健康保険証の色分けの意味とその種類は?【黄色・ピンク・水色・青・緑・オレンジ】

保険証にはさまざまな色があるため、色を見れば職業や年収がわかってしまうのかと考える方もいると思います。


  • 保険証の色を見れば、どんな会社に勤めているのかわかってしまう?
  • 年収がわかってしまう?
  • 企業ランクを見分けられてしまう?

などと疑問を持っている人も少なくないでしょう。


普段あまり使うことの少ない保険証ですが、保険証の色にはどんな意味があるのか気になりますよね。 


そこで今回この記事では、保険証について、

  • 保険者の都合で保険証の色分けがなされている
  • 被保険者番号を見れば保険者の種類を見分けることができる
  • 被保険者整理番号を見れば勤務先での地位がわかる

などを詳しく解説します。


保険証の色にはどんな意味があるのか、また保険証にかかれている番号の意味が気になるという方は、ぜひ最後までこの記事をご覧くださいね!

内容をまとめると

  1. 職業や年収・企業のランクを保険証の色で判断することはできない
  2. 保険者の種類を被保険者番号で知ることはできる
  3. その人の会社での地位が被保険者整理番号で判断することができる
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健康保険証の色はなぜ違うのか?


保険証にはさまざまな色がありますが、これは各健康保険組合ごとに色が決められているからです。


よく、色の違いで職業や年収などを表しているのではないかと勘違いされている方がいるようですが、そのようなことは一切ありません。


そのため、色の違いで他の人にマウントをとったりしないようにしましょう。


色を変えている理由には、以下で挙げるようにさまざまな理由があります。

  • 種類によって色を変えている
  • 更新手続きをわかりやすくするために色を変えている
全国で統一された基準が無いため、保険者が独自で決定しているものです。
つまり、私たちにとって保険証の色に大きな意味はありません。

なお、これは補足になりますが、保険証の形(カードタイプ・紙タイプ)にも大きな意味はありません。

健康保険証の色分け意味・種類一覧


保険証の色は、保険者が独自で決定していると上記の見出しでお伝えしました。


しかし、保険証の色でどの健康保険組合に加入しているのかというおおまかな想像をすることは可能です。


この見出しでは、保険証の色分けや意味を詳しく解説します。

  • 青・水色・オレンジ
  • 赤・ピンクなど
  • グレー・緑・紫
  • 黄色
保険証の色は全国で決められているものではないため、健康保険組合のなかでもさまざまな色が使われています。

しかし、多く取り入れられている色はありますので、ひとつずつチェックしていきましょう。

保険証の色が『青・水色・オレンジ』の意味

青・水色・オレンジの保険証は、主に全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)が発行しています。


協会けんぽは平成20年に民営化していますが、もともとは政府によって運営されていました。保険制度適用者の約3割は協会けんぽに加入していることから、大きな健康保険組合であえることがわかります。


さらに以下のように色分けがなされています。

  • オレンジ…政府により運営されていた時代に発行された保険証
  • 水色・青色…民営化以降に発行された保険証
これにより、協会けんぽの「オレンジ色」の保険証を所持している方は、それだけ長く加入している方であることがわかります。

保険証の色が『赤・ピンクなど』の意味【大企業・派遣社員も可】

赤やピンクの保険証は、組合管掌健康保険(組合保険)が発行していることが多いようです。


組合保険は、企業が独自の健康保険組合を運営しているものであり、

  • 700名以上の従業員がいる企業
  • 合計で3,000名以上の従業員がいる、複数の企業
大企業かそのグループ会社で働いている方々が持っています。なお、保険証の色は赤やピンクが多いのであって、黄色などの他の色を使っている企業もあります。

また、国民健康保険に加入している方の保険証の色も赤やピンクが多いです。国民健康保険も各自治体が保険証を発行しているため、色の統一はなされていません。

国民健康保険の保険証の色については、次の見出しで詳しく解説します。

保険証の色が『灰色・緑・紫』の意味【自営業など】

灰色の保険証を持っている方は、各市町村が発行している国民健康保険に加入している方に多いようです。


上記の見出しで赤やピンクが多いことを伝えておりますが、地域によってはグレーの保険証であるパターンも多いと聞きます。


また、介護保険の保険証がグレーの方は、カード型ではなく紙型であることが多いと言われています。


次に、緑・紫の保険証は後期高齢者医療制度のものであることが多いです。後期高齢者医療制度とは、

  • 75歳以上(障害がある場合は65歳以上)
  • 生活保護を受けていない方
上記で挙げた条件の方が持つことができる保険証であり、国民健康保険と同じで各市町村で発行されるため、地域によって色や形が異なります。


とくに多いのが緑色ですが、紫色や黄色の保険証のケースもあるようです。

保険証の色が『黄色』の意味(公務員に多く見られる)

黄色の保険証を持っている方は、国家・地方公務員に多く見られます。


共済組合と言われる公職に就いている方が加入する保険であり、正確には保険証ではなく「組合員証」と言われますが、その役割は大きく変わりません。


なお、共済組合には以下のように分けることができます。

  • 国家公務員共済組合
  • 地方公務員共済組合
  • 警察共済組合
  • 私立学校共済組合
  • 日本私立学校振興・共済事業団
他の保険証でも黄色が使われていることがありますが、多くの場合は公務員が持つ保険証(組合員証)が多いため、黄色=公務員である可能性は高いと言えるでしょう。

保険証の色では企業ランクを見分けることはできない


保険証の色を見れば、もしかしたらこういう職業かもしれないと見ることはできますが、確実ではありません。


また、同様に企業ランクを見分けることもできません。


この見出しでは、

  • 企業ランクと色の関係について
  • 保険証は保険者が変われば色も変わる
  • 保険証の色は保険者の都合によるもの
上記で挙げた3つについて、詳しく解説します。

では、さっそく見ていきましょう。

保険証の色は特に関係ない

保険証の色は、全国で決まりがあるわけではありません。

先ほどの見出しでは、あくまでも協会けんぽや国民健康保険、公務員の方などが持つ保険証はこういった色が多いという解説をしましたが、その色は絶対ではありません。

地域や会社によっては、まったく色が異なる可能性もあるため企業ランクを見極めることはできないのです。

また、保険証は誰がどのような色のものを持っていたとしても、使用目的が大きく変わることはありません。

色が違うことで何かが優遇されるということもありませんので、特別に気にする必要もないでしょう。

保険証は保険者が変われば色も変わる

保険証は、加入している限り変わることはありませんが、以下の要因により色が変わることがあります。

  • 引越しをして市町村(自治体)が変わったとき
  • 健康保険から後期高齢者医療保険へ切り替わったとき
  • 保険の切り替えを行ったとき
保険者が変われば保険証の色も変わるため、色だけで何かを判断することはとても難しいと言えます。

保険証は色よりも、保険証に記載されている保険者番号や記号・番号などが重要な判断基準となります。

保険者番号などに関しては、次以降の見出しで詳しく解説します。

保険証の色は保険者の都合によるもの

保険証の色は、保険者の都合によって決められるものであり、色だけで職種や企業ランク、会社名がわかるものではありません。


会社によっては、更新手続きをするときに色で判断できるようにといった理由で、異なる色の保険証を使用するといったパターンもあるようです。


先ほどもオレンジ色と青色で全く異なる保険証(協会けんぽ)があったように、何時発行されたものかどうかでも色が変わることもあります。


周りの人と異なる色の保険証を持っているからといって、何かが変わることはありませんので安心してくださいね。

被保険者番号で保険者の種類を見分けることができる


保険証の色でさまざまなことを見分けることは難しいですが、保険証に記載されている被保険者番号や記号・番号はとても重要なものです。


そのひとつの「被保険者番号」とは、保険証の種類によって6桁・8桁と異なりますが、保険証の区別を表すとても大切な番号になります。


例・〇〇△△■■■×

  • 〇〇部分…法別番号
  • △△部分…都道府県番号
  • ■■■部分…保険者別番号
  • ×部分…検証番号
保険者番号は例にある通り、8桁の数字を組み合わせたものです。なお、国民健康保険は〇〇部分の法別番号が無いため6桁になります。

保険者番号の〇〇部分(法別番号)は、保険の管轄(種類)を表しているため、この数字を見れば職種(ランク)がわかります。

法別番号職種
01全国健康保険協会管掌健康保険
02船員保険
03日雇特例被保険者の保険(一般療養)
04日雇特例被保険者の保険(特別療養費)
06組合管掌健康保険
07防衛省職員給与法による自衛官等の療養の給付
31国家公務員共済組合
32地方公務員共済組合
33警察共済組合
34公立学校共済組合(日本私立学校振興・共済事業団)
39高齢者の医療の確保に関する法律による療養の給付
63特定健康保険組合
保険証の色で職種を見極めることは難しいですが、被保険者番号を見れば表のようにわかってしまいます。

保険証の被保険者整理番号から勤務先での地位がわかる?


次に、保険証に記載されている番号部分について見ていきましょう。


保険証の番号は「被保険者整理番号」と呼ばれるものであり、世帯ごとに割り振られる数字です。つまり、同一世帯であれば家族全員同じ番号が割り振られています。


被保険者整理番号は、会社ごとにルールが決められて割り振られる番号ですが、多くのケースでは「若い番号=役職が高い方」となっています。


入社した順で番号が割り振られれば、番号が若い方は古くからその会社に勤めているというわけであり、一般的には役職者である可能性が高いと推測できるわけです。


実際に多くの企業では、被保険者整理番号が1の方は「社長」であることが多いと言われています。


保険証の色だけでは、その方の会社での地位を見極めることは難しいですが、被保険者整理番号を見れば地位がわかることがあります。


とはいえ、他人の保険証をあまりジロジロと見ることは、相手を不快に思わせる可能性があります。参考程度にとどめておき、実際に人の保険証を勝手に盗み見ることはしないでくださいね。

参考:令和2年8月から国民健康保険証の色が変わる


後期高齢者医療被保険者証が、令和2年8月1日から変更されて色や形が変更になりました。


それまでの保険証は青竹色の紙タイプでしたが、カードタイプへと変更になり色もオレンジ色へと変更されます。


変更により保険証の色は変わりますが、内容が変わるわけではありません。


東京都後期高齢者医療広域連合」のように、保険証の形や色が保険者の都合で変わることもあるため、色だけで持っている人を見るのはとても難しいです。


また、これは補足になりますが、保険証が何かの理由で変わる場合は、何時から新しい保険証が使えるのかをしっかりとチェックしておきましょう。


新しい保険証が来たからといって古いのをすぐに捨ててしまうと、有効期限前である可能性も十分に考えられるため注意が必要ですよ。


保険証について意外にも保険に関連したわからないことはたくさんあると思います。


保険関連での悩みは専門的な幅広い知識が必要になることがほとんどです、そのため、何か疑問や悩みがあるときは保険のプロに無料相談をしましょう。


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まとめ:保険証の色は保険者によって決められる


保険証の色の違いについて、各色で多く見られる職種や保険者番号・被保険者整理番号についてなどを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 保険証の色で職業や年収・企業ランクを見分けることはできない
  • 被保険者番号で保険者の種類を見分けることができる
  • 被保険者整理番号でその人の会社での地位がわかることがある
以上となります。

保険証の色は、全国で決まりがあるわけではなく、保険者によって独自に決められるものです。そのため、保険証の色だけで職種や企業ランクを見分けることはできません。

ただし、保険証に記載されている被保険者番号被保険者整理番号を見れば、保険者の種類や会社での地位がある程度わかるでしょう。

また、保険証の色によって何かが変わることもなく、被保険者にとっては大きな意味は持たないことを理解しておきましょう。

今回の記事を見て、保険証の色についてしっかりと理解していただけたら幸いです。

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