ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (255/341)
出産して子育てが始まると、それまでの生活と比べて、一人で趣味を楽しめなくなったという人は多いでしょう。子どもが生まれると同時に、親たちは自分で自由に使える時間やお金が減るという一面もあるため、なかなか趣味に没頭することは難しいかもしれません。今回は、パパやママの趣味との付き合い方について、考えてみたいと思います。■一人で楽しむ趣味がある人は6割超えアンケートでは、一人で楽しむ趣味があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が6割を超え、もっとも多くなりました。ただ一方で、「ない」という回答も3割近くを占めていて、一人で楽しむ趣味を持たない親も一定数いることがわかります。Q.一人で楽しむ趣味、ある?ある 61.2%ない 29.3%わからない・どちらとも言えない 9.5%■自宅で楽しめる趣味とはそれでは、まずは自宅で趣味を楽しむパパやママたちのコメントをご紹介します。「早朝、家族が起床する2時間前、カフェ気分にひたりコーヒーを飲み、好きな雑誌を読む、静かな時間を優雅に過ごします」(千葉県 30代男性)「水槽で魚を飼っているので、世話したり見たりする時間が幸せ」(大阪府 30代女性)「ドラマの鑑賞。日本に限らず、アメリカ、イギリス、韓国、中国も。この時間を確保したいので、家事も頑張れます!」(京都府 40代女性)「趣味は昼寝です。ソファに布団を持ってきて、テレビを見ながらぬくぬくして、そのまま眠りに入ります。最高に幸せな時間です」(神奈川県 40代女性)「ベランダで野菜作り! きゅうり、ミニトマト、レタス、大根、人参、ほうれん草、枝豆など、プランターだって何でも作っちゃう、そしておいしい」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「スマホゲーム」や「読書」、「映画鑑賞」「漫画をレンタル」、「ネットショッピング」、「懸賞に応募」、「家で晩酌」など、インドアで楽しめるさまざまな趣味が挙げられていました。子どもが寝静まったあとの夜間や、子どもが起きてくる前の朝に趣味の時間をとっているという声が多く見られました。とくに、まだ小さな子どものパパやママたちからは、家の中でなら趣味を楽しめると考える人が多いようです。■家から飛び出して趣味を楽しむパパママ家から飛び出し、外出先で趣味を楽しむパパママもご紹介します。▼スポーツ「犬の散歩を兼ねたウォーキング。あと、週一回のジム通いです。仕事のストレスを家に持ち込みたくないから適度に運動して発散させています」(山梨県 40代男性)「フラダンス。初ステージに立ったら、意外にもスポットライトが快感でした。適度な緊張感は大事ですね!」(神奈川県 40代女性)そのほか、「バレーボール」、「サイクリング」、「クラシックバレエ」、「マラソン」などの趣味をあげる人もいました。スポーツをしている人たちからは、「子どもがある程度大きくなってきて、時間が取れるようになってから始めた」というコメントも寄せられました。▼ドライブ「一人でドライブ。子どもと主人を送り出してから、子どもが帰ってくるまでの間に、片道100kmくらいの所へ高速道路を使って行って、おいしいものを食べて帰ってきます」(兵庫県 40代女性)ほかにも「バイクに乗る」、「車で県外まで日帰りで行くこともある」というアクティブな日常も垣間見えてきます。▼映画や買い物などお出かけ「カフェでの読書。家事育児の合間の、ささやかなぜいたくなひとときです」(千葉県 40代女性)「映画です。1人だと真剣に内容と向き合えるし、真っ暗な空間から外に出たら、何かスッキリしています」(福島県 40代女性)「たまに1人で山に登ったり、映画を見たり、城巡りしたりしています。最近、息子が城に目覚め、城巡りは息子と一緒に行くようになりました!」(神奈川県 50代男性)「ランチ」や「買い物」と答えた人が多く、さらに「一人カラオケ」と答えた人は非常にたくさんいました。「選曲も気を使わず、順番待ちもないのがいい」という意見も多く、パパやママたちのストレス発散に一役買っているようです。また、スポーツ、登山などは、子どもが興味を持ってくれたら一緒にお出かけを楽しむことができるというのもメリットかもしれませんね。■家事の延長線上に趣味があるパパやママたちも家事につながるような内容の趣味があるという声は多く見られました。「ミシンをかける事。子どもの服を作ったり、バッグを作ったり。完成すると達成感で幸せな気持ちになる!」(千葉県 40代女性)「掃除機をかけるときに、多少大声を出しても構わず歌って発散しています。無料の一人カラオケで、部屋も気分もスッキリ!」(神奈川県 40代女性)「料理しながらYouTubeを見て、笑ってストレス発散! ここだけが、私の時間」(神奈川県 30代女性)「お菓子を作ります。焼いている間、甘い香りに包まれて幸せで、帰宅した家族にもよろこばれます」(神奈川県 50代女性)料理や裁縫などが趣味だという人たちの多くは、「趣味をとおして、自分だけでなく家族も喜ぶ」ことにメリットを感じているようです。自分もストレス発散できるうえに、家族にまで喜んでもらえるという最高のおまけがついていて、多くの親たちがこうした趣味を選んでいるというのはよくわかる気がします。ただ、裁縫が大の苦手という筆者からしてみたら、ミシンやハンドメイドが趣味だという人の姿は、それだけでキラキラと輝いて見えます(笑)。■趣味を持たない親たちの本音それでは、「一人で楽しむ趣味がない」というパパやママたちの本音とは、どのようなものなのでしょうか。「ないというのか、その時間も暇もないというのか。やりたいことは頭の中にぐるぐる渦巻いていますが、現実は、家事、育児、仕事などなどでいまは難しいです」(北海道 40代女性)「いまは時間もお金も余裕がないから、趣味どころじゃない」(茨城県 40代女性)「誰かと一緒にいるのが好き。予定いっぱいで忙しくて、一人の時間がないほうが楽しいと思ってしまいます」(神奈川県 40代女性)時間が取れないことや経済的な難しさから、趣味を持てないという人もいる一方で、あえて趣味を持たないという選択をしている人もいるようですね。「忙しすぎると趣味もストレスになる」という意見もあり、趣味を持たずに日々の生活を守る様子が目に浮かびます。さらに、「趣味は子ども」と割り切った意見も多く見られました。「子どもが8時すぎには寝るので、寝顔を見ながら横にひっついて寝るのも私だけの趣味」(宮崎県 20代女性)「いまは子どもたちの野球、習字、ピアノの習い事に夢中になっています。いまは趣味を作れないけど、これが一番の楽しみ」(千葉県 40代女性)「子どもが寝ているときに、今度の休みどこ連れていってあげようかなとか、いろいろ考えるのが楽しいです」(愛知県 30代女性)子どもの存在によって、パパやママたちの世界も広がり、一緒にさまざまな体験ができますよね。子どもとどう過ごすか考え、子どもが何を思って生活しているか思いをはせることは、まさに「趣味は子ども」だと言えそうです。筆者自身も、虫好きな長男のためになるかなと、これまで体験したこともなかった「キャンプ」に興味を抱き始めた今日この頃です。まさに、子どもをとおして自分の趣味も広がっていると感じていて、これも「趣味は子ども」だと言えるのかもしれませんね。■パパやママは趣味を持つべき?最後に、このような意見もご紹介したいと思います。「“子どもが生きがい”となると、子どもにとっても息苦しくなりそうなので、何かしらの“楽しい自分の時間”を持てる方がいいな」(奈良県 30代女性)「子どもが小さい間は自分の時間もなく、ただただ追われる毎日でしたが、大きくなるにつれて少しずつ時間も余裕ができました。いまでは趣味のお菓子作りにも、余裕と愛情を持って作れるようになりました。若いママたち、必ずそんな日が来るからね」(神奈川県 50代女性)「子どもが趣味」だという人がいる一方で、「自分の時間を持った方がいい」と考えている人もいるようで、どちらの意見もうなずけるポイントがあります。趣味と一口に言っても、これまで紹介してきたように多種多様な選択肢があり、そこに割く時間もお金も、各家庭によってさまざまでしょう。仕事、家事、育児で毎日フル回転のパパママにとって、息抜きできる時間は何よりも大切なものとなります。とくに子どもが小さいうちは、外出や時間の確保はかなり難しい場合も。そんなときには、パパやママが協力し合って、時間を作りリフレッシュしたいものです。ただ趣味は「やらなければいけないもの」ではありません。もし負担になったときは「一旦やめてみる」ということもアリだと思います。コメントにもありましたが、子どもの年齢によって時間の使い方ややりたいことも変化していくのだろうと思います。自分らしくいられる時間やストレスを発散できる方法も、何かに没頭できる大切な場所など、変化する日々の中でも見つけられるといいですね。 Q.一人で楽しむ趣味、ある?アンケート回答数:10034件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年03月06日平成も終わりを迎える2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。前回からのあらすじ休日に2歳の息子とショッピングモールを訪れた谷口ちさと。息子と同い年の女の子が上手に喋る様子を見て、ある不安が芽生えます。■第2話 うちの子もしかして…あらためて息子とまわりの子たちを比較してしまったちさと。不安な気持ちがふくらんでいきます。>> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年03月06日毎日毎日襲いかかってくる《ストレス》子ども達のエンドレス喧嘩。一瞬目を離した隙に、信じられないくらい荒れる部屋。自我が芽生えてから、よく分からないポイントで怒り狂い泣き叫ぶ末っ子。学校からの手紙を期限が過ぎてから出してくる小学男子(ランドセルの底で何日もグシャっとなっていた様子)。ひとつひとつは些細な事でも、毎日蓄積され続けると本当にキツイ!!数え切れないくらい襲いかかってくるストレスを、私は脳内で《ポイント化》しています。「このストレスは5ポイントやな…」とか、「今回のはしんどかったから10ポイントやな…」というように脳内でポイントを貯めていき、平日は朝から夕方まで仕事。土日は朝から夕方まで子どもの世話。基本的に自分の時間は皆無なんですが、続けていると発狂しそうになってきます。なので月に1度、2時間ほど時間を作って貯まったポイントを《好きなモノ》に使っています。私の場合は好きな食べ物と美味しいコーヒー(例えば5ポイントで塩パン1個とか、10ポイントでチーズケーキとか、貯まったポイントに応じて変わります)。この《脳内ポイント化》をするようになってから、イライラしても《よし…今のは高ポイントやな》と思えるようになったので、少しは気が紛れるようになりました(笑)日頃頑張っている皆様も、『ストレスを脳内ポイント化』試してみてください♪
2019年03月06日■クセが強い! 娘のこだわりファッションとは?ただ服装についてあれこれ言うとすごく怒るので、自己肯定感を育むためにも、つっこむのはもうやめました。■もちろん息子も、姉に負けず柄on柄でキメッ!こだわりのせいで、一度しか着ていない服がもう2枚もあるので、それぞれの好きな服を一緒に買いに行くようにしています。ただ、やはりチョイスが独特なので面白コーデになりがちです。よく、おしゃれなお母さんと独特なコーデのお子さんを見かけて不思議に思っていましたが、「こういうことだったのかなぁ…」と実感しました。
2019年03月06日2歳にはいってからというもの、ここ最近朝から晩まであらゆる場面で、息子の行動に対し何かと手伝おうとすると、「いや!かんちゃんがやるのお」と、主張するようになってきた。うすうす感じてはいたものの、やはりそうか、これが2歳児に必ずや訪れると言われる「イヤイヤ期」なのか。■なんでもイヤ! 家事も仕事も円満に行かなくなってきた「朝ごはんを食べよう。」と誘っても、「イヤイヤ!」「お風呂にはろう。」と誘っても「イヤイヤ」「着替えるよ。」と頼んでも「イヤイヤ」「イヤ! イヤ!」とはいえ自立心が芽生えている証拠。自分で何事にも支配されず、行動したいという気持ちが出ているんだろう。周りの子どもをもつ友人たちから話は聞いていたし、そこまで驚くことはなかったけれど…。母としては、いろいろ嫌がられることで、家事も仕事も円滑にいかないわけで大変困る。保育園に送りだすときも、この「イヤイヤ!」のせいで時間がかかってしまう。本人の思いどおりにいかないことがあると、わが息子は鬼の形相になり「びえーーーーー!」と泣く始末。どこまで見守ったらよいものか、判断が難しい。こりゃまいったなぁ。■事件勃発! そのとき心の中で悲鳴をあげたそんな時期に事件は起きた。その日は夕飯を近所のうどん屋で食べることにしていた。うどんならいつだってよく食べるほど、麺類は特に息子が好んでいた。多くのお客さんで常ににぎわっている店内。子連れのお母さん方もたくさんいた。うどん好きの息子だけれど、その日は食べるペースがとくに遅かった。注文した、釜玉うどんがサーブされてから、かなりゆるかなペースで食べ始めた息子。30分経過、45分経過、1時間…経過。のびきっているうどん。体調が悪い様子もないし、ただ食べるのが面倒臭い様子。残り少々という感じだし、もう出るか。「もうごちそうさまかな? いいね? お片づけして」 なんとなく、息子がうなづいたように見えたので、ささっと片付け息子を抱っこして、店内を出ようとすると…「めんめん(麺)~!! めんめん~!!!! まだぁ~、まだ、たべるのおおおおお」突然息子が奇声をあげた。店内に声を響き渡る…。心の中でこう叫ぶ私(いやー! やめてーー!)「また食べにこようね」「だいじょうぶだよ~いつでも食べられるから」などなだめてはみたものの、どんな言葉もNG。息子の気持ちは落ち着かない様子。もう完全に残飯化していたうどんを、息子は最後まで食べたかったようだった。しかしながら、すでに片付けられてしまった器を流し場から引き取る訳にもいかないし、もう一度注文する訳にもいかない。夫もわたしも腹はパンパンだ。「めんめん(麺)~!! めんめん~!!!!」外に出ても号泣し、怒り狂う息子。家に帰るまでずっとこの調子だった。いつもは穏やかに接することを守ってきたけれど、この時ばかりは我慢ができず「そいだら、ひとりでうどん食べにもどりなさい!」と、びしーっと怒鳴ってしまっていた。■「めん、ごめん、めん、ごめん」涙と笑いまだ2歳の小さな息子に向かって、こんな発言をしてしまい、すぐに自己嫌悪に襲われ、私も号泣。突然怒り出し、そのあと涙を流す母に相当驚いたのか、息子が泣きながら、私にかけよってきた。「めんめん…めんめん…」まだうどんに想いをはせている息子。「ごめん…ごめん…」「めん、ごめん、めん、ごめん」言葉選びがよくわからないカオス状態になってきて、途中から笑えてきた。息子にきちんと「おかあさんがわるかった、ごめんね。またうどんたべにいこうね」と言ったら、ようやく落ち着きを取り戻した。そうか、ごめんって言って欲しかったんだなあ。ただ優しく声をかけてほしかっただけだったのかも。■母も息子も成長する、そして…「イヤイヤ期があることで、子どもは成長する」とはよく聞くけれど、母の私も息子と同じように成長させられるのだった。息子が2歳ということは、私もお母さんになって2年ということ。こうして、しばらくの間「イヤイヤ期」はなくならなかったけれど、息子のおしゃべりが上手になってくると、意思疎通が上手も上手にとれるようになり、3歳に近づくにつれ「イヤ!」と言うことが次第に減っていったのだった。<読者のみなさまへ>読者の皆様いつも 「おかっぱちゃんの子育て奮闘日記」 を、お読みいただきましてありがとうございます。長く続けてきた連載ですが、ただいま第二子出産を春に予定しております関係で、今回の掲載分で、Boojilの連載は一度休載させていただきます。子育てがスタートしてから、ありとあらゆるものに変化がありました。家庭内のことだけでなく、仕事や自分の考え方、全てに子どもからたくさんの刺激をもらっています。第二子誕生を目前に、またあのどえらい痛みに耐えなくてはならないのだなあ。と陣痛が来るのが恐ろしくて仕方ありませんが、ふわふわの新生児をまたこの手に抱けると思うと、楽しみでなりません。産後、また落ち着いた頃に連載を再開する予定でおりますので、みなさまどうぞその時まで楽しみにしていてください!それではみなさま、ごきげんよう!Instagramで近況はお伝えできればと思います。 Boojil: Instagram
2019年03月06日我が家の旦那は繁忙期になると土日も仕事の為、必然的に何週間も娘が起きてる時間は、2人きりの生活になります。娘も4歳になりだいぶ楽になってきたものの、1人で家事育児をこなしていると、やっぱり段々とストレスが溜まっていきますが、そんな時によくやるのが、家事を放棄した娘との全力デートです。毎日おままごとや人形遊びを延々やっているのって、いくら子どもが好きでもしんどくないですかっ!?この間は30回くらい、着せ替え人形で人魚姫の再現をやりましたけど…しかも母は、人魚姫の友達の人魚役…誰…?ママっ子で家にいる時は常にべったりな娘なので、自宅にいるより外に出かける方がお互いの為になるなと思っています。それに外出すると体力を消耗してくれるので一石二鳥!イケメンは素早く効く(大事な事なので2回言いました)。勿論子どもが一番大切で、なにより大好きですが、他にも好きな事があると、ストレス解消がはかどると実感しています。色々な場所に出かけたり、知らないものを見聞きすれば、子どもの興味が広がるかなと言う思いもあり、行きたい所ややりたい事を諦めないように方法を模索しています。これからも子どもの体調や年齢、場所の雰囲気やルールを考慮しつつ、色々な所に出かけたいです。今年は音楽フェスに親子で参加しようと計画中。
2019年03月05日『今日も妻のくつ下は、片方ない。妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』 (双葉社)は、「あらかじめ決められた恋人たち」のベーシストであり、現在は漫画家としても活躍中の劔樹人(つるぎ・みきと)さんが、自身の兼業主夫としての暮らしをつづった漫画エッセイ。コラムニストの犬山紙子さんと結婚したのち、主夫となり、妻の妊娠が発覚するまでの日々を描いた作品です。慣れない家事に戸惑いつつ、人生に苦悩しつつ、ときにクスッと笑えたり、やさしい気持ちになれたり、妙に切なさの余韻が広がったり…何てことのない時間を淡々と過ごす作者の日常を通して、読者が感じる情緒はそれぞれ。愛ってなんだろう? 幸せって何だろう? 自分って何だろう? そんな想いが不思議とこみあげてくるような、ゆるっと物思いにふけりたくなる1冊です。■34歳、居場所を失った僕に妻が提案した「主夫」という生き方作者である劔樹人さんは、かつて音楽での成功を目指し、バンド活動に明け暮れる20代を過ごしていました。生活できるほどの状況には及ばず、それでも音楽の仕事をあきらめきれなかった劔さんは、バンドマネージャーとしての道を歩み始めます。担当していたロックバンド「神聖かまってちゃん」はブレイクし、劔さん自身も多忙を極め、日々の暮らしはそれなりに充実していくのですが、音楽業界の現実は厳しく、ほんの数年で状況は一変。犬山さんと出会ったときには、ほぼフリーランスの状態となり、生計をたてるのも精一杯…。34歳にして、まるで学生時代のような貧乏生活を送っていました。不器用な劔さんを隣で見ていた犬山さんからの、思わぬ逆プロポーズ。しかも結婚にあたり、彼女が劔さんに提案したのは、「妻が稼ぎ、夫が家事をする」という兼業主夫の暮らしでした。「お金を稼ぐことが好きな犬山さん」と「人の面倒を見るのが得意な劔さん」、それぞれの得意不得意を見極めた犬山さんの提案はきわめて合理的で、夫婦で補い合うことの意味を深く感じるもの。世の中の夫婦が彼らのように、“男女”としてではなく、“適正”で夫婦の役割を決められたとしたら、「結婚」や「子ども持つこと」に対して、より一歩を踏み出しやすい社会になるのかもしれません。しかしながら、社会の常識や個人に刷り込まれた考えを簡単に変えることができないからこそ、私たちは表向きなんとか男女の役割を演じようと必死なわけで…。もちろん劔さんだって同様に悩みながらも、それでも自分が決めた人生として「主夫」の道を歩み始めるのです。■手探りで始めた家事…戸惑いと喜びが交錯する僕の日常不器用ながらも、なんとか家事をこなしていく劔さんの暮らしは、“主夫としての成長”だとか、“賢い生活の知恵”なんてものとは趣の異なる、まるでコントのような独特でゆるりとした日常。なじみのない女性ものの服を洗濯するときには、妙な緊張感におそわれてみたり…輪ゴムを妻のアクセサリースタンドにかけてみたり…一見ふざけているようでいて、いたって真面目な劔さんの姿がやけにツボだったりするのです。主夫としての生活を始めたばかりのころは、多忙だった過去の日々を思い出して、“自分にはそういう方が向いているんじゃないか”なんて、想いを巡らせたり、葛藤が皆無なわけでもなかった劔さん。しかし、ちょっとした小さな発見に喜びを感じたり、正解のわからないまま家事をやり過ごしたりしながら、終始、淡々と日常を暮らしていきます。寝室で無造作にくつ下を脱ぎ捨てる妻の癖に困惑しながらも、ばらけた片方のくつ下を見つけて喜んでみたり、硬いデニムを「履いて伸ばして」と妻にお願いされて、困りつつも妻の依頼を受け入れたり、ちょっぴり独特だけど幸せそうな“夫婦のかたち”と地味だけど味のある“僕の日常”。そんな劔さんのゆるーい日々を描いた漫画のなかでは、「幸せ」とか「喜び」とか「苦悩」とか、そんなありきたりな表現など使わず、少々言葉足らずの漫画の余白に、そっと想いが添えられているよう…。さらに、愛する誰かに対して、不恰好に甘えたり、甘えられたり…、何気ない日常が実はパートナーへの信頼や安心感に満ちていること、そんな愛が行間からしみじみにじみ出ているのです。■人生に思い悩んでいたある日、妻の妊娠が発覚して…主夫としての暮らしは、それなりにやりがいを感じるものではあるけれど、妻の収入で生活することへの後ろめたさをどこかぬぐえない劔さん。ときに、“選ばなかった別の人生”に対して、悶々と思い悩む日々を過ごします。そして、「子どもをどうするか?」について、妻と話し合う機会が増えたことで、さらに漠然とした不安が胸の内につのるのです。自分で決断してきたはずの人生なのに、選ばなかった別の人生に対して、ないものねだりをしてしまうのも、また人間の性。劔さんも、そんな悩みのループを行ったり来たりしながら、日々をやり過ごします。そんな悩み多き中年期を過ごしていた劔さんに、突然妻から妊娠したことを告げられます。後日、2人で病院に行った帰り道、これから大きく変わる生活を前に“最後の晩餐のような気分”にひたりながら、喫茶店でジンジャーエールを飲む劔さん。決して不安な気持ちが一掃されたわけではないけれど、すがすがしさとともに、新たな人生を前向きに歩き出すことを決意するのです。かつて、劔さんが願ったように、夢とか才能とか、ほしいものが全部手に入れられる人生も素晴らしいけれど、つまづいたり、失敗しながらも、自分らしく生きる人生もまた尊く、美しいもの。未知数だらけの未来に人生をゆだね、その運命を甘んじて受け入れてみることも、人生にとってある種、必要なことなのかもしれません。幸せの形は誰にも決められないし、幸福な未来を誰も約束はしてくれない…。だからこそ、不確定な未来のなかで、悩みながらも、もがきながらも、わが道を進もうとする劔さんの姿が、なんだかじみじみ心に沁みて、思わず自分自身のこともやさしく慰めてあげたくなるのです。■劔樹人さんからのスペシャルコメントその後、無事わが子が生まれ、妻と娘との新たな生活が始まった劔さん。ウーマンエキサイトでも新しく連載 『劔樹人の「育児は、遠い日の花火ではない」』 が始まった劔さんに、現在の心境について伺いました。このマンガを描いていたころは妻の妊娠前、たった数年のことですが、もうずいぶん前のような気がしています。家事育児について、家族について、人生についてなど、自分の考え方が、この数年だけでそれなりに変わったせいかもしれません。だから読み返してみると、当時の自分に対して気恥ずかしい若さというか、未熟さも感じます。かつては人と自分を比べて悩んだようなことも、今ではすっかりどうでもよくなったし、自分の生き方を自然に肯定できるようになりました。子どもが生まれたということはそれだけ自分を変えてくれた、本当に大きな大きな出来事でした。この作品を世に出してから、家事育児関係の仕事が増えました。でも、私は今も昔も、家事をすごくやっているわけでもないし、すごくできるわけでもないし、かといってやってないのにやってるようにアピールしているわけでもないし、隠しているわけでもないし、ごく普通に当たり前に毎日を過ごしているだけだと思っています。だから、この作品もすごく普通というか、特別な何かはないと思います。でも、特別何があるわけでもない生活に、何を見つけるか、そして、何を見つけてもらうかというのがずっと自分のやりたいことだったりするので…。だから余白が多いし説明も少ないのですが、読んでくださった方に、何かちょっとでも引っかかるものがあったら嬉しいです。(劔樹人) 『今日も妻のくつ下は、片方ない。妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』 劔樹人著(双葉社)1,000円(税抜)大人気ブログ【劔樹人の「男のうさちゃんピース」】『男の家事場』シリーズに40ページ以上の描き下ろしを加え、待望の書籍化! 音楽を生業としていた僕は、2014年にエッセイスト・タレントの犬山紙子と結婚し、兼業主夫になった。慣れない家事の、難しさと面白さ。くだらなくて笑える、小さな幸せ。でも僕は――「妻に稼いでもらっている」「音楽では食っていけない」。もやもやと過ごしていたある日、妻の妊娠が発覚し…?<劔樹人さんの情報>●ブログ: 劔樹人の「男のうさちゃんピース」 ●Twitter: @tsurugimikito ●Instagram: tsurugimikito ●ウーマンエキサイトの連載: 劔樹人の「育児は、遠い日の花火ではない」
2019年03月05日こんにちは! 4歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。休む間もない育児。終わりのない家事。さらに仕事に追われてついイライラとストレスが溜まってしまいますよね。そんなストレスを発散する一番の方法は、やはり自分が好きなことをする時間を持つこと。そこで、私の場合はというと…おいしいものを食べながらお酒を飲む!食べる事と、お酒が大好きなので夜の晩酌は欠かせません。しかし夜といえば母にとって戦いの時間でもある。子どもたちをお風呂に入れて、夕食の準備をし、出来上がったら食べさせて、終われば歯磨き、そして布団を敷いて寝かしつけ。また楽しい夕食時に、1日頑張った自分をねぎらおうと缶ビールを開けてみても、離乳食を食べさせたり、ウロウロする子を叱ったり、お世話に追われているうちにビールはぬるくなってしまう。ゆっくりお酒を楽しんでいる時間などないのだ。そこで最近私がしているのがキッチンドランカー!キッチンドランカーというと、なんとなくマイナスイメージがあるが「自分の為のささやかなご褒美」という意味ではまったくマイナスではない。実際、私もキッチンドランカーになってみて憂鬱(ゆううつ)な夕食作りが楽しい自分時間へと変わった。子育て中だからとお酒を我慢してしまう人も多い。しかし、母だって人間だ。飲みたい時だってある。夕飯を作る時間を有効に活用しつつ、さらにガス抜きもできるキッチンドランカーはお酒大好き主婦の味方なのだ。皆さんも、自分に合ったストレス発散法で毎日がより楽しいものとなる事を祈っている(飲み過ぎには気をつけましょう!)。
2019年03月04日あれは1月末、子どもたちがインフルエンザにかかったときのことでした…。高熱が出たものの半日で下がり、イチコは元気に!…ですが、もちろん登園停止です。インフルエンザ、高熱でぐったりしているわが子の看病も大変ですが、元気なのに家にこもりっきりになる子どもたちの相手も大変でした。姉弟共にすぐキレるし、ケンカしまくるし、「お母さん、お母さん」すぐ呼ばれるし。インフルエンザウイルスは体内に残っているはずなのに2人ともまったくお昼寝しないし、体力が有り余ってるからか家の中で走り回るし…!(白目)親子でストレスフル!そこからのイチコの暴言!いつもは「大嫌い」と言われても「そんなん言わない! 悲しい気持ちになるし、お友だちに言ったら嫌われちゃうよ」と諭すのですが、このときはなぜかものすごーく悲しくなり…涙までポロリ。うそーん。私もストレス溜まってる…!いや、本当身体的にも精神的にも大変な病気でした。もう二度とかかりたくない!予防接種に加え、手洗いうがいをがんばります!ちなみに余談ですが…この涙のおかげか、この後元気になっても、イチコから「嫌い」とは言われなくなりました!…が、二太郎には相変わらず言ってます。学んだような、学んでないような…。
2019年03月04日昨年の11月頃から首都圏や東北地方を中心に流行している伝染性紅斑、いわゆる「りんご病」。初期症状はかぜに似ており、発疹が出る頃には感染力がほぼなくなっていることを知っていましたか? そのため、もしかしたらわが子も知らないうちに感染しているかも!?そこで今回は、りんご病の症状や感染経路、登園(登校)基準などをくわしく見ていきましょう。■患者報告数は東京都が最多! 宮城県や新潟県で警報レベル超えりんご病は2015年以来の流行と話題になっているので、病名を耳にしたり、周りでかかった子の話を聞いたというママやパパも多いことでしょう。国立感染症研究所によると、2019年2月4日~10日の患者報告数(全国約3,000の小児科定点医療機関)は1,813人で、定点あたりの患者数は0.57人でした。都道府県別の定点あたりの患者数を見ると、宮城県で2.44人、新潟県で2.09人、山形県で1.73人と多くなっています。東京都は定点あたりでは0.87人ですが、患者報告数は223人と全国で最も多くなっています。東京都の速報値(2月11日~17日)では患者報告数が177人に下がり、定点あたりも0.68人と流行はおさまりつつあるようですが、地域別に見ていくと、千代田区では1.33人、世田谷区では1.19人と依然として高い数字が続いています。自分が住んでいる地域ではやっていないか、確認したほうがいいでしょう。東京都を例に年齢別に見ると、5歳が36人と最も多く、4歳が28人、3歳が24人、6歳が21人と続きます。りんご病は、幼児期や学童期にかかることが多いといえます。■りんご病「どんな症状? どうやってうつるの?」顔やほほに出現する紅斑が特徴で、その状態から「りんご病」と呼ばれる「伝染性紅斑」。ヒトパルボウイルスB19が病原体で、冬の終わりから春にかけて流行することが多いようですが、年間を通してかかる感染症です。幼児や小学生がかかることが多く、約5年周期で流行。前回は2015年で、全国的に流行しました。【症状】微熱やかぜのような症状が続いた後、顔に紅班が現れるのが特徴です。発疹は両ほほなどにレース状、網目状の紅班が現れ、一度消えても再び現れることがあります。合併症として、溶血性貧血の患者や免疫の低下している人などが重症の貧血を起こすことがあります。また、妊婦が感染すると、胎児が胎児水腫という全身にむくみをきたす場合や、最悪、流産や死産にいたる場合があります。28週未満の妊婦はとくに注意が必要です。大人もかかることがあり、半数以上は症状がはっきり現れないため、感染していることに気づいていない場合も多くあります。一度かかると免疫が得られるので、再びかかることはないとされています。【潜伏期間と感染期間】通常4~14日ですが、21日程度になる場合もあります。感染力があるのは、かぜのような症状が出てから、発疹が出現するまでです。発疹期にはほとんど感染力はありません。【感染経路】主にせきやくしゃみなどのしぶきによる飛まつ感染、母子感染(胎内感染)によって感染します。【予防法】ワクチンはなく、今のところ有効な予防法はありません。マスクや手洗いでウイルスを防ぎ、流行している場所には近づかないなどを心がけましょう。■りんご病「かかったらどうすれば? 登園(登校)基準は?」もし、わが子や自分がりんご病にかかってしまったらどうすればいいのでしょうか?有効なワクチン、治療薬はないため、対症療法がおこなわれます。発疹により皮膚がかゆくなりますが、通常は薬を使用することはないようです。ただし、かゆみが強い場合は、かゆみ止めを処方されるケースもあります。また、成人の場合、関節痛・頭痛が強く出ることもあり、鎮痛剤が処方される場合もあります。【登校(登園)基準】発疹が出る時期には感染力がほとんどなくなっているため、発疹のみであれば、登園や登校することは可能とされています。昨年秋から流行が続いている、りんご病。かぜに似た症状が続いていると思ったら、ほほが赤くはれて、実はりんご病だった! ということは少なくないようです。おかしいと思ったら、早めに小児科を受診しましょう。保育園や幼稚園ではやる場合が多いので、妊婦は送迎時などにもしっかり気をつけておきたいですね。参考サイト: ・国立感染症研究所 ・東京都感染症情報センター「東京都感染症週報」 ・東京都福祉保健局「東京都こども医療ガイド りんご病(伝染性紅班)-解説-」 ・日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」
2019年03月03日一般的に、カゼは数日間の発熱で改善しますが、それ以上続く場合はどうすればいいのでしょうか?小児で発熱が長く続く病気として、「川崎病」があります。あまり聞きなれない病名かと思いますが、高熱が出たりとカゼに似た症状をもつ病気です。川崎病とは一体どんな病気なのでしょうか。くわしく解説していきましょう。■川崎病とはどんな病気? 重い合併症も…まず、川崎病には以下の6つの診断基準があります。1. 5日以上続く発熱2. 両側の眼球結膜(白目の部分)の充血3. 唇が赤くなる、またはいちご舌(いちごのように赤くなりぶつぶつが出る)4. 発疹が出現5.四肢末端の変化(むくんではれたり、赤くなる6. 首のリンパ節のはれ[川崎病診断の手引き(厚生労働省川崎病研究班作成改訂5版)から一部抜粋、改変]発熱するだけではなく、目が赤くなったり、発疹がでてきたりと、だんだん症状が増えていき、6個の基準のうち5つ以上を満たせば川崎病という診断になります。上記の診断基準には含まれませんが、BCGを接種した部分が赤くはれることもあります。発症すると、熱が続いて体力を消耗しますし、首のリンパ節のはれが痛くて、首を横に向けることができなくなったり、赤くはれた唇が切れて痛み、食事がとりにくくもなります。ぐったり感が強く、だんだんとしんどさも増す病気です。この病気は約50年前に日本人の医師、川崎富作先生が発見したものですが、いまだに何が原因かははっきりしていません。ただ感染症とは異なるということはわかっていて、抗菌薬の効果はなく、体には「血管炎」とよばれる状態が起こっています。血管炎とは、全身の血管が炎症を起こしている状態。例えば、目の血管で炎症が起きると充血し、手の血管で炎症が起きると赤くなったりはれたりという具合です。この時、最も注意すべきことが心臓の血管です。心臓の血管で炎症が起きると、そこには冠動脈瘤(かんどうみゃくりゅう)というコブができてしまいます。すると、コブがあるところは血管がつまりやすく、子どもでも心筋梗塞が起こってしまうのです。そのため、昔は川崎病によって子どもが突然死することがしばしばありましたが、現在は治療法が確立し、そういうことはほとんどなくなりました。■川崎病の治療法「発熱から7日までに診断、治療開始」川崎病の治療には、どんな方法があるのでしょうか。治療の一番の目的は、心臓の合併症を起こさないことです。そのために、現在では免疫グロブリン大量療法という治療が行われています。これは、人の血液から取り出した免疫グロブリンというタンパク質を大量に点滴するというもので、うまくいけば投与から1日ほどで熱が下がります。すぐに下がらなくても、多くの場合は2回、3回と投与したり、ほかの治療を組み合わせることで解熱します。ここで一番重要なことは、熱が出てから7日までに治療を開始して、はやく熱を下げることです(※)。それ以上続くと、心臓の血管にコブができやすくなってしまうからです。川崎病は、5日以上続く発熱で診断されます。そのため、診断が出た時点ですでに約5日が経過しており、発熱してから5日~7日という短い期間に、免疫グロブリンを投与するかどうかを判断しなければいけません。子どもの場合、高熱がどれくらい続いているかはとても重要。長く続くようなら、こまめな受診で小児科医の判断を仰ぐ必要があります。受診の際、小児科医から「熱が続くようなら、再受診してくださいね」と言われたことはありませんか? 熱が下がらなければ病院に行くのは当たり前じゃないかと思われるかもしれません。実は「もし川崎病だったら…」を小児科医は想定して、受診の時期を逃さないように声がけをしているわけです(場合によっては熱が出て数日の段階で川崎病の説明をすることもあります)。最初は発熱のみでカゼと区別が難しい川崎病ですが、熱が続いて目が赤くなったり発疹が出てきたりして、症状がそろってくると区別できるようになってきます。■川崎病「診断がつきにくい“不全型”に要注意」注意すべきものとして、「不全型川崎病」について説明しましょう。本当は川崎病なのに、5日たってもいまいち症状がはっきりしないのが「不全型川崎病」です。例えば、熱が続いているのに、目と口が赤いだけで症状が5つ以上そろっていないなどのケースがあります。症状が5つ以上あれば誰がみても川崎病なので、これを見逃す小児科医はほとんどいません。しかし、症状がそろっていないとなると判断がつかず、診断がはっきりくだせないのです。前述のように、川崎病の治療は熱が出てから7日以内に治療を始める必要があるため、不全型の時は特に注意しなければなりません。症状がそろっていないために見過ごされ、治療が遅れて冠動脈瘤ができてしまうケースも。診断がはっきりせずに熱が続く場合は、繰り返しの受診が必要ですし、場合によってはクリニックをかえ、別の医師の診察を受けてもいいでしょう。一般的に、川崎病は4歳以下の小さい子どもに多い病気ということから、まれに小学校高学年や中学生で発症した場合、なかなか診断がつかないこともあります。小児科以外ではなじみが薄い病気ですので、診断がつかない時は一度、小児科に相談したほうがいいでしょう。■「熱が続いたら再受診を」小児科医の言葉に込められた意味川崎病には重い合併症も存在しますが、時期を逃さず診断して適切に治療すれば心配はありません。「熱が続いたら、もう一度受診を」子どもの発熱で受診した時、小児科医が毎回のように添える言葉の裏には、「川崎病による合併症を防ぎたい」といった強い思いも込められているのです。参考資料※: 『川崎病急性期治療のガイドライン平成24年改訂版』日本小児循環器学会 川崎病急性期治療のガイドライン作成委員会
2019年03月03日妊娠中から3年間暮らした北海道を離れる事になった、きたあかりさん。最初は寒すぎて震えていたのに、3年の間にすっかり好きになってしまった北海道での生活。ムスメちゃんと出会った、たくさんのキラキラの思い出とともに、今回が最終回となります。ムスメとバイバイ夫の出向期間の終わりと共に、妊娠中から3年間暮らした北海道を離れる事になりました。ずーっと前から決まってた事なんですが、もうすっごくブルーです。最初は寒すぎて「なぜこんな所にこんなたくさんの住民が…」とすら思っていたのですが、3年の間にすっかり好きになってしまいました。ジンギスカン…スープカレー…メロン…トウモロコシ…じゃがいも…ホッケ…米…ゴキブリにも花粉にも悩まされることのない環境…味のある路面電車。程よい人口密度…都心までの交通の便の良さ…なぜかあちこちにいるクラーク像。二重窓や二重扉などにより本州の冬よりずっと快適に保たれている屋内の居心地よさ。先生が引っ張ってくれる巨大ソリに乗って公園に遊びに来る着ぶくれした園児たち。「おっちゃんして」とかいう方言…(“座って”の意)なぜかハロウィン形式の七夕。北海道そのものの魅力にやられてしまったのは言うまでもありませんが、子どもの目線や速度でしか気付けないような、日常にこっそり潜んでいるきれいなもの、笑えることを、たくさん思い出させてもらいました。ムスメを介して出会えた友だち、フツーの街中にこっそり潜んでいるきれいな風景、冷たい雪にふれた時の不思議なあたたかさ。いつか大きくなったムスメと一緒に、また会いに来たいと思います。復職などの事情により、ここでの連載は今回で終了となりますが、こんな私に声をかけ支えてくださったウーマンエキサイト編集部の皆さま、読んでくださった皆さま、コメントをくださった皆さま、本当にありがとうございました。「読んだ人がフフッと鼻で笑ったり、ちょっと元気になれるようなものを」と思いながら素人なりにずっと描いていたのですが、逆に自分が励まされ続ける2年間でした。本当にありがとうございました。
2019年03月03日3月ですね。年度末もよろしくお願いします!さて、タイトルにもあるのですが「家族写真」撮ってますか?普段から家族で写真を撮るご家庭ならいいんですけども、うちはほとんど撮らないので、私はたぶんこの年1回の家族写真でしか登場しない気がします(;^_^A)結婚した当初はブライダルエステにも通ってたせいか痩せててね…。このスタイルが永遠に続くものだと思ってたわけよ。で、妊娠して出産して母乳で痩せてて、そのあたりはとくに何も思わずに家族写真を撮ってたんだけど、問題はその後…。仕事が始まり、会社-保育園-自宅の往復になり、お菓子は食べるわ身なりを気にしなくなるわで「こんな姿で写真に写るの!?」ってなり…。そろそろ大人はひっこんでかわいい娘たちだけ写真におさめておけばいいじゃんって思い始めたの。それをくまさんが「現実を受け止めなさい」と譲らず、ヒドイありさまの姿を写真におさめた年もありました(;^_^A)あれから10年がたとうとして、写真もいよいよ10枚目になるわけですよ。最初夫婦2人だった写真が、娘2人をだっこした写真に変わり、今は娘たちがはしゃぐ姿をちょっと後ろからほほえましく眺めている親の目をした私たち夫婦の写真に変化しました。最初の数年は気づかなかったけど、枚数を重ねるうちに「娘たちの成長」じゃなくて「家族の成長」が分かる写真になってて、ちょっと涙が出そうになりました(最初言い出したときは、こんなになるとは予想してなかったと思うんだ…笑)。七五三や入学の節目の大事な写真もいいけど、普段着でラフな姿をちゃんとしたカメラマンさんに撮ってもらってて良かったなぁとしみじみ思ったのでした。
2019年03月02日小学1年生のちいちゃんが「友達と遊んでくる~!」と公園に出かけたのですが、すぐに帰ってきました。その理由を尋ねてみると…。いつもは仲が良い〇ちゃんに「遊ばない!」と言われたらしい。私「〇ちゃんいつも意地悪なの?」娘「ううん、いつもはやさしい」いつもは仲良しなので、〇ちゃんも大きな理由はないんだと思いますが、悲しむ娘…。 私がした声かけは…いつまでも意地悪に付き合うよりは気分を切り替えて違う遊びをしたほうがいい。私「〇ちゃんがまた優しい子に戻ったら、そのとき遊べば?」子ども(特に小学生低学年)は気分もコロコロ変わります。特に理由はないけどちょっとだけ意地悪しちゃうなんてよくあることです。翌日は仲良く遊んでたりするのもあるあるです。みんなで仲良くできるのが一番だけど子どもだって、そういう気分のときもあるんだと思います。ちいも私が見てないときに、意地悪モードのときがあるのかもしれません。しかし意地悪がエスカレートしそうなときは公園に顔を出して「見てるよ」アピールします。大人がいると、ちょっとした抑止力にもなりますしね。ちなみに〇ちゃんは翌日にはいつもの優しい子に戻ったそうです。その後は仲良く遊んでいます。気を付けないといけないのは、毎日、特定の子に意地悪が行われる場合。これはいじめにつながる可能性があるので要注意なので、続くようなら早めに担任に相談すべきだと思っています。
2019年03月02日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということで、「平成」の子育てとは「昭和」の子育てとどう変わったんだろう…?と考えてみました。SNSよ! ありがとう!そもそも働くママが増えたことや、都市部に人が集中している住環境と保育所問題…といろいろありますが、中でも個人的に注目したいのが「インターネット・SNSの普及」です。私も産後、検索履歴は「赤ちゃん 泣き止まない」「授乳 間隔」「離乳食 食べない」などのワードであふれ、周りの人間に尋ねるよりまずネットで調べるクセがついていました。夜中泣き止まない赤ちゃんを抱きながら、一人で調べ物をしていた記憶がよみがえります。深夜もtwitterなどのSNSでは同じような環境で育児に奮闘している母親の姿が見え、「お互いお疲れ様だね」と言い合うことができました。誰にも言えない愚痴もSNSになら吐き出すことができました。不安な夜を「みんな頑張ってる」と支えてくれたのはSNSやインターネットでの情報でした。さらにSNSを通じて知り合ったお母さんたちと実際に会って食事をしたり、趣味の話をしたり、交友関係もできました。子どもが1歳になるタイミングで東京に引っ越した私が寂しくなく新生活を楽しめたのもSNSのおかげです! 私は平成のインターネットとSNSのある育児しか体験していませんが、きっとこれらがなければもっともっとツラかったと思います。画面越しにたくさんの恩恵を受けたのは間違いありません。平成で終わりにしたいことその一方、インターネットやSNSでたくさんの情報を得られるようになったことで起きる問題もありました。それは、必要以上に他人と自分の育児を比較してしまうことです。例えば離乳食について悩んだとします。インターネットで検索をすると、色んな対処法や工夫などのノウハウを得られます。しかしそれが本当に「我が子にあてはまる情報」かはわかりません。ネットでこう書いていたからこうしてみたのに食べない…自分が悪いのだろうか、子どもがおかしいのだろうか…と、余計に悩んでしまうこともあります。またよその育児の様子が詳しく見えることで、あの子の子どもはあんなにたくさんご飯を食べるのに、と比べてしまうこともありました。私の場合、どんなに検索してもどんなによその食べる子ども羨ましく思っても、結局子どもが成長して自然と食べるようになるまでは離乳食の悩みは解決しませんでした。便利な反面、情報に振り回されることも多くあったように思います。これからは、情報の取捨選択が重要になってくる…と実感していて、そしてそれはとても難しい事でもあるとも思いました。画面越しにたくさんの恩恵を受けられるところも多いので、そこはしっかりと享受しつつ、情報に振り回されて不安になることのないようにしたいものです。そのためには自分自身と子どもの姿をよく見つめ、自分自身はどう思うのか、子どもはどのように成長しているのか、よく向き合う必要があると思います。画面の向こうの情報に一喜一憂するよりも一ヶ月前、一週間前、昨日より成長した子どもの姿に喜びを感じたほうが、より心穏やかに楽しく育児をしていけると改めて思いました!私自身、現在もスマートフォンを手放す日は一日もなく、毎日画面を眺める時間がとても多くなってしまっています。ふとネットのない環境の育児とはどんなものだろうと考えてみたところ、不便ではあるかもしれませんが、より子どもの事をよく見て触れ合い、その中でわが子に合う育児の方法を自分で考えるのではないかな、と思いました。新しい時代は、ますます便利にコンテンツや情報も充実していくと思いますが、情報に振り回されること、人と必要以上に比べるのは終わりにし、目の前の子どもや自分の気持ちと向き合う事を大切にしていきたいです。
2019年03月02日どうもこんにちは、のばらです。ないに越したことはないけれど、避けては通れない「夫婦ゲンカ」。自分の思いを伝えたい、わかり合うためならまだしも相手を傷つけるためだけのケンカにはしたくないですよね。私が夫にイラッとする瞬間は本当にささいなことだったりします…。夫「もう全部使っちゃったの?」…まぁ、もちろん私の気分によっては、一呼吸置く暇もなく夫につっかかっていくこともしばしばある訳ですがね。日々精進ですね。夫が(良くも悪くも)私をあまり相手にしていないのが救い。親しき中にも礼儀あり、ですホント。相手への感謝を忘れず過ごしていきたいです。…という気持ちを持続させたいです。
2019年03月01日平成も終わりを迎える2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。■第1話 休日のショッピングモール2歳でこんなにお話上手なの!? と驚いたちさとでした。>> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年03月01日多くの父親は娘に永遠の片思い。多分、母親が息子に抱く感情に近いのかもしれませんね。今回はそれを分かりやすくパパンの実体験を交えて描いてみました。仕事で弱った時こそ誰かに甘えたくなるもの。少し前までは、アリッサも小さな膝枕をしてくれたのですが…。最近、ツンデレが続いております。コレも成長でしょうが、そんなに避けなくてもいいじゃない!ママンも家事で忙しい中、邪魔されて迷惑そうです(汗)。 追えば離れ、離れると寄ってくる。付かず離れずの関係がこれからもしばらく続くようです。幼児だろうが心の中は立派な女子。山の天気と女心はなんとやらといいますが、男にとって女心って本当に難しいのです。嗚呼、今日もパパンはアリッサに永遠の片思い…。
2019年03月01日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「哺乳瓶も離乳食も拒否される…! 断乳・卒乳に追い詰められていたあの頃の私に言いたいこと」 で、“断乳・卒乳”に関してのアンケートを実施しました。“断乳”とは日にちを決めて授乳をやめること、“卒乳”とは授乳回数を少しずつ減らしていき、自然と子供が飲まなくなること。かつては1歳を過ぎると「そろそろおっぱいは終わり」というように言われたそうですが、最近では「赤ちゃんがほしがるまであげたほうがいい」という考え方も聞かれるようになりました。ママたちはどんな“おっぱい卒業” を迎えているのでしょうか。■“すんなり派”と“苦労派”ほぼ半々の割合にまず、アンケートで「断乳・卒乳時、苦労をしましたか?」と質問をしたところ、「すんなり卒業できた」が50%ともっとも多くなりました。「やや苦労した」28%、「とても苦労した」18%で、「苦労した」を合わせても46%と、「すんなり卒業できた」がやや多い結果となりました。Q1. 断乳・卒乳時、苦労をしましたか?すんなり卒業できた 50%やや苦労した 28%とても苦労した 18%その他4%しかし、コメントを見てみると、「すんなり卒業できた」というママでも、断乳・卒乳をするまでには「ほんとうに今、卒業してしまっていいのか」「おっぱいを大好きな子どもに申し訳ない…」など迷ったり、罪悪感を抱えているママが多い印象でした。■卒業してもママは心残り。授乳の愛おしい時間まずは「すんなり卒業できた」ママの体験談。“断乳・卒乳は大変なもの”というイメージがあるだけに、すんなり卒業できたらそれに越したことはないと思うのですが、ママの気持ちは簡単には整理できないようです。2人の子を母乳育児しました。乳首は切れ、乳腺炎や乳口炎で苦労も多かったけど特別で大切で大好きな時間でした。1人目のときは復職のタイミングでおっぱいバイバイできたらいいなと思っていたところで自然と卒乳。最終日は最後にもう一度飲んで欲しいと懇願するママの気持ちを察したようにたっぷり時間をかけて飲んでくれました。そして翌日からはまるで飲み方を忘れてしまったかのよう。1歳2ヶ月のことです。ふたり目のときはなるべく母乳タイムを長く欲しいと思い5歳くらいまで飲んでもらうつもりでいたけど1歳5ヶ月で自然卒乳。逆に私が寂しいです。娘に「もう1歳になるからおっぱいとバイバイしようね~」と話したその夜、いつも添い乳して寝ていたのに、リビングにいる私に向かってバイバイして1人で寝に行ったのです。あまりの事に驚いて、「え? 卒乳なの? そんなアッサリ?」と、もう授乳中の娘のかわいい姿が見られないのか? と私が散々泣きました。赤ちゃんのとき、周囲はあんなに母乳、母乳と言っていたくせに、1歳を過ぎた途端「まだ母乳飲んでいるの?」と母乳育児を全否定するかのようなまなざし。2歳までは母乳をあげると決めていましたが、周囲の目が気になり1歳半頃から夜の寝かしつけ以外の授乳を止めました。その後完全卒乳を試みるも汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになって1時間以上全力で泣き続ける娘を前に断乳を断念。ところが2歳前のある日、おっぱいなしで寝てくれ、そのまますんなり卒乳となりました。産まれてから毎日欠かさずあげていたおっぱい。乳首は痛いし、夜間授乳は睡眠不足にさせられるし、つらいこともたくさんあったはず。でも、いざやめるとなると寂しい気持ちになるのは、授乳がとても愛しい時間であったからではないでしょうか。■おっぱい卒業の影には、ママの苦労あり次に、「断乳・卒乳に苦労した」ママたちのエピソードをご紹介します。ママにはそれぞれおっぱい卒業をしなければならない理由があるけれど、おっぱいを求めて泣き叫ぶ子どもの姿を見たら、決心も揺らいでしまいそうです。一人目の娘の断乳。3日ほど夜も大泣きし続け、その後5日間39度越えの熱が続きました…。熱の原因は検査してもわからず、ショックでの高熱だったのではないかと思っています。あのときは、断乳の時期を間違えてしまったと(1歳0ヶ月の時)本当に後悔しました。高熱の娘に母乳をあげることもできず、悲しくつらい思いをさせてしまったことは、いま思い出しても胸が締め付けられる思いです。2歳半の息子と生後2ヶ月の娘を育てています。お兄ちゃんはおっぱいが大好きで、何度か卒乳を試みましたが失敗。「おっぱいちょうだいよー」と泣き叫ぶわが子の姿に、私の方が心折れました。そして妊娠中も授乳を続け、2人目出産後はタンデム授乳に突入しました。妹が生まれてから、息子はますますおっぱいへの執着が強くなったように思います。外出先でも妹がおっぱいを飲んでるのを見たら、「僕にもおっぱいちょうだいよー」と泣くので困っています。母乳育児は情緒を安定させると聞きますが、やめるときは母子ともに逆に情緒不安定…。断乳2日目の夜、おっぱいがガッチガチになって痛くて痛くて…。夜中眠れず真冬の寒い中、洗面所でおっぱい丸出しにして泣きながら乳首は触らずに母乳を絞ったこと。なんてまぬけなんだって気持ちと、妊娠出産で散々痛い思いして授乳中も乳腺炎になったり乳首切れたりして、なんでこんな痛い思いをしなきゃいけないんだって気持ちになり、涙が出ました。あの気持ち、一生忘れない。ママたち、本当によくがんばっていますよね。子どもがつらい思いをしたら自分のせいだって後悔したり、どんなに痛い思いをしても我慢したり…。おっぱい卒業の影には、ママたちのいろんな想いが隠されているんだと思います。■ママが健康じゃないと授乳は続けられないまた、授乳を続けたくてもママの体の事情や赤ちゃんの発育状況で続けられなくなることもあります。次は“事情があって断乳に踏み切った”ママたちのエピソードをご紹介します。感染症で強い抗生物質を飲むことになり1歳2ヶ月で断乳しました。急だったので言い聞かせや準備なんてできませんでしたが、当時は必死でした。人それぞれなのに断乳の仕方を否定されちゃうと切ないですね。長女が1歳になる月に仕事復帰、それに伴いその前の月に断乳を決行しました。泣こうが暴れようがなんとか抱っこやらおんぶやらで長い夜を乗りきり、3日目くらいには諦めて寝てくれるようになりました。ただ、そのかわり始まってしまった指しゃぶり…。これはこれで後々苦労しました。断乳後のおっぱいはセルフケアではどうにもならず、産婦人科のマッサージへ。そこで助産師さんに「夜間だけでもおっぱいあげればいいのに~」と言われ、「あははー」と適当に返しましたが、「仕事始まるのに夜中起きてらんねーよ」と心の中で突っ込みました。ご飯をほぼ食べず、新生児並みにおっぱいを欲しがる娘が1歳半になったとき、胸に小さなしこりを発見しました。乳がんでした。しっかりと説明をしてから迎えた断乳初日、わかっていないふりをしながらおっぱいに寄ってきた娘に「バイバイしたよね?」というと、「あっ! そっか!」みたいにおどけた顔で笑ったかと思うと、みるみる顔が曇り、いつも掛けていた授乳ケープを握りしめ、悔しそうに泣き出しました。上の子はミルクで育てたので母乳育児ができるのがうれしくて、何より幸せな時間でした。あの日の娘の姿を思い出す度に涙が出ます。「何歳までは授乳すべき」「正しい断乳のやり方」など、ちまたにはいろいろな情報があふれ、またその方法を押し付けてくる人もいます。しかしなかには、ここで紹介したエピソードのように、おっぱいをあげたくてもあげられない、そんな事情の人もいます。おっぱいはママの健康が成り立たないと出ません。薬が飲めないと体調不良はなかなか治らないし、ママには十分な睡眠が必要です。できればそういったことを周りの人が少しでも想像してくれるようになれば…と願わずにはいられません。■断乳、卒乳のタイミングとはコメントを読んでいて、筆者も息子がおっぱいを飲んでいた頃を思い出し、涙が出てきてしまいました。ママと子どもにとって、おっぱいは特別な時間。ただ栄養を体に入れているだけでなく、触れ合うことで親子の絆を作り、そして子どもの気持ちを安定させる作用があるように思えます。大切な思い出になるものだからこそ、後悔の少ない断乳・卒乳ができたらいいですよね。3歳近くまで授乳。2歳前半の頃、保育園の先生に「まだ授乳してるんですか?」と言われてショック。でも子どものおっぱい好きを考えると、断乳なんてできなかった。3歳手前でどうにか説得して断乳。「おっぱい出なくて悲しかった」と数ヶ月泣いていた。6歳になった今でもまだ「おっぱい吸いたかった」と切なそうに話すわが子をみると、何が正解なのかわからなくなる。1人目のときは、10ヶ月で仕事に復帰したのもあり、日中に胸がパンパンになるから、家に帰ったら飲んでほしくて、なかなか卒乳が考えられず。でも、夜中におっぱいを求められて、私も体力が続かず1歳6ヶ月で卒乳を決意! 3日間は泣き続けることを覚悟して臨んだ結果、ピタッと夜中のおっぱいが止まり、楽チンになりました。自分の体とか仕事とかいろんなタイミングがあると思うので、誰かのアドバイスを聞くよりいつするかは自分で決めるのがいいのかも。ほかに「子どもが自分でやめるまで飲ませる」というママや、「断乳を試みたが失敗し、小2まで飲んでいた」というコメントもありました。断乳・卒乳する時期もやり方も、育児書どおりにはいかないもの。断乳、卒乳を経験したママのコメントからも「何歳で行うのが正しい」「こうするのが正解」というのは見えてきませんでした。ママの体調や事情、そして子どもの発達状況などを考えて、家族にも協力してもらいながら断乳・卒乳について決めていけばいいのだろうと思います。授乳中は眠れない、おっぱいトラブルなどもたくさん起こり、良い思い出だけではない人もいるでしょう。それでも断乳・卒乳時には、多くのママがさみしい気持ちを抱えることも見えてきた今回のアンケート。授乳は、ママと子どもだけのとてもプライベートなもの。その愛おしい時間をたくさんスキンシップして、卒業の日を迎えられたらいいですね。Q.卒乳・断乳のエピソードがあれば、教えてください回答数:327アンケート集計期間:2019/1/24~1/29
2019年03月01日子どもが小さいうちに大変だった事を挙げると色々あるのですが、その中でも「何をするにも時間がかかる」これが地味にじわじわとストレスをもたらすんですよね。 特に次男が生まれた年、長男3歳・次男0歳のころは身動き取りにくかった記憶があります。 自分1人なら10分で行って帰ってこれるところが子ども2人連れていると30分以上かかるんですよね。そもそも家を出るだけでも戦争です。次男が生まれるまでは長男に対してゆったりとした気持ちで待てていたのに、次男が生まれると時間的にも限界があるし、気持ちの余裕もなくなってくるんですよね。 本当はもっとゆっくり待ちたい気持ちはあるし、優しいお母さんでいたいのに、どうしてもイライラしてしまって…この頃はしょっちゅう夜な夜な落ち込んでいました。その中でもひとつ、今でも覚えているエピソードがあるので、過去の記録を掘り起こして書いていきたいと思います。 長男3歳、次男0歳の頃のお話です。 ■なかなか言うことを聞いてくれない長男今年は「怒らない育児」を目標としていたのにさっそくやってしまいました…。 なぜあんなに頭に血がのぼったのか、1日が終わり夜になった今では分かりませんが、後から考えたら些細な事なのにその時はイライラが抑えられなかった。たいていそんな事の繰り返しです。 今日は月曜日。 月曜日にしかやっていない保健センターの体重測定に次男の体重をはかりに行きたかったんですよね。15時までしかやってないから、そろそろ行かなくては…と思って家をでようとした14時。 そしたら長男が昨日に引き続き今日も「いたない(いかない)!」とか言い出すんです。 あーーー…またか…。 ブーたれる息子をあの手この手で説得してなんとか車に乗り込んだもののいざ保健センターに着いたら、「たーーえーーーる! たーーえーーーる!」の帰るコール。なんで行きたくないの?? 長男:「だってー、じかんかかるから!」 時間なんてかかんないってば。すぐに終わるから。長男:「たーーーえーーーる! たーーーえーーる!」 じゃぁ、車で待っとく!? 「たーーーえーーーる! たーーーえーーーる!」×30回。 車から先に下りて保健センターの中に入るフリをしたらなんだかんだでついて来るかな? と思って、先に車から降りてみたものの、大泣き号泣大音量の雄たけびで、 「たーーーーえーーーーるーーーー!!!! たーーーえーーるーー!!」」 帰るの一点張りで絶対に車から降りてくれません。あーーーー…もうっ!この押し問答してる時間がもったいない!パッと行けばすぐ終わることなのに!! プチッ。 どごごごごご…… どっかーーーーーーーん!!!(噴火) いい加減にしてーーー!昨日からギャーギャー文句ばっかり!ワガママ言うのもたいがいにしなさいっ! この時点でも私の血管は3本は切れていました。般若のような顔をして、角をはやし、頭から湯気まで噴いて怒り狂っておりました。でも長男、本当にしつこくて。あんまりにも帰る帰ると言い張り、意地でも車から降りてくれないのでどうすることも出来ず渋々家に帰ることになりました…。 「下の子が生まれたら、まずは上の子をなによりも優先しなさい」と言われてきたけれど、上の子の気持ちを優先する事と日常生活を送る事はまた別なんですよね。 上の子も大事にしたいのはしたいけれど、下の子だってずっと泣かせっぱなしは気が焦りますし(2人目の余裕はありますが、やはり泣かれると焦ります)、写真や発育の記録を取ってもどうしても上の子より少なくなりがちです。 私からしたらどちらも大事な息子なので出来るだけ平等にしてあげたいと思うものの、小さい長男の相手をしながらの次男のお世話は本当に思うように進まない事が多くて。この日はただでさえ少ない次男の発育記録をどうしても取りたかったんです。長男がいるとどうしても行けなくて(平日の15時からなんですよね)。 たったこれだけの事がスムーズにいかないことにものすごく悲しくなってきて、「もう!! おうちで1人で待ってなさい!!」とめちゃくちゃ怒ってしまいました。長男:「いーーやーー。ママもーー!」 もーーー、ワガママばっかり! 長男:「たーえーる! たーえーる!」 あれ嫌これ嫌って!!たまには我慢して付き合ってよーーー!! 怒怒怒。 もはや「怒る」とか「叱る」ってもんじゃなくって完全にキレていました…。 マンションの駐車場まで戻ってきたところで、「やっぱりいちゅ。泣」 かーーーー!!でた! 「やっぱり行く」発言!! どうせ行くって言うんやったら最初っからおとなしくついてきてよー! どごごごご…… どっかーーーーーーん! バリバリーー! ってことでさらに血管追加で2本切らしながら、もう一度保健センターへ舞い戻りまして、プンプンキレる母親となんで怒られてるのかイマイチわかっていない息子、なんとかギリギリで体重測定に滑り込みました。 はーーーー…。どっこいしょ。。ここにたどりつくまでにすったもんだがあったけど、無事次男の計測を済ませてもらいまして…。 ピピピ。はい、6925グラム。 よしよし、増えてるね!……たったこれだけのために。たった、この10分のために……なぜあんなにモメたのか。 朝は平和だったんですよ?午前中は地区の公民館で開かれていた「おひなまつり」と称した育児サロンに行き、とっても楽しい紙芝居やら手遊びやらを見せてもらってとても和やかだったんです。それなのに……それなのに……まさか次男の体重測定でもめることになるとは。そして、毎度のことながら、こうして振り返ってみると、なんってしょうもないことでキレてしまったのかと反省しました。 ■なぜこんなに怒ってしまうのか…後悔する日々一体何回同じことをやっているのか自分よ。「いく」「いかない」なんていつもの事じゃないの。 だいたい体重測定なんて長男からしたら面白くないことなんだし、どうしても今日絶対に行かないといけないものでもないんだから、もっと長男の思いを汲んでやってもよかったんじゃないか。 子どもは親の所有物じゃない。親が行きたいと思うところに子どもは行きたくないと思うことだってあって当然のこと。子どもには子どもなりの思いがあるのだから…。 後になったらいつも思うのに。 分かっているのに…どうしてあの時の自分は感情を抑えられなかったんでしょう。 彼よりも10倍も長く生きてるというのに…。こんな1メートルにも満たない小さな生き物に本気で腹を立ててしまうなんて… 疲れてたのかな。ホルモンバランス崩れてるのかな。 あぁ、いっそホルモンのせいにしてやりたいです。■当時の私と同じように悩むママたちに伝えたいこと はい!! 今の私から一言。 めーーーーちゃくちゃよく頑張ってますね! 私! 1日中未修園の子どもを2人見るってすごく大変です。何をするにも時間がかかるし、スムーズにいかないし、アクシデントは起こるし二言目には「やだ」だし。そんな中で朝からあちこち遊びに連れていって、よく頑張っていたと思います。 事象だけを見れば些細なことだけれど、日頃小さなつまづきが重なりあって爆発したんだと思います。 だから今同じように些細な事で怒ってしまうことに落ち込んでいるママ達。あなたの器が小さいわけではないです。誰にでも同じように葛藤する時期があると思います。優しそうに見えるあのママも、たくましそうに見えるそこのママだって同じような気持ちを抱えていると思います。 切り替えてはうまくいかないという毎日を続けていくかもしれませんが、その繰り返しをしていくうちにいずれ状況が少しずつ変わっていきます。あまり自分を責めすぎず、責めている時間があればサクッと眠って明日に備えてください。 フレフレー!【お知らせ】 第109話 の記事下アンケート「Q1. 断乳・卒乳時、苦労をしましたか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「“授乳はつらかったけど大好きな時間だった”そう語るママたちの断乳・卒乳」
2019年03月01日■兄妹の年の差が近いとケンカが多くなる?私はひとりっ子のため「兄妹げんか」というものがわからなかったので、「年が近いからケンカするんだ」くらいにしか思ってませんでした。■5歳も離れていたらケンカにはならないと思っていた…■くだらないことで毎日けんかを繰り広げる兄妹あれれ~? おかしいな~?大抵がしょーもないことなんですが…。よくみてると兄の冗談に妹がまだついていけず本気にとってケンカしてます。(兄の冗談もこれまたしょーもない内容で、同年代であれば笑って受け流されるレベル)そうか…年が離れてると、こういうことでケンカするのか…。■甘く見ていた過去の自分に言いたい!兄がもう少し大人になるか、妹が冗談がわかる年齢になるまで、このケンカ…続きそうです。(げっそり)
2019年03月01日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、もづこです。平成が終わる日も近づいてきましたね。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということだったのですが、私が真っ先に思い浮かんだのは『子育てはママの仕事』という固定観念はもう捨てよう!ということでした。最近は男性が幼稚園&保育園に子どもを送迎したり、家事をする姿も珍しくなくなりましたよね。男性は仕事! 家事育児は女性! という風潮が強かった昭和時代に比べて、だいぶ変化があったと思いますが、まだまだ「男性も子育てに参加」「男女平等で誰でも働きやすい社会」の実現は遠い気がします。実際、娘の通う幼稚園での保護者会に出席しているのはほぼ全員がママです。家庭の事情はそれぞれ違うので必ずしもパパも参加するべきだとは思いませんが、こういったことをママ友さんが言ってるのを聞くと、忙しいのはお互いさまなのに、まだママが仕事を犠牲にして子育ての大半を担当することになってるのは変わってないよね…と感じてしまいます。私自身も在宅勤務で夫より時間の融通が利くとはいえ、たまたま夫が休みで私が忙しかった時に保護者会に出るのを頼んだら拒否されてイライラした経験があります。ただ、これには参加したくてもしにくい状況もあるのでは…と思いました。保護者会に出ているのはほとんどママでわずかではありますが参加しているパパもいたのですが、やはり女性の中に男性がぽつんといると結構目立ちます。ママさん達からも「あの人は誰のパパ?」「今日休みなのかな?」「何のお仕事してるんだろ」などとひそひそ話も聞こえてきたり。ほとんどの場合パパは他のママたちと会話に混ざることもなく居心地悪そうにしています。夫が行きたがらない理由もそこにあるようで、以前お迎えを頼んだ帰りに娘と公園に寄ったらママさんだらけでいづらかったようで…。ウチの夫は、女性ばかりの中に1人で参加するのはなかなか難しいようです。ママさんたちが集まってる中に入っていくのは私でもちょっと戸惑うので、夫の気持ちはよくわかります。だから無理強いすることはしませんが、夫としては本当は子どもの幼稚園での様子も見てみたいし行事とかにもできるだけ参加したいという気持ちはあるようです。考えてみたらうちの幼稚園、運動会や父親参観などのパパが参加しやすい行事の出席率はとても高いです。もしかしたら夫のように「本当は参加したい」パパも結構多いのかもしれません。だとしたら、もっと社会全体で「パパも子育てする」ことが当たり前になるように後押ししていければいいなぁと思いました。そしたらいつか…こちらはまぁ行き過ぎかもしれませんが(笑)…こういったテンションが当たり前になる日がくるかも!と思いたいですよね。
2019年03月01日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!息子の一歳記念に行ってきた沖縄旅行レポート第2弾、今回は美ら海水族館&ホテル編です。第1弾「準備&飛行機編」は こちら をご覧ください。■15時ごろに沖縄についたよ!無事飛行機をなんとか乗り越え、15時ごろに沖縄に到着しました!レンタカーを借り早速ホテルへ向かうことに。途中「道の駅」に寄り、夕飯用の食材を買ってからホテルに到着。ホテルはコンドミニアムタイプにしたのでキッチン付です。息子はいつでもどこでも動きたい時期なので、時間や周りを気にせず食事を楽しむためにも、自分で調理ができて部屋で食事ができるコンドミニアムタイプを選びました。実際、沖縄食材をたくさん買い美味しく食べられましたし、外食よりかなり安くすんだと思います。洗濯機もついていたので持っていく洋服も少なくできました。寝室とリビングが分かれていて部屋も広く、息子にとって遊ぶスペースと寝る部屋との区別もつけられ、ストレスなく過ごせたと思います。あえて悪かった点をあげるとしたら、自宅にいる時のように洗濯や調理、掃除などをしなくてはいけないところでしょうか…? 旅行中の料理や洗濯が苦にならない方にはオススメです!■沖縄2日目は「美ら海水族館」沖縄2日目に向かったのは、今回の一番の目的でもある「美ら海水族館」!親は大きな水槽に感動し、さらに大迫力な水槽の前でランチも食べられる! とテンションが上がりましたが…息子は怖かったようです…(笑)■結局息子が一番喜んだのは…?水族館が怖いならときれいな海に連れて行ってみました!初めて見る海に息子は…やっぱり海も怖かったようです…。ですよね…。結局、息子が一番喜んだのは夜の居酒屋にて行われていた沖縄民謡のライブでした(笑)とにかくノリノリで楽しそうな息子。そんなこんなで2日目も終了です。次回は沖縄旅行レポート最終話となります。お楽しみに~!
2019年03月01日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん! はじめまして、M子です。本日から連載をはじめることになりました。よろしくお願いします。普段はなんのへんてつもないサラリー夫、常に食べてる重量感がすごい1歳の娘と3人で、毎日平和に昼寝したりして暮らしてます。ん、なんだなんだ様子がおかしいぞ。あ…。引くくらい避けた(笑)行ってきますのチューを生後1年の娘「けーちゃん」に華麗に機敏にスルーされ、切ない夫。みなさんもこんな経験ありますか?
2019年02月28日4歳と0歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! いつもとは違う情緒の不安定さから発覚した次男の妊娠。今回は次男妊娠中の「つわり」についてのお話です。 前回のお話はこちら> ■長男の時には感じることのなかった吐き気…帰省中に妊娠検査薬で妊娠が発覚した私ですが、お盆休みが終わり自宅に帰る頃にはすでにつわりが始まっていました。長男妊娠時は吐き気を感じることはなく、里帰りするまで食品製造のパートをしていました。立ち込める油の香りの中、毎日ドーナツを揚げまくってましたが全然平気でした。むしろ食欲が増えてドーナツを食べまくり、初回の産婦人科受診時には、3キロも体重が増加…。しかし次男の妊娠中は、実際に吐くことはないものの、気持ち悪さが続きずっと二日酔いのような状態。ドーナツはもちろん食事も食べる気になれず、ダイエットに失敗し増えまくっていた体重も少しずつ減っていきました。そしてさらに、毎晩飲んでいた大好きなビールも…というレベルで全く飲みたくなくなり…飲んでないのに二日酔いがずっと続いているような、がっかりな時間を過ごすこととなりました。■つわり中に食べたものは…気持ち悪さがあるので食べたくないのですが、食べないとお腹が空いて胃が痛くなるので、レモンや梅干し、グレープフルーツ味など酸味のあるものを少しずつ食べて過ごしました。長男の時は妊娠後期で体重管理に苦労したので、つわりが辛いときは無理はせず「食べられるときに食べられるものを少しずつ」食べるように心掛けました。このように、特につわりの実感がなかった長男の時とは違い、2人目はまさに「典型的なつわり」があり、その時々によってつわりの種類が違うことを体感しました。しかし、つわりのあることで、長男のときには考えもしなかった心配ごとが増えました。諸説ありますが、つわりは「赤ちゃんが元気な証」と聞いたことがあり、少しの体調の変化で不安になってしまうのでした…。次回の更新は3月14日(木)の予定です!
2019年02月28日はじめまして。ひーたむです。8歳と5歳の姉妹の母で、現在は夫と娘たちと4人暮らしをしています。今回は私の夫の話をしますね。私が長女を生んでまもないころのことです。出産前から直後まで、長めに里帰りしていた私が夫のいる自宅に長女をつれてもどると…夫は娘が泣いても反応せず、いっしょにいても育児をするのは私だけという状況に。髪をふりみだしながら娘の世話をしているとき、夫はスマホ片手にワインの飲みくらべをしている毎日でした。深夜の授乳でのどがかわいて水分補給をしようとキッチンへいくといつも、夫がワインを飲んだグラスが何個も洗わないまま置いてあったのを覚えています。こんなふうになるなんて、出産前は想像もつかないことでした。夫婦でいるのにワンオペ育児になってしまったのです。産後の体調の不良もかさなり、私にとってはつらい時期でした。…しかし、娘が「パパ」という言葉を話しはじめる頃、夫に変化が。夫の育児スイッチがオンになり、娘の泣き声にも反応するように。目に見えた変化に驚くと同時に、ひとりで育児をしていた頃のつらい気持ちが和らいでいきました。夫が本当の意味でパパになるには時間が必要だったようです。それまでは、夫と娘との間に愛着関係ができていなかっただけなのだと気づきました。出産後すぐは夫婦でいるのにワンオペになってしまいましたが、夫が育児にかかわるようになってくると、彼は少しずつ変わりました。頑固で理屈っぽいところがあるのですが、意見がぶつかっても、すぐ歩みよりをしてくれるようになり、以前はなかった柔軟さを感じるように。夫婦でぶつかりあっても上手に仲直りできるようになりましたし、夫のそういうところをいいなと思うようになりました。
2019年02月28日何かに追われているわけじゃないんだけど、“何かに追われているようで落ち着かない”なんてことありませんか?私は産後からそう思うことが増え、何をしててもソワソワしていました。■時計とにらめっこな日々何でこんなにソワソワしてしまうんだろう…と思っていたんですが、ソワソワする原因、それは“時間”でした。子どもが生まれてから、あれをしないといけないこれをしないといけないと慣れない育児にバタバタ忙しく、子どもが寝てもいつ起きるかわからなくソワソワ…。さらに保育園に行くようになってからは、規則正しい生活は必須なので「◯時までにはあれをやっておかなきゃ…」みたいな生活が当たり前になっていました。生活リズムが整うと一日のスケジュールが固定化してきますよね。私の場合だけかもしれないのですが、それを絶対厳守! みたいになっていました。時間が過ぎたからって誰かに注意されるわけでもないのに…(笑)気付くとつねにソワソワしてしまうようになりました。出かけていても「◯時までに帰らないとあれが間に合わない!」などなど。ちょっと気合を入れて家の掃除をしても「◯時までに間に合わないかも…」と焦ってしまってり。そんな時間の概念にとらわれすぎて、精神的にもどっと疲れてしまっていました。子どもを早く寝かさないと…と思ってもなかなか寝なくてイライラしてしまうことも。そんなことを友達に相談したら「多少遅くに寝ても子どもはも死なないから大丈夫だよ!」と言われたのですが、その言葉を聞いてから心が少し軽くなりました。■追われるストレスから自由になるには遅すぎなのは良くないと思いますが、どうせ寝ないなら寝かしつける時間を少し遅くする選択肢もあるんだなと思いました。それまでの私は家事育児に対する選択肢が一択しかないようなものでしたが、選択肢を増やすことで少し楽になりました!それでもまだ完全にはソワソワしなくなったわけではないのですが、これからももっと気楽に家事育児してもいいかな~という考え方にシフトしていきたいです!■単純ではない!? ママのストレス発散法もちろん、たまには子どもを旦那に見てもらって夜友達とご飯を食べに行ったり、カラオケ行ったり、全力で楽しむリフレッシュも必要! 月に1回とは言わないけら2~3ヶ月に1回でもそういう日があったらうれしいですね(笑)でも実際に夜1人で出かけると、「ちゃんとご飯食べてるかな」「お風呂はちゃんと入ってるかな」「夜は私がいなくても寝られるかな」と心配の嵐だったりするんですけどね…(笑)なかなか全力でリフレッシュすることって難しいですね。育児をしているとストレスもありますし、もう嫌ー! ってなることもたくさんあるのですが、子どもと一緒においしいものを食べたり、楽しい経験をすることなどもとても大事で、これも一つのストレス解消にもなっているのかなとも思います!
2019年02月28日はじめまして!この度、ウーマンエキサイトで連載させて頂くことになりました平八と申します! 忍者な見た目と名前なのでたまに男性と間違われますが、甥のはぎ(2歳)と姪のちまき(0歳)が可愛すぎて幸せな2児のおばです。こちらの連載では甥や姪の育児を手伝うようになって知った子ども達の可愛らしさ・おもしろさ・大変さなどなど、おば目線でお届けできればと思っております。 今回は連載第1回目ということで、最初に我が家の簡単な紹介をさせて頂きますね。我が家は私平八の他に、父・母・長女・次女・義兄・甥・姪の計8人家族で暮らしています。 人数が多いと文字だけでは家族構成が分かりにくい…というわけでちょっとした家系図を用意してみました! 次女は結婚・妊娠が同時期だったのですが、義兄は仕事が忙しく不在がちなので、自然と育児をしやすい我が家で一緒に暮らすことになりました。 他の家族も皆キャラが濃いので、追々の連載で愉快な家族のお話もできればと思っています。 さて、こちらの連載が「おばバカ一代」と題している通り、私は自他共に認める立派なおばバカなのですが…。 私は三人姉妹の末っ子で年下と関わる機会がなかったので、子どもとの触れ合い方もサッパリ分からず、赤ちゃんや子どもに対しての苦手意識がとても強かったのです。姉の妊娠を聞いた時も正直なところ「甥を猫可愛がりするようなことはないだろうな…」と考えているくらいでした。 しかし実際に甥が生まれ価値観が一変! フワフワもちもちで癒しの塊のような赤ちゃん…。すぐに私は心を奪われ、猛烈に育児を手伝い、家族からは「うばや」と呼ばれるハイパーおばバカへと進化を遂げました。 こんな少し変わり種なおばがお届けする8人家族の日常、これから楽しんで頂ければ幸いです!
2019年02月28日バレンタインはとっくに過ぎてしまいましたが、ウーマンエキサイトにてバレンタイン記念企画ということで「パートナーのいいところ」を綴っていこうと思います!「いいところじゃないんかい!」とツッコミが入りそうですが、ちょっと待って…! 私ね、夫が熱出したり病気したりすると、なぜかイラっとしてしまうんですよ。パートナーの体調不良を心配できないなんてひどい!旦那さんかわいそう!!と非難轟々になりそうですが、この気持ち、わかってくれる人、一定数いると思ってます!!!(根拠のない自信)もちろん表向きには優しく接するし心配しますが、なぁぁんかイラっとしちゃうんですよね!(オイ)そんな夫ないがしろ系主婦こっさん。今年のバレンタイン、がっつり体調不良でした。次男の胃腸炎がうつり、朝からとっても体調不良。幸い大人はそこまでひどい症状にならないようで、腹痛、食欲低下、発熱程度でしたが、大人になってから熱出すと、身体の節々が痛い!ここはもう夫にSOSを出すしかないと連絡しました。 私みたいに小言をヒトコト言うわけでもなく、「引っ越しもあったから疲れたんだろうね」と優しい一言…。夕食づくりからその他もろもろ全て私が口を出すことなく家事をこなしてくれました。私と次男はまだまだ体調がすぐれなかったので夕食後はすぐに布団に入りました。布団入って私の意識が一瞬なくなったあと、次男から声が…完璧やないか。完璧すぎてびっくりするわ。しかも次男のウンチョスの処理も全く嫌がらず、チャチャっとやってくれてました。私はオフトゥンの中で眺めていました←母である私でも、子どものウンチョス処理は躊躇(ちゅうちょ)してしまうのに、なんてすごいんだ夫!!こ、この人は仏か…!?と朦朧とする意識の中で(眠いだけ)思いました。翌朝…私が次の日も動けないだろうと思ったのか、次男と私分の朝と昼用のおかゆを作って仕事に行っていました。小学生組の子どもたちのコトもやってくれてたみたいで、起こされることもなく私と次男はゆっくりと起床。普段の家事もろもろを私がやらなくてもいいように、完璧にして出勤した夫。こんなに思いやってくれる夫に何度も衝突する私。もう少し夫にやさしくなろうと、何度目かの誓いを立てるこっさんでした。
2019年02月28日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。 前回 、心がトゲトゲになってしまった長男の様子に遅まきながらも気づき、原因が判明した後のお話です。保育園の頃は基本的に先生の目が行き届き、何かトラブルがあってもすぐに気づいてくれました。本人同士で話し合いをさせ、送り迎えの際にその一部始終を先生から共有していただけたりと、ほどよく連携が取れていました。それが小学生になったとたん、いきなり全部子ども同士で解決しなさい、というのも考えてみれば酷な話ですね…。担任の先生も30人を1人で見ているわけで、保育園や幼稚園ほどの手厚さは求められません。そこで、ワタシはまずは長男と同じクラスで気心の知れているママ友に相談し、さり気なく他の子から見た学校での長男の様子を教えてもらうことから始めました。本人をもちろん信用していますが、物事にはいろいろな面があるので本人の話だけを聞いて一方的に被害者意識を持つよりも、客観的な事実を知りたかったのです。すると、長男くんが掃除の時間に○○ちゃんからこんなことをされて泣いていた、△△くんが帰り道で長男くんにひどい言い方をした、など概ね本人から聞いていたのと同じ事実がわかってきて、内容的に度がすぎるものもあったため、担任の先生に相談することにしました。実際に聞いてみると、先生も気づいて何度か注意したこともあることが分かりました。翌日、先生は休み時間に当事者と長男を呼んで双方から詳しく言い分を聞いてくれたようです。先生からの報告によると、やってしまった子たちは長男だったら何をしてもやり返してこないから、ちょっとしたいたずらがだんだんエスカレートしてしまった、という理由でしたが、それはいたずらではなくいじめだとハッキリと先生が言ってくださり、長男も悲しかった気持ちを打ち明けたとのこと。そしてきちんと謝り、もうしないと約束してくれたそうです。現在3学期ですが、今のところ同じ子から嫌なことはされなくなったようで、一旦ホッとしています。ただ、親としてはここで長男をただかわいそうな被害者として安全圏に囲い込むだけでは成長に繋がらないので、「こんな時はどうする?」「嫌なことをされた時、なんて言う?」「言ってもやめてくれなかった時はどうしたらいいと思う?」と具体的に例をあげながら、段階を踏んでどんな対応をすべきかを家族でじっくり話し合いました。いつまでも誰かが気づいて助け舟を出してくれるのを待っていたり、なんでもかんでも先生に言いつけて解決してもらえば良いと勘違いしてしまっては心の自立に繋がらないとワタシたちは考えました。できるだけ自分で解決できるようになってほしい。でも、これまでの長男は自分だけで抱え込んで無かったことにしてしまい、ストレスをひたすら溜めていくばかりになっていたので、困った時に周りの手を借りて解決することは悪いことではない、むしろ必要な手段だということも知ってほしいと思いました。今回長男が直面したお友達トラブルで、自戒を込めて気づいたことをまとめてみました。(ワタシは教育や児童心理の専門家ではないので、あくまでもいち保護者としての実感です)ポイントは、1年生の夏休み明けは、入学時以上によく子どもの様子を観察することだと思います。我が子も他の子どもたちも、周りの様子を伺いながら過ごしてきた1学期と比べ、夏休みを挟んで環境にも慣れて気の緩みが出る頃なのかもしれません。あるいは学校生活でのストレスが表面化してくる時期でもあるかもしれません。子どもにもいろんなタイプがいて、ストレスや心の変化が対外的に出る子もいれば、内に内に溜め込む子もいます。気持ちの乱れや体調の変化などをただの休みボケと切り捨てず、少し子どもの様子に注意して見てあげられると、もしかしたら問題が深刻化する前に気づけるかもしれないですね。お友達作りにしても、自分で気の合う子を見つけて仲良くなってほしいというのが本音ですが、それが苦手なタイプもいて、放っておくと強い子に連れ回されているような状態になってしまったり…今回のことから、元々顔馴染みで性格も合いそうな子と遊ぶ機会を親同士で意識的に作ってみたり、そこから気の合う仲間の輪が広がるようなきっかけを提供してみたりと、未就学児時代ほどではないけれど低学年のうちは大人も黒子状態でその子に合ったサポートをした方が良さそうだ、ということも分かりました。この先成長していくに従って、いつまでも大人が介入して良い結果になるとは限りませんよね。むしろ悪化するリスクもあると思うので、年齢ごとに、またその子の性格や特性を見ながら少しずつ大人の関わり方を柔軟に変えていくことも大切だと思います。子どもの就学を経て、有名な「子育て四訓」を改めて思い起こしました。この2と3の微妙な分かれ目に立ってみて、ようやく少し実感が湧いてきています。この先どんどん少年になっていく長男との適切な距離の取り方を、お互いに行きつ戻りつしながらちょうど良いところを探っていきたいと思っています。育児の悩みをプロのカウンセラーに相談してみよう!育児のモヤモヤ、不安な思い、悩みは1人で抱え込まずにプロのカウンセラーに相談してみましょう。電話で相談できるので、24時間365日、いつでもどこでも、名前も顔も知られずに安心して相談できます。 エキサイトお悩み相談室
2019年02月28日ムスメちゃんとオコメちゃん
4人の子ども育ててます
夫婦・子育ていまむかし