼むものですが、この曲は逆。震災で亡くなった方には、ぶつけようのない怒り、苦しみがある。その思いを生者に知ってもらうことで魂が救われる、そんな曲にしたかった」という。自身が広島出身で被爆二世でもあることから「3.11を風化させてはいけない」という思いも強い。「私が子どもの頃は、8月6日には原爆のことが大きく取り上げられていましたが、それも年々少なくなり、風化していく危機感をずっと感じています」と切実に語る。佐村河内守の新曲「ピアノ・ソナタ第2番」収録したCDは、日本コロムビアより10月に発売予定。併せて、世界初演ツアーの開催も決定。チケットの一般発売は7月6日(土)10時より開始。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行を受付中。
2013年06月17日9月6日(金)7日(土)8日(日)に福岡・芥屋海水浴場キャンプ場で行われる「Sunset Live 2013」の第1弾出演者が発表された。今年で21年目を迎えるSunset Liveは西福岡・糸島半島の芥屋海水浴場を使用し、海と山に囲まれた大自然の中で非日常を味わえるフェスとして知られている。今回発表されたアーティストは総勢62組。今後も出演者は追加される予定。現在公式サイトでは特割先行予約を実施中。受付は6月26日(水)午後6時まで。■21st Sunset Live 2013 - Love & Unity -日時:9月6日(金)12:00/12:30・9月7日(土)11:00/11:30・9月8日(日)11:00/11:30会場:芥屋海水浴場キャンプ場(福岡県)出演:9月6日(金)ALLY CODE/アン・サリー/LGMonkees/片平里菜/きいやま商店/Crying Nut/the HIATUS/C&K/GILLE/SPYAIR/CHEESE CAKE/チャラン・ポ・ランタン/DJ 和/DOBERMAN/Natural Radio Station/HABANA/BROWN SUGAR/FLEA MARKET/PES/MONGOL800/RYUKYUDISKO/レキシ/lecca…他9月7日(土)(仮)ALBATRUS/NBS(NATURAL BORN SPITTERS)/Curly Giraffe/カルメラ/金原千恵子 Sunset Special Session(Kenji Jammer, 朝本浩文, GENTA, 西岡ヒデロー, TOMOYUKI TANAKA(FPM), 井出靖, 花田裕之, 奇妙礼太郎, 野宮真貴, 武田カオリ, TeN(A HUNDRED BIRDS))/SOFFet/高田漣/TEE/DEPAPEPE/Def Tech/NEKO PUNCH/NoBrand/BAGDAD CAFE THE trench town/東田トモヒロ/ビッグポルノ/平井 大/FLYING KIDS/RIP SLYME/ONE☆DRAFT…他9月8日(日)アスタラビスタ/INO hidefumi GROUP/EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX/沖仁/group_inou/在日ファンク/THE EXPLOSIONS/SALU/JAMOSA/Spinna B-ILL/SOIL&"PIMP"SESSIONS /"DownBeatRuler" TheSkaFlames,Oi-Skallmates,MURO,柳家睦/DAG FORCE & DJ BUN/藤原ヒロシ+INOhidefumiBAND/Full Of Harmony/モアリズム/養老 孟司/RHYMESTER/Rickie-G/LEO・・・他(50音順)料金:単日券大人6500円中高生4000円ナイト券5000円(18時以降の入場)3日間通し券15000円(オリジナルタオル付)
2013年06月17日かつて実在した宝塚歌劇団“男子部”を題材にした人気舞台『宝塚BOYS』が今夏4度目の上演。6月12日には同舞台の製作発表が行われ、出演の吉沢悠、良知真次、初風 諄、原案の辻則彦、演出の鈴木裕美、そして元男子部の吉井裕海さんが会見に出席した。『宝塚BOYS』チケット情報原作は辻則彦が著したドキュメンタリー『男たちの宝塚』。終戦直後の1945年、「明日の宝塚スター」を夢見て集まって来た個性豊かな男たち。しかし9年後、解散。その間、彼らはメインステージである宝塚大劇場に立つことは一度もなかった。そんな男たちのちょっと可笑しくも哀しい青春を描く作品だ。2007年初演、2008年、2010年と上演を重ねてきた同作を、今回キャストを一新して上演する。会見では、主演の吉沢悠をはじめ、一同が公演への思いを次のように語った。■吉沢悠初演から大成功している舞台に自分が加われるということで、期待半分、不安半分です。7人の関係性がお客様の心を動かす作品だと思うので、歌やダンスのテクニック以上に7人の人間関係をもう一段・二段と深めていきたい。■良知真次初演を見てこの舞台からパワーをもらったので、今度は自分が希望を与えられるようになりたい。自分がこの世界に夢を持って入った時の初心に戻れる作品だと思う。男子部の方々に失礼のないように演じていきたい。■初風諄私も同じ志を持って、宝塚歌劇団に入団したので当時の男子部の方々の気持ちがよく分かる。(2014年に)宝塚歌劇団が100周年を迎えるが、このような尊い歴史があったことを伝えたい。■辻則彦(原案)4回目の上演ということで感慨深く思っております。これからも男子部に関わった一人として、彼らの気持ちを伝えていきたい。■鈴木裕美(演出)今回の新しいBOYたちは非常に優秀。クオリティーの高いものをお見せできると思う。舞台人として失礼のないように稽古をしていきたい。■吉井裕海(元男子部)(舞台上でも出てくる)「馬の後ろ脚」役で実際に大劇場の舞台に立ちました。何度見ても泣けてくる作品だと思う。フィナーレが一番好き。今年もまた泣きたい。公演は7月23日(日)から8月11日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後、8月13日(火)に愛知県芸術劇場 大ホール、8月24日(土)・25日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、9月11日(水)に新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ・劇場でも上演。東京・愛知・兵庫公演のチケットは発売中。新潟公演は6月22日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは新潟公演のインターネット先行抽選を6月15日(土)午前11時より受付。
2013年06月14日絶世の美青年ドリアン・グレイが、美貌の衰えを恐れるあまり悪事に手を染め、転落していくさまを描いたオスカー・ワイルドの小説『ドリアン・グレイの肖像』。その舞台化に、バレエ『白鳥の湖』の主人公を王子に置き換えて男性ダンサーが演じる“白鳥”との愛の行方を描いた大ヒット作『スワン・レイク』の振付・演出で知られるマシュー・ボーンが挑んだ。2008年の英国での初演から5年、男同士の過激なシーンから「R15」と噂されるその舞台が、いよいよ7月に幕を開ける。ボーンの主宰するカンパニー〈ニュー・アドベンチャーズ〉に所属し、本作でもタイトルロールを務めるリチャード・ウィンザーに話を聞いた。マシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』チケット情報本作では時代設定を19世紀から現代に置き換え、ドリアンの“美”を形に残そうとする友人のバジルも画家からカメラマンに、彼らを取り巻く環境は貴族のサロンからショービズの世界へと翻案されている。「今は誰もがセレブリティの行動や服装を追いかける、クレイジーな時代だよね。その他の美しい物もメディアを通して供給されるから、追いかけられている本人は人間的で大切な部分がだんだんわからなくなるところがある。原作に描かれているドリアンの焦燥感も、このように翻案されることで観客によりリアルに伝わるんじゃないかな」近年ではストレートプレイや映画にも出演しているウィンザー。自身もセレブリティ=ドリアンの気持ちが分かるのではと尋ねると、気さくな笑顔と共に「僕は違うよ」との答えが返ってきた。「道でファンに声を掛けられることもあるけれど、いつも自然体で応えているよ(笑)。外面を取り繕うより、知識と経験を積み重ねていくほうが僕は好きなんだ。だからドリアン役を演じるときも、役に入り込むというよりは彼を“アンチヒーロー”としてとらえるようにしている。ドリアンがどう考えているかより、周囲の人物たちの目には彼がどう映っているか、さらにはその様子を見て観客がどう感じるかということのほうが、この舞台では重要なんだ」今回の日本バージョンでは、メインの3役は日本と英国のそれぞれダブルキャスト。ウィンザーとのダブルキャストは、オーディションでドリアン役を勝ち取った新鋭・大貫勇輔だ。オーディション会場では、ウィンザー自ら振付を教えたという。「勇輔は最初から気合いがものすごく伝わってきた。彼のことを深く知るのはこれからだけど、稽古場で一緒にレッスンするのが楽しみだね。その他のメンバーも全員日本人だけど、国籍の違いなんてまったく気にならないよ。お客様には、ダークで美しい舞台と日英キャストのダンスの共演をぜひ観に来てと伝えてほしいね(笑)」公演は7月11日(木)から15日(月・祝)まで。チケット発売中。取材・文:佐藤さくら
2013年06月11日“マゾヒズム”の語源ともなったレオポルト・ファン・ザッヘル=マゾッホの小説『毛皮を着たヴィーナス』をもとに、2010年にニューヨークで初演の幕を開けた『ヴィーナス・イン・ファー』。トニー賞最優秀作品賞にもノミネートされた本作が、稲垣吾郎、中越典子という魅惑のキャストを迎え、日本初上演を果たす。その初日前日の6月7日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで舞台稽古が公開され、稲垣、中越による囲み取材も行われた。『ヴィーナス・イン・ファー』チケット情報マゾッホの小説『毛皮を着たヴィーナス』を翻案、自ら演出も務めるトーマスは、主演女優のオーディションのため、あるスタジオにいた。だがオーディションは期待外れに終わり、失意のまま帰ろうとするトーマスの前に、役名と同じ名を持つひとりの女優ヴァンダが現れる。彼女の強引さに、渋々オーディションをすることになったトーマスだったが…。稲垣が「ジェットコースターのような舞台。一度動き出したら、もう走り続けるしかない」と明かすように、物語は中越演じるヴァンダの登場から、怒涛の勢いでラストへと突き進んでいく。狭いスタジオの1室という閉ざされた空間の中、登場するのは稲垣と中越のふたりのみ。そこでオーディションという名の読み合わせが始まるのだが、ふたりは現実世界のトーマスとヴァンダ、劇中劇の青年セヴェーリンと未亡人ヴァンダの間を行ったり来たりする。矢継ぎ早に交わされる言葉は、会話であり、またセリフであり……。そのうちに劇世界は現実世界を浸食していき、ついには衝撃の展開を見せていく。物語の根幹を成すのは、人が人を服従し服従させる、“サディズム”と“マゾヒズム”の関係性。女が男を奴隷にし、男は苦痛に最高の官能を見出す。それは一見、非常に特異な、別次元の出来事のようにも映る―実際、これは劇中劇で描かれる世界だ―。しかしヴァンダという謎の女性の登場により、日常を生きていたはずのトーマスにも、内在していた“マゾヒズム”な一面が見え隠れし始める。そんな誰もが持ち得る危うさこそ、この作品が多くの人を惹きつけてきた要因なのだろう。稲垣は作品について、「SM的な要素もありつつ、それによって変わっていく人間関係など、すごく深いテーマが描かれている。いろいろ考えさせられる芝居です」と表現。すると中越は、「本当に刺激的で、大人っぽい、興奮する舞台。暮らしの中では得られないパッションを感じてもらえると思います」と舞台をアピールした。また稽古開始時から、「毎晩、エナメルのボンテージに身を包んだ中越さんが夢に出て来ます。夢の中でも支配されていますね(笑)」という稲垣の驚きの発言に、中越が笑って「すみません」と返すユニークな場面も見られた。6月8日(土)から23日(日)まで東京・シアターコクーンにて。その後、6月27日(木)から30日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。取材・文:野上瑠美子
2013年06月10日奇跡の復活。昨年肩の不調から復帰を果たし、ますます冴え渡る王者のヴァイオリンで日本の聴衆を魅了したマキシム・ヴェンゲーロフが、今年再び来日公演を行なう。待ちに待った「世界一」黄金の弦を、また聴くことのできる喜びに胸をときめかせている音楽ファンは多いはずだ。6/10からスタートする『ヴェンゲーロフ・フェスティバル2013』で、三回に渡るコンサートとリサイタルを予定している彼が、一足早く紀尾井ホールに登場した(6/6)。「ヴェンゲーロフ・フェスティバル2013」の公演情報リサイタルとマスタークラスのプログラム『ヴェンゲーロフと過ごす一日』で、前半のリサイタルではヴァイオリニストの田中晶子と共演。ヴィエニャフスキ『2つのヴァイオリンのための奇想曲 イ短調 Op.18-4』、ショスタコーヴィチ『2つのヴァイオリンとチェロのための5つの小品』から3曲、サラサーテ『2つのヴァイオリンとピアノのためのスペイン舞曲 Op.33』を演奏した。息の合ったコンビネーションで、ヴェンゲーロフの溌剌としたボウイングに耳も目も奪われてしまう。ステージでの立ち姿も堂々として華があり、今再び絶好調の季節にある彼の現在が確認できた。とにかくすごいオーラなのだ。ヴィエニャフスキの奇想曲は無伴奏で、静謐で優美な「歌」が次々と溢れ出す名曲。ヴェンゲーロフと田中晶子のヴァイオリンが描き出す、張り詰めた美しさにしばし言葉を失った。ショスタコーヴィチの小品は、作曲家の作品の中でも明るく快活な映画音楽とバレエ音楽(「馬あぶ」「司祭と下男バルドの物語」「明るい小川」)をL・アトフミヤンが編曲したもので、このレパートリーはヴェンゲーロフも大変気に入っているのだろうか。とても楽しそうな表情でクロイツェル(彼が使用する1727年製のストラディバリウス)を操っていたのが印象的だった。超絶技巧のシークエンスが次から次へとやってくるラストのサラサーテ「スペイン舞曲」は奇跡か魔法のようだ。フラメンコを思い出す情熱的な曲で、体格の良いヴェンゲーロフが全身でリズムを感じながら、サラサーテの極彩色の魔術世界を脳裏に思い描いているのが伝わってきた。ピアノ伴奏との呼吸感も素晴らしい。ヴァイオリン学習者であろう若いオーディエンスは、驚きの目でステージの巨匠を見つめていた。このあとに行われたマスタークラス(日本では初の試み)では、その秘密の片鱗が伝授された。「“弾く”のではなく“歌う”」、彼は目を輝かせながら若者たちに伝えた。来週からの公演は、ベートーヴェン&ブラームスのプログラム、作曲の師でもあるピアニストのヴァグ・パピアンとのリサイタル、そしてまだ10代の新鋭、山根一仁をゲストに迎えての弾き振りと、ヴェンゲーロフの多面的な魅力を聴くことのできるプログラムになっている。無限に成長し続ける天才の果てしなき世界を耳に刻みつけたい。文:小田島久恵
2013年06月07日2001年のフランスでの初演以来、世界中で上演されているミュージカル『ロミオとジュリエット』。日本では2010年に宝塚歌劇星組により初演、その後、雪組、月組でも上演されてきた人気作が再び登場。初演でロミオとジュリエットを演じたトップスター柚希礼音(ゆずき・れおん)、夢咲(ゆめさき)ねねコンビを中心とする星組公演として、5月31日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。宝塚歌劇星組 『ロミオとジュリエット』のチケット情報シェイクスピアの純愛物語『ロミオとジュリエット』を、現代的なロックテイストあふれる作品に彩った本作。一度聴くだけで耳に残る楽曲の数々に、アグレッシブなダンスパフォーマンスが魅力のミュージカルだ。宝塚歌劇では、そのフランス版をより美しく華やかにタカラヅカらしくアレンジ。対立するモンタギュー家とキャピュレット家のダンスシーンはカッコよく迫力たっぷりに、仮面舞踏会では華やかさを印象付ける。そして、フランス版でも登場する「死」を象徴するダンサーに加え、「愛」を象徴するダンサーを取り入れるなど、演出家・小池修一郎の手で、悲恋の物語を美しい愛が溢れる作品に仕上げている。主人公のロミオは、ベンヴォーリオやマーキューシオら喧嘩っ早い仲間の中でもひとり違うタイプで、争いを嫌い、本当の愛を求める純粋な青年。柚希はその真っ直ぐなロミオをとびきり爽やかに演じ、ジュリエットへの一途な愛を温かく表現する。一方、ジュリエット役の夢咲は、幸せな結婚を夢見る少女の可憐さと、親に反抗してまでもロミオを愛し抜く芯の強さをバランスよく見せる。フレッシュで初々しいカップルの雰囲気をまとったふたりは、歌のハーモニーも言葉の掛け合いもダンスも抜群に息が合ったベストカップル。殺伐とした空気の中で、ふたりの繋がりが強くなるほど、争いの愚かさと愛の大切さがより強く浮かび上がってくる。今回は、ティボルト、ベンヴォーリオ、マーキューシオほか、複数の役を役替わりで上演。この日、ジュリエットの従兄ティボルトを演じた紅(くれない)ゆずるは、クールな雰囲気が一匹狼のティボルトの印象にピッタリ。登場するだけで緊張感を漂わせる危うさが印象的だ。また、ロミオの親友ベンヴォーリオ役の礼真琴(れい・まこと)、マーキューシオ役の壱城(いちじょう)あずさ、死のダンサー真風涼帆(まかぜ・すずほ)らも好演。星組メンバーのフレッシュなパワーが生きたステージは、配役を替えた公演も観たくなるほどそれぞれの魅力があふれている。未見の人はもちろん、前回公演を観た人もきっと、その愛と熱に心震わされるはず。兵庫公演は7月8日(月) まで上演中。また、7月26日(金) ~ 8月25日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは6月23日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2013年06月06日いきものがかりが6月7日(金)テレビ朝日系で午後8時より放送される「ミュージックステーション」に出演する事が決定した。いきものがかりはこの日の放送で、現在「カルピスウォーター」TVCMソングで話題を呼んでいる、6月5日(水)にリリースされるシングル『1 2 3 ~恋がはじまる~』をテレビで初披露する。また、いきものがかりは全国アリーナツアーを9月1日(日)サンドーム福井より行う。今回のツアーは12月8日(日)三重県営サンアリーナ公演まで全国13か所25公演行われ、約20万人を動員する。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて先行抽選プレリザーブを6月24日(月)午前11時より開始。■いきものがかりライブツアー 20139月1日(日)サンドーム福井(福井県)9月10日(火)横浜アリーナ(神奈川県)9月11日(水)横浜アリーナ(神奈川県)9月15日(日)宮城セキスイハイムスーパーアリーナ(宮城県)9月16日(月・祝)宮城セキスイハイムスーパーアリーナ(宮城県)9月28日(土)大阪城ホール(大阪府)9月29日(日)大阪城ホール(大阪府)10月5日(土)マリンメッセ福岡(福岡県)10月6日(日)マリンメッセ福岡(福岡県)10月12日(土)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)10月13日(日)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)10月19日(土)愛媛県武道館(愛媛県)10月20日(日)愛媛県武道館(愛媛県)10月26日(土)広島グリーンアリーナ(広島県)10月27日(日)広島グリーンアリーナ(広島県)11月9日(土)神戸ワールド記念ホール(兵庫県)11月10日(日)神戸ワールド記念ホール(兵庫県)11月16日(土)静岡エコパアリーナ(静岡県)11月17日(日)静岡エコパアリーナ(静岡県)11月22日(金)日本武道館(東京都)11月23日(土・祝)日本武道館(東京都)11月27日(水)日本ガイシホール(愛知県)11月28日(木)日本ガイシホール(愛知県)12月7日(土)三重県営サンアリーナ(三重県)12月8日(日)三重県営サンアリーナ(三重県)
2013年06月05日シンガーソングライターの植村花菜が、約1年3か月ぶりとなる単独ライブツアーを開催。ファイナル公演を5月29日に東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで行い、会場はライブを待ち望んだファンで埋め尽くされた。本公演は、今年3月に発売されたミニアルバム『Steps』のリリースツアー。本作をイメージしたというカラフルなステージセットの中、ギター、ベース、ドラム、鍵盤というバンド編成によりライブは幕を開けた。アルバム1曲目の『新しい世界』でスタート。伸びやかな彼女の歌声が耳に飛び込んでくる。心地よく響く歌声と温かく包み込むような彼女の笑顔に、会場には和やかな空気が充満する。昨年2か月にわたりアメリカで一人旅をし、各地でストリートライブや音楽イベントへ飛び入り参加を体験したという彼女。最新作には、その経験がさまざまなジャンルの音楽となってバラエティに詰め込まれている。そのアレンジを再現するべく、『迷悩焦ワルツ』ではアコースティックギターをアコーディオンに持ち替え、『Oh! New Orleans』ではトランペットを披露。演奏後に、「今後のライブでは、だんだん上手くなっていく過程を観ていただけたらと思います」とはにかみ、会場を沸かせた。他にも、「今回のツアーのために練習してきた」という、前アルバムのタイトル曲『手と手』のピアノ弾き語りや、パンデイロというブラジルのタンバリンの演奏にあわせて歌った3rdシングル『キセキ』、情感を込めて歌い上げたヒット曲『トイレの神様』など、いろんな表情で観客を魅了した。アンコールの時に、客席から「結婚おめでとう!」と祝福の声があがると、アメリカの一人旅でパートナーと出会ったことを報告。「出会ってちょうど1年。一人旅の最後の1週間にニューヨークに立ち寄って。縁はどこに転がっているかわかりません」と話し、会場は再び温かい歓声に包まれた。ラストは、ステージに一人残り、自身の原点であるアコースティックギターによる弾き語りで『My Favorite Songs』を披露。これからも歌を歌い続けることを誓った。今後、植村花菜は、8月19日(月)音霊 OTODAMA SEA STUDIO(神奈川県逗子海岸)で開催されるイベント“ある朝の風景”に出演する。取材・文:門 宏
2013年06月03日志村けんといしのようこが5月30日、「志村けん一座第8回公演 志村魂 -「先づ健康」再び!-」の記者会見を行った。志村魂は2006年よりスタートした、志村が主演する舞台。毎回公演は1部と2部で分かれており、1部はバカ殿やテレビで人気のキャラクターも登場するコント、二部は志村による津軽三味線の生演奏と、一座による松竹新喜劇の芝居という構成。出演者はダチョウ倶楽部、磯山さやか、桑野信義といったお馴染みのメンバーが志村の脇を固めるのに加え、昨年より「志村けんのだいじょうぶだぁ」などで志村と息の合った掛け合いを見せていた、いしのようこが引き続き出演。志村といしのはこの舞台が20年ぶりの共演とあって、話題を呼んだ。会見では昨年の共演について志村が「20年ぶりという感じはしなかった。相変わらず怖かった」と言うと、負けじといしのも「やる前はどうかなっていう気持ちがあったけど、合わせてみたら何も変わってなかった」と話し、志村に「進歩がねえみたいじゃねえか」と掛け合いを見せ、会見場は笑いに包まれた。志村魂では2部の松竹新喜劇は2年連続で同じ演目を行うのが通例となっており、「先づ健康」は今年が2年目。志村は「毎回、自分の中で芝居は1年じゃ完成しないものなんですが、今回の「先づ健康」は去年の終わり頃、福岡あたりで完成形に近づいたかなって思いがあります。なので、昨年、東京の最初の方で見ていただいた方には、今年見ると良い変化に気づいてもらえるんじゃないかと思います」と今年の仕上がりに自信をのぞかせた。また、志村が毎回披露している津軽三味線についても「見ている皆さんには気づかないレベルで変えている所があるんですが、そこが一番難しい」と演奏の難しさを語った。また、タイトルの「先づ健康」にかけて、志村自身の健康について報道陣から質問が飛ぶと「大丈夫ですよ。あれは俺がブログに書いたからいけないんだ、酔っ払っていてね。分かっているんだけど、ちょっと人恋しくて」と志村。ただ医者の「休肝日を作れ」という指示には「1日5杯までにしてます」と志村流の認識で通しているようで、これにはいしのも「この前私が見たときは5杯以上飲んでたよね?本当に人の話聞かないんだから」と突っ込み、このやりとりも会場を沸かせていた。志村魂は6月27日(木)東京・天王洲銀河劇場よりスタートし、その後神戸・名古屋・金沢・福岡にて行われる。チケットは発売中。
2013年06月03日7月27日(土)28日(日)に東京・お台場・青海特設会場で行われる国内最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2013」の製作記者発表が、5月14日東京・ニコファーレで行われた。今年で4回目を迎える同フェス。会場は、昨年に引き続き、”アイドルファンの新聖地”お台場のZEPP Tokyoをはじめ、多数の常設・特設ステージで、2日間をかけてアイドル達の本気のパフォーマンスライブが繰り広げられる。会見に登場した同フェスの総合プロデューサーである門澤清太が発表したテーマは「最大のフェスから最高のフェスへ。更なる進化」「全てのアイドルが願う震災復興への思い」。ごみ問題、タイムテーブル、飲食などを含めて参加者全員が満足の行くフェス、そしてお台場から日本中のアイドルが笑顔を届けるフェスを目指すことが発表された。その後、今年の出演者の中からアイドリング!!!の横山ルリカ、菊地亜美、アイドルカレッジの床爪さくら、重本未紗、アップアップガールズ(仮)の仙石みなみ、古川小夏、AeLL.の西恵利香、篠崎愛、THE ポッシボーの岡田ロビン翔子、橋本愛奈、Cheeky Paradeの関根優那、渡辺亜紗美、東京女子流の山邊未夢、庄司芽生、風男塾の青明寺浦正、流原蓮次、そしてソロアーティストとして活躍する後藤まりこの9組17名が登壇。アイドリング!!!の横山は「AKBがいなくても最高に盛り上がるステージを約束します!」と熱い意気込みを語った。また、4年連続の出演になる東京女子流の山邊は「4年前はまだ子供で、キャピキャピしていたと思うのですが、今年はTIFとともに成長した女子流を見せたい」とコメント。また同時中継されていたニコ生でも大きな反響があった後藤まりこの出演。「アイドルとしてはTIFがデビュー!」と嬉しそうに語り、「芸人?」というニコ生のコメントには「うっさいわ!」とツッコミを入れていたが、「ロックとアイドル、畑の違うジャンルだと思うが、オファーされた時どう思ったか?」という質問には「嬉しかったです!畑が違うというけど、やってる事は同じ音楽。楽しませようという気持ちはみんな一緒だと思うので」とこちらも、初出演・異ジャンルという立場で、熱い気持ちを語った。この後も追加出演者や様々な企画やコーナー、ここでしか見られないコラボが発表されるTOKYO IDOL FESTIVAL 2013。気になる方は公式サイトなどでご確認を。なお、公式サイトではTOKYO IDOL FESTIVAL 2013 オフィシャル最速先行を実施中。受付は6月2日(日)午後11時59分まで。■TOKYO IDOL FESTIVAL 2013日程: 7月27日(土)28日(日)会場:お台場・青海特設会場(東京都)料金:2日通し券8500円(税込)/1日券4800円(税込)
2013年05月31日さかいゆうが5月19日に東京・SHIBUYA-AXでピアノ弾き語りによる一夜限りのスペシャル・ライブ「さかいゆう Premium Acoustic Live ”ONLY YU” #2」を開催した。この日のライブは、タイトルどおりさかいゆうたった一人で行うプレミアムライブで、 ステージにはピアノと映像が流れるプロジェクター以外は何もない構成。満員の観客はこれからスタートする特別な夜へ、期待を込めた熱気に包まれていた。客席の照明が落とされ、映像が流れると、さかいが登場しすぐに1曲目『music』を 披露。 このライブと同じように、作詞、作曲、アレンジ、演奏などすべて完全に一人で手がけたミニアルバム『ONLY YU』の1曲目を飾るこの曲は、この日のライブのスタートを飾るにはうってつけの曲であるように感じた。つづいて「Are you ready?Are you ready??渋谷!!」の掛け声とともにデビューシングル『ストーリー』を披露、続いて 『Lalalai』では歌詞を間違えるというハプニングがありつつも、それすらも笑いでプレミアムな出来事に変えてしまうような、多幸感溢れる雰囲気が会場を包んでいた。MCでは「さかいゆうPremium Acoustic Live ”ONLY YU” #2にお越し頂き、ありが とうございます。今日はピアノと歌だけなので、それにあった曲を選んできました。 最後まで楽しんでいって下さい」と、最新シングルから『ONE WOMAN』、小泉今日子に楽曲提供した『100%』を披露。またMCを挟んでの後半戦ではスピッツの『涙がキラリ☆』やバート・バカラックのカバー『Alfie』で会場を沸かせた。続いては会場から名前を募集し、その名前に歌の中の歌詞を変えたこの日限りの 『きみなんだ』やインディーズ時代の楽曲『井の頭公園』など、さかい自身が「知られざる名曲」と語る楽曲が披露され、ファンにはたまらない瞬間となった。終盤では最新シングル『僕たちの不確かな前途』を弾き語りバージョンで披露、本編ラスト『君と僕の挽歌』では、今は亡き友人へ語りかけるように想いを歌にこめ た。彼の歌声とピアノの音色の美しさに改めて気づかされる。本編終了後、多くの 歓声に答えるように登場、披露したアンコールでは『Midnight U...』『train』では 会場とのコール&レスポンスでステージとオーディエンスが一つに繋がり、全16 曲、ステージは幕を閉じた。今後、さかいゆうは6月3日(月)に山崎まさよし×元ちとせ×さかいゆうで出雲大社で開催されるスペシャルライブ、そして7月27日(土)に横浜赤レンガパーク野外特設 ステージで開催されるオーガスタキャンプなど、夏のイベント出演も多数決まっているので、彼の動向が気になる方は公式サイトなどでご確認を。
2013年05月31日東京、大阪、名古屋と各地で好評を博した、二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露興行が6月、いよいよ博多座に登場。襲名ならではの豪華な演目も話題だが、一日でスーパー歌舞伎と古典歌舞伎を上演するのは博多座でも初となる。その公演を前に、歌舞伎の世界に入って1年を迎える市川中車が思いを語った。六月博多座大歌舞伎 チケット情報「映像の世界で27年以上やってきて、厳しい現場を通過してきているという自負はあったけど、それでも歌舞伎には驚くべき難しさがあった」と、厳しい表情で語り始めた市川中車。その難しさを「数式を使って正解を求めなければいけない。物理を解くような感覚」と例えた。歌舞伎から映像の世界へ活動の幅を広げる役者は多いが、その逆はほとんどいない。しかも46歳という年齢であれば尚更だ。「映像と歌舞伎は基本的には違うものだと思う。間だったり、型だったり、といった正解があり、それは日本人にとって、とても気持が良い『間』であることがわかった。その『間』を映像の世界に持ち帰っても、スパーンとハマったりする。きっと日本人が遺伝子レベルでもっている心地良い間なんでしょう。歌舞伎が長く愛されてきたのもわかります。碁盤の目のような整然とした印象で、その様式美を表現するのは非常にハードルが高いものです」(中車)。厳しい稽古の中、父である市川猿翁からもいくつかアドバイスがあったそう。一番、心に残っている言葉は「もっと突っ込め」という言葉。「突っ込むというのは、12割、15割の気持をそこにいれるということ。映像の現場でも80%の演技ではOKが出ない、100%だとOKが出るかもしれないけど、監督やカメラメンが嬉々として喜ぶカットというのは150%の演技を出した時だ、ということを元々僕も思っていた。『芝居を突っ込む』という父の言葉を聞いた時、同じ考えなんだ、と。たった何秒だったけど、僕達父子にとって確かな交流になった瞬間でしたね」(中車)。今回は、注目の襲名披露興行ということもあり、これまで歌舞伎を観たことがない方が劇場に足を運ぶことも多そうだ。「実はまだ歌舞伎を観たことがないという方は芸能界にも意外に多くて、ナイナイの岡村さんもそうだった。でも観て頂いた後、すごくハマってもらえて。客席の反応のひとつとしてすごく自信になりましたね。とは言え、完成された様式美でありながら演じる役者によって違いがあるのが本当の歌舞伎の面白さ。これまで歌舞伎をやってきて、どれだけ自分が完成されてないかということを日々痛感してますが、(歌舞伎の)長い歴史の中のエポックメイキング的な出来事として、この不完全な感じも見届けて頂ければ嬉しいですね」(中車)。公演は6月2日(日)から26日(水)まで、福岡・博多座にて。チケットは発売中。
2013年05月30日Cyntiaが7月31日(水)にシングル『Return to Myself~しない、しない、ナツ。』をリリースすることが決定した。今回リリースする同シングルは、1989年に浜田麻里がリリースした楽曲のカバー。メンバーは今回改めて曲を聴き、シングル曲として即決したという。ボーカルのSAKIは「とてもキャッチーで耳馴染みがよい上、かっこよいロック曲なので、多くの皆様に聞いて頂けると思います!」とコメント。往年のロックファンにとっては懐かしく、またその時代を知らないロックファンが聞いてもまったく色褪せない名曲を、ヘビーメタルサウンドでカバーした。Cyntiaの今後の活動が気になる方は、公式サイトなどでご確認を。
2013年05月29日日本のテレビドラマ『29歳のクリスマス』をもとに制作された韓国映画『シングルズ』を舞台化した韓国発のミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』が5月24日、東京・アミューズ・ミュージカルシアターで開幕。初日終演後には、原作ドラマに出演した松下由樹、脚本家の鎌田敏夫を交えて、主要キャストによるトークイベントも行われた。ミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』チケット情報アジアのミュージカルの紹介を目的に今年4月にオープンしたアミューズ・ミュージカルシアターが『カフェ・イン』に続けて招聘する韓国ミュージカルの第2弾。29歳の誕生日に、3年つきあった彼氏にふられ、さらに仕事では左遷の憂き目にあうナナンを中心に、6人の男女の恋模様描く作品で、2007年6月に韓国で初演、韓国ミュージカル最大の祭典「ミュージカル・アワード」で、最優秀作品賞など6部門で栄冠に輝いた人気作だ。『カフェ・イン』で韓国ミュージカルを初めて見て、今回が2作目という松下は「音楽も歌もダンスもすばらしいが、何より役者さんがナチュラルでチャーミング」と絶賛。ドラマで松下が演じたのはヒロインの親友役。舞台でこの役を演じるソ・ジョンファが「松下さんがいらっしゃるのは聞いていたので緊張した。実際にお会いするととてもやさしい方でしたが、カリスマ性も感じます」と話すと、松下は「ドラマで私が演じたのはカメラマン役でもっと男っぽい感じだった。舞台ではとてもセクシーでずっと見とれてました」と笑顔で答えた。ヒロインのナナンを演じるウ・グムジは「29歳から30歳、大人への成長の過程で仕事や友情、恋愛を描いた作品なので、みなさんにも共感していただけると思う」、ナナンにひと目ぼれして彼女に猛アタックするイケメン、スホン役のチャン・ジウは「あとでふりかえってみると他愛のないことかもしれないが、その時でしかできないことを表現している。それがこの作品の深さだと思う」と見どころを語った。自身でドラマをノベライズして、それが韓国語に翻訳されたのが、全てのきっかけだと話した原作者の鎌田は「別の仕事でソウルに来たとき、書店で僕の本が平積みされていた。そこで、「この人が作者です」と紹介されたのですが、女性店員が「作者は女性だと思っていた」と言ってくれた。あれはすごくうれしかった」と感慨深げ。松下も「ミュージカルにリメイクされたのを見て、『29歳のクリスマス』というドラマが影響力のある作品なんだということをあらためて感じました」とかつてのドラマへ思いを寄せた。公演は6月16日(日)まで。チケット発売中。
2013年05月28日舞台の魔術師、フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーによる公演『動かぬ旅人』が5月22日、東京・PARCO劇場で開幕した。ジャンティの作品は不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、他に類を見ないステージアート。上演作は、「カンパニー最高傑作のひとつ」と絶賛された舞台で、日本では1996年に公演しているが、今回の来日公演では完全リニューアル版を上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』気がつくと、周りを青い海に囲まれ、人々は漂う台の上。台はしだいに小さくなり人々は箱の中に押し込められたかと思うと、再び頭に箱をかぶせられて登場する。箱の中の顔はみんな同じ顔。どこからか赤ん坊の「パパ?」という声がする。作品冒頭のシーンだ。赤ん坊は何を問いかけているのか。観客はかすかな疑問を抱えながら、フィリップ・ジャンティが繰り出すイメージの洪水の中で溺れていく。時に心地よく、時に心の奥をゆさぶられながら。青い布や白いビニールで表現される海。紙で作られた荒野や砂漠。そんな風景の中で、人々と人形が不思議な旅を繰り返す。今作でもジャンティの美学が隅々までいきわたる幻惑の世界をたっぷりと堪能できる。ジャンティは言う。「今作のタイトルは砂漠を走る「不動の旅人たち」を指します。「永遠」の一部を占める砂漠に流れる、非日常的な時間のなか、旅人たちは「不動のレース」に挑む自分たちの姿に気づきます。妄想、争い、恥、怖れ、癖、夢、禁欲など理性を超えた性質がふくらんでいき、縦横無尽に時空を駆け回ります」。とは言え、難しく考える必要はない。「シュールレアリズム的に見える景色を旅してください。みなさんはそれぞれが自分に呼応する意味を感じ取り、パーソナルな心象風景を反映させた解釈をしてくださっていいのです」、ジャンティはそう言い添えている。公演は6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。その後、6月6日(木)北海道・札幌市教育文化会館大ホール、6月8日(土) ・ 6月9日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールをまわる。いずれもチケット発売中。
2013年05月23日昨年開催され大好評を博したライブイベント『聖地巡礼!!』の開催が、今年は「~夏休み合宿編~」と題し、8月17日(土)・18日(日)の2日間に渡り行われることが決定した。滋賀県・豊郷小学校旧校舎群内講堂にて開催される同イベントは、タイムテーブルを授業さながらの“限目”で表し、さらにコスプレOK、屋台もありの学園祭気分も楽しめる内容だ。出演者は後日発表されるが、昨年はthe band apartやFRONTIER BACKYARD、志磨参兄弟にサオリリスなどバラエティに富んだ面々が登場しただけに今回も気になるところ。現在、イベントのオープニングアクトを募集中とのことなので興味のある方はこちらもチェックを。また、一般発売に先がけて、5月29日(水)23:59までオフィシャル先行(を実施中。
2013年05月21日TVアニメ『キングダム』の第2シリーズが6月8日から放送開始に。それに先立ちアフレコ合同取材が行われ、主人公:信(しん)役の森田成一、政(せい)役の福山潤と、第2シリーズから登場する蒙恬(もうてん)役の野島裕史、王賁(おうほん)役の細谷佳正が参加した。『キングダム』は原泰久の人気漫画(週刊ヤングジャンプにて連載中)をアニメ化した作品で、春秋・戦国時代の秦を舞台に、天下の大将軍を目指して戦場を駆ける少年・信と、秦の若き王で後の始皇帝となる政の成長と活躍を中心に描く春秋・戦国大河ロマン。【他のキャストの集合写真、メインビジュアルを見る】第2シリーズに移り、演じるキャラクターや演技面での変化について、森田は「信は、第1シリーズは激情にかられ怒りに任せた行動が多かったが、第2シリーズでは頭を使ったり、感情を抑えることができるようになった。それは己の強さがわかってきたからだと思う。信にとってはもの凄い成長で、そこを見て欲しい。以前は自分の意見を突きつける感じだったが、成長して相手の心を感じて発言しているので、声を太くし低いトーンで話している。ただ太過ぎると大人になってしまうし、荒々しさも失くしてはいけないので、微妙なさじ加減を意識している」と語った。福山は「政は第1シリーズはまだ幼少で、気を張って誰にも心を開かなかったが、第2シリーズでは信といる時は笑ったり、物腰が柔らかくなったりしている。そういう人間らしい少年の顔や、ささやかなニュアンスの変化を出せればいいと思う、そこが僕自身も大きく変わっていくところかな。政の力はまだまだ微々たるものだが、幼い王が今後どう成長していくのか注目して欲しい」と語った。細谷と野島は、第2シリーズからの参加。演じるキャラクターや意気込みについて、細谷は「王賁は偉大な父を持ち、英才教育を受けて育った士族のエリート。将軍にならなければというプレッシャーがあり、自由に生きている信を意識したり、うらやましく思うなど、強固なバリアの中に寂しさや弱い部分がある。第1シリーズからの世界観や時代の空気感を壊さないように気をつけて演じている」、野島は「男臭い作品が大好きだが、蒙恬は意外と男臭くなくて……でもイケメンを演らせてもらえるので嬉しかった(笑)。セリフが現代用語に近いので、作品の世界を壊さないように体に染み込ませていければ。常に死が間近にあった時代で、そんな時代の緊張感を伝えたい」と語った。最後にファンに向けて、細谷「キングダムに関わることができて幸せ。男性に“王賁いいね”って言われるよう頑張りたい」、野島「迫力や熱量が凄い作品。そのウェーブに乗っていきます!」、福山「原作ファン、アニメからの方、どちらからも愛されるよう頑張りたい。実は早く言いたい台詞がある」、最後に森田が「キングダムのテーマ“生き抜く”、そして命の大事さを伝えたい。皆見てくれよな!」と力強く締め括った。『キングダム』第2シリーズは、6月8日(土)よりNHK BSプレミアムにて毎週(土)午後11時45分~放送開始。第1シリーズは4月よりNHK 総合テレビにて毎週(月)((日)深夜)午前1時10分~再放送中。
2013年05月17日華やかな海外大作ミュージカルの印象が強い劇団四季だが、オリジナルミュージカルやストレートプレイの質の高さにも定評がある。そんな四季が大切に上演し続けている“昭和の歴史三部作”が、劇団創立60周年を迎えている今年、続けて登場する。『李香蘭』『異国の丘』に先駆け5月、最初に登場するのが『ミュージカル南十字星』。主人公・保科勲を演じる阿久津陽一郎に話を訊いた。劇団四季「ミュージカル南十字星」チケット情報はこちら一貫して戦争の悲劇と向き合い、昭和の歴史の真実を描いている三部作だが、最後に誕生した『南十字星』は“南方戦線”と“BC級戦犯”がテーマ。理想に燃え、南方へ出征した京大生・保科勲がなぜ戦犯として裁かれることになったのかを描く物語だ。2004年の初演から保科を演じ続ける阿久津は、「『異国の丘』ではシベリア抑留を取り上げましたが、それと同じ状況が南方でも起こっていたというのがあまり伝わっていない。でも、取り組むにあたり勉強をすると、ものすごくいっぱい資料はあるんです。さらに、有名なモデルがいる他の2作品と違って保科は市井の人。だから、南方であった様々な事実、いろんな方々の悲劇を総合的に盛り込みたいと思いながら、保科としてのポジションを考えています」と思いを語る。数百人の劇団員を抱える劇団四季で、ひとつの役を、ひとりの俳優が演じる続けていることも珍しい。『ライオンキング』のシンバ、『ウェストサイド物語』のトニーなど数々の主役を務めている劇団の看板俳優の阿久津にとってもあまりないことのようで、「こんなに長くひとつの役をやっているのは、『アイーダ』のラダメスと、保科くらい。でも年とともに自分も変化しますので、役との向き合い方は毎回違う。それに、再演は“前回の再現”ではなく、“再生”でなくてはいけないので、実はすごく難しいんです」とのこと。さらに今回は公演をまとめるリーダー的役割も担っているという。「でも、役者としてこの作品に賭けられるかは、その人次第。投げかけるものはどんどん投げかけて、みんなを刺激していきたい」。自分のできることはそのくらいですから、と控えめなコメントながらも、作品への並々ならぬ愛情をにじませる。「あの当時起こった戦争というものを、私たちひとりひとりがどう考えますか、という投げかけを劇団四季はこれからもずっとしていこうと思っています。だからこそ、この三部作を劇団創立60周年という節目の年に上演するんだと思うんです。戦後の平和な時代に生まれ育った僕たちだけれど、この“戦争”という事実は忘れてはいけないし、それを語り継いでいかなければならないという責任も感じています」。丁寧に重ねる言葉の数々から、静かな闘志とともに伝わってくるのは、使命感か。「この作品は、戦争で命を落とした方へのレクイエム。保科は、今の若い人たちに日本を託して死んでいく。自分もそのメッセージをきちんと受け止めたい」。穏やかに微笑む横顔は、確かに清冽に生きた保科と重なっている。公演は5月19日(日)から6月1日(土)まで、東京・四季劇場[秋]にて。チケットは発売中。
2013年05月17日芸術性が高く、それでいて子どもから大人まで楽しめる不思議な舞台。フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーが6年ぶりに来日、1995年の初演以来ツアーを重ねてきた代表作『動かぬ旅人』を、5月22日(水)より東京・PARCO劇場で上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』チケット情報不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、舞台の魔術師フィリップ・ジャンティ。そのステージアートは日本でもたくさんの観客を魅了してきた。各界の著名人にもファンは多く、名だたるクリエーター、アーティスト達が賛辞を寄せている。ここではその一部をご紹介。■宮本亜門(演出家)フィリップ・ジャンティ久々の来日公演になるようです。これを見逃さないでください。観客は驚いて、笑って、楽しんで、そして不思議な世界へ連れて行かれる。舞台でしか、ライブでしか観られない興奮なんです。ぜひ劇場に足を運んで頂ければ、フィリップ・ジャンティの良さを存分に体感することができると思います。■coba(アコーディオニスト)「不条理」「不可思議」とってもユーモラスにそれを表現しますよね。人の夢とか想いとかそういうものがギューッと凝縮して詰まっている。そんなニュアンス・雰囲気がステージ全般に広がりますよね。とっても楽しみです。僕も必ず観にうかがいます。■森山未來(俳優)色彩感覚だったり遠近感だったり、夢の中というか、人の夢を見ているのに自分の夢を見ているかのような錯覚に陥るというか、すごく素敵な世界だと思います。出会うなら、いま出会ってもいいんじゃないかなと思います。■増田セバスチャン(アートディレクター)演劇を見に行くというよりは、一つの絵画を見るような感覚で観てほしいなと思います。人形劇だとか手品だとか美術装飾だとか演技だとか、そういったものが色んな複雑に絡み合って織り成す一つの絵画として観ると、すごく楽しめるんじゃないかと思います。公演は5月22日(水)から6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。チケット発売中。
2013年05月15日海外の演劇人とともに現代につながる普遍的なテーマを探り、新作を作り上げる新国立劇場のシリーズ企画「With-つながる演劇-」。ウェールズ(イギリス)編「効率学のススメ」に続く第2弾は、在日コリアンの劇作家・鄭義信が書き下ろし、韓国国立劇団の芸術監督で日韓ワールドカップ開会式の演出も務めたソン・ジンチェク演出の「アジア温泉」。俳優は、日本から勝村政信、成河、千葉哲也、梅沢昌代ら、韓国からはキム・ジンテら、日韓両国から11名ずつ出演する。5月10日の開幕に先駆け、8日夜に行われた公開舞台稽古の様子を取材した。舞台「アジア温泉」ソン・ジンチェクは、韓国の伝統芸能の手法を現代劇に生かした演出家として知られる。“マダンノリ(マダン=広場、ノリ=劇、遊び)”という祝祭的スタイルに則った本作にも俳優自身による楽器演奏、仮面を用いた舞踊、巫女的存在が司る神事的儀式などが盛り込まれ、賑々しくもどこか神聖な空気が漂う。またロビーにはチヂミ、射的、足湯・手湯などの雑多な屋台が立ち並び、お祭り気分を劇場全体で盛り上げる。舞台は、アジアのどこかにある島。温泉が湧き出したこの小さな島にリゾートホテルを建設しようと、カケル(勝村政信)とアユム(成河)の兄弟がやって来る。先祖代々伝わる土地をよそ者に売るまいとする島の古老・大地(キム・ジンテ)と彼らは対立するが、アユムと大地の娘・ひばり(イ・ボンリョン)が道ならぬ恋に落ち……。と、「ロミオとジュリエット」になぞらえることができそうな物語の中に、異なる認識や文化に生きる様々な事情を抱えた人々の悲喜こもごもが描かれる。金銭でクールに土地をやり取りしようとする人々に対する大地の「そもそも土地は売り買いするもんやない!」という台詞などから現実に横たわる問題を彷彿せずにはいられないが、作り手が意図するものは日本と韓国という二国に限定したものではないのだろう。それは「大地」「フユ」「かめ」「ひばり」といった何者にも限定されない登場人物の役名、またなにより「アジア温泉」という広大なイメージを持つタイトルからも見てとれる。とはいえ、日本と韓国の境界線に生きる作家・鄭義信の俯瞰的で公平な視点から、観客が現実問題にフィードバックして気づかされるものも多々あるはず。まずは互いを知ること――あまりに初歩的だが大きな一歩となる力強い道しるべが、絶望における一筋の光のようにまばゆく投げかけられる。公演は5月26日(日)まで、東京・新国立劇場にて。チケット発売中。取材・文:武田吏都
2013年05月13日倖田來未が5月8日(水)放送のフジテレビ系バラエティ「ピカルの定理」に出演する事が決定した。現在、3年ぶりとなる全国アリーナツアーを開催中の彼女。番組では、ツアーの初日に芸人の渡辺直美が扮する番組の人気キャラ、白鳥美麗がライブにゲスト出演した模様がオンエアされるとのこと。ファンにはたまらない貴重なコラボ、気になる方は放送でご確認を。なお、チケットぴあでは、6月21日(金)22日(土)に行われる大阪・大阪城ホール公演、6月29日(土)30日(日)に行われる神奈川・横浜アリーナ公演の先行先着プリセールを実施中。受付は、大阪公演が5月10日(金)23時59分まで、神奈川公演が5月9日(木)23時30分まで。
2013年05月08日市川染五郎、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助が出演する『明治座五月花形歌舞伎』が5月3日、東京・明治座で開幕した。明治座五月花形歌舞伎のチケット情報次代の歌舞伎界を担う若手花形役者がそれぞれ大役に挑戦するこの公演。初日は好天にも恵まれ、開幕前には出演者による初日の挨拶と、地元の小学生へプレゼントを贈るイベントが行われ、劇場前には大勢のファンが詰めかけた。染五郎は「(新開場した)歌舞伎座に負けじと、熱い熱い舞台を勤めます」と挨拶、七之助も「歌舞伎座より料金が良心的です!」とアピールし、公演への意気込みをみせた。昼の部は勘九郎が平家方の武将・斎藤実盛を演じる『実盛物語(さねもりものがたり)』で幕を開ける。平家に仕えながらも、元は源氏の武将だったことから密かに源氏再興を願う実盛。知勇にすぐれ、颯爽とした武将という役どころを勘九郎が好演。後半、子役との芝居でみせる優しいまなざしが勘九郎の人柄を表しているようだった。続いて、染五郎が美男の若旦那・与三郎を、七之助が妖艶な美女・お富を演じる『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』。ふたりが一瞬にして恋におちる“見染の場”が最初のみどころだが、染五郎、七之助ともに匂い立つような美しさで客席からため息まじりの声も。人気狂言に新たなカップルが誕生した。今回は、上演機会の少ない『赤間別荘』の場を盛り込み、与三郎が斬られる件も上演。全体的に物語がわかりやすくなるよう工夫されていた。夜の部は徳川慶喜が江戸を去る前日の出来事を描いた『将軍江戸を去る』。慶喜(染五郎)が水戸退隠を延期する予定だと聞いた山岡鉄太郎(勘九郎)が、一命をかけ慶喜を説得する場面が見せ場。染五郎は将軍に相応しい気品と大きさをみせつつ、憔悴し苦悩する姿を体現。対する勘九郎は言葉のひとつひとつに熱い思いを込めて力強く語り、緊迫感のあるドラマを作り上げていた。『将軍~』の後は、うってかわって華やかな舞踊『藤娘』。七之助が可憐な藤の精に扮し、恋する女心をしっとり愛らしくみせる。特に冒頭の幕開きは、歌舞伎ならではの目の覚めるような演出で観客を魅了。場面ごとにかわる豪華な衣裳も楽しい。最後は愛之助が水の中の立ち回りで大奮闘をみせる『鯉つかみ』。東京で上演されるのはこれが初めてとあって、鯉との格闘シーンに観客も大興奮。巨大な鯉から鯉の精に扮した愛之助が現れる趣向の宙乗りもあり、見どころ満載の舞台に拍手喝采だった。公演は5月27日(月)まで。チケットぴあでは一等席の当日引換券・一般及び学割チケットを発売中。
2013年05月08日ミュージカル『マイ・フェア・レディ』が5月5日、東京・日生劇場にて開幕した。ヒロイン・イライザは霧矢大夢(きりや ひろむ)と、真飛聖(まとぶ せい)。ヒギンズ教授役は寺脇康文。5月4日、初日に先がけ出演者が意気込みを語った。ミュージカル『マイ・フェア・レディ』チケット情報『マイ・フェア・レディ』は下町の花売り娘・イライザが、言語学者のヒギンズ教授に正しい言葉と淑女としてのマナーを教え込まれ、レディとして生まれ変わるシンデレラ・ストーリーで、オードリー・ヘップバーン主演映画でもよく知られる作品。日本初演から50年の節目の年での上演となる今回は、キャスト、演出などすべてが一新して登場する。寺脇は「大劇場公演の持つセットやオーケストラの迫力という醍醐味はもちろんありながらも、今回の新バージョンは、G2さんの演出ということもあり、今までよりももっとイライザとヒギンズの恋愛模様が深く描かれている気がします。大劇場ならではの興奮と、小劇場で役者の顔を間近に見た興奮がないまぜになったような感想を持っていただけるのでは」と見どころを話した。イライザは、ともに宝塚のトップスターとして人気を博した霧矢と真飛がWキャストで演じる。「緊張と不安でいっぱいですが、皆さまに楽しんでいただけるミュージカルに仕上がっているであろうと強い自信を持って挑みたい」(霧矢)、「イライザとして生きられることが本当に幸せ。お客様にも同じような時間を味わっていただけるように舞台を作り上げたい」(真飛)とそれぞれ語る。だが長年男役として過ごした彼女らならではの苦労もあるようで、「根本的にひとりの人間を演じる、その心情の作り方は一緒なんですが、表現方法が違う」(霧矢)、「今まで男心を追求してきましたので、元が女性なんだから素直にやればいいのに、鍵を掛けすぎちゃって、女心が出てこない(笑)。やっとこないだ鍵を見つけて、ようやく『あ、私も女だったんだな』と思いました」(真飛)。そんなヒロインふたりについて、しかし共演者からは「いえいえ、ちゃんと女性でしたよ! ただセットの裏側を歩く時や早替えの時は、凛々しい男のようです(笑)。でもサッサッという動作が美しい上、落差が楽しい」(ピッカリング大佐役・田山涼成)、「私は初めてのミュージカルで、ほんとにもの覚えが悪い。そうしたら霧矢さんと真飛さんが協力して、iPadで僕が稽古しているところを録ってくれて、これを新幹線の往復の間に見なさいと渡してくれました。こんな優しい主役、いないですよ!」(ドゥーリトル役・松尾貴史)と絶賛の声。寺脇も「ふたりの魅力がまったく違う。商売抜きで、ふたりのイライザを観ないと損です!」とアピールしていた。東京公演は5月28日(火)まで。チケットは発売中。その後、石川、福岡、愛知、大阪でも公演あり。
2013年05月07日5月2日、7人制ラグビー『ウイダージャパンセブンズ2013』の記者会見が行われた。今大会は国内初のラグビーの賞金大会として開催される。カップトーナメント優勝賞金100万円を狙い、トップリーグ勢など12チームが雌雄を決する。また、『リオデジャネイロ五輪』で開催される7人制ラグビーの強化のため、五輪を目指す選抜チームも参戦するのだ。日本ラグビー協会・稲垣純一理事・事業委員長は「今後ラグビー界でも賞金大会をやっていきたい。オリンピックへ向けたセブンズの強化ももっともっとやっていかないといけない」と抱負を語った。ウイダージャパンセブンズ2013 チケット情報さらに目玉がある。3月に現役引退を発表したばかりの東芝ブレイブブルーパス・松田努が、ピッチに立つのだ。松田と言えば、41歳9か月5日というトップリーグ最年長出場&トライ最年長記録を持つ鉄人だ。FBとして東芝の黄金期を支えるとともに、日本代表キャップ数も43をマークする。1991年から『ワールドカップ』4大会連続で選出されるとともに、1991年の第1回『ワールドカップセブンズ』にも出場したレジェンドである。記者会見に出席した松田は、開口一番「早くも現役復帰します」と笑いを誘った。松田は『ウイダージャパンセブンズ2013』の出場について悩んでいたと明かした。「4月頃に和田(賢一)監督から今大会を引退試合にしたいという話をいただきました。正直、引退発表後間もなく、戸惑いましたが、このような経験は誰もができるわけではないので出場を決めました。それに賞金に食いつきました(笑)。あと、1か月ありませんが、必死にトレーニングを積んでチームに迷惑をかけないようにしたい」。15人制と7人制は似て非なる競技である。15人制に比べセブンズはフィジカルコンタクトが少なく、ランとパスのスキルがより重要になる。トップリーグ、日本選手権で2年連続2冠を達成したサントリーサンゴリアスは15人制では無敵を誇るが、セブンズでは勝手が違う。昨年の『セブンズフェスティバル』でも、サントリーは初戦でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに敗れた(優勝は福岡サニックスブルース)。スピーディな試合展開が繰り広げられ、会場はお祭り騒ぎに包まれる『ウイダージャパンセブンズ2013』は5月26日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で開催。同日は女子3チームによる総当たり戦も行われる。チケット発売中。
2013年05月07日世界最大級のクラシック音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013『パリ、至福の時』 のオープニングセレモニーが、5月2日に東京・有楽町の丸ビル1階マルキューブで行われた。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013『パリ、至福の時』の公演情報1995年にフランスのナントで生まれた「ラ・フォル・ジュルネ」は、世界中から1000人以上のアーティストが集い、朝から晩まで複数のホールでコンサートを繰り広げる、ロックフェスのような音楽祭。1公演の演奏時間は約45分から60分。低価格のチケット料金設定で、複数のコンサートのハシゴが気軽にできるのが特徴だ。「クラシック音楽の大衆化」をコンセプトに、日本では2005年の初開催以降、老若男女問わず大勢のファンに親しまれ、2007年、2008年は来場者数100万人を突破するなど、ゴールデンウィークの人気イベントとして好評を博している。5月2日の18時から行われたセレモニーでは、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンが登壇。フランスとスペインの音楽が中心となる今年の聴きどころや、現代音楽の精鋭集団であるアンサンブル・アンテルコンタンポラン、カスタネットの女王ルセロ・テナといった注目の出演アーティストが紹介されたほか、音楽祭ではラムルー管弦楽団がサプライズを予定していることなども明かされた。続いて行われた記念コンサートには、音楽祭にも出演するピアニスト、野原みどりが登場。ドビュッシー作曲の「亜麻色の髪の乙女」と「月の光」、フォーレ作曲の「夜想曲」が披露され、美しい音色に拍手が送られた。また、セレモニーと時を同じくして、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのメイン会場、東京国際フォーラム地上広場でも「熱狂のプレナイト」と題したオープニングイベントが開催。ネオ屋台村のケータリングカーが各国料理をふるまう傍ら、The Cherry Boysがディキシーランドジャズの演奏を披露。さらに20時からは、ラ・フォル・ジュルネ初のフラッシュモブ企画「みんなでボレロ」も実施された。インターネットでの事前の呼びかけに賛同すれば誰でも参加できる本企画には、楽器を持参した大勢の人々が集結。指揮者のかけ声のもと、即興のコラボレーションでラヴェル作曲の「ボレロ」を披露。一夜限りのサプライズ企画ということで、熱気を帯びた迫力の演奏が繰り広げられ、アンコールが起きるほどの大盛況となった。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013『パリ、至福の時』 は、5月3日(金・祝)から5日(日・祝)まで、東京国際フォーラム、よみうりホールほか、丸の内エリアで開催。
2013年05月02日