がん保険の診断一時金、相場はいくら? 設定金額の目安や注意点を解説! 

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万が一、自身ががんになってしまった時に、一番最初に頭に浮かぶのは治療費ではないでしょうか。

がんは莫大な費用がかかると言われており、治療方法によっては貯金で賄える金額ではないことも現実に多いです。

そんな時の保障としてがん保険を加入検討する方が増えてきており、がんと診断された時にまとまった金額を受け取れる給付金もあります。

使い道はがん治療に限らず、生活費の一部として使用することもでき、基本的に自由に使って良いとされていますが、まとまったお金を受け取ることができるので、経済的な不安を抱えている方には安心材料となることは間違いありません。

この記事では、
  • がん保険診断一時金とは何か
  • いつどれくらい受け取ることができるのか
  • 受け取るタイミング
  • 診断一時金の相場
  • がん保険の診断一時金以外の種類
について詳しく解説しています。

この記事を読んで頂くだけで診断一時金の全てがわかる内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

内容をまとめると

  1. がん診断一時金はがんと診断されたらすぐに受け取ることができる
  2. がんの種類・回数・金額などを予め確認しておく
  3. 相場は100~200万円
  4. 治療費の相場を知ってから一時金の金額を決定する
  5. がん診断一時金のみのプランもあり他の保障との組み合わせも可能
  6. がん診断一時金は非課税となる
  7. 保険の分野は難しいため保険のプロに相談するのがおすすめ
  8. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
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がん保険の診断一時金(診断給付金)とは? いつ、いくら受け取れる? 


がん保険は、その名の通りがんに特化した内容になっており商品で、さまざまな給付金を受け取ることができます。


中でもがん診断一時金という皆さんにとっては聞きなれないかもしれませんが、がんになった時に大変助かるようなものも含まれており、医療保険などにはないものなので、がん保険の大きなメリットとも言えます。


今回は、この給付金をメインに詳しくご紹介していきます。


次項では

  • がん診断一時金とは何か
  • 受け取るタイミング
  • 受け取ることができる金額
について解説しています。

がん保険の診断一時金を受け取るタイミング

がん診断一時金はがんと診断されたらすぐに受け取れるお金のことを言いますが、商品によってはがん治療のための入院直後退院後などさまざまな条件設定がされているものもあります。


どちらにしてもどの給付金よりも一番早い段階でまとまったお金をもらえるのですが、できればできるだけ早めに貰う方が治療費に対する不安はなくなるかと思うので、契約しようと思っている商品はどのような条件になっているのかを予めチェックしておくようにしてください。

がん保険の診断一時金の金額は自分で設定できる! 

がん診断一時金の金額は、自分で自由に受取金額を選択でき、例えば、50万・100万などいくつかの選択肢があるのでニーズに合わせて自由に設定してください。


選択肢が沢山あるので、契約の際には自分に合った給付金額をしっかり検討することが大切です。


一般的にどんな費用に充てればいいのかという例を挙げるとすれば、入院・通院にかかった費用の一部がん治療が高く経済的に苦しくなっている生活費の補填などです。


がんになってしまうのは悲しいことですが、まとまったお金を受け取れるだけで治療に専念できる気持ちが生まれるのではないでしょうか。

がん保険の診断一時金の相場はどれくらい? いくらに設定するべき? 


がんの治療は多くの病気の中でも治療費が最も高いと言われており、治療費をどう工面しようか頭を悩ませてしまう方が多いです。


その際にがん診断一時金をもらえることは非常に安心できるのですが、相場を知る方は少ないと思います。


だいたいの相場を知っておくことで、自分のケースはどれくらいの設定にすればいいのかがわかるのではないでしょうか。


次項では、

  • がん治療にかかる費用の相場
  • 一時金の相場と設定できる金額
について詳しく解説します。

診断一時金の金額を設定する前に、治療費の相場を知っておこう

がん診断一時期を設定する前に、まずは実際に治療費の相場はどれほどなのかをご紹介していきます。


保険適用内の治療であれば、3割負担になり、一般的には50万~100万円が相場のようで、この金額は治療費のみとなっており、他に差額ベッド代交通費など諸々の費用がかかってきます。


進行具合や治療方法によっては、保険適用外になることもあるため、その場合は数百万かかると言われています。


がんの種類ごとにかかる一般的な治療費は以下の通りです。

  • 胃がん:約369,000円
  • 肺がん:約2,069,000円
  • 乳がん:約3,535,000円
同じがんでも種類によって治療費は大きな幅が出てきますし、男女別でも相場は異なってきます。

がん保険の診断一時金の相場と設定できる金額

がん診断一時期の相場は、一般的に100万円~200万円と言われており、この程度の金額をもらうことができれば気持ち的にも安心できるのではないかと言えます。


設定できる金額は50万円~300万円という商品が多く、だいたい50万円単位で設定する方が多いです。


男性は100万円~200万円、女性であれば婦人科系のがんに罹りやすいので300万円を目安に設定すると安心できるかもしれません。


しかし、商品のよっては受取る際の条件があるものもありますので、契約を考えている商品が決まっている場合は、予め細かい条件のチェックを怠らないようにしてください。

相場だけで決めない! がん保険の診断一時金を決めるうえで注意したいこと


がん診断一時金を決める際に相場を重視してしまいがちですが、注意してもらいたいことがあります。


  • 上皮内新生物でも給付金の申請が可能か
  • 何度でも給付金を受け取れるのか
  • 保険料が高くならないか
など、契約する際に把握しておくべきこともあるため、相場だけで決めてしまうのではなく、まずはこれらの内容を知ってから決めることをおすすめします。

上皮内新生物と診断された場合でも給付金を申請できるのか

上皮内新生物とは、がん細胞が上皮と呼ばれる場所の内側に留まっているもので、手術で完治し、転移もないのでがんの分類には入りません。


同じがん保険であっても商品によっては、

  • 給付なし
  • 一時金は出ても、金額が半額または10分の1になる可能性がある
  • 1回しか受け取ることができない
という条件もあるので、契約する前にしっかりチェックしてください。

がんと診断されたら何度でも給付金を受け取れるのか

がんは再発したり完治するまでに時間がかかると考えられる病気で、治療によっては保険適用外のものもあるため、何度ももらうことができれば安心できるのですが、商品によっては1回受取で終了ものもあります。


何度でももらえる商品であっても、無限にもらえる訳ではなく支払事由が決まっていますし、保険料も割高になるのでその点も考慮しておいた方が良さそうです。

診断一時金以外の保障との兼ね合いや保険料が高くなりすぎないか

がん保険にはがん一時金以外にもさまざまな給付金があり、保障が手厚くなればなるほど、当然保険料は高くなってしまいます。


がんになってしまったら、治療費も高額になるため、高い保険料を払ってでも保障を充実させたいというのが本音だと思いますが、実際に支払っていけるのかを考えなければいけません。


そのため、一時金だけではなく他の保障との兼ね合いも見ながらどうするのかを検討することをおすすめします。

がん保険には診断一時金以外にどんな保障がある? がん保険の主な保障


がん保険にはがん診断一時金以外に以下のような給付金があります。

  • がん入院給付金
  • がん通院給付金
  • がん手術給付金
  • 抗ガン剤治療給付金
  • がん放射線治療給付金
  • がん先進医療給付金
これらの給付金を1つ1つ詳しく解説していきます。

①がん入院給付金

がんの治療を行うために入院するともらえるお金で、日額は自分で設定できるようになっており、一般的には保険料を考慮し、支払いに無理がない5,000円~1万円を選択する方が多い傾向にあります。


制限がなく、入院した日数全てに対し給付されるようになっていますので、長期の治療や入院をしなければいけない時には、安心できる保障となるのではないでしょうか。

②がん通院給付金

がんの治療は現在、入院は必要なく通院だけで可能になりつつあるものもあります。


治療法によっては莫大な金額になり、そんな時に給付されるがん通院給付金は、商品によって以下のような条件が設定されているものももあるため、契約する前に気をつけてください。

  • 退院後、一定期間内の通院に給付
  • 退院後だけではなく入院前の通院にも給付
  • 入院の有無に関わらず給付


それにがんの種類によって治療方法は様々ですが、抗がん剤投与方法を一つとっても対象外になることや、期間や日数の上限が決められた商品もあるので、自分の場合はどれが一番最適なのはどれかをしっかり見極めるようにしてください。

③がん手術給付金

がんで手術をした時にもらえるお金で、回数は無制限が主となっています。


一部の商品に限っては保険会社で定められた手術に関して限度額が設定されているものもありますので、自分はどんな手術を受けるのか予め知っておくことが大切で、もらえる金額は、入院給付日額の10倍・20倍・40倍一律20倍のどちらかです。


受け取る金額を決める際は、他の保障との兼ね合いを考えてから選択するようにしてください。

④抗がん剤治療給付金

抗がん剤治療は、最低でも1年以上かかると言われており、通院でも可能なことが多くなってきていますが、費用が安くなるわけではなく、高額になりやすい傾向にあります。


そんな時に抗がん剤治療給付金という特約を付けておけば、抗がん剤を使用した治療を受けた際に一定額のお金をもらうことができます。


それがあるだけで、気持ち的に余裕ができて治療に専念できるのではないでしょうか。


限度額や回数が決められている商品もありますが、選択するのは自分自身なので、状態に合わせて決めることをおすすめします。

⑤がん放射線治療給付金

がんの治療は抗ガン剤だけではなく、放射線治療も主流となっており、入院せずとも通院だけで治療を受けることができます。


費用は比較的高額になることが多く、1回で済むわけではないので複数回の通院が必要になり、医療費がかさんできて家計を圧迫することも考えられていますが、そんな時に心強い味方となってくれるのががん放射線治療給付金です。


限度額や回数は定められていますが、現在は主契約として付帯していることも多くなってきている傾向にありますが、付帯していない場合は特約として付けることができます。


がんの治療としてはポピュラーになりつつあるので、万が一のことに備え付けておくことをおすすめします。

⑥がん先進医療給付金

最近耳にすること増えた先進医療は最新の医療技術で病気を治す治療法となっており、がんの治療でも使用される頻度が多くなってきています。


ですが、まだまだ保険適用となっていないことが多いので、高額な費用がかかってしまうのが現状です。


そんな時に、がん先進医療給付金という特約を付けておけば経済的な不安を免れるかもしれません。


厚生労働所が定めている先進医療が対象で、限度額が決められているものがほとんどになっていますが、全くお金がもらえないことよりははるかに助かるのではないでしょうか。


先進医療を受けることができる医療機関はまだ少ないので、遠方まで受けに行く際の交通費も支給されることになっていますが、特約を付与することで保険料が高くなってしまいますので、自身の現状を考慮した上で、決定することをおすすめします。

実際のがん保険で解説 アフラック「生きるためのがん保険ALL-in」の保障内容


さまざまあるがん保険の中で、今回はアフラックの「生きるためのがん保険ALL-in」を例に挙げて特徴、保障内容、シミュレーションをご紹介していきます。


特徴は以下の通りです。

  • 多様化するがん治療をまとめて保障してくれ、長期治療にも適用
  • 入院時の差額ベッド代や交通費なども保障
  • 病状の理解や適切な治療選択のためのアドバイスや、がん関連専門医の紹介などさまざまな面でサポート

保障内容は
  • 治療給付金
  • がん先進医療給付金
  • がん先進医療一時金
  • 診断給付金
  • 特定診断給付金
  • 複数回診断給付金
  • 入院給付金
  • 通院給付金
  • 外見ケア給付金

保険シミュレーション
  • 年齢:40歳
  • 保険料払込期間:終身
  • 保険料定額タイプ
  • 解約返戻金なしタイプ
上段が男性、下段が女性となっています。 

入院給付金日額10,000円5,000円
月払保険料4,538円3,658円
入院給付金日額10,000円5,000円
月払保険料5,361円4,611円

参考:保障がシンプルで保険料が安い! 診断一時金のみのがん保険もある


シンプルで保険料が安い商品を求めている方は東京海上日動火災の「団体がん保険診断一時金100万円プラン」というがん診断一時期のみの商品もあります。


特徴としては

  • がんと診断された時に100万円を受け取れる
  • 使い道は自由
  • 他の保険と組み合わせることも可能
加入できる年齢は40歳~70歳で保険期間は1年の自動更新となっており89歳まで更新できます。

保険料は以下の通りです。

被保険者年齢保険料(男女共通)
40歳~44歳300円
45歳~49歳420円
50歳~54歳670円
55歳~59歳1,060円
60歳~64歳1,540円
65歳~69歳2,050円
70歳2,540円
月々に支払う保険料がとても安い上に、保障もしっかり受けることができるので、シンプルイズベストを求めている方にはおすすめの商品となっています。

参考:がん保険の一時金は税金がかからない! 確定申告は必要? 


よく「がん診断一時金は課税?非課税?」と聞かれることが多いのですが、答えは「非課税」です。


結果、諸々の給付金を受け取る際には、確定申告の必要はありませんが、医療費控除を受けようと思っている場合は、確定申告をしなければいけません。


その際、病院でもらった領収書薬代交通費世帯全員の医療費も一緒に申請することができるので、レシート記録などを残しておくようにしてください。

がん保険の診断一時金の相場は100万円~200万円 治療費に見合った金額にしよう


今回は、がん診断一時金について解説してきました。


記事内容をまとめると

  • がんと診断されたらすぐに受取可能
  • がん保険の診断一時金の相場は100万円~200万円
  • 受け取る金額は自分で設定できる
  • がんの種類・回数・保険料を予めチェック
  • がん診断一時金は非課税
  • 医療費控除を受ける方は確定申告が必要
受け取る金額を決める際には、他の保障との兼ね合いや月々に支払う保険料も考慮しながら決定する必要があるので、相場だけに惑わされないようにすることが大切です。

一時金のみ受け取ることができるシンプルな商品も解説しているので、興味がある方はぜひ検討してみてくださいね。

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