更新日:2021/01/21
がん保険は癌になってからでも入れる?がん治療中でも入れる生命保険はある?
内容をまとめると
- がんになっても入れるがん保険はある
- がんになっても通常のがん保険でも加入できる場合もある
- がんになった人が保険を検討する場合は、1.通常のがん保険2.引受基準緩和型保険 3.無選択型保険の順番で探す
- がんになってからがん保険に入るのは難しいのは、他の臓器に転移している可能性があるから
- がん告知後にがん保険に加入する方が注意すべき点は、告知義務違反と免責期間
- がんになった後、がん保険に加入を考えているなら、無料保険相談で保険のプロに相談するのがおすすめ
- 今ならスマホ1台で無料オンライン相談できるので、保険の悩みはすぐに解消
目次を使って気になるところから読みましょう!
癌と診断されてから・なってからでも入れる保険はある?事前確認しておこう
がんになってからでも保険に加入できるか気になる方もいるかと思いますが、がん経験者や治療中の方でも、がん保険に入ることができます。
現在、日本人の死亡の原因の1位となっているがんですが、めざましい医学の進歩により近年では、がんになったとしても克服し職場復帰したり日常生活を取り戻している人も増えています。
そういったこともあり、がんになってからでも契約できるがん保険が増えたといえます。
といっても、がんになってから通常のがん保険に加入するのは条件付きでの加入など難しいという場合もあります。
そういった場合は、告知事項の少ない引受基準緩和型保険や、告知義務のいらない無選択型保険に加入するというという方法も選択肢としては有効です。
ですので、がんになってからがん保険に加入したい場合は、事前に自分が加入できるか確認するようにしましょう。
癌になったけれど保険に入っていない!癌経験者が入れる保険は?
がんになってから、がん保険の必要性を感じる人は多くいると思います。ですが、民間の医療保険への加入は義務ではなく任意となっています。
そのため、がん保険のような医療保険に加入していなくて、病気になってから高額な治療費の捻出をどうしようかと頭を悩ませる人もいるのではないでしょうか?
そういった人は、
- 通常のがん保険
- 引受基準緩和型保険
- 無選択型保険
の順番で、がん保険に加入できるか確認してみましょう。がんになったとしても、必ずしも通常のがん保険に加入できないというわけではありません。
がんになってからの年数や治療状況などによっては、通常のがん保険への加入ができることもあります。
もし、通常のがん保険への加入が無理でも、引受基準緩和型保険に加入することも可能です。
それでも、がん保険への加入ができない場合は、さらに審査の基準が少ない無選択型保険を選ぶということもできます。
①通常のがん保険
がんになってから、通常のがん保険への加入は無理ではないかと諦めてしまう人もいるのではないでしょうか?
がんの経験者であっても過去5年の間に、投薬などのがん治療や検査を受けていないような人は通常のがん保険でも入れる可能性があります。
ですので諦めてしまうよりも、まずは通常のがん保険を検討してみましょう。もし通常のがん保険へ加入できれば、引受基準緩和型保険や無選択型保険よりも保険料を抑えることや充実した内容の保険への加入ができます。
②引受基準緩和型保険【メリット・デメリットあり】
もし、通常のがん保険での加入ができなかった場合は、引受基準緩和型保険を検討してみましょう。
引受基準緩和型保険は、がんになってからでも加入できるような保険となっています。
引受基準緩和型保険のメリットは、
- 通常のがん保険よりも告知内容への返答が少ない
- 通常のがん保険に加入できなかった人でも加入できる
となっています。
デメリットに関しては、
- 保障内容が通常のがん保険よりも限定的
- 通常のがん保険よりも保険料が高い
となります。
このように、引受基準緩和型保険は通常のがん保険よりも保障内容が限られていたり、保険料が高くなってしまうなどといったデメリットがあります。
しかし、この保険には告知内容の返答が少ないという点や、がんになってからでも保険加入ができるといったメリットは、通常のがん保険に加入できなかったがん経験者にとってはありがたいことです。
月々の保険料の支払いの負担は通常のがん保険よりも増えてしまいますが、引受基準緩和型保険に加入しておくことで、がんの再発など万が一の事態にも備えることができます。
③無選択型保険【メリット・デメリットあり】
通常のがん保険や引受基準緩和型保険に加入できない場合は、無選択型保険へ加入するという手段があります。
まず、無選択型保険のメリットから紹介いたします。
- 入院歴や手術歴など関係なく加入できる
- 告知義務がない
以上が、無選択型保険のメリットです。
デメリットに関しては、
- 通常のがん保険や引受基準緩和型保険よりも保険料が高い
- 5年ごとに保険料が更新される
- 持病や再発した病気について保障されないケースもある
となっています。
このように、無選択型保険は通常のがん保険や引受基準緩和型保険よりも保険料がかなり高い上に、5年ごとに更新するようになっているので加入者の支払いの負担が大きい保険だといえます。
しかし告知義務が無い点や、がんになってからの入院歴や手術歴について問われることなく加入できるのは、この保険の良さともいえるでしょう。
がんになった後、がん保険に加入を考えているなら、無料保険相談で保険のプロに相談するのがおすすめです。今ならスマホ1台で無料オンライン相談できるので気軽に相談してみましょう。
がんになってから入れる・癌治療中でも入れるがん保険・生命保険を比較
ここでは、がんになってからでも入れるがん保険・生命保険についてランキングで紹介いたします。
具体的な保険名を上げますと、
- 1位:富士少額短期保険『がん治療中』
- 2位:アフラック『生きるためのがん保険 寄りそうDays』
- 3位:朝日生命『スマイルメディカルSuperワイド』
となります。
がんになってから万が一に備えて、がん保険の加入を考えた時に加入できる保険が少なくて落胆してしまった人もいるのではないでしょうか?
ここで紹介する保険は、どれもがん経験者が加入できる保険です。もし、自分ががんになってから入れる保険がないと思って諦めている人は、各保険の特徴や口コミなどを紹介ししますので、ぜひ一読して保険加入を検討してみましょう。
富士少額短期保険『がん治療中』
がん治療中の方におすすめには「富士少額短期保険」の『がん治療中』です。
こちらの保険は、告知義務の必要な保険ですが、がんの経験者や治療中でも加入ができる保険となっているので、がん治療中の方や経験者には心強い保険となっています。
さらに、富士少額短期保険『がん治療中』は、19部位のがんに対応しており幅広いがん経験者が加入できる保険です。
また、死亡保障もついており生命保険の側面も持っています。
この保険は加入できる窓口が広いことも特徴ですが、保険の申し込み年齢は満30歳~満80歳10カ月までできますが、契約更新については年齢が107歳まで対象となっています。
『がん治療中』は、 がん治療中や経験者が加入対象となる点や、がんの部位の多さや高齢まで加入し続けることができるという点もというのもこの保険の魅力だといえるでしょう。
この保険の特徴や保障内容、そして保険料について表にまとめてみました。
特徴 | がんになった人、がんを治療中人のみが加入できる |
---|---|
保障内容 | 19部位のがんが補償対象・がん以外の死亡でも支払い対象になる |
男性・前立腺がん | 月々の保険料 |
---|---|
40歳 | 2,600円 |
50歳 | 4,240円 |
女性・子宮がん | 月々の保険料 |
---|---|
40歳 | 2,240円 |
50歳 | 2,820円 |
アフラック『生きるためのがん保険 寄りそうDays』
がん完治後5年経っている方におすすめな保険は「アフラック」の『生きるためのがん保険 寄りそうDays』です。
アフラックの『生きるためのがん保険 寄りそうDays』は、がんの治療が完了して5年経過していると加入できる保険となっています。
そのため、がんの治療中や治療の完了から5年未満ですと加入できません。このように加入に関しては年数制限がありますが、がんの再発や転移が支払い対象になっていますし、入院や手術、先進医療などにも対応できるようになっています。
この保険は通常のがん保険と同じような保障内容が用意されているので、再発など万が一に備えたい人には、打ってつけの保険だといえるでしょう。
こちらの保険の特徴や保障内容、そして保険料について表にまとめてみました。
特徴 | ガンの治療が完了し5年後以降であれば加入できる |
---|---|
保障内容 | がんの再発や転移に対応・入院や先進医療などにも対応 |
男性 | 入院給付金5,000円コースの保険料 |
---|---|
40歳 | 2,760円 |
50歳 | 3,300円 |
女性 | 入院給付金5,000円コースの保険料 |
---|---|
40歳 | 2,500円 |
50歳 | 2,710円 |
朝日生命『スマイルメディカルSuperワイド』
がんの症状が落ち着いてきた方には「朝日生命」の『スマイルメディカルSuperワイド』がおすすめです。
朝日生命の『スマイルメディカルSuperワイド』の告知内容は、「 3か月以内に医師から入院や治療をすすめられていない」か 「過去1年の間に入院や手術、放射線治療をおこなっていないか」と非常にシンプルになっています。
この告知義務をクリアすると保険への加入が可能となっています。
告知内容がシンプルな点は、がん経験者としては助かるポイントではないでしょうか。
さらに、この保険は、通院や入院での一時金や給付金が充実しているのも魅力的な特徴です。
入院や通院は、何かと費用がかかるものです。
そういった時に保険で一時金や給付金が支給されるのは、とても心強い保障だといえるでしょう。
こちらの保険の特徴や保障内容、そして保険料について表にまとめてみました。
特徴 | 告知内容がシンプル・通院給付金や入院に対する給付金や一時金の支払いがある |
---|---|
保障内容 | 日帰り入院でも給付金や一時金が支払い対象・手術や治療への給付金がある |
男性 | 保険料 |
---|---|
40歳 | 2,336円 |
50歳 | 3,331円 |
女性 | 保険料 |
---|---|
40歳 | 2,760円 |
50歳 | 2,706円 |
がんになる確率はどれくらい?治療費はいくらかかるの?
がんは、日本人の死亡原因の1位となるほどかかる人が多い病気だと知識として頭に入っているものの、自分はまだまだ大丈夫だと思って、がん保険に加入していなかったという人もいるのではないでしょうか?
ここでは、
- がんの発症率は男女ともに年齢が上がると発症率も上がる
- がんの治療費は手術で約25万円、放射線治療は約100万円など
- がん治療は基本的にかかる費用が高い
といった内容について解説しまします。
がんにならないと、自分にとってはかからない遠い存在の病気だと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、年齢が上がるにつれてがんの発症率が上昇する点や、がんになってからかかる費用の多さを知ると、がん保険に加入していざという時に備えることの大切さが理解できることでしょう。
男女別・年齢別がん発症率
がんは、多くの日本人が亡くなる原因として知られていますが、実際の統計では、性別や年齢などでがんの発症率が変動しているのでしょうか?
ここでは、国立がんセンターがん情報サービスの統計情報を元に、性別毎に年齢でどのように発症率が変動するのか、一部抜粋になりますが表にして紹介します。
男性・現在の年齢 | 10年後 | 20年後 |
---|---|---|
30歳 | 0.6% | 2.2% |
40歳 | 1.6% | 6.9% |
50歳 | 5.4% | 20.3% |
60歳 | 16.2% | 41.1% |
女性・現在の年齢 | 10年後 | 20年後 |
---|---|---|
30歳 | 0.1% | 0.6% |
40歳 | 0.5% | 1.6% |
50歳 | 1.2% | 3.5% |
60歳 | 2.4% | 6.6% |
この表を見ますと10年後よりも20年後の方が、がんの発症率が上がっていることが分かります。
そういった意味でも年齢が上がれば上がるほど、がんを発症してしまう確率が上がるので、万が一に備えてがん保険へ加入することで、より安心感が増すといえるでしょう。
がんの平均治療費
がんを発症してしまうと上皮内がんのように転移の可能性の低い場合は手術で済む場合があります。
しかし、がんが悪性新生物となってしまった場合には、手術だけなく抗がん剤治療などを含めて長期的な治療が必要になってきます。
ここでは、がんの治療について平均的な治療費を解説いたします。
保険診療 | 平均治療費 |
---|---|
手術費用 | 約25万円 |
抗がん剤治療 | 約100万円 |
放射線治療費 | 約30万円 |
診療項目 | 平均的な治療費 |
---|---|
先進医療 | 約250万円 |
自由診療 | 約110万円 |
がんになってからがん保険に入るのは難しい理由は?
病気の中でも、風邪など短期間で完治してしまうような病気なってから、すぐにがん保険に加入することを考えても問題なく加入できるでしょう。
しかし、がんになってからがん保険に入ろうとするのは、大変難しいことだといえます。それは、がんの病気としての特性のためです。
がんは病巣となっている腫瘍を取り除いたとしても、ほかの臓器に転移している可能性がある病気です。
そのため、がんを一度発症してしまうと数年かけて経過観察をおこなう必要があります。
最近では、がんになってからでも加入できるがん保険は増えてきていますが、一定の条件が設けられています。
がんになってから日が浅かったり、これから入院して治療を行う予定になっている場合などは、保険会社から加入を見送られるケースもあります。
もし、がんになってからがん保険に加入できるか確認したい人は、まずは保険会社に確認してみましょう。
がんになってからがん保険に加入できた方の体験談を紹介
癌告知後にがん保険に加入する方が注意すべき点とは
がんの告知を受けた人が、がん保険に加入する場合には注意が必要です。
注意する点としては、
- 加入時の告知義務違反に注意
- 責任開始日までの免責期間は補償対象外
となります。
告知義務違反は、保険会社との契約違反となり破棄されるといったケース至る場合もあります。
免責期間については、がん保険など医療保険は保険に加入してもすぐに支払い対象にはならいない期間を指します。
このように、保険に加入する際には注意が必要だということを念頭に置いておきましょう。
加入時の告知は正確に!告知義務違反に注意
責任開始日までの免責期間に注意!
無事にがん保険に加入したとしても、契約が成立した日から補償対象にはならないので注意が必要です。
がんは発症しても自覚症状が出るまで時間のかかる病気です。そのため、がん保険などの医療保険を契約してしまってた後に1ヶ月もしないうちに、がんになってしまい保険金の支払い請求を行われてしまうというケースも想定できます。
保険契約をしてすぐに保険金の支払いが度々あるようでは、保険会社としては経営に困ってしまいますし、他の保険加入者への支給が滞ってしまう可能性が出てしまいます。
そういったことにならないために設けられたのが免責期間です。免責期間は、保険会社が保険会社によって免責期間は90日間、もしくは3か月となっています。
この期間を過ぎると責任開始日になり、ようやく保険の支払い対象となります。したがって、免責期間中にがんを発症してしまった場合は保険会社から保険金の支払いにはなりません。
免責期間を経過し責任開始日をむかえた後に、がんを発症した場合は保険会社から保険金の支払いを受けることができます。
がんになった後からがん保険に加入するなら、無料保険相談で保険のプロに詳しい話を聞いてみましょう。今ならスマホ1台で無料オンライン相談できるので、保険の悩みはすぐに解消されます。
まとめ:癌になってからでも入れるがん保険はある!
がんになってから、がん保険に入れるかについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
今回の記事をまとめますと、
- がんになっても入れるがん保険はある
- がんになっても完治してからの年数や健康状態によっては通常のがん保険でも加入できる場合もある
- がんになった人が保険を検討する場合は1.通常のがん保険2.引受基準緩和型保険 3.無選択型保険の順番で探す
- がん経験者におすすめの保険は、富士少額短期保険『がん治療中』アフラック『生きるためのがん保険 寄りそうDays』 朝日生命『スマイルメディカルSuperワイド』
といった内容になります。
がんになってしまうと、がん保険には加入できないのではないかと思ってしまいがちです。
ですが、がん経験者でも保険に加入して治療に備えるということも不可能ではありません。
がんの再発など万が一の事態に備えるためにも、この記事を読んでがん経験者でも加入できるがん保険について検討してみましょう。
がん保険には入っていないけれど、「がんになってからがん保険に入れるか?」という疑問を抱く人もいるのではないでしょうか?
実際にがんになってからでも入れるがん保険があるか調べてみると
といった点が気になると思います。
がん保険は健康保険と違い任意保険なので、必要性を感じなくてついつい加入するのを先送りしてまうことがあります。
そこで 今回は「がんになってからでもがん保険に入れるか」について、
といった点について紹介いたします。
がんになってしまうと、がん保険には加入できないのではないかと不安になる人もいることでしょう。
確かにがんにかかっていない人よりも、ある程度クリアしなくてはならない条件はありますが、がん経験者でも保険に加入することはできます。
今回は、がんになってからでも入れるがん保険について解説いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。