ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (239/341)
ママ友……。ほぺこが産まれる前から、私はママ友にあまりいい印象がありませんでした。■ドロドロとしたママ友の世界に戦々恐々だってドラマやネットで見かけるママ友って、トラブルネタが多いんだもん!!体験したことない世界ゆえに、偏った情報に感化されていたんです。実際ほぺこが産まれてからも別に欲しくない、できれば関わりたくないと、できるだけ交流を避けていました。実家の近くで母とはしょっちゅう会えるし、育児の話は昔からの友人や妹と共有できる。そんな恵まれた環境だったので、ママ友がいないことへの寂しさもありませんでした。しかし、ほぺこが幼稚園のプレに通うことになり、否が応でもママさんとの関わりが始まるわけです。ビクビクしながらも覚悟を決めてお話ししてみると…■拍子抜けするほど「みんないい人」みんなすごくいい人達だった!! 笑こんな警戒心たっぷりな私にも優しく気さくに接してくれるんですよ!!「百聞は一見にしかず」とはまさにこのことで、今までビビりまくってた自分がアホみたいな気分になりました。ママさんと仲良くなるために私から特別何かを頑張ったわけでもなく、フレンドリーな雰囲気の中で自然と打ち解けていきました。これが普通なのかレアなケースなのかはわかりませんが、私が恵まれた環境だったことは間違いないと思います。ほぺこはプレから年少さんにそのまま進級しましたが、あらかじめ知っているママさんがいることはすごく心強い!!私にとって幼稚園のママさん達はストレスになるどころか不安を解消してくれる存在です。…といっても、一緒に食事したり遊んだりするわけではないので「ママ友」と呼んでしまうのはおこがましいかもしれませんが、私にとっては大切な仲間です。もし私と同じように偏見の目でママ友を見ている方がいたら、必死に作る必要はないけれど毛嫌いせずに向き合ってみると、新しい世界が見えてくるかもしれません。これからも「ほぺこちゃんママ」として仲良くしていただければ嬉しいなぁと思っています。
2019年05月31日■手作り苦手は“母失格”? 誤解なきように言っておくと…得意不得意は誰にでもあって、自分が得意な手段で子どもと関わっていければいいと思う。「これができないとお母さんらしくない」みたいなイメージは…だんだん薄くなっていけばいいな…■“母親らしさ”は人それぞれだから裁縫や料理が苦手でも、お母さんらしくないなんて、言わないでくださいね! ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから! \「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。
2019年05月31日育児をしていると、子ども達から大人も教えてもらうことがたくさんあります。今回は、まさか女心の扱い方まで教わることになろうとは…!? マチャはよくアリッサの面倒を見てくれる優しいお兄ちゃん。ママンの体調が優れない時はよく助けてくれるのです。一方ムッチは、アリッサと歳が近いせいもあり、マチャほど大人の対応はしてくれません。2人がくっつけばいつも何かと小競り合いをしている間柄なのです。幼稚園の帰りにお茶した時、何気に聞いた質問に対して意外な答えが返ってきました…。十数年前に似たようなことを言われたことのあるパパンにも、今回のアリッサの発言が胸に刺ささりました。女心って難しい…。こういうことをサラッとできる次男に心底嫉妬したパパンとマチャなのでした。
2019年05月31日昭和生まれの私からすると、新しいイメージの平成。しかし、そんな平成さえも古い時代となる日が来るとは…。でも、時代が代わっても、良くも悪くも昔からの考え方や慣習はなかなか変わらない。妊娠出産育児を経験してきて、それがあらためて身に沁みました。■「男は仕事、女は家事育児」価値観で育ったママ私の両親は、昔ながらの「男は外で仕事を、女は家で家事育児」という価値観。母がパートで忙しかろうと、家事は母が一人でがんばっていました。夜遅くに体調の悪い母がふらつきながら台所で作り置きをしていた姿が忘れられません。そんな家で育ち、「家事と育児は私の仕事、私ががんばらないと!」という気持ちが私は抜けませんでした。核家族や女性の社会進出が進んだ現代社会では、そんんなやり方そぐわないとわかっていながらも…。そしてそれは、自分を苦しめていたように思います。女性自身の意識も変えていかないとなと思い、ここで一句。「力合わせ はじめて子どもの 親になる」■昔ながらの価値観と専業主婦という負い目女性しかできない妊娠出産が、ある程度女性中心になるのは仕方がない部分があると思います。でも「おなかで育てて生む」をできるのが女性であるだけで、妊娠出産は夫婦2人の問題。でも、自分の体に変化のない夫は、どうしてもひとごとになってしまいがちなんですよね…。そして出産後! 「育児は母親がするもの」と潜在意識があり、専業主婦という負い目を持っている私は、ワンオペは仕方ないと、乳児期はほとんど夫を頼れずにいました。夫がたまの飲み会で、帰宅後ゆっくり自分のしたいことをするのも仕方ない。でも、寝室まで別にしてしまうと、完全に母子と父の間に溝ができてしまいました。■「自分だけがつらい!」が加速するとき夫の「ちょっとした物音で起きちゃうから、夜は別でお願いします」という希望のもと、別寝室にしていたわが家。別寝室が悪いわけではない。役割分担も大事。でも、お互いの様子がわからないまま時がすぎ、生活パターンの違いから会話も減り、どんどん2人の関係は薄いものに。「今は仕方ない」と思いつつも、それぞれに「なんで俺(私)だけ…」という思いが加速していきます。■「だれにも助けを求められない」思い込みに追い詰められる「赤ちゃんのお世話は、私が一人でなんとかしなきゃ…」と、切羽詰まった顔で赤ちゃんを抱っこする毎日。そうだれにも助けを求めることができなくなっていました。うつむき寝が好きな子どもに、「私が熟睡している間になにかあったらどうしよう」と、寝ていてもずっと不安に駆られて、体は寝ていても頭は全然休まらない。その日も寝不足で、ひどく疲弊していました。夜中の授乳が終わり、寝かしつけをしていた時のこと。すぐに背中スイッチが作動してぐずりだす娘を抱き、部屋のなかをぐるぐる回ります。5分後、また置く。娘泣く。寝かしつけ再開。それを何度も繰り返し…。あと5分。たったあと5分、眠りが深くなってから置けばいい。でも、それができないほどイライラが止まらず、朝がた5時ころに、ついに涙が。「なんでこの子は寝てくれないの?」「私は一体どうしたらいいの?」「こんなにがんばっても寝かしつけられないなんて、私は母親失格なのかな」その気配に気づいた娘も泣き始め、私も不安な気持ちがあふれ出し、声を出して泣き始めてしまいました。■「夫は何もわかっていない」に気づいたら…10分後。深い眠りにはいった娘は、すんなりと一度で布団の上におろすことができました。この一件があっても、授乳中は別寝室は続き、夫が夜に手伝ってくれることはありませんでした。だってそんなものだと思っていたから…。でも、今になって思うと、一人で抱え込まず、もっと周りにヘルプを出せばよかったと思っています。いまは、イライラを私が爆発させたことで、たくさん夫婦で話し合いをして、家事も育児も分担してくれるようになりました。そこでわかったのは、「夫は本当に何もわかっていなかった」ということでした。私がどんな生活を送っていたのか。どんなことがつらくて、どんなことに困っているか。そんなことは、「私のやつれた状態を見たら、言わなくてもわかるでしょ?」と“察してちゃん”になってしまっていた私にも落ち度はあります。■妻にも権利はある! 夫と衝突して手に入れたもの女性は、妊娠中、精神的にも不安定になるうえに、さまざまな苦難やトラブルも起こる可能性があります。だから夫婦2人でいろんな本を読んだりしながら、共感・理解してほしいなと思います。わが家は、乳児期には、私が高熱で寝ていても、ゆっくりと休むことはできませんでしたが、いまは数日なら夫と子どもだけでも過ごすことができるように。さらに、たまに友人と遊んだりするときも、以前のように罪悪感を持つことも減りました。専業主婦だろうと、働いていようと、妻にもその権利があると思うから。そう思えるようになるまでには、数年かかりましたし、何度も夫と衝突しましたけどね。時代がかわっても、昔ながらの価値観はまだまだ残っているでしょう。女性に負担がかかる家庭も少なくないと思います(昔のうちも含め)。でも、新しい時代「令和」は、そんな昔からのしがらみを無くして、夫婦が2人で力を合わせて育児していく社会になるとうれしいですね。\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年05月31日こんにちは、なきりエーコです。今回は、息子の「持ち物を黒く塗りつぶす」という行為に心配した話です。連絡帳など、とにかくなんでも黒く塗りつぶしたり、ごちゃごちゃとなにか判別のできない文字が書いてあったり…。学校でなにかあったのかと心配したのですが…。■子どもが黒で塗りつぶす…大丈夫なの!?とにかく黒い! 塗りつぶしたり、何か文字が書いてあったり(判別不能のミミズ文字)とにかくごちゃごちゃ書いてあります。物を大事に扱ってほしいと注意しましたが、空返事。キレイだったノートも1週間もすれば真っ黒。これはもしかして…「学校で何かあった?」「もしや…いじめ?」などのネガティブな考えがグルグルし始めたころ、それを覆す出来事が!■男子持ち物、真っ黒説を提唱!ただの「落書き」だったことが判明。どおりで「なにかあった?」と聞いても「何もないよ~」ってヘラヘラしてるはずだわ…。でも子どものSOSのサインの場合もあるかもしれないので、そのときには気づいてあげたいなと思っています。…それにしても、小学生男子よ!もうちょっと学校用品、キレイに扱ってくれ~! と心の中で叫んだのでした。
2019年05月31日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは! まつざきしおりです。たまには旅行に行きたい!…けど、子連れ旅行は何かと気を遣うことが多く、大変。でも!誰かが作ったごはんを食べたい! 大きいお風呂に入りたい!私はもともと、レトロな建物や場所に目がなく、こちらのホテル、本当に子連れには最高なホテルでした!!と、いうわけで、今回は ハトヤホテル さんに行った時のお話をさせていただきます。(※宣伝ではありません!!)ハトヤホテルさんは、昭和にできた、大型観光ホテルです。外装も独特なレトロなデザインでワクワクしますが。いや〜、内装もすごい!! ゴージャス!!!!現代じゃなかなかない、とってもぜいたくで豪華な空間です。宇宙船のような、渡り廊下は必見!!大人も子どももワオーーー!!!! とテンションが上がります!さらにめっちゃくちゃ広い浴場があります。そんな大きいお風呂を見たことがなかった我が子は、それはもううれしそうでした。「しゅごいねえええええ!!!!オフロ、でっかすぎねええええ!!!!」と楽しそうでした。さーらーにー子ども用浴衣がかわいすぎるんじゃああああ!!!!これはもうね、鼻血ものですよ奥さん!さらに、子ども用のアメニティやプレゼントのシール等もデザインがかわいくて、テンションが上がりました!私が!!←いや自分かい。また、夜と朝の2食は大きな会場でバイキング!子ども用のご飯を頼んだのに、食べなくて親が食べる羽目になったり、はたまた思いの外食べて親の分がなくなったりすることもありません。子どものよろこぶ「わたあめ機」もあって、とても良かったです。本当、いちいちデザインがかわいい!!!!!!たまらないです!!大きいお土産屋さんもあって、オリジナルグッズも置いてあります。(あ、ちなみに私このマグカップ買いました(笑))観光ホテルというだけあって、本当に広いホテルで、中をいろいろ探検するのも楽しかったです。さらに、ホテルの中にはプールもあって、入ることができます!さらにさらに!!ハトヤホテルの他に、近くにサンハトヤというホテルがあり、ハトヤホテルに泊まると、サンハトヤにある海底温泉と温泉プールにも無料で入ることができるのです!我が家も2日目にこちらの温水プールと海底温泉にいったのですが、海底温泉は「お魚風呂」と呼ばれ、なんと水族館のようになっていて、大きな水槽の中で泳ぐ魚やウミガメを見ながらお風呂に入ることができます。子どもがよろこばないわけがない!!!!!!じつは私たちが行った日は大雨で、あまり観光ができず、ほぼほぼホテルにいたのですが、十二分に楽しむことができ、本当によかったです。夏休みなどは、子ども向けイベントも充実していますよ〜。みなさんもぜひ! 観光ホテルさんでのんびり家族旅行を楽しんでみてください~!
2019年05月31日ウーマンエキサイト読者の皆様、こんにちは。koyomeです。現在、長女ムスメは4歳年中さん、いい意味でも悪い意味でも生意気ざかり。次女オコメは2歳のイヤイヤ期真っ最中。ということで、どうしても叱る機会が多い我が家。冷静に、正しく叱って、きちんと「しつけ」が出来れば理想ですが、そうもいかないのが現実。私もどうしてもイライラしてしまい、必要以上に声を荒げてしまうことがありました。叱るというより怒ってしまうことがあるので、なるべく冷静に…と気を付けてはいるのですが、なかなかの修行です。大きな声で叱っても…大きな声で怒るのは、ただの「威嚇」、怯えて「ごめんなさい」を言わせてしまう。わかっているのに、ついつい声を荒げて、ムスメに後から苦情を言われます。(…叱られるようなことをしないでほしいのが本音だけどね)オコメに関しては、制止して、大きな声を出しても全く響かないことも多々あり、母親の威厳とは…?と落ち込んだことも。最近はとにかく冷静に、しっかり目を見て伝えるということを気を付けています。子は親の鏡を痛感…した日あるとき、ムスメ(姉)がオコメ(妹)を諭していたのですが…その話し方が私そっくり!!子どもは、本当によく親をみているんだなぁと感心しました。同時に、大きな声で叱っていたら、ムスメも周りに対して、そのような態度で接していたのかもしれないと。子どもは、本当に親の鏡かもしれないですね。ムスメを見ていると、今の叱り方もまだまだ恐いな…と思いました。今後も叱り方、話し方、気を付けたいと思います。
2019年05月31日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)■産後うつで、とてつもない反抗期がやってきた「産後は母親が田舎から2か月くらい来てくれた。でも中学の頃以上の反抗期がやってきて、すごいけんかしたんだよね(笑)。それこそ取り戻せないぐらい酷いことも言っちゃって。たぶん産後うつみたいな感じになっていたんだと思う」出産後の身体って、大怪我をしたのと同じような状態だと思う。その身体で、これ までとガラッと変わった生活を送らないといけないというのは、想像するだけで身震いしてしまう。「でも、やっぱり産後うつにならないためには、人に手伝ってもらうのが、すごく大事だと思う。私はもともと誰かが家に来るのがすごく苦手だったけど、一人の友達がしょっちゅう遊びに来てくれて、その間ずっと子どもを抱っこしてくれたの。その子は子どもを二人育てているから、本当に任せられて、気分もリフレッシュできて。お昼ごはんも買ってきてくれるから、それがすごく助かった。やっぱ人に頼らないとダメなんだなって、甘えられるようになった」人に頼るのって、本当に大切。私も生きていく上で痛感していることだ。でも、やっぱり一番頼りにしたいのは夫だと思うんだけど、夫にはどういうふうに接してもらうのがいいのだろう。「イエスマンになれ! 夫も頑張ってるのは分かるんだけど、この時期はとにかく『ありがとう』の気持ちで接してほしいかなあ。でも夫とは、妊娠中がいままでで一番仲良かったな。すっごく優しくなって(笑)。出産したら行けなくなるからって、高級 なお店に食べに行ったり。でも産んだらケンカばっか!」これも他の人から聞いたことがある。出産後、とにかく夫にイラつくと。私も、「もし妊娠・出産したらそうなるかも」ということをつるちゃんに伝えたら、だいぶおびえていたな……。それでなくても怖い私が更に怖くなるって、彼にとったら恐怖だろう。「でもいまはもう元通り。ケンカも少なくなって普通に戻ったんだよね。というか、とにかく子どもがかわいくてしゃーないから、子どもを通じて会話が生まれるんだよ」最終的にFさん、めっちゃニコニコしていた。私が尊敬していたFさんは、相変わらず尊敬できる人で、さらに強くなった感じがした。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月31日「けんかするほど仲が良い」けんかができるのは信頼している相手だからこそ、という意味でしょう。皆さんはどのくらい夫婦けんかをしていますか?「日常茶飯事」「時々」「けんかは一切しない」とさまざまかと思いますが、実はけんかには「良いけんか」と「悪いけんか」があります。良いけんかをすると夫婦仲はいっそう深まりますが、悪いけんかは関係性を悪化させる恐れも…。今回は「良いけんかの仕方」について、考えてみることにしましょう。 ■悪いけんか「夫を深く傷つける4つのタブー」けんかをするときには、きっかけとなる言葉や出来事があるものですよね。ささいなことではじまった夫婦けんか。それが、良いけんかになるか悪いけんかになるかは、「口をついて出てしまった内容」によって判断できます。それによっては、ゆくゆくは夫婦関係の破綻につながっていくものも…。「悪いけんか」と認定できるのは、主に次のような内容です。・夫の人格を否定する。・すでに終わった(かたがついた)過去の出来事を持ち出す。・夫の両親や兄弟など、第三者を悪くいう。・夫の社会的な立場をけなす。例えば、「そんなに悠長に構えてて大丈夫なの?」「いうことが細かすぎてうっとうしいんだけど」など人格を否定する。数日前ならまだしも数カ月、数年前の出来事を持ち出して相手をなじる。夫の家族や関係のある第三者の悪口をいう。「そんなんだから部下がついてこないんじゃない?」など、夫の仕事上の立場についてバカにしたり、けなしたりする…。もし、自分がいわれた側であったら、嫌な気持ちになりますよね。このような内容のけんかは、あとから「いいすぎた、ごめんね」と謝っても、夫の心に「自分(親、仕事)のことを妻はそんな風に見ていたのか」という驚きと失望が残ってしまうものです。すると、妻に対して100%の信頼感、安心感が持てなくなってしまうでしょう。そういった気持ちが積もり積もれば、妻への愛情も薄れてしまうかもしれません。でも「傷つけるのは分かっているけれど、つい口に出してしまう」という人もいます。どうして、妻は夫の信頼を裏切ることをいってしまうのでしょうか。それは、もしかしたら妻のなかに「自分が絶対正しい」という思いがあるからかもしれません。「夫のほうが悪い点を正すべき」「夫に私の言い分を認めさせたい」という強い信念を持っていることが、悪いけんかを引き起こしている可能性があるのです。■けんかの目的は?「カチンときた時の第一声」では、悪いけんかを良いけんかに切り替えるには、どうすれば良いのでしょうか。良いけんかとは、言いかえれば「建設的なけんか」のこと。「どちらが正しいか」を明らかにするのではなく、自分と相手との「違いを知る」ことを目的とします。まずは「私は〇〇だと思うけど、あなたはどう思う?」という働きかけをしていくのです。例えば、「趣味(ゲーム)にお金を使い過ぎな夫」に対し、苦言を呈したいと思っているとしますよね。普通なら「3万も使うなんて信じられない! 何が楽しいの?」とストレートに言ってしまいそうです。でも、そう頭ごなしに言われたら、「勝手だろ」と夫も対抗したくなりますよね。そんな「悪いけんか」を避け、夫の趣味を否定せずに建設的な言い方をするとどうなるでしょうか。「私はゲームに3万円も使うのはもったいないと思うけど、あなたはどう? ゲームは半分くらいにして、残り半分は2人でおいしいものでも食べに行かない?」このような声がけに変わるでしょう。「あなたはどう思う?」とまずは夫の気持ちを大事にすることで、ひと言物申してやる! という怒りもわきにくくなります。「盗人にも三分の理」ということわざがあるように、どんなにこちらの言い分が正しい状況でも、相手にだって相手の言い分が必ずあります。窮地に立たせず、逃げ道をつくってあげる、というのも大事なことではないでしょうか。反対に、相手からカチンとくる言い方をされたときはどうしたらいいのでしょうか。売り言葉に買い言葉では建設的とはいえません。そんなときは「その言い方は腹が立つよ」「今の言葉、すごく傷ついたよ」など、自分の気持ちを言葉にして返すようにすると良いでしょう。「ほんとにイライラさせるよね」などと感情に任せて相手を攻撃するのではなく、どう感じているのかを伝える。そうすることで、感情そのものに振り回されず、冷静に話し合うことができるはずです。■「けんかは悪いこと」の思い込みがあなたを苦しめる「けんかはなるべくしないほうがいい」育ってきた環境にもよりますが、ほとんどの人がそう思うでしょう。特に女性は、けんかそのものを否定的にとらえ、ほかの人と衝突するくらいなら自分が我慢すればいい…と、不満を心に溜めている人が多いように感じます。しかし、溜まった不満は自然に溶けてなくなるものではありません。いつか必ず、さまざまな形となって外に出てきます。けんかができるということは、「相手は絶対、自分を嫌わない」という信頼関係が前提となります。不満を溜め込むくらいなら、日々小さなけんかをくりかえしてガス抜きしたほうが健康的で、気持ちの良い日々を過ごすことができると思います。それに良いけんかは相手をより深く知ることができる手段でもあります。どんな話、言い方で怒るのか、自分とどこが違うのかを出し合うことで互いの妥協点がわかり、より快適な関係になれると思います。だから、けんかを必要以上に避けることはないのです。ただ、だからといってやみくもにけんかをするのもおすすめしません。特に子どもの前でのけんかは絶対にやめましょう。子どもは話の内容を理解できなくても、パパとママの怒った表情や飛びかうピリピリしたエネルギーを感じ取るもの。結果、漠然とした恐怖や不安感を抱いたり「自分が悪いことをしたのだろうか」と自分を責めたり、「なんとかパパとママを仲良くさせなくちゃ」と子どもなりに間を取り持とうと、気持ちを抑えて良い子を演じるようになってしまうことがあります。良いけんかにしろ悪いけんかにしろ、カッとなって声を荒げそうになったら、まずは一旦深呼吸。そして、夫に「2人で話したいから、この続きは夜に話していい?」と提案してみるといいでしょう。こらえきれず子どもの前でけんかに発展してしまったら、早めに切り上げるのが肝心です。「はい、仲直り! ママとパパはけんかするほど仲が良いんだよ~」と仲直りするところまでを見せるようにしましょう。夫婦のけんかは子どもの前ではしない、という約束事を踏まえつつ、建設的な「良いけんか」は心の健康にもおすすめです。「雨降って地固まる」ではありませんが、それを経てより一層、夫婦の関係は深まるのではないでしょうか。
2019年05月30日先行き不透明なこの時代、子どもの将来に不安を感じる親が、わが子になるべくたくさんの教育をほどこそうとする風潮があります。ですが、中には子どもが大きな負担を強いられているようなケースや、課題をさぼったり期待通りの成果を出さない時に、つい強く叱りすぎてしまったり、時には罰を与えてしまったり…。そんな話を聞くことも決して少なくはありません。どこまでが教育で、どこからが虐待なのか? 何が親をそこまで駆り立ててしまうのか?『追いつめる親』『習い事狂騒曲』の著者であり、教育ジャーナリストのおおたとしまささんにインタビュー。第3回は、おおたさんが考える「これからの時代に必要な力」についておうかがいします。お話をうかがったのは… おおたとしまささん教育ジャーナリスト。麻布中高卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業後、リクルートにて雑誌編集。独立後、多数の育児・教育関連媒体の編集・企画に関わる。学校や塾などの教育現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。しつけから中学受験、夫婦関係までをテーマに、講演・メディア出演も多数。中高教育の資格、カウンセラーの資格。小学校教育の経験もある。『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』など著書は50冊以上。 『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』 の改訂版が2019年7月に出版予定。■あれもこれもの器用さはいらない! たった1本のナイフを磨き鍛えること――これからのグローバル時代を、子どもに「たくましく生き抜いてほしい」と願う親御さんは多いと思うのですが、どんな力が必要になるとお考えですか?おおたさん:私は、真のグローバル教育というのは、例えば、手元には1本のナイフしかないけど、これを使って森の中でどう生き延びるか? というようなことを考える訓練をつむことだと思っています。よくグローバルな人になるためには、英語やらディベート力やらあれこれ必要だと言われますが、大切なのはどれだけ多くのツールを持っているかではなく、自分の中の個性的なナイフをどれだけ鍛えておくことができるかだと思います。あれもこれもとツールを与えすぎることは、逆に子どもたちが本来持っているナイフをさびつかせてしまうことになりかねません。――たくさんの道具を与えるのではなく、本来子どもが持っている「1本のナイフ」を鍛えることが大事なのですね。おおたさん:親が与えすぎると、子どもは自分で選ぶことも考えることもできなくなります。それでは、よく言われる「指示待ち人間」になってしまいますよね。「指示待ち人間」ではこれからの世の中生きていけないということは、もう親御さんはとっくにわかっているはずです。――確かに。…そのはずなのに、気が付けばつい与えすぎてしまう。いったいなぜ!?おおたさん:親自身が与えられる以外の生き方を知らないからでしょう。必要な武器を自分で考えて、自分で手に入れて、自分で磨くという経験がないから、不安で怖い。だから、子どもにあれもこれも与えようとしてしまうのです。周囲に、「自分の道は自分が選ぶ」と言える大人がどれだけいるでしょうか? 大人たちが自分で自分の道を選んでいくことができていないから、無意識のうちに子どもたちにも自分の道を選ばせまいと仕向けてしまうのです。■ボーっとする時間…「余白」が子どもを育てるおおたさん:もちろん、子どもにたくさんの機会を与えてあげたい、いろいろな能力を伸ばしてあげたいという親の気持ちは間違っていませんし、よくわかります。例えば、習い事をつめこんでしまうのも、どこにどんな才能があるかわからないから、いろいろなことをやらせて引き出してあげたいという気持ちからだと思います。ですが、そもそも子どもというのは、ボーっとしている時間に一番育つのです。そういう時間を奪ってしまったら、育つものも育たなくなってしまいますよ。――ボーっとしている時間に育つものとは?おおたさん:子どもは暇な時間があれば、それをどう使おうか考えて、そこで自発性が芽生えます。例えば、暇な時間があって、本を読んでも絵を描いてもつまらない。で、今度は庭に出て虫を取ってみたら、「あ!これ、すっごく楽しい!」と時間を忘れて取り組めたとします。そうすると、自分が何を好きで、何をしている時が幸せで、何を欲しているのかを感じ、自分自身を知ることができます。それが、「人生の羅針盤」を作るのです。幼児期は、その羅針盤に気づいて、それを使いこなす訓練をたくさんしなければならない。そのために必要なのが、ボーっとする時間なのです。常に予定を埋められて、ボーっとする時間を奪われると、人生の羅針盤を使いこなせない人になってしまいます。主体性なく、なんとなく世間的に良いと言われる方向を向いて生きるしかなくなった状態で、いくら高学歴や仕事スキルを得ても何の意味があるのでしょうか?――暇な時間に自ら考えて動いているうちに「人生の羅針盤」を築いていくのですね。おおたさん:親が子どもにいろいろなことを与えるのは、例えるなら、スマホに使うのか使わないのかよくわからないようなアプリを、とにかく大量に入れるようなものです。特に、今の親御さんは、正解がわからないといわれているこれからの時代に向けて、使えそうなアプリを全部入れておかなければという発想になって、インストールすることにばかり時間を費やしてしまっているように思います。でも、本当にやらなければならないのは、スマホ自体の性能をあげることです。OS(基本ソフト)やCPU(中央演算処理装置)をアップデートして、将来、アプリをサクッとダウンロードできるような本体にしてくことが大事なわけです。そもそもの優先順位が間違ってしまっているのです。■習い事は何のため? 結果を求めすぎて奪われる「3つの時間」おおたさん:また、私は、習い事はスキルを身につけることが目的ではないと思っていて。習い事の目的は、「夢中」になって「達成」して「挫折」して「克服」する、この4つのサイクルを経験し人間的に成長することだと思っています。――具体的には、どういうことでしょうか?おおたさん:例えば、子どもが水泳に夢中になって、25メートルが泳げるようになったり、何か目標を達成したりするとします。でも、がんばればがんばるほど、思うようにタイムが伸びなかったり、必ずどこかで壁にぶちあたる時がきます。そこで、子どもが「もう辞める」とくじける。でも、それでもがんばってみようと乗り越えた時に、ネガティブな部分を克服するというすばらしい経験をすることができるのです。こうした経験は、勉強やほかの体験にも応用が効きます。――なるほど…。でも、習い事にスキルの獲得を求めてしまっている親御さんも多いように感じます。おおたさん:「ボーっとする子どもの時間を奪っていないこと」「子どもの基本的な成長に必要な時間を奪っていないこと」「家族の時間を奪っていないこと」、その3つの時間が確保できるうえなら、スキルを獲得するためでも良いと思いますよ。でも、少しでも空き時間があると「もったいないから」とつめこむのは大きな間違いです。――話はちょっと変わりますが、一時期、幼児教育ブームが起こり、本を数千冊読んだり高い飛び箱を飛んだりという園の教育がメディアで称賛されていましたが、おおたさんはどう思われましたか?おおたさん:サーカス団に入れれば、クマだって玉乗りするしライオンだって火の輪をくぐりますよね? それと同じで、子どもだって鍛えればできるようになるかもしれません。でも、「それに何の意味があるのですか?」ってことなのですよ。本は数千冊読んだからすごいのでしょうか。1冊の本にこだわって何度も読み返すことだって大事ですよね。実際、子どもは気に入った絵本を何度でも読みたがります。子どもには子どもの物差しがあるのに、大人が子どものことを知らないから、大人の価値観で「数千冊も読むのはすごいこと」と決めつけてしまう。逆に、数千冊読むことで損ねていることもある。そういう視点も持ってほしいと思います。■「親は無力である」その自覚が子どもの励ましになることもおおたさん:子どもが育つうえで、親の影響力は絶大です。ですが、結局のところ、親は実は無力なのです。親になると、子どものためにあれもこれもしてあげようという気持ちにかられます。でも、それがそのまま親の期待通りの成果をもたらすとは限りません。むしろそうならないことの方が圧倒的に多いですよね。――確かに。それに、子どもに期待通りの結果を望むのは親のエゴですよね…。おおたさん:親ができることは、子どもを励まし見守ることだけ。「生まれてきてよかったね」「ひとりぼっちじゃないよ」と言ってもらえ、「あなたの人生はあなたしか歩めない」と認めてあげることだけなのです。でも、無力であることは、決して悪いことではありません。たとえ、子どもと一緒にオロオロすることしかできなくても、それが子どもにとって生きる支えになるのです。むしろ、親が子どもにしてあげる、最高の励ましであることも多いのです。同時に、親は子どもの人生を支えることだけに依存せず、自分の道を自分で選ぶような生き方を常に実践していかなければなりません。「自分の道を自分で選ぶ生き方」の手本を示すことができれば、それが親にできる最高の教育であると私は思っています。親は自分の理想を子に押しつけるのではなく、ありのままの子どもを認めてあげればいい。そうすれば、子どもはまぶしいくらいに輝きはじめます。そして、不安な気持ちでいっぱいになりながら、子どもの背中を見守るしかないというのが子育ての本質であり、そのこと自体がこのうえなく幸せなことなのではないでしょうか。生まれたばかりの頃は、ただ健康で元気に育ってくれればそれで良かった。なのに、いつから、親はわが子に「もっともっと」と求めてしまうようになるのでしょう?「教育虐待」の話を聞いていて、いつの間にか子育ての原点に立ち帰らせられた、そんな取材でした。まちとこ出版社N
2019年05月30日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。今日はわが家のお小遣いについて書きたいと思います。■お小遣い、いつからあげる?お小遣い、みなさんはいつ頃からあげていますか?長男が小学生になり、ママ友との間でもちょこちょこ話題になるお小遣い事情。あげていないという人もいるしあげているという人もいました。今長男は小学2年生ですが、お金の価値はまだまだわかっていません。でもお金がないと欲しい物は買えないということはわかっています。硬化より紙幣のほうが価値が高いということもわかってきました。■いよいよお小遣い制スタート!お小遣いをあげているというママ友のお小遣い制度がいいなと思ったので、うちもそれを取り入れてみることにしました。実践してるお小遣い制度は”お給料制(報酬型)”です。家のことで子どももできそうなことをリストアップして、それに金額をつけておきます。もちろん、子どもなので単価はブラック起業か!! ってくらい低いですよ(笑)簡単なことだったら10円、少し難しいことだったら30円とかです。そしてそれを表にして、やったら正の字でカウントしていきます。1日に何項目やってもOKというルールです。1日から月末でやった分を集計してその分のお小遣いをお給料として渡しています。■実際に始めてみると…やったらやった分だけ貰えるんですが、うちの子の場合そこまでやりません(笑)でもまだ幼いので上限を決めたほうがいいかもしれないですね…!お金を使う機会がほとんどないので、なくても困らないからやらないんだと思いたいです(笑)■お給料制のメリット・デメリットを見すえつつお給料制にして良いことは、お金は働いた分の報酬だということを学べるからすごく良いやり方じゃないかなと思っています!ポン! とお金渡されただけじゃ、そういう価値はわからないと思うしこれからもまったりと続けていきたいです。でもその反面、”お小遣いにならないお手伝いはやらない!”となってしまったり、お手伝いをする度にお小遣いを欲しがるという可能性も出てくるので、お給料制でお小遣いをあげつつも「家のことは家族でやる大切さ」はしっかりと教えていきたいと思っています。
2019年05月30日私は平日仕事のある日はいつも朝出勤までに洗濯を終わらせているのですが、朝は洗濯以外にも朝ごはんの準備、後片付けや子どもたちのお世話などやる事がたくさん…。時間も限られているので、少しの時間ロスも惜しい気持ちになってしまいます。そんなとき、ちょっとしたことですが、旦那にいつもすごくイラーッ! とさせられることがあります。■何度言えばわかるの!? 洗濯時のイライラそれは、いざ洗濯しようとしたときに、いつも服が裏返しになっていること!!!さっと直して洗濯すればいいことなのでしょうが、このひと手間の時間ロスがもーーめちゃくちゃ私にとってはストレス…。とくに旦那の作業着系は大きいしごついしで表に返すのにモタモタしてしまうこともあり、急いでいると「ぁあーーー!!! もぉー!!! 時間がないのにぃー!!! きぃー!!!」とイライラが爆発してしまいます。結構短気な旦那の性格に、基本ビビリな性格の私は、「ちゃんと脱ぐとき表に返してよね!!!」とキツくいうこともできず…。一応返事はするけど、いざ脱ぐときに忘れているのか、頭にはいってないのか、全く改善されない洗濯物…。そんなとき私はある画期的な方法を思いついてしまいました!!それは…■画期的な洗濯方法とは?もうわざわざ直すのはやめて、そのまま洗濯してしまうことにしました(笑)さらに…洗濯が終わったら裏返ったままハンガーへ! 乾いたらそのままクローゼットにしまうことにしました。そうすれば、最終的に裏表を直すのは、着るときに旦那が自分で直すことになります(笑)なんて自分は心が狭いんだ…と思います…思いますが、日々積み重なっていくとチリも積もればでイライラが爆発しそうになっていたので、こうすることでなんだか気持ちが楽になったのです。さらにこれを続けていると旦那にも変化が…。なにかを察したのか、裏返って脱いでいることが少なくなったです!こんなズボラで面倒くさがりの嫁でごめんよ…と思いつつ、朝の忙しい時間に少しでも洗濯が楽になってよかったーと思っているわたしです…笑
2019年05月30日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。今回は断乳時の思い出をお話ししたいと思います。色々と考えるところあって私が断乳を決めたのは息子・きゃん太が1歳4ヶ月のころ。授乳回数は多い方だったので不安ながらも挑んだ断乳でしたが、三日目くらいでパタリと母乳を欲しがらなくなり、拍子抜けするほどアッサリと成功してしまいました。そして本当の試練はむしろこれからだったのです…。■恐怖の乳腺炎息子がオッパイなしでもすっかりご機嫌で過ごす一方で、私はガチガチに張ったオッパイに対処せねばなりませんでした。日に何度か、行き場をなくした母乳を一人風呂場でしぼり出してはその絵ヅラの情けなさにうちひしがれていました。そのうちオッパイに激痛が走るようになり、発熱までする始末。そう、乳腺炎を引き起こしてしまったのです。解熱鎮痛剤でどうにか乗り切りましたが、断乳とはこんなにつらいものなのかと涙が出てしまいました…。■1回約4,000円のマッサージ乳腺炎を引き起こし、自己処理に限界を感じた私。うまくしぼれないとしこりが残るなどして、乳がん発見の妨げになることもあると知り、近所の産婦人科の母乳外来の断乳後ケアに通うことに決めました。助産師さんによるオッパイマッサージ、一回4000円弱。出費もオッパイも痛いですが背に腹は代えられません。乳をしぼられながら和やかにエ●ザイルの話をする。人生でこんなシチュエーションが訪れようとは予想もできませんでした。女に生まれるとこうした摩訶不思議な状況にたびたび遭遇するものだなとつくづく思います。■課せられる制限母乳を徐々に作られなくしていくため、助産師さんからの指導でいろいろな制限が課せられることになりました。妊娠中も色々と我慢してきたのに、また制限か…とゲンナリしましたが仕方ありません。四六時中冷やしっぱなしのオッパイからは冷気が漂っていました。■そして変わり果てた姿にこうした制限と数回の通院を経て、私のオッパイは徐々に母乳が作られない状態に戻っていきました。そしてふと裸で鏡を見てみると…そこに映っていたのは変わり果てた私のオッパイでした。妊娠前に戻るどころか、そのさらに2カップはサイズダウンしたのではと思われる、貧相にしぼみきった乳…。病めるときも健やかなるときも、一緒に頑張って(?)きた私のオッパイ。こんなに痩せちゃって…!どうしたの?雰囲気変わったじゃん!(泣)妊娠、出産で自分の体が変わっていくことは経験してきましたが、この時のショックは想像以上に大きいものでした。夫からの同情が余計に哀しい…。「同情するなら乳をくれ。金でもいい。」そう言いたい気持ちになりました。その後、サイズは少し戻りましたが確実に妊娠前より小さくなったままです。息子がオッパイを卒業した一抹の寂しさと乳腺炎の痛み、そして変わり果ててしまったオッパイ…。断乳は私にとってほろ苦い思い出なのでした。
2019年05月30日こんにちは、ちひろです。今回は子どもの頃にやっていた秘密(?)の遊びについてご紹介します。もしお子さんが何もないところでジャンプを繰り返していたら、私と同じ遊びをしているのかもしれません…。3才から保育園に通い出し、大勢の同年代の中で過ごすことが増えた私は従来の性格「構ってほしがり」をこじらせ「私は他の子より大人なんだ」という主張が強いものになっていきました。人形劇に行けば「これはね、中に大人が入っているんだよ!」と言ってしまう目立ちたがりの子どもでした。いま考えると恥ずかしいのですが、当時は「こんなことも知ってるんだよ!すごいでしょ!」という気持ちでいっぱいでした。保育園の中でも、大人が知っていることはなんでも分かっていると見せたくて持てる知識の全てをひけらかしていたように思います…。普段はみんなと同じように人形やオモチャで遊ぶのですが、先生とかが近くにいると構って欲しくて聞こえるように言っていました。浅はか…(笑)そんな大人ぶっていた私にも、隠れてやっていた子どもらしい(?)遊びがありました。園庭の砂を手のひらに握って、風の来るタイミングでパッと離す!!そしてその砂埃めがけてジャンプ!!砂埃を起こしては「これに飛び乗れば筋斗雲になって空を飛べる!」と思い込んで何度も挑戦していたのです(笑)保育園でやっていた秘密の遊び第一位はコレ「筋斗雲ごっこ」です。(本人はいたって本気で乗れると思っていましたが…)第二位は念力で花瓶が割れないか念じる遊び。第三位は自分の手のひらから波動砲が出ないかと何度も試し打ち(?)…。普段は大人ぶったりしているぶん、実現(筋斗雲に乗ったり、念力出したり)できるかどうかも分からない遊びを堂々とできず、隠れて一人でやっていたのですが幼いながらに「純粋な気持ちで信じていないと筋斗雲は来ない!」というルールがあると信じていたので砂埃起こすたびに心の中では「次こそ乗れる!」と信じてやっていました(笑)どれも恥ずかしくってこっそりやっていましたが、今思えば園庭の真ん中で何度も砂埃を起こしてはその中に突っ込んでいっていたので不審な園児だったろうなぁと思います。もし自分のお子さんが不思議なポーズで花瓶を眺めたり、手のひらを外に向けて力んでいたら生暖かい目で見守ってあげてくださいね…。
2019年05月30日おんぶをしていると寝ているのかどうかはっきりわからなくて、寝かしつけに失敗することが多かったんです。でも3人目のもも。ついに強力な味方ができました!!■小さいけれど最強の味方おんぶでねんねした後に布団に降ろす…ってめちゃくちゃ難しくないですか!?私、いっつも失敗していました。なんとなく感覚で「寝たかな~」と思って、そーーーっと布団に降ろすとギャン泣き。見極めが下手でした。長男1人の時は、自分の感覚や鏡をみて寝たかどうか確認していました。でも、長女が生まれたらチェック係が二人も!! すごく助けてもらいました。「どうなってる?」って聞くと2人とも、目をぎゅーーっとつむって「ねんねしてる!」とか「首もかくーんってなってる!」とか詳しく教えてくれました。子どもが3人だと大変ですが、「ああ、1人じゃないんだなぁ。こんなに小さいのに助けてくれてるんだなぁ」とすごくうれしかったです。
2019年05月30日はじめまして。今月からウーマンエキサイトさんで連載させていただくことになりました、中川マナです。わが家は6歳の頑張りやさん娘、4歳のひょうきん息子、目が不自由な夫の4人家族です。今はゆるい子育て環境を求めて家族みんなでセブ島で暮らしています。■育った家庭の方針はザ・昭和!私の育った家庭の方針(?)は、ザ・昭和!でした。時はいちおう平成。ですが、まだまだ昭和のノリでゲンコツが飛んでくる日々。長女としてがんばったものの、10代で心折れうつになりました。20代になって回復し、その頃にはすっかり心理学マニアになっていました。そんなバックグラウンドのあるわが家の子育て。日々、できるだけ子どもと戦わず、ゆるくやれる方法を探しています。■子どもが靴を左右反対に履くと、一番居心地がわるいのは私だったそんな我が家が今までもっともたくさんのひとに「ゆるい」と言われたのは子どもの靴のこと。人から「左右逆だよ!」と指摘されたとき、私が「これがいいんだって~」と答えるからです。我ながら「それでいいの?」と思うことがあるのですが、そのくらいがちょうどいいかなというのが今のところです。今でこそこんな考えの私ですが、上の子のときはいろいろ頑張っていました。もちろん靴も正しく履かせようと戦うことも多かったです。転機だったのは娘が2歳だったとき、保育園のママに娘の靴を指摘されたところからちゃんと履かせようとしたことです。それで娘は大泣き、帰りの道すがらも泣き叫び続け、家に帰ってからも物を投げたり大暴れ。私は我慢できなくなり、結局怒鳴ってしまいました。夜、眠る娘の顔を見ながらいろいろ思い返していたら、ふと、「子どもの靴が左右逆で一番居心地がわるいのは私だ」ということに気づいてしまったのです!私にとって、子どもに靴を履かせたいという気持ちの一番のでどころは「ちゃんとしていない親と思われたら?」という不安だったのです。子どもは今のところ靴の左右に興味ない。(イヤイヤ全盛期だし)これ「いろいろ気になっちゃう自分」と戦うところじゃない?そもそも、子どもは最初、左右の概念を持っていません。子どもが関心を持たない段階では教えても効率が悪く、子どもとバトルになりがちです。なので、正しさより「そっかー」とさらっと受容して、あとは子どもの関心が出るまで待とう、と思うようになりました。人からは指摘されやすいです。あるときは面識がない人に「足の形が悪くなる!」とグイグイ来られたりしました。多くは「いま正したい」と熱意がある人が声をかけてくれます。以前はその勢いに押され「娘の靴を何とかしなきゃ!」と動揺していました。ですがその度に「私は子どもの自発性が芽を出すのを待ってるんだよー」と思い出すようにし、少しずつ流すように変えて今に至ります。あまり体力があるほうではないし、できるだけ省エネで自発性を育てたい…!(本音)それではまた次回!
2019年05月30日2019年5月12日の母の日。ワーキングマザーを目指す人のためのトークイベント「ファッション業界の働き方~ママ編~」が開催されました。場所は、ママの毎日をファッションで元気づけてくれる「株式会社ワールド」の、北青山ビル。主催は、装いに関するトピックスを語る「装談」を企画運営するファッションスタディーズです。今回、ゲストとして登壇したのは、ファッションテックデザイナーのOlgaさん、株式会社Waris共同代表でキャリアコンサルタントの田中美和さん、明治大学商学部教授で「ワンオペ育児」という言葉を世に広めた藤田 結子さん、株式会社ワールド社員で1児のママの石川さん。プレママ、ママ起業家、ママ研究者、ワンオペママと、それぞれがそれぞれの立場で「働きながらの子育て」について語りました。Olgaさん:これまでファッションとテクノロジーの架け橋として、さまざまなプロジェクトに関わってきましたが、実際に自分が妊婦になったときに「母親になった自分はどこまでできるんだろう?」と疑問がわいてきたんです。そこで仕事では「固定観念を壊すこと、イノベーションを起こすこと」をメインに取り組んできたので、プライベートでも「よし! 最強のマタニティライフを送ってみよう」と思ったんです。今回は、先輩ママたちにいろいろお聞きできればと。田中さん:私は日経ウーマンなどで11年記者を経験し、フリーランスになり、その後、プロとして自由に働きたい個人と、多様な人材の力を活かしたい企業をサポートするサービスを展開する株式会社Warisを立ち上げました。女性が働き続けることが難しいという現実がある中で、メディアは伝えることができるけれど、解決がメインではないと感じて、課題解決を仕事にしたいと思ったんです。現在は、フリーランス女性と企業のマッチングサービスや再就職支援サービスをメインに12,000名ほどの登録があり、そのうちの70%が子どもがいる女性です。実生活では、1才2ヶ月の子どもがいます。藤田さん:私は、海外でフィールドワークをするような研究、調査をずっとしていたんです。出産後に海外に長期間調査に行くことが難しくなってしまいました。そんな中、働く女性たちを調査することがあったんですが、その調査を通して、日本の実際の状況が見えてきて。ここ5年ほどは、国内のワーキングマザーにフィールドを絞って研究調査をしています。リアルな生活では、我が家も一時期、夫が単身赴任でワンオペ育児でしたね。石川さん:私は、株式会社ワールドで勤続20年以上になります。5年前に息子を出産し、復帰して4年。高齢出産、ワンオペ育児で、いまだに日々、必死です(笑)。令和になっても働く女たちは自由になれない?Olgaさん:私は、常々「女たちよ自由であれ」と思っているのですが、日本の企業で働くという形態を取っていると、妊娠、出産、子育ての流れで、なかなかそれが実現しないように見えます。実際、会社員の女性は、どのような感じなのでしょう?石川さん:ファッション業界といっても領域が広いので一概には言えませんが、弊社に絞って言えば、本部で働く人と店舗で働く人でも、働き方が異なってきます。ただ、全社員、一日につきマックス2時間まで時短が取れる制度があります。小学校卒業するまで取得可能です。藤田さん:時短制度があることは、働く人々にとっていいことだと思うんですが…日本には、性別役割分業意識がまだまだ強く残っていて、調査によると日本の男性の家事育児時間は1時間程度なんです。そして家事育児時間0分というパパも7-8割なんです。長時間労働問題解決はもちろんしないとなのですが、家事育児は自分の仕事ではないと思っている男性がいるということなんです。意識を変えていかないと難しい。田中さん:今もそうですが、これからはもっともっと働く時間と場所の自由度を高めることが大切になってくると思います。フレックスでリモートワークならば、育児であれ、介護であれ、ケアしなければならないことと仕事との両立がしやすくなる。ただ、ここで注意しなければならないのは、組織でそのような制度を取り入れるときに、育児中の女性だけに限定せず、誰でも使えるようにしておくことが重要ですね。私の会社では、時短勤務は男性が利用しています。その理由は出産、介護ではなく、副業をしたいと。Olgaさん:「女性だけの問題のための制度」ではなく、「みんなのための制度」だよという視点が大事になってくるということですよね。藤田さん:あとは、家事のマネージメントを女性が担っていることが多い現状も変えたほうがいいですね。家事をアウトソーシング化していくことも大事だけれど、まだまだ家事のマネージメントは、女性がやっていることが多い。男性は仕事ではマネージメントスキルを発揮するにに、家ではしない。男性の意識が変わらないと、欧米並みに女性の管理職は増えないんじゃないかなと思います。石川さん:あと…妊娠出産に関しては、実際に経験しないと肌感覚でわからないこともたくさんありますよね。私は、39才で出産したんですけれど、毎日、身体がしんどいです(笑)。出産前は、自分の身体をしっかり調べたことなかったし、ケアしていなかったんです。それを猛烈に反省しましたね。産んだ後。Olgaさん:私も、独身時に婦人科検診に行けばOKと思っていた自分を殴りたい(笑)。これからワーママを目指すのであれば、キャリア形成を考える上でも、自分が妊娠できるか、出産できるか、子育て環境を作れるかということを無視してはならないと思ったんですよ。女性が抱える困難さは出産時だけじゃない石川さん:私は、出産後の半年間記憶がほとんどないんですよ。診断されたわけではないけれど産後うつ、そして産後クライシスを感じました。Olgaさん:産後クライシスって何ですか?藤田さん:出産前仲良かった夫婦に産後、危機が訪れることを指します。女性ホルモンの問題や、育児に対する夫とのズレが影響していると言われています。里帰り出産の仕組みも影響があると思ってまして…出産後の大変なときを夫と一緒に過ごさないので「どうしてわかってくれないの?」と意識のズレが生じるんですよ。フランスなどは、パパも育休を取って、一緒に親になる期間を持つので、そのようなズレが生じにくいんですけれど、日本は、実家に帰ってしまうので、ホルモンだけでなく、文化的、社会的な状況が影響しているのでは?とみられています。田中さん:私も石川さんと同じく39才で出産したんですけれど、産後はすごく気持ちが落ち込んだりしました。生後2ヶ月から子どもを預け始め、生後3ヶ月から働き始めたんですけれど、仕事ができることには喜びがあっても、出産後、女性はさまざまな罪悪感を抱えがちだということを痛感しましたね。「母乳で育てたほうがいいのかな?」、「保育園に早くから預けるなんていけないのかしら?」とか。頭ではわかっていても、いざ、自分のこととなると、母とはこうあるべきという思い込みが根強くあることを感じます。それをどう手放していくか。いろいろなロールモデルを知ることは重要かなという感じがしています。これまでの固定観念を手放す!田中さん:出産、子育てをしていると、自分が育ってきた環境からの影響もあるし、まだまだ固定観念が根強くあるんだなと思いますね。Olgaさん:「母とは女とはこうあるべき」を自分もまわりも手放すことが求められているのかもしれないですね。私自身、固定観念を手放すことをしなければと思っているんですけれど。石川さん:私は「子どもができて以降のこと」を出産前までは考えたことがなかったんです。今は、働き方も自分で選べるようになっているし、企業も働き方の改革を進めてはいます。でも、パートナーとどのように子育てをしながら仕事を続けていくかというところまでイメージする機会が、なかなかないんじゃないでしょうかね。経験者の話を聞いたり、会社の先輩から聞いたり、実際の話を聞くのがいいのかな、と思います。藤田さん:地方自治体などでワンオペ育児に関する講演をすることが多いんですけれど、悩みを聞くと「なかなか夫が家事育児をやってくれない」とか「自分が希望するほどやってくれない」という悩みが多いんです。出産前…もしかしたら結婚をする前に、家庭を共同経営できるかどうか、お互い希望するライフプランは合っているのか?を考えたほうがいいかもしれないですね。Olgaさん:家庭を共同経営! その視点、いいですね!田中さん:弊社では、フリーランスのマッチングサービスを行っていますが、よくあるのが「女性が時短を選ぶと、育児も家事も女性によってきちゃう問題」です。女性の側が家事負担を夫に言わないからという原因もあるんですけれど、女性には女性の言わない理由もあるんですよね。夫のほうが稼いでいるとか、自分は時短を利用しているとか。それに罪悪感を抱えて言わなかったりする。それで結局、家事も育児も女性負担が多くなってしまうという…。Olgaさん:田中さんはご家庭でどうしていますか?田中さん:夫と話すときは、今から話す内容は、共感を求めているのか、解決を求めているのか。対話の目的を言ってから伝えるようにしています。解決を求めているときは「家事代行、夫、私の三人でどのように家事をワークするか?」などを話しますね。Olgaさん:同じ経営理念を夫婦で持てるかどうかも大切ってことですね。トークセッションが盛り上がってきたところで残り時間もあと少しとなり、参加者たちから登壇者への質問タイムへと移行しました。育児と仕事の両立について…の疑問参加者:子どもが欲しいけれど、仕事もしたくて、折り合いがつかないでいます。折り合いはどうつけるといいのでしょう?Olgaさん:シミュレーションするのがいいと思いますね。タイムラインを引いてみる。シミュレーションしてみて何が不安なのか見えてくることがあると思います。藤田さん:妊娠って、個人差が大きいもの。不妊治療も5組に1組が取り組む時代といわれています。そして、不妊治療は、出産だけがゴールじゃないということも知っておくといいかもしれないですね。石川さん 子どもを産める時期って、自分で決められない。だから、乱暴かもしれないけれど、できたときに考えるのがいいというのが経験者からのアドバイスでしょうか。産後の社会復帰をするタイミングついて…の疑問参加者:産後の社会復帰をするタイミングは、どのようにして決めたのでしょう?また復帰するためにしていた準備はありますか?田中さん:フリーランス協会で調査したところ、生後一ヵ月以内に職場復帰した女性フリーランスは、4割いました。私自身は、自分がやってみて、早めに復帰してよかったと思っています。ただ、産後6-8週間は産褥期。体を休めた方がいいですね。早めに復帰する利点は、夫との「子育て体制」の構築が早い時期にできることでしょうか。藤田さん 出産と同じで、復帰の時期を個人で決められない部分もあると思います。「保育園に入れない問題」です。預け先がなければ、働けないですから。石川さん:そうですね。実際には、保育園のタイミングが一番の目安になると思います。私は、認可外に入れて復帰したけれど、産後の子育てサポートがどれぐらい受けられるか?を確認しておくのも、産後復帰の時期を決めるときのポイントになるかもしれません。「待たない」を決める!Olgaさん 今日、みなさんとお話をしてみて、参加者の方からの質問も聞いて、ますます自分で変えていかなければと思いましたね。待っていてはダメ。行政もパートナーも会社も自分の働き方も、全部、待っていては子どもが大きくなっちゃう(笑)。なので、今日のまとめは、「待たない」です!プレママ、ママ起業家、ママ研究者、ワンオペママ、それぞれのワーママ観がユニークに語られた今回。働き方を柔軟に変えながら、パートナーと対話をしながら、少しずつ進む。固定観念を手放すことがまずははじめの一歩になりそうです。ファッションスタディーズでは、今後もいろいろなテーマでイベントを開催予定です!
2019年05月30日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)■お金の不安はきりがない問題Fさんの家庭は、Fさんの収入の占める割合も大きいと思う。お金の不安はなかったのだろうか。「実は不安はなかったんだよね。貯金もぜんぜんしてなかったし、使いたい時に使ってきた人生だったけど、なんとかなるって思ってて。もちろんいまは子どものために必死で貯金してるよ。でもお金のこと言って先延ばしにしてたら、2年後、3年後、4年後って、どんどん妊娠しにくくなるし、お金の心配はずっとつきまとうんだよね。いまより重要な仕事についてたらもっと悩むし、結局きりがない問題だと思うよ」犬山、このFさんの言葉で、不安ですくんでいた足がすっと伸びた感じがした。いつまでたっても仕事やお金の不安はつきものなんだよね。Fさんみたいにキャリアを積んでいる人だって、仕事がなくなる恐怖を感じていた。 子どもを欲しいと思っているのに、もうちょっと仕事ができるようになってから……、 なんて理由でその場に踏みとどまるのは、私の場合、とりあえず現実から逃げる行為だったのか……。いままで子どものことになると、不安だ不安だとネガティブなことしか考えてこなかった私にとって、Fさんの話は「当たり前だけどポジティブな面がたくさんあるんだ!」と思わせてくれた。■保育園、どうでした?続いて、私が子どものいる人に会うと必ず聞いている「保育園、どうでした?」を聞いてみた。この、「どうでした?」は、「入った保育園、どんな感じ?」ではなく、「ど うやって入った? 入れなかった?」の意味である。都内で保育園に入る難易度について聞くと、皆青ざめた顔で口を揃えて「大変だった」と言い、私は「出産の痛みやばすぎ死ねる」と同じレベルで恐れおののいている。「保育園は、まだ結果待ち。11月に申し込みがあるんだけど(区によって違う)、フリーはすごく不利なの。うちは旦那もフリーだから、もう一番ダメなパターン(笑)。点数が超低いわけ。この点数ってのが、本当に奥深くて。点数を稼ぐために、すでに子どもを無認可やシッターさんに預けて復職してるんですっていう証拠が必要で。正直まだ預けたくなかったけど、とりあえず1か月無認可に預けて復職の証拠書類を揃えたよ。ちなみにフルで預けたら月に15万円ちょっと……。だったら仕事しないで子どもといるわ! ってくらいの金額」15万って、都内のOLさんの月収手取りからと考えるとほんと働くのがアホらしくなる金額……。認可に受からなかったら……年間180万以上か……、あっ、死にたくなってきた……。「ちなみに私がこれだけ必死なのは、0歳児のうちに預けないと、1歳児では認可保育園にまず預けられないからなんだよね、東京は。 歳児で一つの園に対して10人くらいしか枠がないのに、1歳児の枠も11〜12人。そのうち10人は0歳児が進級するから、実際の枠は一つ二つくらいしかなくなる」東京に住む限り0歳のうちは預けないで一緒にいるという選択すら難しいのか……。 妊娠したら、待機児童の少ない区に引越しをするという話もよく聞く。想像はしていたけど、現実はもっと厳しそうだ。そして保育園問題と同じように気になるのが、産後うつのことだ。 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月30日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)赤ちゃんが生まれたばかりの頃、赤ちゃんのお風呂担当はパパがやる家庭が、結構多いですね。「お風呂=夜」というイメージが強いためか、パパが仕事から帰ってきてから、寝ている赤ちゃんを起こしてお風呂に入れるという話もよく聞きます。■お風呂に入れるタイミング人には自然な体温の上下の波があり、下がってくるときに眠気を感じるようになっています。そのため、質のよい眠りを考えると、夜の寝かしつけを始める30分くらい前には、ぬるめのお風呂から上がっているのが理想です。産後のママの体力が回復したら、できればお風呂は日中か、夕方に入れてあげましょう。赤ちゃんとパパの触れ合いを重視して、パパのお風呂担当を継続するのであれば、夜起こして入れるのではなく、朝の出勤前にお風呂に入れてあげましょう。その場合は、赤ちゃんのあせも予防に、1日の汗は、夜寝る前にガーゼタオルなどで優しくふいてあげてください。仕事が休みの日や、早く帰ってこれる日だけパパ担当という感じで工夫してもいいですね。■保育園に通っている場合のスケジュールのポイントよく質問を受ける内容に、「保育園に通っている場合」というのがあります。その際に気をつけたいポイントをお伝えしておきましょう。赤ちゃんが小さいうちから、仕事を再開するママも増えてきました。保育園に通うと、日中のお昼寝時間は保育士さんが調整してくれるので、とても心強いですね。平日の園でのリズムを聞いておき、休日にも同じように生活するよう心がけると、赤ちゃんも生活しやすいと思います。ただ、保育園に通うと、どうしても寝かせるのが遅くなりがちなのも事実です。自分でやりたいという気持ちが育ってくる2歳前後では、さらに大変でしょう。子どもをせかすのではなく、ママが効率的に動いて、なるべく早く寝かせられるように工夫してみましょう。夕食はテレビを消して食べる、離乳食は作り溜めしてストックしておく、パパ用の凝った料理は赤ちゃんが寝てから作るなどの工夫で、かなり時間を節約できると思います。また、日中子どもと離れているからと、夜に長時間遊んであげることで、子どもに必要な睡眠時間を削ってしまうという事態は避けましょう。朝スッキリ起きられるか、朝ご飯をしっかり食べられるか、園で元気に遊べているかを確認して、睡眠時間が少なくなりすぎないよう注意しましょう。子どもとの関係は、長時間一緒にいればいいというものではありません。寝る前の30分を、家事や仕事のことを忘れて、しっかりと子どもと向き合いスキンシップをとるように意識してください。その濃い30分間が、ずっと家にいて一緒に過ごしている休日より充実していることに、きっと気づくと思います。■上の子がいる場合のスケジュールのポイントもう1つ多い質問は「上の子のいる場合は?」というものです。上の子が、ちょうど幼稚園に通っている場合、お迎えの時間がお昼の2時くらいだと、下の赤ちゃんのお昼寝時間と重なって生活リズムが作りづらいという現状があるようです。赤ちゃんが小さいうちは、午後のお昼寝を11時頃に早めるのもひとつのやり方です。また、ベビーカーで寝てくれる子の場合、お迎え時間の少し前からベビーカーの上で寝てもらうのもいいと思います。また、途中で起きてしまって、十分お昼寝ができなかった場合は、夕方にもう少し寝かせてあげましょう。下の子の場合、上の子に付き合わされることで、どこででも寝られるようになる子が多いようです。あまり神経質にならず、赤ちゃんの機嫌をみながら調整してあげてください。夜は、上の子のリズムに合わせて寝るのが遅くなるという悩みを抱えているママも多くいます。これは、上の子も寝るのを早くして、一緒に寝かせることで解決できます。兄弟みんな一緒に、夜8時に寝られるように、生活を整えてみましょう。そうすると、子どもは朝スッキリ起きられるようになり、日中の機嫌もよくなります。 3ステップ最後の「寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう!」 は、兄弟のいる場合にもとてもおすすめの習慣です。下の子に授乳しながら、上の子とピッタリくっついて座り、上の子の小さい頃の話やお腹にいた頃の話を聞かせてあげてください。上の子がお話ができるようなら、その日にあったことをじっくり聞いてあげてもいいですね。ママが上の子に「大好き」という気持ちをしっかりと伝えることで、下の子が生まれてから始まった夜泣きや赤ちゃん返りも改善するかもしれません。また、一緒に寝かせることでママも自分の時間が持てて、とても快適な習慣になると思います。ぜひ試してみてください。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月29日先行き不透明なこの時代、子どもの将来に不安を感じる親が、わが子になるべくたくさんの教育をほどこそうとする風潮があります。ですが中には、子どもが大きな負担を強いられているようなケースや、課題をさぼったり期待通りの成果を出さない時に、つい強く叱りすぎてしまったり、時には罰を与えてしまったり…。そんな話を聞くことも決して少なくはありません。どこまでが教育で、どこからが虐待なのか? 何が親をそこまで駆り立ててしまうのか?『追いつめる親』『習い事狂騒曲』の著者であり、教育ジャーナリストのおおたとしまささんにインタビュー。第2回は、「教育」と「虐待」の境目についておうかがいします。お話をうかがったのは… おおたとしまささん教育ジャーナリスト。麻布中高卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業後、リクルートにて雑誌編集。独立後、多数の育児・教育関連媒体の編集・企画に関わる。学校や塾などの教育現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。しつけから中学受験、夫婦関係までをテーマに、講演・メディア出演も多数。中高教育の資格、カウンセラーの資格。小学校教育の経験もある。『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』など著書は50冊以上。 『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』 の改訂版が2019年7月に出版予定。■教育と虐待、その境い目の見極め方法――明確な線引きは難しいと思うのですが、「教育的指導」と「虐待」の境目をきちんと知っておきたいです。おおたとしまささん(以下、おおたさん):概念的な線引きとしては、「子どもの人権を尊重しているか」というところです。子どもを親の所有物ではなく、自分と同じひとりの人間だと思うことができているかどうか、それが「教育的指導」と「虐待」の境目だと思います。――具体的な目安はありますか?おおたさん:例えば、1日5時間勉強させても全然平気な子もいるのですが、普通の子にさせたら大抵はつぶれてしまいます。それと同じで、負荷はその子にとっての相対的なものである、ということがまず大前提です。そして、その相対的な負荷が子どもの受忍限度を超えていることに気づくには、なんらかの負荷(勉強や習い事など)をかけた後の子どもの表情を見ればわかると思います。例えば、勉強が終わった後、「つらかったけどやっと終わったぜー!」というふうに晴ればれとした明るい表情になっているのか。それとも宿題が終わった後も「また明日もあるのか…」というふうに全然表情が輝かないのか。それが、ひとつの判断材料になると思います。負荷が終わった後にショボンとしているようでしたら、それは明らかに「これ以上やったらマズイ」というサインです。■「どうしてできないの?」「約束したでしょう?」2つの言葉が子どもを追いつめる――教育熱心すぎる親がやってしまいがちなNG対応はありますか? おおたさん:2つのパターンがあります。1つは、「どうしてできないの?」という言い方。そう言われても、わからないものはわからないのだからどうしようもないですよね。追いつめられれば追いつめられるほど、子どもの頭は真っ白になってしまいますし、「こんな問題ができないあなたはバカ」という含意が子どもを直撃します。――確かに…。ですが、親がつい言ってしまいがちな言葉です…。おおたさん:もう1つは「約束」です。例えば、テストで悪い点を取ると、教育熱心な親御さんは「どうしてこうなったのか?」「これからどうするか?」と冷静に原因と対策について話します。そして、「じゃあ具体的にどうするんだ?」と問いつめます。ヘビににらまれたカエル状態の子どもは、「これからはゲームの時間を減らして毎日勉強する」などと言わざるを得ません。ほとんど誘導尋問なのですが、こうして子どもは約束させられるわけです。でも、約束した時は本気でも、人間はそんなに強くありませんし、ましてや子どもです。ですが、約束が破られた時、「やるって約束したのに! 約束を破ったのか!」と親は理論武装して責め、子どもは言い逃れができず、追いつめられてしまうのです。――身に覚えがあるような…(苦笑)。おおたさん:実は、むやみに怒鳴ったりたたいたりする親御さんは少数で。最近の多くの親御さんは、こうして子どもを叱るに十分な理由をみつけてから、その正論を振りかざして、子どもを追いつめるのです。でも、たとえ、そこに正論があったとしても、相手を傷つけすぎて良いわけがないのです。親がやるべきことは、どうしたら子どもが悪かったと理解してくれるのか、次から改善してくれるのかを考えること。なのに、目的が自分のネガティブな感情を全部吐き出して、子どもにぶつけることに変わってしまっているのです。■体罰は愛ではない! 指導者としての未熟さが原因――「時には、ビシッと親の力を見せつけてやらないとなめられる」という厳しい親の意見も耳にしますが、どう思われますか?おおたさん:家庭において、親は絶対的な強者で子どもは弱者です。親という圧倒的に強い立場を利用して、逃げ場がない子どもを追い込むのは、穴に落ちた犬に石を投げるような卑怯(ひきょう)なことだと思いますけどね。以前、北海道で、親がしつけと称して山中に7歳の子どもを置き去りにした事件(※)がありましたよね? 当時も「親の行為はしつけか、虐待か?」と話題になりましたが、山中に幼い子どもを置いていくなどということがしつけのわけがない。あれは命に関わるような暴力的な行為で、たとえどんな理由があっても絶対にやってはいけないのです。――当時、「似たようなことをやってしまったことがある」という親御さんも少なくなかったですよね。おおたさん:中には、しつけと称して、愛があればたたいていいと体罰を容認する人もいますが、私は、体罰を生むのは愛ではなく、指導者としての未熟さだと思っています。言葉や態度による罵倒も同じです。スパルタ的な指導で子どもが伸びるという人もいますが、罰による成長は一時的なものであり、本質的な成長にはなりません。人は変えられる(外的動機づけ)のではなく、自ら変わる(内的動機づけ)のですから。 ■子どもの言動にイラッ「どうしても怒りが抑えられない時は?」――でも、親も未熟で、怒りの感情が抑えられない時もあります。そんな時はどうしたらよいのでしょう?おおたさん:ひとつ提案があります。子どもの言動にイラッとしてしまった時は、「今、自分は溺れかけているんだ」と考えてみてください。溺れている時、あなたはまず何をしますか? まず、口を閉じますよね? 次に、ジタバタするのをやめますよね? そうやって溺れた時と同じようにふるまったうえで、自分の感じていることをただ言葉にするのではなく、どうやったら子どもが前向きな気持ちで、自らの行動を改めようと思えるようになるか、翻訳するひと手間を考えましょう。いい翻訳が思いつかない時は、そのまま口を閉じていることが最善の策であることも少なくありません。――すでにやってしまった(手を出してしまったり暴言を吐いてしまったり)場合、親はどうやってリカバリーしたらいいのでしょう?おおたさん:間違いに気づいた瞬間から、親子関係をどうつくっていくのか、どんな親になりたいのか、それを考えればいいと思います。大切なことは、起きてしまったことを否定するのではなく、それを糧にするにはどうしたらいいかを考えること。望ましくないことが生じてしまった時、それを今後の糧にすることができるかどうかが、その人の強さだと思います。親も強くならなければいけないし、子どもにもその強さを学んでもらわなければならない。親も子どもも成長しています。親子関係も修復可能です。取り返しがつかないなんてことはないのですから。友人や仕事関係の相手にはきちんと配慮できるのに、わが子となると遠慮なく追いつめてしまう。子どもなら許されると思ってしまう。そこには、どんなに傷つけても結局、子どもは親以外には頼れない、という親のおごりや甘えがあるのかもしれません。でも、おおたさんが言うように、「たとえ、正論だとして相手を傷つけすぎて良いわけがない」のです。怒りが抑えられない時は、せめて「口を閉じる」こと。心に留めておきたいと思いました。次回は、おおたさんが考える「これからの時代に必要な力」についてうかがいます。※2016年、北海道の山中で、親が子どもをしつけのために車から降ろし、置き去りにした事件。7日後、子どもは無事発見された。取材・文/まちとこ出版社N
2019年05月29日数年間ママ友がいない私ですが、最初の長女の親子遠足のときには、知らない間にママ友グループができあがっており、かなりおどろきました。最初は娘のためにもその輪に入らないといけないのだろうか…? と考えたりもしました。でも、どうも入るスキがありません。これ、入らないといけない? でも、入ろうとしても入れない! というような感じでした。遠足が終わった後は、ただもうぐったりとつかれてしまったのを覚えています。その記憶があったので、次の長女の親子遠足のときは夫も誘って家族で親子遠足に参加することにしました。これは本当に良かったです。園の行事だということを忘れるくらいリラックスして親子遠足に参加することができました。…そのまた次の親子遠足のときは夫の都合が合いませんでしたので、娘とふたりで参加。でも、3回目になると「無理してグループに入ろうとしないほうが消耗しない」ということがだんだんわかってきていました。また、その後次女と行った親子遠足のときには、グループに入らず親子だけで楽しそうにすごしている人もいることに気づきました。親子の時間を楽しんでいる雰囲気がして素敵でした。ママ友がいない私が6回、親子遠足に行って思ったことは、・無理してグループに入ろうとせず、なりゆきで他のお母さんと仲良くなれたらラッキーくらいに考える・子どもといっしょに楽しい時間をすごすことに集中する心構えをあらかじめしておくといいということです。…それからこちらは心構えはいりませんが、夫婦で親子遠足に参加したときは、アウェイ感がなくなり心から楽しめたのでおすすめします。
2019年05月29日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は、家族旅行での困ったエピソードです。■寝相の悪い娘を安全に寝かせるには?うちの娘は寝相が悪い。赤ちゃんなんて大体みんな悪いのかもしれないが、それでもさほど悪くない子もいるだろう。とにかくうちの子はどこまでも果てしなく転がって行くひどさなので、ベッドでは寝かせられない。家では、床に布団を敷いて寝ている。それが旅行へ行くといつものようには行かない。ホテルでどうやって寝るかが課題となる。和室で布団なら全く問題はないが、ベッドだったら、娘が落ちないように工夫しなければならない。それで生み出したのがこのフォーメーションである。大きなベッドで、妻と私がVの字になり、娘が転がり落ちるコースをふさぐ作戦である。妻もそれなりに寝相が悪い方だが、今のところこの作戦で娘の落下は防ぐことができている。それがある時。あれは、娘と初めて東南アジアへ海外旅行に出かけた時だっただろうか。■どうする? 小ぶりで壁付けできないベッドそれは、そこそこ小ぶりのベッドのツインルームであった。ベッドが動くのであればくっつけるのだが、部屋の構造上それができないタイプ。仕方がないので、狭いのは山々だが、ひとつのベッドで娘を挟んで寝るということに決めた。そして、夜。私が少し仕事のメールか何かをしているうちに、妻と娘は旅の疲れで先に寝てしまっていたのだが。二人が寝たらベッドのスペースはほとんどなくなっていた。私が寝られそうなスペース、およそ20cm幅。妻や娘と違い、私はどちらかというとじっと動かず静かに眠ることができるタイプの人間だ。それにしても20cmで朝までというのは、かなり厳しい。しかし、このままでは、そのうち寝返りをして娘は落ちてしまう…。というわけで、結局20cm幅に無理やり寝ることにした。常に体が半分飛び出しているような状態だったが、意外とこれで家族3人、普通に朝まで寝たのだった。
2019年05月29日こんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「ママ友」! 息子が0歳のときは家にこもりすぎて、まるで交友できないでいたのを覚えています。■友達を作ることに対して臆病にママになってから、毎日会話するのは夫のみ。(まだ息子は赤ちゃんすぎて)おかげで、今までの友人ともどうやって接していたか忘れてしまっていました。子どもの頃は友人をつくるのに難しいなんて思ったことなかった私ですが、ママになってからは…めちゃくちゃ臆病に!(笑)同世代の子を持つというところだけが共通点で、年代も住んでいるところもわからない相手と友達になるのって意外とハードルが高いということに気づかされました。■まさかの展開! アプリで初めてのママ友が!しかし、そんな私でも、まさかの展開で出産前に一人だけママ友ができていました。きっかけは…なんとアプリ。現代っ子か、というかんじですよね!ママ友をつくろうと思って手に入れたアプリではなく、「中古のオモチャや衣類などを安値で売ってくれたり、譲ってくれるサービスのアプリ」です。妊娠前に赤ちゃんに必要なものを手に入れるために使用していました。その時お会いした先輩ママさんが、偶然にもうちと目と鼻の先に住んでいたことがうれしくて連絡先を交換していました。年子のお子さんを持ち(妹ちゃんはうちの息子と同じ学年)毎日大変だというのに…しかも私よりいくつも若い彼女は、たまに会ってくれたり衣類をくれたりと、今でも本当に良くしてくれています!おかげで幼稚園や児童館などの情報に疎い私に、時々会ってはありがたい情報を教えてくれます。ママ友って、一番リアルな情報が聞けたりするので本当に助かることを知りました。■子ども同士も仲良しに! ママ友の良さを実感さらには別の機会に、旦那の実家から梨をもらい…偶然にも子どもが同じ学年で、しかも出産した産院が一緒だったので話が盛り上がり連絡交換できました。まさかアプリで2人もママ友ができるとは(笑)それからそのママ友ともたまに会うようになったのですが…月1程度に会っているので子ども同士もお互いを覚えているのかわかりませんが、なんとも楽しそうで私たちが癒やされます。ママ友って自分たちが話せて楽しいだけじゃなく、“子ども同士が楽しそうにいている姿”に自分たちが満たされるんだなと思いました。■人とつながる場は広げられる偶然にもアプリを通してママ友ができた私ですが、今ではインスタを通して同じ育児絵日記を描く方と会えたり、意外と現代の波に乗ってみるのも面白いと知りました。もちろん会う前にどんな人か、会うところは安全か、などしっかり確認した上で会わなければいけないとは思います。ちなみに夫はアプリやSNSなどで知り合った人と初めて会う時は、必ず心配してくれます。なので会うまでの流れやどんな方なのかなど、きちんと説明するのが私たち夫婦のルールです。きちんと注意すれば、人とつながれる場は広がるんだなと思いました!
2019年05月29日ウーマンエキサイトさんが提案する 「令和ママはOPEN子育て主義」 という考え方に賛同いたしまして、私も 「令和ママ川柳企画」 に参加させていただこうと思います!!日々、5人の子育てに髪を振り乱しながら、奮闘中の空回り母ちゃん渾身の一句は… なんやねんその句!! って感じですがこれ、私にとっては本当に大事。昔から空回りなくせに、変に完璧主義なところがあってね。でも日々子ども達と生活してると、片付けたそばから散らかされるのなんて当たり前。そんな時、完璧にしようという思いが強すぎると片付かない事にイライライラ…そんな時はもういっそ開きなおっちゃう!!そう。これだけ悲惨な状態でも…(次、衝撃写真でてきます 笑) …いや、そりゃあ綺麗に片付いた状態が一番いいのに決まってます。でもね、家事や片付けが追いついていないときに限って、イレギュラーな事が重なったりするんですよね。片づけたいのに!! こんな時に限って!! もう!! とイライラしちゃうくらいなら、《まあでも、散らかってても死にゃしないわ!! 》と開き直るようにしてます。 私の場合、家事や片付けが山積してくると、余裕を無くして子ども達にもイライラしてきちゃうので、この《開き直り》はとても重要なスキルなんです。少々部屋が散らかっててもいい!!イライラしてイヤな空気になるよりもみんなが笑顔なのが一番!!(とはいえ、ずーっとこのままにしておくわけにもいかないので 笑)その後、おもちゃの片付けは余裕のある休日にみんなでやりました♪
2019年05月29日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。前回は初めてできたママ友とのきっかけや気を付けていることを書きました。長男の赤ちゃん時代にできたママ友とは、支援センターや自治体のイベント、保育園の同級生などで輪が広がっていき、その後はそれぞれライフステージの変化で疎遠になった人も、 一旦ブランクが空いても小学校入学などで再び仲良くなった人もいますが、子育て7年を経て、今は本当に信頼し合って付き合える人たちに落ち着いたかなと思います。地域的なものなのか、たまたまワタシのママ友が独特なのかわかりませんが、少なくとも前回記事の冒頭に書いたようなママ友付き合いの闇にはかすりもしない人たちに囲まれていて、なんなら「良きところだけを残した長屋文化」といった温かい交流をさせていただいています。子どもも親も一番仲良しのお友達は、同じマンションにいてお互いに平日はワンオペなので、週1くらいのペースで夕食を一緒に囲んでいます。一緒にご飯を食べるメリットはもりだくさん。・ワタシ自身が短時間でパパっと何品も作れるタイプではないので、持ち寄ることで品数が増えるので豪華になる。・子どもは友達と一緒に食べられるという特別感でテンションが上がりワイワイ楽しく食事ができる。・だらだら遊び食べになったり肘をついたりしてるのを叱る…というエネルギーを削られるサイクルを踏まなくて済む。・ワンパターンになりがちな平日の夕食、うちでは出さないような食材を食べる機会が増えるそして、その代わりといってはなんですが、一緒にご飯を食べる時は、食事をしない方の家で子どもたちをまとめてお風呂に入れています。これは子どもが全員男子だから成り立つことかもしれませんが、これまた子どもたちにとって最高のイベントのようです。お友達の家で夕食の準備をしてもらっている間に、子どもたちは我が家でお風呂遊びを楽しみ、パジャマに着替えておうちを移動して、夕食になります。マンションならではのプチ旅行気分で毎回テンションUPです(笑)平日…自分だけだと結構ストレスの多い夕方の時間も、そんな友達以上親戚未満のような関係にかなり助けられています。 さて、このように上の子のママ友に普段の子育てから家事から何かと助けられているワタシですが、最近課題に感じていることがあります。それは、下の子のママ友問題。上の子中心でできたママ友と心地よく過ごせていることに甘えて、下の子だけのママ友をほぼ作ってこなかったワタシ。周りでも同様の人が多いし、それでいいかなと思っていました。でも、4歳上の兄やその友達とばかり遊んでいる次男、年齢相応の遊びをあまりしていな くていいのかな?いつも甘やかされているけど、同じ世代の子とちゃんとコミュニケーシ ョンとれているのかな?と不安も感じるようになりました。また、兄たちも、いつまでも次男に合わせた遊びはしてくれなくなります。邪魔にされたり上の子たちだけで先に行ってしまい次男が追いつけずに泣いたりする姿を見ると、次男も同級生のお友達と遊ぶ機会を作ってあげなければ…と思い始めた矢先。保育園のママ友経由で耳にした話で、ハッとしました。自分としては誘ってくれればいつでもウエルカム! というスタンスだったのですが、次男の同級生ママからすると「声かけづらい…」という印象だったということがわかりました。それを聞いて、自分も長男の時に上の子もいるママに抱いていた思いを思い出しました。情報もいろいろ知っていて頼りになりそうだし、お休みの日にも子ども同士で遊ばせながらママともおしゃべりしたい…でも、やはりそのママたちもお兄ちゃんお姉ちゃんがいて、お休みの日は習い事などで忙しそうだったり、上の子同士で遊んでいるようだったので自分から誘うことができなかったのでした。やっと気づきました。今ワタシは逆の立場になっているということに…自分から人に声かけるとか…ものすごく苦手だけど(断られた時のメンタルを想像してツラくなるタイプ…)そろそろ人見知りを理由に受け身でいるフェーズは卒業しなくては…!三男に至っては、若いママが多そうでジェネレーションギャップハンパない予感がムンムンですが…昭和のにおいを嗅ぎ取られないように頑張ります!(たぶん無理)
2019年05月29日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)■Fさん(39歳・フリー編集者・0歳の女の子)の場合子どもを産むことで不安なのは、出産後の仕事復帰、仕事と子育ての両立について。フリーの私は産休をとると収入がゼロになるから、貯金を切り崩す日々が待っている……。それで、仕事に復帰できたとして、私の居場所はあるのだろうか。うーん、不安……。子どもがいなくたって、不安なのに……! そんなぶっちゃけた質問を、抜群のセンスで数々の書籍のヒットを飛ばしてきた、フリーランスの編集者Fさんにぶつけてみた。私は大学生の頃から彼女に憧れていてずっと尊敬している。Fさんは2016年6月に女の子を出産、SNSを見ていると仕事に復帰しているようだけど、どんな感じなのだろう。妊娠してることで仕事を減らしたくない「フリーだと急に『ここから休みます』ができないんだよね。だから徐々に仕事を減らしてた。復帰のことを考えるといろいろ怖くて、本当に近い人以外にはギリギリまで言えなかった。それに私は年齢も上になってきて、若い子たちとチェンジする時期でもあったの。だから、すごい不安だった。『子どもいるみたいだから』って遠慮されるのが本当に嫌で、取材も妊娠していることが分からないように、ダボダボした服で行ってた(笑)」以前、他の女性からも妊娠を言い出せなかったという話を聞いたことがある。みんな、ものすごく不安なんだ。私だけじゃないんだ。「妊娠中は頭がぼーっとしてきて、集中力がなくなってぜんぜん書けなくなった。アイデアとか求められてもなんにも浮かばなくて……。バリバリやってる人が周りにいるから、すごく焦ってドキドキしてくるし、あの時は孤独だったな……。身体が完全に戻ってきたなって感じがしたのは、子どもを産んで半年くらいたってからかな。いまは昼間は子どもを預けて、事務所を借りて仕事を再開したの。0歳児がそばにいると、横で寝てるだけで気になるし、電話もままならないし、相手にも気を使うし、集中力が切れるから、私は預けないと仕事は絶対に無理」うーーーん、妊娠中も出産後も仕事はかなり制限されるのだろう。仕事の内容や人によって違うと思うけど、これって精神的に辛くはないのかな。 「ただね、出産したら育児が本当に楽しい。楽しすぎて仕事したくないもん(笑)。こんなにかわいい時期に、仕事にすぐ戻るのもなあって思ったぐらい!」私は復帰のことを考えると不安に頭が支配されすぎていて、子どもといる時間の幸せや楽しさをまったく想像できていなかった。仕事だけが楽しいんじゃないんだ。いろんな楽しさがあるんだ。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月29日このままでは…このままでは家庭が崩壊する。そう危機感を感じた僕。↓家庭崩壊真っただ中の記事はこちら・・・・塾で先生に話を聞き、自宅での学習を決心。そこから日々取り組んできたけれど、日に日に家庭の雰囲気は悪くなる。。。勿論、毎日全ての雰囲気が悪いわけではありません。家族みんなで談笑する時だってあります。お出かけだってします。でも、勉強を始めてふと雰囲気が変わる時があるんです。歯車が急に狂って、おかしな動きをし始める。そうなると、家中が不協和音に包まれてしまって…時には僕と長女がぶつかり合い、時には嫁さんが怒り次女が泣き…そんな日が増えていきました。様々な要因はあるものの、最終的な原因は自分。この空気を作り出してしまうのは親としての僕の感情コントロール。このままではいけない、このままでは全てが壊れてしまう。悩みました。とにかく色々と考えました。何故僕はイライラしてしまうのか。長女のどのような姿を見て自分の感情が乱れてしまうのか。どうすればそうならずに振る舞うことが出来るのだろうか…。悩んだ挙げ句にたどり着いた答え。それは…あまりにもぶっ飛んだ内容だったので、長女からは最初大不評でしたね^^;1日の勉強時間を限りなく減らす。最低限の時間しか勉強する時間を与えない、今までとは正反対のやり方です。長女の言い分は最もです。でもね。これは勉強量、その密度を濃ゆくするということなんです。時間だけで考えると短くはなるのですが、それは無駄な動作の時間を徹底的に削ぎ落として短くするということ。うちの長女さん、どうにもダラダラと長い時間勉強するクセがあるんですよね。だけど途中で集中力は途切れてしまいます。↓そうこうしていると、つい他のこと考えてしまう。↓その結果、更に勉強の終わる時間は遅くなります。↓本人は疲れ果てるし、その後遊ぶ時間もなくなってイライラし始めます。で、そうなるとそれに付き合っている僕もイライラし始めるんです。そして…先程書いたように歯車が狂っていってしまうんですよね。僕が思う長女の無駄な動作の時間。それは長女にとっては無駄ではないとは思います。ただ、今は分からないかもしれないけど、今回だけは僕の言う通りにしてみて欲しい。そうお願いして動いてもらうことにしました。無駄な時間とは言わずとも、遠回りして得られる物・気付けるものも沢山あると思います。でも、今はその遠回りの道中を楽しめる時ではない、そう思ったんです。途中まであまり納得の出来ていない長女でしたが、理由を説明し、どうにかやる気を出してくれました。人の集中できる時間は聞くところによると60~90分。で、実際の試験では適性検査や作文は45分らしいので、日々の勉強時間はそれに併せて1日45分間のみに限定。その後僕が答え合わせをして解説する時間を15分間として併せて60分でおしまいということにしました。間違えた部分は翌日に再度行い、反復して暗記。この流れをセットにして受験直前まで行い、過去の適性検査と作文の問題を全てをこなすことで結果的に合格へと繋げることに成功しています。そしてこれらの流れによって僕も長女も極力イライラしない(勿論それでも多少はしますが)、家庭内の雰囲気にもそこまで支障を来さないようにしました。…実はこれ、僕が職場で上司によく言われていたことなんですよね(笑)仕事をする時は無駄を省いて短時間集中、でも抜くところはきちんと抜け!って。まさかこんなところで役に立つとは。ホント僕と長女は性格が似ています。でもそのお陰で問題解決にたどり着くのが早かったかな…あとは勉強しない日をキチンと設ける、と。特に楽しい時間を予め作って、それに向かって楽しくないであろう勉強を頑張るというのは長女には効果バツグンだったように思えました。正月は受験の2週間前でしたが全く勉強をしませんでしたし(内心これで大丈夫なのかなとドキドキでしたが)。秋には長女の希望で僕と次女とで関西方面に車中泊の旅にも出かけましたが、その旅を楽しむことでその後の勉強も乗り越えられたと後に語っていました。家庭崩壊を救ったのは、短時間学習と娯楽の活用…だったのではないかと思います。そして…時は12月。とある出来事がここでおこります。続く。
2019年05月29日ウーマンエキサイトをご覧のみなさんこんにちは!我が家に1歳の娘、けーちゃんは生後2ヶ月半まで混合育児、それ以降は完全ミルクで育ちました。ミルクを卒業した今、改めてミルク育児について考えてみたいと思います。M子はとんでもなく睡眠不足に弱い人間。産前は、子どもが生まれたらきっと体が勝手に起きられるようになるんだ! なーんて思っていたけど結果、子どもを出産しても起きられず…頑張って夜起きて母乳をあげようと思ったけど、大抵翌日寝不足で夫に八つ当たりして大変なことになってました。と、いうことで思い切って完全ミルク育児に。我が家では出産前からフランス式子育ての本を読み込み、それに習って育児を行おうと夫婦で決めていたんです。フランス式子育てには子どもが一人で朝まで眠るための練習や、母乳にこだわらずミルク育児をするママが多いことが書かれていました。母乳が出ないわけではなかったのでいいのかな? という気持ちも多少ありましたが、フランス式子育てのこともあり、また産後に疲れ切った自分の体を思い「辛いことは全部やめてしまおう!」と考え母乳は一切やめることに。そしてその後もすくすく成長した娘は現在1歳5ヶ月。1歳になってすぐにミルクを卒業。改めてミルク育児の良かった点、悪かった点をあげてみます。ミルク育児にして一番良かった点は体の疲労が一気になくなったこと。妊娠中から悩んでいた鼻炎を治せたこと。ネントレを開始し、寝る前にたっぷりミルクで生後2ヶ月半で朝までぐっすり眠ってくれるようになったこと。実家や夫に子どもを任せるのでママがリフレッシュできる時間ができた。食事制限で産後ダイエットに成功、逆に脂っこいものやお酒なんかも気にせず飲めた。ミルク大好き娘だったのでどうかなぁと思ったものの、ミルク卒業訓練を開始してすぐ卒業できた。ミルクを早めに卒業したおかげでご飯をたくさん食べてくれるようにもなり良い循環が作れた。そしてミルク育児のデメリットは…とにかく粉ミルクは高い。そして我が家のけーちゃんは大食いレディーだったので買っても一瞬でスッカラカン。車を車検に出してる時に限ってミルクがなくなって、散歩帰りお得なミルク3缶セット買ったら手がちぎれるかと思うほどの重量感でした。あとはミルク育児だと荷物がとんでもない量になる。お友達とちょっと出かけよう!みたいなときもどっかで1泊するんか。みたいな荷物になります。育児の方法は人それぞれ十人十色。母乳とミルク、それぞれメリット、デメリットはもちろんありますが、私にとって粉ミルクは育児の負担を最小限まで減らしてくれた救世主だと思っています。私にはミルク育児が合っていたなと改めて感じました。
2019年05月29日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)安眠スケジュールを見て、低月齢のうちは、夜7時就寝になっていることに驚いた方も多いと思います。これは、7時に寝かせたほうが絶対にいいといっているのではありません。早い時間に設定したのには理由があります。■早く寝かせる工夫をする日本の赤ちゃんは世界一の夜更かしで、赤ちゃんの夜型化がどんどん進んでいます。つい30年ほど前まで、小学生の子どもでも夜8時までに寝るのが当たり前でした。それが今は、早寝早起きをすすめている育児書ですら、夜9時就寝の赤ちゃんに対して「早寝でいいですね」という小児科医のコメントがついていたりします。大人の生活リズムの夜型化が進むにつれて、赤ちゃんの寝る時間もどんどん遅くなり、その分睡眠時間が短くなっています。はたしてそれで日本の赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか。私は心配でなりません。このような理由から、赤ちゃんの寝かしつけの時間を夜7時としているのです。ドイツでは、3歳以下の子どもが寝床に入る時間は平均夜6時48分です。それを考えると、夜7時に寝かしつけを始めるのは、赤ちゃんにとって早すぎるわけではないということがわかっていただけると思います。人は本来、暗くなったら眠る動物です。夕方から夜にかけて赤ちゃんの機嫌が悪くなるのは、眠いと訴えているのかもしれません。機嫌の悪い赤ちゃんとイライラしながら過ごすより、早めに寝かせてあげたほうが、お互いストレスなく過ごせるという場合も多くあります。とはいえ、親の仕事や兄弟がいると、寝かせるのがどうしても夜9時頃になってしまう家庭も多いのが現実でしょう。そのような場合も、それ以上遅くならないように気をつけたり、どうしたらもう少し早くに寝かせてあげられるかなと工夫するきっかけになればと願っています。もちろん、7時に寝かさないと夜泣きはなくならないよ、ということでは決してありません。■早起き赤ちゃんへの対応は?夏が近づくと、朝5時前後に目を覚まし、親を悩ませる赤ちゃんが急に増えてきます。赤ちゃんが朝5時頃に目覚めるのは、朝日に反応していることが多く、これは体内時計がしっかり働いている証拠で、実はとても好ましいことなのです。光に敏感なタイプの赤ちゃんは、外の明るさに合わせて、夏は起きる時間が早くなり、冬は遅くなります。全体の睡眠時間も、夏は短く、冬は長くなるのは自然なことです。そうはいっても5時前に起きられたら困るというのが、親の本音ですよね。そこで、早起き赤ちゃんへの対処法として、私は遮光カーテンをおすすめしています。遮光カーテンは、夜、街灯や向かいのマンションの明かりが部屋に差し込むのを防ぎ、安眠を促します。朝は、朝日が入ってくるのを防ぐことができ、必要以上に早く起きてしまうのを防ぐことができます。ただし、注意したいのは、親も起きにくくなるということです。親も朝日を感じながら、徐々に朝の覚醒に向かうのが通常ですが、それがなくなってしまうので、目覚まし時計などを利用して、かなり意識して起きるようにする必要があります。それができるようであれば、とても便利な文明の利器といえます。朝、赤ちゃんを起こすときは、起きてほしい時間の10~30分ほど前に、遮光カーテンを全開にして、朝日に反応して自然と目を覚ますように促してあげましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月28日先行き不透明なこの時代、子どもの将来に不安を感じる親が、わが子になるべくたくさんの教育をほどこそうとする風潮があります。著者の周囲でも、幼児期から塾に通ったり、毎日が習い事で埋まっているという話はざらです。もちろん、子どもが楽しんでいるなら良いのですが、中には、大きな負担を強いられているようなケースも見受けられます。さらに、子どもが宿題や習い事の練習をさぼったり、成績がふるわなかった時、つい強く叱りすぎてしまったり、時には罰を与えてしまったり…。そんな話を聞くことも、決して少なくはありません。そんな時に知ったのが、「教育虐待」という言葉でした。教育虐待とは、「子どもの受忍限度を超えて勉強させること」、「親の所得格差が子どもの学習権に大きく影響する」状態も教育虐待とされています。もし、上記の話に少しでも引っかかる方がいたら、一度立ち止まって考えてほしい。そんな思いで、『追いつめる親』『習い事狂騒曲』の著者であり、教育ジャーナリストのおおたとしまささんにお話をうかがってきました。著書には、驚くような悲惨な教育虐待のケースも紹介されていますが、それは決してひとごとではありません。本書を読んでいくと、この問題が親個人の問題ではないこと、そして程度の差こそあれ、親であれば誰もが陥る危険性があることがよくわかります。どこまでが教育で、どこからが虐待なのか? 何が親をそこまで駆り立ててしまうのでしょうか?お話をうかがったのは… おおたとしまささん教育ジャーナリスト。麻布中高卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業後、リクルートにて雑誌編集。独立後、多数の育児・教育関連媒体の編集・企画に関わる。学校や塾などの教育現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。しつけから中学受験、夫婦関係までをテーマに、講演・メディア出演も多数。中高教育の資格、カウンセラーの資格。小学校教育の経験もある。『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』など著書は50冊以上。 『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』 の改訂版が2019年7月に出版予定。■「子どもをスーパーマンに」求め過ぎる親たちおおたとしまささん(以下、おおたさん):教育熱心な親が子どもを追い詰めてしまうのは、今にはじまったことではありません。教育虐待という言葉ができる前の1970年代から、教育虐待に関する事件は起きています。ただ、昨今の教育虐待の状況は、以前とは少し変わってきたところがあると感じています。――どこらへんが変わってきているのでしょうか?おおたさん:高度経済成長期はテストで良い点がとれる子を育て、「高学歴」というパッケージ商品さえ手にすれば、それで親は満足でした。いい大学にさえ入れば、そこから先の将来は良い会社に入って終身雇用というレールができていたからです。ですが昨今、高学歴はもう役に立たないと言われるようになりました。とはいえ、学歴が要らなくなったというわけではなく、高学歴があることはもう大前提。それプラス、スポーツも音楽もといった、ほかのオプションもできなくてはいけないという、まるでスーパーマンのような人間を育てなければならないという、ある種の暴走が社会にはびこっているように感じます。それを真に受けてしまった親御さんが、幼児期からいろいろな習い事をさせたり、何かの役に立ちそうなスキルを身に着けさせたりと、躍起になっている傾向があります。――求められるハードルがどんどん上がっているのですね。おおたさん:子どもの特技や強みを伸ばすための習い事ならまだ良いのですが、例えば、英語やプログラミングの場合は、将来の職業スキルとして、幼児期からやらせているわけですよね? 「このスキルを身につけておかないと、将来仕事に就けない」というふうに。そういう面が目立ってきているように感じます。■「教育」とは何? 「人材育成」との混同が引き起こす虐待――子どもの将来に対する、親の不安が押しつけられてしまっているのでしょうか?おおたさん:現在の教育虐待の構造の前提として、教育そのものがビジネスの原理に汚染されている、というところがあります。そもそも、教育とビジネスというのは、全く違う力学として働くものですが、経済至上主義的な現在の価値観で、教育がビジネス的な論理に当てはめて語られるようになってしまったのです。――具体的に、どういうことなのでしょう?おおたさん:「教育」と「人材育成」がごっちゃになっているのですよ。そもそも教育とは、子どもの持つ能力を、その子らしく最大化して自己実現し、かつ、余った力を社会に還元してより良い社会を作ること。つまり、「教育はまずその子ありき」なのです。一方で、人材育成というのは、なんらかの目的に合致した人を育てることです。例えば、「わが社にはプログラムができる人材が必要」というふうに。つまり、「人材は目的ありき」なのです。本来「教育」とは、「どうしたらこの子が輝けるよう育つのだろう?」と、その子を見て考えるべきものなのに、その子を見ずに「これからの時代はこんな人材が求められているから、そういう人材にするためにどうしたらいいのか?」と、型にはめていく発想になってしまっているわけです。■子どもだけではない「追いつめられる親」――時代に求められる「型」に、親が子どもをはめようと躍起になってしまう。その焦りや不安が教育虐待の引き金になっていくのですね?おおたさん:それ以外にも、親が脅迫概念にかられる背景がもうひとつあります。それは、「子どものできは親次第」という社会的通念があることです。例えば、東大に子どもを合格させた親がメディアでチヤホヤされるなど。子育てにおける成功事例は、その子、その親、その関係性があったうえで、その場限りのものでしかないのに、たまたまうまくいった例をあたかも親の手柄のようにいう風潮がおかしいのです。逆に、子どもがひきこもりやニートになってしまった親が「自分の子育てが間違っていたのではないか?」と自分を責めてしまったり、周囲から非難されたり…。本来、親の関わり方と子どもの人生の在り方とは、直線的因果律(結果が生じるには、ある特定された原因が存在するという考え方)で結びつけることはできないのですが。これは、マスメディアの責任も大きいと思います。――確かに、核家族で子育てしていると、子どもの責任が全部親の肩にかかってくるような、そんなプレッシャーは感じます。おおたさん:現代の子育てでは親の責任が大きすぎて、親の方に力が入りすぎているのかもしれません。親こそが、すでに追い詰められているのかもしれません。だとすれば、教育虐待は単なる親の人格的な問題として片づけることはできないのです。「教育」と「人材育成」は似て非なるもの。「本来の意味での教育が、虐待に直結することはありえず、教育虐待のように見えるものの本質は、『人材育成虐待』なのではないか?」とおおさたんは言います。自分が子どもにしているのは、本当に教育なのか? それとも、人材育成なのか? 非常に考えさせられるお話でした。 次回 は、「教育」と「虐待」の境い目についておうかがいします。取材・文/まちとこ出版社N
2019年05月28日ムスメちゃんとオコメちゃん
4人の子ども育ててます
夫婦・子育ていまむかし